【むひょっス】リトバス専用妄想スレ 6周目【ハァハァ】
二枝って誰・・・。『二木』佳奈多、だぞ、彼女は
今ここに、新しいキャラクターが生まれた……。
二枝 : 葉留佳の明るさと佳奈多の聡明さを併せ持った
次世代をリードするハイブリッドキャラクター
でもさ、三枝の分家が二木なら、「一支」ってのもあるんじゃね?
(調べてみたら「壱岐(いき)」の旧名らしい)
>>147 なるほど、つまりこういうことか。
本家やら何やらの柵を振り切るために姉妹の名乗った新たな苗字…その名も「一支」
……微妙か。
()が無い方の21思いだしちまったw
そう言えばメンバーが入院中のSSってあんまり見ないな。
久しぶりに理樹とクドのエロいのが見たい。
>>141 全然違和感ないな…特にかなたんが最高だw
最終的には恭介が色々と言われそうだな…
理樹はガチムチ兄貴達にクドを人質に取られてしまった
「うほっ!前から狙ってた美少年・・・」
「俺たちを満足させられたら・・・この小娘を返してやろう」
「むほっ、まずはしゃぶって貰おうか・・・」
>>146 何でか葉留佳佳奈多がドラゴンボール風にフュージョンする姿が浮かんじまった。
きっと疲れているんだ・・・。寝るか・・・。
↑間違い。
>>147な。本気で疲れてるな俺。連投稿すまん。
>>141 かなちんがいい味だしてた。
それにしても佳奈多の苦労がヤケにリアルだw
クドはやっぱり家庭的で良い妻だ。
GJ。
本スレ
>>391で投下された絵を見てたらだね
葉留佳「ねぇねぇ、こまりん。ちょっとちょっと〜」
小毬「ふぇ?なぁに、はるちゃん」
葉留佳「これ私のバイト先の制服なんだけどさ、ちょっと着てみない?
こまりんなら似合うと思うんだ〜」
小毬「かわいい制服だね〜、ちょっとだけ着てみようかな」
着替えてみる。
小毬「…なんだかこの服スリットが深くて、その、見えちゃうかも…」
葉留佳「ふっふっふ…その服を着るときにはね、こうするのですヨ!」
小毬「ほわぁあっ!?すーすーして歩きづらいよ〜」
葉留佳「はいてないなら見えようもない!」
美魚「三枝さん今日はいつになくいい仕事をしていますね…ですが、小毬さん
そういうときはまず下着を脱がされたことに悲鳴をあげるべきだと思うのですが」
葉留佳「ふぁふぁふぁ…さぁ言ってごらん、『プラネタリウムはいかがでしょう…
どんな時も決して消えることのない、美しい無窮のきらめき…』と…」
小毬「プ、プラネタリウムはいかがでしょう…」
葉留佳「ちゃんと口上を言わないとお客さんは来てくれないですヨ?さぁ、もう一度!」
来ヶ谷「うむ…プラネタリウムが何かの隠語のように深読みできてえっちだな…アリだ」
今日のこの落ち着きっぷりは夜に投下ラッシュがあると期待してよろしいか!?
なんか読まれたような…
お久しぶりです。1〜2スレで活動していた古株の子です。
白いノートの続編として毬子誕生編が書きたかったのですが、妄想Enginの調子が悪いようなので…
ほぼオリジナルストーリーになってしまいますが毬子編を書いてきました。
〜注意事項〜
>当方恭介×小毬、理樹×鈴推しです。
>『毬子』はリトルバスターズTHE4コマの流用です。
>オリジナルキャラが登場します。でっちあげ設定なので突っ込み禁止。
以上の注意事項を読んでこいつは俺の妄想に反すってところがあるならばスルー推奨。
〜設定〜
毬子が小学校1年生の時の春休みの物語。
理樹は子供が出来たのをきっかけに、恭介、謙吾が住む町へ(高校があるところ)引っ越すことを決意。
引越しの挨拶やつもる話もあるので、謙吾の屋敷に久しぶりに集合することになった。
【オリキャラ】
直枝 結樹(ゆうき)
直枝夫妻の長男。正確はすこし引っ込み思案なところがある。
一度言い出したことは曲げないまっすぐな子。父に似て優しく、母に似て少し恥ずかしがりや。
それでは7レスほど失礼いたします。
(補足:基本理樹視点で)
新緑を感じる、あたたかい季節。あの日と同じ空気。
なつかしいこの第二のふるさととも呼べる町に僕達は帰ってきた。
「えーっと…この先の信号かな?」
「見覚えがない道だな。なんで知ってる道をえらばなかったんだ?」
「いやまぁ…ナビに頼ってみてたらこんなことに」
「ばかなやつめ。ちょっとまってろ」
閑静な住宅街、どうせ車の通りもそんなに多くない…そう思い、僕は車を路肩に一時停止させた。
最近のナビは交通安全のために、ギアをパーキングにいれないとナビが操作できない。
僕はもう一度、その旧友の屋敷の場所をナビで確認しはじめた。
助手席では、鈴が携帯をかけはじめていた。
「ねぇーお母さん、おなかへっちゃったよー…」
「ちょっとまってって言ってるだろ〜? かーさん達も困ってしまっているんだから」
13時。予定時刻からもうすでに30分は経ってしまっている。
「はぁ〜…キカイは意外とアテになんないなぁ」
途方にくれていると、ハンズフリーにしてある僕の携帯に着信が入る。
発信元は…恭介からのようだ。相手を確認すると通話ボタンを押した。
「もしもし」
『あぁ、俺だ、恭介だ』
「うん、久しぶり。鈴がもう電話してるかと思ったよ」
『ん、あぁ。確かに鈴と話していたけどな。あいつの説明じゃあまりに拙かったからドライバーに直接聞いたほうが早いかと思った』
「うっさい! 理樹がヘンな道通るからだ」
『ん? なんだ、スピーカーモードにでもしてるのか?』
「いや、ハンズフリー付けてるからさ」
『そうか。じゃあ俺が音声ナビゲーションしてやるか』
―――。
あれから20分、恭介のナビゲーションのお陰様でなんとか目的地にたどり着いた。
巨大で重たそうな、歴史を感じさせる木製の扉が僕達をお出迎える。
周りの住宅街からはかなり浮いて見えるその屋敷。
そう、僕らリトルバスターズのメンバー、謙吾が住む屋敷だ。
「車どうしよっか」
「謙吾の家だ、それくらい置くところあるだろう」
僕は一度車から降りてチャイムを鳴らしに行く。
すると程なくして謙吾が横の小さい通用門から外に出てきた。
「やっとついたか。 理樹、久しぶりだな」
「うん、ひさしぶり。子供もいるし今日は車で来ちゃったんだけど…まずかったかな?」
「いや、構いはしないさ。ただあの巨大な扉を開けるのがちょっとばかし難儀なんだがな。」
「理樹、ちょっと手伝ってもらえるか?」
身長の二倍の高さはあろうかというその大きな門。しかし二人がかりで動かすと意外と軽々開いた。
「今日は道場が休みでな、休みの日は閉じてるんだ」
「いつもは弟子に手伝わせるんだがな」
―――。
車を駐車場に停めると、謙吾が僕ら家族を古風な引き戸のある屋敷の玄関まで案内してくれた。
八畳の広さを持つ客間には、すでに恭介と小毬さんがお茶を頂きながら待っていた。
奥では二人の娘さん、毬子ちゃんがうつぶせに寝転んで漫画を読んでいる。
なんだろうこの団欒風景は…。
「お、やっと来たか。鈴、理樹久しぶりだな」
「む!むぐむぐぐ〜(あ、ひさしぶりー)」
「ママは口にもの入れながらしゃべるな、ぎょうぎがわるい」
なぜか娘につっこまれる小毬さん。外見はそっくりなのに中身は正反対な親子だ。恭介のところは共働きでお金を入れている。
毬子ちゃんが幼稚園に上がってすこし手が離れるようになって、近所である謙吾のところでお世話してもらってたから言葉遣いとか謙吾に似たのかもしれない。
「ひさしぶり、恭介に小毬さん」
「遅れたのは理樹のせいだ。いや、カーナビのせいだ」
フォローになってないけどね、鈴。
「ほら、祐樹もみんなに挨拶」
「お、おひさしぶりです」
「祐樹くんひさしぶり〜♪元気だったかな?」
「ずいぶん大きくなったな。毬子と身長変わらないぐらいじゃないか?」
「ふん、まだあたしの方が高いわ」
「なんだか誰の家だかわからない状況になっているな…」
僕らのやり取りを見て謙吾は渋った表情でそう言った。
「ははは、ほんとにね」
「…そうだ、鈴、挨拶の品を」
「ああ」
鈴は左手にもっていた紙袋から綺麗に包装された箱を取り出した。
「ぇと…つまらないものですが(∵)」
「いえいえ、とんでもないです!」
支援?
律儀に正座してあいさつの品を差し出す。確かにあいさつまわりと言えばそうなのだが…親友の二人があえてかしこまってその儀式?を行う姿はなんだか笑えた。
「謙吾には僕から…はい。これからまたよろしくね」
「ふっ、気を使ってくれなくても良かったのだが、すまんな。こちらこそよろしく」
〜毬子Side〜
大人たちの退屈なお話がはじまったか。こういうこともあろうかと、漫画を持ってきておいてよかった。
「毬子、祐樹君に自己紹介したら?」
いいところでママから止められる。
「むぅ、あたしいそがしい」
「そんなこといわないで、いとこ同士なんだから。お友達は多い方が楽しいよ?」
ゆうき…あの男の子のことか。まぁ漫画もあきてきたし、ちょっとつきあってやるか。
「ゆうき、はじめまして。あたしは棗毬子。いま小学校一年生だ」
「はじめまして、直枝祐樹です」
「ふむ、おまえいまなん年生だ?」
「えっと、春休みがおわったら一年生…です」
「一つ年下か…うん、あたしのことはまりこねーさんでいいぞ」
うん、ちょっとよわっちそうだけどいい弟分ができた。
「よし、さっそくだが祐樹、おまえにリトルバスターズ入団テストを行ってもらう!」
「ええっ、テスト!? ぼくあんまりべんきょうしらないよー」
「べんきょうじゃない、”じつぎしけん”というやつだ。」
あたしはそばにあった新聞をとってそれを細く丸めた。
ていねいに丸めて、はじっこをテープで止めたら、はるかお姉さんから教わった『新聞紙ブレード』の完成だ。
あたしはそれを両手持ちでかまえ、ちょっとかっこつけてこう言った。
(ごめん、分母絶対無理あった。改行的な意味で)
「おぬし、剣道をぞんじておるか?」
「けんどう?」
「うむ、男ならば剣ぐらいあつかえなければこまるぞ」
「えっ、そうなの?」
「うむ」
「誰に似たんだろうねー?」
「さぁな」
「どう考えてもおまえだろばか兄貴」
「毬子ちゃん〜、あんまり痛いことしちゃだめだよ〜」
うーん、ママはちょっとしんぱいしすぎ。パパは小さいときは自由に遊べっていってたし。
リトルバスターズ入団テストは真剣勝負、立会人は一人しかつけられないのだ。
そんな決まりあった? だと?
あたしが決めたんだ。パパもいいって言ってたからいいと思う。
「謙吾師匠(せんせい)! 立会人をおねがいします」
「ん? どうしたいきなり…」
「リトルバスターズの入団テストの立会人です、立会人がいないと意味の無い試合になってしまいます」
「んー…なんだかよくわからんが、まぁ危ないことされたら困るからな。いいだろう」
sien
広い道場の練習場のすみっこに3人で集まった。あたしは剣をかまえる。
「さぁ祐樹、剣を持て」
「剣を持てって…どうすればいいの」
「どちらかが先に5回こうげきを成功させたらしょうぶは終わりだ」
「だけどおまえは初心者だからな、ハンデをやる。3回当てればおまえの勝ちだ」
「うーん…わかった」
ふふん、まぁ軽くもんでやろう。
「師匠! 準備おーけーです!」
「そうか、よし。言っておくが俺がやめといったらやめるんだぞ」
「両者、礼! 構えて――はじめッ!」
「っめーーーーーぇぇん!!」
始まると同時に、あたしは剣を頭の上にかまえてとつげきする。
あっけなく一発目が入りそうだ。間合いに入ると一気に振り下ろす!
―――ブンッ!
「なにっ!」
消えた?! いや目の前からいなくなっただけだ。すぐにバックステップで元の位置にもどる。
どこだ、どこにとんだ?
「こっちだよ!」
「後ろ?! むぅ…こざかしいマネを!」
「どぉぉーーーう!」
振り返りながらに剣をよこにふる。これはよけにくいはず…
「おっと! ごめんね!」
パァーン!!
「いったぁっ!」
何が起こった…? あたしの剣が外れて…祐樹がとんで…
「むぅ…おぬしなかなかやる…だがまだテストは終わってないぞ!」
ブン!―――スカッ パァーン!
「ふぐぅっ!?」
「こんのっ…もうすこしてかげんしろー!」
「テストを受けてるのは僕なんだけどなぁ…」
「――っ!」
「そこまで! 勝者、祐樹!」
けっきょく、あたしは祐樹から一本も取れずにしょうぶは終わった。
―――。
「パパ…あたしリトルバスターズしっかくかもしれない…」
「どうした毬子、さっきの勝負に負けたのか?」
すぐばれた。パパはなんでもお見とおしだ。
「うん…」
「悔しいか? ならばパパと特訓だ」
「えー、パパ野球しかやらないし」
「何言ってんだ、野球は楽しいぞ?」
「野球はやだー」
野球はパパが本気になるからキライだ。パパの投げるボールはびりびり手が痛い。
ぽんぽん。
祐樹が肩を叩いて呼んで来た。
「うー…なにかよう?」
「うん、さっきはてかげんしなくてごめんね」
「っ…余計なおせわだ!」
むううぅ…くやしい…ちょっと泣きそうだったから後ろを向いてしまった。
「はい、これ。まりこねーちゃんにあげるよ」
「なんだこれは…」
よつばのクローバー、…のしおり?
「もう僕もリトルバスターズの一員なんだよね?」
「あ…あぁ。そういうことに…なるな」
「そっか、じゃこれからもヨロシクね。それあげるよ」
うう…なんだこのきもち…くやしくて、うれしくて、はずかしくて…変な気分だ。
「ぅ……、礼などいわないからなっ!」
「あっ、まってよまりこねーちゃん!」
あぁもうっわけわからん!めちゃくちゃだ!いやくちゃくちゃだ!
妄想スレだと出し惜しみは負けな気がするので投げただけです。正直チラシの裏物。
…本編から逸脱しすぎるときついっす。これからは普通に本編から妄想できる範囲にとどめます。
今回はやり過ぎた。身長伸ばしてきます λ...
>>172 GJ。
こんな未来図もアリだ。
ところでこれ読んで思ったんだけど、理樹と鈴の子供なら、恭介は自分とこの子供と同じかそれ以上に猫可愛がりしそうだな。
>>172 GJだ。大技の妄想を見せてもらった。
このスレでは妄想せども出さなければ負けであってる。
しかし毬子周りってのは妄想の余地は一杯あるわりに明かされてない部分が多くて
難産だったろう。お疲れ。
>>173 ついでに言えば小毬の子供な時点で鈴の方も猫可愛がりな気がする。
>>172 なんという未来妄想図GJだ!
確かに恭介だったら理樹と鈴に似てる子供だったら可愛がらざるおえないだろうな
>>158はエスパーか? と思いつつ、私も投下。
先週の土日に急な用事が入って、約束を守れなかった温泉編の作者です。すみませんでした。
私の他にも温泉編書いてくれる人が出てきて、しかも理樹まで覗きとか面白そうなことやっちゃってくれてすっかりこっちの影が薄くなりましたが、
完結させるまでは私も頑張ります。
あと
>>172の妄想GJでした。
4コマは私も持ってるので毬子のイメージ非情に掴みやすくてよいです。理樹と鈴の子供の顔はどっちに似ているのかな?
というわけで温泉編の続きです。
前回までのあらすじ:リフレインエンド後、修学旅行に来たリトルバスターズ。
恭介の計らいで、理樹と女子メンバーのみが旅館で一夜を明かすことに。
しかも女子メンバーと一緒に風呂に入ることになった理樹。
そして鈴とクドと小毬と洗いっこをして、理樹に顔射されて小毬は混乱して滑って転んで風呂桶の山に突っ込んだのでした。
注:今回は前回ほど露骨なエロはありません。むしろ読んでいて退屈なシリアス描写のほうが多いです。エロを期待している方はどうかご了承ください。
また、作者は安易なハーレムは否定派ですが、それでも女子全員の理樹に対する好感度が高い、いわゆるハーレムものに近い作品ですので、
ハーレムものが苦手な方も重ねてご了承ください。
「なにをやってるんだ君たちは」
風呂桶の山から小毬さんを助け出していると来ヶ谷さんがやってきた。
「いや、小毬さんを助けてたところ……うわっ」
うっかり振り向いてしまったのを後悔した。来ヶ谷さんのスタイルはまだなれてなくて刺激が強すぎる。
「だから失礼だな君は。なんで女性の裸を見て男の君が悲鳴を上げるんだ。普通逆だろう」
「ごめ……あ、いや、そうだよね。気をつけるよ」
「ほう、謝られても反応に困るところだったが、どうして君も成長したじゃないか。うんうん」
一人で満足している来ヶ谷さん。
「来ヶ谷さんも、リキを洗いにきたですか?」
「なにぃ!? そんなドキドキワクワク血沸き肉踊るお楽しみイベントがあったのか!? それならそうと私を呼んでくれれば……!」
うわ……心底悔しそうだ。
「まぁ、私はさっきまで葉留佳君と美魚君とサウナに入っていたからな。気がつかなかったのは仕方がないか。
それで用件だが、これから汗を流しに露天風呂に行くのでな。理樹君を少々借りに来た」
……来ヶ谷さんがさっきいなくてよかったかもしれない。来ヶ谷さんが洗いっこに参加していたら僕たち四人全員骨抜きにされていたと思う。
「くるがや、理樹を連れて行くのか?」
「うむ。やっぱり鈴君は嫌かね? 大好きな理樹君が私たちに取られるのは」
「べ、別にそんなことはないぞ。それにあたしは大好きなんて言ってない」
腕を組みながら来ヶ谷さんと向かい合うような形で言う鈴に、来ヶ谷さんは不適に笑う。
「そうか。では理樹君、鈴君の許可は得たことだしあっちでおねーさんといいことをしよう」
「……っ! まて! やっぱりダメだ! くるがやは嫌いじゃないけど理樹はもっと好きだ!」
なんか鈴の頭に猫の耳のようなオーラが見える気がする。こういうのが見える時の鈴はたいていは相手を威嚇しようとしているときだ。
「懐かれてますね」
「うん……って西園さんいつからいたのさ!?」
背後からいきなり西園さんの声がして思わず振り向く。西園さんの神出鬼没具合は来ヶ谷さんに勝るとも劣らないんじゃないかな。
「鈴さんがちょうどツンデレ属性を発揮したあたりからです」
「言葉の意味はよく分からないけど、さっきから後ろにいたのは理解したよ」
あと、専門用語は僕にも分かるように言い換えて欲しい。たぶん素直じゃない、とかヤキモチ焼き、みたいなことを言ってるんだと思うけど。
「鈴さん、気持ちは分かりますが、鈴さんたちは先ほどまで直枝さんを三人で独占していたわけですから、
後半は私たち三人の番と言うことにはできませんか?」
「う……」
鈴が返答に詰まる。
僕と来ヶ谷さんと西園さんを交互に見渡し、ちょっと不満そうに僕を見て、
「うみゅ……」
クドにも一度、「いいのか?」と確認するかのように目を合わせてから、やっと口を開いた。
「……分かった。あたしたちだけで理樹を独り占めするのはダメだからな。それにこまりちゃんを休ませないといけないし」
「うんうん。鈴君が素直な子に育ってくれておねーさん感激だよ」
「でも理樹にへんなことしちゃだめだ」
「変なこと、とはさっき鈴君が理樹君にしてあげてたようなことかな?」
「………………っ!?」
鈴の顔が数秒遅れで真赤に茹で上がる。
「やっぱり見てたんだろ――――!!」
「見られてたですか――――っ」
「いやいや、このあたりの微かな残り香と、さっきは大きかった理樹くんのが小さくなってることから推理したまでだよ」
うー、とうなる鈴とクド。と目を回したままの小毬さん。
うぁ……僕も恥ずかしさでお湯にダイブしたくなってきた。
sien
「まぁ最終的には理樹君の意思を尊重するが、どうする? 私たちに付き合うか、のんびり一人で入るか、鈴君たちと一緒に小毬君の介抱をするか」
うん……小毬さんの容態が第一に心配だけど。
「小毬さん、大丈夫かな? 頭を強く打ってたりしたらすぐに手当てしないといけないけど」
「……だいじょうぶだ、理樹。こまりちゃんはあたしとクドで様子を見る。だから行ってこい」
「え? でも……いいの?」
「いいわけじゃないけど、ダメでもない。ほんとはいっしょがいいけど、今日は独り占めはめっ、だ。だからくるがやとみおとはるかも理樹といていい」
「分かった、そうするよ。ありがとう鈴。小毬さんをお願いするよ」
鈴も本当に成長しているんだ。
鈴が、誰かと何かを共有しようとしたことがこれまで何度あっただろう。それは独占欲が強いというよりは、他人とどう分け合えばいいのかを知らないが故、分け合えるものを隠してしまう、そんな感じに近いものがあった。
それが他人を優先させ、譲り合えるようになった。これなら鈴は本当に、これから先も大丈夫だろう。
……まぁ、その譲られる対象が僕自身というのも嬉しいやら悲しいやら複雑な気分だけど。
「ところで葉留佳さんは?」
前を歩く来ヶ谷さんに尋ねる。
歩くだけでその大きな胸がゆさゆさと揺れる……見ちゃいけないと思いつつもその悩ましい光景をつい横目で見てしまう。だめだ、もっと精神を統一してなるべく目を向けないようにしなきゃ。
「うむ。葉留佳君は私とサウナを終えた後、先に露天風呂に行っている」
そんな僕の葛藤を知ってか知らずか、来ヶ谷さんは律儀に振り向いて応える。来ヶ谷さん、見える、見えるからっ。
「……あれは反則です」
後ろを歩く西園さんの面白くなさそうな声。何かまずいのかな、と気になって振り向くと、西園さんは自分の胸の辺りをぺたぺたと触ったり押さえたりしていた。……納得。
「何を見ているんですか。セクハラです」
「ご、ごめんっ」
視線に気がついたのか、目が合った西園さんから怒られてしまった。いやまぁ、今のは僕が悪いよね。
「ここから外だ。足元に気をつけて進むように」
湯気で曇ったガラス戸を横にスライドさせ、すっかり黒色の帳の下りた外へと向かう。
「直枝さん? 下に気をつけるのはいいけど、前も向かないとぶつかって危ないですよ」
いや……そうなんだけど。
前だけ向いて歩くと、来ヶ谷さんの胸だけじゃなく肉付きのいいお尻まで後ろから眺める形になってしまって。それはさすがにいけないと思うから……。
「ざっぶ――――ん! 私は魚だ! 魚になったのだぁ――!!」
水しぶきの音と共に聞きなれた声が湯気の向こうから聞こえる。
「泳いでいたか」
「……泳いでたね」
「泳いでいたでしょうね」
三人の声が重なった。
「こら葉留佳君。いくら貸切だからとはいえ、お湯の中で泳ぐものじゃない」
「いやーすいません姉御。誰もいないとどうしても泳ぎたくなりません? こう、世界の全てが自分のモノになったような気がしてさ」
「なりません。誰もいなくてもそれはマナーとしてはよろしくないですよ」
たしなめるように来ヶ谷さんと西園さんが言う。葉留佳さんのテンションはここに来てさらに上がっている気がする。
「あはは、だってこんな機会めったにないしー……ってりりり理樹くんんんんんん!?」
あわてて体を隠すようにお湯の中に肩までつかる葉留佳さん。でも、乳白色のお湯に入る前に意図せずして見えてしまった葉留佳さんの裸がさっきから目に焼きついて離れなかったり。
「はっはっはっ。何を今更恥ずかしがってる。さっきも見せていたじゃないか」
「いやそりゃそうですけどね!? こう、ある程度意識して見られるのと不意打ちで見られるのは恥ずかしさが違うというか」
「あれ? 僕を連れてくること言ってなかったの?」
「うむ。もし鈴君が理樹君を離さなかったら連れてこられないからな。期待させてがっかりさせるよりは、知らせずにいてびっくりさせたほうがよいだろう」
「うわ〜ん、それいらぬお気遣いっすよ姉御〜」
温泉の中で膝を抱えながらいじける葉留佳さん。もしかしたらこの中で一番恥ずかしがりやなのが葉留佳さんなのかもしれないな、とそんなことをふと思った。
「では入ろうか」
「はい」
来ヶ谷さんと西園さんは、葉留佳さんが入っているお湯の中へと足を踏み入れてく。二人の対照的な体格の、けど二人揃って綺麗、としか言いようのない身体が
ゆっくりとお湯の中に飲み込まれていくような光景につい目を奪われてしまう。
(僕も強くなったつもりでいたけど、もう少し煩悩に負けない強さを持ったほうがいいかなぁ……)
ともすれば生唾を飲み込んでしまいそうな喉を必死で押さえて、恭介たちのこととか他の事を考えながらなるべくいやらしい気持ちを抱かないように集中する。
「っか〜! 温泉が筋肉に染み渡るぜ!」
「助かったな。正直今日一日の汗と汚れは落としたかったからな。風呂に入れるのはありがたい」
「だろ? 部屋は取れなかったが、風呂だけは俺たちも格安で使わせてもらえるように交渉したからな」
「さすがだぜ。でもよぉ……これで理樹もいれば最高だったのによ」
「まったくだ。脱衣所にも理樹の服がなかったということは、まだ入っていないか、もう上がってしまったかだな。タイミングが悪かった」
「案外、女湯に入れられてたりしてな」
「……ぶっ! 恭介、変なこと言うんじゃねぇよ」
「はっはっはっ! 相変わらず恭介は冗談が上手いな!」
「いやぁ、理樹だったら女湯にいても違和感ないからな」
「……いかん、想像したら似合いすぎて危険なことになりかけた」
「謙吾……てめぇも意外と危ない奴だったんだな」
「なにおぅ? じゃあお前は理樹と一緒に風呂に入って何も感じないというのか? 風呂上りのルームメイトの姿に筋肉以外の感想を何も抱かないのか?」
「いや……感じねぇ、って言えば嘘になるけどよ。あいつだって最近は筋肉もついてきてるし、別に女みたいだなとかはおもわねえよ」
「はっはっはっ。そこまでだ二人とも。俺たちも理樹も、すぐ近くで同じ空を見てる。この星空の下で繋がってる。それだけで十分だろう、俺たちの絆って奴は」
「ふ……そうだな、その通りだ」
「理樹。お前が女湯に入ろうが男湯に入ろうが、俺達は最高の仲間だぜ!」
……なんか妙に具体的な場面が想像できた気がするけど、それよりも。
「……念のため聞くけど、僕もそこに入らないとだめ?」
「もちろんです」
「ピッチピチの女の子3人と混浴できるなんて、人生でそうそうある経験ではないぞ。この機会に味わうのは男として当然の欲求ではないのか?」
「だ、大丈夫だよ。お湯に色ついてるからさ。だから見られる心配ないから、隣に来ても大丈夫!」
まぁ、お湯が濁っててみんなの身体が見えない分、さっきの洗いっこよりは刺激は少なそうかな。それに、僕も露天風呂には入ってみたかったし。
「そ、それじゃあ失礼して……ふぅ」
葉留佳さんから30センチほど離れ、隣の空間に足を入れる。さすがに女の子たちの間に挟まれるのは僕が耐えられそうにないので、一番端っこの位置になる。
ゆっくりと肩まで身体を沈めると、ちょっと熱めのお湯が身体全体を覆い、ぽかぽかとした熱が染み渡っていく。
一瞬で、体から何かが抜けていき、変わりに何かが入ってくる、そんな落ち着いた感覚につい声が漏れてしまう。
「「「…………」」」
「ん? どうしたの?」
三人とも無言でこっちを見ているのが気になった。
もしかして、僕何かマナー違反をしたんだろうか。ここが女湯だということをつい忘れそうになってしまったけど、何か女湯ではやっちゃいけない変な入り方をしてしまったのかな?
「いやぁ……理樹くん自覚ないだろうけどさ」
「直枝さん、お湯に入る仕草といい、小さく漏らした声といい、女性らしすぎです」
「いやぁ、その色っぽさについ見とれてしまったよ」
「ええーっ!?」
みんな……それは軽く凹むからさ……。
お湯と湯気の中で、僕たちは少しの間無言だった。
見上げれば、さえぎる物のない満天の星空。無数の星が光となって地上を照らしてくれる。
前を向けば、どこまでも続く海。今は夜の闇に隠れてまるで墨汁を垂らしたような黒だけど、時折寄せては返す波の音が耳に心地よい。
下を向けば、乳白色のお湯に隠された、来ヶ谷さんたちの……いやいやストップ、下は見ないことにしよう。
とにかく、この大きな世界の前では、ちっぽけな僕たちには言葉は要らなかった。
「……理樹君」
その沈黙を破ったのは来ヶ谷さんだった。外だから、さっきの風呂場みたいに声が反響することはなかったけれど、それでも世界のすべての人間に聞こえそうなほどよく通る声だった。
「なに? 来ヶ谷さん」
「今更こんなことを言うのもなんだが……びっくりしただろう。もしかしたら居心地の悪さを感じているかもしれないが、私たちは本当に気にしていないから理樹君も深く考えないで欲しい」
その言葉は、隣にいる葉留佳さんと西園さんにも届いたはず。けれど二人はその言葉に何も言わず、僕の答えを待っているようだった。
だから、答えた。
「うん……最初はすごくびっくりした。正直言って、みんなで僕をからかってるのかな、とか僕は男として見られてないのかな、とかそう思ったりもした」
正直な、気持ちを。
「でも、こんなこと言うのはおかしいかもしれないけど……すごく嬉しかった。最初は……いや、今でもすごくドキドキしてるけど、ぜんぜん嫌じゃないし困ったとかそんなこともない」
自分の偽りのない気持ちを。
「僕はみんなのことが好きだから、みんなが僕のこと好きだって言ってくれて、これからもみんなと一緒にいられることになって、すごく嬉しい。本当に僕がこんなこと言ってもらえていいのかな、って思うくらいだよ」
自分でも何を言っているのかよく分からない、けれどみんなが勇気を出して全部をさらけ出してくれたからこそ、僕も返そう。みんなに聞いて欲しい、本当の言葉を。
「理樹くん……」
「では直枝さんは……私たちの誰かと……いえ、あるいは全員と……恋人としてこれからも付き合っていく、ということですか?」
ただ名前を呼ぶだけ……本当に、意図せずして口から漏れたような葉留佳さんの声と、静かに感情を抑えたような西園さんの声。そのどちらからも、今二人が僕の話を聞いてどう思っているのかは分からない。でも、答えなんて最初から決まっていた。
「……それは分からないよ」
ありゃ、と葉留佳さんが軽く体勢を崩す。
「ごめん。今から僕、もしかしたらすごくひどいことを言うかもしれない。けど、僕も自分の気持ちに嘘はつかない。隠さないで言うよ」
来ヶ谷さんも、葉留佳さんも、西園さんも、無言で続きを促す。
「今、僕はすごく幸せだと思う。大好きなみんなと一緒にいられるから。けど、だからこそ選べないんだ。誰か一人選んでしまったら、今の関係が崩れてしまいそうで」
僕たちの絆は何よりも強いって信じているけど。
誰かとの恋愛関係が築かれたら、それを祝福されこそすれどみんなとの関係が終わってしまうなんてありえないけど。
でも、僕は不安だった。
誰か一人だけを好きになっていたなら、きっと起こりえなかった不安。
みんなを好きになってしまっていたからこそ、抱えてしまった爆弾。
けど、それはやっぱり建前でしかなく。
「それより何より――今の僕には、一番が誰か、なんて選べないから」
一番の理由は、ひどく自分勝手なものだった。
「だったらさー。私たち全員と付き合っちゃえばいいじゃん。ハーレムだよハーレム? えっと、私とか実はけっこう嫉妬深いほうかもしれないけど、相手がリトルバスターズのみんなだったら平気だよ?」
葉留佳さんは身を乗り出すように体を伸ばした。いたずら好きの子狐のような目が、斜め下から僕を捕らえる。
あ、お姉ちゃんが相手だったらさすがにちょーっとだけ考えるかもしれないけどね、と小声で葉留佳さんは冗談交じりに付け加えた。
全員と、なんていうのはどこまで本気か、そのいつも通りの口調からは分からなかったけど。
嫉妬深いと言うことも、リトルバスターズのみんなとなら平気だということも、どっちも葉留佳さんにとっては本当なんだということは伝わってきた。
「そうだね。それはそれで悪くないと思うよ」
素直な感想を返す。葉留佳さんは一瞬目を輝かせた。
「面白そうですが、それはさすがに今の日本では非現実的です。ましてや経済的にも社会的にも自立できていない私たちでは尚更です」
西園さんが夜空を見上げながら、独り言を呟くように言った。
葉留佳さんの顔に出た輝きは、雲に隠れる星のようにすぐに消えてしまう。
「ユメがないなーみおちんは。別に私だって将来は理樹くんに養ってもらおー! とかデートは全部理樹くんに払わせよー! とか思ってるわけじゃないよ」
「……三枝さん。本当は分かってそんなことを言っていますよね」
「…………うん、ユメがないなぁ。みおちんは本当に現実的だよ」
葉留佳さんの声のトーンが落ちた。
「三枝さんも分かっているでしょうけど、私は敢えて口に出します。そうしないと見えてこない現実もありますから」
海と空の狭間、今は夜の帳に隠れて何も見えない境界線を遠くに見ながら、西園さんが静かに語る。
「仮に私たちはよくても、いえ直枝さんもよくても、世間から見ればそれは反社会的な関係です。
そしてその関係が外部に知られたとしたら……周りから一番悪く言われることになるのが直枝さんだということは想像に難くありません」
葉留佳さんもそれっきり押し黙る。
葉留佳さんも分かっていたのだろう。学生と言う身分で、あの狭い社会の中で、複数の女の子と付き合うということが周りからどんな目で見られることになるか。
西園さんや葉留佳さんが、自分より僕のことを考えてくれているように。
僕だって自分以上にみんなが悪く言われることなんて我慢できない。
僕はよくても、みんなが周りから好奇の視線に晒されることは嫌だ。
みんなが陰口を叩かれたり、噂されたり、中傷されたりするのは僕自身がされるよりずっと嫌だ。
「それならば、いっそ誰とも付き合わず現状維持と言う直枝さんの選択は理にはかなっています。それなら誰も傷つくこともないかもしれません」
西園さんが、悪い想像を打ち消そうとするかのように結論づける。
「うん。理にはかなってる。誰も傷つかないかもしれない。けど――――それも本当の正解じゃない。だって、西園さんも、やっぱり気がついてるよね」
西園さんは、一度僕のほうを向くと。
澄んだ水のような瞳を細めて寂しそうに頷いた。
現状維持。それはこの状態を壊さないでいられる手段。
それはよく言えば、破滅も悲劇も無い、安定した道。
リトルバスターズが今のままでいられるということ。ずっと一緒にいられると言うこと。
けれどそれは悪く言えば、いや、その真理を言えば。
それは一歩も先に進めない、行き止まりの道。
現状維持を続けた先に新しい未来は用意されていない。
ずっと今のままでいる。ただそれだけ。そんな箱庭の世界、やがて崩れ去ってしまいあとには何も残らない。
いつまでもそこにとどまり続ける限り、いつかは誰かが傷つき、止まり、置いていかれてしまう。
いつまでも変わらないことと、いつまでも変わろうとしないこと。
いつまでも壊れることのない絆と、壊れることを恐れて必死に支えるだけの絆。
それは似ているようでぜんぜん違う。
このまま現状を維持すれば、誰かが助けてくれるか?
――そんなことはありえないと、僕はいつか知った。
このまま現状を維持していけば、時間が解決してくれるか?
――そんなことは起こりえないと、僕は知っている。
これが僕らの問題なら、僕ら…いや、僕が解決しなきゃいけないんだ。
いつまでも同じ時間は続かないように。
いつまでも子供のままではいられないように。
現状維持が許されるのは、その間に未来へ進む道を探し出さなければいけないから。
だから…。
「そう難しい顔をするな、少年」
思考が現実に引き戻される。
いつの間にか来ヶ谷さんが隣に来ていた。あれ? 僕の隣は葉留佳さんだったはずだけど……瞬間移動?
などと考えていると、肩と肩が触れ合う。
「わわっ」
思わず距離を取る。でもなぜか誰もいないはずの背後にぶつかる柔らかい感触。
「背後ががら空きだぞ理樹君」
いや、本当に瞬間移動!?
