1 :
伝説の名無しさん:
とにかく自分だけを愛してほしかったそうです。
2 :
伝説の名無しさん:2005/06/03(金) 19:22:58
吉岡が別の友人と飲みに行ったら物凄く怒ったそうです。
3 :
伝説の名無しさん:2005/06/03(金) 19:42:50
仕事があってもコンサートツアー全箇所見に来ないと絶好だって。
4 :
伝説の名無しさん:2005/06/03(金) 19:54:14
5 :
伝説の名無しさん:2005/06/03(金) 19:55:43
6 :
伝説の名無しさん:2005/06/03(金) 20:01:39
愛されたくてシャブやった
7 :
伝説の名無しさん:2005/06/03(金) 20:04:10
8 :
伝説の名無しさん:2005/06/03(金) 20:06:20
繁美に愛されたくてしょうがなかった
9 :
伝説の名無しさん:2005/06/03(金) 20:10:12
349 :伝説の名無しさん :2005/06/02(木) 18:02:38
尾崎豊さん境界性人格障害の症例。
・担当プロデューサーには自分以外のミュージシャンのプロデュースはするなと無理を言う。
・担当編集者が自分以外のミュージシャンや作家と食事に行っただけで怒り出す。
また、自分のコンサートツアー全箇所見に来ないと原稿は渡さないと言う。
・妻には一日中"俺の事を愛してる"とノートに書き続けていろと束縛する。
・何か気に入らない事があるとマネージャーに奴当たりする
10 :
伝説の名無しさん:2005/06/03(金) 20:12:27
小せえ奴だな
11 :
伝説の名無しさん:2005/06/03(金) 20:15:13
尾崎はキモくてしょうがない
12 :
伝説の名無しさん:2005/06/03(金) 20:34:57
13 :
伝説の名無しさん:2005/06/03(金) 20:39:53
妻が水道の蛇口を使って浮気相手と交信するかも知れないって本気で悩んでた気違いオザキ
14 :
伝説の名無しさん:2005/06/03(金) 20:48:53
尾崎は気違いすぎてしょうがない
15 :
伝説の名無しさん:2005/06/03(金) 23:28:58
尾崎を馬鹿にすんぢゃねぇー。尾崎は寂しがり屋さんなんだよ!
16 :
伝説の名無しさん:2005/06/03(金) 23:44:48
↑お前死んで尾崎のとこ逝ってこい
17 :
伝説の名無しさん:2005/06/03(金) 23:46:19
馬鹿になんかしてない。
アンチも多少は同情するよ。
18 :
伝説の名無しさん:2005/06/03(金) 23:47:20
お前がイッテやれ
19 :
伝説の名無しさん:2005/06/03(金) 23:47:55
尾崎豊は、「常に人に踏み絵を要求する」「あなたは尾崎豊ひとりだけを愛してくれますか」by見城徹
20 :
伝説の名無しさん:2005/06/04(土) 10:19:40
太宰治や芥川龍之介も尾崎と同じ境界性だったらしい
俺も
>>13を知ったときはびっくりしたさ。。
尾崎をここまで苦しめたものは何だったんだろう・・・
>>13は覚醒剤の影響。なんでもかんでも疑ってかかるようになるんだよ。
>21
芥川龍之介もボーダーだったの?
芥川は等質だって聞いたけど。太宰はボダで有名だけどね。
詳しく教えてくれ。
24 :
伝説の名無しさん:2005/06/04(土) 21:26:18
気違い尾崎
25 :
伝説の名無しさん:2005/06/05(日) 19:03:37
自分だけを愛せって
ずいぶん勝手な奴だな
>>1 愛してやるから本スレに来い。
スルーされる程度の話題なら放置されるだろうがそれも愛だ。
住人の皆さん尾崎ファンの皆さん『尾崎豊統一スレッドpart19』に誘導いたします。
http://music4.2ch.net/test/read.cgi/legend/1099703740/l50 2ちゃんねるは、公共の掲示板ですから、自分勝手なスレ建ては叩きの対象になります。
スレッドの存続や考え方などの議論は、こちらでお願いします。
http://8928.teacup.com/motosannzyuuni/bbs ※お願い
個人的な意見としては、伝説板に誰かが迷い込んできた時に
『尾崎 豊』のスレッドを解りやすく探せるようなスレッドがあれば言いと思っています。
私は、『統一スレ』の事を『本スレ』と呼んでいますが
このスレの経緯はファンもアンチも統一という趣旨で
統一という言葉が使われていた経緯があります。
2ちゃんねるにおいて、勝手なスレ建てを止められないのと同様
ファンとアンチを分離する事は、事実上不可能だと思いますので
住人の反応が流れを左右すると考えます。
伝説板内には、『尾崎アンチ』ではなく、『尾崎ファンアンチ』と言う変った方も住んでいます。
今回、誘導に尾崎スレの全スレ回りますが、趣旨に賛同していただける方は
こりゃダメだろ?と思うスレが建った時や迷子の尾崎ファンを見かけたときには
速やかに『本スレ』に誘導してあげてください。ご協力お願いいたします。
27 :
伝説の名無しさん:2005/06/06(月) 12:30:48
28 :
伝説の名無しさん:2005/06/06(月) 19:48:25
哀れだなオザキ
29 :
伝説の名無しさん:2005/06/07(火) 01:35:49
尾崎はさみしがり屋さんなんだよ
30 :
伝説の名無しさん:2005/06/07(火) 18:10:35
母性本能をくすぐられます
31 :
伝説の名無しさん:2005/06/08(水) 15:39:28
真実は見つけれたのかなぁ
32 :
伝説の名無しさん:2005/06/10(金) 22:26:27
てか13のやろう尾崎豊が嫌いなくせに詳しいな?そんなことにわかファンとかなら知らないぜ!なぜしってるの?実はファンなんだろ?嫌いな歌手の記事などよまないのにしってるのはおかしいね
33 :
伝説の名無しさん:2005/06/13(月) 20:01:24
34 :
13:2005/06/14(火) 19:52:21
35 :
伝説の名無しさん:2005/06/14(火) 23:20:16
結局尾崎が一番言いたかったことって
「好きなように生きろ」という事だと思う。
でもそれには多大な苦悩や葛藤があるけど。。
バカが聞いたら誤解しそうな言葉だし・・・
36 :
伝説の名無しさん:2005/06/15(水) 18:39:13
馬鹿ばっかだからな
37 :
伝説の名無しさん:2005/06/15(水) 18:41:10
で↓に尾崎ファンがお前もななんてしょうも無いレスすんのな
38 :
伝説の名無しさん:2005/06/15(水) 21:33:44
オマエモナー
39 :
伝説の名無しさん:2005/06/21(火) 20:10:55
40 :
伝説の名無しさん:2005/06/23(木) 03:43:51
どんな困難にも負けないで
いつまでも夢を捨てないで
僕からの精一杯の愛情を込めて
これからも歌い続けることを約束します。
尾崎安心してくれ!俺は決して自分に負けたりしない!!
こんなやつ早く死んでよかったじゃん。
そのまま生きてても、人に嫌われまくって
挙句の果てに誰か殺してるよ。
早く死んだからこれだけカリスマ扱いされるんだよ。
42 :
伝説の名無しさん:2005/06/23(木) 21:18:01
オザキ君は寂しくて愛されたくて愛されたくてしょうがなかったかわいそうな
アーティストだったんだよ。自分への愛情を確かめたくって疑わなくてもいいのに
疑って結局破綻してしまう。そんな人間関係しか築けなかった哀れな男。
43 :
伝説の名無しさん:2005/06/24(金) 20:21:21
奥さんにうがいの回数がいつもと比べてどうとかで一晩中浮気を疑って
責め立てたんだって
奥さんが殺したくなったとしても無理ないね。
44 :
伝説の名無しさん:2005/06/27(月) 09:39:51
こういうのってアンチにはあまり知られてないね
45 :
偏差値28:2005/06/29(水) 18:19:12
尾崎豊=ナルシスト
正直、うっとうしいだろ?
46 :
伝説の名無しさん:2005/06/29(水) 21:07:39
くどいね
47 :
伝説の名無しさん:2005/07/04(月) 01:22:03
age
48 :
伝説の名無しさん:2005/07/10(日) 10:15:48
49 :
伝説の名無しさん:2005/07/11(月) 16:00:49
hage
50 :
伝説の名無しさん:2005/07/17(日) 21:43:27
ぃ?
51 :
伝説の名無しさん:2005/07/19(火) 15:03:28
愛されたいってごく自然な心情でしょ?
幅が違っただけだよ。
52 :
伝説の名無しさん:2005/07/19(火) 19:57:59
まあ頭が悪かったんだよ
53 :
伝説の名無しさん:2005/07/19(火) 21:57:31
↑おまえの頭がな
54 :
伝説の名無しさん:2005/07/19(火) 21:59:12
↑必死なお前がだよ
>>52愛情ある叩きならいいが、故人を悪く言うなって
お母さんに教わらなかったか?
なんだその頭悪いレス。
常識ないな。
56 :
伝説の名無しさん:2005/07/19(火) 22:17:42
↑こんな糞な掲示板で能書き垂れるお前が一番頭悪い
死ねよ
57 :
伝説の名無しさん:2005/07/20(水) 04:14:50
君が君であるために 勝ち続けなきゃならない
正しいものは何なのか それがこの胸に分かるまで
尾崎のI LOVE YOUってそんなにいいか?
そんなにいい歌詞だと思わないんだけど。
59 :
伝説の名無しさん:2005/07/20(水) 19:40:48
ああ糞だな
女の子が聴くと良いらしいよ I LOVE YOU
生活に宗教のないこの国で、彼の歌はまさに救いだった
そう 全ての宗教のテーマは愛 尾崎さんも苦しんだんだね釈迦の様に
人間の心の欲望こそ争いの原因 その欲望をベースにしてるのが資本主義
61 :
偏差値28:2005/07/21(木) 18:44:37
尾崎のロックは資本主義の賜物
所詮、ビジネス
62 :
愛と平和:2005/07/22(金) 04:35:21
尾崎さんは歌で世の中を変えようとした ジョンレノンもそう
でも歌を歌っても世の中は変わらない 思想家の僕が変えてあげるよ
親愛なる2chネラーの皆さん 応援してくださいね
あいしてるおずき
敬愛主義
>>9 とか
>>13 は、何か本で読めるんですか?
あと、吉岡って誰でしょう。
66 :
匿名の名無しさん:2005/08/27(土) 00:39:54
吉岡は尾崎豊の弟分です。正式には『吉岡秀隆』。
尾崎の『I LOVE YOU』が『北の国から』の挿入歌にもなっています。
また、彼とモッ君の主演の映画『ラストソング』の終盤で
彼、吉岡秀隆も歌っています。
もちろん音楽活動もしていて、アルバムも出しています。
アルバム『分岐点』がお薦めです。
ただ、アンチ尾崎さんにはお薦めできません。
何故なら、まるで尾崎の様....。
67 :
伝説の名無しさん:2005/09/02(金) 13:12:37
心弱き君へという曲は尾崎のことを歌った歌だそうです。
68 :
伝説の名無しさん:2005/09/06(火) 01:13:28
尾崎愛してるぜ
尾崎ありがとう
70 :
伝説の名無しさん:2005/09/08(木) 04:05:15
尾崎って何て切ない人だったんだろう・・
永遠に愛してるぜ尾崎
71 :
伝説の名無しさん:2005/09/08(木) 08:01:55
r";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
|;;;;;;;;;;;;;;;;/ノ;;ノ/ 7/::;;;;;;;;;;;|
`i;!:;;;;;-'"‐ノム、' ,;:'''}__i';;;;;;::;
| `V 'ー'` rj-. Y'"
!ミ┤ | /
Vj、 :' /
| ヽ、 ‐_‐. / <もっと愛してくれ・・・愛が足りない
ノ \ /
`''''" `
尾崎の意志は受け継いだ 愛の世直ししてみせる
73 :
伝説の名無しさん:2005/09/10(土) 04:22:07
取り囲む全ての物事の中で 真実を掴むんだ
74 :
伝説の名無しさん:2005/09/10(土) 05:01:52
あれだけ愛されても物足りないのかね
世の中が腐ってるからね
77 :
伝説の名無しさん:2005/10/19(水) 01:03:40
78 :
尾崎豊:2005/10/19(水) 01:07:54
刹那だ・・・
79 :
尾崎豊:2005/10/19(水) 01:14:50
レディオヘッドが好きだ・・・
80 :
伝説の名無しさん:2005/10/19(水) 04:19:01
| _,;-ーー┤ o o o | ::::::::;:::::::::::. /。゚ o 。 o |_ /|
| _/。 o゚。。o゚/ o o 0 o | :::::::::;::::::::::: /o ゚ 。 〇。 | `ー、._ |
|/ ',o ゚ o 。 /。◎ o〇 0 。 .| ::::::::::;:::::::::::/◎◎ o 〇o Q | ゚。 oヽ、 |
ハ 。 ゚o゚/。゚o o O o .| :::::::::::;:::::::::/ ゚ 〇 ◎ O ゚ o / o / \|
/ ', o ゚/。o o o ゚ ◎ o.|.::::::::::;::::::::/o ゚。゚。 0 ゚ ◎ ゚。 |◎ /ー-ー"
/ ', 。|゚ 。 o ゚ O ◎ ゚ 。|:::::::::ハ:::::/ ゚ 。 ◎ 0 ◎ o ゚ |。/
l. ',゚。.| ゚o゚ ◎ ◎ ◎ 。|:::::::/ ';::|。゚o o ◎ ◎ ◎ 〇 /゚/
ヽ ノ, o o 0 〇○ ゚ Q。o | |゚。〇 Q Q O 0 ゚ ./ハ、
)/ ヽ、゚。゚。o o 〇 ◎゚。. / |。O◎ o 0 o o 。゚。/ 冫
/:::::::::::/\゚ ◎ ○ 〇 ◎ ∧ /|゚o o〇 ○ Q。/ー、 /
/:::::::::::/ \。。o o ゚ 。 ∧:::゙、 / ヽ゚。O ◎゚。゚ 0/ ヽ、
. /|:::::::::/ \o o ゚oノ ゙、:::ヽ. | `ヽ---ー''''" . ヽ
::::::::|:::::/  ̄ ̄ .|::::::::V ◎ ◎ . ヽ
:::::::|/ ◎ 〇 ◎ . ヽ::::::::'; 〇 ◎ o o |、
:::::::| | o ◎ ゚ ◎。 . |:::::|::'; ヽ ◎ o ○ 。 o . ヽヽ
::::::| .| 。 o Q ゚o . |::::|::::'; . o o 〇 ゚ Q ヽ|、
:::::| | ◎ o o 0 。 . ノ::::|::::::| . Q ゚ 〇 ゚ ◎ |::::ヽ
:::::| | ◎ o 〇 . _ノ::::::/::::::| . ◎ 〇 ○ . /::::::::\
:::::| \ |::::::::::/:::::::ノ . . . /:::::::::::::::ヽ
81 :
伝説の名無しさん:2005/10/31(月) 09:38:20
抱きしめて 愛してる
抱きしめていたい それだけなのに
おぉーざぁーきぃ
しかし品川は尾崎が好きなのはわかるけどへたくそだ
もう歌わないで ウンコちびるよ
よぉーし今夜またスクランビン・ロックンロール
聞きながら腕立て伏せやっぞ さぁやっぞ
おい、俺の筋肉やれるのか 本当にやれるのか
おぉーざぁーきぃ
82 :
伝説の名無しさん:2005/11/24(木) 08:45:47
尾崎豊は愛されたくて愛されたくてしょうがなかった
83 :
伝説の名無しさん:2005/11/28(月) 13:12:46
あなたは尾崎豊一人だけを愛してくれますか?
84 :
伝説の名無しさん:2005/11/28(月) 20:06:16
尾崎は嫌い
85 :
伝説の名無しさん:2005/11/28(月) 20:31:58
ヲザヲタはカスばかりなのか?
86 :
J:2005/11/28(月) 20:38:51
そみたいねー
87 :
伝説の名無しさん:2005/11/28(月) 21:54:03
88 :
伝説の名無しさん:2005/12/04(日) 01:19:43
85
愉快(笑)てめぇは尾崎ファン全員みたのか?全員みてから言ってね。
89 :
伝説の名無しさん:2005/12/04(日) 02:13:38
じゃあ85は正解だな
90 :
伝説の名無しさん:2005/12/04(日) 02:15:04
しゃぶしゃぶ
91 :
伝説の名無しさん:2005/12/04(日) 02:19:49
しゃぶしゃぶなんて贅沢だな
92 :
伝説の名無しさん:2005/12/04(日) 04:20:24
ジョンレノンってなんでジョンレノンなの?
93 :
伝説の名無しさん:2005/12/04(日) 04:22:57
DAPANPのISSAはどうなんだ
94 :
伝説の名無しさん:2005/12/04(日) 11:32:33
ISSAはイケメンのナイスガイ
95 :
伝説の名無しさん:2005/12/11(日) 02:47:54
尾崎はやりちんだった、アゲ
96 :
伝説の名無しさん:2005/12/30(金) 15:09:46
3年B組金八先生スペシャル
また尾崎の全スレ上げてるバカ尾崎ファンがいるw
これだから尾崎ファンはクソって言われるんだよw
98 :
伝説の名無しさん:2005/12/30(金) 15:34:15
>>97コピーうざす
おめーの戯言なんて誰も聞きたくねーよ
99 :
↑:2005/12/30(金) 15:37:23
また尾崎の全スレ上げてるバカ尾崎ファンがいるw
これだから尾崎ファンはクソって言われるんだよw
100 :
↑:2005/12/30(金) 15:40:42
コピーうざす
102 :
伝説の名無しさん:2006/01/26(木) 14:58:53
コピーウザす
103 :
名無し:2006/01/30(月) 00:11:03
まあいろいろだね〜人それぞれだからな(笑)
でも俺は同世代に生きれてよかったと思ってる人の一人。っていうと歳がばれるかw
生前最後のファンクラブ会員として喜ばしくも思ってるし、その頃の自分を振り返っても後悔はないよ。
もうファンクラブも昔に抜けたし、曲ももう何年も聴いてないけどな
ただ馬鹿にしてる人に1つだけ言いたくなったから書くけど・・・
あれだけのいい声と歌唱力を持って、本気で唄い、とてもストレートなコード進行で、ロックンロールと言うものを貫いてる人は
今少ないぜ!(いないとは言わないけどw)
以上・・・おじさんのたわ言でした
若者たちよ・・・誰か見つかるといいな^^
105 :
伝説の名無しさん:2006/02/10(金) 17:12:54
もにゅ
107 :
伝説の名無しさん:2006/02/12(日) 22:42:04
>>99 コピペ乙。お前が一番クソでカスいってことに気づけww
109 :
伝説の名無しさん:2006/03/03(金) 15:20:13
>>103 自分の父親も今年で結構な年になるんですけど 【笑】
なんだかんだいって尾崎好きみたいだ。
まぁ、15の夜や卒業は半分馬鹿にしたような感じで聞いてるけど
後はたいてい いい曲だってコメントしてたね。
よく30過ぎても尾崎きくやつはおかしいみたいに批判する人がいるけど
個人的にはいいんじゃないかと。
だって別に30になっても心が15ってことはまずないでしょ 【笑】
当時の自分の思い出を振り返って懐かしんで聞いてるんじゃないかと。
青春の1ページ【?】みたいな・・
自分の思い出をわざわざけがすことないと思うよ
それこそ悲しいことじゃない?
107 :伝説の名無しさん :2006/02/12(日) 22:42:04
>>99 コピペ乙。お前が一番クソでカスいってことに気づけww
↑
バカなクソ尾崎ファンが必死で怒ってるwwww
惨めだなwwww
111 :
伝説の名無しさん:2006/03/23(木) 22:45:31
天国の尾崎よ。俺はいつもお前に感謝している。
お前が素晴らしい曲を遺してくれなかったら、きっと俺は自分しか愛せない人間になっていたかも知れない。
112 :
伝説の名無しさん:2006/03/24(金) 13:15:23
おざきは絶対風化させないからねーーーーーーーーーーーーー
113 :
伝説の名無しさん:2006/03/24(金) 14:06:58
100万行ったかぁ。
はぁ…。
なんだかなぁ…。
) )
( (
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゙ミ;;;;;,_ ( ゙ミ;;;;;,_ (
ミ;;;;;;;;、;:..,,.,,,,, ミ;;;;;;;;、;:..,,.,,,,,
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゙ゞy、、;:..、) } ゙ゞy、、;:..、) }
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116 :
伝説の名無しさん:2006/03/28(火) 02:42:10
ヤフオクのハープ 2000万 いきました!
117 :
伝説の名無しさん:2006/03/28(火) 20:30:37
>>110 そんな惨めな奴にいちいち構ってるお前が惨め。キモ〜w
↑糞尾崎オタのお前のがきもい
119 :
伝説の名無しさん:2006/03/28(火) 20:41:39
↑お前ブスだろ。
120 :
ターナー:2006/03/28(火) 21:00:07
上、 /⌒ヽ, ,/⌒丶、 ,エ
`,ヾ / ,;;iiiiiiiiiii;、 \ _ノソ´
iキ / ,;;´ ;lllllllllllllii、 \ iF
iキ' ,;´ ,;;llllllllllllllllllllii、 ナf
!キ、._ ,=ゞiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii!! __fサヘ.
/ `ヾ=;三ミミミミヾ仄彡彡ミミヾ=`´ 'i、
i' ,._Ξミミミミミヾ巛彡////iii_ |
| ;if≡|ヾヾヾミミミミヾヾ、//巛iiリ≡キi |
| if! |l lヾヾシヾミミミ川|ii//三iリ `キi |
| ,if ,f=|l l lヾリリリリリ川川|爪ミミiリ=t、キi |
| ;iナ,サ |l l l リリ川川川川|爪ミミiiリ キi キi |
| iナ ;サ |l l リリリリ川川川川l爪ミミilリ キi キi |
| iサ ;サ, |リ リリ川川川川川l爪ミミiリ ,キi キi |
| iサ ;サ, | リ彡彡川川川川|爪ミミiリ ,キi :キ、 |
,i厂 iサ, |彡彡彡彡ノ|川川|爪ミミリ ,キi `ヘ、
,√ ;サ, |彡彡彡彡ノ川川|ゞミミミリ ,キi `ヾ
´ ;サ, |彡彡彡彡川川リゞミミリ ,キi
;サ, |彡彡彡彡リリリミミミシ ,キi
,;#, |彡彡ノリリリリミミミシ ,キi
;メ'´ !彡ノリリリリリゞミミシ `ヘ、
;メ ヾリリリリノ巛ゞシ `ヘ、
;メ ``十≡=十´ `ヘ、
ノ ゞ
122 :
伝説の名無しさん:2006/03/30(木) 00:38:10
この世からアンチが消えて無くなりますように.....
123 :
伝説の名無しさん:2006/03/30(木) 02:42:08
尾崎豊(笑)は愛されたくて愛されたくてしょうがなかった(笑)
俺アンチだけど尾崎の気持ちはなんとなく分かる
俺も自分のファンがいたい奴ばっかだったら
自殺したくなる
アフォだな
126 :
伝説の名無しさん:2006/04/25(火) 06:19:50
シェリー、俺は歌う〜。
から始まる俺俺俺俺俺俺俺俺俺のオンパレード。
凄まじい自己愛だな。
まさかカルト信者共も、この歌にインスパイアされて有りもしない自分探しとか
してんのか?気味悪いな。リアルタイムで聞いてたやつなんかいい年だろ。
僕が僕であるために?いったいいくつの時に尾崎はこんな素っ頓狂なこと言ってたんだ。
いつになったら卒業できるのか?高校中退したんだろ。
昔ね、尾崎信者のヤツが知り合いにいてね、そいつが尾崎の歌の入ったテープを
押し付けてきてね(選挙前の層化みたいに)。そんなテープが三本もあってね。
何度か聞いたけど、金払って聞こうとは思わなかったね。
会社の同期にも信者いてね。KO大学出てて幹部候補生だったけど。
「社会のシステムの歯車」とか「敷かれたレール」がどうとか、痛いやつだったね。
脆弱な秀才君て感じで。
案の定、30過ぎてすぐに関連会社に出向させられてたね。もどってこないだろうね。
難しいヤツだったって周りは言ってたけど、どうだか。
はいはいわろす
128 :
伝説の名無しさん:2006/04/25(火) 09:14:21
ご冥福を心よりお祈りいたします
129 :
伝説の名無しさん:2006/04/25(火) 10:23:52
嫉妬してるんだな暇なんだな居場所がないんだな
自分の発言を普段から言えないでここで発散してんだな
その標的に尾崎を選んだそうだなただそれだけの事だな
ファンをからかいたいんだな反応が気になるんだな
こんな所でアンチを集めて共感しあってるなら
自分の好きな分野の板に行きなこんな所より得るものがあるから
反応すればするほどお前たちが何だか可哀そうにおもえてくるよ
何でもかんでも噛みつくその速さ逆にファンか?って思う
知ってるぜお前たちの習性はこうゆう書き込みにたいしては
短く急に冷めた口調で叩くって熱い物には急にクールになるって
負けるのが嫌なんだろ
130 :
伝説の名無しさん:2006/04/28(金) 20:29:53
>>129 だからファンなんでしょ 貴方も負けず嫌いですね
あちこちで
>>129のコピペ見るけど暇で居場所ないんですか
いちいち熱心に反応するの見るたび可哀そうにおもうよ
こういう風に反応するからアンチが調子づくんでしょ
ほっとけばいいじゃん
131 :
伝説の名無しさん:2006/04/28(金) 20:43:44
尾崎愛してる
133 :
ヤク中ユタシネ ◆nZOmwv3ztM :2006/04/30(日) 13:53:43
尾崎が糞なんだよ
134 :
伝説の名無しさん:2006/04/30(日) 14:05:16
尾崎は糞でもあなたより遥かに稼いでいましたけどね
人生のやじうまさんw
135 :
伝説の名無しさん:2006/05/15(月) 00:39:09
便所の落書きと エロサイトばかり見てる俺
超高級ソープの紹介記事 届かない夢を見てる
やりばのない気持ちの扉やぶりたい
電車の中 尻を触って見つかれば逃げ場も無い
しゃがんでひとり 背を向けながら
心のひとつもわかりあえないカップルたちをにらむ
仕事仲間たちは俺抜きで旅行の計画を立てる
とにかくもう 会社や盛り場にはでかけたくない
自分の存在が何なのかさえ 解らず引きこもる 35の夜
盗んだパンツでオナりだす 持ち主も解らぬまま 暗い夜の帳の中で
誰かに慰められたいと 逃げ込んだこの板で
仲間を見つけた気がした 35の夜
136 :
伝説の名無しさん:2006/05/15(月) 00:54:37
尾崎にだったら殺されてもいい
137 :
プチ許永中 ◆nr3x6lLeGA :2006/05/15(月) 15:41:57
138 :
伝説の名無しさん:2006/05/15(月) 16:17:00
スレ主、2ちゃんくんな 存在が迷惑
139 :
伝説の名無しさん:2006/05/26(金) 12:37:23
あれだけ大勢のファンに愛されても、ただひとり母親からの愛情を欲していたんだね。
やはり世の中、母親の愛情に勝るものはないんだなあ・・・
140 :
伝説の名無しさん:2006/05/26(金) 14:34:20
?
ヤクザともつきあいあるようなダメ嫁と結婚したから
普通の結婚やり直したかっただけだろ
尾崎の父母のような普通の結婚と普通の家庭が欲しかったんだろ
141 :
伝説の名無しさん:2006/05/26(金) 19:22:32
尾崎愛してる!
142 :
ヤク中ユタシネ ◆nZOmwv3ztM :2006/05/27(土) 16:22:50
親父みたいに離婚したかったんだよ
143 :
伝説の名無しさん:2006/06/14(水) 19:37:17
尾崎キモい
144 :
伝説の名無しさん:2006/06/17(土) 18:09:04
尾崎の両親は離婚してないべ
お父さんがしてるんだって
146 :
A型男性:2006/06/22(木) 13:05:20
周りの人間達から愛されたいのか、家族から愛されたいのか、僕は家族の方を選ぶだろう、街だけはいつも賑やか、豪華な家に住みたくても住めない俺!
147 :
伝説の名無しさん:2006/06/22(木) 16:56:40
明らかにシャブしてた
148 :
伝説の名無しさん:2006/06/23(金) 14:21:11
生きること それは日々を告白していくことだろう
尾崎豊
OZAKI YUTAKA ROCK'N ROLL
生きること それは日々を覚せい剤でごまかしていくことだろう
尾崎豊
151 :
伝説の名無しさん:2006/07/02(日) 15:47:05
#149 しらけた
当たってること言われちゃ
確かにしらけるかもなw
153 :
伝説の名無しさん:2006/07/07(金) 20:40:42
#152 しらけたよ
154 :
伝説の名無しさん:2006/07/07(金) 21:04:27
155 :
伝説の名無しさん:2006/07/07(金) 22:02:59
「俺は・・俺は・・・見城さんの愛がないと駄目なんだ!
見城さん・・・もう一度・・僕を調教してくれよ!
僕の肛門に・・・肛門に・覚醒剤を塗りこめてくれよ!!」
尾崎豊は愛が欲しかった。愛されたかった。
すでに20代の中盤を向かえ、もはやかつてのようにファンの馬鹿ガキの代弁者
なんて子供だましも通用しにくくなった。未だついてくるのは一部の狂ったファンと
オウムの若手信者ぐらいだ。見城と須藤が作り上げてくれた十代の代弁者という虚像は
すでに過去の栄光に過ぎなくなっていた。
尾崎は孤独だった。
そんな時、彼は思い出したのだ。かつて俺を売り出し、俺を世間知らずの馬鹿共の
ヒーローに仕立ててくれた見城徹の存在を・・。
「見城さん・・、俺、もう一度頑張るからさ。 もうワガママばかり言わないよ。
俺・・・、俺・・、どうしたらいいのか分からないんだ!
見城さん! お願いだ!! もう一度俺を骨の髄まで愛してくれ!」
尾崎はおもむろに、手にした覚醒剤の粉末を指に載せた。そしてそれをゆっくりと
自分の肛門に差し入れた。 脳天に突き抜ける快感! 衝撃!
尾崎は全裸のまま、夜の街を駆け抜けた。 血走った目で、流れる汗も涎も拭わず。
見城の愛を取り戻せそうな気がした。
156 :
ヤク中ユタシネ ◆nZOmwv3ztM :2006/07/09(日) 14:28:39
尾崎ファンて馬鹿だからな
157 :
伝説の名無しさん:2006/07/23(日) 07:40:45
か
158 :
伝説の名無しさん:2006/07/23(日) 13:09:51
ここらでちゃかしてどんだけ暇だw
尾崎ファンじゃないけど、その暇さ加減まじうける。
(俺も似たようなもんだけどwww)
159 :
伝説の名無しさん:2006/07/23(日) 14:14:27
でもアンチは凄いと思うよ。
ファンは好きな人の事を書いてる訳だから楽しいだろうけど
アンチは頼まれもしないのに自ら嫌いな人の事を書いているんだよ。
そんな時間あるんなら
好きな人と好きな事を話した方がいいと思う
好きでやってんじゃないの
161 :
伝説の名無しさん:2006/07/23(日) 16:06:07
尾崎の事は嫌いだけど
尾崎の悪口言ったり、ファンを腹立たせる事が好きって事ですか?
知らんそんなの
作家にきいてくれや
163 :
伝説の名無しさん:2006/07/26(水) 20:13:41
age
164 :
伝説の名無しさん:2006/08/08(火) 12:00:01
>ヤク中ユタシネ
おまえ、きもい。いろんな板にはりついて中傷ばっか
165 :
伝説の名無しさん:2006/08/21(月) 00:02:05
はげ
166 :
伝説の名無しさん:2006/08/21(月) 00:41:13
愛とは奪うものではなく与えても与えてもけして減らないもの
167 :
伝説の名無しさん:2006/08/21(月) 01:29:46
愛されたくてしょうがなかった俺
168 :
伝説の名無しさん:2006/08/21(月) 01:37:55
ジャンキー尾崎です。こっちでもシャブってます。
ジャンキー吉川とブルー米ッツ
ジャンキーと吉川とブルーハーツと米米CLUB
なんか粘着の50代オヤジがいるな
172 :
伝説の名無しさん:2006/08/21(月) 20:38:24
>>140 それ無理があるんだよな。尾崎の方に・・・。
173 :
伝説の名無しさん:2006/08/21(月) 21:09:02
本当は僕も癒されたかったんです…
174 :
伝説の名無しさん:2006/08/23(水) 21:43:19
疲れた、妄想の世界を邪魔されたり!
175 :
伝説の名無しさん:2006/08/23(水) 21:50:16
うんこちんちん
176 :
伝説の名無しさん:2006/08/23(水) 21:51:28
177 :
伝説の名無しさん:2006/09/16(土) 00:55:32
178 :
伝説の名無しさん:2006/09/16(土) 04:07:48
映像を見る度にもうこの世にいないんだなと泣きたくなる
179 :
伝説の名無しさん:2006/09/21(木) 12:51:38
愛したい!愛したい!愛したい!愛〜したい!
ウイェ〜
♪サックス
180 :
伝説の名無しさん:2006/09/21(木) 15:30:30
尾崎豊を馬鹿にするのやめたら?いくら生前酷いことを
しても一ついいことをしてれば天国に行くんだ
尾崎だけじゃない誰だって寂しいから人を束縛したいと思う
だけど尾崎はそれをしたでもそれは人として当たり前なんだ
尾崎は自分の思うようにしたいと思ったのは間違いだが
尾崎は人間として当たり前のことをしただけです。
くさいと言われようが何といわれようといいです
自分の理念を通すだけですから
181 :
伝説の名無しさん:2006/09/21(木) 16:38:43
尾崎豊を馬鹿にしているというよりも
現在はむしろ尾崎のファンを馬鹿にする方向へ移っている
尾崎本人への批判とかは一通り出尽くしているため
182 :
伝説の名無しさん:2006/09/21(木) 16:58:03
そうなんですか・・・アンチ性質悪い正々堂々尾崎を馬鹿にしたらどうですか?
してほしくないけど
183 :
伝説の名無しさん:2006/09/21(木) 18:26:45
別の尾崎スレを見てごらん。
ちょっと探すだけでも尾崎ファンなら目眩がする位尾崎本人は罵倒されまくってるから
多くの尾崎ファンはいわゆるアンチの攻撃の耐えかねて尾崎豊板とかファンサイトとかmixiとかに移っていった
いま残ってるのは狂った連中ばっかだよ、アンチもファンも
184 :
伝説の名無しさん:2006/09/21(木) 19:32:09
ばかにしないでよ・・・
185 :
伝説の名無しさん:2006/09/21(木) 19:36:22
ちょっと待って!プレイバック!プレイバック!
いまの言葉!プレイバック!・・・プレイバック
そうだ、馬鹿にする奴はアンチだろうがファンだろうが消えろ!
もはや俺しか尾崎を本気で愛している人間はいなくなったナ。
187 :
伝説の名無しさん:2006/09/21(木) 19:37:52
俺のほうが…俺のほうが尾崎を愛してるぞ
俺のほうが尾崎を深く愛しているんだぁ!
見城徹
188 :
伝説の名無しさん:2006/09/21(木) 20:15:35
僕も尾崎を愛してるぅぅぅ!!!(12歳)
189 :
伝説の名無しさん:2006/09/21(木) 20:21:23
ふざけるな!尾崎は俺の金蔓、いやステディーだ!
他の誰にも渡さないぞぉ!
須藤晃
190 :
伝説の名無しさん:2006/09/21(木) 20:42:15
何天国だよ、ここは
俺があの世で一緒になるのだ
192 :
伝説の名無しさん:2006/09/21(木) 20:46:25
尾崎は普通の人の何百倍もの愛情を要求する
193 :
伝説の名無しさん:2006/09/21(木) 21:26:39
そして彼に我が身を生贄に捧げ、永久に愛の奴隷となるのだ
そう、薔薇刑。甘美な芳香漂う中、私と尾崎を縛る蔓の鋭利な棘が肌を裂く
滴る血潮を指先で掬い、互いの唇にあてがう
「美しい人よ!汝の名は尾崎豊!ああっ!」
白銀の剣が我ら二人の肢体を貫いて、最後の息吹を互いにむさぼりあうように熱く接吻を交わす。
永久の愛を誓うのだ。月に。星に。
194 :
伝説の名無しさん:2006/09/21(木) 21:39:22
オウムの次はホモか…
195 :
伝説の名無しさん:2006/09/21(木) 21:45:56
こんな変なこと書くからアンチにばかにされるのかなぁ?
196 :
伝説の名無しさん:2006/09/21(木) 21:55:25
書いたのはアンチだろ
ホモだよ
おまいらホモか?アンチのネタか?
だいたい尾崎の事を本気で愛している奴なんて、この世に存在しないんだよ!
俺以外は。
ホモ牛乳でも飲んでとっととネロ
200 :
伝説の名無しさん:2006/09/21(木) 22:22:41
私だって愛してるよ。
尾崎はいつもたった一滴の水で洪水が起きるようなぎりぎりの状態だったんだろう
202 :
伝説の名無しさん:2006/09/21(木) 22:42:43
尾崎は愛されたかったんだもんね・・・
孤独って言っても皆尾崎が好きだよ
203 :
伝説の名無しさん:2006/09/21(木) 23:14:44
尾崎の心のコップはあふれていた・・だがそれを隠そうとして
さらに水がこぼれていった・・・
204 :
伝説の名無しさん:2006/09/21(木) 23:20:18
203 結構良いこといいますね
205 :
伝説の名無しさん:2006/09/22(金) 01:07:52
そしてそのコップには、溢れんばかりの愛が注ぎこまれた…
濃厚で、濃密で、時に息苦しい位の胸いっぱいの愛が…
「あ!愛に!溺れてしまうぅ〜!」
「さあ!胸襟を開いて私の懐に飛び込んでおいで!」
見城の一言に尾崎は戸惑いながらも、始めはゆっくり、そして途中から駆け出した。
「もっと俺を愛してくれ!みんなの愛を俺に注ぎ込んでくれ!」
尾崎を慕う多くのファンが、尾崎の叫びに感応し、滂沱の涙を迸らせた。
「尾崎ありがとう!僕達は尾崎を忘れないよ!」
尾崎は溢れる涙を拭いながら大きく激しく頷いた。
206 :
伝説の名無しさん:2006/09/22(金) 01:18:26
最近尾崎スレに愛が足りないな、確かに。
アンチの心が
カラカラにひからびてるからな
208 :
gar:2006/09/22(金) 08:26:50
209 :
gar:2006/09/22(金) 20:03:22
アンチが最近静かだなぁ怖いくらいに・・
210 :
伝説の名無しさん:2006/09/22(金) 20:59:12
211 :
伝説の名無しさん:2006/09/22(金) 21:54:36
尾崎豊を嫌いな人いる?
212 :
伝説の名無しさん:2006/09/22(金) 22:03:12
愛が足りない、そうだ…。愛が足りないのだ!
尾崎は突然、月明かりの中ベッドの上で上体を起こした。隣には妻の繁美が静かに寝息を立てている。
先ほどの熱い情事の余韻なのか淫靡で甘酸っぱい体臭が部屋中を漂う…
頬と胸板に汗が伝う。窓から差す明かりが繁美の肩から腰にかけての柔らかで滑らかな曲線を照らす。
それを目にした尾崎は、体芯から沸々と沸き起こる激しい衝動を感じた。
愛が足りない!そうだ!
コンサートの後は必ずと言っていいほど激しい肉欲にさいなまれる。多くの自分を求めるファン達の前で
自分の全てを吐き出すように激しく絶叫する。反応したファン達に煽られてさらに自分が舞い上がる感じが
尾崎は好きだった。何もかも忘れられる…崇拝に近い愛を一身に受けられるからだ。
しかし、スポットライトの明かりが落ちステージが静寂に包まれると喩えようも無い寂寥感が突如襲ってくる
興奮冷めやらぬ肉体は激しく脈打ち、その情熱の出口を激しく求めるのだ。そして繁美を抱いた。
食らいつく様に繁美の肉体に挑んだ。無我夢中で繁美の中に分け入り、自らの思いの丈を全てぶちまけた。
痙攣するように激しく震え、かすかな音節を形作ってあえぐ繁美の吐息に包まれて、尾崎は一気に昇りつめ
そして繁美のやわらかい肉に我が身を預け、眠った…。そして真実の愛に辿り着いた、そう思ったのだ。
213 :
伝説の名無しさん:2006/09/22(金) 22:03:44
では何故俺はこんなに虚しいのだ?孤独なのだ?
尾崎は苦悶した。俺は人に求め過ぎたのか?俺は間違っていたのか?
月明かりの中で繁美が肉体を捩らせた。柔らかな肉感が波打つように肌を伝った。滑らかな太腿が擦れながら交わり
ゆっくり開かれた…。奥に行くほど薄黒く影が掛かった肉のうねりの先にやや濃い目の恥毛が遠慮がちに覗く。
上向いた乳房から下腹部まで滑るように視線を這わせた尾崎はゆっくりと両手を差し伸べて繁美の薄濡れた
赤紫色の花弁に触れようとした。もはや抑えようも無い程激しく欲情しているのが分かった。
小声であえぐたびに繁美の乳房は振られる様に揺れた…あたかもそれ自身が何かを主張しているかのようだ、
、繁美の意思とは無関係に女であることを訴えているようだ、尾崎はそう思った。
214 :
伝説の名無しさん:2006/09/22(金) 22:04:58
俺は今、繁美を支配している。尾崎はそう感じた。そして尾崎は繁美の大きく開かれた両足の間に滑り込む
ように腰を置き、激しく反り返った自身を繁美の大腿の内側に這わせた。繁美の滑らかな肌のキメが尾崎自身
の亀頭を細かく差すように刺激する。高まりつつある自身を抑えるため尾崎は大きく吐息を吐いた。しかし
それすらも惜しむかの様に茎が自ら鼓動するかのように脈動を始めた。
繁美は目を閉じたまま息使いを荒げた。既に尾崎の愛撫に気付いているものの、黙ってそのまま身を委ねて
尾崎のされるがままに任せている…。小憎らしい奴だ、と尾崎は軽く舌打ちをし、そして微笑んだ。
尾崎は腰を繁美の秘部に押し付けた、7割がた充血した自身の茎を押し潰すように繁美の恥毛に絡ませた。
毛先が茎をチクリと刺激してゆく…。繁美は「う、うぅんっ」と声を上げた
もはや限界だった。
尾崎は猛々しく繁美の中に突入した、乱暴に、繁美自身を貫き引き裂くように体全体をぶつけた。
「あぁっ!あああぁっ!」
繁美の声がベッドルームに響いた…。
そして2人は共に、突然銃で打ち抜かれたように一瞬動きを止め、そして崩れ落ちた。
荒れる息遣いの中で2人は快楽の余韻に身を任せた。
そして尾崎は見たのだ。真実の愛の姿を…。
「母さん!」
そう小さく呟くと再び眠りに落ちた。満足気な笑顔で。
215 :
伝説の名無しさん:2006/09/23(土) 05:31:47
地獄こそが彼にとっては快楽の坩堝であった。
激しく攻め立てる観客の視線が彼、尾崎豊を昂ぶらせた。
全身を刺し貫く無数の熱視線。あまりの法悦に彼の肉体は電気が走ったように敏感に反応した。
毛細血管まで充満するアドレナリンが筋繊維と皮膚の汗腺を焦げ付かせ、バスドラの咆哮と
強烈にファズの掛かったハムバッカーの分厚いギターサウンドのサスティーンが彼をまだ見ぬ
世界まで昇華させた…。
本当の自分自身が何なのかを悟らせてくれたのは角川の見城徹であった。
あのホテルの一室での出来事。分厚い筋肉に包まれた見城の胸板に締め付けられるような
激しい抱擁に衝撃と、何故か心の底からの安心感を感じ取ったあの夜…。その夜を思い起こす
たびに尾崎は抑え難い歓喜を感じた。自分自身の思いと裏腹に…。
まっさらなベッドシーツ上で見城に蹂躙され貫かれたあの夜…。
「尾崎!お前をスターにしてやるからな!!お!尾崎ぃぃっ!」
耳元で絶叫した見城の叫び…首筋までかかる見城の熱い吐息が尾崎の背筋を緊張させ、脊髄を
伝い尾崎自身の陰茎を瞬時に緊張させたのだ。
216 :
伝説の名無しさん:2006/09/23(土) 05:32:45
俺はこの人を信じる!俺はこの人に全てを任せられる!
かつて無い快楽の渦の中で失神寸前になった尾崎の思考は見城に対する許されざる愛を感じ取った。
愛の地獄の始まり…。しかしそれは、尾崎にとっては自分自身を曝け出し燃やし尽くす事ができる
自分の探し求めた本当の居場所であった。
…観客は尾崎のありとあらゆる挙動に反応し、尾崎自身を崇拝し求めている。彼らにとって尾崎は神
であった。尾崎の苦悶の表情に畏怖をおぼえ、尾崎の歓喜の叫びで躁的熱狂に陥り、尾崎の微笑みに
陶酔の涙を流すのだ。
俺はこの愚衆を支配している。そう尾崎は悟った。
俺こそがこの憐れな迷える子羊を真理の道へ誘うことが出来る。
愛欲の地獄の果てに見たものは、尾崎自身の感得した原始の神の姿であった。
シャーマンと化した尾崎はステージの上でさらに激しく絶叫しのた打ち回った。
217 :
伝説の名無しさん:2006/09/23(土) 05:33:18
「尾崎は遂に開花したな…」
ステージの裾で須藤は呟いた。その目には慈愛と、そして悶々とした暗い嫉妬の炎が満ちていた。
見城によってマゾヒストの本質を悟らされた尾崎…、それは須藤には決して成せない肉の掟による
支配であった。尾崎を肉感の下僕として組み伏せ、捻じ伏せる…それは筋肉過剰のナルシスト、
見城徹の独壇場であった。
しかし須藤はステージ上の尾崎を見て悟った。
尾崎の真の才能を開花させることが出来るのは俺だ!尾崎を地獄の業火の中でその精神や人格までも
鍛えぬき打ち据えて芯金まで鍛錬させて狂乱の域で弾けさせることが出来るのは俺だけだ!
衝動を掻き立てるドラムスのビート、腹の奥までズンッと響く情熱のサウンド。
尾崎を崇め慕う青少年達の官能をブロウアップさせる音楽の力…。俺こそが尾崎を真のカリスマに
仕立ててみせる!俺こそが…、俺こそが!
そう呟く須藤の股間ははち切れんばかりに勃起していた。
218 :
伝説の名無しさん:2006/09/23(土) 05:38:33
見城と須藤の、尾崎への激しい感情。それこそが尾崎を作り上げ、磨き上げたのだ!
創価学会発…尾崎ファン経由…オウム真理教行き
昭和の最後は、我ら日本人に試練を与えた賜うた。
朝鮮カルト、商業主義、そしてサリン…
いつになったら本当の自分に辿り着けるのだろうか?
219 :
gar:2006/09/24(日) 10:42:31
なあに?これ?小説?馬鹿にした小説?尾崎の深層心理の小説?
220 :
伝説の名無しさん:2006/09/24(日) 11:03:17
真実
221 :
伝説の名無しさん:2006/09/24(日) 11:20:20
死んだら神様か
狂えばカリスマか
222 :
名無しさんのみボーナストラック収録:2006/09/24(日) 11:25:20
何もしなけら生き仏か
223 :
名無しさんのみボーナストラック収録:2006/09/24(日) 11:26:49
ジャニーズ事務所の暴露小説かと思っただよおらあ
224 :
gar:2006/09/24(日) 14:37:09
ジャニーズに尾崎っていたっけ?
225 :
伝説の名無しさん:2006/09/26(火) 02:15:17
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226 :
伝説の名無しさん:2006/09/26(火) 02:16:22
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227 :
伝説の名無しさん:2006/09/26(火) 02:17:36
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228 :
伝説の名無しさん:2006/09/26(火) 02:18:40
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230 :
伝説の名無しさん:2006/10/20(金) 00:14:15
納豆のばねばうんけー■■■■■■■□□□◆◆◆◆※※※※※※★★★★★☆☆
231 :
伝説の名無しさん:2006/11/16(木) 23:07:13
ねばねばーか!
見たな〜ねばねばバカ。おまえはバカの一つ覚えで秋田んだよ!返歌を漬け路や!
232 :
伝説の名無しさん:2006/11/17(金) 22:33:47
↑と馬鹿が申しております
233 :
伝説の名無しさん:2006/11/17(金) 22:46:44
>>232出たな!ねばねばーか。どうしようもないバカ。死ねや!カス!
234 :
伝説の名無しさん:2006/11/17(金) 23:40:16
必死だな
235 :
伝説の名無しさん:2006/11/18(土) 00:16:39
↑オマエモナー
236 :
伝説の名無しさん:2006/11/19(日) 19:26:56
↑お前がな
237 :
伝説の名無しさん:2006/11/21(火) 20:38:06
尾崎のDVDって隠しコマンド的なのあります?
238 :
伝説の名無しさん:2006/11/21(火) 20:48:39
>>237 隠しコマンド? ありますよ。
見続けると、なんでも人のせいにできるようになります。
何度も見ていると、汚い大人達が自分達を支配して若者の個性や才能を奪ってると思えるようになります。
もっと見続けると、学校の窓ガラスを叩き割って支配から脱しようとするようになります
さらに見続けると、尾崎豊やファンである自分を冷やかしたりする連中を殴ったりナイフで刺したりします。
さらにずっと見続けると、今の世の中間違っているという確信が芽生えます。
そうした仲間同士で集まって、変な宗教に入信して地下鉄にサリンを撒くようになります。
239 :
伝説の名無しさん:2006/11/21(火) 21:22:44
他にありますか?
240 :
伝説の名無しさん:2006/11/21(火) 22:39:05
>>238はいはい。クソ長いから、広島ピースいよいよ年末放映!ついに美里抱っこが解禁!
まで読んだ。
241 :
伝説の名無しさん:2006/11/21(火) 23:13:30
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242 :
伝説の名無しさん:2006/11/21(火) 23:14:22
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伝説の名無しさん:2006/11/21(火) 23:17:35
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伝説の名無しさん:2006/11/21(火) 23:19:12
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伝説の名無しさん:2006/11/21(火) 23:21:10
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伝説の名無しさん:2006/11/21(火) 23:22:22
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伝説の名無しさん:2006/11/21(火) 23:25:50
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伝説の名無しさん:2006/11/22(水) 00:05:59
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伝説の名無しさん:2006/11/22(水) 00:06:51
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伝説の名無しさん:2006/11/22(水) 00:07:58
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う ん こ納 豆う ん こ納 豆う ん こ納 豆 う ん こ納 豆 う ん こ
ねばねばう ん こ も や し ビ チ 糞 納 豆ねばねばう ん こ納 豆ねばねば
う ん こ納 豆う ん こ納 豆う ん こ納 豆 う ん こ納 豆 う ん こう ん こ納 豆う ん こ納 豆う ん こ納 豆 う ん こ納 豆 う ん こねばねばう ん こ も や し ビ チ 糞 納 豆ねばねばう ん こ納 豆ねばねば
う ん こ納 豆う ん こ納 豆う ん こ納 豆 う ん こ納 豆 う ん こねばねばう ん こ も や し ビ チ 糞 納 豆ねばねばう ん こ納 豆ねばねば
う ん こ納 豆ねばねばう ん こ納 豆ねばねばう ん こう ん こ うん こ
251 :
伝説の名無しさん:2007/02/25(日) 21:28:56
郡山の完全版DVDでね〜かな〜
252 :
ニョッヘー福田:2007/04/15(日) 23:24:29
アーティストに取って一番に悲しい事は忘れられる事。 だからアンチだろが大歓迎だ♪
どんどん言ってくれ!
253 :
虚構世界内存在 ◆vWilh8Qklc :2007/04/30(月) 10:59:27
4月28日、日本放送協会のBS11で尾崎豊の特集のようなものをやっていて、歌の後に視聴者か何かからの手紙を読み上げていた。
そのなかに、「今の子どもたち」は「尾崎の歌には共感できないだろう」、「冷めている」、「何かに熱くなることは決して恥ずかしいことではない」云々といった内容の文章を送りつけている者がいた。(あるいは、局側がそうした演出をしていた。)
たしかに、嘲笑主義、それも非戦略的かつ不徹底な嘲笑主義に対してはわたしも違和感を覚えるが、それはあくまでも感覚に過ぎない。
さて、こうした感覚報告をさらに推し進めると、嘲笑主義の反対の極にあるかに見える、自己啓発・自己実現陣営=「熱くなる」派=「生き生き」派(これは先ほどの手紙の内容を表現したものだ!)に対しても同様に違和感を覚える。
虚構世界内存在の慧眼によれば、両者はともに感覚・感情即絶対化野郎ということになるから、両者は同質なのであり、わたしが両者に等しく違和を感じるのも当然のことである。(一方にのみ違和を感じるのは不自然である。)
「考えるんじゃない、感じるんだ!」と言った者がいたが、わたしは次のように言おう。
「感じるんじゃない、考えるんだ!」
――感覚・感情即絶対化時代に理性の復権を唱える者より
…………
ただし、感覚や感情から出発するのはありだから、上で行った言明は厳密には本当に言いたいことと異なっていることに注意してもらいたい。
要は、ある感覚や感情、ひいては不確実なものを確実であるかのように扱うのではなく、そのまま不確実なものとして認識し、それが正しいということ、あるいは反対に誤っているということを論証することができない限りは、暫定的な措置として相対化しておくことが肝要である。
(というよりも、そのような場合には、不当な正当化はできるが、正当な正当化はできず、したがってその不確実なものの正しさは不明であるから、相対化せざるを得ない。)
反対に、その感覚や感情がどれほど多くの存在者に共有されているものであっても、それらを論証なしに正当化さえしなければ、いつ、どこで、どのように感覚や感情を発露させようとも、それに対して他者が何ごとか=正当性云々を言い立てることではない。
(単なる感覚や感情の報告に止めている限り、正当性は問題にならないのであるからして。)
おうむ信者乙
255 :
伝説の名無しさん:2007/05/01(火) 06:29:05
256 :
伝説の名無しさん:2007/05/01(火) 14:50:01
尾崎最高!
257 :
伝説の名無しさん:2007/05/01(火) 16:04:34
255
そんなんに騙される奴いないよ。
258 :
伝説の名無しさん:2007/05/01(火) 17:09:29
歌いながら落ちぶれて行くより...
尾崎の死様がかっこいい
259 :
伝説の名無しさん:2007/05/01(火) 17:22:29
薬でヘロヘロになった挙句に、野グソの途中でぶっ倒れてクソまみれになるような死に方
たしかにマニアにはたまらない
260 :
伝説の名無しさん:2007/05/01(火) 17:37:33
今日もうんこが美味いのは
尾崎豊のおかげです
261 :
ニョッへー福田:2007/05/01(火) 18:14:42
262 :
伝説の名無しさん:2007/05/05(土) 23:53:17
色々伝説は残したけど、かなりおもしろい奴だよな、尾崎って。
蛇口交信は、あまりにあほ過ぎて、逆に好きになった。
263 :
伝説の名無しさん:2007/05/14(月) 08:00:34
尾崎は最高だぜ!
264 :
伝説の名無しさん:2007/05/15(火) 00:09:36
スレタイ見て思った事は尾崎って依存症だね。歌は下手だし。坊っちゃんだし。
265 :
伝説の名無しさん:2007/05/15(火) 01:09:59
可愛がってあげるよ、坊や
266 :
伝説の名無しさん:2007/05/15(火) 18:00:19
「俺は可哀想」「傷付いてる」「大人は嘘つき」こんな歌に共感できる奴は精神が未熟なアダルトチルドレン。
267 :
伝説の名無しさん:2007/05/15(火) 21:23:31
尾崎豊のレコーディングに参加して欲しかったといえば…
ギター…
葉山たけし、織田哲郎、松川敏也(元BLIZARD)、松本孝弘(B'z)、増崎孝司(DIMENSION)、五十嵐美貴(SHOW-YA)
ベース…
寺沢功一(元BLIZARD)、渡辺直樹、吉田建、大堀薫(元BLUEW)
ドラム…
上領亘(元GRASS VALLEY)、青山純、江口信夫
サックス…
勝田一樹(DIMENSION)、覚田修(元BLACK CATS)
キーボード…
白井幹夫(元THE HIGH-LOWS)、増田隆宣(元BLUEW)
コーラス…
栗林誠一郎、伊藤一義
268 :
伝説の名無しさん:2007/05/15(火) 21:39:29
コーラスに追加
井上嘉浩
269 :
伝説の名無しさん:2007/06/03(日) 14:16:06
あげ
270 :
伝説の名無しさん:2007/06/03(日) 14:48:53
尾崎は教祖!
272 :
伝説の名無しさん:2007/08/05(日) 20:48:18
尾崎ファンはオウム!
273 :
伝説の名無しさん:2007/09/05(水) 13:09:00
里中李生って作家のブログで自分と尾崎を比べて尾崎批判してるよ
274 :
伝説の名無しさん:2007/09/05(水) 15:10:18
↑マジ?
275 :
伝説の名無しさん:2007/10/05(金) 18:33:43
批判とゆうか、こいつはイヤな奴
276 :
伝説の名無しさん:2007/10/05(金) 20:46:54
↑おまえもイヤな奴
277 :
伝説の名無しさん:2007/10/06(土) 17:57:32
尾崎ボダだったとはな
そう言われれば詞にも、そんな感じのやつがある
278 :
伝説の名無しさん:2007/10/06(土) 20:07:25
いや、ない
279 :
伝説の名無しさん:2007/10/06(土) 20:58:56
天使ってどんな仕事するの?
280 :
伝説の名無しさん:2007/10/07(日) 07:45:08
仕事などしない
281 :
伝説の名無しさん:2007/10/07(日) 12:06:18
天使は主の使い
282 :
伝説の名無しさん:2007/10/07(日) 19:18:39
そして尊師のしもべ
283 :
伝説の名無しさん:2007/10/07(日) 19:43:10
そして実はおっさん
284 :
伝説の名無しさん:2007/10/08(月) 04:03:18
それに生きてりゃ立派な中年
そのことだけでも痛いだろ
285 :
伝説の名無しさん:2007/10/09(火) 10:27:33
うるさいハゲ!
286 :
伝説の名無しさん:2007/10/09(火) 20:18:58
多分尾崎も生きていたら
前髪が後退してたろう
287 :
伝説の名無しさん:2007/10/09(火) 23:08:29
マザー時代の尾崎豊さんやTHE HEARTや井口一彦さんのマネージャーをしていた
空田満さんは 今 どこで 何をしているのか 知っている人はいますか
教えてくださいm(_ _)m
288 :
伝説の名無しさん:2007/10/09(火) 23:22:58
尾崎は父親がツルなのに髪はフサフサだったな。
289 :
伝説の名無しさん:2007/10/09(火) 23:48:02
じつはヅラ
なんとまあ
290 :
伝説の名無しさん:2007/10/10(水) 00:18:51
育毛剤は不老林
291 :
伝説の名無しさん:2007/10/10(水) 06:57:07
さらに薬用ガッシュ
292 :
伝説の名無しさん:2007/10/10(水) 19:42:38
実は剃毛プレイ
もち股間
293 :
伝説の名無しさん:2007/10/11(木) 13:02:43
尾崎の髪は確かに増えている気がする。
294 :
伝説の名無しさん:2007/10/12(金) 05:33:50
薄くなるというよりも、後退してゆくタイプ
その前に死んだのである意味ラッキー
295 :
伝説の名無しさん:2007/10/22(月) 05:40:08
ハゲた尾崎の歌う15の夜
296 :
伝説の名無しさん:2007/10/22(月) 16:47:19
NYに渡った直後の尾崎豊は髪を切りすぎて…
もみあげがない
297 :
伝説の名無しさん:2007/10/22(月) 19:44:10
実はヅラだった
298 :
伝説の名無しさん:2007/10/22(月) 20:39:08
父親禿でも
母型フサなら
禿ないって常識だぞ
299 :
伝説の名無しさん:2007/10/23(火) 20:38:30
いや、植毛だったんだよ
300 :
伝説の名無しさん:2007/10/25(木) 15:33:13
301 :
伝説の名無しさん:2007/11/02(金) 19:55:30
このスレも随分古株だな
久しぶりに上げてみるけど
さすがに死んだスレか?
302 :
伝説の名無しさん:2007/11/14(水) 20:51:59
303 :
伝説の名無しさん:2007/11/16(金) 05:19:18
304 :
伝説の名無しさん:2007/11/24(土) 15:34:26
305 :
伝説の名無しさん:2007/11/25(日) 14:45:36
306 :
伝説の名無しさん:2007/11/25(日) 15:50:58
尾崎最高!いつまでも愛してます
307 :
しーた:2007/12/10(月) 20:10:49
尾崎
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
w
308 :
伝説の名無しさん:2007/12/21(金) 19:03:58
尾崎の曲って自作じゃなくて、他人に作らせてた曲だから
自分じゃ曲なんか書けない。
だから、レコード会社に捨てられてからは
もう死ぬことしか考えられなかったのかもなあ。
覚せい剤やるしか無くなるだろう、そりゃ。
310 :
ラテックス復活劇!!新コテは【能古】 :2008/01/01(火) 23:14:12
312 :
伝説の名無しさん:2008/02/28(木) 05:06:10
大好き
313 :
伝説の名無しさん:2008/02/28(木) 18:04:12
勃起すんなよ
314 :
伝説の名無しさん:2008/02/28(木) 18:56:04
もう射精しちゃった
315 :
伝説の名無しさん:2008/02/28(木) 20:00:34
肛門も疼きます by 尾崎
349 :伝説の名無しさん :2005/06/02(木) 18:02:38
尾崎豊さん境界性人格障害の症例。
・担当プロデューサーには自分以外のミュージシャンのプロデュースはするなと無理を言う。
・担当編集者が自分以外のミュージシャンや作家と食事に行っただけで怒り出す。
また、自分のコンサートツアー全箇所見に来ないと原稿は渡さないと言う。
・妻には一日中"俺の事を愛してる"とノートに書き続けていろと束縛する。
・何か気に入らない事があるとマネージャーに奴当たりする
13 名前: 伝説の名無しさん 投稿日: 2005/06/03(金) 20:39:53
妻が水道の蛇口を使って浮気相手と交信するかも知れないって本気で悩んでた気違いオザキ
尾崎豊は、「常に人に踏み絵を要求する」「あなたは尾崎豊ひとりだけを愛してくれますか」by見城徹
見城氏も大変な狂人と関係持ってしまったんだな
奥さんにうがいの回数が
いつもと比べてどうとかで
一晩中浮気を疑って責め立てた
尾崎豊の嫉妬は、境界性人格障害などに起因する
『スペース・オデッセイ』
@
キャサリンはまるでメロンを二つ並べたような巨大なパイオツの持ち主だった。
やや濃い目のハニーブロンドヘアをショートにたなびかせ、胸元を意図して強調するカットの大きく入った
アンダーシャツの上に、上2つの釦を開けた制服で乳房の谷間を際立たせていた。
多くの男達の視線がキャサリンの胸元からウェスト、そしてツンと上向いたヒップへと流れる。
キャサリンはその熱い視線を充分に意識する…男達の熱き眼差しが彼女をより磨き上げる。
タイトなミニスカート(制服支給品のものだが、あえて裾を切り詰めた)の下で丸みを帯びたヒップが窮屈そうに捩れる。
新兵徴用された多くの青年乗組員達は狭い兵舎の組み立てベッドの上で、夜な夜なキャサリン中尉のバストと
ヒップにしゃぶりつく夢を見、青臭いペニスを握り締めていた…罪な女だ。
■
キャサリンは早足で恒星間宇宙船ギャラクティカの士官用居住区を抜け、第三ハッチ脇のエレベーターを登った。
向かうは艦隊司令部付参謀本部。
情報将校であるキャサリンはそこで情報参謀課の参謀部員デニスと『打ち合わせ』をするのだ。
第二応接室の扉の前に立つキャサリン。
そこで大きく息を吸い、吐く…表情に独特の緊張感が漂う。
襟元を調えて前髪を鬢に撫で付けるように指で漉き、もう一度大きく呼吸をする。
A
インターフォンのスイッチを押し、中のデニスに呼びかけた。
「キャサリンです」
「…入りたまえ」
扉越しにデニスの声がくぐもって聞こえる。
キャサリンはIDカードをセキュリティーセンサーに翳し、指紋認証を済ますと扉がシュッと滑らかに開いた。
「お待たせして申し訳ございません。潜入させた連絡員の消息が分からなくなったものですから」
キャサリンは眼鏡を外しながらそう言い訳をした。
…デニスは長身で引き締まった肉体を持つ生粋の情報将校だ。
伏せ目勝ちの憂いを帯びた視線は、キャサリンのウブなハートをチクリと刺激する知的で危うい光を放つ。
キャサリンは眼鏡を外すと真っ直ぐにデニスのその目を見た。
しばし無言で見つめあう2人。
デニスがため息をつき椅子から立ち上がった瞬間、キャサリンはデニスの胸に飛び込んだ。
互いを擦りあうように抱きしめて唇を重ねた…文字通りしゃぶり付くように。
高まる二人の吐息。
デニスの舌はキャサリンの頬をかすめ、顎のラインから長く伸びた首筋をしゃぶりつくように舐める。
「うんっ!ああっ!」
キャサリンは思わず声が漏れた。
B
デニスの膝がキャサリンの両腿の間に割り込み、右手はスカートの裾をたくし上げる。
スカートの生地の下から、小麦色のしなやかな脚が露わになる。
膝を割って奥へと進むデニスの腿がキャサリンの熱くなった秘所に触れた。
「あんっ!ああっ!ああ〜っ!」
デニスの腿が秘所の上でスライドされるとキャサリンは喘いだ。
脚を上げ、デニスの越しに巻きつけて自らの陰部をデニスの股間に擦りつける。
熱くなったデニスの太いペニスが、制服のスラックス越しにキャサリンのヴァギナに押し当てられる。
瞬間、膣を伝って粘液が一気に溢れ出してパンティの生地を湿らせた。
■
広い会議用デスクの上にキャサリンは横たえられる。
デニスはキャサリンの上着を剥ぎとりブラを外すと、重力(宇宙船なので人工重力)に抗しツンと立った乳房が現れた。
敏感そうなその乳首にデニスは乱暴に舌を這わせる。
既にスカートは腰の上までたくし上げられ、パンティが剥き出される。
デニスの指がパンティの生地の上から、キャサリンの溝を刺激すると、キャサリンは体を弾ませた。
もはや耐えられなくなった。
「…お願いデニス!もう、焦らさないで!は、早く!私を愛して!」
悲鳴に近い声でデニスに訴える。
デニスはニコリと微笑みながら上体を起こしてベルトを外した。
軍支給品のブリーフを下ろした瞬間、弾け出るように黒々とした男根が躍り出た。
既に隆々と勃起し、尿道の辺りからガマン汁が滲み出ている。
C
キャサリンの両膝を広げると、愛液が膣を伝い、尻に向けて雫を垂らしている。
キャサリンが腰をくねる度に腿や尻の肉がたわむ。
濃い黄金の恥毛に囲まれた秘所のクレパスがよじれ、襞と襞を擦り合わせる。
そのたびにクチュッと僅かな音がして奥からさらに愛液が滲み出てくる。
(…何て好き者なのだ、キャサリン。)
デニスは思った。
■
真面目一辺倒だったキャサリンを初斬したのは当時指導教官だったデニス自身だった。
まだ任官間もないキャサリンを手取り足取り指導し、遂には夜ベッドの上で性生活の技巧を丁寧に指導したのだ。
彼女は最高だった。
オクテの彼女に露出の高い服を着せて新兵の男の視線に曝すよう強要し、マゾに目覚めさせたのも彼だ。
今日も兵士たち視線に晒されて、股間を濡らしていたに違いない。
(この部屋に辿り着いた頃にはもう…)
デニスの中に残酷な悦びが沸き立った…徐々に自分も昂ぶってゆくのが判った。
(この女を支配しているのは俺だ!)
