やはりあなたも長森瑞佳が大好きですか!

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361ある日の折原家
気がつくと部屋は夕陽でオレンジに染まっていた。
(…寝ちゃったのか)
ふと隣の部屋を見ると、瑞佳と赤ん坊も寝息を立てていた。
「あーあ。おい、風邪ひくぞ」
浩平は寝室から毛布を運んでくる。
どうやら授乳中に寝てしまったらしく、瑞佳は無防備に乳房を出したままだ。
むきだしの乳房に顔を埋めるようにして幸せそうに眠る赤ん坊。
「まったく。おまえが来るまでは、これはオレのだったんだぞ」
つんつん、と瑞佳の乳房をつつく。
授乳中の乳房は、本来のぷるんとした弾力がなく、固く張っている。
不意にふわっと甘い香りが漂い、浩平は誘われるように瑞佳の乳首を唇に含む。
「う、ん…」
薄目をあけた瑞佳と目が合う。浩平は一瞬躊躇した後、思いきり乳首を吸う。
途端に口の中にうっすらと甘い味が広がる。
「ふふ…大きな赤ちゃん…」
瑞佳の手がいとおしそうに浩平の髪を撫でる。
浩平は下半身が熱を帯びてきたのを感じながら、乳首に軽く歯を立てる。
「はうっ…あん、ダメだよっ…」
「瑞佳…いいだろ?」
「もう…起きちゃうから、静かにね…んんっ…」

赤ん坊は何も知らず、健やかに眠りつづけていた。