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創作者は創作の構造を自覚すべきではあるが、同時にそれはシニカルに陥ることでもある。
構造を自覚しつつ壁を突破することはできるのだろうか。
世界を統べる神の視点と世界に生きる人間の視点を両備することは、果たして可能なのだろうか。
映画板で評判の高いクレヨンしんちゃんの映画を観に行く。同時代性を持たない世代なので、
あのノスタルジーには浸れない。だがノスタルジアへの逃避を否定しながら説教がましくならない
語り口は見事。エンターテインメントしても優れており、素直に面白いと感じられる作品だった。
アニメ観たのは五年前のエヴァ以来だ。
