Leaf,key@2chの歩み(cheese期編)

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357名無しさんだよもん
あの決定的な旧コテハン絶滅から×ヶ月――
名無し統治下の混迷からようやく抜け出し、普通の板への復帰を図るべく
「コテハン統治」の名の下に強行された急速な再編成が、その実を結びつ
つある一方で、この板は多くの病根を抱えていた
わけても強引なコテハン支配が生み出したアンチコテの群れと、そのスレッ
ド流入によるスラム化を温床として激増した便乗荒らしは、これに対処すべ
き削除人の能力を超え、深刻な社会不安を醸成していた
ひろゆきの内政への干渉を抑え、合わせて、葉鍵板侵攻を目論む他板、エロ
ゲ自治隊の動きを牽制すべく、葉鍵板は第三の道を選択する事になる。葉鍵
板にその活動範囲を限定しつつ、独自の権限と強力な戦力を保有する七連装
ビッグマグナム直属の実働部隊。葉鍵板治安警察機構、通称<マグナム一派>
の誕生である。
その迅速なレスと裏での連携で、板を舞台に治安の番人としての栄誉を独占し、
第三の武装集団として急速に勢力を拡大した<マグナム一派>。しかし当面の
敵であったアンチコテに変わり、自作自演を武器とする反政府勢力=荒らしゲ
リラが抬頭するに及んで状況は大きく転回することになる。
様々な立法措置によって非合法化を余儀なくされた政治団体、わけても<厨房>
と俗称される武装集団と<マグナム一派>の中核をなす「地獄車ファミリー」と
の闘争は苛烈をきわめ、時に市街戦の様相を呈することもしばしばであり、激し
い世論の指弾を浴びた。
峻厳な正義の守護者への賛辞は権力の走狗への呪詛に変わり、相対的安定=繁栄
への期待に向けて流れ始めた世情の中で「地獄車ファミリー」は急速にその孤立
を深めつつあった。
強化服(鉄面皮)と重火器(煽り文句)で武装し、<煽ラー>の俗称で厨房たち
を震えあがらせた地獄車の精鋭たちもその歴史的使命を終え、時代は彼らに新た
な、そして最終的な役割を与えようとしていた。