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27名無しさん@無印
-おれ流あんまんの食い方、
あるいはお隣さんの妹について-

お天気は久々の晴れだけど見上げて見ればやはり冬の空。
うっかり一つしかない手袋を学校に置き忘れてしまいおれの哀れな両手は当社比200%くらい凍えていた。
ズボンのポケットに突っ込んではいるがほとんど効果ないのはご承知の通り。
加えてぴーぷー吹く北風が追い討ちをかけてくれる。役立たずな太陽を罵りたくなる気分だった。
「まったく!受験生の大切な右手が使えなくなったらどうしてくれるんだ!!」
もちろん天下の公道で叫ぶようなことはせず、心の中で密かに怒りを燃やしたのだ。

中学から勉学に部活動(伝統と実績の帰宅部)にと励んできたおれも早や高校三年生。
サクラを咲かせ大学生活をエンジョイするため受験生に身をやつしている。
この暗く辛く長く苦しい受験勉強の先にはきっとバラ色の未来が待ってる!!
って力説する話でもない。
それなりの体格と運動神経は持っているので一見スポーツマン系に見えないこともないおれは、
実のところバリバリの理系野郎である。
つまんで言えば中学のころ一般相対性理論を嗜み、
高一の時に山本の物理をマンガ本代わりにペラペラ読み、
アインシュタイン博士を心の師と仰ぐようなやつだ。
勉めて強いるところの勉強は嫌いだが学び習うところの学習は好きである。

よって気分と趣味が合った分野ならば「受験勉強」するまでもなく分かる。
逆に合わない分野は非常にまずい。
こんなんやってられっけー!!とばかりに放棄してしまう。
その結果、満点か赤点か、Dead or Aliveなやつと呼ばれるのである。
28名無しさん@無印:2000/08/16(水) 19:38
歴史・地理や古典などなどは親の遺言で受けろと言われても却下なので
受験科目は理系オンリーの予定である。これは全く問題ない。
しかしそれでも化学と英語は付いて回る。仕方ないので近所の図書館でお勉強の毎日だ。
CDの貸し出しも行なっているので、レディオヘッドなど聴きつつ頻出単語やら分子構造やらを覚える。
おれは音楽があると「勉強」がはかどるタチなのだ。校則によりウォークマン禁止の学校図書館でこれはできない。


そんな訳でおれは今、学校から一度家に帰って、図書館に向かう途中で凍えていたのだ。
「うう、まじ寒い。死ねる」
氷漬けのマンモスの気持ちが分かってきたおれは目に付いたコンビニに飛び込んだ。


