萌える!葉鍵シチュエーション#4

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431名無しさん@だよ
 夜、明日のお弁当のための仕込をしている茜。と、そこに浩平からの電話。
 内容は、学校の宿題に関してのことなど。思いがけない浩平からの電話に
内心喜びつつ、隣で煮出している鍋の様子などが気になる茜。
「ん? どうかしたのか?」
「いえ、なんでもないです」
 と、いいつつも電話を切らずに料理を続けようとする茜。肩口で受話器を
はさみながらなんとか料理を続ける。包丁で食材を刻む手つきももどかしい。
 その音に気がついたのか、
「今料理中か? 邪魔なら切るけど」
 という浩平の問いかけに、
「い、いえ、大丈夫ですから」
 と答えつつ、なんとか料理を続ける茜。でも受話器のせいで片手がうまく
使えない。
「あっ」
「ん? どうした?」
「いえ、なんでもないです」
「そうか。じゃあ、そろそろ電話切るな。明日学校で」
「…はい」

 翌日、学校にやってきた茜の指にはバンソウコウが。
 でもそれを見るたびに浩平との電話を思い出して、ちょっとだけ嬉しい茜。


 そんな茜の作った料理が食いたいなぁ。