【砂浮金島連載中】ココナッツボーイズ・3【CCB物語】

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932伝説の名無しさん:2008/06/17(火) 23:12:50
他のネタもある意味現実逃避な気がしなくもなく…
まあいいか。
933伝説の名無しさん:2008/06/17(火) 23:13:40
>>927
育ち盛りのお子様にはSo Hotなお味?>WY彼意
そのふたつの効果プラス
※ご注意※場合によってはかなりの口激性も加わります。
とかレトルト箱の裏にコソーリ書いてありそうだw
934伝説の名無しさん:2008/06/18(水) 00:06:49
Hotつながりで思い出したんだけど
前にどこかの占いで
ヒデキング:炎
ヨネチ:炎をより燃えさせるたきぎ
マコリン:炎を包み込むかまど という例えがあって
なんか納得しちゃった記憶があるなぁ。
流石お米屋さんの若旦那だなーとw
935伝説の名無しさん:2008/06/19(木) 02:16:56
>>934
LIVE晴のからみ方の違いを思い出したよw
・ヒデキングの背後からメラメラ攻撃を
受け止める?大魔神(ステージで動かなかったかららしい)マコリン
・ガッチリ正面から向かい愛な燃え燃えダブルヒデちゃん

ちょっと前のマコリン日記だけど
プールに行こうね→ご飯ちょっとね→
人に見られる裸になろう♪ なOLさんのような記述に
ええおっちゃんになられた今でも
やっぱり心には少女が住んでるお人なんやろなあ〜と
かわいくてニコニコしちゃったなあ(人間的な意味でw)

ヒデ&トモのコラボも7月に決まったんだね!
みんな元気でいてくれるといいな。
936伝説の名無しさん:2008/06/19(木) 23:25:13
寝たとかじゃないんだけど、ゼクシィのCMの歌
りゅうくんっぽくない?
りゅうくんが歌ってくれてたならなー、と見るたび思う…
937アキラメナイデ-1:2008/06/20(金) 10:03:36
その日、ヒデキ父さんは仕事を終え家に戻ると、「♪ビールッ、びぃ〜るぅっ、あんっ」と
デタラメな歌を歌いながら、キッチンへと向かいました。
すると電話の前で佇む後姿が。トモでした。ちょうど受話器を置いたところのようです。
「ぅおっ、トモか、たっだいまー。オ〜レさ、もー疲れちゃったよー。今日なんかさ、車がさ・・・・・」
などと、帰ってくる早々、大声で捲し立てるヒデキ父さん。
しかしトモは振り向きもしません。
「お〜い、トモ、どーしたぁ?」
父さんはそう声を掛けながら、トモの顔の前でヒラヒラと手を振ってみせました。
それでやっと気付いたかのように、トモはヒデキ父さんの顔を見ました。
「・・・・・父さん・・・・・」
そう呟くと、みるみる内にトモの目に涙が溢れました。
「どっ、どうしたっ、トモ?!」
慌てる父さんに何も言わず、トモはキッチンから飛び出していきました。
「おっ、おいっ!トモ!トモ・・・・・!」
父さんは、その後姿に手を伸ばしましたが、追いかけることは出来ませんでした。
938アキラメナイデ-2:2008/06/20(金) 10:07:49
缶ビールを1本空け、2本目のプルタブに指を掛けながら、ヒデキ父さんはすっかり
困っていました。
一度、こっそり様子を伺いに行くと、トモは自分の部屋に閉じ篭ったまま泣いている
ようです。
・・・・・一体、何があったんだ?トモが泣くなんて・・・・・いーや、アイツは結構繊細だから
なー・・・・・はっ!まさか・・・・・男?オトコかぁっ?そりゃあもう、あーんなことや、
そーんなことに・・・・・。
いろいろ考えているうちに、既にヒデキ父さんの頭の中では、トモの身にエライことが
起きているようです。トモに理由を訊こうにも、ものすごーくデリケートな問題だったら
どーしよ、と、ヒデキ父さんはすっかり怖気づいていました。
こんな時に限って、マコのヤツ、どこに行ったんだ・・・・・!いや、リュウでもヨネでも
いい、早く帰ってきてくれよっ!
しかしマコ母さんはヨネとショッピング、リュウは友達と某有名電気街へ遊びに行って
いて、まだしばらくは帰って来そうにもありません。
「そうだ!携帯で呼び戻そう!」
ヒデキ父さんはジーンズのポケットから携帯を取り出すと、マコ母さんに電話を
掛けました。
「お掛けになった電話番号は・・・・・」
どうやら地下街にでもいるのか、今時には珍しく、電波が届かないようです。
939アキラメナイデ-3:2008/06/20(金) 10:09:47
「チッ!ヨネはどうだ?」
しかしヨネのナンバーを呼び出しても、やはり無機質なアナウンスの声。マコ母さんと
一緒にいるのですから当然です。
「くそっ!リュウは・・・・・リュウはアキ〇だもんな、繋がるよな?」
そう呟きながら、リュウを呼び出しました。
「・・・・・にいるか、電源が入っていないため、掛かりません」
「マジかよっ!」
携帯に向かって悪態を吐くヒデキ父さんの眉は、いつもにも増して下がっていた
のでした。


