やはりあなたも長森瑞佳が大好きですか！♯６

「買い出し行くけど、なんか買ってくるものあるか？」
「アタシ、まろ茶」
「じゃあ、わたしは牛乳」
「オーケー、金は後でいいぞ」

「それにしても瑞佳って牛乳好きよね〜」
「うん！でも昔はダメだったんだよ」
「本当に！？」
「それで給食のときも大変だったんだよ・・・」
「じゃあ、いつから平気になったの？」
「風邪ひいたときにね、浩平が『特効薬だから』ってホットミルクつくってくれたんだ」
「最初は怖かったんだけど、思い切って飲んでみるとすっごくおいしかったんだよ」
「それからかな・・・」
「へぇ、牛乳は思い出の味ってやつね」
「浩平はきっと忘れちゃってると思うけどね」