庭から長森が出てきます！！助けてください！！！

>>468の続き
庭森−１５

「浩平、おなか空いてる？」
「ん、どうしてだ」
「わたし全部食べられないから少し食べていいよ」
「随分小食だな。俺ばかりが食べるのもなんだからこっちも食べろよ。まだ手をつけてないから」
「ありがとう」
「しかしなんでカルボナーラなんだ？」
「ここのは牛乳がたっぷり入っていておいしいんだよ」
「納得」
長森はゆっくり食べる。
こっちが食べ終わっても全然なくなっていない。
もうすぐ２杯目のコーヒーもなくなろうとしていた。
「ふふふっ」
「今日のお姫様はずいぶんと上機嫌のようですな」
「うん、なんだか嬉しくてね」
「服を買ってもらえるからか？」
「ううん、ただこうしていられるだけで幸せなんだよ」
「大げさな奴だな。毎日会ってるじゃないか」
「全然違うよ。わたし達の初めてのデートなんだよ」
「おまえって沢山記念日を作るタイプだろ」
「そ、そんなことないよ」
「ふーん…」
「あのね、笑わないで聞いてもらえる？」
「話によっては爆笑するぞ」
「じゃあやめた」
「こら、話しを途中で止めたら気になるだろ」
「うん、そうだね」