十月も下旬に入り、少しばかり肌寒くなってきたかなという頃、
花梨が何か言い出すたびに意味もなくアチラコチラをうろちょろしなければならなくなってしまうという法則が
この春から俺の日常となりつつあって、そんな日々に段々慣れ始めている自分がちょっとイヤだ。
体育館の第二用具室に間借りと言うより寄生しているミステリ研部室には、
いつからかたむろする様になった他の面子が既に来ていた。
「あ。こんにちは、貴明さん」
そう言ってにっこり微笑むのは草壁さんだった。俺の安らぎの元である。
いつからか部室の片隅には草壁さん自前のティーセットが常備されるようになっており、
ミステリ研のメイド的役割を果たすようになっていた。
すぐに俺に紅茶を淹れてくれて、それを飲みながら室内を見渡す。
長テーブルでパソコンをいじっている珊瑚ちゃんと、それを隣で見ていた瑠璃ちゃんが
顔を上げてこちらを見る。
「貴明、今”らぶらぶにゅーはーと★”の新作作ってるから、
できたらプレイしてみてな〜
これで奥手なんが治ったら、早速瑠璃ちゃんに告白や!」
「さんちゃん、こいつは女の子とくればみんな手ごめにするどヘンタイやで。
だまされたらあかんよ」
「ひ、人聞きの悪いことを!」
こんなことは日常茶飯事なので、草壁さんはくすくす笑っている。
ちなみにPC一式はPC室の一台を(無断で)借用したもので、
いつの間にかネット回線も、この部屋に引いてしまったらしい。
これには本研究会会長であるところのアイツが一枚かんでいるのだが、
何故か俺も共犯的な立場に立たされている。
この双子の隣では、るーこが無表情で古くてやたら厚い魔術書みたいなもんを読んでいる。
表紙はタイトルすら読めないヒゲ文字で書かれていた。
『るーは大熊座47番星第3惑星“るー”から、
光より速い光に乗って“うー”を探検にやってきた。
るーは“うー”の言うところのエイリアンだ』
などと狂言家出娘的な自己紹介をされたのも、今や半年前のことだ。
それから紆余曲折を経て、この妄言を信じることになるとは
人生わからないものである。
「やっほ〜!」
ぶしつけに扉が開かれ、珍しく最後に部室に来た花梨は、何故だかやたら上機嫌だった。
「遅れてごめんね、みんな。」
「るー」
「るー☆」
「じゃあ、ミステリ研究会の定例部会を始めまぁす!」
こんな時、決まってろくでもない事を言い出すんだよな。
そしてそのしわ寄せが何故か俺に降りかかる、そんなパターンだ。
「世の中の不思議を研究する我がミステリ研において、
今日は欠かすことのできないイベントがあります。
それは何でしょうか、河野貴明会員!」
「誰かの誕生日だったっけ?」
「ぶぶー、はずれなんよ。まだまだ勉強が足りないね」
わざわざ勉強までして無駄なミステリ知識を身につけたくない。
「もしかして、オリオン座流星群ですか?」
「あたり!さっすが優季ちん」
「オリオン座流星群?」
そういえば、朝のニュースでそんなことを言っていたような気がする。
「はい。今夜が最も活発になるんですよ」
「つまり、宇宙人とのコンタクトが最も取りやすくなる日、ということだよね!」
何がつまり、だ。
「というわけで、本日の活動は、屋上でUFOとの交信をしま〜す。
本当は夜中にしたいけど、急な話でみんなに集まってもらうのも大変だしね」
こいつも今朝知ったクチだな。というかまた”あれ”をやらされるのは勘弁願いたい。
「あの花梨さ、HETIの様子を見るってのはどうかな?
以前インストールして、そのままほったらかしにしてるだろ?」
「う〜ん、まあたかちゃんがどうしてもっていうなら、それでもいいよ」
そんなこんなでUFOとの交信会はうやむやになり、(天文部から望遠鏡を拝借して
屋上に出たりはしたが)本日の活動は終了し、解散となった。
部活から解放されて、いつもならさっさと家路につくところだけど、
今日に限ってはそういうわけにはいかなかった。
それは今朝、下駄箱に入っていたこの手紙のためだ。
『部活が終わっても部室に残っていてください。優季』
と、綺麗な字で書いてあった。
もちろんその通りにするとも。
部室に入ると、既に彼女はそこにいた。
「どうしたの?草壁さん」
「貴明さん……来てくれてありがとうございます」
なんだか少し緊張した面持ちで彼女は答えた。
「実は……今からいっしょに行ってほしいところがあります」
え、……これって、デートのお誘い!?
「う、うん。いいよ。どこだってオーケーだよ」
「その……ええと……三年前に、です」
どこへ、ではなく返ってきたのは、いつ、の話かいな。しかし……。
「それって、例の、あの力のこと?」
忘れかけていたが、草壁さんは正体不明の時間跳躍能力を持っている。
いわゆる、時をかける少女、だったのだ。
「はい。そうです」
「ええと、その力って、他の人もいっしょに連れて行けるものだったっけ?」
そう、以前は草壁さん自身が時空を超えて、俺を交通事故から救ってくれた――
しかしそのときは草壁さんだけが、時間移動をしただけだったはず。
「詳しくは話せませんが、特別な条件が重なったときだけ、
他の人といっしょに時間移動ができるんです」
「けど、なんでまた俺が過去に行かなければならないの?」
「それは……ほら、世の中って運命的な出会いで満ちあふれてますから!
それはとても素敵なことなのに、それに気づかないでいるっていうのは、
すごくさびしいことじゃないかなって思うんです」
どういう意味なんだろうか……?
もう一度……聞いてみようか?
声をかけようと草壁さんを見て、
「……」
結局、あきらめることになった。
どうしてだろう……目の前の草壁さんが、とてもさびしそうに見える。
そう……一緒にいると、時々こんな顔をしていることがある。
だから、何となく思ってしまった。
普段は見えない、不安な影みたいなものが、俺と草壁さんの間にはいつもあって……。
草壁さんにはそれが、垣間見えてるんじゃないかって……。
俺の思いすごしだろうか?
「うん、いいよ」
「貴明さん……ありがとう」
ぱあっと明るい表情に変わる草壁さんを見て、自分の選択が正しいことを確信した。
「じゃあ、行きますよ」
「え、ここで?」
言い終わるや否や、突然目の前がブラックアウトした。
薄れゆく意識の中、手を伸ばして叫んだ。
暗闇の中に巻き込まれていくなかで、それでも彼女は笑っていたような気がした。
to be continued....
素敵すぐる
花梨の肛門に人肌に暖めたミルクを注いで指でクチュクチュかき混ぜてずるずるとすすりたい
>>528 < 花梨の大活躍は いつ頃かね?
...| ̄ ̄ |
/:::| ___| ∧∧ ∧∧
/::::_|___|_ ( ゚w゚). ( ゚w゚)
||:::::::( ・∀・) /<▽> /<▽>
||::/ <ヽ∞/>\ |::::::;;;;::/ |::::::;;;;::/
||::| <ヽ/>.- | |:と),__」 |:と),__」
_..||::| o o ...|_ξ..|:::::::::| |:::::::::|
\ \__(久)__/_\{::::::| |::::::::|
|| i\ ヾ__ノフ\::| |:::::::|
||ヽ .i\ _ __ ____ __ _.\ |::::::|
|| ゙ヽ i ハ i ハ i ハ i ハ | ヒ'_つ
|| ゙|i〜^~^〜^~^〜^~^〜|i~
|| ||
|| ||
うふ〜ん
___
知らなかった? , ´ ` 、 __
会長は、ミステリ研最大の謎なんよ? / ≦_
/ <二
/ l、 \ ヽ \ ヽ ' , \
_j\∧ j / / j \ \ \ ヽ ', ', <ヽ
__> ヽ ヽ.| j j ,.斗― \ ヽ '⌒ヽ l !ヽ. \
>‐r‐r‐ャ‐、/¨ヽ l | / ヽ ゝ‐\', | .レ >'
/ヽ.ォ 〉 〉 〉Y{O |∧ | /ォ―ャミ z弌ミN ./ ∠ __
,r= <:::::::::(_ノノノノ \__ノrヽ. jヽ トュ圦 , ´ l j/ _≦
/ \:::::::::/ { .ヽ ゝ ' ´ ハ \
/  ̄/ 〃 ィ ` フ\ r 7 .イ __\
/ / >≠=≠==‐ '::::::::::::>. / \
/ ,/_ ∠_:::::::::>< >、 ::::::::::::::::::::ヽ 7ァ.<∧ l\ l\_\
/ ∠_ ,> ' ヽ \:::::::::::::::::::\_ム:\ソ ヽ!
. / ,ハ __ ヽ \:::::::::::::::::::\ 1:\
さすが会長
会長のうんち食べたい
いいかげんにスカトロネタは禁止にしようぜ
花梨のうんちに嫌悪感を抱くような人は花梨ファンとはいえない
花梨ファンなら排泄物だって愛おしいはずだ
>>538 同意。
会長の体から出たものが汚いとか気持ち悪いとか思う奴は会長への愛が足りない。
540 :
名無しさんだよもん:2009/11/15(日) 06:05:45 ID:KdG9ZwB70
花梨のうんちが嫌な奴はアンチだろ
このスレに来んなよ
いやっほ〜う、会長最高!
結論:
会長もスカトロも最高である
意識が復活したとき、俺の視界は九十度ほど狂っていた。
本来ならば縦になっているべきものが横になっていて、
街灯が左から右に生えているのを見て、ああ俺は今横になっているのだなと考え、
すぐに左の側頭部がやけに暖かいことを発見した。
「あ。起きた?」
天使のような声がして、俺は完全に覚醒した。
左耳の下でモゾモゾしているこれは何だろう。
「あの……。そろそろ頭上げてくれないと、わたし、ちょっと……」
草壁さんの困ったような声だ。身体を起こして、俺は自分の位置を確認した。
夜の公園のベンチの上だ。
何と言うことだ。俺は、草壁さんの膝枕で寝ていたようだった。
そして寝ていたが故に、その記憶がないのだった。もったいない。
「もう、脚が痺れちゃってたいへんです。
気分は大丈夫ですか?貴明さん」
あの時、不意の暗転の直後、立ちくらみの強烈なやつが襲ってきたことまでしか覚えていない。
むしろ草壁さんは平気なのだろうか?慣れているのかな。
「うん、大丈夫だけど……」
あたりを見回す。
「それにしても、さっきの部室にいた思ったら、いきなり夜の公園にいるとは。
今はいつなの?」
「私たちの時間から三年前の、十月某日です。夜の九時ごろかな」
「マジで?」
「マジです」
草壁さんはにっこり微笑むと、突然俺に向かってもたれかかってきた。
「わわ、草壁さん、こんないきなり……!」
心臓が躍る。
「ごめんなさい、貴明さん。他の人を連れてこの力を使うのは初めてだから……
それより、時間がありません。
そこにある線路沿いに南に下ると学校があります。公立の中学校です。
その校門前にいる人に協力してあげてください」
「え?ちょっと、草壁さん……?」
矢継ぎ早に来る説明に戸惑ってると、草壁さんの身体から力が抜けてゆき、
「お願いします、ね……」
そういって、くうくう寝息を立て始めた。なんなんだ。
とはいえ、ずっとこのままでいるわけにはいかないし、
かといって草壁さんをこの公園に放置するわけにも断じていかない。
ということで、必然的に彼女をおんぶして移動することになった。
背負った草壁さんはとても軽く、そして柔らかく、自然と俺の足取りも緩やかになる。
耳元ですうすう寝息をたてる無邪気な顔がけっこう罪作りだ。
俺は通行人の目をはばかるようにして(はばかりようもないが)
さくさくと草壁さんが示した道筋を辿った。
徐々に人通りのまばらなる道を十分ほど歩いたか。
ひょいと角を曲がったところに目的地があった。
そこには俺のよく知った人物がいた。
薄暗い中、鉄製の門によじ登ろうとしているその小柄な人影を、俺は見紛うことがない。
後ろ姿だし、背丈も一回りほど小さい。
しかし、特徴的な二つのおさげが、彼女であることを雄弁に物語っていた。
夜の学校に校門をよじ登って侵入しようするような知り合いが、
他に思いつかなかったせいでもあるのだが。
「おい」
声をかけると、そいつはびくっと反応し、そろりとこちらを振り向いた。
そして訝しむようにこちらを窺うと、門から降りて、
「こ、こんばんは。私は笹森花梨というこの学校の生徒で、
今、この校門を施錠していたところなんです」
などと言った。
猫かぶりモードか。
どこの世界に生徒が校門によじ登って施錠する学校があるというのか。
門の前でこちらを見つめるその顔は、俺の知っているミステリ研会長よりは、確実に幼い。
しかし間違えようもない目の輝きは、どこまでも花梨色をしていた。
やっと三年ほど過去に来た実感が出てきた。本当の話、俺は過去に来たらしい。
「ところであなた方は、この学校に何か御用ですか?」
「え?、あー、」
しまった。
草壁さんの言う人物に遭遇したらしいのはいいが、どう対応したものか全く考えていなかった。
というか眠りこける女の子を背負って女子中学生に声を掛けるなんて、こっちも怪しさ全開だ。
「いや、実はこのあたりで不思議なイベントが開催されるという話を聞いて、来てみたんだ」
嘘は言っていない……はずだ。
「ええっ!まさか私の計画が外部まで知れ渡っているなんて……
どこから漏れたんだろう……やっぱりMIBやNASAあたりが嗅ぎつけて……」
しまった。いらない方向に火をつけてしまったらしい。
「でも、知られたからにはただで返すわけにはいかないんよね。うん」
何かを決意したらしく、花梨はにっこり笑ってこちらを向き、
「ねえお兄さん、見たところそっちも少し訳ありみたいだね。
特にその背中のお姉さんとかさ、それってもしかして……」
「え、あ、こ、これは……深い事情が……」
さすが、痛い所を突いてきやがる。
「ふふーん、じゃあもしここで私が、警察に駆け込んで事情を説明したりなんかしたら、
お兄さん、人生おしまいだったりするのかなぁ」
どこかで見たぞ、この展開。
なにか素晴らしく勘違いしているみたいだが、どのみち人を呼ばれたりなんかしてもらっては困る。
「……何が望みなんだ」
「ちょっと協力してほしいんよ」
「……わかった」
to be continued....
オナラの臭いもタマゴなんよ
花梨のオナラの匂いでご飯3杯はいけるな
どこかで見たような
552 :
名無しさんだよもん:2009/11/16(月) 15:19:55 ID:wF24QW/gO
(゚w゚)笹森花梨〜第50回定例部会〜(゚w゚)
かもりんかもりん
うんちの妖精
うんこの国のお姫さま♪
死 昨 過 お
明 ぬ 日. ご 前
日 ほ 死. し. が
ど ん. た 無
な 生. だ. 駄
ん き. 誰. 今 に
よ た. か. 日
か が
っ は
た
__
, '´ `ヽ.
. / \
,' / ,、ヽ、ヽ . ハ
_{ ,イ/ / \iヽi\ヽヽ }
、‐- {,r Y{,' ム=、 ,ィTV}i }ァ_
< `'ヘrvヘ{r'c{ i2 {ハメ、 `>
‐=ニ ,イ/i/`n "´ _,' " ノ ` \
//i ,イ jノ ` 、 `' /V\ iヽ「´
,'´ i/ ∨ \ /マ´Wヽi\|\!
/ `〈\\
. / __. \ ∧
//⌒` ==、 V ',
7___ / >く}
┼ヽ -|r‐、. レ |
d⌒) ./| _ノ __ノ
__
, '´ `ヽ.
. / \
,' / ,、ヽ、ヽ|ノ ̄ ̄`ヽ、―ニ 二 ニ 二
_{ ,イ/ / \iヽ/ ´`ヽ _ 三,:三ー二 ー二
、‐- {,r Y{,' ム=、 ノヽ--/ ̄ , ` ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
< `'ヘrvヘ{(◎}. }} ...| /! |
‐=ニ ,イ/i/`n"lハz _}`ー‐し'ゝL _ /
//i ,イ jノ ` 、 _,:ヘr--‐‐'´} ;ー------------
,'´ i/ ∨ \ / 三,:三ー二 ー二 三,:三ー二 ー二
/ `〈\\ 三,:三ー三
. / __. \ ∧
//⌒` ==、 V ',
7___ / >く}
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∴・ |::::::: |∵
: : : `ー'"`'".
, '´ `ヽ.
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,' / ,、ヽ、ヽ ")ノ ̄ ̄`ヽ、―ニ
_{ ,イ/ / \i/ ´`ヽ _ 三,:三ー三,:
、‐- {,r Y{,' ム=、 ヽ--/ ̄ , ` ` ̄ ̄ ̄
< `'ヘrvヘ {(◎}. ...| /!
‐=ニ ,イ/i/`n "lハz} _,ー‐し'ゝL _
//i ,イ jノ ` 、 `_jr--‐‐'´} ;ーー------
,'´ i/ ∨ \ /マ´ヾ---‐'ーr‐'"三,:三ー二 ー二
/ `〈\\ 三,:三ー三
. / __. \ ∧
//⌒` ==、 V ',
7___ / >く}
花梨の人気が異常ということだけわかった
いやっほ〜う、かもりん最高!