「そんな悩める理樹君に、おねーさんから一つだけアドバイスをしてあげよう」
「いやあの、それより……当たってるんだけど」
「うむ。当てているがそれが何か」
背中に押し付けられる二つの大きな膨らみ。もちろん来ヶ谷さんの胸だろう。バスタオルも何もつけてない素のままの感触は、背中全体でその柔らかさがこれでもかと感じられる。
全身がこのままその柔らかい胸に包み込まれてしまいそうな錯覚すら感じる。
「そうか、ならばこういうのはどうかな」
ふに。
「ひゃぁっ」
脇から手が伸びてきたかと思うと、胸の辺りを来ヶ谷さんのすべすべとした手がなぞっていく。
「ななななな、何してるのさ来ヶ谷さん」
「見ての通り、理樹君の胸を揉んでいる」
撫で回すように、時々親指と人差し指で肉をはさんで寄せるように、来ヶ谷さんの手が僕の胸元を弄り回す。
「僕男だから胸なんかないよっ!」
「そうか? たしかに筋肉がそこはかとなくついていて男らしさを感じるが、おっぱいのあたりはきちんと柔らかくてふにふにと揉めるくらいはあるぞ」
「んっ……」
くすぐったさの中に、どこか心地よい感触が混じってくる。
筋肉と一緒に、体中の緊張が柔らかくこね回されてほぐされていく感覚。
来ヶ谷さんの細くて長い指が胸の先端まで滑っていくたびに、微弱な電流が小刻みに流れる。
このまま来ヶ谷さんに身をゆだねてしまえば、めくるめく禁断の世界に……
しえん
sien
「……って僕は男なのに何を考えてしまったんだあぁぁぁぁぁぁぁぁ――――っ!!」
自分でもどうやったか分からないが、我に返ったときには来ヶ谷さんの腕を振りほどいて壁を背にしていた。
一瞬でも変な気持ちになってしまった数秒前の自分をなかったことにしたい。
「ちっ、逃げられたか」
「うわー、うわー、うわー。なんというかものすごい光景でしたよ」
「先ほどの可愛らしい声といい……やはり直枝さんは受けがよく似合います」
ぼ……僕は……僕は…………っ!!
「まぁリラックスしたところで本題に入ろう。少年が悩むのは大いに結構。それが青春と言うものであり、それだけ私たちを真剣に思ってくれていることがよく分かる。
だが、君は少しいろんなものを背負いすぎて悩まなくてもいいことまで悩んでいるようだと思ってな」
「そう……かな」
今の僕には、そうなのかそうでないのか、よく分からない。
僕のどちらとも言えない答えを、続きを促しているものと判断したのか、微笑を浮かべ、腕組みをしたまま来ヶ谷さんは続ける。
「これは正解などない命題なのだよ。仮にハーレムを作ってみんなと恋人だぜヒャッホイだろうが心に決めた一人と添い遂げようが全員と付き合わないままで終わろうが、どれが正しいかなど本当にそれが分かるのは全てが終わってからの結果論に過ぎん。
理樹君なりに真剣に考えて出してくれたさっきの答えは私もすごく嬉しかった。
だが、君1人で私たち6人分を背負えるはずはない。どんなに頑張っても、無理をしてみても、いずれは君のほうが潰れてしまうだろう。
それは私たちにとっても望むものではない」
「……うん」
「それに、リトルバスターズは君だけのものではないよ」
「どういうこと?」
僕だけのもの、そんな自惚れた考えをしているつもりはない。
恭介がいて、恭介を中心にみんながいて、その中の一人として僕もいて。だからこそ僕たちはリトルバスターズだ。
「確かにリトルバスターズは君を中心に集まっている。そして君は君自身が考えている以上に、恭介氏とは別のベクトルで、リトルバスターズの絆を構築している。
だがそれでも、君が一人で全てを抱え込む必要はない、ということだ。
私もみんなも、もう子供じゃない。もちろん鈴君や小毬君やクドリャフカ君も含めてだ。
自分たちのことは自分で考えることができる。何か問題が起きたらそれを解決しようとすることができる。そしてみんな、理樹君を信じている。
だから、もっと私たちを信じろ。君が出した答えでかまわないと思ったなら、私たちも自分で考えた上でついていく。全てを引っ張っていく責任など考えなくていい」
……僕は何も言わず、頭の中で来ヶ谷さんの言葉をリフレインする。
僕は、みんなを信じてもいいんだろうか。
ついてきてくれることを期待するんじゃなく、僕の隣で一緒に歩いてくれることを期待してもいいんだろうか。
いいのなら、僕は。
「以上だ。まぁ、私が今言ったことは話半分で聞き流してくれ。理樹君は既に答えが出ているようだから、難しいことは考えずその答えでいいんだ。
理樹君。君の考える本当の正解とは何だ?」
正解がない命題の、本当の正解。
ベストではなくベター。だけどモア・ベターな選択。
僕自身のため、リトルバスターズのため。
その、答えは――。
「僕は……みんなの気持ちに、今はどうやって応えたらいいか分からない。けど、それでも僕は決めなくちゃいけない。
僕は、いつか結論を出さなきゃいけない。それがすぐなのか、一ヵ月後なのか、一年後なのか、卒業してからなのか、それは分からないけど。
そのときまでは今のままでいられても、そのいつか、はきっと来るから」
一度、息継ぎの深呼吸をする。
表情を変えず、静かに聞き入っている来ヶ谷さんたちから目を逸らさないで、もう一度、偽りのない気持ちをぶつける。
「僕が本当に好きな人。誰よりも一緒にいたいと思う人。その1人――いや、2人かもしれないし、3人かもしれないし、6人になるかもしれない。
僕はそれが誰になるのかをきちんと選ぶ。その答えを出すためにこれからみんなと一緒に生きていきたい」
それが、結論。
現状維持じゃなく、きちんとした答えを見つける。
自分自身で、次の明日へ進むための道を切り開く。
「でも、僕は誰も傷付けないような答えを出すんじゃない」
だって、そんな答えなんてない。誰も傷つけないで、みんなが幸せになれるような都合のいい答えなんて存在しない。
それに大切なのは誰かを傷つけないことじゃない。
それは、もしかしたら、誰かを泣かせてしまうことになるかもしれないけれど。
「後になって、振り返って、そのときの行動を後悔しないような答えを、僕は出さないといけない。
あのときの決断は間違っていなかったんだ、って振り返ることが出来るような答えを見つけないといけない。
今はまだ分からないけど――もしかしたら西園さんや葉留佳さんを傷つけてしまうかもしれないけど――僕の出す答えを、待っててくれる?」
それは、なんて僕にとって都合のいい結論。
傍から見れば、これは、優柔不断な男が、答えを先延ばしにしているだけにも見えるだろう。
僕が逆の立場だったら、思いを最初に伝えた側だったとしたら、もっと早く、結論を出して欲しいと思っていたかもしれない。
「と、理樹君は言っているが。どうする葉留佳君、美魚君」
でも、僕は信じる。みんなの気持ちを。
「理樹くん」
「うん」
葉留佳さんが、一度遠くを見るように星空を見上げた。それから、僕に視線を戻す。
「私、馬鹿だから難しいことはわかんないけどさ。それでいいと思う。悩むなら悩んじゃっていいんだよ。そうしないと出せない答えってたぶんあるからね。
それに、時間はたっぷりあるんだからさ」
葉留佳さんは、そう言って。
穏やかに微笑んでくれた。
「私たちの時間は、理樹くんと鈴ちゃんにもらったようなものだからさ」
葉留佳さんは、左腕を右手でそっとなぞった。
そこには、まだ微かにだけど、あの事故で負った傷が残っていた。
「二人があの事故のとき助けてくれなかったら、私たち助からなかったかも、って聞いたから。
それに、あそこで助けてもらったからこそ、わたしはずっと止まってた時間を取り戻すことができたから」
過去を振り返るように、愛おしそうにその傷跡を撫でる。
「だから、私は本当に理樹くんに感謝してるんだ。
だからね。私はその分の時間を少しだけど、理樹くんと鈴ちゃんに返すよ。私の時間、理樹くんの時間として使っちゃってもいいよ」
「たとえどんなに時間がかかっても、理樹くんがどんな選択をしても、理樹くんがその結果私を選ばなくても……」
うん、と葉留佳さんは小さく頷き、
「私は、理樹くんが決めたことなら受け入れるからね」
少し、はにかみながら。
葉留佳さんは僕を受け入れてくれた。
「いつまでも同じままではいられない。私もそう思います」
西園さんは、微動だにせず、表情も変えないまま、葉留佳さんの後を継ぐように口を開いた。
「ですが、そして答えを出すために生きる。それは一見理に叶っているようですが、ではその答えが本当に出せるのか。
いつか、という言葉に安寧したまま先延ばしになってしまわないか。
そう考えると、それはとても難しいことだと思います」
それは、僕も否定しない。
答えを見つけるために生きて、生きていく中で答えを見つける。
それが簡単に出来たら誰も苦労はしない。
「それでも……」
「私が好きになった直枝さんは、少なくともその難しいことを乗り越えられる人です。
私にはとても無理だと思うようなことでも、直枝さんならきっと諦めずに克服してくれると思っています」
それは、僕の気のせいだろうか。
西園さんは、僕と、もう一人。西園さんのすぐ隣に――誰もいないはずの隣にいる誰かに――同時に語りかけているような、妙な印象を受けた。
「だから、私は直枝さんを信じます。直枝さんがそれでいいと信じるなら、私もそれを信じたいと思います」
西園さんは、微かに目を細めて安心したように笑った。
初めてヒナが親鳥を見たときのような、西園さんなりの精一杯の甘えの入った笑みに、僕もきっと赤面しながら小さく微笑んでいたと思う。
「はっはっはっ。まぁそういうわけだ。ここにいない鈴君たちもおそらく答えは同じだろう。
私たち自身、自分達のおかれた特殊な状況は理解している。だから理樹君がこれから答えを見つけるというのなら、私たちは今までどおり君と一緒にいながらずっと待っているさ」
腕を組んだまま、豪快に笑って来ヶ谷さんが締める。
「だが、あえて我侭を言わせて貰うとしたら、あまり長く待たせないでくれとだけ言っておこう。
なにしろあまり年をくってしまうと、もし理樹君にフラれたときに、理樹君を見返そうと理樹君よりいい男を見つけるのが大変になってしまうからな」
「そうだね。来ヶ谷さんならいくつになっても綺麗だろうから大丈夫だとは思うけど、なるべくみんなを待たせないように頑張るよ」
「なっ……そ、そんなことは……い、いやこれは想定外だよ理樹君。君ならもっとうろたえるかと思ったんだぞ私は」
珍しく来ヶ谷さんが一本取られたような顔をした。
普段とは違うその動揺した来ヶ谷さんが可愛くて、僕たちは思わず笑ってしまっていた。
「では理樹君。私はそろそろ上がるから」
それからは、時間は静かに過ぎていった。
時折、とりとめもない話をして。
終わったら、また星空を見上げて。
すっかり暗くなって何も見えない海の向こうに思いをめぐらせて。
また、思い出したように少し話をして。
時々不可抗力で見えてしまうみんなの身体に、思わず不意打ちで赤面させられたりして。
すっかり体中に熱が回ってきた頃、来ヶ谷さんが立ち上がって月明かりの下にその身体を惜しげもなくさらけ出しながら言った。
「うん、分かったよ」
乳白色の温泉につかりっぱなしで、全身がほんのりと赤くなり、肌がつやつやとした来ヶ谷さんの身体は本当に綺麗だった。
「んじゃ私も出ますか。理樹くん、一緒に着替える?」
「いやいやいや、いいよっ!」
こっちは、もういつもの葉留佳さんに戻っていた。
口をネコのように緩めながら、こっちが逆に恥ずかしくなるようなことを言ってくる。
「……では、私も」
「あれ、西園さんも?」
「直枝さんが先に出てしまうと……私の下着で何をするかわかりませんから」
「しないよっ!!」
「冗談です」
そういって、みんなは一足先に露天風呂を後にした。
僕が出した答えを受け入れて、その後もいつも通りのみんなでいてくれる。
それが本当に嬉しかった。
「僕も上がるかな」
10分くらいは経っただろうか。そろそろ、来ヶ谷さんたちも脱衣所で着替え終わって部屋に戻っていると思う。
さすがにみんなが着替えているところに入っていくわけにいかないし、僕もみんなの前で着替えるわけにいかない。
入り口のガラス戸をちょっとだけ横に開けて、隙間から脱衣所の気配と音を探る。
とりあえず、誰かが脱衣所にいる気配はなさそうだった。
「すっかりのぼせちゃったなぁ……」
なんだかもう色々なことがありすぎた。それを全部思い出そうとするとこの場で貧血を起こして倒れてしまいそうだ。
とりあえず、部屋に戻ったら自然な顔でみんなと接するようにしないと。
なかったことにするわけじゃないけど、あまり僕が変に意識しすぎるのもかえって気まずいだろうから。
もうみんな上がってしまったのか、脱衣所はすっかり空だった。
ともかく今のうちに早く体を拭いて着替えて部屋に戻ろう。旅館の人とかが掃除に着たりして鉢合わせたら大変だ。
……って、あれ?
脱衣所に出て体を拭いていると、周囲の風景に違和感を感じる。
あるはずのものがなくて、ないはずのものがあるとでも言うのだろうか。まるで小さな頃にやった間違い探し。
周囲に視線をめぐらせ、頭の中で記憶のパズルを組み立てていくとその違和感の正体はすぐに分かった。
――服が、なくなっている。
浴場へと出られる入り口の側、左から4番目、真ん中の段。番号15番。
たしか、僕の脱いだ服はここの籠に入れていたはずなのに。
その隣、たくさんある籠の中で唯一何かが入っている籠には……そこに僕が脱いだ服ではなく、赤い和風の紋様が鮮やかな浴衣がきれいにたたまれていた。
「……いやいや、まさかね」
一瞬脳裏によぎったデジャヴ。いつかもこんなことがあったような既知感。
そんなはずはない。きっと他の誰かの忘れ物だろう。そのデジャヴを振り払おうとして――
手紙を見つけた。
『理樹君へ』
僕宛てだった!
「……読む、しかないよね」
誰も聞いてないけど、いちおう声に出して確認する。
なんか…内容が既に予想できる気もするけれど。
願わくば、どうか予想が外れますように。
『理樹君へ、君がこの手紙を読んでいるということは、私たちはすでにこの風呂には存在していないことだろう』
「いやいやいや、シリアスに見せかけてぜんぜんシリアスじゃないから」
なぜか手紙はどこかの漫画やゲームでありそうな書き出しっぽく書かれていた。そう、もう帰ってこられないことを悟りながらも最後の希望を主人公に託し、散っていく仲間のような……
……って、なんで僕は手紙にまで突っ込んでるんだ。
『だから、君にお願いだ。部屋にはその浴衣を着てこい。拒否権はない。反論も許可しない。ああ、ツッコミだったら存分にやってくれて構わない。以上』
お願いなのに命令口調だった!!
「やっぱり…これって女性用の浴衣だよね」
来ヶ谷さんが風呂で大人しいと思っていたら、最後に大変なものを残してくれた。
なんとなく、これを着ていった先の展開も予想できてきた気がする。
『P,S』
「ん?」
続きがあった。
『か、勘違いしないでよねっ。別に理樹君の浴衣姿が見たいワケじゃないんだから。……などとツンデレっぽく続けてみる。
どうだ? 萌えたか? ツボだったか? 理樹君の属性にズバンッ、とクリティカルヒットだったか?』
「いやいやいや、だからツンデレってなんなのさ」
西園さんもさっき口走っていたけど、流行っているんだろうか?
『では真面目に話そう。なにも私たちは嫌がらせで君に女装をさせようというわけではない。
理樹君がいくら可愛いとはいえ、男用の浴衣を来た人間が女性だけの部屋で寝るところを従業員に見られたら何か不都合がないとも限らないからな。
君も女の子のままで通した方がいいだろうと判断してのことだ。事前に相談しなくてすまなかった』
……そっか。
来ヶ谷さんたち、ちゃんと考えてくれてたんだ。
またこの機会に僕を女装させて楽しもうとしてたのかと思った自分に深く反省させる。
その手紙の続きは……
『なお、君の服は下着も含め我々の手の中にある。逆らった場合彼等の命は保証しない』
手紙はそこで終わっていた。
「いやいやいやいや、せめて武士の情けで下着は残してよっ!」
たしかに籠の中にも下着は無かった!
誰もいない脱衣所で、手紙に対してのツッコミ。
もちろん誰も聞いているはずもなかった。
「……はぁ」
女性用の浴衣を、しかもノーパンでかぁ……。
これ、他の人にバレたら末代までの恥だろうなぁ。あ、なんか涙が出そうになって来た。
やっぱり、強く生きようとしても僕の立ち位置ってあまり変わらないのかもしれない……。
今回はここまでです。
いいかげん終わろうと思ってもなかなか終わらなくなってきてしまっているので、さすがに次回か次々回で締めたいところではあります。
前回はお子様組ということで、無邪気に洗いっこ→エロの展開にしてみましたが、
今回はアダルト組ということで、風呂に入りながらも割と真面目な展開にしました。
姉御のエロエロとか期待していた皆さんすみません。
単純に露天風呂で混浴でむひょっス、な展開にしてもよかったのですが、これがリトバスのアフターとして書いたものである以上、
安易なハーレムにしないためにも今後理樹がどうしていきたいのか、を少しでも入れたくてこうなりました。
次回、「大部屋編」は女装浴衣(下着無し)の理樹をいじる話にするか適当に流して完結に持っていくかまだ悩んでいるところですが、
どうか最後までお付き合いいただけたら幸いです。
P・S 課の旅行では私ももちろん温泉に入ってきましたが、混浴なんてあるはずもなく上司との裸の付き合いのみでした。
少しでも作品の参考に出来るかな、と思ってましたがなんの参考にもなりませんでした(笑)
それでは読んでくださったみなさん、ありがとうございました。
他の職人のみなさんの作品もおぎおぎしながら待ってます。
ずっと楽しみにしてた。今回もGM
エロエロ話もシリアス話も好きだな
相変わらず上手い…
が、エロなのかシリアスなのか!
>>200 ひゃっほーう、GMっす!
ずっと待ってました!
>>202 それでは『尻愛す』とでも命名してみようか。
……これはナシだな。
すまん。
>>203 みおっちが好きそうなフレーズだな>『尻愛す』
終わってみたらリトバスアフターの作者だった。乙。
>>172 ここまで先を読むとは…
なんか出ない真人が気になって仕方ない
>>200 ナイスだ姉御。その後がすごく気になる。次を待ちましょうか
>>200 いやっほ〜ぅ!待ってました!
シリアスも良いし巧いな…GJですヨ!
では、続きが楽しみと言いつつ待つとしよう
なんか「おげれつ!リトルバスターズ!」って感じだな
>>172 恭まりキターー(゜∀゜)−−!
ずっと待ってたぜ!毬子がかわいすぎてこまりまっくす。
GJだ。
>>200 あいかわらず上手すぎるなぁ・・。
エロもシリアスもかなりスムーズに読める。
個人的に姉御がかっこよすぎるぜ。
GJでした!
ちんちんしゅっしゅ!
楽屋ネタ投下します。
こういうネタ初めてなので感想おながいします・・・。
理樹「リトルバスターズ、ロケ終了!かんぱぁ〜い!」
一同「かんぱぁ〜い!!」
鈴「り、理樹お疲れだっ・・!」
理樹「?鈴どうしたの?」
鈴「なっなんでもない!」
来ヶ谷「ほほう・・・。」
鈴「うわっ!くるがや!」
来ヶ谷「ヒロインのみんなは本当にお疲れ様だったな。まぁ私はキスなかったがな。」
理樹「そ、そうだね・・・。ははは・・・。」
来ヶ谷「なんだ少年、膝枕で耳かきでは飽き足らず、おねーさんの唇が欲しいか?」
理樹「そっそんなんじゃっ・・・!」
葉留佳「いや〜、理樹くんはキスしまくりでしたね〜。」
理樹「は、葉留佳さんっ・・・。」
葉留佳「あ〜、理樹くん照れてる〜。」
美魚「私は人口呼吸でしたが。」
小毬「ほわぁぁぁ・・・。」
来ヶ谷「キスといえばクドリャフカ君。理樹君とのキスはどうだったのかね?」
クド「えっええええっ!リリリ、リキとは確かにいっぱいしましたけど・・・おお憶えてないです!」
来ヶ谷「憶えてないわけないだろう?特に君が祖国へ変える前の家庭科室での・・・。」
クド「わぁぁああああっ!わぁぁぁあああっ!・・・・・わふー・・・・。」
来ヶ谷「理樹君の舌の感触はどうだったかね?ん?」
クド「わわわわわ・・・・わふー!」
理樹「ちょっと来ヶ谷さん・・・クド困ってるし。」
謙吾「あのキスシーンは鈴が大変だったんだぞ。」
理樹「鈴が?」
佐々美「ええ、いやだいやだって泣き叫んで、私と恭介さんと宮沢様でやっと抑えてたんですもの。」
鈴「うわぁぁあああ!!いうな!」
来ヶ谷「ほほう。理樹君の唇が他の女に奪われるのが我慢ならなかった訳か。はっはっは、乙女だな鈴君。」
鈴「ううぅ・・・・。」
理樹「そ、そうなの?・・・・いやまぁ。」
恭介「ウチの鈴はやらん!」
理樹「・・・・・一体何なのさいきなり。」
恭介「いや、一度兄として言ってみたかっただけだ。」
来ヶ谷「しかし、謙吾氏もかなり大変だったな。」
理樹「そうだね。屋上から古式さん抱えてダイブだからね。どんなスタントマンより凄いよ。」
古式「宮沢さんと一緒だったら・・・怖くありませんでした・・・・。」
謙吾「こ、古式・・・。」
佐々美「きぃーーーーー!!」
真人「おい、俺だって銅像かついで大変だったのが忘れられてる気がするんだが。」
理樹「ああ、アレは大変だったね。あの後本当に倒れたもんね。お疲れ真人。」
真人「おお、やっぱ理樹。お前だけだぜ!」
鈴「きしょいな。」
理樹「・・・うん。」
来ヶ谷「感動シーンはダントツで私だな。」
理樹「いや、あのルートから始めた人は訳が分からないと思うんだけど。」
来ヶ谷「ぶち殺すぞ貴様。」
理樹「ええっ。なんで殺されなきゃいけないのさ!」
来ヶ谷「私の膝の上で『最高ッス来ヶ谷先生!あへあへ。』とかしてたくせによく言えるな。」
理樹「そんな『あへあへ』とかしてないしっ!」
謙吾「そういえば、あの来ヶ谷の告白は現実世界なのか?恭介。」
恭介「さぁな。来ヶ谷に聞いてみろ。」
来ヶ谷「フフフ。謎は謎のまま残していた方が美しいものなのだよ。」
佐々美「感動シーンはやはり宮沢様ですわっ!」
理樹「うん。あのシーンで涙したって人はかなり多かったみたいだよ。」
謙吾「そうか。ありがとう。」
真人「また俺が忘れられてる気が・・・・。」
理樹「ま、真人も凄く良かったよ!」
真人「やっぱ理樹。もうお前しか見えねぇ!」
鈴「引くな。」
理樹「うん・・・。」
恭介「ちょっと待ったぁぁ!!一番の感動シーンは俺だろう!何回死んだと思ってんだ!」
理樹「でも泣き顔のCGが微妙だったって声もあるよ。」
恭介「ぐわぁぁぁあ!」
鈴「あほだな。」
理樹「いやまあ・・・」
〜おわり〜
GJ
中々に楽しませてもらった。
こういう見方もアリだな。
案外、こういうネタはこれまで写真撮影ネタくらいしかなかったんじゃないか?
ナイスな小ネタだ!
>>211 GJ!こういった現実?世界からの小ネタは珍しいよね。面白かったです。
そして今から10分後ぐらいに投下予定。このスレ番号の25だが
SS初心者なんで宜しく頼みます。
CPは恭介×美魚
内容は学校卒業後。
前編・後編で分けて、今回は前編を投下。
クオリティは低いので、拙かったらスルーしてください。
新しいジャンルが確立されたな。
それは一本の電話から始まった出来事だった。
今は珍しい、古き愛された黒電話から単調な電子音が鳴り響く。FAXやら電話帳の機能が付属された最新型の電話機を使用しないのは、使用者の好みだった。
曰く、そっちの方が味わいがあるじゃないか、と。
「もしもし、棗ですが」
その黒電話の使用者―――棗恭介が受話器を手に取った。
「ぇ……俺が連載してる漫画を小説化したいですか? ええ、いや突然だったものでビックリしただけです。いや、小説化するのは構わないのですが、また本当に突然ですね?」
恭介は受話器を片手に首を捻りながら答える。
高校を卒業してから数年、どこぞの中小企業に勤めながら、漫画家を目指し、つい昨年漫画家デビューを果したばかりだった。その突飛な発想力から新人には珍しい、週刊誌の連載を一任され、今
や期待の新人として、古参に負けず劣らずの人気を誇るほどだった。
「ああ、はい。じゃあ近いうちに小説家の方と顔合わせですか。分かりました。ちなみに、その方の名前とか教えてもらえませんか? って
秘密って……なら経歴だけでも、ミステリーを得意とする……それで大丈夫なんですか? 俺の作風と合わない気がするんですが。いや、まぁ任せますけど」
恭介は何度か頷くと、
「では三日後ですね。予定は空けておきますよ。では失礼します」
ガチャリと重い音を立てて受話器が戻された。
「やれやれ、なんだかややこしい事になってきたな。それもありだが」
色々めんどくさそうではあるが、面白そうだ。
笑みを浮かべながら恭介が取った行動は、ズボンのポケットから黒電話のアナログさとは似合わない、最新の携帯である。
素早く開け“リトルバスターズ”と打たれたフォルダにアクセスすると、高速でメールを打っていく。
「俺の漫画がどうやら小説化されるみたいだ、イヤッホォー!っと」
メールを送信した恭介は携帯を直すと、秋から冬に迎えつつある夜空を窓から見上げながら呟いた。
「三日後か―――面白い奴だといいんだがな」
夜空には雲一つ無い星空が展開されていた。
sien
「…………」
「…………」
賃貸のアパートの一室が重たい雰囲気で支配されていた。
放たれる重たい気配を放つのは二人。
若き期待の新人漫画家と評されている―――棗恭介と、公けの場に姿を見せない所から謎のベールに包まれたミステリー作家と評されている―――西園美魚だった。
今日は恭介が自分の漫画が小説家されると報告を受けてから三日目―――朝から編集者の人に小説家の人を紹介すると、指定された場所まで行ってみれば、何故かそこには美魚が居たわけである。
お互い、相手を知らされていなかったのであろう。顔が合った瞬間は驚きの表情を浮かべたものの、一瞬で納得の表情に変化していた。
なんせ古き友人で、今もなお続く友情で結ばれた仲間―――リトルバスターズなのだから。恭介も美魚の仕事を知っていたし、美魚も恭介が漫画家デビューを知っていた。
っというか、この二人。お互いアパートが近い為か、他のリトルバスターズのメンバーに比べて合う機会が多かったりする。
恭介は美魚の小説を読んで相談者になったりもしたし、美魚も意外ながら、恭介の漫画のファンだったりする。
そんな二人が仕事場で顔を合わせる―――これはどんな運命なのだろうか? そう二人が思ったかは定かではない。
そんなこんなで、お互い紹介を必要とすらしないほどで、編集者は二人が知り合いだったのにビックリしていたが、紹介の手間が省けたと喜んでいたのは別の話。
そして後は任せた、と帰って行く編集者を見送り、
―――どうせなら私の部屋で構想を練りませんか?
っと恭介は誘われ、美魚のアパートに居るわけだが……何でこうなってしまったのだろうか? と部屋の雰囲気の負けない程の重い溜息を心で吐いた。
―――事態は昼頃までに遡る。
「相変わらず綺麗というか、質素というか、何も無い部屋だな、西園」
建て付けが少し悪いアパートの扉が軋みを上げながら開き、玄関に上がった恭介が第一声を上げる。
「不便ではないですから。それに必要最低限な家具は揃っていますし、文章を書く為の参考資料なら押入れの中にあります」
「ほぉー。そういえば今まで何度も部屋にお邪魔したが、押入れの中は拝見したことがなかったな。小説家がどういったのを参考してるのか、見せて貰ってもいいか?」
「ダメです。企業秘密です。もし勝手に侵入したら……許しません」
「おいおい。何もそんなマジで睨まなくてもいいだろう。もしかして、他人に見せれない物でも隠してるのか?」
「っ―――!? 恭介さんはデリカシーに欠けます!」
頬を微かに桜色に染めた美魚は、恭介から勢い良く顔を背けながら言い放つ。どうやら恭介の言葉に反応したみたいだが。
もしかして図星だったのか? いや、まさかな。
思考は巡るが判断はつかない。今はそれよりも背を向け奥に向かう美魚を追いかけるのが先決だった。
その後は比較的普段通りだった。
美魚の私室に入り、最近話題になった映画や、恭介が連載する漫画の単行本が美魚の机にあって、それを発見した恭介が狂喜乱舞して美魚が困ったり、
美魚が自分の執筆した作品の感想を照れながらも尋ねたり、ここには居ないリトルバスターズのメンバーを肴にして談笑をしたりと。
二人の性格の違いから合わなさそうな感じがするが、その実熟練した夫婦と言われても納得が行くぐらい、会話が途切れず、穏やかに時は過ぎさっていく。
「西園の家に着いてから一時間か。時間が過ぎるのも早いもんだ」
「そんなに経ちましたか。そろそろ本題についても話し合わないといけませんね。その前に……一息つきますか?」
「そうだな。じゃあお茶でも入れるか。西園はダージリンで良かったよな? 悪いが台所借りるぞ」
美魚の返事を聞かずに、飄々と部屋から出て行く恭介。勝手知ったる他人の家である。どこに何があるのかさえ把握してるようだ。未知の領域―――押入れを除いて。
「そうゆう強引なところは嫌いではありませんが」
残された美魚は呟きながら恭介の背中を見送る。
暫くして、
「お待たせさん。熱いから気をつけろよ」
「ありがとうございます。それと子ども扱いは止めてください」
「そんなつもりで言ったわけじゃなくてだって熱ちぃっ!」
「……はぁ。恭介さんは相変わらずですね」
「あつー。ん? 羨ましいか?」
「いえ、それほど」
「まぁそれは置いておいてだ。そろそろ真剣に本題について話し合うか。何で西園が俺の作品の担当になったんだ? お前はミステリーだから畑が違うと思うんだが」
「それなのですが……」
どこか暗い表情を浮かべながら訥々と説明を始める美魚。黙って頷きながら恭介は聞き始めた。
支援?
「つまり要約するとだ。西園の作品にはどこか生きたリアル感がないと評価されたわけだ。それで色々な経験を積む為に、一度分野の違う方向に手を出そうってわけか」
どこの業界も同じだが、とくに漫画、小説と云った業界は特に生存競争が激しかった。
恭介の様にデビュー仕立てで人気を誇る連載を任せられたりもすれば、今まで大手を評されていた人物が突然切られたりもする世界。そんな中で生きていくには、常に最新のエンターテイメントが要されるのである。
美魚が執筆した作品は、どれも文章に表現力、全てに渡って上位の実力を納めていたが、一つだけ足りない物があった。
誰もが考えた事のない発想。つまりエンターテイメントである。美魚の性格からして仕方が無い部分もあるかもしれないが、それを直さないことには生き抜くことは出来ないのである。
「初めの頃は良かったのですが、読者からの期待が膨れ上がるほどに厳しい酷評も上がってきまして。スランプです……」
しょんぼりと俯く美魚。あまりの儚さに、今にも雪のように溶けて消えてしまいそうだった。
なんとかしてやらんとな。
弱った美魚の姿に決意を固める恭介。
彼はいつだって仲間が困っていたら自分の事は顧みず助けてしまうバカだった。
いや、仲間でなくても、困っている人が居て、自分が気付いたら仲間でなくても助けてしまうオオバカ者だ。だからこそ放っておけない。
でもいつもと違う部分もあった。
恭介自身にも分からないが、今の美魚の姿を見ると胸に針が刺さるように疼いたのだ。いや、仲間が困っていたら胸が痛むが、それとは違う微かな違和感。不思議に思い考えるも―――
―――笑ってるほうがいいよな。控えめで分かりづらいかもしれんが
釈然としないものを感じながらも、俺も保護欲過ぎるって事か? と結論つけながら西園に声をかけた。
「そう落ち込むな、西園。俺も協力してやるから任せておけ。お兄様は頼れる人だぞ?」
自分の連載してる漫画からの一シーンからセリフを抜粋する恭介。
その姿に励まされたのか、暗い表情から平常に、否、冷たい表情になると美魚は、
「犯罪です、叫んでいいですか?」
「―――なんでだぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」
「冗談です。近所迷惑ですから静かにしてください、恭介さん」
「…………」
ジト目の恭介。さっきまでのモヤモヤとした胸の痛みは霧散していた。
「冗談はここまでにして始めましょう」
「……まぁいいけどな」
「……ありがとうございます」
「ん? 何かいったか?」
「いえ、何でもありませんっ」
そうか、と頷きながら紅茶に口をつける。鼻と口に広がる甘い匂いと味。それを楽しみながら二人は本題を語り始めた。
「よし、こんなもんか。大体は伝わったと思うから、後は任せる。質問があるなら電話なりメールしてくれたら相談に乗るから、いつでも声をかけてくれ」
「はい。では今日は解散しましょう。お風呂で汗を流したいです」
「俺も夕食の献立を考えないとな。さすがに楽だからといって、カップメンは味気ないし」
「栄養不足は倒れる原因ですよ」
「だな。今日は手軽に野菜炒めでも作るか。じゃあ帰るわ。頑張れよ、西園」
恭介さんも、と美魚の返事を聞きながら立ち上がる。まずはスーパーに寄って食料調達をしなければいけなかった。
……なんせ冷蔵庫はカラッポで、あるものは真人が置いていったプロテインのみである。真人は何を恭介に期待したのだろうか? きっと筋肉仲間が欲しいだけだろうが。
「お邪魔しました、っと。さて、ここから近いスーパーは福丸だったかな」
外は晴天。気持ちの良い天気に身を晒しながら恭介は街道を歩いていく。ここまでは平和だった日常が、この後―――夜に起きる出来事も気付かずに。
恭介は暗くなり始めた街道を歩いていた。ここを通るのは今日で三度目だ。
目的地は美魚のアパート。
夕食を終え、これからどうするかと考えていた時に携帯に美魚からメールの着信があった為だ。
“第一章の部分を文章で書き起こしてみました。都合が良かったら確認お願いできますか?”