「おお、北側じゃないか」
「違う、北川だ!何の用だ?また嫌がらせに来たのか?」
学校の友人である北川がレジに立っていた。名前を間違えてやると喜ぶという奇癖の持ち主だ。
「勝手なことを言うな!用があるなら早くしろ、ないならさっさと帰れ」
いわゆる悪友というやつで、こう見えても仲がいい。
嫌がる理由も分からんでもない。
少し前に他の悪友数人を引き連れてコンビニウォッチャーをやったのだ。
つまり、店内をチェックして以下のようなことをだべる。
「三色おにぎりは失敗だろ」「いや、俺は評価するな。一粒で三度おいしい」
「サスケはちょっと判断しがたいな」「それならメッコールだろ」
「アンパン、ジャムパン、カレーパンを並べるとはなかなかやるな」 「ジャム、バター、チーズも並んでるな」
「薬味付きの豆腐とは気が利いているが果たして売れているのか?」 「むしろ一人前湯豆腐セットにすべきだな」
29名無しさん@無印:2000/08/16(水) 19:39
「店員の態度は他店と比べて並程度か」「あいつは態度が悪いな」
などなど。
30分ほど店内をうろついていた間中、
北川はおれたちのことを睨んでいた。 ガラの悪い店員である。
「安心しろ。今日は客として来た」
「あの後何故か時給が下がっていたんだぞ」
「当然だ。不良店員として店長に告発しておいたからな」
「相沢、お前・・・」
今にも掴み掛かってきそうな雰囲気だ。間合いを取っていて正解だった。
「冗談だ。幾らおれでもそこまではしないよ」
「どうだかな」
おれと北川の間にはこのような堅い信頼関係がある。
「さて、今日はあんまんをもらいに来た。友人価格として5割引でいいだろう?」
おれはそう言って50円玉をカウンターに転がす。
北川はそれを拾うと募金箱に入れた。
「ご協力ありがとうございました」
北川は済ました顔で言った。
「くっ。あんまんと肉まんを一つずつくれ。消費税までばっちり払ってやる」
「当たり前だ」
中華まんの入った包みを受け取ると、50円玉、10円玉、5円玉、1円玉を駆使して、
法的限界枚数ぎりぎりで支払ってやった。
「また来るからな」
「もう来るな」
いい友人だ。
30名無しさん@無印:2000/08/16(水) 19:45
○続けて読むなら >>27-29
マコピースレで言っていたのとは別物。ご察しの通り、元々KanonSSじゃあないです。
途中まで書いて死んでいたものの再利用ってやつですな。
この後の展開をあんまり考えてなかったりするけれど、真琴萌えにできればいーなと。
しかし一人称は楽だ・・・
さっさと自分の部屋に戻り俺はベッドに入った。
あゆあゆは俺に遊んでくれとせがんだが疲れていたので断った。
しばらく目を閉じていたが疲れてるはずなのに眠れない。
コンコン。
ドアをノックする音がする。
「開いてるよ」
起きるのが面倒なのでドアをノックしてる相手にそう答える。
「祐一君、まだ起きてたんだね」
ドアを開け、羽あゆが暗い部屋に入ってくる。
「なんだか眠れなくてな」
「そうなんだ・・・」
「本体達はどうした?」
「真琴ちゃんと名雪さんはもう寝たよ。もう一人のボクなら名雪
さんに抱かれてるよ」
「なに!?」
名雪があゆを・・・。
「祐一君、変な事考えてない?寝ぼけた名雪さんがけろぴーと間
違えて抱きついてるだけだよ」
「なんだ。つまらん」
「うぐぅ・・・ボクってほんとに祐一君の恋人?」
羽あゆが悲しそうな顔をする。
「冗談だ。古今東西未来永劫あゆを抱くのは俺だけだ。他の奴に
は指一本触れさせない」
そう言ってやるとあゆは俺に近づいてきた。
「・・・うん。ボクも祐一君以外の人にされるのは嫌だよ」
窓から入ってくる月明かりがあゆの微笑みを照らす。
俺は側に立っているあゆの手を掴みベッドに引きずり込んだ。
ベッドの中であゆの胸を触る。
「うぐぅ・・・」
そのままキスを何度もしながら胸を触る。あゆは抵抗しない。
あゆのパジャマを脱がせてからあゆにまたキスをして唇を塞いだ
ままそのまま愛撫を始める。
「ん、んん・・・」
唇を塞いだままあゆの胸と秘唇を指で責める。
「ぷはあっ・・・んあぁ・・・」
しばらく愛撫を続けてから指を秘唇から放す。
「ほら、もうこんなになってるぞ」
俺は秘唇を責めていた指をあゆに見せてやる。
あゆの愛液で濡れた指が月明かりで輝く。
「いや・・・そんなこと言わないで・・・」
あゆの目が潤んでる。かわいい・・・もう辛抱たまらん!!
「あゆ、いくぞ・・・」
あゆの胎内(なか)に挿れようとしたその時突然部屋のドアが開
かれ部屋の明かりがついた。
「なにやってるんだよ!二人だけで!」
俺が首を後ろに向けると本体あゆが赤い顔で立っていた。
「寝たんじゃなかったのか?」
「こんなことされて眠れる訳ないよ!」
そういえばこいつらは感覚が繋がってるんだったな。
「うぐぅ・・・」
本体あゆの目に涙が溜まる。たとえ自分自身でも別の存在である
羽あゆを俺が抱くのが気に入らないようだ。
「おいで、あゆ」
俺は泣き出しそうな本体あゆを優しく呼んだ。
32おれ流(以下略)#4@無印:2000/08/16(水) 21:03
あんまんの食べ方にはちょっとしたこだわりがある。
まずは一番外側の薄皮を少しだけめくりとって食べる。
ほんの少しの量とほんの少しの甘さがこれからを期待させ、唾が出てきて食欲が増進する。
ここで焦ってかぶりつくのは駄目だ。それではほんの二口で終わってしまう。
50円余分に払ったあんまんだけに、より味わって食わなければいけない。
甘い餡に早く口づけたいの我慢して、白い皮だけを一口食べる。
温かさと、さっきよりもはっきりとした甘さを感じる。
皮と餡を一緒に食べる。ただし餡はほんの少々である。
香ばしい香りが口の中に広がる。
北川のバイトするコンビニのあんまんは、餡にゴマ油が混ぜられているのだ。
次が核心だ。餡だけを目一杯食べるのだ。
沸き起こる味覚の感動を想像しておれはしばらく手の中のあんまんを眺めていた。
その時だった。

