「は、はい、ど、どうぞコレね」
顔を赤らめてソレを浩之の膝あたりに置く綾香。
「そ、そのだな俺は今…その…手が……頼む!!」
「え?ええ?む、むむ無理よ、そんな」
「は…やく…俺がこのベッドに…撒き散らす…姿を見たいの…か?」
少しして意を決した表情をする綾香。
「わ、わかったわよ…」
「すま、ねえ」
ズボンとパンツを一緒に下ろす。
すると綾香にとって初めて生で見るモノが現れた。
「そ、それでどうするの?」
「て、手で狙いを定めてくれ!」
「え?本気?」
「ま、マジだ。撒き散らす、わけには、いかない…からな」
そっと右手を添え、左手には尿瓶の取っ手を握る綾香。
「ね、狙いは定めたわよ!」
「…よし、発射」
奇妙な連帯感に包まれる二人だった。