デニスは内心そう叫んだ。
D
「…お願いはやくぅ〜!デニス中佐ぁ!もう、私、おかしくなっちゃう!」
すすり泣くように哀願するキャサリン。
荒く息をするたびに天を衝くように隆起したバストトップが虚空で震えながら上下する。
デニスは手を伸ばして彼女の両乳房を掴んだ。
「はあうっ!」
キャサリンが喘ぐ。その乳房を掴み乱暴に揉み、同時に充血した亀頭をキャサリンの秘所にめり込ませた。
(熱い!ヤケドしそうだ!)
既にドロドロに濡れたヴァギナはそれ自体が腫れ上がったように熱を帯びる。
デニスの亀頭に絡みつくように熱い液がドクドク滴る。
(…スゲエ!最高だぜ!)
デニスは彼女のウェストに両手を当てると自らの腰に引き寄せ、一気に肉茎を侵入させた!
「あぐぅっ!あぎっ、はぁああっ!!」
キャサリンは会議室全体に響きわたる大声で叫んだ!
「ああっ、おおっ!あおっ…もっと。最高!」
キャサリンは首を左右に振りながら悶える。
肉茎全体に絡みつく蜜壺の粘膜。熱く柔らかい膣の内壁すべてがデニスの巨根を飲み込み、さらに奥へと誘う。
彼女の特徴である子宮頚部…括約筋が発達した彼女は此処が一番きつく締まるのだ…其処を思いっきり亀頭で擦る。
痺れるような気持ちよさ!…最高だぜ、キャサリン!
「キャサリン!ほら!もうイクぞ!」
「…ああっ!デ、デニス!!デニスッ!!」
「ウグウッ!グワァッ!」
亀頭が子宮頚部を跨ぎ、子宮の奥壁を衝いた瞬間、デニスとキャサリンは同時に絶頂に至った。
キャサリンの子宮の中に大量のザーメンが注がれた。
E
「で、尾崎豊を調査している連絡員の消息は何時からわからないのか?」
デニスはタバコを咥えながらキャサリンに尋ねた。
キャサリンはあの後、何度もイカされて完全に消耗し切り、力なくデニスの腕に抱かれている。
「…今、報告しなきゃ駄目ですか、中佐?」
キャサリンは少し切なげな表情で尋ねる。その目は熱く潤み、デニスに哀願するような甘い輝きを放つ。
デニスは一瞬考えた。
(…まあ、もう一戦交えてからでも遅くは無いか)
そう思い、キャサリンの顎を持ち上げ、唇を重ねた。(了)
『スペース・オデッセイ2』
@
デニス中佐は潜入工作員の静香から送られた打電文に目を通した。
尾崎豊がオウム真理教の革命戦争に介入してファンを煽動し、情勢は現在大変危険な状態にあるという。
日本政府はこの世界について事実上不介入を決定している。
しかしこのままでは不味いな、そう思ったデニス中佐はマリアに返電を打った。
そして激しいセックスでまどろむキャサリンを尻目に小型探査船に乗り込み、足立区千住河原へ向かった。
■
「デニス中佐ですね、お待ちしておりました。」
岩陰からデニスを呼ぶ声がした…通信員のマリアの声だ。
デニスはハッチを開けて地面に降り立つと声のした方向を振り返った。
(いい女だ!)
身体にピッタリ張り付く戦闘用黒ボンテージがそのスレンダーな肢体を際立たせる。
同じく黒のショートパンツからスラッと伸びるしなやかな脚の肌の白さが刺すように眩しい。
キャスとは違い、少し拗ねて気位の高い切れ者の女士官。
その抑えられたセクシーさが思わずデニスのチンコを疼かせた。
デニスは内心の動揺を悟られないよう深呼吸し、平静を保ち、差し出された手を握り返した。
「報告有り難う。一度視察をしておこうと思ったんだ。…やはり実際に現場を見ておかないとね」
デニスはわざと白い歯を見せるように微笑んだ…多くの女を殺した、百万ドルの微笑みだ。
A
(こんな男とキャスが?)
マリアは失望した。
キャスがデニスに夢中になったのは知っていた。
マリアはそれにショックを受け、愛し合っていたキャスに当てつけるようにこの危険な任務に志願したのだ。
しかし今目の前にいる男は軽薄で単純そうな男だ。
(…こんな男に愛しいキャスが抱かれているなんて)
マリアは許せなかった。
自分とキャスの間に築かれた愛と信頼を、この下品な笑顔の男に穢され、貶められた気がしたからだ。
いやらしい笑顔を向け、下心丸出しの視線でマリアの肉体を眺めるデニス中佐。
そんなデニスに、作り笑いを浮かべて応えながら、マリアは一計を案じた。
■
岩陰でマリアとデニスは全裸で絡み合う。
焚き火の揺らめく炎に照らされて、マリアの若くしなやかな肢体が淫靡に蠢く。
デニスはその素晴らしい肉体に溺れ、欲情を全開にさせた。
夢中になってマリアの乳房にしゃぶりつくデニス。
「たまらない、たまらないよマリア、凄い!」
そう興奮しながら叫び、熱く火照ったマリアの膣に向かってペニスを突上げた。
「ああっ中佐!最高です、ああっ!」
興奮する演技をしながらマリアは自分の身体に縋るデニスの緩みきった表情を冷ややかに見下ろした。
B
(確かにこの男はセックスのテクがある。その小手先のテクでキャスを夢中にさせ玩んだのだろう。)
デニスの弛緩した表情を見下ろすマリアの目は冷静だった。
(しかしこの男のセックスには愛が欠けている。そんなセックスで私を夢中にさせることなどは無理ね!)
久しぶりのセックスに満足できず苛立つマリア。
そしてデニスを振り払うように突き放し、ペニスをヴァギナから抜き出した。
■
「なっ!どうしたんだいマリア。何か気に食わないことでも?」
同様するデニス中佐。
そんなデニスの表情を見て意地悪く笑ったマリアは、デニスの勃起したペニスを右手で強く握り締めた。
「あ、あうっ!」
デニスは叫んだ。思わぬ痛みで腰を引かせる。
(…頼りない男!)
マリアは内心で少しあざ笑った。そのまま上目遣いでデニスの表情を覗き込む。
「…中佐?キャスは中佐に、こういうこと、してくれます?」
「…えっ?なっ!何でキャスと私のことを…あうっ!」
デニスが言い終わらないうちにマリアはデニスの亀頭を咥えた。
そのまま舌で亀頭と尿道を舐め、唇で茎を締めるように絞った。
滑るように奥へ、ディープスロートへ肉茎を吸い込む。
C
「あっ!があっ!あうっ!」
デニスは仰け反り腰全体をビクッ!と大きく弾ませる。
しかしマリアは許さない。さらにデニスの肉茎全体を舌で嘗め回す。
同時に喉奥で亀頭を嚥下するようにグイグイと吸い込む。
「マ、マリアッ!もう駄目だ!イキそうだよ、マリアッ!」
デニスのチンコがマリアの口腔の中で充血し膨張する。何度も脈打ち全体が痙攣する。
「うがぁっ!!」
一際大きい喘ぎをデニスが発した。同時にマリアの喉奥に熱く生臭い粘液が噴出した。
■
デニスは快感のあまりすすり泣き喘いでいる。
マリアは冷めた目で突っ伏したままのデニスを一瞥し、口の中のデニスの残滓を手の平に吐き出した。
それを地面の砂ですすぐように洗い落とす。
「…いかかです?中佐。私のフェラ、お気に召しまして?」
マリアは再び嘲るようにデニスに言った。デニスは何も答えられずに荒い息をして蹲っている。
D
そんなデニスにマリアはゆっくり近づくと、その膝の上に潜り込む。
射精し、だらしなく垂れたデニスのチンコを指先で軽く持ち上げ、もう一度それを口に運んだ。
「マリアッ!ま、待ってくれ、マリアッ!…ぐうぅわっ!」
マリアの舌先での刺激が、しなびたデニスの亀頭を襲い、デニスは再び声を上げた。
今度はほとんど悲鳴に近いものだった。
(よくも、よくも私のキャスを手篭めにしてくれたわね。こんな男なんて私の奴隷にしてやるわ!)
マリアは先ほどにも増して、さらにデニスのペニスを虐める。
デニスの悲鳴を耳にしながら、嗜虐的な喜びを感じる…しかしマリアは醒めていた。
自分でも、この下衆男に対して何ら欲情を感じていないことを認識し、少し驚きを感じてもいた。
…こんな男、散々利用してセクハラ問題で軍法会議にかけて追放してやるわ。)
マリアは萎びたペニスを舌先で転がしながら嘲笑った。
(今はとことんこの馬鹿男の精力を吸い尽くしてあげる…感謝しなさい!馬鹿なデニス中佐!)
そうマリアが心で呟くと同時に、デニスは二度目の射精をした。
大きく腰を弾ませてペニスを痙攣させた後、マリアの顔を目がけて精液が力なくピッ!と飛び散った。(了)
『尾崎豊物語 業界の掟、愛の調教編』
@
「おらあっ、とっとと食えよっ!」
尾崎豊に向かって犬の糞を差し出す須藤晃。その背後で見城徹がニヤニヤと笑う。
尾崎豊は彼らの前で突っ伏して泣き喚く。
「イヤでおじゃる〜!ウリは犬のウンチなんか食いたくないでおじゃる〜!」
ブリーフパンツを尿で濡らしながら駄々をこねる尾崎。しかし須藤晃は許さなかった。
「オラッ!喰わねえとぶん殴るぞっ!」
そう叫ぶと、大きく振りかぶった右拳をアラキドの貧弱な顎に叩き込んだ。
「プギーッ!」
尾崎豊甲高いうめきを上げて倒れる。しかし今度は見城徹の足がアラキドの鳩尾に蹴り込まれた。
「ゴフッ!」
尾崎は血反吐を吐いた。目玉を飛び出そうなほどにひん剥き、大量の鼻血を流してもがく。
その様子を残酷な微笑みで見下ろしていた須藤晃は、尾崎豊の傍にしゃがむともう一度言った。
「…わかったか尾崎。俺たちがプロデュースしなきゃ、お前なんぞただのゲイ人形なんだよ。」
床に倒れ、怯えた目で二人を見上げる尾崎に向かって、見城も言った。
「尾崎、もう一度言うぞ。この犬の糞を食えよ…」
完全に怯えきった尾崎は、まるで痙攣するようにカクカクと頷いた。
木の枝の先に突き刺さっている犬の糞…尾崎の目の前に差し出されたそれは、
つい先ほどひねり出されたもののように表面がヌメっていた。
独特の悪臭が尾崎の鼻を突く。須藤は犬の糞をさらに尾崎の鼻先に突き出す…躊躇する尾崎。
A
「おいっ!テメエさっき喰うって言っただろがっ!」
見城が後ろから怒鳴りつける。思わず「ひいっ!」と悲鳴を上げて尾崎は肩をすくめた。
その瞬間、須藤が尾崎を抑え込むと、強引に口を開かせた。
精一杯抵抗する尾崎だが、尾崎の開きかかったの口の中に、須藤は強引に犬の糞をねじ込んだ。
「ムグーッ!ンングンッ」
尾崎はもがいた。そして口の中の糞を吐き出そうとした。
が、見城が予め用意していたガムテープの切れ端を、尾崎の口に貼り付ける。
同時にアラキドの身体にロープを巻きつけ、立ち木の高枝に引っ掛けると尾崎をつるし上げた。
「んぐーっ!」
尾崎は声にならない悲鳴を上げる。しかし二人は尾崎の無様な姿を大笑いしながら見ている。
「おいっ、コイツの下半身、丸出しにしちゃおうぜ!」
「ああっ、そうだな!」
そういうと彼らは尾崎のズボンとパンツを引きずり降ろした。
尿でぐっしょりと濡れたパンツは肌に絡まりながら脱げ落ち、地面に転がって丸まった。
尾崎は泣き叫ぶ。その際に、口の中の犬のウンコを思いっきり飲み込んだ。
「ングングッ!ンンーッ!」
くぐもった声で泣き出す尾崎。
その尾崎の様子を、嘲笑いながら見上げる須藤と見城の目は、嗜虐の喜びに溢れかえっていた。
B
暫くして、二人は泣きつかれてぐったりしている尾崎のチンコを枝で軽く持ち上げた。
須藤が手にしていた竹串を尿道にゆっくりと挿入する。尾崎は痛みのあまり暴れる。
「オラアッ!大人しくしないとキンタマまで突き刺すぞっ!」
見城が叫ぶ。
と、同時に太めの枝を尾崎の肛門にねじ込んだ。
「ムグーッ!」
尾崎の叫びが虚しく響いた。
…数時間後、肛門と尿道から大量に流血した尾崎は、定時制高校の同級生たちに引きずり降ろされた。
地面に倒れ伏す尾崎のケツには、見城徹の字で
「皆さんご自由に肛門を犯してください」
と書かれていた。
その文字を読んだDQNのボスは、怯えるアラキドを見下ろしながら革パンを下ろし、ニヤリと笑った。
下半身をさらしたDQNのボス…そのチンコは隆々と勃起していた。(了)
『尾崎豊物語 俺は馬鹿と呼ばれているか?・編』
@
尾崎豊は、妻の過去の男遍歴を知り憤慨した。
「パンツを全部捨てろ繁美!昔の男の匂いが染み付いている!」
顔を真っ赤にして繁美を罵倒する尾崎豊に、繁美は恐怖を隠せない。
「あなた、一体見城さんと何があったの!」
繁美は尾崎の豹変に恐れをなし、遂に尾崎自身が触れられたくない傷に触れてしまった…動揺する尾崎豊。
バー「オルフェ」に集う業界人たちにアナル肉便器にさせられ、散々アナルを掘られるという屈辱を味わい、
教室でクラスメイトたちの前で公開オナニーさせられて散々嘲笑われ、
ついには、道端の犬の糞を強引に食べさせられ…尾崎は震えた。
そう、全ては汚い大人達の支配する薄汚れた社会システムが悪いのだ。
尾崎の怒りは、鉄拳となって繁美にぶつけられる。
鼻血を垂れ流し、床の上で横たわる繁美に向かって、尚も拳を振り下ろす尾崎豊。
その股間は、隆々と勃起していた。
A
「汚い大人なんか、信用できない…」
怒りに震えながら尾崎はそう呟いた。しかし、覚醒剤で酩酊状態に陥った尾崎に、さらなる悲劇が襲い掛かった。
それは繁美の反撃だった。
繁美は尾崎の目の前でスカートをたくし上げ、履いているパンティーを自ら脱ぎ去る。
尾崎を睨みつけると、手に掴んだ自分の下着を尾崎の顔面に押し付けた。
「豊、貴方が欲しいのは、これでしょう!?」
繁美は少し嘲りの混じった声で叫んだ。
虚を突かれた尾崎は動きを止める。
尾崎の様子を、悪戯な目で見上げた繁美は、意地悪く笑った。
そのまま繁美は素早く尾崎の股間に縋りつくと、尾崎の隆起したペニスを口に含む。
「あ、あうっ!」
いきなりの快感に、可愛らしい喘ぎ声を上げた尾崎豊。
そんな尾崎の反応を感じ取りながら、繁美は尾崎のペニスを喉の奥まで深々とくわえ込む。
舌で茎の裏筋をなぞり、尿道の辺りを喉奥でバキュームしながら亀頭のカリを刺激する。
微妙な部分に触れるたびに、尾崎は何度も反応し、溜め息交じりの喘ぎ声で応ずる…繁美は笑った。
(所詮、尾崎なんて只のセックス人形、私のテクさえあれば、こんな単純な男なんて、簡単に支配できるわ)
繁美の舌先が尾崎の亀頭全体を包み込み、裏筋をこすり上げる頃、既に尾崎は一発目の放精を終えた。
繁美の口腔に、生臭い精液が大量に注ぎ込まれた。
B
繁美の抜群なフェラテクで、精も根も尽き果てた尾崎豊は床の上で仰向けに横たわっていた。
何故だろう、涙が止まらない。
薄暗い部屋の真ん中で、尾崎は天井を見上げたまますすり泣いていた。
差し込む夕陽が尾崎を照らす。
同時にさらけ出した尾崎の萎びたちんこを映し出す。
繁美の唾液と尾崎の精液で濡れそぼったそれは、乾きかけてカピカピになりつつあった。
台所で繁美は夕飯の支度を始める。
もちろん全裸にエプロンという、とても素敵な格好で。
それは尾崎豊を誘っているのだ。
尾崎豊という男を試しているのだ。
仰向けに横たわりながら、尾崎はゆっくりと台所に視線を移す。
後姿の繁美は、鼻歌を歌いながら料理を続けていた。
背中で結ばれたエプロンのヒモ、その舌には柔らかな尻が覘く。
柔らかそうな、生白い尻の肉が、差し込む西日に照らされて紅に染まっていた。
それはとてつもなく美しく、淫靡であった。
尾崎は自分のちんこが、徐々に回復しつつあることに気づいた。
C
(穢れている!汚れている!)
尾崎は尚も煩悶する。
しかし今や、天井にむかってそそり立つように回復したペニスは、その溢れる精力を解き放つ先を求め、打ち震えていた。
自分がどんどん穢れてゆく、そういう恐怖の中で尾崎は、薄汚れた本能にもまた支配されていることを知った。
腐った街を支配する汚い大人達…そういう一人に自分もまた、なってしまったのだ、そう納得した。
だがそれを受け入れられるほど、尾崎豊はまともではなかった。
尾崎は立ち上がった。
いきなり立ち上がったせいか、一瞬目眩がしてよろける。
床に手を突き、身を起こし、ソファーにもたれながら立ち上がった。
台所を見る…灯された蛍光灯の明かりの下で、繁美の背中は白く滑らかに輝く。
後ろに束ねられた黒髪の間から覗く生白いうなじ、そこに後れ毛が絡まり独特の色気を放つ。
尾崎は足音を立てずに、ゆっくりと繁美に歩み寄る。
なおも鼻歌を歌い続ける繁美は気づいていないようだ。
脇の下の辺りで、わずかにはだけたエプロンの裾から、小振りだが丸みを帯びた乳房が見えた。
そして薄茶色の乳首もまた、その姿を現す。
尾崎はゴクリと生唾を飲み込んだ。
D
(あの乳房を、散々嬲った男が他にいるのか…!)
突如、尾崎豊の心に嫉妬の炎が燃え上がった。
繁美の過去の男関係を知り、激怒した自分。
自分以外に、この繁美の柔らかな肉体を玩んで、快楽を貪った奴がこの世にいる…それが尾崎の嫉妬を煽る。
拳を握り締める尾崎、だが、ハッと我に返る。
勃起したちんこが内腿にこすれる。
その感触が、尾崎に痺れるような快感をもたらす。
すでにカウパー氏腺液が亀頭の先端を湿らせている。
尾崎自身が求めているのは、まさしくそれだった。
「…繁美」
尾崎は静かに声を掛ける。
繁美は一瞬、動きを止める。
だが、何も喋らない。
僅か2メートル程の二人の距離を、静寂が支配する。
E
繁美は尾崎の足音を察し、包丁を持つ手を止めてゆっくりと振り返った。
そして全裸のまま呆然と立ち尽くす尾崎の姿を一瞥する。
繁美を見返す尾崎…勃起した股間を隠そうともせず、縋るような哀れな目で尾崎は繁美を見つめ続ける。
勃起した尾崎のペニスを一瞥し、繁美は鼻で「フンッ!」と軽く笑った。
そのまま、やれやれといった感じで首を軽く振る。
ほんの数歩の距離に立つ二人の間には、無限の距離が広がっていた。
蛍光灯の明かりが煌々と照りつけるなか、二人はただ無言で立ち竦んだ。
全裸で勃起したままの尾崎豊と、裸エプロンの裾から乳房をはみ出させた繁美。
尾崎はそのまま、ゆっくりと繁美の前にひざまずいた。
嘲るように見下ろす視線を感じながら、尾崎は自分の勃起したままのペニスを手でつかむ。
繁美は呼応するように、キッチンテーブルの端に腰を掛ける。
そして尾崎に見せ付けるように、エプロンの端を両手でつまみ上げ、自分の秘部をさらした。
F
尾崎はその部分を注視した。
肉の張った白い太ももの奥には、黒々と濃く繁った陰毛が覗く。
下腹の迫り出した肉に陰になっているその部分に、赤黒く充血した陰核が覗く。
包皮に覆われたそれは、一部を露出させ、僅かに差し込む蛍光灯の明かりの中でヌメリと光った。
生い茂る茂みの中から現れた陰裂は、下に行くに従って徐々に幅を増す。
両縁を囲む陰唇部分は肉が盛り上がり、湿り気を帯びた秘肉の周りでグロテスクに張り付く。
その奥に、快楽の蜜壺があった。
尾崎は血走った目で、そこを見つめながら右手をしごいた。
繁美のサディスティックな視線を感じながら茎をこすりあげた。
繁美が高笑いする声を上から聞きながら亀頭を指先で刺激した。
数分後、キッチンのフローリングの床の上に、尾崎は射精した…泣きながら。
日は暮れてゆく…。(了)
『尾崎豊物語 「真夏の天国、そして涅槃」編』
@
夏休みに入って間もないある日、親友の吉岡秀隆とともにナンパしに須磨海岸へ出向いた青年、尾崎豊。
ちょっと冒険したいお年頃の尾崎豊青年は、すてきなお兄さん…いや、ビギニギャルとの出会いに心ときめかせた。
埼玉県から延々と乗り継いだ電車から降り立ち、遂にたどり着いた真夏のパラダイス。
そう、そここそハレハレ天国の聖地、須磨海岸なのだ!
まばゆい太陽の下で、ピチピチのビギニパンツスタイルに着替えた尾崎豊青年は、
自分の色子少年のじゅん君こと吉岡秀隆少年とともに海岸へ向けて走り出した。
燃え上がる若き血潮…駆け抜けろ青春、今日はピッチピチの若い小娘と戯れ、迸る熱き想いを弾けさせるのだ!
地元の漁師と海女の老婆のくたびれ果てた視線を浴びながら、二人は微笑んだ。
見城徹に開発されて両刀になった尾崎青年はいま、失われた青春を取り戻そうとしている…
数時間後、遊びつかれた彼ら二人は、夏風が心地よく抜けるビーチパラソルの陰で休憩を取った。
そのまま深い眠りの世界へ…誘われるように落ちていった。
まさかそこに悲劇があろうとは、あどけない寝顔で寝息を立てるこのときの彼らには想像すらできなかった。
A
目覚めると尾崎は、複数の毛むくじゃらのマッチョ男に肛門を掘られていた。
「…あっ!あううっ!」
尾崎豊は叫んだ。寝起きにいきなり節くれだった黒巨根が未開発のアナルに捻じ込まれたからだ。
あまりの苦痛に体をよじらせて抵抗する。が、周囲にいた別のマッチョ男達に組み伏せられて動けない。
ふと横を見ると吉岡秀隆少年も、マッチョ兄さん達に押さえつけられて肛門を穿られている。
(…な、なんだ!一体これはどういうことだ!)
尾崎豊はもがいた。しかしお兄さん達のムキムキの太い腕がその抵抗を許さない。
その中の一人が髪の毛を掴んで自分の方に顔を向けさせる。
尾崎豊は泣きながらその男の顔を見上げた。
そこにはマッチョ兄さん達の笑顔があった。
発情したその笑顔は脂ぎってギラギラとしており、日焼けした黒い肌の中で異様に白い歯がやけに眩しい。
気味が悪いほど発達した筋肉をムチムチさせながら男達は欲望に満ちた目で睨みつけるてくる。
静かだが威圧的な口調で尾崎に語りかけた。
「…これから、お前の口の中に入れるからな。ちゃんとしゃぶれよ。…噛み付いたりしたら殺すからな…判ったか!」
尾崎豊はもう一度お兄さん達を見上げた。お兄さん達は威圧的な目でにらみ返す。
恐怖のあまりに震え、痙攣したように頷く尾崎。
周りのお兄さん達はニヤニヤ笑いながら尾崎豊を見下ろす。
B
マッチョ兄さんは尾崎の目の前で自分のビギニパンツをずり降ろした。
弾けるようにペニスが起立し、尾崎の頬を激しく叩いた。
尾崎は恐怖と屈辱のあまり嗚咽し、縮み上がった貧弱なペニスから尿をチョロチョロと垂れ流す。
「うわっ!汚ねえっ!コイツ、ションベン漏らしてやがるぜ!」
お兄さんの一人が叫んだ。すると周囲のお兄さん達もゲラゲラと笑い出した。
「…情けねえ奴だな。」「…ダセエ!コイツビビリだぜっ!」
次から次へと嘲るような言葉が浴びせられる。
恥辱、屈辱、恐怖…尾崎は砂浜に顔を埋め、シクシクと泣き出した。
■
ふと、優しかった母さんの思い出がアタマを過ぎる。
小学生の頃、苛められて学校から帰ってきたボクを「弱虫!」と叱りつつ優しく慰めてくれた母さん。
美味しいコロッケを作るのが得意だった母さん。
ボクが夜寝付くまでいつまでも側で子守唄を歌ってくれたあの母さん…。
■
「…おらぁっ!こっちに顔を向けやがれぇっ!」
耳を劈くような怒鳴り声と共に、尾崎は強引に顔を起こされた。
素早く差し伸べられた手が両頬を締め上げ、尾崎はたまらずに口を開けた。
その瞬間、マッチョ男のチンコが一気に喉奥までブチ込まれた。
「…んぐぅっ!んんぎぃっ!」
尾崎は喘いだ。一瞬呼吸が止まった。
C
マッチョ男は巨大なペニスを尾崎の口の中で激しくグラインドさせる。
勃起したお兄さんの亀頭が尾崎の喉にたたきつけられ、思わず吐き気を催す尾崎。
さらに尾崎の肛門に巨大な男根がねじ込まれた。
前と後ろから貫かれた尾崎は、マッチョ兄さん達の押さえつけられ、なすがままに二穴を犯されてゆく…。
しかし同時に、その激しい責めが何時しか快楽に変わっていることにも気付いた。
■
「…うっ!うおおっ!」「最高だ!凄いアナルだぜっ!」
そう叫ぶとマッチョ兄さん達は次々と射精した。
男達の放った熱いザーメンが尾崎の喉奥と直腸に溢れる。
さらに周りを囲むお兄さん達や地元のマニアのデブたちも、一斉に尾崎の顔に精液を放つ。
熱く生臭い精液の匂いが、尾崎の鼻腔の奥にまで立ち上って行く。
その匂いをかいだ瞬間、遂に尾崎も絶頂に達した。
ビンビンに勃起したペニスから放たれた尾崎の精液は砂浜に向かって解き放たれ、乾いた砂の上で少し震える。
それと同時に今まで無かったほどの凄まじい快楽に貫かれ、尾崎は気絶した。(了)
『尾崎豊物語 「月は無慈悲な夜の女王」・編』
@
目が覚めると何故か青森県三沢米軍基地の滑走路の上に倒れていた。
尾崎豊は身を起こそうとする、しかし痺れるような激痛が走った。
体中あちらこちらに擦り傷や打ち身があり、乾いた精液の残滓が方々にこびり付いている。
それを見た尾崎は、自分が多くのマッチョ兄さん達に穢されていったことを思い出した。
今までに感じたことの無い屈辱…悪夢のようなその記憶に、思わず尾崎はうめいた。
しかしなぜだろう、自分の股間は勃起をしている…疲れきり動けないはずなのに!
再び仰向けになり、尾崎は空を見上げた。
夜空にはシリウスが煌々と輝き、吹き抜ける北風の中に北斗七星がかすかに瞬いている。
刺すような冬の風が、ハラハラと粉雪をのせ、滑走路を淡い白に染め上げてゆく…。
寒さが尾崎の肉体を襲う…初冬の冷たい夜風が、傷だらけの尾崎に無情に吹きつける。
このままでは凍えてしまう、そう思った尾崎は遂に体を起こした。
脇に、吉岡秀隆が倒れていた。
須磨海岸で自分と一緒にお兄さん達に玩具にされた吉岡秀隆もまた、憔悴しきっていた。
肛門から大量の出血をしている秀隆は、尾崎以上に重症のようだ。
雪の降りしきる滑走路の中ほどで、動けない二人は全裸のまま寒さに震えた。
雪雲の切れ間から覗く蒼茫とした月明かりが、倒れ伏している二人を無情に照らしだす。
A
「…さ、寒い。寒いよ尾崎にいさん」
秀隆が呟くように言った。
秀隆はサド兄さんや女王様に虐め抜かれたらしく、全身切り傷やヤケドだらけだ。
女王様の犯される…尾崎は一瞬その絵を思い浮かべ、秀隆に対して嫉妬心を滾らせた。
しかし今の秀隆の無残な姿に、尾崎の奥に眠る母性本能が刺激され、苦しむ秀隆に憐憫の情を感じた。
未だ癒えぬ秀隆の傷口からは、どす黒い血がダラダラと流れ出ており、普段尾崎が寵愛した秀隆の皮膚を染める。
夜な夜な二人で肌をすり合わせた、あの甘い日々…その滑らかな秀隆の肌が無残に蹂躙されて…。
青春の甘い記憶が今、無残に引き裂かれてしまった。
そのことが尾崎のマゾ心をチクチクと刺激してゆく。
それはまた、尾崎の中に眠る嫉妬を掻きたててゆく。
■
秀隆は寒さに打ち震えながら、尾崎の方に顔を向けた。
力ない秀隆の視線…その視線とかち合うと、秀隆は力なく微笑んだ。
尾崎は、それに応じるように、悲しそうな笑顔を作る。
秀隆の目を見つめながら、尾崎は言葉を捜した。
僅かな月明りを反射する秀隆の目は、尾崎という兄貴に縋りつくように向けられる。
B
その視線に、尾崎の心は揺れる。
「大丈夫か?秀隆。お、俺たち一体どうしちゃったんだろ?」
そんな言葉しか見つからなかった。
すると秀隆は、もう一度微笑みながら応えた。
「ナ、ナンパしてエッチするつもりが、すっかり肉便器になってしまいましたね…」
秀隆はそう言うと少し笑った。そして笑いながら、突然激しく咳きこんだ。
「…ゴホッ!ゴホッ!ゲホッ!」
血が混じった反吐を吐きながら秀隆はうめき、悶えた。
「お、おいっ、しっかりしろ秀隆!苦しいのか?」
尾在は秀隆の元に這って行き、彼の上体を抱き起こした。
正樹のキズは予想以上に酷かった。
散々殴られた顔は不気味に腫れあがり、全身の傷は皮膚だけでなく、その柔らかい肉にまで引き裂いている。
人間はいったいどうしてこんなに残酷になれるのか、尾崎の心は慟哭した。
■
ふと尾崎は肛門に違和感を覚えた。
須磨海岸でお兄さん方に散々玩ばれたため、肛門はズタズタに引き裂かれていた。
そのためか、少し体を動かすだけでも突き刺さるような痛みが走る。
その直腸の奥から、なにか生暖かいものが下って来るのを感じる。
C
「…何だろう?」
尾崎は慌てて指先を肛門にあてがい、肛門から溢れ出てくるモノをその指先で掬い取った。
それは、お兄さん方が放った精液だった。
大便と血が混じったその精液は、寒さの中で尾崎の指先から湯気を放ち、独特の生臭いにおいを漂わせる。
尾崎はこれを見た瞬間、自分が間違いなく見城さんを裏切ってしまったことをを痛感した。
見城さんだけに付き従った尾崎の魂は今、色欲の獣達に穢され、踏みにじられてしまったのだ。
寂しかった。俺はもう、後戻りできないのか、そう思うと尾崎の双眸から熱い涙がこぼれた。
■
「…う、ううっ、く、苦しい」
泣き濡れる尾崎の傍らで、突然秀隆が呻き始めた。秀隆の唇は紫色に変色し、寒さと衰弱のために痙攣を始めている。
(まずいぞ、このままでは秀隆は死んでしまう!)
しかし尾崎にはどうすることも出来なかった。
目の前で苦しむ愛人を前に、喩えようもない無力感に襲われ、尾崎の目から再び涙がこぼれる。
D
秀隆との楽しかった日々。
出合ったその日から互いに運命を感じた二人。
間もなく体を重ねあい、狂ったように貪りあった夜はどれだけあっただろうか?
見城さんに開発された後も、秀隆は何も言わずに自分を受け入れてくれた。
そう、自分が別の何かに変わってしまっても、秀隆の愛は変わらなかった。
真の愛情、性を超えた人と人との連なり。
きしむベッドの上で優しさを持ち寄り、互いの傷を癒して過ごした貴重な青春の日々…。
それが今、永遠に失われようとしている。
■
尾崎は再び秀隆を見た。
秀隆の細身の裸体は傷だらけだ。か弱い肉体が怪しげな月明かりの中で艶やかに輝きを放つ。
北風が吹き荒び、粉雪が舞い散る荒涼とした滑走路のなかで、秀隆の生白い肢体だけが別世界にいるかのようだ。
震える肌に、鮮やかな紅の血の雫がゆっくりと這うように伝う。
赤い血潮の生々しさ…それは秀隆の生命そのものであり、その輝きこそが秀隆の生きた証でもある。
喩えようも無く美しかった。生命のもつ神々しいまでの威厳がそこにあった。
(秀隆は死ぬ…しかし彼の魂は永遠なのだ!)
尾崎はそう悟った。それと同時に尾崎は、激しい空腹感に苛まれているのを感じた。
E
「あ、お、尾崎にいさん?な、何を考えているんですっ?」
尾崎の放つ異様な雰囲気を察した秀隆が、尾崎に尋ねてきた。
不審と疑惑に溢れた目が、まるで責めるかのように尾崎を見上げている。
尾崎は思わずハッとして我に返った。
(いけない!俺は今、なんてことを思っていたのだ!人間として最低じゃないか!)
「グウゥ〜…」
その瞬間、尾崎の腹が鳴った。衰弱しきったせいか、尾崎の若き肉体は激しく滋養を求めている。
何か危険を察した秀隆は、宏明から逃れようと体を捩った。
その瞬間、尾崎は自分の意思とは無関係に秀隆を抱きかかえる両腕に力をこめる。
泣き声のような悲鳴を上げる秀隆。しかし尾崎は何かに魅入られたように秀隆を睨む。
目は血走って、息吹も激しくなってゆく…心臓の鼓動も早鳴り、高鳴る。口の中に唾液が満ち、口角から溢れ出た。
(駄目だ、いけない!秀隆は俺のステディだぞっ!)
尾崎の心は叫んだ。しかしその叫びは、尾崎の中に眠る魔物たちには届かなかった。
F
尾崎は大きく口を開けると、激しく抵抗し泣き叫ぶ秀隆の喉元に噛み付いた。
必死で抵抗し暴れる秀隆を押さえつけ、ゆっくりと歯を喉に食い込ませる。
尾崎の前歯が喉笛を食い破ると、秀隆の喉から熱い血潮が吹き出た。
さらに深く食いつ尾崎…犬歯が頚動脈を引き千切る。
尾崎の頬に真っ赤な血が大量に飛び散った。
■
数時間後、滑走路で発狂している尾崎を米軍の憲兵隊が発見した。
尾崎は全裸で血まみれ、引き千切られた人間の手や足を咥えて狂ったように踊っている。
滑走路の白い雪の上には大量の血のほか、人間ともの思しき内臓やら骨片が散乱している。
米軍の憲兵達は皆一様に、信じられないといった表情で尾崎豊の狂態を眺め、唖然として立ち竦んでいる。
「…うきゃきゃー!うきゃー!」
尾崎は凄まじい笑顔で叫んだ。それは獣の叫びそのものだった。
尾崎はなおも踊りながら、秀隆の腿肉を食いちぎり、同時に糞尿を垂れ流した。
黒い大便と黄金色の尿が白い雪と血で真っ赤に染まった秀隆の残骸の上に降りかかる。
たっぷりと放尿し脱糞し終わった尾崎は、満足気にもう一度微笑んだ。
その微笑は人間のそれではない、それを突き抜けた魔性の微笑みであった。
なおも笑い続ける尾崎。
取り囲む米兵達の驚愕の視線の中で、かつて秀隆であった肉塊にもう一度むしゃぶりついた。(了)
『尾崎豊物語・新章 青春の嘆き、神との邂逅・編』
(1/5)
見城さんに連れてこられた地下パーティーは、まさに修羅場だった。
黒檀の重い扉を開いた瞬間、生臭く湿った淫靡な匂いが、尾崎の鼻腔を優しくくすぐる。
薄暗い部屋の方々から、押し殺したような無数の人々の息吹が立ち昇り、女性のすすり泣く声も聞こえる。
「さあ尾崎、我々も入ろうよ…」
尾崎の背中を軽く押し、見城は中へ入るように促す。
見城の手の感触…尾崎を抱きすくめ、息苦しいほどの熱き抱擁で包んでくれる見城の逞しい手。
そこから伝わる体温は、尾崎の身体の奥で蠢く欲情の炎を揺るがす。尾崎は生唾をゴクリと飲み下した。
「見城さん、ここは一体?」
少し不安げな声で尾崎は尋ねる。見城は無言だ。
暗がりに目が慣れると、松明に照らし出された部屋の様子がわかった。
多くの生白い肉体の洪水が、床の方々で波を打っている。
逞しい腕、豊満な尻、丸みを帯びた臀部が、開かれた両足の間で激しく上下する。
長い髪の女性が、過剰な筋肉に覆われた男の腰にすがりつき、その股間の図太い肉棒をくわえ込んでいる。
また黒いボンテージに身を包んだ逞しい男二人が抱きしめあい、互いの肉体をまさぐりながら唇を求め合っている。
「尾崎、我々もこの中に入ろう…分かち合うんだ」
声を掛ける見城の方を、尾崎は振り返る。するとそこには、すでに衣類を脱ぎ去り裸になった見城が立っていた。
射すくめるような目で尾崎を見つめる見城…その視線の熱さに、尾崎は一瞬たじろぐ。
しかし尾崎は目線を逸らせなかった。見城の股間にそそり立つ巨大な肉茎が、脈打つように尾崎の前で痙攣する。
そう、尾崎の菊門を優しく貫いたあの肉茎…尾崎はあの日の夜の記憶を思い出し、思わず顔が赤らむのを感じた。
(2/5)
「ねえお兄さん、なかなか男前じゃない?」
立ち竦む尾崎に何者かが抱きついてきた。そのまま尾崎の耳たぶを舌でやさしく舐める。
甘く、生温い息吹が尾崎のうなじを這う。尾崎の上腕に、たわわに膨らんだ女の乳房が押し付けられる。
「えっ、う、うわっ!」
尾崎は驚き、一瞬身を強張らせた。するとその女は、耳元で優しく微笑みながらささやいた。
「大丈夫よボウヤ、私達が優しく導いてあげるから、うふっ!」
そのまま女の手はゆっくりと尾崎の胸元を這う。ブレザーの制服のボタンをたくみの外し、尾崎の胸の素肌を撫でる。
女の指先が、尾崎の素肌に触れる…尾崎の乳首を指先で軽く転がし、同時に尾崎のうなじを嘗め回す女。
「ああっ…ボク、あのっ!」
たじろぐ尾崎の目の前に、見城か近付く。優しげな見城の目線が、不安げな尾崎の心に光を投げかける。
「大丈夫だよ尾崎、もう君は我々の仲間なんだからな」
そういって微笑む見城は、そのまま尾崎の制服のベルトを外す。
緩んだズボンの裾から、女は巧みに手を滑り込ませて尾崎の尻を直に触る。
硬く貼った尾崎の尻の肉を分けるように指先が進み、尾崎のアナルを探る。
「ああっ、ダメです止めてくださいっ!そんな所…」
「何を言ってるんだ尾崎、臆したのかい?」
見城は尾崎を諌めた。その瞬間、女の指先は尾崎のアナルを探りあて、迷うことなくその中へと侵入した。
(3/5)
「ひ、ひぐうっ!」
尾崎は身体を弾ませるように反応する。
昨晩、見城によって貫かれたアナルの傷に鋭い痛みが走り、尾崎の脊椎を駆け上った。
「あら?このボウヤはまだなのかしら…?」
「いや、彼は既に貫通式を済ませているんだが、まだ不慣れでね」
尾崎のすぐそばで買わされる言葉…四つの手が尾崎の若き肉体を愛撫するなかで、それは呪文のように響く。
女の指先が尾崎の前立腺を探りあて、そこを圧迫する。勃起を促しているのだ。
見城は尾崎のズボンとブリーフを引き摺り下ろし、尾崎の下半身を丸裸にした。
「尾崎、かわいいな尾崎、もう勃起しているじゃないか?」
「あら、このボウヤは中々元気ねえ」
もはや抵抗が出来ないほどに感じてしまった尾崎は、少し恥らうように両脚をすぼめる。
しかし見城の逞しい両腕がそれを許さなかった。
より大きく押し広げられた尾崎の両脚…そこから天に向かって反り立つように、若き尾崎の肉茎が現れる。
「まあ…逞しい」
女は感嘆の声を上げる。そして空いたもう一方の手で、尾崎のペニスを軽く掴み、そのままゆっくりをスラストさせた。
「ああっ!ダメですもうっ!お、お願いですうっ!」
叫ぶ尾崎。気づくと部屋中にいた多くの人間の視線が、全て尾崎に集まっている。
熱く、なおかつ鋭い多くの視線が、尾崎のそそりたつ肉茎や、痙攣する臀部に集まる。
その視線に、尾崎はさらに昂ぶり、敏感になってゆく。
(4/5)
「尾崎、ではそろそろ禊を済まそうか…なっ?」
見城は下から尾崎を見上げる。
悦びに満ちた見城の微笑みに慄然とする尾崎…しかし何故だろう、心のどこかでそれを期待している自分もいる。
「ほら、はやくやってあげなさい見城さん。この子、このままフィニッシュしちゃうわよ」
クスリと微笑みながら女は囁く。
女の左手は尾崎の肉茎を優しく掴み、指先で亀頭を撫でる。
時折女の指先が尿道をしごくたびに、尾崎は絶頂に達しそうになる。
「そうだな、これ以上焦らしたら、尾崎はすねちゃうかもしれないしな」
周りの人間達が少し笑う…尾崎のあられもない痴態を見て、喜んでいるのだ。
「はうっ!」
尾崎は叫んだ。見城の口が尾崎の肉茎をくわえ込んだのだ。
そのまま激しく肉茎を吸い込む見城…尾崎の亀頭が見城の喉の奥へと侵入し、食道に近い辺りまで達する。
見城は喉の奥をしごきながら、尾崎のペニスを激しく刺激する。
「ダメです見城さんっ! ああっ!」
抵抗を始める尾崎…しかしいつのまにそばに来ていた屈強な男たちによって尾崎は押さえ込まれていた。
ニヤニヤと笑いながら尾崎を押さえつけるむくつけき男たち。
「待ってろよ尾崎くん、次は我々が君を導くからな」
「そうだぜ尾崎くん、君は今、我々の仲間達の関心を全て集めてるんだよ、ははっ!」
(5/5)
「私もお手伝いしなくちゃね、尾崎くん。これからもよろしくね!」
そう囁いた女は、もう一度尾崎のアナルに深々と指先を突っ込んだ…さらに深く。
その中で暴れる指先は、尾崎の本性を暴きだすかのようだ。
甲高い悲鳴を上げながら愛撫に翻弄される尾崎。
その尾崎の美しき痴態を眺めながら交わい、自慰を始める周囲の者たち。
上り詰める尾崎は、薄暗い部屋の彼方で未知の輝きを見た。
荒ぶる魂の行き着く先、めくるめく快楽の上り詰めたその先に、一筋の光明を見出していた。
今、尾崎の肉体を汚す巧みな愛撫の中で、尾崎の精神は自分を縛り付ける全てから解き放たれていった。
「ああっ!うわああぅ!」
かつて無い絶叫とともに、尾崎は大量の精液を放った。
その精液を一滴も残さず飲み干す見城の目の前で、尾崎は失神した。
本当の自分にたどり着けた気がした。(了)
『姉』
おれの姉ちゃん、とてもきれいだ。
だから近所にいるヤツら、姉ちゃんに近付かせない。
近寄ったら、殺しの刑だ。
殺しの刑は、こっそりやる。
姉ちゃんになれなれしく話しかけた近所の高校生、夜中に家を燃やしてやった。
姉ちゃんにじゃれついてきた向かいの家のワン公、明け方にバットで頭をかち割ってやった。
酔っ払って姉ちゃんに触ったどこかのオヤジ、ラッシュの駅のホームから突き落としてやった。
ほかにもいっぱい、殺しの刑、やった。
いっぱい殺した。
いっぱい殺したけど、そのたびにおれの顔にでっかいニキビが一つ出来る。
そしてもう、いっぱいニキビが出来て顔中デコボコだ。
でも、姉ちゃんを守るためだ。
きれいで、やさしい姉ちゃん、おれが守る。
今日、ニキビ一つ、つぶした。
ぬるぬるの膿と一緒に、小さな白いミミズみたいな虫、出てきた。
糸みたいに細い。
おれはそいつを、出てきた膿と一緒に、ガラスのビンの中に入れた。
ニキビをつぶすたびに、膿といっしょにその虫、出てくる。
おれは毎日、膿と虫をビンの中にためた。
虫はみんな、生きている。
膿の溜まったビンの中で、みんなクネクネ動いて泳いでる。
ある日、虫たちがビンの中で、サナギになった。
ちいさな、黒い、サナギだ。
おれはビンのフタを開けっ放しにして、こいつらが羽化するのを待った。
夏の暑い日、姉ちゃんがおれの部屋に入ってきた。
おれはドキドキしながら、姉ちゃんを見つめていた。
きれいで、優しい、おれだけの姉ちゃん
おれのビンを見つけた。
「あら、これなあに?」
姉ちゃんは、微笑みながら、おれのビンを見ている。
そしてビンの方に近付いてゆく…。
その瞬間、ビンのなかから小さな羽虫が、ワッ!と湧き出てきた。
凄いかずだ。
そして羽虫たちは、姉ちゃんにたかる。
悲鳴を上げる姉ちゃんの、目から、鼻から、口から、耳から、姉ちゃんの体の中に入り込もうとしている。
大変だ!
おれの姉ちゃん!
姉ちゃんを助けないと!
けど、遅かった。
虫、みんな、姉ちゃんの中に入っちゃった。
姉ちゃん、いきなり天井に向けてビーンと棒みたいに伸び上がり、
操り人形みたいに、コチコチしたへんな動きで踊り始めた。
それからゲラゲラと甲高い声で笑いながら後ろ向きに走り出し、窓を破って外に飛び出した。
そしてそのまま、2階の窓から道路に落っこちた。
おれは、あわてて窓から見下ろした。
姉ちゃんは、道路の上で仰け反って、ブリッジみたいに体をそらせてビクビク痙攣していた。
そしてタクシーに引かれ、バスに跳ね飛ばされ、ダンプカーに轢き潰された。
グチャグチャ
おれのやさしい姉ちゃん、グチャグチャ。
もう、だれにも渡さない、おれの姉ちゃん。(了)
『尾崎豊物語・番外編 本当の自分、たどり着いた真実・編』
@
はっとして目が覚めた尾崎豊。
周りを見るといつもの四畳半のアパートだった。
「お、俺は夢でも見ていたのか?」
尾崎はボーッとする頭で考えた。
昨晩、灼熱のロックステージで熱く燃え滾ったあの自分は一体…?
壁掛け時計は午前6時50分を差している。
建て付けの悪い曇りガラスから、薄暗い朝日がさしこみ、尾崎の頬を優しく撫でる。
遠くからかすかに車のエンジン音が響く。
「…そうか」
尾崎は呟いた。
「あれは全部、夢だったんだ」
尾崎は起き上がって着替えを始めた。
「さて、今日も仕事だ、今まで遊んでた分、ちゃんと取り戻さなくちゃな」
ボロアパートの扉を開き、尾崎はまだ寒さの残る早春の風に身を震わせながらバス停に向かう。
■
向かう先は西川口配送センター。
尾崎はいつも通りタイムカードを通してロッカールームに向かった。
作業着に着替え、倉庫前の納入業者用トラック待機エリアに集合する配送ライン作業員達。
その群れの中に笑顔の尾崎豊がいた。
A
ライン長が2〜3分ほど注意事項を伝達する。
散会を告げられると共に、ライン工たちは各部署へと散ってゆく。
始業のベルが鳴ると共にコンベアが稼動しだす。
それと共に積載されたダンボール箱がそれぞれのラインへと流入してゆく。
尾崎は笑顔で作業を始めた。ちなみに時給は700円。
覚醒剤で執行猶予をくらい、ハローワークでようやくありついた派遣仕事だった。
■
尾崎はこの西川口配送センターの建物をパンデモニウムと名づけていた。
長距離運送用10トントラックのことをドラゴンと呼び、配送用2トントラックの事をモンスターと呼んでいた。
さらに配送所の仕分け作業員のことをドワーフと呼び、トラックドライバーのことを竜使いと呼んでいた。
そして尾崎豊は、周りから電波さんと呼ばれていた。
B
「俺、妖精と話せるんだ…」
尾崎は同じラインに並んで仕事をするフリーター崩れに自慢げに言った。
「へえ、本当かよ…」
周りの連中は面倒臭そうに答えた。
そのままいそいそと荷物積載作業の戻る。
生産調整で毎日ラインに並ぶ単純労働作業員の数が入れ替わるこの配送センターで、
一々こんな電波と親しくしようとする奴はいなかった。
孤独を募らせる尾崎…あの灼熱のステージでは、多くの若者達が自分を崇拝してくれた。
しかしここで働く派遣労働者たちはどうだ?
みな精気のない澱んだ目をして、押し黙ったままだ。
(世の中のルールが悪いんだ!)
そう尾崎は悟った。
(権力にすがりつく醜い大人たちが、こうした若者たちの個性や才能を押し潰しているんだ!許せない!)
尾崎は怒りに震えた。
「おいっ!サボってないでちゃんと仕事しろーっ!」
遠くからライン長が怒鳴る声が聞こえる…。
C
休憩時間、尾崎は中庭でパック牛乳を飲みながら彼だけに見える妖精と話をした。
妖精は尾崎の耳元で囁く。
「ライン長のオヤジがお前のケツを狙っているぞ尾崎!アイツはホモだからな。お前のケツを眺めてうっとりとしてたぜ!」
そういうと妖精はニヤリと笑った。
「…な、何だって!ゆ、許せない、あの野郎!」
尾崎は怒りに震え、立ち上がった。
そして傍らに落ちていた鉄パイプを掴んだ。
■
一時間後、尾崎はライン長を鉄パイプで殴り重傷を負わせた。
一方尾崎は周りの工員達に取り押さえられながら
「妖精が教えてくれたんだ!妖精がボクに教えてくれたんだよ!」
と、半狂乱になって叫んでいた。
警察病院で、尾崎豊は境界性人格障害と診断された。
それが今の尾崎豊(42歳)の真実だった。 (了)
『尾崎豊物語・番外編 忘れな草 forget me not・編』
@
「バカじゃないの、あんた…」
かつての妻、繁美に真正面から面罵された尾崎豊は衝撃を受けた。
六本木の交差点、人だかりの中で迷惑そうに尾崎から目を背ける繁美。
40を超えたとはとても思えない洗練されたスタイルは、かつて尾崎に殴打され続けた過去などなかったかのようだ。
際どく切り詰められたスカートから覗く脚のラインは、そこいらの小娘など太刀打ちできないほどに引き締まっている。
幸せの只中に生きる女…今の繁美は間違いなく勝利者だった。
その目の前で崩れ落ち、膝をつく尾崎。
通行人たちはその光景を好奇の目で見つめる。
繁美の連れの長身の優男は、尾崎を警戒しながら近寄る。
繁美は僅かに苦笑いを浮かべて男を制する。
そのまま繁美の肩を優しく抱いたその男は、路上で震える尾崎を嘲笑うように見下ろした。
同時に路肩に止めてあるベンツ600LSから近寄る運転手に手で合図し、待つように促す。
「な、何て言ったの、繁美?」
尾崎はもう一度尋ねる。
その声は恐怖に震えていた。
A
すると繁美はウェーブの掛かった長い前髪を手でかき上げながら尾崎に向き直り、再び言った。
「バカって言ったの…それに超キモい」
尾崎を見つめる繁美の目は、まるで道端に落ちている犬の糞を見るそれだ。
動揺を隠せない尾崎は、繁美の目の前でオロオロとするばかりだった。
周囲の野次馬の指すような目線の中で、尾崎は震えながらうな垂れる。
そんな尾崎の哀れな姿に対して繁美は意地悪くニヤリと笑った。
「二度とあたしの前に姿見せないでくれる、豊か。もう私達はなんの関係もないの」
そう言い放つと繁美は、尾崎の足元にペッと唾を吐きだし、待たせてあったベンツの後部座席に乗り込んだ。
ショックのあまりその場で固まり、遠ざかるベンツの姿を、呆けたような目で追う尾崎。
信号が青に変わる。通行人たちは半ば憐れみ、半ば嘲るような目で尾崎を見下ろしながら横断歩道を渡ってゆく。
都会の喧騒が、尾崎の耳の中で残酷に響く。
B
そのまま尾崎は泣いた。そのまま泣き崩れた。地面に蹲り、オイオイと号泣した。
仕事を失い、尾羽打ち枯らした今の尾崎はすでに限界に達している。
誰も自分を愛してくれない。
多くの聴衆の喝采と崇拝を受けたかつての姿は、今の尾崎にはどこにもなかった。
(どうして…どうして誰も俺を愛してくれないんだ!)
アスファルトに突っ伏しながら尾崎の心は叫んだ。
(大都会のコンクリートの中で埋もれそうな…そして忘れ去られてしまった俺は…)
「俺は…忘れな草」
尾崎は小声で呟いた。
その声も、都会の喧騒の中に掻き消えてゆく。
尾崎は尚も泣いた。
C
ふと目の前を見る。
アスファルトの表面に、繁美が吐き出した唾がこびり付いていた。
少し乾きかけたそれは、アスファルトを僅かに黒く滲ませている。
尾崎はゆっくりとそこまで這い寄った。
繁美の唾液、繁美の分身…それは尾崎自身が失ってしまった愛の欠片だ。
尾崎の心臓の鼓動は高鳴る。同時に、若き日の思い出が脳裏を過ぎる。
巧みな舌技で尾崎を翻弄してくれた繁美の愛撫…あの熱き愛撫を、どれだけ経験しただろうか?
繁美の柔らかな肉感…吸い付くような肌に、なんど尾崎は埋もれただろうか?
尾崎の股間は熱を帯びてゆく。
■
尾崎は地面に顔を近づけた。
口を空け、舌を伸ばす。その舌先はゆっくりと繁美の唾液に向かって伸ばされてゆく…。
通行人の怪訝な視線を浴びる中で、尾崎はそのままアスファルトにキスをした。
夢中で繁美の唾液を舐めた。そのまま音を立ててすすった。
愛を取り戻せた気がした。(了)
『尾崎豊物語・番外 明日への決意・編』
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とりあえず浣腸オナニーを済ませようと尾崎豊はトイレへ向かった。
股間は既にビンビン、アナルは興奮でヒクヒクと痙攣を続けている。
生理食塩水の中に数滴のトウガラシエキスと垂らす。
この刺激がたまらないのだ、と尾崎は溜め息を漏らした。
便座に座った尾崎は、トイレのリネンの棚の上に煙草数本が入った紙箱を発見。
「あ、こ、これは前に禁煙していた時の…まだ残っていたんだ」
尾崎は嬉々としてそれを取る。
「あっと、その前に。お尻を浣腸で清めなくちゃ」
尾崎はトウガラシエキスを混入した浣腸器を取り上げ、尻を持ち上げるとその浣腸器を肛門にねじ込む。
挿入する瞬間、「あんっ!」と、色っぽい声を上げてしまう尾崎…至福のひとときだ。
そしてゆっくりと注入器を押し込む。
直腸内に、浣腸液が満たされてゆく。同時に下腹部の辺りが、体内からゆっくりとせり出してくる圧力を感じる。
この感じがたまらない、尾崎は口元を緩ませ少し笑った。
暫くすると、あのトウガラシエキスの刺激が肛門近辺をじくじくと痛めつけ始めた。
脚がブルブル震える、さらに股間の肉棒が腫れ上がるように勃起する。
「おお〜っ!あおおうっ!」
トイレで一人で喘ぎ、悶える尾崎であった。
A
便座で座り、すすり泣きを始める尾崎豊 。
肛門の耐え難い痛みに、思わず涙をこぼしてしまったのだ。
辛いからではない、嫌だからでもない。
嬉しかった、気持ちよかったからだ。
快感に打ち震え、尚も脱糞を繰り返す尾崎豊。
大便が、尾崎の調教された肛門を通過するたびに、トウガラシエキスの刺激が尾崎の肛門を苛める。
「ああっ!す、凄いよ、たまらないよおっ!」
尾崎の悲鳴は、尚もトイレの中でこだまする。
…一通り大便を済ませた尾崎は、一服つけようと煙草に手を伸ばした。
紙箱の中に都合よく入れられていた百円ライターで煙草の先に着火し、大きく息を吸う。
肺の奥まで届く紫煙の刺激に、思わず目眩を覚えた。
そして震えるようにゆっくりと煙を吐き出す。
「フ、フウウッ、フウウ〜ッ」
大便後の一服は最高だった。
尾崎豊は、明日から始まる就職活動へ思いを馳せた。
そこに悲劇が待っているとも知らずに…。(了)
『尾崎豊物語・番外編 尾崎豊42の夜、過ぎ去った栄光・編』
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尾崎豊は目覚めた。
周りの仲間達がまだ寝静まっている午前2時、尾崎はボロボロの毛布を肌蹴てムクリと起き上がる。
今日は水曜日、アルミ缶の収集作業に出かけねばオマンマ食い上げだ。
「うーん」
大きく深呼吸し、両手を伸ばして身体をほぐす。
傍らに置いてあったペットボトルの残りをグイッと飲み干して青テントから這い出る。
まだ肌寒い早春の風が吹き抜けた。尾崎は思わずブルッと震え、シミだらけのダウンジャケットの襟を正した。
水道の蛇口を捻り、薄汚れた顔をジャブジャブと洗い、薄汚れたタオルで顔で丁寧に顔を拭く。
端正だった目鼻立ちが僅かに残るその容貌は、転落した人生の苦悩が残酷に刻まれている。
髪の生え際が後退し、広がった額を少し気にする尾崎。
顔を洗い終えると植え込みに向かった。
シミだらけのジーンズのファスナーを下ろし、浅黒く萎びたペニスを引っ張り出す。
そのまま強烈なアンモニア臭のする小便を、植え込みの中にジョロジョロと垂れ流した。
「クソッ!」
尾崎は毒づいた。小便が軌道を逸れて靴とジーンズの裾を汚したためだ。
「なんてこった…2週間前に洗濯したばかりなのに」
尾崎は溜め息をつくと、近くに落ちていた古雑誌を拾い、ジーンズの濡れた部分を拭った。
A
「さあ、今日もアルミ缶を一杯拾うぞ!」
尾崎はそう声にだすと、青テントに掛けておいたズタ袋を担いで夜の新宿の街に出向いた。
不夜城の副都心、新宿のビル群は摩天楼の名にふさわしい威容で新宿中央公園を取り囲む。
尾崎豊はその真っ只中に最下層民の一人として地べたを這い回る生活を今日も続けていた。
かつての栄光など、まるで無かったかのように…。
■
尾崎は早足で東口ルミネ歓楽街に向かい、そこのゴミ集積所でアルミ缶を漁る。
週明け間もないこの日は、それほどゴミは多く出ない。
とはいえさすがに新宿である。ゴミ集積所には溢れんばかりのゴミや産業廃棄物が山積されていた。
酔客も疎らな通りで尾崎は、迷うことなくゴミの山に近付くとそこで屈む。
アルミ缶専用の廃棄カゴには、尾崎の予想したとおりに大量のアルミ缶があった…思わず笑顔を見せる尾崎。
尾崎は自ら持参したキャンバス地の業務用の荷袋(もちろん植木屋からの盗品)にアルミ缶を全て放り込む。
原材料費の値上がりで、相場は最近高騰気味だ…尾崎は今日の取り分を8000円ほどと予想した。
一仕事終えた尾崎は、各店舗から出された東京都指定ゴミ袋や水色のポリ容器などを丁寧に開け、中を調べる。
「どれ…今日も拾いものあるかな?」
手を突っ込んだ瞬間、さらに数匹のゴキブリがワラワラと逃げてゆく。
目指すは惣菜店が廃棄した賞味期限切れの弁当だ。
手付かずのまま、丸々一食分の食事にありつけるのは、今の尾崎にとっては大変有り難い。
B
10分後、惣菜店の破棄した海苔弁当とポテトサラダ、それと蟹カマを添えたサラダを発見した。
尾崎は喜んだ。そのまま路上に座り込み、それらを貪り喰う。
ゴミ捨て場にゴミを捨てに来たチェーン店の従業員が、人間のクズを見るような目で尾崎を見る。
しかし尾崎は気にも留めなかった。今はただ、空腹を満たすことだけが尾崎の唯一の楽しみであった。
■
一通り残飯を平らげると、尾崎は再びゴミ漁りを始めた。
するとゴミの山の奥から、30センチはあろうかという巨大な男根バイブレーターが発掘された。
「ああっ…こ、これは」
尾崎の脳裏に、若き日のあの熱い夜の思い出が過ぎった。
若く美しかったあの頃…15の夜、俺は本当の自分と邂逅したんだ。
そう、あの逞しい男の腕に抱かれ、俺は何度も上り詰めたんだ。
身体が引き裂かれるような激痛…しかし何時しかそれも喩えようもない快楽へと変わってゆく。
激しく自分を求めた男たちは、ステージ上で叫ぶ俺を求めるあの観客たち以上に、俺を変えていった。
寵愛と崇拝を一身に受けたあの頃…多くの視線が俺に刺さり、逞しい肉根が俺を貫く。
俺は何度も昇天し、意識を失うほどの快感の中で震えていたんだ。
ああ、もう一度…もう一度あの頃にもどれたら!
C
尾崎は立ち竦んだ。ネオンの消えかけた新宿の繁華街で、たった一人取り残された尾崎。
まだ寒さの残る春風が、皺の刻まれた尾崎の頬を撫でる…かつて見城さんが愛撫してくれたように。
その生々しい感触を思い浮かべ、久しぶりに股間が熱くなるのを感じた。
手にした黒い巨大バイブレーター…アナルが疼痛する、何故だ?
俺は、本当の自分にたどり着いたのか?
都会の夜は、答えてはくれなかった。
■
西戸山の公園通りで収集業者にアルミ缶を引き渡す。
受け取った代金は、尾崎の予想を外れ5500円ほどであった。
それを大事に懐にしまい込んだ尾崎は、上着の裾にしまったバイブレーターにもう一度触れた。
その固い感触を指先でなぞり、少し微笑んだ。
そのまま尾崎は再び新宿中央公園の青テントに戻っていった…すこし軽い足取りで。
尾崎豊、42の夜は更けてゆく…。(了)
『尾崎豊物語・番外編 断罪の女神、俺の罪・編』
@
「そう、これは物理学と哲学の問題…もっと正確には筋力と精神力の問題ね」
彼女はそう微笑んだ。
両手両脚を手錠で拘束されて床に転がされた尾崎は、その彼女の無辜な笑顔に慄然とした。
月明かりが差し込む部屋…静寂の中に潜むはち切れそうな緊張感が、尾崎の鼓動を早める。
彼女は手にするものを頭上に掲げて見せた…それは巨大な張型だった。
亀頭の形状や肉茎に浮き出る血管に至るまでグロテスクまでにリアルに再現された巨大な張型。
(彼女はまるでアルテミス…美しい裸体が月明かりの中で妖しく輝く…)
尾崎は震えた…恐怖、それとも期待?
(そして私は罪深きアクタイオン、自ら犯した罪のため、自らの剣で今、尾崎は肉体を貫かれる…)
静寂の中で鼓動と息吹だけが虚しく響く…月明かりの中で彼女の微笑みが妖しげに輝く。
A
「うぎゃーっ!」
尾崎は絶叫した。
肛門はメリメリと音を立て、括約筋が引き千切れる嫌な感触が伝わる。
激痛に貫かれた尾崎は、歯を食いしばり泣きながら耐えた。
(これは私に与えられし罰だ!私の犯した涜神行為は今、非情な美の女神の手によって裁かれるのだ!)
太ももに生温い物が流れる。
(そう、それは私自身の流した血だ…そしてそれこそが私の罪なのだ!)
引き裂かれた肛門から流れ出る血は、まさしく私の穢れだった。
尾崎は泣いた。泣き叫んだ。
(…私の祈りは、果たして、星々に届いたのであろうか?)
彼女は微笑みながら張型をグリグリとかき回し、さらに尾崎の肛門の奥深くへとねじ込む。
肉体はいつしか感覚を喪失し、青紫の夢の中で尾崎はゆっくりと女神の慈愛に抱かれた。
春風のような息吹を、頬に感じる。(了)
『尾崎豊物語・番外編 忘れな草 forget me not 埋もれそうな魂・編』
@
「もう、死のう…こんな人生なんて、もう真っ平ゴメンだ」
尾崎豊かは呟いた。そのまま泣き出す。泣きながら近くのビルの屋上に上った。
「ここから飛び降りれば、俺死ねるな」
8階建ての屋上から見た地面は目眩がするほど遠かった。
目下には駐車場があり、黒々としたアスファルトが尾崎を誘う。
確かに怖い…しかしこのまま生きていても、もう何もない。その恐怖に、尾崎は身震いした。
苦痛は一瞬…死は永遠。尾崎は靴を脱ぐ。遺書は書かなかった。ゆっくりと屋上の柵を乗り越えようとした。
「待ちな!おっさん」
突然後ろから声を掛けられた。
ビクッ!と体が反応する尾崎豊。瞬間、力強い手で肩をつかまれ、そのまま屋上の床に押し倒される。
尾崎は驚いた驚いて声の主の方を見上げた。
そこには紺のスリーピースのスーツを着、濃いサングラスをかけた長身の男が立っていた。
「死ぬ気かい?…駄目だよおっさん」
男は毅然とした口ぶりで尾崎に語る。
その低く響く声は、尾崎の股間と肛門を僅かに刺激したが、すぐ我に返り立ち上がる。
そのままダッシュで屋上の柵に向かう尾崎。
男は再び尾崎の肩を強引に掴んだ。
「は、離してください!死なせてください!…ボク、もう!」
尾崎はもがく。
A
男は尾崎を柵から引き剥がすようにし、床にしゃがませた。のしかかるように男は尾崎の背中に腕を置く。
「死んじゃアカンよ、おっさん」
男は優しく声を掛ける。
抵抗できない…それだけではない、人の優しさに触れ、心の中の何かが崩れた。
「うわああーっ!」
尾崎は床に突っ伏して泣き出した。
興奮が少し収まった尾崎。あらためて男を見た。
浅黒く逞しい肌、オールバックに撫で付けられた豊かな黒髪…かすかにオーデコロンの香がする。
紺のストライプのスーツの上からでもわかる、盛り上がった筋肉。
尾崎は思わず見城徹を思い出した。
命を救ってくれた恩人…もしかしたら僕を理解してくれるかもしれない。
もう一度男の顔を見た。
男は尾崎の目線を受け、少し微笑んだ。尾崎も釣られて笑顔を見せる。
しかし次の瞬間、男の表情が変わった。
凄味を帯びたその表情から、突然信じがたい言葉が吐かれたのだ。
「おっさん死ぬ気なら、まず腎臓を売って、数ヶ月間ウチの組のタコ部屋で仕事してからでも遅くないだろ、あ?」
B
そのまま尾崎豊は組事務所に連れ込まれた。
まず危険物の硫酸ピッチを扱う違法軽油製造工場で仕事をする労務契約を結ばされた。
凶暴な目付きをした組の若い衆の視線に威圧され、尾崎は緊張する。
激しく勃起しているのは、内緒だ。
「なに笑ってやがるんだよこの能無しがあっ!とっとと書類にサインしやがれ!」
チンピラ達が脅しをかける。尾崎は体をビクッと反応させ、恐怖のあまり涙を流し始めた。
次に差し出されたのは保険申請書類だった。被保険者は無論、尾崎豊。
保険金受け取り人の欄には「朝比奈興行株式会社 代表取締役 朝比奈正日」と記載されていた。
どうやら在日系のヤクザ組織のようだ。
そして最後に尾崎がサインした書類は生体間腎移植での腎臓提供同意書だった。
さすがに尾崎はサインを拒んだ。しかし怖いお兄さん方に手を掴み取られ、強引にサインさせられた。
その後尾崎は土木工事用資材置き場の中にあるプレハブ小屋に監禁された。
右手を手錠で鉄パイプと繋がれ、目の前には菓子パン2個と牛乳パックが置かれていた。
尾崎は泣いた。自分は死ぬ、しかもヤクザにいいようにされた挙句に無残に殺されるのだ。
窓から差し込む月明かりが尾崎を照らした。
泣き疲れた尾崎はいつしか眠りに付いた。
C
「…はっ!」
尾崎は目を覚ました。どうしたんだろう、体が動かない。目を開けて、顔を上げた。
するとぼんやりだが目の前の光景が見えてきた。
数人の男がなにやら作業している。そして突然、叫び声が響いた。
「うぎゃーっ!」
作業台の上に人間が寝かされていた。そして叫び声とともに両手足がバタバタと暴れた。
作業していた男達が、その暴れる手足を強引に押さえつけている。
一体なにが行われているのだろうか?
