倉田佐祐理は我らが女神!

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120友達を作ろう−2
「次は動作だ。佐祐理さんの動きはいちいち計算されたようにかわいい」
「・・・かわいいかも」
「そうだろう。同性の目から見てもかわいい。ましてや異性から見たら萌え萌えだ!!」
「・・・萌え?」
「簡単なのからやってみるぞ。見ててくれ」

祐一、胸のあたりで手を合わせて小首をかしげる。
「舞、お弁当にしましょう」
「・・・気持ち悪い」
「ぐっ、言うな。俺がやっているからそう見えるだけだ」
「・・・わかった、やってみる。祐一、見てて」
舞、佐祐理の動作を完璧に真似る。
「おおっ、すごい。ここまで出来るとは!!」
「・・・いつも佐祐理を見てるから・・・」
(舞・・佐祐理も舞を見てますよ)
「しかし・・・無表情で動作を真似てもあまりかわいくないな」
「・・・がんばる」
(そんなことありません。祐一さん、抗議します)
「でもとにかく動作は完璧なんだ。表情が出来るようになればみんな舞の事を見直すぞ」
「・・・佐祐理も?」
「佐祐理さんは・・・驚くかな?」
(いいえ、佐祐理も応援してますよーっ)

「最後に話術だ」
「・・・投げ輪の術?」
「馬鹿者、話し方の事だ。本当に高3か?」
「・・・すまない」