「ゆーいちっ」
「ぐぉ」
「わっ」
おれは後ろからタックルを食らって倒れた。
咄嗟に手をついて道路にキスするのを阻止した。
手をついて?
「うぉぉ!」
おれの目に入ったのは愛しいあんまんの無残な有様だった。
「なんてことだ。おれのあんまんが・・・畜生・・・」
「ゆういち、だいじょうぶ?」
おれに影を落としながらそう聞いてきたのは真琴だった。
隣家に住む小学生であり、おれの疫病神である。
「大丈夫じゃないぞ。あんまんが惨死した」
「ゆういちってほんとあんまんが好きだね」
真琴ははふはふとしながら言った。
「あんまんも好きだが、肉まんも好きだ。ところでお前が今食っているのは何だ?」
「え?」
「いいから早く。そのままじゃ眠れないだろ」
「でも・・・」
本体あゆは戸惑っているようだ。
俺は指を2本羽あゆの秘唇に挿入して優しくかき回す。
「「ふあぁっ!」」
二人同時にあえぎ声をあげる。
「ほら、一緒にしよう」
もう一度本体あゆに優しく言う。
顔を紅潮させたまま本体あゆはふらふらと俺と羽あゆの側に歩い
てきた。
俺は本体あゆを抱き寄せディープキスをしながらパジャマを脱が
せた。
「おまえとはまだした事なかったよな」
「・・・うん」
「二人一緒に優しくかわいがってやるからな」
俺はそのまま本体あゆをベッドに寝かせて、両足を割り秘唇を舌
と口で責め始めた。
「「ひっ!?うあぁぁぁっ」」
はじめて秘唇をなめられる感覚に本体あゆも羽あゆも耐えられな
いのか俺の舌から逃げようとする。
俺は本体あゆの腰を両手で掴み逃げられないようにして秘唇を舌
で責め続ける。
「「うあぁっ、いや・・・一人じゃ・・・やだ・・・」」
「俺と一緒にイキたいのか?」
「「・・・・・・・・・うん」」
「だったら、俺にもしてくれよ」
俺はあゆの股間から舌を離して自分のモノを見せる。
本体あゆと羽あゆは俺のモノをしばらく見つめたあとおそるおそ
る舌を当ててきた。
「そう、そのままなめてくれ」
あゆ達はそのまま俺の物をぎこちないが丁寧になめる。
「「ん、んはぁ・・・」」
舌が俺の亀頭をなめた時俺はたまらず射精した。
あゆ達の顔に精液がかかった。
「ほら、今度はお前達にしてやるから」
そう言って本体あゆをベッドに寝かせその上に羽あゆを抱き合う
ように寝かせる。
「いくぞ」
俺はまず羽あゆの胎内(なか)に挿入した。
「「ふあぁぁぁっ!!」」
そのまま羽あゆの胎内をかき回したあと今度は本体あゆに挿入す
る。
「「いたいっ!」」
最初に挿入した時少しだけ痛がったがすぐにあえぎ声に替わった。
最初は優しく、少しずつ腰の動きを早くする。
「「あん!あん!ああっ!!」」
「はあっはあ・・・」
「「ん、んん・・・」」
いつの間にかあゆ達はお互いの舌を貪るように吸いあいながらお
互いの胸を触りあっている。
「「ああっ!ああん!!ボク、ボク、もう...だめぇ!!」」
顔に俺の精液を付けたままあゆ達が叫ぶ。
ぐちゅぐちゅ。ぱんぱん。
あゆの秘唇をかき回す音と肉と肉がぶつかりあう音があゆのあえ
ぎ声で掻き消される。
「くっもう・・・」
「「あ、あぁ〜っ!!」」
あゆ達がイクのと同時に俺も果てた。