そうして時間だけが過ぎて行き、ビールの空き缶は既に6本目となり、熊のようにキッチンの
中をウロウロするヒデキ父さん。
歩き回るものだから、いつもより早く酔いが回ります。だから、素直にトモの部屋をノック
したらいいのじゃないかしら?花束はいらないから。
しかし、普段人を待たせることは多々あっても、待つ身になることはあまりないヒデキ父さん
のこと、イライラのボルテージは最高潮に達しています。
「だあ〜っ!もう!」
雄叫びを上げながら、髪をぐしゃぐしゃに引っ掻き回しました。
と、ヒデキ父さんは何を思ったか、突然ダダダダッとキッチンを出て行きました。
いよいよトモの部屋へ向かったか、と思いきや、自分の仕事部屋へ飛び込むと、なんと、
モノスゴイ勢いで曲を書き始めたのです!
940アキラメナイデ-4:2008/06/20(金) 10:10:33
やがて、マコ母さんとヨネ、途中で合流したリュウが、夕食の食材を分け合って持ちながら
一緒に帰って来ました。
「あ、そーだ。リュウ、ケータイ繋がんなかったよ?」
ヨネがふと思い出して言いました。
「そうそう。充電切れちゃってぇ。やっぱ、ネットとか繋ぐと、無くなるの早いよねぇ。
家に電話するのに、久し振りに公衆電話つかっちゃたよぉ!」
「アラ、そう。今日は待ち合わせの場所と時間、決めておいて良かったわ」
そう言ってマコ母さんは玄関のドアを開け、「ただいまー」と声を掛けました。
「アラ、変ねぇ?あのヒト、とっくに帰ってると思ったけど」
首を傾げる母さんに、
「でも、父さんの靴、あるよ?」
と、ヨネが指を差して言いました。
すると、トモが階段を駆け下りてきて、リュウの胸に飛び込みました。
「リュウっ!ヒドイっ!ヒドイじゃないのっ!」
泣きながらリュウの胸を叩くトモ。
持っていた荷物を思わず落としたリュウは、困ったように言いました。
「だから電話でも言ったけどぉ・・・・・無いんだから、しょーがないデショ?」
マコ母さんとヨネは顔を見合わせました。
「一体、どうしたの?」
941アキラメナイデ-5:2008/06/20(金) 10:11:35
「あのねぇ、この間ア〇バの中古レコード屋に行ったら、松本伊代のLPがあったんだよぉ。
で、今日それを買ってきてあげる、って約束してたんだけど、行ったら、売れちゃった
みたいで無かったの」
リュウは「ネ?仕方ないデショ?」と、マコ母さんとヨネを見ました。
マコ母さんはため息を吐くと言いました。
「トモ?またいつか見付かるかもしれないじゃないの。ホントに欲しいと願っていれば、
いつか叶うものよ?だから、そんなに泣かないの、ね?」
そう言いながら、母さんはトモの肩を抱いてキッチンへ入って行きました。
玄関に残っていたヨネは、リュウにぼそっと訊きました。
「ねえ、その店、平浩二の『バス・ストップ』は、ある?」

さて、その頃。
3人が帰ってきたことに気付きもせず、何かを勘違いしたままのヒデキ父さんは、猛烈な
スピードで1つの歌を完成させていました。
タイトルはもちろん、「A-Ki-Ra-Me-Na-I-De」。   The End
942伝説の名無しさん:2008/06/20(金) 23:25:44
>>936
あいらびゅー♪といえばどしてもリーダーのイメージがw
でもリュウたんの声にも合いそうなカワイイ曲だね!
今月号が重さ4キロで筋トレ出来そうという記事見つけて
「わんもあせっ(はぁと)」とコージズブート阿蘇で僕とキャンプ!する
見た目は仙人心は鬼軍曹も浮かんだお。
>>937-941
ヒデ&トモちゃんなほのぼの寝た投下乙です!
いつもにも増して下がる父さん眉に大笑いww
待つ身のツラさ思いしれっ☆…ぃやぃやイライラご苦労様ですw
そういえばトモちゃんはい〜よ〜ちゅわ〜んLOVEだったな〜と
懐かしく思い出しちゃいましたよ〜♪
943伝説の名無しさん:2008/06/21(土) 17:30:03
ゼクシィ?と思ったけど、ホントだ、笠くんの声でも
素敵そう!

自分のホムペ弄ってて思い出したんです>伊代ちゃんファン
で、ついでにヨネの、「バス・ストップ」が
カラオケの十八番だったって話もw

ところでコージーズブート阿蘇では、「疲れたよ〜ン」
って甘えても、やっぱり許してもらえないんですか…?
「ダァメだよぉっ」って、天使のような笑顔で
言われそうですがw>仙人
※グロではないあくまでギャグですがタイトルでダメな方は飛ばして下さい※

「う、うーん。ここはどこ?ワタシは誰……?」
勇壮な大自然が広がる抜群のロケーション。そこにおおよそ似つかわしくない
黒づくめの格好で寝転がっていた彼・マコトは呟いた。
(確か昨夜は作詞のお仕事をしていて…そのうち気分が盛り上がっちゃって、
誰も見ないしヌードの風体をしながら踊り疲れたディスコの帰りって感じで
寝ちゃったはずなんだけどなあ……。それともこれも夢のつづきなんだろうか……)
街が大好きな自分も、このごろ確かにハード・スケジュール。ダイエットもしているし、
暖かい日差しの中まどろみかけたい願望があるのかも…?
そう思って、まぶた閉じて微笑みかけた矢先。
急に人の気配を感じ、身構えた先に落ちてきたのは案の定の悪夢だった。

