庭から長森が出てきます！！助けてください！！！

>>454の続き
庭森−１２

「まあ、汚いところだが座りたまえ」
「浩平、これ公園のブランコだよ」
「細かいことは気にするな」
二人でブランコに座る。
月明かりで照明の少ないこの辺りも明るい。
長森はジーンズジャケットにスカートか…
俺達ってどう見えているんだろう？
今はまだいいけど制服と背広ならどう見ても援交だよな。
高校生なんてほんのちょっと前のような気がしてたのにもう２５か……
ふー、歳はとりたくないね。

「浩平、何か悩んでいるの？」
「朝、お前と付き合いたいって言ったろ？」
「う、うん」
長森は赤くなりながらうなずく。
「実際高校生と付き合ってみると恥ずかしいもんだな。早く大人になってくれ」
「むっ、わたしはもう大人だもん」
「選挙に行けるか？、酒飲めるか？、エロビデオ借りられるか？」
「最後の質問は全然関係ないじゃないか」
「色気も足りないしな。そうだ、今度俺が見立てた服を買ってやろう」
「いらない。どうせ変な服を選ぶに決まってるよ」
「よし、今度の日曜日に買いに行くぞ」
「勝手に計画立てないでよ」
「デートだと思えばいいだろう」
俺がそう言うと長森は照れながら承認した。
くっ、かわいいじゃないか。
自由に出来ない長森なんてと思ったけどもう少し付き合ってみるか。