「・・・ふう。」
「疲れたね・・・」
羽あゆが俺に俺に話しかけてくる。
俺達3人は1つのベッドで寝ていた。
真ん中に俺、右側に本体あゆ、左側に羽あゆが寝ている。
「ああ・・・」
本体のほうはあのまま眠ってしまった。
・・・ギャグパロSSのはずなのに何故Hしてんだろう?
『気にするな』
うお!?なんだ今の声は!?
「どうかしたの?」
「いや、なんでもない。明日は学校に行くから早く寝るぞ」
「学校に?」
「ああ、困った時はMMRに頼るしかないからな」
溺れる者は藁をも掴むってことだ。心の中で付け足す。
「MMRってなに?」
「Misaka Mystery Researchの略だ」
「う〜ん。よくわからないんだけど」
「・・・・・・・・・」
「祐一君?寝ちゃったの?ふぁ・・・ボクも寝よ・・・」
そして夜がふけていく・・・。
35おれ流(以下略)#5@無印:2000/08/16(水) 22:13
「にくまん。落ちてたのを拾ったの」
「拾ったの、じゃない!あんまんに続いて肉まんまでもおれから奪い取るのか」
「取られたくなかったら落とさないっ」
「お前が原因だ。道端で人にタックルするな」
真琴は後ろからの不意打ちを得意とする。
膝カックンやら足払いやらリコーダーで後ろ面やら、おれの受けた被害は数知れず。 「どこでするならいいの?」
「どこでもするなっ」
「ゆういちがひまそうにしてたから構ってあげてるのにっ」
「おれはこれから図書館に行って受験勉強だ。年中遊び放題の小学生とは違うのだよ」
ふふんと笑ってやる。
「そうやって真琴のことをすぐ子供あつかいしないでっ!」
子供ほどそうやって怒るものだ。そう言おうと思ったときに一人の女性が現れた。
「祐一くん。こんにちは」
「あ、おばさん。こんにちは・・・」
真琴の母だ。
「いつもごめんなさいね。真琴がいたずらばっかりして」
「気にしてませんよ。子供のすることですし」
真琴の方を見ながら言ってやると、真琴は悔しがって地団駄を踏んだ。
「買い物ですか?」
今居る道は商店街に抜ける道で、昔はメインストリート、今は住民の生活道路である。
「ええ。真琴がどうしてもハンバーグを食べたいと言うから」
「わがままなやつだな」
「うるさいっ」
真琴はぽかぽかとおれを叩いた。いつもながら全然痛くない。
「こら、真琴。それじゃ私たちはこれで。勉強頑張ってくださいね」
そう言うとあかんベーをする真琴を引っ張って行ってしまった。
あんなに仲が良い親子なのに本当の親子じゃない。本当の親子でも憎みあう親子もいる。
家族愛とか親子愛とか、そういった愛情はどこから生まれるのだろうか。
その後おれは図書館が閉まるまでずっと勉強をした。
36『あゆあゆ』作OVA:2000/08/16(水) 22:26
気がつくとそこは知らない場所だった。
ボクの目の前には見知った顔が5人立ってる。
「うふふ、あゆさん覚悟してください」
「お命頂戴、だおー」
「・・・私は魔物を討つ者だから」
「あなただけは絶対殺すから」
「あははー死んでください」
栞ちゃんと名雪さん、舞さん、真琴ちゃん、佐祐理さんがボクに
冷たい笑みを投げかけて近づいてくる。
「な、なんでボクが殺されないといけないのさ!」
舞さんが答える。
「あなたは魔物だから」
「うぐぅ!ボクは魔物なんかじゃないもん!」
「・・・ならそのスタOドはなに?」
ボクの側にはもう一人のボクがいた。
終わらないと思っていた夢の中でのボクが。
「「「「「さようなら、月宮あゆ」」」」」
「いやだ!こっちに来ないで!なんでメインヒロインのボクが殺
されないといけないの!?」
「「「「「メインヒロイン?」」」」」
「「「「「うぐぅのくせに生意気!!」」」」」
5人は声を揃えて言い放つとボク目掛けて走ってきた。
目が恐いよ!
「うぐぅ〜助けてぇぇぇっ!!」
ボクは無我夢中でその場を逃げ出す。
「逃がさないよ!ケロピーズ・カOパニー!!」
「逃がしません!ブOッド・アOス!!」
「逃がさない!セッOク・ソード!!」
「あうー!ビル・セOフ・キル!!」
「あははー!逃がしませんよー!デス・チャOルド!!」
5人はスタOドを出してボクを攻撃してきた。
チュドーン!!
「うぐぅ〜!!」
どてっ。
背後からの爆風に吹き飛ばされてボクは転んだ。
「うぐぅ・・・痛いよ・・・」
「あらあら、大丈夫?」
顔を上げると秋子さんが目の前に立っていた。
「うわあぁぁぁん!秋子さ〜ん!みんながいぢめるぅ!!」
ボクは秋子さんに泣きついた。
「あらあら、違いますよ」
「え?」
「皆、あなたを殺そうとしてるんですから」
秋子さんはにこにこ笑いながらボクの肩をすごい力で抑え込む。
「ジェノサOド・キッチン!!」
たくさんの包丁がボクの周りにいきなり現れた。
「さよならあゆちゃん。Kanonメインヒロインの座は私が頂
いてあげますからね」
秋子さんがそう言って笑うと同時にボクの体にたくさんの包丁が
突き刺さった。
「うぐぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
ボク・・・ここで死んじゃうの?
意識がどんどん遠くなるよ・・・。
うぐぅ・・・祐一君、ボクのこと、忘れないでください・・・。
折原O奈ちゃんみたいにネッO幽霊になって絶対合いに行くから
・・・。
「あらあら、祐一さんはパソコンなんか持ってませんよ」
・・・・・・・・・うぐぅ。
ちゅんちゅん・・・。
「う・・・」
ボクは目を開けた。
「あれ?生きてる・・・」
となりで祐一君ともう一人のボクが寝てる。
「・・・よかった。夢だったんだ」
安心したらなんだか腹が立ってきたのでボクはボクを殴った。
「「うぐぅ、痛いよぉ」」
なんだか悲しくなった。
いつになったら元に戻れるんだろ・・・はあ・・・。
37名無しさん@無印:2000/08/16(水) 22:28
○ここまでで第一話かな >>27-29 >>32 >>35
ご察しの通り、ロリ小説です(w
エロはなし、あっても暗喩。あんまん食ってる描写程度。
OVAさん、間をぶった切ってしまってスマソ。
38OVA:2000/08/16(水) 22:33
34の訂正
誤 本体のほうはあのまま眠ってしまった。
正 本体あゆのほうはイった後そのまま眠ってしまった。