559 :
名無しさんだよもん:2009/11/17(火) 23:06:10 ID:beebSEJqO
普通に人気あるみたいだね
,、_,、
::( ゚w゚)::
::゚uu゚::
花梨の肛門にディープキスしたい
かもりんいる子
「じゃあ、行こっか♪よいしょっと」
校門によじ登った花梨は、軽快に向こう側に着地すると、
校門の鉄扉をゆっくりとスライドさせて、俺に手招きをした。
「こっちこっち」
「……」
何が悲しくて、三年前にまで来て中学校に不法侵入しなければならないんだ?
三年前の今、笹森花梨中学二年生。草壁さんが協力しろと言ったのはこのことなのか?
中学校は正門入ってすぐがグラウンドになっていて、その向こうに校舎がそびえている。
花梨は真っ暗なグラウンド校舎沿いに歩き始めた。
暗がりで幸いだった。このぶんでは俺と草壁さんの顔もよく見えていないだろう。
三年後の花梨は、俺と草壁さんとに中学時代に会っていたなどとチラリとも考えていないようだったから、
そうであってくれないと困る気がする。
花梨は体育館まで真っ直ぐ前進すると、体育用具倉庫へ俺を連れて行った。
「さぁて、鍵でがちゃがちゃっと。
開いたよ」
鍵以外の何かで扉をあける花梨。完璧に泥棒だ。
「これとこれを運び出してね」
錆だらけのリアカーに車輪付き白線引き、石灰の袋を指さして言った。
「ったく、仕方ないなぁ……」
俺はすやすやと眠り続ける草壁さんを慎重に降ろすと、用具倉庫の壁にもたせかけ、上着をかけた。
「私の言うとおりに線引いてね。そう、お兄さんが。
私は離れたところから正しく引けてるか監督しないといけないからね」
「見てるだけじゃないか!」
目的のために手段を選ばないところはどこまでも花梨らしい。
もし俺自身が初対面で、こんな女子中学生に出くわしたら真性のヤバイ奴だと思ったことだろう。
草壁さんやるーこ、珊瑚ちゃんに瑠璃ちゃんと出会う前だったなら。
「あっ、そこ歪んでるんよ!もう!」
「ああっ、曲がりすぎだよ!」
「逆、逆なんよ!」
宿直の教師が出てきたり付近の住人の通報を受けたパトカーがやってくることもなく、
俺は花梨の指示のもと、三十分ほどグラウンドを右往左往して白線を引いていった。
「う〜ん、まあ、こんなものかな」
薄暗闇で目印もない上に、花梨の指示もあまり要領を得ないせいでぐちゃぐちゃな模様となったが、
本人は納得がいったらしい。
花梨は白線引きで微調整のように線を加えながら、
「お兄さんは、宇宙人がいると思う?」
などと訊いてきた。突然だな。
「……まあ、いるんじゃないかな」
るーこの顔を思い浮かべる。
「じゃあ、未来人は?」
「まあ、いてもおかしくはないな」
今は俺自身が未来人だ。
「超能力者なら?」
「それはまだ知り合ってないな」
「ふーん」
俺は落ち着かない気分になった。もしや、ヘタなことを言ってしまったのではないだろうか。
花梨は俺を上目づかいに見て、
「それ、丘の上の学園の制服だよね」
「まあな」
「お兄さん、名前はなんていうの?」
「こう――……いや、」
危ない、本名を教えたらマズイだろ。馬鹿か俺は。
となると偽名か。なんでもいいけど、知り合いは駄目だろうし、ええと、……
「タカギ」
高城。草壁さんの旧姓。
とっさに思いついたのがこれだった。
「ふうん、タカギくんね……
じゃあ、『たかちゃん!』
お兄さんのこと、『たかちゃん』って呼ぶことに決定!」
「なんでそうなるんだよ!」
「私のことは好きに呼んでいいよ」
聞いちゃいねえ。しまった。こいつは花梨だった。
「そんであのお姉さんは誰なの?」
「えーと……俺の姉ちゃんだ。宇宙人に襲われて、気を失っているんだ」
「たかちゃん、嘘は良くないよ。嘘は。
宇宙人のせいにしちゃ駄目だよ。
非科学的でしょ」
「どうしてこんな時だけ信じないかな!?」
「ふんふん。容疑者はあくまでも、罪状認否を続ける……と。
――でもまあ、今回は見逃してあげるよ。
たかちゃん、女の子を悲しませるような人には見えないからね」
「それで、これはいったい何なんだ?」
「ええ!?たかちゃん、これが何だか見てわからないの?」
「わからないよ!……と言いたいところだけれど、実は予想がついている。
どうせ宇宙に向けたメッセージとかなんだろ?」
「あったり〜!さすがたかちゃん。
私が企画したイベントを嗅ぎつけてやってくるだけのことはあるね」
「……似たようなことをしている奴に覚えがあっただけだ」
「へえ?ぜひ知り合いになりたいんよ。たかちゃんの学校にそんな人がいるの?」
「まあね」
こんなことをしようとするのは今でも後でも花梨だけだ。
「ふぅん」
なにやら思案げに花梨が呟いて、しばし沈黙が続いた。
見上げると、無数の星々が輝き、淡く明るい夜空が広がっている。
「もう夜も遅いし、今日はおしまいにするんよ。
手伝ってくれて、ありがとね。たかちゃん」
きびすを返して歩き出す花梨。
「ああ、またな――」
花梨に聞こえないほどの声で呟いた。
to be continued....
花梨の肛門にディープキスして、直腸に溜まっているうんちに俺の舌を絡ませたい
草壁さんのバニーに期待だな
べんとら
うふ〜ん
いつまでもこんなところにいるわけにもいかないので、俺は草壁さんを起こしにかかった。
花梨がほったらかしにしたリアカーや石灰を倉庫に戻した後のことだ。
すうすうと規則正しい寝息が聞こえて、ちょっとほっとした。
どんな夢を見ているんだろう?
しばらく寝顔を見ていると……。
「貴明さん……」
いきなり名前を呼ばれて、どきっとした。
「お、起きてたの? 草壁さん」
「……」
返事の代わりに、また、すうすうと寝息が聞こえてきた。
「なんだ、寝言か」
そっと揺り動かしてみる。
「ん……」
身じろぎして、少し目を開けた。
「あ……貴明さん……ふぁあ……」
小さくあくびをすると、すぐにことんと眠り込んでしまった。
黙っておでこをはじいた。
「……むにゃ……貴明さん?」
草壁さんは、目をこすりこすりしながら、ゆっくりと目を覚ました。
「こんな所で眠ってると風邪ひくよ」
「えっ、ああっ……あれれ、ここは……?」
少し驚いて、辺りを見まわす草壁さん。
近くの自販機で買ったホット紅茶をいっしょに飲みながら、ここまでの経緯を説明した。
「というわけで、花梨も帰っちゃったことだし、そろそろ俺たちも帰ろうか」
「そうですね。
それで……どうやって帰りましょうか?」
「え?来た時みたいに、草壁さんの力で帰るんじゃないの?」
「それが、ふたりで過去に来たせいか、今日はもうダメみたい」
「きょ、今日はって、じゃあいつ使えるようになるの?明日とか?」
「う〜ん、一か月後くらいかな」
草壁さんはすずしい顔で答えた。
「いっ……!?」
一か月……?
どこで過ごせばいいんだろうか。俺の家は……ダメだろ。両親や、三年前の”俺”に出会ってしまう。
お金は?学校は?補導なんかされたらどうする?
頭がぐるぐるとしてきた。
「――でも、どうやって帰るかは知らないけれど、
どこへ行けばいいかはわかります」
「え?どういうこと?」
「この学校の屋上です。きっと、そこへ行けばなんとかなります」
「なんとかって?」
「それは……わかりません」
「わからないって……どうしてなんとかなるなんて言えるのさ」
「それは……秘密です」
「……」
俺がちっとも納得してない顔でにらむと、
「で、でも!きっと運命的なことが起こります。そんな予感がしませんか?」
「運命的ねぇ……
とにかく、行ってみようか。ここにいても仕方ないし」
「そうですね」
体育館の用具倉庫から校舎内に侵入できた。
階段を上って屋上を目指す。
一大事だな、と胸の内で唱えながらも、俺は今ひとつ緊迫感に欠けていた。
それは隣を歩く草壁さんが……
「♪」
楽しそうに小さくハミングしているからに他ならない。
それに、もしすぐにもとの時代に帰れなくても、
草壁さんと一か月もの間いっしょに過ごすことになると考えれば、そう悪くないかもしれない。
これがもし隣にいるのがアイツだったらと考えると……いや、よそう。
幸いなことに屋上への扉は鍵がかかっていなかった。
鉄扉を開けると、そこには地平線まで見渡せる夜空が広がっていた。
「なんて広い空。
綺麗です。
空が輝いてますね」
「うん、すごいね……」
明かりの消えた校舎は、足下に黒々とわだかまって、夜空の星をいっそう明るく輝かせていた。
「それで、どうなるってんだ」
「どうなるんでしょうね」
屋上を見渡しても、何があるわけでもない。
てっきり時空の歪みとか、あるいはネコ型ロボットとか、そんなものがあると期待したのに。
柵にもたれかかりながら、星空に目を戻すことにした。
俺たちは静かに夜空を眺め続けた。
どれくらい経っただろうか。
星空から、きらりと光がこぼれ落ちていく。
「そろそろ始まるみたい……」
そうか……三年前の今日も、オリオン座流星群が見られるんだな。
「向こうにも……」
また流れ星を一つ見つけた。
きらりきらりとこぼれ落ちていく星々。
「綺麗な空……美しい……本当に美しい世界。
一瞬の輝きが、どうしてこんなにも、愛おしいのかな」
空の明るさが少しだけ増した。気づいたのはその時だった。
なにぶん暗かった。校庭は不確かな街灯の明かりがぼんやり照らしているだけだし、
描いた白線はとにかくデカくて、離れてみないと全容が解らない。
だから、気付くのが遅れた。
グラウンドに描かれていたもの。
それはナスカの地上絵だ。
グラウンドいっぱいに、あのナスカの鳥みたいな絵が白いラインで描かれていたのだ。
いや、問題はそこじゃない。花梨のことだ、ナスカの地上絵を校庭に描いても不思議じゃない。
――俺は、この奇妙な幾何学模様に見覚えがある。
それも本やテレビじゃない。この目で見たことがあるんだ。
to be continued....
575 :
名無しさんだよもん:2009/11/20(金) 17:56:25 ID:sjm4PjIzO
(゚w゚)笹森花梨〜第50回定例部会〜(゚w゚)
かもりんかもりん
うんちの妖精
うんこの国のお姫さま♪
そう、あれは今年(今だと三年後か)の春、まだ高一だった頃。
『るーこ!』
『るー』
俺がるーこに呼びかけると、るーこはすぐに気づいて、作業を休めてこちらに向いた。
また両手をあげて、あいさつしようとしたのを、俺は慌ててやめさせる。
『るーじゃないよ! なんだって、学校なんかに来てるんだ!?』
俺は猛烈な勢いでるーこにまくし立てる。
だけど、るーこはそれが理解できているのかできていないのか、淡々と俺に答えた。
『広い地面を探していた』
『地面?これを描くためにか?』
『救難サインだ』
『はあ……』
そうだ、あの時るーこが校庭に描いた絵とそっくりなんだ!
いや、そっくりなんてもんじゃない。まるでトレースしたように同じじゃないか。
流れ星は指をさすのが間に合わないほど数を増して、夜空をその長い尾で覆った。
光はまばゆいばかりに強くなってゆき、とうとう目を開けていられないほどになった。
「きゃっ!」
「草壁さん!」
彼女を光から守るように抱き寄せ、ぎゅっと目をつぶる。
その時、どこからか声が聞こえた。直接脳に響いてくる感じだ。
《るー》
るーこの声じゃない。大人の、女性の声だ。
《大いなる”るー”の加護を受けし、うーたちよ。
るーには何故うーたちが”るーのしるべ”を知っているのか、わからない。
しかし、それが掲げられたからにはるーの掟に従い、
うーたちをあるべきところへ導かねばならない。》
「あなたは……?」
光はさらに強さを増し、それと同時に俺の意識を奪っていった。
《うーとは不思議な星だな……》
『潜入調査だ』
『潜入調査?』
俺は思わず声を上げた。
『そうだ。
るーはもともと、“うー”の調査にやってきた。
だから、るーは“うー”のことを知りたい。
しかし、それには適当なサンプルが必要だ。そこで……』
るーこはじっと俺の顔を見つめる。
ま、まさか……。
『喜ぶがいい。
うーを貴重なサンプルとして選んでやろう』
「これは?」
草壁さんが指を大きく広げて笑っている。
「3本……」
「はい、当たり」
「これは?」
「2本……」
「はい、大丈夫みたいだね……」
何してるんだろう……俺は。
カメラのピントが合うみたいに、意識が戻っていく。
明らかに俺の部屋じゃない、薄暗い室内。
「戻ってこれましたね」
「……草壁さん?」
ここは……そう、ミステリ研の部室だ。
時計を見ると、午後九時半過ぎくらいだった。
「でも私、どうやって戻ってきたのか、よく覚えてないんです。
屋上で星を見ていたことまでは覚えているんですけど」
草壁さんは、あの光と声をショックで忘れてしまったのだろうか?
いや、そもそも彼女には見えても聞こえてもいなかったのかもしれない。
なにしろ俺だって現実味がなさすぎる。
草壁さんとふたり、偶然同じ夢を見ていたって方が、まだ信じられる。
俺にしてみれば花梨との最初の出会いは、廊下でぶつかった新学期のあの日だった。
だが、花梨はそれより早く、三年前の秋の夜に俺に会っていたことになる。
それは俺にとってはついさっきの事なのに、もうそれから三年が経過しているのだという。
しかも、るーこが地球に来た原因が、俺と花梨の合作ナスカの地上絵だという。
それって、俺が過去に行かなければ、るーこは地球にこなかったってことか?
頭がおかしくなりそうだ。
俺と草壁さんは、まばらな星が舞う夜空の下を歩いていた。
「草壁さん、俺が過去に行くことに何の意味があったの?」
「……ごめんなさい。わたし、その……実は、ええと……よく解っていないんです……。
……うまく言えないけれど、運命に、従っているだけなの。
だから自分でもしていることの意味が解らなかったりするんです」
「運命……か」
だけど草壁さん……今なら少しだけ解るよ。
君が何を言いたかったのか。
夜空の向こうで、きらりきらりと、涙がこぼれるみたいに星が流れた。
翌日。放課後のミステリ研部室で、ぼんやりしていた。
部屋にはめずらしく、るーこしか来ていない。
昨日、家に帰ってからネットで知ったが、オリオン座流星群は三年前から突然活発化し、
流星数が多くなっているそうだ。
「なあるーこ。過去から現在の時間の流れが矛盾しているなんてことが、ありえるのかな?」
そうだとも。過去と未来に連続性がないと言うのなら――
俺たちが三年前に行って、そこで花梨に会って現在に戻ってきたのなら、
今俺たちのいる『ここ』は俺たちが出発した『昨日』からの世界とは違う世界のはずだ。
しかし結果として俺は花梨にいらぬ知恵をつけてしまい、どうやらその知恵が花梨をこの学校に呼んだり
ミステリ研創立をさせてしまった……可能性がある。
それもこれも俺が三年前に行かなかったらこうなっていなかったかもしれない。
「愚問だな、うー。うーもるーも大いなる”るー”によって
この時間系に導かれた。だからいま、ここにいる」
わけわからん。どこにどう突っ込んでいいのかすら、わからない。
とにかく――。花梨が矛盾の塊であるのは間違いなさそうだ。そしてこの世界もな。
すっかり冷めた缶紅茶を飲み干した。
Sasamori Rhapsody is end.
花梨の肛門のシワにこびりついたトイイレットペーパーのカスをきれいに舐めとりたい
ο 。 o 。 o 。
。 。。 iニi、 ο 。
O 。 (゚w゚) 0 o
ο __ . .(_ _).... 。 ο
会長大活躍!
