リノリウムの床総合スレッド

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9名無しさんだよもん
■ONE
MS27.txt
> …パタパタパタ。
> 廊下を歩く音。
> ゴム底の薄っぺらい上履きが、無機質なリノリウムの床を歩く。

■Kanon
SEEN110.txt
> 目的のノートは容易く見つかった。
> それを抱えると、足早にきた道を辿って、教室の出口へと向かう。
> たん、と俺の足が廊下のリノリウムを叩いた。
SEEN110.txt
> 目の前の空間が裂けた。
> 矢継ぎ早に大振りの剣がその空間の肩口へと振り下ろされていた。
> ガンッ!!
> 刃はリノリウムの床に突き立っていた。
SEEN308.txt
> 剣を掲げて構える。
> 振り下ろしたときに、その先に捉えてさえすればいいのだ。
> そうすればややこしくならないで済む。
> 三歩、正確には二歩と半歩、素早く踏み出したところで、床のリノリウムに向けて垂直に両腕を振るった。
SEEN420.txt
> 【祐一】「ちょっと校舎の中を歩くくらい問題ないだろ?」
> 【栞】「…そうですね。分かりました」
> 【祐一】「よし、じゃあ、日が暮れる前に行くぞ」
> 【栞】「はい」
> 複雑な表情で校舎を見つめる栞を促して、開いていた昇降口から中に入る。
> 【祐一】「本当に誰もいないな…」
> 【栞】「そうですね…」
> こつこつとリノリウムの床を叩く音だけが長い廊下に響いていた。
10名無しさんだよもん:2008/01/14(月) 17:44:38 ID:jWCItyEA0
■AIR
SEEN603.txt
> …コツッ…コツッ…コツッ…
> 人気のない校舎の中を歩いた。
> リノリウムの廊下は、差し込む夕陽の斜光に赤く染まっていた。
SEEN612.txt
> …白いリノリウムの階段を上った。
> 足跡は、水滴となって、俺の後ろに続いた。
> 暗い廊下。
> 非常階段を示す黄緑色の明かりだけが、薄闇に浮かんでいた。

■CLANNAD
3514.txt
> はっきりと言うんだ。
> 俺が好きなのは誰なのか。
> そしてこれ以上、椋の側にはいられないということを…。
> ゆっくりと日が傾き、影が長くなっていく。
> リノリウムの廊下も夕陽を浴びて赤く染まる。
4421.txt
> 廊下をそのまま、トイレまで歩く。
> 個室に入り、教師のスリッパの音をいくつかやり過ごした。
> 廊下に戻ると、誰もいなかった。
> 授業中の緊張だけが、リノリウムの床にひんやりと漏れていた。
7600.txt
> まぁ無理に誘うもんじゃないか。
> それから俺達は黙って勝平の病室まで歩く。
> コツコツ…とリノリウムを叩く靴の音が、まるで何かを置いてきているような感じがした。
11名無しさんだよもん:2008/01/14(月) 17:45:39 ID:jWCItyEA0
■リトルバスターズ!
0517.txt
> 【来ヶ谷】「さあ、翻弄してやろう」
> きゅっ、という音がリノリウムに響く。
> …来ヶ谷さんがいつのまにか真人の後ろに回りこんでいた。
0521.txt
> 【小毬】「ちょっと前までつかってたみたいだしね」
> カツカツ、とリノリウムの床を複数の靴音が叩く。
> 階段の踊り場をぐるり、と回ると、いかにもな通路に出た。
0521.txt
> 【小毬】「あ、扉はっけーんっ!」
> おおう、と僕たちはどよめいた。
> ぐるぐる回っているうちに見慣れたリノリウムの床。
0523.txt
> 【葉留佳】「ちゃんと探してくれてる?」
> 【理樹】「…もちろんだよ」
> リノリウムの床はとても綺麗で、ゴミ一つ落ちていない。
3000.txt
> 葉留佳さんは苛立たしげにリノリウムを上靴で叩いた。
> いつもと違った不機嫌そうな葉留佳さんに、少し驚く。
5000.txt
> 【真人】「こいつは怪事件だな…」
> 【理樹】「いやいや…」
> と、リノリウムに響く足音が。
5004.txt
> 宿直の人に見つかると事だから、と明かりもつけていない。
> …光源は月明かりと非常口の緑の蛍光灯くらいのものだった。
> それでも、緑の蛍光灯はリノリウムに反射し、足元くらいは照らされている。