「宇宙人捕獲作戦、だぁいせぇいこぉお〜〜〜!食べちゃうぞったら食べちゃうぞ!」
(こ、これは……!二日酔いにはちょっとツライ裏声キター!)
仁王立ちな彼の表情は逆光ゆえマコトにはハッキリと見えなかったものの、
天使のような悪魔の笑顔はマコトの脳内想像通りだった。
「ヒデキさぁ〜〜ん!呼ぶのもヤなくらいキライなんだけどヒデキさんてば〜〜!
運ぶの手伝ってよお。『コレ』運ぶの一人じゃ流石に無理いいいいい」
(な、ナニ言ってるんだよリュウ? いくらオレもキライだからって『コレ』呼ばわりはないだろ…(泣))
しかし切ないハの字眉ラインになるマコトの右耳ピアスに反響したのは
エッチなギャル、ではないダブルエッチなイニシャル光ってる
ギャル言葉みたいなブログの持ち主の音量ご注意ハスキーボイスだった。
「うるせぇーーーーー!リュウあとでひっさびさに締めっからなゴルァ!
レッサーパンダみたいな髪しやがって今やオレよりギャルみてぇじゃねぇかょっ!
うっほ、お前の仕掛けた罠にしちゃ珍しくいぃ肉付きの獲物ひっかけたんじゃね☆」
ヒデキはドSな女王様のようにつま先立ててクリクリとマコトのおなかの辺りをさぐり倒すと、
今度は米の運びで鍛えたらしい握力で腹肉をぎゅーっと摘んできた。
(い、痛い!ちょっとくらい痛いのは好きだけど(ぽっ)これは痛すぎだよ……っ!)
「うう〜、そんな、いくらオレがドMだからって非道いよ……」
マコトが弱々しい抗議の声をあげても、ハイテンションで
やりあい続ける頭上の似た者同士には聞こえてないらしい。
身体を動かそうにも、どうにもうまく力が入らず結局は2人のされるがままになった。

「だから半分ずつ持って運べばいいデショ。ヒデキさんアタマ!オレ下持つからさっ」
「しょおがねぇなぁ〜。こいつ結構凶暴みたいだし協力すっかぁ。ょいしょっと。う〜重ぃなこりゃ」
「ヒデキさんオヤジくさ〜い。よいしょだってえ。流石長老と同級生の年寄りだあ」
「昔から色男金と力はなかりけりっつんだょ!あ゛ーチョーめんどくせぇ。こんな朝早く起きたくねぇ〜」
大欠伸をしながらゆっさゆさと運ぶヒデキとなにかと云えばつっかかるリュウの
リズム隊にあるまじき気の合わなさのせいで、
目的地?に着いた頃にはマコトのズボンはすっかり判決状態になっていた。
何故か大自然の中に一軒ポツンとある回転寿司屋。
「よねかわ」と墨書された看板から察するに高級店のようだ。
『本日ご予約にて貸切 椰子之実同窓会ご一行様』と張り紙のされた引き戸を
「ちぃーす!三○屋でぇーすょっと」と言いながらヒデキがガラガラと開けると、
回転寿司の店の中では唯一の客らしい細身の男が上機嫌で話していた。
「やっだぁ〜、いくら食べても平気だからってオレ男だしぃ〜、ギャルなんとかって娘に間違えるなんて目ぇ悪くない?
そりゃ昔かずみとは言われてたけど〜。かといってトラック運転手でもないからさぁ〜。
あ、追加のお皿の材料の獲物、やっと来たぁ?」と
その男・トモハルが振り向きざま、あぶなっかしい程積み上げた
食べ終わりの皿タワーに思いっきり腕をぶつけたせいで、
床にガッツンガッツンと皿が崩れ落ちては跳ね、落ちては跳ねる様は
いっそスカッとさわやか・コ○・コーラレベルだった。
そんな店の有様を全く気にする風でもなく、カウンターの中では
日焼けした肌が眩しい板前カットの男前が、
何故か短パン姿の大股開きで、カッパ巻きを熱心に作り続けている。
「これはイイ獲物持ってきてくださって。
今日は私が海で素潜りする必要ないみたいですね。
あ、お客さんうちの店はお茶は出さないんですよ。
アルコールのみ。いいちこオススメ。これ。
そんでいいちこってのは大分の方言。
私の後援会もあるし何かと縁が深い。これ最強。
獲物の背びれとかウロコ取るのにちょっと手間かかりますんで、
そこのカラオケ・コーナーで時間つぶしてこられるのもいいと思いますよ。
平浩二と松山千春と中条きよしがオススメ」
「え〜ヨネそれいい提案〜。そんじゃオレもひっさしぶりに
スクール・ガールとか歌っちゃおっかな〜♪」
「やめた方がいいんじゃないですかタグチくん。ハズかしいコトはハズかしいコトなんですよ。
またボロボロになって他のお客さんに白い目で見られたいんですか?」
「もお〜、それじゃ2人で歌うのはいいでしょ?
銀座の恋の物語にする。リュウ女声パートね。えーと、番号は……」
「勝手に決めないでよタグチくん!どうせ女の子の歌なら薬師丸ひろ子ちゃんか郁恵ちゃんね!」
「ちょ、歌でトップ飾るならまずオレじゃね?アマの頃やってたピンクレディー歌うかな?」
「みなさんここ私の店ですから。やる気満々なのはいいですけど
私のオススメスルーとか趣向に従わないのは(ry」
(こ、これは逃げるラッキーチャンス到来かしら?そうかしら?)
会う者全員から『獲物』呼ばわりされて以来、
内心ガクガクブルブルだったマコトは、
迷わずこのマイクハナサーズ抗争に乗じて逃げ出す事に決めた。
しかしダッシュで動いたつもりが、
先程のガッツン皿散らばり事件の床に見事につんのめり、
また判決状態になった事に他のメンバーが気付かないワケもなく。
「てんめぇ〜ゴルァ!下ごしらえとかめんどっちぃコト
考えてっから逃げんだっつの!もうこうなったら直喰いしょおぜ!」
がぶ。がぶ。がぶーーーーーーーっ!
ヒデキが『獲物』に喰い付いた歯形は計三箇所。
あっという間に『獲物』たる自分が現実になる恐怖に、
マコトは思わずヒデキを他の三人に突き出した。
「ひ、ヒデキも結構美味しそうだと思う!お、オレより肌きれいだし
ツルツルだし、最近結構ムチってるし!」
完全に苦し紛れの行動だったが、意外にも
3人の心を捉えたセールスMC?だったようだ。
「あ、意外にそうかも〜。そういう考え方もアリって感じ?
それじゃより若いリュウもまだイケるかなあ……」
「そ、それならヨネチの方がホントはオレと
同級生なんかじゃないし〜〜筋肉締まって美味しいからああ」
「た、タグチくんだってイケそうじゃないですか。
意外とケンカ強いし、いろいろ食べてる分栄養ありそうだし」
それぞれが妙に冷静な分析結果を出し合い、
「そーだねー、アハハー」と笑い合い、一瞬の静寂。
もちろんその後には、全員参加の阿鼻叫喚
つかみ合いどつき合い噛みあいへしあいが待っていたのだった……
バサッ!
「……ゆ、夢だったのかな……?」
真上にはいつもの天井。外からはすずめがチュンチュンと変わらぬ朝を告げている。
「よ、よかった……。途中から絶対夢と思ってたけど……。こんなのにオチつけるのどうやってって、ねえ?」
マコトは汗びっしょりの身体を自らぎゅっと抱きしめ、思わず安堵のためいきをついた。
「新聞でも読もうかな……」
悪夢の記憶を忘れようとバッ!と勢い良く開いた朝刊。
そこに一面で入る派手な広告など、いつもなら流し読みで済ませていたのに
今朝に限って目が離れなかったのは、はたして偶然だったのだろうか?
『タイトなドレスもハイるんだー!驚異の実績!天使のコーチのウエイト・トレーニングで
みるみる健康ボディ!大自然につつまれた環境で身体も心も癒されませんか?
「コージズブート阿蘇キャンプ」このダイエット法なら誰でもIt’s All Right☆』
「行ってみようかな……これ……。余計なお肉がなければ、誰も喰うなんて考えつかないだろうし……」
マコトがゴソゴソと携帯を探し、そこに書かれたアドレスにアクセスするのはもう時間の問題だった。