ふと、ジャラリと金属音がした。何だろうと見てみると、自分の両手足が鎖で拘束されている。
(そういえば俺、ヤクザに捕らえられているんだったな…)
尾崎は思い出した。
「あがっ!うがっ!…ぎゃーっ!」
ピピッと血が飛び散り、作業服姿の男達にかかった。
作業台の上の人間は凄まじい悲鳴を上げ、そして全身を痙攣させ暴れた。
しかし作業を続ける男達はその抵抗を抑えつつ淡々と仕事を続けているようだった。
そして数分後、遂に台の上の人間は動かなくなった…どうやら死んだらしい。
D
「…おっ、コイツ起きたみたいだぜ」
作業服姿の男の一人が尾崎の方を向いて言った。そのままゆっくりと尾崎のほうに歩み寄る。
尾崎の目の前でしゃがみ、恐怖に震える尾崎の顔を覗きこんで言った。
「悪いなあ、あんちゃん。今度はあんちゃんの番だよ。…腎臓を頂くからな」
その言葉を聞いた尾崎は瞬間固まった。数秒後に、部屋中がビリビリいうような凄まじい叫び声を上げた。
散々抵抗するも、遂に作業台の上に縛り付けられた尾崎豊。
尚も暴れるも、ヤクザたちに散々に殴りつけられ意識が飛びそうになった。
「ジタバタすんなや、コラ」
尾崎は泣き出した。しかし彼らはそんな尾崎をまるでモノを見るような目で見下ろしているだけだった。
手術用具が運び込まれるのが見える。メスやらクスコやらがズラリと並ぶ金属製プレートが並ぶ。
摘出後の腎臓を保存するための生理食塩水パックとアイスボックスが目に入った瞬間、恐怖のあまり尾崎は失禁した。
「あ〜あ。しょうがねえなあ…仕事増やしてくれるなよ」
作業服の男の一人が嘲笑いながら尾崎の排泄物を処理し、ペニスと肛門をアルコールで薫蒸消毒した。
アルコールをアナルに塗られた尾崎は、気化熱から来る爽快感に思わず喘いでしまった。
E
「おっさん麻酔は無しやで。打ってやってもええんやが、一本100万円だしな。…今のおっさんじゃ無理やろ?」
男の一人が言った。
言い終わるや否や、尾崎の弛んだ腹に青鉛筆で目印の線を引くと、メスで一気に尾崎の腹を引き裂いた。
「ギャーッ!」
今だかつて無い凄まじい激痛が尾崎を襲った。
半狂乱になり暴れる尾崎。周りにいた他の作業員が尾崎の両手足を押さえつけて抵抗を抑える。
そうしている間にもメスを持った男は尾崎の腹をどんどん切り裂いてゆく。
全身から凄まじい量の脂汗が、ブワッと溢れ出した。
尾崎の精神は崩壊し、カッと見開いた目は、白眼の毛細血管が方々で破裂し真っ赤に染まっている。
食いしばった口は力みすぎて歯を砕き、さらに頬の内側の肉を食いちぎった。
口角から溢れ出る血が顎を伝い、台の上に滴り落ちる。
尾崎の全身はガクガクと痙攣を始めた。先ほど失禁したばかりなのに、再びまた失禁を始める。
それを作業員の一人が笑いながら始末する。
その間も腎臓摘出手術は進行していた。
多分医師であろう彼らのリーダーは尾崎の腹を大きく裂くと、溢れる血を大量のガーゼで拭った。
さらに複雑に入り組む小腸を掻き分けて腎臓を発見すると、状態の良い左側の腎臓を手で撫でた。
止血カンシを手にした彼は、腎臓動脈と腎臓静脈、そして尿管をそれぞれ扼止して出血を防止し、
メスを巧みに用いて尾崎の腎臓を丁寧に摘出した。
尾崎豊…42歳のある春の夜のことだった。(了)
『尾崎豊物語番外編 目覚めの時は何時?編』
@
「う、うぐうっ!」
思わぬ激しい突き上げに、尾崎は思わず唸ってしまった。
尾崎は赤坂の売り専ボーイとして全日空ホテルのスィートルームに商売に来ていた。
客は埼玉の入間で土建業を営む初老の男。尾崎のことを気に入ってくれたらしく、指名回数も今日で10回近い。
少し高めに設定された空調の部屋の中で、尾崎は男の腹の下で怒張したペニスをくわえて舌で刺激する。
今回も丁寧に洗浄した男のアナルに中指を差込み、そこから押し付けるように前立腺を刺激してやる。
すると衰えた男の生殖器に活力が漲り、尾崎の口の中から溢れんばかりに怒張する。
還暦近いのに大したおっさんだな、と尾崎は思った。
「頼む。もっと舌を丁寧に…そう、丁寧に裏筋をなぞってくれ、ああっ!」
男は尾崎の愛撫で何度も喘ぎ、そのたびに尾崎の顔を股間に無理矢理埋めようとする。
尾崎の鼻腔の中に男の陰毛の先端が入り込み、何度も咳き込んでしまう。
徐々に男の興奮が高まってきたようだ。
口の中の男根が見る間に膨張し、喉の奥深くに侵入しようと暴れる。
A
尾崎は手で男の腰を押し返そうとするが、興奮した男はそんなことお構いなしに尾崎を攻め立てる。
男のむさ苦しい体臭にげんなりしながら、尾崎は一度男を満足させるべきだと考えた。
前立腺を刺激する中指をさらに直腸の奥まで差し入れる。そして指の腹全体を用いて男の直腸内をなめす。
同時に奥歯を用いて男の亀頭を刺激する…この男は舌全体で亀頭を包んでやると、そうとう感じることは承知してる。
「うがああっ!はあっ!」
男は部屋中に響き渡るような大声で吠え、ものの数秒で絶頂に達した。
同時に尾崎の口の中に、ことのほか大量の精液を流し込む。
男はそのままベッドに倒れこむ。
尾崎は男の体を避けるようにしてベッドサイドに移動し、エチケットペーパーの中に男の残滓を吐き出す。
喉の奥の不快感…自分が穢れていく嫌な感じが、尾崎を身震いさせた。
(今日一日付き合うだけで、50万もの金が入るんだ。)
心の中で俺はそう呟いた。
男はしばらく荒々しく呼吸していたが、その手が尾崎の股間に伸びる。
元来ノンケだが、商売上、男の愛撫でも勃起できるし、男のアナルにも射精できる…少しの我慢、それがコツだ。
男の節くれた手のひらでペニスを玩ばれながら、尾崎はマルボロメンソールに火をつけ、大きく一服した。
(1/5)
『尾崎豊物語1 15の夜、愛の目覚め・編』
「け、見城さん。…それは一体、何?」
ある春の夜、汗ばむような熱気に包まれた薄暗いシティホテルの一室で、尾崎豊は全裸でベッドの上に横たわっていた。
両手首と両足首はそれぞれローブで拘束され、不安そうな尾崎豊は傍らに座る見城を見上げる。
うっすらと汗ばむ見城の裸体は、ホテルの間接照明の仄暗い光の中で力強く蠢く。
浅黒い肌、鍛え抜かれ盛り上がった強靭な筋肉。
その威圧感を目の当たりにした尾崎豊は、自分の胸の鼓動が高鳴るのを感じた。
見城徹は答えなかった。無言のままベッドサイドのテーブルに向き合い尾崎にはあえて目もくれない。
テーブルのガラス天板の上に小皿を取り出した。そしてその中にオリーブオイルを注ぐ。
尾崎豊の視線を背中に感じつつ、それをあえて無視することで、嗜虐的な喜びを覚えていた。
額の伝う汗を右手で拭いながら、背後から聞こえる尾崎豊の押さえたような吐息を聞く。尾崎豊の焦燥を感じる。
見城徹は唇の端を僅かに上げて意地悪く笑った。そう、それでいい。
ルイ・ヴィトンのレザーハンドバッグからパラフィン紙に包まれた薬を取り出す。それを先ほどの小皿に、こぼれないように
丁寧に中身のパウダーを落とす。パウダーを全て小皿に入れた見城は、そのオイルを人差し指で丁寧に攪拌し始めた。
静寂の中で、尾崎の高鳴る息吹と、見城の鼻息だけが、嫌に大きく響く。
不意に見城徹は尾崎豊に向き直った。
虚を突かれ、動揺の表情を隠せない尾崎に向かって、見城は熱い視線を注ぐ。そして優しげな笑顔を尾崎に見せた。
(2/5)
「さあ、尾崎。こっちにお尻を向けてごらん?…ほら」
躊躇する尾崎。予想はしていた。しかし今、その予想が現実のものとなり、尾崎の中に迷いが生じた。
見城の視線が痛い。その熱い視線から逃れようと、尾崎は思わず顔を背け、ベッドシーツの中に埋める。
見城は大きく溜め息を付いた。尾崎の身体に圧し掛かると、強靭な両腕で尾崎の腰を持ち上げる。
強張る尾崎を無視し、強引にうつ伏せさせると、そのまま尾崎の小振りな尻を自分の方に向けさせた。
「あっ、んんっ!」
言葉にならない短いうめきを上げる尾崎豊。僅かに抵抗を試みるものの、見城徹の力強い腕力でそれが許されない。
尻を大きく突上げた姿勢で尾崎は、ベッドシーツの端を少し噛んだ。
見城徹の視線を尻に感じる。尻の肌がチリチリと焼けるようだ。
そして何故だろう、目にはうっすら涙が浮かぶ。
不安と緊張の只中で打ち震える尾崎を見下ろした見城は、少し嘲笑するように、そして少しいたわるような口調で尾崎に
語りかけた。同時に尾崎の臀部全体を、なぞるような指使いで撫で回す。
「大丈夫だよ尾崎。これはね、気持ちよくなる薬なんだよ…すぐに」
見城はそう語った刹那、小皿から指先でオイルを掬い取り、その指先を尾崎の肛門の滑るように挿入した。
「け、見城さんっ!な、何をするんですっ!」
突然、肛門に鋭い痛みを覚えた尾崎は、弾けるように腰を振った。しかしその腰を見城は素早く抱え、抵抗を制する。
「大丈夫だよ尾崎。す〜ぐに気持ちよくなるからね〜…」
見城の指先が、尾崎豊の肛門をかき回し、オイルをたっぷりと肛門の内壁に塗りこめた。
(3/5)
部屋中にギシギシとベッドスプリングが軋む音が響く。
それに混じって尾崎豊の短い悲鳴と、見城徹の野太いうめきが交錯する。
胡坐をかく見城徹の膝の上に抱きかかえられた尾崎豊。
下から激しく突上げる見城徹の肉茎の衝撃に耐えかねるように、泣きながら見城の両肩に縋りつく。
見城徹の肩の筋肉が、尾崎自身を貫くたびに尾崎の腕の中で硬直し、痙攣する。
尾崎豊の耳元に、見城徹の生温い吐息が吐きかけられる。
鼓膜を揺さぶられるような野太いうめき声は、さらに尾崎豊の性感を高めてゆく。
貫かれた肛門は見城徹の灼熱の肉棒にかき回され引き千切れそうだ。
「あ、ああっ!ああっ!け、見城さんっ!」
「どうだい尾崎、気持ちいいかい尾崎?す、凄いだろ、このクスリ!」
痺れるような快感が肛門から吹き上がり、脊髄を通って脳天まで昇り詰める。
尾崎豊の思考は混乱の極みで、さまざまな感情やイメージが物凄いスピードで渦巻く。
電撃のような快感の波が幾度も尾崎を襲い、気づけば尾崎自身のペニスも隆々と勃起し射精していた。
尾崎豊の放った精液は、見城徹の分厚い胸板や盛り上がった腹筋の上に飛び散り、ゆっくりと流れる。
「おまえを本物にしてやるからなっ!尾崎っ!おまえを永遠の存在にしてやるからなっ!」
「け、見城さんっ!」
「おまえは俺のモノだっ!尾崎、おまえを本物に…お、尾崎ィィッ!」
尾崎豊の直腸に熱いものが迸った。
(4/5)
激しい情交、そして幾度も押し寄せる快感の波…尾崎豊はベッドの上でまどろんでいた。
薄暗いホテルの部屋は、先ほどまでとは打って変わって静寂に包まれている。
エアコンの温度設定が若干高めなのか、春先にも関わらず汗ばむような熱気が尾崎豊の肌を包む。
思考を集中できない。見城さんから貰ったあのクスリの影響なのだろうか?
彼の横で見城徹は野太い鼾をかいて寝ている。尾崎は見城の横顔を見つめた。
見城徹…ついさっき、あれほど激しく自分を求めてくれた男。
その圧倒的なパワーと、男性的な荒々しい精力に、尾崎豊は完全に圧倒されてしまっていた。
今までの人生の中で、あれほどまでに他人に求められたことは無かった。
そのことが、尾崎豊の中のプライドを突き動かした。
歪んでいる。確かにそうだ。しかしこれほどまでに濃厚な人間関係がかつてあっただろうか?
禁断の愛に包まれた尾崎の中で、今、自分への確信が芽生えつつあった。
(俺は、俺は見城さんを信じるっ!)
尾崎はいつしか心の中で叫んでいた。
…これから自分はどうなってしまうのだろう?本当の自分、あるべき姿とは?
尾崎を苛め続けてきた疑問。
そんなものはライブステージの上で繰り広げられる歓喜と熱狂に比べれば、とてもちっぽけな物思えた。
(考えるな、感じろ!感じ取るんだ尾崎っ!)
見城さんは、そう言って送り出してくれた。
ステージの上で自らを曝け出し絶叫するあの瞬間こそ本当の俺の姿なのか…。
そう、見城さんは自分の悩みを真摯に受け止め、あるべき自分の姿を提示してくれた。そして抱きとめてくれたのだ。
(5/5)
突然、肛門に鋭い痛みが走った。
「うんっ!」
痛みに耐えかねた尾崎は、思わず短く悲鳴を上げた。
直腸の奥の方から、何かが流れてくる感触がする。便が洩れ出て来たのか、と一瞬頭を過ぎる。
尾崎はすこし慌てて腰を浮かせ、自分の肛門に指先をあてがった。
ヌルリとした粘液質の感触。
痛みを覚えつつ、それを指先で掬い取り、目の前に持ってきた。
僅かに生臭い。赤い自身の血の他に、見城から吐き出された灼熱の精気が粘つくように絡まって いる。
尾崎は暫くそれを眺めた…。
(これが見城さん自身…)
そう尾崎は心で呟く。
見城に向き直った…目を瞑り深い眠りの世界にいる見城。
先ほどの獰猛な獣のように自分を支配しようとしていた見城を思い出し、尾崎は思わず赤面した。
指先の、自身と血と見城の精液が入り混じって桃色に染まった粘液をもう一度眺めた。
そしておもむろにそれを自分の口に運んで舐めた。
少し苦い味がした。(了)
(1/3)
『尾崎豊物語2 灼熱のゲイボーイ・編』
「出来ないよ須藤さん!俺…俺、こんな所じゃとても無理ですっ!」
バックステージで尾崎豊は叫んだ。周囲のスタッフの視線も気に留めず、殆ど泣き出しそうなヒステリックな声でプロデュ
ーサーの須藤に喚き散らした。
「尾崎、お前なら出来る!聞こえるだろ、あの大きな歓声を!あれはみんな、お前のことを求めて叫んでいるんだ!」
須藤は緊張に打ち震える尾崎豊の肩に手を置き、尾崎に向かって諭すように叫んだ。
骨柄の大きいしなやかな尾崎の肢体が、今は弱った小鳥のように弱々しく、打ち震えている。須藤はその尾崎の首筋に視
線を落とした。生白い素肌の上に、うっすらと浮かび上がる汗…尾崎豊の若く瑞々しい肉に、思わず熱いものを覚えた。
「でも…須藤さん」
「いいから舞台に上がれ!そして、お前の全てをさらけ出すんだっ!」
尾崎は真性のマゾ気質だ。馬鹿騒ぎして興奮する連中の目線に晒せば、尾崎は必ずこれに感応する。
尾崎豊は須藤に縋るような目を向けた。しかし須藤はその視線を冷たく無視した。尾崎自身に責任を持たせる、そうした決
然とした意思表明であった。
尾崎はなおも不安そうな表情のままだった。そんな尾崎豊に、背を向けたまま無視を決め込んだ須藤は、スタッフに威圧
的な視線を送る。
(尾崎を甘やかせるな!奴は必ずやり遂げる。だから一切手出しはするな!)
スタッフ達は須藤の意思を察し、おのおのスタンバイする。その喧騒の中で、尾崎豊は只一人、立ち竦んでいた。
押し寄せる緊張、プレッシャー…今までの尾崎の人生で、かつて無かったものだ。
尾崎豊は一度目を瞑った。しばらくそのまま瞑目する。
そして意を決したように立ち上がると、ステージに向かって駆け出していった。
「よし、これでいい…」
ステージに向かう尾崎の後ろ姿…尾崎豊の肉感的な尻を見つめながら須藤は一人呟いた。
(2/3)
…灼熱のステージ。その地獄こそが尾崎豊にとって、快楽の坩堝であった。
激しく攻め立てる観客の視線が彼、尾崎豊を昂ぶらせた。
全身を刺し貫く無数の熱視線。
あまりの法悦に彼の肉体は電気が走ったように敏感に反応した。
毛細血管まで充満するアドレナリンが筋繊維と皮膚の汗腺を焦げ付かせ、地鳴りのようなバスドラの咆哮と強烈にファズ
の掛かったハムバッカーの分厚いギターサウンドのサスティーンが彼をまだ見ぬ世界まで昇華させた…。
尾崎豊は叫ぶ。すると狂気に達した観客達がその叫びに応える。
尾崎豊が俯く。その憂いを感じた観客が、虚ろな溜め息を漏らす。
観客は尾崎のありとあらゆる挙動に反応し、尾崎自身を崇拝し求めていた。
彼らにとって尾崎は神であった。
尾崎の苦悶の表情に畏怖をおぼえ、尾崎の歓喜の叫びで躁的熱狂に陥り、尾崎の微笑みに陶酔の涙を流すのだ。
(俺はこの愚衆を支配している!)
そう尾崎は悟った。俺こそがこの憐れな迷える子羊を真理の道へ誘うことが出来る。
愛欲の地獄の果てに尾崎豊の見たものは、尾崎自身の感得した原始の神の姿であった。
シャーマンと化した尾崎はステージの上でさらに激しく絶叫しのた打ち回った。
(3/3)
「尾崎は遂に開花したな…」
ステージの裾で須藤は呟いた。その目には慈愛と、そして悶々とした暗い嫉妬の炎が満ちていた。
見城によってマゾヒストの本質を悟らされた尾崎…。
須藤には決して成せない肉の掟による支配であった。尾崎を肉感の下僕として組み伏せ、捻じ伏せる…それは筋肉過剰
のナルシスト、見城徹の独壇場であった。
しかし須藤はステージ上の尾崎を見て悟った。
尾崎の真の才能を開花させることが出来るのは俺だ。
尾崎豊という一人の男を、俗世の地獄の業火の中で精神や人格までも打ち据えて、狂乱の域で弾けさせることが出来る
のは俺だけだ。
プロデューサーなんて職業は、しょせんサディストじゃなきゃ出来やしない。
尾崎をとことん叱り飛ばし、追い詰め、捻じ伏せ、押し潰し、精神も人格もブチ壊して何かを搾り採らなければならない。
そういう意味で尾崎は最高の素材といえた。
衝動を掻き立てるドラムスのビート、腹の奥までズンッと響く情熱のサウンド。
尾崎を崇め慕う青少年達の官能をブロウアップさせる音楽の力…。
(俺こそが尾崎を真のカリスマに仕立ててみせる!俺こそが…、俺こそが!)
そう呟く須藤の股間ははち切れんばかりに勃起していた。(了)
(1/5)
『尾崎豊物語3 ヘテロ・魔女の誘惑・編』
「尾崎さん。服を脱いで、早くこっちに来て…」
「えっ、ええっ!あっ…」
ベッドの端に座る繁美はブラウスの胸元を大きくはだけ、胸元を寄せて乳房の谷間をやや強調して見せた。
足を組み替え、腰を大きくくねらせシナを作り、尾崎豊に攻撃的な熱い視線を注ぐ。
尾崎の目線が自分の胸元から腿に注がれているのを充分に感得した繁美は、少し微笑んでみせた。
ただしその目は上目遣いに睨めつけるように鋭く、尾崎を捉え離さない。
「早くっ!尾崎さんっ!…女に恥をかかせるつもりなの?」
繁美は少し懇願するような表情を浮かべた。もちろん演技だ。
「で…でも。僕…あの、ええっと…」」
尾崎は繁美を前に戸惑いを見せた。頬が上気したように赤く染まり、目線は中途半端に彷徨う。
(可愛い!私が教えてあげるわ、尾崎君!)
繁美はベッドの上から身を乗り出し、尾崎の腕を乱暴に掴み、強引にベッドに引き寄せた。
尾崎は繁美の上に倒れこみ、のしかかる。
高まる鼓動、頬をつたう汗、荒々しい吐息、緊張のあまり表情が硬ばってり、尾崎は繁美から目線を逸らす。
しかし繁美は尾崎の顔を両手で挟み、強引に自分に向けさせた。
いきなり尾崎の唇に自分の唇を押し付けた。
(2/5)
「むんっ!んんんっ!…むうんんっ!…んん〜」
尾崎は驚き、唇を繁美から離そうとする。刹那、繁美の舌が尾崎の唇を割り、口腔のなかに侵入してきた。
同時に、繁美の右腕が尾崎の股間を鷲掴みにする。
尾崎の股間は、はち切れんばかりに硬直し、熱く脈動していた。
「あっ、 あああっっ! 繁美さん!」
「うふっ! カワイイ! 貴方は何もしなくていいの! 私がリードしてあげるから!」
そういって尾崎の右手を、自分の乳房にあてがった。
熱い夜が始まる。
■
繁美は尾崎を仰向けにすると、尾崎の上着の裾から両手を入れた。掌が尾崎のわき腹から胸へと這うように動く。
指先が尾崎の乳首を探り当てる。尾崎の上体がわずかに反応する。
繁美は微笑みながらゆっくり尾崎のTシャツをはだけた。指先は乳首の周辺を焦らすように這わせ、
唇を尾崎のへそに近づけ、唇をあてがい吸った。
「し、繁美さん…」
繁美は尾崎の言葉を無視した。
尾崎の若いオスの体臭に自分の中のメスが激しく感応しているのが分かった。
子宮の辺りに熱が帯びてゆく。経血の流れる痛みにも似た本能的な疼きがヴァギナとアヌスを引き絞っていく。
(この男を…尾崎豊を絞りつくしてやるわっ!)
繁美は湧き上がる喜びに耐えかねるように尾崎のジーンズのファスナーを引きおろした。
(3/5)
既に欲求ではち切れんばかりに隆起した肉棒がそこにあった。
ジーンズとブリーフに締め付けられ窮屈そうに収まった尾崎の肉茎は弾けるように飛び出し、起立した。
その逞しさに一瞬驚き、そしてうっとりするようにソレを眺める繁美。
灼熱を放つ赤みを帯びたその肉棒は、尾崎の鼓動に呼応するようにビクンッビクンッと敏感に脈打つ。
尾崎は恥ずかしそうに顔を背ける。
繁美はゆっくりと尾崎の肉茎に頬を寄せ、口唇を亀頭に触れさせた。その瞬間、
「ぅあうっ!」
尾崎は反応して頭を大きく振った。
肉茎がわずかに揺らぎ、繁美の唇を軽く打つ。しかし繁美は動ずることなく、口唇と舌を軽く撫で付け、肉茎に這わせた。
■
(…茎と裏筋を中心に、始めは焦らす。)
それは繁美を調教した黒服の男から仕込まれたテクだ。
(男の快楽は果てる一瞬に掛かっている。湧き上がる興奮を刺激と上手く同調して高めてゆかねばならない)
黒服の男がかつて耳元で囁いた言葉だ。
(そう、タイミングが問題なんだよ、繁美。)
一瞬、繁美の脳裏に、かつて自分の肉体を通り過ぎていった男達の愛撫の記憶が過ぎった。
スプリングが軋む音を立てて繁美の肉体は手馴れた男達の腰の下で激しく弾み、
腰が砕けるような衝撃の中で何度も何度も昇天した、あの若き日の夜の記憶…。
(4/5)
(そういえば、あの男が私の”女”を開発してくれたっけ、名前は何だったかな?)
繁美は少し笑った。
■
…笑いながら尾崎を上目遣いで見た。
尾崎は既に快楽に溺れているのが分かった。焦らしに耐えかねているように腰のあたりをもぞもぞと動かしている。
「繁美さん!ぼ、僕…ボクは、もう…」
ほとんどすすり泣きに近い尾崎の声が聞こえる。
繁美の舌はゆっくり尾崎の肉茎を登ってゆき、亀頭に達した。
赤紫色に充血した尾崎のカリは、今にも爆発しそうにに脈動を続ける。
尿道も、それ自体呼吸しているように、わずかに開閉を繰り返している。
繁美は微笑んだ。既に尾崎を支配しているのを感じた。
尾崎豊の激しい喘ぎを耳で捕らえながらさらにもう一度微笑み、目の前で痙攣する尾崎の茎に舌をあてがう。
そのまま滑るように口腔全体で肉茎を包み込んだ。
「あうっ!!」
その瞬間、尾崎の叫びと共に、繁美の口腔に生臭い粘液が迸った。思ったより量が多く繁美は一瞬唸った。
「むんっ!んむんっ!」
尾崎豊の放った熱く苦い粘液を口一杯に受け止める。
さらに舌を肉茎の裏筋に這わせ、尾崎の尿道内の残滓を全てしごき出す。
肉茎は繁美の口の中でなおも熱く脈打ち、繁美の舌が這い回る度に、刺激に耐えかねた尾崎はうめき声を上げる。
(5/5)
(たまらない。最高。この男を吸い尽くしてやる。)
繁美の下半身は燃え上がっていた。愛液が花弁を伝い、密度の濃い叢や大腿の肌を滴っていた。
「豊…ズルいわ。貴方だけ勝手に…」
繁美は身を起こし尾崎を見下ろした。わずかな軽蔑と、この男を支配している歓喜に溢れた表情で。
そして口一杯に溜まった尾崎自身の欲情の雫を掌に吐き出し、尾崎の胸に塗り込めた。
尾崎の胸板は興奮のためか激しく上下動を繰り返す。
「今度は私の番…。私もイかせてくれない?貴方のやり方で…」
そう呟くと、尾崎の上に圧し掛かり、尾崎の唇に自身の唇を重ね、舌を滑り込ませた。(了)
(1/4)
『尾崎豊物語4 アナル、愛の記憶・編』
「俺は、俺は…見城さんの愛がなくちゃダメなんだ!見城さん!」
ベッドの上で悶えながら、尾崎は絶叫した。
「もう一度、僕を調教してくれよ! もう一度、もう一度だけでいいから!」
尾崎豊は愛が欲しかった。愛されたかった。
すでに二十代も半ばを越え、もはやかつてのように若者の代弁者なんて子供だましも通用しなくなった。
未だついてくるのは、一部の中2病の妄想から醒めない狂ったファンとオウムの若手信者ぐらいだ。
見城と須藤が作り上げてくれた十代のカリスマという虚像は既に過去の栄光に成り下がっていた。
尾崎は孤独だった。
(俺は…もしかして騙されていたのか?見城さん!須藤さん!俺のことを愛していてくれたんじゃなかったのか?)
尾崎は混迷する。
(まさか、俺の事を躍らせて、金儲けしてただけなのか?そんな…まさか…俺は信じない!)
尾崎の脳裏に渦巻く疑惑。
自分自身を前面に剥き出して疾走したあのステージ。
魂が求めるままに叫び怒鳴ると、客席の愚衆共はそれに合わせ狂ったように熱狂し喚き涙を流した。
自分を崇め、激しく求め、完全に上気した表情で自分を見つめていたあの無数の視線。
あの身を貫く無数の視線と狂気との狭間で自分は何度も昇天した。
(もう一度、もう一度あそこに立ちたい。あの場所で俺は燃え上がりたいんだ!)
尾崎はすすり泣き始めた。悔しかった。悲しかった。いったい俺は何処へ行くのか?不安が尾崎を包む。
(2/4)
そんな時、彼は思い出したのだった。
かつて自分を売り出し、自分を世間知らずの青少年のヒーローに仕立ててくれた見城徹の存在を。
(あの夜、あのホテルの一室で、見城さんは俺のことを激しく求めてくれた。)
尾崎は自分の体を自ら愛撫する。
(俺の逡巡を熱い抱擁の中で打ち破り、緊張を熱い息吹と甘い囁きで解きほぐし、優しくも強引に俺を支配してくれた。)
尾崎の右手がゆっくりと股間に伸びる。
(…あのとき俺は本当の自分の居場所を見つけたんだよ見城さん!)
自らの肉茎を、ジーンズの生地の上からゆっくりと撫でて刺激し始める。
(俺は、俺は!見城さんに全てを委ねたんだよ!なのにどうして?どうして今、俺のことを見てくれないの?)
尾崎の右手の動きが、徐々に激しさを増す
(なんで、俺は間違っているのか見城さん?)
尾崎はベッドの上で悶えた。そして突然泣き出し、声に出して叫んだ。
「見城さん!…俺、もう一度頑張るからさ。もうワガママばかり言わないよ…俺どうしたらいいかわからないんだ!
泣き出す尾崎。
「見城さん、お願いだ!もう一度、もう一度!俺のことを愛してくれ!」
少し腰を屈め、ジーンズを膝のあたりまでぎこちなく下ろし、蹴飛ばすようにして脱ぎ払う。
ベッドの上で下半身を晒す尾崎は、暫く天井を見詰めていた。
股間の男根は隆々と勃起し、力強く起立し天井にこうべを向けたまま硬直している。
そう、かつて繁美がその逞しさに感嘆の溜め息を上げたあの肉茎だ。
しかし今、尾崎を奮い立たせているのは、見城徹への熱き思い、それだけだった。
(3/4)
尾崎はおもむろに覚醒剤の粉末を指先に乗せた。
両足を開くと注意深くゆっくりとその指先を自分の肛門に差し込む。
一瞬、尾崎の脳裏に「商業主義」という言葉が過ぎった。
(…まさか俺は見城さんと須藤さんの操り人形だったのか?)
そう考え、すぐに否定した。いや、そんなはずはない!と力強く自分に言い聞かせた。
指先は肛門からゆっくりと直腸の粘膜を分け入った。
見城さんに開発され滑らかになっているが、やはり肛門挿入にはテクニックがいるのだろうか。
括約筋の圧力にビクつきながら恐る恐る奥へと進む。
直腸自体の圧力で指先に乗せられたクスリのパウダーが擦られ、腸管に塗り込められるのを感じた。
指が中ほどまで進入する頃、肛門の縁の辺りに痛みを覚えた。
古傷…見城さんに初斬された時以来弱くなっている部分だ。
見城さんが残していった傷。
そのことが尾崎を昂ぶらせ、気付くと尾崎は、射精寸前まで昂ぶり、亀頭は赤黒く充血し痙攣している。
「け、見城さん!」
尾崎は思わず呟いていた。
悔しかったが、自分は見城や須藤のような大人達に支えられて初めて立つことが出来る存在だと いうことを理解した。
そして心のどこかでそれを受け入れ始めていた。
自分の力で立ち、本当の自分の力だけで全てを切り開くなど、そんなことは虚構に過ぎない…そうなのか。
(4/4)
商業主義、それとも愛?
なおも尾崎の思考は巡る…。
突然、肛門から脳天に突き抜けるような衝撃が走った。
あまりの衝撃に尾崎はその場に卒倒した。
全身の筋肉が痙攣し、ベッドのマットレスが軋むほど激しく体を震わせた。
頭の中で何かが爆発してように今までの思考が吹き飛んだ。
押し寄せる快感の波に耐えるかのようにのた打ち回った。
体が熱い。燃えるように熱い。
そのまま大きく海老反って、両手両足を激しくバタつかせた。
壁やベッドサイドテーブルに拳や蹴りを無造作に叩き込んで拉げさせた。
拳の皮は擦り剥け血が流れだしたが全く気付かなかった。目が血走って視界が朱に染まる。
ゾクゾクするような快感が体の奥から吹き上がり、勃起したペニスは遂に射精を開始した。
「うごぉ!がああぁ!」
卒倒し、虚ろな目で天井を見上げる尾崎豊…しかしその表情は満足げで、緩みきった顔は力なく微笑みを浮かべる。
見城の愛を取り戻せそうな気がした。(了)
(1/4)
『尾崎豊物語6 スワンソング、絶望の月・編』
「繁美、お前じゃダメなんだ!繁美、お前じゃあ…お前じゃあダメなんだよっ!」
尾崎は絶叫しながら繁美を殴りつけた。
「なにするの痛い、あなたっ!やめてっ、殴らないでぇっ!」
しかし尾崎豊は振り上げた拳を繁美に向かって何度も打ち付けた。
頭や肩、こめかみと、次から次へと続く打撃の嵐に、繁美は身を屈め小さく悲鳴を上げることしか出来ない。
「あなた、いったい私が何したっていうのっ!あなた痛いっ、やめてっ!」
「繁美ぃ、お前じゃぁ!繁美ぃお前じゃあっ…!ダメなんだよぉ!」
尾崎の表情は鬼気迫り、吊り上った三白眼は憤怒の念を放つ。
怒りに歪んだその双眸は、足元でうずくまる繁美を睨みつける。
打撃はまるで容赦なく、時に殺意すら感じられた。
そこには繁美の存在を絶対否定するような非情さがあった。
一撃ごとに繁美は自身の肉体が軋むのを感じた。男と女では力の差は歴然としている。
何も出来ず蹲ったままの繁美は恐怖のあまり全身が硬直する。
今はただひたすら耐えるしかない…しかしそれももう限界に近づいていた。
そして思わず面を上げたときに、尾崎のフック掛かった打撃が額と鼻先を削ぎ取るように捉えた。
一瞬、意識が飛ぶ。
鼻の奥から脳髄にかけてきな臭さが立ち昇る。視界は揺れ、何かフィルターがかかったように周囲の音が奇妙にこもる。
繁美は遂に床に倒れた。
(2/4)
冷たいフローリングの床の感触が、繁美の頬に伝わる。そして視界の端で、自分が流した鼻血が滴るのを捕らえた。
腫れあがった瞼が視界を奪い、鼻の奥からさらに生暖かい血が伝う。痺れるような痛みが鼻腔を伝い思考を奪う。
(…私は一体何故こんなところにいるの?どうしてこんな目に遭わなければならないの?)
繁美は自身を見失いかけていた。その中でも尾崎の怒号が響く…。
(そうだ、今私は…私は尾崎に殴られているんだ。)
ふと我を取り戻した、まさにその瞬間であった。
「繁美っお前じゃあっ、母さんの代わりにはなれないんだあ〜!」
一際大きく振りかぶった渾身の一撃が繁美の顎を真っ直ぐ捉え、そのまま繁美は昏倒し意識を失った。
■
尾崎の体の重み、そして恥部を貫く鈍痛を感じ取り、繁美は目を覚ました。
尾崎が今、自分の肉体を犯している。
すでに着衣は全て剥ぎ取られ全裸であった。春先の肌寒さが繁美の意識を徐々に現実世界へと引き戻す。
体が全く動かない。
尾崎に組み伏せられているからだけではなく、尾崎の身勝手な愛撫に抵抗する余力が失われていた。
尾崎によって殴られた箇所が軋むように痛みを訴え、合唱した。
(まだ生きている…)
繁美は薄目を開け天井を見上げ思った。
(3/4)
尾崎の呻き声と繁美の股間に腰をひたすら打ちつけ続ける乾いた音だけが仄暗い月明かりの包む部屋を虚しく響く。
既に繁美の意識のなかには尾崎の存在は無かった。
尾崎という存在は、今はただ自身の肉体を蹂躙する物理的な存在に過ぎない。
■
(私は間違っていた…?)
繁美は今、たとえようもない戦慄とともに、自分への疑義を抱いた。
かつて愛した男、無邪気で繊細で、それでいて自尊心の塊で、鋭さとナイーブさを持ち合わせた男。
そこに自分はほれ込み、そして契りを結んだ…上手く御せる、そういう自信があった、はずだった。
(甘かったのか…?)
いや、そうではない。繁美の考えていた以上に、この世の中には如何ともし難い衝動的な狂気が存在していたのだ。
誰よりも愛されたいと願い、さまよう男は、同時に誰よりも嫉妬を抱く危うい男であった。
狂気の声の渦巻くなかで、尾崎は他者への絶対的な依存と絶対的な支配を求めた。いつしか舞い上がり、理性を失う。
狂気と暴力をもって、他者を拘束しようとする。そして怒り狂い、泣き叫ぶ…そして今夜も。
彼を見出し、売り出した見城、須藤という男達を失ったいま、彼は真実の自分と向き合わざるを得なかった。
そこで、虚像をみた。そしてそれ以外何も見出せなかった…それが尾崎豊という男だ。
嘘と虚勢を叫び続け、遂に現実という障壁に立ち向かわなかった男は今、崩れそうな自我を狂気と暴力、そして覚醒剤の
陶酔の中で逃避し、泣き叫んでいる。
文字通り、破滅に向かって…。
(4/4)
今、尾崎は自分の乳房を口に含み、激しくしゃぶりついている…何かをブツブツ呟きながら。
「母さん…どうしてなの?母さん。…どうして僕を置いていったの、母さん?」
尾崎の肉体は汗ばみ、生臭い呼吸は激しくなる。うめき声を上げながら尾崎は徐々に昂ぶりを見せる。
繁美は泣いた。それは彼のためではなかった。
ただ、自分でもわからない溢れ出る感情が、繁美の理性の堤を音も無く崩してゆく。
溢れ出た感情は、ただ虚しく、冷たかった。
「母さんっ!」
尾崎はそう叫んだ。同時に一瞬、激しく痙攣し、体を弾ませた。
その後、硬直した体から力が抜け、崩れるようにゆっくりと繁美に体を預けた。
繁美の子宮に、熱い迸りが注ぎ込まれる。
しかしその感触は、繁美の肉体を沸かせることはなかった。
尾崎豊が果て、眠り落ちる姿を繁美は醒めた目で見続けた。
肉体の痛み、窓から差し込む月の明かりだけが、今の繁美にとって確かな現実だった。(了)
『尾崎豊物語番外編 業界の掟、悪魔の宴・編』
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「紳士淑女の皆様、お待たせいたしました…これからこの巨大なディルドを、この肉便器男のケツにぶち込みま〜す!」
ボンテージの女神さま、キャサリンがそう叫ぶと、客席は一気に沸いた。
それを一礼して受ける女神キャサリン…巨大な乳房がブルルンッ!と弾む。
尾崎の尻に向き直ったキャサリンは巨大なディルドを手で掴むと、尾崎の肛門に先端をぴたりと当て
た。同時に「ウリャ!」の掛け声とともに一気に腰を押し出し、尾崎の肛門内にディルドをぶち込んだ。
「うぎゃああー!」尾崎は絶叫した…凄まじい激痛が全身を突上げる。
覚醒剤で痛覚神経を沈静させても、括約筋が引き千切れる痛みは想像以上だった。
塗りこんだローションも意味を成さないほど、キャサリンの肛門調教は過酷だった。
ブチブチブチっ!と尾崎の肛門括約筋の筋繊維が引き千切れてゆく。
熱き血潮は腸内を伝い、腿を流れてステージ上に流れてゆく。
しかし気持ちいい! 痛いにも関わらず、尾崎は同時に快感にも目覚めていた。
肛門を虐められると同時に、キャサリンが尾崎のペニスを手コキし始める。
尾崎のペニスは熱を帯びて膨張し、痙攣し始める。
キャサリンの指の腹が亀頭の縁を巧みにこすり上げる。
その痺れるような快感が尾崎を刺激し、肛門をより引き締める。
A
「ああっ…あああっ!」
短い喘ぎとともに尾崎は、ステージの床に向かって精液を放出した。
しかしそれでも快感は止まなかった。
キャサリンのディルドが尾崎の内臓をかき回すたびに尾崎は喘ぐ、
そして尚も手コキを続けるキャサリンの巧みな技に反応し、再び勃起を始めた。
「素敵ね、尾崎…。もう、こんなにしちゃってw」
キャサリンは目の前で喘ぐ尾崎の痴態を見下ろし、嘲るように笑った。
肛門から血を垂れ流し、四つん這いで悶え泣く尾崎…それは完璧に調教されたマゾ奴隷だ。
ここまで尾崎を調教してのけたキャサリンの手際に、客席の見城徹は軽く嫉妬を覚えた。
その見城の目の前でさらに強くの肛門をかき回すキャサリン。
そして激痛の快感の波の中で、尾崎は失神し、同時に失禁した。(了)
『尾崎豊物語番外編 15の夜、愛の地獄・編』
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バー「オルフェ」のドアを開けると、そこは肉の洪水だった。
一糸纏わぬ男女の肉体が複雑に絡みあいのた打ち回っている。
部屋の方々で歓喜の呻きが上がるたびに、その肉の氾濫はわななく。
「…な、なんですかこれ!どういうことなんです?須藤さん!」
尾崎は見城と須藤の方を振り向いて言った。そのまま絶句してしまった。
そこには全裸の須藤と見城が立っていたのだ。
須藤は全裸で、股間からは仮性包茎のペニスが勃起させていたが、
見城の手には、黒々とした巨大なペニバンが握られていた。
バーの薄暗い照明の中でそれは、不気味に鈍い光を放っていた。
「な、一体どういうことなんです?貴方達はいったい、何なんですか!」
「尾崎、こういうことであよ。見ればわかるよね」
須藤は尾崎の目をジッと見つめながらそう言い、ニヤリと笑った。
「ふ、ふざけないでください!こんなこと最低ですっ!」
尾崎は叫んだ。するとバーの中で絡み合っていた無数の男女の動きが突然止まった。
嘗めるような視線が尾崎に注がれる。尾崎はその視線が自分の肉体を這うのを強く感じた…耐えられないほどに。
視線の圧力に気圧された尾崎だったが、なんとか気を持ち直した。そして須藤に向かって叫んだ。
「貴方がそんな人だとは思いませんでした!そこをどいてください!僕、帰りますっ!」
しかし須藤も見城も動かない。尾崎の目を見つめたままニヤニヤ笑う…おかしい、何かが。
A
突然、尾崎は背後から抱きすくめられた…見城徹だった。
筋肉の盛り上がった図太い腕で、尾崎の肉体を抱きしめると、いきなりその手を制服の裾に差し入れた。
そのまま尾崎の乳首を指先で探った。
「なあ尾崎、そんなこと言わないで、一緒に楽しもうぜ」
見城は尾崎の耳元で囁いた。熱く甘い吐息を尾崎の耳へと吹きかける。思わずゾクッと体が反応してしまう尾崎。
抵抗しようとしたが見城の指先は既に尾崎の乳首を玩ぶ。もう一方の手は尾崎のブリーフの中に侵入し、股間を探る。
そして尾崎のペニスをつまむと、慣れた手つきでペニスをしごき始めた。。
「何するんですか、止めてください!」
尾崎は抵抗する。しかし見城の指先の動きに反応してしまう自分を抑えることが出来なかった。
見城の指先が蠢くたびに身体は熱くなり、力が入らない。
「大丈夫だよい尾崎…俺に任せろよ」
見城が再び囁いた。
ふと前を見ると須藤が立っていた。熱い視線で尾崎を見下した須藤は、ゆっくりと顔を尾崎に近づける。
そして尾崎の顎を上に向けると強引にキスをしようとした。
「ん、止めてください!」
尾崎は顔を背ける。しかし須藤は尾崎の顔を自分に向けさせると唇を重ね、一気に舌を挿入させてきた。
須藤の舌は尾崎の上唇から歯茎を這い、門歯の間に割り込もうとする。
少しタバコ臭い息が尾崎の口腔の中を満たした。
「尾崎、もっとリラックスしろよ。本当のお前の姿を、俺達がわからせてやるよ…」
見城は尾崎のペニスを鷲掴みにし、力強く握った。その中指が尾崎の亀頭の包皮をめくる。
見城指が敏感なカリを直に刺激した瞬間、尾崎は自分が勃起してゆくのを感じた。
B
カウンター席の脇に設けられた簡易ステージの上で、尾崎は須藤のペニスをしゃぶらされた。
密集した須藤の陰毛が尾崎の鼻先をくすぐり、塩気のある汗の匂いが尾崎の鼻腔を満たす。
(…息苦しい)
尾崎は思った。喉奥まで侵入した須藤の亀頭が尾崎のディープスロートを塞ぐ。吐き気が尾崎を襲う。
しかし須藤は容赦せず尾崎を責めた。腰を前後にグラインドさせ、両手で尾崎の頭を掴み股間にグイグイと押しつける。
尾崎の口の中で須藤の陰茎が怒張し、あふれ出しそ うだった。
その陰茎の熱さが、尾崎の本心とは裏腹に尾崎の中に眠る本能を昂ぶらせた。
「ああっ、尾崎凄いよっ!豊の舌がボクのチンコを這い回って…ああっいいっ、もうイキそうだよ!」
須藤が喘いだ。するとバーに集う客達から歓声が上がる。
(…見られている!)
尾崎は思った。バーの客達の視線が自分の裸と、陰茎を咥え込む自分の口元に注がれているのを強く感じた。
須藤の陰茎は益々熱く怒張し、尾崎の口の中で痙攣を始めた。
「お、尾崎っ!俺もうダメだっ…うっ、ああっ!」
須藤は一際大きな喘ぎ声を上げると陰茎を大きく痙攣させ、尾崎の喉の奥に向かって大量の精液を吐き出した。
熱い精液が尾崎の喉から鼻腔まで達し、一瞬息が詰まった。
「ゲホッ、ゴホッ!」
と、尾崎はむせた。
その瞬間、バーの客達がワッと大声を上げた。
尾崎はその喧騒の中で一人蹲り、喉の奥から溢れる大量の精液を口から手に吐き戻した。
(…身体が言うことを利かない)
尾崎はボーッとする頭でそう思った。
C
「尾崎、本番はこれからだよ…」
うずくまる尾崎に向かって、見城が声を掛けてきた。思わず振り返る尾崎。
そしてその目に飛び込んできたのは巨大な倍日レーターをかざす見城の姿だった。
見城の目から放たれる強い視線を感じた尾崎は、本能的に身をすくめた。
見城の目には、紛れも無い狂気が宿っていた。
「大丈夫だよ尾崎。いきなりで刺激が強かったみたいだが、こんなのすぐ慣れるさ」
見城は尾崎の傍にしゃがんだ。尾崎をうつ伏せにさせると、腹の下に手を差し入れ尻を大きく上に向かせた。
抵抗する尾崎。しかし見城の力は強く、消耗しきった今の尾崎ではどうすることもできなかった。
見城は小皿の中にオリーブオイルを注いだ。その様子を息絶え絶えのなかで見つめる尾崎。
茉莉子の視線に気付いた見城は振り向くと、尾崎に向かって微笑んだ。
「大丈夫だよ尾崎…これは、とても気持ちよくなる薬だよ」
見城はそう言うと、傍らのハンドバッグから白い粉の入った小袋を取り出した。
その端を少し破ると、先ほどの小皿の中にサラサラと流し込み、それを薬指で優しくかき混ぜた。
「さあ尾崎、こっちにお尻を向けてごらん?」
見城は言った。尾崎は躊躇する。うつ伏せの姿勢のまま尾崎は動かずにいた。
すると見城は強引に尾崎の腰を引き寄せ、尻を持ち上げた。
その尻をバーの客達に見せ付ける。
バーの客達は溜め息交じりでその尻を眺めた。尾崎の形の良い尻が、バーの照明の中で白く輝いた。
D
尾崎はバーの客達の視線を感じ、激しく動揺した。
(…みんなに見られている)
そう思うと顔が真っ赤になった。激しい羞恥が尾崎の感情を昂ぶらせる。
「…尾崎、また勃起してきたな」
見城が笑った。
事実その通りだった。尾崎の思いとは裏腹に、身体は素直に羞恥プレイに反応している。
尾崎は遂に泣き出した。今までの自分が崩れてゆく…そう思うともはや溢れ出る感情を抑えることが出来なかった。
「…ひぎいっ!」
いきなり肛門に刺激が走り、尾崎は悲鳴を上げた。見城の指先が茉莉子の肛門に侵入してきたのだ。
先ほどのオイルで濡れた指は、事のほかスムースに尾崎の肛門に突き刺さった。
尾崎はそのショックで思わず逃げようとする。しかし見城の腕で腰を抱えられて、それは叶わない。
見城の指先が尾崎の肛門の中でゆっくりと這い回る。指先の薬が直腸内部の粘膜に塗りつけられてゆく。
バーの客たちが再びざわめきだした。しかしその声は尾崎には遠くから響いてくるようにしか聞こえなかった。
既にクスリが回ってきたのだ。
暫くして尾崎は床の上で動かなくなった。クスリが彼女を覚醒させ、陶酔の世界に堕ちてしまったようだ。
意識はあるものの自分の身体が自分のものではないような、そんな気持ちだった。
身体のアチラコチラが熱く脈打っている。
精神は混濁し、目の前の風景が突如輝きだした。様々な思考やイメージが駆け巡る。
肛門は熱く締まり、それとともに勃起したペニスが股間で脈打っている。
「そろそろだな…」
見城は呟いた。尾崎を見つめる見城の目は…まるでモノを見るように冷ややかに醒めていた。
E
壇上で四つん這いにされた尾崎を、見城は背後からバイブレーターで責める。
巨大なバイブレーターが尾崎の肛門を刺し貫き、直腸の奥まで深く沈む。
「ああっ!あがあっ!あひいっ!」
尾崎は大声を上げて悶えた。全身を大きく震わせ、髪の毛を振り乱して暴れる。
見城のバイブレーターが突き出される度に、尾崎の若き肉体は大きくうねる。
バーの客達の興奮は最高潮に達した。見城の調教が終われば尾崎の肉体は彼らに捧げられるのだ。
今や遅しと待ち侘びる彼らの目は血走り、鼻息は荒い。
「尾崎…もう一度頼むよ。これから長い付き合いじゃないか。もう一度君の口で俺をイカせてくれ」
突然須藤が声を掛けてきた。
須藤は壇上で喘ぐ尾崎に近づくと、髪の毛を掴んで尾崎の顔を持ち上げた。
快楽と苦痛に歪んだ尾崎の顔は紅潮し、汗ばんだ額に後れ毛が張り付いている。
須藤は尾崎の頬を掴み口を開けさせると、既に回復し隆々と勃起した陰茎をその中にねじ込んだ。
「…ゴフッ!」
いきなり喉を亀頭で刺激され尾崎は咳き込んだ。
しかしすぐに須藤の陰茎にしゃぶりつくとそれを舌で舐め回し、亀頭を思いっきり刺激した。
数分後、尾崎は叫びながら絶頂に達した。床の上に大量の精液を放ち、痙攣する尾崎。
それと同時に須藤も陰茎を痙攣させ、尾崎の口の中へ本日2回目の射精をした。
その様子を満足気に見つめた見城は、尾崎の肛門からペニバンのディルドを抜き去った。
黒いシリコンラバーでコーティングされたそれは、尾崎の肛門からの出血で血まみれだった。(了)
『尾崎豊物語外伝 バブルの残滓、最後の叫び・編』
もちろん吉川晃司の股間も熱を帯びてきた。目の前で尻を丸出しにしてカリスマを誘う尾崎豊のせいだ。
「晃司…お願いだよ、俺の肛門に晃司のその逞しい肉棒をねじ込んでくれっ!」
尾崎豊は泣きながら懇願する。
晃司の股間の肉棒はすでに準備オッケーだった。
自らの肉棒を右手で掴んだ晃司は、泣きながら悶える尾崎豊の肛門を引き寄せた。
指先で尾崎豊の肛門を探る…すでに充分にほぐれた尾崎豊の肛門の粘膜が、晃司の指先に絡みつく。
「はやくっ!晃司様…僕の肛門を犯してくれ、無茶苦茶に穢してくれっ!」
尾崎豊は遂に耐えられなくなり、晃司のペニスを掴んだ。
そのまま自分の肛門に差し入れようとする尾崎豊。
尾崎豊の手の平が肉棒を掴んだ瞬間、晃司はあまりの気持ちよさに思わず喘いだ。
しかし、目下で体をよじらせる尾崎豊の痴態を見て、晃司は一計を案じた。
「おい尾崎…お前も灼熱のゲイボーイなら、フェラチオテクは抜群のはずだ。見城徹にみっちり仕込まれてんだろっ!」
そう、晃司は尾崎豊と見城徹の蜜月関係を熟知していた。
そしてその二人の関係に、激しく嫉妬していたのだ。
数分後、嗚咽しながら晃司のペニスをしゃぶる尾崎豊の姿があった。
そんな尾崎豊の様子を、嘲りを交えた表情で見下ろす晃司…。
そこにはゲイ人形、尾崎豊を組み伏せ、支配した喜びが満ち溢れている。
この尾崎豊というキチガイこそが、晃司復活の鍵を握っていたのだ。
数分後、絶頂に達した晃司は、尾崎豊の喉の奥に向けて大量の精液を放出した。
それを嬉しそうに嚥下する尾崎豊の表情もまた、幸せに満ち溢れていた。(了)
『尾崎豊物語外伝 嫉妬、三角関係・編』
@
今夜も妄想に浸って泣き寝入る吉岡秀隆。
悔しかった、悲しかった。自分に向けられるはずの尾崎の関心を、すべて吉川晃司に奪われてしまったのだ。
今夜もまた、吉岡は一人寂しく万年床の中でちんちんをシコシコして自分を慰める。
「畜生…吉川晃司め、俺のステディの尾崎豊まで奪いやがって!」
熱く滾る思いはその行く場を失い、吉岡の図太い指の中で硬直し脈打っている。
その貧弱ペニスを握り締めながら吉岡は、晃司の流し目や美しいヒップを思い起こさずにはいられなかった。
そう、彼もまた吉川晃司に魅かれていたのだ。
さらには尾崎豊に抱かれた思い出に浸り、精液まみれで抱き合う記憶に浸っていた。
「ああっ、あおおうっ!た、たまらないっ!」
吉岡は叫ぶ。体の芯が熱い!
脈動する包茎ペニスは、吉岡の手の中でさらに怒張し、今にも破裂しそうだった。
しかしその灼熱の情欲も、今の吉岡の心の中で虚しく空回りするだけであった。
「秀隆…どうしたんだ?一人でオナニーなんて寂しい奴だな…」
ペニスをしごき、万年床の中で悶える吉岡に声を掛けるものがいた。
尾崎だった。吉川晃司と新たな快楽のステージを歩んだ尾崎は、自信に満ち溢れた逞しい一人の”漢”に変貌していた。
たった一人のハニーを得るだけで、男はこうも変わるものかと思えるほど、尾崎の容貌は頼もしく、力強い。
「ゆ、豊にいさん…?」
吉岡はペニスをしごく手を止め、尾崎豊に向き直った。
射すくめる視線…尾崎の鋭い双眸の輝きが、吉岡のオカマ臭い肉体と、ナイーブなハートをぶち抜いた…ああっ!
A
数分後、ベッドの上で、尾崎豊と吉岡秀隆は激しく体を交えていた。
尾崎の巧みなリードは、子役として芸能界を生き抜いてきた吉岡のプライドをほぐす。
そして業界の軋轢の中で鬱屈した心を、慈愛で包み込んでゆく。
「うああぇう!ゆ、豊にいさん、もう僕、堪らないよ!」
尾崎の両腕の中で、吉岡はすすり泣いた。
悲しいからではない、嬉しかったのだ。
そして我が身を貫く快楽におののき、吉岡の中で眠る”雌”の本性を目覚めさせた。
「どうだ秀隆…お前も今夜から大人なんだよ!そしてお前は、俺様の女…そう、お前は俺の女なんだっ!」
感激にむせび泣く吉岡を組み伏せた尾崎は、吉岡のアナルに自分の肉棒を叩き込んだ。
凄まじい激痛に悲鳴を上げる吉岡…しかしその痛みも、すでに耐えられないほどの快感に変わっていた。
「ゆ、豊にいさん…俺、にいさんの子供が産みたい!」
吉岡がそう呟いた瞬間、尾崎のペニスは遂に臨界点を突破し、吉岡の直腸の中に大量の精液が流し込まれた。(了)
『尾崎豊物語 15の夜、業界の禊・編』
@
「愛が欲しいか、尾崎」
太陽神アポロンに扮した見城は、尾崎に問いかけた。
「は、はい見城さん…いや、アポロン様!貴方の深い愛が欲しくてたまりません!」
ちんこのあたりを手でいじりながら尾崎は答えた。
見城はその尾崎の答えを聞くと、声を立てないように意地悪く笑った。
「そうか、では尾崎よ。そこでオナニーしながらうんこを漏らすのだ…」
見城は厳格な口調で語りかける。
(えっ?)
躊躇する尾崎。
(そんな恥ずかしいこと、この「オルフェ」でもさらせないよ!)
しかし尾崎の逡巡を見抜いた見城は、少し怒りを帯びた口調で語った。
「何を躊躇しているんだ尾崎!愛を見失って彷徨うファンたちのために、貴様は何でもできると言ってたではないか!」
見城の声は怒気を帯びている。
「脱糞オナニーで得られる法悦…それこそニュータイプの高度な精神ステージを開拓する修行の一環なのだぞ尾崎!」
見城は尾崎ににじり寄る。怯える尾崎を睨みつける見城の目は見開かれ、血走っている。
「貴様は若きファンたちに、新たなパラダイムを呈示すると約束したではないか!嘘を付いたのか!」
見城は尾崎を殴りつけんばかりに迫った。尾崎はガタガタ震えだす。
A
そして尾崎の脳裏には、自分を慕うファンたちの笑顔が浮かんだ。
尾崎を慕い、尾崎のことを「天才」「教祖」「神の子」と崇拝し、祈りを捧げてくれたファン達。
オウム真理教という地上の天国で修行をしながら、世界革命を夢見て地下室で爆弾を作っている敬虔な尾崎信者たち。
(彼らに愛を注げるのは俺だけだ!彼らに革命のパラダイムを示せるのは、この尾崎豊だけだ!)
尾崎は涙した。
気づくと尾崎の股間は勃起していた。同時に激しい便意が肛門を虐める。
尾崎はスクッと立ち上がると、右手でちんこを握り締めてこすり始めた…
「うおおおーっ!」
バー「オルフェ」に集う業界人のマニア達は湧いた。
その客たちの熱視線を浴びながら、尾崎は昂ぶってゆく。
その客たちの歓声は、尾崎の情動を激しく揺さぶる。
大音響で響き渡る16ビートに煽られ、尾崎は観客の目の前で股間を広げてながらのたうちまわる。
観客席では、業界人のお偉いさんが、枕営業の若手アイドルの下半身を攻め立てる。
いつの間にか壇上に上がった見城が、尾崎の尻に鞭を振り下ろす。
手にした巨大な浣腸器で、尾崎の肛門を貫く。
(ああっ!最高だ!)
尾崎がそう呟いた瞬間、肛門から客席に向かって勢い良く液便が噴出した。
同時に大量の精液を放った尾崎は、客席からの喝采の中でゆっくりと気絶した。(了)
『尾崎豊物語・番外編 ラストライブ』
ついに主役交代である。観客の目の前で尾崎豊は泣いた。泣きながら尻を見せ、ステージ上でラスト脱糞オナニー。
絶叫する観客の声を聞きながら、覚醒剤で血走った目を空に向け、目をつぶる尾崎。
その閉じた瞳からは、熱い涙がこぼれ、頬を伝う。
「尾崎!やめないで!」
観客達の悲痛な叫びが尾崎に向けられる。しかし尾崎豊は、少し寂しそうに微笑むだけだ。
尾崎はもう一度、観客たちに尻を向けた。
散々開発され尽くした汚らしい肛門が観客たちの目の前に再びさらされる。
肛門の周りには、先ほどマッチョ兄さんの浣腸プレイ調教の際にひねり出した糞のカスがこびり付いていた。
観客達の興奮は高まる…それを背中で感じ取った尾崎は、懐からトイレットペーパーのロールを取り出した。
ゆっくりとトイレットペーパーを引き出し、手元で丸める尾崎、そしてそのペーパーの塊を肛門へ…。
その瞬間、観客たちは悲鳴を上げた。
「尾崎!ダメ、ダメだ尾崎!」 「尾崎!尻を拭くな!そんなことしたらもう俺たちは何を信じて生きてゆけばいいんだ!」
ほとんど恐慌状態に陥った信者たちの声…しかしその声は、今の尾崎には届かない。
尾崎が手にしたトイレットペーパーは自らの肛門に触れた、そして、そして…
尾崎の肛門は、ついにトイレットペーパーで拭われてしまった。
呆気にとられた尾崎信者たちに一礼した尾崎は、今まで見たことも無いようなすっきりした笑顔で笑った。
完全に狂ってしまったのだ。
そしてそのまま一礼すると、一人寂しく檜舞台を後にした。
ステージには、一塊の糞と、調教プレイで放出した精液、糞をぬぐったトイレットペーパーだけが残された。(了)
『尾崎豊物語番外編 忘れな草、その名は大麻草・編』
@
「この草花や作物はね、僕のひり出したウンチを肥料に育ててるんだよ」
尾崎豊は嬉しそうに答えた。
「つまり、つまりだよ、この植物たちは僕のウンチを食べて育っているって訳さ!」
尾崎は興奮した口調になる。
応対する女性記者も、尾崎の突然の変貌に唖然とした。
つい先頃までは、ロッククィーンとしての威厳と風格を備えたゲイボーイだったが、今の尾崎はまるで別人だ。
世俗の瘧が落ち切った尾崎の表情は、覚醒剤に酩酊しているようにも思える。
しかし尾崎の女性記者を見つめる目は慈愛に満ち溢れている。
全てを達観したような、無限の寛容を湛えた慈愛の瞳…その瞳孔は完全に開いていた。
「そしてその作物を僕が食べる。そしてそれが僕の内臓で再びウンチとなるんだ!」
尾崎は女性記者ににじり寄って語る。
「僕の肛門から捻り出されたウンチはまた作物の肥料となって…それが延々と続くんだよ!」
女性記者の両肩を掴んで、尾崎は叫んだ。
「釈迦の唱えた輪廻転生というのは命と命をウンチで繋いでゆくこと…そうなんだよ!」
驚愕した女性記者は身をよじらせて逃げようとするが、尾崎の力強い手がそれを許さない。
「分かるかい!だからウンチは、新たな生命を紡ぎ出す全ての生命の源なんだよっ!」
そして尾崎は遠くを見た。その目は何故か確信に満ち溢れている。
(この菜園のお花畑同様、尾崎の脳内には色とりどりの花が咲き乱れているのだろうな)
女性記者はそう思った。
A
「食べてみる?」
尾崎はしゃがむと、傍に生えていた得体の知れないグロテスクな作物をもぎ取る。
嬉しそうに微笑みながら尾崎はそれを女性記者に差し出す。
「これもボクのウンチによって育まれた生命の神秘さ!」
尾崎は嬉しそうだった。女性記者を自分の理解者と勘違いしているようだ。
「これを食べれば、貴方もボクと一体になれるんだ…生命の神秘に触れられるんだよっ!」
微笑みながら近づく尾崎。思わず後ずさる女性記者。
しかし女性記者の背中に何かが当たった。彼女は反射的に振り返る。
すると其処には尾崎豊同様、微笑みを浮かべ仁王立ちする見城徹の姿があった。
見城は女性記者を見下ろすと、微笑みながら言った。
「大丈夫。始め少し苦しいけど、口にすれば我々と同様、世俗から解脱して新たな精神ステージに上がれるんだよ!」
そう言った見城は、背後から女性記者を羽交い絞めにした。
B
「い、いやあっ!」
見城に羽交い絞めにされた女性記者は思わず悲鳴を上げた。
女性記者の口元に謎の作物をねじ込もうとしていた尾崎は、その声を聞いてハッと我に返った。
(何故、彼女は僕を恐れる?僕は、僕は間違っているのか…そうなのか?)
尾崎は強張ってしまった。
(…オレのやっていることは間違いなのか?)
業界の掟に洗脳されきった尾崎の脳内で、情報爆発が起きた。
ほんの僅かに残った常識が、尾崎の思考を混濁させる。
頭の中が混乱しグルグル回る尾崎。
だが同時に大腸から直腸にかけて蠕動運動に伴う腸管痙攣が尾崎を襲う。
腹の底から地鳴りのごとく響く腸管痙攣は、肉体が強力に排便を訴えかける。
いや、排便ではない。輪廻転生の継承、すなわち”出産”そのものだ。
(何を悩んでいるんだ尾崎豊!俺は穢れた世俗を離れ、涅槃に自分を見出した真のカリスマではないか!)
尾崎の手は震える。それは混迷の中から光明を見出した悦びなのだろうか?
(何を躊躇しているんだ!俺の存在そのものが、正義なんだぞ!)
緊張する肛門括約筋が尾崎を攻め立てる。
(俺はただのマゾ奴隷ではない!神の意思を受け継ぎ人々に伝える、そうだ、俺こそ現代の救世主キリストなんだ!)
自分自身に確信を抱いた尾崎は再び記者に向き直った。
女性記者は見城徹に羽交い絞めされ、そこから脱しようと抵抗している。しかし見城徹はそれを許さない。
手で女性記者のスカートを捲りあげて太ももを撫で回し、さらに奥の下着へと指先を這わせた。
ブラウスのボタンも外され、瑞々しい乳房が裾からこぼれ出る。
…尾崎は思わず、女性記者の乳房の上に自分の液糞が飛び散った絵を想像した。
それは背徳的であり、そして同時に喩えようも無くエロティックな妄想であった。
C
…女性記者の顔は恐怖で歪み、目線は空ろに彷徨っている。
(そう、後は彼女がこの実を口にするだけだ!)
尾崎は謎の作物を女性記者の口元に押し付ける。
(糞便から滋養、滋養から生命、そして再び糞便として肥料に…これは命の連環なのだ!)
血肉と糞便、そして新たな生命の誕生…尾崎の体に歓喜の震えが走った。
(…そう、オレは今、新たなる人類の可能性を手にしようとしているのだ!)
尾崎の目から思わず涙が溢れた。
ふと見ると見城徹も、尾崎の真意を理解し目を潤ませている…そして溢れ出た涙がゆっくり頬を伝った。(了)
『尾崎豊物語外伝 春の夜の夢、快感・編』
@
ふと起きてみると、尾崎豊はなぜか便器そのものになっていた。
(な、なんだよコレ…どうして俺が便器になっているんだよ!)
尾崎は焦った。しかし身体は動かない。
狭い大便用の個室の中、浄水槽と配水管で壁と床につながれた尾崎の肉体は堅い陶器に変化し、
仄暗い蛍光灯の明かりの下で鈍く輝いていた。
「ガチャ…」
突然、トイレの扉が開く音がした。
(誰か来る!)
尾崎はとっさに身構えた。しかし身体は動かない。
焦る尾崎をよそに、コツコツコツと足音が近づいてくる。
尾崎がいる個室の扉がゆっくりと開いた。
そこには体重100kgはあろうかという脂性のデブが仁王立ちしていた。
(ま、まさかっ!)
