122 :
名無しさんなの:
どこまでも続く青い空。
春風に波をたてる一面の草原。
白いワンピース姿のみしおたんが、
帽子を風に飛ばされまいと手で抑える。
両目を細め、遠くの景色を見つめるみしおたん。
「それにしても、結局ここへ来るなら
なにもそんな服で来なくてもよかったんじゃないのか?」
「…一応、デートですから…」
「せっかく秋子さんから貰った遊園地のチケットあったのに、
天野、この丘に来たいなんて言うんだもんな〜」
「…すいません。やっぱり、ちょっと退屈ですよね」
「ま、こうして草の上に寝っ転がって
青空を見るのも気持ち良いもんだ」
「でも、こんな天気の良い日にこの丘に来たら、
何か奇跡の一つでも起きそうな気がしませんか?」
「奇跡か…。確かに一度、でっかい奇跡が起きたけどな」
と、両手を空にかざすみしおたん。
「…空からお菓子、降ってこい〜」
空に向かって、やわらかな口調で声を上げた。
「…なんて、起きても安っぽい奇跡ですね」
頬を赤らめ、ぺロッと舌を出す。
みしおたん萌え!!!!
ハァハァ(;´Д`) みしおた〜ん…