★ なげやりな 葉鍵キャラの1日 ★

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222水瀬
♂月♀日の夜

最近、祐一がこわい。
だって、身に覚えのないことを言うから。
今日の夜中にあった出来事はこわかった。
私がお風呂上がりの後、パジャマ姿で二階に上がり、
部屋に戻ろうとしたとき、突然、祐一に呼び止められた。
「なぁ、名雪、今日もパンパンしようぜ」
私は祐一が、なにを言っているのか分からず、きょとんしていたら。
突然、胸を触られた。
私は、驚いてしまい悲鳴を上げた。
「きゃあーーーっ」
その後、私は、驚きを隠せない表情でこういった。
「祐一、ひどいよ、冗談にも限度があるよ」
すると、祐一は破廉恥なことを言った。
「なに言ってるんだ名雪、この前も胸さわられて、感じていたのに」
「アレも具合が良くなって、パンパンのしがいがあったぜ」
「もう、かれこれ2回目だから違う体位も大丈夫だよな」
ニヤニヤしながら、祐一がそんな台詞を得意げに言うのだった。
私は、どうしたらいいのか分からなかった。
けれどこのまま、この家にいたら祐一に襲われると本能で感じた私は、
お母さんが入院している病院まで走って逃げ出した。
「ぐすっ、どうしたの祐一、栞ちゃんとなにか有ってから壊れちゃったのかなっ」
私は夜のとばりの中を、パジャマ姿で走りながら涙目でそう思うのだった。