うふ〜ん
面白い
189 名前: Misuzuya ★ [sage] 投稿日: 2009/11/19(木) 23:13:53 ID:???0
>>178 Leaf板はスカトロの話をするところではありません。
193 名前: Misuzuya ★ [sage] 投稿日: 2009/11/21(土) 00:22:23 ID:???0
>「キャラの○○」の話題は
ファッションでも食べ物でも、不快感を与えるのを目的としたものはだめ。
削除に関するコンセンサスが得られました。
俺は削除には反対だけどな
AAがあった方が面白い
AAがなかったらこのスレ、スカスカじゃん
, -──Ψ、._
/ \
/ ヽ ヽ `、
/ ヽ 〜〜〜
| ゚ ゚ |/|
l 、、、 w 、、、 l | 〜〜
丶 / \|
丶、 /
` ─ー─ ''
映画化決定なんよ
>>591 これは新しい展開w
色々と応用が利きそう。
/ ̄ ̄ ̄\ / ̄ ̄\
/ V ヽ
|::::.. l:::::.. l
/ ̄ ̄ ̄\. .人::.... 人
'/ ヽ ̄ ̄ ̄  ̄\ ̄ \
☆ |::::.. l " ` ヽ l
│ ヽ:::.. 丿 。 。 | 丿
│ / ̄ ̄ ̄\ .|  ̄ ̄\
│ / ヽ:::::: w | l
│ |::::.. l::::::::::::. ノ l
│ ヽ:::.. / ̄ ̄ ̄\ / ̄ ̄ ̄\ 丿
\ \__ / V ヽ/
\/ ̄ |::::.. l:::::.. l
/ ヽ:::.. .人:::.. ノ
| __\___/ \___/
i :::/;;;:::::::\ \ ::::/
/ ::::/\''' ::::i\ :::::|::/
| ::::| | :::| |\_//
\_/ \__/ \_/
>>589 花梨ファンにとっては花梨のスカトロの話もAAも決して不快なものじゃないし、削除される理由はないはずだよね。
一住人の立場として意見してきました。
>>595 乙
AAネタ職人さんも、削除に負けず頑張ってください。
べんとら
うふ〜ん
やめろwwww
, ',⌒´`ヽ
<^(゚w゚) (゚w゚)^> 〜~~
´W, ノWリ 〜~~
/'" ̄ i_]つ べんとらー
、'__;」 べんとらー
/ l l l l i
ミステリ研の続編がほしいです
続編ではスカトロシーンがほしいです
AAネタ職人てw
VIPか速報あたりのAAからコピペ改変しただけの物だろうがw
十分じゃん
いやっほ〜う、会長最高!
☆ . * 。 Φ
__
,:'∧∧ヽ
+ ! (゚w゚) !
⊂[ト=====']つ
* !::.ロ.∵メ、
(ソ (ソ `ー 、 ☆
。 ヽ
+ ☆ 。 ~
608 :
名無しさんだよもん:2009/11/25(水) 23:21:52 ID:aXOPE7nyO
(゚w゚)笹森花梨〜第50回定例部会〜(゚w゚)
花梨以外のうんこなんて食べたくない
_,,,,,,,...................,,_
,,.--^~ ~`丶、
./ ヽ
/ ヽ
/ `y
/ \丶、 , - 〜-、 /'< _
. / 、 ヽ、 ` 、` { ( ) ( ) } /ー'''~/
. i \__ \`y _i、 i yWWW /,,.ー
} _ 、 ヽ、`ー 、ミ< //~ \ `ー-イ ~~ ~`''_,=-
. / i ~ーr-、_ー-、_,,...ヽ.,,, ` `yr) / / ,/~
.. {/i { t ,, `ーk' `ー` i| 'v' / ノ ーf、..,_ ふぅん・・・・・・普通の女の子か。
i kt、 丶/ 、 i'''~ , .y'' `''i / r、ー` たかちゃんも、普通が好きなんだよね
ヽ丶、 `ー ヽ `:彡'"/// i t Z ` 、
` ー->彡.i ''' ,/ i、|/| t ヽ、、_ ヽ、
/ー/ 戈 'ー ,,/ ,,>'~'| ト、 i、ヽ\`ー-、y
~/.| >..,_ ー' ,/ ,,/ i`、i\ } \
' | |~^ tー-イ | ,/ /,~、 \ \. |
| /| |/ \|/ /~ r' /// ヽ、 ヽ、 \|
かわいいんよ
かわいい花梨ちゃんのかわいいうんち食べたい
614 :
名無しさんだよもん:2009/11/27(金) 18:19:49 ID:WGWHn4WLO
(゚w゚)笹森花梨〜第50回定例部会〜(゚w゚)
かもりんかもりん
うんちの妖精
うんこの国のお姫さま♪
大人気!
いるんよ
どうやら花梨はアサシンにもなれるみたいです。
う〜ん、どんどん悪い娘になって行く…
こうなったら、とことん黒さを極めてほしいw
くノ一 → アサシン → 猫かぶりん
∧__∧
/<l> <l>\
(≡ W ≡)
<^(゚w゚)ノハヾ^ゝ
´Wリ(!゚ ヮ゚ノv'` < 敵を欺くには、まず味方から!
⊂ミ 卵 ミつ
〜ミ.,,..,,.,.,,.ミ
∪∪
うふ〜ん
うふ〜ん
622 :
名無しさんだよもん:2009/11/30(月) 12:20:48 ID:wg6Ex+1YO
(゚w゚)笹森花梨〜第50回定例部会〜(゚w゚)
かもりんかもりん
うんちの妖精
うんこの国のお姫さま♪
誕生日おめでとう!!
625 :
名無しさんだよもん:2009/12/01(火) 12:39:54 ID:UcnVj9NXO
会長聖誕祭開催なんよ!
☆彡 ☆彡 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
_i_ _i_ ∫+ 。・ ☆ お 誕 生 日 お め で と う ☆ ・。+∫
/__:::::ヾ、 /__:::::ヾ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
j';ヘ:;;;゙ヽi'ハj';ヘ:;;;゙ヽi'ハ
// .:〉 .:::!i::l// .:〉 .:::!i::l ___旦_
! ゙ー' .::::|:::l ゙ー' .:::|:::l ∠二二二二/\
ト==- .::::i:リ ==- .::::i:リ"゙゚___.(三 田.三()三()´
/~ヽ__,,;;;;/:::! 「Happy Birthday!!|.三三()三()ヽ
!<介> ,ヘ .,ヘー―,ヘ―‐.,ヘ┘ ,ヘ .<介> i (⌒(⌒⌒)
. |ヽ。.,,_ <介> <介> <イト> <介> <介>.,_,,。ィ ☆☆\_\/☆☆ |
人. | ~~"""''''''''ー―-゛-"-――'''''''"""~~ : :| 人 / ☆☆☆ ./ | 人
(::0::) | ::| (::0.::) | ̄ ̄【】【】 ̄ ̄| |  ̄ Y  ̄
( ゚w゚). | ::| (゚w゚ ) |☆ 【】【】 ☆| | |
.,(__)-| 人 人 人 ::|-.(__)ヽ | ☆【】【】 | |
ヽ__ ヽ _.,,(::0::) (::0::) (::0::) _,,。ィ ___ノ |☆ 【】【】 ☆ | | *
/ ( ゚w゚)"''''''''ー―-( ゚w゚ )――'''´(゚w゚ )" \ | 【】【】 ☆| / *
(_ イ (__) へ / | .へ (__) ト 、_ノ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ヽ。 _/ .\ (,__) ./ \_ _ノ
 ̄ .ヽ、_ _./ . ̄
 ̄
<ザワ・・・ザワワ・・ザワ / \
<・・・でさあww / \
<マジでw? / \ あれ?この匂いは・・・?>
/ \ タマゴサンドの匂いじゃねw?>
|\ \ 便所サンドwww>
| \ :/ ̄ ̄\: .\
| \/ _ノ \: \.
| ..\ ‘ ‘ ): /|
. .| ..\ w ) ./ |
| \ ノ ./ |
. .| \ }: / .|
. .| \}: / .|
| \/ .|
うふ〜ん
この子はTH2でもトップクラスのかわいさなのに何故不人気扱いされるかわからんわ
女の子と密室で部活動を口実にキャッキャウフフできるなんて最高じゃねーか
>>629 「女の子と二人っきりの部活動」といえば、葵・芹香の流れを汲む
正統派THシリーズヒロインなんですよ、設定上は。
しかし、新境地を開拓しようとした結果、葵ほどひたむきではなく
芹香ほど本格的ではないというキャラクターに…
キャッキャウフフも、ささら√程度のペースで進行すれば可愛いのですが
花梨の場合は最初から飛ばしてますからね。
貴明も、そしてプレイヤーも追い付けなかったのだと思います。
∧__∧_∧__∧__∧ _∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧_
/<l> <l>\<l>\l>\>\ > そ、その動きはトキ! <
(≡ W ≡) ≡) ≡)≡)  ̄∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨ ̄
<^(゚w゚)ノハヾ^ゝハヾゝハヾヾゝ
´Wリ(!゚ ヮ゚ノv' ヮ゚ノv'ヮ゚ノv'゚ノv'` _,,..,,,,_ ,,_ ,,_ ,,_ ,,
⊂ミ 卵 ミつ卵 ミつ ミ.つミつ / ゚w゚ ヽ ヽ.ヽ ヽ.ヽ
〜ミ.,,..,,.,.,,.ミ,,.,.,,..,,.ミ,,..,,.ミ,.,,.ミ l l .l l .l l
∪∪ ∪∪ ∪ ∪ `'ー---‐´‐´‐´‐´‐´
うふ〜ん
いやっほ〜う、かもりん最高!
かあいいよね
TVでUFO・心霊特集とかさっぱり見なくなったな
635 :
名無しさんだよもん:2009/12/05(土) 15:16:31 ID:uUWYIxoxO
(゚w゚)笹森花梨〜第50回定例部会〜(゚w゚)
かもりんかもりん
うんちの妖精
うんこの国のお姫さま♪
会長大活躍!
かもりんいる子
639 :
名無しさんだよもん:2009/12/08(火) 02:13:43 ID:1Z9m69PJO
(゚w゚)笹森花梨〜第50回定例部会〜(゚w゚)
かもりんかもりん
うんちの妖精
うんこの国のお姫さま♪
べんとら
いるんよ
いやっほ〜う、会長最高!
会長最高!
スカトロ最高!!
会長のスカトロ超最高!!!
_,.イ~i〜
/ }
/、 ( ゚w゚) い〜
|;(ノ 、、i)
/、、 、;、/
_,ノ,_UシU
_,.イ~i〜
/ }
/、 ( ゚w゚) も〜
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、_,ノ,_UシU
_,.イ~i〜
/ }
/、 ( ゚w゚) づる〜
|;(ノ 、、i)
/、、 、;、/
、_,ノ,_UシU
646 :
名無しさんだよもん:2009/12/13(日) 10:51:28 ID:Zm9qFZC8O
(゚w゚)笹森花梨〜第50回定例部会〜(゚w゚)
かもりんかもりん
うんちの妖精
うんこの国のお姫さま♪
648 :
S.G._1:2009/12/13(日) 15:22:47 ID:BJoR/RJj0
「デートをするんよ」
事の発端は、ミステリ研会長であるところの、笹森花梨のこんな一言だった。
5月も下旬、暖かな陽気の昼休みのことだった。
中庭のベンチで、見た目仲良く並んでランチを食べていた最中の、それは唐突な一言だった。
はい?
今この女、なんて言った?
花梨を見る。
「えっと……今、何て?」
なんて、俺が反応に困っていると、花梨は、
「う〜んと……」
と、自前のバスケットの中からタマゴサンドをひとつ取り出し、
「あ〜ん」
「…………………!」
うわ……っ!
何、このシチュエーション……!
漫画とかでよく見るラブラブな恋人同士のラブラブイベントの一つとしてよく知られているけど、
なんだこれ、全然嬉しくない、嫌だっていうか、むしろ普通に怖い!
花梨とくれば、目を細めて小悪魔めいた表情をして……
照れくさそうなはにかみ顔とかでやってくるなら全然歓迎なんだが、
相手の感情が読めないっていうのは、この状況ではかなりキツい……。
ついつい何を企んでいるのかって思っちゃう。
ものすごく裏がありそう。
ていうか裏しかなさそう。
両B面だ。
649 :
S.G._2:2009/12/13(日) 15:23:26 ID:BJoR/RJj0
「どうしたの? たかちゃん。あ〜ん、てば」
「…………」
いや……。
こんなところで疑ってどうする。
花梨は確かに意地悪だが、そこまで酷いことをする奴じゃない。
あの山火事事件から一ヵ月、まだまだ長い付き合いだとは言えないが、それでも、
それなりにお互いのことは理解できているはずだ。
信頼関係は成立しているのである。それを自ら壊すような真似をしてどうする?
「あ、あーん」
口を開けた。
「えい」
花梨はタマゴサンドを、開けた口のちょっと右側、俺の頬に押し付けた。
「………………」
いやいやいや。
わかりきってたオチではあるけれど。
「ふふっ」
笑う花梨。
「たかちゃん、ほっぺたにたまごがついてるよ」
「お前がつけたんだ」
「とってあげる」
頬に顔を寄せてくる花梨。
「ちょっと、花梨!?」
「はい、とれた」
と言って。
いつの間にか取り出したハンカチで俺の頬を拭いていた。
……ま、いいけど。
650 :
S.G._3:2009/12/13(日) 15:23:58 ID:BJoR/RJj0
「さて」
と、手際よく、花梨は仕切りなおす。
なかったことにされた感じだ。
「デートをするんよ」
繰り返した。
驚きだ。
いつも”ミステリ探索”としてしか学校外で行動しなかったのに。
どういう心境の変化なんだ?
さっきの『あーん』ではないが、この女、また何か企んでいるのではないだろうか……
女の子からデートの申し出があって、ここまで疑心暗鬼になる自分というのもどうかと思うが、
しかし、これがそれに値するくらいの驚きなのは、確かだった。
「嫌なの、たかちゃん」
「いや、嫌じゃないけど……」
「そう言えば、聞いたよ」
不敵な表情を見せる花梨。
「優季ちんとのデートは、たかちゃん、随分楽しかったみたいじゃない。
親密になっちゃって、なんか、水族館に行ったんよね?」
「ああ……なんだ、聞いたってのは、草壁さんから聞いたってことか?」
「うん……あの子、随分と喋り渋ったけれど」
「………………」
何故意味ありげに喋り渋る……!
「たかちゃんを責めないで欲しいと頼まれたんよ」
「どうして俺は草壁さんに庇われてるんだ!? 何も悪いことなんてしてないのに!」
潔白だ!
無実だ!
濡衣だ!
651 :
S.G._4:2009/12/13(日) 15:24:52 ID:BJoR/RJj0
「ともあれ」
花梨は言った。
「優季ちんとたかちゃんが仲良くなったみたいで、よかった」
「…………」
それは――どういう意味なのだろう。
「これで優季ちんは、たかちゃんに対して人質としての価値を持ったね」
「凶悪なことを考えてやがった!」
人質!?
日常会話で人質って言ったか、こいつ!
「かわいいよね、優季ちんは……
ところでそのかわいい優季ちんのあられもない写真が掲示板に貼られたりしたら、
たかちゃんはどうするのかな?」
わざとらしい憂鬱さをまとって、ため息混じりにそんな剣呑な台詞をはく花梨……
「今はっきりしたけれど、お前は普通に性格の悪い人間だよ……」
「失礼だよ、たかちゃん。そんなことを言われたのは、私は初めてだよ」
「そうなのか……?」
「どころか、それとは全く真逆のことをよく言われるくらいなんよ。『お前は本当にいい性格してるよ』って」
「それは嫌味で言われてるんだ!」
652 :
S.G._5:2009/12/13(日) 15:26:03 ID:BJoR/RJj0
「というわけで」
何がというわけでなのか知らないが、花梨はそこで再度、仕切り直した。
「私とデートして、たかちゃん」
「脅迫されているようにしか聞こえないんだが……」
「何か文句……じゃなくて、何か質問はある?」
「ありません……」
「やった〜♪」
それじゃあ今日の放課後、たかちゃんの家で待ち合わせね――と、花梨はまとめた。
デートの約束を取り付けるのに脅迫まがい(というか脅迫そのもの)である辺りが花梨だったが、
勿論、俺の立場として、花梨とデートできることが、嬉しくないわけでもない。
しかも、時間にして夜からのデートというのが、なかなかどうして意味深長だ。
どこに行くか、何をするのか、どういうプランニングなのかは私に任せておいて、と花梨は言った。
取り立てて追及するような場面でもないと思ったので、そこはそれ、お楽しみということにしておいて、
心なしか意気揚々とする俺だった。
to be continued....
:::::::::::::::::::::::::::::::: : :: :: : ::: : : ヽ i
::::::::::::::::::::::: : : : :: ヽ 冬休みどうする?
:::::::::::::::::: : : : \ ヽ キャハハ
:::::: ::: : : : ∧ ∧
::::: : : :: : ^ッハ!、(゚w゚)^> このSSで \ Λ_Λ*‘∀‘) Λ
: : : : : vi゚∀゚ リリW 人気者なんよ! ( ^∀^) )(^ワ
___ φ___⊂) ..カキカキ ( ) | | ∩
/ ⌒'⌒ / \ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ̄ ̄
__/_____/|| ||\_____\_
_|||_____||/|| ||\||_____|||_
||| し し .|| || || || |||
:::::::::::::::::::::::::::::::: : :: :: : ::: : : ヽ i
::::::::::::::::::::::: : : : :: ヽ
:::::::::::::::::: : : : \ ヽ 家族と旅行に行くの!