ネタにされた方へ
ごめんなさいm(_ _)m

中書き
ギャグを書いてみたかったんですけどイマイチです・・・。
ケリだけつけてさっさと本来書くはずだったSSを書こう・・・。
39OVA:2000/08/16(水) 22:36
名無しさん@無印さん
気にしないでください。
ここはこーいうスレですし。
40奇跡の代償:2000/08/16(水) 23:30
 あたしは、今日もあの子の見舞いに行った。

 夏の暑さのせいか、あの子が体調を崩して再入院。
 結局、学校に通えたのは二ヶ月と少しでしかなかった。
『原因不明な病気なだけに、一時回復したのも原因不明』
「笑えない冗談ね…」
 そう呟きながら病院の廊下を歩いていると、見なれた顔と出会った。

「よお、久しぶりだな」
「学校で合ったばかりよ」
 いつもの挨拶を交わし、一緒に歩いていく。
 行き先は同じ。

 コンコン
 返事も聞かずドアを開ける。
 あの子は笑って迎え入れる。
 あたし達はいつものように今日あった事を話す。
 何の変化も無い平凡な日常を話す。
 あの子はそれを本当に楽しそうに聞いている。
「じゃあ、そろそろ帰るか」
 彼が切り上げようとする。
 彼はこれから隣の病室へ行く。
 本当に好きな人の所へ。
41まこプー:2000/08/17(木) 00:21
 浮いてる気もするがマイペースに続く。


「あっ、はあっ…ん…そこっ、いいっ!」
 香里の嬌声を道標に、栞は彼女の姉の陰部へと舌による愛撫を与え
続ける。潤沢な愛液で潤っているとはいえ、舌を這わせればやはり
陰毛のざりざりとした感触を覚える。どうしてか栞は、自分の姿に
親猫の毛繕いをする仔猫を想起した。そしてその連想は、様々なタブー
に捕らわれた、栞たち姉妹の行為を、愛情あるものへと変化させたの
だった。
「んはっ…はああぁっ、栞、しおりぃ…!」
 より大きな快感を香里に与えるために、栞は自然と両手の親指の腹で
香里の性器を押し広げる。開かれたひだの間を丹念に舐め掬った。
「ああっ! それ…感じ過ぎ……や、やめ…ひっ」
 舌全体を大きく使って、陰部全体を刺激していた栞だったが、それだけ
では不足を感じた。手の位置を変え、香里のふとももに手をかけると
顔をあそこに密着させ、つんと尖らせた舌先を香里の膣へと差し入れた。
「ひあっ! あああっ! …んあぁっ!」
 口では呼吸が出来ない栞の呼吸がまた、香里の最も敏感な器官を刺激
する。抑えきれない快楽に仰け反る姉の腰を押さえつけ、愛撫をくわえ
ながら栞は、触れてもいないのに自分の膣内が水気で潤っていくのを
感じた。
「し、しおり…」
「……え」
 香里に名前を呼ばれ顔を上げた栞は、上気した顔で姉が発した言葉が
一瞬、理解出来なかった。
「…ほ、欲しいの……。入れて…栞の……ゆび…」


 隙を見て続く。
 これでいいですか?>謎の病弱娘さん
42まこプー:2000/08/17(木) 00:39
 常時受け付けてるんで、キャラ、シチュ、人称など
リクエストきぼーん。時間の許す限り、お付き合いします。(^_^)
43OVA:2000/08/17(木) 01:06
>まこぷーさん
香里と一緒に栞に責められる名雪と肉バイブにされる祐一&北川
きぼ〜ん。
*肉バイブ*
それは男性自身の根元をひもで縛り上げられ射精できない状態の
ペニスのことである。
実際にやるとすごく辛い。
44謎の病弱娘:2000/08/17(木) 01:24
>>42
良いです♪
私の目指してるのはこのシュチュエーションです。
頑張って下さい。
>>43
私はディルードで繋がる展開が良いです…
45似非廻し芸人:2000/08/17(木) 02:45
くるくるくる〜♪
46似非廻し芸人:2000/08/17(木) 02:46
くるくるくるる〜♪
47似非廻し芸人:2000/08/17(木) 02:47
くるくるくる〜♪
48似非廻し芸人:2000/08/17(木) 02:48
くるくるくるる〜♪
49似非廻し芸人:2000/08/17(木) 02:49
くるくるくる〜♪
じゃん♪♪
皆さん、読んで感想を書きこんでくださーい、。
そして、自分の書いたSSをガンガン載せてくださーい。
51似非廻し芸人:2000/08/17(木) 02:52
あうう……上げるの忘れた上にコテハンいれ忘れ……
所詮似非でした……氏んできます……
52まこプー:2000/08/17(木) 20:37
 了承です。>OVAさん


