【エクスタシー】リトバス妄想スレpart6【18禁化】

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348だーてぃー・くーにゃ(1/4)
「クド…」
「…わふ」
 僕が唇を寄せると、彼女は困ったように顔をそらす。
 クドの部屋のベッドの上。ふたりの間に沈黙がおりた。

 僕らは元通りの日常を取り戻したはずだった。
 だけどすべてが元に戻ったわけじゃなかった。
 テヴアから帰ってきたクドは僕のキスを拒むようになっていた。
「クドは…僕のこと嫌いになったの?」
 その日とうとう耐えられなくなって僕はクドに訊ねた。
「そんなことないです…大好きです」
「だったら、どうしてキスさせてくれないの…してくれないのさっ!」
 声の苛立ちを抑えることができなかった。
「…私は汚れてるんです。キスしたらリキまで汚れてしまいます…」
「え…?」
 意味がわからない。
「汚れてるって…なんだよそれ…。僕にわかるように言ってよっ」
 明らかに言いたくなさそうな顔をするクドに僕はいつまでも食い下がった。
 それでようやくクドは教えてくれた。残酷な事実を。
「…テヴアでリキじゃない男の人とセックスしました…たくさんの男の人と…」
「そんな…」
 暴動のさなか連絡を絶ったクドの身にそういうことがあったんじゃないかという心配はずっとしていた。
 けれど、そんなことこちらから訊けるはずがないし、クドも全然そんな様子を見せなかったので僕はすっかり安心していた――なにもなかったんだ、と。
「あそこだけじゃなくて…口もおしりの穴も使ってセックスしました。何度も何度も…」
 その言葉がさらに僕を打ちのめした。
「この口で、」
 と桜色の下唇に指をあてクドは言う。
「たくさんの男の人の…」
「クドっ!」
 僕はクドの両肩を掴んでやめさせた。
「いいんだ……クドは汚れてなんかないよっ! だって、そんなのクドのせいじゃないじゃないか。悪いのはその男たちだ。クドは悪くない。クドがどんな目に遭ってても汚れてるだなんて僕はっ…!」
349だーてぃー・くーにゃ(2/4):2008/01/20(日) 12:22:02 ID:259bZuKk0
「リキ」
 奇妙に落ち着いたクドの声が、捲くし立てる僕を遮った。
「違うんです…私は汚れてます」
「どうして、どうしてそんなこと言うのさ…」
 怒りと悲しみでほとんど涙声になりながら僕は言った。
「リキ、見てください」
 そう言うとクドはスカートの端をつまんで持ち上げた。
「……!」
 むせそうに濃いにおいが広がり、僕は言葉を失う。
 クドの下着はおしっこを漏らしたみたいにぐっしょり濡れていて、透けた布地がぴたりと肌に張りつき、無毛のわれめのかたちさえわかりそうだった。
「さっきから、ずっとこうなんです…」
 クドの声に、そこしか見てなかった僕ははっと顔を上げる。
「リキだから…じゃありません。誰でも、男の人が近くにいるだけでこうなっちゃうんです」
 頬がみるみる赤く染まり、早口になっていく。
「したくて、したくて…たまらなくなるんです…」
 もうクドは発情しているのを隠そうとしなかった。
「授業中もずっと我慢してて…休み時間になったら急いでお手洗いに入って自分でしてるんですっ…」
 たしかに…授業が終わる度にすぐに席を立ってトイレに行くクドの姿におかしなものを感じてはいた。
 だけど、そんなのって…。
「今だって…欲しくて欲しくてしょうがないんですっ。ああっ…欲しい…リキのおちんちん欲しいですっ…!」
 もうずいぶん前からクドの右手は下着の中に潜り込み愛液で塗れた股間をまさぐっていた。
「………」
 僕は何も言えずにクドの痴態を眺めていることしかできなかった。
350だーてぃー・くーにゃ(3/4):2008/01/20(日) 12:23:50 ID:259bZuKk0
 ――そうなったのはクドのせいじゃない。
 ――それは、クドが男たちに犯され続ける中で身についた、ただの肉体の反応なんだ。
 ――生き延びるためにそうなるしかなかったんだ。
 ――だから、クドは悪くない、汚れてなんかない。