そして、その下に添えられたもうひとつの甘い誘惑。
『近日開校予定「ヒデキズ文京キャンプ」男のくせに…なんてもう古い!元祖ビジュアル系とも言われる
伝説のメイクを○秘伝授!美しいアイラインの引き方からナニから知りたければ来てみちゃえばぁ?』
「行ってみようかな……これ……。ピンクの口紅さえ塗らなければ、いつまでもネタにされないだろうし……」
ポツリと呟く彼のグラスに、つまみに野菜スティックでも…と言いつつ、
何故かキュウリばかり並べられたテーブルが映っていたのは
嗜好の問題というよりも、過去付けられたイメージの問題ゆえなのだった。             おわり。


マジですんません……(汗)
これでも今の(昔のも)みなさまが大好きなんです。本当ですw
950伝説の名無しさん:2008/06/23(月) 09:49:33
>>949
乙です。
新旧ネタがてんこ盛りで「今も昔も大好きなんだな〜」
ということがよく分かりましたよ〜。
951伝説の名無しさん:2008/06/23(月) 16:06:26
>>949
ふぅ〜、お腹一杯!!美味しいもの食べまくりました、って感じです♪
本当に愛を感じるネタ満載で、幸せ気分になれました〜
952伝説の名無しさん:2008/06/25(水) 00:24:07
ヒンシュクモノ寝たにありがた〜いお言葉涙モノです!すっごいドキドキしてたんでw
そしてモデルにさせてもらってるアノ方々にもコソーリと感謝をっ。…テカカァサァンオカオオニクオチマシタネ!

ところで新スレはそろそろ立てちゃってもいいでしょうか?
重複は避けたいのでGOしちゃいなょレス頂けたらスレTOUCH…じゃないスレ立てトライしてきます!
953伝説の名無しさん:2008/06/25(水) 21:14:10
>>944->>949
短パン姿の大股開き・・・そんなヨネチが、もう頭から離れませんw
「へい、お待ちっ!」って、勢い良くカッパ巻・・・
絶対そのすし屋さんに行くよ!毎回カッパ巻頼むよ!
そして、くみちょの隣に座りたいよ・・・
オイシイネタ、ありがとうございました。

あ、スレ立て、是非よろしくお願いします。
954伝説の名無しさん:2008/06/25(水) 22:48:30
このペースだし、スレ立ては980超えたぐらいでいいんじゃないかな?
955伝説の名無しさん:2008/06/26(木) 07:12:18
>>954
>>908で新スレ立ての時期の話をしたので(あ、908も自分のレスです)
そろそろかな?と思ったんですけど980になってからでいいかもですね。Thank Uです!
それでは改めましてて980踏んだ方に
次スレ立ておながいしますというコトでどぉかひとつっ。
>>953
それではよねかわ特製ぴちぴちヨネチを青海苔まぶしにしました
リアルカッパ巻きをお客様に…(18禁・止!仕様でございます)w Thank Uでーす♪
956伝説の名無しさん:2008/06/27(金) 11:47:38
>>955
え、それをくみちょと二人でいただけ、と・・・?>リアルカッパ巻き
いろんな意味で「きゃー!」だよw謹んでイタダキマス
957伝説の名無しさん:2008/06/29(日) 00:40:01
増殖メガメンズとかお背中チラリズムとかベビーフェイスなヘビースモーカーとか
どえりゃ〜カワイイバックは僕がショッピングとか…美味Cネタ大須な名古屋だったなあw
その前のオラオラ顔&ひょっとこ顔の対照的同級生ズが
通勤電車で運ばれてる2ショットにも胸Qンしちゃいますた!
958ジェラシー(mixi-mix):2008/06/30(月) 20:04:09
とあるライブ会場、楽屋にて。