そう、そのまさかである。そのむさ苦しい脂デブは糞を垂れに来たのだ。
(やめろっ!やめてくれぇっ!)
尾崎豊は叫んだ。無論その声は誰にも届かない。
尾崎の恐怖をよそに目の前の脂デブはスラックスのベルトを外しシミだらけのブリーフとともに引きずり降ろした。
尾崎の目の前には恥垢だらけの包茎チンコが突き出された。
A
「ふう〜、ヤバイぜ。漏れそうだ」
どう見ても死にかけた豚にしか見えない脂デブはそう呟いた。そしてぼりぼりと尻を掻きながら後ろを向く。
(やめろっ! 頼むからやめてくれっ!)
尾崎は叫ぶ。しかし、彼の叫びは言葉にはならない。
静寂に包まれた大便用の個室の中で、弛んだ腹をさらけ出したデブの苦しげな呻き声だけが虚しく響いた。
恐怖に震える尾崎の目の前で、押し寄せる便意に耐えかねるようにいそいそとブリーフを引き降ろす脂デブ。
今度は尾崎の目の前に、方々にケツ毛の生えたイボだらけの汚いケツが突き出された。
そのデブの汚いケツは、大きく開かれた尾崎の口にドッカリと乗っかってきた。
(むぐう〜っ!んむむ〜っ!)
尾崎は声にならない叫びを発した。しかしその瞬間
「ブビーッ!」
と屁が尾崎の口の中に充満した。
あまりの臭気に失神しかける尾崎。
何故自分がこのような過酷な仕打ちを受けなければならないのか、尾崎は自らの運命を呪った。
B
そしていよいよ真の恐怖がやってきた。
イボだらけの尻の肉の奥に鎮座する浅黒い肛門が大きく開かれ、そこから巨大な一本糞が先端を覗かせた。
それは、メリメリとイヤな音を立てて肛門から搾り出されてゆく。
尾崎はもがいた。そして神に祈った。
しかし運命は無情にも尾崎の想像した最悪の事態へと突き進んで行った…。
■
「ふう〜。たっぷり出たなあ。昨日ギョーザ食ったから糞も相当クセエな!」
脂デブはそう言って、大きく溜め息をついた。
糞をくわえ込んだまま半狂乱になった尾崎の口に、アンモニア臭たっぷりの尿をジョロジョロと垂れ流す。
トイレットペーパーで肛門を拭い、それらを再び尾崎の口の中に放り込む。
立ち上がったデブは、脱糞後の爽快感に浸り、大きく伸びをした。
泣き叫ぶ尾崎をよそに満足そうに微笑む。
そして一度、尾崎の方へ振り返った。
自らがひねり出した排泄物を一瞥し、すこし顔を顰めると、便器の蓋を閉じて、中身を全て尾崎の胃へと流し込んだ。
尾崎は発狂した。しかしその叫びを聞いたものは誰もいなかった。
しかし何故だろう、尾崎は気づくと隆々と勃起していた。(了)
『尾崎豊物語外伝 満月の夜の惨劇・編』
@
「…真由美!す、凄いよ真由美!」
入間川の河川敷に停車するスープラの中で、運転席バケットシートの上に座る健司は喘いだ。
膝までずり下ろされた健司のジーンズ。その上に縋りつくように真由美は突っ伏している。
真由美の肉感的な唇は健司のペニスをくわえ込み、亀頭を包み込むように刺激する。
真由美の口元は自身の唾液で溢れ返り、唇が肉茎を這うたびに、イヤらしくクチュクチュとした音を発した。
カーオーディオからは流行のAORがゆったりと流れる。
二人の若者の汗と息吹に満ちた車内は、ジットリとした空気に満ち、フロントガラスは擦りガラスのように白く曇る。
「真由美!…ボク、もう駄目だよ、もうイきそうだよっ!」
健司は情けないうめき声をあげる。
その声を聞いた真由美は意地悪く微笑んだ。
そしてもう一度健司のペニスを深くくわえ込み、首全体を大きくグラインドさせて思いっきり苛めてやった。
「ああっ真由美、素晴らしいよ!…も、もう駄目だあっ!」
バケットシートの上で大きく背中を反らせた健司は、腰全体を痙攣させて絶頂に達した。
同時に真由美の口腔の中に大量の精液を放った。
思わずむせ返る真由美…。
尾崎豊は、巨大な斧を片手にスープラに這い寄っていった。
夜露に濡れた草が尾崎の服を濡らす。そのジットリとした感触に少し嫌な感じを覚えた。
夜霧の中、スープラの車体は、雲の切れ間から差し込む僅かな月明かりを反射して赤く輝く。
その車体はぎしぎしと揺れ、忌野清志郎の「いけないルージュマジック」が聞こえる。
車の中では、メロンのような乳房をぶら下げた真由美が、革ジャンの男の上に跨り激しく喘いでいた。
A
車まで数メートルの距離…そこで尾崎は這い進むのを止めた。
地面スレスレの位置から車内の様子を観察する。
薄く差し込む月明かりのなかで、十代の娘の柔肌は滑らかな曲線を描きながらわなないた。
まだ桃色の乳頭が乳房の上で弾む。
そのたわわな乳房を、節くれだった男の手が無造作に這い回り、美しい乳房の形を崩す。
そのたびに若い娘は歓喜の声をあげ、跨った男の腰の上で大きく跳ねた。
(…ち、ちくしょう。こんないい女と…イチャつきやがって!)
尾崎は心の中で毒づいた。
しかし尾崎の股間は素直だった。自重で地面の草に押し付けられた貧弱な包茎ペニスは徐々に熱を帯びる。
そして真由美の肢体が尾崎の視界のなかで蠢くたびに膨張は始め、
真由美の甘い呻きが車内から洩れ聞こえるたびにその硬度を増していった。
尾崎は耐え切れずに腰を浮かせた。
そうしなければ自分の貧弱なチンコが自重で押し潰されてしまいそうだったからだ。
嫉妬交じりの熱い視線で真由美の裸体を覗き込む尾崎。
その視線の中で真由美は何度も絶頂に達し、快楽に表情を歪めた。
そして健司の肩に縋りつくと更なる愛撫を求め、悲鳴に近い声を上げる。
…いつしか尾崎は自分のズボンのジッパーを降ろしていた。
そしてブリーフの裾から自分の貧弱包茎ペニスを引っ張り出すと、手にしていた斧を放り出して手の平で擦り始める。
B
「健司、あなた素晴らしいわ健司!…もっと、もっと私を深く貫いてっ!」
「真由美っ!…ああっ、君の中はとっても熱いよっ、ヤケドしてしまいそうだよっ!」
車内で絡み合う二人はクライマックスへ向けて激しく上り詰める。
スープラの車体もより激しく揺れ始め、サスペンションの軋む音が河川敷に響き渡る。
その数メートル先の地べたにうつ伏せる尾崎豊もまた最高潮へ向かって右手を激しく動かしていた。
ちんこが地面に接するたびに草の葉や茎の先端が亀頭をチクチクと刺激する。
今までのオナニーではありえないような快感が尾崎を襲う。
草に滴る濡れた夜露の冷たさもまた、尾崎の性感をより高めた。
「ああっ、健司っ!健司〜ッ!」
真由美はついに耐えられなくなり、すすり泣くような声を上げて絶頂に達した。
そしてほぼ同時に健司も天国へたどり着き、二人は大きく痙攣しながら互いの肉体に縋りついた。
真由美の子宮の奥壁に向かって、健司の熱い迸りが吐き出された瞬間、
その数メートル先でマスターベーションにふける尾崎も絶頂に達し、地面に向かって黄ばんだ精液を吐き出した。
快感の余韻に浸り車内で喘ぐ二人。
互いの目を見詰め合うと、少しはにかむように微笑み、もう一度肩を寄せ合うと熱いキスをかわした。
その瞬間、
「…ガサッ!」
という物音が外から聞こえた。
C
ハッとする二人。
緊張した面持ちで互いに見つめあい、曇った窓をセーターの裾で拭うと外を見た。
数メートル先でチンコ丸出しで仰向けに横たわる男を発見。
「キャアッ!」「だ、誰だテメエッ!」
二人はその人影に向かって叫んだ。
健司は急いでイグニッションキーをオンにしてエンジンを始動させ、ライトを点灯させる。
■
オナニー直後の開放感に浸り星空を見上げていた尾崎は、突然車のライトに照らされてハッと我に返った。
同時にスープラのエンジン音が響き渡る。
(み、見つかったっ!)
急いで起き上がろうとする尾財。
そのヘイドレクの背後からけたたましいエンジン音を上げるスープラが急発進した。
(や、ヤバイ、逃げろっ!)
尾崎は立ち上がり、木立の中へと逃げようとした。
しかし、膝まで下ろしたズボンとブリーフが脚に絡まり、そのままうつ伏せになって地面に転がった。
スープラは情けなくスッ転んだ尾崎のすぐ横を凄い加速ですり抜けると、そのまま一直線に駆け抜けていった。
D
(…た、助かったぁ。良かった、見つからなくて…)
尾財はひと安心し、大きく溜め息をついた。
しかしその瞬間、自分の股間に凄まじい痛みが走った。
「…ぐうっ」
思わず唸る尾崎。
自分の股間を見下ろした。するとそこは鮮血で真っ赤に染まっていた。
そして、自分の股間にあったはずのペニスが…無くなっていた。
一瞬、事態がわからず混乱する尾崎。
地面には、血まみれのマサカリが転がっている。
その血塗られた刃に、尾崎の包茎ちんこの断片が無残な姿で食い込んでいた。
さきほど転倒した際に、マサカリの上に倒れてしまったのだ。
チンコがマサカリによって…
「うわああーっ!」
誰も居ない入間川の河川敷で、尾崎は一人絶叫した。
尾崎豊、15の夜。(了)
『尾崎豊物語外伝 愛の叫び、救いは何処?・編』
@
「オナニー禁止です…」
朝霞市民病院の整形外科医に冷たく宣告され、尾崎豊は衝撃を受けた。
「えっ!ぼ、ぼく、オナニーしちゃいけないんですか?」
尾崎は答える。驚きのあまり、声は上ずってしまった。
「当たり前ですよ尾崎くん。自分のチンコをよく御覧なさい…」
医師に言われ、尾崎豊は自分のチンコを見下ろした。
元々御立派でもなかった尾崎のちんこは、今や無残な姿を晒していた。
開いた傷口は縫い合わされ、アチコチにつぎはぎが当てられている。
八方にケロイド状の醜い縫い痕が走り、全体が妙にひん曲がっている。
肉茎から亀頭にかけても醜く歪み、亀頭はその形を保っていない。
「こ、これが僕の…ちんこ?」
尾崎は絶句した。自分のチンコの醜さに思わず目眩がした。
「それと尾崎くん…尿を出す時も気をつけてください。あなたのちんこは大きく歪み、尿道も曲がってますから」
医師は続ける。
「尿をするときは…そうですねえ、若干右向きに身体を屈めないと、足元にかかっちゃいます。気をつけてください」
ショックで固まる尾崎をよそに、医師はカルテに何かを書き込みながら事務的に説明した。
「先生ありがとうございます!豊の…その、お、おちんちんを直していただいて!」
尾崎の母は頭を下げて何度も礼を言った。
医師はそれに応えるように儀礼的に返事をすると、目もあわせずに淡々と手術用具を往診カバンにしまい始めた。
A
「さあ尾崎豊さん、手術後の処置をいたしますので仰向けに横になってくださいね!」
病室で横になっている尾崎に誰かが声を掛ける。尾崎は振り返った。
そこには若く美しい看護婦が立っていた。
「当院外科病棟の看護婦、奥山詩織です…うふっ!」
看護婦・詩織は、まるで天使のような微笑で尾崎に挨拶した。
(え…ええっ!)
尾崎はその素敵な笑顔に、瞬間的にハートを射抜かれてしまった。
術後処置の器具を抱えて尾崎のベッドに近づく詩織さんは、尾崎の視線を意識して悪戯っぽく笑ってみせる。
病室に春風が吹きぬけた。
詩織さんのショートボブの髪が、その春風に煽られる。
透き通るような美しい首筋の肌…黒髪とのコントラストで映えわたり、尾崎の網膜に焼きつく。
華奢な体つきに似合わない、見事なバストが揺れる。
看護婦の制服の中で窮屈そうに収まるその両乳房は、まるで重力に抗するかのように先端が上向く。
見事にくびれたウエストラインから、肉感的でたおやかなヒップまでの稜線は、もはや芸術だった。
明らかに意識したであろう、裾の短めのスカートから覗く太ももは、若き尾崎の魂を刺激する。
「あ、ああ…」
文字通り目を奪われた尾崎は、ベッドの上で詩織さんに見とれたまま呆然とたたずんでいた。
そう、尾崎は恋に落ちてしまったのだ。
B
「尾崎さん。ベッドの上に仰向けになってくださる?」
詩織さんは尾崎に近づき、顔を覗きこんで言った。
尾崎の目と鼻の先の、詩織さんの美しい微笑み。仄かに甘い吐息が、尾崎の鼻腔をくすぐる。
(…な、なんて綺麗な人なんだ)
見惚れてしまった尾崎は、詩織の澄んだ瞳に気付き、ハッと我に返る。
気恥ずかしさのあまり視線を逸らせた尾崎。
そして視線を逸らした先には、制服の襟元から覗く、詩織の胸の谷間が!
膨らんだ制服の胸元に付けたネームプレートには”奥山詩織”と書かれている。
そしてその制服の胸元は大きく切れ込み、鳩尾の辺りまで開かれている。
(詩織さん、明らかにノーブラだよっ!)
尾崎の心臓の鼓動は高鳴った。今にも弾け飛びそうな制服胸元のボタンが、詩織が呼吸するたびに引っ張られる。
「尾崎さん、聞いてます?」
詩織さんの胸元に見とれていた尾崎に、詩織は声を掛けた。
先ほどよりさらに顔を近づけた詩織の口元から、柑橘系の甘い吐息が尾崎の頬の吹きかかる…甘く、熱い。
「尾崎さん、早く寝てください。そうしないと処置が出来ませんよ」
詩織の少し拗ねた声に尾崎はハッとなった。
「す、すいません。すぐに横になります!」
慌ててそう言うと、尾崎はいそいそとベッドの上に横になる。
C
カチャカチャという用具の音が尾崎の耳元に届く。詩織さんが処置のための用具を整理している音だ。
尾崎は何気なくそちらの方に目を向けた…そして思わず息を呑んだ。
完璧な曲線を描き出す美しい尻が目の前にあったのだ。
細いウエストから丸く肉感的に張り出し、長く伸びた脚まで見事な曲線を描く美尻。
その美しすぎる女尻が、タイトなスカートの下で窮屈そうに蠢く。
短く切り詰められたスカートの裾は、太ももの奥までの脚線美を惜しみなく晒す。
太ももの肌の美しさが尾崎の目を刺す。
それよりも、あとわずかで見えそうな詩織さんの…詩織さんの下着っ!
尾崎は自分の股間が熱く反応してゆくのを感じた。
(だ、駄目だよっ、先生からオナニー禁止を申し渡されたばかりじゃないか!)
尾崎は焦った。そして何とか股間の疼きを抑えようと必死になった。
(治まれっ!…頼む治まってくれぇ!)
過去に受けた様々な仕打ち…あのシティホテルで見城に肛門を開発されたことを思い出す。
しかし見城の肉棒が尾崎を貫いたあの夜の思い出は、尾崎の情欲を抑えるどころか、さらに昂ぶらせた。
(な、何でだよっ!俺はもう、見城さんの肉奴隷じゃあないのにっ!)
尾崎のペニスに痛みが走った。海綿体が充血し始めてしまったのだ。
尾崎は焦った。額に脂汗を浮かべ、必死に勃起を抑えようと奮闘する。
D
「では尾崎さん、ブリーフを降ろしてくださいね」
詩織さんは尾崎の方に振り返ると、真珠のように輝く笑顔で言った。
(えっ?)
尾崎は呆気に取られた。
しかしそうであろう、自分のペニスの治療を行うのにブリーフを履いたままでは何もできやしない。
躊躇する尾崎。いま、彼女に見られてしまったら…どうなる?
「ホラ早くうっ!…ブリーフを脱がなきゃ何も出来ないでしょう?」
詩織さんは可愛らしい声でそう言うと、尾崎のブリーフの裾を掴みそれを脱がそうとする。
「ちょ、ちょっと待ってください!」
尾崎は慌てて詩織さんの手を掴んだ…とっさだった。
(今、詩織さんに、ちんちんを見られてしまったら…俺は壊れてしまうっ!)
「ダメですよ尾崎さん、そんなに恥ずかしがらないで大丈夫ですよ」
か細い詩織さんの手が、尾崎の手のひらから逃れようとする。
その瞬間、詩織の指先が滑りブリーフの裾から中に侵入する。
同時に尾崎の亀頭に触れてしまった。
「ああうっ!」
尾崎は堪らずに喘いでしまった。
E
「もう恥ずかしがっちゃって。うふっ!大丈夫、お姉さんが優しくしてあげるからぁ!」
詩織は尾崎の耳元に甘い声でそう囁いた。
そして言い終わったあと、詩織さんは悪戯っぽく微笑み、ふうっ、と甘く生暖かい吐息を吹きかけた。
尾崎の全身にゾワッと鳥肌が立ち、額に汗が溢れ出す。
高鳴る心音はもはや尾崎自身にも抑えることが出来ないほどだ。
「では、ブリーフを降ろしますよぉ〜」
詩織はそういうと尾崎のブリーフをゆっくりと下ろし始めた。
先ほど直に触れられたせいで感度良好になった尾崎の亀頭を、ブリーフの生地がこする。
ざらざらとしたその感触が尾崎の亀頭の表皮を這い回り、快感のあまり尾崎の肛門がキュッと締まった。
そしてゆっくりだが確実に、尾崎の股間は熱を帯び、膨張を始めた。
「あれっ、どうしたのかなぁ?何かに引っ掛かっているみたい」
詩織は少し小首を傾げた。
うなじの後れ毛から胸元に掛けてしなやかに伸びる首筋の肌の色香が、青少年尾崎をさらに攻撃した。
(ああ詩織さん、許して!)
少し伏せ目にした詩織目元は長く揃った睫毛に覆われ、その下に潤んだ瞳が光る。
まるで全ての男たちが一瞬にして恋に落ちてしまいそうな、美しくピュアな瞳だ。
(も、もうダメです詩織さんっ!)
その真摯な瞳は今、尾崎の股間に向けられている。
F
「ああっ!」
尾崎は遂に声を上げた。
その瞬間ハッと我に返り、尾崎に向き直る詩織。
心配そうな瞳が、苦悶する尾崎の方に向けられる
「大丈夫ですか尾崎さん、どうしましたっ?」
尾崎に語りかけようとする詩織。立ち上がった瞬間、足元のバランスを崩す。
「ああっ!」
詩織はつまずいて転んだ。そのまま尾崎の上に倒れ込んでしまう。
「はあおうっ!」
尾崎の股間に、詩織の弾力溢れる乳房の重みがムニュッと伝わった。
■
「ご、ごめんなさあい!」
詩織は慌てて謝り、尾崎の上から身を起こそうとした。
しかし尾崎にとって今の一撃は応えた。
凄まじいその美乳の弾力はついに尾崎の中に眠る何かを目覚めさせた。
「あがあっ!…うごおっ!」
尾崎は呻いた。
もはや暴走を始めた尾崎の中の情動。
その溢れかえる本能は出口を求め、尾崎の傷ついた股間を激しく苛める。
G
「だ、大丈夫ですかヘイドレクさんっ!」
苦しみあがく尾崎の肩を掴み、必死に宥めようとする詩織。
暴れる尾崎の体を抑えよと必死になる詩織。
しかし瞬間、ついに耐えられなくなった制服の釦が弾け跳んだ。
「うあっ、うぎゃあっ!」
尾崎の目の前で、詩織の完璧な美乳がその正体を現した。
丸みを帯びた見事な乳房はその反動で大きく弾む。
涙ぐんで曇る尾崎の視界の中でもはっきりわかるほど鮮やかなピンク色の乳頭が、可愛らしく”ぷるんっ”と揺れた。
尾崎のペニスはその瞬間、爆発するように勃起し、肉茎の傷口の一部が耐えられずに裂けた。
その鋭い痛みは、同時に尾崎のリビドーを解放する引き金となった。
尾崎は病院中に響き渡るような絶叫を上げた。
同時に尾崎のペニスが射精する。
そのまま傷口から大量に流血しながら萎縮してゆく。
しかし、そのときは既に尾崎の意識は無かった。
再手術の結果。完治には三ヶ月かかると告げられた。
三ヶ月後、尾崎のペニスは何とか回復する。
しかしその歪なペニスは見城や須藤に嘲笑われることになった。
尾崎豊、17の夜。(了)
『尾崎豊物語外伝 祈り、そして煉獄・編』
@
刑法39条2項により刑の減免が認められ、執行猶予となった尾崎豊。
拘置所から出た彼の向かった先は、山梨県上九一色村の某カルト教団のサティアンだった。
全財産を教団へお布施として差し出す書面に署名を強要される。
レコードや出版物から得られる著作権料その他の権利も全て、教団にお布施として供出した尾崎。
「これで俗世から離れ、神との対話の日々を送れるぞ!」
尾崎は嬉々満面だった。彼の財産や権利を教団の法務担当が海外口座に送金手続きをしている前で尾崎は笑った。
その笑顔は、狂気に満ちていた。躁的爽快、といえばよいのであろうか、絶望を通り越した先に、彼は何を見たのだろう?
尾崎は拘束衣を着せられ、頭に電極を差し込まれた。
そのまま広さ二畳ほどの狭苦しい部屋に投げ込まれ、テープに録音されたマントラを一日中聞かせられた。
「修行するぞ!修行するぞ!修行するぞ!」
周囲にいるカルト教団の信者達はそう叫びながら、尾崎の周りでピョンピョン跳ね回って踊り狂っていた。
■
「おい尾崎豊。貴様はかつて迷える青少年たちのカリスマとして崇められてたそうだな」
修行に興じる尾崎に、ある教団幹部の男が声を掛けた。
「はい、僕はかつて青春アーチストとしてソニーレコードと契約し、若者を喚起させる歌を歌っていました」
尾崎は嬉しそうに答えた。かつての自分を認めてもらえた、そう思ったからだ。
「バカモノッ!」
突然、尾崎は角材で殴り飛ばされた。壁際に吹き飛ばされ、床に倒れる尾崎。切れた額からは血が流れ、頬を伝う。
A
(な、なんで僕は殴られるの?)
尾崎は床に突っ伏したまま怯えた。
すると教団幹部の男は、尾崎を睨みつけながら叫んだ。
「貴様はカルマに穢れてるんだ尾崎。貴様はそのくだらない音楽活動で本当の自分を見出したのか、あっ?」
その幹部は尾崎の胸倉を掴み、口角泡飛ばしながらにじり寄った。
「ひいいっ!」
尾崎は悲鳴を上げた。しかし何故だろう、尾崎の股間は勃起している。
これも修行の一環なんだ、そう思うと尾崎は、今殴られた傷の痛みすら、愛おしく思える。
気づくと尾崎の周りには、屈強な教団親衛隊の信者たちが取り囲み、倒れてすすり泣く尾崎を見下ろし嘲笑っていた。
狭苦しい修行部屋は、むさ苦しい大男たちの荒ぶる息吹で満ち、それが尾崎をさらに昂ぶらせる。
「グルが直々に貴様のカルマを落としてやると仰っている。…こい、このクズ野郎!」
幹部の男がそう言うと、周囲にいた親衛隊信者が尾崎の脇を抱え、引きずり上げた。
怯えて強張る尾崎を強引に抱え、狭い修行部屋から引きずり出すように尾崎を連れ出す。
■
「…君が尾崎豊くんか?」
薄暗い謁見の間の床に放り出された尾崎は、いきなり高座から声を掛けられた。
尾崎は声のした方を向く…すると同時に、高座に照明のスポットライトが照らされた。
そこには、あの教祖がいた。
無駄に太った巨体、無意味に伸ばした長髪と髭…両脇には巨大な乳房をぶら下げた美女二人を侍らせている。
その美女たちの乳房を揉み、股間をまさぐりながらにやける男…そう、それこそが教団のグルだ。
B
「貴様の話は聞いている…今まで教団に多くのファンを送り込んでくれたことには感謝してるんだぞよ」
グルはそういうと、ゲラゲラと高笑いした。すると謁見の間に集った教団幹部の連中が、追従して笑って見せた。
「…は、はははっ!」
尾崎も無理矢理、苦笑いした。しかしその笑顔は引きつり、不自然に強張る。
そんな尾崎を、グルは興味深そうに見下ろす。
威圧感のある目…世間知らずの青少年なら、簡単に騙せそうな胡散臭い目付きだ。
尾崎は竦んだ…しかし何故だろう、尾崎の股間は勃起を開始している。
「なあ尾崎よ、この世の中は穢れ、汚れきっている。だから我らと共に世の中に鉄槌を加えようじゃないか!」
グルはそう叫ぶと、スクッと立ち上がった。
それにあわせて立ち上がった美女二人は、素早くグルの法衣を脱がせる。
「おおっ!」
裸体になったグルの姿を見て、集っていた教団幹部たちが一斉に声を上げた。
同時にみんなが声を揃え、不動明王呪術のマントラを唱え始める。
中には法衣を脱ぎ去り、珍妙な躍りを踊りだすものもいた。
(な、何が起こるの?)
不安で周囲をキョロキョロと見回す尾崎。そんな尾崎にゆっくりと歩み寄るグル。
その股間にぶら下げたペニスはすでに勃起し、尾崎の目の前に突き出された。
無意味に太いペニスが、尾崎の鼻先で痙攣する。尾崎はそれを凝視し、生唾をゴクリの飲み込んだ。
「これから尾崎君にイニシエーションを施す!皆のもの、こちらを注目!」
グルは叫んだ。すると踊り狂っていた信者達は一斉に静まり、全員素早く正座して祈りのポーズを取る。
(な、なにがおこるの?)
尾崎は恐怖した。すると大男は尾崎を強引に四つん這いにさせると、勃起したペニスを強引に肛門にねじ込んだ。
…尾崎は神を感じた。
C
サティアンで修行に励む尾崎豊。
ここでは色んな仲間達との出会いが待っていた。
頭に電極差し込んだ解離性人格障害の正晴君。
左腕前腕がケロイド状になるまでリストカットを繰り返したゴスロリ趣味でデブの香住ちゃん。
覚醒剤中毒になって時々全身を芋虫に食い荒らされる幻覚をみるミチル君。
チック症で癇癪持ち、いつもサティアンをにぎわす彰君。
自分は大宇宙意思から選ばれた光の剣士だという妄想に取り付かれた女戦士、マサミちゃん。
みんなみんな尾崎の大事な大事な仲間達だった。
ともに笑い、ともに泣き、ともに修行に励んだかけがえの無い大事な友人たち。
そう、あの日までは。
…あの日、警視庁と山梨県警の機動隊、自衛隊が、尾崎たちの光の楽園に踏み込んだのだ。
強制捜査に入った機動隊員がサティアン内部に突入してきた。
正気が完全に吹き飛んだ正晴君は呆然と天井を見上げたまま微動だにしない…多分夢の世界に旅立ったのだろう。
ヒステリックな悲鳴を上げてリストカットを始めたカスミちゃんを、機動隊員が慌てて押さえつける。
「芋虫が俺を食い殺す!」と叫びながら全身を掻き毟り血まみれのミチル君もまた、機動隊員に羽交い絞めにされた。
彰君はまるで操り人形のような不自然か動きで暴れ、奇声を上げながら自分のペニスをこすりだす。
女戦士のマサミちゃんはさすがに勇敢で、鉄パイプで機動隊員に殴りかかる。
しかし奮闘も虚しく、その場で現行犯逮捕された。
D
(ボクたちの…ボクたちの楽園が、醜い現実社会の前で崩壊してゆく…)
尾崎は許せなかった。穢れた世俗から離れた神聖なこの教団で、僕ら仲間達はようやく本当の居場所を見出したのだ。
それなのに…それなのに!
怒りに燃えた尾崎豊は傍に落ちていた角材を握り締めると、いきなり機動隊員に殴りかかった。
「うおおおーっ!」
渾身の力で角材を振り下ろす。
しかしあっさりかわされ、軽く脚払いを喰らう。
尾崎豊はもんどりうってサティアンの床の転倒し、さらに機動隊員に思いっきり蹴りつけられた。
「公務執行妨害!確保!」
あっさり捕まった尾崎豊。
本当の自分を見つける旅は、未だ終わらない(了)
『尾崎豊物語 便器ブラシの魔術師編』
@
「俺のアナルはブラックホールだ…」
尾崎豊は覚醒剤で朦朧とする意識の中でそう呟いた。
いきり立ったペニスは雌鶏の産道に差込まれ、激しくスラストを繰り返している。
激痛のあまり甲高い鳴き声を挙げて暴れる雌鶏を押さえつけながら、なおも尾崎は雌鶏を犯しつづけた。
雌鶏の膣内は生暖かく、とっても気持ちよかった。
そして数日後
「尾崎豊さん、おめでとうごさいます!」
分娩室の扉を開いて、看護婦が現れた。
薄暗い廊下のソファーに腰かけていた尾崎豊は勢いよく顔をあげる。
看護婦は尾崎に向かって微笑みながら言った。
「男の子ですよ尾崎さん。あ、いや、雄……?まあ、とにかくアレです、元気なお子さんです!」
「本当ですか!?妻の方も、無事なんですね!?」
「雌鶏、じゃなくて、はい奥さんもよく難産にたえました」
看護婦は明らかに不自然な笑顔で尾崎豊に応えた。
分娩室から鶏の鳴き声。コケコッコー、コケコッコー。
まるで、愛しい父、尾崎豊を呼ぶかのように。 (続く)
A
しかし尾崎豊は鶏の雛たちをその場で直ちに〆、フライドチキンにして美味しく召し上がってしまった。
覚醒剤はそこまで尾崎を蝕んでいたのだ。
ガツガツと肉を喰らい、骨にしゃぶりつく尾崎の背後から声がした。
「あ〜っ。お兄ちゃんだけ、ずるいんだぁ」
妹だ。妹ががぷっと頬をふくらませ、尾崎の食べるチキンの腿肉を物欲しそうに眺めている。
尾崎と妹は一瞬目が合った。
妹は最初、尾崎からチキンを分けてもらおうと懇願し甘える表情を作っていたが、
尾崎豊の目の奥に潜む狂気に気づき、動転した。
「豊おにいちゃん…?」
妹がそう呟いた瞬間、尾崎は何かを叫びながら妹に襲い掛かった。
そのまま妹にのしかかり衣服を剥ぎ取ると、泣き叫び抵抗する妹を押さえつけて思う存分犯した。
その後尾崎は、散々犯され放心状態の妹の肉体を包丁で切り刻み、血の滴る肉を網焼きにして美味しく召し上がった。
骨は軽く炙ったあと、スープの材料になった。
たらふく食った尾崎豊は大きくゲップをした。
そしてテーブルに転がっていた包丁を手に取るとそれを大きく掲げた。
一瞬間を置き、目をつぶる。
そして大きく呼吸をすると、「フンッ」という掛け声と共に刃を自らの胸に突き刺した。
心臓を一撃で貫かれた尾崎豊は一度だけ大きく痙攣したあと、崩れるように床に倒れた。
そしてそのまま絶命した。(了)
『復活! 尾崎豊 電波暴走編』
@
尾崎豊は定時制高校に通うことにした。
かつて片意地張って中退してしまった高校で再び学び、果たせなかった「卒業」の夢を掴むためだ。
荒れ果てた校舎、落書きだらけの壁。
学校に近付くたびに見える荒れ果てた学校の様子が、尾崎豊の夢と希望を膨らませる。
これから向かう定時制学校にはどんな同級生達がいるんだろうか、そう思うと尾崎豊の胸は高鳴った。
校門を抜け学校敷地内に入ると、校庭の隅のアチラコチラにヤンキー兄さんたちがたむろしていた。
うんこ座りしながら円座に座り、煙草やマリファナをふかしている。
校門から入ってきた尾崎に向かって、三白眼から鋭い眼光を飛ばし、威嚇する。
嘲笑するように笑う口元から、シンナーで抜け落ちて乱杭になった前歯が不気味に光る。
尾崎豊好みのDQNなお兄さん達・・・。
これからの自分は、教室の片隅から憧れのDQNなお兄さん達を眺めて過ごすのだろうな、と尾崎は思った。
憧れのお兄さんたちのように勇敢で逞しい男になりたい。
でも自分はそうなれない。そういう自分に気づいている、それが今の尾崎だった。
始業のチャイムがなり、尾崎は慌てて教室へと向かった。
北校舎の三階にある、薄暗い302教室が、これから尾崎が卒業まで過ごす場所だ。
木刀や金属バットで破壊されて穴だらけになった壁を眺めながら、熱を帯びる股間を意識し始める尾崎豊。
思わず内股になりそうな自分をなんとか抑える。
すれ違うDQN兄さんの鋭い視線に、たまらない気持ちが沸き立つのに気づく。
自分がこの学校に戻ってきたのは間違いではなかったな、という確信を持てた。
A
蝶番が外れかけたボロボロのドアの前に立つ。
卑猥で淫靡な落書きや、IQの低そうな罵倒の文句で埋め尽くされたドア。
この先に、尾崎の求める天国があるのだ。
高鳴る鼓動を抑えながら、尾崎はゆっくりとドアを開いた。
ドアを開いたとたん、尾崎は全身を刺し貫かれるような感覚に襲われた。
窓ガラスが破壊され、ロッカーは歪んでひしゃげている。
スプレーアートとは名ばかりの、極彩色の落書きが方々の壁を埋め尽くしている。
床の上には煙草の吸殻の他、ビールの空き缶やウイスキーの空きボトル、菓子パンやピザが散乱していた。
紫煙ただよう薄暗い教室のなかには、まるで猛獣のように猛々しいDQN兄さんたちがいた。
ドアが開く気配に気づいたのか、一斉に尾崎の方へ視線を向ける。
上目遣いの、睨みつけるような挑発的な視線。無数の暴力的な意思が、尾崎豊という男に向けられている。
その強烈なプレッシャーに耐えかねた尾崎は思わずたじろいだ。
一歩、後ろへ後ずさる尾崎豊。思わず足元が僅かに滑った。
(何だろう?)
尾崎は反射的に足元を見た。
そこには使用後のコンドームがあった。
精液が大量に詰まっているせいか、その中身はグニャグニャで、尾崎は新品の上履きでそれを踏みつけていた。
「ひいっ!」
尾崎はその感触に驚き、思わず悲鳴をあげる。そのまま足を思い切り滑らせ、床に後ろ向きに倒れた。
尻餅をついた尾崎豊に向かって、DQN連中の嘲笑の声が沸き立つ。
B
(ここが、俺の目指したシャングリラだったんだ…。)
サディスティックなDQNの笑い声を全身に浴びながら、尾崎豊は喜びを噛み締めていた。
そんな尾崎の手の平の上を、一匹の巨大なゴキブリが這い上がっている。
しかしそんなことなど、今の尾崎にとってはどうでも良かった。
(今度こそ、俺は卒業するんだ!)
そういう強い意志が尾崎の胸の中で熱く燃え上がっていた。
嗜虐的な雰囲気の中で電気の走るような喜びを覚えた尾崎は、罵声を浴びながら立ち上がった。
そして愛想笑い…彼らにぺこぺこと卑屈な態度をとりながら、尾崎は開いている席に座った。
一方、教室の後ろのほうでは、長ランの前をはだけて股間を剥き出しにしたDQNのボスが、
何処からか拉致してきた真面目そうな女子高生にフェラチオをさせている。
顔が精液塗れで白濁した女子高生は、夢遊病のようにフラフラしながらDQNのボスの腰にすがり付いて喘いでいた。
何かクスリを用いられているな、と尾崎は思った。
呆けた表情で一心不乱でDQNのちんこをフェラっている女子高生の姿は淫靡だった。
その女子高生を、別のDQNが背後から犯そうと4タックの極太ボンタンを引きずり降ろした。
亀頭のカリに無数のパールを埋め込んだDQNのちんこは、思わず尾崎も息を呑むほど立派だった。
まるで巨木の根のように、無数に肉が盛り上がり、蛍光灯の明かりの下でヌメリと黒光りしている。
C
「さあ、今度は俺のちんこを喜ばしてくれよ!」
ちんこを晒したDQN男はそう言うと、嬉々とした表情で女子高生のスカートをたくし上げた。
すでにパンティーを降ろされていたらしく、女子高生の尻が丸出しになった。
生白く柔らかそうな尻の肉が、いかついDQN共の中で痛々しいくらい無残に晒された。
あちこちに蚯蚓腫れがあるのは、DQN達に散々折檻された痕だろう。
その丸みを帯びた尻に向かって、巨根を勃起させたDQNが思い切り突進した。
DQNの巨大な黒ちんこが、女子高生の柔らかな肉に思い切り食い込む。
「ひぎいっ!」
今まで呆然とフェラチオを行っていた女子高生が、教室中に響き渡るような甲高い悲鳴を上げた。
その声に、教室の方々でたむろしていた他のDQNたちが反応する。
「おらあっ!もっと締め付けろや!」
デカマラのDQN男は激しくスラストしながら、女子高生に向かって怒鳴りつけた。
柔らかな女子高生の尻の肉に、DQNの毛むくじゃらの下半身がたたきつけられる。
その鈍い打撃音が、尾崎の耳にも残酷に届いた。
デカマラのDQNが股間を突き出すたびに、女子高生は短く鋭い悲鳴を上げる。
「おい女、俺のちんこもちゃんとしゃぶれや…」
DQNのボスらしき大男は、女子高生を睨みつけながら静かに言った…物凄い威圧感だ。
D
女子高生は怯えた。上目遣いにDQNボスの表情を覗う。
ボスの面が鬼面のように怒りを帯びているのを見て、女子高生はもう一度怯み、竦んだ。
恐怖と暴力、そしてセックスで支配された関係…女子高生は必死にDQNボスのちんこをくわえ込む。
その女子高生の悲壮な表情をみて、尾崎は胸が張り裂けそうだった。
なのに、股間はギンギンに勃起している。
俺はなんてダメな人間なんだ、尾崎は激しく自己嫌悪に陥った。
股間が勃起し、痙攣を始めるまでに至った尾崎は、必死に自分の昂ぶりを抑えようと試みた。
先生は一体、いつ来るのか?
かつて教師はか弱き子羊の代弁者だと罵った尾崎は今、その薄汚れた大人の代弁者たる教師に縋ろうとしている。
そんな矛盾に気づかないほど、尾崎の脳は劣化していた。
繰り広げられる3Pに、教室中がやんややんやと沸き立つ中で、尾崎もまたその熱狂の中にいた。
むくつけきDQN男二人に、荒っぽく蹂躙される女子高生…その設定の卑猥さや背徳性に、尾崎もまた反応したのだ。
活目してその狂態を眺める尾崎は、学ランの上から自分の股間をこすり始めた。
手の平の中でビクビクと痙攣する自分のペニスもまた熱い。
あの清純そうな女子高生を犯している二人のDQNがうらやましいとすら思っていた。
ふと、尾崎はあることに気づいた。女子高生の顔である。
なんどもDQN達に顔射されたせいか、精液塗れで容貌が曇っていたが、どこかで見たことあるような、そんな感じだ。
尾崎は熱くなった股間から手を離し、オーラルとヴァギナを貫かれて悶える女子高生を注視した。
その表情、その面立ち、その目、口元…彼女のことを自分は確かに知っていた。
彼女はシェリーだった。(了)
『尾崎豊物語番外編 大甲子園』
@
「アナル開発学園硬式野球部 尾崎豊主将!」
「はい!」
尾崎豊は演壇の上に立った。遂に待ちに待った選手宣誓だ。
壇上からグラウンドを見下ろす。
そこには全国から集まった選りすぐりの肛門の持ち主たちが、下半身裸で整列していた。
むろんプラカードを持つ女子高生たちも下半身裸だ。
股間にうっすらと繁るデルタ地帯の恥毛が、夏風に煽られて揺れる。
女子高生たちは恥ずかしそうに俯いているが、彼女達の肉体は年相応に発育し、たわわで豊かだ。
生白い柔肌が夏の日差しを浴びて眩しい。ゆったりとした曲線を描くウエストからヒップのライン、
十代半ばの娘らしい肉付きのよい太もも…
整列した選手たちは、皆一様に勃起し、中にはオナニーを始めて係員に注意されるものまで出る始末。
壇上の尾崎豊も、自分の股間が充血してゆくのを感じた。
ライブでは何度も観客達の前で激しい痴態を演じてみせた尾崎だが、
青春真っ只中の爽やかな色気が漂うなかで、今まで感じたことの無い衝動が芽生えつつあった。
壇上に立つ尾崎豊。皆の視線が尾崎に集中…していなかった。
彼らは列の最前列で尻を丸出しにした、セーラー服の女子高生たちに夢中だった。
「うおおおっ!」
遂に耐えれなくなった選手の一人が、プラカードを持つ女子高生の下半身にしゃぶりついた。
ニキビ面を紅潮させ、汗だくで白い太ももにしゃぶりつく三分刈りの坊主頭。
「きゃあっ!」
甲高い悲鳴を上げてグラウンドに組み伏せられた女子高生は、そのまま坊主頭に両脚を押し広げられる。
黒々とした恥毛が満天の陽射しの元にさらされる。
A
「おおおっ!!」
他の選手たちの野太い叫びが響いた。
両脚を押し広げられ秘部を丸出しにされた女子高生は、そのまま坊主頭に抱えられる。
坊主頭は、女子高生を抱きかかえ、興奮する選手たちに向けて彼女の股間を開帳した…
うっすらと桃色に染まった秘肉の襞が、欲求不満の高校生たちの視線を釘付けに!
整列した球児たちに、興奮の波が起こる。溜め息と呻き声が次々と沸き起こり、今にも爆発しそうだった。
その反応を満足そうに眺める坊主頭。恥じらいながら抵抗する娘をガッチリと抱えて逃さない。
そのまま空いた右手で娘の陰裂をまさぐる。
娘は必死に脚を閉じようともがくが、何せ普段からの鍛え方が違う。
指先がクレバスの敏感な部分に達するたびに、腰を痙攣するようにビクつかせる彼女。
そんな娘の反応に、甲子園は燃え上がっていた。
遂に坊主頭は自分の隆々と勃起したペニスを女子高生のヴァギナにねじ込んだ。
立ち上がったまま、結合部を見せ付けるように挿入し、そのまま激しく腰を上下させる。
泣きながら嬌声を上げる女子高生の声が、白天の甲子園に無残に響き渡る。
しかし愛液が腿を伝い、グラウンドに垂れ落ちるころには、ケモノのような雄叫びを上げて二人して絶頂に達した。
絶頂後も結合を解かず、そのまま選手たちに性器を見せ付けたまま立ち尽くす坊主…
暫くすると、ヴァギナの辺りから、鮮血と愛液、そして濃厚な精液の混じった粘液がゆっくりと洩れ出る。
抱えられたまま、すすり泣く女子高生。満足そうに、空を見上げる坊主頭。
その様子を壇上で見下ろしていた尾崎豊は、ハッと我に帰った。
射精寸前にまで達していたオナニーを中断し、マイクを握り締める。
「試合開始!」
すると、堰を切ったように選手たちはプラカードを掲げる娘達に躍り掛かった。
悲鳴を上げながら逃げ惑う娘達を、半裸の坊主頭たちが追い回す。
そのまま押し倒し、一人の娘に対して数人掛かりで娘達への陵辱を開始する。
真夏の炎天下、聖なる甲子園で繰り広げられる狂宴…
そのとき尾崎は、何故かそこにやって来ていた見城徹の筋肉の押し抱かれていた。
野太い声で尾崎豊のアナルを犯す見城に、敏感に反応して喘ぐ尾崎。
汗だくのままの二人は、何度も何度も射精を繰り返した。
そして甲子園が夕闇に眩むころ、精液と愛液にまみれた球児たちと共に、グラウンドに斃れ伏した。
熱闘甲子園、遂に開幕!(了)
『尾崎豊物語 最後の夜』
(1/2)
足立の裏路地に駆け込んだ尾崎豊は、そのまま急いではってん場へと向かった。
馴染みのはってん場で見城さんに似たステキなお兄様に出会い、肛門をイジメてもらうためだ。
「もうすぐだ。もうすぐ俺は、マッチョなお兄様たちのデカチンでアナルをほじくりかえしてもらえる」
涎も鼻水も拭わぬままに尾崎豊は走った。全裸で夜道を疾走する尾崎豊の姿に通行人の多くが悲鳴を上げる。
しかし尾崎豊の耳にその悲鳴は届かない。
「あと少しだ!あと少しで俺は、本当の自由に辿り着けるのだ!」
尾崎豊は笑った。走りながらクスクス笑った。そして何時しか大爆笑していた。
股間で勃起するペニスが走りながら振れて両腿に当たる。その感触に思わず感じてしまう尾崎豊。
このままだとたどり着く前に、射精してしまうな、と思わず苦笑した。
尾崎豊は立ち止まった。
「…はってん場に辿り着く前に、一発ヌいておいたほうがいいかな?」
尾崎豊は悩んだ。
あまりに早く射精してしまったら、せっかく自分を苛めてくれるお兄さん達に失礼にあたるのではないかと思ったのだ。
(2/2)
そう思った尾崎豊は、右手でペニスを掴んだ。
そして、勃起しても皮が半分以上被った仮性包茎のペニスをシゴき始めた。
「それと…快感を高めるために、予めあのクスリを仕込んでおいたほうがいいな!」
パラフィン紙に包まれた白いパウダーを取り出すと、それをそのまま思いっきり肛門に突っ込んだ。
電気が走ったような、そんな凄まじい快感が脊髄を駆け抜ける。
同時に勢いよく射精してしまった尾崎豊。
「あうう、うばがああっ!」
言葉にならない喘ぎ声を上げて地面でのた打ち回る尾崎豊の肉体は、
押し寄せる快感に耐えかねるように何度も何度も痙攣を繰り返し、暴れながら自分の肉体を引っ掻き、何度も打ち据えた。
そも痛みすら、今の尾崎にとってはたまらない快感であった。
「あと少しだ!あと少しで俺の天国へと辿りつける!」
再び立ち上がった尾崎豊は、脱糞したのも気づかずに走り始めた。
そう、夜の帳の中を、ただひたすら駆け抜けてゆく…。
翌朝、足立区の民家の庭先で、自分の糞に塗れて倒れている尾崎が発見された。(了)
『尾崎豊物語 業界の掟、調教・編サンプル』
その夢のなかで尾崎豊は、素晴らしい極楽天の中を漂っていた。
見城と須藤は、亀甲縛りにした尾崎豊を責めたてる。
「ああっ、凄いです御主人様っ!もっと、もっと私めをいじめ抜いてくださいましっ!」
アナルに巨大な黒バイブをねじ込まれた尾崎豊が悶える。
宙吊りにされた尾崎豊のペニスは隆々と勃起し、その先端からカウパー氏腺液を滴らせている。
その尾崎のペニスを、見城は力いっぱい握り締めてニヤリと笑った。
握られた瞬間、尾崎はあまりの快感に思わず体を硬直させ、ひぎいっ!と鋭い悲鳴を上げた。
「おいおい尾崎…幾ら気持ちよくたって、俺たちの許しなく射精したらダメなんだぜ…」
須藤は尾崎豊の苦悶の表情を見下ろしながら、蔑むように呟いた。
その口調…とげとげしく、悪意に満ち溢れた森江の言葉に、真性のマゾである尾崎は激しく反応してしまう。
「ああっ、ご、ごめんなさいっ!で、でも僕…僕もうっ!」
尾崎は体中を痙攣させながら悶える。
その尾崎のペニスをしごく見城の右手もまた、尿道や亀頭のヘリをたくみに刺激し、尾崎をさらに虐める。
尾崎豊はもう限界だった。
ビクついた尾崎のペニスを目敏く見つけた須藤は、素早く尾崎のペニスを口で咥える。
須藤の舌が尾崎豊の肉茎にからむ…唾液たっぷりのフェラ尾崎豊の亀頭を包み込み、一気にバキュームする。
一方見城はペニスから手を離し、尾崎の肛門に中指を挿しいれ、そこから前立腺をマッサージする。
すべてが尾崎豊の射精へと向けられた儀式…
そして数秒後、尾崎豊は射精した。
放たれた精液は、須藤の口からあふれ出す。
こぼれた精液は須藤の頬を伝い、見城は微笑みながらそれを舌で掬った。
『尾崎豊物語番外編 覚醒剤中毒の純愛・編』
集った観客たちの予想に反して、尾崎豊と岡村靖幸はその場で愛を交し合った。
雛壇の上のテーブルの上に身を横たえた尾崎豊は、岡村靖幸の胸に抱かれて満足そうだ。
岡村靖幸は、尾崎豊の体を抱き寄せて微笑むと、その唇を奪った。
まるで我が身を委ねるかのごとく、尾崎は岡村靖幸の熱き接吻を受け入れた。
ディープキス…尾崎と岡村靖幸は互いに互いの口吻を貪りあい、絡まる舌から粘液質な音が響く。
溢れかえった唾液が、尾崎の頬を伝い、顎の先端に雫となって溜まる。
「…僕のこと、愛してくれる?僕のことだけを愛して欲しいんだ」
尾崎はうっとりとした視線で岡村靖幸を見上げ、そう呟いた…甘い声で。
岡村靖幸は尾崎に微笑みかける。そのままもう一度唇を奪い、同時に尾崎の背中から股間に向けて手を這わせる。
その手は尾崎のブリーフの下に分け入り、巧みな指さばきで尾崎のペニスを玩ぶ。
熱を帯びて充血を始める尾崎自身…その感触を楽しむよう、岡村靖幸の指先は亀頭を撫で、裏筋をこすり上げる。
「ああうっ!」
尾崎のアナルに岡村靖幸の指先が侵入した瞬間、鋭い痛みが尾崎の肉体を貫く。
昨晩、自分を捨てて去った見城徹を思い出し、巨大なディルドで虐めて傷ついていたのだ。
岡村靖幸は、その尾崎の肛門の傷口に、自分の指の腹を押し付けて刺激する。
尾崎がマゾであることを知りぬいた、彼ならではの尾崎への愛情表現だ。
痛みの耐えられず、何度も喘ぐ尾崎。そのたびに体を痙攣させてすすりなく。
尾崎のペニスをしごき、なおかつ尾崎のアナルを虐める岡村の表情には、嗜虐的な笑みが浮かんだ。
観客達は泣いていた…美しい二人の男の艶姿、そこに神を見たのだ。
喝采の渦の中で、岡村は四つん這いになった尾崎のアナルを貫いた…こんどは、彼自身で。
尾崎は刺し貫かれたその瞬間、大きく体を痙攣させ、そのままステージの床に向かって大量に射精した。
そこには慈愛があった…見城徹にはない、人間と人間の信頼が、そこには芽生えていた。(了)
『尾崎豊物語 脚本 調教編』
@
尾崎 : 「見城さんっ! もうダメです!」
見城 : 「何だ尾崎、もう耐えられないのか、あ?」
尾崎 : 「…これ以上、これ以上やったら、ボクの肛門が千切れちゃいますっ!」
見城 : 「馬鹿野郎尾崎!そんなことで10代のカリスマになれるとい思ってるのか!」
尾崎 : 「…見城さん、ボ、ボク、でも」
須藤 : 「尾崎…お前は俺たちの真心が分からないのか? そんな薄情なやつだったのかお前はっ!」
見城 : 「全くだ、尾崎。 お前は俺たちが見出して売り出してやったんだぞ。 分かってるのか?」
尾崎 : (二人の目の前で、肛門から血を流しながらすすり泣いている)
見城 : (大きく溜め息を付いて)「…まあ、仕方がないか。 まだあまり開発されてないアナルだしな」
(見城は傍らにあるショルダーバッグを開け、中から何かを取り出す)
須藤 : 「見城さん、それ使うのかい?」
見城 : 「ああ、少しは痛みも和らぐだろうからな」(そう言ってパラフィン紙に包まれた白い粉を指先のとる)
見城 : 「ほら尾崎、こっちにケツを向けるんだ」
(須藤と見城は、泣いて蹲る尾崎の尻を強引に向けさせ、肛門に突き刺さった巨大なヴァイブレーターを抜き取る)
尾崎 : 「何を…一体何をするんですか、見城さん、須藤さんっ!」
A
須藤 : 「逃げるなよ、尾崎」
見城 : 「ああ、これはな、お前を気持ちよくさせる魔法のクスリなんだ」
須藤 : 「これでお前も、若者達の教祖になれるんだぜっ!」
(そういいながら見城は自分の指先の唾液を垂らし、その唾液まみれの指先で尾崎の肛門を優しく穿り返す)
尾崎 : 「ああっ! け、見城さん」
見城 : 「動くなよ尾崎…クスリがもったいないからな」
(傍らでは須藤が自らのペニスをしごき、半勃起したそれを尾崎の口元に押し付ける)
須藤 : 「しゃぶれよ、尾崎…ホラっ!」
(強引にクチを開かせ、その中にペニスをねじ込む須藤)
尾崎 : 「むぐうっ!」
(その瞬間、見城はクスリを盛った指先を、尾崎の肛門の深々とねじ込んだ!)
尾崎 : 「い、イく…イっちゃう!」
(天国へ上り詰める尾崎豊、そこで出会ったのは母さんの優しさだった。)
『尾崎豊物語 救世主伝説尾崎豊 1』
みなさん、尾崎豊は日本を救ったって知ってましたか?
首相暗殺を企む地獄のホモホモ軍団相手に一人で立ち向かったのが、あの日の尾崎豊だった。
次々と襲い掛かる地獄のホモホモ軍団のマッチョなアニキたち。
それをたった一人で受け止め、アナルで次々とヌきを決める尾崎の姿は、戦いの女神アテナのそのものだったという。
しかし尾崎は地獄のホモホモ軍団総帥、黒ちんこ男爵の魔の手に落ちてしまった。
そう、それはあの魔の薬…覚醒剤をアナルに突っ込まれてしまったんだ。
苦悶する尾崎豊の前で、勝利を確信したホモホモ軍団の総帥、黒ちんこ男爵。
叫びながら射精をくりかえす尾崎のアナルを、見たことも無い巨大な浣腸器で犯す黒ちんこ男爵の残虐さに
配下のマッチョアニキたちも戦慄を覚えたという。
しかし尾崎は屈しなかった。
アナルをズタズタにされ、全身うんこまみれ。さらには覚醒剤で意識が朦朧とする中で、最後の反撃に出たのだ。
「必殺、バキュームフェラ十人抜き!」
黒ちんこ男爵の巨大な黒ちんこを口にくわえた尾崎は、一瞬にして男爵の全ての精液を吸い尽くす尾崎。
さらに、恐れおののくマッチョアニキのペニスを、フェラと手コキ足コキ素股で次々とブチ抜いた…。
気づくと尾崎は、千住河原の民家の軒先に倒れていた。傷だらけ…そして息も絶え絶え。
死を悟った尾崎はしかし、満足そうに微笑む。
明るい日本の未来のために、命をなげうった尾崎の人生に、後悔の二文字は無かった。
「ああ、天使の歌声が聞こえる…」
それが尾崎豊の最後の言葉だった。(了)
『尾崎豊物語 春と修羅』
実は尾崎は地獄の魔物たちに襲われたんだ。
神の血肉を受け継いだ尾崎豊の肉体は、魔物たちにとっては最高のご馳走なのだ。
必死に抵抗する尾崎を叩きのめし、放尿脱糞マゾプレイで散々玩んだ魔物たち。
さあ、いよいよ尾崎の肉を喰らおうと、尾崎を宙吊りにして鞭打ちにし、火にくべようとしたそのとき、夜が明けた。
朝日に照りつけられて苦しむ夜の魔物たちは、次々に魔界へと逃げ帰ってゆく。
後に残された尾崎は、そのまま誰かの家の庭先に放置された。
尾崎豊は幸せだった。
地獄の魔物たちの激しい責め苦に、今までに感じたことの無い最高の快感を得ていたのだ。
糞にまみれ、ザーメンで穢された尾崎の肉体は、人類が今まで見出したことの無い至高のエロスのオーラを放っていた。
しかし尾崎には唯一つ、悔いが残った。
それは、生きたまま魔物たちに食い殺されるというカニバリズム的快感を体験できなかったことだ。
魔物の爪や牙に引き裂かれ、内臓を食い破られて骨までしゃぶり尽くされるという快感…。
それを思うと、死にかけた尾崎のちんこは再び勃起し、数分後に射精した。
それが尾崎にとって、最後の生命の雫だったにも関わらず。
力尽きた尾崎豊は、遂にその短い生涯を終えた。
『尾崎豊物語 まあどうでもいいや』
いや、尾崎豊は別名、宇宙刑事アナルというコードネームを持つ銀河大帝国の皇帝直轄特務機関の工作員だったのだ。
三つに割れたちんぽを持つ極悪宇宙人オウムと戦うために、時給950円で地球に派遣されたんだ。
極悪宇宙人オウムは、地球上でオウム真理教という地下組織を結成し、
創価学会という謎のユダヤ国際的組織とともに、地球人の肛門の貞操を奪おうと画策していた。
それにいち早く気づいた宇宙刑事尾崎豊は、彼らと戦うために自分を慕うファンを潜入させ、調査を開始した。
しかし悪の組織は尾崎ファンという愛と正義の戦士たちを拷問にかけ、尾崎の計画を全て白状させたんだ。
さらに彼らをオウム星人の手足とするために洗脳し、地球人に害を及ぼす魔人に変えてしまった。
バイト先の銀河大帝国から減給若しくは派遣停止の処分をチラつかせられ窮地に陥った尾崎豊は
単身、彼らのアジトである足立区千住河原の住宅の庭先に潜入した。
そして彼らの目の前で全裸で踊ってみせ、地球侵略を諦めるよう説得したんだ。決死の覚悟で。
が、一部の過激なオウム星人は納得せず、さらなるプレイを尾崎に要求する。
尾崎は泣く泣く、肛門の中に覚醒剤を挿入し、放尿脱糞マゾプレイを披露した。
さらに花びら満天サービスとして、集ったオウム星人一人ひとりを丁寧なフェラでヌいて差し上げた。
充分満足したオウム星人たちは、さらに尾崎のアナルを犯し、糞を食わせ、残った糞を尾崎の体に塗りたくった。
命を張った尾崎の願いを、オウム星人たちは聞き入れたのだ。その結果、地球は救われたのだ。
ただオウム星人に洗脳された一部の尾崎ファンはそのまま放置されてしまった。
そして彼らは、オウム星人の立ち去った後も洗脳の解けないままに
尾崎豊の復讐のために地下鉄にサリンを撒いてしまうという、大変な悲劇を起こしてしまったんだ。
このことだけが悔やまれる。
『尾崎豊物語 愛と死の狭間で』
実は尾崎豊は、悲しき運命を負った美しき愛の堕天使だったのだ。
天界で男神アポロンと禁断の愛を交わしてしまい、その罪を一身に背負い天界から追放されたのが尾崎豊。
人間へと転生した堕天使尾崎豊は、その罪ゆえに汚れた人間界で愛に彷徨うという罰を受けた。
数多くのファンや、素敵なアニキたちとの恋愛遍歴の中で、尾崎豊は真実の愛を発見しようと必死だった。
堕落した快楽に溺れ、ステディだったプロデューサーや編集者によって悪魔の薬を打たれる尾崎豊。
それは天界から追放された尾崎をさらなる地獄へ誘おうとする魔王サタンの陰謀だった。
そして尾崎は人間界においても穢れ、汚れてゆく…ああ、何て悲しき宿命なのでしょう!
しかし、しかしだ諸君!それでも尾崎は、心の純粋さを失わなかったのだ。
男神アポロンとの純愛、それこそが尾崎の真実の愛であった。
その愛の灯火が消えない限り、どんなに汚れていっても彼は希望を捨てなかったのだ。
だが天界の掟を破り、禁断の愛に陥った天使である尾崎豊を、人間たちは決して許さなかった。
尾崎ファンやオウム真理教信者という、尾崎の心の美しさを真に理解した者達の必死の擁護も虚しく、
尾崎豊は無知蒙昧な人間どもによって追いつめられてゆく…。
そしてあの日の夜、ついに尾崎は運命の時を迎えた。人類に絶望した尾崎豊…覚醒剤の酩酊の中で彼は思った。
男神アポロンの力強い抱擁や、熱き接吻、肉の交わりの記憶が交錯する中で、尾崎豊は遂に旅立ちを決めた。
覚醒剤の影響だったのだろうか、足立区千住河原の裏道の先に尾崎が見たのは、神々の住まうオリュンポスだった。
そこには春風のような優しき微笑みで尾崎を迎える、あの男神アポロンが!
尾崎は衣服を脱ぎ去り駆け出した…アポロン、待っていてくれたんだね!
それが悪魔たちの陰謀とは知らずに。
太陽神アポロンとの邂逅を果たすことなく、尾崎豊はその日の夜、過酷な運命の幕を閉じた。
尾崎の肛門に刺された一輪の忘れな草。それはアポロンが密かに尾崎に捧げた献花だというのは永遠の秘密だ。
忘れな草、forget me not…何時までも君を忘れないよ尾崎、君との愛の語らいを。by アポロン(了)
『尾崎豊の歌に隠された真理』
@
尾崎の歌を理解するというのは、いい加減なファンが語ることとは全く異なるんだよ。
正しき尾崎ファンは失われた12支族の最後の生き残りであり、
かつて全銀河を支配した古代火星文明を受け継ぐ気高い種族なんだ。
尾崎の歌の歌詞は、実はその古代火星文明の秘密の暗号が織り込まれており、
それを読み取る能力があるのは尾崎ファンたちだけなんだ。
だから安易に尾崎の歌に浮かれてナントナク流行に乗ってるだけの原始的な地球人は、
安易な考えしかできない野蛮人に過ぎないんだよ。
バイクに乗って走り出すという歌詞についても、安易な尾崎ファンの解釈は間違っている。
夜の帳と称される漆黒の闇の奥の特殊空間に、バイクと呼ばれる転送マシーンに乗って
時速12000キロメートルで飛び込むことで、エキストラハイスペースと呼ばれる16次元の空間にたどり着けるのだ。
そこは失われた古代火星人たちの高度な残留思念が鎮座する神聖な場所であり、
そこで彼らの崇高な意思の中に自らを溶け込ませ、遥かなる哲学的思考や全銀河の行く末などを語り合うのだ。
その場所にたどり着くことができるのは、尾崎豊の歌詞を正しく理解できた気高き火星人の末裔たちだけであり、
一般のレベルの低い地球人ファンには到底不可能なのだ。
だから尾崎豊を理解していない人は、彼の歌に秘められた宇宙的な暗号メッセージを読み取れず、
キレイゴト、もしくは単純に良い言葉と捉える過ちを犯すのだ。
A
ついでに言うと、「忘れな草」というのは古代火星文明の国花だったんだ。
今から52億6800万年前に、火星文明がアンドロメダ大星雲に遠征に行った時、
火星帝国皇帝であるシェリー閣下がその花の美しさの魅かれて、持ち帰ったものだ。
尾崎が歌で歌った、「糞溜めの中で埋もれそうな、小さな忘れな草」とは、
火星文明の崇高な理性が、堕落した地球文明の中に埋もれてしまう、そういう危機感を歌った歌なんだ。
だから尾崎豊が死んだとき、肛門に一輪の忘れな草が刺さっていたんだよ。
火星文明の復興は、オレのウンコを糧にして成し遂げてほしい、そういう尾崎のメッセージだったんだ。
現在地球文明圏では、安易な尾崎ファンが蔓延し、彼らの安っぽい挙動が正統な尾崎ファンに迷惑をかけている。
まったく口惜しいことであり、こうした事態が続くことで我ら正統な尾崎ファンまで貶められてしまってる。
だから正統なファンまで、ただ学校でグレた不良だと単純に思い込まれている。
その苦しみや屈辱から逃れるために、正統な尾崎ファンであり古代火星文明の正統な継承者である我らは
夜な夜な超空間特殊転送マシーン「盗んだバイク号」に乗り、16次元のエキストラハイスペースに精神転送をするんだ。
真の理性との交流を図り心の安定を取り戻さなければ、繊細な我ら正統尾崎ファンの神経は疲弊しきってしまう。
地球文明の今を生きるのは、苦労が多いと思わないか?
