倉田佐祐理は我らが女神!

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「話術といっても普通とはちょっと違うぞ。どぅゆうあんだーすたん?」
「・・・むずかしそう」
「佐祐理さんの場合、自分を魅力的に見せるための手段にしているな」
「・・・お手本を見せて」
「さっきの動作と併せて使うと効果的だ」
祐一、舞に大して斜め45度の角度+後ろ手+心持ち前傾姿勢+臥せ目がちに。
「佐祐理は・・・ちょっとだけ頭の悪い普通の女の子ですから」
ぽかっ
「・・・祐一、媚びすぎ」
「舞がやらせたんだろ。佐祐理さんがやると抱きしめたくなるほどかわいいんだよ」
「・・・確かに」
(がーーーん、佐祐理の話し方は媚びていたんですか!!)
「なら、簡単なのからやるか。”あははーっ”からマスターしよう」
「・・・それ、出来ない」
「まだやってないだろ」
「・・・恥ずかしい」
「赤くなるほど恥ずかしいのか?」
「・・・あれをやるくらいなら屋上から飛び降りる」
「わー、待て待て。なぜそこまで嫌がる?」
「・・・人にはやっては行けない一線というものがある」
(佐祐理は一線を超えているの?)
「まあ確かに自分が人前で出来るかと言われたら・・・」
(うう・・・・)
「・・・佐祐理は超人、人外、 あるいは豪鬼さん」
(ふぇ、うううう・・)
「それは言い過ぎだけど・・・奇抜な会話センスではあるな」
がたっ
「誰だ?」
「ふぇーーーーーーーん」
佐祐理さんが泣いていた。