長森瑞佳はどう?

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32来栖川萌え@梓もね
>>前スレ568の続き
庭森−29

「部屋でお前が寝ている時だって二人だろ」
「起きている時じゃないと嫌だな」
「途中で車が止まっても知らないからな」
「止まったら押してあげるよ」
「その言葉忘れるなよ」
「うん」
「そういえば喉が渇いたな」
「紅茶があるよ」
長森は、足元に置いた袋からポッドを取り出す。
「わざわざ作ってきたのか。コンビニで適当に買えばいいのに」
「もったいないよ。それに自分の好みに出来ないし」
「中身を当てようか。ミルクティーだろ?」
「ピンポーン♪」
「コンビニで止めるぞ。俺はレモンティーが飲みたい」
「えーっ、おいしいのに」

コンビニで買い物を済ませた後にキーをひねるがエンジンが掛からない。
「長森、バッテリーが死んだみたいだ。約束通り押してもらうぞ」
「う、うん。何処を押せばいいの?」
「冗談だ。その代りここに座ってエンジンを掛けてくれ」
「わたしそんな事出来ないよ」
ごねる長森を説得して押し掛けのやり方を教える。
「いくぞ、せーの・・・」
タッタッタッタ
「クラッチ繋いで」
ズズッ、ぼぼぼぼっ
「やったー、浩平。掛かったよ」