性急な話だと思ったが、美魚の執筆速度ならおかしくもない。一度書き始めたら止まらないのが美魚の特徴だった。
街灯に照らされた夜道を駆け抜ける。急いではいないが、恭介自身も楽しみであった。一体自分の作品がどう表現されているのか。わくわくする心を胸に秘め、ひたすら美魚のアパートを目指す。
「―――着いた」
備え付けのインターホンのボタンを押す。
「ポチっとな」
棗恭介の心得。ボタンを押すときは掛け声を忘れずに。
扉の向こうから足音が聞こえる。扉が開かれた。
「お待たせしました。夜遅くに申し訳ありません」
「良いって事よ! いつでも声を掛けてくれと言ったのは俺だしな。じゃあお邪魔するぞ」
「どうぞ。こちらです」
美魚の先導の元、昼と同じ私室に案内される。
「これです。読んでください」
部屋についた恭介に早速プリントアウトされた数枚の紙が渡される。
「じゃあ暫く時間貰うぞ」
真剣な顔で読み始める恭介。普段自然に浮かぶ笑みは表情になく、分野は違うが、一人のプロとしての表情だった。
恭介自身、小説は書かないが目は肥えているほうだ。美魚の相談にも乗るし、仕事の関係上か流行を調べる為にや、ネタにするため小説を読んでいる。もちろん少年向けの―――ラノベに分類されるものだけだが。
そんな恭介を不安そうに見つめる美魚。その緊張感漂う仕草は己の処女作を公開したときにも似ている。
カチカチ
カチカチカチ
カチカチカチカチ
時計の秒針が刻む音だけが無音の静寂の中響き渡る。
「ふぅ……」
静寂を打ち破る恭介の溜息。
「どうでしたか?」
緊張を維持したまま美魚は訊いた。
「そうだな。面白かったと思う。だが、正直言い難いが、それ以上はなかった」
「…………」
「その様子じゃ西園自身も気付いてるみたいだな。何が悪いのか」
「はい。なんとなくは掴めています。ですが、恭介さんの口から聞かせて貰っていいですか?」
「俺からか? 正直小説に関しては専門外だ。そう的確な批評はできるか自信はないぞ?」
構いませんと頷く美魚。
生きた感想が必要なのだ。とくに読者から得られる生の感想が糧となる。専門的な部分については自分で補えばいい。そう美魚は考える。
「じゃあ遠慮なく言おう。俺が読む小説は一般的にライトノベルなのは西園も存じてるとは思うが。
ライトノベル―――略してラノベは作品に登場する主人公は、その作品を読む読者にまるで自分が体験してるかの様に己を投影させる。
それにより熱い展開、悲しい展開、色々あるが、その一つ一つのエピソードに感動できるわけだが……」
一度言葉を区切った。
そして―――恭介はいつかの世界で見せた、捕食者の様な目線で西園に言葉を叩きつける。厳しく冷徹に。だが、それは相手を思ってだ。彼は冷たくなれば成るほど、他人を想い遣る事が出来る男なのだから。
「お前にはそれがない。ただ、起きた事実をそのまま表現するだけで、読者を引き込ませる何かが欠けているんだ。
大人向けの本格派ミステリーならそれも良いだろう。だが、今回は若者層がターゲットになる。だから面白くても、それ以上でもそれ以下でもない」
少し厳しすぎただろうか。それでも美魚なら理解してくれるはずだと、恭介は信じる。
「心が痛いです。似た意見を読者アンケートで頂いた事がありますから……」
スランプの原因を思い出したのか、また暗い表情に戻る。
また胸が疼く。やっぱり厳しすぎたか、と少し後悔をしながらも恭介は表情を変えなかった。これは彼女の問題だ。自分にできるのは精々傍らに控えて見守ってやるぐらいしかない。
「……でも嬉しいです。恭介さんが嘘を騙らず、本音を言ってくれて」
弱弱しさを隠しきれてないが、それは美魚本来の笑みだった。
恭介も笑みを浮かべる。自分の本心が伝わった安堵、美魚の強さに。
「ですから手伝ってください。私のスランプ克服の為に。今から手直ししますので」
「へっ?」
「どうしたんですか?」
「いや、手伝うのはいいのだが、今からか?」
「はい」
「いや、拙いだろ?」
「……?」
「だからそこで首を傾げるな。今何時だと思ってるんだ?」
「……午後九時ですが」
壁に掛けられた時計を見ながら答える美魚。
「分かっているのか、惚けているのか知らんが、もう少し貞操概念ってのを持ってくれ。俺は男で、お前は女だぞ?」
「恭介さんは、そんな目で私を見ていたのですか?」
「いや見てはいないが―――そうゆうことじゃなくてだなっ」
「見ていないのですか……。私には魅力がないのですね」
「い、いや。西園は女の子として魅力あるし、俺も―――って何を言ってるんだっ! 今はそんなことを言ってるわけじゃなくてだ」
「恭介さんでも慌てるのですね」
珍しいものでも見たと、目を丸くする美魚。微かに笑みの残滓が残っている。
「……お前さんが珍しい冗談を言ってくるからだ。っでいいのか?」
「大丈夫です。信頼していますから」
お願いします、と頭を下げる美魚。それに恭介はらしくない、と頭を振っていた。
こうして出来事は冒頭に戻る。
「やっぱり駄目だな。根を詰めすぎても意味もない、今日はお開きにしよう」
時計を見れば十一時を回ろうとしている。
これ以上は明日に障るし、正直これ以上はこの雰囲気に耐えられそうにもなかった。
美魚は表情を歪めていた。いや、他人から見たら違和感程度しか気付かないかもしれない。それでも恭介には必死に泣くのを堪えているのが分かってしまった。長年の付き合いだ。それも固い結束で結ばれたリトルバスターズの。
お互いを知りすぎるのも難しいもんだ、と頭を恭介は押さえた。
恭介は無理だと判断し、何度も止めようとしていた。つまりお世辞に分類される批評を上げて美魚を納得させようと考えたのだが、美魚は騙されない。仕舞いには嘘は禁止です、と注意されてしまった。
―――こう見えて西園は頑固者だったのか……。
そうなっては恭介も嘘は言うわけにはいかず、美魚が納得するまで自分なりの感想を伝えていたのだが―――分野が違うため正確に伝えきれない。伝えたいことがあるのに、伝えられない、もどかしさ。
そして、その度に悲しげな表情になっていく美魚。思わず自分を殴りたくなってくるほどだ。
胸も相変わらず疼く。いや、どんどん酷くなってくるほどだ。この疼きはなんなのだろうか? 今まで経験したことのない感情だ。
「そうですね……。すみません、無理をいってしまって」
「いや、俺は大丈夫だ。それよりも西園、お前の方こそ大丈夫か」
大丈夫なはずがないのは分かっている。こんなのは気休めの言葉だ。それでも無いよりはましだと恭介は判断する。
「大丈夫です。これは私の問題ですから。また改善できたら見てもらいますので、今日は解散しましょう」
「ああ。いつでも声をかけろ。役に立つか分からんが手伝えることは手伝うから」
そういってアパートを出て行く恭介。
ふと見上げる夜空は、三日前とは正反対の雲に阻まれ星の輝きを消し去っていた。
「まるで今の俺達みたいな感じだな。なんとかしてやれたらいいんだが」
狭い路地裏を残された呟きは、星の明かりも消え去り、街灯の明かりも届かぬ夜闇に染み込むように溶けていった。
前編投下終了。
10もスレをお貸しいただき有難うございます。
えー正直言います。すいません。
初めての投下で改行ミスや本文長いエラーで捕まってgdgdです。
それで途中分量も間違ってるしね。
後はどういった感想が来るかガクガクしながら後編執筆します。
こんなのでも需要あるかなぁ?
それと支援してくれた感謝です!有難うございました!
>>232 ・)つ【需要】【需要】【需要】【需要】【需要】
>>232 GJだ。
やはり新しい書き手はいい…いつだって新しいジャンルの風を吹かせてくれる…
>>237 そうか、全ては現実へ対抗するためのシミュレーションだったってわけか
>>237 言い忘れていたよ、GJだ、ちょっと懐かしいネタコラいいな!
>>213 楽屋裏だってーっ、中々おもしろ…いや、楽しそうです
>>232 不思議と気が合いそうですよね、このふたり
続きっ、続きっ
242 :
237:2007/11/14(水) 00:55:05 ID:Fape0qp60
わかる人いたかwよかたw
>>232 みおちんかわいいよみおちん
続きかもーん!
244 :
233:2007/11/14(水) 01:21:50 ID:NOtMph/20
>>234.235.236.241
感謝!至らぬ点はあるだろうけど頑張る!
>>237 くそぅ!元ネタが分からない俺は負け組みだぜっ!
何か見たことあるんだけど思い出せない!その悔しさを
籠めて執筆頑張る!
後編はもう半分以上出来上がってるから、近いうちに投下できる!
初心者のSSにここまで感想くれて皆最高だぜーイヤッホォウー!
コンコン
「はーい」
ガチャ
「ぐっどもーにんぐです、リキ」
「おはようクド、朝からどうしたの?」
「折角の休日なのでどなたかを誘って遊ぼうかと思ったんですが、あいにく皆さん用事があるようで」
「それで僕のところにか、まぁ何もないけどとりあえず入りなよ」
「おじゃましますー」
「おおー、リキ…これは」
「あー何かあったね」
「姫路城?ですか」
「うん1/380スケールの模型だよ」
「すごいです〜…リキは模型とか興味があったんですね」
「いやいや、これはある意味貰い物でね、暇だから作ろうとしてたところなんだ」
「はー、でもこんなのどなたから?」
「実はバトルの時に投げ込まれてね、運悪く取っちゃったんだ…」
「で、でもこういうものは作ってから武器として…」
「うん、無理だからこの分厚い説明書丸めて武器にした」
「おおー」
「相手が恭介だったし、上手く言いくるめてね」
「流石リキですっ」
「はは、ありがと」
「ということはわたしはお邪魔だったのでしょうか」
「そんなことないよ、黙々と作るのも寂しいし、クドが居ればなんか話しながらできるから」
「よかったです、ところでマサトはどこにいったのでしょう?」
「いつもの筋トレ”己の限界に挑戦してみる”とか言ってたからしばらくは帰ってこないかな」
「そうですかー…わふっ」
「どうしたのクド?」
「な、なんでもないですよ」
「じゃあ早速作っていこうかな、今日中に仕上げて見せてあげるよ」
「ファイトーですっ」
「…ありゃ?接着剤どこ置いたかな?」
「じゃあ一緒に探しますー」
「うん、よろしく」
「って、リキー机の上にありましたよ」
「そこだったか」
「小さい部品みたいなのもありますね」
「そうそう、最初にそういうのからやってくところだったんだ」
「はいリキ、どうわひゅ!」
「クド!」
パチャ
「大丈夫?」
「すみませんです〜なにかが足に…」
「真人のダンベルだ…またそのまんまにして」
「あ、ありがとうですリキ」
「うん」
「ありゃ?」「わふ?」
「え?ちょ離れない?」
「ああー!接着剤が…」
「手!手がくっついてる!」
「きゃ!」
「あ、急に引っ張ってごめん…ど、どうしよ」
「ちょっとだけなのに凄いくっついてます…」
「これ恭介から借りた奴で凄い強いって言ってたっけ」
「じゃ、じゃあ恭介さんなら取れるかもですねっ」
「…」
「リキ?」
「恭介…就職で出てて明日帰ってくる予定なんだ」
「わ、わふ?」
「つまり…今日一日はずっとこのまま」
「わふーっ!」
試演
よくあったよねこういう風な離れられなくなるのって
実際なったら笑えないんだろうけどさー
249 :
名無しさんだよもん:2007/11/14(水) 01:35:38 ID:T1wHk3EV0
おお・・・これから続くのかと思ってたからびっくりです・・・
とにかくGJです!!
ところで自分この間バンブレに影響されて謙吾SS書いたこのスレ初心者ですけど・・・
また昨日バンブレみたら書きたくなってしまい、書いてしまいました・・・
投稿していいでしょうか・・・?
>>249 オギオギしながら待つぜ!
それにしても、俺こんな時間に何やってるんだ。
251 :
名無しさんだよもん:2007/11/14(水) 01:53:16 ID:T1wHk3EV0
では早速・・・2時から投稿したいと思います・・・
ちなみに主人公は謙吾です。
昔の恭介たちと出会うところが原作ではアバウトだったので・・・
そこを書いてみました・・
>>232 過去ダラダラ系恭美魚投下した人間としては同士が増えるとすげー嬉しかったりします。
いいね、GJ!
253 :
始まりの日(プロローグ):2007/11/14(水) 02:07:17 ID:T1wHk3EV0
「フ・・・ここか」
ここは剣道道場の前、
厳かな門の前に立つ、怪しげな人影があった。
「へっ!!腕が鳴るぜ!!」
「・・・」
人影は三つ。
どれもまだ子供といっていいほどの大きさだ。
「さて、早速いくか?」
その中のリーダー格の少年が口を開く。
その質問に二人は無言で頷いた。
「いくぜ!!ミッションスタートだ!!」
254 :
始まりの日(1/14):2007/11/14(水) 02:09:06 ID:T1wHk3EV0
俺は宮沢謙吾。剣術道場の一人息子だ。
幼少のころより剣術を叩き込まれ、先日は全日本少年大会で優勝もした。
・・・だがそれも当然の結果だ。
「キィエエエエエエエエエエ!!」
俺の回想を遮り、大声をあげて俺に剣を振り上げる兄弟子。
・・・遅い。隙だらけだ。
「はっ!!」
バシッ!!
俺はすれ違いざまに胴を思い切り打った。
聞きなれた音が道場にこだまする。
「そこまでっ」
それを見た父が試合を止める。
俺の勝ちだ。
すると父は満足そうに笑い、俺に話しかけた。
「また腕を上げたな、謙吾」
「・・・いえ、まだまだです」
「そうだ。精進を怠るな。お前には才能がある。いずれは私よりも強くなれるだろう」
「はい。努力します」
「それでいい。勝ち続けろ謙吾。そして誰よりも強くなれ」
父はそう言うと俺を下がらせた。
sien
256 :
始まりの日(2/14):2007/11/14(水) 02:10:48 ID:T1wHk3EV0
「よし、今日の稽古は・・・」
父が稽古終了の声を上げようとしたその時。
バン!!と大きな音を立て、道場の扉が開かれた。
「たのもー!!」
扉を開け、中に入ってきたのは俺と同じくらいの少年たち。
・・・なんだ?
「・・・誰だね、君たちは?」
父が穏やかに、だが若干の威圧をこめ、先頭の少年に問いかける。
「俺たちか?・・・悪を成敗する正義の味方・・・人呼んで」
だが少年は微塵もひるまず、その質問に答える。
「リトルバスターズさ!!」
・・・何を言ってるんだ。こいつは。
いきなり道場に入ってきて「正義の味方リトルバスターズ」?
おかしいにも程がある。
257 :
始まりの日(2/14):2007/11/14(水) 02:12:10 ID:T1wHk3EV0
・・・すいません!!順番 間違えた!!
ううう・・・なんというへっぽこぶり・・・こっちが2で上は3です・・・
「か〜、また謙吾の勝ちかよ・・・」
道場の隅で試合を見ていた俺にさっきの兄弟子が話しかけてきた。
「高校生が小学生に勝てないなんて恥ずかしいぜ・・・」
「いえ、そんなことは・・・」
「お前も勝ったんだからもうちょっと喜べよ・・・」
「・・・その必要はありません」
「え・・・?」
その言葉に兄弟子は面食らったようだ。
間抜けな声を上げて俺を見る。
「俺は・・・」
俺は立ち上がり、兄弟子を見下ろしながら言った。
「勝ち続けるために剣道をしているんですから」
そう。
俺にとっては勝利などは当然のことだ。
いちいちそんなことで喜んではいられない。
満足は向上心を鈍らせる。
感じるとしたら・・・それは安堵。
今日も勝ち続けられたということへの安心だけだ。
敗北への焦燥感だけが俺を強くする。
それでいい・・・俺は誰よりも強くならなければいけないんだから。
258 :
始まりの日(4/14):2007/11/14(水) 02:13:19 ID:T1wHk3EV0
俺はあきれた目でその少年を見た。
・・・ふと、少年と目が合った。
なぜだろう・・・その少年の目を俺は直視できなかった。
すぐに目をそらしてしまう俺。
「お前が噂の天才剣道少年か?」
少年が俺に声をかける。
「・・・だったらなんなんだ?」
「俺たちと勝負しろ」
少年が挑戦的な目を俺に向ける。
・・・なるほど。道場破りというわけか。
まったく、時代錯誤も甚だしい。
「くだらんな・・・断る」
「逃げるのか?・・・じゃあ俺の勝ちだな」
「・・・なんだと?」
「不戦勝で俺たちの勝ちだ。・・・なんだ、思ったより大したことなかったな」
・・・何を言っている?
・・・俺の・・・負け?
そんなことはあり得ない。
・・・あってはいけないんだ!!
259 :
始まりの日(5/14):2007/11/14(水) 02:14:18 ID:T1wHk3EV0
「帰るぞ、鈴、真人」
「なんでだよ!?まだ何もしてないぜ!?」
「いいのか?きょーすけ」
「いいんだよ。戦わずして勝つ。兵法の基本だぜ」
「待て」
「じゃあな。天才少年」
「待てと言っている!!」
それを聞いた少年はニヤリと笑った。ような気がした。
背中越しで見えなかったが・・・確かにそう感じた。
なるほど・・・計算通りというわけか。
・・・それならばそれでいい。
俺を挑発したことを後悔させてやる。
「父上。よろしいですか?」
「ふぅ・・・仕方ない。いいだろう」
父は仕方なしに了承したようだが・・・その眼は俺に物語っていた。
・・・叩き潰せと。
260 :
始まりの日(6/14):2007/11/14(水) 02:15:12 ID:T1wHk3EV0
準備が完了した俺は相手が来るのを待つ。
奴らは防具をつけるのに悪戦苦闘しているようだ。
それを兄弟子達が手伝っている。
本当にズブの素人のようだ。
・・・そんなこともできんのか。
「・・・お前。準備できてるんだろう?早く来い」
その中で一人だけ準備ができている奴に声をかける。
あの俺を挑発してきた奴だ。
「馬鹿。真打は最後に出てくるんだよ」
「お前は剣道の心得があるのか?」
「いや、全く」
・・・・・・
・・・何がしたいんだこいつらは・・・
261 :
名無しさんだよもん:2007/11/14(水) 02:19:06 ID:l4M+HcewO
支援
262 :
始まりの日(7/14):2007/11/14(水) 02:20:23 ID:T1wHk3EV0
「ルールは簡単。制限時間なし。一本先取するまでの勝負だ。難しいことは省略する」
審判を務める父が説明をする。
素人同然の奴らのために難しいルールはなしだ。
・・・そしてそれは俺が父と試合をする時のルールでもある。
「へっ・・・どんなルールだろうとかまわねぇぜ」
俺の前に立つのは体格のいい少年。
いかにもパワーがあるというタイプだ。
・・・まあ誰だろうと構わないがな。
俺は勝つだけだ。
「はじめっ!!」
父の声が開始を告げる。
それと同時に突っ込んでくる少年。
・・・本当に素人だな・・・いや、油断はすまい。
俺は様子見に一撃目を防ぐ。・・・だが
「くっ・・・!!」
「うおおおおおおお!!」
・・・なんていう力だ!!・・・本当に子供か!?
「おらおら、いくぜぇっ!!」
だが・・・正面から受けなければいいだけだ。
少年の動きは悪くないが、俺にとっては児戯に等しかった。
俺は相手の攻撃を軽くいなす。
「うおっ!?」
そして隙だらけになった面に竹刀を叩きつけた。
「面あり!!一本!!」
「へっ・・・全然きかねぇぜ・・・勝負はこれからだ!!」
「・・・いや、お前もう負けたからな?」
「へっ・・・なんでだよ!?まだまだ戦えるぜ!!」
・・・やれやれ
263 :
始まりの日(8/14):2007/11/14(水) 02:22:16 ID:T1wHk3EV0
次の相手は小柄な少年・・・いや、少女か?
よく見るとどことなく奴に似ている。
兄弟かなにかなのだろう。
「・・・」
・・・奴とは違い随分無口だな。
「はじめっ!!」
さあ、どうくる?
しかし次の瞬間彼女がとった行動は俺の予想を超えていた。
「うにゃー!!」
「なっ・・・!?」
いきなりの跳躍からハイキック。
俺はそれを竹刀で受ける。
「うにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃー!!」
「ちょっ・・・待て!!」
連続で繰り出される蹴りを防ぎながら抗議する。
俺も打ち返せばよかったのだが・・・あまりにあほらしくなってしまい、手が止まっていた。
「そこまでっ!!」
父が試合を止める。
「うにゃにゃにゃにゃにゃ!!」
「おい!!・・・お前の反則負けだ!!」
「うにゃにゃにゃ・・・って」
「ほらほら下がれ、鈴」
「うううう!!はなせー・・・!!」
奴に引きずられていく少女・・・
なぁ・・・もう帰っていいか?
264 :
始まりの日(9/14):2007/11/14(水) 02:23:21 ID:T1wHk3EV0
「さてと、真打登場だな」
奴が自信満々に立ち上がる。
「全くくだらない。・・・さっさと終わりにしよう」
俺は溜息をつきながら奴を出迎える。
こんな茶番はさっさと終わらせよう・・・
だが奴の口からでてきた言葉は俺の予想外のものだった。
「悪いが俺の相手はお前じゃない」
「・・・なに?」
「言っただろ?・・・俺たちは悪を成敗する正義の味方だぜ?」
「・・・だから?」
そう聞くと奴は満面の笑みを浮かべた。
・・・さっきからなぜ俺はこいつの目を直視できないのだろう・・・
言いようもない後ろめたさが奴から目をそらさせる・・・
奴はそんな俺から視線を外し・・・
「俺が・・・お前を助け出してやるよ」
そう言って竹刀を向けた。
・・・他ならぬ俺の父に。
四円
266 :
始まりの日(10/14):2007/11/14(水) 02:28:34 ID:T1wHk3EV0
全く何でこんなことになったのか。何故父と奴が戦うようなことに・・・
だいたい父には俺でも敵わない。素人が勝てる可能性など万にひとつもない。
「はじめっ!!」
審判を変わった兄弟子の一人が声をかける。
「いくぜっ!!」
奴が速攻で仕掛ける。
「む・・・!?」
・・・!?馬鹿な・・・!!あれは俺の動き!?
奴はさっきまでの俺の動きをトレースしていた。
もちろん動きの質、キレなどは見比べるまでもないが、
それでも剣道初心者の人間がそう簡単に真似できる動きではないはずだ・・・
できるとしたら・・・それは・・・天才というのだろう。
だが・・・
「せいっ!!」
「うおっ!?」
父の剣で奴が吹き飛ばされる。
・・・いくら凄いといっても、それは劣化コピーでしかない。
そんなもので太刀打ちできるほど父は甘くない。
彼は俺の知る限りでの「最強」なのだから・・・
「はははっ!!」
奴の笑い声がした。・・・試合中に何を・・・?
いや、それよりもあの圧倒的に不利な状況でなぜ笑える?・・・ハッタリだろうか?
「行くぜっ!!オッサン!!」
だが・・・違った。
一瞬見えた奴の目・・・それはとても輝いていた。
奴は本当に楽しんでいるんだ。
純粋に今を楽しんでいるんだ。
・・・ああ・・・そうか。
俺は眩しかったんだ。
奴の眼が・・・どこまでも真っすぐな眼が・・・
眩しくて・・・俺は視線をあわせられなかったんだ。
267 :
始まりの日(11/14):2007/11/14(水) 02:29:24 ID:T1wHk3EV0
試合はあっけないものだった。
いくら小細工をしかけたところで父に通用するはずもなく・・・
奴は一瞬で面をとられ、敗北した。
「・・・これで終わりだな」
父が奴を見下ろし、声をかける。
だが奴はニヤリと笑い・・・父に反論した。
「ばーか、ヒーローってのはな、やられてもやられても立ち上がるんだよ」
「・・・何度やったところで結果は同じだ」
「そうかな?」
奴はまた不敵な笑みを浮かべる。
「ヒーローにはな、・・・絶対にあるものが必要なんだ」
「ほう・・・なんだ?」
ヒーローに必要な物・・・?
力・・・?信念・・・?
「力?信念?・・・それも大事だがそうじゃない」
・・・奴はは人の心でもよんでいるのだろうか・・・
だが・・・だとするとなんなんだ?
正直、俺にはそれ以外に思いつかなかった。
「仲間」
「・・・!!」
ふと見ると奴の横にはさっきの二人。
「いくぜっ!!鈴!!真人!!」
「応!!」
「・・・(こく)」
奴の号令と共にその三人は父に襲いかかった。
268 :
始まりの日(12/14):2007/11/14(水) 02:30:46 ID:T1wHk3EV0
戦いは熾烈を極めた。
当然兄弟子たちはそれを止めようとしたが、父はそれを制した。
相手は3人だが、それでも普通にやれば父の敵ではない。
たとえ大人が何人でかかろうと跳ね返すだけの力をもっているのだから。
だがそうならなかったのは、3人のポテンシャルが予想をはるかに上回っていたのと・・・
・・・奴の指示の的確さだった。
奴は時に王道、時に奇策を用いて、父の戦力を抑え込み、自分たちの戦力を何倍にも高めていた。・・・ものすごいカリスマ性だ。
・・・だが・・・俺が本当に驚いていたのはそこではない。
・・・彼らが本当に楽しそうに笑っていることだ。
どうして彼らはあんなに楽しそうなんだろう。
どうしてあんなに眩しいんだろう。
『仲間だ』
やつ・・・彼の言葉が・・・さっきから俺の耳にこびりついて離れない。
視界には笑顔で戦う三人のヒーロー。
俺の頬に・・・熱いものが流れた。
俺は涙を流しながら・・・それでも彼らから目を離せないでいた。
269 :
始まりの日(13/14):2007/11/14(水) 02:37:10 ID:T1wHk3EV0
どれくらいの時がたっただろう・・・
父は床に倒れ・・・少年たちは満身創痍になりながらもその場に立っていた。
「よっしゃー!!勝ったぜー!!」
「・・・やった!!」
大喜びをする三人。
俺はその姿をぼうっと眺めていた。
ああ・・・なんて眩しいんだろう。
俺にはない・・・だけど大事なものがそこにはあるんだ。
・・・どうして俺はこうなってしまったんだろう・・・
もっと早く彼らと出会えていたら・・・俺も・・・あそこにいれたんだろうか・・・
だけどもう・・・それを考えても仕方がないんだ。
俺は・・・彼らから背を向けようとした。
270 :
始まりの日(14/14):2007/11/14(水) 02:38:09 ID:T1wHk3EV0
「・・・お前の親父は俺達が倒してやった」
俺に背中を向けたまま彼が語りだした。
・・・まだ何かあるのか・・・?
「もうお前を止める奴はいないぜ?」
・・・!!
彼は振り返り、俺の眼を見つめる
あのどこまでも眩しい真っ直ぐな瞳で。
俺にはない満面の笑顔で。
「行くだろ?一緒に?」
俺へ向かって手を伸ばす彼。
ああ・・・そうか。
まだ遅くないんだ。
手に入れられるんだ。
・・・俺もなれるのだろうか・・・
・・・お前らのようなヒーローに。
・・・お前らの「仲間に」
俺は彼の伸ばされた手を・・・力強く握った。
ここから俺の物語は始まるんだ。
連れて行ってくれ・・・「恭介」
FIN
271 :
名無しさんだよもん:2007/11/14(水) 02:43:02 ID:l4M+HcewO
支援
>>270 乙です!
オギオギして待った甲斐があったぜ!GJだ!
なんていうか恭介らしいな!熱くぜ。
自分の中で出会いの物語が固まった気がしたよ。面白かった!
273 :
始まりの日(あとがき):2007/11/14(水) 02:47:29 ID:T1wHk3EV0
以上です!!
支援してくださった方まじありがとおおおおおおおおおおおおお!!
しかもありえない大失敗を犯してしまい申し訳ありません・・・
そして読んでくださった方感謝感謝!!
あ、ちなみに自分は恭毬も恭魚も大好きです〜!!
熱いぜえええ!
GMなんだぜ
>>270 乙
なんかキャラクターに奥行きを感じた
こういう純粋に熱くなれるものっていいな
>>270 GJ!
男同士の友情にメインスポットをあてた作品は案外少ないから新鮮だったぜ
なんかageられてると無条件で読む気が萎えるのは俺だけ?
>>277 気にしなきゃいいんじゃね?
変にこだわるとイライラするだけさ
>>270 かなりイメージどおりだったGM!!
このシーンは以前からずっと絵にしてみたいって考えてるんだが
画力が足りないんだぜ。
でもいつか絶対描きたい
>>233 麻枝が今になって友情までを望んだとは思わない。けど、あの頃
の久弥ってこういう人だったんじゃないかと妄想した。遅レスだけどGJ!
投下がないとぴたっとレスが止まるから面白いw
282 :
丸ゴシック体の人 ◆GothicfNhE :2007/11/14(水) 22:34:42 ID:uefobdiD0
じゃあ私めが投下させていただきます。
嫁の目を盗んで少しづつ書き溜めた、鈴と佐々美のエロSSです。
といってもそんなに深刻なのじゃないので、ご安心を。
というわけで、投下↓
「猫二匹、浴室にて。」
何か夢中になれる事があるという点では、彼女達は似ていたのかもしれない。
それでも、住んでいる世界が全く違っていたから、ふたりは分かり合うことなく、日々を過ごしていた。
一方的にちょっかいを出してきて、それが小さないさかいになり、何となくそれも終わって日常に帰るだけ。それでは関係や交際など生まれるはずもない。
しかも一方は重度の人見知りで、もう一人はお高く止まった女王キャラだ。
ただ、ふたりには共通点もあった。
重度の負けず嫌いであるということ。そして………どこか猫っぽいということ。
「ふぅ………」
寮生活を送る少女達の花園。そして男子にとって最も遠い楽園。
ひとりの少女が、女子寮の浴室で湯船に漬かりながら、手足を伸ばしていた。
「よく揉みほぐしておきませんと、明日の練習に差し支えますわね…」
笹瀬川佐々美。ソフトボール部のエースで4番。下級生からの信望も厚かった。
決して恵まれているとは言えない体つきだったが、持久力の高さと、人一倍の負けず嫌いが、彼女を強くしていた。
「わたくしが人に弱みを見せていては、次期キャプテンは務まりませんわ…」
本来ならば入浴時間外なのだが、寮生の女子運動部員だけは、特別に早く入浴できる事になっていた。
腰まで伸びる長い髪を丹念に洗い、身体についた汗の匂いを落としていく。それから湯船にゆっくり漬かり、二の腕や太腿の疲労を揉みほぐしていく。ソフトボール部の仲間がいつも佐々美のために作ってくれる、ひとりだけのバスタイムだった。
「本当は少し、申し訳ないですが…」
彼女のプライドの高さが、他のメンバーと一緒に風呂に入ることを許さなかった。
「みなさんにはいつも、感謝、ですわね…」
それだけを言うと、彼女は目を閉じて、浴槽に体を預けた。
ソフトボール部が練習しているグラウンドの横。休部状態の野球部にとって代わって、とある集団が放課後、毎日のように野球をしていた。
リトルバスターズと名乗るその集団は、いつも学校の中で新鮮な驚きをもたらしていた。
校内でランキングバトルと銘打って、くだらない武器で戦いをしてみたり、学校の中で突発的に缶蹴りや肝試しをやってみたり。騒がしい連中でもあったが、基本的に、他人に迷惑をかけることは一度もなかった。
そのメンバーのひとり、棗鈴が、池に落ちた猫を助けようとして自分もずぶ濡れになり、体を洗いたい、と寮長に声をかけた上で、風呂場へと向かっていた。
運動部が使っているかもしれないから、気をつけて、と言われたが、上の空だった。
自分の部屋で部屋着用のジャージと入浴道具一式、それからバスタオルを用意し、浴室へ入る。
脱衣所で茶色のポニーテールを解き、自分の名前の一部でもあり、トレードマークでもある、左耳そばに結わえ付けた鈴を取る。
水を吸って重くなった制服を乱暴に脱衣カゴへ脱ぎ落とすと、入浴道具を手に、足早に浴室へと向かった。
浴室の扉を開けると、湯船にだれかがいた。
「ん?」
湯煙でよく見えないが、紫色の長い髪を持つ少女が、浴槽の端にもたれかかって眠っている。
鈴はあぶないと思い、声をかけた。
「おい」
反応がない。
「こんな所でねむってると、あぶないぞ」
洗い場の椅子に入浴道具を置いてから、近寄ってみた。
その途中、湯船で寝こけていた佐々美が、浴槽の中に滑り落ちた。
佐々美がお湯を飲み、事態に気づいて暴れだす。
鈴は湯船に入ると、背後から佐々美を引き上げた。
ライバルに助けられたのが悔しかったのか、佐々美は我に返ると、怒り気味の表情で湯船を出た。
鈴もそれに続く。
そして、子供を諭すように鈴が言った。
「風呂でねてたら、だめじゃないか」
「…今回は素直に、ありがとう、と言っておきますわ」
佐々美は少し悔しい表情をしたあとで、素直に感謝の意を表した。
鈴が素早く助けてくれなかったら、どんな醜態を晒していたかわからなかったから。その前に止めてくれたのは不幸中の幸いだった。
普段からこのふたりは、あまり良好な関係とは言えなかった。
顔を合わせれば鈴が、フルネーム9文字中に「さ」が4文字もある佐々美の名前をちゃんと言えず、佐々美が怒り、いささか世間知らずな鈴が突拍子もないことを言い、結果として佐々美の取り巻きを含めた争いになる。
「それにしてもささみ、ずいぶん体が固いな」
「はい?」
「たすける時にからだをさわったが、肩や脚がこってる」
「それはそうですわ。毎日部活動をしていますから」
「ちょっといいか」
鈴は一方的にそう言うと、洗い場の椅子に腰掛けた佐々美の背後にまわり、肩に手をかけた。
「なっ!?」
と驚いたのも束の間、佐々美とほぼ変わらない体型とは思えない強い力で、佐々美の肩を揉み始めた。
確かに、気持ちいい。
「何を……してますの?」
「わかるだろ? まっさーじだ」
「すごい握力ですのね…」
「ふだんから恭介のミッションで、きたえられてるからな」
「結構やりますのね、あなた」
「理樹から教えてもらうんだ。あいつも、巧いぞ」
「運動神経もいいですし、身体も強い。ソフトボール部に欲しい人材ですわ、あなたは…本当に勿体無い」
sien
「それはいやだ」
言下に否定された佐々美がムッとした表情で突っぱね返す。
「か、勘違いしないでくださる? わたくしも端から誘うつもりなど、毛頭ありませんわ」
「じゃあ言うなっ」
「あなたのように気ままで、世間知らずで、人見知りな人間に、団体競技であるソフトボールは務まりませんわ」
「こっちだって、入りたくもないっ」
鈴の手が、佐々美の肩を離れ、乳房を包む。
「…ゃ!」
佐々美が息を呑む。
「そんなこと言うなら、こうしてやるっ」
鈴の手が、佐々美のそれほど大きくない乳房を、柔らかく揉み始めた。
佐々美の全身に、麻酔をされたような、しびれるような、甘美な刺激が通り抜ける。
「何を……っ…」
今まで感じたことのない刺激に抗いながら、身をよじる。
「あばれるな。おっぱいは強く揉んだら痛くなるんだ」
「そうです…んっ…けど……そうじゃ…なく、て…」
後頭部にまで、刺激が到達する。思考能力が低下しているのが、佐々美自信でも分かり始めていた。
「ひどいことばっかり言ういたずらねこには、おしおきだ」
「わたくしは……猫じゃ……っっ!」
鈴の掌が、佐々美の乳首の先端をこすった。すっかり大きくなっていたそれは、さらに大きな衝撃を佐々美に与えた。
「じゃあ、いつもツインテールにつけている、あの髪かざりは何なんだ?」
「……あれは………」
小さい頃好きな男の子にかわいいと言われてそれからずっとつけている、といいたかったが、言葉がうまく出てこない。
言葉の先を聞こうと、鈴の手が弱まった。
その隙に佐々美は鈴の手から抜け出した。そして鈴の背後にまわり、後ろから捕まえる。
「よくもやってくれましたわね…」
いつもの尊大な態度に戻る佐々美。
「はっ、はなせささみ!」
「今回はわたくしが、直々に相手してさしあげますわ…ありがたく思いなさい!」
「うわっ!」
佐々美の両手が、鈴のささやかな乳房を覆いつくす。
と同時に首筋に舌を這わせる。
「んにゃっ!」
鈴がヘンな声をあげた。
「や、やめろっ」
「いやです。お返しですわ。先ほどの」
「さ、ささ…ふにゃ……ぅにゃぁ…」
乳房を刺激する佐々美の掌よりも、首筋に当たるぬめぬめしたもの──佐々美の舌──が、鈴をふにゃふにゃにしていた。
なんだかよくわからない、きもちいいものが、下半身から背骨を伝わって、鈴の全身を覆い尽くす。
体中がむずむずする。鈴が身をよじる。
「あらあら、さっきまでの元気はどうしましたの? ひとりぼっちの子猫ちゃん」
「うるさ……んっ…にゃ……ふにゃぁ!」
佐々美の舌が鋭く、鈴の首筋を辿った。それが鈴の感じる所を衝いたらしい。
鈴の力が弱まり、体が上下に揺れだした。脚が立たなくなっているようだ。
鈴を後ろから抱えたままの体勢で、佐々美は浴室の床に腰を下ろす。
鈴はだらしなく、股を開いて床にへたりこむ格好になった。
「さあ、どうしてくれましょうか……棗鈴にこの上ない屈辱を与える、絶好のチャンスですわ…」
「うまくいけばこれをネタに、あの連中を追い出す絶好の機会に…」
こんなときでも、佐々美はソフトボール部が第一の人間だった。
「棗鈴。よくお聞きなさい。」
乳房に置いた手を、少しだけ力を入れて握る。
「んっ…」
鈴の返事はまだ心もとない。
「棗鈴がおっぱいを揉まれて、感じて腰を抜かした────。この事をリトルバスターズの皆にばらされたくなければ、今後はおとなしくすることですわね」
リトルバスターズ。
その単語が、鈴を正気に返した。
みんなにバラされるのだけは、だめ────!