:::::: ::: : : : ∧ ∧
::::: : : :: : ^ッハ!、(゚w゚)^> これで人気は うん?Λ_Λ*‘∀‘) Λ
: : : : : vi゚∀゚ リリW 独り占めなんよ! Σ (・_・ ) )(^ワ
___ φ___⊂) ..カキカキ ( ) | | ∩
/ ⌒'⌒ / \ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ̄ ̄
__/_____/|| ||\_____\_
_|||_____||/|| ||\||_____|||_
||| し し .|| || || || |||
:::::::::::::::::::::::::::::::: : :: :: : ::: : :
::::::::::::::::::::::: : : : ::
:::::::::::::::::: : : : どうしたの?
:::::: ::: : : : Λ_Λ
::::: : : :: : ^ッハ!、(゚w゚)^> 何だあいつ?Λ_Λ‘∀‘*)Λ
: : : : : vi゚∀゚ リリW 文才あるんよ! (・- ・ ) )(・ワ
___ φ___⊂) ..カキカキ ( ) | | ∩
/ ⌒'⌒ / \ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ̄ ̄
__/_____/|| ||\_____\_
_|||_____||/|| ||\||_____|||_
||| し し .|| || || || |||
:::::::::::::::::::::::::::::::: : :: :: : ::: : :
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:::::::::::::::::: : : : あ、あの子ね。
:::::: ::: : : : Λ_Λ
::::: : : :: : ^ッハ!、(゚w゚)^> うん Λ_Λ‘∀‘*)Λ
: : : : : vi゚∀゚ リリW ここは、こうで… (・- ・ ) )(・ワ
___ φ___⊂) ..カキカキ ( ) | | ∩
/ ⌒'⌒ / \ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ̄ ̄
__/_____/|| ||\_____\_
_|||_____||/|| ||\||_____|||_
||| し し .|| || || || |||
:::::::::::::::::::::::::::::::: : :: :: : ::: : :
::::::::::::::::::::::: : : : ::
:::::::::::::::::: : : : ラノベみたいのを書いてるそうよ
:::::: ::: : : : Λ_Λ
::::: : : :: : ^ッハ!、(゚w゚)^> へー Λ_Λ‘∀‘*)Λ
: : : : : vi゚∀゚ リリW こうして… (・- ・ ) )(・ワ
___ φ___⊂) ..カキカキ ( ) | | ∩
/ ⌒'⌒ / \ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ̄ ̄
__/_____/|| ||\_____\_
_|||_____||/|| ||\||_____|||_
||| し し .|| || || || |||
:::::::::::::::::::::::::::::::: : :: :: : ::: : :
::::::::::::::::::::::: : : : ::
:::::::::::::::::: : : : ネットに投稿してるんだって
:::::: ::: : : : Λ_Λ
::::: : : :: : ^ッハ!、(゚w゚)^> そのラノベさ、Λ_Λ‘∀‘*)Λ
: : : : : vi゚∀゚ リリW こうやって… (・- ・ ) )(・ワ
___ φ___⊂) ..カキカキ ( ) | | ∩
/ ⌒'⌒ / \ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ̄ ̄
__/_____/|| ||\_____\_
_|||_____||/|| ||\||_____|||_
||| し し .|| || || || |||
:::::::::::::::::::::::::::::::: : :: :: : ::: : :
::::::::::::::::::::::: : : : ::
:::::::::::::::::: : : : うーん…
:::::: ::: : : : Λ_Λ
::::: : : :: : ^ッハ!、(゚w゚)^> 面白いの?Λ_Λ‘∀‘*)Λ
: : : : : vi゚∀゚ リリW ここで… (・- ・ ) )(・ワ
___ φ___⊂) ..カキカキ ( ) | | ∩
/ ⌒'⌒ / \ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ̄ ̄
__/_____/|| ||\_____\_
_|||_____||/|| ||\||_____|||_
||| し し .|| || || || |||
:::::::::::::::::::::::::::::::: : :: :: : ::: : :
::::::::::::::::::::::: : : : ::
:::::::::::::::::: : : : この前、目があったらさ
:::::: ::: : : : Λ_Λ
::::: : : :: : ^ッハ!、(゚w゚)^> うん Λ_Λ‘∀‘*)Λ
: : : : : vi゚∀゚ リリW この台詞で… (・- ・ ) )(・ワ
___ φ___⊂) ..カキカキ ( ) | | ∩
/ ⌒'⌒ / \ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ̄ ̄
__/_____/|| ||\_____\_
_|||_____||/|| ||\||_____|||_
||| し し .|| || || || |||
:::::::::::::::::::::::::::::::: : :: :: : ::: : :
::::::::::::::::::::::: : : : ::
:::::::::::::::::: : : : 無理やり読まされたの
:::::: ::: : : : Λ_Λ
::::: : : :: : ^ッハ!、(゚w゚)^> うん Λ_Λ‘∀‘*)Λ
: : : : : vi゚∀゚ リリW こう動いて… (・- ・ ) )(・ワ
___ φ___⊂) ..カキカキ ( ) | | ∩
/ ⌒'⌒ / \ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ̄ ̄
__/_____/|| ||\_____\_
_|||_____||/|| ||\||_____|||_
||| し し .|| || || || |||
:::::::::::::::::::::::::::::::: : :: :: : ::: : :
::::::::::::::::::::::: : : : ::
:::::::::::::::::: : : : 文法とか目茶苦茶でさ
:::::: ::: : : : Λ_Λ
::::: : : :: : ^ッハ!、(゚w゚)^> うん Λ_Λ‘∀‘*)Λ
: : : : : vi゚∀゚ リリW 情感が… (・- ・ ) )(・ワ
___ φ___⊂) ..カキカキ ( ) | | ∩
/ ⌒'⌒ / \ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ̄ ̄
__/_____/|| ||\_____\_
_|||_____||/|| ||\||_____|||_
||| し し .|| || || || |||
:::::::::::::::::::::::::::::::: : :: :: : ::: : :
::::::::::::::::::::::: : : : ::
:::::::::::::::::: : : : 気持ち悪い台詞の羅列ばかりなの
:::::: ::: : : : Λ_Λ
::::: : : :: : ^ッハ!、(゚w゚)^> へー Λ_Λ‘∀‘*)Λ
: : : : : vi゚∀゚ リリW キャラ心理で… (・- ・ ) )(・ワ
___ φ___⊂) ..カキカキ ( ) | | ∩
/ ⌒'⌒ / \ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ̄ ̄
__/_____/|| ||\_____\_
_|||_____||/|| ||\||_____|||_
||| し し .|| || || || |||
:::::::::::::::::::::::::::::::: : :: :: : ::: : :
::::::::::::::::::::::: : : : :: 感想言えと言うから、
:::::::::::::::::: : : : 適当に答えたんだけどね
:::::: ::: : : : Λ_Λ
::::: : : :: : ^ッハ!、(゚w゚)^> うん Λ_Λ‘∀‘*)Λ
: : : : : vi゚∀゚ リリW あはあは… (・- ・ ) )(・ワ
___ φ___⊂) ..カキカキ ( ) | | ∩
/ ⌒'⌒ / \ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ̄ ̄
__/_____/|| ||\_____\_
_|||_____||/|| ||\||_____|||_
||| し し .|| || || || |||
:::::::::::::::::::::::::::::::: : :: :: : ::: : :
::::::::::::::::::::::: : : : :: それ以来、目が合うと
:::::::::::::::::: : : : 読ませようとするの!
:::::: ::: : : : Λ_Λ
::::: : : :: : ^ッハ!、(゚w゚)^> うわ、最悪!Λ_Λ‘∀‘*)Λ
: : : : : vi゚∀゚ リリW あははは… (・∀・ ) )(^ワ
___ φ___⊂) ..カキカキ ( ) | | ∩
/ ⌒'⌒ / \ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ̄ ̄
__/_____/|| ||\_____\_
_|||_____||/|| ||\||_____|||_
||| し し .|| || || || |||
:::::::::::::::::::::::::::::::: : :: :: : ::: : :
::::::::::::::::::::::: : : : :: 空気読めない子だから、
:::::::::::::::::: : : : 目を合わしちゃ駄目よ!
:::::: ::: : : : Λ_Λ
::::: : : :: :^ッハ!、(゚w゚)^> OK!Λ_Λ‘∀‘*)Λ
: : : : : vi゚∀゚ リリW…… (・∀・ ) )(^ワ
___ φ___⊂) ( ) | | ∩
/ ⌒'⌒ / \ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ̄ ̄
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||| し し .|| || || || |||
:::::::::::::::::::::::::::::::: : :: :: : ::: : :
::::::::::::::::::::::: : : : ::
:::::::::::::::::: : : :
:::::: ::: : : : クル Λ_Λ彡 サッ
::::: : : :: :<^(゚w゚)ノハヾ^、 Λ_Λ* ‘-‘)Λ_Λ
: : : : : ´Wリ(*゚∀゚ノv'`、 ( ・ -・) )( ・-・) 彡 サッ
___ φ___⊂) ( ) | | ∩∩
/ ⌒'⌒ / \ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ̄ ̄
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||| し し .|| || || || |||
/⌒  ̄ ̄`>
/ ̄ ̄ ̄ ● /
/ く
| __\
/| ( ゚w゚)\
| \  ̄ ̄ ̄ )
| \_______________/
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| \_____/
\ \_∪∪
\__ >
うふ〜ん
会長大活躍!
664 :
S.G._6:2009/12/14(月) 23:22:10 ID:rru/KqKG0
花梨が家に到着する頃には、七時半を越えていた。
サマーセーターにスカートの、お洒落なファッションだった。
これからどこかに出掛ける感じの服だ、と思ったら、案の定、
「じゃあ行くんよ。ついてきて!」
と、彼女は言った。
しかし、案の定なのはそこまでだった。
花梨は、家の前に駐車されていた一台のジープへと、俺を導いたのだった。
クルマで移動。
それはいい。
この車社会において、何の質問も何の文句もない。
問題は、俺も花梨も、校則によって免許の取得を厳格に禁じられており、
四輪免許はおろか原付免許すらも持ち合わせていないというところだった。
必然、俺が乗り込むのも花梨が乗り込むのも、ジープの後部座席だったのだ。
では運転席にいるのは誰か。
i. ゙、 iヽ / / / ヽ │
. lヽミ ゝ`‐、_ __,. ‐´ / ,.イ \ ヽ |
`‐、ヽ.ゝ、_ _,,.. ‐'´ //l , ‐'´, ‐'`‐、\ |
ヽ、.三 ミニ、_ ___ _,. ‐'´//-─=====-、ヾ /ヽ
,.‐'´ `''‐- 、._ヽ /.i ∠,. -─;==:- 、ゝ‐;----// ヾ.、
[ |、! /' ̄r'bゝ}二. {`´ '´__ (_Y_),. |.r-'‐┬‐l l⌒ | }
゙l |`} ..:ヽ--゙‐´リ ̄ヽd、 ''''  ̄ ̄ |l !ニ! !⌒ //
. i.! l .::::: ソ;;:.. ヽ、._ _,ノ' ゞ)ノ./
花梨の父親だった。
665 :
S.G._7:2009/12/14(月) 23:22:44 ID:rru/KqKG0
「…………………………」
初デートに、彼女の父親が同伴って……。
拷問みたいなデートだ……。
何の記念だよ、これ。
車内全体にどう好意的に見ても気まずい雰囲気が漂う中、挨拶もそこそこに、ジープは出発した。
そこに至っても、俺はまだ目的地を聞くことはできなかった。
というか、目的地など、今となってはどうでもいい。
当然、花梨父とはこれが初対面。
あれ?でもどこかで見たことがあるような……思い出せないな。
これで花梨父があけっぴろげで気さくなお方だったならまだしも、
俺にとっては最も対応しづらい相手である、寡黙なお方だった。
仕事帰り――いや、まだ仕事中であるかのようなきっちりした格好で、
花梨父は、静かにハンドルを操作している。
どこに勤めているんだろう……?
そういえば、花梨の家族の話は聞いたことがないな。
何かじっくり観察されているような気がしてならない。
被害妄想もここに極まれりという感じだが、
俺なんか、この人からはどんな理由で怒られても 仕方がないような空気がある。
666 :
S.G._8:2009/12/14(月) 23:23:17 ID:rru/KqKG0
「どうしたの、たかちゃん」
しばらく距離を進んだところで、隣に座っている花梨が、俺に話しかけてきた。
「随分と無口だね」
「あのな……お前、今の状況、わかってるのか?」
「たかちゃん、デートが何かも知らなかったの?」
「なわけあるか!!」
とぼけてるのか?この女。
人の気も知らずに。
「たかちゃん。初めてのデートだから緊張するのはもっともだけれど、
でも、そんなことじゃ、持たないよ。夜は長いんだから」
「ああ……」
俺は今初めてのデートだから緊張しているわけじゃない……!
夜のデートが意味深長だとか考えていた頃の自分が本気で懐かしい。
あの頃の俺は幸せだった。
夜が長いという事実が、正直、ただただ恐ろしい。
どうして夜は長いんだ。
今はただ、この時間が一刻も早く終わってくれればと、俺は願っている……。
667 :
S.G._9:2009/12/14(月) 23:25:51 ID:rru/KqKG0
「ねえたかちゃん」
花梨が平坦な口調で言う。
しかし、こいつには緊張はないのだろうか。
「私のこと、好き?」
「…………!」
ものすごい嫌がらせを受けてる!
脅迫以外にも、こんなことができるのかこいつ!
「ねえ答えてよ。私のこと、好き?」
「…………」
「答えてくれないの?たかちゃん、私のこと、好きじゃないの?
まさか、浮気……!?」
嫌がらせだ……。
この上ない嫌がらせだ……。
「す、好きです……」
「えへへっ、大好きだなんて、大胆なんだから……」
うつむき加減で、妙にしおらしくなる花梨。
「私も好きだよ。たかちゃんのこと」
「どうも……ありがとう」
……ていうか。
お前は平気なのか。
実の父親の前で、そんな会話をすることが……
俺は恐る恐る、運転席の方を、横目でうかがう。
花梨父は、しかし、全くと言っていいほどの無反応だった。
どうやらこの方向、ジープは高速道路に向かっているらしい。
高速道路……かなりの遠出という感じなのか。
まあ、そうでなければ、さすがにさすがの花梨も、
デートに父親を連れ出そうとは思わないだろうが……。
十分後には、予想通り、ジープは高速道路に入った。もう逃げられない。
いや、そうでなくとも、最初から、さすがに逃げるつもりはないけれど。
to be continued....
┌┐
[LlL]
ノ \
(◯ (,,゚w゚) |
l (ノ__ つ
ノ | アリエール|
(P&G ̄ ̄ .)
 ̄∪ ̄∪~
670 :
名無しさんだよもん:2009/12/15(火) 18:31:30 ID:MerME7RqO
(゚w゚)笹森花梨〜第50回定例部会〜(゚w゚)
「たかちゃん、本当に静かだね。とても口数が少ないんよ。
いつもはもっとお喋りしてくれるのに、今日は機嫌が悪いの?」
「機嫌がどうとかじゃなくてな……」
「じゃあ、私がワクワクするような質問をしてあげるよ。
たかちゃんはそれに答えてくれればいいからね」
花梨は言った。
「私のどういうところが好き?」
「好きじゃないところははっきりしてるよ!」
何がしたいのだろう、こいつは。
というか、そもそも今回のこのデート自体が、俺を陥れるために仕組まれた
壮大な罠なのではないかという気すらしてきた。
逃げたくなってきたぞ。
「くそう……結構本気で楽しみにしてたのに……!」
「何か悩んでいるんだね、たかちゃん……
ああ、そんなたかちゃんに、頑張ってと応援することしかできない自分がもどかしいんよ」
「いや、ごめんなさいと謝罪することもできると思うけれど……」
しかし。
謝ってもらってもどうにもならない。
謝って済むなら警察はいらないのだ。
「おい花梨……お前、本当にどういうつもりなんだよ」
花梨父は、それに対して相変わらずの無反応。
娘のこういった所業には、彼は案外、慣れっこなのかもしれなかった。
そうだよなあ、考えてみれば、自分の子供なんだもんな……。
じゃあ、俺があまり取り乱しても仕方ないか。
いいように踊らされてばかりでも癪だ。
全く。
よし、反撃を試みよう。
たまには花梨の凹んだところを見てみたい。
「お前は、俺のどういうところが好きなんだ?」
「たかちゃん、その質問……」
ざまあみろ、混乱してる……。
「新婚さんみたい。ちょっ、ちょっと、私たち早すぎるよう」
「俺が悪かった!」
何故反撃しようなどと思ってしまったのだろう。
この手の話で花梨に対抗しようだなんて……。
「そういえば、ダーリン……」
「ダーリンって誰だよ!?」
「何を言っているの、結婚したら『ダーリン』と『かもりん』で呼び合おうって
この間話し合ったよね?」
「さもこっちが忘れてるかのように捏造するな!」
もう何がなんだか。
「そういえば、たかちゃん。
この前おすすめした本は、全部読んでくれたのかな?」
「うん?」
「ほら、ミステリを勉強したいからってたかちゃんが言うから、
ふたりで図書室の不思議な本を探したじゃない」
「………………」
ミステリを勉強したいなどと思ったことすらねえよ。
しかしそういえば1か月前に、錬金術だのUFOだのの本を借りたっけな。
結局『錬金術の歴史』だけちょっと読んで、あとは埃をかぶっている。
もうとっくに貸出期限を過ぎているだろうから、返却しないとな。
「まあ、錬金術には詳しくなったかな」
「うんうん、ミステリ研の会員たるたかちゃんは、こつこつと努力に努力を重ねるしかないんだよ。
だから、これからは毎日、放課後お勉強ね」
「はいはい……そうさせてもらうよ」
下手に逆らわない方が良さそうだ。学習したよ。
「はいは三回だよ、たかちゃん」
「はいはいはい!……って、なんでそこまでノリノリのテンションを要求されるんだよ!」
「それくらいのやる気は見せて欲しいんよ。
なんといってもミステリ研は世界を目指すんだからね」
「そうなのか……」
どこの世界だろう。異次元とかそのあたりか。
出発してからだいぶ時間が経った。
「もう少しかな」
窓の外を確認し、花梨は言った。
「あと三十分くらいで到着――かな。時間的にも、丁度いいんよ。さすが私だね」
「…………」
何が丁度いいのか知らないけれど、時間的なことは、それは全面的に花梨父の手柄だと思うのだが――
大体、到着するって、どこになんだよ。
そろそろ教えてくれてもよさそうなものなのに。
しかしまあ、そうは言っても、花梨の父親の前で、拷問トークを続けるのにも
いい加減限界を感じていたところだったので、花梨のその言葉は、
考えてみれば願ったり叶ったりといった感じだった。
クルマは、山道に入ったようだった。
山――それも、学校の裏山のような、小さな山じゃない、本格的な山だ。
大きく螺旋を描くような道路を、ジープの馬力で、登っていく。
「今更聞くのもなんだけどさ……一体、どこに行くつもりなんだ?」
「いいところ」
「…………」
「い・い・と・こ・ろ」
「………………」
そんな色っぽく言われても……。
絶対嘘だろ。
「というか、たかちゃん、行くつもりも何も、既についたんよ。ほら、そこ、もう、駐車場だもの」
言われて正面を見れば、その通りだった。
到着。
現在時刻が十時近くだから……二時間以上のドライブだったというわけだ。
息詰まるような恐るべきドライブだったが、これでようやく、一息らしい一息がつけるというわけだ。
花梨父は見事な駐車技術で、がらすきの駐車場の端っこの方へ、ジープを停める。
やれやれと、クルマから降りようとしたところ、ところが、その動作を花梨に止められた。
「な……なにかな?」
花梨は言った。
「私が一人で先に行って、準備してくるから」
「準備って……」
準備が必要なのか?
