たぶんこんな感じ(長文失礼。スルー推奨)
タイトル −妖怪ハンター−
稗田礼二郎のフィールド・ノートより
鬼の傷痕(きずあと) とか
<私の名は稗田礼二郎。大学で教鞭をとる考古学者だ。
だが学会からは異端視されており、
中には『妖怪ハンター』などというあだ名で私を呼ぶ者もいる>
「先生! こちらです」 (耕一。諸星大二郎キャラらしい地味な顔と髪型)
<今日は私のゼミの生徒・柏木耕一と小出由美子を連れ、
柏木耕一の本家のある地方の観光都市、隆山を訪れていた。
この地に古来から伝わる鬼伝承について調査するためだ>
「大きいわね〜。さすが鶴来屋、全国でも有名な観光ホテルだけありますね」
(由美子。意味も無く美人。諸星大二郎なりの)
「遠いところ、ようこそいらっしゃいました」
(千鶴さん。切れ長の目の美人。一見人当たりがよくにこやか。
諸星に美人の描き分けとか期待するな)
千鶴さんのツテで格安で鶴来屋に泊めてもらえる稗田と由美子。
本家の柏木家(千鶴宅)にお世話になるという柏木。
妹たちの出番はたぶん下の2人が柏木宅の玄関で
「おにいちゃん!」(トゲトゲふきだし)とかいって
大の字ポーズ走りで歓迎しに来る1コマとかのほんの少しになる 残念
(やっぱり諸星の子供キャラらしいちっちゃい目の地味な絵)
稗田と由美子・耕一たちで寺の住職に話を聞きに行ったりとか調査してるうち
鬼となって人を襲う悪夢を見はじめる耕一、
連続殺人の発生、
由美子が犠牲になって行方不明、
その陰で彼らを(巨人の星の明子姉ちゃんか家政婦的に)つけたり
姿を出しはじめ、「天孫降臨」の超人ヒロイン(美加ちゃんだっけ)っぽい
超然とした姿で活躍しだす千鶴さん とかいう展開に
千鶴は混乱憔悴する耕一とベッドシーン(「事後」くらいのやつ)で傷痕を確認、
あとは千鶴トゥルールートに水門で稗田礼二郎が立ち会う展開になる。
「角を矯(た)めた鬼……あれは、次郎衛門か!」(耕一確変後の姿)
「この男(死んで人間姿にもどったもう一人の鬼)は……
あの事情聴取に来ていた若い刑事……
もしやこの男も隆山の地に伝わる
次郎衛門の《鬼の血》を受け継いでいたのか……」
<その後刑事の部屋からは、衰弱していたものの由美子の生存が発見された>
という稗田のナレ
そして人間に戻った服ボロボロの耕一が
千鶴さんの遺体を抱きしめる横に立つ稗田礼二郎、でEND