 そう言ってあげたかった。
 だけど、僕の喉はからからに乾いていてなんの声も出せなかった。
 その代わりに僕の下半身が語った。
「リキ…」
 僕のズボンの膨らみに気付いたクドは、
「リキもしたいんですね……嬉しい」
 にいっ、と見たことのない顔で笑みを浮かべた。
 それから僕の返事など待たず、右手で自慰を続けながら左手を伸ばして手際よくズボンの前を開いてそれを握った。
「あぁ…おっきいです…すてきなにおいがします…はぁぁ…」
 クドは涎を垂らしそうな顔で僕のものに頬擦りをすると、
「いただき…ます」
 と言って口にくわえた。
「うあぁ…!」
 僕の口から情けない声が出た。
 いったいどういう手品なのか、その小さな口ではとても収まりそうにないのに、僕のペニスの三分の二以上が既にクドの唇の奥に消えている。
 窄めた唇は根元の方を、喉は先端を、その間の部分は舌で、間隙なく締めつけられる。
 普段している自慰とも、たった一度だけのセックス――そのときのクドは痛がるばかりだった――とも比べ物にならない快楽。
「くうっ!」
 僕は彼女にこんなことを覚えさせた見知らぬ誰かへの嫉妬に駆られて、自分のを全部くわえさせようとクドの頭を乱暴に押さえつけた。
 だけどクドはそれさえ予想していたかのように柔軟に応えて、ずずーっと本当に根元まで飲み込んでしまった。
 そして、ぐちゃぐちゃと音が聞こえるぐらい激しく自分の性器をかき混ぜながら、喉の奥を使ってぎゅぅぅっ…と僕の性器を締め上げた。
「は…ッ」
 僕は掠れた声を上げ、全身の神経を根こそぎにされるような快感とともにクドの口に射精した。
 同時にスカートのおしりがビクッと跳ねて緊張し、彼女も達したのがわかった。
「んぐっ…んぐっ…」
 クドは僕の精液を飲み干しつつ、ピクピク腰を震わせて自らの絶頂をも意地汚く堪能していた。
351だーてぃー・くーにゃ(4/4):2008/01/20(日) 12:26:06 ID:259bZuKk0
 そうして僕にとっては初めての、クドにとっては数え切れないほど経験したであろうオーラルセックスが終わり…
「ごめんなさい…ごめんなさい…」
 クドはぽろぽろと涙をこぼした。
「私、こんなんなんです…いやらしくて汚いんです…。もう…リキのそばにいる資格、ないです…」
 自虐を続けるクドの姿にたまらなくなって僕は彼女を抱き寄せた。
「わふっ!」
 驚きのかたちをつくる唇を無理矢理奪った。
 ただ触れ合うだけじゃない。舌も入れる。
「んー…!」
 クドは僕の腕から逃れようと身をよじる。だけど離さない。
 僕はクドの口の中を余すところなく蹂躙し、彼女の唾液と自分自身の精液が混ざり合った苦くて甘い液体を嚥下した。
「ぷあっ…リキ、だめですっ…! 私、汚いのに…」
 まだそんなことを言うクドが許せなくて、
「い、いたいっ…」
 僕は力いっぱい細い体を抱きしめて言った。
「汚れてたって…かまわない」
「え…?」
 僕の言葉にクドはぱちぱちとまばたきを返す。
「クドが汚れてるなら、僕も汚れる」
 …いや、違うな…そうじゃない…
「僕が、クドを汚すんだ。これから、クドがされたこと全部…ううん、それ以上のことを僕はクドにする。…他の男になんて絶対に負けない…忘れさせてやる……僕のことしか考えられないようにしてやるっ!!」
「わふっ…」
 僕に向けられたその表情は脅えてるのか悦んでるのかよくわからない……ただ、じわぁっとスカートに染みが広がっていった。
「だからもう、汚れてるなんて気にしなくていい。僕がクドを真っ黒になるまで汚すんだから。クドの汚れは全部僕のだ。クドは全部僕のものだ…」
 そう言って僕はひどく優しい手つきでクドの頬を撫でた。
「リキ…」
 青い瞳が再び涙を落とす。
 だけど、きっとそれはさっきまでの涙とはまるで逆の涙だ。
「リキ…リキっ……リキーーーっ!!」
 泣きながら僕の唇を貪るクドを受け止めそのまま押し倒す。
 そして僕は自分の望むままに彼女の求めるままにクドを陵辱し尽くすべく邪魔な服を引き裂いて――――