て言うか、花梨、この状況で、俺がここで待っていて、お前が一人で先に行っちゃったりしたらさ――
「しばらくの間、待っててね」
とんでもないことを軽く言い捨てて、本当に花梨は一人でジープを降りていった。
行ってしまった……。
まさか自分のことをそんな風に描写する日が来るとは思わなかったが、
しかしこうなってしまえば、そう描写する他あるまい……飼い主に置き去りにされた捨て犬の気分だった。
to be continued....
角煮荒らすな、糞がw
化物語改変しただけのオナSS貼って喜びたければ脳内でやってろw
かわいすぐる
679 :
名無しさんだよもん:2009/12/17(木) 10:51:37 ID:Q99UYIRGO
(゚w゚)笹森花梨〜第50回定例部会〜(゚w゚)
かもりんかもりん
うんちの妖精
うんこの国のお姫さま♪
会長活躍しすぎワロタ
いやっほ〜う、かもりん最高!
卵サンドage
かわいすぐる
かわいすぐるかもりんのかわいすぐるうんちたべたい
また花梨が勝ってしまったか……
`ヽ, `ヽ
,.' -─-ヽ.
( ゚w゚)
/ /wk|
/ / !_i_〉l
く_/_,ルノノ
くのいち強すぎwww
690 :
名無しさんだよもん:2009/12/24(木) 12:02:58 ID:6+9PmQ5RO
(゚w゚)笹森花梨〜第50回定例部会〜(゚w゚)
花梨会長とクリスマスを祝いたいお
内容的には「花梨でいくんよ!」だったね
花梨ハァハァ
いやっほ〜う、会長最高!
かわいいよね
かわいいかもりんのかわいいうんちたべたい
↓何か知らないけどこのスレに花梨と仲良くなれそうな子がいるみたいよ
本年は大変お世話になりました。
来るべき新年も、よろしくお願い致します。
∧__∧ あとひとつ寝ると、お正月…
/<-> <->\ zzz...
(≡ W ≡)
<^゙゙ ノハヾ(゚w゚)^ゝ,.,
´"リ(!‐ ヮ‐ノWヾ ミ〜
ミつ卵 ⊂ミ.,,. ,,,..ヾ
うふ〜ん
あけましておめでとうございます!
今年も花梨の微妙な魅力を探りたいと思います。
話は変わりますが、ウチの年代モノPCでは
FINAL DRAGON CHRONICLEが起動しないようです。
プレイ可能な方、私の分も花梨を育ててくださいね…
∧__∧
/<l> <l>\
(≡ W ≡)
<^(゚w゚)ノハヾ^ゝ
´Wリ(!TヮTノv'` < 早く買い替えするんよ…
⊂ミ 卵 ミつ
〜ミ.,,..,,.,.,,.ミ
∪∪
花梨、使い物になんの?
うふ〜ん
706 :
名無しさんだよもん:2010/01/05(火) 22:24:36 ID:KKFR3sKN0
過疎ってんじゃねぇよ
| ,、
|キ ヽ
|゚w゚ミ
と=丿
| /
|′
>>708 それはFINAL DRAGON CHRONICLE?
うらやましい…
VGAを交換したらウチのPCでも
なんとか動いてくれるのかな。
それよりleafはもう少し (゚w゚) を押すべき!
デザイン的に完成されているし、
一行AAだからセリフにも入れられる。
アリスソフトのハニワ的ポジション…は無理でも
是非、THシリーズのお約束キャラに!
∧__∧
/<-> <->\
(≡ W ≡)
<^(゚w゚)ノハヾ^ゝ
´Wリ(!‐ ヮ‐ノv'` < ナムナム…
ミ つ⊂ミ
〜ミ.,,..,,.,.,,.ミ
∪∪
うふ〜ん
2010年夏予定
ToHeart2のヒロイン・笹森花梨の”if”ストーリーを描いたスピンオフ作品が
発売決定!その名も「花梨べんとら〜」!!
うふ〜ん
、ヽ i | l /
、ゝし刈'//r-
\ヘYY//
(ヽ))/)
,. --─ '彡=゚w゚ミ、
/ シシ小ヾゞ
|〈 ( ミミミ彡彡
| ,) /`ー--ミミミ彡`
/〈,,,,// {,,,ノ,,ノ
)LL )LL
VGA交換して、なぜかOSもクリーンインストール
するはめになったけど、無事FDC起動した!!
いよいよ、花梨最強伝説が始まる…
∧__∧
/<l> <l>\
(≡ W ≡)
<^(゚w゚)ノハヾ^ゝ
´ ∩! ^ヮ^ノ∩'` < 声と顔が微妙に違うけど、気にしない〜
ミ 卵 ミ
((( ミ.,,..,,.,.,,.ミ )))
∪∪
715 :
名無しさんだよもん:2010/01/15(金) 23:05:14 ID:BTJb1ZVg0
(゚w゚)笹森花梨〜第50回定例部会〜(゚w゚)
かもりんかもりん
うんちの妖精
うんこの国のお姫さま♪
___
>==o=<_
,イ⌒´ ´=゚w゚)
(::,. ,,,, ,, つ,,,,Cノ
FDCプレイ中…
なかなか面白いとは思うけれど、
う〜ん、花梨はいずこ?
唐突に、花梨がイギリス人ハーフだったら
どうだったろうと考えました。(初代のレミィ的な)
ミステリ&UFO大好きだったり…
何となく周囲の人と距離があったり…
貴明へのアプローチが独特だったり…
イギリス人なら、すべて許せますw
(イギリスの人すみません)
うふ〜ん
>>720 期待しないで落としてみたら……これはいいものだ
人気ありすぎ
うふ〜ん
大人気!
FDC、無事クリア!!
∧__∧
/<l> <l>\
(≡ W ≡)∵∴ パーン
<^(゚w゚)ノハヾ^ξ/
´Wリ(!^ヮ^ノv'`∇
ミつ───つ
⊂ミ.,,..,,.,.,,.ミ
∪
…といっても10Fまでですが。
そういえば、
>>456は大きな勘違いでした。
「ナイトライダー」という敵だったんですね。
てっきりUMAに乗った花梨かと…
ダンジョンで出会ってビックリしました。
うふ〜ん
;;''""''';;
∈・,,,,,,,,,,ミ
( ゚w゚)
ミ,,"""""彡
,,ノ"'''|'""
"´
731 :
名無しさんだよもん:2010/01/27(水) 19:39:48 ID:wHLtqn6T0
(゚w゚)笹森花梨〜第50回定例部会〜(゚w゚)
かもりんかもりん
うんちの妖精
うんこの国のお姫さま♪
黄色っ、うんこっ♪
笹森花梨はいらない子♪
黄色っ、うんこっ♪
笹森花梨はいらない子♪
OVA新シリーズにて再び花梨が!?
いやっほ〜う、会長最高!
かわいすぐる
かわいすぐるかもりんのかわいすぐるうんちたべたい
/⌒⌒\
/⌒(._.ノVヽ._)
ヽ_/⌒ ( ゚w゚) )
\_ / \ノ
`--(.__.人__.)
べんとら
ウツ展開な同人誌とか見たい
映画化決定なんよ
うふ〜ん
744 :
名無しさんだよもん:2010/02/02(火) 14:21:43 ID:KeVYTXpRO
(゚w゚)笹森花梨〜第50回定例部会〜(゚w゚)
かもりんかもりん
うんちの妖精
うんこの国のお姫さま♪
人気なんよ
- ‐‐ ‐ 、
_ / - -ヽ
. ヽ`v 0 0 l
∠、 三 ゚w゚ 三
`レー 、 ___ノゞ>
会長大勝利!
べんとら〜
750 :
名無しさんだよもん:2010/02/05(金) 15:45:58 ID:UiERsvhaO
(゚w゚)笹森花梨〜第50回定例部会〜(゚w゚)
花梨シナリオは2クール分のアニメを90分の劇場版にしてしまったような感じ
本気を出せばあるいは
かもりんかもりん
うんちの妖精
うんこの国のお姫さま♪
いやっほ〜う、かもりん最高!
かもりん最高!
スカトロ最高!!
かもりんのスカトロ超最高!!!
>>751 花梨・貴明双方に言えることかもしれませんが、
好意を持つようになる過程が弱い感じはありますね。
メーカーが消える魔球を投げてきて、ユーザーが
それを受け止められなかった。そんな気がします。
うふ〜ん
隠れ巨乳
花梨は隠れ巨乳
こんな感じ?
異論は…沢山出るだろうなぁw
良い子
優季 ┯ ささら
愛佳 ■ │ ■
■ ┼ 環
│ ■
このみ ┼
■ │ るーこ
┼ ■
受.. │ .活
動┠─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┨動
的.. │ 珊瑚 的
瑠璃 ┼ ■由真
■ │ ■
┼
│ 花梨
┼ ■まー
│ ■
┸
悪い子
うふ〜ん
人気すぐる
762 :
名無しさんだよもん:2010/02/09(火) 21:34:55 ID:DoY7Otz0O
(゚w゚)笹森花梨〜第50回定例部会〜(゚w゚)
かわいいんよ
かわいいかもりんのうんち食べたい
..__
/ ‘ )⊃
( ( ̄
\\
\\
( ゚w゚) \\
\ \\ □( O┬O_____ ) )
〜〜 | ── −彡┘ \//〜〜〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 .......::::::::....
_
'´, ヽ
<^(゚w゚)ノハヾ^、
´Wリ(i!゚ ヮ゚ノv'` <ゆ〜らゆら〜
⊂)卵iつ
く/_|〉 |
し'ノ ◎))
べんとらー
いやっほ〜う、会長最高!
会長最高!
スカトロ最高!!
会長のスカトロ超最高!!!
i゙ヽ,,./:゙j
( ,,,, )
c:、 , -ー-、 (゚w゚)
. ヾ'x' ;'゙~冫⌒`ーイ^ヾソ
`‐'゙ ( ,ィ、__j;ト、 ヽ
__冫、 ヽ / /ヽ,`:、
ιと二メ__) じ' ヾjjj}
タマゴサンドチョコなんよ
772 :
名無しさんだよもん:2010/02/13(土) 13:33:06 ID:/GK47dqfO
(゚w゚)笹森花梨〜第50回定例部会〜(゚w゚)
かもりんかもりん
うんちの妖精
うんこの国のお姫さま♪
かわいいんよ
この雰囲気にももうなれたんよ
いる子
別ゲームで「花梨」って娘を発見。
おじいさんのお手伝いをする、良い子だった…
うふ〜ん
-= と(゚w゚)
-=/ とノ
-=_//⌒ソ
(゚w゚) =-
と´_,ノヾ =-
(´ ヽ、\ =-
`―' \_) =-
花梨のうんちはチョコより甘くほろ苦い
>>766 5円玉というよりスーパーヨーヨーか何かに見える
べんとら
いるんよ
かわいいんよ
さわたしとか長谷部とかデッパとか、どこへ消えた
いる子
会長大人気!
そう言えば、入学式もこの道を走った。
何かしなきゃって思いながら、
何をすればいいんだろうって思いながら、
このまま大人になっちゃうのかなって思いながら。
ねぇ…私?あの頃の私、心配しなくていいんよ…?
すぐ、見つかるから
私にもできることが。
夢中になれることが。
大切な
大切な
大切な場所が。
(゚w゚)
/u u
/ / /
(ノノ
彡
_ _ 彡
\\ \\
\\ \\
\\ \\
\\ \\
\つ \つ
791 :
名無しさんだよもん:2010/02/19(金) 13:48:55 ID:GZ5Y3EeGO
(゚w゚)笹森花梨〜第50回定例部会〜(゚w゚)
かもりんかもりん
うんちの妖精
うんこの国のお姫さま♪
∧∧ ∩
. (\ (゚w゚ )| | がんばれニッポン!
\\.〉 | |
\\へ | |
. \> |_|
/ /
\人 / /
| ̄ ̄ ̄|\ノ
(゚w゚) ← メダル
うふ〜ん
かもりんかもりん
かわいすぐる
かわいすぐるかもりんの黄金たべたい
いやっほ〜う、かもりん最高!
_
'´, ヽ
<^(゚w゚)ノハヾ^、
´Wリ(i!゚ ヮ゚ノv'`
9┓⊂) 卵iノ つ
〆⌒ヽ く/_|〉
(__゚w゚)_/(__)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
_
'´, ヽ
<^(゚w゚)ノハヾ^、
´Wリ(i!゚ ヮ゚ノv'`
/ 卵i つ ┓
−=≡ く/づ_|〉 〆⌒ヽ
と__/"(__) −=≡ (゚w゚__) wwww
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
801 :
名無しさんだよもん:2010/02/23(火) 08:36:28 ID:vqTDpwmKO
(゚w゚)笹森花梨〜第50回定例部会〜(゚w゚)
かもりんかもりん
うんちの妖精
うんこの国のお姫さま♪
かわいいんよ
かもりんをタマゴサンドにして食べたい!
べんとら
とらとらとら
かもりんを素っ裸にして食べたい
大人気!
{i:i:i:i:i:i:i:i:三
;'^/(ハゞ(゚w゚)^>
vi、゚ヮ ゚|i)リW
(::卵:::::::三
 ̄ ̄ (=r‐ヽ=≡  ̄ ̄
`┷' `┷'三三二二≡≡≡≡≡≡≡≡ そ
シャーーーッ
810 :
名無しさんだよもん:2010/02/26(金) 11:45:08 ID:yEcycgaJO
(゚w゚)笹森花梨〜第50回定例部会〜(゚w゚)
゚ 。 t、 。
''ー‐--、__遵ァ\ ゚
``ヽf\__ ゚
f\ ̄`゙'''ー--、_
° f\ 。 `゙ー-、
f\
。 ゚ f\ (~) °
;;,, γ⌒ヽ
;;;,, ° {i:i:i:i:i:}
;;;,, 。 ( ゚w゚) \
;;; と:::/⌒t) f\゚
';;;,, ゚ (/ 丿。
。 ;;;,, ∠__./;ズシャッ!
;;; ;゚〃//〃。〃゚;, 。
';;;;;,,,, 。,, イ⌒ヾ〃。,;°
;;;;;;;;;;;/ ヽ
会長大勝利!
うふ〜ん
/´ `フ
, '' ` ` / ,!
. , ' レ _, rミ
; `ミ __,xノ゙、
i ミ ; ,、、、、 ヽ、
,.-‐! ミ i `ヽ.._,,))
//´``、 ミ ヽ.
