275 :
47:
こんな真夜中にすいません
気になって仕方なかった千晶ルート2周目ようやっと終わりました
またかなりの長文ですが、どうしても書きたかったので何とぞご容赦を
・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・(T_T)
泣けた・・・泣けたよ、本当に
千晶と一緒に泣いた、そして泣けた (T_T)
衝撃の事実を知ってしまった時は思わず絶句してしまったけど
でも一方で武也と依緒に追求され罵倒されるところなんかは
これだよこれ! キタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!! みたいな感じでドキドキハラハラ
依緒の張り手や罵倒の仕方がじつに痛快でかつドロドロな恋愛劇な感じが漂っててたまんない
やっぱこういうのはパシーンと豪快にやって貰わないと困る
あの舞台は春希に対してのラブコールでもあったのか
途中からもはや単なる舞台としてだけではなく、女としての勝負も賭けてる感じになってきて
それが本当に鬼気迫ってて、ただただ息を呑んで圧倒されるばかりだった
同時に千晶にどんどん感情移入させられてしまった
なぜか途中から感情移入の対象が主人公である春希から
知らぬ間にヒロイン側である千晶視点になってしまっていた
雪菜じゃなく『雪音』の歌う「届かない恋」
千晶verの方が声に艶があって耳に心地いい感じがするのだが気のせいだろうか
思わずクリックの手を止め何回もループ再生しつつしばらく聞き入ってしまった
少なくとも自分はこっち(雪音)verの方が全然好きだなー
そしてあの胸に手をあてながら告白するあのシーン
如何にもなベタベタ演出だけどここで下手なツッコミ入れるなどという
そんな野暮で子供っぽい真似は勿論したくない
こういうベタベタな演出にどっぷりと浸りきってこその醍醐味だし勝者だと思う
276 :
47:2012/03/15(木) 05:19:28.69 ID:Qym4OtYx0
最後、舞台が終わってから自分が何もかも失ってしまったことを実感させられ
思わず素の千晶になって泣き崩れてしまった時
そして春希が向かえに来た時、駄々をこねはじめて甘えだした時
不覚にも思わず涙腺が一気にどっと崩壊してしまい約20分間ほどゲームが中断
千晶が代理でTELして貰った時の
「やっだな〜も〜。本当にナイーブなんだから春希は。別にふってないのに〜」
ってとこの言い回しや照れてる仕草が本当すごく可愛くてどうしようもなかった
寝込んでる状態で春希が上がり込んできた雪菜の前で
「辛かったんだ。俺、あいつに裏切られて、辛かったんだ」って力なく呟くとこが良かった
春希が雪菜に春希自身の口でしっかり別れを切り出した
ヘタレだと思ってたけど最後だけなかなか格好よかったよ見直した
最後の雪菜との別れがとても綺麗だった
笑いながら
「わたしは…彼女を恨んでるよ?あなたを憎んでるよ?」
って言ってあげて春希を楽にしてあげたのは
やっぱり春希のことを本気で愛してたからだと思う
自分の幸せよりも何よりも、相手に幸せになって欲しい、笑っていて欲しいって
雪菜の内にずっとあったそういう純粋な感情(愛)というものに対し
ようやっと素直になれたのかなと感じ胸がジーンとした(昨日は悪く言ってごめんね)
EDテロップの千晶と春希のお互いの心情描写がまたよかった
もしかしたら女優への道を進む千晶を応援していくみたいなEDもあるかなと思ったが
終わってみれば全然そんなことなかった
とても幸せな気持ちになれたし、その感覚が今も胸に残っている
ひさびさに手ごたえのあるゲームをやらせてもらった、ありがとう!
(まだ続きます)
277 :
47 まとめ:2012/03/15(木) 05:21:00.39 ID:Qym4OtYx0
ゲーム後に一つ感じたこと
もしかしたらこのゲームって進行上の中心ヒロインである小木曽雪菜という存在を振り切って
振り切ってその痛みに耐えてでも、それでも他のヒロインを選べるか?走れるか?って
そうプレイヤーに問いかけるゲームなのかなと少し思えてきた
そういう痛々しさの中に一つだけ残った自分にとって何よりもかけがいのないもの
その重さと切なさと、そして充実感を残したかったのかなと感じた
何かを手に入れようとするならその分また何らかの代償も必要になる
世の中そんなに甘くない
そのヒロイン選びたいなら本気になれ
本気でそのヒロイン選びたいなら「それくらいの覚悟しろ」みたいな
逆に言えばそれくらいの覚悟してないと
おそらくこのゲームの場合大ヤケドする事になってしまうような気がする(何となくだけど)
だからかな
本気になってそのヒロインに入れ込んで大真面目に真剣になってプレイし終わった後
他のゲームをプレイし終えた時とは微妙に違う「何か」が残るような感じがする
以上、長々と失礼しました