 『肉バイブ祐一』

「気づいたようですね、二人とも」
 長い眠りから覚醒したばかりのぼんやりとした思考で、俺は秋子さんの
言葉を反芻していた。
(二人…二人って……誰のことだ…?)
「いつもいつも甘い顔だけをしているわけじゃないんですよ?」
「あれを見られてしまったからには…」
(…その内の一人は俺なのか…)
「ただで済ませるわけにはいきません」
(そうか……俺は北川と……)
 俺と同じくロープで縛られた姿の北川が目を覚ました頃、ようやく俺は
今、二人がおかれている状況を理解した。
 詳細は省く。端的に言えば、俺と北川は水瀬家のタブーを犯したのだ。
決して見てはならないもの。決して知ってはいけないこと。ああ、どうして
俺たちはあんなに迂闊にも、秋子さんの部屋を訪れてしまったのだろう。
「まさかそんな姿で逃げようなんて思っていませんよね?」
「なぁ相沢…、俺、いまいちよく分かってないんだけど……」
「…なんだ?」
「どうして俺たち、こんな姿になっているんだ?」
「それは……」
「秘密です」
 答えを持たない俺の言葉を、秋子さんが継いだが、何の解決にもなりは
しなかった。
「二人にはそのままの姿で罰を受けてもらいます」
「…ば、罰…」
 北川が呻いた。このままではマズい。下手をすれば命にかかわる! 俺の
本能がそう叫んでいた。なんとか秋子さんの隙をついて逃げ出すしかない!
 その時、
「おかーさーん? 電話だよー」
 悲しいくらいにいつもの調子で、名雪がドアを開いた。
(い、今だ!)
「逃げるぞ北川!!」「あ、ああ!」
 俺たちはそれぞれ縛られた両手両足をそのままに、古人の描いた馬の様に、
跳びはね駆けだした。「きゃっ」と名雪の驚く声を後ろに、廊下を抜ける。
中庭に通じたガラスを体当たりで破り、往路へと逃げる。
「相沢あっ! 俺たち、どうなるんだあっ」
「そんなの俺にもわからねえ! でも走るしかないんだっ!」
 こんな姿になってしまった二人には、道行く人々に驚愕と嘲笑、混乱を
振りまきながら、あて無き道を豚走するしか残されていなかったのだ。
 どの様な魔法でか、可愛らしい子豚の姿へと変化させられた俺たちには…。
「ブヒヒヒーッ!!(誰か助けてくれー!)」
「ブヒヒーッ!(俺は巻き添えだぁ!)」

 『肉ベイブ祐一』・完


 鬱だ死のう…。(´Д`)
53まこプー:2000/08/18(金) 01:30
 変な逃げでスマソ。>OVAさん
 痛々しいのは苦手なのれす。(^_^;
 名雪については、後日談としてやります。

 栞を未経験という設定にしたのでディルドーは
難しいかも。これまた後日談になる、かな。>薄倖の妹さん

 今日はエロ無しでもう寝ます。ゴルァ(゚д゚)
54まこプー:2000/08/18(金) 03:01
ティリア「あたしたちのSSが無いのよ!」
サラ  「……。唐突だねぇ、何かあったの?」
ティリア「何もないのよ!」
サラ  「だったらいいじゃん」
ティリア「何も無いのが問題なのよ!」
サラ  「探せば一つくらいはあるんじゃない? それにさ、今更あたしたちの
     こと覚えてるヤツなんてそういないって」
エリア 「ア、アハハ…」
ティリア「なんで!? LFにも出演したし、WIN版も出たのよ!?」
ミズホ 「それはやっぱり、高橋キャラじゃないですから…」
ティリア「そんなことない! だって、同じ境遇なのに雀鬼キャラは
     優遇されてるもの。これには何か深い理由が」
サラ  「キャラが立ってないからじゃないの」
ティリア「やはりRPGだというのがダメだったのかな? 取っつきが
     悪いし…。テーブルゲームのようなお手軽さが…」
サラ  「キャラが立ってないからだって」
ティリア「……。特にサラなんてお姉系のステレオタイプだもんね」
サラ  「なにぃ? 言って良いことと悪いことがあるよッ!」
ミズホ 「わ、二人ともケンカしないで……」
ティリア「サラは黙ってて!」
サラ  「ティリア、表出なよ。今日こそはどっちが上かはっきり
     させとかなきゃね」
ミズホ 「な、なんとかしなきゃ…。エリアさん、何か言ってくださいー」
テ・サ 「……へ!?」
ミズホ 「(おたおた)」