. | l ` ーー -‐''ゝ、,,))'' (゚w゚)
ヽ.ー─'´)
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. , ' レ _, rミ
; `ミ *_,xノ゙、
i ミ ; ,、、、、 ヽ、
,.-‐! ミ i `.._,,))
//´``、 ミ ヽ. (゚w゚) ))
. | l ` ーー -‐''ゝ、,,))''
ヽ.ー─'´)
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, '' ` ` ` ` 、
../´ ''`フ "、
./ ,! ._,,..,,,,,,'"``"_ ミ
レ _, rミ.l./ (゚w゚) `ヽ ミ ノ
.`,`ミ*__,xノ_,,)''(``''''''''''''' ..,,ノ
."';.._,,)) ¨.'''''''''''''''''¨
ミステリすぐる
ミステリなんよ
かあいいよね
818 :
名無しさんだよもん:2010/03/02(火) 21:20:00 ID:SKh5+3mRO
(゚w゚)笹森花梨〜第50回定例部会〜(゚w゚)
てすてす
べんとら
いやっほ〜う、会長最高!
かもりん大勝利!
/"' ̄フ/) 、
,/ ,--、  ̄、__フ //
,ヘl⌒ノ (゚w゚) ,/ /_
( _l_"_ニ_ と ) /) / /
゛ ,> (ノフ、 、、>
<" ( フ __>
ヽ \、、 _フ' ノ
\、__、、,_ノ゛
〉ニ〉ニ〉
,、_/ニ/ニ/
∠l∠l、ニ>
かもりんいる子
黄ーろっ うんこっ
黄ーろっ うんこっ
笹森花梨はいらない子
黄ーろっ うんこっ
黄ーろっ うんこっ
笹森花梨はいらない子
828 :
名無しさんだよもん:2010/03/07(日) 16:42:33 ID:WwhMLN2JO
(゚w゚)笹森花梨〜第50回定例部会〜(゚w゚)
かもりんかもりん
うんちの妖精
うんこの国のお姫さま♪
大活躍!
かもりん大勝利!!
タマゴサンドおいしいんよ
833 :
名無しさんだよもん:2010/03/10(水) 09:05:49 ID:9P72+gI/O
(゚w゚)笹森花梨〜第50回定例部会〜(゚w゚)
かもりんかもりん
うんちの妖精
うんこの国のお姫さま♪
かあいいんよ
かもりんの作ったトンスル飲みたいんよ
_ _
/ / 仝 \`ヽ
/./ /〒ヽ ヽ |
// if..|| i! | |
// |i_,||_i| _, | |
⊂⊃ <`'个'´フ ⊂⊃
( 」、 シi!* ゚w゚)i!そ 〔^ヽ
\ ヽ,__.r〃9o6ツ゚`ヽ iミ{
`</// 、///\.>、_l |
,<_ /.イ ./// ヽ \」
/_./.! |キ //〈 `< >、
L_,〉 ∨V/⌒ヽ ノ 」
⊂⊃ /⌒ヾ. L ⊂⊃゙
// / ノゝ._,> //
.// / ..イ´`ヽ/ .//
/ f ( < .| ,/ //
.| ! ヽ ヽ.! < <._ノ
レ \ i!、 ヽ
彡i ヽ i!
| ) i彡'
i 「 i )
` ノ ./
``
いやっほ〜う、かもりん最高!
人
人 ゙Y゙
. `Y´ . ┌ 、_ ,. ┐
. ☆ ! (゚w゚) 〈〉
\ 三・ω ・` 三 もうどうにでもな〜れ〜♪
⊂`_r - .r ´、
.丿☆ ゙ヽJ
人 '⌒',‐--‐,.` 人
゙Y゙ `‐`‐´ 人 `Y´
゙Y゙
驚異的人気
>>820 気になる花梨画像が結構あったのに
見られなくなってる…(ヽ´ω`)
べんとら
かもりんかもりん
845 :
名無しさんだよもん:2010/03/15(月) 01:33:35 ID:O8vxfxfe0
かもりんの━━━●●ヽ(・∀・)ノ●●━━━トンスル !!!!
かわいいよね
かもりん大人気!!
(~)
γ´⌒`ヽ
{i:i:i:iロ-ロ
〔ノ ゚w゚)〕
fヽ、_,,..-モk_つ¶⌒lヽ、〃ヾ ブオーン
t∠ィ ,ー ッ / ̄(( ,))
__  ̄`''∠ニ=-'゙‐─一弋彡
 ̄ ̄ ̄二二ニ=-
'''''""" ̄ ̄
うふ〜ん
850 :
名無しさんだよもん:2010/03/16(火) 12:37:48 ID:AHk4NyUTO
(゚w゚)笹森花梨〜第50回定例部会〜(゚w゚)
+
│ チャキッ
│
┸
Eo( ゚w゚ )
.Vヘ^ y ヽ-,
ヽ,,ノ===lヽノ
/ l |
"""~"''"'"""''~"'""~"""~"'""''
スッ…
( ゚w゚ )
〃 .ノ^ y ヽ-,
――┥щヽノ===lヽノ
/ l |
"""~"''"'"""''~"'""~"""~"'""''
いるんよ
いやっほ〜う、会長最高!
会長最高!
スカトロ最高!!
会長のスカトロ超最高!!!
人気なんよ
べんとら
かもりん大勝利!
何て奴だ、花梨。
この苦境に俺を取り残すだなんて……。
狭い車内に、デート相手の父親と、
i. ゙、 iヽ / / / ヽ │
. lヽミ ゝ`‐、_ __,. ‐´ / ,.イ \ ヽ |
`‐、ヽ.ゝ、_ _,,.. ‐'´ //l , ‐'´, ‐'`‐、\ |
ヽ、.三 ミニ、_ ___ _,. ‐'´//-─=====-、ヾ /ヽ
,.‐'´ `''‐- 、._ヽ /.i ∠,. -─;==:- 、ゝ‐;----// ヾ.、
[ |、! /' ̄r'bゝ}二. {`´ '´__ (_Y_),. |.r-'‐┬‐l l⌒ | }
゙l |`} ..:ヽ--゙‐´リ ̄ヽd、 ''''  ̄ ̄ |l !ニ! !⌒ //
. i.! l .::::: ソ;;:.. ヽ、._ _,ノ' ゞ)ノ./
二人きり……。
これはもう拷問ですらない。
刑罰だろ。
こんな過酷な経験をしている高校生なんて、日本中探しても多分俺しかいないぞ……
なんて地味にリアルな不幸なんだ。
なんか、黙りっぱなしっていうのも、感じ悪いだろうし……
そうは言っても、花梨の父親から、悪印象は持たれたくないよなあ。
けれど……親戚でも教師でもない、軽く自分の倍以上生きていそうな人と会話する機会なんて、
俺はこれまでほとんど持っていないからな……。
なんて。
迷っている内に、あにはからんや、花梨父の方から、口火を切っていた。
「貴明君――とか言ったね」
「…………」
とかって……。
いきなり高い壁を感じる……。
「は、はい……河野、貴明です」
俺がそう答えると、
「そうか」
と、頷く花梨父。
「人類はもうすぐ滅亡する」
えええっ!?
いきなり何言っちゃってんのこの人!
「オレ達はとんでもない考え違いをしていたんだ――
1999年の破滅はオレ達の手で未然に防ぐことができた。
世間は一見平和のように見え、人々の間から忘れ去られようとしている……
だが、それすらも、つまり最初から……ノストラダムスはすべてを預言していたんだよ……!!」
と。
花梨父は続けた。
何だこれは??
俺が反応に困っているのを見て楽しんでるって風でもないし……
どうしろというのだ。どうしろと言われても、どうにもできないぞ。
なおも続ける花梨父。
「真の危機はまもなくやってくる。
この十年、俺は人類を救うべく奔走してきた。
だが、結局、ヤツら……”レジデント・オブ・サン”の計画を阻止することはできなかったんだ 」
「はあ――」
「2012年。それが運命の刻だ。
しかし民衆はまだそのことに気づきもしない。
貴明君。そして花梨も、見たところ君たちには素質がある。
若い君たちが、運命に立ち向かわなければならない」
「…………」
花梨父は。
そこで初めて、笑ったようだった。
「地球を、そして人類を、よろしく頼む――貴明君」
「……お父さん……」
……意味が、わかりません。とは言い難い空気だった。
「お待たせ、たかちゃん」
後部座席のドアを開けて、こっちの気も知らず、平坦な口調でそう言ってくる花梨。
そして、すぐさま運転席の方を向き、
「ここから先は若い二人の時間ということで。送ってくれてありがとう。
二時間ほどで戻ると思うから、仕事に勤しんでね」
「ああ」
言って、携帯電話を、花梨に示す、花梨父。
どうやら多忙な中、送迎を引き受けてくれたらしい……
これから電話で、仕事の続きというわけだ。
ん。
ということは……父親同伴は、ここまでか?
「さ。たかちゃん」
俺に手を差し伸べる花梨。俺は恐る恐る、その手を取る。
そして、花梨に引き出されるように、俺は車外に出た。
「ありがとう、キバヤシさん」
ここでようやくお礼を言って、花梨はジープのドアを閉め……
「って、父親じゃないのかよ!!!」
なんてことだ……父親どころか赤の他人と同伴のデートだったとは……
どうしてこうなった……
しかしともあれ、これでやっと、普通のデートというわけだ。
こんな平日の夜に山中まで送ってくれたキバヤシさんを駐車場に残していくのは
いささか気が引けるが、仕事があるようなので、
そこはよしとしておくとしよう。
to be continued....
863 :
名無しさんだよもん:2010/03/22(月) 07:36:01 ID:TayT/xLYO
(゚w゚)笹森花梨〜第50回定例部会〜(゚w゚)
かもりんかもりん
うんちの妖精
うんこの国のお姫さま♪
「ほら」
駐車場を出るあたりで、花梨は言った。
「そこに看板が出ているでしょ」
「あん?」
とりあえず言われた通りに、花梨の指さした方向を見ると、
そこには確かに看板があり、『来栖川天文台』の文字が記されていた。
天文台……?
ってことは……、
「えい」
反射的に、上空を確認しようとした俺の頭を花梨の右手が遮った。
こう、上からつかむような感じで、俺の頭部の動きを押さえつけ、封じる。
「何をする」
結構屈辱的だぞ……。
この歳で、上から頭をつかまれるのって……。
「たかちゃん、まだ上を見ちゃ駄目。前を見ても駄目だよ。
目線を下げて、足元だけ見て歩いてね。これは命令なんよ」
「そんな理不尽な命令に従えるか!」
「もし従えないなら、私は声をあげて泣き叫びながら、
キバヤシさんの待つあのジープに駆け込んじゃおうっかな」
「……従います」
硬軟織り交ぜた戦略とはよく聞く言い回しだが、こいつには硬しかないんだな……
と、呆れながら、俺は頭をむしろ下げ、足元に視線をやる。
花梨は、しかし、それでも、俺の頭から手を離さず、そのまま歩みを再開する。
うわあ。
犬の散歩みたい。
駐車場から離れると、途端、暗くなる。
しかしそれでも、晴れ渡った夜空からこぼれる星々の光で、
真っ暗闇というわけではない。
「要するに、天文台があるんだな?」
「うん。大型の反射望遠鏡があるみたい」
「ふうん。そのすごさってのは、ちょっとわからないけれど……そこに入るのか?」
「ううん、ちがうよ」
花梨はあっさりと首を振る。
「建物の中で望遠鏡を覗くより、
お勧めのスポットがあるんよ――と。こっち」
花梨は、道から外れ、丘を登るように移動する。
短く刈られた草を踏み分けながら、俺は花梨の足取りを追う。
中腹辺りで、花梨は足を止めた。
そこにはビニールシートが敷かれていた。
なるほど、準備とは、このことか。
「目を閉じて、横になってね」
ここまで来れば、もう逆らう理由も抗う必要もない。
花梨の意図も読めた。
俺は言われるがままに目を閉じて、ビニールシートの上に横たわった。
頭から手が離れる。そして、俺の隣に、誰かが寝転ぶ気配があった。
「目を開けていいよ」
言われるがまま。
そして、満天の星だった。
「……………………………………………うおお」
正直。
綺麗な星空よりも、星空を見て綺麗だと思うような感性が、
まだこの年齢になっても残っている自分自身に、驚いた。
人間、こんなに感動するものなのか。
降るような星々。
花梨が、爪を突き立ててまで、俺に上を見せようとしなかった理由がわかった。
まず最初に、この空を、こういう視界で、花梨は見せたかったのだ。
いいところ。
確かに、こんなにいいところはない。
あー……なんだか、ものすごく報われた感じだ。
ここまでの苦労が水に流されていくのを感じる。
「どう?――たかちゃん」
隣の花梨が、俺にそう訊いた。
彼女も――同じ空を眺めているのだろう。
「すげえ――正直、言葉にならない」
「あれがわし座のアルタイル――だね。
そこから横にすーっと逸れて、あの辺りがエリダヌス座イプシロン星だよ。
だからくじら座タウ星は、あの辺りにいる星なんよ」
花梨が、夜空を指をさして滔々と説明する。
ライトもなければ星座盤もない解説。
「あそこのひときわ明るい星がペガサス座51番星……
だから、あの辺りはケンタウルス座のアルファB星ね。
あっちにさそり座18番星……は、ちょっと判別しづらいかな」
「北斗七星くらいはわかるな」
「そう。北斗七星はおおぐま座の一部だね――
おおぐま座の47番星にも宇宙人がいる可能性が高いんだって」
「やっぱり宇宙人か」
「うん。UFOはあたしのライフワークのひとつでもあるんだから」
花梨はそうやって、地球型惑星がどうのとか、NASAの探査衛星の事とか、ロズウェル事件がどうしたとか、
彼女が長い時間をかけて勉強したのであろう、宇宙人に関する知識とエピソードとを、語ってくれた。
こんな場所のせいか、不思議と心地よく、俺の内面へと染み込んでくる。
「もし地球以外に生き物がいないとしたら、
私たちはこの宇宙でひとりぼっちなんだよね……
――ひとりは、さみしいんよ」
そう呟いて、花梨は一息ついた。
「そんなこんなで、なにはともあれ」
そして仕切りなおすように、花梨は言った。
「これで、全部だよ」
「ん……? 何がだ?」
「私が持っているもの、全部」
星空を見上げたままで言う花梨。
「ミステリを教えてあげられること。体育館の部室。それに――この星空。
私が持っているのは、これくらいのもの。
私がたかちゃんにあげられるのは、これくらいのもの。
これくらいで、全部」
「全部……」
なんだ……そういうことだったのか?
昨日のおかしな態度といい……いや、そもそも、ミステリ研でいっしょに活動を始めてから一ヵ月、
ずっとこいつは、そんなことを考えていたのか?
to be continued....
かもりんのトンスル飲みたいんよ
∠. ̄~\/
.〜/ 【】【】【】
| l ゚w゚ l
ヽ  ̄ ̄/
/ し─J
∠. ̄~\/
.〜/ 【】【】【】 スッ
| l ゚w゚ l卍
ヽ  ̄ ̄つ
/ し─J
∠. ̄~\/
.〜/ 【】【】【】 シュッ
| l ゚w゚ lミ ―=≡卍
ヽ  ̄ ̄∪
/ し─J
いやっほ〜う、かもりん最高!
873 :
名無しさんだよもん:2010/03/23(火) 13:49:20 ID:7BxM2BlQ0
ださい女
ガンダムシリーズのフラウ、ミライ、ソシエと同じ
草壁さんの言葉が思い出される。
笹森さんは、難しいですよ――と。
「あとは、たかちゃんが私に襲いかかったてきたときの証拠映像があるけど、
コピーでよければあげるよ」
「いらないよ!」
「マスターは記念だから私がきちんと保管しておくね」
「むしろそっちをよこせよ!」
「厳密に言えば、私自身の身体というのもあるよ」
「…………」
私自身の身体って……。
遠回しなようで露骨な言い方だ。
「それもいらない?」
「え、いや……その」
いらない――とは、言えないよな?
でも、この場面で、それが欲しいって言うのも、なんか違う気が……。
「これまでの私の人生ってね、実はあんまり幸せだとは言えないものだったんだけれど……
でもね――たかちゃん。
だからこそ、たかちゃんと知り合えたのだと考えると、
それを、全部、チャラにしてもいいと思えるんよ」
「…………」
「今の、ミステリ研が、私の宝物」
かざりっけのない、彼女の本音。
夏の星空。
一人ぼっちで見上げてたであろう、夏の星空。
これで全部――か。
「………………………………」
少なくとも。
一つだけ、はっきりとわかったことがある。
花梨……こいつ、相当に頭はいいし、常軌を逸して計算高い方でもあるのだろうが、
しかし、こと恋愛方面に関しては、戦闘能力ゼロだ。
完全にゼロだ。
あの山火事の日、付き合うことになった際のやり取りにおいてもそれは顕著だったが、
とにかくこの女、猪突猛進というか、たいまつを持たずに洞窟に這入ったRPGの主人公みたいだ。
自分の持ち札を全部晒して相手に決断を委ねるような、ある種の恫喝外交みたいな方法論を、
惚れた腫れたの微妙な関係内で、使うべきだとでも思ったのだろうか?
