倉田佐祐理は我らが女神!

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95一応31の続き
「なんであんた達とご飯食べなきゃいけないのよーっ」
「でもお腹減ってるんでしょー?」
「誰もそんなこと言ってないーっ」
「ふぇ、でも舞が言ってましたよ。お腹減ってるって」
「誰よ、まいって!」
「ほら、あの子ですよー」
「知らないわよ、あんな女っ。もう帰るんだから!」
 ぐぅ〜
「あははーっ、やっぱり減ってるんじゃないですかー。お弁当、一緒に食べましょ、ね?」
「あぅー」
「あ、わたしは倉田佐祐理っていいます。佐祐理って呼んでくださいー。
 それとあそこにいる子が、川澄舞です。優しい子ですよーっ」
「………」
「お名前はー?」
「っ!!?」
「あなたのお名前はー?」
「………」
「ほら、お名前はー?」
「あぅー」
「ほら、がん…」
「何わけわかんないこといってんのよーっ!真琴よっ、沢渡真琴!いい名前でしょっ!」
「あははーっ、真琴さんですかー。ほんとにかわいいお名前ですねー」
「……当たり前じゃない」
「じゃあ行きましょうー。舞も待ってますからー」
「あうーっ、わかったわよぅ」

                    初めて書きました。もう少し続きます。
96一応31の続き:2001/06/26(火) 03:53
「舞ー、連れてきたよーっ」
「おかえり、……この仔…?」
「な、なによぅ」
「……お名前は?」
「しつこーい!なんなのよもうっ!」
「あははーっ、真琴さんだよ、舞」
「そう、……真琴……おいで」
「???、なによこの女」
「おいで」
「頭おかしいんじゃないの?……って、あーっ!思い出したーっ!!」
「ふぇ、どうしたんですか?」
「どーしたもこーしたもないわよっ。
 あたし、この前あんた達の学校で殺されかけたんだから!この女に!」
「まさかー、そんなことしないよねー、舞ー?」
「……しらない」
「そーだよねー。さ、みんなで食べましょー。今日もいっぱい作って来ましたよーっ
 真琴さんもたくさん食べてくださいねー………ふぇ?いない……」
「あそこ」
「おぼえてなさいよーっ、絶対許さないんだからー!」
 たたたたたた〜

「いっちゃったー」
「佐祐理、お腹減った」
「しょうがないよねー、二人で食べよっかー」
「はちみつクマさん」
「ふえっ?」
「なんでもない」

                     とある休日のお昼どきでした