「いつだってだーまえのことが心配だよ」麻枝スレ#3

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384AIR DM版
ひょおおおおおぉぉぉぉ…
後には、荒涼とした風が吹くばかりだった。
いや、違う。寒いのは俺の心だけだ。
相変わらず、辺りはうだるような熱気が立ちこめている。
【麻枝】「ふぅ…」
俺は椅子に再び座り込む。
【麻枝】「で、なんだっけ…」
【麻枝】「カレギュウ」
…違う。
思い出した。
【麻枝】「企画書を探しにいかないと…」
俺は立ち上がる。
【麻枝】「どこまで飛んでいったんだよ…」
歩きながら、顔を上げる。
その先には天井と、それにぶら下がる蛍光灯が広がっていた。
首吊りにピッタリだ。
【麻枝】(やっぱ鬱だな…)
さらに顎を高くあげて、常備薬のDLPAをのむ。
一面がサイケな色に染まった。
【麻枝】「………」
すると、ついさっき見ていた白昼夢の続きを見ているような気がした。
そう、あれは確かに白昼夢だった。
どこまでも、どこまでも引っ張って。
俺はマスターアップを目指していた。
その先に何が待つのか。
それを確かめるために、書き続けている。
視界が揺らいだ。
緑の妖精さんが目の前を、ふよふよ浮いていた。
その先はもう、見えない。(というか見ない方がいい…)
今、目を閉じたなら、エイエソに行くだろうか。
この腹の緩い肉体を地上に残して。
俺は目を閉じてみた。
………。