倉田佐祐理は我らが女神!

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546しぇら@つくしてさゆりん
あ…どうやら、ちょっぴり気を失っていたみたいです。

しかし、過酷な現実は容赦無く佐祐理を引き戻し、再び責め苛みます。
「あ、熱…」
おなかの奥の方がすごく熱い、あついです。
眉を顰めると涙があふれて、視界がじわりと滲みます。
体じゅう、何だかびりびりして…もう、何も考える事ができません。
指先が震えて、それでも、途切れそうな意識を必死になって繋ぎとめます。
だめ…集中しなくちゃ…
「佐祐理さん、お願いだよ…口、あけて」
あ…祐一さん。はい、わかっています。
そんなに切なげに訴えかけて来られたら、その気持ちを裏切ることなんて
できるはずがありません。
佐祐理みたいなちょっと頭の悪い子でも、祐一さんが望むなら何だってできます。
…して、みせます。
「…もうやめさせて、祐一。佐祐理には無理」
…舞、そんな不安そうな顔をしないで。佐祐理は、大丈夫だから。
溜まった唾をこくりと嚥下すると、小さな口を精一杯あけて、火照りきったそれを
思いきってほおばります。
苦しいけど、祐一さんの為だから…祐一さん、こっち見てる…。
「ん、んむんっ…は…ぁっ」
おなかが…はっ、は、はああ……
佐祐理のあられもない姿を、こんなに多くの人たちに見られて…
カメラにまでうつされて…
もう、佐祐理はお嫁に行けません。

「……全部飲みこんで、佐祐理さん!」
「っっ!!」
(あ…こんなに…っ)

ゆういちさん、まい…
さゆり、少しはお役に立てたでしょうか…

審判「……OK!炎天下激辛料理早食い対決は相沢チームの勝利だ!」
祐一「やった!これで部屋を借りる資金ができたな!!」
舞「832903」