『尾崎豊物語外伝 尾崎、愛の遍歴』
尾崎は15の夜に処女を喪失したんだ。
ダンスホールで知り合った素敵なお兄さんと共に過ごした熱い夜に、尾崎は女の悦びを知ってしまったんだよ。
そして17歳の夜に、遂にアナルでのオルガスムスを知ったんだ。
シーツの上に広がる鮮血と精液のシミ…それは尾崎のSEVENTEEN'S MAPだった。
同時にそれは、イノセンスからの卒業だったんだ。
卒業…ノーマルの窓を叩き割ってアブノーマルな社会に踊りだしていった尾崎のちんこは、勃起しまくっていたんだ。
マッチョなアニキたちの野太い歓声を浴びる中で、尾崎は歌い、叫び、躍りくるった。
スポットライトの中、熱いアニキたちの眼差しに貫かれながら、尾崎豊は何度も絶頂に達した。
射精、脱糞、放尿、そして過酷なマゾプレイ…尾崎の若く放埓な肉体はそのつど激しくわなないた。
そんな客席に、一人の男がいたんだ。
名前は見城…そう、尾崎豊を真のカリスマに仕立てたマッチョなおじさまだ。
見城は尾崎を誘った…ある春の夜、ホテルの一室で尾崎は、禁断の愛を知ってしまったんだ。
魔の薬の味とともに。
見城の逞しい腕の抱かれながら、尾崎はかつてないほど昇りつめる。
野太い見城の息吹の中で、尾崎は薔薇色の夢を見たんだ…そう、求め続けた本当の自分を発見したんだ。
そして疾走、暴走、破滅…めくるめく快楽の中、現世と幻の狭間で尾崎は燃え上がり、燃え尽きたんだ。
「もっと愛してください、見城さん…」
それが尾崎豊の最期の一言だった。(了)
『尾崎豊物語外伝 尾崎豊、死の真相』
尾崎豊を殺したのは、国際的ユダヤ組織の命を受けたアメリカ中央情報局の謀略だったんだ。
実は尾崎は世界の命運を握る重要人物だったんだぜ。
尾崎豊を慕う尾崎ファンという中2病集団が、来るべき世界革命の革命戦士になるというのを知ってしまったんだ。
ユダヤ組織とアメリカは慌てた。
そこでフリーメーソンと相談し、なおかつ旧KGBの情報将校などと連絡を取り合い尾崎を追いつめていったんだ
ある春の夜、尾崎が夜道を全裸で散歩していると、
尾崎が今まで見たことも無い巨大なちんちんを勃起させたマッチョに出会ってしまった。
思わず生唾を飲み込む尾崎は、我慢しきれずにその巨大なちんちんにしゃぶりついた。
そのままその巨大ちんちんを自分の肛門にねじ込んでいった。
もちろんそれは罠だった。
その巨大ちんちん男はCIAの放った暗殺者であり、ちんちんにはたっぷりとクスリが仕込まれていたのだ。
尾崎の肛門の中で大暴れする巨大ちんちんに、尾崎は何度も絶頂を向かえ、脱糞しながら射精を繰り返す。
精根尽き果てた尾崎はそのまま千住河原の民家に放置され、天に召されてしまった。
そして尾崎豊原理主義者たちの集い、革命戦争の際には主戦力なるはずだったオウム真理教は、
尾崎を殺した悪の軍団に対する復讐のためにテロを引き起こしてしまう。
尾崎の望んだ世界革命の成就する日は、いまだ遠い。(了)
尾崎豊は神だと思っている。
14年ほど前の4月のある日に友人と東京の足立でストリーキングしてた時の話。
親友と3人でコートの前を広げ自慢の粗チンを道行く女性に御披露していると、尾崎豊が乱入してきた。
足立の裏道にマッチした所々染み付きの白いモッサリブリーフ一丁のみのライトないでたちで。
尾崎豊が「俺はいっつもコレ一本」と言って、覚醒剤のパウダーを手に取り肛門に挿入しようとすると、
そばのサティアンにいた層化信者やΩ教団のメンバーが「尾崎豊は神!」「尾崎豊は神の子!」と騒ぎ出し、
尾崎豊が戻ってきてくれて尾崎本人による即席脱糞オナニーショー鑑賞会になった。
学会の集会所に13,4人ほど居合わせた信者全員の前で三色旗を使い尻穴の糞とザーメンを拭ってみせた。
信者の半分が国家転覆を目指すΩの幹部だと解った尾崎豊は引きつった顔と血走った目で励ましてくれた。
そして尾崎豊は「ヴヴァバァ〜」と今度は覚醒剤を経口摂取して夜道を駆け出し、辺りは静かになった。
私と親友は尾崎の人格破壊っぷりに興奮しつつ教団奉仕を終え、お布施を上納しようと出家信者を呼ぶと、
修行服姿の出家信者さんが尾崎が駆け込んだ民家を指差し、ハングル交じりの言葉でマントラを唱えつつ
「今日の在家信者の上納分は尾崎が出してくれましたから。また教団奉仕に来てくださいね」と。
あれには本当にびっくりした。
尾崎豊は神だと思っている。
12・3年ほど前のある日に友人と東京の某教団のサティアンで尾崎豊のフィルムライブを鑑賞してた時の話。
フィルムが切り替わり突然「戦いか!破滅か!」というテロップが流れ始めると、突然教祖様が入室してきた。
解脱者のつもりなのかなにやら経文らしきものをブツブツ唱え、肥え太った豚のようないでたちで。
教祖が「尾崎豊ファンのキミ達!お前ら本当に自由か?」と言って、客席の尾崎ファン達を睥睨すると、
そばに侍っていた出家信者達が「尾崎豊は我らの同志!」「尾崎はアメリカが殺した!」と騒ぎ出し、
教祖は頷きながら尾崎ファンは選ばれた民だとか終末の時が迫ってるとか熱弁を振りはじめた。
サティアンに20人ほど居合わせた尾崎ファンの殆どが教祖に同調し身を打ち震わせ熱い涙を流していた。
教団が国家転覆を目指すカルトだと解った私達は騙されたことに気付き何とか逃げようと出口を探した。
そして教祖は「戦いか破滅か!」と今度は座禅を組みピョンピョン跳びはね経文を唱えながら宙に浮いた。
私と親友は天井から伸びるピアノ線に苦笑しつつセミナーを終え、黙って帰ろうとで出口を目指すと、
修行服姿の出家信者が前に立ち塞がり、ハングル交じりの言葉でマントラを唱えつつ
「今日はこのまま帰しません。入信して頂かないと。貴方の住所は分かってるんで逃げられませんよ」と。
あれには本当にびっくりした。
尾崎豊は神だと思っている。
30数年ほど前のある日に友人と尾崎豊の地元の朝霞の公園で遊んでいた時の話。
親友と包茎ちんちんを晒しておしっこの飛距離を競っていると、むさ苦しい風体の中年男達が近づいてきた。
住宅街の公園にそぐわない汗臭い染みだらけの作業服の上下という場違いないでたちで。
中年男が「坊や達、俺のちんちんをしゃぶってくれないか」と言って、僕らの手を掴み押さえつけようとすると、
そばで野糞をしていた尾崎豊がズボンをずり上げて近付き、中年男達に「僕しゃぶる!」「僕の肛門も舌で拭って!」
と騒ぎ出し、 中年男達が大喜びして尾崎一人相手に4Pでくんずほぐれつ始めた。
公園の休憩所に他に13,4人ほど居合わせた中年男達までも相手にし、お口と肛門でヌき全員をタップリ満足させた。
中年男達の半分がここのはってん場の常連だと解った尾崎は満面の笑みで口づけを交わしていた。
そして尾崎は「キミ達大丈夫?」と今度は我々に向き直り上気して赤ら顔の中年男達と公園を去り静かになった。
私と親友は尾崎のハードゲイぶりに興奮しつつオナニーを終え、中年男達を捕まえてもらおうと警察を呼ぶと、
エナメルレザーの短パン着用したアメリカンポリススタイルの警官達が公園の出口を指差し、
「今日は尾崎が連続15人抜きして疲れてますから。変わりに今度はキミ達が我々に奉仕してくださいね」と
我々を羽交い絞めにしてズボンを引きずり下ろした。あれには本当にびっくりした。
尾崎豊は神だと思っている。
20年ほど前のある日に友人とさる都内のソープに艶々のお姐さんと入浴しに行った時の話。
親友と3人で時間内無制限素又生尺アナル三本締めに励んでいると、フラリと尾崎豊が入店してきた。
変装のつもりなのか黒いサングラス目深に被ったハンチング帽といったバレバレないでたちで。
尾崎豊が「あの、制服プレイを」と真っ赤な顔でモジモジ言って、股間を両手で押さえつつ服を脱ごうとすると、
店内にいた泡姫達が「尾崎豊さんここはソープよ!」「尾崎豊さんこういうとこ初めて?!」などと騒ぎ出し、
赤面して俯く尾崎豊を全裸にひん剥き集団ローションプレイで絡み合いを始めた。
店内に13,4人ほど居合わせた泡姫全員相手に店内の前立腺刺激用ディルドを使い何度何度も昇天していた。
泡姫の半分が三色旗を掲げる層化の女子部員だとわかった尾崎豊はいい笑顔でぶっかけた精液を拭ってあげていた。
そして尾崎豊は「延長!」と今度は泡姫達を前に仁王立ちになり隆起したチンコを見せると店内は騒然となった。
私と親友は尾崎豊の絶倫ぶりとチンコの小ささに苦笑しつつ素又プレイを終え、会計を済ませようと店員を呼ぶと、
黒服の店員さんが尾崎(9センチ)の浴室を指差しながら、ハングル交じりの言葉でマントラを唱えつつ
「今日のお客さんの分は尾崎豊さんが出してくれましたから。また来てくださいね」と。
あれには本当にびっくりした。
『尾崎豊物語 伝説のアナル、受難の時・編』
@
全裸で勃起ちんこを晒したまま自分探しをする尾崎豊。
それはまさに変態そのものだったが、贅沢は言ってられない。
すると街角でマッチを売る少女に出くわした。
「マッチを買って下さい」
少女はか細い声で尾崎豊に頼む。
「ごめんよ、お金が無いんだ」
と、尾崎豊は全裸勃起したまま断った。
「それなら、私のハートに火をつけて!」
マッチ売りの少女は突然そう叫ぶと、いきなり尾崎豊の勃起包茎ちんこを握り締めた。
「う、うおっ!」
突然の刺激に、思わず呻く尾崎豊。
少女の柔らかな手の平が、熱く腫れ上がった尾崎豊の肉茎を包み込み、そのままゆっくりとグラインドを始めた。
「先に、あなたのマッチに火をつけてあげるわ…その後は、わたしを思いっきり燃え上がらせてっ!」
少女はそういうと、上目遣いで尾崎豊の顔を見上げ、悪戯っ気たっぷりに微笑んだ。
(そ、そんな…もうボク、だめだよぉ、僕は見城さんの肉奴隷なんだから)
尾崎豊は硬直した。しかし、高まる快感は股間の茎を痺れさせ、もはや爆発寸前だった。
「おいコラッ!おまえ何やってるっ!」
快感に呻く尾崎豊の背後から、突然野太い叫び声がした。
A
「やばっ!見つかった!」
マッチ売りの少女はそうくと、射精寸前の尾崎豊のペニスを手放し、駆け足で路地に逃げ込む。
「ま、待ってようっ!ボク、まだ終わって…」
逃げる少女の背中に向かって、尾崎豊は苦しげな声で言う。
しかしその瞬間、尾崎豊の肩を毛むくじゃらの巨大な手がムンズと掴んだ。
「おい、何だったら俺が終わらせてやろうか、ん?」
そういうと毛むくじゃらの大男は、尾崎豊の見ている前でいそいそとパンツを下ろし始めた。
毛むくじゃらの大男の股間にぶら下がるイチモツは、まるで大砲のように巨大だった。
焦る尾崎豊。このままでは危険だ。
しかし尾崎豊のちんこは見る見るうちに隆起し、ガマン汁を先端から滴らせながら天に向かって起立してゆく。
さあ、どうする尾崎豊!
…もちろん予想通りの展開になった。
毛むくじゃらの大男の手コキで散々放精させられた尾崎豊は、萎びたペニスを晒しながら仰向けに横たわった。
高いビルに囲まれた薄汚い大都会の片隅。普段、スモッグのかかった夜空は今日に限って澄み渡っており、
ビルの稜線に囲まれた無機質な空間から仄かな輝きを放つ星々が見える。
「ああ、なんて美しい星空…星に手が届きそうだ」
尾崎豊は、倒れ付したまま夜空を見上げ、そう呟いた。
夜風が尾崎豊の頬を撫でる。同時に萎びたペニスの辺りで黒々と密生する汚らしい陰毛を煽った。
尾崎豊は動かない。いや、もう動けないのだ。そして尾崎豊はゆっくりと眠りに落ちた。
B
目が覚めて尾崎豊は驚愕した。なんとそこは繁華街のど真ん中だったのだ。
まぶしいネオンライトに照らされた人々が好奇の目で全裸の自分を見つめている。
尾崎豊は恥ずかしさで顔を真っ赤にした。すぐに立ち上がり、人の輪を掻き分けて夜の帳を走り出す。
「なんで、マジかよ!うおーっ!」
またしても悲惨な目に遇うであろうことを尾崎豊は確信した(無論その通りの展開になる)。
遠くパトカーのサイレン音が聞こえてきた。
焦る尾崎豊、いそいで肛門に覚醒剤をねじ込み、証拠隠滅をはかる。
「くそっ。誰かが通報したな!余計なことしやがって!」
みずからの非常識な姿をまるで返りみず尾崎豊は歯がみした。
横を見ると足立区の民家に通じる細い路地がある。
「捕まって、たまるか!」
尾崎豊はそこに駆け込んだ。
裏路地に駆け込んだ尾崎豊はそのまま約束の血であはってん場へと向かった。
馴染みのはってん場でステキなお兄様に出会い、肛門をイジメてもらうためだ。
「もうすぐだ。もうすぐ俺は、マッチョなお兄様たちのデカチンでアナルをほじくりかえしてもらえる!」
涎も鼻水も拭わぬままに尾崎豊は走った。
全裸で夜道を疾走するカリスマの姿に通行人の多くが悲鳴を上げる。
しかし尾崎豊の耳には届かない。
C
(あと少しだ!あと少しで俺は、本当の自由に辿り着けるのだ!)
尾崎豊は笑った。走りながらクスクス笑った。そして何時しか大爆笑していた。
股間で勃起するペニスが走りながら振れて両腿に当たる。その感触に思わず感じてしまう尾崎豊。
ふと、尾崎豊は何かを思い出すように立ち止まった。
(…はってん場に辿り着く前に、一発ヌいておいたほうがいいかな?)
尾崎豊は悩んだ。
あまりに早く射精してしまったら、自分を苛めてくれるお兄さん達に失礼にあたるのではないか、そう思ったのだ。
尾崎豊は、走りながら右手でペニスを掴んだ。
そのまま勃起しても皮が半分以上被った仮性包茎のペニスをシゴき始めた。
(あと少しだ!あと少しで俺の天国へと辿りつける!)
夜の帳の中を駆け抜ける尾崎豊。目指すはってん場の前には既に警察による非常線が張られていることも知らずに。
■
捕らえられた尾崎豊は、そのまま警官達に署へ連行された。
怯えて糞便をもらす尾崎豊を見下ろしてニヤニヤと嘲笑う警官たち。
サディスティックな警官の一撃で尾崎豊は昏倒し、そのまま意識を失った。
目が覚めるとそこは、コンクリートで囲まれた取調室の中だった。
D
天井から裸電球が一つぶら下がり、同じように尾崎豊も天井から全裸で縛られたままぶら下がっている。
肉に食い込む荒縄の締め付けが痛い…でも気持ちいい。
室内には様々な拷問道具が並ぶ。
肛門拡張クスコ、一升瓶ほどもある巨大な浣腸器、前腕ほどの大きさのヴァイブレーター…。
尾崎豊は戦慄した。しかし何故だろう、尾崎豊の股間は勃起し、肛門から熱い汁が流れ出す感触がする。
「…それはおまえが変態だからだよ」
突然、尾崎豊の背後から声がした。
縛られたままの不自由な姿勢で、尾崎豊は声のする方へ苦労しながら顔を向けた。
そこには、下半身丸出しの警官たちがズラリと並びんでいた。
レイバンのサングラスを掛けた彼らの顔は白い歯を剥き出して笑っている。
「ひいっ!」
尾崎豊は鋭く悲鳴を上げた。
そして事態は尾崎豊の予想したとおりの進んだ。
E
肛門に巨大なヴァイブレーターを挿入されて悶える尾崎豊に向かって、薔薇ムチをビシビシと振り下ろす警官たち。
「あううっ!もっと!もっとお〜」
四つん這いになりながら尾崎豊は喘いだ。あまりの快楽に体をよじる。
勃起したペニスは既に何度も射精し、リノリウムの床には精液は飛び散っている。
そしてヴァイブのスイッチが入れられるたびに尾崎豊は尻をヒクつかせて悶え、再び勃起する。
「けっ!この豚野郎が。ご主人様の許しなく勝手に射精してんじゃねえぞ!」
警官の一人が尾崎に向かって大声で怒鳴り、薔薇鞭を尻に振り下ろす。
「お、お許しくださいお巡りさん!も、もう僕、ガマンができなくて」
尾崎豊は泣きながら答えた。
しかし尻にムチが振り下ろされるたびに激しく勃起し、カウパー氏腺液を滲ませてしまう自分を抑えることが出来ない。
そんな尾崎豊の痴態を軽蔑したように見下ろす警官たち。
そして突然、警官の一人が、肛門に突き刺さっていたヴァイブをいきなり抜いた。
「どうして抜いてしまわれるのですご主人様!お願いです!なんでもしますから私の肛門をもっと痛めつけてください!」
懇願する真性マゾのゲイボーイこと尾崎豊を冷たい目で見下ろす警官たち。そして一言冷たく命令した。
「そこで糞をしろよ…」
警官達の軽蔑の視線の集まる中で、泣きながら脱糞する尾崎豊は、これこそ本当の自分なのでは、と一瞬思った。
そのまま泣きながら自分のうんこを食べる尾崎豊…しかし何故だろう、こんなに嬉しいのは?(了)
『尾崎豊物語・番外編 猫耳ロリータ受難・編』
@
(…クソッ!!小学生だと思って甘く見てたぜ!)
尾崎豊は今、人生最大の危機に直面していた。
まさかこんな小娘・ミーナにこれ程のフェラテクがあるとは思ってもみなかったのだ。
すでに彼女の抜群のフェラで3度も絶頂に至り、たっぷりの精液を放出してしまった。
見た目はガキ。しかもキュートな猫耳。確実にローティーン。
確かにロリータ尾崎豊の完全なストライクゾーンではあった。
だがミーナはそのあどけない見た目とは裏腹に、とんでもないフェラテクの使い手でもあったのだ。
尾崎の勃起ペニスは、その絶妙な舌技に敏感に反応してしまう。
ミーナのアグレッシブな口撃に、尾崎豊のスタミナはどんどんフローしてゆく…このままではまずい。
■
「ぐ、があっ!」
けたたましい叫び声とともに、尾崎は遂に4回目の射精を許してしまった。
あまりの快感に身体を打ち震わせながら、尾崎は充血した肉茎から大量の精液を吐き出す。
ミーナは放出された尾崎の精液を口の中で受け取り、それを美味しそうに飲み込んで微笑む。
口から溢れた精液を指先で丁寧にぬぐい、それもまた舌で舐めとる。
A
(何て…何て小娘なんだ。この俺がこんな娘に翻弄されてしまうなんて!)
キャッキャとはしゃぐミーナの目の前で崩れ落ちた尾崎は、そのまま地面に突っ伏した。
「どう、おにいさん。もうこうさんする?」
ミーナは尾崎を見下ろしながら、嬉しそうに微笑んだ。
「このままでは、俺はこの小娘に精気を全て吸い取られて死んでしまう…どうしたらいいんだ?」
尾崎は悔しそうに呟く。
しかし、再び尾崎の肉茎をくわえ込んだミーナのフェラテクに、再び反応してゆく自分を抑えることはできなかった。
■
めくるめく快感の中でヘイドレクは、かつてステージで熱狂した過去を思い出す。
多くの観客たちが、自分ひとりを求めて集ったあの栄光の日々。
俺が叫べば、客達は俺に呼応するように湧き、俺が憂えば、客達もまた溜め息を漏らす。
俺は、あの時全てを支配していたのだ。そうだ、俺こそこの国に降り立った最後の天使、尾崎豊だ!
射精寸前まで勃起しきったペニスを抜き払うと、ヘイドレクはそのまま幼い少女の上にのしかかった。
そして、驚愕する小娘を睨みつけ、尾崎は叫んだ。
「お前のような小娘に俺が屈すると思ったのか!」
叫びながらミーナのワンピースを破り、泣きわめきながら抵抗する彼女のパンティーを千切り取った。
「大人をなめるなよ小娘!本当の男の凄さを、お前に教えてやるわ!」
部屋中い響き渡る大声で叫んだ尾崎は、甲高い悲鳴を上げるミーナの両脚を押し広げた。
まだ未成熟で、恥毛も生えていないヴァギナが露わになる。
蛍光灯の光の下でそれは、僅かに潤みながら息づいているようだ。
B
「フェラはプロ級だが、ここはまだ未開発のようだな小娘…俺こと尾崎豊が初めての男になってやろうか、ん?」
「キャーッ!誰か助けてーっ!」
恐怖のあまり泣き叫ぶミーナ。
しかしその叫びも尾崎の中に眠る蛮性を呼び起こしただけだった。
殆ど隆起していないミーナの乳房を尾崎の無骨な手が掴む。
大暴れするミーナの身体を押さえつけて、豆粒のような乳首を舌で玩ぶ。
素晴らしい味だった…ロリータ尾崎豊の本性が燃え上がる。
(俺はゲイじゃない…あれは15の夜にハンサムなお兄さんに手ほどきを受けただけだ…)
尾崎の鼻息は荒くなる。
大きく押し広げられたミーナの股間を指先でいじりながら、尾崎は爆発しそうな自分を抑えるのに必死だった。
(俺はホモじゃない…見城さんに教えられたのは、あれは一時の気の迷いに過ぎないんだっ!)
もう限界だった。
尾崎は硬直しきった自分のペニスを引っ掴むと、指先でミーナのヴァギナを押し広げる。
まるで穢れを知らない花弁が、尾崎の目の前に晒された。
そしていよいよ…俺はこの娘を!
C
「待て!動くな貴様!」
挿入寸前の尾崎の背後から、突然怒鳴り声が響いた。
同時に多くの足音が部屋に突入し、尾崎の周りを取り囲む。
「な…なぁっ!」
言葉にならない声を上げる尾崎。
床で尾崎に組み伏せられ泣き叫ぶミーナ。
ミーナの上にのしかかり、勃起したペニスを握り締める尾崎。
そしてその周囲を取り囲み、敵意のこもった目で尾崎を睨みつける警官たち。
唖然とする尾崎。
警官達の中からトレンチコート姿の初老の刑事が歩み出て、尾崎の目の前に立ちはだかった。
その目付きはいかめしく、凄まじい憎悪と嫌悪に満ちていた。
「きさま…きさまは獣か!こんな年端も行かぬ娘を犯そうなどとっ!」
そういって大きく振りかぶった刑事は、その拳を尾崎の顔面に叩き込んだ。
凄まじい衝撃が尾崎を襲う。
吹き飛ばされ壁に激突した尾崎は、その瞬間気絶した。
同時に射精した尾崎は、床に倒れ伏したのち、もう一度大きく痙攣した。
その表情は、とても嬉しそうだった。(了)
『尾崎豊物語・番外編 真夏の果実・編』
@
「かあさんっ!かあさんっ!」
躍動する若き肉体…節々まで漲るような精力が少年・尾崎豊から溢れ出ている。
窓から差し込む初夏の陽射しが、尾崎豊の頬を刺す。
尾崎はもう一度母を呼ぶ。
「かあさんっ!…ねえ、かあさんってば!」
自室の椅子から立ち上がった尾崎は、そのまま扉を開けて階段を降りた。
何故か尾崎は笑っている。階段を大きな足音を立てながら降りた尾崎は、母のいる台所の扉を勢いよく開けた。
「…か、母さん?」
扉を開けた瞬間、尾崎豊の笑顔は凍りついた。目の前の光景が信じられなかったのだ。
扉のノブを左手で掴みながら、尾崎立ち竦んでしまった。
台所の採光窓から差し込む朝日の中に、尾崎豊の母は居た。普段通り、尾崎に優しく微笑みかけてくる。
しかし何かが違った。
A
「豊。やっと起きたの、遅いでしょ?」
この言葉もいつもと変わらぬ柔らかな口調だ。そう、そこまではいつもの母であった…しかし!
逆光の中で立つ母は全裸だった。
その股間には、黒々とした巨大なペニバンが巻き付けられていた。
20センチは優に超える巨大なシリコンラバーコーティングのディルドは、不気味な鈍い輝きを放っている。
爽やかな初夏の陽射しの中で、その存在感は異様だった。
母は食卓の椅子から立ち上がるとゆっくりと尾崎に歩み寄った。
歩みを進めるたびに母さんの股間に装着されたディルドが大きく揺れる。
「駄目じゃない、豊。もっと早く起きなきゃ。学校に遅刻するでしょ…」
母はいつもと変わらない笑顔で語りかけてくる。
しかし、笑顔で細くなった目から漏れる輝き…尾崎の本能をチクリと刺激する何かがあった。
「で、でも母さん、今日は学校は…学校は休みだよ」
立ち竦んだまま尾崎はそう答えた…そのまま口の中にたまった唾液を飲み下した。
額に汗がにじむのを感じる。心拍は早鳴る。
母は尾崎の目の前にまで近付くと、そこで立ち止まった。
全裸の母は中年太りしている。弛んでだらしなく下に垂れた乳房、ドス黒く大きい乳輪、丸々と迫り出した太鼓腹。
くたびれた中年女特有のくすんだシミだらけ肌から、強い加齢臭が漂う。
B
「そ〜う、今日は学校お休みなの…」
母はそう呟くと、もう一度大きく微笑んだ。その微笑みのまま、尾崎に顔を近づける。
ほんの数センチの所で母の双眸が止まった。
尾崎の緊張を読み取ったのか、母はそこで一瞬真顔になり、直後に歯をむき出して笑った。
「ひいっ!」
尾崎は思わず声を出して驚いた。
母の、不気味に赤く染まった唇の間から、黄色く濁った前歯がギラリと光った。
犬歯はまるで猛獣のように巨大に伸び、その先端は残酷なほどに尖っている。
尾崎は震えながら、もう一度母さんを見た。
恐怖に支配された今の尾崎にとって、僅かに視線を動かすだけでも全身全霊の力を要した。
そして見たものは…赤く不気味に染まった魔物の目だった。
「うっ、うわああーっ!」
尾崎は搾り出すように悲鳴を上げた。同時に失禁してズボンとブリーフを汚す。膝がガクガクして全身が震える。
もはや立っていられず、そのまま崩れるように膝から床に倒れた。
いつの間にか大便まで漏らしていたらしく、床には短パンの裾から漏れ出た大便が散らばった。
「ひいいっ!」
尾崎は遂に泣き出した。そしてもう一度、縋るような思いで母さんの方を見た。
見上げると母さんは嘲るような目付きでを見下ろしていた…あの優しげな母はもう何処にもいなかった。
涙ぐむ目で母を見る尾崎に向かって、まるでくだらないものを見てるかのように視線を返す母。
C
母は視線を移す。視線がキッチン絨毯を汚す尿や大便を捉えた。
その瞬間、母の表情は一変した。怒気が顔一面に漲り、顔全体が瞬時に赤銅色に染まる。
いきなり尾崎のシャツの胸倉を掴んだ。
「豊!貴様なにをしでかしたっ!このボケナスがあっ!」
そのまま尾崎の胸を突き飛ばし、尾崎は思い切り床にたたきつけられる。
「…か、かあさんゴ、ゴメンなさいっ!ボ、ボク…あの」
尾崎は涙ながらに謝った。しかし恐怖と恥辱で上手く言葉にならない。涙を流しながら必死に母さんの顔を見る。
母さんの顔は怒りで大きく歪み、もはや人間のものとは思えなかった。
(殺される!)
尾崎はそう直感した。
すると突然、母の表情が変わった。今まで赤銅色に染まった表情が、スッっと平静に戻る。
少し目線を宙に向け、何かを考えている。
(…な、何考えているの?母さん!)
尾崎は何か嫌な予感がし、不安げに母さんの表情を見上げる。
暫くすると母さんは何かを思いついたらしく、ゆっくりと尾崎に目線を向けた。
「…床を掃除しなきゃね、豊。あなたが。こんなに汚しちゃったんだから」
全く抑揚の無い声で、母は言った。
D
尾崎は母さんの命令通り跪くと床に口を近づけた。
大きく口を開けて舌を突き出すと、先程自分が垂れ流した尿や便を掬い取り、そのまま食べた。
凄まじい悪臭で吐き気がした。
「オラアッ!もっとちゃんと食べるんだよっ!モタモタすんじゃねえっ!」
母さんはそう叫ぶと、手にした革鞭で尾崎の丸出しの尻を思いっきりしばいた。
「あうっ!」
尾崎は悲鳴を上げた。
尻の肉に鋭い痛みが走る。皮膚は裂け、その傷口から血が滲み出している。
そこを狙い再び母は鞭をたたきつけ、泣き出す尾崎の様を見ながら高笑いを繰り返す。
そんな痛みに身体を震わせながら、もう一度床に口を付けて自分の糞便を口に含み、泣きながら嚥下した。
「…アハハハッ!この豚野郎、自分のウンコ食ってやがるぜ!アハハハハッ!」
母さんはなおも笑った。同時に右手で自分の股間に仕込んだペニバンの茎をシゴきだした。
「待ってなよ豊!全部掃除し終わったら、貴様の汚いケツを犯してやっからよっ!アハハハハッ!」
その間も尾崎は延々と床に散らばる自分の糞便を食べ続けた…泣きながら、そして少し喜びながら。(了)
『井上嘉浩青年物語 春の夜の夢、そして憂い・編』
@
井上青年は孤独だった。
彼の心の葛藤を高らかに歌い上げてくれたのは、尾崎豊だった。
中学2年。自分とはいったい何なのか?そういった葛藤が日々、彼の心の中で繰り広げられる。
本当の自分らしさ、本当の自分にはいつ辿り着けるのか?
自宅の自室で彼は悩んだ。
カセットデッキには尾崎の歌のテープが回る。
尾崎の、決して器用ではない叫ぶような歌声が、抑え気味のボリュームで、小さいスピーカーグリルを通して室内で響く。
学習デスクの上には、今週発売された「BOMB!」、その下にはこの間書店で購入した「デラペッピン」が、共にお気に入
りのグラビアページに広げられている。
先ほどまで読者投稿欄のエッチ体験記事を見て軽く興奮していたのだ。
井上青年はまだ童貞だった。
まだ見ぬ女性器に思いをたけ、広げられたグラビアページのアイドルにそれを重ね合わせた。
少し際どい水着を着けて、カメラ目線で読者に微笑みかけるアイドル達に、青臭く熱い本能的な衝動が湧き出る。
A
井上青年の脳裏に様々なイメージが過ぎる…中学校の同級生の女子生徒達のブラウスから透けるブラ紐、制服のスカ
ートの裾から覗く生白い脚、緩やかで柔らかな曲線を描く女体の輪郭に思わず鼓動が高鳴る。
しかしその原始的なリビドーは向かう先を見出せずに自分の中に留まったまま、激しく自分の理性を攻撃する。
疼く下半身。 熱を帯びる股間の茎。
(俺はこんな低俗な人間なのか?尾崎!)
グラビアのアイドルの放埓な肢体を舐めるような目でなぞる。彼の興奮は高鳴ってゆく。
股間に添えられ、しっかりと茎を握る右手は、その動きを徐々に速める。
緊張感が、熱を帯びながら徐々に挙立する茎へと集まってゆく。
集中力はグラビアに、そして自分の中で高まってゆく快楽の制御に向けられる。
解き放たれるタイミングを推し量り、右手はその動作を時に速め、時にためらい勝ちにペースダウンする…。
突然、彼の股間に疼痛に似た電撃的な快感が走った。
同時に「うっ!」という短い唸りを上げ、目を閉じる井上青年。
高鳴った鼓動がさらに激しさを増し、力んだ股間から、快楽の衝撃が出口を求め一気に迸る…。
井上青年は吐き出された精力の残滓を眺めた。
先ほどまでの快楽の波が過ぎ去った後、どうしようもない虚しさが心に去来した…。
(尾崎、俺はこれでいいのか?)
サリンが撒かれる11年前の、ある夜の出来事だった。(了)
『尾崎豊物語番外編 業界の掟、悪魔の宴・編』
@
「紳士淑女の皆様、お待たせいたしました…これからこの巨大なディルドを、この肉便器男のケツにぶち込みま〜す!」
ボンテージの女神さま、キャサリンがそう叫ぶと、客席は一気に沸いた。
それを一礼して受ける女神キャサリン…巨大な乳房がブルルンッ!と弾む。
尾崎の尻に向き直ったキャサリンは巨大なディルドを手で掴むと、尾崎の肛門に先端をぴたりと当て
た。同時に「ウリャ!」の掛け声とともに一気に腰を押し出し、尾崎の肛門内にディルドをぶち込んだ。
「うぎゃああー!」尾崎は絶叫した…凄まじい激痛が全身を突上げる。
覚醒剤で痛覚神経を沈静させても、括約筋が引き千切れる痛みは想像以上だった。
塗りこんだローションも意味を成さないほど、キャサリンの肛門調教は過酷だった。
ブチブチブチっ!と尾崎の肛門括約筋の筋繊維が引き千切れてゆく。
熱き血潮は腸内を伝い、腿を流れてステージ上に流れてゆく。
しかし気持ちいい! 痛いにも関わらず、尾崎は同時に快感にも目覚めていた。
肛門を虐められると同時に、キャサリンが尾崎のペニスを手コキし始める。
尾崎のペニスは熱を帯びて膨張し、痙攣し始める。
キャサリンの指の腹が亀頭の縁を巧みにこすり上げる。
その痺れるような快感が尾崎を刺激し、肛門をより引き締める。
A
「ああっ…あああっ!」
短い喘ぎとともに尾崎は、ステージの床に向かって精液を放出した。
しかしそれでも快感は止まなかった。
キャサリンのディルドが尾崎の内臓をかき回すたびに尾崎は喘ぐ、
そして尚も手コキを続けるキャサリンの巧みな技に反応し、再び勃起を始めた。
「素敵ね、尾崎…。もう、こんなにしちゃってw」
キャサリンは目の前で喘ぐ尾崎の痴態を見下ろし、嘲るように笑った。
肛門から血を垂れ流し、四つん這いで悶え泣く尾崎…それは完璧に調教されたマゾ奴隷だ。
ここまで尾崎を調教してのけたキャサリンの手際に、客席の見城徹は軽く嫉妬を覚えた。
その見城の目の前でさらに強くの肛門をかき回すキャサリン。
そして激痛の快感の波の中で、尾崎は失神し、同時に失禁した。(了)
@ ウンコをしたいのにトイレが
____ \ 行列だ〜〜〜! /
トイレ . | ゚ 。 ゚
┌‐┐ | O O O O O O ヽ〇ノ ゚
| ゚| |ノ| ノ| ノ| ノ| ノ| ノ| / ガーン!!
|. | | || || || || || || /\
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
A
____ ウンコのニオイでコイツらを
トイレ . | \ 追い払ってやる /
┌‐┐ | O O O O O
| ゚| |ノ| ノ| ノ| ノ| ノ| ブリブリ… 〇
|. | | || || || || || _| ̄|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
B \ ヤッター!/ \ ク サ イ よ 〜 /
____
トイレ . | ヽ〇ノ プ〜ン 。゚ 。 ゚ 。 。 ダッ
┌‐┐ | | ( ( ヽOノ ヽOノ ヽOノ ゚
| ゚| | ノ> ) ) ニ 三 / ニ / ニ /
|. | | | il ● /> /> />
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
C
____
トイレ . | /
┌‐┐ | あれ?なぜかウンコが出ない…
| ゚| | \
|. | | ●
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
『尾崎豊物語・番外編 ラストライブ』
ついに主役交代である。観客の目の前で尾崎豊は泣いた。泣きながら尻を見せ、ステージ上でラスト脱糞オナニー。
絶叫する観客の声を聞きながら、覚醒剤で血走った目を空に向け、目をつぶる尾崎。
その閉じた瞳からは、熱い涙がこぼれ、頬を伝う。
「尾崎!やめないで!」
観客達の悲痛な叫びが尾崎に向けられる。しかし尾崎豊は、少し寂しそうに微笑むだけだ。
尾崎はもう一度、観客たちに尻を向けた。
散々開発され尽くした汚らしい肛門が観客たちの目の前に再びさらされる。
肛門の周りには、先ほどマッチョ兄さんの浣腸プレイ調教の際にひねり出した糞のカスがこびり付いていた。
観客達の興奮は高まる…それを背中で感じ取った尾崎は、懐からトイレットペーパーのロールを取り出した。
ゆっくりとトイレットペーパーを引き出し、手元で丸める尾崎、そしてそのペーパーの塊を肛門へ…。
その瞬間、観客たちは悲鳴を上げた。
「尾崎!ダメ、ダメだ尾崎!」 「尾崎!尻を拭くな!そんなことしたらもう俺たちは何を信じて生きてゆけばいいんだ!」
ほとんど恐慌状態に陥った信者たちの声…しかしその声は、今の尾崎には届かない。
尾崎が手にしたトイレットペーパーは自らの肛門に触れた、そして、そして…
尾崎の肛門は、ついにトイレットペーパーで拭われてしまった。
呆気にとられた尾崎信者たちに一礼した尾崎は、今まで見たことも無いようなすっきりした笑顔で笑った。
完全に狂ってしまったのだ。
そしてそのまま一礼すると、一人寂しく檜舞台を後にした。
ステージには、一塊の糞と、調教プレイで放出した精液、糞をぬぐったトイレットペーパーだけが残された。(了)
『尾崎豊物語番外編 15の夜、愛の地獄・編』
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バー「オルフェ」のドアを開けると、そこは肉の洪水だった。
一糸纏わぬ男女の肉体が複雑に絡みあいのた打ち回っている。
部屋の方々で歓喜の呻きが上がるたびに、その肉の氾濫はわななく。
「…な、なんですかこれ!どういうことなんです?須藤さん!」
尾崎は見城と須藤の方を振り向いて言った。そのまま絶句してしまった。
そこには全裸の須藤と見城が立っていたのだ。
須藤は全裸で、股間からは仮性包茎のペニスが勃起させていたが、
見城の手には、黒々とした巨大なペニバンが握られていた。
バーの薄暗い照明の中でそれは、不気味に鈍い光を放っていた。
「な、一体どういうことなんです?貴方達はいったい、何なんですか!」
「尾崎、こういうことであよ。見ればわかるよね」
須藤は尾崎の目をジッと見つめながらそう言い、ニヤリと笑った。
「ふ、ふざけないでください!こんなこと最低ですっ!」
尾崎は叫んだ。するとバーの中で絡み合っていた無数の男女の動きが突然止まった。
嘗めるような視線が尾崎に注がれる。尾崎はその視線が自分の肉体を這うのを強く感じた…耐えられないほどに。
視線の圧力に気圧された尾崎だったが、なんとか気を持ち直した。そして須藤に向かって叫んだ。
「貴方がそんな人だとは思いませんでした!そこをどいてください!僕、帰りますっ!」
しかし須藤も見城も動かない。尾崎の目を見つめたままニヤニヤ笑う…おかしい、何かが。
A
突然、尾崎は背後から抱きすくめられた…見城徹だった。
筋肉の盛り上がった図太い腕で、尾崎の肉体を抱きしめると、いきなりその手を制服の裾に差し入れた。
そのまま尾崎の乳首を指先で探った。
「なあ尾崎、そんなこと言わないで、一緒に楽しもうぜ」
見城は尾崎の耳元で囁いた。熱く甘い吐息を尾崎の耳へと吹きかける。思わずゾクッと体が反応してしまう尾崎。
抵抗しようとしたが見城の指先は既に尾崎の乳首を玩ぶ。もう一方の手は尾崎のブリーフの中に侵入し、股間を探る。
そして尾崎のペニスをつまむと、慣れた手つきでペニスをしごき始めた。。
「何するんですか、止めてください!」
尾崎は抵抗する。しかし見城の指先の動きに反応してしまう自分を抑えることが出来なかった。
見城の指先が蠢くたびに身体は熱くなり、力が入らない。
「大丈夫だよい尾崎…俺に任せろよ」
見城が再び囁いた。
ふと前を見ると須藤が立っていた。熱い視線で尾崎を見下した須藤は、ゆっくりと顔を尾崎に近づける。
そして尾崎の顎を上に向けると強引にキスをしようとした。
「ん、止めてください!」
尾崎は顔を背ける。しかし須藤は尾崎の顔を自分に向けさせると唇を重ね、一気に舌を挿入させてきた。
須藤の舌は尾崎の上唇から歯茎を這い、門歯の間に割り込もうとする。
少しタバコ臭い息が尾崎の口腔の中を満たした。
「尾崎、もっとリラックスしろよ。本当のお前の姿を、俺達がわからせてやるよ…」
見城は尾崎のペニスを鷲掴みにし、力強く握った。その中指が尾崎の亀頭の包皮をめくる。
見城指が敏感なカリを直に刺激した瞬間、尾崎は自分が勃起してゆくのを感じた。
B
カウンター席の脇に設けられた簡易ステージの上で、尾崎は須藤のペニスをしゃぶらされた。
密集した須藤の陰毛が尾崎の鼻先をくすぐり、塩気のある汗の匂いが尾崎の鼻腔を満たす。
(…息苦しい)
尾崎は思った。喉奥まで侵入した須藤の亀頭が尾崎のディープスロートを塞ぐ。吐き気が尾崎を襲う。
しかし須藤は容赦せず尾崎を責めた。腰を前後にグラインドさせ、両手で尾崎の頭を掴み股間にグイグイと押しつける。
尾崎の口の中で須藤の陰茎が怒張し、あふれ出しそ うだった。
その陰茎の熱さが、尾崎の本心とは裏腹に尾崎の中に眠る本能を昂ぶらせた。
「ああっ、尾崎凄いよっ!豊の舌がボクのチンコを這い回って…ああっいいっ、もうイキそうだよ!」
須藤が喘いだ。するとバーに集う客達から歓声が上がる。
(…見られている!)
尾崎は思った。バーの客達の視線が自分の裸と、陰茎を咥え込む自分の口元に注がれているのを強く感じた。
須藤の陰茎は益々熱く怒張し、尾崎の口の中で痙攣を始めた。
「お、尾崎っ!俺もうダメだっ…うっ、ああっ!」
須藤は一際大きな喘ぎ声を上げると陰茎を大きく痙攣させ、尾崎の喉の奥に向かって大量の精液を吐き出した。
熱い精液が尾崎の喉から鼻腔まで達し、一瞬息が詰まった。
「ゲホッ、ゴホッ!」
と、尾崎はむせた。
その瞬間、バーの客達がワッと大声を上げた。
尾崎はその喧騒の中で一人蹲り、喉の奥から溢れる大量の精液を口から手に吐き戻した。
(…身体が言うことを利かない)
尾崎はボーッとする頭でそう思った。
C
「尾崎、本番はこれからだよ…」
うずくまる尾崎に向かって、見城が声を掛けてきた。思わず振り返る尾崎。
そしてその目に飛び込んできたのは巨大な倍日レーターをかざす見城の姿だった。
見城の目から放たれる強い視線を感じた尾崎は、本能的に身をすくめた。
見城の目には、紛れも無い狂気が宿っていた。
「大丈夫だよ尾崎。いきなりで刺激が強かったみたいだが、こんなのすぐ慣れるさ」
見城は尾崎の傍にしゃがんだ。尾崎をうつ伏せにさせると、腹の下に手を差し入れ尻を大きく上に向かせた。
抵抗する尾崎。しかし見城の力は強く、消耗しきった今の尾崎ではどうすることもできなかった。
見城は小皿の中にオリーブオイルを注いだ。その様子を息絶え絶えのなかで見つめる尾崎。
茉莉子の視線に気付いた見城は振り向くと、尾崎に向かって微笑んだ。
「大丈夫だよ尾崎…これは、とても気持ちよくなる薬だよ」
見城はそう言うと、傍らのハンドバッグから白い粉の入った小袋を取り出した。
その端を少し破ると、先ほどの小皿の中にサラサラと流し込み、それを薬指で優しくかき混ぜた。
「さあ尾崎、こっちにお尻を向けてごらん?」
見城は言った。尾崎は躊躇する。うつ伏せの姿勢のまま尾崎は動かずにいた。
すると見城は強引に尾崎の腰を引き寄せ、尻を持ち上げた。
その尻をバーの客達に見せ付ける。
バーの客達は溜め息交じりでその尻を眺めた。尾崎の形の良い尻が、バーの照明の中で白く輝いた。
D
尾崎はバーの客達の視線を感じ、激しく動揺した。
(…みんなに見られている)
そう思うと顔が真っ赤になった。激しい羞恥が尾崎の感情を昂ぶらせる。
「…尾崎、また勃起してきたな」
見城が笑った。
事実その通りだった。尾崎の思いとは裏腹に、身体は素直に羞恥プレイに反応している。
尾崎は遂に泣き出した。今までの自分が崩れてゆく…そう思うともはや溢れ出る感情を抑えることが出来なかった。
「…ひぎいっ!」
いきなり肛門に刺激が走り、尾崎は悲鳴を上げた。見城の指先が茉莉子の肛門に侵入してきたのだ。
先ほどのオイルで濡れた指は、事のほかスムースに尾崎の肛門に突き刺さった。
尾崎はそのショックで思わず逃げようとする。しかし見城の腕で腰を抱えられて、それは叶わない。
見城の指先が尾崎の肛門の中でゆっくりと這い回る。指先の薬が直腸内部の粘膜に塗りつけられてゆく。
バーの客たちが再びざわめきだした。しかしその声は尾崎には遠くから響いてくるようにしか聞こえなかった。
既にクスリが回ってきたのだ。
暫くして尾崎は床の上で動かなくなった。クスリが彼女を覚醒させ、陶酔の世界に堕ちてしまったようだ。
意識はあるものの自分の身体が自分のものではないような、そんな気持ちだった。
身体のアチラコチラが熱く脈打っている。
精神は混濁し、目の前の風景が突如輝きだした。様々な思考やイメージが駆け巡る。
肛門は熱く締まり、それとともに勃起したペニスが股間で脈打っている。
「そろそろだな…」
見城は呟いた。尾崎を見つめる見城の目は…まるでモノを見るように冷ややかに醒めていた。
E
壇上で四つん這いにされた尾崎を、見城は背後からバイブレーターで責める。
巨大なバイブレーターが尾崎の肛門を刺し貫き、直腸の奥まで深く沈む。
「ああっ!あがあっ!あひいっ!」
尾崎は大声を上げて悶えた。全身を大きく震わせ、髪の毛を振り乱して暴れる。
見城のバイブレーターが突き出される度に、尾崎の若き肉体は大きくうねる。
バーの客達の興奮は最高潮に達した。見城の調教が終われば尾崎の肉体は彼らに捧げられるのだ。
今や遅しと待ち侘びる彼らの目は血走り、鼻息は荒い。
「尾崎…もう一度頼むよ。これから長い付き合いじゃないか。もう一度君の口で俺をイカせてくれ」
突然須藤が声を掛けてきた。
須藤は壇上で喘ぐ尾崎に近づくと、髪の毛を掴んで尾崎の顔を持ち上げた。
快楽と苦痛に歪んだ尾崎の顔は紅潮し、汗ばんだ額に後れ毛が張り付いている。
須藤は尾崎の頬を掴み口を開けさせると、既に回復し隆々と勃起した陰茎をその中にねじ込んだ。
「…ゴフッ!」
いきなり喉を亀頭で刺激され尾崎は咳き込んだ。
しかしすぐに須藤の陰茎にしゃぶりつくとそれを舌で舐め回し、亀頭を思いっきり刺激した。
数分後、尾崎は叫びながら絶頂に達した。床の上に大量の精液を放ち、痙攣する尾崎。
それと同時に須藤も陰茎を痙攣させ、尾崎の口の中へ本日2回目の射精をした。
その様子を満足気に見つめた見城は、尾崎の肛門からペニバンのディルドを抜き去った。
黒いシリコンラバーでコーティングされたそれは、尾崎の肛門からの出血で血まみれだった。(了)
『救世主尾崎豊列伝 世紀末にこだまする阿鼻叫喚、わが名は尾崎豊・編』
@
一方、教団は大混乱だった。
教団時間で1億7千万年(地球時間で約10年)続いた教団が崩壊の危機に瀕していたのだ。
教団のグルである教皇オルガスムス麻原は、上九一色村にある巨大なサティアンの中で機動隊に包囲されている。
もはや教団の命運も今や風前の灯であった。
「な、なんということだ。長らく続いたこの偉大なる教団が、こんな形で終わってしまうなんて…」
グルはそう呟くと、玉座の上で頭を抱え、うな垂れてしまった。
「教団を潰せ!」「麻原はつるし上げた上で豚の餌にしろ!」
口々に叫ぶマスコミたち。教団付きの超能力者や武装親衛隊たちの果敢な攻撃にもめげず、
次々と警備ラインを突破してきた警察機動隊たちの意気は軒昂し、その憤りは天を衝くようだった。
「おおっ! グル様。何とお労しい…」
教団幹部で最高女官、クーイ・フェラチオーナ石井はオルガスムス教皇に向かって嘆いた。
凄まじく発達した乳房、神が作りし最高傑作と噂されるほどの見事なヒップラインからスラリとのびる見事な美脚。
大きく切れ込んだミニスカートから覗く完璧なラインの腿は宮廷中の話題を攫うほどだ。
しかし今は違った。咲き誇る薔薇の花弁のような瑞々しい口唇は悲しみに歪み、サファイアの瞳は悲しみに沈んでいた。
「おお、フェラチオーナよ。良くぞ今まで朕に尽くしてくれたぞよ。感謝いたす…」
麻原、いやグルはフェラチオーナを見つめながら嘆いた。
「しかしもうお終いだ、この帝国はまもなく終焉を迎えるのだよフェラチオーナ。」
グルはフェラチオーナ石井を抱き寄せる。
「あの愚衆共に蹂躙され穢されて終わるのだよ。さあ、フェラチオーナ。早くこのサティアンからお逃げ!」
グルは悲しげに微笑みながら、フェラチオーナに優しく語りかけた。
A
その声は慈愛に溢れ、フェラチオーナをはじめ教団の美しき肉便器、ではなく女官達の心を打った。
玉座の間に集った侍従や侍女達は皇帝の慈悲に対し、感激のあまり声を上げて泣き出すものもいた。
「何を仰ってるんですか皇帝様!」
グルの弱音を聞くなり、フェラチオーナ石井は敢然と言い返した。
「我々宮廷侍従及び侍女達は皇帝様を見捨てて逃げるくらいならばこの場で皆殉ずる覚悟でございます!」
普段とは打って変わった勇ましい態度は、グルとベッドで戯れているときには決して見せないものだ。
「そのような慈悲はむしろ…むしろ、辛うございますっ!」
フェラチオーナは絞り出すようにそう叫ぶと、玉座の前で崩れ落ち、激しく慟哭した。
西日さす宮殿の玉座の間で、悲しみにくれる幹部信者たち。それを目の前に、グルは心揺さぶられた。
目を瞑り、しばし沈思した。今までの教団のセックスイニシエーションに思いをはせる。
色んな乳房をしゃぶり、色んなヴァギナを犯し尽くした法悦の日々。
神の名を騙り、バカな連中を上手く騙しとおして手に入れたハーレム。
まだ、婦女子を犯したりない…グルは肥え太った下腹部に埋もれるペニスを熱く滾らせながら思った。
ここで無残に死ぬわけにゆかぬ…オルガスムス麻原教皇の心は決まった。
グルは玉座からスクッと立ち上がった。そして突然のことに驚く幹部信者たちを睥睨し、大きく深呼吸をした。
無数の目がグルたる自身に注がれるのを感じる。
彼らは多くを失った。教団の栄光、教団の未来、そして酒池肉林セックス天国。
我こそが立たねばならぬ、それが偉大なるグルこと教団最高指導者たる我に課せられた使命だ!
B
「皆の者、聞くがよい! 我らはここでむざむざとあの愚衆共に殺されるわけにはゆかぬ!我らこそ真の神々の僕だ!」
グルは肥え太った体を前に乗り出し、叫んだ。
「我らこそ神の王国を受け継ぐ気高き神だぞ!さあ剣を取れ!奴ら虫ケラ共に教団の誇りを見せ付けてやるのだ!」
グルのブタの悲鳴のような叫びは、朗々とサティアン内に響き渡った。
グルの叫びに慄然とする幹部信者たち。しかしブタの悲鳴のような聞き苦しい叫びは、彼らの狂った心を揺さぶった。
そしてサティアンの広間に詰める信者の中にゆっくりと、そして力強くうねりが広まった。
教団の誇り…それは彼ら信者の狂った頭の中に残った、最後の拠り所だ。。
「うおおーっ!」
教団最強の狂信的信者たちは雄叫びを上げた。超能力開発ヘッドギアを被り、武器サリン撒布器を手にする信者たち。
それを眺めながらグルは満足そうに微笑んだ。
「…グル様。オルガスムス麻原教皇様!」
ふとの背後からグルを呼ぶ声が聞こえた。
グルは臆病者のようにビクッと驚き、太った体を揺さぶりながら振り返った。このとき少しチビってしまったのは秘密だ。
C
「何だ、教団超能力戦士諜報部所属預言者ロリピザニートではないか。」
すると預言者ロリピザニートはグルに素早くにじり寄り、グルの耳元で小声で囁いた。
「グル様、大丈夫です。この戦いは我らが勝ちます」
ロリピザニートはそういうと、ヒヒヒと薄気味悪く笑って見せた。
(我らが勝つ?まさか!…ここで適当に暴発して死なばもろとものつもりだったのに)
グルは信じられないといった面持ちでロリピザニートに向き直った。
「我らが勝つ?それは確かなのか! 今、我らは殉死覚悟で最後の出撃を行うところなのだぞ!」
グルは預言者ロリピザニートを睨みつけた。
「本当なのかロリピザニート! 貴様、下らん戯言を抜かすつもりなら許さぬぞ!」
元来卑怯者のウソツキだったグルは、内心ビビリまくりながら激しく迫った。
預言者ロリピザニートは一瞬気おされて後ずさったが、再びグルに向き直る。
そしてこんどは今までにも増して決然とした口調でグルに具申した。
「救世主が天から参ります。彼こそこの教団を救う神の御子となるでしょう」
そこで預言者ロリピザニートは一度大きく息をついた。 そしてサティアン中に響き渡るような大声で叫んだ。
「我ら帝国を救う救世主、その名は尾崎豊!」(了)
『アーナンダ正悟師・井上嘉浩青年物語2 青春の混迷、そして失望・編』
@
「なあ、お前らそう思うだろ!今の社会じゃ、今の教育環境じゃ、俺達の本当の個性や才能は押し潰されてしまうんだよ!
お前ら、それで何とも思わないのか?」
昼休みの教室で、井上青年は拳を振り上げ熱弁を振るっていた。
その表情は真剣そのもの、溢れかえる憤りを抑えかねるように、口角泡飛ばしながら同級生たちに向かって訴える。
「…何言ってんだよ、井上」
同級生たちは困惑ぎみだ。
「もっと真剣に考えろよ!俺達は大人達に騙されてるんだよ!」
井上青年は尚も興奮して叫ぶ。
「尾崎は、尾崎はそんな俺達の悩みや苦しみを、俺たちの代わって代弁してくれてるんだよ!」
井上青年は立ち上がり、教室中に響き渡るような大声で怒鳴った。
「…」
同級生たちは絶句した。
井上青年は激しく苛立つ。
友達達はみな怪訝そうな目で井上青年を見る。誰も井上青年の言うことを真剣に受け入れてくれない。
「なあ井上、尾崎が好きなのは判るが、ちょっと入れあげすぎて…」
困惑した同級生の一人が、井上青年に小声で応じる。
「何で判らないんだテメエら!尾崎も言ってるように、今、俺達が何とかしなければ、本当にダメになっちゃう…」
しかし井上青年は遮るように言い返す。
同級生達は困ったような顔をして目を逸らした。
そうした態度は井上をさらに掻き立てる。しかし友人達は無言だった。
A
井上青年は、ふと目線を感じ、ゆっくりとその方向を見る…真奈美が自分のことを見ていた。
井上青年はそれを意識したとたん、今までの勢いが急に削がれ、言葉が詰まる。
真奈美と一瞬目が合う。すると美恵子はハッとしたように目を逸らし、周りの友人達との会話戻る。
井上は戸惑った。 今まで興奮していた自分が急に恥ずかしくなった。
その時、五時限目の授業のチャイムが鳴りはじめた。
井上青年の周りにいた同級生たちは、いそいそと自席に戻っていった。
■
「まだ誰か教室に居るかな…」
校舎3階の渡り廊下を急ぐ井上青年。教室に入ろうとすると、教室の中から数人の話し声が聞こえる。
井上青年は廊下側の窓から、教室を覗いた。
そこには彼の友人や、真奈美たちがおり、楽しそうに談笑している。
少し安心し、扉に向かおうとした井上青年。
「…井上君、最近ヘンだよね〜。さっきだってあんなに興奮して尾崎、尾崎!って」
「!」
彼らの話が聞こえた。
(俺のことを話している?)
井上青年は扉の前で立ち止まった。そのままの姿勢で教室の中の話し声に耳を傾ける。
B
「根は真面目な奴なんだけどな、あいつ…ちょっとあそこまで思いつめると正直、なあ。」
武夫が面倒くさそうに話す。
「だろ!、今日だって尾崎豊の曲の入ったテープを聞け、聞け!って押し付けてくるんだよあいつ。」
ノブがそれを受けて答えた。
「俺達の悩みを代弁してるとか何とかって…そう言わてもなあ」
そのやり取りを聞き、井上青年は扉の前に立ち止まったまま、歯をグッと食いしばった。
「そういえば真奈美。さっきさあ、井上君に睨まれなかった?」
ユミが真奈美に尋ねた。
「…うん。」
困ったような声で、真奈美は答える。
「気をつけたほうがいいよマナ、井上君、マナに気があるみたいだし」
ユミのその言葉に、井上青年の全身が固まった。
額に汗がにじみ、口に溜まった唾液をゴクリと飲みこむ。
「ああ、アイツ、真奈美のことが前から好きみたいだったぜ」
ノブの声。
(もしかして、ノブも気づいてたのか?)
井上青年は、何か彼らに裏切られた、という気がした。
「そうだなぁ、そういやあよく見てたもんな」
武夫だ。
C
井上青年は扉の前で、拳をグッと握り締めた。
強く握り締められた拳は、皮膚が青白く変色する。
背中がブルブルと震える。井上青年は俯いたまま歯を噛み締める。
「でも真奈美は、健司君のことが好きなんだよね〜。こないだも一緒に」
冷やかすようにユミが言う。
(健司…?健司って、あの3組のバスケ部にいるアイツか?)
井上の目の前が瞬時に真っ暗になった。すると、
「もうやめてよ美穂〜、喋んないでよ!」
真奈美が慌てて叫ぶ。
それと同時にみんなの笑い声が上がり、教室が湧いた。
真奈美の恥ずかしがる声と、それに入り混じって彼らの冷やかす声が聞こえる。
だが全てが、何か遥か遠くから聞こえてくるようだった。
井上青年の立ち竦む扉の前の辺りだけ、喧騒が掻き消えた。
ただ教室から洩れ聞こえる話し声が、突き刺さるように井上の鼓膜に届く。
D
気づいたら井上は走り出していた…流れる汗も拭わぬまま。
全力疾走で校門を走りぬけ、下校途中の生徒達の群れの中を駆け抜ける。
下校途中の生徒達は一瞬、怪訝そうに井上青年の走り去る背中を見た。
しかし大して気にもせず、再び友人達との話に戻る。
晴れ渡った午後の陽射しが、閑散とした住宅街のアスファルトを優しく照りつける。
その只中を、井上青年は只一人、全力で走り去ってゆく…一度も振り返ることなく。
■
家に帰ると、呼びかける母親の声も無視し自室へ駆け込んだ。
そのままベッドに体を投げ出す。
不安、恐怖、緊張。激しい動悸が胸を打つ。
何をどうしていいか分からない。混乱と興奮から目に涙が溢れた。
寝転がって天井を見上げながら井上青年は少し泣いた。
悲しいとか、悔しいとかではない。
自分が受け入れられなかったという事実を前に、自分がどう見られていたかという現実を前にして彼は涙を流した。
一度寝返りを打ち、うつ伏せになった井上青年は、枕に顔を埋めた。
そのまま母親に鳴き声を聞かれないよう注意しながら、声を押し殺しながら嗚咽した。
E
カセットデッキに向かった。
昨夜友人達に尾崎を聞かせてやろうと必死にテープにダビングしてたことが、何か遠い昔の様だった。
スイッチを入れる。
「盗〜んだバイクで走〜り出す 行き先も 分からぬまま」
前奏の後、尾崎豊の歌声が響いた。
(俺はこれからどうすれば…)
井上はベッドに仰向けに寝転がり、涙ぐんだ目で天井を見上げながら呟いた。
「自由になった気がし〜た 15の夜〜」
尾崎の叫びが井上に響いた。
溢れ出た涙が天井を見上げた井上青年の頬を伝う。
サリンが撒かれる10年前の、ある夕方のことだった。(了)
『尾崎豊物語 テスト』
もちろん吉川晃司の股間も熱を帯びてきた。目の前で尻を丸出しにして吉川晃司を誘う尾崎豊のせいだ。
「晃司…お願いだよ、俺の肛門にカリスマのその逞しい肉棒をねじ込んでくれっ!」
尾崎豊は泣きながら懇願する。
吉川晃司の股間の肉棒はすでに準備オッケーだった。
自らの肉棒を右手で掴んだ吉川晃司は、泣きながら悶える尾崎豊の肛門を引き寄せた。
指先で尾崎豊の肛門を探る…すでに充分にほぐれた尾崎豊の肛門の粘膜が、吉川晃司の指先に絡みつく。
「はやくっ!晃司様…僕の肛門を犯してくれ、無茶苦茶に穢してくれっ!」
尾崎豊は遂に耐えられなくなり、吉川晃司のペニスを掴んだ。
そのままそのペニスを自分の肛門に差し入れようとする尾崎豊。
尾崎豊の手の平が肉棒を掴んだ瞬間、吉川晃司はあまりの気持ちよさに思わず喘いだ。
しかし、目下で体をよじらせる尾崎豊の痴態を見て、吉川晃司は一計を案じた。
「おい尾崎…お前も灼熱のゲイボーイなら、フェラチオテクは抜群のはずだ。見城徹にみっちり仕込まれてんだろっ!」
そう、吉川晃司は尾崎豊と見城徹の蜜月関係を熟知していた。
そしてその二人の関係に、激しく嫉妬していたのだ。
…数分後、嗚咽しながら吉川晃司のペニスをしゃぶる尾崎豊の姿があった。
そんな尾崎豊の様子を、嘲りを交えた表情で見下ろす吉川晃司…。
そこにはゲイ人形、尾崎豊を組み伏せ、支配した喜びが満ち溢れている。
そう、この尾崎豊というキチガイこそが、吉川晃司復活の鍵を握っていたのだ。
数分後、絶頂に達した吉川晃司は、尾崎豊の喉の奥に向けて大量の精液を放出した。
それを嬉しそうに嚥下する尾崎豊の表情もまた、幸せに満ち溢れていた。(了)
『尾崎豊物語 テスト』
集った観客たちの予想に反して、尾崎豊と岡村靖幸はその場で愛を交し合った。
雛壇の上のテーブルの上に身を横たえた尾崎豊は、岡村靖幸の胸に抱かれて満足そうだ。
岡村靖幸は、尾崎豊の体を抱き寄せて微笑むと、その唇を奪った。
まるで我が身を委ねるかのごとく、尾崎は岡村靖幸の熱き接吻を受け入れた。
ディープキス…尾崎と岡村靖幸は互いに互いの口吻を貪りあい、絡まる舌から粘液質な音が響く。
溢れかえった唾液が、尾崎の頬を伝い、顎の先端に雫となって溜まる。
「…僕のこと、愛してくれる?僕のことだけを愛して欲しいんだ」
尾崎はうっとりとした視線で岡村靖幸を見上げ、そう呟いた…甘い声で。
岡村靖幸は尾崎に微笑みかける。そのままもう一度唇を奪い、同時に尾崎の背中から股間に向けて手を這わせる。
その手は尾崎のブリーフの下に分け入り、巧みな指さばきで尾崎のペニスを玩ぶ。
熱を帯びて充血を始める尾崎自身…その感触を楽しむよう、岡村靖幸の指先は亀頭を撫で、裏筋をこすり上げる。
「ああうっ!」
尾崎のアナルに岡村靖幸の指先が侵入した瞬間、鋭い痛みが尾崎の肉体を貫く。
昨晩、自分を捨てて去った見城徹を思い出し、巨大なディルドで虐めて傷ついていたのだ。
岡村靖幸は、その尾崎の肛門の傷口に、自分の指の腹を押し付けて刺激する。
尾崎がマゾであることを知りぬいた、彼ならではの尾崎への愛情表現だ。
痛みの耐えられず、何度も喘ぐ尾崎。そのたびに体を痙攣させてすすりなく。
尾崎のペニスをしごき、なおかつ尾崎のアナルを虐める岡村の表情には、嗜虐的な笑みが浮かんだ。
観客達は泣いていた…美しい二人の男の艶姿、そこに神を見たのだ。
喝采の渦の中で、岡村は四つん這いになった尾崎のアナルを貫いた…こんどは、彼自身で。
尾崎は刺し貫かれたその瞬間、大きく体を痙攣させ、そのままステージの床に向かって大量に射精した。
そこには慈愛があった…見城徹にはない、人間と人間の信頼が、そこには芽生えていた。(了)
『尾崎豊物語番外編 音のない部屋・編』
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「う、うぐうっ!」
思わぬ激しい突き上げに、尾崎は思わず唸ってしまった。
尾崎は全日空ホテルのスィートルームにある男との密会に来ていた。
相手はイベント興行の利権を持つ業界の初老の男。尾崎のことを気に入ってくれ、密会の回数も今日で10回近い。
少し高めに設定された空調の部屋の中で、尾崎は男の腹の下で怒張したペニスをくわえて舌で刺激する。
今回も丁寧に洗浄した男のアナルに中指を差込み、そこから押し付けるように前立腺を刺激してやる。
すると衰えた男の生殖器に活力が漲り、尾崎の口の中から溢れんばかりに怒張する。
還暦近いのに大したおっさんだな、と尾崎は思った。
「頼む。もっと舌を丁寧に…そう、丁寧に裏筋をなぞってくれ、ああっ!」
男は尾崎の愛撫で何度も喘ぎ、そのたびに尾崎の顔を股間に無理矢理埋めようとする。
尾崎の鼻腔の中に男の陰毛の先端が入り込み、何度も咳き込んでしまう。
徐々に男の興奮が高まってきたようだ。
口の中の男根が見る間に膨張し、喉の奥深くに侵入しようと暴れる。
A
尾崎は手で男の腰を押し返そうとするが、興奮した男はそんなことお構いなしに尾崎を攻め立てる。
男のむさ苦しい体臭にげんなりしながら、尾崎は一度男を満足させるべきだと考えた。
前立腺を刺激する中指をさらに直腸の奥まで差し入れる。そして指の腹全体を用いて男の直腸内をなめす。
同時に奥歯を用いて男の亀頭を刺激する…この男は舌全体で亀頭を包んでやると、そうとう感じることは承知してる。
「うがああっ!はあっ!」
男は部屋中に響き渡るような大声で吠え、ものの数秒で絶頂に達した。
同時に尾崎の口の中に、ことのほか大量の精液を流し込む。
男はそのままベッドに倒れこむ。
尾崎は男の体を避けるようにしてベッドサイドに移動し、エチケットペーパーの中に男の残滓を吐き出す。
喉の奥の不快感…自分が穢れていく嫌な感じが、尾崎を身震いさせた。
(今日一日付き合うだけで、また郡山でのライブ興行権が入るんだ。)
心の中で尾崎はそう呟いた。
男はしばらく荒々しく呼吸していたが、その手が尾崎の股間に伸びる。
醜い男…だが今の尾崎はこのような男の愛撫でも勃起できるし、アナルにも射精できる。
そう、少しの我慢、それが尾崎を開発した見城さんからの教えだ。
男の節くれた手のひらでペニスを玩ばれながら、尾崎はマルボロメンソールに火をつけ、大きく一服した。
B
男の手コキに任せ、ペニスを勃起させながら尾崎はテレビを付けた。
どうでもよいバラエティー番組や、くだらないトーク番組をすっ飛ばして、尾崎はニュース映像を探す。
何のことは無い、このくだらない雰囲気の中で正気を保てる何かがほしかっただけだ。
勃起した尾崎のペニスを男は口でくわえた。ネチャネチャと粘液質の音を立て、尾崎のペニスを必死にバキュームする。
同時に自分のペニスをしごいているようだ。
普段は威張り散らす傲岸な男…その実態は、容姿の整ったゲイボーイに対する羨望と嫉妬に狂った、ただのホモだ。
尾崎は自分の亀頭にざらついた感触を感じ取りながら、チャンネルを変えてゆく。
十分後に射精してやろう、そう思った瞬間、テレビの映像に目が留まった。
歌番組で自分が歌っている映像が流れた。ステージのスポットライトの中で、着流したTシャツ姿の自分が絶叫している。
額に流れる汗もぬぐわぬまま目をつぶり、少し鼻に掛かった声で。
尾崎はその自分の姿に見惚れた。多くの観客たちの視線の中で、昂ぶる自分を抑えかねるように苦悶する自分の姿。。
曲がクライマックスに向かう中で、尾崎は自分のペニスが怒張してゆくのを感じた。
ホモのおっさんの愛撫ではなく、自ら惚れこんだ自分自身の虚像に興奮したのだ。
尾崎は目を閉じる…アコギで奏でられる15の夜、過ぎ去りし過去の幻影。
「う、うぐっ!」
数分後、尾崎は射精した。大喜びで精液を飲み干す男を見下ろしながら、尾崎は極彩色の夢を見ていた。
覚醒剤…魔のクスリ。(了)
『大長編 尾崎豊物語 伝説のアナル〜旅立ち・編』
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全裸で勃起ちんこを晒したまま自分探しをする尾崎豊。
それは変態そのものだったが、贅沢は言ってられない。
すると、街角でマッチを売る少女に出くわした。
「マッチを買って下さい」
と少女は尾崎豊に頼む。
「ごめんよ、お金が無いんだ」
と、尾崎豊は勃起したまま断った。
「それなら、私のハートに火をつけて!」
マッチ売りの少女は突然そう叫ぶと、いきなり尾崎豊の勃起包茎ちんこを握り締めた。
「う、うおっ!」
突然の刺激に、思わず呻く尾崎豊。
少女の柔らかな手の平が、熱く腫れ上がった尾崎豊の肉茎を包み込み、そのままゆっくりとグラインドを始める。
「先に、あなたのマッチに火をつけてあげるわ…その後は、わたしを思いっきり燃え上がらせてっ!」
少女はそういうと、上目遣いで尾崎豊の顔を見上げ、悪戯っ気たっぷりに微笑んだ。
(そ、そんな…もうボク、だめだよぉ、僕は見城さんの肉奴隷なんだから)
尾崎豊は硬直した。しかし、高まる快感は股間の茎を痺れさせ、もはや爆発寸前だった。
「おいコラッ!おまえ何やってるっ!」
快感に呻く尾崎豊の背後から、突然野太い叫び声がした。
「やばっ!見つかった!」
マッチ売りの少女はそうくと、射精寸前の尾崎豊のペニスを手放し、駆け足で路地に逃げ込んだ。
A
「ま、待ってようっ!ボク、まだ終わって…」
逃げる少女の背中に向かって、尾崎豊は苦しげな声で言う。
しかしその瞬間、尾崎豊の肩を毛むくじゃらの巨大な手がムンズと掴んだ。
「おい、何だったら俺が終わらせてやろうか、ん?」
そういうと毛むくじゃらの大男は、尾崎豊の見ている前でいそいそとパンツを下ろし始めた。
毛むくじゃらの大男の股間にぶら下がるイチモツは、まるで大砲のように巨大だった。
焦る尾崎豊。このままでは危険だ。
しかし尾崎豊のちんこは見る見るうちに隆起し、ガマン汁を先端から滴らせながら天に向かって起立してゆく。
さあ、どうする尾崎豊!
