こんなシチュエーションどうよ?

このエントリーをはてなブックマークに追加
725名無しさん@だよ
 中庭で茜の手作りお弁当を食べている浩平を見かけたみさき先輩。自分も浩平の
ためになにか手料理を、と考えたものの、盲目で包丁や火を扱うのはかなりの
慣れが必要。そこで雪ちゃんに相談してみたところ、
「おむすびなんていいんじゃない?」
 ナイスなアイディアに感謝しつつ、さっそくおむすびつくりを開始するみさき先輩。
 どうにかこうにか、不恰好ながらもおにぎりが完成。さっそく翌日、浩平のところへ持っていく先輩。
「お、これ先輩が作ったのか?」
「うん、ちょっと変かもしれないけど、これでも頑張ったんだよ」
 と、海苔の巻き具合がちょっと不ぞろいな、でもそこが可愛いおむすびを、校舎の屋上で食べる。
「…味、どうかな」
「うん、結構いけてると思うぞ」
「そっか、よかったぁ」
 そういって自分もおむすびを食べる先輩。そんな先輩の頬に、一粒のごはんが。
「先輩、『おべんとう』ついてるぞ」
「えっ、どこどこ?」
 慌てて自分の頬に触る先輩。しかし、ちょっと場所が違い、なかなかごはん粒はとれない。
「先輩、とってあげようか」
「うん、お願いするよ」
 浩平はちょっと考えてから、みさき先輩の頬にキスをした。
「…あ」
 指とは違うやわらかい感触で、それが浩平の唇だと気づき、おむずびの具である
鮭よりも頬を染めてしまう、そんな先輩に萌え。