僕達の終戦記念日…・リーフOHP BBS閉鎖!Ver.2
そうだ。俺は、ただ、ひたすらに憎かった。
ならばやる事は決まっている。
―――オマエが、オレを、殺すというのなら。
全身はとうに麻痺している。
残ったものは、未だナイフを離さない右手の感触だけ。
殺される―――殺される?
誰が。
何に?
「はは、は―――――――」
笑いが零れる。
ああ、たしかにその通りだ。
絶対に逃げられない。
絶対に逃がさない。
やるべき事は、ただひとつだけなんだから。
殺される。
殺される。
きっと、間違いなく殺される。
他の何にでもなく、
他の誰にでもなく。
――――――ヤツは、この俺に、殺される。