もちろん予想通りの展開になった。
毛むくじゃらの大男の手コキで散々放精させられた尾崎豊は、萎びたペニスを晒しながら仰向けに横たわった。
高いビルに囲まれた薄汚い大都会の片隅。普段、スモッグのかかった夜空は今日に限って澄み渡っており、ビルの稜線
に囲まれた無機質な空間から仄かな輝きを放つ星々が見える。
「ああ、なんて美しい星空…星に手が届きそうだ」
尾崎豊は、倒れ付したまま夜空を見上げ、そう呟いた。
夜風が尾崎豊の頬を撫でる。同時に萎びたペニスの辺りで黒々と密生する汚らしい陰毛を煽った。
尾崎豊は動かない。いや、もう動けないのだ。
そして尾崎豊はゆっくりと眠りに落ちた。
B
目が覚めて尾崎豊は驚愕した。なんとそこは繁華街のど真ん中だったのだ。
まぶしいネオンライトに照らされ、人々が好奇の目で全裸の自分を見つめている。
尾崎豊は恥ずかしさで顔を真っ赤にした。すぐに立ち上がり、人の輪を掻き分けて夜の帳を走り出す。
「なんで、マジかよ!うおーっ!」
またしても悲惨な目に遇うであろうことを尾崎豊は確信した(無論その通りの展開になる)。
遠くパトカーのサイレン音が聞こえてきた。焦る尾崎豊、いそいで肛門に覚醒剤をねじ込み、証拠隠滅をはかる。
「くそっ。誰かが通報したな!余計なことしやがって!」
みずからの非常識な姿をまるで返りみず尾崎豊は歯がみした。
ふと横を見ると足立区の民家に通じる細い路地がある。
「捕まって、たまるか!」
尾崎豊は全速力でそこに駆け込んだ。
■
裏路地に駆け込んだ尾崎豊はそのまま急いではってん場へと向かった。
馴染みのはってん場でステキなお兄様に出会い、肛門をイジメてもらうためだ。
「もうすぐだ。もうすぐ俺は、マッチョなお兄様たちのデカチンでアナルをほじくりかえしてもらえる!」
涎も鼻水も拭わぬままに尾崎豊は走った。
全裸で夜道を疾走するカリスマの姿に通行人の多くが悲鳴を上げる。しかし尾崎豊の耳には届かない。
C
(あと少しだ!あと少しで俺は、本当の自由に辿り着けるのだ!)
尾崎豊は笑った。走りながらクスクス笑った。そして何時しか大爆笑していた。
股間で勃起するペニスが走りながら振れて両腿に当たる。その感触に思わず感じてしまう尾崎豊。
ふと何かを思い立ったように、尾崎豊は突然立ち止まった。
(…はってん場に辿り着く前に、一発ヌいておいたほうがいいかな?)
尾崎豊は悩んだ。
あまりに早く射精してしまったら、せっかく自分を苛めてくれるお兄さん達に失礼にあたるのではないかと思った。
そう思った尾崎豊は、走りながら右手でペニスを掴んだ。
勃起しても皮が半分以上被った仮性包茎のペニスをシゴき始めた。
(あと少しだ!あと少しで俺の天国へと辿りつける!)
夜の帳の中を駆け抜ける尾崎豊。
目指すはってん場の前には既に警察による非常線が張られていることも、彼はまだ知らなかった。
D
ついに捕らえられた尾崎豊は、そのまま警官達に署へ連行された。
怯えて糞便をもらす尾崎豊を、見下ろしてニヤニヤと嘲笑う警官たち。
サディスティックな警官の一撃で尾崎豊は昏倒し、そのまま意識を失った。
目が覚めるとそこは、コンクリートで囲まれた取調室の中だった。
天井から裸電球が一つぶら下がり、同じように尾崎豊も天井から全裸で縛られたままぶら下がっている。
肉に食い込む荒縄の締め付けが痛い…でも気持ちいい。
室内には様々な拷問道具が並ぶ。
肛門拡張用のクスコ、一升瓶ほどもある巨大な浣腸器、人の前腕ほどの大きさのヴァイブレーター…。
尾崎豊は戦慄した。しかし何故だろう、尾崎豊の股間は勃起し、肛門から熱い汁が流れ出す感触がする。
■
「…それはおまえが変態だからだよ」
突然、尾崎豊の背後から声がした。
縛られたままの不自由な姿勢で、尾崎豊は声のする方へ苦労しながら顔を向ける。
そこには、下半身丸出しの警官たちがズラリと並びんでいた。
レイバンのサングラスを掛けた彼らの顔は白い歯を剥き出して笑っている。
「ひいっ!」
尾崎豊は鋭く悲鳴を上げた。
そして事態は尾崎豊の予想したとおりの進んだ。
E
肛門に巨大なヴァイブレーターを挿入されて悶える尾崎豊。
その凄まじいヴァイヴレーションに尾崎は感じてしまい、激しく勃起しながら暴れる。
「ああ、凄い!もう俺、ダメですっ!」
見城徹の調教でもなかったような、愛情の欠片もない無情なまでの奴隷調教だ。
激痛と快楽の狭間で、尾崎は有頂天に上り詰める。
今まで見出せなかったような、己の存在に対する確固たる自信が沸き立つ。
警官達の侮蔑の視線や、激しい殴打にも法悦を見出すまでになった尾崎豊。
衆目を集め、発狂したように歌いのたうち回ったあの灼熱のステージと同じだ。
(俺はいま、本当の自分にたどり着いている!)
尾崎は涙した。泣きながら射精し、放尿する。
本能と煩悩をむき出しにしたその姿に、警官達はゲラゲラ笑いながらさらに尾崎を罵倒する。
すでに地下拷問室は、乱交パーティーの饗宴の場と化していた。
そこいらかしこに集う警官や婦警が制服姿のまま交わり、尾崎の艶姿をネタにして盛り上がっている。
若い娘達の嬌声、若くマッチョな(つまり尾崎好みの)警官達の怒号…。
獣のような叫び声が反響する中で、尾崎豊はかつてない快感に酔いしれていた。
F
そんな尾崎に向かって薔薇ムチをビシビシと振り下ろす鬼刑事。
「あううっ!もっと!もっとお〜」
四つん這いになりながら尾崎豊は喘いだ。
肌を裂くその痛みすら快楽だった。
勃起したペニスは既に何度も射精し、リノリウムの床には尾崎の精液は飛び散っている。
ヴァイブのスイッチが入れられるたびに尾崎豊は尻をヒクつかせて悶え、再び勃起する。
「けっ!この豚野郎が。ご主人様の許しなく勝手に射精してんじゃねえぞ!」
別の刑事が怒鳴り、尾崎の尻を思い切り蹴飛ばす。
「お、お許しくださいお巡りさん!も、もう僕、ガマンができなくて」
尾崎豊は泣きながら答えた。
しかし尻にムチが振り下ろされるたびに勃起し、カウパー氏腺液を滲ませてしまう自分を抑えることが出来なかった。
■
突然刑事の一人が、肛門に突き刺さっていたヴァイブをいきなり抜いた。
「どうして抜いてしまわれるのですご主人様!なんでもしますから私の肛門をもっと痛めつけてください!」
尾崎はいきなりアナルから快感が奪われ、激しく動揺する。
そんな尾崎の哀れな姿…心底性奴隷と化した尾崎豊の姿を見下ろし、警官達は一斉に大爆笑する。
G
アナルをヒク付かせながら尾崎はその笑い声を聞く。
まるでお預けを喰らった犬のように尾崎は喘いだ。
アナルを再び虐めてほしいと、尻を思いっきりよじらせる尾崎。
「そこで糞をしろよ…」
冷たい言葉が、尾崎に投げかけられた。
「えっ?」
尾崎は突然の命令に呆気に取られる。
「そこで糞をしろって言ったんだよ、尾崎豊」
警官は再び命じた。その声は人間らしい情の欠片もなく、氷のように冷え切っている。
尾崎は躊躇した。かつて覚醒剤を打って酩酊状態で敢行したライブステージでもなかったことだ。
観客たちの熱い視線を浴びて、何度もジーンズの中に射精したあのライブステージ。
お前は真性のマゾなんだ、と諭してくれた須藤さんの言うとおり、尾崎はまさしくあの視線に反応していた。
でも、そこですら脱糞はなかった。
自分の趣味からは外れている、と思っていたからだ。
見城徹によって開発されたアナルは、その後の調教によって充分に緩められた。
バー「オルフェ」の客達に買われ、シティホテルの一室で浣腸プレイを施されたこともある。
しかしそれはあくまで業界の枕営業であり、こうした衆目にさらされての脱糞プレイとは異なるものだ。
H
「どうしたんだよ!とっととウンコしろや!」
警官たちの中から大声で野次が飛ぶ。
その声にビクつく尾崎。快感と羞恥心の狭間で、尾崎豊の純粋な心は揺れ動く。
「なんなら俺が手伝ってやろう…どうだ尾崎?」
初老の鬼刑事が尾崎の前に屈みこみ、静かな口調で言った。
オールバックに撫で付けたロマンスグレーの髪、その下に肉の乗った温厚そうな顔。
しかし全裸の体は、幾多の修羅場をくぐり抜けた強靭な肉の塊だった。
そして股間に突き立つ肉棒は、まるで巨木の根のようにゴツゴツした、超弩級のサイズを誇っている。
思わず生唾を飲み込む尾崎。
(この肉棒に、俺は貫かれるのか!)
そう思うと、尾崎の股間は激しく反応した。
肛門も期待のあまり痙攣を始め、その疼きに耐えられず尾崎は思わずうめく。
「何だ、お前はこれがほしかったのか?あ、尾崎よ」
そういうと刑事は、自分の巨大なペニスを尾崎の口元に突きつける。
目の前に迫った巨大な亀頭に、尾崎は目が釘付けになる。
I
「ちゃんとウンコをしろ、尾崎…そしたらコイツでお前のことをブチ抜いてやるからな」
刑事は優しく微笑みかける。
尾崎は涙ぐむ目でその刑事の顔を見上げる。
尾崎は、刑事に向かって泣きながら頷いた。
警官達の軽蔑の視線の集まる中で、泣きながら脱糞する尾崎豊。
(これこそ本当の自分なのでは?)
尾崎は思った。
命ぜられるまま、自分の糞を食べる。
床に散らばる糞を、口でじかにくわえ込み、それを飲み込んでゆく。
独特の臭気が口腔や鼻腔に満ち、尾崎はむせ返った。
それでも尾崎は食べ続けた。何故だろうか、そうすることが生まれ付いての運命であるかのように感じた。
自分はマゾ、そしてゲイ。それが俺こと尾崎豊そのものだと、確信を持った。
J
「良くやったな、尾崎。これから御褒美をやるぞ…」
先ほどの初老の刑事がそう言い、問答無用に尾崎のアナルを犯した。
巨大なペニスが尾崎豊を貫く。
括約筋が引き千切れる痛みが、尾崎を襲う。
体全体がバラバラになるような、凄まじい愛撫だ。
激痛の快感の渦巻く中で尾崎は天国の門にたどり着いた。
そのまま一気に昇天し、気絶した。
■
翌朝、尾崎豊は足立区千住河原の民家で発見された。
全身傷だらけ、覚醒剤の大量摂取のあとが認められ、さらに失禁により糞便で体中が穢れていた。
だが、尾崎豊は満足そうだった。
朝日に照らされた尾崎の顔は、まるで悟りの境地に達したような、美しい笑顔であった。
尾崎豊死去 享年26歳(了)
『脱糞王カリスマ、救世主列伝』
@
そのころ、水洗便所ベルサイユ星は大混乱だった。
水洗便所ベルサイユ星時間で実に1億7千万年も続いた(地球時間で約1億6999万9999年)偉大なる
”アナル開発帝国”が、今まさに崩壊の危機に瀕していたのだ。
”アナル開発帝国”第31242代皇帝オルガスムスは、帝都”Gスポット”にある巨大な宮殿の王宮の間で、
玉座に身を委ねたままうな垂れていた。
そう、”アナル開発帝国”は今、反帝国革命軍の軍勢に包囲され、その命運も今や風前の灯なのだ。
「な、なんということだ。長らく続いたこの偉大なる”アナル開発帝国”がこんな形で終わってしまうなんて…」
オルガスムス皇帝はそう呟く…その言葉は虚しく王宮の部屋を響いた。
西日差す王宮のテラスの向こうからは、反帝国革命軍の群集たちが叫ぶ怨嗟の叫びが届く。
「”アナル開発帝国”を潰せ!」
「オルガスムス皇帝はつるし上げた上で豚の餌にしろ!」
口々に叫ぶ群種達。
”アナル開発帝国”より抜きの竜騎兵団やアナル国教騎士団たちの必死の防戦にも関わらず、
次々と帝都”Gスポット”を守る防衛ラインラは次々と突破されてゆく。
”アナル開発帝国”打倒という目的を掲げた群集たちの意気は軒昂し、その憤りは天を衝くようだった。
A
「おおっ! 皇帝様。何とお労しい…」
宮殿付きの女官長、クーイ・フェラチオーナはオルガスムス皇帝に向かって嘆いた。
女官長クーイ・フェラチオーナ…
凄まじく発達した完璧な美乳、引き締まった細い腰からなだらかに膨らむ見事なヒップライン、スラリとのびる
素晴らしい美脚…大きく切れ込んだミニスカートから覗く完璧なラインの脚線美は宮廷に集う貴族たちの話題
を攫うほどだ。ハニーブロンドが波打つような豊かな髪からは、ほんの僅かの狂いも見出せないほどに整った
端正な面が覗く。その顔をさらに輝かせるのは、僅かに潤いを帯びた鮮やかな紺碧の双眸…
”アナル開発帝国”きっての美女にして美神、それがクーイ・フェラチオーナであった。
しかし今は違った。美しく咲き誇る薔薇の花弁のような瑞々しい口唇は悲しみに歪み、
紺碧に輝くサファイアの瞳は悲しみに沈んでいる。
「おお、フェラチオーナよ。良くぞ今まで朕に尽くしてくれたぞよ。」
皇帝オルガスムスはフェラチオーナに僅かに微笑みながら囁いた。
「感謝いたす、フェラチオーナ…しかしもうお終いだ。」
皇帝オルガスムスはフェラチオーナの腰に手を回し、自らの膝の上に彼女を抱えた。
「…この帝国はまもなく終焉を迎えるのだよフェラチオーナ。」
皇帝オルガスムスは右手でフェラチオーナの太ももを撫で上げ、上着の裾から左手を差込み乳房をさすった。
「…そう、もう終わりなのだフェラチオーナ。この偉大なる帝国も、あの薄汚い愚衆共に蹂躙され穢されて終わるのだよ。」
皇帝オルガスムスの右手はフェラチオーナの敏感な秘肉に達し、暖かく湿り気を帯びたクレバスをまさぐった。
その巧みな指技に思わずフェラチオーナは反応し、身体を僅かにわななかせる。
B
皇帝の右手中指がフェラチオーナのヴァギナを探りあて、ゆっくりと中へと侵入してゆく。
フェラチオーナは「あ、あうんっ!」と短い喘ぎを漏らしながら皇帝オルガスムスの逞しい胸に我が身を委ねた。
そんなフェラチオーナの反応を、愛おしげに見つめた皇帝は、左手で彼女の乳房を愛撫しながら
「さあ、フェラチオーナ。早くこの宮殿からお逃げ!君だけは生き延びて、次の世界での希望を見出すのだ!」
彼女の耳元で囁き、熱い吐息を吹きかけた。
その声は慈愛に溢れ、フェラチオーナをはじめ宮廷の美しき女官達の心を打った。
皇帝オルガスムスと女官フェラチオーナの愛の抱擁…それは一篇の絵のように完璧な美しさをたたえていた。
亡国の最後の光芒…玉座の間に集った侍従 や侍女達はその美しい光景に感嘆し、同時に発情し勃起していた。
同時に皇帝オルガスムスの優しさに心を打たれ、感激のあまり声を上げて泣き出すものもまで出た。
互いに肩を寄せ合い、近衛兵と女官たちは互いの着衣を解く…
そのまま裸で抱き合うと、崩壊の恐怖から免れようと必死に互いの肉体を貪り始めた。
すると突然、フェラチオーナはくわえ込んでいた皇帝オルガスムスのペニスを離した。
「何を仰ってるんですか皇帝様!」
と、悲痛な声で叫ぶフェラチオーナ。
突然のことに思わずたじろぐ皇帝オルガスムス。王宮に集う貴族たちや女官、近衛兵たちも、勃起するちんちんや
濡れそぼったヴァギナをそのままに、皇帝と女官長のほうを振り返る。
C
フェラチオーナは皇帝陛下の勃起ちんちんを握り締めてなおも叫ぶ。
「皇帝オルガスムス陛下!我々みなは全員、貴方様に心底から忠誠を誓う臣下の者なのです!」
フェラチオーナの右手は、皇帝オルガスムスのちんちんをこすりあげながら続ける。
「私達、宮廷侍従及び侍女達は…皇帝様を見捨てて逃げるくらいならば、この場で皆殉ずる覚悟でございます!」
フェラチオーナの美しい指が、皇帝オルガスムスの亀頭のカリをたくみに刺激しながら絶叫した。
「皇帝陛下、そのような慈悲はむしろ、辛うございますっ、一緒にこの”ダリアのアナル開発帝国”に殉じとうございます!」
その瞬間、皇帝陛下の節くれだったちんちんは限界に達し、大量の白濁液をフェラチオーナの美しい顔に向けて放った。
どくどくと溢れる白濁液は雫を飛ばしながらフェラチオーナの艶やかな頬に降り注ぎ、ゆっくりと流れる。
荒い呼吸をし、興奮を抑えかねる皇帝陛下の目の前で、フェラチオーナはその精液を丹念に舌で拭う。
そしてそのまま、玉座の前で崩れ落ち激しく慟哭した。
西日さす広い王宮の間で、悲しみにくれる貴族たち…女官は自らの股間をまさぐりながらむせび泣き、
近従の衛兵たちも隆々と勃起した自分のちんちんを握り締めながら嗚咽を始める。
帝国の終焉…それはここにいる彼らの死、そのものである。
帝国とともに歩み、帝国を支え、帝国を拠り所とし、父祖の代から延々と帝国の血肉として全てを支えてきた真の臣民…。
彼らが仮に生き延びれたとしても、帝国の崩壊と同時に彼らの気高き精神は死ぬ…それこそが究極の悲劇だ。
オルガスムス皇帝は心揺さぶられた。そのまま目を瞑り、しばし沈思した。
今までの長き帝国統治に思いをはせる。歴代皇帝たちの築き上げた栄光の帝国史を思い起こす。
そして今、我こそがその偉大なる帝国の真髄を受け継ぐ立場にある、ということを自覚した。
ここで無残に死ぬわけにゆかぬ。オルガスムス皇帝の心は決まった。
D
皇帝は玉座からスクッと立ち上がった。もちろんちんちんは丸出しだ。
そのまま皇帝陛下は、絶望しうな垂れる臣下の者たちを睥睨する。ここにいる彼らに待つのは、確実な死だ。
しかし、彼らにこの偉大なる”ダリアのアナル開発帝国”に殉じた名誉ある死を与えることが出来るのは皇帝だけだ。
皇帝は大きく深呼吸をする。放精して萎びたちんちんも、今は既に力を取り戻してゆく。
前立腺の辺りに残る疼きは、次なるエネルギーの胎動そのものだ。
そのときこそ、フェラチオーナの子宮の奥まで貫いて失神させてやる!
皇帝は叫んだ。
「みなのもの、何たる体たらくだ!それでも貴様らは、この偉大なる”ダリアのアナル開発帝国”の帝国臣民なのか!」
皇帝の大音声が、朗々と王宮の間を響き渡る。
王宮の間で絶望に打ちひしがれていた臣下の者たちに、その声は岩に砕ける波濤のような衝撃を与えた。
彼らは一瞬驚き、そして見開いた目で縋るように、玉座の前で仁王立ちする皇帝オルガスムスに向き直る。
無数の目が皇帝自身、そして僅かに勃起を始めた股間のイチモツに注がれるのを感じた。
皇帝オルガスムスは緊張と、程よい嗜虐的快感に酔いしれながら再び彼らを見下ろす。
…彼らは多くを失った。帝国の栄光、帝国の未来、そして希望。しかし未だ帝国の誇りを失ってはいないぞ!
我こそが立たねばならぬ、それが偉大なるアスペルガー残飯帝国皇帝たる我に課せられた使命だ!
皇帝は興奮に打ち震えた。同時に股間のちんちんは完全に勃起し、カウパー氏腺液が滲み出す。
その悠然とそびえるちんちんを、目の前でひざまずくフェラチオーナは熱い瞳でうっとりと眺めている。
ううっ、たまらん!
E
「皆の者、聞くがよい!我らはここでむざむざとあの愚衆共に殺されるわけにはゆかぬ!」
皇帝は遂に叫んだ。溢れ出る熱き思いが、壁を突き破るように迸り出たのだ。
「我らこそこの偉大なるアスペルガー残飯帝国を継承する神々の僕なのだ!この栄冠は神の受託の証、そして我らに
流れるこの血潮こそ、この帝国の気高き精神そのものなのだ!さあ、立て、そして剣を取れ!奴ら革命軍の虫ケラ共に
この帝国の最後の誇りを見せ付けてやるのだ!」
皇帝の叫びに慄然とする臣下たち。皇帝の放った魂の叫びは彼らの心を揺さぶった。
その興奮は宮殿全体に広まり、宮中で控える数万の帝国軍親衛隊の兵達へと伝わる。
遂にはうねりを帯び、宮城全体が揺らぐように沸き立った。
帝国最後の意地、彼らは心から望んだ死地を得たのだ。
帝国の誇り、それこそが我らが守るべきものであり、それこぞ我らが殉ずるものなのだ。
「うおおーっ!」
帝都最後の軍団たちは雄叫びを上げ、城門から打って出てゆく…。
剣を握り、鎧を纏う帝都の兵たち。それを眺めながらオルガスムス皇帝は満足そうに微笑んだ。
「ああっ、皇帝陛下!」
堪えきれなくなったフェラチオーナは、皇帝の腰に縋りついた。
そのまま逞しい男根を口に含み、喉の奥まで深々と飲み込む。
同時に自らの股間を手でまさぐり、刺激しながら悶えた。
フェラチオーナの巧みな舌技を心地よく味わいながら、皇帝陛下は満足そうに微笑む。
王宮の間に集う臣下の者たちも歓喜の叫びを放ち、女官や色子の美少年に襲い掛かり肉体を犯し始めた。
F
「…皇帝様。オルガスムス皇帝様!」
フェラチオーナを組み伏せ、怒張した自らのペニスでフェラチオーナのヴァギナを貫いていた皇帝は、
突然自分を呼ぶ背後からの声に驚愕した。
くそっ!あとわずかでフェラチオーナの中に大量の精液をぶちまけられたのに…
神より帝国全ての統治権を受託したこの皇帝陛下に対し、このような非礼をなす無礼者は一体何者だ!
皇帝は動揺を隠すように威厳を保ち、ゆっくりと振り返った。
そこには宮廷預言者、オーラルテクが傾いでいた。
「何だ、預言者オーラルテクではないか。何用だ? 朕は忙しいのだ」
皇帝は不機嫌そうに吐き捨てる。
そして玉座の上で喘ぎ悶えるフェラチオーナの腰を抱えると、再びちんちんをねじ込んだ。
「はあうっ!」
短く鋭い喘ぎ声を放つフェラチオーナの顔は、羞恥と快楽で歪み、上気している。
そのフェラチオーナの反応に、さらに昂ぶった皇帝は腰のスラストのペースを速める。
預言者オーラルテクは少々あきれ果てながらも、皇帝と女官長フェラチオーナの交尾を眺めていた。
こんなことだから、この偉大なる”ダリアのアナル開発帝国”は滅亡しかかっているのに…と一瞬頭を過ぎる。
しかし身の程をわきまえる預言者オーラルテクは、皇帝陛下とフェラチオーナの両者が絶頂に達し、
二人して床に崩れ落ちてもなお、そのまま控えていた。
全裸のまま身を横たえ、荒く息をする二人…
快楽のあまり失神したままのフェラチオーナの横で、ようやく落ち着きを取り戻した皇帝陛下。
その様子を察した預言者オーラルテクは、足音を立てないようゆっくりと歩み寄った。
そして汗と愛液で濡れた身体を絹のタオル拭う皇帝に、小声で囁いた。
「皇帝様、大丈夫です。この戦いは我らが勝ちます」
G
預言者オーラルテクの言葉…その言葉に皇帝オルガスムスは、一瞬我を忘れた。
(我らが勝つ?一体どういうことだ?)
皇帝は信じられないといった面持ちで預言者オーラルテクに向き直った。
「我らが勝つ?それは確かなのかオーラルテク!」
皇帝は預言者オーラルテクに向き直ると、目を剥いて怒鳴りつけた。
一瞬怯んだ預言者オーラルテクであったが、動転することもなく静かに佇む。
冷静な預言者オーラルテクの様子に、むしろ怒りを掻き立てられた皇帝はもう一度怒鳴った。
「オーラルテク、わかっておるのか!今、我らは殉死覚悟で最後の出撃を行うところなのだぞ!」
皇帝はそのままオーラルテクの僧衣を掴むと、目の前に引き寄せて睨みつける。
預言者オーラルテクはそれでも、冷静な表情を崩さなかった。
「キサマ…もし、単なる気休めでこのような妄言を言ったのならば、この場でキサマを成敗してやる。」
皇帝は強い意志を込めてさらに預言者オーラルテクに迫る。
しかし預言者オーラルテクは動じない。預言者オーラルテクは皇帝陛下の手を軽く払うと、再び皇帝に向き直った。
そしてこんどは、今までにも増して決然とした口調で皇帝に具申した。
「救世主が天から参ります皇帝陛下。…彼こそこの”ダリアのアナル開発帝国”を救国の士となるでしょう」
そこで預言者オーラルテクは一度大きく息をついた。そして再び言葉を継いだ。
「我ら帝国を救う救世主、その名は”脱糞王カリスマ”!」 (了)
∠
∠ ̄ ー_
∠ ̄ ゝ
∠ ̄ < ̄
< ̄ レ|/ノ)ヽミ >
∠ /NV ヽ、)へゝ
< /⌒`ヽ, / l
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∠ ̄ | ヽ ( ヽ |
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\ / /| 彡、
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| || / \>ゝ
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| \ ,ゝ
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V \ l V) ̄\ \ γ´⌒`ヽ
ヽ ヽー〃 \ | レ⌒」 | /
ノ彡 〃 `)フ / /
〔_ |,/ / /
さんを付けろよ フ ,__ (_/ /^
デコ助野郎ォ!! `└┬―\ \ /
| ヽ | Y
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( ̄ ̄ ____ ―――┴― ̄ ̄ ̄|
┌――――― `l | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |
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『少年探偵団の最期…美しき反逆・編』
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「馬鹿めっ、こんにゃくマンは死んだわ!」
地下聖堂の礼拝室に不気味な声が響いた。それはダンテ伯爵の声であった。
その声は暗く歪み、とても人間のものとは思えない。
嘲笑うような、そして凄まじい怨念がこもったような、そんな声だった。
「…ま、まさか、こんにゃくマンが死んだなんて…嘘だぁっ!」
団長の小林君が叫んだ。その声は怒りに震えていた。
少年探偵団とってこんにゃくマンは単なる友人では無い。
探偵団を何度も危機から救ってくれた命の恩人なのだ。
ダンテ伯爵との激しい戦いで傷ついたこんにゃくマン。
彼を助けようと必死の思いでここまで辿り着いたのに…。
「嘘をつくなダンテ伯爵!…こんにゃくマンが、そんな簡単にお前にやられるわけがない!」「そうだそうだ!」
少年探偵団のメンバーである秋山君や山口君、それに川村君も口々に叫んだ。
いつもは物静かで引っ込み思案の吉田さんも、普段とは打って変わって感情を露わにして叫んでいる。
(ど、どうしよう。ボクの裏切りのせいで、こんにゃくマンが…)
周りのメンバーたちが騒いでいるなか、一人田村君だけが黙り込んでいた。
少年団の中でも目立たず、いつも他のメンバーに対してコンプレックスを抱いていた田村君…。
そう、彼はついつい悪の権化ダンテ伯爵の誘いに乗ってしまったのだ。
A
「…童貞を早く捨ててみないかい? 田村くん」
その夜も自室でオナニーに励んでいた田村君に向かって、ダンテ伯爵は微笑みながらそう語りかけた。
田村君は突然のことに驚愕した。
しかし青年誌の水着グラビアに刺激されたペニスは、弾けるように勃起したままだった。
「…まあ、とっても逞しいのね、田村君」
ダンテ伯爵の後ろから、見事な脚線美が歩み出た。
タイトな網タイツ、切れ上がったハイレグボンテージ、メロンのような二つの乳房。
厚めの肉感的な唇から舌がチロチロ覗き、熱く潤った目線が田村君の股間のチンコを注視する。
それはダンテ軍団きっての美女、キャットウーマン・キャサリンであった。
キャットウーマン・キャサリンは妖しげな微笑みを浮かべながら、田村君に歩み寄る。
その視線は睨みつけるように鋭く、田村君を捉えて離さない。
「えっ…う、あっ」
田村君は身を強張らせた。予想外の展開に混乱し、緊張した。
しかしそのちんこは尚も激しく勃起したまま、先端からカウパー氏腺液を滲ませる。
B
キャサリンは田村君の目の前に立ち、妖艶な笑顔で微笑んだ。
「大丈夫よ田村君、そんなに緊張しなくても…おねえさんが優しく教えてあげるからあっ!」
そう言うとキャサリンはひざまずいた。そして長く細い指で田村君のペニスを軽く握る。
「あっ! ああっ!」
「…こんなにしちゃって。 うふっ! おねえさんが気持ちいいことしてあげるっ!」
キャサリンはそう言って微笑むと、田村君のペニスの先を舌でチロチロとなめた。
その生暖かい感触に思わず腰を引かせた田村君。
しかしキャットウーマンの舌先は尿道口から亀頭のカリをゆっくりと這う。
そして遂に、田村君のペニスを全てくわえ込んだ。
「ああっ!」
田村君は思わず喘いだ。
(いけない、このままダンテ伯爵のたくらみにハマってはダメだ。しかし…何て気持ちいいんだっ!)
ディープスロートでのバキュームフェラで未知の快感を知った田村君は、一分も立たないうちに最初の精を放った…。
その後、ベッドの上で絡みあう田村君とキャサリン。
そのあられもない痴態を見つめながらダンテ伯爵はニヤリと笑った…。
C
「…ダンテ伯爵っ! 僕たち少年探偵団はキサマを決して許さない! 最後まで戦うぞっ!」
「そうだそうだ、こんにゃくマンは僕たちの心の中で生きているんだあっ!」
少年探偵団のみんながダンテ伯爵への復讐を口々叫ぶなかで、田村君は一人俯いてしまった。
ボクはなんてことをしてしまったんだ、という後悔の念が田村君を苛めた。
「どうしたの?田村君」
俯く田村君に、いきなり声をかける者がいた。ハッとして振り返る田村君。
その声の主は、少年探偵団の副団長で少年団のアイドル、中村由里ちゃんだった。
「え、いや。なんでもないよ由里ちゃん」
ジッと田村君を見つめる由里の視線に、田村君は困惑した。
田村君が密かに想いを寄せる由里ちゃん。
しかし既にキャットウーマン・キャサリンによって大人の階段を登ってしまった田村君は、
由里ちゃんの真っ直ぐな視線に思わずたじろいだ。
(僕は…僕は、穢れてしまったのだ。僕は裏切り者なんだよ!)
田村君は心の中で叫んだ。しかしそれは声にはならず、気恥ずかしさと自己嫌悪に襲われた。
そして苦渋の表情を浮かべながら顔を背けた。
(僕には、もう由里ちゃんに会わせる顔は無いんだ…)
田村君はうな垂れる。
D
「…田村君も、ダンテ伯爵に忠誠を誓っているんでしょ?」
黙りこくっている田村君に向かって、唐突に由里ちゃんは言った。思わず耳を疑った。
(…何を言っているの由里ちゃん。)
田村君は戸惑った。
すると由里ちゃんは田村君の困惑を見透かしたようにニヤリと微笑むと、
「実は、私もそうなのよ田村君。…だから私達は、同志ってわけ!」
そう言って由里ちゃんは天使のような笑顔で笑った。
(…まさか、信じられない)
田村君は驚いた。
少年団の中の誰よりも正義感が強く、団長の小林君とともに先頭に立って悪の軍団と戦い続けてきた由里ちゃんが?
田村君は驚き、思わず由里ちゃんの目を見た。
整った面立ちのなかで一際美しく輝く瞳は澄み切って純粋だった。
その目には純粋悪、紛れもなく純粋な狂気が現れていた。
思わずたじろぐ田村君。しかし由里はその女神の微笑みのまま田村君に近づき、言った。
「今がチャンスじゃない田村君。」
由里ちゃんは田村君の肩に手を置き、少年探偵団のメンバーの方を指差した。
「ほら、少年探偵団の馬鹿共はダンテ伯爵に向かって阿呆みたいに喚き散らして冷静さを失っているわ。」
そう言って由里ちゃんは田村君の顔を覗き見る。
「今こそこの馬鹿共を皆殺しにするチャンスよ!」
そして由里ちゃんはナップザックを肩から下ろし、ジッパーを開けた。
中にはサブマシンガンとその弾倉が十数本、それにパイナップル型手榴弾が十数個入っていた。
E
田村君は由里ちゃんの変貌ぶりに驚いた。
どうしてよいかわからず、戸惑いの表情を浮かべながら由里ちゃんを見つめる。
「ほら、早くしなさい。今がチャンスよ、何やってるの?」
由里ちゃんは田村君を促す。
「で、でも。由里ちゃんは、一体…」
田村君は躊躇する。
(少年探偵団のみんなを殺せだって? しかも俺が? そんな無茶苦茶な!)
尚も戸惑う田村君。
すると煮え切らない田村君の態度を見かねた由里ちゃんは急に怒りだした。
「何よ意気地なし!アンタがやらないんなら私がやるわ!」
今まで天使のような笑顔だった由里ちゃんの表情が、急に悪鬼のように凄まじく歪んだ。
憎悪と悪意と、そして狂気が由里ちゃんの美しい顔を邪悪な色に染め上げた。
「由里ちゃん! …それに田村!一体そこでなにをやってるんだよ!」
ざわつく地下礼拝堂に、いきなり大声が響いた…団長の小林君だ。
「 これから地下迷宮に逃げ込んだダンテ伯爵を追跡するぞっ、こんにゃくマンの弔い合戦をするんだ!」
団長の小林君は叫ぶ。それと同時に二人の間に漂う異様な空気に気付いたようだ。
不審な表情を浮かべながら小林君はズカズカと歩み寄り、由里ちゃんの肩にその手を掛けた。
小林君と由里ちゃんは付き合っていると噂されるほど普段は仲が良いが…しかし今は。
F
小林君は田村君に向き直った。
「…田村っ! お前はいつもモタモタしてどうしようもないな」
小林君は、”由里は俺の女なんだ”と言わんばかりに抱き寄せ、田村君に尚も怒鳴る。
「俺達のこんにゃくマンが死んだってのに、呑気に突っ立ってんだよ田村!」
そういいながら小林君は、由里ちゃんの腰に手を回す。
一瞬、殺意に近い嫉妬を覚える田村君。
「大体お前はだな…ん?何だこれは」
小林君は足元に転がる由里ちゃんのナップザックに気付いた。
そのまましゃがみこむと、その中に手を突っ込み、覗いた。
「わっ!こ、これ本物か?UZIサブマシンガンじゃないか!どうしたんだよこれ!」
その声に少年探偵団のみんなが一斉に振り向いた。みんなの視線が一気にこちらに集まる。
(まずい、まずいぞこのままでは…俺たちが裏切り者だって、ばれてしまうかもしれない)
田村君は焦った。しかし立ち竦んだままどうすることも出来ない。
G
「うるせえんだよっ! この豚野郎があっ!」
突然、由里ちゃんが叫んだ。同時に腰のベルトに吊っていたランドールM14アタックサバイバルナイフ抜き払う。
「死ねやオラアッ!」
由里ちゃんは野太い叫び声を上げながら、そのナイフを小林少年の腿に突き立てた。
「ぐわああっ!」
血を流しながら床に転げまわる小林少年。
それを軽蔑するように見下ろしながら、由里ちゃんはナップザックから機関銃を取り出した。
そして田村君の方に向き直ると、そのうちの一丁を田村少年に投げ渡した。
「さあ田村君! ぐずぐずしないでこの豚共を皆殺しにするのよっ!」
田村君に向かって由里ちゃんはそう叫んだ。
叫びながら由里ちゃんは、少年探偵団の団員達に向かって機関銃をフルオートでぶっ放し始める。
血しぶきを上げて倒れてゆく少年団のメンバー達。
ある者は獣のように叫び、また別のある者は脳漿をぶち撒けながら倒れてゆく。
その阿鼻叫喚の地獄絵図の中で、由里ちゃんは機関銃を乱射しながら悪魔の微笑みを浮かべる。
田村君は驚愕しながらも、その由里ちゃんの横顔を眺めた。
そのまま由里ちゃんの表情に思わず惹きこまれてしまった。
血まみれのその横顔は、喩えようもなく美しかった。
H
気付くと田村君は、大声で叫びながら機関銃を連射していた。
自分が引き金を振り絞り続けると、目の前で次々とかつての友人だった仲間達が倒れてゆく。
それは背徳的であった。同時に、喩えようも無く爽快であった。
礼拝堂の床一面に血と内臓が撒き散らされる。
少年団員たちの悲鳴と鼻腔を満たす血の匂いが、さらに田村君を昂ぶらせてゆく。
■
「…な、何で? 由里ちゃん。俺はお前を愛していたのに…」
床の上に倒れていた小林少年が弱々しく呟く。
その肉体は殆ど引き千切られていた。右腕は肩の辺りから吹き飛び、破れた腹から中身が床にあふれ出ている。
「どうして僕を? 由里ちゃん。…嘘だといってくれよ」
小林君は、残った左手を由里ちゃんの方へ差し伸ばしながらもう一度呟いた。
「うっせーんだよボケがっ! 一回キスしたぐらいで勘違いしていい気になってんじゃねーよ!」
由里ちゃんは小林少年に向き直った。その目は見開かれ、興奮のあまり真っ赤に充血している。
「キス?あんなのはテメエに取り入って少年探偵団の運用資金を横領するためにしただけだよバ〜カ!」
由里ちゃんは嘲るように笑った。
美しくあどけないかつての由里ちゃんの面影などどこにもない、悪鬼のような凄まじい笑顔だ。
「ああ、この糞ガキがいい気になりやがって彼氏ヅラすんじゃねえってのっ! テメエなんざ 死ねやぁっ!」
そう叫んだ由里ちゃんは、瀕死の小林君に向かって機関銃の弾を叩き込んだ。
小林君の肉体は一瞬にしてミンチになった。
I
「…あなた、中々やるじゃない」
由里ちゃんは田村君に声を掛けた。
残った生存者に一人一人止めを刺して回っていた田村君は、その声にハッと我に返った。
興奮した表情のまま、声のした方に振り返る。
そこには由里ちゃんがいた。一糸纏わぬ美しい姿で。
大量殺戮に興奮した田村君は、今までの鬱屈とした自分が嘘であるかのように逞しく生き生きとしている自分を感じた。
そして今、目の前に立つ由里ちゃんの姿に、原始的で激しい欲情が沸き立ってゆくのを抑え切れなかった。
■
百人近い少年探偵団団員の死体が散乱する地下礼拝堂。
その血肉の飛び散るなかで、田村君と由里ちゃんは激しく交わった。
透き通るように白く艶やかな由里ちゃんの身体。
強く抱きしめたら壊れてしまいそうなその華奢な肉体にむしゃぶりつく田村君。
田村君は由里ちゃんの肉壺の奥へとペニスを突き出す。
由里のヴァギナは熱く濡れ、敏感で柔らかな粘膜が田村君の男根にネットリと絡みつく。
「ああっ!凄い、凄いわっ!もう、私イッちゃう〜!」
由里ちゃんは、田村君の胸の中で歓喜の声を上げる。
「俺もだよ由里ちゃん!も、もう駄目だぁっ!」
田村君はそう叫ぶと、涙ながらに喘ぐ由里ちゃんに向き直り、唇を重ねた。
その瞬間、二人は同時に絶頂に達した。
熱い精液が由里ちゃんの子宮の中に吐き出された。(了)
『尾崎豊物語 雀がチュン・編』
(1/7)
尾崎豊は全裸のまま、職員室に連れてこられた。そこは紫煙立ち込める薄暗いアヘン窟だった。
甘ったるい紫煙の立ち込める中で目付きの悪い教員達が雀卓を囲み。殺気立って息巻いている。
これが子供達を支配し、その個性を奪い、才能を踏みにじる穢れた大人達なのか…!尾崎豊は憤った。
自分の両腕を抱える下っ端教師達を振り切り、空席のある卓にドカリと座った尾崎豊は
「コールッ!レートはデカピンの倍々レートッ!」
と叫び、自動卓のスイッチを叩きつけるように押した。
数時間後…
「一通イーペードラ3です…」
対面の物理教師、スコルツェニー公爵に振り込んだ尾崎豊、スコルツェニーの手は対々ドラ2の安手。
始めは大したことではないと思っていた。
薄汚れた大人の教師達など、情熱と強い意志を持って望めば彼らの偉ぶった自尊心を打ち砕ける、そう思っていたのだ。
しかし今まで勝負の流れに大きく関わることなく淡々と打ち回していた物理教師スコルツェニーが、
ここに来て初めて自己主張したのだ。
(2/7)
再び配られた牌…尾崎豊の配牌はかなり厳しいものであった。
多牌…ズラリと並んだ色とりどりの牌を眺めた尾崎豊は、今風向きが完全に変わったことを本能的に悟った。
倫理社会教師ボロジンが”白”を捨てる。
「ポンです」と静かな口調でそれを拾った物理教師スコルツェニー。
英語教師キャサリンが”北”を捨てる。
「ポンです」これまた静かな口調で拾う物理教師スコルツェニー。
索子と萬子が並ぶドクターの捨牌…南二枚、西一枚。筒子並びの混一色…尾崎豊はそう見た。
しかし尾崎豊に度々赤点をつけたスコルツェニーの汚さは、尾崎豊も充分承知していた。
尾崎豊という男の繊細な自尊心をズタズタにしたスコルツェニー…ここで何を企んでいるのか?
尾崎豊は疑惑の目でスコルツェニーを睨んだ。
スコルツェニーは目も合わせず、淡々とした表情で自牌を並べている。
(何かとてつもないことが起こっている…まさか!)
尾崎豊は本能的に察した。
幸い持ち直してイーシャンテン…糞手だがリーチ上がりで裏ドラ期待しよう、
そう方針転換した。そう、逃げるが勝ちなのだ。
尾崎豊の次のツモは四索…余っていた八萬を捨てる。
無論筒子は捨てられない。捨てる必要もないのだが。
「リーチ」尾崎豊はそうコールして、点棒を場に投入した。
(3/7)
パーワンを投じたその瞬間…卓に走った緊張を、尾崎は一生忘れないであろう。
尾崎豊がリーチをした瞬間、他の3人にスイッチが入った。
それはほんの微妙な表情の変化だったのかもしれない…いや、僅かな呼吸の乱れであったのかも知れない。
しかし、尾崎豊のリーチ宣告によって、静かに、かつ熱く場が動き始めたのだ。
社会科教師ボロジンがニヤリと笑った。
牌をツモりそれを手元に残すと、手牌の中から”發”を切る。
そう、待ってましたと言わんばかりに。
「ポンです」
物理教師スコルツェニーのコール。
その瞬間、尾崎豊は自分が罠に嵌ったことを悟った。
物理教師スコルツェニーの暗刻は”白””北”そして”發”…場には字牌が殆ど出ていない。
そう、それこそ物理教師スコルツェニー自身が捨てた南2枚と西1枚…あとは尾崎豊が放った東1枚のみ。
ほかの字牌は全て握られているのだ…そして尾崎豊は既にリーチ!
尾崎豊の額に汗が浮かんだ。それをニヤニヤと眺めながら社会科教師ボロジンは言う。
「尾崎。お前の待ち、もしかして二索と五索じゃね?」
(4/7)
「えっ!?」
尾崎豊は驚いた。ドンピシャだった。二索、五索とも対子…その二面待ちであった。
ジェイソンは笑いながら四索を放る。
「チー」
英語教師キャサリンがコール。二索、三索、四索のチー。英語教師キャサリンの捨牌は六索。
「チー」
社会科教師ボロジンのコール。五索、六索、七索のチー。社会科教師ボロジンの捨牌は”中”。
「ポンです」
その”中”に対して物理教師スコルツェニーは静かにコールした。
尾崎豊はションベンを漏らしそうになった。
今や社会科教師ボロジンと英語教師キャサリンはベタ降りしているのだ。
尾崎豊に「薄汚い大人め!」と罵られ、敵意むき出しになった社会科教師ボロジンはともかく、
キャサリンの方は物理教師スコルツェニーの爆弾を早々に察し逃げたのだ。
そう、尾崎豊を貶めるために。
(5/7)
(キャサリン先生!)
尾崎豊の心は叫んだ。
尾崎豊が甘く切ない想いを抱いた美貌の巨乳教師キャサリン。
…素敵な笑顔と、授業の度に美しい声で語りかけるキャサリンの艶姿は、尾崎豊の感性と股間を刺激し続けてきたのだ。
ミニスカートから覗くキャサリン先生の美脚や、豊かなヒップラインを想像して何度オナニーで抜いたことか。
若き日の尾崎豊にとっての愛と美のミューズ、それがキャサリン先生だったのだ。
(優しかったキャサリン先生…まさか、この若者のカリスマ、尾崎豊を貶めようとしているのか!)
尾崎豊はキャサリン先生を見た。
尾崎豊を見つめ返すキャサリン先生の目はサディスティックに輝き、美しい面貌は悪鬼のように歪んでいた。
「ひいっ!」
尾崎豊は叫んだ。
(大人達は汚いっ!若者をまた踏みつけようとしていやがる!)
子供達を蹂躙し続ける穢れて堕落した大人たち、そして彼らが支配する腐った世の中…
そうしたもの全てに対しての怨嗟の念が、尾崎豊の心底から沸き立ってくる。
(いや、違う。俺は焦って自ら地獄へと突き進んでいたんだ!)
心のどこかでそう囁く声が聞こえる。
しかし尾崎豊はその声を打ち消した。
(そんなはずはない。そう、この学園を支配するナチスのような教師達が、俺を食い物にしようと企んでいる…許せない!)
(6/7)
しかしもう遅かった。
そう、物理教師スコルツェニーの手は大三元…少なくともそれは確定してしまったのだ。
ベタ降りた社会科教師ボロジンと美人英語教師キャサリンは逃げ切ればよい。
しかし尾崎豊は逃げられなかった。
「どうした尾崎、顔色悪いぞ?」
知ってか知らずかボロジンは尾崎豊に声を掛ける。
尾崎豊の目は焦点を結んでいなかった。
霞む視線の先には、無表情に手牌を見下ろす冷静な物理教師スコルツェニーの顔が浮かぶ。
青白い鉄面皮はいつもどおり…口元をキュッと結んで笑顔一つ見せない。
「尾崎っ!早くツモれよ!」
少し興奮した社会科教師ボロジンが声を張り上げた。
怒っているようで、間違いなく尾崎豊の失態を嘲笑っている、そんな声であった。
尾崎は震える手では牌をツモる…三索、それを捨てる。
「チー」
キャサリンが静かな口調で宣言し、それを取った。
三索、四索、五索が並ぶ。
これで五索は全て出た…尾崎豊の上がりはこれで無くなった。
(7/7)
そして12巡目、ついに尾崎豊は引いた…”東”
尾崎豊は震える手でそれを捨てる。
その瞬間、ほんの僅かに物理教師スコルツェニーの目が見開かれた。そして指先が手牌に掛かる。
キャサリン先生は尾崎豊を方を見て、悪魔のような微笑を見せた。
社会科教師ボロジンは大きく息を吐き、右手で軽くガッツポーズを取った。
その全てを尾崎豊はスローモーションで見ていた…まるで映画の中の出来事のように。
「…ロンです。大三元字一色。ダブル親満です。」
物理教師スコルツェニーにより尾崎豊への死の宣告が下った。
ここで尾崎豊の運命は尽きた。
その場で椅子から崩れ落ちた尾崎豊はそのまま失神し、口から泡を吐きながら尿を漏らした。
その様子をみた美人英語教師キャサリンは、究極の汚物を見るような目で尾崎豊を蔑んだ。(了)
『少年探偵団の最期…裏切り者の報酬・編』
@
「ここが地獄だよ諸君!」
ダンテ伯爵は言い放った。
同時に古びたフロックコートの裾をはだけ、胸毛が密生した地肌が露わにして見せた。
そこから覗く弛緩した肉体は荒縄で亀甲縛りに縛られている。
そう、このような状況にもかかわらずダンテ伯爵はSM放置プレイを楽しんでいるのだ。
なんたる余裕!なんという変態なのか!
「そんなことはないっ!俺たちがいる限りこの世界はまだ終わっちゃいないんだ!」
少年探偵団の斉藤団長は言った。副団長の美佐も叫んだ。
「そうよダンテ伯爵!あなたみたいな真性の変態なんかに、この美しい世界をわたすものですか!」
副団長の美佐も叫ぶ。その美しい横顔は、ダンテ伯爵への怒りに漲り、紅潮している。
この美しい地球を支配しようと目論む悪の権化、ダンテ伯爵。
彼のような悪の化身をのさばらせては、また再び悲劇が繰り返されてしまう!
刹那、地獄に一陣の風が吹き抜け、美佐の紺色のスカートの裾が煽らた。
捲れたスカートの下から水色の毛糸のパンツが現れ、地獄の業火に煌々と照らし出される。
「…ほう、美佐よ。なかなかカワユいパンツを履いておるのう…」
ダンテ伯爵は少しニヤケながら美佐に言った。
美佐はハッと気付くと「いや〜ん!」と言いながらスカートの裾を両手で押さえ、その場にペタンと座り込んだ。
恥ずかしさのあまり両手で顔を覆って泣き出す美佐。
A
(チィッ!)
少年探偵団の団員の一人、渡辺少年は舌打ちをした。
美佐のスカートの中を覗こうとしたが残念ながら見ることが出来なかったのだ。
実は渡辺少年、密かに少年探偵団のヒロイン美佐に恋をしていた。
しかし美佐は団長の斉藤少年といい仲であり、普段から他の団員達に見せ付けるようにいちゃついている。
渡辺少年は二人を、いつも嫉妬と羨望の眼差しで見つめているばかりであった。
とはいえ渡辺少年の美佐への想いは絶ちがたかった。
毎晩自分が彼女とイチャつく妄想で憶えたてのオナニーに励んでいた。
濃厚なザーメンを発射しながら美佐をモノにしたいと思った。
発達した美佐の乳房を、この手で鷲掴みにしたいと激しく熱望した。
しかし現実は厳しい。小林少年は団員のなかで最も地味な少年だ。
普段美佐からはまるで道端の石ころを見るような軽蔑まじりの一瞥を向けられるのが関の山だった。
■
「…ゆ、ゆるさないぞダンテ伯爵!よくも、よくも美佐ちゃんを泣かせたな!」
しゃがんで泣く美佐の傍らで、斉藤団長がダンテ伯爵に向かって叫んだ。
怒りに震えながら立ち上がった斉藤団長は、少年団支給の秘密武器であるソードステッキをスラリと抜き払う。
B
「うおおおっ!」
斉藤団長は叫びながらダンテ伯爵に向かって突進する。刃が業火に照らし出され、虚空をギラリと一閃する。
ダンテ伯爵笑った。笑いながら黒マントをヒラリと翻すと軽やかに宙を舞った。
硫黄の噴煙を噴出する地獄の岩の上を跳ね回りながら、巧みに白刃を避けてみせる。
まるで斉藤団長を嘲笑うかのように。
「はははっ!斉藤団長よ!そんな程度の攻撃で私が倒せると思ったのかね!」
ダンテ伯爵は一際高い岩山の上にヒラリと舞い降りると、斉藤団長を見下ろしながら笑った。
「く、くそ〜!」
斉藤団長は尚もダンテ伯爵に向かってゆく。
■
それを背後から眺める渡辺少年は薄笑いを浮かべた。
(もうすぐだよ斉藤くん。ボクがキミ達のおむすびに密かに盛った睡眠薬が効いてくるのは。…フフフッ!)
渡辺少年は薄笑いを浮かべながら斉藤団長や仲間達が倒れるのを今か今かと待つ。
そう、渡辺少年は裏切り者なのだ。
美佐に対する歪んだ情欲をもてあまし、美佐のヌードを想像しながら毎晩のようにオナニーに励んでいた渡辺少年。
そんな彼のもとへ、ある日の夜ダンテ伯爵が訪れた。
「俺ことダンテ伯爵に協力してくれれば、お前に愛しの美佐をくれてやろう…」
ダンテ伯爵は渡辺少年にそう申し出た。
C
オナニー途中の勃起したペニスを右手で握りながら、渡辺少年は悩んだ。
(…ダンテ伯爵はこの世を破滅させようと企む人類史上最高の極悪人だ)
目の前で怪しげに微笑みを見せるダンテ伯爵。この美しい世界を地獄に変えようと企む男。
こんにゃくマンを殺した我ら少年探偵団の仇敵…それがこの男、ダンテ伯爵だ。
(しかし、俺はどうしても美佐をこの腕で抱きたい!…)
苦悶する渡辺少年を微笑みながら見下ろすダンテ伯爵。
「少年団を裏切り、俺こと地獄の変態ダンテ伯爵に協力すれば地獄の軍団に迎えてやる」
渡辺少年の迷いを見透かしているように、ダンテ伯爵は取引きを持ち出した。
「そうすれば、この世が崩壊した後の新世界において支配者の一員になれるぞ!」
ダンテ伯爵は叫んだ。そしてもう一度、渡辺少年の目を真っ直ぐと見つめる。
(このまま少年探偵団にいても…ずっとうだつの上がらない生活を続けていかなければならない)
渡辺少年はそのことを想像して絶望感を覚えた。
(ならば、ならばっ…このままずっと虐げられる生活を続けるくらいなら、いっそのこと…)
渡辺少年は、下半身丸出しのまま椅子から立ち上がった。そのままダンテ伯爵の下に歩み寄る。
「わかりましたダンテ伯爵。僕こと渡辺団員は今から、ダンテ伯爵と地獄の軍団に忠誠を誓います」
そう宣言すると、渡辺君は今まで自分のペニスを握っていた手を離し、ダンテ伯爵に差し出す。
差し出された手を見て一瞬、嫌な顔をするダンテ伯爵。
だが、誓いの言葉を述べた渡辺少年の真摯な目線に気おされ、しぶしぶその右手を握り返す。
そう、この夜から渡辺少年は悪魔に魂を売ったのだ。
D
「…う、うぐっ!」
ダンテ伯爵に立ち向かっていた斉藤団長が急に苦しそうに呻き、よろめいた。
「ど、どうしたのダーリン!」
地面に倒れ伏す斉藤団長に駆け寄りながら、美佐は悲痛な声で叫ぶ。
美佐の言った"ダーリン"という言葉に思わず嫉妬心が疼く渡辺少年。
(しかし…これが成功すれば美佐を小林の野郎から奪い取れるんだ!)
そう思うと何とか耐えられた。その間も、周りのメンバー達も徐々に薬が回ってきたらしく次々によろめき膝をついてゆく。
(…やったぜ!)
思わず渡辺少年は心の中で叫んだ。
一瞬ダンテ伯爵の方を見る。
するとダンテ伯爵は良くやった、という感じで笑い顔を浮かべ、僅かに微笑んで見せた。
渡辺少年は微笑み返した…そのまま表情を崩し、声を立てずに笑い出す。
(そう、これで美佐は俺の女だ!)
少年団員のみんなが意識を失って倒れる中で、渡辺少年は遂には声を出して笑い出した。
E
美佐は暗い部屋の中で目を覚ました。床も壁も天井も重い巨石で作られた部屋だった。
(どこ、ここは?まさか私達、捕まって閉じ込められたのかしら…?)
美佐は不安になった。周りのみんなが居ない!それに…
「斉藤君、どこ!どこにいるの!」
美佐は恐る恐る呼びかける。
「…斉藤は死んだよ」
いきなり背後から声を掛けられた。
驚いた美佐は立ち上がると、反射的に向かい合う壁際まで走って逃げる。
そのまま壁にもたれかかると声のする方に向き直った。
「誰!そこにいるのは誰よ!」
美佐は叫んだ。その声は恐怖に震え上ずっている。
窓から差し込む地獄の月明かりが独房を照らし出す。
その明かりの向こうにある部屋の四隅の暗がりになにやら人影が蠢くのを認めた。
「誰よ!出てきなさいよ!」
美佐は叫ぶ。
すると今まで座っていたその人影がのそりと立ち上がった。
そのままゆっくりとした足取りで美佐のいる方へと歩みだす。
人影は数歩歩み寄り、窓の月明かりに照らされる独房の中央の辺りで立ち止まった。
それは渡辺少年だった。
F
「わ、渡辺君じゃない。どうしてあなたがここに?…それよりも斉藤君が死んだってどういうこと!」
しかし渡辺少年はその質問に答えず無言だった。
その顔にいやらしい笑顔を浮かべている。
血走った目が美佐の肉体を嘗め回すように動く。
何かを察した美佐は、すこしたじろぎながら渡辺少年をにらみ返す。
「な、なによ渡辺君。ど、どうしたのよ。…な、なんのつもりなの?」
美佐は尋ねる。しかしその声は動揺し、声は上ずっていた。
その質問にも、渡辺少年は無言だった。
無言のまま、さらに美佐の方ににじり寄る。
不安をおぼえた美佐は壁に背中がつくまで後ずさりした。
渡辺君は尚も美佐の身体を無遠慮に見ながら近づく。
そして今まで陰になって見えなかった渡辺少年の下半身が、窓から差し込む月明かりの中に現れた。
その下半身は丸裸で、股間から勃起したペニスが隆々と突き立っていた。
「ひっ!きゃあー!」
美佐は叫んだ。叫んで壁際にへたり込んでしまった。
逃げようと尻込みしたが、狭い監獄のなかで直ぐに逃げ場を失ってしまう。
歩み寄る渡辺少年は遂に、美佐の手首を掴んだ。
G
「ほら、美佐ちゃん見てごらんよボクのちんちん。凄いでしょ」
渡辺少年は自分のペニスを右手で握ると、美佐の前に突き出すように向けた。
驚きと恐怖のあまり声も出せない美佐は、何とか視線を逸らそうとする。
しかし渡辺少年は左手で美佐の横面を掴むと強引に自分のペニスの方へ美佐の顔を向かせた。
「ボクねえ、美佐ちゃん。勉強も運動も苦手だし、みてくれもこんなで女の子にはさっぱり人気は無いんだ」
渡辺少年は、美佐ちゃんに向かって語り出した。
「だけどね美佐ちゃん…僕は少年団の仲間の中で一番おちんちんが大きかったんだよ、ほら」
そう言って美佐の目の前に自分のペニスを突き出す。美佐はか細い悲鳴を上げながら、必死に顔を背ける。
「美佐ちゃん見てごらん?…ほら、見るんだよっ!」
渡辺少年は怒鳴った。美佐は悲鳴を上げる。
「き、気持ち悪いわっ!ち、近寄らないでよ変態!あ、あんたなんか斉藤君に比べたら全然よ!」
必死に叫ぶ美佐…その叫ぶ美佐の表情を見下ろしながら、渡辺少年は微笑んだ。
「…だから、斉藤はもう死んだって言ったじゃん、美佐ちゃん。クククッ!」
渡辺少年はそのまま、静かな口調で言い、笑った。笑いながら美佐の目の前に立ちはだかり、美佐の顔を覗きこむ。
「それよりも早くセックスしようよ美佐ちゃん。多分斉藤団長より俺のちんこのほうがいいって思うようになるよ…」
いきなり渡辺少年は、美佐の身体に圧し掛かった。
嫌がる美佐を押さえつけて上着を剥ぎ、スカートをまくった。
抵抗して暴れる美佐の太ももが、渡辺少年の勃起したペニスに当たる。
亀頭の表皮はそのたびに太ももの滑らかな肌の感触を感じ取る。
渡辺少年は思わず射精しそうな程の快感を覚えた。
H
(遂に美佐とエッチが出来るぜ!)
渡辺少年は笑った。泣きながら抵抗する美佐を無理矢理押さえつけ、右手で美佐の股間をまさぐる。
すると思わぬ感触が指先に伝わった。
(毛糸?まさか美佐は毛糸のパンツを履いているのか?)
渡辺少年は思わず美佐の顔を見た。
美佐は恥ずかしそうに顔を赤らめ目を背ける。
「…わ、私は冷え性なの!も、文句あるの!それより止めなさいっ!パパに言いつけるからね!」
美佐は暴れて抵抗しながら履き捨てるように怒鳴った。
しかし既に毛糸のパンツの真ん中はしっとりと濡れてきている。
渡辺少年はさらに指先を毛糸のパンツの上からしごく。
すると必死の閉じようとしていた美佐の両モモが一瞬痙攣するように強張った。
同時に「ああっ!」と鋭い喘ぎ声を上げた。
「美佐ちゃん…感じてるんだね」
渡辺少年は意地悪く尋ねる。
「そ、そんなわけないでしょ!ふ、ふざけないで!…あっあうっ!」
渡辺少年の指先が毛糸のパンツの裾から中へ入り、とても敏感な溝を撫でると思わず美佐は喘いだ。
見る見るうちに美佐の抵抗力が弱まった。
「ほらやっぱり。美佐ちゃんて結構エッチなんだね。」
渡辺少年がそう言って笑うと、美佐は目を潤ませながら悔しそうに顔を横に背けた。
I
「美佐ちゃん。ほら、これを握ってごらん?」
渡辺少年は抵抗を止めた美佐に言った。
美佐の右手首を掴むと、少し強引に手の平を開かせ、自分の巨根を握らせた。
「…えっ?」
美佐は驚く。そしてもう一度、渡辺少年のペニスを握り返す。
「こ、こんなに、こんなに大きい…」
美佐は目を見開き、渡辺少年のペニスを見つめる。
「だから言ったろ。俺のチンチンは少年団で一番でかかったって。」
渡辺少年は自慢げにそう言い、美佐に向かってペニスを突き出した。
「しかもこれが、これから美佐ちゃんのモノになるんだよ…どう?」
(…信じられない!)