エリア 「あの…あたしたち三人、みんなキャラ、立ってないです…」
テ・サ 「…………」
ミズホ 「(おたおた)」

 …チーン。

前スレも復活したみたい
56学校の七不思議 #11:2000/08/18(金) 16:52
『学校の七不思議 第三話〜魔女の鏡〜』

俺は中庭にいた。
茜は隣で弁当を食べている。
「今日の弁当は何だ」
といいつつ俺は茜の弁当を覗き込む。
俺が弁当に顔を近づけると、ふわっとしたいい匂いが流れてくる。
(やっぱ茜の匂いは最高だな……おっと俺は何を考えているんだ)

「あれ?」
何と茜の弁当には何も入っていなかった。
「茜、弁当の中身はどうした?」
「弁当ですか、弁当ならありますよ」
「…?ないじゃないか?空っぽだぞ」
そう言うと茜は微笑みながら顔を近づけてくる。
「ほら、ここにあるじゃないですか、弁当。浩平、あなたの事ですよ」
「え?え?」
「浩平、食べちゃいます」
そう言ってか、顔を近づけて…
(お、おお…あ、茜ー)

…ポンポン

はっ?
俺は目が覚めた。
目の前には七瀬がいる。
七瀬は俺を睨み付けながら言う。
「うるさいわよ、さっきから、あかね、あかねって、黙ってよ」

…もしかして、声を出していたのか、やばい。
俺は少し、茜の方向を見る。茜は気付いていないようだった。
しかし、七瀬に聞かれたのはまずい。やっばー。

そんな事はおかまいなしに七瀬は言葉を続ける。
(おいおい、続けるな、ここでこういう事を、デリカシーのない奴だな)
「赤ね、白ね、って何よ、運動会でもやってるのー?」

…がくぅ。やっぱし七瀬は七瀬だった。
57その3:2000/08/18(金) 17:27
前回は前スレの497
『MMRの皆さんこんにちは。私は物腰が上品なだけなのにおばさんくさいといって
相沢さんにいじめられる可哀想な女子高生です。さて依頼のほうですが水瀬さんの
所に居候している沢渡真琴のことです。彼女は実は妖孤なんですけど、なぜか水瀬さんの
ところに来てから大分経つのに未だに熱を出すでもなし、消えるでもなしで大変元気
です。真琴シナリオでさえ、帰ってきたのか分からないのにこれは大変納得いきません。
ぜひ調査して真相を明らかにして欲しいのです。そして出来るならあの子も復活して欲しいのです。』
 祐一さん・・・こんなこといってるんですか?これセクハラですよ。」
「うっ・・・それはいわゆるスキンシップというやつで・・・。」
「何がスキンシップなのよ!まあ、それはあとでゆっくり追求するとして・・・名雪、あなたのとこにいる
真琴って妖孤だったの?」
「そうだよ。でも別にこの街では珍しい事じゃないし・・・。」
「確かにそう言えばそうだったわね。」
「おい、それで済ますのか!」
「祐一はいちいち細かい・・・」
「でも消えないってのは初めてね。では早速天野さんに会いに行きましょう。」
58学校の七不思議 #12:2000/08/18(金) 17:43
…つ、疲れた。

精神的な疲れが抜けきらないまま、俺は、昼食を食べに行った。
そこにはいつものように、みさき先輩、そして澪がいた。
それともう一人。
「えっと、折原浩平君?だったっけ?」
「ええ、そうですけど」
どこかで見た事のある顔、それは深山先輩だった。
みさき先輩が横から口をはさむ。
「浩平君、雪ちゃんがね、今日、演劇部の大掃除するから手伝って欲しいそうだよ」
「…演劇部なら人がいっぱいいるんじゃないか」
そう言うと深山先輩は言った。
「男手が足りないのよ。大掃除する時、荷物を一回外に出す必要があるのよ。結構重いのが多いから、男手がいるのよ。あなたなら澪とも友達だし、ちょうどいいんじゃないかなあって」
その後、澪が何やらスケッチブックに書き始める。

『あのね』
『手伝って欲しいの』

澪はにこにことしながらスケッチブックを見せた。
(だめだ、俺でもこれは断れん。みさき先輩、深山先輩、そして澪、…3連コンボなんて卑怯だ!)