G「さーて、mixiのブログ、アップしよー。
 写真撮るから、こっち、来て来て」
R「オレもそろそろ更新しなきゃー」
H「なぁんだよ、どいつもコイツもmixi、mixiってよぉ!
 ・・・・・オレも入っちゃおうかなっ」
R「へぇ〜(ニヤッ)、誰に紹介してもらうのぉ?」
H「誰って、お前・・・・・いーよっ、おめーには紹介して
 もらわねーよっ!・・・・・なー、セ・キ・グ・チっ」
G「ふ〜ん・・・・・じゃあ、ヒデキを紹介してくれるヒトを
 紹介してあげようか?」
H「・・・・・♪じぇぇ〜らしぃ〜 せぇつなぁいみぃくしぃの
 しょぉかぁい やるぅ せな〜いよぉ ぼくぅ・・・・・」

ヒデキの歌声はいつまでも楽屋に響いたのでした。 The End

※Hがmixiにいるかどうかは、知りませんが・・・・・。
959伝説の名無しさん:2008/07/03(木) 00:22:49
ミク知らずですがワロてしまいますたw
ハブ子なヒデキたん・・・たまにはぃいかも(オイw)
「ん〜、そろそろブログも更新したぃけど
ツアー終わると寝た探しもムズかし〜んだょなぁ!
スゴィンパクトのある写真撮れたら
きわどいジョークなタイトルでアップすんだけど。
な〜んかイイ被写体ぃねぇかなぁ・・・?
ぉ、セキグチから着信だぁ?」

「あ、もしもし、ヒデキ?こっちも携帯の写真アップしたよ。
うん、年末もよろしくね。
それはそうと、そんなことできないよ〜(泣)
ってコトがあってさ・・・困っちゃったなあーって」

「どぉしちゃったんだょセキグチィ〜?
なんかまたハートブレイカーな事態でも抱えちゃってんのかぁ?」

「うーん、なんかセキグチさんの入浴シーンが
見たいとかのリクエスト貰っちゃってさー、
そういうのってヒデキだったらどうするのかなあ・・・って」

「お前のファンも相変わらずなのネ☆
まぁぃんじゃね?グラビアジェニック事務所の
先輩としてお手本でも示してやればぁ?
てかセキグチ、昔、アラーキーにプライベートな
シャワー浴びてるとこまで撮って欲しい!とか
女優かお前は?みたいなコトゅってたょなぁ。
ぃつからそんな純情派ぶってんだょぉ〜?」

「だってさー、もうその夢は叶いましたー、って感じなんだもーん」
「アラーキーに撮ってもらいましたってか?
それホントに夢の中での話じゃねぇ〜のぉ〜?w」

「違うよお〜。まあ本物のアラーキーじゃないんだけどさ、
アラーキーみたいに黒い丸メガネが似合ってて、
下町育ちのべらんめぇキャラで、
アラーキー用語みたいに2つの言葉を組み合わせた名前のバンドの
ヴォイス&リズム担当に、プライベートっていうか
タイホレベルの写真を撮られたみたいだから・・・(ニヤリ)」

「・・・へー、ほー、そぉゆぅコトですか。へっえええええええ。
ぁ☆なあ!セキグチ、ひっさびさにオレんちの近くの銭湯行かね?
ぃや、別にレコーディングの途中でなくてもぃいだろょw
オレも相当髪伸びたしぃ、オレらの子供の頃と違って
今じゃ洗髪料もなぃから洗い放題なんだぜ銭湯!
セキグチもプールに行く訓練してみりゃぃいじゃん☆」

「へぇ・・・ヒデキのオススメなら
きっと下町情緒溢れる素敵なお風呂屋さんなんだろうね。
じゃあヒデキが髪を洗う間はニュースでも見ていようかなあ?」

「だろ?ろ?加齢な香り消すためにシャワーも浴びにぃこぉぜ!
あ、ゅっとくけどオレが頭にタオル巻きたがりまくっても
農家のオバちゃん呼ばわりすんじゃねぇ〜ょ★」

かくて寝た切れヒデーキー&実は鍛えると
見せびらかしたいマコリンの利害は一致で渡りに舟。
『オレとユ・デ・ダ・コ・・・』のタイトルに釣られ
クリックした先にはひょっとこ顔オヤジ〜のちょいヤセ裸体。
コメント欄には「英樹神GJ!でももっと過激な写真ありませんか?」の
マコリンファンからのぉまぃらも好きだな〜的感想が
イパーイ届いたのですた。            ・・・という夢だったのさ?
962伝説の名無しさん:2008/07/08(火) 10:28:58
>>960-961
脱がし屋ヒデーキーワロスww
そして秘蔵写真の数々でC-C-G(コミックザカメラオヤジ)を出版し
マニアにバカ売れするんですね、わかります!

ちょい前写真ですが東京…ナイト・トレインな3ショットの
黒→茶→白の見事なグラデっぷりもワロいますた。
963伝説の名無しさん:2008/07/12(土) 09:18:22
ラッキーちゃんPVのような寄り目フェイス父ちゃんナツカシス!
そういえばコミックザカメラボーイの雑誌出し分で
父ちゃん撮影の天使コスプレママンがあったな〜。かなりお疲れっぽかったけどw

しかしあの写真集で今見て一番ヤバスなのは
姉ちゃんのシャワーシーンでも
父ちゃんの蚊取線香パンツをチャック下ろして見せ付ける姿でも
長男の少年イメージをぶち壊す結構立派なスネ毛でも
母さんの地区美いじらせてあげるアピールでもなく

何故か目線入りの紳士に腰を抱かれている末っ子に尽きるおw
964伝説の名無しさん:2008/07/12(土) 21:34:36
>>963
明星のモンロー姿で男性に肩抱かれてたショットも見たことあるような・・・>ヤング末っ子
流石のちに同窓会を歌うはあっただけのお色気!?w

これまたラキチャンPVティックな野郎ワーゲン飛ばして繰り出せ♪姿もキター!だね!
暗黒街のヴォス・父ちゃんがバック駐車するのを腹心・ママンが誘導してるみたいなのもイカスわ〜
あ、長男の少年合唱団ティックな蝶ネクタイも!