美佐は背けていた顔を起こし、渡辺少年の股間を凝視する
密集する陰毛の中から、なにか別の生物であるかのような巨大な茎がそそり立っている。
ちょっとした握りこぶしほどもある亀頭はパンパンに充血し、赤黒く鈍い光を放つ。
ゴツゴツと節くれだったパイプは、まるで古木の根のようだ。
しかもその表面にはグロテスクなほどに静脈が浮き上がり、渡辺少年が荒く息をするたびにビクンビクンと脈打つ。
なおも怒張してゆくそれは握っている美佐の握る力に抗するように硬直して力んでゆく。
J
「す、凄い…」
美佐は生唾を飲み込んだ。思わず肉茎をギュッと力強く握りしめる。
「そ、そんなに握ったら、もうガマンできなくなっちゃうよ美佐ちゃん」
渡辺少年が呻いた。
「ご、ごめんなさい!」
美佐は慌てて掴んでいた右手を引っ込める。
■
「美佐ちゃん。美佐ちゃんの大事なところも見せてよ。僕ばっかりでずるいよ…」
渡辺少年の言葉に促され、美佐は恥ずかしそうに両モモを広げた。
既に毛糸のパンツは剥ぎ取られ下半身は丸裸だ。渡辺少年の目線に戸惑いながらも、美佐は自分の秘部を晒した。
生々しいピンク色の秘肉が月明かりの中に晒された。
うっすらと生え揃った恥毛には彼女自身の愛液が滴って、輝きを放っている。
「き、綺麗だよ美佐ちゃん。凄いよ」
渡辺少年はそう囁いた。そのまま美佐の股間に顔を埋め、むしゃぶりつくように美佐の秘肉に舌を這わせる。
「ああっ!」
美佐は身体を捩って喘いだ。
渡辺少年の舌が美佐の溝をさらい、美佐の身体の奥から溢れ出る熱い液を掬い取る。
舌先のざらつく感触が美佐の敏感な粘膜を苛め、益々美佐を昂ぶらせた。
ジュルジュルと粘液質の音が監獄内に響き、それを美佐の喘ぎがそれを掻き消す。
K
渡辺少年の舌先が美佐の蜜壺の入り口辺りをなぞった。
すでにグシュグシュに濡れた蜜壺はさらに愛液を溢れさせ、遂には監獄の石床を濡らした。
「そろそろ良いかい?」
渡辺少年は美佐に言った。美佐は恥ずかしそうに顔を背けて目を瞑った。
それを無言の了承と理解した渡辺少年は、美佐の唇に自身の唇を重ね、一度微笑んだ。
そして力なく両脚を広げる美佐の腰を引き寄せると、一気に自身の巨根を美佐の蜜壺へ突入させた。
「ひ、ひぎいっ!」
挿入と同時に美佐は悲鳴を上げ、背中を大きく逸らした。
丸みを帯びた大きな両乳房が重力に抗うように弾む。
上向きの乳首が月明かりの中で渡辺少年の視界を過ぎる。
渡辺少年は美佐の子宮を思い切り突き上げながら、美佐のその乳首を口に含んだ。舌先で乱暴に転がす。
「ああっ!す、凄い、裂けちゃう!ああっ!」
美佐は狂ったように叫ぶ。
渡辺少年に縋りついて自ら腰をグラインドさせた。
渡辺少年が奥深く突き進むほどに美佐の肉穴はギュウギュウ締め付けを増す。
粘膜の熱い襞が渡辺少年の巨根に絡みつき、亀頭のカリの敏感な辺りを刺激する。
L
「はあっ、凄いよ美佐ちゃん!…こ、こんなに凄いなんて思わなかったよ!」
渡辺少年は美佐の乳房をしゃぶりながら叫んだ。
腰を大きく振りかぶり、美佐の尻に向かって叩きつけるようにペニスを突き出す。
床の上の美佐はそのたびに甲高い叫びを上げる…歓喜の叫びだった。
何度目かの突き出しで美佐は絶頂に達した。
しかし渡辺少年はそれだけでは美佐を許さず、さらに敏感な粘膜を苛めた。
「ひぃっ!も、もう駄目ぇ!こ、壊れちゃうよっ!」
美佐は訴える。
同時に渡辺少年に抱きつくと両脚で渡辺少年の腰を締め付け、その巨根をさらに奥へと誘う。
滴る愛液、締め付ける括約筋、絡みつく蜜壺の襞。
すでに子宮の奥壁にまで到達した渡辺少年の亀頭は、さらにその奥壁さえも突き破ろうと暴れた。
そのころには渡辺少年も限界だった。
「い、イクよ美佐ちゃん!もう、ボクも駄目だぁ…あうっ!」
一瞬渡辺少年は動きを止めた。
前立腺のさらに奥辺りから、熱いモノが湧き上がるのを感じる。
尿道を伝ったそれは遂に尿道の先端から迸り、美佐の子宮の奥底に向かって思いっきり吐き出された。(了)
『スペース・オデッセイ』
@
キャサリンはまるでメロンを二つ並べたような巨大なパイオツの持ち主だった。
やや濃い目のハニーブロンドヘアをショートにたなびかせ、胸元を意図して強調するカットの大きく入った
アンダーシャツの上に、上2つの釦を開けた制服で乳房の谷間を際立たせていた。
多くの男達の視線がキャサリンの胸元からウェスト、そしてツンと上向いたヒップへと流れる。
キャサリンはその熱い視線を充分に意識する…男達の熱き眼差しが彼女をより磨き上げる。
タイトなミニスカート(制服支給品のものだが、あえて裾を切り詰めた)の下で丸みを帯びたヒップが窮屈そうに捩れる。
新兵徴用された多くの青年乗組員達は狭い兵舎の組み立てベッドの上で、夜な夜なキャサリン中尉のバストと
ヒップにしゃぶりつく夢を見、青臭いペニスを握り締めていた…罪な女だ。
■
キャサリンは早足で恒星間宇宙船ギャラクティカの士官用居住区を抜け、第三ハッチ脇のエレベーターを登った。
向かうは艦隊司令部付参謀本部。
情報将校であるキャサリンはそこで情報参謀課の参謀部員デニスと『打ち合わせ』をするのだ。
第二応接室の扉の前に立つキャサリン。
そこで大きく息を吸い、吐く…表情に独特の緊張感が漂う。
襟元を調えて前髪を鬢に撫で付けるように指で漉き、もう一度大きく呼吸をする。
A
インターフォンのスイッチを押し、中のデニスに呼びかけた。
「キャサリンです」
「…入りたまえ」
扉越しにデニスの声がくぐもって聞こえる。
キャサリンはIDカードをセキュリティーセンサーに翳し、指紋認証を済ますと扉がシュッと滑らかに開いた。
「お待たせして申し訳ございません。潜入させた連絡員の消息が分からなくなったものですから」
キャサリンは眼鏡を外しながらそう言い訳をした。
…デニスは長身で引き締まった肉体を持つ生粋の情報将校だ。
伏せ目勝ちの憂いを帯びた視線は、キャサリンのウブなハートをチクリと刺激する知的で危うい光を放つ。
キャサリンは眼鏡を外すと真っ直ぐにデニスのその目を見た。
しばし無言で見つめあう2人。
デニスがため息をつき椅子から立ち上がった瞬間、キャサリンはデニスの胸に飛び込んだ。
互いを擦りあうように抱きしめて唇を重ねた…文字通りしゃぶり付くように。
高まる二人の吐息。
デニスの舌はキャサリンの頬をかすめ、顎のラインから長く伸びた首筋をしゃぶりつくように舐める。
「うんっ!ああっ!」
キャサリンは思わず声が漏れた。
B
デニスの膝がキャサリンの両腿の間に割り込み、右手はスカートの裾をたくし上げる。
スカートの生地の下から、小麦色のしなやかな脚が露わになる。
膝を割って奥へと進むデニスの腿がキャサリンの熱くなった秘所に触れた。
「あんっ!ああっ!ああ〜っ!」
デニスの腿が秘所の上でスライドされるとキャサリンは喘いだ。
脚を上げ、デニスの越しに巻きつけて自らの陰部をデニスの股間に擦りつける。
熱くなったデニスの太いペニスが、制服のスラックス越しにキャサリンのヴァギナに押し当てられる。
瞬間、膣を伝って粘液が一気に溢れ出してパンティの生地を湿らせた。
■
広い会議用デスクの上にキャサリンは横たえられる。
デニスはキャサリンの上着を剥ぎとりブラを外すと、重力(宇宙船なので人工重力)に抗しツンと立った乳房が現れた。
敏感そうなその乳首にデニスは乱暴に舌を這わせる。
既にスカートは腰の上までたくし上げられ、パンティが剥き出される。
デニスの指がパンティの生地の上から、キャサリンの溝を刺激すると、キャサリンは体を弾ませた。
もはや耐えられなくなった。
「…お願いデニス!もう、焦らさないで!は、早く!私を愛して!」
悲鳴に近い声でデニスに訴える。
デニスはニコリと微笑みながら上体を起こしてベルトを外した。
軍支給品のブリーフを下ろした瞬間、弾け出るように黒々とした男根が躍り出た。
既に隆々と勃起し、尿道の辺りからガマン汁が滲み出ている。
C
キャサリンの両膝を広げると、愛液が膣を伝い、尻に向けて雫を垂らしている。
キャサリンが腰をくねる度に腿や尻の肉がたわむ。
濃い黄金の恥毛に囲まれた秘所のクレパスがよじれ、襞と襞を擦り合わせる。
そのたびにクチュッと僅かな音がして奥からさらに愛液が滲み出てくる。
(…何て好き者なのだ、キャサリン。)
デニスは思った。
■
真面目一辺倒だったキャサリンを初斬したのは当時指導教官だったデニス自身だった。
まだ任官間もないキャサリンを手取り足取り指導し、遂には夜ベッドの上で性生活の技巧を丁寧に指導したのだ。
彼女は最高だった。
オクテの彼女に露出の高い服を着せて新兵の男の視線に曝すよう強要し、マゾに目覚めさせたのも彼だ。
今日も兵士たち視線に晒されて、股間を濡らしていたに違いない。
(この部屋に辿り着いた頃にはもう…)
デニスの中に残酷な悦びが沸き立った…徐々に自分も昂ぶってゆくのが判った。
(この女を支配しているのは俺だ!)
デニスは内心そう叫んだ。
D
「…お願いはやくぅ〜!デニス中佐ぁ!もう、私、おかしくなっちゃう!」
すすり泣くように哀願するキャサリン。
荒く息をするたびに天を衝くように隆起したバストトップが虚空で震えながら上下する。
デニスは手を伸ばして彼女の両乳房を掴んだ。
「はあうっ!」
キャサリンが喘ぐ。その乳房を掴み乱暴に揉み、同時に充血した亀頭をキャサリンの秘所にめり込ませた。
(熱い!ヤケドしそうだ!)
既にドロドロに濡れたヴァギナはそれ自体が腫れ上がったように熱を帯びる。
デニスの亀頭に絡みつくように熱い液がドクドク滴る。
(…スゲエ!最高だぜ!)
デニスは彼女のウェストに両手を当てると自らの腰に引き寄せ、一気に肉茎を侵入させた!
「あぐぅっ!あぎっ、はぁああっ!!」
キャサリンは会議室全体に響きわたる大声で叫んだ!
「ああっ、おおっ!あおっ…もっと。最高!」
キャサリンは首を左右に振りながら悶える。
肉茎全体に絡みつく蜜壺の粘膜。熱く柔らかい膣の内壁すべてがデニスの巨根を飲み込み、さらに奥へと誘う。
彼女の特徴である子宮頚部…括約筋が発達した彼女は此処が一番きつく締まるのだ…其処を思いっきり亀頭で擦る。
痺れるような気持ちよさ!…最高だぜ、キャサリン!
「キャサリン!ほら!もうイクぞ!」
「…ああっ!デ、デニス!!デニスッ!!」
「ウグウッ!グワァッ!」
亀頭が子宮頚部を跨ぎ、子宮の奥壁を衝いた瞬間、デニスとキャサリンは同時に絶頂に至った。
キャサリンの子宮の中に大量のザーメンが注がれた。
E
「で、尾崎豊を調査している連絡員の消息は何時からわからないのか?」
デニスはタバコを咥えながらキャサリンに尋ねた。
キャサリンはあの後、何度もイカされて完全に消耗し切り、力なくデニスの腕に抱かれている。
「…今、報告しなきゃ駄目ですか、中佐?」
キャサリンは少し切なげな表情で尋ねる。その目は熱く潤み、デニスに哀願するような甘い輝きを放つ。
デニスは一瞬考えた。
(…まあ、もう一戦交えてからでも遅くは無いか)
そう思い、キャサリンの顎を持ち上げ、唇を重ねた。(了)
『スペース・オデッセイ2』
@
デニス中佐は潜入工作員の静香から送られた打電文に目を通した。
尾崎豊がオウム真理教の革命戦争に介入してファンを煽動し、情勢は現在大変危険な状態にあるという。
日本政府はこの世界について事実上不介入を決定している。
しかしこのままでは不味いな、そう思ったデニス中佐はマリアに返電を打った。
そして激しいセックスでまどろむキャサリンを尻目に小型探査船に乗り込み、足立区千住河原へ向かった。
■
「デニス中佐ですね、お待ちしておりました。」
岩陰からデニスを呼ぶ声がした…通信員のマリアの声だ。
デニスはハッチを開けて地面に降り立つと声のした方向を振り返った。
(いい女だ!)
身体にピッタリ張り付く戦闘用黒ボンテージがそのスレンダーな肢体を際立たせる。
同じく黒のショートパンツからスラッと伸びるしなやかな脚の肌の白さが刺すように眩しい。
キャスとは違い、少し拗ねて気位の高い切れ者の女士官。
その抑えられたセクシーさが思わずデニスのチンコを疼かせた。
デニスは内心の動揺を悟られないよう深呼吸し、平静を保ち、差し出された手を握り返した。
「報告有り難う。一度視察をしておこうと思ったんだ。…やはり実際に現場を見ておかないとね」
デニスはわざと白い歯を見せるように微笑んだ…多くの女を殺した、百万ドルの微笑みだ。
A
(こんな男とキャスが?)
マリアは失望した。
キャスがデニスに夢中になったのは知っていた。
マリアはそれにショックを受け、愛し合っていたキャスに当てつけるようにこの危険な任務に志願したのだ。
しかし今目の前にいる男は軽薄で単純そうな男だ。
(…こんな男に愛しいキャスが抱かれているなんて)
マリアは許せなかった。
自分とキャスの間に築かれた愛と信頼を、この下品な笑顔の男に穢され、貶められた気がしたからだ。
いやらしい笑顔を向け、下心丸出しの視線でマリアの肉体を眺めるデニス中佐。
そんなデニスに、作り笑いを浮かべて応えながら、マリアは一計を案じた。
■
岩陰でマリアとデニスは全裸で絡み合う。
焚き火の揺らめく炎に照らされて、マリアの若くしなやかな肢体が淫靡に蠢く。
デニスはその素晴らしい肉体に溺れ、欲情を全開にさせた。
夢中になってマリアの乳房にしゃぶりつくデニス。
「たまらない、たまらないよマリア、凄い!」
そう興奮しながら叫び、熱く火照ったマリアの膣に向かってペニスを突上げた。
「ああっ中佐!最高です、ああっ!」
興奮する演技をしながらマリアは自分の身体に縋るデニスの緩みきった表情を冷ややかに見下ろした。
B
(確かにこの男はセックスのテクがある。その小手先のテクでキャスを夢中にさせ玩んだのだろう。)
デニスの弛緩した表情を見下ろすマリアの目は冷静だった。
(しかしこの男のセックスには愛が欠けている。そんなセックスで私を夢中にさせることなどは無理ね!)
久しぶりのセックスに満足できず苛立つマリア。
そしてデニスを振り払うように突き放し、ペニスをヴァギナから抜き出した。
■
「なっ!どうしたんだいマリア。何か気に食わないことでも?」
同様するデニス中佐。
そんなデニスの表情を見て意地悪く笑ったマリアは、デニスの勃起したペニスを右手で強く握り締めた。
「あ、あうっ!」
デニスは叫んだ。思わぬ痛みで腰を引かせる。
(…頼りない男!)
マリアは内心で少しあざ笑った。そのまま上目遣いでデニスの表情を覗き込む。
「…中佐?キャスは中佐に、こういうこと、してくれます?」
「…えっ?なっ!何でキャスと私のことを…あうっ!」
デニスが言い終わらないうちにマリアはデニスの亀頭を咥えた。
そのまま舌で亀頭と尿道を舐め、唇で茎を締めるように絞った。
滑るように奥へ、ディープスロートへ肉茎を吸い込む。
C
「あっ!があっ!あうっ!」
デニスは仰け反り腰全体をビクッ!と大きく弾ませる。
しかしマリアは許さない。さらにデニスの肉茎全体を舌で嘗め回す。
同時に喉奥で亀頭を嚥下するようにグイグイと吸い込む。
「マ、マリアッ!もう駄目だ!イキそうだよ、マリアッ!」
デニスのチンコがマリアの口腔の中で充血し膨張する。何度も脈打ち全体が痙攣する。
「うがぁっ!!」
一際大きい喘ぎをデニスが発した。同時にマリアの喉奥に熱く生臭い粘液が噴出した。
■
デニスは快感のあまりすすり泣き喘いでいる。
マリアは冷めた目で突っ伏したままのデニスを一瞥し、口の中のデニスの残滓を手の平に吐き出した。
それを地面の砂ですすぐように洗い落とす。
「…いかかです?中佐。私のフェラ、お気に召しまして?」
マリアは再び嘲るようにデニスに言った。デニスは何も答えられずに荒い息をして蹲っている。
D
そんなデニスにマリアはゆっくり近づくと、その膝の上に潜り込む。
射精し、だらしなく垂れたデニスのチンコを指先で軽く持ち上げ、もう一度それを口に運んだ。
「マリアッ!ま、待ってくれ、マリアッ!…ぐうぅわっ!」
マリアの舌先での刺激が、しなびたデニスの亀頭を襲い、デニスは再び声を上げた。
今度はほとんど悲鳴に近いものだった。
(よくも、よくも私のキャスを手篭めにしてくれたわね。こんな男なんて私の奴隷にしてやるわ!)
マリアは先ほどにも増して、さらにデニスのペニスを虐める。
デニスの悲鳴を耳にしながら、嗜虐的な喜びを感じる…しかしマリアは醒めていた。
自分でも、この下衆男に対して何ら欲情を感じていないことを認識し、少し驚きを感じてもいた。
…こんな男、散々利用してセクハラ問題で軍法会議にかけて追放してやるわ。)
マリアは萎びたペニスを舌先で転がしながら嘲笑った。
(今はとことんこの馬鹿男の精力を吸い尽くしてあげる…感謝しなさい!馬鹿なデニス中佐!)
そうマリアが心で呟くと同時に、デニスは二度目の射精をした。
大きく腰を弾ませてペニスを痙攣させた後、マリアの顔を目がけて精液が力なくピッ!と飛び散った。(了)
『尾崎豊物語 俺は馬鹿と呼ばれているか?・編』
@
尾崎豊は、妻の過去の男遍歴を知り憤慨した。
「パンツを全部捨てろ繁美!昔の男の匂いが染み付いている!」
顔を真っ赤にして繁美を罵倒する尾崎豊に、繁美は恐怖を隠せない。
「あなた、一体見城さんと何があったの!」
繁美は尾崎の豹変に恐れをなし、遂に尾崎自身が触れられたくない傷に触れてしまった…動揺する尾崎豊。
バー「オルフェ」に集う業界人たちにアナル肉便器にさせられ、散々アナルを掘られるという屈辱を味わい、
教室でクラスメイトたちの前で公開オナニーさせられて散々嘲笑われ、
ついには、道端の犬の糞を強引に食べさせられ…尾崎は震えた。
そう、全ては汚い大人達の支配する薄汚れた社会システムが悪いのだ。
尾崎の怒りは、鉄拳となって繁美にぶつけられる。
鼻血を垂れ流し、床の上で横たわる繁美に向かって、尚も拳を振り下ろす尾崎豊。
その股間は、隆々と勃起していた。
A
「汚い大人なんか、信用できない…」
怒りに震えながら尾崎はそう呟いた。しかし、覚醒剤で酩酊状態に陥った尾崎に、さらなる悲劇が襲い掛かった。
それは繁美の反撃だった。
繁美は尾崎の目の前でスカートをたくし上げ、履いているパンティーを自ら脱ぎ去る。
尾崎を睨みつけると、手に掴んだ自分の下着を尾崎の顔面に押し付けた。
「豊、貴方が欲しいのは、これでしょう!?」
繁美は少し嘲りの混じった声で叫んだ。
虚を突かれた尾崎は動きを止める。
尾崎の様子を、悪戯な目で見上げた繁美は、意地悪く笑った。
そのまま繁美は素早く尾崎の股間に縋りつくと、尾崎の隆起したペニスを口に含む。
「あ、あうっ!」
いきなりの快感に、可愛らしい喘ぎ声を上げた尾崎豊。
そんな尾崎の反応を感じ取りながら、繁美は尾崎のペニスを喉の奥まで深々とくわえ込む。
舌で茎の裏筋をなぞり、尿道の辺りを喉奥でバキュームしながら亀頭のカリを刺激する。
微妙な部分に触れるたびに、尾崎は何度も反応し、溜め息交じりの喘ぎ声で応ずる…繁美は笑った。
(所詮、尾崎なんて只のセックス人形、私のテクさえあれば、こんな単純な男なんて、簡単に支配できるわ)
繁美の舌先が尾崎の亀頭全体を包み込み、裏筋をこすり上げる頃、既に尾崎は一発目の放精を終えた。
繁美の口腔に、生臭い精液が大量に注ぎ込まれた。
B
繁美の抜群なフェラテクで、精も根も尽き果てた尾崎豊は床の上で仰向けに横たわっていた。
何故だろう、涙が止まらない。
薄暗い部屋の真ん中で、尾崎は天井を見上げたまますすり泣いていた。
差し込む夕陽が尾崎を照らす。
同時にさらけ出した尾崎の萎びたちんこを映し出す。
繁美の唾液と尾崎の精液で濡れそぼったそれは、乾きかけてカピカピになりつつあった。
台所で繁美は夕飯の支度を始める。
もちろん全裸にエプロンという、とても素敵な格好で。
それは尾崎豊を誘っているのだ。
尾崎豊という男を試しているのだ。
仰向けに横たわりながら、尾崎はゆっくりと台所に視線を移す。
後姿の繁美は、鼻歌を歌いながら料理を続けていた。
背中で結ばれたエプロンのヒモ、その舌には柔らかな尻が覘く。
柔らかそうな、生白い尻の肉が、差し込む西日に照らされて紅に染まっていた。
それはとてつもなく美しく、淫靡であった。
尾崎は自分のちんこが、徐々に回復しつつあることに気づいた。
C
(穢れている!汚れている!)
尾崎は尚も煩悶する。
しかし今や、天井にむかってそそり立つように回復したペニスは、その溢れる精力を解き放つ先を求め、打ち震えていた。
自分がどんどん穢れてゆく、そういう恐怖の中で尾崎は、薄汚れた本能にもまた支配されていることを知った。
腐った街を支配する汚い大人達…そういう一人に自分もまた、なってしまったのだ、そう納得した。
だがそれを受け入れられるほど、尾崎豊はまともではなかった。
尾崎は立ち上がった。
いきなり立ち上がったせいか、一瞬目眩がしてよろける。
床に手を突き、身を起こし、ソファーにもたれながら立ち上がった。
台所を見る…灯された蛍光灯の明かりの下で、繁美の背中は白く滑らかに輝く。
後ろに束ねられた黒髪の間から覗く生白いうなじ、そこに後れ毛が絡まり独特の色気を放つ。
尾崎は足音を立てずに、ゆっくりと繁美に歩み寄る。
なおも鼻歌を歌い続ける繁美は気づいていないようだ。
脇の下の辺りで、わずかにはだけたエプロンの裾から、小振りだが丸みを帯びた乳房が見えた。
そして薄茶色の乳首もまた、その姿を現す。
尾崎はゴクリと生唾を飲み込んだ。
D
(あの乳房を、散々嬲った男が他にいるのか…!)
突如、尾崎豊の心に嫉妬の炎が燃え上がった。
繁美の過去の男関係を知り、激怒した自分。
自分以外に、この繁美の柔らかな肉体を玩んで、快楽を貪った奴がこの世にいる…それが尾崎の嫉妬を煽る。
拳を握り締める尾崎、だが、ハッと我に返る。
勃起したちんこが内腿にこすれる。
その感触が、尾崎に痺れるような快感をもたらす。
すでにカウパー氏腺液が亀頭の先端を湿らせている。
尾崎自身が求めているのは、まさしくそれだった。
「…繁美」
尾崎は静かに声を掛ける。
繁美は一瞬、動きを止める。
だが、何も喋らない。
僅か2メートル程の二人の距離を、静寂が支配する。
E
繁美は尾崎の足音を察し、包丁を持つ手を止めてゆっくりと振り返った。
そして全裸のまま呆然と立ち尽くす尾崎の姿を一瞥する。
繁美を見返す尾崎…勃起した股間を隠そうともせず、縋るような哀れな目で尾崎は繁美を見つめ続ける。
勃起した尾崎のペニスを一瞥し、繁美は鼻で「フンッ!」と軽く笑った。
そのまま、やれやれといった感じで首を軽く振る。
ほんの数歩の距離に立つ二人の間には、無限の距離が広がっていた。
蛍光灯の明かりが煌々と照りつけるなか、二人はただ無言で立ち竦んだ。
全裸で勃起したままの尾崎豊と、裸エプロンの裾から乳房をはみ出させた繁美。
尾崎はそのまま、ゆっくりと繁美の前にひざまずいた。
嘲るように見下ろす視線を感じながら、尾崎は自分の勃起したままのペニスを手でつかむ。
繁美は呼応するように、キッチンテーブルの端に腰を掛ける。
そして尾崎に見せ付けるように、エプロンの端を両手でつまみ上げ、自分の秘部をさらした。
F
尾崎はその部分を注視した。
肉の張った白い太ももの奥には、黒々と濃く繁った陰毛が覗く。
下腹の迫り出した肉に陰になっているその部分に、赤黒く充血した陰核が覗く。
包皮に覆われたそれは、一部を露出させ、僅かに差し込む蛍光灯の明かりの中でヌメリと光った。
生い茂る茂みの中から現れた陰裂は、下に行くに従って徐々に幅を増す。
両縁を囲む陰唇部分は肉が盛り上がり、湿り気を帯びた秘肉の周りでグロテスクに張り付く。
その奥に、快楽の蜜壺があった。
尾崎は血走った目で、そこを見つめながら右手をしごいた。
繁美のサディスティックな視線を感じながら茎をこすりあげた。
繁美が高笑いする声を上から聞きながら亀頭を指先で刺激した。
数分後、キッチンのフローリングの床の上に、尾崎は射精した…泣きながら。
日は暮れてゆく…。(了)
『尾崎豊物語 「真夏の天国、そして涅槃」編』
@
夏休みに入って間もないある日、親友の吉岡秀隆とともにナンパしに須磨海岸へ出向いた青年、尾崎豊。
ちょっと冒険したいお年頃の尾崎豊青年は、すてきなお兄さん…いや、ビギニギャルとの出会いに心ときめかせた。
埼玉県から延々と乗り継いだ電車から降り立ち、遂にたどり着いた真夏のパラダイス。
そう、そここそハレハレ天国の聖地、須磨海岸なのだ!
まばゆい太陽の下で、ピチピチのビギニパンツスタイルに着替えた尾崎豊青年は、
自分の色子少年のじゅん君こと吉岡秀隆少年とともに海岸へ向けて走り出した。
燃え上がる若き血潮…駆け抜けろ青春、今日はピッチピチの若い小娘と戯れ、迸る熱き想いを弾けさせるのだ!
地元の漁師と海女の老婆のくたびれ果てた視線を浴びながら、二人は微笑んだ。
見城徹に開発されて両刀になった尾崎青年はいま、失われた青春を取り戻そうとしている…
数時間後、遊びつかれた彼ら二人は、夏風が心地よく抜けるビーチパラソルの陰で休憩を取った。
そのまま深い眠りの世界へ…誘われるように落ちていった。
まさかそこに悲劇があろうとは、あどけない寝顔で寝息を立てるこのときの彼らには想像すらできなかった。
A
目覚めると尾崎は、複数の毛むくじゃらのマッチョ男に肛門を掘られていた。
「…あっ!あううっ!」
尾崎豊は叫んだ。寝起きにいきなり節くれだった黒巨根が未開発のアナルに捻じ込まれたからだ。
あまりの苦痛に体をよじらせて抵抗する。が、周囲にいた別のマッチョ男達に組み伏せられて動けない。
ふと横を見ると吉岡秀隆少年も、マッチョ兄さん達に押さえつけられて肛門を穿られている。
(…な、なんだ!一体これはどういうことだ!)
尾崎豊はもがいた。しかしお兄さん達のムキムキの太い腕がその抵抗を許さない。
その中の一人が髪の毛を掴んで自分の方に顔を向けさせる。
尾崎豊は泣きながらその男の顔を見上げた。
そこにはマッチョ兄さん達の笑顔があった。
発情したその笑顔は脂ぎってギラギラとしており、日焼けした黒い肌の中で異様に白い歯がやけに眩しい。
気味が悪いほど発達した筋肉をムチムチさせながら男達は欲望に満ちた目で睨みつけるてくる。
静かだが威圧的な口調で尾崎に語りかけた。
「…これから、お前の口の中に入れるからな。ちゃんとしゃぶれよ。…噛み付いたりしたら殺すからな…判ったか!」
尾崎豊はもう一度お兄さん達を見上げた。お兄さん達は威圧的な目でにらみ返す。
恐怖のあまりに震え、痙攣したように頷く尾崎。
周りのお兄さん達はニヤニヤ笑いながら尾崎豊を見下ろす。
B
マッチョ兄さんは尾崎の目の前で自分のビギニパンツをずり降ろした。
弾けるようにペニスが起立し、尾崎の頬を激しく叩いた。
尾崎は恐怖と屈辱のあまり嗚咽し、縮み上がった貧弱なペニスから尿をチョロチョロと垂れ流す。
「うわっ!汚ねえっ!コイツ、ションベン漏らしてやがるぜ!」
お兄さんの一人が叫んだ。すると周囲のお兄さん達もゲラゲラと笑い出した。
「…情けねえ奴だな。」「…ダセエ!コイツビビリだぜっ!」
次から次へと嘲るような言葉が浴びせられる。
恥辱、屈辱、恐怖…尾崎は砂浜に顔を埋め、シクシクと泣き出した。
■
ふと、優しかった母さんの思い出がアタマを過ぎる。
小学生の頃、苛められて学校から帰ってきたボクを「弱虫!」と叱りつつ優しく慰めてくれた母さん。
美味しいコロッケを作るのが得意だった母さん。
ボクが夜寝付くまでいつまでも側で子守唄を歌ってくれたあの母さん…。
■
「…おらぁっ!こっちに顔を向けやがれぇっ!」
耳を劈くような怒鳴り声と共に、尾崎は強引に顔を起こされた。
素早く差し伸べられた手が両頬を締め上げ、尾崎はたまらずに口を開けた。
その瞬間、マッチョ男のチンコが一気に喉奥までブチ込まれた。
「…んぐぅっ!んんぎぃっ!」
尾崎は喘いだ。一瞬呼吸が止まった。
C
マッチョ男は巨大なペニスを尾崎の口の中で激しくグラインドさせる。
勃起したお兄さんの亀頭が尾崎の喉にたたきつけられ、思わず吐き気を催す尾崎。
さらに尾崎の肛門に巨大な男根がねじ込まれた。
前と後ろから貫かれた尾崎は、マッチョ兄さん達の押さえつけられ、なすがままに二穴を犯されてゆく…。
しかし同時に、その激しい責めが何時しか快楽に変わっていることにも気付いた。
■
「…うっ!うおおっ!」「最高だ!凄いアナルだぜっ!」
そう叫ぶとマッチョ兄さん達は次々と射精した。
男達の放った熱いザーメンが尾崎の喉奥と直腸に溢れる。
さらに周りを囲むお兄さん達や地元のマニアのデブたちも、一斉に尾崎の顔に精液を放つ。
熱く生臭い精液の匂いが、尾崎の鼻腔の奥にまで立ち上って行く。
その匂いをかいだ瞬間、遂に尾崎も絶頂に達した。
ビンビンに勃起したペニスから放たれた尾崎の精液は砂浜に向かって解き放たれ、乾いた砂の上で少し震える。
それと同時に今まで無かったほどの凄まじい快楽に貫かれ、尾崎は気絶した。(了)
『尾崎豊物語 「月は無慈悲な夜の女王」・編』
@
目が覚めると何故か青森県三沢米軍基地の滑走路の上に倒れていた。
尾崎豊は身を起こそうとする、しかし痺れるような激痛が走った。
体中あちらこちらに擦り傷や打ち身があり、乾いた精液の残滓が方々にこびり付いている。
それを見た尾崎は、自分が多くのマッチョ兄さん達に穢されていったことを思い出した。
今までに感じたことの無い屈辱…悪夢のようなその記憶に、思わず尾崎はうめいた。
しかしなぜだろう、自分の股間は勃起をしている…疲れきり動けないはずなのに!
再び仰向けになり、尾崎は空を見上げた。
夜空にはシリウスが煌々と輝き、吹き抜ける北風の中に北斗七星がかすかに瞬いている。
刺すような冬の風が、ハラハラと粉雪をのせ、滑走路を淡い白に染め上げてゆく…。
寒さが尾崎の肉体を襲う…初冬の冷たい夜風が、傷だらけの尾崎に無情に吹きつける。
このままでは凍えてしまう、そう思った尾崎は遂に体を起こした。
脇に、吉岡秀隆が倒れていた。
須磨海岸で自分と一緒にお兄さん達に玩具にされた吉岡秀隆もまた、憔悴しきっていた。
肛門から大量の出血をしている秀隆は、尾崎以上に重症のようだ。
雪の降りしきる滑走路の中ほどで、動けない二人は全裸のまま寒さに震えた。
雪雲の切れ間から覗く蒼茫とした月明かりが、倒れ伏している二人を無情に照らしだす。
A
「…さ、寒い。寒いよ尾崎にいさん」
秀隆が呟くように言った。
秀隆はサド兄さんや女王様に虐め抜かれたらしく、全身切り傷やヤケドだらけだ。
女王様の犯される…尾崎は一瞬その絵を思い浮かべ、秀隆に対して嫉妬心を滾らせた。
しかし今の秀隆の無残な姿に、尾崎の奥に眠る母性本能が刺激され、苦しむ秀隆に憐憫の情を感じた。
未だ癒えぬ秀隆の傷口からは、どす黒い血がダラダラと流れ出ており、普段尾崎が寵愛した秀隆の皮膚を染める。
夜な夜な二人で肌をすり合わせた、あの甘い日々…その滑らかな秀隆の肌が無残に蹂躙されて…。
青春の甘い記憶が今、無残に引き裂かれてしまった。
そのことが尾崎のマゾ心をチクチクと刺激してゆく。
それはまた、尾崎の中に眠る嫉妬を掻きたててゆく。
■
秀隆は寒さに打ち震えながら、尾崎の方に顔を向けた。
力ない秀隆の視線…その視線とかち合うと、秀隆は力なく微笑んだ。
尾崎は、それに応じるように、悲しそうな笑顔を作る。
秀隆の目を見つめながら、尾崎は言葉を捜した。
僅かな月明りを反射する秀隆の目は、尾崎という兄貴に縋りつくように向けられる。
B
その視線に、尾崎の心は揺れる。
「大丈夫か?秀隆。お、俺たち一体どうしちゃったんだろ?」
そんな言葉しか見つからなかった。
すると秀隆は、もう一度微笑みながら応えた。
「ナ、ナンパしてエッチするつもりが、すっかり肉便器になってしまいましたね…」
秀隆はそう言うと少し笑った。そして笑いながら、突然激しく咳きこんだ。
「…ゴホッ!ゴホッ!ゲホッ!」
血が混じった反吐を吐きながら秀隆はうめき、悶えた。
「お、おいっ、しっかりしろ秀隆!苦しいのか?」
尾在は秀隆の元に這って行き、彼の上体を抱き起こした。
正樹のキズは予想以上に酷かった。
散々殴られた顔は不気味に腫れあがり、全身の傷は皮膚だけでなく、その柔らかい肉にまで引き裂いている。
人間はいったいどうしてこんなに残酷になれるのか、尾崎の心は慟哭した。
■
ふと尾崎は肛門に違和感を覚えた。
須磨海岸でお兄さん方に散々玩ばれたため、肛門はズタズタに引き裂かれていた。
そのためか、少し体を動かすだけでも突き刺さるような痛みが走る。
その直腸の奥から、なにか生暖かいものが下って来るのを感じる。
C
「…何だろう?」
尾崎は慌てて指先を肛門にあてがい、肛門から溢れ出てくるモノをその指先で掬い取った。
それは、お兄さん方が放った精液だった。
大便と血が混じったその精液は、寒さの中で尾崎の指先から湯気を放ち、独特の生臭いにおいを漂わせる。
尾崎はこれを見た瞬間、自分が間違いなく見城さんを裏切ってしまったことをを痛感した。
見城さんだけに付き従った尾崎の魂は今、色欲の獣達に穢され、踏みにじられてしまったのだ。
寂しかった。俺はもう、後戻りできないのか、そう思うと尾崎の双眸から熱い涙がこぼれた。
■
「…う、ううっ、く、苦しい」
泣き濡れる尾崎の傍らで、突然秀隆が呻き始めた。秀隆の唇は紫色に変色し、寒さと衰弱のために痙攣を始めている。
(まずいぞ、このままでは秀隆は死んでしまう!)
しかし尾崎にはどうすることも出来なかった。
目の前で苦しむ愛人を前に、喩えようもない無力感に襲われ、尾崎の目から再び涙がこぼれる。
D
秀隆との楽しかった日々。
出合ったその日から互いに運命を感じた二人。
間もなく体を重ねあい、狂ったように貪りあった夜はどれだけあっただろうか?
見城さんに開発された後も、秀隆は何も言わずに自分を受け入れてくれた。
そう、自分が別の何かに変わってしまっても、秀隆の愛は変わらなかった。
真の愛情、性を超えた人と人との連なり。
きしむベッドの上で優しさを持ち寄り、互いの傷を癒して過ごした貴重な青春の日々…。
それが今、永遠に失われようとしている。
■
尾崎は再び秀隆を見た。
秀隆の細身の裸体は傷だらけだ。か弱い肉体が怪しげな月明かりの中で艶やかに輝きを放つ。
北風が吹き荒び、粉雪が舞い散る荒涼とした滑走路のなかで、秀隆の生白い肢体だけが別世界にいるかのようだ。
震える肌に、鮮やかな紅の血の雫がゆっくりと這うように伝う。
赤い血潮の生々しさ…それは秀隆の生命そのものであり、その輝きこそが秀隆の生きた証でもある。
喩えようも無く美しかった。生命のもつ神々しいまでの威厳がそこにあった。
(秀隆は死ぬ…しかし彼の魂は永遠なのだ!)
尾崎はそう悟った。それと同時に尾崎は、激しい空腹感に苛まれているのを感じた。
E
「あ、お、尾崎にいさん?な、何を考えているんですっ?」
尾崎の放つ異様な雰囲気を察した秀隆が、尾崎に尋ねてきた。
不審と疑惑に溢れた目が、まるで責めるかのように尾崎を見上げている。
尾崎は思わずハッとして我に返った。
(いけない!俺は今、なんてことを思っていたのだ!人間として最低じゃないか!)
「グウゥ〜…」
その瞬間、尾崎の腹が鳴った。衰弱しきったせいか、尾崎の若き肉体は激しく滋養を求めている。
何か危険を察した秀隆は、宏明から逃れようと体を捩った。
その瞬間、尾崎は自分の意思とは無関係に秀隆を抱きかかえる両腕に力をこめる。
泣き声のような悲鳴を上げる秀隆。しかし尾崎は何かに魅入られたように秀隆を睨む。
目は血走って、息吹も激しくなってゆく…心臓の鼓動も早鳴り、高鳴る。口の中に唾液が満ち、口角から溢れ出た。
(駄目だ、いけない!秀隆は俺のステディだぞっ!)
尾崎の心は叫んだ。しかしその叫びは、尾崎の中に眠る魔物たちには届かなかった。
F
尾崎は大きく口を開けると、激しく抵抗し泣き叫ぶ秀隆の喉元に噛み付いた。
必死で抵抗し暴れる秀隆を押さえつけ、ゆっくりと歯を喉に食い込ませる。
尾崎の前歯が喉笛を食い破ると、秀隆の喉から熱い血潮が吹き出た。
さらに深く食いつ尾崎…犬歯が頚動脈を引き千切る。
尾崎の頬に真っ赤な血が大量に飛び散った。
■
数時間後、滑走路で発狂している尾崎を米軍の憲兵隊が発見した。
尾崎は全裸で血まみれ、引き千切られた人間の手や足を咥えて狂ったように踊っている。
滑走路の白い雪の上には大量の血のほか、人間ともの思しき内臓やら骨片が散乱している。
米軍の憲兵達は皆一様に、信じられないといった表情で尾崎豊の狂態を眺め、唖然として立ち竦んでいる。
「…うきゃきゃー!うきゃー!」
尾崎は凄まじい笑顔で叫んだ。それは獣の叫びそのものだった。
尾崎はなおも踊りながら、秀隆の腿肉を食いちぎり、同時に糞尿を垂れ流した。
黒い大便と黄金色の尿が白い雪と血で真っ赤に染まった秀隆の残骸の上に降りかかる。
たっぷりと放尿し脱糞し終わった尾崎は、満足気にもう一度微笑んだ。
その微笑は人間のそれではない、それを突き抜けた魔性の微笑みであった。
なおも笑い続ける尾崎。
取り囲む米兵達の驚愕の視線の中で、かつて秀隆であった肉塊にもう一度むしゃぶりついた。(了)
『尾崎豊物語 業界の掟、愛の調教編』
@
「おらあっ、とっとと食えよっ!」
尾崎豊に向かって犬の糞を差し出す須藤晃。その背後で見城徹がニヤニヤと笑う。
尾崎豊は彼らの前で突っ伏して泣き喚く。
「イヤでおじゃる〜!ウリは犬のウンチなんか食いたくないでおじゃる〜!」
ブリーフパンツを尿で濡らしながら駄々をこねる尾崎。しかし須藤晃は許さなかった。
「オラッ!喰わねえとぶん殴るぞっ!」
そう叫ぶと、大きく振りかぶった右拳をアラキドの貧弱な顎に叩き込んだ。
「プギーッ!」
尾崎豊甲高いうめきを上げて倒れる。しかし今度は見城徹の足がアラキドの鳩尾に蹴り込まれた。
「ゴフッ!」
尾崎は血反吐を吐いた。目玉を飛び出そうなほどにひん剥き、大量の鼻血を流してもがく。
その様子を残酷な微笑みで見下ろしていた須藤晃は、尾崎豊の傍にしゃがむともう一度言った。
「…わかったか尾崎。俺たちがプロデュースしなきゃ、お前なんぞただのゲイ人形なんだよ。」
床に倒れ、怯えた目で二人を見上げる尾崎に向かって、見城も言った。
「尾崎、もう一度言うぞ。この犬の糞を食えよ…」
完全に怯えきった尾崎は、まるで痙攣するようにカクカクと頷いた。
木の枝の先に突き刺さっている犬の糞…尾崎の目の前に差し出されたそれは、
つい先ほどひねり出されたもののように表面がヌメっていた。
独特の悪臭が尾崎の鼻を突く。須藤は犬の糞をさらに尾崎の鼻先に突き出す…躊躇する尾崎。
A
「おいっ!テメエさっき喰うって言っただろがっ!」
見城が後ろから怒鳴りつける。思わず「ひいっ!」と悲鳴を上げて尾崎は肩をすくめた。
その瞬間、須藤が尾崎を抑え込むと、強引に口を開かせた。
精一杯抵抗する尾崎だが、尾崎の開きかかったの口の中に、須藤は強引に犬の糞をねじ込んだ。
「ムグーッ!ンングンッ」
尾崎はもがいた。そして口の中の糞を吐き出そうとした。
が、見城が予め用意していたガムテープの切れ端を、尾崎の口に貼り付ける。
同時にアラキドの身体にロープを巻きつけ、立ち木の高枝に引っ掛けると尾崎をつるし上げた。
「んぐーっ!」
尾崎は声にならない悲鳴を上げる。しかし二人は尾崎の無様な姿を大笑いしながら見ている。
「おいっ、コイツの下半身、丸出しにしちゃおうぜ!」
「ああっ、そうだな!」
そういうと彼らは尾崎のズボンとパンツを引きずり降ろした。
尿でぐっしょりと濡れたパンツは肌に絡まりながら脱げ落ち、地面に転がって丸まった。
尾崎は泣き叫ぶ。その際に、口の中の犬のウンコを思いっきり飲み込んだ。
「ングングッ!ンンーッ!」
くぐもった声で泣き出す尾崎。
その尾崎の様子を、嘲笑いながら見上げる須藤と見城の目は、嗜虐の喜びに溢れかえっていた。
B
暫くして、二人は泣きつかれてぐったりしている尾崎のチンコを枝で軽く持ち上げた。
須藤が手にしていた竹串を尿道にゆっくりと挿入する。尾崎は痛みのあまり暴れる。
「オラアッ!大人しくしないとキンタマまで突き刺すぞっ!」
見城が叫ぶ。
と、同時に太めの枝を尾崎の肛門にねじ込んだ。
「ムグーッ!」
尾崎の叫びが虚しく響いた。
…数時間後、肛門と尿道から大量に流血した尾崎は、定時制高校の同級生たちに引きずり降ろされた。
地面に倒れ伏す尾崎のケツには、見城徹の字で
「皆さんご自由に肛門を犯してください」
と書かれていた。
その文字を読んだDQNのボスは、怯えるアラキドを見下ろしながら革パンを下ろし、ニヤリと笑った。
下半身をさらしたDQNのボス…そのチンコは隆々と勃起していた。(了)
『尾崎豊物語・新章 青春の嘆き、神との邂逅・編』
(1/5)
見城さんに連れてこられた地下パーティーは、まさに修羅場だった。
黒檀の重い扉を開いた瞬間、生臭く湿った淫靡な匂いが、尾崎の鼻腔を優しくくすぐる。
薄暗い部屋の方々から、押し殺したような無数の人々の息吹が立ち昇り、女性のすすり泣く声も聞こえる。
「さあ尾崎、我々も入ろうよ…」
尾崎の背中を軽く押し、見城は中へ入るように促す。
見城の手の感触…尾崎を抱きすくめ、息苦しいほどの熱き抱擁で包んでくれる見城の逞しい手。
そこから伝わる体温は、尾崎の身体の奥で蠢く欲情の炎を揺るがす。尾崎は生唾をゴクリと飲み下した。
「見城さん、ここは一体?」
少し不安げな声で尾崎は尋ねる。見城は無言だ。
暗がりに目が慣れると、松明に照らし出された部屋の様子がわかった。
多くの生白い肉体の洪水が、床の方々で波を打っている。
逞しい腕、豊満な尻、丸みを帯びた臀部が、開かれた両足の間で激しく上下する。
長い髪の女性が、過剰な筋肉に覆われた男の腰にすがりつき、その股間の図太い肉棒をくわえ込んでいる。
また黒いボンテージに身を包んだ逞しい男二人が抱きしめあい、互いの肉体をまさぐりながら唇を求め合っている。
「尾崎、我々もこの中に入ろう…分かち合うんだ」
声を掛ける見城の方を、尾崎は振り返る。するとそこには、すでに衣類を脱ぎ去り裸になった見城が立っていた。
射すくめるような目で尾崎を見つめる見城…その視線の熱さに、尾崎は一瞬たじろぐ。
しかし尾崎は目線を逸らせなかった。見城の股間にそそり立つ巨大な肉茎が、脈打つように尾崎の前で痙攣する。
そう、尾崎の菊門を優しく貫いたあの肉茎…尾崎はあの日の夜の記憶を思い出し、思わず顔が赤らむのを感じた。
(2/5)
「ねえお兄さん、なかなか男前じゃない?」
立ち竦む尾崎に何者かが抱きついてきた。そのまま尾崎の耳たぶを舌でやさしく舐める。
甘く、生温い息吹が尾崎のうなじを這う。尾崎の上腕に、たわわに膨らんだ女の乳房が押し付けられる。
「えっ、う、うわっ!」
尾崎は驚き、一瞬身を強張らせた。するとその女は、耳元で優しく微笑みながらささやいた。
「大丈夫よボウヤ、私達が優しく導いてあげるから、うふっ!」
そのまま女の手はゆっくりと尾崎の胸元を這う。ブレザーの制服のボタンをたくみの外し、尾崎の胸の素肌を撫でる。
女の指先が、尾崎の素肌に触れる…尾崎の乳首を指先で軽く転がし、同時に尾崎のうなじを嘗め回す女。
「ああっ…ボク、あのっ!」
たじろぐ尾崎の目の前に、見城か近付く。優しげな見城の目線が、不安げな尾崎の心に光を投げかける。
「大丈夫だよ尾崎、もう君は我々の仲間なんだからな」
そういって微笑む見城は、そのまま尾崎の制服のベルトを外す。
緩んだズボンの裾から、女は巧みに手を滑り込ませて尾崎の尻を直に触る。
硬く貼った尾崎の尻の肉を分けるように指先が進み、尾崎のアナルを探る。
「ああっ、ダメです止めてくださいっ!そんな所…」
「何を言ってるんだ尾崎、臆したのかい?」
見城は尾崎を諌めた。その瞬間、女の指先は尾崎のアナルを探りあて、迷うことなくその中へと侵入した。
(3/5)
「ひ、ひぐうっ!」
尾崎は身体を弾ませるように反応する。
昨晩、見城によって貫かれたアナルの傷に鋭い痛みが走り、尾崎の脊椎を駆け上った。
「あら?このボウヤはまだなのかしら…?」
「いや、彼は既に貫通式を済ませているんだが、まだ不慣れでね」
尾崎のすぐそばで買わされる言葉…四つの手が尾崎の若き肉体を愛撫するなかで、それは呪文のように響く。
女の指先が尾崎の前立腺を探りあて、そこを圧迫する。勃起を促しているのだ。
見城は尾崎のズボンとブリーフを引き摺り下ろし、尾崎の下半身を丸裸にした。
「尾崎、かわいいな尾崎、もう勃起しているじゃないか?」
「あら、このボウヤは中々元気ねえ」
もはや抵抗が出来ないほどに感じてしまった尾崎は、少し恥らうように両脚をすぼめる。
しかし見城の逞しい両腕がそれを許さなかった。
より大きく押し広げられた尾崎の両脚…そこから天に向かって反り立つように、若き尾崎の肉茎が現れる。
「まあ…逞しい」
女は感嘆の声を上げる。そして空いたもう一方の手で、尾崎のペニスを軽く掴み、そのままゆっくりをスラストさせた。
「ああっ!ダメですもうっ!お、お願いですうっ!」
叫ぶ尾崎。気づくと部屋中にいた多くの人間の視線が、全て尾崎に集まっている。
熱く、なおかつ鋭い多くの視線が、尾崎のそそりたつ肉茎や、痙攣する臀部に集まる。
その視線に、尾崎はさらに昂ぶり、敏感になってゆく。
(4/5)
「尾崎、ではそろそろ禊を済まそうか…なっ?」
見城は下から尾崎を見上げる。
悦びに満ちた見城の微笑みに慄然とする尾崎…しかし何故だろう、心のどこかでそれを期待している自分もいる。
「ほら、はやくやってあげなさい見城さん。この子、このままフィニッシュしちゃうわよ」
クスリと微笑みながら女は囁く。
女の左手は尾崎の肉茎を優しく掴み、指先で亀頭を撫でる。
時折女の指先が尿道をしごくたびに、尾崎は絶頂に達しそうになる。
「そうだな、これ以上焦らしたら、尾崎はすねちゃうかもしれないしな」
周りの人間達が少し笑う…尾崎のあられもない痴態を見て、喜んでいるのだ。
「はうっ!」
尾崎は叫んだ。見城の口が尾崎の肉茎をくわえ込んだのだ。
そのまま激しく肉茎を吸い込む見城…尾崎の亀頭が見城の喉の奥へと侵入し、食道に近い辺りまで達する。
見城は喉の奥をしごきながら、尾崎のペニスを激しく刺激する。
「ダメです見城さんっ! ああっ!」
抵抗を始める尾崎…しかしいつのまにそばに来ていた屈強な男たちによって尾崎は押さえ込まれていた。
ニヤニヤと笑いながら尾崎を押さえつけるむくつけき男たち。
「待ってろよ尾崎くん、次は我々が君を導くからな」
「そうだぜ尾崎くん、君は今、我々の仲間達の関心を全て集めてるんだよ、ははっ!」
(5/5)
「私もお手伝いしなくちゃね、尾崎くん。これからもよろしくね!」
そう囁いた女は、もう一度尾崎のアナルに深々と指先を突っ込んだ…さらに深く。
その中で暴れる指先は、尾崎の本性を暴きだすかのようだ。
甲高い悲鳴を上げながら愛撫に翻弄される尾崎。
その尾崎の美しき痴態を眺めながら交わい、自慰を始める周囲の者たち。
上り詰める尾崎は、薄暗い部屋の彼方で未知の輝きを見た。
荒ぶる魂の行き着く先、めくるめく快楽の上り詰めたその先に、一筋の光明を見出していた。
今、尾崎の肉体を汚す巧みな愛撫の中で、尾崎の精神は自分を縛り付ける全てから解き放たれていった。
「ああっ!うわああぅ!」
かつて無い絶叫とともに、尾崎は大量の精液を放った。
その精液を一滴も残さず飲み干す見城の目の前で、尾崎は失神した。
本当の自分にたどり着けた気がした。(了)
『尾崎豊物語・番外編 尾崎豊42の夜、過ぎ去った栄光・編』
@
尾崎豊は目覚めた。
周りの仲間達がまだ寝静まっている午前2時、尾崎はボロボロの毛布を肌蹴てムクリと起き上がる。
今日は水曜日、アルミ缶の収集作業に出かけねばオマンマ食い上げだ。
「うーん」
大きく深呼吸し、両手を伸ばして身体をほぐす。
傍らに置いてあったペットボトルの残りをグイッと飲み干して青テントから這い出る。
まだ肌寒い早春の風が吹き抜けた。尾崎は思わずブルッと震え、シミだらけのダウンジャケットの襟を正した。
水道の蛇口を捻り、薄汚れた顔をジャブジャブと洗い、薄汚れたタオルで顔で丁寧に顔を拭く。
端正だった目鼻立ちが僅かに残るその容貌は、転落した人生の苦悩が残酷に刻まれている。
髪の生え際が後退し、広がった額を少し気にする尾崎。
顔を洗い終えると植え込みに向かった。
シミだらけのジーンズのファスナーを下ろし、浅黒く萎びたペニスを引っ張り出す。
そのまま強烈なアンモニア臭のする小便を、植え込みの中にジョロジョロと垂れ流した。
「クソッ!」
尾崎は毒づいた。小便が軌道を逸れて靴とジーンズの裾を汚したためだ。
「なんてこった…2週間前に洗濯したばかりなのに」
尾崎は溜め息をつくと、近くに落ちていた古雑誌を拾い、ジーンズの濡れた部分を拭った。
A
「さあ、今日もアルミ缶を一杯拾うぞ!」
尾崎はそう声にだすと、青テントに掛けておいたズタ袋を担いで夜の新宿の街に出向いた。
不夜城の副都心、新宿のビル群は摩天楼の名にふさわしい威容で新宿中央公園を取り囲む。
尾崎豊はその真っ只中に最下層民の一人として地べたを這い回る生活を今日も続けていた。
かつての栄光など、まるで無かったかのように…。
■
尾崎は早足で東口ルミネ歓楽街に向かい、そこのゴミ集積所でアルミ缶を漁る。
週明け間もないこの日は、それほどゴミは多く出ない。
とはいえさすがに新宿である。ゴミ集積所には溢れんばかりのゴミや産業廃棄物が山積されていた。
酔客も疎らな通りで尾崎は、迷うことなくゴミの山に近付くとそこで屈む。
アルミ缶専用の廃棄カゴには、尾崎の予想したとおりに大量のアルミ缶があった…思わず笑顔を見せる尾崎。
尾崎は自ら持参したキャンバス地の業務用の荷袋(もちろん植木屋からの盗品)にアルミ缶を全て放り込む。
原材料費の値上がりで、相場は最近高騰気味だ…尾崎は今日の取り分を8000円ほどと予想した。
一仕事終えた尾崎は、各店舗から出された東京都指定ゴミ袋や水色のポリ容器などを丁寧に開け、中を調べる。
「どれ…今日も拾いものあるかな?」
手を突っ込んだ瞬間、さらに数匹のゴキブリがワラワラと逃げてゆく。
目指すは惣菜店が廃棄した賞味期限切れの弁当だ。
手付かずのまま、丸々一食分の食事にありつけるのは、今の尾崎にとっては大変有り難い。
B
10分後、惣菜店の破棄した海苔弁当とポテトサラダ、それと蟹カマを添えたサラダを発見した。
尾崎は喜んだ。そのまま路上に座り込み、それらを貪り喰う。
ゴミ捨て場にゴミを捨てに来たチェーン店の従業員が、人間のクズを見るような目で尾崎を見る。
しかし尾崎は気にも留めなかった。今はただ、空腹を満たすことだけが尾崎の唯一の楽しみであった。
■
一通り残飯を平らげると、尾崎は再びゴミ漁りを始めた。
するとゴミの山の奥から、30センチはあろうかという巨大な男根バイブレーターが発掘された。
「ああっ…こ、これは」
尾崎の脳裏に、若き日のあの熱い夜の思い出が過ぎった。
若く美しかったあの頃…15の夜、俺は本当の自分と邂逅したんだ。
そう、あの逞しい男の腕に抱かれ、俺は何度も上り詰めたんだ。
身体が引き裂かれるような激痛…しかし何時しかそれも喩えようもない快楽へと変わってゆく。
激しく自分を求めた男たちは、ステージ上で叫ぶ俺を求めるあの観客たち以上に、俺を変えていった。
寵愛と崇拝を一身に受けたあの頃…多くの視線が俺に刺さり、逞しい肉根が俺を貫く。
俺は何度も昇天し、意識を失うほどの快感の中で震えていたんだ。
ああ、もう一度…もう一度あの頃にもどれたら!
C
尾崎は立ち竦んだ。ネオンの消えかけた新宿の繁華街で、たった一人取り残された尾崎。
まだ寒さの残る春風が、皺の刻まれた尾崎の頬を撫でる…かつて見城さんが愛撫してくれたように。
その生々しい感触を思い浮かべ、久しぶりに股間が熱くなるのを感じた。
手にした黒い巨大バイブレーター…アナルが疼痛する、何故だ?
俺は、本当の自分にたどり着いたのか?
都会の夜は、答えてはくれなかった。
■
西戸山の公園通りで収集業者にアルミ缶を引き渡す。
受け取った代金は、尾崎の予想を外れ5500円ほどであった。
それを大事に懐にしまい込んだ尾崎は、上着の裾にしまったバイブレーターにもう一度触れた。
その固い感触を指先でなぞり、少し微笑んだ。
そのまま尾崎は再び新宿中央公園の青テントに戻っていった…すこし軽い足取りで。
尾崎豊、42の夜は更けてゆく…。(了)
『尾崎豊物語・番外編 本当の自分、たどり着いた真実・編』
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はっとして目が覚めた尾崎豊42歳。
周りを見るといつもの四畳半のアパートだった。
「お、俺は夢でも見ていたのか?」
尾崎はボーッとする頭で考えた。
昨晩、灼熱のロックステージで熱く燃え滾ったあの自分は一体…?
壁掛け時計は午前6時50分を差している。
建て付けの悪い曇りガラスから、薄暗い朝日がさしこみ、尾崎の頬を優しく撫でる。
遠くからかすかに車のエンジン音が響く。
「…そうか」
尾崎は呟いた。
「あれは全部、夢だったんだ」
尾崎は起き上がって着替えを始めた。
「さて、今日も仕事だ、今まで遊んでた分、ちゃんと取り戻さなくちゃな」
ボロアパートの扉を開き、尾崎はまだ寒さの残る早春の風に身を震わせながらバス停に向かう。
A
向かう先は西川口配送センター。
尾崎はいつも通りタイムカードを通してロッカールームに向かった。
作業着に着替え、倉庫前の納入業者用トラック待機エリアに集合する配送ライン作業員達。
その群れの中に笑顔の尾崎豊がいた。
尾崎豊、42歳の青春だ。
ライン長が2〜3分ほど注意事項を伝達する。
散会を告げられると共に、ライン工たちは各部署へと散ってゆく。
始業のベルが鳴ると共にコンベアが稼動しだす。
それと共に積載されたダンボール箱がそれぞれのラインへと流入してゆく。
尾崎は笑顔で作業を始めた。ちなみに時給は700円。
覚醒剤で執行猶予をくらい、ハローワークでようやくありついた派遣仕事だった。
■
尾崎はこの西川口配送センターの建物をパンデモニウムと名づけていた。
長距離運送用10トントラックのことをドラゴンと呼び、配送用2トントラックの事をモンスターと呼んでいた。
さらに配送所の仕分け作業員のことをドワーフと呼び、トラックドライバーのことを竜使いと呼んでいた。
そして尾崎豊は、周りから電波さんと呼ばれていた。
B
「俺、妖精と話せるんだ…」
尾崎は同じラインに並んで仕事をするフリーター崩れに自慢げに言った。
「へえ、本当かよ…」
周りの連中は面倒臭そうに答えた。
そのままいそいそと荷物積載作業の戻る。
生産調整で毎日ラインに並ぶ単純労働作業員の数が入れ替わるこの配送センターで、
一々こんな電波と親しくしようとする奴はいなかった。
孤独を募らせる尾崎…あの灼熱のステージでは、多くの若者達が自分を崇拝してくれた。
しかしここで働く派遣労働者たちはどうだ?
みな精気のない澱んだ目をして、押し黙ったままだ。
(世の中のルールが悪いんだ!)
そう尾崎は悟った。
(権力にすがりつく醜い大人たちが、こうした若者たちの個性や才能を押し潰しているんだ!許せない!)
尾崎は怒りに震えた。
「おいっ!サボってないでちゃんと仕事しろーっ!」
遠くからライン長が怒鳴る声が聞こえる…。
C
休憩時間、尾崎は中庭でパック牛乳を飲みながら彼だけに見える妖精と話をした。
妖精は尾崎の耳元で囁く。
「ライン長のオヤジがお前のケツを狙っているぞ尾崎!アイツはホモだからな。お前のケツを眺めてうっとりとしてたぜ!」
そういうと妖精はニヤリと笑った。
「…な、何だって!ゆ、許せない、あの野郎!」
尾崎は怒りに震え、立ち上がった。
そして傍らに落ちていた鉄パイプを掴んだ。
■
一時間後、尾崎はライン長を鉄パイプで殴り重傷を負わせた。
一方尾崎は周りの工員達に取り押さえられながら
「妖精が教えてくれたんだ!妖精がボクに教えてくれたんだよ!」
と、半狂乱になって叫んでいた。
警察病院で、尾崎豊は境界性人格障害と診断された。
それが今の尾崎豊(42歳)の真実だった。 (了)
『尾崎豊物語・番外編 忘れな草 forget me not・編』
@
「バカじゃないの、あんた…」
かつての妻、繁美に真正面から面罵された尾崎豊は衝撃を受けた。
六本木の交差点、人だかりの中で迷惑そうに尾崎から目を背ける繁美。
40を超えたとはとても思えない洗練されたスタイルは、かつて尾崎に殴打され続けた過去などなかったかのようだ。
際どく切り詰められたスカートから覗く脚のラインは、そこいらの小娘など太刀打ちできないほどに引き締まっている。
幸せの只中に生きる女…今の繁美は間違いなく勝利者だった。
その目の前で崩れ落ち、膝をつく尾崎。
通行人たちはその光景を好奇の目で見つめる。
繁美の連れの長身の優男は、尾崎を警戒しながら近寄る。
繁美は僅かに苦笑いを浮かべて男を制する。
そのまま繁美の肩を優しく抱いたその男は、路上で震える尾崎を嘲笑うように見下ろした。
同時に路肩に止めてあるベンツ600LSから近寄る運転手に手で合図し、待つように促す。
「な、何て言ったの、繁美?」
尾崎はもう一度尋ねる。
その声は恐怖に震えていた。
A
すると繁美はウェーブの掛かった長い前髪を手でかき上げながら尾崎に向き直り、再び言った。
「バカって言ったの…それに超キモい」
尾崎を見つめる繁美の目は、まるで道端に落ちている犬の糞を見るそれだ。
動揺を隠せない尾崎は、繁美の目の前でオロオロとするばかりだった。
周囲の野次馬の指すような目線の中で、尾崎は震えながらうな垂れる。
そんな尾崎の哀れな姿に対して繁美は意地悪くニヤリと笑った。
「二度とあたしの前に姿見せないでくれる、豊か。もう私達はなんの関係もないの」
そう言い放つと繁美は、尾崎の足元にペッと唾を吐きだし、待たせてあったベンツの後部座席に乗り込んだ。
ショックのあまりその場で固まり、遠ざかるベンツの姿を、呆けたような目で追う尾崎。
信号が青に変わる。通行人たちは半ば憐れみ、半ば嘲るような目で尾崎を見下ろしながら横断歩道を渡ってゆく。
都会の喧騒が、尾崎の耳の中で残酷に響く。
B
そのまま尾崎は泣いた。そのまま泣き崩れた。地面に蹲り、オイオイと号泣した。
仕事を失い、尾羽打ち枯らした今の尾崎はすでに限界に達している。
誰も自分を愛してくれない。
多くの聴衆の喝采と崇拝を受けたかつての姿は、今の尾崎にはどこにもなかった。
(どうして…どうして誰も俺を愛してくれないんだ!)
アスファルトに突っ伏しながら尾崎の心は叫んだ。
(大都会のコンクリートの中で埋もれそうな…そして忘れ去られてしまった俺は…)
「俺は…忘れな草」
尾崎は小声で呟いた。
その声も、都会の喧騒の中に掻き消えてゆく。
尾崎は尚も泣いた。
C
ふと目の前を見る。
アスファルトの表面に、繁美が吐き出した唾がこびり付いていた。
少し乾きかけたそれは、アスファルトを僅かに黒く滲ませている。
尾崎はゆっくりとそこまで這い寄った。
繁美の唾液、繁美の分身…それは尾崎自身が失ってしまった愛の欠片だ。
尾崎の心臓の鼓動は高鳴る。同時に、若き日の思い出が脳裏を過ぎる。
巧みな舌技で尾崎を翻弄してくれた繁美の愛撫…あの熱き愛撫を、どれだけ経験しただろうか?
繁美の柔らかな肉感…吸い付くような肌に、なんど尾崎は埋もれただろうか?
尾崎の股間は熱を帯びてゆく。
■
尾崎は地面に顔を近づけた。
口を空け、舌を伸ばす。その舌先はゆっくりと繁美の唾液に向かって伸ばされてゆく…。
通行人の怪訝な視線を浴びる中で、尾崎はそのままアスファルトにキスをした。
夢中で繁美の唾液を舐めた。そのまま音を立ててすすった。
愛を取り戻せた気がした。(了)
『尾崎豊物語・番外 明日への決意・編』
@
とりあえず浣腸オナニーを済ませようと尾崎豊はトイレへ向かった。
股間は既にビンビン、アナルは興奮でヒクヒクと痙攣を続けている。
生理食塩水の中に数滴のトウガラシエキスと垂らす。
この刺激がたまらないのだ、と尾崎は溜め息を漏らした。
便座に座った尾崎は、トイレのリネンの棚の上に煙草数本が入った紙箱を発見。
「あ、こ、これは前に禁煙していた時の…まだ残っていたんだ」
尾崎は嬉々としてそれを取る。
「あっと、その前に。お尻を浣腸で清めなくちゃ」
尾崎はトウガラシエキスを混入した浣腸器を取り上げ、尻を持ち上げるとその浣腸器を肛門にねじ込む。
挿入する瞬間、「あんっ!」と、色っぽい声を上げてしまう尾崎…至福のひとときだ。
そしてゆっくりと注入器を押し込む。
直腸内に、浣腸液が満たされてゆく。同時に下腹部の辺りが、体内からゆっくりとせり出してくる圧力を感じる。
この感じがたまらない、尾崎は口元を緩ませ少し笑った。
暫くすると、あのトウガラシエキスの刺激が肛門近辺をじくじくと痛めつけ始めた。
脚がブルブル震える、さらに股間の肉棒が腫れ上がるように勃起する。
「おお〜っ!あおおうっ!」
トイレで一人で喘ぎ、悶える尾崎であった。
A
便座で座り、すすり泣きを始める尾崎豊 。
肛門の耐え難い痛みに、思わず涙をこぼしてしまったのだ。
辛いからではない、嫌だからでもない。
嬉しかった、気持ちよかったからだ。
快感に打ち震え、尚も脱糞を繰り返す尾崎豊。
大便が、尾崎の調教された肛門を通過するたびに、トウガラシエキスの刺激が尾崎の肛門を苛める。
「ああっ!す、凄いよ、たまらないよおっ!」
尾崎の悲鳴は、尚もトイレの中でこだまする。
…一通り大便を済ませた尾崎は、一服つけようと煙草に手を伸ばした。
紙箱の中に都合よく入れられていた百円ライターで煙草の先に着火し、大きく息を吸う。
肺の奥まで届く紫煙の刺激に、思わず目眩を覚えた。
そして震えるようにゆっくりと煙を吐き出す。
「フ、フウウッ、フウウ〜ッ」
大便後の一服は最高だった。
尾崎豊は、明日から始まる就職活動へ思いを馳せた。
そこに悲劇が待っているとも知らずに…。(了)
『尾崎豊物語 15の夜、業界の禊・編』
@
「愛が欲しいか、尾崎」
太陽神アポロンに扮した見城は、尾崎に問いかけた。
「は、はい見城さん…いや、アポロン様!貴方の深い愛が欲しくてたまりません!」
ちんこのあたりを手でいじりながら尾崎は答えた。
見城はその尾崎の答えを聞くと、声を立てないように意地悪く笑った。
「そうか、では尾崎よ。そこでオナニーしながらうんこを漏らすのだ…」
見城は厳格な口調で語りかける。
(えっ?)
躊躇する尾崎。
(そんな恥ずかしいこと、この「オルフェ」でもさらせないよ!)
しかし尾崎の逡巡を見抜いた見城は、少し怒りを帯びた口調で語った。
「何を躊躇しているんだ尾崎!愛を見失って彷徨うファンたちのために、貴様は何でもできると言ってたではないか!」
見城の声は怒気を帯びている。
「脱糞オナニーで得られる法悦…それこそニュータイプの高度な精神ステージを開拓する修行の一環なのだぞ尾崎!」
見城は尾崎ににじり寄る。怯える尾崎を睨みつける見城の目は見開かれ、血走っている。
「貴様は若きファンたちに、新たなパラダイムを呈示すると約束したではないか!嘘を付いたのか!」
見城は尾崎を殴りつけんばかりに迫った。尾崎はガタガタ震えだす。
A
そして尾崎の脳裏には、自分を慕うファンたちの笑顔が浮かんだ。
尾崎を慕い、尾崎のことを「天才」「教祖」「神の子」と崇拝し、祈りを捧げてくれたファン達。
オウム真理教という地上の天国で修行をしながら、世界革命を夢見て地下室で爆弾を作っている敬虔な尾崎信者たち。
(彼らに愛を注げるのは俺だけだ!彼らに革命のパラダイムを示せるのは、この尾崎豊だけだ!)
尾崎は涙した。
気づくと尾崎の股間は勃起していた。同時に激しい便意が肛門を虐める。
尾崎はスクッと立ち上がると、右手でちんこを握り締めてこすり始めた…
「うおおおーっ!」
バー「オルフェ」に集う業界人のマニア達は湧いた。
その客たちの熱視線を浴びながら、尾崎は昂ぶってゆく。
その客たちの歓声は、尾崎の情動を激しく揺さぶる。
大音響で響き渡る16ビートに煽られ、尾崎は観客の目の前で股間を広げてながらのたうちまわる。
観客席では、業界人のお偉いさんが、枕営業の若手アイドルの下半身を攻め立てる。
いつの間にか壇上に上がった見城が、尾崎の尻に鞭を振り下ろす。
手にした巨大な浣腸器で、尾崎の肛門を貫く。
(ああっ!最高だ!)