結局断れずに俺は大掃除の手伝いを受ける事になった。
俺は、気が重いせいか、授業中もぼーっとしっぱなしだった。
そんな俺を見て七瀬は声をかける。
「どうしたの、気持ち悪いわねえ。死にそうな顔して。何も悩みがないのが取り得じゃなかったの?」
「実はだな、今日…」
俺は七瀬に大掃除の事を説明した。
「それは大変ねぇ、頑張って」
七瀬はにこやかに俺に言った。
「…七瀬も手伝うんだぞ」
「…は?」
七瀬は即答する。
「どうして手伝わなくちゃいけないのよ。男手がいるんでしょ?私は乙女よ、乙女」
俺も負けずに言い返す。
「七瀬、わかっていないなあ。それでは真の乙女への道は遠いぞ」
「は?またわけのわからない事を」
「あのな、七瀬、よく聞け。水鳥は、水面下では必死に足をかいて頑張っているんだぞ。それと同じ事だ」
「…ますますわけがわからないわ」
「それでよくわからいなら例えを変える。いいか、シンクロの選手は演技してる間も笑顔を絶やさない。実はあれは死ぬほど苦しいのにだ」
さらに俺は続けた。
「それと同じ事だ。真の乙女はどんなにつらい事があっても笑顔を絶やしてはいかんのだ。たとえ重い荷物を持っていたとしてもだ。だから、今回のは重い荷物を持っていても笑顔を絶やさないための修行の場だ!」
「…そうなの?なんか騙されてる気がするけど…」

俺はまだいぶかしげな表情をする七瀬を無理矢理演劇部まで引っ張っていった。
59学校の七不思議 #13:2000/08/18(金) 18:11
俺達がついた頃には、もう演劇部の掃除が始まっていた。
俺達が着くと澪がひょこひょこっと近づいてくる。

『あのね』
『来てくれてうれしいの』

澪はうれしそうにしている。

そして俺達は深山先輩の指導の元、荷物を部室から運び出していく。
(お、重い、さすがにこれはきついな。俺でこれだったら七瀬は…)
俺は七瀬をちらっと見た。

七瀬はいた。荷物を持ち上げながら震えていた。重過ぎて持ち上げるのが精一杯らしい。

…しかし、顔は笑っていた。かなり引きつりながら。
(おお、早速笑顔を実践してる。偉いぞ七瀬)
動けないながらも、笑顔を絶やさない七瀬、その異様な光景に周りの視線は集中する。
しかし、すぐに、周りの手助けが入る。その光景は非常に面白かった。

そして、荷物もだいたい出し終わった後の事だった。
深山先輩がこっちにやってくる。
「ちょっとここの荷物も出してもらえないかなあ」
と指さした先には、布でくるまれた、細長いものがたっていた。
「あ、あれね。ずっと使われてない鏡なのよ。なんでかっていったらあるいわくがあるから」
「いわく?」
「そう、あの鏡を見たら魂が抜かれるらしいの」
「またまた、ありがちな話だな」
深山先輩いわく、あれは魔女の鏡といわれているらしい。

昔々の事だった。
この演劇部に一人の天才少女がいたらしい。
全国コンクールで最優秀賞を取るほどで、将来は女優になるつもりだったらしい。
その少女は毎日のように見つめていたのがあの鏡だ。
しかし、そんなある日、彼女は、知り合いにドライブに連れていってもらった時に知り合いの車が交通事故を起こしてしまったのだ。
彼女は無事だったが、顔に大きな傷あとをおってしまった。
彼女は大事な「顔」を失ったショックでふさぎ込み、一月後、自殺した。

その後、周りに異変が置きだす。彼女をドライブに連れていった知り合いが変死した。
そして、彼女の鏡を見たものはことごとく死んでいった。
死んだ一人が死ぬ前にこう言ったという。
「鏡の中に彼女の顔が見える」と
それ以来、たたりが怖くて鏡は捨てるに捨てれず、布をかぶせたままほったらかしにされているという。
60学校の七不思議 #4:2000/08/18(金) 18:26
「そんな怖い鏡を運ばせないで下さい」
俺は、はっきりとそう言った。
「毎年、誰かが運んでるけど、何も起こってないから大丈夫だって」
「は、はあ」
俺はしぶしぶ、鏡を運ぶ事にした。
(布ははがさないようにしないと)
俺は、廊下に鏡をだそうとしたが、荷物が案外多く、置き場がない。
「…下手に置いて、この鏡の布がはがれたりしたらやだなあ」
俺の言葉を聞いた澪は近づいてくる。
手にスケッチブックを持ち、さらさらっと何かを書く。

『あのね』
『荷物置ける場所言うの』
『→なの』

と書かれていた。
俺は七瀬を呼び出し、一緒に運ぶ事にした。
「布だけは外すなよ」
「わかってるわよー」
こんなに緊張した荷物運びは初めてだ。
後ろでは、澪が手を振って応援してくれていた。
澪は優しいなあ、俺は七瀬を見上げながら少しつぶやいた。

ばちこーん!!!

後ろから衝撃がはしった。
澪だった。その拍子に鏡の布がふぅっと抜け落ちる。
「げ」