情緒もへったくれもありゃしない。
そんな迫り方をしたら、百人中九十九人までが、間違いなく引く。それこそ怖いよ。
そんなの、恋愛経験皆無の、俺にだってわかるぞ……。
まあ。
これが、俺が九十九人を除いた残りの一人だと見抜いた上での戦略なのだとしたら――
それはもう、帽子を脱ぐしかないけれど。
「笹森会長!」
「は、はい」
「笹森さんは、笹森さんらしくで……いいと思うよ。
つまり、その、俺は笹森さんの全てが好きになってしまったんだ。
すごく気になって……。
ほうっておけなくて……。
君のことが、もっと知りたくなったんだ。
もっと一緒にいたいって思った……」
「ありがと。私も好きだよ。たかちゃんのこと」
花梨はそういって、笑った。
それは、極上の笑みで……。
俺なんかのために、そんなうれしそうに笑ってくれるのが、とても照れくさく……
でも、とても誇らしく、幸せな気分で……。
そんな笑みをずっと、浮かべていて欲しいな……なんてことを、俺は柄にもなく考えていた。
こうして――今日は記念すべき日になった。
俺達にとって。
笹森語 ―花梨キャット― is end.
大人気!
花梨のかわいさで地球がヤバイ
うふ〜ん
880 :
名無しさんだよもん:2010/03/25(木) 11:00:51 ID:GnshmgvAO
(゚w゚)笹森花梨〜第50回定例部会〜(゚w゚)
べんとら
かもりんがかわいすぎて生きていくのがつらい
必要すぐる
タマゴ ツナマヨ メンチカツ
__ __ __ __ __ __
/||| /||| /||| /||| /||| /|||
 ̄~’  ̄~’  ̄~’  ̄~’  ̄~’  ̄~’
ハム&レタス ベーコン チキンカツ
コロッケ たっぷり野菜 クラブサンド
__ __ __ __ __ .____
/||| /||| /||| /||| /||| | .|||
 ̄~’  ̄~’  ̄~’  ̄~’  ̄~’  ̄ ̄
イチゴ キュウリ ハムカツ
__
|;;lヽ::/
( ゚w゚) ∫ |;;|:: :|~
( つc□ i===i=i c□c□c□
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
| ベントラー Coffee |
今年も桜の咲く季節がやってきました。
久しぶりに、THシリーズを起動させてみる予定です。
花梨に会うなら花梨√に行くのが当然なのですが、
るーこ√の花梨(以下るー花梨)にも会っておきたいですね。
るー花梨の場合は貴明に対する好意ではなく、純粋に
ミステリ仲間として手助けしてあげています。
これは花梨に限った話ではありませんが、貴明に対する
好意が強調されすぎているように思えて辟易する時があります。
るー花梨にはそれが無いので、何となくホッとします。
「友達がいない」と言われている花梨ですが、るー花梨を
見ている限りそんなことはないように思います。
相手の話をちゃんと聞いているし、話し辛いであろう内容は
聞かない思慮深さもあります。
必死になっている貴明を見て、自分自身はどうであるか
省みる姿には、とても魅力を感じます。
ネタ的性格が花梨の本性なのかもしれませんが、個人的には
るー花梨のような姿が普段の花梨なんだと思っています。
うふ〜ん
887 :
名無しさんだよもん:2010/03/28(日) 16:21:43 ID:JlvbcgKcO
(゚w゚)笹森花梨〜第50回定例部会〜(゚w゚)
かもりんかもりん
うんちの妖精
うんこの国のお姫さま♪
__________
/| ゚_ο________/|
| ̄,:ヘ 。 oノハヾo | |
| {非} ゜ ( ゚w゚) | |
| |ヾ゙ 〜'⌒ヽ(彡 ,ノミ)__|_|
|/ ̄`〜'^ヽ、 _,ノ 。ο|/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
また花梨が勝ってしまったのか
いやっほ〜う、会長最高!
会長最高!
スカトロ最高!!
会長のスカトロ超最高!!!
なんでこんなに人気なの?
γ~三ヽ
(三彡Oミ)
(゚w゚)
( )
( (~
~) )
Ω ((~~
_γ⌒ヽ、V
(_| ̄ ̄_フ
> <
必要すぎる
896 :
名無しさんだよもん:2010/03/31(水) 21:49:03 ID:dn8kXL+/0
会長!!
僕を入部させてください
会長のうんちを食べる覚悟のない奴には入部は許可しません
898 :
名無しさんだよもん:2010/04/01(木) 08:03:46 ID:brnwpUpTO
ごめんなさい
諦めます
大人気!
900 :
名無しさんだよもん:2010/04/02(金) 12:19:10 ID:A4MAxtrwO
(゚w゚)笹森花梨〜第50回定例部会〜(゚w゚)
今年も会員を勧誘しまくるんよ
この前気付いたことなんですが、るーこ√→花梨√と進むと
何かと手助けしてくれた良い感じのサブキャラ(るー花梨)が
なんと攻略できる!しかも知らないうちにデレられている!
…というステキ展開なんですね。
ちょっと得した気になりましたw
∧__∧
/<l> <l>\
(≡ W ≡)
<^(゚w゚)ノハヾ^ゝ
´ ∩! ^ヮ^ノ∩'` < るー!
ミ 卵 ミ
ミ.,,..,,.,.,,,.ミ
∪∪
べんとら
904 :
名無しさんだよもん:2010/04/05(月) 00:51:52 ID:nfys124gO
OVAのおまけで、由真のことをゆまっちと呼んだのがよかった
かもりんいる子
かわいいんよ
907 :
名無しさんだよもん:2010/04/06(火) 00:24:24 ID:fWLbik4AO
最近花梨が可愛く見えてきて仕方がない
昔は黄色いらねって思ってたのに
いやっほ〜う、会長最高!
909 :
名無しさんだよもん:2010/04/07(水) 12:07:21 ID:wX4WkQm6O
(゚w゚)笹森花梨〜第50回定例部会〜(゚w゚)
910 :
名無しさんだよもん:2010/04/07(水) 23:16:39 ID:P2ij0Klg0
なんよ
大人気!
かもりんのトンスルのみたいんよ
■ToHeart2 キャラクター人気投票(ケータイ公式サイト『ハートToHeart』内)
・愛佳でいくの!「FINAL DRAGON CHRONICLE」1次職
・投票期間:2010年04月01日(木)〜2010年04月30日(金)24時(1日1票、会員以外も参加可能)
※22日まで途中集計結果を閲覧可能
・参加キャラクター(全19名)
柚原このみ(マジックユーザー)、向坂環(ファイター)、小牧愛佳(マジックユーザー)、笹森花梨(スカウト)、
姫百合珊瑚(マジックユーザー)、姫百合瑠璃(ファイター)、十波由真(スカウト)、ルーシー・マリア・ミソラ(マジックユーザー)、
草壁優季(メイド)、久寿川ささら(ファイター)、まーりゃん先輩(メイド)、山田ミチル(マジックユーザー)、吉岡チエ(ファイター)、
小牧郁乃(スカウト)、菜々子(マジックユーザー)、イルファ(スカウト)、河野はるみ(ファイター)、シルファ(メイド)、柚原春夏(メイド)
また花梨が勝ってしまったのか
花梨「教えてやるんよッッ 何でミステリ研会長が300年で1人しかいないのかッッッ」
人気者はつらいんよ
>>917 このフレーズっていつごろから使われてたっけ?
べんとら
花梨ェ・・・
923 :
名無しさんだよもん:2010/04/13(火) 12:02:48 ID:FXt2PUG6O
(゚w゚)笹森花梨〜第50回定例部会〜(゚w゚)
924 :
名無しさんだよもん:2010/04/13(火) 23:05:04 ID:Uw9xQTZ+0
ミステリ研の〜花梨さん〜♪
ウンコ〜垂れて〜、ウンコ垂れて♪
ウンコ垂れてウンコ垂れてまた明日〜♪
925 :
名無しさんだよもん:2010/04/14(水) 00:34:12 ID:Zu9ORycdP
ゞ゛ヾ゛;:"゛ゞ"'';;,r';";;ヾ、:::::::::|::::::i####lllllllllllliiiiii;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ̄ "''''' ::::::::::::::::::::::::::::|”””””””ヽ、””””"
ヾ、ハ,;;^",,;;;;;,r''^"::;''"",r'::::::::|、::::||iiiiilllllllllIIIIIIIIII||||||||||||||||||||:::::::::::|llllliii|::::::::::::::::::::::|^~^~^~'i~"
ヾゞ,、;:,,y''''7''""""'';;'':::::::::::::|;;`ヽ;、_,、::;;;;;”””””””””””'''''''''..::;;;:::::;!!!!!iil::::::::::::::::::::::|::::::::::::::::|
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;;;''ゞ;;;,i^'',、lll||||||||||||:::::::::::::::::::::::::::::|r'_ノ`i~,k'_~T"v~「^j,´)、_}ーv'ケ^〜v__ゝ;く,ノ~i_jヘヽv~「^j´)、
;;',;ヾ;ヾ;、;;;'''゛iil||||||||l::::::::::::::::::::::::::: 、_}~ス、く,ノ~i´_K´ナv^ーヌ_ヽ^{~フv7_,r`}フ〜vレン、ヽフv_,r`}ヽ
Il"^ヾ、,rーir;======i、; 士 イ_,レ´i~,;k'_~メv^-チ_ツゝく,ノ~v^j,´)、_}ゝク-ヽヽノiス´ヽ^{、
∋≧≦∈ ノ`i~,k'_~T"v~「^j,´)、_}ーv'ケ^‐スj〜シ'_ノ`iへヽ}v'ケ^〜v、
∧,,∧ (゚w゚ )ゝ T"v~「^j,´)、_}~ス、く,ノ_,ク~-{`y´K´ナv^ーヌ_{ソ\ヽく,ノ~i´ナ,、
/ο ・ )Oニ)<;;>
/ ノ lミliii|(ヾゝ 彡
(o_o,イ__ヽ´|(_/ ノ~⌒)彡 ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
ノllllllllヽ| | ̄ノl ノ
/ /~ヽ ノ'''''''~ヽヽ\ヽ_
ヽニフ|_| (_/ ヽノ
(_ヽ
いやっほ〜う、会長最高!
かわいいんよ
大人気!
新入生女子A「でさー」
新入生女子B「へー」
花梨「ううっ、急にめまいが……ばたっ」
新入生女子A「うわっ」
新入生女子B「え、あの、大丈夫ですか?」
花梨「すみません、体育館の用具室まで、連れて行ってもらえませんか?」
新入生女子A「は、はい……」
新入生女子B「大丈夫ですか?着きましたよ」
花梨「うう……」
新入生女子A「お気をたしかに……」
花梨「あ、ありがとう。そして……
ミステリ研究会へようこそ!!
はいっ、ここにサインしてね!」
新入生女子A「ひっ」
新入生女子B「ま、間に合ってます!」
新入生女子A&B「きゃー」
花梨「……行き倒れ作戦、失敗なんよ」
花梨のかわいさで寒波がやばい
お仕事ご苦労様です
∧__∧
/<-> <->\
(≡ W ≡)
<^(゚w゚)ノハヾ^ゝ
´Wリ(!‐ ヮ‐ノv'` ペコリ
ミ つ⊂ミ
〜ミ.,,..,,.,.,,.ミ
∪∪
べんとら
933 :
名無しさんだよもん:2010/04/19(月) 12:05:37 ID:zQ8V9ZzYO
(゚w゚)笹森花梨〜第50回定例部会〜(゚w゚)
黄色はマジで死ね
かもりんのうんちたべたいんよ
臭ぇぞぉー
花梨のウンコは気が狂うほど臭ぇ
ティリア打倒おめでとう。
花梨ちゃんのうんちをおかずにしたい
/ ` 、
/ \
/ i ヽ \ \ ト\
| l ∧\ ヽ l l | ヽ
__宀 l ,斗r‐-ヽ \r'~「`l l ト レ
_, −^ ゚w゚| ///__,, ',ァセト、Y<ー< __________
> YV|. <|:ir:::ト '}:::ソ|"ハ _ > /
^ 7 〉- ト、. ヒ:;;ソ ,  ̄"/ ヽ < < 人気が急上昇なんよ!
> / / ハ r‐ァ イ \ ヽ \
ー‐ 7∧ /V ^ く ` 、`_, イハト トーー^  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ / / ^ \ / \ ^ヽト| `ヽ
レミ 、 \_,_| |ヽ、
/^ \\ \ | | l l
/ i ヽ ヽ、 \ | ノ ∧ |
かわいすぐる
かわいすぐるかもりんのかわいすぐるうんちたべたい
いやっほ〜う、会長最高!
943 :
名無しさんだよもん:2010/04/21(水) 10:24:16 ID:YtY9nssl0
会長最高!
スカトロ最高!!
会長のスカトロ超最高!!!
⊂⌒ヽ <^(゚w゚)ノハヾ^ (⌒⊃
\ \w リ(i!゚ ヮ゚ノv'`/、 /
⊂二二二 ・) ・) ニ二⊃ いやっほ〜う かもりん最高〜
\ \_ ..../ /
( φ )
ヽ_,*、_ノ
゙ミ;;;;;,_
ミ;;;;;;;;、;:..,,.,,,,,
i;i;i;i; '',',;^′..ヽ
゙ゞy、、;:..、) }
.¨.、,_,,、_,,r_,ノ′
/;:;":;.:;";i; '',',;;;_~;;;′.ヽ
゙{y、、;:...:,:.:.、;:..:,:.:. ._ 、}
".¨ー=v ''‐ .:v、,,、_,r_,ノ′
/;i;i; '',',;;;_~⌒¨;;;;;;;;ヾ.ミ゙´゙^′..ヽ
゙{y、、;:...:,:.:.、;、;:.:,:.:. ._ .、) 、}
".¨ー=v ''‐ .:v、冫_._ .、,_,,、_,,r_,ノ′
/i;i; '',',;;;_~υ⌒¨;;;;;;;;ヾ.ミ゙´゙^′.ソ.ヽ
゙{y、、;:..ゞ.:,:.:.、;:.ミ.:,:.:. ._υ゚o,,'.、)、}
___
, ´ ` 、 __
/ ≦_
/ <二
/ l、 \ ヽ \ ヽ ' , \
_j\∧ j / / j \ \ \ ヽ ', ', <ヽ
__> ヽ ヽ.| j j ,.斗― \ ヽ '⌒ヽ l !ヽ. \
>‐r‐r‐ャ‐、/¨ヽ l | / ヽ ゝ‐\', | .レ >'
/ヽ.ォ 〉 〉 〉Y{O |∧ | /ォ―ャミ z弌ミN ./ ∠ __
,r= <:::::::::(_ノノノノ \__ノrヽ. jヽ トュ圦 , ´ l j/ _≦
/ \:::::::::/ { .ヽ ゝ ' ´ ハ \ 大人気!
/  ̄/ 〃 ィ ` フ\ r 7 .イ __\
/ / >≠=≠==‐ ':::::::::::>. / \
/ ,/_ ∠_:::::::::>< >、 :::::::::::::::::::ヽ 7ァ.<∧ l\ l\_\
/ ∠_ ,> ' ヽ \:::::::::::::::::::\_ム:\ソ ヽ!
. / ,ハ __ ヽ \:::::::::::::::::::\ 1:\
j /ノ ―−  ̄ \ \::::::::::::::::::ヽ |:::::::ヽ
{_ レ ヽ ::::::::::::::::N::::::: イ
¨ - ..___ / >――ャ<-┴ 、 _
 ̄ ヽ 二 フ /: : : : :/{ : }、: : : : :\ ,イj: : :>
Yv' .<: : : : :./: :/丁l: \: : : : :\./l: : /
かもりん大勝利!
いるんよ
948 :
名無しさんだよもん:2010/04/24(土) 07:42:32 ID:kJxev/0gO
(゚w゚)笹森花梨〜第50回定例部会〜(゚w゚)
Routesを再プレイしてみました。
全くの素人意見ですが、キャラクターの描線が
シンプルでアニメのような印象を持ちました。
スーパー主人公が大活躍するご都合主義展開に
辟易してしまう人もいると思いますが、可愛らしい
キャラクターを見ていると何だか元気になります。
ささら、るーこもカワタ画ですが、やはり花梨がRoutesの
雰囲気に近いですね。底抜けに明るい性格もありますが、
どこか浮世離れしているというか…
花梨ならクラスメイトでもドジっ娘ナビでもオカルトエージェントでも
押しが強いホステスでもニルヤの村娘でも違和感無いですw
べんとら
べんとら
便とら
大便とら
/♯#\ /゚w)
(ソ♯#♯#Y /
(_)――-(_)′
かわいいんよ
うんち食べたくなるほどかわいい
大人気!
大人気の花梨ちゃんの
大便はやっぱり
大人気!