尾崎がそう呟いた瞬間、肛門から客席に向かって勢い良く液便が噴出した。
同時に大量の精液を放った尾崎は、客席からの喝采の中でゆっくりと気絶した。(了)
『尾崎豊物語・番外編 忘れな草 forget me not 埋もれそうな魂・編』
@
「もう、死のう…こんな人生なんて、もう真っ平ゴメンだ」
尾崎豊かは呟いた。そのまま泣き出す。泣きながら近くのビルの屋上に上った。
「ここから飛び降りれば、俺死ねるな」
8階建ての屋上から見た地面は目眩がするほど遠かった。
目下には駐車場があり、黒々としたアスファルトが尾崎を誘う。
確かに怖い…しかしこのまま生きていても、もう何もない。その恐怖に、尾崎は身震いした。
苦痛は一瞬…死は永遠。尾崎は靴を脱ぐ。遺書は書かなかった。ゆっくりと屋上の柵を乗り越えようとした。
「待ちな!おっさん」
突然後ろから声を掛けられた。
ビクッ!と体が反応する尾崎豊。瞬間、力強い手で肩をつかまれ、そのまま屋上の床に押し倒される。
尾崎は驚いた驚いて声の主の方を見上げた。
そこには紺のスリーピースのスーツを着、濃いサングラスをかけた長身の男が立っていた。
「死ぬ気かい?…駄目だよおっさん」
男は毅然とした口ぶりで尾崎に語る。
その低く響く声は、尾崎の股間と肛門を僅かに刺激したが、すぐ我に返り立ち上がる。
そのままダッシュで屋上の柵に向かう尾崎。
男は再び尾崎の肩を強引に掴んだ。
「は、離してください!死なせてください!…ボク、もう!」
尾崎はもがく。
A
男は尾崎を柵から引き剥がすようにし、床にしゃがませた。のしかかるように男は尾崎の背中に腕を置く。
「死んじゃアカンよ、おっさん」
男は優しく声を掛ける。
抵抗できない…それだけではない、人の優しさに触れ、心の中の何かが崩れた。
「うわああーっ!」
尾崎は床に突っ伏して泣き出した。
興奮が少し収まった尾崎。あらためて男を見た。
浅黒く逞しい肌、オールバックに撫で付けられた豊かな黒髪…かすかにオーデコロンの香がする。
紺のストライプのスーツの上からでもわかる、盛り上がった筋肉。
尾崎は思わず見城徹を思い出した。
命を救ってくれた恩人…もしかしたら僕を理解してくれるかもしれない。
もう一度男の顔を見た。
男は尾崎の目線を受け、少し微笑んだ。尾崎も釣られて笑顔を見せる。
しかし次の瞬間、男の表情が変わった。
凄味を帯びたその表情から、突然信じがたい言葉が吐かれたのだ。
「おっさん死ぬ気なら、まず腎臓を売って、数ヶ月間ウチの組のタコ部屋で仕事してからでも遅くないだろ、あ?」
B
そのまま尾崎豊は組事務所に連れ込まれた。
まず危険物の硫酸ピッチを扱う違法軽油製造工場で仕事をする労務契約を結ばされた。
凶暴な目付きをした組の若い衆の視線に威圧され、尾崎は緊張する。
激しく勃起しているのは、内緒だ。
「なに笑ってやがるんだよこの能無しがあっ!とっとと書類にサインしやがれ!」
チンピラ達が脅しをかける。尾崎は体をビクッと反応させ、恐怖のあまり涙を流し始めた。
次に差し出されたのは保険申請書類だった。被保険者は無論、尾崎豊。
保険金受け取り人の欄には「朝比奈興行株式会社 代表取締役 朝比奈正日」と記載されていた。
どうやら在日系のヤクザ組織のようだ。
そして最後に尾崎がサインした書類は生体間腎移植での腎臓提供同意書だった。
さすがに尾崎はサインを拒んだ。しかし怖いお兄さん方に手を掴み取られ、強引にサインさせられた。
その後尾崎は土木工事用資材置き場の中にあるプレハブ小屋に監禁された。
右手を手錠で鉄パイプと繋がれ、目の前には菓子パン2個と牛乳パックが置かれていた。
尾崎は泣いた。自分は死ぬ、しかもヤクザにいいようにされた挙句に無残に殺されるのだ。
窓から差し込む月明かりが尾崎を照らした。
泣き疲れた尾崎はいつしか眠りに付いた。
C
「…はっ!」
尾崎は目を覚ました。どうしたんだろう、体が動かない。目を開けて、顔を上げた。
するとぼんやりだが目の前の光景が見えてきた。
数人の男がなにやら作業している。そして突然、叫び声が響いた。
「うぎゃーっ!」
作業台の上に人間が寝かされていた。そして叫び声とともに両手足がバタバタと暴れた。
作業していた男達が、その暴れる手足を強引に押さえつけている。
一体なにが行われているのだろうか?
ふと、ジャラリと金属音がした。何だろうと見てみると、自分の両手足が鎖で拘束されている。
(そういえば俺、ヤクザに捕らえられているんだったな…)
尾崎は思い出した。
「あがっ!うがっ!…ぎゃーっ!」
ピピッと血が飛び散り、作業服姿の男達にかかった。
作業台の上の人間は凄まじい悲鳴を上げ、そして全身を痙攣させ暴れた。
しかし作業を続ける男達はその抵抗を抑えつつ淡々と仕事を続けているようだった。
そして数分後、遂に台の上の人間は動かなくなった…どうやら死んだらしい。
D
「…おっ、コイツ起きたみたいだぜ」
作業服姿の男の一人が尾崎の方を向いて言った。そのままゆっくりと尾崎のほうに歩み寄る。
尾崎の目の前でしゃがみ、恐怖に震える尾崎の顔を覗きこんで言った。
「悪いなあ、あんちゃん。今度はあんちゃんの番だよ。…腎臓を頂くからな」
その言葉を聞いた尾崎は瞬間固まった。数秒後に、部屋中がビリビリいうような凄まじい叫び声を上げた。
散々抵抗するも、遂に作業台の上に縛り付けられた尾崎豊。
尚も暴れるも、ヤクザたちに散々に殴りつけられ意識が飛びそうになった。
「ジタバタすんなや、コラ」
尾崎は泣き出した。しかし彼らはそんな尾崎をまるでモノを見るような目で見下ろしているだけだった。
手術用具が運び込まれるのが見える。メスやらクスコやらがズラリと並ぶ金属製プレートが並ぶ。
摘出後の腎臓を保存するための生理食塩水パックとアイスボックスが目に入った瞬間、恐怖のあまり尾崎は失禁した。
「あ〜あ。しょうがねえなあ…仕事増やしてくれるなよ」
作業服の男の一人が嘲笑いながら尾崎の排泄物を処理し、ペニスと肛門をアルコールで薫蒸消毒した。
アルコールをアナルに塗られた尾崎は、気化熱から来る爽快感に思わず喘いでしまった。
E
「おっさん麻酔は無しやで。打ってやってもええんやが、一本100万円だしな。…今のおっさんじゃ無理やろ?」
男の一人が言った。
言い終わるや否や、尾崎の弛んだ腹に青鉛筆で目印の線を引くと、メスで一気に尾崎の腹を引き裂いた。
「ギャーッ!」
今だかつて無い凄まじい激痛が尾崎を襲った。
半狂乱になり暴れる尾崎。周りにいた他の作業員が尾崎の両手足を押さえつけて抵抗を抑える。
そうしている間にもメスを持った男は尾崎の腹をどんどん切り裂いてゆく。
全身から凄まじい量の脂汗が、ブワッと溢れ出した。
尾崎の精神は崩壊し、カッと見開いた目は、白眼の毛細血管が方々で破裂し真っ赤に染まっている。
食いしばった口は力みすぎて歯を砕き、さらに頬の内側の肉を食いちぎった。
口角から溢れ出る血が顎を伝い、台の上に滴り落ちる。
尾崎の全身はガクガクと痙攣を始めた。先ほど失禁したばかりなのに、再びまた失禁を始める。
それを作業員の一人が笑いながら始末する。
その間も腎臓摘出手術は進行していた。
多分医師であろう彼らのリーダーは尾崎の腹を大きく裂くと、溢れる血を大量のガーゼで拭った。
さらに複雑に入り組む小腸を掻き分けて腎臓を発見すると、状態の良い左側の腎臓を手で撫でた。
止血カンシを手にした彼は、腎臓動脈と腎臓静脈、そして尿管をそれぞれ扼止して出血を防止し、
メスを巧みに用いて尾崎の腎臓を丁寧に摘出した。
尾崎豊…42歳のある春の夜のことだった。(了)
『尾崎豊物語・番外編 尾崎豊42の夜、過ぎ去った栄光・編』
@
尾崎豊は目覚めた。
周りの仲間達がまだ寝静まっている午前2時、尾崎はボロボロの毛布を肌蹴てムクリと起き上がる。
今日は水曜日、アルミ缶の収集作業に出かけねばオマンマ食い上げだ。
「うーん」
大きく深呼吸し、両手を伸ばして身体をほぐす。
傍らに置いてあったペットボトルの残りをグイッと飲み干して青テントから這い出る。
まだ肌寒い早春の風が吹き抜けた。尾崎は思わずブルッと震え、シミだらけのダウンジャケットの襟を正した。
水道の蛇口を捻り、薄汚れた顔をジャブジャブと洗い、薄汚れたタオルで顔で丁寧に顔を拭く。
端正だった目鼻立ちが僅かに残るその容貌は、転落した人生の苦悩が残酷に刻まれている。
髪の生え際が後退し、広がった額を少し気にする尾崎。
顔を洗い終えると植え込みに向かった。
シミだらけのジーンズのファスナーを下ろし、浅黒く萎びたペニスを引っ張り出す。
そのまま強烈なアンモニア臭のする小便を、植え込みの中にジョロジョロと垂れ流した。
「クソッ!」
尾崎は毒づいた。小便が軌道を逸れて靴とジーンズの裾を汚したためだ。
「なんてこった…2週間前に洗濯したばかりなのに」
尾崎は溜め息をつくと、近くに落ちていた古雑誌を拾い、ジーンズの濡れた部分を拭った。
A
「さあ、今日もアルミ缶を一杯拾うぞ!」
尾崎はそう声にだすと、青テントに掛けておいたズタ袋を担いで夜の新宿の街に出向いた。
不夜城の副都心、新宿のビル群は摩天楼の名にふさわしい威容で新宿中央公園を取り囲む。
尾崎豊はその真っ只中に最下層民の一人として地べたを這い回る生活を今日も続けていた。
かつての栄光など、まるで無かったかのように…。
■
尾崎は早足で東口ルミネ歓楽街に向かい、そこのゴミ集積所でアルミ缶を漁る。
週明け間もないこの日は、それほどゴミは多く出ない。
とはいえさすがに新宿である。ゴミ集積所には溢れんばかりのゴミや産業廃棄物が山積されていた。
酔客も疎らな通りで尾崎は、迷うことなくゴミの山に近付くとそこで屈む。
アルミ缶専用の廃棄カゴには、尾崎の予想したとおりに大量のアルミ缶があった…思わず笑顔を見せる尾崎。
尾崎は自ら持参したキャンバス地の業務用の荷袋(もちろん植木屋からの盗品)にアルミ缶を全て放り込む。
原材料費の値上がりで、相場は最近高騰気味だ…尾崎は今日の取り分を8000円ほどと予想した。
一仕事終えた尾崎は、各店舗から出された東京都指定ゴミ袋や水色のポリ容器などを丁寧に開け、中を調べる。
「どれ…今日も拾いものあるかな?」
手を突っ込んだ瞬間、さらに数匹のゴキブリがワラワラと逃げてゆく。
目指すは惣菜店が廃棄した賞味期限切れの弁当だ。
手付かずのまま、丸々一食分の食事にありつけるのは、今の尾崎にとっては大変有り難い。
B
10分後、惣菜店の破棄した海苔弁当とポテトサラダ、それと蟹カマを添えたサラダを発見した。
尾崎は喜んだ。そのまま路上に座り込み、それらを貪り喰う。
ゴミ捨て場にゴミを捨てに来たチェーン店の従業員が、人間のクズを見るような目で尾崎を見る。
しかし尾崎は気にも留めなかった。今はただ、空腹を満たすことだけが尾崎の唯一の楽しみであった。
■
一通り残飯を平らげると、尾崎は再びゴミ漁りを始めた。
するとゴミの山の奥から、30センチはあろうかという巨大な男根バイブレーターが発掘された。
「ああっ…こ、これは」
尾崎の脳裏に、若き日のあの熱い夜の思い出が過ぎった。
若く美しかったあの頃…15の夜、俺は本当の自分と邂逅したんだ。
そう、あの逞しい男の腕に抱かれ、俺は何度も上り詰めたんだ。
身体が引き裂かれるような激痛…しかし何時しかそれも喩えようもない快楽へと変わってゆく。
激しく自分を求めた男たちは、ステージ上で叫ぶ俺を求めるあの観客たち以上に、俺を変えていった。
寵愛と崇拝を一身に受けたあの頃…多くの視線が俺に刺さり、逞しい肉根が俺を貫く。
俺は何度も昇天し、意識を失うほどの快感の中で震えていたんだ。
ああ、もう一度…もう一度あの頃にもどれたら!
C
尾崎は立ち竦んだ。ネオンの消えかけた新宿の繁華街で、たった一人取り残された尾崎。
まだ寒さの残る春風が、皺の刻まれた尾崎の頬を撫でる…かつて見城さんが愛撫してくれたように。
その生々しい感触を思い浮かべ、久しぶりに股間が熱くなるのを感じた。
手にした黒い巨大バイブレーター…アナルが疼痛する、何故だ?
俺は、本当の自分にたどり着いたのか?
都会の夜は、答えてはくれなかった。
■
西戸山の公園通りで収集業者にアルミ缶を引き渡す。
受け取った代金は、尾崎の予想を外れ5500円ほどであった。
それを大事に懐にしまい込んだ尾崎は、上着の裾にしまったバイブレーターにもう一度触れた。
その固い感触を指先でなぞり、少し微笑んだ。
そのまま尾崎は再び新宿中央公園の青テントに戻っていった…すこし軽い足取りで。
尾崎豊、42の夜は更けてゆく…。(了)
『尾崎豊物語外伝 満月の夜の惨劇・編』
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「…真由美!す、凄いよ真由美!」
入間川の河川敷に停車するスープラの中で、運転席バケットシートの上に座る健司は喘いだ。
膝までずり下ろされた健司のジーンズ。その上に縋りつくように真由美は突っ伏している。
真由美の肉感的な唇は健司のペニスをくわえ込み、亀頭を包み込むように刺激する。
真由美の口元は自身の唾液で溢れ返り、唇が肉茎を這うたびに、イヤらしくクチュクチュとした音を発した。
カーオーディオからは流行のAORがゆったりと流れる。
二人の若者の汗と息吹に満ちた車内は、ジットリとした空気に満ち、フロントガラスは擦りガラスのように白く曇る。
「真由美!…ボク、もう駄目だよ、もうイきそうだよっ!」
健司は情けないうめき声をあげる。
その声を聞いた真由美は意地悪く微笑んだ。
そしてもう一度健司のペニスを深くくわえ込み、首全体を大きくグラインドさせて思いっきり苛めてやった。
「ああっ真由美、素晴らしいよ!…も、もう駄目だあっ!」
バケットシートの上で大きく背中を反らせた健司は、腰全体を痙攣させて絶頂に達した。
同時に真由美の口腔の中に大量の精液を放った。
思わずむせ返る真由美…。
尾崎豊は、巨大な斧を片手にスープラに這い寄っていった。
夜露に濡れた草が尾崎の服を濡らす。そのジットリとした感触に少し嫌な感じを覚えた。
夜霧の中、スープラの車体は、雲の切れ間から差し込む僅かな月明かりを反射して赤く輝く。
その車体はぎしぎしと揺れ、忌野清志郎の「いけないルージュマジック」が聞こえる。
車の中では、メロンのような乳房をぶら下げた真由美が、革ジャンの男の上に跨り激しく喘いでいた。
A
車まで数メートルの距離…そこで尾崎は這い進むのを止めた。
地面スレスレの位置から車内の様子を観察する。
薄く差し込む月明かりのなかで、十代の娘の柔肌は滑らかな曲線を描きながらわなないた。
まだ桃色の乳頭が乳房の上で弾む。
そのたわわな乳房を、節くれだった男の手が無造作に這い回り、美しい乳房の形を崩す。
そのたびに若い娘は歓喜の声をあげ、跨った男の腰の上で大きく跳ねた。
(…ち、ちくしょう。こんないい女と…イチャつきやがって!)
尾崎は心の中で毒づいた。
しかし尾崎の股間は素直だった。自重で地面の草に押し付けられた貧弱な包茎ペニスは徐々に熱を帯びる。
そして真由美の肢体が尾崎の視界のなかで蠢くたびに膨張は始め、
真由美の甘い呻きが車内から洩れ聞こえるたびにその硬度を増していった。
尾崎は耐え切れずに腰を浮かせた。
そうしなければ自分の貧弱なチンコが自重で押し潰されてしまいそうだったからだ。
嫉妬交じりの熱い視線で真由美の裸体を覗き込む尾崎。
その視線の中で真由美は何度も絶頂に達し、快楽に表情を歪めた。
そして健司の肩に縋りつくと更なる愛撫を求め、悲鳴に近い声を上げる。
…いつしか尾崎は自分のズボンのジッパーを降ろしていた。
そしてブリーフの裾から自分の貧弱包茎ペニスを引っ張り出すと、手にしていた斧を放り出して手の平で擦り始める。
B
「健司、あなた素晴らしいわ健司!…もっと、もっと私を深く貫いてっ!」
「真由美っ!…ああっ、君の中はとっても熱いよっ、ヤケドしてしまいそうだよっ!」
車内で絡み合う二人はクライマックスへ向けて激しく上り詰める。
スープラの車体もより激しく揺れ始め、サスペンションの軋む音が河川敷に響き渡る。
その数メートル先の地べたにうつ伏せる尾崎豊もまた最高潮へ向かって右手を激しく動かしていた。
ちんこが地面に接するたびに草の葉や茎の先端が亀頭をチクチクと刺激する。
今までのオナニーではありえないような快感が尾崎を襲う。
草に滴る濡れた夜露の冷たさもまた、尾崎の性感をより高めた。
「ああっ、健司っ!健司〜ッ!」
真由美はついに耐えられなくなり、すすり泣くような声を上げて絶頂に達した。
そしてほぼ同時に健司も天国へたどり着き、二人は大きく痙攣しながら互いの肉体に縋りついた。
真由美の子宮の奥壁に向かって、健司の熱い迸りが吐き出された瞬間、
その数メートル先でマスターベーションにふける尾崎も絶頂に達し、地面に向かって黄ばんだ精液を吐き出した。
快感の余韻に浸り車内で喘ぐ二人。
互いの目を見詰め合うと、少しはにかむように微笑み、もう一度肩を寄せ合うと熱いキスをかわした。
その瞬間、
「…ガサッ!」
という物音が外から聞こえた。
C
ハッとする二人。
緊張した面持ちで互いに見つめあい、曇った窓をセーターの裾で拭うと外を見た。
数メートル先でチンコ丸出しで仰向けに横たわる男を発見。
「キャアッ!」「だ、誰だテメエッ!」
二人はその人影に向かって叫んだ。
健司は急いでイグニッションキーをオンにしてエンジンを始動させ、ライトを点灯させる。
■
オナニー直後の開放感に浸り星空を見上げていた尾崎は、突然車のライトに照らされてハッと我に返った。
同時にスープラのエンジン音が響き渡る。
(み、見つかったっ!)
急いで起き上がろうとする尾財。
そのヘイドレクの背後からけたたましいエンジン音を上げるスープラが急発進した。
(や、ヤバイ、逃げろっ!)
尾崎は立ち上がり、木立の中へと逃げようとした。
しかし、膝まで下ろしたズボンとブリーフが脚に絡まり、そのままうつ伏せになって地面に転がった。
スープラは情けなくスッ転んだ尾崎のすぐ横を凄い加速ですり抜けると、そのまま一直線に駆け抜けていった。
D
(…た、助かったぁ。良かった、見つからなくて…)
尾財はひと安心し、大きく溜め息をついた。
しかしその瞬間、自分の股間に凄まじい痛みが走った。
「…ぐうっ」
思わず唸る尾崎。
自分の股間を見下ろした。するとそこは鮮血で真っ赤に染まっていた。
そして、自分の股間にあったはずのペニスが…無くなっていた。
一瞬、事態がわからず混乱する尾崎。
地面には、血まみれのマサカリが転がっている。
その血塗られた刃に、尾崎の包茎ちんこの断片が無残な姿で食い込んでいた。
さきほど転倒した際に、マサカリの上に倒れてしまったのだ。
チンコがマサカリによって…
「うわああーっ!」
誰も居ない入間川の河川敷で、尾崎は一人絶叫した。
尾崎豊、15の夜。(了)
『尾崎豊物語外伝 愛の叫び、救いは何処?・編』
@
「オナニー禁止です…」
朝霞市民病院の整形外科医に冷たく宣告され、尾崎豊は衝撃を受けた。
「えっ!ぼ、ぼく、オナニーしちゃいけないんですか?」
尾崎は答える。驚きのあまり、声は上ずってしまった。
「当たり前ですよ尾崎くん。自分のチンコをよく御覧なさい…」
医師に言われ、尾崎豊は自分のチンコを見下ろした。
元々御立派でもなかった尾崎のちんこは、今や無残な姿を晒していた。
開いた傷口は縫い合わされ、アチコチにつぎはぎが当てられている。
八方にケロイド状の醜い縫い痕が走り、全体が妙にひん曲がっている。
肉茎から亀頭にかけても醜く歪み、亀頭はその形を保っていない。
「こ、これが僕の…ちんこ?」
尾崎は絶句した。自分のチンコの醜さに思わず目眩がした。
「それと尾崎くん…尿を出す時も気をつけてください。あなたのちんこは大きく歪み、尿道も曲がってますから」
医師は続ける。
「尿をするときは…そうですねえ、若干右向きに身体を屈めないと、足元にかかっちゃいます。気をつけてください」
ショックで固まる尾崎をよそに、医師はカルテに何かを書き込みながら事務的に説明した。
「先生ありがとうございます!豊の…その、お、おちんちんを直していただいて!」
尾崎の母は頭を下げて何度も礼を言った。
医師はそれに応えるように儀礼的に返事をすると、目もあわせずに淡々と手術用具を往診カバンにしまい始めた。
A
「さあ尾崎豊さん、手術後の処置をいたしますので仰向けに横になってくださいね!」
病室で横になっている尾崎に誰かが声を掛ける。尾崎は振り返った。
そこには若く美しい看護婦が立っていた。
「当院外科病棟の看護婦、奥山詩織です…うふっ!」
看護婦・詩織は、まるで天使のような微笑で尾崎に挨拶した。
(え…ええっ!)
尾崎はその素敵な笑顔に、瞬間的にハートを射抜かれてしまった。
術後処置の器具を抱えて尾崎のベッドに近づく詩織さんは、尾崎の視線を意識して悪戯っぽく笑ってみせる。
病室に春風が吹きぬけた。
詩織さんのショートボブの髪が、その春風に煽られる。
透き通るような美しい首筋の肌…黒髪とのコントラストで映えわたり、尾崎の網膜に焼きつく。
華奢な体つきに似合わない、見事なバストが揺れる。
看護婦の制服の中で窮屈そうに収まるその両乳房は、まるで重力に抗するかのように先端が上向く。
見事にくびれたウエストラインから、肉感的でたおやかなヒップまでの稜線は、もはや芸術だった。
明らかに意識したであろう、裾の短めのスカートから覗く太ももは、若き尾崎の魂を刺激する。
「あ、ああ…」
文字通り目を奪われた尾崎は、ベッドの上で詩織さんに見とれたまま呆然とたたずんでいた。
そう、尾崎は恋に落ちてしまったのだ。
B
「尾崎さん。ベッドの上に仰向けになってくださる?」
詩織さんは尾崎に近づき、顔を覗きこんで言った。
尾崎の目と鼻の先の、詩織さんの美しい微笑み。仄かに甘い吐息が、尾崎の鼻腔をくすぐる。
(…な、なんて綺麗な人なんだ)
見惚れてしまった尾崎は、詩織の澄んだ瞳に気付き、ハッと我に返る。
気恥ずかしさのあまり視線を逸らせた尾崎。
そして視線を逸らした先には、制服の襟元から覗く、詩織の胸の谷間が!
膨らんだ制服の胸元に付けたネームプレートには”奥山詩織”と書かれている。
そしてその制服の胸元は大きく切れ込み、鳩尾の辺りまで開かれている。
(詩織さん、明らかにノーブラだよっ!)
尾崎の心臓の鼓動は高鳴った。今にも弾け飛びそうな制服胸元のボタンが、詩織が呼吸するたびに引っ張られる。
「尾崎さん、聞いてます?」
詩織さんの胸元に見とれていた尾崎に、詩織は声を掛けた。
先ほどよりさらに顔を近づけた詩織の口元から、柑橘系の甘い吐息が尾崎の頬の吹きかかる…甘く、熱い。
「尾崎さん、早く寝てください。そうしないと処置が出来ませんよ」
詩織の少し拗ねた声に尾崎はハッとなった。
「す、すいません。すぐに横になります!」
慌ててそう言うと、尾崎はいそいそとベッドの上に横になる。
C
カチャカチャという用具の音が尾崎の耳元に届く。詩織さんが処置のための用具を整理している音だ。
尾崎は何気なくそちらの方に目を向けた…そして思わず息を呑んだ。
完璧な曲線を描き出す美しい尻が目の前にあったのだ。
細いウエストから丸く肉感的に張り出し、長く伸びた脚まで見事な曲線を描く美尻。
その美しすぎる女尻が、タイトなスカートの下で窮屈そうに蠢く。
短く切り詰められたスカートの裾は、太ももの奥までの脚線美を惜しみなく晒す。
太ももの肌の美しさが尾崎の目を刺す。
それよりも、あとわずかで見えそうな詩織さんの…詩織さんの下着っ!
尾崎は自分の股間が熱く反応してゆくのを感じた。
(だ、駄目だよっ、先生からオナニー禁止を申し渡されたばかりじゃないか!)
尾崎は焦った。そして何とか股間の疼きを抑えようと必死になった。
(治まれっ!…頼む治まってくれぇ!)
過去に受けた様々な仕打ち…あのシティホテルで見城に肛門を開発されたことを思い出す。
しかし見城の肉棒が尾崎を貫いたあの夜の思い出は、尾崎の情欲を抑えるどころか、さらに昂ぶらせた。
(な、何でだよっ!俺はもう、見城さんの肉奴隷じゃあないのにっ!)
尾崎のペニスに痛みが走った。海綿体が充血し始めてしまったのだ。
尾崎は焦った。額に脂汗を浮かべ、必死に勃起を抑えようと奮闘する。
D
「では尾崎さん、ブリーフを降ろしてくださいね」
詩織さんは尾崎の方に振り返ると、真珠のように輝く笑顔で言った。
(えっ?)
尾崎は呆気に取られた。
しかしそうであろう、自分のペニスの治療を行うのにブリーフを履いたままでは何もできやしない。
躊躇する尾崎。いま、彼女に見られてしまったら…どうなる?
「ホラ早くうっ!…ブリーフを脱がなきゃ何も出来ないでしょう?」
詩織さんは可愛らしい声でそう言うと、尾崎のブリーフの裾を掴みそれを脱がそうとする。
「ちょ、ちょっと待ってください!」
尾崎は慌てて詩織さんの手を掴んだ…とっさだった。
(今、詩織さんに、ちんちんを見られてしまったら…俺は壊れてしまうっ!)
「ダメですよ尾崎さん、そんなに恥ずかしがらないで大丈夫ですよ」
か細い詩織さんの手が、尾崎の手のひらから逃れようとする。
その瞬間、詩織の指先が滑りブリーフの裾から中に侵入する。
同時に尾崎の亀頭に触れてしまった。
「ああうっ!」
尾崎は堪らずに喘いでしまった。
E
「もう恥ずかしがっちゃって。うふっ!大丈夫、お姉さんが優しくしてあげるからぁ!」
詩織は尾崎の耳元に甘い声でそう囁いた。
そして言い終わったあと、詩織さんは悪戯っぽく微笑み、ふうっ、と甘く生暖かい吐息を吹きかけた。
尾崎の全身にゾワッと鳥肌が立ち、額に汗が溢れ出す。
高鳴る心音はもはや尾崎自身にも抑えることが出来ないほどだ。
「では、ブリーフを降ろしますよぉ〜」
詩織はそういうと尾崎のブリーフをゆっくりと下ろし始めた。
先ほど直に触れられたせいで感度良好になった尾崎の亀頭を、ブリーフの生地がこする。
ざらざらとしたその感触が尾崎の亀頭の表皮を這い回り、快感のあまり尾崎の肛門がキュッと締まった。
そしてゆっくりだが確実に、尾崎の股間は熱を帯び、膨張を始めた。
「あれっ、どうしたのかなぁ?何かに引っ掛かっているみたい」
詩織は少し小首を傾げた。
うなじの後れ毛から胸元に掛けてしなやかに伸びる首筋の肌の色香が、青少年尾崎をさらに攻撃した。
(ああ詩織さん、許して!)
少し伏せ目にした詩織目元は長く揃った睫毛に覆われ、その下に潤んだ瞳が光る。
まるで全ての男たちが一瞬にして恋に落ちてしまいそうな、美しくピュアな瞳だ。
(も、もうダメです詩織さんっ!)
その真摯な瞳は今、尾崎の股間に向けられている。
F
「ああっ!」
尾崎は遂に声を上げた。
その瞬間ハッと我に返り、尾崎に向き直る詩織。
心配そうな瞳が、苦悶する尾崎の方に向けられる
「大丈夫ですか尾崎さん、どうしましたっ?」
尾崎に語りかけようとする詩織。立ち上がった瞬間、足元のバランスを崩す。
「ああっ!」
詩織はつまずいて転んだ。そのまま尾崎の上に倒れ込んでしまう。
「はあおうっ!」
尾崎の股間に、詩織の弾力溢れる乳房の重みがムニュッと伝わった。
■
「ご、ごめんなさあい!」
詩織は慌てて謝り、尾崎の上から身を起こそうとした。
しかし尾崎にとって今の一撃は応えた。
凄まじいその美乳の弾力はついに尾崎の中に眠る何かを目覚めさせた。
「あがあっ!…うごおっ!」
尾崎は呻いた。
もはや暴走を始めた尾崎の中の情動。
その溢れかえる本能は出口を求め、尾崎の傷ついた股間を激しく苛める。
G
「だ、大丈夫ですか尾崎さんっ!」
苦しみあがく尾崎の肩を掴み、必死に宥めようとする詩織。
暴れる尾崎の体を抑えよと必死になる詩織。
しかし瞬間、ついに耐えられなくなった制服の釦が弾け跳んだ。
「うあっ、うぎゃあっ!」
尾崎の目の前で、詩織の完璧な美乳がその正体を現した。
丸みを帯びた見事な乳房はその反動で大きく弾む。
涙ぐんで曇る尾崎の視界の中でもはっきりわかるほど鮮やかなピンク色の乳頭が、可愛らしく”ぷるんっ”と揺れた。
尾崎のペニスはその瞬間、爆発するように勃起し、肉茎の傷口の一部が耐えられずに裂けた。
その鋭い痛みは、同時に尾崎のリビドーを解放する引き金となった。
尾崎は病院中に響き渡るような絶叫を上げた。
同時に尾崎のペニスが射精する。
そのまま傷口から大量に流血しながら萎縮してゆく。
しかし、そのときは既に尾崎の意識は無かった。
再手術の結果。完治には三ヶ月かかると告げられた。
三ヶ月後、尾崎のペニスは何とか回復する。
しかしその歪なペニスは見城や須藤に嘲笑われることになった。
尾崎豊、17の夜。(了)
『尾崎豊物語番外編 音のない部屋・編』
@
「う、うぐうっ!」
思わぬ激しい突き上げに、尾崎は思わず唸ってしまった。
尾崎は全日空ホテルのスィートルームにある男との密会に来ていた。
相手はイベント興行の利権を持つ業界の初老の男。尾崎のことを気に入ってくれ、密会の回数も今日で10回近い。
少し高めに設定された空調の部屋の中で、尾崎は男の腹の下で怒張したペニスをくわえて舌で刺激する。
今回も丁寧に洗浄した男のアナルに中指を差込み、そこから押し付けるように前立腺を刺激してやる。
すると衰えた男の生殖器に活力が漲り、尾崎の口の中から溢れんばかりに怒張する。
還暦近いのに大したおっさんだな、と尾崎は思った。
「頼む。もっと舌を丁寧に…そう、丁寧に裏筋をなぞってくれ、ああっ!」
男は尾崎の愛撫で何度も喘ぎ、そのたびに尾崎の顔を股間に無理矢理埋めようとする。
尾崎の鼻腔の中に男の陰毛の先端が入り込み、何度も咳き込んでしまう。
徐々に男の興奮が高まってきたようだ。
口の中の男根が見る間に膨張し、喉の奥深くに侵入しようと暴れる。
A
尾崎は手で男の腰を押し返そうとするが、興奮した男はそんなことお構いなしに尾崎を攻め立てる。
男のむさ苦しい体臭にげんなりしながら、尾崎は一度男を満足させるべきだと考えた。
前立腺を刺激する中指をさらに直腸の奥まで差し入れる。そして指の腹全体を用いて男の直腸内をなめす。
同時に奥歯を用いて男の亀頭を刺激する…この男は舌全体で亀頭を包んでやると、そうとう感じることは承知してる。
「うがああっ!はあっ!」
男は部屋中に響き渡るような大声で吠え、ものの数秒で絶頂に達した。
同時に尾崎の口の中に、ことのほか大量の精液を流し込む。
男はそのままベッドに倒れこむ。
尾崎は男の体を避けるようにしてベッドサイドに移動し、エチケットペーパーの中に男の放った残滓を吐き出す。
喉の奥の不快感…自分が穢れていく嫌な感じが、尾崎を身震いさせた。
(今日一日付き合うだけで、また郡山でのライブ興行権が入るんだ。)
心の中で尾崎はそう呟いた。
男はしばらく荒々しく呼吸していたが、その手が尾崎の股間に伸びる。
醜い男…だが今の尾崎はこのような男の愛撫でも勃起できるし、アナルにも射精できる。
そう、少しの我慢、それが尾崎を開発した見城さんからの教えだ。
男の節くれた手のひらでペニスを玩ばれながら、尾崎はマルボロメンソールに火をつけ、大きく一服した。
B
男の手コキに任せ、ペニスを勃起させながら尾崎はテレビを付けた。
どうでもよいバラエティー番組や、くだらないトーク番組をすっ飛ばして、尾崎はニュース映像を探す。
何のことは無い、このくだらない雰囲気の中で正気を保てる何かがほしかっただけだ。
勃起した尾崎のペニスを男は口でくわえた。ネチャネチャと粘液質の音を立て、尾崎のペニスを必死にバキュームする。
同時に自分のペニスをしごいているようだ。
普段は威張り散らす傲岸な男…その実態は、容姿の整ったゲイボーイに対する羨望と嫉妬に狂った、ただのホモだ。
尾崎は自分の亀頭にざらついた感触を感じ取りながら、チャンネルを変えてゆく。
十分後に射精してやろう、そう思った瞬間、テレビの映像に目が留まった。
歌番組で自分が歌っている映像が流れた。ステージのスポットライトの中で、着流したTシャツ姿の自分が絶叫している。
額に流れる汗もぬぐわぬまま目をつぶり、少し鼻に掛かった声で。
尾崎はその自分の姿に見惚れた。多くの観客たちの視線の中で、昂ぶる自分を抑えかねるように苦悶する自分の姿。。
曲がクライマックスに向かう中で、尾崎は自分のペニスが怒張してゆくのを感じた。
ホモのおっさんの愛撫ではなく、自ら惚れこんだ自分自身の虚像に興奮したのだ。
尾崎は目を閉じる…アコギで奏でられる15の夜、過ぎ去りし過去の幻影。
「う、うぐっ!」
数分後、尾崎は射精した。大喜びで精液を飲み干す男を見下ろしながら、尾崎は極彩色の夢を見ていた。
覚醒剤…魔のクスリ。(了)
『尾崎豊物語 伝説のアナル〜冥土への旅立ち・編』
@
全裸で勃起ちんこを晒したまま自分探しをする尾崎豊。
それは変態そのものだったが、贅沢は言ってられない。
すると、街角でマッチを売る少女に出くわした。
「マッチを買って下さい」
と少女は尾崎豊に頼む。
「ごめんよ、お金が無いんだ」
と、尾崎豊は勃起したまま断った。
「それなら、私のハートに火をつけて!」
マッチ売りの少女は突然そう叫ぶと、いきなり尾崎豊の勃起包茎ちんこを握り締めた。
「う、うおっ!」
突然の刺激に、思わず呻く尾崎豊。
少女の柔らかな手の平が、熱く腫れ上がった尾崎豊の肉茎を包み込み、そのままゆっくりとグラインドを始める。
「先に、あなたのマッチに火をつけてあげるわ…その後は、わたしを思いっきり燃え上がらせてっ!」
少女はそういうと、上目遣いで尾崎豊の顔を見上げ、悪戯っ気たっぷりに微笑んだ。
(そ、そんな…もうボク、だめだよぉ、僕は見城さんの肉奴隷なんだから)
尾崎豊は硬直した。しかし、高まる快感は股間の茎を痺れさせ、もはや爆発寸前だった。
「おいコラッ!おまえ何やってるっ!」
快感に呻く尾崎豊の背後から、突然野太い叫び声がした。
「やばっ!見つかった!」
マッチ売りの少女はそうくと、射精寸前の尾崎豊のペニスを手放し、駆け足で路地に逃げ込んだ。
A
「ま、待ってようっ!ボク、まだ終わって…」
逃げる少女の背中に向かって、尾崎豊は苦しげな声で言う。
しかしその瞬間、尾崎豊の肩を毛むくじゃらの巨大な手がムンズと掴んだ。
「おい、何だったら俺が終わらせてやろうか、ん?」
そういうと毛むくじゃらの大男は、尾崎豊の見ている前でいそいそとパンツを下ろし始めた。
毛むくじゃらの大男の股間にぶら下がるイチモツは、まるで大砲のように巨大だった。
焦る尾崎豊。このままでは危険だ。
しかし尾崎豊のちんこは見る見るうちに隆起し、ガマン汁を先端から滴らせながら天に向かって起立してゆく。
さあ、どうする尾崎豊!
もちろん予想通りの展開になった。
毛むくじゃらの大男の手コキで散々放精させられた尾崎豊は、萎びたペニスを晒しながら仰向けに横たわった。
高いビルに囲まれた薄汚い大都会の片隅。普段、スモッグのかかった夜空は今日に限って澄み渡っており、ビルの稜線
に囲まれた無機質な空間から仄かな輝きを放つ星々が見える。
「ああ、なんて美しい星空…星に手が届きそうだ」
尾崎豊は、倒れ付したまま夜空を見上げ、そう呟いた。
夜風が尾崎豊の頬を撫でる。同時に萎びたペニスの辺りで黒々と密生する汚らしい陰毛を煽った。
尾崎豊は動かない。いや、もう動けないのだ。
そして尾崎豊はゆっくりと眠りに落ちた。
B
目が覚めて尾崎豊は驚愕した。なんとそこは繁華街のど真ん中だったのだ。
まぶしいネオンライトに照らされ、人々が好奇の目で全裸の自分を見つめている。
尾崎豊は恥ずかしさで顔を真っ赤にした。すぐに立ち上がり、人の輪を掻き分けて夜の帳を走り出す。
「なんで、マジかよ!うおーっ!」
またしても悲惨な目に遇うであろうことを尾崎豊は確信した(無論その通りの展開になる)。
遠くパトカーのサイレン音が聞こえてきた。焦る尾崎豊、いそいで肛門に覚醒剤をねじ込み、証拠隠滅をはかる。
「くそっ。誰かが通報したな!余計なことしやがって!」
みずからの非常識な姿をまるで返りみず尾崎豊は歯がみした。
ふと横を見ると足立区の民家に通じる細い路地がある。
「捕まって、たまるか!」
尾崎豊は全速力でそこに駆け込んだ。
■
裏路地に駆け込んだ尾崎豊はそのまま急いではってん場へと向かった。
馴染みのはってん場でステキなお兄様に出会い、肛門をイジメてもらうためだ。
「もうすぐだ。もうすぐ俺は、マッチョなお兄様たちのデカチンでアナルをほじくりかえしてもらえる!」
涎も鼻水も拭わぬままに尾崎豊は走った。
全裸で夜道を疾走するカリスマの姿に通行人の多くが悲鳴を上げる。しかし尾崎豊の耳には届かない。
C
(あと少しだ!あと少しで俺は、本当の自由に辿り着けるのだ!)
尾崎豊は笑った。走りながらクスクス笑った。そして何時しか大爆笑していた。
股間で勃起するペニスが走りながら振れて両腿に当たる。その感触に思わず感じてしまう尾崎豊。
ふと何かを思い立ったように、尾崎豊は突然立ち止まった。
(…はってん場に辿り着く前に、一発ヌいておいたほうがいいかな?)
尾崎豊は悩んだ。
あまりに早く射精してしまったら、せっかく自分を苛めてくれるお兄さん達に失礼にあたるのではないかと思った。
そう思った尾崎豊は、走りながら右手でペニスを掴んだ。
勃起しても皮が半分以上被った仮性包茎のペニスをシゴき始めた。
(あと少しだ!あと少しで俺の天国へと辿りつける!)
夜の帳の中を駆け抜ける尾崎豊。
目指すはってん場の前には既に警察による非常線が張られていることも、彼はまだ知らなかった。
D
ついに捕らえられた尾崎豊は、そのまま警官達に署へ連行された。
怯えて糞便をもらす尾崎豊を、見下ろしてニヤニヤと嘲笑う警官たち。
サディスティックな警官の一撃で尾崎豊は昏倒し、そのまま意識を失った。
目が覚めるとそこは、コンクリートで囲まれた取調室の中だった。
天井から裸電球が一つぶら下がり、同じように尾崎豊も天井から全裸で縛られたままぶら下がっている。
肉に食い込む荒縄の締め付けが痛い…でも気持ちいい。
室内には様々な拷問道具が並ぶ。
肛門拡張用のクスコ、一升瓶ほどもある巨大な浣腸器、人の前腕ほどの大きさのヴァイブレーター…。
尾崎豊は戦慄した。しかし何故だろう、尾崎豊の股間は勃起し、肛門から熱い汁が流れ出す感触がする。
■
「…それはおまえが変態だからだよ」
突然、尾崎豊の背後から声がした。
縛られたままの不自由な姿勢で、尾崎豊は声のする方へ苦労しながら顔を向ける。
そこには、下半身丸出しの警官たちがズラリと並びんでいた。
レイバンのサングラスを掛けた彼らの顔は白い歯を剥き出して笑っている。
「ひいっ!」
尾崎豊は鋭く悲鳴を上げた。
そして事態は尾崎豊の予想したとおりの進んだ。
E
肛門に巨大なヴァイブレーターを挿入されて悶える尾崎豊。
その凄まじいヴァイヴレーションに尾崎は感じてしまい、激しく勃起しながら暴れる。
「ああ、凄い!もう俺、ダメですっ!」
見城徹の調教でもなかったような、愛情の欠片もない無情なまでの奴隷調教だ。
激痛と快楽の狭間で、尾崎は有頂天に上り詰める。
今まで見出せなかったような、己の存在に対する確固たる自信が沸き立つ。
警官達の侮蔑の視線や、激しい殴打にも法悦を見出すまでになった尾崎豊。
衆目を集め、発狂したように歌いのたうち回ったあの灼熱のステージと同じだ。
(俺はいま、本当の自分にたどり着いている!)
尾崎は涙した。泣きながら射精し、放尿する。
本能と煩悩をむき出しにしたその姿に、警官達はゲラゲラ笑いながらさらに尾崎を罵倒する。
すでに地下拷問室は、乱交パーティーの饗宴の場と化していた。
そこいらかしこに集う警官や婦警が制服姿のまま交わり、尾崎の艶姿をネタにして盛り上がっている。
若い娘達の嬌声、若くマッチョな(つまり尾崎好みの)警官達の怒号…。
獣のような叫び声が反響する中で、尾崎豊はかつてない快感に酔いしれていた。
F
そんな尾崎に向かって薔薇ムチをビシビシと振り下ろす鬼刑事。
「あううっ!もっと!もっとお〜」
四つん這いになりながら尾崎豊は喘いだ。
肌を裂くその痛みすら快楽だった。
勃起したペニスは既に何度も射精し、リノリウムの床には尾崎の精液は飛び散っている。
ヴァイブのスイッチが入れられるたびに尾崎豊は尻をヒクつかせて悶え、再び勃起する。
「けっ!この豚野郎が。ご主人様の許しなく勝手に射精してんじゃねえぞ!」
別の刑事が怒鳴り、尾崎の尻を思い切り蹴飛ばす。
「お、お許しくださいお巡りさん!も、もう僕、ガマンができなくて」
尾崎豊は泣きながら答えた。
しかし尻にムチが振り下ろされるたびに勃起し、カウパー氏腺液を滲ませてしまう自分を抑えることが出来なかった。
■
突然刑事の一人が、肛門に突き刺さっていたヴァイブをいきなり抜いた。
「どうして抜いてしまわれるのですご主人様!なんでもしますから私の肛門をもっと痛めつけてください!」
尾崎はいきなりアナルから快感が奪われ、激しく動揺する。
そんな尾崎の哀れな姿…心底性奴隷と化した尾崎豊の姿を見下ろし、警官達は一斉に大爆笑する。
G
アナルをヒク付かせながら尾崎はその笑い声を聞く。
まるでお預けを喰らった犬のように尾崎は喘いだ。
アナルを再び虐めてほしいと、尻を思いっきりよじらせる尾崎。
「そこで糞をしろよ…」
冷たい言葉が、尾崎に投げかけられた。
「えっ?」
尾崎は突然の命令に呆気に取られる。
「そこで糞をしろって言ったんだよ、尾崎豊」
警官は再び命じた。その声は人間らしい情の欠片もなく、氷のように冷え切っている。
尾崎は躊躇した。かつて覚醒剤を打って酩酊状態で敢行したライブステージでもなかったことだ。
観客たちの熱い視線を浴びて、何度もジーンズの中に射精したあのライブステージ。
お前は真性のマゾなんだ、と諭してくれた須藤さんの言うとおり、尾崎はまさしくあの視線に反応していた。
でも、そこですら脱糞はなかった。
自分の趣味からは外れている、と思っていたからだ。
見城徹によって開発されたアナルは、その後の調教によって充分に緩められた。
バー「オルフェ」の客達に買われ、シティホテルの一室で浣腸プレイを施されたこともある。
しかしそれはあくまで業界の枕営業であり、こうした衆目にさらされての脱糞プレイとは異なるものだ。
H
「どうしたんだよ!とっととウンコしろや!」
警官たちの中から大声で野次が飛ぶ。
その声にビクつく尾崎。快感と羞恥心の狭間で、尾崎豊の純粋な心は揺れ動く。
「なんなら俺が手伝ってやろう…どうだ尾崎?」
初老の鬼刑事が尾崎の前に屈みこみ、静かな口調で言った。
オールバックに撫で付けたロマンスグレーの髪、その下に肉の乗った温厚そうな顔。
しかし全裸の体は、幾多の修羅場をくぐり抜けた強靭な肉の塊だった。
そして股間に突き立つ肉棒は、まるで巨木の根のようにゴツゴツした、超弩級のサイズを誇っている。
思わず生唾を飲み込む尾崎。
(この肉棒に、俺は貫かれるのか!)
そう思うと、尾崎の股間は激しく反応した。
肛門も期待のあまり痙攣を始め、その疼きに耐えられず尾崎は思わずうめく。
「何だ、お前はこれがほしかったのか?あ、尾崎よ」
そういうと刑事は、自分の巨大なペニスを尾崎の口元に突きつける。
目の前に迫った巨大な亀頭に、尾崎は目が釘付けになる。
I
「ちゃんとウンコをしろ、尾崎…そしたらコイツでお前のことをブチ抜いてやるからな」
刑事は優しく微笑みかける。
尾崎は涙ぐむ目でその刑事の顔を見上げる。
尾崎は、刑事に向かって泣きながら頷いた。
警官達の軽蔑の視線の集まる中で、泣きながら脱糞する尾崎豊。
(これこそ本当の自分なのでは?)
尾崎は思った。
命ぜられるまま、自分の糞を食べる。
床に散らばる糞を、口でじかにくわえ込み、それを飲み込んでゆく。
独特の臭気が口腔や鼻腔に満ち、尾崎はむせ返った。
それでも尾崎は食べ続けた。何故だろうか、そうすることが生まれ付いての運命であるかのように感じた。
自分はマゾ、そしてゲイ。それが俺こと尾崎豊そのものだと、確信を持った。
J
「良くやったな、尾崎。これから御褒美をやるぞ…」
先ほどの初老の刑事がそう言い、問答無用に尾崎のアナルを犯した。
巨大なペニスが尾崎豊を貫く。
括約筋が引き千切れる痛みが、尾崎を襲う。
体全体がバラバラになるような、凄まじい愛撫だ。
激痛の快感の渦巻く中で尾崎は天国の門にたどり着いた。
そのまま一気に昇天し、気絶した。
■
翌朝、尾崎豊は足立区千住河原の民家で発見された。
全身傷だらけ、覚醒剤の大量摂取のあとが認められ、さらに失禁により糞便で体中が穢れていた。
だが、尾崎豊は満足そうだった。
朝日に照らされた尾崎の顔は、まるで悟りの境地に達したような、美しい笑顔であった。
尾崎豊死去 享年26歳(了)
『尾崎豊物語番外編 音のない部屋・編』
@
「う、うぐうっ!」
思わぬ激しい突き上げに、尾崎は思わず唸ってしまった。
尾崎は全日空ホテルのスィートルームにある男との密会に来ていた。
相手はイベント興行の利権を持つ業界の初老の男。尾崎のことを気に入ってくれ、密会の回数も今日で10回近い。
少し高めに設定された空調の部屋の中で、尾崎は男の腹の下で怒張したペニスをくわえて舌で刺激する。
今回も丁寧に洗浄した男のアナルに中指を差込み、そこから押し付けるように前立腺を刺激してやる。
すると衰えた男の生殖器に活力が漲り、尾崎の口の中から溢れんばかりに怒張する。
還暦近いのに大したおっさんだな、と尾崎は思った。
「頼む。もっと舌を丁寧に…そう、丁寧に裏筋をなぞってくれ、ああっ!」
男は尾崎の愛撫で何度も喘ぎ、そのたびに尾崎の顔を股間に無理矢理埋めようとする。
尾崎の鼻腔の中に男の陰毛の先端が入り込み、何度も咳き込んでしまう。
徐々に男の興奮が高まってきたようだ。
口の中の男根が見る間に膨張し、喉の奥深くに侵入しようと暴れる。
A
尾崎は手で男の腰を押し返そうとするが、興奮した男はそんなことお構いなしに尾崎を攻め立てる。
男のむさ苦しい体臭にげんなりしながら、尾崎は一度男を満足させるべきだと考えた。
前立腺を刺激する中指をさらに直腸の奥まで差し入れる。そして指の腹全体を用いて男の直腸内をなめす。
同時に奥歯を用いて男の亀頭を刺激する…この男は舌全体で亀頭を包んでやると、そうとう感じることは承知してる。
「うがああっ!はあっ!」
男は部屋中に響き渡るような大声で吠え、ものの数秒で絶頂に達した。
同時に尾崎の口の中に、ことのほか大量の精液を流し込む。
男はそのままベッドに倒れこむ。
尾崎は男の体を避けるようにしてベッドサイドに移動し、エチケットペーパーの中に男の残滓を吐き出す。
喉の奥の不快感…自分が穢れていく嫌な感じが、尾崎を身震いさせた。
(今日一日付き合うだけで、また郡山でのライブ興行権が入るんだ。)
心の中で尾崎はそう呟いた。
男はしばらく荒々しく呼吸していたが、その手が尾崎の股間に伸びる。
醜い男…だが今の尾崎はこのような男の愛撫でも勃起できるし、アナルにも射精できる。
そう、少しの我慢、それが尾崎を開発した見城さんからの教えだ。
男の節くれた手のひらでペニスを玩ばれながら、尾崎はマルボロメンソールに火をつけ、大きく一服した。
B
男の手コキに任せ、ペニスを勃起させながら尾崎はテレビを付けた。
どうでもよいバラエティー番組や、くだらないトーク番組をすっ飛ばして、尾崎はニュース映像を探す。
何のことは無い、このくだらない雰囲気の中で正気を保てる何かがほしかっただけだ。
勃起した尾崎のペニスを男は口でくわえた。ネチャネチャと粘液質の音を立て、尾崎のペニスを必死にバキュームする。
同時に自分のペニスをしごいているようだ。
普段は威張り散らす傲岸な男…その実態は、容姿の整ったゲイボーイに対する羨望と嫉妬に狂った、ただのホモだ。
尾崎は自分の亀頭にざらついた感触を感じ取りながら、チャンネルを変えてゆく。
十分後に射精してやろう、そう思った瞬間、テレビの映像に目が留まった。
歌番組で自分が歌っている映像が流れた。ステージのスポットライトの中で、着流したTシャツ姿の自分が絶叫している。
額に流れる汗もぬぐわぬまま目をつぶり、少し鼻に掛かった声で。
尾崎はその自分の姿に見惚れた。多くの観客たちの視線の中で、昂ぶる自分を抑えかねるように苦悶する自分の姿。。
曲がクライマックスに向かう中で、尾崎は自分のペニスが怒張してゆくのを感じた。
ホモのおっさんの愛撫ではなく、自ら惚れこんだ自分自身の虚像に興奮したのだ。
尾崎は目を閉じる…アコギで奏でられる15の夜、過ぎ去りし過去の幻影。
「う、うぐっ!」
数分後、尾崎は射精した。大喜びで精液を飲み干す男を見下ろしながら、尾崎は極彩色の夢を見ていた。
覚醒剤…魔のクスリ。(了)
『尾崎豊物語・番外編 猫耳ロリータ受難・編』
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(…クソッ!!小学生だと思って甘く見てたぜ!)
尾崎豊は今、人生最大の危機に直面していた。
まさかこんな小娘・ミーナにこれ程のフェラテクがあるとは思ってもみなかったのだ。
すでに彼女の抜群のフェラで3度も絶頂に至り、たっぷりの精液を放出してしまった。
見た目はガキ。しかもキュートな猫耳。確実にローティーン。
確かにロリータ尾崎豊の完全なストライクゾーンではあった。
だがミーナはそのあどけない見た目とは裏腹に、とんでもないフェラテクの使い手でもあったのだ。
尾崎の勃起ペニスは、その絶妙な舌技に敏感に反応してしまう。
ミーナのアグレッシブな口撃に、尾崎豊のスタミナはどんどんフローしてゆく…このままではまずい。
■
「ぐ、があっ!」
けたたましい叫び声とともに、尾崎は遂に4回目の射精を許してしまった。
あまりの快感に身体を打ち震わせながら、尾崎は充血した肉茎から大量の精液を吐き出す。
ミーナは放出された尾崎の精液を口の中で受け取り、それを美味しそうに飲み込んで微笑む。
口から溢れた精液を指先で丁寧にぬぐい、それもまた舌で舐めとる。
A
(何て…何て小娘なんだ。この俺がこんな娘に翻弄されてしまうなんて!)
キャッキャとはしゃぐミーナの目の前で崩れ落ちた尾崎は、そのまま地面に突っ伏した。
「どう、おにいさん。もうこうさんする?」
ミーナは尾崎を見下ろしながら、嬉しそうに微笑んだ。
「このままでは、俺はこの小娘に精気を全て吸い取られて死んでしまう…どうしたらいいんだ?」
尾崎は悔しそうに呟く。
しかし、再び尾崎の肉茎をくわえ込んだミーナのフェラテクに、再び反応してゆく自分を抑えることはできなかった。
■
めくるめく快感の中で尾崎は、かつてステージで熱狂した過去を思い出す。
多くの観客たちが、自分ひとりを求めて集ったあの栄光の日々。
俺が叫べば、客達は俺に呼応するように湧き、俺が憂えば、客達もまた溜め息を漏らす。
俺は、あの時全てを支配していたのだ。そうだ、俺こそこの国に降り立った最後の天使、尾崎豊だ!
射精寸前まで勃起しきったペニスを抜き払うと、ヘイドレクはそのまま幼い少女の上にのしかかった。
そして、驚愕する小娘を睨みつけ、尾崎は叫んだ。
「お前のような小娘に俺が屈すると思ったのか!」
叫びながらミーナのワンピースを破り、泣きわめきながら抵抗する彼女のパンティーを千切り取った。
「大人をなめるなよ小娘!本当の男の凄さを、お前に教えてやるわ!」
部屋中い響き渡る大声で叫んだ尾崎は、甲高い悲鳴を上げるミーナの両脚を押し広げた。
まだ未成熟で、恥毛も生えていないヴァギナが露わになる。
蛍光灯の光の下でそれは、僅かに潤みながら息づいているようだ。
B
「フェラはプロ級だが、ここはまだ未開発のようだな小娘…俺こと尾崎豊が初めての男になってやろうか、ん?」
「キャーッ!誰か助けてーっ!」
恐怖のあまり泣き叫ぶミーナ。
しかしその叫びも尾崎の中に眠る蛮性を呼び起こしただけだった。
殆ど隆起していないミーナの乳房を尾崎の無骨な手が掴む。
大暴れするミーナの身体を押さえつけて、豆粒のような乳首を舌で玩ぶ。
素晴らしい味だった…ロリータ尾崎豊の本性が燃え上がる。
(俺はゲイじゃない…あれは15の夜にハンサムなお兄さんに手ほどきを受けただけだ…)
尾崎の鼻息は荒くなる。
大きく押し広げられたミーナの股間を指先でいじりながら、尾崎は爆発しそうな自分を抑えるのに必死だった。
(俺はホモじゃない…見城さんに教えられたのは、あれは一時の気の迷いに過ぎないんだっ!)
もう限界だった。
尾崎は硬直しきった自分のペニスを引っ掴むと、指先でミーナのヴァギナを押し広げる。
まるで穢れを知らない花弁が、尾崎の目の前に晒された。
そしていよいよ…俺はこの娘を!
C
「待て!動くな貴様!」
挿入寸前の尾崎の背後から、突然怒鳴り声が響いた。
同時に多くの足音が部屋に突入し、尾崎の周りを取り囲む。
「な…なぁっ!」
言葉にならない声を上げる尾崎。
床で尾崎に組み伏せられ泣き叫ぶミーナ。
ミーナの上にのしかかり、勃起したペニスを握り締める尾崎。
そしてその周囲を取り囲み、敵意のこもった目で尾崎を睨みつける警官たち。
唖然とする尾崎。
警官達の中からトレンチコート姿の初老の刑事が歩み出て、尾崎の目の前に立ちはだかった。
その目付きはいかめしく、凄まじい憎悪と嫌悪に満ちていた。
「きさま…きさまは獣か!こんな年端も行かぬ娘を犯そうなどとっ!」
そういって大きく振りかぶった刑事は、その拳を尾崎の顔面に叩き込んだ。
凄まじい衝撃が尾崎を襲う。
吹き飛ばされ壁に激突した尾崎は、その瞬間気絶した。
同時に射精した尾崎は、床に倒れ伏したのち、もう一度大きく痙攣した。
その表情は、とても嬉しそうだった。(了)
『尾崎豊物語番外編 15の夜、愛の地獄・編』
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バー「オルフェ」のドアを開けると、そこは肉の洪水だった。
一糸纏わぬ男女の肉体が複雑に絡みあいのた打ち回っている。
部屋の方々で歓喜の呻きが上がるたびに、その肉の氾濫はわななく。
「…な、なんですかこれ!どういうことなんです?須藤さん!」
尾崎は見城と須藤の方を振り向いて言った。そのまま絶句してしまった。
そこには全裸の須藤と見城が立っていたのだ。
須藤は全裸で、股間からは仮性包茎のペニスが勃起させていたが、
見城の手には、黒々とした巨大なペニバンが握られていた。
バーの薄暗い照明の中でそれは、不気味に鈍い光を放っていた。
「な、一体どういうことなんです?貴方達はいったい、何なんですか!」
「尾崎、こういうことであよ。見ればわかるよね」
須藤は尾崎の目をジッと見つめながらそう言い、ニヤリと笑った。
「ふ、ふざけないでください!こんなこと最低ですっ!」
尾崎は叫んだ。するとバーの中で絡み合っていた無数の男女の動きが突然止まった。
嘗めるような視線が尾崎に注がれる。尾崎はその視線が自分の肉体を這うのを強く感じた…耐えられないほどに。
視線の圧力に気圧された尾崎だったが、なんとか気を持ち直した。そして須藤に向かって叫んだ。
「貴方がそんな人だとは思いませんでした!そこをどいてください!僕、帰りますっ!」
しかし須藤も見城も動かない。尾崎の目を見つめたままニヤニヤ笑う…おかしい、何かが。
A
突然、尾崎は背後から抱きすくめられた…見城徹だった。
筋肉の盛り上がった図太い腕で、尾崎の肉体を抱きしめると、いきなりその手を制服の裾に差し入れた。
そのまま尾崎の乳首を指先で探った。
「なあ尾崎、そんなこと言わないで、一緒に楽しもうぜ」
見城は尾崎の耳元で囁いた。熱く甘い吐息を尾崎の耳へと吹きかける。思わずゾクッと体が反応してしまう尾崎。
抵抗しようとしたが見城の指先は既に尾崎の乳首を玩ぶ。もう一方の手は尾崎のブリーフの中に侵入し、股間を探る。
そして尾崎のペニスをつまむと、慣れた手つきでペニスをしごき始めた。。
「何するんですか、止めてください!」
尾崎は抵抗する。しかし見城の指先の動きに反応してしまう自分を抑えることが出来なかった。
見城の指先が蠢くたびに身体は熱くなり、力が入らない。
「大丈夫だよい尾崎…俺に任せろよ」
見城が再び囁いた。
ふと前を見ると須藤が立っていた。熱い視線で尾崎を見下した須藤は、ゆっくりと顔を尾崎に近づける。
そして尾崎の顎を上に向けると強引にキスをしようとした。
「ん、止めてください!」
尾崎は顔を背ける。しかし須藤は尾崎の顔を自分に向けさせると唇を重ね、一気に舌を挿入させてきた。
須藤の舌は尾崎の上唇から歯茎を這い、門歯の間に割り込もうとする。
少しタバコ臭い息が尾崎の口腔の中を満たした。
「尾崎、もっとリラックスしろよ。本当のお前の姿を、俺達がわからせてやるよ…」
見城は尾崎のペニスを鷲掴みにし、力強く握った。その中指が尾崎の亀頭の包皮をめくる。
見城指が敏感なカリを直に刺激した瞬間、尾崎は自分が勃起してゆくのを感じた。
B
カウンター席の脇に設けられた簡易ステージの上で、尾崎は須藤のペニスをしゃぶらされた。
密集した須藤の陰毛が尾崎の鼻先をくすぐり、塩気のある汗の匂いが尾崎の鼻腔を満たす。
(…息苦しい)
尾崎は思った。喉奥まで侵入した須藤の亀頭が尾崎のディープスロートを塞ぐ。吐き気が尾崎を襲う。
しかし須藤は容赦せず尾崎を責めた。腰を前後にグラインドさせ、両手で尾崎の頭を掴み股間にグイグイと押しつける。
尾崎の口の中で須藤の陰茎が怒張し、あふれ出しそ うだった。
その陰茎の熱さが、尾崎の本心とは裏腹に尾崎の中に眠る本能を昂ぶらせた。
「ああっ、尾崎凄いよっ!豊の舌がボクのチンコを這い回って…ああっいいっ、もうイキそうだよ!」
須藤が喘いだ。するとバーに集う客達から歓声が上がる。
(…見られている!)
尾崎は思った。バーの客達の視線が自分の裸と、陰茎を咥え込む自分の口元に注がれているのを強く感じた。
須藤の陰茎は益々熱く怒張し、尾崎の口の中で痙攣を始めた。
「お、尾崎っ!俺もうダメだっ…うっ、ああっ!」
須藤は一際大きな喘ぎ声を上げると陰茎を大きく痙攣させ、尾崎の喉の奥に向かって大量の精液を吐き出した。
熱い精液が尾崎の喉から鼻腔まで達し、一瞬息が詰まった。
「ゲホッ、ゴホッ!」
と、尾崎はむせた。
その瞬間、バーの客達がワッと大声を上げた。
尾崎はその喧騒の中で一人蹲り、喉の奥から溢れる大量の精液を口から手に吐き戻した。
(…身体が言うことを利かない)
尾崎はボーッとする頭でそう思った。
C
「尾崎、本番はこれからだよ…」
うずくまる尾崎に向かって、見城が声を掛けてきた。思わず振り返る尾崎。
そしてその目に飛び込んできたのは巨大な倍日レーターをかざす見城の姿だった。
見城の目から放たれる強い視線を感じた尾崎は、本能的に身をすくめた。
見城の目には、紛れも無い狂気が宿っていた。
「大丈夫だよ尾崎。いきなりで刺激が強かったみたいだが、こんなのすぐ慣れるさ」
見城は尾崎の傍にしゃがんだ。尾崎をうつ伏せにさせると、腹の下に手を差し入れ尻を大きく上に向かせた。
抵抗する尾崎。しかし見城の力は強く、消耗しきった今の尾崎ではどうすることもできなかった。
見城は小皿の中にオリーブオイルを注いだ。その様子を息絶え絶えのなかで見つめる尾崎。
茉莉子の視線に気付いた見城は振り向くと、尾崎に向かって微笑んだ。
「大丈夫だよ尾崎…これは、とても気持ちよくなる薬だよ」
見城はそう言うと、傍らのハンドバッグから白い粉の入った小袋を取り出した。
その端を少し破ると、先ほどの小皿の中にサラサラと流し込み、それを薬指で優しくかき混ぜた。
「さあ尾崎、こっちにお尻を向けてごらん?」
見城は言った。尾崎は躊躇する。うつ伏せの姿勢のまま尾崎は動かずにいた。
すると見城は強引に尾崎の腰を引き寄せ、尻を持ち上げた。
その尻をバーの客達に見せ付ける。
バーの客達は溜め息交じりでその尻を眺めた。尾崎の形の良い尻が、バーの照明の中で白く輝いた。
D
尾崎はバーの客達の視線を感じ、激しく動揺した。
(…みんなに見られている)
そう思うと顔が真っ赤になった。激しい羞恥が尾崎の感情を昂ぶらせる。
「…尾崎、また勃起してきたな」
見城が笑った。
事実その通りだった。尾崎の思いとは裏腹に、身体は素直に羞恥プレイに反応している。
尾崎は遂に泣き出した。今までの自分が崩れてゆく…そう思うともはや溢れ出る感情を抑えることが出来なかった。
「…ひぎいっ!」
いきなり肛門に刺激が走り、尾崎は悲鳴を上げた。見城の指先が茉莉子の肛門に侵入してきたのだ。
先ほどのオイルで濡れた指は、事のほかスムースに尾崎の肛門に突き刺さった。
尾崎はそのショックで思わず逃げようとする。しかし見城の腕で腰を抱えられて、それは叶わない。
見城の指先が尾崎の肛門の中でゆっくりと這い回る。指先の薬が直腸内部の粘膜に塗りつけられてゆく。
バーの客たちが再びざわめきだした。しかしその声は尾崎には遠くから響いてくるようにしか聞こえなかった。
既にクスリが回ってきたのだ。
暫くして尾崎は床の上で動かなくなった。クスリが彼女を覚醒させ、陶酔の世界に堕ちてしまったようだ。
意識はあるものの自分の身体が自分のものではないような、そんな気持ちだった。
身体のアチラコチラが熱く脈打っている。
精神は混濁し、目の前の風景が突如輝きだした。様々な思考やイメージが駆け巡る。
肛門は熱く締まり、それとともに勃起したペニスが股間で脈打っている。
「そろそろだな…」
見城は呟いた。尾崎を見つめる見城の目は…まるでモノを見るように冷ややかに醒めていた。