てか正装ダンディママンは誰かに似てるな〜と思い巡らしたら髭男爵が浮かんだのは誰にも内緒なんかーい(チーン)
ひでき君と関口マコ56(ゴム)世・・・
965伝説の名無しさん:2008/07/14(月) 22:53:54
ルネッサーンス!の代わりにハラショー!と叫ぶんでっか?>Wアゴヒゲ男爵
ひぐち君→ひでき君の髪型とメガネも何気にかぶってる罠w

父ちゃんのVシネスカウト来そうフェイス→
母さんのお疲れサマーフェイスとアップショットが続くね〜。
カコカワイイオヤジ〜ズ目の保養だぉw
966伝説の名無しさん:2008/07/16(水) 00:09:26
グッドルッキングなクッキングチュウの
笑顔のままでなヒデ&トモ2ショットも見れたね!!
みんなおいしいもの作ったり食べたり
月が出たぁ〜良い酔い♪気分になったりしてるのかな? よかったよかった…。

しかし父ちゃんもすンごいマメさだな〜。
昔ピザを生地から作ってたというのは伊達じゃなかったのかw
967伝説の名無しさん:2008/07/21(月) 00:21:17
父ちゃんブログの「田口効果」の文字にスポーツ新聞の見出しのようだと思ってしもたw
芸スポ風にすると↓

【VTM】なんとキャンセル待ちまで!風雲ギュウを告げるヴォズムライブ…リリーフ田口登板 渡辺監督「悔しいが嬉しいょ」[7/21]
968伝説の名無しさん:2008/07/23(水) 00:59:08
コージズブート阿蘇キャンプ・ヒデキズ文京キャンプに続き
きちんとチキンをカレーにアレンジ♪なトモちゃん足立DEキャンプも開校したのか〜(ウソ)
ダイエットにメイクにクッキング…♂だらけの講師陣なのに
花嫁学校のようなラインナップとは偉大なり〜!
969サマー☆ブレイク その1:2008/08/04(月) 10:57:43
「おかーさーん、そろそろあおくひかるはなびやろうよ!!
キュウリもうたべあきちゃったしサっ!」
世は楽しい夏休み真っ盛り。満点の星空の下、
狭いながらも楽しいお庭に面した濡れ縁で
大人にはビールに枝豆、子供達にはたらいに氷で冷やしたキュウリやサイダーの
即席ビアガーデンを開いていた椰子の実一家。
黄桜のやけにセクシーなカッパのプリントがついた
洗いざらしのランニングにブルーの短パン姿の末っ子・英之は、
いつになくテンション高くせがんだ。

「はいはい、新しい蚊取線香に変えてからね、ひーくん。
お父さんの蚊取線香の絵柄パンツじゃ効果ないんですから」
寝巻きに仕立て直した浴衣姿に、長い髪を結い上げた母・誠子は
Pinkの蚊取りブタの中を手際よく入れ替えながら微笑む。
「なにうぉ〜? これはバカに出来ない効果ありなンだぞ! 
これ一枚で寝たふりしても悪い虫は寄ってこないし、なぁ智子?」
頭にタオルを巻いた甚平姿の父・英樹は、つるつるのスネを掻き掻き、
うっすらと汗の乗るツンと上向きの鼻の頭を
団扇でバタバタと扇ぎつつ、後ろの居間を振り返った。
970サマー☆ブレイク その2:2008/08/04(月) 10:59:04
「あ〜、それじゃ〜あたしもそのパンツ借りちゃおうかなあ?」
お気に入りのフリル付きパジャマからちょっとおヘソをのぞかせて、
長女・智子は風呂あがりのふわふわ髪をわしゃわしゃと拭いている。
「なーに言ってんのトモ姉ちゃんっっ! オニのパンツなんて借りたらねえ、
ツノは生えるしキバがでるんだよお…イテ!」
お怒りマークの英樹にかる〜くローキックを喰らった長男・浩二は
ただいま夢中の特撮ヒーローが掛けているらしい
カラフルなピンクのフレームのサングラスを夜でも外そうとしない。
「え〜、でも、悪い虫がつかないんでしょ〜?
今度のアルバイトに穿いてくにはイイかなあ〜って♪」

「あれ? おねーちゃんのアルバイトは
ぼくのオルガンのせんせいじゃないの?
ぼくもギターだけじゃなくて、おねーちゃんみたくケンバンもひきたいんだヨ」
近頃か○くりTVのギター少年企画を見たらしく、
楽器に興味しんしんの英之は不満そうに口をへの字にする。
「ん〜、そのつもりだったんだけど〜、先輩から高原のペンションで
アルバイトあるよって誘われちゃって〜♪
なんか男の子達もいっぱい来るみたいで、
今年こそあんたもカップルになりなって感じ〜?」
971サマー☆ブレイク その3:2008/08/04(月) 11:01:59
「な、な、なんだと智子ぉ! と、父さんは許さんぞ!
手塩にかけて育てたお前を飛んで火に入る夏の令嬢
BY歌ってたのは薬○のいたシブガキ隊だょ。にさせてたまるかあああっ!
ま、誠子、お前からもナンとか言ってやれっ!」
頭の中ではいろいろお試しチュウな智子の姿が浮かんだらしい英樹は、
縁側にひっくりかえった腰くだけの体制のまま、ワナワナと震える。
だが説得のパスを受けたはずの誠子は、
英樹の機嫌を伺いつつもあっさりと話をススメた。