鈴は脚を突っ張り、佐々美を後ろに倒そうとする。
佐々美も手を後ろに置いて、前から来る力に抗う。
「まだ元気は、残っているみたいですわね…むっ」
想像以上に、鈴の力は強かった。
「ソフトボールできたえた筋肉と、ねこの世話できたえた筋肉はちがう……真人のいうとおりだ」
猫の世話でどう筋肉が鍛えられるのか分からない。が、少しづつ佐々美は押されていった。
「ぐ、むっ、…ん………わあっ!」
ついに佐々美は仰向けにひっくり返る。後頭部を打たないように反射的に首を前に倒す。
目の前に、自分の上に馬乗りになっている鈴の臀部があった。
身長も体重も、ふたりはほぼ一緒だった。違うのは髪の色くらい。
そして、ふたりには、それぞれ大切なものがあった。
鈴にはリトルバスターズという仲間が。そして、佐々美にはソフトボール部という仲間が。
その仲間の為にも、負けるわけにはいかない。
その思いだけが、ふたりを無意識に動かしていた。
「さっき、ささみにおっぱいを揉まれていたとき、ここがすごいむずむずした」
「ささみも、ここが弱いんだろっ」
と言いつつ、鈴は眼下にある佐々美の大切な場所に手を伸ばした。
「あふっ……」
佐々美の身体がピクリと反応する。
「ふぅ…ふぅ……ふにゃぁ…」
鈴はなんだかよくわからないまま、やっつけてやるという一念だけで、佐々美の秘所を責め続けていた。
そこに性的な目論見や欲望などは、いっさいなかった。
クリトリスやGスポットなんて当然知らない。
それでも丹念に身体を責める鈴の攻撃は、徐々に佐々美自信をコントロールする術を奪っていった。
「あいつらだけには…弱みをみせたくないんだ…」
鈴の爪が、佐々美の陰毛にひっかかる。皮膚を引っ張られる痛みに、佐々美が我に返る。
馬乗りになっている鈴から逃れようと、腕を突っ張って身体を頭のほうへと持ち上げる。
前屈みになっていた鈴が前方へつんのめる。佐々美を押さえつける力が弱まったのを感じて、一気に同じ方向へと身体を滑らせ、脱出しようとした。
が、壁が頭のすぐ後ろに来ていた。佐々美は瞬時に行動を変更した。逆に身体を下方向へ滑らせる。
四つんばいになった鈴の小さな臀部が、すぐ佐々美の目の前に見えた。
他人のこういうモノを目の当たりにしたのは、もちろん初めての経験だった。だが、躊躇している余裕はない。
首を持ち上げ、鈴の秘所に顔を埋める。
「あっ!……」
鈴が短く声をあげる。
「やめ……きたな……うにゃ…」
口を使っているので、返事が返せない。
その代わりに、秘所の先にある、豆粒ほどの部分に舌を動かす。
「はにゃ…!」
さっきよりも大きな声。
ここが弱いのか、と佐々美がその部分に口をつけて、吸い上げる。そして、舌で上下左右へと、でたらめに舐め回す。
「ふにゃ、にゃ、あ、あっ……にゃっ…」
腹部がピクピクと、呼吸や刺激するペースとは異なるテンポで動いているのがわかった。
しかし、鈴も佐々美に攻撃を仕掛けられる状況ではあった。ただしさっき佐々美が動いたおかげで、膝はぴったりと閉じられてしまっている。
世界の輪郭が次第にぼやけていく中、上半身に力を込めて、佐々美の陰部に手を伸ばす。
「まけるもんかっ……にゃ、ゃ、あっ…」
鈴は自分の指を、太腿の間に差し込もうとする。それでも指の力だけでは膝を割ることはできない。
「させませんわよ…棗鈴。私にひざまづきなさい」
口を外してそう言った佐々美に、隙が生まれた。
鈴が一気に、佐々美の太腿の間に自分の頭を突っ込む。そして自分が散々責められていたところを、責め立てる。
「あんっ! …あ、あっ、あっ……いやっ…」
舌で、唇で、そして時折、歯でアクセントをつけて。そして自分が責められていた時に触られたら危ない、と思っていた部分にも手を伸ばす。
「ぃやっ! …そこは、あっ…にゃ、ふにゃぁ!」
佐々美も同じように鈴のクリトリスを刺激しながら、膣口を指でなぞっていく。
互いが互いを感じさせ、また感じさせられて、ふたりは浴室の床の上で『戦っていた』。
そう。彼女達にとってこれは性的な悦びを伴う行為ではなく、れっきとした『バトル』だった。
相手を屈服させたほうの勝ち。相手の反応を見ながら、自分がされて効いた事を相手にし返す。その行為の世間一般の認識や評価など関係なく、ただ純粋に、相手に勝つ、それだけを追求していたふたりだった。
「ささみ…んにゃ、にゃ、あ、あ、あっ…!」
「あっ、あ、あ、…なつ、め、にゃ、ひゃ、あ、あっ…」
互いの秘所に刺激を加えながら、自らも与えられた刺激に呑まれて行く。
「ふにゃぁ…!」「ああっ…!」
そしてほどなく、ふたりともほぼ同時に、絶頂を迎えた。
「はぁ、はぁ……」
「ふぅ……ふぅ……」
女子寮の浴室で、ふたりの少女が全裸のまま、床に横たわっていた。
「わたくしの勝ちですわ…棗鈴…」
「いいや、ささみが先に…離れたぞ…」
「離れたのは、あなたでしてよ?」
「いや、ささみが先に離れて、そのあとにあたしが…」
そう言われて、佐々美がわれに返った表情をする。
「なんだか……どうでもいい気がしました」
「…そうか……あたしもだ」
「今回は引き分け、でよろしいですわね?」
「ああ、ひきわけだ」
鈴が佐々美の手を取り、身体を起こす。
ふたりの間に、少しだけつながりができていた。
そのあと、身体に残る汗をシャワーで洗い流してから、ふたりとも脱衣所への扉を開いた。
「うわぁっ!!」
「な、なんですの!?」
そこには大量の鼻血にまみれた来ヶ谷唯湖が、気を失って倒れていた。
「くるがやはえろいからな。多分全部聞かれてたぞ、ささみ」
「わたくしたちの行為が、全部…?」
「多分、そうだ。へたしたら録音されているかもしれない。もしかしたら、録画されているかもしれない」
そこまで話して、事の重大さに、ふたりが気づいた。
「「ええーーーっ!?」」
顔を見合わせて絶叫するふたり。
この人に知れたら、後でどんなことをみんなに言われるかわからない。
考えうる最悪の状況を想起し、ふたりは全身の毛を逆立ててふかーっ、と唸った。
「とりあえず、どうしましょう?」
「くるがやに事情ちょーしゅだ。風呂に入れる」
「そうですわね。まずは服を脱がせて…」
佐々美の言葉を聞いた鈴は、唯湖のブラウスのボタンを外していく。
続きません。
>>282 きゃっとふぁいと…あーあれな。
良かったけど、深刻で安心できないのも読みたいんだぜっ!
嫁に見つかったら面白い事になりそうですね。
静かな夜だな。
とりあえず唐突に思いついた小ネタ↓
来「ふふふ、おねーさんと楽しい事をしようではないか」
毬「いや〜!た〜す〜け〜て〜!!」
来「そう怖がるな、すぐに気持ちよくなる」
「まて〜〜〜〜〜〜い!!!!!!!」
来「!?誰だ!!」
理「アカレンジャイ!」
恭「キレンジャイ!!」
鈴「ニャンダー仮面だ!!」
真「筋☆肉☆少☆女☆隊っ!!!」
謙「うさみみ侍、見参!!」
「「「「「五人そろって!」」」」」
「「「「「リトルバスターズ!!!!!」」」」」
来「……で、どこからつっこめばいいんだ」
このネタは元の破壊力が高すぎだと思います
鈴とささみのエロい絡みは初めて見たかも。すごくよかった。
しかし
>>296のインパクトに全てをもってかれてしまったw
>>296 なんで俺は今アタック25を思い出したのだろう?
>>293 なんて素晴らしき妄想なんだ!GJ!
後作品とは関係ないけど、無駄な雑談とかは
ここの住人はどう感じるんだろう?
今書いてるSSの相談受けたり、感想貰った人への
レス返しとかは。あまり出しゃばるな、と思われたくないしね。
>>293 これはすごく良いな
かなり新鮮だった…GJだ!
>>299 恭介「…アタックチャーンス!!」
>>300 別に大丈夫だと思うぞ。スレが止まってる時なら特に問題ないかと。
ふと思ったんだが、
佳奈多や古式、美鳥、笹瀬川ならどんな称号をつけるかな?
古式とか想像つかないぜ!
>>300 基本ss投稿のみって感じだね。
ROM組みも相当いるとは思うけど、スレだけ見ると5〜6人しかいないみたいに思えるw
でもまぁ、ここに投稿叩いたりする人はいないみたいだし
306 :
名無しさんだよもん:2007/11/15(木) 21:39:57 ID:Qsqi6CYX0
うさみみはお願いマイメロディ
>>306 あーあれな。
…うさみみしかネタわからないんだ。
>>305 >>306 元ネタはそうね。ゴレンジャイなのね。
当初はそのままやろうとしたけど、何故かこうなったのね。
うさみみ侍は、最初はサムライうさぎ(ジャンプの)を意識して付けたのだが…
後で、そーゆうのがあるって知ったのorz
筋肉少女隊はそのままで、ニャンダー仮面は……なんだけ?なんかそんなのがいた気がするが
……ヘンダー仮面だっけ?
ちなみにそのまんまだと筋肉少女帯な
312 :
名無しさんだよもん:2007/11/15(木) 23:50:23 ID:rAHsmhdB0
すまん。
遅レスだが
>>245-246見て思ったことを一つ。
クドは真人のことは「井ノ原さん」と呼ぶんだよね、確か。
(「マサト」と言うのはマクドモードの時)
そして手が接着剤ネタはこち亀であって
最後のオチは両さんと部長が顔同士でくっ付いて離れられなくなるわけで。
・・・
慌てた拍子に片手だけじゃなく頬や腕まで接着された二人。
間が悪く鈴とか真人とかご登場とかなったらどうなるんだろう。
とかいう妙な妄想がわいてきた。
下げ忘れたorz
>>313 真人がいないのを残念がってるみたいだから、マクドモードなんじゃないかな
と思った。
クドは仲良くなると普通に下の名前で呼ぶかな?
ということで基本的には名前カタカナにしています
例外は恭介と姉御かな、さんつけるとキョウスケさんとかなるしね
あと、このクドはリキラブです
様子がおかしかったのは二人きりにちょっと緊張気味なせいですぜ
「リキ、あーんです」
「あ、あーん…」
「わふ〜♪」
「あのさ、すっごく恥ずかしいんだけど…」
「でもリキは利き腕がくっついちゃってますし、わたしは逆にお茶碗とかが持てないのです」
「そうなんだけどさ…休みで少ないけど視線が」
「わ、わたしも恥ずかしいですけど仕方ないのですっ、あーん…」
「あーん…」
「おや〜理樹君にクド公、ラブラブですなー」
「むぐっ!?」
「リ、リキ!ええとー…お水でぇふ!」
ドガチャン!
「み、みぐ…」「わふ〜…左手を使ってしまいました」
「ふむ、なにやらユカイなことになってるみたいですね」
「なるほどー接着剤でくっついちゃったと」
「うん、恭介が帰ってくるまで取れないんだよ」
「リキは利き腕が塞がってしまってるので、わたしがフォローをしてないといけないのです」
「ふふーん、理樹君役得だねー」
「葉留佳さん…ほんとに困ってるんだからさ」
「ごめんごめん、ていうか別に定食じゃなくてもおにぎりとかでも良いんじゃないかなって思ってさ
あえて挑戦してるからラブりたいのかなーって」
「…あっ!」
「ふつーに気がつかなかったんだ」
(わたしは気づいてましたけどね、ごめんなさいですリキ)
>>310 今の恐竜キッズの時間帯でやってたアニメ>ニャンダー仮面。原作者はやなせたかし
GJ
最近真人×クドばっかで飽きていたが、
理樹×クドを久々に見て感動したぜ。
もっと理樹×クドがみたいんで、誰かお願いします。
>>317 君が書くんだ。
好きなキャラや組合せがあるならSSが書けなくても小ネタや絵で支援するんだ。
少なくとも俺はそうしてる。
利き手が塞がってるのか…
そうか…
>>319 なあに、1日ぐらい我慢できるだろ。
あ、でもトイレが大問題だな。
ちょいと妄想を投下します。
パロネタ有りなので注意。
「というわけで、リトルバスターズで映画を作ろう」
「いや、恭介、いきなり前置き無くそんなこと言われても困るから」
相変わらず突然突拍子も無いことを言い出す恭介。
いきなり映画なんていわれても、しかも何が「というわけで」なのかも分からないのに。
「実はもう脚本も配役も決まっている。印刷してあるから全員これを読んでくれ。」
「はあ……恭介は強引なんだから。もういいよ、いつものことだから諦めるよ……」
恭介に逆らえないまままた流されてしまう僕たち。
そんな僕の不安とは裏腹に、他の女子メンバーは恭介のこの企画に興味津々のようだ。
「わふー!面白そうなのです、タイトルは……『すくーる・でいず』ですか?」
「そうだ。主人公は直枝理樹。優柔不断な性格の持ち主だが、心根は優しく、面倒見がい性格だ」
何で僕が主演なんだ?
主演なら舞台映えのする恭介か謙吾が相応しいんじゃないかと思いつつ、恭介から渡された脚本を流し読みする。
「ダブルヒロインのお話なんですネ。私とみおちんがメインですか〜」
「……これは何かの羞恥プレーでしょうか?」
西園さんの指摘も尤もだ。そう、この台本の登場人物の名前。
「恭介、なんで登場人物の名前が僕らの名前そのままになってるのさ!」
「いや、原作そのままだと権利の問題や昨今の殺人事件の影響もあってな」
訳が分からない!何で恭介はそんな殺伐な話を選んだのだろうか?
しかも読み続けているうちに、この主人公はかなりの最低の人間だということも分かってきた。
「理樹君は最低だな。いたいけな少女をとっかえひっかえしてハァハァしてるんだろう」
「ふえ〜、こんな理樹くん嫌だよ〜」
散々な言われようだ。
もちろん台本の中の『直枝理樹』のことだとは分かっているが、それでも気分のいいものではない。
「ところで恭介、この配役ってミスキャストじゃないかな?」
一通り台本を読み終えてみての感想。
僕……はもう仕方が無い。真人はイメージに合わないし、謙吾は主人公の友人役で、
恭介は監督に専念するため劇には出ないから主人公役には僕しか残っていないのは分かる。
でも、主人公への愛情と嫉妬で精神を病む内気なヒロインが葉留佳さんで、
腹黒い主人公を寝取る快活なヒロインの方が西園さんというのは……どうにもイメージが合わない。
いや、西園さんの幼馴染のちびっ子が鈴とか、友人役が今の壊れた謙吾ってのはまあいいとしても、
通称「イカリング」の子が来ヶ谷さんというのはさすがに合わないと思う。
「そうか? 俺はこの上ない最適なキャストだと思ってるぜ」
「えー? 僕にはそう思えないよ」
そういうなら、その根拠を聞かせてもらいたいものだし。
「まず三枝だ。一見何も考えてない悪戯好きのようだが、その内面に抱える心の闇と狂気、そこに俺は注目した。
この役においてはメンバー中で三枝に勝る人物はいないと言っていいだろう」
「またまた、適当なでまかせを……」
葉留佳さんに同意を求めようと視線を向けると、何故かばつの悪そうに目をそむけて挙動不審な様子。
「西園と来ヶ谷は演技力に期待だ」
「演技力って、そんないいかげんな……」
「違う! 私と理樹は愛し合って! 二人の気持ちは一緒だったんだから!」
突然聞こえてきた台詞に皆がぎょっとする。今の……西園さんだよね?
普段の西園さんらしからぬその迫力に、恭介以外の全員があっけにとられていた。
「どうだ、俺の見立ては間違っていなかっただろ?」
「あ、うん、そうだね……」
ごめんよ恭介、西園さん。間違っていたのは僕だった。
この役は今回の一番のはまり役だったのではないのだろうかと思う。
来ヶ谷さんも恭介の言うとおり優れた演技力を見せ、撮影は順調に進んでいった。
途中、駅のシーンでリアリティを出すために本当にキスしろと言われたときは驚いたけど、
僕がうろたえて戸惑い続けているうちに西園さんが強引に……思い出すだけで顔が赤くなる。
僕のファーストキスは西園さんに奪われてしまったけど、西園さんは何も感じていないのだろうか?
さすがにエッチシーンは恭介曰く「アニメ版仕様だ」ということで取らなかったけれど、
際どいシーンはやはりあるもので……健康な高校生男子にとっては非常に目の毒。
恭介には散々役得だなと冷やかされたけど、恥ずかしさばかりが先立ってそれどころではなかったのが実情だった。
「今だけ……西園さんのことを嫌いになった理樹くんでいて下さい」
「僕美魚のこと嫌いになった訳じゃないから、 うまく言えないかもしれないけど……
最高だ、葉留佳、美魚よりずっと良い、葉留佳のこの大きくて柔らかい胸に比べたら美魚のなんて物足りな、ううう……」
「カーット!」
またNG。このシーンのNGは7回目だ。
「理樹くん、ちゃんとやってくださいヨ、私だって恥ずかしいんだから」
「ごめん、でも、やっぱりこの台詞は言うのが恥ずかしくて……」
さすがに、この台詞はまともな高校生男子が言っていい言葉じゃないと思います。
「駄目だな、理樹。照れが入るのは変に三枝や西園を意識しているからだ。
ちゃんと役になりきれ! お前が演じているのは最低二股高校生なんだぞ!」
そう言われても……恥ずかしいものは恥ずかしいし……
「直枝さんが恥ずかしいと思ってるのは、台詞の中身を現実の私たちと重ね合わせてるからではないでしょうか?」
「あ、それはあるかも。やっぱり役名が名前と同じだとどうしてもね」
「だったら直枝さんは私の胸が小さくて物足りないと思ってるんですね、変態です」
「そ、そんなこと言ってないってば!」
でも実際にそう思っていたことは否定できなかったけど。
そんなこんなで、さんざん皆にいじられて(特に来ヶ谷さんに)、ようやく撮影終了。
僕が西園さんに刺されて、葉留佳さんが西園さんを惨殺するシーンでエンディングだ。
それにしても、西園さんの好演や葉留佳さんの狂気は真に迫るものがあって凄まじい内容だったと思う。
というか葉留佳さん、あれは演技だよね? 地じゃないんだよね?
「よーし、これから打ち上げだ!」
恭介の号令と共に皆で撮影終了を祝っての記念パーティー。もちろん話題の肴は先ほどの映画のことであって、
特に僕とのキスシーンを演じた葉留佳さんと西園さんに矛先が向けられた。
それにしても、撮影中僕はずっと意識しっぱないだったのだけど、二人は一体何を考えていたんだろうか?
何を思って、軽々しく僕とのキスシーンを承諾したのだろう?
いくら考えても結論は出なかったので、結局僕はそのことを考えるのをやめてしまった。
そう、きっと二人とも映画の撮影に熱心だっただけなんだろう。そうに違いない。うん。
後日。
「あの時の映画、なかなか好評だったみたいだね」
編集されて寮で公開された映画は、素人が演じたにしてはなかなかの評判だった。
それで気をよくした恭介は、観衆の前でまた映画を撮るぞと大見得をはったのだが。
「それで、次は何を撮るのか決めてるの?」
「ああ、鈴のたっての希望でな、これにすることに決めたよ」
そう言うと、脚本を手渡してくる恭介。準備が早いなあ。
「これは……『サマー・デイズ』?」
「そうだ、前回のパラレルワールド、とでも言うべき内容だな」
またこれですか。ちょっと陰鬱な気分。
いや、役得が多いのは事実だけど、それはそれで気苦労も多いんだよ?
また今回も僕は嫌われ者で、最後には殺される羽目になるんだろうなあ……
「今回は悲惨な結末にはならないぞ、むしろハッピーエンドで終わるし、理樹のヘタレさも多少は緩和されてる」
「多少って言っても、元があれじゃねえ……」
「まあそう言うな、せっかく鈴がやる気になっているんだし、兄としては応援してやりたいんだよ」
鈴がやる気ねえ……前回はあれほどやる気がなさそうだったのに、どういう心境なんだろうか。
「それとな、鈴が言ってたぞ。『はるかとみおばっかり、ずるい』ってな」
その題材はシャレにならんw
あれか、美魚ちんと中の人が同じだからか
これは流石に…見てないからわからないけど、好評だったのか…
あれか、イカリングの配役も中の人ネタか
って最後の鈴ちゃんにそれ言わせるためだけにここまで書いたのがすごい
面白かったぜ!
美魚ちん、美魚ちんやっぱり可愛いよ。
強引にキスをしていく>そんな美魚ちんもアリだ!
GJ!萌えたよ!
スクールデイズ知らないからさっぱりつまんなかった
>>324 >「僕美魚のこと嫌いになった訳じゃないから、 うまく言えないかもしれないけど……
> 最高だ、葉留佳、美魚よりずっと良い、葉留佳のこの大きくて柔らかい胸に比べたら美魚のなんて物足りな、ううう……」
腹筋が割れそうになった
『世界一不幸な花嫁』
今わたくしは世界中のだれよりも幸せに違いありません。純白のドレスに身を包み隣には最愛の人。これが夢ならば覚めないでほしい。
「さーちゃん、こっちにお願いね」
ええ、そうですわね。一人だけ幸せでいたいと思うのは欲張りですわ。新たな花嫁になる人へブーケよ届きなさい。
ポーン
「あっ!?」
「なっ理樹お前が次の花嫁なのか」
「何、じゃああたしが婿にならなければならないのか」
「理樹君お嫁さんにもらってあげるね」
「はっはっは、理樹君はどこまでも空気を読んだことをしてくれるな」
「えーと、どうしましょう。リキのお嫁さんにもなりたいし、でもリキがお嫁さんにもなって欲しいし」
「あ、これで私とお姉ちゃんが理樹くんをお嫁さんに迎えればすべてうまくいくのかな」
「あんなろくでもないしきたりはどうでもいいけど、直枝理樹は私達で幸せにしないと」
「そうですか。直枝さんが恭介さんの花嫁になりたい気持ちがそれほど強いとは。やはりお二人の幸せを願ってここは身を引きませんと」
「すまないな西園。理樹盛大な式を上げるぞ」
「待て、恭介!理樹は一生俺が守っていく。たとえお前でも渡さん。行くぞ理樹。」
「ちょっと謙吾」
な、なんですのこれは。結婚式の最中に花婿がそれも男に浮気。お願いこんな悪夢早く覚めて。
>>笹瀬川333
酷い話だw(褒め言葉
あ、偶然とはいえ333に佐々美SSとはめっちゃいいタイミングだったんだな
また小ネタです。
やおい好きじゃないけど、面白そうだったので↓
〜リトバス本編、お泊り会イベントから〜
来ヶ谷「よし、このまま男子寮に行って恭介氏らにお披露目と行こうじゃないか。」
理樹「うわぁぁああ!!本当にダメだって!!」
葉留佳「おぉ〜!それ賛成っす姉御っ!」
美魚「・・・・何かが始まる予感がします。」
小毬「うんうん。いっちゃいなよ、ゆー。」
理樹「行かない!僕は動かないから!」
来ヶ谷「ほほう。それじゃ君の制服は返さないからな。」
理樹「うぐぅ・・・。」
来ヶ谷「もしこのまま帰って万が一バレたらさぞかし楽しいだろうな。」
理樹「うぅ・・・・。」
来ヶ谷「女装して女子寮を練り歩く変態はこの学園の伝説としていつまでも光り輝き続けるだろう。うむ、ステキだな。」
理樹「・・・・・分かったよ・・・。」
葉留佳「よぉーし!理樹君GO〜!」
理樹「うわぁっ!引っぱらないでよ葉留佳さんっ!」
クド「ごーなのです〜!!」
〜廊下にて〜
佐々美の取り巻き「佐々美さまっ!」
佐々美「何?・・・・あら、また騒がしい面々ですこと。」
理樹「(うわぁ・・・・。)」
佐々美「あら?この方はどなた?」
来ヶ谷「ああ、自宅通いの後輩だ。」
佐々美の取り巻き「?私たちと同じクラスですか?見たことありませんけど・・・。」
理樹「(や、やばいよぉ・・・・・。)」
佐々美「あなた・・・・。」
理樹「(!!!!)」
佐々美「なかなか良い体格をしてらっしゃいますわね。」
理樹「(え?)」
佐々美「身長もありますし、どうかしら?我がソフトボール部の一員として活動してみなさらない?」
来ヶ谷「ああ、この子はな、体が弱くてまだ本格的な部活はできないんだ。」
佐々美「そうですの・・・・。それは残念ですわ。」
来ヶ谷「うむ。」
佐々美「おまえたち、行きますわよ。」
佐々美の取り巻き「はいっ!佐々美さま!」
葉留佳「おぉ・・・・。全然バレて無かったっすよ・・。」
来ヶ谷「さすがは理樹君だな。これからは思う存分『佐々美さまをお守りしまっす!ぐへへぇっ!』とかできるな。」
理樹「いや・・・しないから。」
鈴「そんな理樹はキライだっ!!」
来ヶ谷「お、もう部屋の前だ。さて、この可愛らしい理樹君お披露目ターイムだ。」
クド「わくわく。」
小毬「きっとみんな驚くよぉお〜。」
理樹「本当に行くんだ・・・。」
ガチャッ。
来ヶ谷「やあ男子諸君。宜しくやっとるかね。」
男3人「・・・・・・・・。」
真人「来ヶ谷よ・・・・また新しいメンバーなのか?」
謙吾「また女なのか・・・。」
恭介「テストは明日になるが、新メンバーは大歓迎だ。」
理樹「(ええぇぇぇえええっ!)」
葉留佳「・・・・本気で気付いてませんネ。」
クド「すごいのです・・・。わふー。」
理樹「みんなっ・・・!僕だよ!」
真人「うわっ・・・・・。り、理樹なのか!?」
謙吾「お前・・・そんな趣味があるとは・・・。」
恭介「!!!・・・・・・・。」
理樹「い、いやっ!これは無理やりっ・・・!」
真人「すげぇな、分かんなかったぜ・・・。」
謙吾「ぐはっ・・・・・不覚にも・・・。」
理樹「け、謙吾!?」
美魚「・・・・・大いにアリです。」
恭介「・・・・・。」
理樹「恭介?」
恭介「・・・・や、やめろ・・・。」
理樹「ご、ごめん。こんな格好。恭介、ごめんね・・・。」
恭介「だ、だからそんな格好で俺を・・・・。」
理樹「き、恭介!?」
恭介「・・・・ぐわぁぁぁぁぁぁあああああ!!!!」
理樹「!? 恭介っ!」
恭介「やめろぉぉおお!!近づくなぁあああ!!」
理樹「ごめんね!ごめんね!恭介っ!こんな格好してびっくりしたよね!?」
恭介「ぐわぁぁ!そんな声をだすなぁっ!そんな目で俺を見るなぁぁああー!!」
理樹「!! どうしたの恭介!しっかりして!」
恭介「お、俺に触るなぁぁああー!!!」
理樹「恭介!顔が赤いよ!?気分悪いの!?大丈夫!?恭介っ!」
恭介「やさしくするなぁぁぁああー!!」
理樹「恭介っ!」
恭介「理樹!にげろぉぉおおっ!」
来ヶ谷「なにやら恭介氏がのた打ち回ってるな・・・・。」
美魚「・・・・覚醒中の模様です。」
〜おわり〜
個人的にはこの手の話は苦手だな
342 :
名無しさんだよもん:2007/11/17(土) 00:26:58 ID:fLHaNjKZ0
レス番233の恭介×美魚 の執筆者です。
遅レスだけど
>>252 >>280 感想ありがとうですよ!頑張って執筆しています。
そしてひょっとして
>>252さんは前スレの629だったりします?
もしそうなら貴方が俺の妄想を開花させてくれた人だったりするぜ!
っでこれだけなのもアレなんで。明日(今日)の22時ぐらいに
作品投下します。
後編とか言いながら、書いてるモノが長すぎた為に、合計4段構成に変化
しちゃいました。すまん。
それでは明日よろしく頼む。11スレを借りる予定です。
投下前に作品内容の注意事項いれるんで、それもよろしく。では!
>>343 >11スレ
今ここに、11000レスを超える343の伝説が生まれようとしていた…!
長編過ぎる
今まで見たSSの最長記録でも1スレ+ちょっとだぞ…
ギネスに申請しないと
なるほど、11スレか…ってマジかよ!?Σ(∵)
>>343 ばれてるしっ。あんなのが妄想の火種になったなら嬉しいぜ。
これだけではなんなので、だらだら恭魚小ネタを投下してみる。人選ぶネタあるので注意。
ーーーー
今日も今日とて美魚ルーム。
恭介が持ち込んだDVDを二人で鑑賞する中、美魚がぽつりと。
「やはり1×2は最高ですね。Wはある種の聖典です」
「・・・・・・お前はもうちょっと素直に物語を楽しむことを覚えろよ。『後の戦士たちの為にー』とかかなりの燃え所だぞ?」
「楽しんでますよ?」
「ほんとか? そもそも大体やおいなんてものの何が面白いんだ?」
「恭介さん、あなたは今私の大事なものを土足で踏みにじりました」
「マジでか」
「確かに、やおい文化というものは多くの一般的な方にしてみれば異端です。ですがそれだけではありません。
現に過去、歴史において異端とされていた学問が新たな世界を開いたことも多々あります。
やおい文化もそれと同じく、未知への挑戦、新たな世界を切り開くための新たなる萌え領域なのです・・・!」
語られた。おまけに拳を入れて。
「な、そうだったのか・・・! 敢えて潮流に逆らう反逆者的存在、うおお、燃えるじゃねーか!」
「燃えてきたところで、恭介さんも実践に移されてはどうでしょう?」
「実践って?」
「具体的にいうと、棗×直枝」
「それは断る」
「残念です」
再びDVD。
「とはいえ、その挑戦姿勢は見習わなくもない」
「そうですか?」
「というわけで、カップリングをひとつ妄想してみた」
「何でしょう?」
「ドクター×プロフェッサー、どうよ?」
「・・・・・・・・・・・・・・」
長い沈黙。
「ぐすっ」
「泣いた!?」
「汚されました・・・。私の心が汚されました・・・っ」
「あ、いや、すまん」
「責任、取ってもらいます」
「えっと、具体的には?」
「棗かける」
「だが断る」
「酷いです。鈴さんに恭介さんにレイプされたと電話してやります」
「待て待て待てまてまてえええええええええええええええ!!」
以後、この類のトークに恭介が踏み込むことはなかったという。
ーーーーー
すまん、半泣きのみおちんを妄想したかっただけなんだっ。
けっしてやおい好きなわけじゃないんだっ
美魚ちんもまだまだだな…
そこは無理やりにでも若い頃の二人を妄想するところだと思うぜ?w
スレ違いかもしれないがクドの「わふ〜」って日本好きだから和風って意味だよな
かなり亀レスだが見逃してくれ。
>>232 穏やかな熟年カップルみたいでいいな。
アンバランスな関係がたまらない。
>>273 これは・・おもしろすぎる!
まさにリトバスビフォー!
355 :
343:2007/11/17(土) 21:45:16 ID:L2G0RtGr0
>>344.345.356.357.358
(真人Ver〜)
「間違っただけです! すいませんでしたぁ〜っ!!
って何だよ! そ、そんな冷めた目で俺を見るんじゃねぇー! チクショー!」
どこかに走りさっていく真人を見ながら、
「さすがは真人。お前のバカは最高だぜ!」
と恭介は頷いた。
(美魚Ver〜)
「間違っただけですが、何か?
そ、そんなに凝視しないでくださいっ。さ、叫びますよ!?」
微かに頬を染める美魚。動揺しているようだ。
「さすがの美魚でも知らない奴らの前での失敗は羞恥を感じるか」
必死に動揺を隠す美魚を見ながら恭介は頷く。こんな美魚も悪くない、と。
って小ネタなんか考えて投下してる場合じゃねぇ!昨日の俺は何を発言してるんだ。
11スレって……本当に長編すぐるorz
まぁ気を取り直して。予告どおり、22時に作品投下します。
後編から四段構成に変更して、二段目を投下。
今回の話は繋ぎ的な話になります。
では注意事項。
今回は美魚の出番はありません。そして三段目でもないです。
相変わらずクオリティは低いです。その辺注意して、拙いと思ったら
スルー推奨。
では準備に入ります!よろしくですよーっ。
356 :
343:2007/11/17(土) 21:46:03 ID:L2G0RtGr0
そして
>>349 GJ!投下する前の起爆剤になったよ!やっぱり貴方の作品は和む〜。
次も期待してます!
>>354 むしろこんな前の作品に感想くれて感謝!
そう、このアンバランスさが良いのです!
では改めて準備に入ります。また後で。
「返事がない」
携帯を意味もなくパカパカと開け閉めしながら呟く恭介。
美魚のアパートでの一件から三日間が過ぎている。
家に帰って眠り、目が覚めてすぐに美魚相手にメールを送信したのだが、まったく反応がなかった。
その日はまだ寝ていたり、スランプの原因で疲れているのだろうと判断して気にはしなかった。二日目は自分が忙しく、美魚も頑張っているのだろうと思って、無理するなとメールを送っておいた。
そして三日目。やはり美魚からメールが返ってくる様子がない。
「やっぱり厳しすぎたか。だが誤魔化してもバレてしまうしな」
取りあえずもう一度メールを送っておこう。電話やアパートに突然邪魔するのは、せっかく落ち着きかけているかもしれない美魚の心を乱すことになるかもしれない。心の整理が付いたら、あっちの方から必ず返事をくれる筈だ。
恭介はそう信じながら、傍らに置かれていた一冊の文庫本を手に取る。
その文庫本のタイトルにはこうあった―――誰でも書ける小説講座―――と。
暇を見ては片手暇に読みふけっていた。この前の一件が思ったよりも恭介の心にダメージを与えているみたいである。
「なるほどな……。小説ってのも奥が深い」
時は過ぎ去っていく。部屋には本のページを捲る音だけが鳴っていた。
四日目。
美魚からのメールの返信はなかった。
「さすがに心配になってきたな」
今日も片手に文庫本を持ちながら恭介は眉を顰める。
ちなみに本のタイトルは変わっていた―――小説の実践的な創り方―――に。
「取りあえずメールでも送っておくか」
断続的にボタンを押す音が響き―――最後にパタンッと携帯のカバーが締められる音が鳴った。
「俺も自分の仕事を片付けないとな。さすがに拙くなってきた」
文庫本を放り出し、立ち上がった。
五日目
まだ美魚からのメールの返信はなかった。
「クソっ! なんだかイライラするぜっ」
手足を投げ出し、大の字に寝転がる。
何もする気がしなかった。そろそろ締め切りが拙くなってきた連載分も、昨日から手付かずの状態のまま。作業に向かった良いが、美魚の事ばかり気になって、全然集中ができずに一日を追えてしまっている。
途中からは諦めて、読みかけの文庫本に集中していた。何故かこちらだと心が落ち着く気がしたのだ。
今日のタイトルは―――ライトノベル作家に聞く小説作成法!―――に。
「それになんなんだよ。この胸の疼きはよ」
イライラの発生源である胸の疼きは弱まる事無く胎動していた。このままだとストレスで胃潰瘍になってしまうかもしれない。
「はぁー。取りあえず風呂でも入るか」
さっぱりして気分を一新しようと試みる。
メールの返信はないまま五日目が終わりを迎えた。
六日目
やはり美魚からメールは返ってこない。
「やはり一度アパートに向かうべきか……」
ここまで返事がないのはいくらなんでもおかしい。まさかとは思うが何か事件に巻き込まれたのかもしれない。その線は極めて少ないと思うが、否定できないのも事実だ。
「もしくは嫌われちまったとかかな」
可能性は否定できなかった。自分の物言いは鋭くキツイ事は恭介自信も自覚している。真剣になれば真剣になるほど、相手を思えば思うほどに、それは比例していってしまうのだ。ある意味誤解されやすい性格かもしれない。
―――それで彼は一度失敗してしまっているのだから。この世界ではない違う世界で。
忘れなれない、忘れてはいけないと脳裏に刻み付けた記憶。
あの時の失敗による恐怖を思い出す。
消し去ろうとは思わないが、もう二度と体験したくない記憶だった。
「ソレに比べたら嫌われるぐらい、どおってこともない。西園が無事で、スランプを克服できるならな」
sien
立ち上がり、着替える。美魚のアパートまで急げば二十分も掛からない距離だ。
着替えを終え、部屋を出ようとした時に、タイミングよく携帯が鳴り始める。
「誰からだ?」
サボっていると、どこから感知するのか絶妙なタイミングで追跡してくる悪魔―――編集者ではないかと恐怖する。
嫌な予感がする……。だが見ないわけにもいかない。
ポケットから携帯を取り出し、表示を見る。
渋い表情の恭介から笑みが生まれた。
着信相手は直枝理樹。自他共に認める親友である。
「久しぶりだな、理樹」
『久しぶりって、二週間前に会ったでしょう。メールの遣り取りなら毎日してるし』
「なんだよ、つれないな。俺は理樹と気軽に会えなくなってから寂しい気持ちで胸が一杯だってのに」
『はは、それは仕方ないよ。お互い仕事があるんだしさ。それにしても、変にテンション高いけどどうかしたの?』
む。いつも通りだと思うのだが、おかしいのだろうか?
「いや、普通だと思うぞ。理樹こそどうしたんだよ。この時間だと仕事中のはずだろ?」
『え、あーうん。今日は有給を取ったんだ。鈴が風邪を引いたみたいでさ』
くわっ! っと目を開く恭介
「なにっ!? それで鈴は、鈴は大丈夫なのか!」
『いや、大丈夫だから。ただの風邪だよ? 恭介は心配しすぎ。今は小毬さんも鈴の看病を手伝いに来てくれてるから問題ないしね』
「それならいいんだが。小毬によろしく頼むと伝えておいてくれ、理樹」
『分かったよ。それにしても恭介。鈴に甘いよね』
向こうから苦笑にも似た笑いがくる。
「あー……、話を本題に戻そう。それで理樹は何か俺に用事でもあったのか?」
『用事ってわけじゃないんだけど、どうしてるのかなーって思ってさ』
「ん……。いや、至って普通の毎日だぞ。平和すぎて退屈なぐらいだ」
『…………』
「もしもし、聞こえてるか、理樹?」
『聞こえているよ。……うん。あのさ、一つ質問してもいいかな?』
「また急だな。実は僕は超能力者で、世界に危険が迫っていて、それから世界を護らないといけないんだ。
だから俺に力を貸して欲しいとかか? ―――ありだな」
『いや、おかしいから! って言うか絶対ないよね!?
じゃなくて、僕が質問したかったのは、恭介に何かあったの―――いや、何かあったんだよね?』
言葉が進むにつれ、戸惑い気味だった口調が、最後には確信を持った断定口調になってきた理樹の言葉を聞いて、恭介の鼓動が跳ねた。
『今日の恭介は変だよ。いつもだったら僕が鈴の事でからかったりしたら、反対に僕を丸め込んだりするはずなのに。
それに……どうしてるって聞いたときに、恭介があんな平和や退屈とか無難な発言するはずないよ。いつも面白いことを求めて、それを実行に移す恭介がさ。テンションもどこかおかしいし』
―――本当にそうなのだろうか?
