Keyシナリオ批評スレッド #2

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53ポンチ野郎
>>52
俺は逆の考え方だったり。
麻枝准は日常生活の中で発生する人間関係の変化を描くことに意識があるように
思われる。でも延々日常を描いていたらオチがつかないし、売り物にならないの
で盛り上げ場を用意する。基本的に麻枝シナリオは「まず書きたいコンセプトが
あって、そのままだと商品にならないので飾りを付けた」印象。

久弥直樹はまず格好良いシチュエーションを描きたい、というのがある。でも
いきなりクライマックスを描いても誰も分からないのでそこに持って行くために
日常描写を描く。

萌え描写に関しては久弥直樹は「完全に計算している」か「自分の好きなキャラを
好きなように書いたら客が喜んだ」のどちらかのような。麻枝准は全部意識している
と思う。それが成功している、と判断するかは人それぞれ。
「萌え」は人によって十人十色に異なる性的嗜好の代償行為なので一般化は不可能と思うのだけども。

但し上に書いたことは久弥氏に関しては新作の内容次第でひっくり返る可能性が。