957 :
名無しさんだよもん:2010/04/29(木) 08:27:43 ID:7WTU5+kXO
(゚w゚)笹森花梨〜第50回定例部会〜(゚w゚)
958 :
名無しさんだよもん:2010/04/29(木) 12:02:07 ID:L/sjs+eZO
黄
かもりんかもりん
うんちの妖精
うんこの国のお姫さま♪
かわいいよね
ほんとかわいいよね。
うんち食べてもいい、とまで思わせるほどかわいいのは花梨だけ
いやっほ〜う、かもりん最高!
かもりん最高!
スカトロ最高!!
かもりんのスカトロ超最高!!!
会長大活躍!
⊂⌒ヽ <^(゚w゚)ノハヾ^ (⌒⊃
\ \w リ(i!゚ ヮ゚ノv'`/、 /
⊂二二二 ・) ・) ニ二⊃ 括約筋が大活躍なんよ〜
\ \_ ..../ /
( φ )
ヽ_,*、_ノ
゙ミ;;;;;,_
ミ;;;;;;;;、;:..,,.,,,,,
i;i;i;i; '',',;^′..ヽ
゙ゞy、、;:..、) }
.¨.、,_,,、_,,r_,ノ′
/;:;":;.:;";i; '',',;;;_~;;;′.ヽ
゙{y、、;:...:,:.:.、;:..:,:.:. ._ 、}
".¨ー=v ''‐ .:v、,,、_,r_,ノ′
/;i;i; '',',;;;_~⌒¨;;;;;;;;ヾ.ミ゙´゙^′..ヽ
゙{y、、;:...:,:.:.、;、;:.:,:.:. ._ .、) 、}
".¨ー=v ''‐ .:v、冫_._ .、,_,,、_,,r_,ノ′
/i;i; '',',;;;_~υ⌒¨;;;;;;;;ヾ.ミ゙´゙^′.ソ.ヽ
゙{y、、;:..ゞ.:,:.:.、;:.ミ.:,:.:. ._υ゚o,,'.、)、}
966 :
名無しさんだよもん:2010/05/04(火) 09:06:53 ID:gfYj7KqmO
(゚w゚)笹森花梨〜第50回定例部会〜(゚w゚)
アニメToHeart2のテレビ版は黒歴史扱いなんですね…
見ない方が幸せなんでしょうか?
第五話、第七話に花梨が出演しているようですが。
>>967 ⊂⌒ヽ <^(゚w゚)ノハヾ^ (⌒⊃
\ \w リ(i!゚ ヮ゚ノv'`/、 /
⊂二二二 ・) ・) ニ二⊃ 花梨ちゃんの登場回はいい出来なので、
\ \_ ..../ / そこだけでもぜひ見てほしいんよ〜
( φ )
ヽ_,*、_ノ
゙ミ;;;;;,_
ミ;;;;;;;;、;:..,,.,,,,,
i;i;i;i; '',',;^′..ヽ
゙ゞy、、;:..、) }
.¨.、,_,,、_,,r_,ノ′
/;:;":;.:;";i; '',',;;;_~;;;′.ヽ
゙{y、、;:...:,:.:.、;:..:,:.:. ._ 、}
".¨ー=v ''‐ .:v、,,、_,r_,ノ′
/;i;i; '',',;;;_~⌒¨;;;;;;;;ヾ.ミ゙´゙^′..ヽ
゙{y、、;:...:,:.:.、;、;:.:,:.:. ._ .、) 、}
".¨ー=v ''‐ .:v、冫_._ .、,_,,、_,,r_,ノ′
/i;i; '',',;;;_~υ⌒¨;;;;;;;;ヾ.ミ゙´゙^′.ソ.ヽ
゙{y、、;:..ゞ.:,:.:.、;:.ミ.:,:.:. ._υ゚o,,'.、)、}
べんとら
(◎)
__________ ┃
\∋)》,》,》,》,》,》,》》 ◎ |\_┃
/∋)》,》,》,》,》,》,》》彡 ゝ |/ ┃
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┃
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'´, ヽ.┃
<^(゚w゚)ノハヾ^、 < UMA捕獲なんよ!
´Wリ(i!゚ ヮ゚ノv'`
/ ̄ ̄ ̄ ̄.\
〜 .|) ○ ○ ○ (|
/″ \
〜 / ________.\
⌒ ∪ ∪ ∪ ∪ ∪ ∪ ⌒
必要な子
972 :
A.T_1:2010/05/06(木) 22:18:00 ID:FSh1plU0P
「球技大会に出るんよ!」
ミステリ研部室に入ってくるなり、花梨は高らかに宣言した。
よく晴れた五月の日のことであり、放課後であった。
俺は、この部屋にいる、俺以外の四つの顔を見回した。
最初に見たのは、(花梨が)部室に持ち込んだガスコンロで、
紅茶を淹れる準備をしている草壁さんだった。
花梨の、ミステリ研への勧誘にあっさり承諾した草壁さんは、
毎日のように部室へと通い、給仕係のようなことをしてくれている。
俺もここ最近は、彼女の淹れてくれた紅茶を飲むのが日課になっている。
その草壁さんは、球技大会がどうしたという花梨の宣言を聞いた後、
「え……?」
カナリアの挨拶のような可愛らしい声でリアクションしたきり、絶句を続けている。
無理もない反応だ。
973 :
A.T_2:2010/05/06(木) 22:18:48 ID:FSh1plU0P
俺は次に、この場にいるもう一人の同級生の顔へと視線を向けた。
「るー」
『うーの調査だ』といいつつ、なぜかミステリ研に居座り続けているるーこだが、
別段、積極的に活動に参加するでもなく、
いつもただいっしょにいる、といった具合だ。
といっても、積極的に部活動らしきことをしているのは花梨だけだが。
るーこは挨拶?をしたきり、無反応だった。
その横には珊瑚ちゃん、瑠璃ちゃんの姉妹がいた。
「る〜☆」
「……」
珊瑚ちゃんはわかっているのかいないのか、いつもどおり明るく宇宙のアイサツをし、
瑠璃ちゃんはぽかん、とした感じで花梨を見ていた。
974 :
A.T_3:2010/05/06(木) 22:19:40 ID:FSh1plU0P
「何に出るって?」
誰も反応しないので、いつものように俺はしぶしぶ花梨に訊き返した。
どうしてみんな、俺を花梨の通訳係にしたがるんだ。
迷惑この上ないぞ。
「じゃ〜ん!これなんよ」
得意満面の表情で花梨が俺に差し出したのは、一枚のビラだった。
『第十九回校内球技大会参加募集のお知らせ』
球技大会……といっても、それ自体は当然知っている。
この学校では、毎年この時期に開催され、
休日にもかかわらず登校を強いられるという嬉しくないイベントだ。
どうせなら平日にして授業をつぶしてくれればいいのに、とつくづく思う。
大会参加は自由で、チームも好きに組んでいいのが特徴だ。
不参加の奴は自習扱いとなるので、去年は俺も雄二もサボりを決め込んでいた。
まあ雄二は女子の撮影にいそしんでいたような気もする。
今年の種目はたしか、野球だったかな。
975 :
A.T_4:2010/05/06(木) 22:20:52 ID:FSh1plU0P
「ここを見てよ、たかちゃん!」
と言って花梨が指差すその先を見ると、
『優勝チームには賞金30万円!!』
とでかでかと書かれていた。
「30万円!?」
賞金って……たかが球技大会で、ホントかよ?
「で、誰が出るんだ、その野球大会に」
解ってはいたが訊いてみた。
「わたしたちに決まってるんよ!」
と花梨は断言してくれる。
「ミステリ研の活動資金をこんなに提供してくれるなんて、
生徒会も太っ腹だよね、たかちゃん」
なぜもう勝った気でいるのかはさておき、
30万円という大金は確かに魅力的だ。
しかし、それをこんな怪しげなクラブの活動資金にするなどとんでもない。
テロリストに銃器を与えるようなものだ。
「あのさ、笹森さん」
「なにかな、たかちゃん」
「その『たち』というのは、俺と草壁さんとるーこと珊瑚ちゃん、瑠璃ちゃんも入っているのか?」
「あたりまえだよ」
「俺たちの意思はどうなるんだろう」
「あと三人、メンツを揃える必要があるよね」
「いや、じゃなくて……」
「何か意見があるなら会議で聞くんよ」
会議? いつも一方的に花梨がわけの解らんことを俺たちに押つけるために開かれる、
ミーティングみたいなやつのことか?
976 :
A.T_5:2010/05/06(木) 22:21:53 ID:FSh1plU0P
「みんな、狙うは優勝だかんね!私たちは一敗も許されないんよ!」
「ええ、がんばりましょう」
「るー」
「る〜☆」
「さんちゃんが出るなら、ウチも出る」
おいおい、みんな反論のひとつもないのか。
「じゃあ道具は、たしかこの部屋のあの辺に……」
ごそごそと物色し始める花梨。
「ふふ、宇宙人捕獲作戦やUMA探索合宿旅行とかじゃなくてよかったじゃないですか。
せっかくの機会なんだし、楽しみましょう」
と草壁さんが耳打ちしてくる。
「うん……そうだね」
と俺も納得することにした。
to be continued....
会長大勝利!
978 :
A.T_6:2010/05/07(金) 22:10:53 ID:uNXYOfOpP
「それで、球技大会はいつなんだ」
「明日だよ」
「明日!? いくらなんでも急すぎるだろ」
「そのビラが撒かれていたのは今日だったよ。
それに、もう申し込んじゃったし。
あ、安心して、チーム名はミステリ研究会にしといたから。
そのへんは抜かりないんだから」
脱力した。
「……他のメンツはどこからかき集めるつもりだ?」
「たかちゃんに任せるよ」
さらっと言ってくれるが、それは一番大事なことじゃないのか……
「……ああ、わかった。何とかするよ」
と力なく答えた。
この場合、逆らっても労力の無駄だということを、既に学習しているからだ。
花梨は鷹揚にうなずいて、
「じゃあ、まずは特訓ね、特訓」
と、埃だらけのミットやらボールやらが入ったかごを、
用具棚の奥から引きずり出してきた。
「これでやるん?」
と瑠璃ちゃんが言いうのも無理はなく、
かごに入っていたのは折れたバット、破けたグラブ、綻びたボールばかりだった。
「うーん、道具は買いに行ったほうが良さそうですね……」
「えへへ、そだね」
この上、余計な出費がかかるのかよ……
979 :
A.T_7:2010/05/07(金) 22:13:27 ID:uNXYOfOpP
出来るだけ出費を抑えるために、俺たちは町外れにあるディスカウントストアに向かった。
ここなら一人二千円も出せば、必要な道具がそろう。
花梨は上機嫌な様子で店内を物色していた。
本当は元凶であるこの女に全額出してもらいたいところだ。
「えっと、スポーツ用品売り場は……」
「わぁ〜っ!、瑠璃ちゃん見て〜!狼男〜」
「さんちゃん、お店のもん勝手にかぶったらあかんよ」
「この水晶のアクセサリーかあいいな」
「うーではガイコツを身に着ける習慣があるのか?勇ましいな。
るーでのハンティングを思い出すぞ」
既にぐだぐだだった。
「じゃ〜ん、たかちゃんどうかな?」
「るー」
「ちょっと恥ずかしいですね」
見ると、花梨、るーこ、草壁さんはそれぞれ黄色、ピンク、黒を基調とした
メイド服をまとっていた。
「うぐ、い、いいんじゃないかな……」
「貴明さんに褒められちゃった」
「もう、たかちゃんたら照れ屋なんだから。
『キミの魅力に僕はもうメロメロだよ』くらい言ってくれてもいいのに」
「うーはカイショウナシだぞ」
「じゃなくて!俺たちは野球道具を買いにきたんだろ!」
980 :
A.T_8:2010/05/07(金) 22:14:33 ID:uNXYOfOpP
ようやく目的の品物を購入した。なんかどっと疲れたぞ。
「あれ?瑠璃ちゃんは?」
「さっきまでウチといっしょにおったよ」
「じゃあ私が探してくるんよ」
「……かめ?……すっぽん?
……へんなカオ」
「る〜りちん!」
「わわ!」
「なに見てたの?」
「な、なにも見てへんよ」
「わぁ、かわいいすっぽんだね!」
「かわいい?ていうか、それ、すっぽんなん?かめちゃうん?」
「なんていうか、錬金術師の弟的なかわいさだよね」
「どんなかわいさなん?それ……」
そしてその日はグラウンドの片隅で、花梨いわく『野球の特訓』
と称する玉遊びをして解散となった。
to be continued....
981 :
名無しさんだよもん:2010/05/08(土) 15:47:00 ID:dj1BrGvsO
(゚w゚)笹森花梨〜第50回定例部会〜(゚w゚)
982 :
A.T_9:2010/05/08(土) 22:20:28 ID:SjDAfejyP
翌朝。
俺たちはグラウンドへと集合した。
俺たちの他にも、運動部とおぼしき連中がチームを組んで集まっていた。
周りの体育会系なオーラに、俺たちだけどうにも場違いな雰囲気だった。
それと言うのも女の子ばかりのチームだから、というだけではない。
「たかちゃん、ちょっと来るんよ」
花梨は俺を引っ張っていくと、
「ねえ、たかちゃん。
あの子達はいったい何なのかな?」
と、自軍を見やる。
「何って、残りのチームメイトに決まっているだろ。
ちょうど3人。ぜんぜん問題ないじゃないか」
「ふうん、たかちゃんってそういうシュミがあったんだね。
浮気者ぉ」
「ちょ、人聞きの悪いことを言うなよ!」
俺が昨日声をかけたのは、何を隠そう菜々子ちゃんだった。
一人では来づらいだろうし、ついでに人数あわせに友達にも来てもらうよう頼んで、
スミレちゃんにひとみちゃんという子もいっしょに来てくれた。
俺だって、何も考えずに菜々子ちゃんを選んだわけではない。
そもそも俺は、せっかくの休日に朝っぱらから起きだして運動するなんて、
ぜんぜん乗り気ではないのである。
ましてや万が一にも花梨に優勝してもらっては困る。
そこで、菜々子ちゃんたちには大変申し訳ないが、
確実に負ける要因を入れておく必要があるのだ。
あわよくば部外者ということで、チーム登録すらできずに棄権というのが
理想だったが、なぜかすんなり受け入れられてしまった。
運営は何をしているんだ。
「ま、いっか。
ちょうどいいハンデだよね」
どうやら勝つつもりらしい。どうやってだろう。
983 :
A.T_10:2010/05/08(土) 22:22:20 ID:SjDAfejyP
「あのあの、お兄ちゃん、菜々子たちを呼んでくれてありがとうなの!
菜々子、お兄ちゃんのためにがんばるも!」
「ナナちゃん、ファイト!」
「お兄さん、その人って、お兄さんのカノジョなの?」
一瞬、場が凍りついた気がした。
菜々子ちゃんがなぜか、泣きそうな目でこっちを見ている。
「いやいや、ちがうよ!」
「そうだよ、恋人なんかじゃないんよ!
どちらかというと、奴隷……」
「もっとちがう!
怪しまれるようなこと言うな!」
「うふふ、貴明さん、もてもてですね」
「あの、草壁さん、笑顔なのになにか怖いんですけど……」
984 :
A.T_11:2010/05/08(土) 22:23:59 ID:SjDAfejyP
と、その時、スピーカーの割れた音とともに、
聞き覚えのある声がグラウンドに響き渡った。
「勇敢なる戦士諸君、よくぞ集まってくれた!
これより第十九回球技大会改め、真説☆まーりゃん杯(カップ)を開催する!!
お前たち、勝利の名誉が、そして賞金が欲しいかー!!!」
各チームから喚声があがる。
「よろしい。ならば我が精鋭を打ち倒してゆくがよい!」
と、いつの間にか設置されていたステージに、
まーりゃん先輩と、野球ユニフォーム姿の軍団が現れた。
あれは……野球部か!
そうか。賞金のことといい、やはりあの人がすべて仕組んだのか。
「待ちなさい!」
と、ステージ上に、新たな人影が現れた。あれは……
985 :
A.T_12:2010/05/08(土) 22:26:14 ID:SjDAfejyP
「ちょっとおいたが過ぎますよ、まーりゃん先輩」
「静粛に。この大会は即刻中止にします」
タマ姉に、久寿川先輩だった。
「校内の球技大会で、賞金なんて認められるわけがないでしょう」
「ふっふっふ、だがね、ちみたち、
この大会は、正当な手続きを踏まえて開催に至っているのだよ」
とまーりゃん先輩は、一枚の書類を取り出した。
「これは……予算申請書!?予算30万円が認可されてるですって!?」
「そんな、だって一昨日までは……」
「それにだね、ここにきて中止など、
この場に集った猛者たちが許すわけないだろう!!」
グラウンドからいっせいにまーりゃんコールが沸き起こる。
これが金の魔力か。
「どうする?久寿川さん」
「やむを得ませんね……こうなったら、公正な手段でお金を取り戻します。
生徒会チームも大会にエントリーしてください」
「いいだろう、さーりゃん。
俺の軍団に勝てるかな?ほーっほっほっほっほ!!」
to be continued....
かわいいんよ
いやっほ〜う、会長最高!
べんとら
大人気!
かもりんのうんちたべたいんよ