今までの自分を恭介は振り返りながら考える。
だが、分からなかった。恭介は自分が面白いと思った事を実行しているわけだ。そこには自然な意識しかなく、ただ望むままに。
だから今日の自分の行動が、いつもと違うと言われても判断がつかない。理樹と話しているとき、恭介は“自分らしく”話しているつもりだったのだから。
―――でも理樹がそうゆうのなら、嘘じゃないんだろうな。
なら、恭介がおかしい、と理樹に感じさせた元凶はなんなのだろうか。
「―――っ!?」
胸の締め付けられた。理樹の言葉によって心臓は慌しく動いていたのに、次は理樹の電話に出て忘れていた、疼きまでもがプラスされてしまった。
それで恭介は原因に思い当たる。
「ひょっとして西園か……。いや、むしろこれ以外になさそうだな」
むしろ、よく忘れていたもんだと思う。理樹から電話が来るまで、アレほどイライラしていたというのに。
さすが理樹―――名づけて理樹パワーだな、と恭介は頷く。相変わらずなネーミングセンスだが、それに突っ込む者はここにはいなかったが。
『恭介? もしかして気を悪くしちゃった?』
どこか不安そうな声が聞こえる。
「いや、大丈夫だ。それにしても……」
『なに?』
「よく声だけで分かったな、理樹。さすがの俺もビックリだぜ」
苦笑する恭介。
『そりゃ分かるよ。親友だからね。それに僕にとって恭介は憧れだからさ』
僕なんかじゃ届かない、目標なんだよ、と理樹は恥ずかしげもなく続けてくる。
恭介は笑みを浮かべた。自虐の笑みを。
理樹は気付いていない、覚えていない。違う世界で、恭介が出来なかった奇跡を。それは理樹の強さがなくては達成できなかったものだ。それがどれだけ凄いことか。
だから、
「お前は俺なんかより凄いぜ、理樹。マジにな」
『そんなことないのにな。まぁ恭介がそう言うなら、そうしておくよ』
理樹は冗談としか受け取らない。そこが理樹らしい、と恭介は思わず肩をすくめる。
『っで恭介。何に困ってるのさ。僕で良かったら相談に乗るよ?』
「そうだな……それより鈴の看病はしなくても大丈夫なのか?」
何かを思い出したように告げる恭介。携帯を掴んだ右手とは逆の、左手が落ち着きなく頬を掻いたり、近くにあった文庫本に行ったりきたりしている。
人の相談に乗るのは多い恭介だったが、己の悩みを相談するのは苦手なのか、自然と話の方向性をずらしていた。
『鈴なら大丈夫。今は恭介の方だよ。恭介も……たまには他人に頼ってもいいと思うよ?』
それが理樹には分かったのか優しげな声で語りかける。きっと携帯電話から繋がる先では、穏やかな表情が浮かんでいるのを想像するのは難しくなかった。
……まいったな。
恭介は大きく息を吐いた。困惑も苛立ちも、その他全ての感情を息と共に吐き出し、思考をクリアにする。
―――俺もヤキが回ってきたかな。どうもらしくないぜ。らしくないついでに、愚痴ってみるのも有りかもな。
「それもそうかもな。じゃあ一つ胸を貸して貰うぜ、理樹」
『喜んで』
「じゃあ、どこから説明するか。まずは、この前俺が送ったメールがあったよな―――」
説明を続けながら恭介は思う。仲間ってのは最高だと。
彼はゆっくりと自分の胸の内を明かしていった。どうせ愚痴ってしまうのならば、包み隠さず、全てを話してしまおうと。
その結果―――彼は改めて親友の強さ、仲間達の有難みと言う、素晴らしき奇蹟に出会うことになる。
(次回に続く)
投下終了。
はい、本当に繋ぎ的な話ですみませんorz
そして途中タイトルもミスったね……。
今回は美魚ちんの変わりに友情出演で理樹君に出て貰いました。
やっぱり恭介の相談相手って理樹以外に思いつかなかったんだ。
内容的にも友情を押し出したテーマのつもり?
ただ、技術不足は否めずかな。
次回の続きだけど、俺なりの考えを妄想してみてる。
かっこいい恭介が何で今まで誰とも付き合ってないのか?
その理由を妄想して出来たSSを次回投下します。
簡単に言うと、修学旅行での恭介がした行為からの苦悩からとか、色々。
早いうちに投下するんで、よろしく!(実は9割完成。後は少し書いて、推敲だけです)
>>361 二度目の支援感謝! 前に投下した時もしてくれてたはずだから。
さて、執筆頑張ろうー。11レスお貸しいただき有難うございました。
>>369 GJ、技術不足といいながらよく書けてるような。
本編一人称だから三人称で書くとそこで違和感生まれてしまうけど
これはそうじゃない。
というより自分が書くとどうしてもネタ要員になりがちなみおちんを
シリアスに書き上げるあたりに愛を感じるんですヨ。
次回を楽しみにしてるよ。
>>371 技術というより文法ミスが多い。そこらへん推敲したほうがいいと俺は思うけどな
文章自体はそんなに悪くない。盛り上がりがないのは構成上仕方がないと思うので、次に期待
おまいらわっふわふにしてやんよ。
「リキー! リキリキリキりーっきーっ!わーっふーっ!」
「わ、どしたのクド。随分テンション高いね」
「んっふっふ、今の私はさいきょーなのですっ! くどりゃふかいずまいてぃえすとっ!」
「なにぃ……クー公、俺を差し置いて最強とは名乗るだとぉ! この鍛え抜かれた筋肉を前にし」
「あ、いーのはーらさーんっ!おはよーなのですですー!わっふー!」
どげし。
「んぎょわああああっ!?」
うわぁ。みぞおちクリーンヒット。
クドと真人の身長差が悲劇を呼んだというか。クドは喜んで飛びついたように見えたけど、見事にみぞおちヘッドバッド。見てるだけで痛い。
「でですね、でですね、昨日なんですけど〜……」
急に顔を赤らめ、テレテレになりながら大喜びするクドは、僕の方に顔を寄せて、そっと耳打ちする。
「――ついに、バストが70センチの大台に乗ったのですっっ!」
こしょこしょと僕に告げたクドはそのまま踊り出しかねない勢いでぴょんこぴょんこ跳ね回っている。
……と、呆れ顔で廊下から頭を抱える顔を発見。二木さんだ。
ちょいちょいと僕に顔を貸せとばかりにサインを送ってくる。
仕方ないので僕は跳ね回るクドをとりあえずそのままにして二木さんの方に向かう。
「呆れたわ、あの子。まさか本当にあなたに報告してるとはね、直枝理樹」
クドの……胸の話、かな。
「あの子ホントに必死で毎晩私に測ってくださいってマイメジャー渡してくるのよ……それでつい、昨日なんとなく70センチくらいじゃないかしら、なんていったらあの騒ぎ。ちょっと浅はかだったわ」
「あのさ、なんで僕にそんな話を?」
「なに、単なる責任転嫁みたいな物よ。どこかのお人好しさんなら真実を知って私の失態を勝手に抱えてくれないかなって」
うわぁムチャクチャ言うよこのひと。
「わふわふわっふー♪」
……あの状態じゃちょっと同情もするか……
ちなみに。
その日の夜、はしゃぎまくったクドは相当量のカロリーを消費したようで、あっけなくレベルダウンして翌日もの凄いどんよりして「どうせ私は最先端の最軽量超小型ふらっとぼでぃですよーぅよーぅよーぅ」と念仏のように唱えていたとかいないとか。
>>373 わっふわふにされたwwww
俺が揉んで大きくしてやんよ
無い袖は振れぬ。
無い胸は揉めぬ。
>>369 つなぎ的な話だが理樹と恭介のイイ友情が感じられた。
次回も楽しみにしてる。
>>373 わっふわふにされたんよ。
>>369 執筆がんばれ、がんばれ恭介。
続き楽しみにしてるぜっ。
>>373 テンションの落差のすごいことだなww
>>375 とりあえず、おおきくなーれと撫でてやれ。
で、仕事中に意味不明な電波を受信したので見てやってくれるとうれしい。
というか、仕事中に何考えてるんだろーな俺。
378 :
Kの悲劇:2007/11/18(日) 01:44:29 ID:NM66lpOC0
世にもピンポイントなおまじない、というものが存在する。
具体的にいうと、知る人は知る、あれである。
『体育倉庫に、意中の人と閉じ込められるおまじない』
10円玉二枚を縦に重ね、共に閉じ込められたい人の名前を思いつつ、それを崩すという、難易度の凄まじく高いあのおまじないである。
これは、そんなおまじないを知った、とある女生徒の話。
彼女のプライバシーのため、その女生徒の呼称は『K』とさせてもらう。
彼女がそれを知ったきっかけは、彼女が所属するグループの一人、様々なジャンルのある本の中で、ミステリを二番目に愛する少女が、気まぐれに読んでいた本からだ。
「そもそも、成功確立が低すぎます。試してみたい気持ちも多少ですがありますが」
彼女がこのおまじないに対して言った言葉である。
真に冷静な意見である。
「うーん、私は一枚立てることもできないよー」
同席していた同じグループの一人、幸せスパイラル理論で有名な少女の意見。
しかし、Kは諦めなかった
1枚は軽くこなせた。手先の器用さには自信があった。
だが、2枚目に難航した。
結局その日はできずじまいだった。
翌日。
授業もそっちのけで、自らの机に10円玉を2枚縦に重ねようと試み続けた。
心配して声をかけてくれた思い人の言葉すら届かない。
ただ、一心にそれを重ねようと試み続けたのである。
379 :
Kの悲劇:2007/11/18(日) 01:45:51 ID:NM66lpOC0
その瞬間は、唐突に訪れた。
「・・・できた」
思わずそんな言葉が漏れてしまうほどに、唐突だった。
周りでは同じグループの仲間たちが新聞紙を剣代わりに遊んでいる。
(さて、そういえばどうしてこれをしていたのだろう)
手段にこだわり過ぎて本来の目的を失念してしまった。
周囲を見渡して、意中の人を見つけ、目的を思い出す。
(そうだ、私はおまじないを)
「くらえー! (プライバシーのため、個人名称規制)まっくすぱわーぶれーどっ!! かたじけのーござるー!!」
「ほわぁ!? むねんなりぃぃ」
「かたじけのうござる」
「うわー、むーねーんーなーりー」
(しかし、いざとなると・・・。複数はだめなのだろうか?)
「むむむ、あー、(プライバシーのため以下略)! 後ろに宇宙人が!!」
「かたじけのうござる」
「あー!? むねんーなあありいいい」
(・・・いや、宇宙人などあらわれるはずがないだろう。もしいるのなら会ってみたいものだが)
「ほわっ!?」
ちゃりーん
「うわ、(プライバシー略)、大丈夫か!?」
「う、うんー。あ、『K』ちゃんごめんねー。なんともない?」
「いや、問題ない・・・。む?」
改めて机の上を見る。崩れていた。苦労して立てた10円を縦に重ねたものが。
さて、自分は崩れた瞬間、何を考えていただろうか。思い返して。
「・・・・・・・・・・さて、どうしたものか」
珍しく、震えた声が飛び出した。
これはあれだろうか。
彼女がこのおまじないを利用し、薄暗い密室でかわいい美少女たちとしっぽりむふふなどと考えてしまった報いだろうか。
それよりなにより、彼女はこれから誰と閉じ込められようとしているのか。
真相は『K』女史のみが知ることにしておこう。
姉御www
跨いで悪いけど326.369GJ!
上のクド読んだ後だからK=クドだと思ってたぜ。
おれも最初はクドだと思ったw
姉御かわいすぎだww
現在の過疎化は夜に爆弾投下があると見てよろしいですね!?
では古典的な爆弾を
「リキ、赤ちゃんができました」
「ええーっちょっとそんな記憶全然ないよ」
「理樹くん認めないなんて男らしくないよ」
「見損ないました直枝さん」
「葉留佳さんも西園さんも信じてよ。ねえ、クドそれってほんとに僕の子なの」
「わふー、ストレルカの赤ちゃんの父親はリキだったのですか」
「ス、ストレルカ。赤ちゃんてストレルカの話?」
「そうですけど」
>>385 お約束ネタならこんな展開はどうだ?
鈴「理樹、これはどういうことだ!?こんなに方々で子供を作って…」
理樹「えぇ…で、でも発情期ってものがあるし…」
鈴「何が発情期だ!それが責任ある男のすることなのか!」
理樹「発情期でかわいい女の子がそこらに一杯いたらつい…って感じ、かな…?」
鈴「見損なった、お前のことは好きだったが今から嫌いになった…」
理樹「本能には逆らえないよ…残念だけど…」
恭介「お前たち、何を修羅場めいた痴話げんかをしているんだ!?」
理樹「ヒョードルがいっぺんに5匹も雌猫を妊娠させちゃったんだ…」
鈴「お前!いくらチャンピオンだからって片手の指で足りない数も奥さんを作るな!」(ヒョードルを睨みながら)
理樹「鈴、気持ちはわかるけど、動物に本能を我慢しろって言うのは酷じゃ…」
鈴「理樹は黙ってろ、あたしはこんな風にしつけた覚えはないぞ!」
恭介「…」
>5匹も雌猫を
片手の指で足りてるんじゃ…
しかし、なんで理樹はヒョードルの肩を持つんだろ
>>387 はっ!何故か後ろ足の指の数で考えてしまった…!orz
お泊りのアフター作者ですが、今週投下された245-246と315見てたら私もそのネタですごく書きたくなったのでこっちを先に書いてしまいました。
自分でも何やってんだ、って思うときがあるが妄想の力恐るべし。爆弾はまた来週に。
それと、元々理樹クド接着剤ネタ書いてた作者さんがもし続きを書くつもりだったのなら申し訳ない。
もし途中まで書いていたとしたら、私のネタは無視して続きを投下してください。勝手に続きを書いてしまってすみません。
最後に……私は真人×クドもありだと思うが、やっぱり理樹クドが一番好きだぁっ! ヒャッホーウ!
「とりあえず、下手に動くと被害が拡大しそうだから部屋で音楽でも聞いて過ごそうか」
「……そうですね。さすがにこの状態で人前には出られません」
「あ、それとも科学部の田中君だったら何とかしてくれないかな? 彼ならバイオからNYP兵器までなんでもありだから、接着剤の中和剤とか作ってくれるかも」
「あ、リキ知らなかったですか? 田中さんは新アイテムのドーピングコンソメバイオクッキーを作ろうとして、自分で味見をしたら食中毒になって入院してるそうです」
「うわ……いろいろとやばいねそれは」
「来ヶ谷さんも夕方には帰ってくるみたいなので、帰ってきたら相談してみましょう」
「そうだね。ところでクド。さっきからなんだか様子がおかしいけど大丈夫?」
「は、はい。大丈夫……です」
「クド……顔色悪いよ。大丈夫なわけないよ。もしかして僕のせい? どこか具合が悪いなら教えてよ」
「い、いえっ。リキのせいではぜんぜんないのです。むしろリキが優しくて嬉しいです。…………あのその、実は…………ごにょごにょ……」
「? ごめん、聞こえなかった。もう一回言ってもらってもいい?」
「…………お、お手洗いが……その(小声)」
「……………………!!!(赤面)」
「わふーっ! 恥ずかしいですっ」
「ごごごごごごめん! ぜんぜん気付かなくて二回も恥ずかしいこと言わせちゃって本当にごめん!」
「いえ、それはいいんですけど……」
「どうしよう……」
「……」
「……」
「り、リキ。とりあえずリキの部屋のお手洗いに連れて行ってください」
「ええっ!?」
「あ、あのその。リキの部屋でしたいというわけではなくてですね、でもあの、さすがにリキが女子トイレに入るのはまずいと思いますし、
かといって、男子トイレに入って誰か他の人がいたらリキに変な噂がたってしまいますし、その……わふぅ……」
「わ、わかった。とりあえず僕の部屋に戻ってから考えよう」
「リキの部屋に入ったことはありますが、リキの部屋のお手洗いはさすがにはじめて入ります」
「クド、もう少し大丈夫?」
「は、はい。なんとか……」
「さて……これが手錠だったら、鎖の分だけ長さがあるから扉をしめることはできるんだけど」
「手と手が直接くっついてしまってますからね……」
「……ごめんクド。いくら考えてもいい考えが浮かばないんだ。このままじゃクドに恥ずかしい思いをさせてしまうのに」
「いえ。元々私の不注意でしたし、不運も重なった事故ですからリキが気にすることじゃないです。
それに、リキはすごく気を使ってくれてます。ですから、相手がリキなら恥ずかしいですけど嫌ではないです」
「クド……」
「で、では、その、させていただきますので、めめめ、目を瞑っていていただけると嬉しいです」
「う、うん。あ、音も聞こえないように耳栓したほうがいいよね? 真人のいびき対策に耳栓は僕持ってるし」
「お、お気持ちは嬉しいのですが、そろそろ限界なのです」
「えっと……で、では、僕は向こうを向いてます」
「は、はい。なるべく早く済ませるのです」
(ってなんで敬語になってるんだろ僕。と、とにかくいけない想像をしないようになにか他の事を考えないと)
「わふー、片手では下着が下ろしにくいです〜」
するする……
(想像しちゃいけない、想像しちゃいけない、何も考えちゃいけない…………)
「脱げましたー」
(うぐっ! き、筋肉さんがこむらがえった、筋肉さんがこむらがえった、筋肉さんがこむらがえった…………!!)
※ 現在、さすがに文書で描写するにはまずいシーンですので都合によりカットさせていただきます。
Niceなボートの風景画でも想像しながらしばらくお待ちください。
ジャー……
「お、終わった……?(真赤)」
「は、はい……(真赤)」
「…………」
「……わふー」
「(こ、こういうときなんて声をかければいいのか分からないよ……)」
「あ、あのですねリキ」
「はひっ!?」
「私は本当に気にしてないです。その、たしかにすごく恥ずかしかったですけど、リキはちゃんと向こうを向いててくれましたし、だから、あの、リキも気にしないでくださいっ」
「クド……。うん、ありがとう」
「もうこっち向いても大丈夫ですよ」
「うん。……ねぇクド」
「なんでしょう?」
「もしもさ、今日のことが後になってやっぱりすごく恥ずかしくてどうしようもないとか、そういうことになったら……
僕、どんなことしても責任は取るから」
「わふっ!?」
「クドが気にしなくても、クドに恥ずかしい思いをさせちゃったっていう僕の責任は残るから、クドのためにも僕のためにも、責任はちゃんと取る」
「せせせせ、責任とってくれるですかっ。えと、あの、それは、やっぱり……」
「ご、ごめんクド。いきなりこんなこと言われても困るよね」
「いえいえ、こちらこそ、ふつつかものですがよろしくおねがいしますっ」
「え?」
「な、なんでもないです。で、では戻りましょう」
3時間後
「…………んっ……」
「リキ? 顔色が悪いですよ」
「な、なんでもないよ」
「あの……もしかして、今度はリキが……」
「い、いやいや。大丈夫だよ」
「大丈夫には見えないです。リキ、すごく辛そうです」
「本当に大丈夫だから」
「だめです。無理をしたら病気になってしまうかもしれないです。それに、今我慢できても恭介さんが帰ってくる明日まで我慢なんてできないです」
「そ、そうかもしれないけど」
「というわけで行きましょうリキ」
「で、でも」
「行くのです」
「はい……」
「じゃあ、クドは向こう向いてて」
「はい。あの、利き腕ふさがったままで大丈夫ですか?」
「うん。左手だけでやったことはないけど、なんとかやってみるよ」
「……あ、あのですね、リキ」
「ん?」
「わ、私お手伝いしましょうか?」
「ぶはっ!!」
「り、リキ!? 大丈夫ですか!?」
「だだだだだ、ダメだよクド! 女の子がそんなこと言ったら!」
「で、でもその、やっぱり利き腕じゃないほうでするのって大変そうですし」
「いや、謙吾だって腕を骨折しても一人で生活してたんだから、僕だってやれないことはないよ」
「分かりました。では向こうを向いてますね」
sienn
「帰ったぜ理樹ー。あれ、いねぇのか?」
(て、手が震える……)カチャカチャ←聞こえてない
「……(どきどきどきどき)」←同じく聞こえてない
「じ、じゃあ、するね」
「は、はい、どうぞです」
「ふー、今日は筋肉の限界の壁を一つ越えた気がするぜ。トイレトイレっと……」
「「「あ」」」
「……」←背を向けていてよく見えないが、真人からはズボンに手をかけているように見える
「……」←理樹と一緒にトイレに入り、真赤になりながら理樹の手を繋いでいる
「………………………………おっと、駅まで筋肉さんを迎えに行かなきゃいけねぇんだった」
「ま、待って真人! 現実逃避しないで! これにはわけが!!」
「わふ? リキ、急に振り向くとあぶな…………○△□×☆◇!?」
「く、クド? どうし……ってうわあぁぁぁ! 見られたあぁぁぁぁぁ!?」
「わふー……(バタッ)」
「クド!? しっかり、あああとんでもないもの見せちゃってごめん! とにかくクドを、いやその前にこれしまわないと、っていうか真人――!!」
はい、続きません。お目汚し失礼いたしましたっ。
改めて、妄想のネタと理樹クドの甘い話をくれた
>>245-246、
>>315に感謝を。
>>396 腹いてええwなんだこれ。
最高!!w
おもしろすぎるwベタなネタだからこそいいな。
ふと
>>386に
>>387の疑問を併せたうえでさらに展開を妄想してみた
鈴「大体理樹はなんでそんなにヒョードルの肩をもつんだ…?」
理樹「えぇっ…なんというかその…男としての同情というか…」
鈴「何っ!?理樹もヒョードルみたいなことをしたいとかいつも考えてるのか!?」
理樹「考えてないよっ!ただあんまりヒョードルを責めすぎるのもどうかな〜と思っただけで…」
鈴「いいんだ…あたしはあんまり女の子らしくないから理樹が他の女の子にも目がいくのも仕方がない…」
理樹(いつの間にか話がすり変ってる気が…)
鈴「最近えっちもマンネリ化してきてるし…」
理樹「…」
鈴「…いや、あたしがこーいうことを気にする女の子だから理樹は嫌いになったんだ…」
理樹「…いやっ、なってないよ…む、むしろ僕もちょっとそう思ってたくらいで…」
鈴「何っ、理樹はあたしとしてるときそんなことを思っていたのかっ!?あたしにあんなことやこんなことをしておいてっ!
ほんとはおっぱいが大きい方がいいなとかそーいうことを考えていたのか!?」
理樹「いやいやいや、考えてないから!って痛いっ!そんなところ掴まないでよっ!許してっ!あぁぁぁっ!」
恭介「ヒョードル、お前も雄として頑張ったり主のバカに付き合ったり大変だな…コレ食うか?」
>>396 コンボが繋がった!…じゃなくて繋げてくれてありがとう
自分より上手い人が自分の振ったネタ書いたりしてくれると感激で死にそうになるね
401 :
1/2:2007/11/19(月) 08:26:01 ID:7BGchbUo0
ふと思いついた妄想
「はい、どうぞ」
「失礼します……って、またあなたがいらっしゃるの?」
「ご挨拶ね。あなたこそあーちゃんセンパイがいる寮長室にくる筋合いはないじゃない」
「はいはい、いきなりケンカ腰になることはないでしょ。
今日は笹瀬川さんは彼らと野球をしていて疲れたんだから」
「まったくですわ。あそこで私が捕殺されていたら、きっとまたもう一周でしたわよ」
「はいはい、12秒フラット12秒フラット」
「ごめんね、笹瀬川さん、この子このあいだ三枝さんが抜けてからすごく機嫌が悪くて」
「あーちゃんセンパイ、余計なこと言わないでください」
「その前に能美さんも抜けちゃったでしょ。出番は少なくなるし、
この周で三枝さんに近づいたら逃げられるしで、ちょっとへこんでるみたいなの。
許してあげてね」
「あーちゃんセンパイ!」
「わかったからそんなに睨まないの」
「そうでしたの。私は気にしてませんわ。
……そうですわね。もう来ヶ谷さんも西園さんもいませんし」
「もう、そろそろじゃないかしらね」
「それにしても、棗君たちはコピーした私達がこの世界の自我や記憶を持つとは思わなかったのかしら」
「さあ、どうなのでしょう。神様は自分が作ったものを全て把握していると思っていましたけれど」
「……AIやロボットが必要以上の感情をもつのはよくあるネタだから、
棗先輩が知らないとは思えませんけどね。リルルでも、マルチでも、長門でも」
「二木さん詳しいのね」
「それにそんなものを持ったところで意味はないですから。気づいた私達も、
だからどうするということもない。終わりは決まっているわけですから」
「一度くらいは反逆でもしたら面白いかも」
「かみにさからおうとは……どこまでもたのしいひとたちだ!
とかいうことにならないといいですけどね」
「……なんのネタなのか、よくわからないですわ」
402 :
2/2:2007/11/19(月) 08:29:19 ID:7BGchbUo0
「どちらにせよ、もうすぐ、おしまいですよ。直枝理樹と、棗さんだけが残って、おしまい。
今の記憶をもたない私達は本当の世界にはいるけれど」
「そうね。そろそろ全体を維持できなくなってきている。
わたしもいつまでいられるかわからない。棗さんと猫の話をしている限りは
まだいるでしょうけど」
「元の世界に戻ったら、葉留佳や、あの人たちはもういない」
「……」
「それに、本当の世界の私達には、こんな記憶は引き継がれない」
「そう、全てが無駄だったということもないと思うけど。
二木さん、あなたがここで経験したことは、あなたが取りうる未来の一つだったのだから。
元の世界に戻っても、同じことが起きないわけじゃない。
あなたがあきらめていたことが、起きうることがわかったんだから」
「だからなんなんですか、あーちゃんセンパイ」
「……」
「……二木さん、やめなさい」
「もう戻っても、本当の世界にあの子はいないのにっ!
この世界が終わって、戻ってもあの子はいないっ!
一度だけのこの世界の葉留佳とのできごとも、今の、この世界の葉留佳はもう覚えてないっ!
……なのに、こんなところに何の意味があるんですかっ!
なんで、私はまだこんなところに、こんな記憶をもったままでいなきゃいけないんですかっ!」
「だから、無駄だっていうんですの?」
「だって。だってっ……」
「宮沢様や、神北さん達が守って、ただ強さを願ったあの二人が、生きる力を持ったとして、
その上で彼らのために何もしないと思っているのですかっ!
私達には何もできなくとも、棗鈴は、直枝理樹は、きっとなんとかしますっ!
そうでないと、私も、誰も、報われないではないですかっ!」
「そうね。彼らは、あの二人が生きていけることを願ってこの世界を作った。
彼ら自身が望んでいないのだとしたら、彼らによって作られた私達くらいは、その彼らが、
本当の私達がいる世界に生きて帰れることを祈っていましょう」
セリフの前に名前がないと判断しにくいし読みにくい
なんじゃこりゃ
405 :
369:2007/11/19(月) 20:11:27 ID:dpP16LJR0
>>376.377
感想ありがとう!これを糧に執筆頑張るぜ!
>>371 同じSS書きに褒められるとは恐縮してしまうな。
むしろ俺にはギャグは書けない。笑いのセンスが足りてないのだよなorz
頑張って執筆するから良かったら次も読んでくれ!
>>372 マジレス感謝。少し文章力に自信が出来た。ただ文法ミスが俺にはどこに
あるのか分からなかったりするorz誤字脱字はいくつか発見できたけど、
これも文法ミスに入るのだろうか?
取りあえず、次も頑張りますのでよろしくですヨっ!
>>396 すげーやばい想像が脳内で化学変化を起こしたよ……GJ!
>>402 小ネタだったらセリフ前に名前付けたほうがいいかも。
想像の題材自体は素晴しいけど、如何せん状況描写がないから
誰のセリフか分からないのかと。SS初心者のくせして生意気な事
いってすまん。でも題材は良かったので懲りずに頑張って欲しいです!
さて、長文すまん。大人しく執筆に戻ります。お邪魔しました。
>>406 古式は現実にはとっくに死んでるだろうから…
理樹「ねぇ、恭介。虚構の世界ってどうやって創ったの?」
恭介「どうやってって・・・・。あんときは必死だったからよく分からんな。」
理樹「そっか・・・・。」
恭介「でも一回だけだが、大変な事になった。」
理樹「え?・・・・どんな?」
恭介「ああ、みんなの人格がばらばらに入れ換わっちまってな・・・・・。」
恭介「ほわぁぁぁ・・・・。」
鈴「ミッションスタートだ!」
理樹「うむ、おっぱい揉ませろ。」
真人「わふ〜。あーゆーはぴー?」
謙吾「おっぱいぼーん!!!姉御のおっぱいデカすぎっすよ!」
小毬「ちょっと!なんなのさ!」
葉留佳「直枝×恭介・・。これはいけます。」
来ヶ谷「もうくちゃくちゃだ!」
クド「フン、下らんな。マーン!」
美魚「ふっ!ふっ!俺の筋肉がうなる!おおぉ、あまりのうなりに俺自身がついていけねぇっ!」
理樹「カオスだね・・・・。特に謙吾と美魚さん・・・・。」
恭介「ああ、俺も思い出してめまいしてきた・・・。」
>>408 鈴と恭介の兄妹相互は考えた事あったが負けたw
カオスだなwwww
>>408 ふいたww
恭介のほわああ・・きめええええええw
>>408 けど美魚以外の女性メンバーはありな気がする。
あと来ヶ谷in理樹の台詞はそれでいいのか?
414 :
名無しさんだよもん:2007/11/20(火) 00:27:11 ID:Zp/uRaBp0
美魚がひどすぎるwww
【真人】「よう」
【クド】「あ、井ノ原さん」
真人が入ってきた。
【真人】「こんなところで集まってたのか…ちょいと探しちまったぜ」
【理樹】「え、探してたって?」
【真人】「勉強用に参考書を持ってきてやったんだよ」
【真人】「前のときはよく考えたらまったく何の勉強もしていなかったからな」
あ、何とかそこは理解してくれてたようだ。
【真人】「で、題目と物理どっちがいい?」
あんまりわかっていないようだった!!
【理樹】「そんなの当然…」
【理樹】「題目だよねっ!」
【真人】「お、さすがわかってやがるな!」
【真人】「よっしゃ、題目題目ー!!」
【理樹】「題目、題目ぅーっ、題目いぇいいぇーいっ!!」
【クド】「わふーっ、のうみそだいさくなのですっ!!」
【真人】「そろそろおまえも題目を極めつつあるなっ」
【理樹】「うんっ、今の僕ならもしかして…○○革命を起こせるかもしれない!」
【理樹】「って、それはさすがに言いすぎか、はは」
【真人】「いやぁ、謙遜しなくていいぜ。今は無理でも、すぐ追いつけるさ」
【真人】「今はこうして広宣流布(こうせんるふ)だ!」
【クド】「な、なにが起きるんですかーっ」
【理樹】「ほら、クドも題目題目!!」
【クド】「題目いぇいいぇーい! 題目いぇいいぇーいっ!! なのですっ」
【真人】「お、クド公にも題目の素晴らしさが伝わったようじゃねえか!!」
【理樹】「どうだい、広宣流布(こうせんるふ)の威力はすごいだろう?」
【真人】「いくぜ!! さらに広宣流布(こうせんるふ)だ!」
【謙吾】「な、なんだおまえら」
【謙吾】「うわあぁぁぁああぁぁぁ…」
【謙吾】「題目いぇいいぇーい! 題目いぇいいぇーいっ!!」
【理樹】「まだまだいこう!!」
【恭介】「ん、なんだおまえら…」
【理樹】「ほら、恭介も題目題目!!」
【恭介】「題目いぇいいぇーい! 題目いぇいいぇーいっ!!」
【真人】「いやっほう!! どんどん題目に染まっていくぜっ!!」
【鈴】「よるなっ、きしょいおまえらーっ!!」
【鈴】「題目いぇいいぇーい! 題目いぇいいぇーいっ!!」
【小毬】「題目いぇいいぇーい! 題目いぇいいぇーいっ!!」
【来ヶ谷】「題目いぇいいぇーい! 題目いぇいいぇーいっ!!」
【理樹】「うわあっ、もうなんか取り返しつかない気がするよっ」
【理樹】「でもいっかー!! それより題目題目ー!!」
【葉留佳】「題目いぇいいぇーい! 題目いぇいいぇーいっ!!」
【西園】「題目いぇいいぇーい! 題目いぇいいぇーいっ!! …です」
【佐々美】「な、なんですのあなたたち…」
【真人】「おまえで最後だ!!」
【理樹】「君も題目私も題目!!」
【佐々美】「き…きゃあぁぁぁぁあああぁぁー…」
【佐々美】「題目いぇいいぇーい! 題目いぇいいぇーいっ!!」
【理樹】「これでみんな広宣流布(こうせんるふ)に巻き込まれたね!!」
【真人】「ああ、世界がここから変わっていく予感がするぜ!!」
【理樹】「さあみんな一緒に!!」
題目いぇいいぇーい!! 題目最高!! 題目いぇいいぇーい…!!
…こうして世界は大勝利に包まれた…。
――――――――――THE END――――――――――
これをテンプレにしろと?www
もう筋肉旋風のガイドラインとして採用されてもおかしくなさそうだ
草加(YES)/越谷(NO)
なんと使いやすそうなテンプレだw
SS書いたことない俺だが、ちょっと短いネタ思いついてしまったので投下してみていいかな・・・?
>>422 ゆー、投下しちゃいなよ
いつだってこのスレは新しい風を求めてるぜ!
>>422 ここは妄想スレだから問題ないから投下してっちゃいなよ、ゆーっ
妄想が伝わればそれでのーぷろぶれむなのですヨっ
425 :
369:2007/11/20(火) 21:50:24 ID:+89gtZwv0
>>422 全て等しく作品さ!皆暖かく迎えてくれるぜ!
なにより俺が読みたいのだからっ
・・・ようしっ。投下してみちゃいますかっ。
本編の設定を考えるとこういうことなんだろうなぁと・・・BL?注意。
前スレ404−405に捧ぐ(迷惑
今日も鈴は猫達と遊んでいる。どうやら今日の相手はヒョードルのようだ。
そんな猫の群れから一匹だけこちらにやってくる猫がいた。
「あれ、レノンだ」
一番新入りのレノン。旅から帰ってきた恭介が拾ってきた猫だった。通常、鈴は一番新しい猫を積極的に世話
しているので、ここ数日は毎日のよう
に見ている。
レノンは僕の足元に座り、ジッとこちらを見上げている。
「ひょっとして暇なのかな・・・」
鈴も他の猫もこちらには気付いていない。猫たちは鈴に飛びつこうと必死だし、その鈴は猫を引っぺがすのに
夢中だった。
「・・・いきなり噛み付いたりはしないよね」
レノンに視線を合わせるようにしゃがんで、撫でてみようと手を差し出す。
ペロッ。
「うわっ」
ちょっと驚いてしまった。
ガイドライン板向けか、クラナドは人生のガイドラインには不覚にも笑ったな・・・
「それにしても、猫の舌ってホントにザラザラしてるんだなぁ」
レノンはというと、さっきと同じようにこちらを見上げていた。何かを期待する目、というのだろうか、これは・・・
全身から「かまって」オーラが出ているような気がする。まぁ、新しい環境になれていないせいなのかもしれない。
とりあえずレノンを抱き上げてみることにした。今度も特に抵抗はなかった。
「うわー・・・猫ってこんなにやわらかいんだ」
ブラッシングしたてなのか、レノンはとても柔らかい手触りだった。おまけに、ここに来るまで昼寝をしていた
のか、とても暖かい。
「なるほど、猫好きの人の気持ちが良くわかったような気がする」
一人感心する。と、レノンがいきなりほっぺたをペロッと舐めてきた。
「うわわ、くすぐったいよレノンっ」
つい無邪気になって返答をしてしまった。
・・・一方その頃、3年のとある教室。
「ハァ・・・ハァ・・・こいつはハマっちまいそうだぜ・・・」
「おい、棗のやつどうしたんだ?」
「どうせまた怪しい計画でも立ててるんだろう」
その後、廊下でこの光景を目撃した謙吾が3年の教室まで殴りこみに行ったとか行かなかったとか。
しまった。履歴に名前が残ったままでしたorz
スルーしてくださいな。次からは気をつけよう。
以上でっす。恭介ファンの皆様、ごめんなさいでしたーーーーーー!!
おっと、割り込みスマソ
>>428 レノンって恭介と感覚共有とかしてたっけ。
操れるのは覚えてるけど。もう一度やり直してくるかな。
>431 いやまぁ、「IF」ってことで・・・。分身って言ってたしこれくらいはできそうかなっていう妄想で
>>428 前スレ404-405ってどんなんだっけ・・・
美魚「・・・・・では。」
美魚「恭介お兄さん。」
恭介「ぐはっ・・・も、もう一回・・・。」
美魚「恭介お兄さん。」
恭介「ぐほっ・・・・もう一回。」
美魚「・・・・・・。」
恭介「・・・・?」
美魚「あたし、恭介お兄ちゃん大好きなのっ!だからね、将来はお兄ちゃんのお嫁さんになりたいのーっ。」
恭介「ぐわぁぁぁあああああっっ!!!!ぉおおおうぉおおおー!!!」
真人「なんだ?恭介がのた打ち回ってるぞ?」
理樹「き、恭介に何言ったの美魚さん・・・・?」
美魚「あまりにしつこかったので、この方が得策かと・・・・。」
最近は恭介旋風がすごいな!