「まあ、今年はすてきな夏のYOU惑になりそうね智ちゃん!
いいこと、腰は細くてもいいけどお尻の軽い女と思われちゃダ・メ・よ。
逆にカマキリのように喰ってやる位の気持ちね。
間違っても母さんみたいに、あの娘に悪いけど君を♪
なんてヌかすナンパキツネ野郎に騙されちゃ…」
「誠子ー! ナニ娘の冒険心に火をつけてね♪
してんだお前はぁ! 智子はまだ18歳なんだぞっ!」
自らの青春時代は棚の一番奥に蹴りこんだらしい英樹は、
家族中で一番高い金切声をあげる。
「あら、エイティーン・ガールなんて噂になりたいお年頃よ。
ロスト・ヴァージ…ケーションは、そして9月になってからでは遅すぎるでしょ?」
危ないところで踏み止まった誠子は、智子にパチッとウインクをすると、
ここはひとまず二階に上がるようにうながす。
智子も英樹のかたわらで結構な本数のビールが
栓を抜かれているのを見て、クスッと笑い逃げ出した。
972サマー☆ブレイク その4:2008/08/04(月) 11:04:05
「おいっ! 智子! まだ話は終わっちゃ…」
「はいはい、あの子には後で言い聞かせますから。
それよりお父さん、ひーくんがおねむみたいなの。
ちょっと静かにしてもらってもいいかしら?」
「もー、おねーちゃんはおしえてくれないし、とーさんは
ウルサイしさ…ボクもうねるんだからネ…」
実は幼いながらもイケる口で、さっきから英樹のビールの泡を
ちょこちょこ舐めていた英之は、一気に睡魔が回ってきたらしい。
楽しみにしていた青い花火を握り締めたまま、英樹の膝にころんと転がった。

「あーあ、かわいそうなコトしちまったなぁ。
埋め合わせに、今度の休みこそは海つれてってやるかぁ」
座布団代わりに敷いていたブルーのタオルケットを
英之に掛けると、英樹がこっそりと呟く。
それを目ざとく聞きつけ割り込むのは、反抗期まっさかりのボーイソプラノ。
「お父さんそれほんとぉ? いっつも予定立てちゃ
朝眠いんだょ〜オレはあ〜、っつって計画おじゃんじゃん。
ホントどおしようもないなコイツは、って、
夏休みの絵日記にスクープのエンマしてやるんだからねっっ」
「お前はホントにオレに似てお口の減らないヤツだなあ浩二?
そんなに何度もおしおきされたいのかねぇ〜?
お前なあ、今度こそ押入れの中通り越して屋根裏押し込めっぞゴルァ!」
「ウワア、ねむいったらねむいっ!
お母さんー、夢の中でのオニ退治に桃太郎出かけて参りますっ!!」
マッハの速さで誠子の膝に滑り込んだ浩二は、最初こそ
タヌキ寝入りだったらしいが、やがては本物の寝息を立て始めた。
973サマー☆ブレイク その5:2008/08/04(月) 11:07:46
「あーあ、調子のいいところまでオレそっくりですねー、だ。コイツは。
てか、桃太郎ってナンだぁ?」
言葉のわりには愉快そうな表情の英樹に、
誠子もクスクスと笑って、浩二のサングラスを取ってやりつつ応える。
「ほら、CMがあるじゃない? 桃太郎みたいな女の子が動物と行進してる。
モモちゃんていったかしら。あの子もメガネかけてるでしょ。
将来ボクもあんなCMに出た〜い! なんて騒いでたわね、そういえば」
「ほー、そおゆうワケか。にしても浩二はなー、オレがカミナリ落とすと
早く逃げなきゃ手遅れさ、みたいにおかーさーん、って泣きつくのはどうだかなぁ。
お前も甘やかしすぎなんぢゃねぇかあ? 誠子」
「ふふ、お父さんったらジェラシー気味?
大丈夫よ、こう見えてもこの子が一番男らしいんだから。
それに比べるとひーくんはお父さんっ子ね。まあ貴方と違って?
女の子に対しては硬派にはなってくれそうだけど……」

ため息交じりに不意に月夜に目をやる誠子に、
英樹もわざとらしくかすれ気味の口笛を吹いて対抗する。
それでもいつになく無表情の誠子の横顔。
その態度の理由に心当たりありまくりらしい英樹は、
思いのほか素直に泣きを入れた。
「だーかーらー、若い頃のおイタはお互い様じゃねぇ〜かょお〜。
軽そうに見えて真剣なのね、ってお前も満更じゃなかったろぉ?」
「あら、若い時だけだったかしら? まさか昨夜の今日にね…
どっかのカワイコちゃんとイチャイチャ姿の写メール撮って、
事もあろうに間違えて私の携帯に送信してくるなんてね……」   
「……はいはい、オレが悪うござんしたっ。
何でもオレが悪者なら気ぃすむんだょなー? お前らは…」
英樹がちょっと逆ギレモードに入りかけた瞬間、
誠子の冷えきった掌が英樹の胸ぐらをわし掴みにした。
974サマー☆ブレイク その6:2008/08/04(月) 11:10:15
「悪い夢見たと笑ってあげるわね…こ・ん・や・だ・け・は。」
妖しく微笑みかけてくる誠子の姿は
はた目には金○の夏・日本の夏レベルの和服美人の雰囲気だったが。
しかしすっかり酔いも抜け、汗びっしょりになった英樹にとっては
(おめーの方が鬼じゃねぇかょっ!)と内心叫んだほどの般若フェイスだった。

