【WHITE ALBUM2】 冬馬かずさ スレ 砂糖3杯目

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808ピロ-トーク2
すう…くそ、三日ぶりの感触だ…おまえのにおいだ、…すう
お前は仕方ないというけどな、こっちだってこの三日間大変だったんだぞ
家から一歩もでなくても、大変なことはあるんだよ
おまえがそばにいなくて、ずっと一人きりで、頭がどうにかなりそうだった
だからって、ついていくわけないだろ、ロシアになんてあんな寒くて遠いところ
…おい、腕の力が緩んでいるぞ、もう手なずけたつもりなのか
だいたいどうしておまえがそんな遠くに行かなきゃならないんだ
仕事なんて国内のオファーだけ請けてればいいだろ
これ以上有名になる必要なんてないって
最低限の食い扶持だけ稼いでさ、あとはずっと二人で家に引きこもってればいいんだよ
心配するなって、なにがあってもおまえはあたしが守る
…それが、彼女を不幸にしてまであたしが手に入れた権利だ
そのための力だってある、これは母さんがあたしにくれたものだ
今はすごく感謝している
腕、またゆるんでいるぞ、…思い出したのか?
ん、そうだ、そうしてろ、どうせおまえはあたしがいないと生きていけないんだから、
ま、あたしはおまえがいないとなにもできないけどな
ん…なんか眠くなってきた、
なにしろお前がいない間も言いつけどおり、ちゃんと一日10時間弾いてたからな、
えらいだろ、ほめろよ、ついでに褒美もよこせ
そうだな、んじゃあこういうのはどうだ、
あたしが寝ている間、ずっとだきしめて、ずっとだぞ、
私がおきたときいなくなってたら、ゆるさないぞ、…あ
ん、これだ、お前に包まれている、この感じがいいんだよ…
これでやっと、安心して眠れる…
ん、おやすみ