ロリ疑惑どころか、もはや確定だな。
>>436 本来ならCLANNADで言うところのあっきー的ポジションで同様の人気を得てもいいはずだが
今回、真人と謙吾があまりにも親しみやすすぎるためにスポットが当たりにくかったからね
(21)以外の魅力が見直されているようでうれしいぜ
恭介は本来カッコイイキャラのはずなのに、(21)のイメージが強すぎてそうと思えねぇ。
あっ、ついでにシスコンとショタコンなどの変態要素を追加で。
シスコンはそうだけどショタは違うだろ
超人的な所があるから、どうしてもネタ要素が強くあげられる
のだよねー。その点、元から親しみやすい真人や謙吾が表に
出てくるのかもね。
>>440 理樹が好きなとこがショタっぽく感じただけです。
まぁ、実際はロリでシスコンなだけだろうけどな。
恭介の株を上げたい、けれどクドも書きたい
一緒に書く=(21)
なんという逆境
恭介の不運は小毬相手でも(21)と呼ばれる所だろう。
マックスいい体してるんだけど、あのふいんき(←なぜか変換できない)のせいで(21)な感じになっちゃってるんだよな
なんかもったいない
俺にそんな趣味はねえが相手が理樹なら…
>恭介は本来カッコイイキャラのはずなのに
喋らなければいいって西園さんが言ってた
つまり、スラムダンクの流川系でいけばいいんだよ!
クドは身体的に(21)
マックスは精神的に(21)
恭介は「『どあほう』が口癖」の称号を得た!
>>449 つまりクドの身体にマックスの精神が入る事で最強の(21)ができるわけだな。
見た目はクド、頭脳は小毬!その名は‥‥なんだろう?
>>446 ちなみに、「ふんいき」で変換出来るぜ
>>452 その名は…最高の(21)コマリャフカ!
なんというマジレス
455 :
名無しさんだよもん:2007/11/21(水) 14:59:59 ID:xIgeMx0zO BE:518173092-2BP(0)
>>453 ふいんき(ryは2ch慣用句なんだが・・・
姉御のことにきまってるだろうが>KY
恭介「お前は今日からこう呼ばれる……」
『ウェルノフィールドトゥルーマン』
トゥルーマン「おお、なんだかよくわからねえがスゲェ格好良いぜ……!」
>>455 そうなのか…素で言ってしまったorz
くそう、ごめんなさいでしたあぁぁー!!!
しばらくROMってるよ…
>>461 マジかよ・・・4分も経ってから見当外れだった俺スカタン
>>459 みゆき「・・・おーるどすたいる・・・。古い・・・スタイル・・・」
ささみ「つまり、おばさん、ということですわね、おほほほほほ」
みゆき「!!!!」(ががーん!!)
なんてやりとりがとっさに頭をよぎっていったぞ、どーしてくれる(汗
よぎるどころか直で
>>461 がなんかこう見えたよ。俺には。
智代「そうなのか…素で言ってしまった」orz
真人「くそう、ごめんなさいでしたあぁぁー!!! 」
理樹「しばらくROMってるよ… 」
というわけで一つ作ってみた。
468 :
筋肉 1/2:2007/11/22(木) 09:50:40 ID:JWeC44vZ0
「いつも熱心だけどさ、そんなにトレーニングしてどうするのさ」
一度聞いてみたかったことがあったから、その背中に声を掛けてみた。
「僕が見たところ十分がっちりしてる。なにか目的があるっていうんならすんなり理解できるけど…」
ふっ、ふっ……
「ねぇ、ちょっと」
ふっ……
声が遠かったかも知れない、誰だって集中しているときはそうだしと、改めて言い直そうとした。
ゴトッ
ってその前に気付いたか……しかし、
ベランダはきれいな夕焼け色に染まっていた。コルコバードの丘に建つキリスト像のように腕を水平にして伸びをし
た真人は、僕には背を向けたままで答えた。
「……呼んだか?」
眩しかったせいか、僕はふと広背筋に見とれてしまった。
「どうした……理樹、今なんか言ったよな。心配になるじゃねぇか……」
ああ! 大円筋か、単に背筋と名付けたほうがいいのかは……分からない! ただ便宜を図って『真人』と呼ぼうと、
世の中には様々な筋肉があって、力強くて豊かな筋肉もあれば平易で円やかな筋肉だってあるのに、そのどちらか
に定めてしまうなんて……僕はしたくないから! そう呼ぶって心に決めたんだ!
心因性のパニックを胸に抱え、僕は言った。
「真人……残酷だよ」
「おっと、それは失礼」
また何かしちまったようだなと、ごくわずかな力でヒラメ筋を揺らした真人は寸分なくピタリと足を揃えた。
「まったくもって残酷な筋肉です……」
悟るまいとする僕のボルテージに呼応したのか、忽然と現れたのはクドだった。
「まったくもって……筋肉です!」
469 :
筋肉 2/2:2007/11/22(木) 09:54:51 ID:JWeC44vZ0
どきっ、とするようなことを言う。実際、相容れぬとばかりに力が篭められたその言葉によって、真人の大胸筋は震
えていた。当のクドはそれを言うと、「ぷんぷんです!」 と言いながら何処かへと行ってしまったが、僕は何だかい
ろんな意味でぞっとしない気持ちになった。
「いや、なんでもないや。あ、それと、用事思い出したからごめんね」
いくらばかりかの血の気が引くような思いを紛らわそうと、戸に手を掛けると、「待て」と呼び止められた。
「何? ……この特注っぽいリストバンドは」
「持ってくんだ。それが必要になる時もあるだろう。そしてそいつは300円で売られている」
手渡されたゴム製のバンドは200円が製造費、57円が広告費、28円が非営利組織へ回ると訴えていた。
「残りの15円は? ってあー、消費税か。うん、いらないかも」
とは言わなかった。その代わりに今日も誘ったんだけどね。
「…野球でもしよっか」
すぐに、ひとまずクド探してくるねと付け加えて。
なんかごちゃっとした。orz
スレ止まってるな。しょーもないネタでも投下するか。
恭介「さて、あいつらを強くするために、舞台を作らなければならないわけだが」
謙吾「何か問題でもあるのか?」
恭介「ぶっちゃけ、俺学校の設備とかよく覚えてねーんだよな」
謙吾「む・・・。俺も剣道絡みの場所ならばよく覚えているのだが・・・」
真人「おお、なら俺に任せとけ!」
謙吾「お前にか?」
真人「思わずうなりを上げそうな舞台を作ってやるぜ!」
<<<虚構世界構築中>>>
恭介「・・・真人」
真人「何だ? あまりの素晴らしさにオギオギしちまったか?」
恭介「さすがにきもいわ! 何だよいたるところに鉄アレイやらダンベルやらプロテインやらある学校って!」
謙吾「しかも生徒が男女問わずすべてボディビルダーもかくやという体型だ」
真人「え? よくねえ?」
恭介「却下だ」
美魚「では、私が」
恭介「ほう。じゃあ、やってみてくれ、西園」
美魚「はい」
<<<ただいま構築中>>>
謙吾「・・・・・・うむ、出来はいいな」
恭介「ああ。学校は、な」
美魚「恐れ入ります」
恭介「いや、褒めてないぞ? 生徒が美少年しかいないって何だよ?」
謙吾「しかも何か口に出すのもはばかられる行為に及んでいたものもあったぞ・・・」
美魚「素晴らしいです。これはいけます」
恭介「無いわ!!」
クド「わふー! では私が行くのですー!」
恭介「ああ、比較的マシなのができそうだ。頼むぜ、クド」
<<<わふわふ構築中>>>
恭介「ほう、こいつはいいな」
謙吾「うむ、違和感が無いな」
クド「よかったですー」
恭介「・・・・・・???」
謙吾「どうした?」
恭介「いや・・・、何気なくこのチラシを見たんだが」
クド「何か問題でもありましたかー?」
恭介「英語部分がものすげーでたらめ」
クド「わふ!?」
謙吾「・・・今、英語の講師に質問してみたが、能美並の英語レベルだった・・・」
クド「わふー!? いまさりげなくバカにされました!?」
恭介「ああ、まあ、よくがんばったぜ、クド。先の二人よりははるかにマシだ」
葉留佳「じゃー、次ははるちんいくよー!」
謙吾「・・・いかん、不安すぎる」
<<<まくすぱわーに構築中>>>
葉留佳「どうだ!?」
恭介「ねーよ! なんだよ至る所にビー玉が撒かれてる廊下って!!」
謙吾「しかも今、男子生徒が落とし穴に落ちていったぞ・・・」
恭介「ついでに階段の上から大岩が転がり落ちてくるとかな! まじありえねえよ!!」
葉留佳「やはは、スリリングデスネ」
謙吾「普通に危ないからな」
恭介「三枝葉留佳総評、もっとがんばりましょう、と」
葉留佳「通知表!?」
唯湖「うむ。では私が行こう」
恭介「・・・・・・お前はもう展開が予測できたからいいぞ」
唯湖「何? こんなおもしろそうなこと、私にさせないつもりか?」
恭介「どうせ美少女しかいない学校ができるだろうからな」
唯湖「・・・・・・・・・バトンタッチだ、コマリマックス」
恭介「っておい、否定しろよ! 作るつもりだったのかよ!!」
小毬「ふええ、わ、わたしかぁ」
謙吾「ある意味最後の砦であり、同時にババだな」
<<<おんどりゃーと構築中>>>
恭介「・・・すげぇ、パステルカラーの学校なんて始めて見たぜ」
小毬「ふええええん、ごめんなさはいいいい」
謙吾「自覚があるだけマシだ。だが、生徒がすべて動物というのは・・・」
恭介「メルヘンの世界に迷い込んだみたいだぜ・・・。しかし、さすがにナシだ」
小毬「あうう、お役に立てずに申し訳ないです・・・」
理樹「もうしかたないなぁ。じゃあ僕がやるよ」
恭介「ああ、頼むぜ」
<<<普通に構築中>>>
恭介「すげえぜ、全く違和感が無い・・・」
謙吾「さすがだな、理樹!」
理樹「そ、そんなに褒められても」
恭介「・・・・・・って、いや、理樹? なんで理樹?」
理樹「?」
謙吾「・・・・・・いやこれは、本末転倒だろう」
恭介「すまん、理樹、ちょーっとあっち行こうな?」
謙吾「悪いな、ちょっとあっちで話そう」
理樹「え、何、なにー!?」
鈴「・・・あたしならこうだな」
猫いっぱいの学園で遊びつつ。
以上。しょーもないネタでした。
>>474 GM
落ちがいいな
まあとりあえずクドベースに英語部分だけ小毬補佐すれば問題なさそうだ
>>471 恭介以外だったら、謙吾が一番まともそうだな。(ただしトップギア入る前)
このスレはリトルバスターズ!のワイルドアイディアがフライアバウトするスレです。
☆誰かがワイルドアイディアする→誰かがワークをつくる→誰かが萌え文をライトする→ワイルドアイディアする→みんなでファンなワイルドアイディアスパイラル♪
スレのディレクションカスタムはSSスレにニヤーなですが、単発投稿やワイルドアイディア、フューエル投下などホワットでもアリな風潮があったのでワイルドアイディアスレとしています。
エロやグロでもリザーブせずにどーぞ。
950レスか470KB超えたらオーダースレのディスカッションしましょう。
パーストスレやテンプレ等は
>>2-5あたりにあるとかないとか。
ビューティフィッシュ「あたし、恭介お兄ちゃんライクベリィマッチなのっ!だからね、フィーチャーはお兄ちゃんのワイフになりたいのーっ。」
恭介「ぐわぁぁぁあああああっっ!!!!ぉおおおうぉおおおー!!!」
トゥルーマン「なんだ?恭介がのたヒットし回ってるぞ?」
リーズンツリー「き、恭介にホワット言ったのビューティフィッシュさん・・・・?」
ビューティフィッシュ「あまりにしつこかったので、このサイドがグッドプランかと・・・・。」
>>448 いやもう充分流川だから(中の人的な意味で)
481 :
恭美支援者:2007/11/22(木) 22:05:46 ID:OhqPoBWA0
>>459 美魚ちんがビューティフル(ryになってて吹いたw
>>474 GJ!理樹が出てきてから最高だったw
さて、
>>368からの続きが出来上がったんだけど
投下しても問題ないかな?問題なかったら11時に
投下しようと思う。では最終チェックでもしてくるわ。よろしく
>>481 ノ ∧ /) ∧
彡 ノW \从/V W \ ミ
( ノ | ノ \)
∩V 、、 | >V7
(eLL/ ̄ ̄\/ L/ ̄ ̄\┘/3)
(┗( )⌒( )┛/
~| \__/ | \__/ |~ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
爻 < | ; 爻 < 問題ない
~爻 \_/ _, 爻~ \______
~爻__/⌒ ̄ ̄ ̄~~ヽ_ 爻~
/ ー ̄ ̄\_ ̄\
_一‘ < ̄ ̄\\\J
<\ ー ̄ ̄ヽ_ヽJ  ̄\_
\ _ニニニヽ ) ~\
\ _/⌒|\ ヽ_~~ ~⌒\_
__/~ V \_| ~\_
484 :
恭美支援者:2007/11/22(木) 22:55:49 ID:OhqPoBWA0
投下10分前。
特に問題なさそうなので、投下準備に入ります。
>>483が誤爆なのか、微妙にキナ臭いサイトに飛ぶのがアレ
だけど、気にせずいきます。
今回は三段目で、起承転結で言うならば「転」の部分。
やっぱり美魚ちんは出てきませんでしたorz
注意事項は自分の妄想が爆発してるので、拙いと思ったら
スルー推奨です。
では合計16レス借ります。
投下準備開始!
ガンガレ
これから仮眠取るから支援はできなくてすまんが
>>483は他のスレにも書き込んでる業者だから
気にするな
「っていうわけだ、理樹」
説明を終えた恭介が一息をつく。初めは躊躇っていたのに、いざ相談を始めると、躊躇いはどこに行ったのか、言わなくてもいい部分まで説明していた。どこかで理樹に聞いて欲しいと思っていたのかもしれない。
『……なるほど、西園さんがね。恭介の漫画を小説化するのが西園さんなのもビックリだけど、西園さんにそんな事情があったのにもビックリしたよ』
説明を終えた理樹が本当に驚いた、と言ってくる。
『それで恭介は相談に付き合ったんだけど、駄目だったわけか。恭介でも無理な事ってあったんだね』
「そりゃ俺にだってあるぞ。むしろ社会に出てからというもの、毎日がそんなことばかりだからな」
嫌になるぜ、と肩をすくめる恭介。
それにしても理樹は恭介の事を神格化とでも表現すればいいのだろうか? まるで出来ない事は無いとでも思ってるようだ。
俺にだって悩むことはあるだがな、と恭介は思った。まぁ仕方のない部分もあるが。極力、それを隠そうと努める恭介の性格の問題でもあるのだろう。
『それで、今は西園さんとは連絡取れないんだよね?』
「あぁ、今で五日目か。メールにも返事がないし、実は一度耐えられなくなって電話もしてみたが、コールのみで出なかったな」
留守電に切り替わっただけだった。心配してる、とメッセージを残したが、聞いているのかさえ恭介には分からなかった。
『でも、二日前だったかな? 鈴の携帯に西園さんから着信があったよ』
「本当か―――っ!?」
『うん。何を話していたかは鈴から教えて貰えなかった。何でも乙女の秘密とかなんとか』
乙女の秘密。鈴はそんな言葉は使わない。きっと西園本人から口止めする為に使われた言葉なのだろう。
「そうか。―――良かった」
『なんで? それってもしかしたら恭介の事……無視されてるかもしれないんだよ?』
恭介の言葉に理樹は言いづらそうに言葉を伝えてくる。
優しい理樹の事だ。もし自分の言葉が事実なら、恭介が傷つくと考えたのだろう。
「それも正直良くはないが、それよりも安心した。ひょっとしたら何か事件に巻き込まれたんじゃないかと勘繰っていた所だったからな」
本心からの言葉を恭介は紡いだ。理樹から着信が来る前にも考えた事だ。
「―――っ!?」
なのに―――絶え間なく疼く胸の痛みが、一瞬だけだが、強く爆ぜた。
『どうかした、恭介?』
「いや、何でもない」
『本当? 恭介がそうゆうならいいけどさ。それにしても……』
言葉を区切る理樹。どこか嬉しそうな声の弾みだった。
それに恭介は不信に思いながら、
「それにしても……なんなんだ?」
『―――恭介も好きな人が出来たんだね!』
「ぶっ―――!?」
思わず噴出してしまった。慌てて返事をする。
「ちょっと待て―――っ! どうなったら、その言葉が出てくるんだ! 真人並に言葉が繋がってないぞ!」
『ぇー! いくらなんでも、それは酷いよ、恭介!』
「そ、そうかすまん。そんな強く突っ込まなくて―――違う! 俺は聞きたいのはそんな事じゃなくてだ! 何で俺に好きな人が出来たって話になる?!」
『いや、恭介……ひょっとして気付いてない?』
「なにがだ?」
『うん。恭介、西園さんの事……好きになっちゃたんでしょう?』
卒業後も家が近いからか、一番交流も激しいしね、と理樹は続けてくる。
だが、続く理樹の言葉は恭介の耳に入っていなかった。いや、聞こえてはいたが、脳にまで意味が通らない。
むしろ―――それどころではなかった。
この時の恭介をリトルバスターズの面々が見たら、天変地異の前触れか、と驚愕したかもしれない。顔は真っ赤で、鳩が豆鉄砲を食らった様に眼が見開いていた。
鼓動も今日一番の挙動を示している。メーターで表したら限界突破と表示されていることだろう。
―――落ち着け、落ち着け、棗恭介。動揺するな。俺はおかしい所など無い。こうゆう時は素数を数えるんだ。2、3、5,7、はらほれ! うまう〜! 出てくるな斉藤!! 引っ込め! 今はお前の出番じゃない!
仮面もつけずに覚醒そうになった裏成る人格―――斉藤を封印しながらも、心を落ち着かせる。
『恭介? もしもし〜?』
携帯の向こうでは恭介の返事がないことに不信を持ったのか理樹が問いかけてきていた。
だが、恭介には聞こえていない。美魚の事や、斉藤の封印、その他全ての事柄に心を乱されたまま、心落ち着かず、自分の世界へと埋没している。
支援支援
暫くして、
「はぁはぁ、待たせたな。どうにか勝ったぜ」
『いや、妙に息が切れているし、何に勝ったのか分からないけど、取りあえずお疲れ様』
「ああ。紙一重だったな」
『それは危なかったね、色々な意味で。それで話を戻すけど、恭介は西園さんのこと好きじゃないの?』
真剣な口調だった。言外に誤魔化しは駄目だからね、と念を押してきている。どうしても確認したいみたいだ。
その言葉を次は動揺せずに恭介は真正面から受け止めた。
思考する―――俺はどう思ってるいのだろうか、と。
美魚の事は好きだと断言できる。聡明で、同じ創作者と言う点から趣味も合うし、外見も可愛いし、性格は控えめに見えて意外と譲らない性格なのも、恭介の好みだ。
ただ―――LOVEの方かと言われると首を捻ってしまう。
「正直に言うとだ。俺にも分からない」
『あのさ、恭介って女性を好きになったことある?』
ふむ、と恭介は頷いた。
捉え方によっては侮辱とも捉えられかねない内容。その本質を見極める為に。
人を傷つける目的で理樹は言葉を口にしない。何か俺にとって大切な理由になるのだろうと、推測した。
「そうだな……。いつも楽しいことを考えていたせいか、そこまで考えた事はなかったが」
『それに、恭介ってお節介と言うか、保護欲がありすぎるというか、そんな所あるよね』
そうだな、と恭介は否定せず認めた。
『昔からどこか危なげだった僕や―――鈴、真人、謙吾の事を陰から見守って支えていたからさ、そんな暇もなかったんじゃないかと思うんだよ』
今でもそんな変わってないかもしれないけど、と理樹は続ける。
『それに昔……僕たちが学生だった頃にさ、修学旅行に向かうバスに事故があったでしょう』
忌々しく、それでいて大切な物を与えてくれた事件だ。でも、なぜこの場面で理樹はそんな言葉を恭介に聞かせるのか。
意図が掴めない。だから恭介は理樹の言葉に耳を澄ませる。
『その事件の後からだったかな。僕たちリトルバスターズの皆で楽しく騒いでいるときに、何故か一歩輪から外れて―――悲し……違う、申し訳ないって表情をしてる時があったよね』
「それは―――っ」
咄嗟に割り込もうとする恭介。それに、
『勘違いだったら、ごめん。でも最後まで聞いて、恭介。それに僕も言いたかった事があるんだ』
いい機会だから、続けるよ、と有無を言わさず理樹は言葉を続ける
『恭介が何を皆に視ていたのかは知らない。それは、きっと恭介にしか理解できない事情なんだと思う。真人と謙吾だけは事情を知ってる風だったけど、お前の気のせいじゃないかって誤魔化されたけどね』
……真人、謙吾。お前ら……。
胸に去来するのは感謝の念。それを表に出さず押し留める。
『恭介が、僕たちに何を視ていたのかは聞かない。それに……』
僕だけじゃないよ、と理樹は言った。
『鈴も、小毬さんも、三枝さんも、クドも、来ヶ谷さんも、それに西園さんも。皆、気付いてたよ?』
―――言葉が出ない。思わず食い縛っていた口から、溢れ出したのは震える吐息だけだった。
『でも、皆そんなの関係ないと考えていたんだと思う。だって、恭介は、僕たちリトルバスターズのリーダなんだからさ』
当然のことでしょ? と軽く言われた気がした。
―――塞き止めていた何かが崩壊する音が聞こえた。墓場まで持っていくと誓い、厳重に、幾重にも、積み上げた心の壁が―――最後の一枚を除いて―――連鎖するように砕け散る破砕の響き。
「違う―――! 俺はお前たちに―――!?」
これ以上、先に続く言葉を口には出来なかった。
そう、これは恭介自身にしか理解できない苦しみ。それは失われた、此処ではない世界で紡がれた物語。
虚構世界の構築者―――棗恭介しか憶えていない。例外として二人の仲間だけは記憶を持っているが、他に協力した仲間は曖昧な夢としか覚えていない忘却されし物語。
それゆえに誰も理解できない、共有することはできない傷跡。
―――そうだ。俺が許されていいはずがない。
恭介は思い出す。あの世界で決意した言葉を。あの時に決意した言葉。
―――ルールを犯す。論理だって踏みにじる。だが、二人は生かす。
だから実行した。
数々の行いが脳裏を過ぎる。
仲間の、触れてはいけない隠蔽された傷跡に、土足で踏み込み、その傷跡を暴いた。自分で策略もすれば、ほんの少しキッカケを与えるだけで、簡単に事は進む事もあった。
躊躇いもあった、罪悪感もあった。だけど、それがどうしたというのだ? 全ては一つの目的―――理樹と鈴を生かす為だけに、利用できるものは最大限まで有効活用した。
狡猾に、冷酷に、抜け目無く、残虐に、卑怯に、容赦なく。
結果的に―――恭介の目的は果せた。
……だから次は彼が果さなくてはいけない番だ。
目的の為とは言え、人として許されない行為。
それに後悔は無い。もし、もう一度あれば同じ行為を繰り返す。十回あれば十回繰り返し、百回あっても百回繰り返す。
sien
支援
それでも罪と罰が一セットの様に贖いが必要だ、と恭介は考える。
謝って許しを乞うか? それは有り得ない。
―――俺は俺の信じる道を進んだ。それを否定するというのは……
仲間達への侮辱だった。後悔するのなら、謝るぐらいなら、初めから止めておけばいい。そもそも仲間達に記憶がないのだから、謝っても何のことか分からないだろうが。
そして記憶が残っていなくて良かった、と恭介は思う。自分のプライドとかの為ではない。あのお人好しの仲間達は、恭介が何も言わなくても気遣ってくるのは目に見えているのだから。
だが、贖うにはどうしたらいいのだろうか。
謝ることは出来ないのだ。取れる選択肢は他に一つかに見えた。
仲間の傷跡を踏み躙った責任を取り、リトルバスターズから去っていこうと、常人なら考えるかもしれない。漫画や、ドラマによくある場面だ。
だが、違う。恭介が抜けてしまっては意味がない。リトルバスターズとは誰が欠けてもリトルバスターズとは言わない。仲間全員が揃っていて初めてリトルバスターズなのだから。
よくわからん
だから恭介は選んだ。
“いつまでも、変わらず、俺のままでいようと”
今まで仲間達が望んでくれた理想像で。月日が流れるにつれ、変わっていくであろう仲間達。だが、恭介だけは変わらず理想像でありつづけようと。
それは見方を変えれば孤独だ。周りが変化するなか、ただ一人だけ変化もせぬまま置き去りになってしまうのだから。
そして理樹は言い当てていたのだ。恭介自身、西園の一件に対してセーフティーをかけてしまっている。自分の心に踏み込むモノがあれば、自ずと意識しないまま距離を取り、変化しないようにする為に。
だけど、変わらぬモノはない。それを無理やりに維持しようとすれば―――最後に待つのは破滅だけだ。
それこそが恭介が選び取った贖いの選択肢。仲間を想うほど、守らないといけない贖いの誓いだった。
―――身勝手な考え方だった。そんなものは誰も望んでいないのだから。そう―――何も覚えていなくても、恭介が何を誓ったのかを知らなくても、それを望まない人達はいる。
恭介はそれを知らなかった。いや、知りすぎているからこそ分からなかったのかもしれない。だからこそ、理樹の続く言葉に打ちのめされる事になる。
『って言っても恭介は駄目なんだろね。僕たちが気にしないって言っても、変に責任感が強いから許すことが出来ないんだよね、自分の事を』
理樹の言葉通りだった。どこまでも恭介の事を把握している。
だから、止めてくれ、と恭介は願う。これ以上踏み込まれたら、どうなってしまうか分からない。
『ねぇ、恭介』
「なんだ……」
『恭介は、僕たちが困っていたら助けてくれるよね。だからさ、僕にも恭介を助けさせてくれない? ここには居ないけど、皆の代表としてさ』
勝手に僕なんかが代表なんて言ったら皆怒るかな? と理樹は苦笑する。
しえん
そして大きく息を吸う呼吸音が恭介には聞こえた。もう理樹を止めることはできない。そして息を吐き出す音が聞こえ、向こうから真剣な声が届く。
『僕は助けたいよ。恭介が苦しんでいるって分かっていて、それを見てみぬ振りはもうしたくない! だから言うね、恭介』
言葉が、言葉が紡がれた。
『僕たちに酷い事をしたって理由で苦悩しているなら、僕が許してあげる。
仲間の誰かが苦しんでたら、それを助けるのがリトルバスターズなんだから! だから、もう変な気を使うのは止めて。
それにこれ以上変な気を使われて、僕たちが恭介の足枷になったら、それこそ本末転倒すぎるよ! ……何をするにしても楽しく、でしょう?』
それは魔法だった。
誰もが知っていて、本来の使い方を忘れてしまっている魔法。
理樹にも恐れはあった。恭介が、何を悩んでいたのか憶えていない、どういった事情でそうなったのかも憶えていない、自分の言葉が正しいという確証も無い、それでも助けたい、の一心だけで放たれた言葉。
それこそが―――現代の荒れた時代により、本来の言葉の意味を失われつつある中での―――数少ない、心の底から誰かを想う為の、言葉という名の魔法だった。
「あ……あぁ……」
言葉にならない呻きが恭介の口から漏れ、ガタンと響いた。耳に当てていた携帯が腕から力が抜けた為に、床に衝突して響いた音だった。
腕に続き、上半身からも力が抜け去り、そのまま仰向けに倒れ、より大きな音を響かせる。
「はは……はははっ……」
呻きが変化していく。言葉にならない物から意味のある物にと。恭介が笑っていた。表情をぐしゃぐしゃに歪ませながら。
「ははははっ! 俺は……俺はっ!?」
表情と同じで、その声も嗄れて罅割れた様に空間に広がる。
―――俺は本当に……本当に許されてもいいのか、理樹。
最後に残った一枚の心の壁が揺らいでいた。恭介の奥底に潜む、もっとも強固で闇に覆われた最後の壁が。
―――当然でしょう、恭介。
携帯は耳に当てていない。なのに声が届いた。幻聴ではなく、紛れも無い理樹自身の声が恭介には届いていた。
決定打だった。三点差での九回裏ツーアウト満塁での打席。そこで逆転ホームランを打ったぐらい決定的でダメ押しなぐらい最高の威力があった。
「うっ……くぅ……うぅぁぁ」
砕けた。最後の壁は砕け散った。
闇に覆われていた部分に、魔法という名の言葉が、一条の光となって差し込む。
―――それは闇が深ければ深いほど、燦然と輝く一条の光。
瞬く間に、闇が光に掻き消されていく。広がり続け、闇に侵されていた領域を尽く、照らし潰していく。
「俺はっ……本当に……」
ポタポタと水滴が床を湿らせていく。片手で顔を覆う、恭介。それでも水滴が落ちる音は鳴り止まない。
まるで雪解けの様に、次から次へと頬を伝い、床に落ちていく。
「理樹、それに皆……ありがとう……なっ……。お前ら……最高すぎ……るぜっ」
恭介の口から出たのは、謝罪の言葉ではなく、感謝の言葉。最後まで己を貫き通した恭介が選んだのは、この場でもっとも相応しき、仲間達に送る言葉であった。
「リトルバスターズ……っは、さいこ……っうだ……ぜっ……―――!」
恭介は咆哮した。産み落とされた幼子が、喜びに満ちた産声を上げるように。感情のままに咆哮を叫び上げた。
こうして、彼の中で止まっていた時間が進みだす。錆び付いてしまった歯車を軋ませ、全力で動き出す為に。これから先―――また同じぐらい過酷な現実が襲い掛かるかもしれない。でも次はきっと間違うことはないだろう。
物語の最後が、めでたしめでたし、で終わるのが当然の様に、諦めなければ幾度と無く、奇跡は起こせるものだと知っているのだから。一人では駄目かもしれない。でも頼れる仲間と一緒なら、それさえも笑いながら乗り切れると。
(続く)
これは良い恭介
投下終了。
虚構世界での数々の行為。これを責任感ある恭介が忘れるだろうか?
膨らんだ話の一部分。っでこれを考えたら、それを解決しないわけには
恭介に幸せは訪れないだろうと(むしろ自分から避けそうと思った)
かなりシリアスしてしまったけど、カッコイイ恭介が描写出来てたら
嬉しいです。だけど、難しい問題だったらから、描写しきれてるか不安なんだよね。
やはり技術不足な気がしてならん。
さてさて、後は苦悩が解決した恭介が「自分の恋心に気付いて?」色々
なんやらになる話が次回です。やっと美魚ちん出てくるよ!長かった!
次回も頑張りますので宜しくお願いします。
支援してくれた人、投下前に応援してくれた人も感謝です!ありがとうですよ!
>>508 小ネタかと思ったら、わりかし引っ張りますネ。
完結編も楽しみにしてますヨ。
正直きつい。いろんな意味で
大丈夫。居てくれ。
そして段々とさ、自由に、大事だと思うことほど丁寧に扱えるようになればいい。
そのために文彩はあるし、508なりの扱い方を見つけていけばいい。
今は進むだけ!
>>508 すげ―良かった。続きが楽しみだ
あと恭介について同じような考えの人が居て安心した
>>508 これは続きが楽しみだな
おおいに期待しつつ待つとしよう
>>508 乙。次回はみおちん登場か・・。
楽しみだ。
面白くないならスルーで。
叩くのは良くない
でも他の人が妄想載せにくい流れにはなるよな
519 :
508:2007/11/23(金) 18:37:32 ID:x5AJ6JA90
>>507.509.513.515.516
感想感謝します。今回は自分の考え方が前面に
出ているので、かなり抵抗感あるかな?と思ったの
だけど、受け入れて貰えて嬉しいです。次が最後なので
よろしくお願いします。
>>499.510
申し訳ないです。気分を害したなら本当にすまん。
出だしの物語と今回の投下分だと、ストーリのギャップが
激しすぎたかと、反省です。後は俺の技術不足ですね。
一応期待してくれた方達もいますので、次を投下したら
暫く自重するか、どうするか考えるよ。
>>511.512.514.517.518
何か俺の投下分でスレの空気が悪くなってまじ申し訳ない。
上にも書いたとおり、次投下したら、色々自分でも考え直すよ。
もし投下しようと考えてる人いたら、本当にすまん!俺に気にせず
投下しちゃってください。
長文失礼しました。皆で楽しく騒げたら良いと思いつつ、次回よろしく
お願いします。
「葉留佳、入ってもいいかしら?」
「なに? お姉ちゃん」
「シフォンケーキを焼いたんだけど、一緒にどうかしらと思って」
「あ、食べる食べるー」
葉留佳は机の椅子に私はベッドの上に腰掛けて、ふたりでケーキと紅茶を味わう。
「どう?」
「ばっちり美味しいですヨ。私も練習しないとなぁ…。今度教えてよ」
「ええ、それはいいけど、葉留佳、」
食べ終わったところで、私は妹の部屋に来たもう一つの目的、気になっていたことを訊ねる。
「ん?」
「最近なにかあったの?」
「…なにかって、なにが?」
「野球の練習、休んでるみたいだから」
ここしばらくの葉留佳は、学校の友達と作った草野球チームの練習に行っていない。
少し前までは毎日あんなに楽しそうにボールを追いかけていたというのに。
私としてはこの子と一緒に過ごせる時間が増えて喜ぶべきなのかもしれないが、ふと気付けば沈んだ顔をしている最近のこの子の様子を見ているとそうも言っていられなかった。
「やはは…まあ、いろいろありまして…」
ごまかすように曖昧に笑うその顔に私は言った。
「葉留佳」
「…え?」
「もし…もしもだけど、あなたになにか悩みがあって、私に話して少しでも楽になれそうならそうして欲しい」
素直にこんなことを言えるようになったのは、きっと妹を失いそうになったあの事故のおかげだ。
「お姉ちゃん…」
「…私なんかじゃ助けになれないかもしれないけど」
「ううん、そんなことない。そんなことないよ。嬉しいよ」
そして、葉留佳はぽつりぽつりと話し始めた。
「…私ね、理樹くんが好きなんだ」
「ええ…」
それは知っていた。
「でもね、みんなも理樹くんのことが好きなんだ…リトルバスターズ他の子たちも」
「友達と同じ人を好きになって悩んでるの?」
友情と恋の板ばさみ。ありがちな悩みではある。
「それもあるけど…」
少しの間ためらうような表情を見せてから葉留佳は口を開いた。
「私、理樹くんに私だけ見て欲しいの」
「それは…」
「みんなの、仲間の中のひとりなんて嫌っ! 私にだけ好きって言って欲しい! キスして欲しいのっ…!」
そこまで言って赤くなった顔を伏せてしまう。
「そう思ってるなら、彼に気持ちを伝えればいいじゃない」
そんな単純なことではないと思いつつも、私の口から出たのは月並みなアドバイスだった。
「そんなの…自信ないよ…」
本当に自信なさそうな声で言う。
「…きっと理樹くんは他の子が好きだから」
「どうしてそう思うの?」
「だって、だって……鈴ちゃんは理樹くんの幼なじみでずっと一緒だったんだし…小毬ちゃんはほんわり可愛くてお菓子作るのも上手だし…クド公はちっちゃくてわふわふしてて和むし…」
だんだん涙混じりの声になりながら続けていく。
「姉御なんておっぱいぼーんっ! だし…やっぱり男の子はみおちんみたいにおしとやかな子が好きなんだろうし…でも結局、理樹くんの一番は恭介さんだし…」
…最後のはどうかと思う。
「私、みんなに全然かなわない。全然…勝てないよ…」
そんな葉留佳に私が掛けられる言葉は。
「あなたにはあなたのいいところがあるわ。彼だってきっと知ってるはずよ」
「それってどこ? 私のいいところってなんなの? あるなら教えてよっ!」
縋るように訊いてくる。
「…そうね、賑やかで愉快なところ、とか」
「それ、騒がしいってことだよね…」
「…じゃあ、一緒にいると楽しい面白い子なところ」
「日本語って便利ですネ…」
すっかり自虐的になってしまった葉留佳の手を取って私は言う。
「葉留佳、あなたは私の自慢の妹よ。だから自信を持ちなさい」
手のひらと手のひらを合わせて額と額をくっつけて。
いつかどこかであったように。
「お姉ちゃん…」
葉留佳の瞳が揺れる。
「…つまり他に思いつかないんだね…」
「………」
それから私は使い慣れない言葉で妹を慰めつづけた。
やっとのことで立ち直らせるとこう言った。
できる努力から始めようと。
では、まず身なりからということで、次の日曜日に一緒に服を買いに出かけることとなった。
※続きません
>>519 あえて苦言を呈させてもらうと、ダッシュ(――のこと)を多用しすぎ。特に恭介が驚く場面で何度もそれを使ってるのがくどい。
それと細かい文法ミスが多い。妄想スレだしとやかく言う理由もないんだが、気にしているのであればキチンと見直すべき。
まあでも、物語の流れとしては悪くないし、結がどうなるのか期待してるよ
>>522 いい忘れてた
はるちんかわいいよはるちん
PSUでメカはるちんを作って遊んでいるのは俺です
贋作か。
今さらながら >>67-
>>74 読んで吹いたw
>>72 の「古式のテニスウェア」に反応した住人はどれくらいいるんだろうw
普通気づかないだろうけどw
>>522 うむ、やはりはるちんは可愛いなと再認識したよ
はるちん最高〜
とりあえず自爆する鈴が思い浮かんだので10分で構成練ってみた。
とどめはいつも基本姉御の気がするな。
鈴「…前から思ってたんだが、クドは犬に似てるな。」
クド「そういう鈴さんも猫みたいで可愛いのですっ!」
鈴「っ…!?」
クド「…どうかされましたかー?」
鈴「…いや、何でもない。何でもないぞ!!」
クド「そーですかー…何やらお顔が赤いのですがー…。」
鈴「う、うるさいっ、これは違うぞ!!」
クド「鈴さんはまるで子猫のようですっ、よしよーしっ。」
鈴「や、やめろ〜っ!!」
クド「…そーだ、いい事思いつきましたっ!!」
鈴「…なんだ?」
クド「今日から鈴さんに首輪をつけて毎日なでなでしようと思いますっ!!」
鈴「―――っ!?」
来ヶ谷「悪いが鈴君、折角の好機だ、加勢させてもらうぞ。これで鈴君もおねーさんのペット、という訳だ。」
鈴「ぎにゃ〜っっ!!」
>>519 「俺設定」自体は別にいいと思うんだけど
それを作中の台詞で説明しちゃってるのは
設定の善し悪しは別として
会話がくどいうえに不自然になって、作品の足を引っ張ってると思う
それくらいだったら、事前説明さくっとしちゃった方がいいよ
>>530 >クド「鈴さんはまるで子猫のようですっ、よしよーしっ。」
>クド「今日から鈴さんに首輪をつけて毎日なでなでしようと思いますっ!!」
クド攻めは珍しいってか萌え萌えしたよ。
むしろクドは首輪とイヌミミを着けて鈴といっしょに可愛がられるべきキャラだからな。
はっ
ゲキレンジャー見逃した・・・
てか今のゲキレンジャーって鈴向きの戦隊だよな
ってあれ?