その後、なんとか少しだけ永遠を誓い直したらしい
ふたりの姿に気が付いていたのは
けなげに煙をたなびかせる蚊取りブタと、
上を向いた誠子の合図をキャッチし、父の浮気なデキ懺悔をネタに
高原ペンション行きを勝ち取る二階の見張り番と。
タイミングよく目が覚めて盗み聞きし、これまた父の弱みゲットだぜっっ! と
遊園地ヒーローショー三昧を父をおともに行きまくる桃太郎と。
母・姉・兄の姿から父の操縦法を学び、青い渚やスーパーボールや
アイスキャンディを満喫しまくるカッパの子と。
要するに全員だった訳で。

一家のリーダーにとってドキドキ・キンチョーしっぱなしの夏は
たった今、急発進で速度をあげようとしていた。               お仕舞い♪
975伝説の名無しさん:2008/08/06(水) 00:16:27
>>974
乙です。
夏っぽくてたのしかったです。
あおいはなびを楽しみにしてたのに、
ビールなめておねむな末っ子カワイス
976あなたはどっち?-1:2008/08/14(木) 19:45:59
 報告書「猫派推進プロジェクト 〜猫に対する行動実験〜」

20XX年〇月某日 2:00p.m. N−Y棟A階N−2号室にて実験開始。
被験者 成人男性5名(当資料においてはイニシャルで表記)

被験者たちには、ネコジャラシを持ちひとりずつ実験室へ入室して
もらい、待機している猫と遊ぶように説明する。
持ち時間はひとり40分とした。
尚、今回実験に参加した猫は、当研究所にて飼育されている猫のう
ちから最もやる気のない者を3匹選出し、ローテーションを組んだ。

実験結果

被験者S:ネコジャラシを持ち入室。
    猫の前でネコジャラシを振り始める。
    猫→無視。
    「にゃ〜ん?にゃ〜ん?」と声を掛けつつ、ネコジャラシ
    を振り続けた。
    猫→開始19分後、眠った。
    被験者、猫の隣に寝そべり、何か小声で話しかけている様
    だが、モニター越しには聞き取れず。
977あなたはどっち?-2:2008/08/14(木) 19:46:49
被験者T:入室すると同時に「おっ!」と発言。
    猫→声に驚いたのか、被験者をじっと見る。
    「キミはレオ君にそっくりだね!あ、レオ君って言うのは
    うちの猫だけどね」などと、持ち時間一杯まで話続ける。
    その間、ネコジャラシを振り続けていた。
    猫→開始27分後、ネコジャラシで遊んだ。

被験者R:入室。「カワイイ〜」と言いながら猫を抱き上げる。
    猫→抵抗する様子も見せず。
    被験者、「健康チェックぅ!」と猫の体重、毛並み、爪等
    を調べ始める。
    猫→開始12分後、被験者に抱かれたまま眠った。
    被験者も猫と共に眠ってしまった為、開始から25分で実験
    を中止。

被験者W:入室。ネコジャラシを猫の目の前で振る。
    猫→無視。
    「はぁっ?無視ですか、そーですか。って、シカトなんざ
    10年はえーんだよっ!こんのやろ、こーしてやるっ」と猫
    を弄りまわす。
    猫→被験者に向かって猫パンチ
    被験者は大喜びし、ネコジャラシで更に挑発。
    猫→開始8分後、ネコジャラシで遊んだ。
978あなたはどっち?-3:2008/08/14(木) 19:47:26
被験者Y:この被験者については、ギターを置いてくる様に注意し
    たが拒否した為、ギターを持って入室。
    猫→チラリと被験者を見たが、その後無視。
    被験者、「あの・・・」と発言しかかるが無視された為、ギ
    ターを床に置き、ネコジャラシを控えめに振る。
    猫→ゆっくり立ち上がりギターの上に移動。
    被験者、「あっ・・・」と言ったものの、猫にジロリと睨ま
    れ、「なんでもありません・・・」と引き下がる。
    猫→開始3分後、ギターの上で寝そべる。
    被験者、部屋の隅に移動し遠くから猫の様子を伺っている。
    だから置いて来いって言ったのに。
    
考察
今回の実験では、ネコジャラシで遊ぶことに成功した者は2名だった。
しかしながら猫派という視点から考察すると、被験者S、T、Rの3名
が当てはまるものといえる。
Sは猫との距離を適度に取る事が出来、Rは猫の体調管理能力が長け
ていると見られる。また、Tにおいては猫の感情を上手くコントロ
ールした結果と考えられる。
一方、被験者Wは実験自体は成功したものの、猫の感情を尊重して
いたかは、甚だ疑問である。
Yに関しては、今回の実験だけでは推察することが難しいが、猫の
方が優位に立ってしまう傾向が見られた。
今後の「猫派推進プロジェクト」としては、今回の結果を受け、被
験者S、T、Rの3名に広報部よりコンタクトを取る様、要請する予定
である。

※被験者W、Yについては、「犬派推進プロジェクト」より実験対象と
 して要望があったことを追記しておく。
979伝説の名無しさん:2008/08/17(日) 00:16:17
ネコジャラ氏の5人それぞれやり方面白スww
猫パンチに大喜びのW氏にじっと見つめてなY氏・・・らしいなあw
S氏のささやき戦術の内容はやっぱりエサ代から貸して?かしらん。
980伝説の名無しさん:2008/09/15(月) 00:36:29
age
981伝説の名無しさん
980越すと一日以内でdat落ちするんだよね。
自分は寝たを書ける情熱は全部出し切ってしまったので
感謝しか言えないけれど、本当にこのスレ好きだったよ。
これからもC-C-Bのみんな応援してるね。ありがとう♪