「諸君らが愛した月夜スレは荒れた！！」

ひろゆきは、言っていた。
板を守るためには、ヒーローがいると。
２ちゃんを守るには、荒らしを狩る者がいると。
そして、未来を知る奴は削除人を説得し、我らは、知っているだけを、やめた。
…理由があるから、結果がある。
そして我らは幸か不幸か、葉鍵板の全てを知っている。細かい個人のレスはともかく、な。
言い方を変えれば、“ヒーロー”の理由、あるいはその原因を、我らは全て記憶している訳だ。
決定的なものが何か、それは分からないが、我らは知っている。
“ヒーロー”の条件を。それは実際、なんの意味もないのかも知れぬ。
だが、何もせぬよりはいい。
ひろゆきの好きな言葉だ。だが、何もせぬよりはいい。
いずれ現れる、ヒーローの手助けをしよう。
我らの知識を、教えよう。板住人が積み重ね、何代にも渡って磨き上げたネタと技の数々を。
我らに近づくということは、戦闘本能が強いか、あるいは極端に厨房なら出来る。
何が敵で、敵でないか、それを見分けるのは、強い生物と、弱すぎる生物なら出来る。
我らのあぼーんは通常、敵と見えるようになっているからな。
それを擬態と看破するのは、そなたが強い証拠だろう。