今日は土曜日じゃないか
あっれ
>>533 だが鈴について何故かこんな妄想がだな
来ヶ谷「理樹君、鈴君とのしっぽりむふふ生活にアクセントが欲しい、と思ったりしてないかね?」
理樹「な、何を言ってるの、来ヶ谷さん…」
来ヶ谷「そんな理樹君におねーさんからプレゼントだ、ありがたく受け取って活用するがいい…」
理樹「首輪に…、猫の耳?これって…」
来ヶ谷「じゃあ、今夜は楽しんでくれたまえ、それでは」
理樹(いくらなんでもこんなプレイは…)
理樹(でも鈴は何だか猫みたいなキャラだよなぁ…似合うかも…)
理樹(…うーん、想像してみたら何だかやってみたくなってきた…)
夜。
理樹「鈴、こ、これを使ってみない?」
鈴「何だ、それは首輪に猫の耳じゃないか…そ、それを使いたいって言うのか?」
理樹「いや、その、ちょっといつもと趣向を変えてみるのもいいかな…って」
鈴「そ、そうか…くちゃくちゃ恥ずかしいが理樹がそうして欲しいというなら仕方がない…」
装着。
理樹「って何故僕に首輪と猫耳が!?」
鈴「理樹にそんな趣味があったなんて知らなかったぞ…ところで、この鎖はなんだ?(くいっ)」
理樹「うっ、そ、それっ僕の首輪に繋がってる鎖だよっ!」
鈴「おおー、(くいっくいっ)」
理樹「うっ、にゃっ、り、鈴!」
鈴「なんだかくせになりそうだ…ほら、猫じゃらしだぞ」
理樹「ど、どうしてこんなことにっ!にゃあぁっ!」
翌朝の食堂。
真人「おはよう、理樹。どしたんだ?首になんか跡ついてっぞ」
理樹「真人、僕、もう戻れない世界へ行ってしまったのかもしれない…」
鈴「何かが変った気がする…」
>>532 とりあえずクド攻めや姉御受けという珍しいジャンルも妄想してました
>>531 一つの解釈を俺設定扱いするのは流石に醜い
540 :
536:2007/11/24(土) 11:05:09 ID:1ntQ0dEF0
一発ネタのつもりだったが、
>>537を読んでさらに妄想が
真人「もう戻れない世界、ってか。俺もそんな世界にいっちまったのかもしれねぇな…」
理樹「?」
来ヶ谷「はっはっはっ、その跡から察するに私のあげたものを有効活用しているようだね、理樹君」
理樹「もう…おかげで鈴がへんな方向に目覚めちゃったじゃないか…」
鈴「人を変態みたいに言うな、理樹が最初に言い出したんだろ」
理樹「うっ…」
来ヶ谷「うむ、欲を言えばおねーさんとしてはもっと日常的にも活かして欲しかったのだがな」
理樹「日常的に活かすってどんな関係さ!?」
来ヶ谷「あれを見たまえ」
クド「さぁ、いざお買い物に出陣なのです!」
真人「ひひん…」
クド「おや、今日はマッスルイノハラ号のてんしょんが今ひとつなのです…ここは目の前にこれをぶらさげるのです!」
プロテイン。
真人「ひひーん!」
クド「良い感じなのです。これなら例えG1レースでも良い成績が残せる駿馬になれるのです!」
真人「ひひーん!」
クド「ごーごーごー!」
来ヶ谷「あの通り、クドリャフカ君は私のあげた手綱を日常生活でも活用しているわけだ」
理樹「…」
来ヶ谷「まぁ、まさに『馬車馬の如き』という扱いだな、うむ」
鈴「じー」
理樹「その何かを期待しているような目は何!?」
>>536 > 鈴「何かが変った気がする…」
ワロスw
542 :
530:2007/11/24(土) 11:36:17 ID:gFfvfK7h0
うむ、みなの妄想を引き出す鍵となればおねーさんは嬉しいぞ。
おねーさんの永遠の課題をみなに聞いて欲しい。
葉留佳奈多はどちらが攻めでどちらが受けであるべきなのか、という課題なのだが…。
未だに答えが出せないでいるのだよ。
葉留佳奈多好きーな住人君がいたら是非おねーさんにご一報を。
543 :
530:2007/11/24(土) 11:37:55 ID:gFfvfK7h0
>>536 その鈴やクドは正直感動した。
俺の駄文でそこまで創造できるとはさすがとしか…。
>>539 なんのこっちゃ
論点ずらしてまで何が言いたい?
前みたいに荒れるのが望み?
>>542 うむ、最初は「かなたん×はるちん」で
徐々に「はるちん×かなたん」になっていく感じだと思うが…少々難しいな
>>542 あえて言えば二人ともスイッチできるタイプだと思うんだ
よって前半の攻守と後半の攻守さえ入れかえれば楽しめる
ただ個人的には本編のはるちんへの罵倒が印象深いので
最初は佳奈多→葉留佳で、後半は葉留佳→佳奈多、だと思う
549 :
530:2007/11/24(土) 16:45:07 ID:gFfvfK7h0
うむ、新参者にも優しい住人君達でおねーさんは嬉しいぞ。
やはり本編の印象が強い事もあってか佳奈多→葉留佳はかなり多くの想像が浮かぶな…いかん、鼻から赤い液体が…失礼。
とはいえ、やはり佳奈多君は「強気受け」だという意見もあるようだな。
ちなみにおねーさんは「受け」として見ている。
逆に葉留佳君は「攻め」でもいい働きをすると思うよおねーさんは。
しかしぶっちゃけるとどちらも捨てがたい。
よって
>>548君のいう「スイッチ」というのが一番いいのかも知れないな。
一回のプレイで二度楽しめる、というのはどうだろうか。
@佳奈多君が葉留佳君を言葉巧みに責めあげる。
A葉留佳君が大人しくなってきたところで佳奈多君のターン。
B…ここで一息つく。
C「お姉ちゃんも気持ちよく(略」
D嫌がる佳奈多君を無理やり押し倒す。
E「何だかんだ言ってお姉ちゃんも(略」
F一息。
G「…さ、ごはんよ葉留佳。」と何事も無かったように佳奈多。
H「次は私から(略」と葉留佳。
I日常エンド。(謎
こんなものか、うむ、暇があれば書いてみよう。
たくさんの意見感謝するぞ。
姉妹レズって別に嫌いじゃないけど、はるかなだとあまり妄想できない
佳奈多クドは好き、というか読みたいんだけど
佳奈多がクドの面倒を見てるのっていろいろ代償行為ですよねっ
擬似姉妹レズ
>>550 佳奈多は辛くあたりたくないのあたっていた、ということで
その代謝としてクドにやさしかった、というのはあるだろうね
というかそういう高度な妄想ができるあんたすげぇよ
>>550 だとすると同様に、葉留佳が姉御慕ってたのも、姉に甘えたい気持ちの代償行為なのかな。
こっちも擬似姉妹?
>>550-552 これはいいネタですね。
脳内に書き込んでおこう。
言われてみれば葉留佳は姉御で佳奈多はクドが擬似姉妹と言われれば納得せざるを得ない
@佳奈多にいつものように冷たくあたられる
Aクドから佳奈多の良い部分について話をされる
B信じられずにいつもどおり過ごしているとクドと佳奈多を見つける
C自分には向けてくれない笑顔や言葉に絶望する
D佳奈多から呼び出しがかかる
以下数パターン。
こんな感じならいけそうかも。
度々すいません。
>>552 そういえば姉御以外の呼び方で読んで怒られた事があるっていってたよな
姉御もそういう目でみられてるのに気付いて仲良くするけどもその一線を越えないよう注意して接してたとかかな
ゆいちゃんって呼んで胸ぐらつかまれたんだよね
>>554 呼び名についての考察ならば佳奈多とクドの間にも想像はできるね
佳奈多は定着しているクド、クド公、クー公、ミニ子と言った通称を使わず、単にクドリャフカと呼んでいる
佳奈多が単に愛称を使わない性格なのかというとそうでもない
(あーちゃん先輩という愛称を使っているので使わないわけではないはず)
これは佳奈多の中で気持ちの上ではやさしくしようと近づく反面、理性では代償行為であると少し感じていて
一線を引いているつもりなんじゃないか、と深読みしてみたり
>>554 あのセリフって今までいまいち解釈に困ってたんだけど……そうか、そういうことだったのか。
>>557 俺もいままでの流れで気付いたよ
いま裏付けをしてみたところ別の呼び方にあげてたのが実際に自分の姉に対して使う敬称ばかりだったし(実際の姉に対して姉御とは普通言わない)音楽まで変わってた
佳奈多も来ヶ谷に負い目というかを感じてたようだし(あなたがいうなら仕方ないとか、制服についても注意しないとかその他諸々)実は佳奈多が来ヶ谷に葉留佳かわいがってあげるよう委託してたのかも
>>556 あれは本人にそう呼べって言われたからじゃなかったっけ?
違ったかな。違ってないなら積極的には愛称を使わないだけではないかな。
クドから言えば呼び方変わると思うけど。
>>559 佳奈多は一度呼び方を決めると、変更しないところがあるからな。
クドから強く言わないと、たぶんずっとクドリャフカのままだろう。
というか直枝理樹、来ヶ谷さん、クドリャフカ、あーちゃん先輩。
これだけなんだよな、佳奈多が呼びかける相手って。
あとは葉留佳だけだし、分かりづらいんだよな。
つかデフォはフルネームか?
俺なりに考えたが佳菜多は自分が一目おいてる相手には敬称or愛称付け、
それ以外の相手はフルネームって感じじゃないか?
鈴「完璧に解釈したつもりでも書いてから気付くことだってあるだろぃ」
理樹「鈴? ……そのしゃべり方は何。何か不満でもあるなら聞く…よ?」
鈴「違うぜ理樹、今のあたしは世を忍ぶ仮の名を持っている。……そうだな、ビューティ鈴だ」
理樹「聞いたことある名前だね。プロレス?」
鈴「そうか、あたしのアイアンクローを食らいたいのか」
理樹「いやいやいや……」
鈴「つまりな、変化しないものを変化し得ると思うと、変化し得るものを変化しないと思うと、
えらいことになるんだ。自分も相手も事実も性質も名称も変わるし、あるいは変わらない。そ
してだ、形姿なんてものは後で間に合う」
理樹「何の話しさ?」
鈴「それは分かりようがないな。あたしに聞いてるのか?」
理樹(たまらなくりふじんだ!)
鈴「おっと、朝焼けはいつだって唐突だ、じゃあな理樹。きょーすけにもよろしく」
鈴は行った。
理樹「………」
いつのまにか考察スレになってるΣ(∵)
まあ妄想には違いないさ
じゃあ、ついでに妄想。
虚構世界の佳奈多が世界の秘密を知ってるっぽいのはなんでなんだろうね?
葉留佳が忘れている分を、双子の共感だとかそんな裏技で肩代わりしてたとかなんだろうか。
美魚よりも美鳥の方が世界の秘密を知ってるっぽいことからの類推なんだけど。
(BADエンドの、「幕を閉じた舞台から、役者は去らなきゃいけない」って美鳥の台詞)
クドと姉御の感じだと、ヒロインたちは世界の秘密を忘れてるだけで、意識の下では覚えてて思い出すこともできるってことなんだと思う。
で、葉留佳と美魚の場合、無意識の記憶が双子の片割れに流れ込んでると。
こんな妄想をしてみた。スレ的にSSにできたらいいんだけどね…
>>565 いや、葉留佳のセリフをよくみるとわかるけど葉留佳も実はループ理解してるよ、キス上手いね、のところとか
というかクドのみ忘れているっていう状況を作り出されていて、他の人達は皆知っているとおもう
小毬は無理を言って残らせてもらってた(ルールを知ってなければルール違反はできない)し
来ヶ谷については言うまでもない
美魚の場合知っていながら役に徹していたという感じだろうか
「自分達が今いるのは不思議な世界だ」くらいは分かってたかもしれないけど、ループ理解まではしてなかったと思う
というか、そうだとしたらリトバスで起こったことが全部ただの台本進行みたいで、何だか納得できないというか
>>568 小説も人形劇もみんな作り物、でもそれを見て人は感動するじゃない(まぁだからといってその裏側を見せ付けるのは作劇上の禁忌だと思うけど)
だからこそ美鳥BADの「こんな世界でも信じられるものがある」があると思うんだ
それに台本があるしろ意識がぼかされてるから本気になってしまう事もある(というか来ヶ谷の件がある)
妄想スレっぽい話で
小毬ルートで恭介or姉御に夢について聞いてみるところで『おねーさんのえろい夢見てぇー!!』ってのがあるじゃない
理樹が二週目以降でしかお泊まり会イベントの時に鈴と小毬の入浴シーンを具体的に妄想できないのは
一週目にクリアーした誰かと致したっていう伏線なのかな
>>567 こまりんは理解してるかしてないかなんとも言えないよね…
物語が終わったときに、恭介が宣言していなくなるのか、自然消滅かで変わるかも。
>>570 こまりんと鈴ちゃんの入浴の条件が鈴クリアだと思うから、
やってないと思うよ。ってか切実にやっちゃってないことを願う。
>こまりんと鈴ちゃんの入浴の条件が鈴クリアだと思うから
そして理樹の妄想は鈴ルート2週目にて我が身を持ってリアルと化す…
虚構世界で実現ってのも妙な言葉だがさ
>>565 そういえば佳奈多の存在に双子の意識の混線が関わってるって解釈をしてる絵師のサイトがあった
>>571 逃亡先の棗祖父宅で鈴と理樹が一緒に風呂に入るのがキーだったのか
勘違いしてた
かなたのエロが見たくなった
>>573 本スレでも似たようなネタが出ることがあるけど
大抵は、かなたの意識が紛れ込むわけねえだろ馬鹿、と切って落とされてるな
あまりにも想像力豊かなのを見ると妄想スレにでも行けと思うけど
そんな電波見ても楽しくもなんともないのでやっぱり胸にしまっておいてくれ
>>575 かなたはストレス発散のためにオナってそう
それをクドとかに見られて…
>>578 みつかって焦るというよりは押さえがきかなくなって
罪の意識を感じながら自分を軽蔑したような自虐的な目をしたり、居直ってみたり、
でも結局いつもの居場所に自分をおく事で安定してみたり、それがまた嫌で自己嫌悪とか・・・
胸にしまって置けるなら電波とは言わない
【妄想?】リトバス専用考察スレ 6週目【ナニソレ】
581 :
名無しさんだよもん:2007/11/26(月) 17:41:08 ID:CpPkS7anO
彼方はやっぱBadEnd後の傷の舐め愛が最高だよと言ってみる
まぁ世界終わっちゃうわけだが終わらなかったらきっとエロエロだよ
>>581 BADEND見るのが辛いから、意図的に見るのは避けてる俺チキン。
未だにCG99%w
>>582 そんなにキツイ話じゃないけどね>葉留佳バッド
クドバッドと比べたら…
100回ぐらい既出の話題だろうけど、リトバスもADみたいにサブキャラファンディスク出ないかね。
佳奈多とささささーこのシナリオ、しかもエロ有り、とか。
古式事件の真実とか(無い方がいいか?)。
あーちゃん先輩の立ち絵登場とかw
というかあれをやらないでいて佳奈多の心理が描写不足とは言ってほしくないよね
585 :
582:2007/11/26(月) 21:20:19 ID:Rbj8h2XhO
>>583 クドバッドは最初に見たバッドでした。
あれは辛かった……。
>>584 え?
いや、自分そんな事言った事無いですけど…。
>>585 いやいや、たまに葉留佳シナリオの心理描写が足りないっていう人がいるんだよ
佳奈多の心理はあそこに収束されてるからさ
余談ながら佳奈多をルームメイトにしたクドルートにおける佳奈多の言動行動と
葉留佳ルートのそれを比べてみてもおもしろいと思うんだ
…もっとも自分の場合はそれよりもまず
クドルート→ああ、王道の堅物なんだけど心の底はいいキャラなんだな、と思ってたから
葉留佳ルートは和解するまで葉留佳への罵倒台詞に戦慄したことを覚えている…
雨の日にルームメイトの人の代わりに理樹がクドと買い物に行くところで
クドの誘いを断って佳奈多と葉留佳が二人ともベッドでゴロゴロしてる辺りは笑った
>>588 佳奈多の寝起き。これはいいい妄想材料。
「かーなーたーさん。朝ですよー、起きてくださいっ」
「なによ、クドリャフカ…。今日、日曜でしょ…寝かせてよ……」
「でも、もうすぐ八時ですよ? 早起きしないと一日が短くなってしまいますっ」
「…雨の日は調子が出ないの…。いいから、ほっといて」
「わふー…朝ご飯をご一緒したかったのですが…」
「……はぁ、しょうがないわね…(面倒くさそうに体を起こす)」
>>588 たぶん、根本的には似たもの同士なんだろうな、あの姉妹。
>>579 そこではるちんがかなたんを押し倒せば完璧
しかし理樹がうらやましすぐる
てs
これって、もともと18禁として開発してたんだってね。
全年齢になって残念…
プレイ前はまったくそんなこと思ってなかったけど
以下、本当ならここにエロシーンが入ったのかなって妄想
小毬 デートのときか、屋上でとか…正直、あんまり想像できない。
バッドエンドオンリーだったりして(おにいちゃんおにいちゃんと呼ばれながら)
鈴 祖父宅で一緒にお風呂に入った後+ハッピーエンド後の教室で、なでなでだけ?→キスだけ?→………
葉留佳 葉留佳を慰めた後理樹がソファで寝る場面。本当は一緒にベッドで寝るはずだったんですよネ?
クド 帰国前に家庭科部室か自室であったんだろうなあ。むしろ、無かったのが不自然。
テヴアでのアレは…見なかったことにしよー
来ヶ谷 普通に永遠の世界の放送室で。
美魚 うーむ、思いつかない。エンディング直前に捻じ込むのは美しくないし…
バッドエンド(美鳥)オンリーかな。あっちは美鳥に腕枕しちゃってたりで、そういうことになったって仄めかしてるし、あれに直接的な描写が入る感じで。
佳奈多「来ヶ谷さん、私とクドリャフカの部屋で何をやっているんですか?」
来ヶ谷「ん、ああ、佳奈多君か。ちょっとお邪魔させてもらっているよ。
これは盗聴器だ、少しばかり葉留佳の素行が気になってね。仕掛けさせてもらっている」
佳奈多「盗聴器って…、それはプライバシーの侵害も甚だしいですよ?」
来ヶ谷「うむ、感心はできんな。これくらいとしよう。だがすまない、後で取りに来るから少し置かせてくれ。
何、私達にとっては葉留佳君の知られざる素顔でも佳奈多君には既知のものだろうし、
悪用の心配はないはずだしな。それでは」
佳奈多(まったくあの人の考えることはつくづくよくわからないわね…)
佳奈多(葉留佳の素顔、か…ちょっと気になるけど、それは悪趣味というものね…)
佳奈多(そう、学園の秩序を守るための超法規的措置なのよ、これは…)
スイッチオン
葉留佳『ねぇねぇ、鈴ちゃんにこまりん、ちょっと私に付き合ってもらえないカナ?』
鈴『あたしは理樹と付き合ってるからダメだ、というか二人に同時に告白するな』
小毬『えぇっ!はるちゃん、私のことをそんな目で見てたの!?』
葉留佳『お二人ともナチュラルにボケないでくださいヨ…話を戻すけど、ちょっとお買い物に
協力して欲しいんだ。もうすぐ誕生日だからさ』
鈴『そう言えばもうすぐはるかの誕生日だな。でも自分で自分の誕生日プレゼントを買うのか…
なんだかさびしいな』
小毬『そんなことしなくても、私達でもうお祝いを考えてるよ?だからそんなことしなくても…』
葉留佳『うぅ…私ってそんな孤独なキャラに見える?…って話を戻すけど、私じゃなくて
お姉ちゃんに何か贈りたいなって思ったんだ』
小毬『ああ、かなちゃんにプレゼントなんだね。いいと思うよ〜』
葉留佳『そりゃ前に比べれば仲はよくなったけどさ、ときどきギクシャクするときもまだあるし、
こういうチャンスを逃がす手はないかな〜って』
鈴『はるかにしてはいいアイデアだな』
葉留佳『まるで普段はよくないことばっかり考えてるみたいな言い草ですネ…でも、お姉ちゃん
と私って結構キャラ違うしさ、好みとかもよくわかんないんだ。というわけで二人にも
プレゼント選ぶのに協力して欲しいな〜と』
小毬『うん、そういうことなら全力でサポートしちゃうよ〜』
鈴『仕方がないな、はるかに貸しを作っておくか』
葉留佳『いや〜、お二人には感謝しちゃいますよ、では出発出発』
クド「ただいま、なのです。…って二木さん、目頭を押さえてどうしたのですか?」
佳奈多「何でもないわ…ねぇクドリャフカ、明日でいいからちょっと買い物に付き合ってくれない…?」
>>596 GJ。
心が温かくなった。
やっぱり和解後のはるかな姉妹は仲良くして欲しいと思う。
>>596 おお、久しぶり。
盗聴器が幸せを持ってくる、いい、実にいい。
なんでこれを使うと犯罪になるのか説明してほしいぐらいに良い。
>>596 良い話だ。なんだかんだで妹を気にするかなたんかわいい。
しかしこれで葉留佳が用意したのが「ハワイの空気の缶詰」だったら、とか考える俺は相当歪んでいる。
>>596 GJだ!
良いな…はるちんに猛烈に感動した!
>>596 小毬はともかく、鈴はヤクタタズな気がw
突然だけどネタが欲しいので好きなカップリングをシチュおせーてください
>>602 「カップリング」ときいて西園さん的意味を即座に連想した俺はもうだめかも試練
で、ノーマルならクドリキ
>>603くんはクド攻めが好きなのかー
マニアックだなー、
>>603くんマニアックだなー
せっかくだから俺は美魚理樹でお願い。西園さんに言葉責めされる感じで。
「あちしみおっち。おまえバカペニス」
やっぱりリキは受けですかー。
クド攻めが好きなのは共通してたり。
美魚っちの毒舌も大好きです。
小説とか苦手だったりしますが温かい目で見守ってくださいorz
構成練ってきますノシ
>>605 がんがれっ
くどぜめ…あー、にーそこきな。
607 :
602:2007/11/29(木) 00:28:32 ID:yPdVxld+0
今日は晴れ晴れとした日曜日。
いつものように晴れ渡っている空が今日は一段と明るく見える。
―今日は西園さんと最初のデートの日だ。
9時45分。
10時集合だったが、ゆとりを持って集合場所の校門へ向かう。
そこには既に一つの影があった。
相手を待たせてはいけないと思い、校門へ走る。
美魚「…遅いです。」
理樹「ごめん、待った?」
こういうときの話し方は慣れてないと言うか…
それとなく定型的な言葉を交わす。
美魚「待ちくたびれました。」
あ、やっぱり定型的とはいかないようだ。
理樹「ごめんごめん。……今日は、図書館だったよね。」
美魚「はい。直枝さんにも見て貰いたい本もありますし。」
理樹「そっか。ならとりあえず行こっか。」
普通は彼女と並んで歩くものなのだろうか…などと意識しながら
いつもより少し狭い歩幅で歩く。
西園さんは何気無く僕の隣に並んでくれた。
608 :
602:2007/11/29(木) 00:31:23 ID:yPdVxld+0
他愛も無い話をいくらか交わすと、図書館が見えた。
ドアを開くと、西園さんの目の色が変わった気がした。
…いやまぁ、それは気のせいだと思うけれど。
美魚「最初は各自でおもしろい本を探してみましょう。」
理樹「うん、そうしよっか。」
お互い頷いた後、それぞれ逆方向に歩いて行く。
適当な本を手に取り、背もたれのある椅子に座る。
少し背もたれが硬く、座り心地が悪い。
――それは唐突にやってくる。
深く、深く、深く。
僕は底知れぬ眠りに堕ちた。
609 :
602:2007/11/29(木) 00:32:22 ID:yPdVxld+0
――時計を見る。
時計の針は4の数字を少し回っている。
どうやら僕は眠っていたらしい。
…少し背もたれが柔らかい気がする。
美魚「…目が覚めましたか?」
すぐ耳元で声が聞こえた。
…自分の背中と椅子の間には西園さんがいた。
理樹「………。」
暫く動けなかった、いや、動きたくなかったのかも知れない。
首だけを捻ると、西園さんは口元を緩めて笑っていた。
…間近で見るとなかなか、って、何を考えてるんだ僕は。
美魚「…直枝さんの寝顔、ばっちり拝見させていただきました。」
理樹「……。」
美魚「女の子のようで可愛い寝顔でしたよ。」
……反応に困る言葉だった。
それよりも気になっている事が一つ。
理樹「……その本は図書館に置いてある本なの?」
美魚「いえ、これはコミ…けほっけほっ。」
…表紙を見上げる僕の方が恥ずかしいような本を手に取っている。
そういえばこの人、そんな趣味があったんだっけ…。
610 :
602:2007/11/29(木) 00:34:24 ID:yPdVxld+0
美魚「直枝さん。」
唐突に名前を呼ばれ少し肩に力が入る。
美魚「直枝さんのは小さそうです。」
………ただ、絶句するしか無かった。
美魚「肝も小さそうですし、きっと小さいです。」
…いやまぁ、実際のところどうなのか判断のしようが無いんだけど。
美魚「…眠っている間にこっそりと。」
…って、何を言い出すんだこの人は!
それはさすがにまずいんじゃないだろうか…?
美魚「…寝顔だけでなく、そちらの方も可愛かったです。」
…なんと屈辱的な。
美魚「ちゃんと機能しているのか心配です。」
それは要らない心配だと思う。
美魚「確かめる必要がありそうです。」
おもむろに後ろから手が伸びてくる。
何がなんだかわからない。
頭が真っ白に…真っ白に。
――。
611 :
602:2007/11/29(木) 00:35:15 ID:yPdVxld+0
「――――樹さん、理樹さん。」
聞き覚えのある声に呼ばれ、目が覚める。
何か、目が覚める事に何時に無い違和感を感じた。
…夢を、見たのだろうか。
そんなはずはないのだけど。
美魚「…目が覚めましたか?」
背もたれは――硬い。
西園さんは、隣に座っていた。
美魚「女の子のようで可愛い寝顔でしたよ。」
……どこかで聞いた気がする言葉だ。
美魚「…いつに無くいやらしい顔をしていました。」
うわ…最悪だ。
でも、やっぱりあれは、夢だったんだ。
見るはずの無い夢、不思議な感覚だ。
美魚「……膨らんでます。」
…………いやまぁ、男なら仕方が無い事だ。
西園さんもわかってくれるだろう、きっと………はぁ。
612 :
602:2007/11/29(木) 00:36:32 ID:yPdVxld+0
美魚「きっとえっちな夢を見ていたんですね。いやらしいです。」
…かなり自分が悪い事をしたように感じてくる。
時々西園さんの言葉は辛辣に聞こえるときがある気がする。
美魚「…その夢に、出てきましたか?」
理樹「…え?」
美魚「その夢に、わたしは出てきたのでしょうかと聞いているんです。」
…少し拗ねたような表情をしている。
何故だかわからないけど、それは少し嬉しかった。
理樹「うん。僕と西園さんだけ。」
美魚「……そうですか。」
…また口元が緩んだ気がする。
美魚「そろそろ、帰りましょう。」
二人揃って立ち上がる。
結局西園さんは一冊も本を持ってはいなかった。
…ずっと隣で座っていたのだろうか。
613 :
602:2007/11/29(木) 00:37:43 ID:yPdVxld+0
図書館を出る。
少し前にいた西園さんはこちらを振り向いた。
彼女の後ろからは夕日が射している。
髪の毛の色と対照的で、どちらも綺麗だと思った。
どちらからという訳でもなく、自然に二人で並ぶ。
並んで歩く二つの影。
もう、あれ以来日傘は見ていない。
同じように西園さんも影に目を落として歩いている。
…何か話しかけなければ、と思ったが、
先に口を開いたのは彼女の方だった。
614 :
602:2007/11/29(木) 00:39:04 ID:yPdVxld+0
美魚「――手を、繋ぎましょう。」
…ただ、嬉しかった。
彼女は目線を僕とは逆方向に向けながら、
スッと手を出してきた。
その手を僕は軽く握った。
柔らかく、滑々とした手。
美魚「手の繋ぎ方もえっちです。」
理樹「こういうのは嫌かな?」
美魚「嫌ではありません。むしろありです。」
彼女は少し強めに手を握ってきた。
瞬間、思いっきり引っ張られる。
理樹「――!?」
目の前には、彼女。
彼女は目を閉じている。
一瞬の出来事に戸惑う。
唇に微かに何かが触れた。
美魚「こういうのも、ありです。」
無表情で淡々と喋る彼女。
――そうか、きっとそうなんだろう。
この先、いくら振り回されるかわからない。
いくら彼女のペースに巻き込まれるかわからない。
でも、きっと僕は期待しているのだ。
そんな生活を。
きっと僕は望んでいるのだ。
彼女と過ごす日々を―。
615 :
602:2007/11/29(木) 00:40:07 ID:yPdVxld+0
……うわ、毒舌じゃないorz
期待にこたえられずすいませんorz
とりあえず、これからも練習する事にしますね。
お目汚しすいませんでした。
※最後にちょっとヤン要素がありますお気お付けを※
「ふっ、新記録達成だぜ」
「そんな誇らしげに言わないでよ。本当にどうするの」
真人の机の上には7、8枚の紙が並べられていた。黒と赤の踊る紙、その正体は……そう、学生達の嫌う物ベスト10で常
に上位に君臨する、テスト、である。しかも、真っ赤に燃える赤点だ。その数7枚、真人の自己ベストである。……ワ
ーストと言ったほうが正しいのかもしれないが……
「追試はあるんだよね」
「ああ、だがそんなものに何の意味がある。もし、行き成り身包み剥がされて地上戦艦に連れ去られたらどうなる?そ
んなもの何一つ役に立たないだろ。役に立つといったら……筋肉しかない!!と言う訳で筋トレしてくる」
「いやいやいや!おかしいって!!術は使えるでしょ……じゃなくって、留年してもいいの?真人!!」
「りゅうねん…とは何でしょうか?」
二人の会話を横で聞いていたクドが理樹に質問した。意味を知らないとは意外にも思えるが、確かに留年は学生時代以
外だとまず使わない。そう考えれば知らなくても不思議ではないだろう。…と、言う事にしておこう。
「えっとね、簡単に言うとこのまま勉強しないと真人だけ来年も2年生ってことなの」
「そうなんですか、つまり……」
クド妄想中
「能美先輩、席取っといたッス。どうぞ、座ってくださいッス」
「よくやったのです。マサトはおりこうさんですね。そんなマサトにご褒美をあげましょう」
「もったいないことッス!」
「何個欲しいですか?プロテイン」
「え、ええっと……3個……ッス」
「3個ですか!いつもは2個なのに、3個!!マサトはいやらしいこですね」
「え、ああああ、じゃ、じゃあ、2……2個でいいッス……」
「ふふふ、いいですよ3個でも」
「ほ、本当っすか!!」
「た・だ・し、この場で3回まわってワン!と言うのです!!!」
「…………ワン!!」
「マサトはえらいこですね。今回は特別に4個、あげちゃいます」
「ワ、ワォーーーーーン!!!!!!」
クド妄想終了
「わふ〜、そんな他人行儀な井ノ原さんは見たくないです!!」
「……何を想像したか知らないけど、クドも一緒に真人に勉強するように言って」
「分かりました!!」
先程の筋トレ宣言の後、教室を出てしまった真人を追いかけ捕まえる。
「なんだよ、今度はクー公まで出てきて」
「井ノ原さん、一緒に勉強しましょう!」
「ほら、クドもこう言ってる事だしさ、やろうよ」
「別にいいって、なるようになるだろう」
そう言ってまた立ち去ろうとする。
「今なら、ご褒美にプロテイン一年分あげますから」
歩みかけた足が一瞬止まる。だが……
「へ、へん。そ、そんな事でば、ば、ば、買収されるオレじゃないんよ!!」
思いっきり動揺していた!
彼は何でそんなに拒むのか。それはわからないが、クドの必死の買収も聞かなかった。だから……
「そう、ですか。なら、最終手段です……」
「ク、クド!?」
何かが風を切る音、後頭部の鈍い痛み、暗転する視界
真人は気を失ってしまった。
「うおぉ!何処だここは!!!」
次に目覚めたのは和室だった。6畳くらいの部屋、その真ん中に真人はいた。
黒い椅子に手足を固定されて座っていた。手足を固定している金具は固く、真人の力を持ってしてもビクともしない。
「どうなってるんだよ!これは!!」
椅子の上でもがいていると、キィと音が聞こえた。その音は真人の脳の奥をチクチクと刺す。何か恐ろしい事の始まる
予兆のような気がする。とても良くない事の始まる……
その音のしたほうに首を向ける。そこはこの部屋の出入り口であった。その出入り口が10pばかり開いていた。
間から見える、闇、その向こうから白い腕が伸びてくる。そして白い手はゆっくりと、その闇を広げた。
「いのはらさ〜ん」
心臓を鷲掴みにされたようだった。嫌な汗が全身から吹き出た。こんな感覚は始めてだった。あのバス事故の時でさえ
感じた事のない、恐怖、それが全身を襲っていた。
「おべんきょう、し〜ましょ」
暗闇から、その顔が右半分だけ覗く。能面の様な白い顔に、嗤い、を貼り付けたクドリャフカの顔が……
後半へ続く…かも
この後は、三択クイズで正解したら料理が食べられて、間違ったら消しゴムやなんやらを食べないといけないとか
トイレに行くのに、数学の問題を解かないといけないとか、考えたり……
ジョジョの読みすぎですね。第四部の……
あと、流れ読まずにごめんなさい
621 :
名無しさんだよもん:2007/11/29(木) 01:50:18 ID:KmlvoiKB0
>>617を読んでてふと思ったのだが、
チョコラータとセッコのネタをチョコ=来ヶ谷、セッコ=クドに変換すると
萌 え な い か ?
こんな感じで。
唯湖「よし、ご褒美をやろう……2個でいいか?」
クド「わふー!」(指で三つを示す)
唯湖「三個か?甘いの(和菓子)三個欲しいのか?ふふ……いやしんぼめ。
いいだろう。いくぞ能美君。三個いくぞ!」
ドシュゥ!!
クド「わふっ!わふっ!わふっ!」
べし、べし、かぽっ。
唯湖「……やはり能美君では無理があったか」
クド「わふー……」
取れたのは偶然口に挟まった一個だけ。
>>621 どうあがいても本家が出てきてしまって無理w
無理だなぁ
元ネタが強すぎて
俺斎藤っす
久々にリトバスの夢を見ちまったぜ…
その夢のせいで、新たな妄想がひとつ生まれたんだが、よければ聞いてくれ。
謙吾が夜間修練の届けを寮長に渡してくれと理樹に頼み、引き受けるとはるちんの起こした騒ぎに出くわすというシーン。
前からあのシーンには疑問を持っていた。
断ったときの会話の通り、本来そういうのは謙吾本人が持っていくべきもの。
そもそも、あの虚構世界において、謙吾がそんな届けを出す必要は無い。NPCである寮長を操ればいいのだから。
つまり、謙吾にとって理樹にそうさせることに意味があったはず。
これが謙吾でなく恭介なら、理樹を成長させるためのはるちん√への誘導と考えられるが、謙吾はそもそも恭介の計画に反対していた。
となると、謙吾は個人的に理樹とはるちんを会わせたかったのではないかと考えられる。
謙吾ははるちんのことを「騒がしい女」と断じていたが、なんだかんだで結構気にかけていたのではないか。
例え虚構であったとしても、理樹にはるちんの支えになってほしかったのではないか。
さらに謙吾の素直じゃなさを加味すれば、実は謙吾ははるちんにどっきんラブだったのではないか…
という妄想なんだけど、突飛すぎるかな?
>>624 個人的にはどっきんラブは言いすぎとしても、気にかけていた可能性はアリ、だと思う
>>620 いい筋肉の日らしい話だなwww
是非とも筋肉をこってり絞り上げてくれ
/ '''''' ''''''::::::: \
/ (●), 、(●)、.: ',
{ ,,ノ(、_, )ヽ、,, .:::: }
- ― - ヽ `-=ニ=- ' .::::::: /
`丶 >ー―-------――<
\ / '''''' ''''''::::::: ヽ
. {l {! ' (●), 、(●)、.: , ´ ̄ ̄ ̄ `丶
│ li l! i / ,,ノ(、_, )ヽ、,, .:::: /'''' ''''''::::::: \
. ∪ } { `-=ニ=- ' .::::::: /(●),、(●)、.: '
/ i⌒ヽ, - 、 '. `ニニ´ .::::: ′,,ノ(、_, )ヽ、,, .:::: i
/: : `ーァr--' ヽ { `-=ニ=- ' .::::::: }
―――― ´: : : : : . } } : : : ` ー― ----------- ―ヽ_ `ニニ´ .::::: _ ,ノ : .
628 :
名無しさんだよもん:2007/11/30(金) 08:24:44 ID:AQKOhCceO
>>627 電車の中で吹き出しそうになったじゃねえかwww
ダディクールな葉鍵キャラスレ無くなったんだ。
リトバスのも見たかったのに。
, . .--―――--..、
/: : : : : : : : : : : : : : : `ヽ
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :\
/:: : : :/: : : : : : : : : : : : : : \: : : : \
/: : /::/: :/: :/: : : : : : : : : : :ヽ::ヽ::ヽ: :ハ
/: : /::/: :/: :/: :/: :.|゙"|:.:l:: :|: : |: : |: ::| : : |
/ |: :|: :|: :l: : :|: : l: : :| |: :| : l: : |: : |: ::| : : |
│ |: :|: :|: :|_:斗ー|-、 :| |:,-|-|-:|、: :|: ::| : : |
|: :|: :|:´|: : リ|/ト、: :| |:∧::|/ |: : l`: | : : |
|: :|: :|: :|/| |`ヘ:| リ ソ ノヽl: : :| : :/筋肉いぇいいぇーい!
|: :l : ト、:| (●) (●) |: :/|: ∧ 筋肉いぇいいぇーいっ!
∨|: :|〈 | '" '' |/ |/
|: :ゝ-ト ' /‐'´::|
|/|: :/|::\ トェェェイ /|::/|:/|
|/ レヘ::> イ::/ |/ l/ |
/\| ` ‐‐ ´ |∧
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リトルバスターズ! 直枝理樹
初めて聞いた
kwsk
クド「どうしたら来ヶ谷さんのようにカッコよくなれますか?」
来ヶ谷「うむ、ではこのように…(ゴニョゴニョ)」
クド「わかりましたっ」
来ヶ谷「よし、では早速あそこにいる小毬君たちに挨拶してくるといい」
クド「はいっ」
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
_,. -―- 、 /何?このキモオタどもは。
く⌒Yxリ ,.-‐=く / 私はおめーらのオナペットじゃねーんだよ。
<ノヒノノノ从リ)〉 / 早く死ねよ。何がわふーっ!だ。
zァ| リ!゚ ヮ゚ノ!|< あんなもんギャラ貰ってるからにきまってんだろ。
! ⊂)卯つj \ 現実見ろよ。あぁ? 無理? 存在価値ねーな。
ノ//くメェl〉ヾ、 \ 少しは社会に出て世の中の仕組み勉強しろよ。
'((⌒じ'ノ ⌒ \今日も飽きずにエロゲでオナニーなんだろ?
\____________________
小毬「うああああんっ!! クーちゃんが怖いぃーーーっ!!」
クド「わふーっ! ケンカ売りまくりだと今気付きましたー!?」
理樹「いやいやいや…」
お久しぶりです。また小ネタです。
来ヶ谷「何?理樹君にケーキを食べさせたい?」
クド「はい。前に家庭科室に招待したときに約束したのですが・・・。難しいのです。」
来ヶ谷「ふむ。」
クド「どきどき・・・・。」
来ヶ谷「分かった。クドリャフカ君の頼みとあれば引き受けよう。おねーさんに任せるといい。」
クド「ありがとうなのですっ!」
来ヶ谷「よし、さっそくこれとこれと・・・・。」
クド「?知らない植物の名前がいっぱいなのですっ。」
来ヶ谷「そしてこの杖でかき混ぜるんだ。」
クド「ラジャーなのですっ!なにやら黒魔術的ですっ!わふー!」
来ヶ谷「さっそくそれを理樹君のところへ持っていくといい。」
クド「来ヶ谷さんっ。ありがとうなのです!」
来ヶ谷「何、礼はいらんよ。フフフ。」
クド「リキー!」
理樹「あ、クド。何?」
クド「この前の約束のケーキなのです!来ヶ谷さんと作ったのです!」
理樹「来ヶ谷さんと?へぇ・・・どれ。・・・クリームが黒いけど・・・イカ墨?」
クド「ひとくちどーぞ、ですー!」
理樹「う、うん。(ぱくっ)」
クド「どきどき・・・。どうですかリキ?」
理樹「・・・・・。」
クド「?」
理樹「クド。」
クド「はい?」
理樹「クドっ!(がばっ!)」
クド「わぁぁぁぁああっ!!リ、リキ・・・・!なんですかぁ!」
理樹「クドっ。大好きだよクドっ。(すりすり)」
クド「〜〜〜〜〜〜!!!」
理樹「キスしたい。」
クド「!△☆□◎〒!!」
理樹「いいでしょクド?」
クド「その、あのそのあのえのっ・・・・・。」
鈴「おい理樹。やきゅう・・・・。!!!!!!!!!」
理樹「はっ!・・・・クド?どうしたのクド!?」
クド「・・・せ、責任とってくださいです・・・・。」
理樹「・・ええええっ!?」
鈴「理樹なんて大キライだっ!!!あたしにはしてくれなかったくせに!えんがちょじゃぼけー!!」
理樹「え?何なの!?鈴!?」
来ヶ谷「フハハハ!学級新聞3ページぶち抜き、『2年E組 直枝理樹の正体』で決定だ!(カシャカシャ!)」
理樹「く、来ヶ谷さんか!」
〜おわり〜
>>635 > 鈴「理樹なんて大キライだっ!!!あたしにはしてくれなかったくせに!えんがちょじゃぼけー!!」
クドSSなのに、ここが一番萌えだった
>>637に同意 クドにスポットがあたっているのに鈴にグッときてしまった…
流れは小ネタか
謙吾「来ヶ谷、俺の部屋で何をやっているんだ…?」
来ヶ谷「ああ、謙吾少年か。すまない、少しお邪魔させてもらっている。恭介氏が今度のミッションでこの盗聴器を
使うと言い出してな。とりあえず美魚君に仕掛けてテストをしてみているのだよ」
謙吾「また恭介も妙なものを仕入れてきたな…というか悪趣味だろう」
来ヶ谷「うむ、今、美魚君の興味深い一面をとらえているのだが、やはり私と言えども良心に呵責を感じるので
これくらいとしよう。謙吾少年、重ねてすまないが後で取りに来るので少しこれをここに置かせてくれ。
何、謙吾少年ほど厳しい自制心を持った人間の元に置いておけば安心だからね、それでは後ほど」
謙吾(…まったく恭介にもあまりやりすぎないように言わないとな…)
謙吾(…西園の興味深い一面、か…来ヶ谷をしてそう言わしめるとは一体…)
謙吾(…俺は西園のことをよく知らないからな、今後のためにも知る必要があるだろう、ああそうだ…)
スイッチオン
美魚「美鳥はこの主人公の男の子のことをどう思いますか?」
美鳥「相変わらずお姉ちゃんこういうタイプ好きだね。でもあたしはもう少し大胆なタイプの方が好きかな」
美魚「もう。すぐ美鳥はそういう色恋沙汰の話に持っていくのだから。でも何だか不思議。
美鳥とこんなことを話す日がまた来るなんて…」
美鳥「そうだね、多分直枝君でも気づいてないと思うよ?また私がこうして表に出てきてる、なんてね」
美魚「このことは当分は二人だけの秘密、ですね」
美鳥「そうだね。私達は二人でも見える姿は一人なんだから、何も知らない人が見ても混乱するだけだよ」
美魚「おや…?科学部の方々がくださった危険探知機が何かに反応が出ています。
反応元を探ってみます…これは…いわゆる盗聴器、というものですね」
美鳥「えぇっ、お姉ちゃんヤバいよ?誰だか知らないけど、多分"私達"のことを聞かれちゃったよ」
美魚「これは、口封じといかねばなりませんね。ミステリにおける犯人の落ち度は口封じの
失敗が最多ですから」
美鳥「じゃあ、盗聴器の向こうの君、これから"私達"で君を狩りに行くから楽しみにしててね…
ああ、そうだ。これからは一人にならない方がいいかもよ?特に夜とかね…」
美魚「ふふふ…では、参るとしましょう…」
理樹「どうしたの?謙吾、青ざめた顔して枕なんか持って」
謙吾「すまん、理樹、真人、今夜からお前達の部屋に泊めてくれ!一人の夜は不安なんだ…」
盗聴ネタ人気だなw
>>639 >美魚「もう。すぐ美鳥はそういう色恋沙汰の話に持っていくのだから。
いや、むしろ美魚ちんの方がですネ…(ただし♂×♂に限る
>>639 GM。
ミステリと言うよりむしろホラーっぽいよみおちん!
みおちん&みどりん怖すぎw
さて、
>>624で謙吾×はるちん説なんてものを唱えたものだけど、投げっぱなしは良くないと思い、妄想してみた。
謙吾×はるちんの馴れ初め、3パターン。
それでは投下。
・パターン1(ノーマル)
かなたんに罵倒されるはるちんに出くわす謙吾。
見て見ぬふりなど出来ない謙吾ははるちんを擁護する。
以降、理樹を謙吾に置き換えてのはるちん√進行。
「謙吾…お前が俺の計画に反対してるのは分かってた。だがここまであからさまな妨害をするとは思わなかったぞ。これでは理樹を成長させられないじゃないか」
「仕方ないだろう恭介。いくらなんでもあの二木は酷すぎだ」
・パターン2(のりたま)
理樹にお弁当を作ってくる偽はるちん(かなたん)。
謙吾は言う、はるちんの出す食べ物は信用できないと(ここまでは本編通り)。
だが、誰かが謙吾を注意深く観察していれば気付いただろう。
謙吾の視線はお弁当の中、ご飯にかかったのりたまに注がれていることに…。
(なにぃ!? のりたまだとぅ!? やるな、三枝…)
こっそりはるちんに頼みに行く謙吾。
「頼む、三枝! 毎日俺の弁当を作ってきてくれ! ご飯にはのりたまで!」
「えー、めどーい。ってかいきなり何言ってんデスカ? 相変わらず頭沸いてますネ」
当然断るはるちん。しかし謙吾の執拗な拝み倒しに根負けし、お弁当を作っていくことに。
はるちんの作ってきたお弁当は、総合的な出来で言えばかなたんのそれに劣っていた。
しかし馬鹿モードの入った謙吾はのりたまさえあれば少々出来の悪いおかずでも平気で貪り食う。
「美味い! お前の作ってきてくれた弁当は実に美味いぞ、三枝! いや、むしろこう言おう、完璧だと!」
「ちょっ、何大声で恥ずかしいこと言ってんデスカこの剣道馬鹿ッ!」
言いながら満更でもなさそうなはるちん。
以降もはるちんは謙吾のお弁当を作って来続け、徐々に二人はいい雰囲気になっていく。
それを見ていたかなたん。
「てっきり注意すべきは直枝理樹だと思っていたけど、まさか宮沢謙吾の方だったとはね…」
かなたんの計画はこうして失敗に終わった。
「謙吾…お前が俺の計画に反対してるのは分かってた。だがここまであからさまな妨害をするとは思わなかったぞ。これでは理樹を成長させられないじゃないか」
「仕方ないだろう恭介。だってのりたまだぞ?」
・パターン3(巫女)
全員生還END後。
三枝家のやっていたことが明るみに出、三枝本家、二木家の人間のほとんどがしょっ引かれる。
お山の斎場は管理者がいなくなり、新たな管理者として直系であるはるかなママに白羽の矢が立つ。
そしてその手伝いをすることになるはるかな姉妹。
それを聞きつけた何者か(主に姉御)の陰謀により、巫女服を着せられる姉妹+ママ。
曰く、
「斎場の管理と言えばこれだろう。と言うかこの服以外許さん」
…だそうだ。
「葉留佳も佳奈多も良く似合ってるわよ。さすが私の娘♪」
笑顔を浮かべながらノリノリで巫女服を着こなすはるかなママ。ってかあんた何歳だ。
「全く… 何で私がこんな格好を…」
ぶつぶつと文句を垂れながらもちゃんと着ているかなたん。
「うぅ…なんか恥ずかしい…」
そして慣れない格好に戸惑い、真っ赤になっているはるちん。
「さ…三枝!? うおぉぉぉーーーっ!」
普段は「騒がしい女」と断じているはるちんのしおらしい姿(しかも自分の好みど真ん中の格好)に不覚にも萌えてしまう、心底巫女好きな謙吾だった。
「謙吾…お前が俺の計画に反対してるのは分かってた。だがそれはもういい。理樹も成長したしな。それよりお前は本当に巫女好きだな」
「仕方ないだろう恭介。だって巫女だz…」
「ふーん… 謙吾くんそうだったんだ…」
「なっ、さ、三枝!? いやこれは違… 茶番だあぁぁぁーーーーーーーーーっ!! 恭介ぇぇぇーーー!!」
のり玉吹いたwww
のりたま・・・密かに玉子料理じゃないか!
古式さんはどうなるんだと。
現実世界では仲間距離を置いていた謙吾。
生い立ち上一人だった葉留佳にとって、自分から一人になろうとする謙吾が気に入らない。
なのでとりあえずちょっかいを出しまくる。
当然謙吾は騒がしいと酷評する。
が、唐突に葉留佳が元気をなくして自分にちょっかいを出しに来なくなると、寂しく思ったりして。
天邪鬼な謙吾は嫌々ながらのように見せかけつつ、自分から葉留佳を励ましに行く。
とかな。こんな流れはありか?
>>650 話の筋的にはありだと思う
が、やはり現実世界の謙吾を語る上で古式周りだけは避けて通れないのでそこらの
真相が明かされない厄介だね
謙吾と言えばバトルの称号を見てると謙吾と美魚の間におもしろい錯綜が
あったような妄想ができてしまうんだ
久しぶりにきてみたらいい妄想だね。
>>615 夢の中で理樹さん、と呼ぶならわかるけど…覚めた時にそれだと違和感あるね。
>>635 姉御ひでぇwww
>>639 オチ怖ぇ、いつものオチと違うww
>>644 これ同意。出来の悪いおかず はひどいけどね…
| 筋肉筋肉ーをやっていいですか?
\____ ________________/
/||ミ V
/ ::::||
/:::::::::::||____
|:::::::::::::::|| ||
|:::::::::::::::||クド/ ||
|:::::::::::::::|| ̄\ ガチャッ
|:::::::::::::::||>ω<)─ ||
|:::::::::::::::||_/ ||
|:::::::::::::::||│ \ ||
|:::::::::::::::||∧真∧∩||
|:::::::::::::::|| ゚∀゚)/ .||
|:::::::::::::::||∧理∧∩||
|:::::::::::::::|| ゚∀゚)/ . ||
|:::::::::::::::|| 〈......||
|:::::::::::::::||,,/\」......||
\:::::::::::|| ̄ ̄ ̄ ̄ ∧謙∧
\ ::::|| ___\(・∀・ ) < こ、ここでやるのかよ・・・
\|| \_/⊂ ⊂_ )
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /|
>>651 その錯綜は気になるな確かに
あと称号といえば小毬の各キャラを動物でたとえるとってのと
美魚の各キャラをミステリでたとえると、っていうのがあったな
>>652 やっちまった…それはただの呼称ミスですorz
精進精進、と。
みなさまの作品楽しく閲覧させてもらってますノシ
656 :
入れ替わりネタ(1/2):2007/12/01(土) 23:04:41 ID:eBw7tYyZ0
今まで謙吾シリアスしか書いてなかったんですが・・・
今更ですがですが
>>408におぎおぎしすぎて小ネタがうかんでしまいました・・・
ということで投下したいと思います。
ちなみに入れ替わりネタで、
吹き出しの前についてる名前は体の方の名前です。
理樹「理樹!!大変だ!!」
恭介「ど、どうしたの、僕?・・・って僕!?」
理樹「違う!!俺は恭介だ!!」
恭介「えー、・・・どう見ても僕なんだけど・・・」
理樹「理由はわからないが、どうやらお互いの身体が入れ替わっちまったらしい」
恭介「そ、そんなベタな・・・」
理樹「どれも等しく虚構世界さ」
恭介「いや、意味わからないから」
理樹「まあ気にするな」
恭介「で、どうするの?」
理樹「どうするも何も、どうしようもないだろう。・・・強く生きてくれ」
恭介「そ、そんな!!どうにかしてよ!!恭介!!」
理樹「うぉぉ!!眼を潤ませるな、俺!!キモイっての!!」
恭介「そ、そんな・・・酷いよ」
理樹「あ、すまん。・・・俺の姿で内股で迫られたからつい・・・」
恭介「いやいやいや、内股じゃないから。イメージでモノを語らないでよ」
657 :
入れ替わりネタ(2/2):2007/12/01(土) 23:07:10 ID:eBw7tYyZ0
理樹「少しは落ち着いたか?」
恭介「うん。ていうかさ・・・僕は今恭介の体なんだよね?」
理樹「ああ。そうだな」
恭介「ということは、今なら僕、恭介に勝てるんじゃない?色々」
理樹「ほう・・・?やる気か?」
恭介「フフフ・・・いつもからかわれている恨みハラサデオクベキカ!!」
理樹「あ、UFK(UNKNOWN FLYING KINNIKU)」
恭介「え?どこ・・・?」
理樹「隙ありっ!!」
恭介「ってうわぁ!!ずるいよ恭介!!・・・あははははは!!く、くすぐらないで・・・」
理樹「ほらほらこちょこちょこちょ〜」
恭介「はは!!ひゃあっ!!・・・はぁー・・・はぁー・・・」
理樹「しかしくすぐりに反応する俺ってキモいな・・・ほれほれ」
恭介「も、もう許してよぉ・・・」
ガチャ
真人「・・・」
恭介「ま、真人!!助けて!!」
理樹「ははっ。真人もまざれよ」
真人「・・・」
理樹「真人?」
ぷしゅー!!
恭介「うわぁぁぁぁ!!真人が鼻血をぉぉぉぉぉ!?」
真人「・・・直枝×棗。ぎ、逆転とは・・・この威力は反則的すぎますっ・・・!!」
理樹「って、中身、お前かあああああああああああああああああ!!」
恭介「・・・というか光惚とする真人・・・反則的にキモイね」
一方その頃・・・
古式「ふっふっ。筋肉、筋肉」
マッド鈴木「宮沢様!!この思いを受け取ってください!!」
オオワシ「茶番だあああああああああああああああ!!恭介えええええええええ!!」
オオワシてwwwwワロタwwww
茶番すぎるwwwww
>>UNKNOWN FLYING KINNIKU
画面がコーヒーまみれになっちまったじゃねーかwwwww
>>657 これはGM以外のなにもんでもねえなオイw
ところで筋肉旋風扇子欲しいと思ったのは俺だけ?
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ささささと佳奈多がバトルランキングに参加してたらどんな呼称を付けたのか(逆に付けられたのか)のリストを作ろうとして投げ出したんだぜ
「怒りまくりグランプリ2007王者」
「剣道とったらなにも残らない」
「怖いキャラ」
「お前の血は醤油」
「変な子の姉」
「くっ!才能が足りない!」
「愛称なたにゃー(ロシア風)」
「クドが好き(性的な意味で)」
「ダメダメなほうのときどき三枝さん」
「生クリーム入りのシフォンが得意です」
「ダーティー☆かなちゃん」
「ウソツキ」
って調べてたら四コマの三枝クオリティーのあれが
作中では佳奈多の台詞になってて吹いた
>>390-396を、「続きません」とかやっておきながらどうしても妄想が止まらず完結編作ってしまいました。
嘘つきな私を、そしてお泊りアフターのほうがスランプで一向に進まない私をどうぞ罵ってください。
というわけで、元々は
>>245-246、
>>315さんが用意してくれた、
「クドと理樹の手が接着剤でくっついてしまい一晩過ごすことになる」という最高の素材を使わせていただき、自分なりに料理した妄想投下します。
「いやぁさっきはマジでびっくりしたぜ。そりゃ災難だったな理樹」
「驚かせてしまってすみませんでした、井ノ原さん」
「それで理樹は夕食が片手でも食べられるおにぎりセットなのか」
「うん。昼はつい定食を選んじゃって、クドに食べさせてもらったからね」
「……」
「鈴? どうしたの、箸が止まってるけど」
「な、なんでもないっ。はやく恭介に直してもらえ」
「はい。すみません鈴さん」
「でもよぉ。その手じゃ今夜は遊べねぇな」
「そうだね。今夜は大人しくしてるよ」
「いや待て」
「なんですか? 宮沢さん」
「むしろこの状況を打開するために、『第一回、理樹と能美のくっついた手を誰が引き離せるか大会!』でも開かないか?」
「おっ、そいつはいいな! よし俺の筋肉で接着剤なんか引き剥がしてやるぜ!」
「あほかぼけぇ――!!」
「ぐはっ」
「鈴……いくらこいつが馬鹿とはいえ、食後に脇腹を蹴られるのはさすがの俺も同情するぞ」
「ふるふるふるふる……」
「だ、大丈夫だよクド。真人だって冗談で言っただけだから……たぶん。だから怯えなくても大丈夫だから、ね?」
「まぁ……俺や真人ならともかく理樹と能美の手だからな。下手に手荒な真似をしてしまうと怪我してしまうかもしれんな」
「だったら……言うなよ……ぐふっ」
「あほだなこいつ。ところでクド。寝るときはどうするんだ?」
「リキの部屋で、一緒に寝ます」
ざわ… ざわ…
「ぶっ!? こ、声が大きいよクド。周りに他の人もいるんだから」
「わふっ!? そ、そうでした」
「まぁ、いくら理樹が女子寮に普通に出入りできるとしても、さすがに能美の部屋で寝るわけにはいかないだろうな」
「しょうがねぇ、今日は俺は謙吾のとこ行くからよ。理樹とクー公の二人で仲良くやんな」
「ななななな、仲良くですかっ!? リキと二人でしっぽりむふふですかっ!? あのあの、大変気を遣っていただいてかたじけないのですっ」
ざわ… ざわ…
「いやいやいや、普通に夜を明かすだけだからね!? クドも真人も誤解を招くような表現はやめようね!?」
「…………」
「ん? どうした鈴?」
「……なんでもない。しかたないから、がまんする」
「ほう。いやいや、お前は罪な奴だなあ理樹」
「え? 何のこと謙吾? たしかにクドに大変な思いをさせちゃってるのは僕の力不足だけど」
「うっさい、だまってクドを明日まで世話しろ理樹」
(やっぱり鈴さんも……なのですね。リキを独り占めしてしまってごめんなさいです)
(くいくい)
「ん? 終わった?」
「はい。もう耳栓外しても大丈夫ですよリキ」
「えっと、聞こえないけど、OKってことでいいのかな?」
「(こくこく)」
「うん分かった。今度は耳栓もしてたから、何も聞こえなかったよクド」
「わふぅ……そ、そうですね、はい」
「あとは今夜一晩の我慢だから、またいろいろと恥ずかしい想いさせちゃうかもしれないけど、なるべく頑張るから」
「よ、よろしくおねがいします」
「? クド、さっきからそわそわしてるけどまた何かあった? お手洗いは今済ませたばかり……ってごめん! 今の発言はデリカシーなかったね僕!」
「い、いえ。それは大丈夫ですが、その、お風呂をどうしようかと思いまして」
「あ、そっか。それは問題だね。お風呂か……ってお風呂――!?」
「わっ!? リキ、びっくりしたのです」
「ごごごごごごめん、でもその、お風呂はある意味トイレ以上に問題な気がして」
「そうなんですけど、やっぱりお風呂に入らないと落ち着かないのです」
「いや、でも……今日は入れないと思う」
「え…………それが……リキの答えなんですか?」
「クド?」
「でも……私は今夜リキといっしょにいるんですよ? リキのすぐ隣にいるんですよ? それなのに、お風呂に入らない私が近くにいたら、リキに失礼です」
「やっとリキの傍にいられるのに……リキに嫌われたくないのに……」
「それでもリキは……私にお風呂に入るなと言うんですかぁっ!」
「いや、クド落ち着いて」
「……はっ! おもわずいつか夢かなにかでリキに言ったことがあるよーなないよーなセリフを口走ってましたっ!?」
「なんか僕もいつかどこかで聞いたことがあるようなないような気がするよ。
でもそれはそれとして、そもそも手が繋がってる状態だと服脱げないから、どっちにしてもお風呂は無理だ、って意味で言ったんだ」
「あ……たしかに言われてみればそのとおりなのです……」
「大丈夫だよ。こうして隣にいるけど、クドはすごくいい匂いだから心配しなくていいよ」
「はえっ!? そそそそそ、そんなことを改めて言われるとですねっ、やっぱり恥ずかしいのですっ」
「でもクドが気になるなら、濡らしたタオル用意するからそれで体拭くといいよ。もちろん目瞑ってるから」
「はい。ありがとうございます」
「それじゃ、そろそろ寝ようか」
「は、はいっ」
「パジャマにも着替えられないからこのままだね。制服シワにになっちゃうけど仕方ないか」
「それなら、よろしければ、明日私がリキの分も洗濯してアイロンかけてあげるのですっ!」
「な、なんだかやけに気合が入ってるね」
「い、いえ。リキと一緒に寝るなんてはじめてのことですから、ドキドキしてしまうのです」
「そうだね。それは僕も同じだよ。けどどうしよう……手がくっついた状態だと二段ベッドに分かれられないし、僕だけ床で寝ることもできないよね」
「し、仕方ないのです。私はいっこーに構いませんから、一緒に寝ましょうリキ」
「えええええ!? け、けどそれはなんというかいろいろとまずいような」
「でも、現実問題としてこの手では離れられないです」
「そうだけど……うーん」
「リキ。私はリキを信じてます。それにリキと一緒は嫌じゃないです。だから……リキがもし私と一緒が嫌じゃなければ、一緒に寝てください」
「嫌だなんてそんな。ぜんぜんそんなことはないよ。クドがそれでいいのなら」
「決まりですね。では、ぐっどいーぶにんぐですリキ」
「クド、おやすみはグッドナイトだからね」
「わふー」
(……どきどきどきどき)
(うわぁどうしよう……女の子と一緒に寝るなんて初めてだし、ベッド狭いから体くっついてるし)
「リキ……」
「な、なに?」
「リキの布団……リキの匂いがします」
「んぐっ!? も、もしかして変な匂いでもついてた? 毎週洗って干してるつもりだけど」
「いえ、逆です。いい匂いです……リキの、優しい匂い。それに、あったかい匂いです」
「はは……クドは本当に鼻が利くね。でも、そういうこと言われるのちょっと恥ずかしいかな」
「えへへ、さっきのおかえしなのですー」
(ね、眠れない……)
「…………くー」
(クドは寝たのかな。僕が女の子と二人でベッドの中だったら、クドだって男と二人でベッドの中なんだけどなぁ……。
クドも僕を信用しすぎというか無防備というか……僕だっていちおう男なんだけど)
「……ん(ギュ)」
「く、クド!?」
「……すー」
(あ、もしかして抱き枕と間違えて抱きついてきたのかな。たしかクドは抱き枕が欲しいとか言ってた気がするし)
「リキ……」
「え!? ななななな、なに、クド?」
「……(ぎゅっ)」
(ね、寝てる……よね? 寝言? ……ふぅ、びっくりした)
「リキ〜……」
(どんな夢見てるんだろうなぁ。こんなに密着するほど抱きついてきて……ってうわあぁぁぁ、意識するとクドの柔らかさがっ)
「…………好きです」
「え゛っ!?」
「……好き……(ぎゅっ)」
(ちょ、ちょっと待った! 落ち着け、落ち着け僕! 寝言、寝言だから!)
「……リキ」
(ととと、とにかく羊を数えて、心臓を落ち着かせて、レノンが一匹、レノンが二匹、ってネコだよレノンはっ!)
「……ないで……」
「…………クド?」
「いや……せっかく……なのに……」
「クド……」
「……けて。ひとりに……リキぃ……」
「……僕はここにいるよ。クド。僕はここにいる。だから、涙を拭いて」
「……ん……すぅ……」
(落ち着いたかな?)
「…………くー」
(ごめんねクド……全然気がつかなくて。こんな、反則みたいな形でクドに言わせちゃって)
「ん? 理樹に能美じゃないか。こんな朝早くから俺の部屋の前で手なんか繋いで何してんだ」
「おかえり恭介。実は…………」
「……そうか。それは難儀だったな。もしものときのために中和剤も一緒に渡しておくべきだった。悪いな理樹」
「いや、恭介のせいじゃないよ。僕たちも不注意だったし」
「もともとは私のせいですから、どんとうぉーりー、なのです」
「とりあえず今とってやるから。ちょっとくすぐったいけど我慢しろよ」
「う、うん。……うわっ、恭介なんだか手つきが怪しいよ!」
「わふっ!? ひゃうっ、んんっ、あうっ、く、くすぐったいのです〜!」
「だから我慢しろって……ほら、少し力入れて引っ張ってみろ」
「え、こう? って、わっ、取れた!」
「おお〜! みらくるぱわーですっ!」
「よかったじゃないか。これでトイレも風呂も自由だぜ。昨日はどうしてたのかはあえて聞かないけどな」
「んぐっ!?」
「わーっ! わーっ!」
「はっはっはっ。冗談だ冗談。お前らのことだからお互いにちゃんと気を遣ったことくらい分かってるさ」
「もう、人が悪いよ恭介。ねえクド?」
「そうなのです。恭介さんは私とリキのぷらいばしーを侵害したのです」
「まぁそれは悪かったとしてだ。ところでお前ら、もう接着剤は取れたのになんでまた改めて手を繋いでんだ?」
「え? わ、ほんとだ」
「はっ、ご、ごめんなさいなのですリキ。ずっとリキとくっついていたせいか、離してしまうとなんだか手が寂しくてつい」
「いや……うん。実は僕も、クドと手が離れたときなんだか急に物足りなくなったんだ。もう少し、このままでもいい?」
「え? あ……はいっ!」
「はっはっはっ。俺の前で見せ付けてくれるじゃないかお前ら」
「そ、そんなつもりじゃないよっ。とにかくありがとう恭介」
「ありがとうございました」
バタンッ
「やれやれ……まったく。まさかこの俺が原因で、妹を失恋させちまうとはな」
「許してくれとは言わない。すまなかったな……鈴」
「とりあえず、どうしましょう?」
「そうだね。まずは真人たちに報告かな。昨日は迷惑かけたから」
「そうですね。みなさんお部屋にいるでしょうか?」
「うん。今の時間ならいると思う。まずは謙吾の部屋から行こうか」
「らじゃーですっ」
「……あのさ、クド」
「はい、なんでしょう?」
僕たちはまた手を繋ぐ。
「今回のお詫びにさ、今度は二人でどこかに遊びに行かない?」
「え? それって……」
今度は接着剤より、もっと強い力で。
「うん。デートみたいなもの、になるから、クドがよければだけど。いいかな?」
「はいっ! もちろんですっ!!」
絆と言う、何よりも固い想いで――。
完
以上です。お目汚し失礼しました。
寝言の当たりがちょっとご都合主義的な気がしますが、自分なりに
>>245-246、
>>315さんが出してくれた最高のネタをなるべく頑張って調理したつもりです。
読んでくださったみなさんありがとうございました。
ちなみに私は理樹クド派で、クドは攻めよりは受けのほうがいい、という原作どおりが好みです。でもクド攻めも真クドも嫌いじゃないので他の方々の作品も楽しみにしてます。
676 :
名無しさんだよもん:2007/12/02(日) 20:18:37 ID:tWu44+l1O
>>675乙
なんだろうこの気持ち……ふわふわ?違うな……オギオギでもない、……ロリロリ?
>>667 >「愛称なたにゃー(ロシア風)」
>「クドが好き(性的な意味で)」
おぎおぎ
これぐらいしか思いつかない…
すなおじゃないくろねこさん(小毬→佐々美)
「みんな一緒にいるのが一番安全なのよ」って言う役(美魚→佳奈多)
>>670 > 「え…………それが……リキの答えなんですか?」
> 「クド?」
> 「でも……私は今夜リキといっしょにいるんですよ? リキのすぐ隣にいるんですよ? それなのに、お風呂に入らない私が近くにいたら、リキに失礼です」
> 「やっとリキの傍にいられるのに……リキに嫌われたくないのに……」
> 「それでもリキは……私にお風呂に入るなと言うんですかぁっ!」
> 「いや、クド落ち着いて」
> 「……はっ! おもわずいつか夢かなにかでリキに言ったことがあるよーなないよーなセリフを口走ってましたっ!?」
> 「なんか僕もいつかどこかで聞いたことがあるようなないような気がするよ。
読み返したらネタに気付いてCCレモン噴いた
>>676 ▂ ▀◣▃▅█▇██████▀
◥▍▅▇███████▀▀ ど ロ こ
▀◥◣▃▇██████████▆▅ も リ の
◢▅██████■▓▓■█▀ ▂ め コ
▃▂◢██████▓█▓〓▓■▓██ ! ン
▀▓███▓█▓◤ ▂▃ ▀▓▼ .
◢▓██▓█▀◣ ◢▊▅█◣ 〓▓▇▅▃
▂◢◤▅▓███▓█▓〓▀■█▀◢◤▅▓██ ▃ ▲
◥▓███▓▓█▓■▓〓▓■▓██▅███▊◢█▅◢◤▀
▃〓◣▃▓████▓█▓█▇▓■█▓██████▼ ▀◥◣
◥▓████▓████████████■▅
▃▅▀■████████████████◤ ▀◣▂▃〓
▼◢▀ ▂◢▀■███████████■▀▌
>>679 な、何だこのクオリティの高いバックベアードは……! 俺の筋肉でも太刀打ちできねぇっ!!
ふたりがシャワールームへ。
…出てくる。
葉留男「………」
何か葉留男君が複雑な表情を。
理樹子「ど、どうしたの…」
葉留男「いや、あれですネ…」
葉留男「○○○○ぼーーんっ!」
葉留男「兄貴すげえっスヨ!! 生は迫力が一味違うっスヨ!!」
来ヶ谷「はっはっは、よせよ。照れるじゃないか」
葉留男「いやーあれは男として自信なくしてしまいますヨ」
…いやまあ。
葉留男「兄貴ー、ちょっといい?」
来ヶ谷「む、なんだね葉留男君」
葉留佳「兄貴はさ、アレおっきいよね」
来ヶ谷「うむ、大きいがなにか」
葉留男「いやー、夏も間近ですしね」
葉留男「もうちょっと男らしくなるにゃ、どうしたらいいかと思ったんですヨ」
クド男「なんて贅沢な悩みですかっ! 悩むのは僕くらいになってからにしなさいっ!!」
クド男「全くぷんぷんですっ!! そこに直りなさいっ!!」
…なんでひとりでキレてるんだろう…。
葉留男「まあ○○ワンコは放っておいてさ」
クド男「ガーンっ! 至極直接的に言われてしまいましたっ!?」
(中略)
来ヶ谷「…最大限努力してみること、それが大切なのではないかな」
クド男「そうですねっ、お○○○○○○○○ぐらい○○で何とかなると思いますっ」
葉留男「クド公は相当○○必要みたいだけどねー」
クド男「ガーン!?」
来ヶ谷「なに、クドリャフカ君はそのままで十二分に可愛いだろう」
理樹子「…来ヶ谷君、目が怪しいよ」
…まあ、そんなこんなで、正直女のわたしにはよくわからない内容だった。
なんというGJ
でも性別反転スレで頼むwww
>>675 来ヶ谷「では鈴君はおねーさんが慰めてあげよう」
理樹クドいいよねぇ。妄想が爆発だ〜
>>682 反転だとっ。
というか、どうしても葉留男君を はるかおとこくんと呼んでしまう…
>>682 その会話の外で筋肉筋肉言いながらランニングする、大柄の女二人がいるのかと思ったら何かすげー疲れた。
>>675 鈴「理樹…。もう理樹なんか知るかっ!」
きっと理樹はあたしがいないと何もできないんだ。
きっと理樹はあたしがいないと他人に流されるんだ。
きっと理樹はあたしがいないと自分で物事を決められないんだ。
きっと理樹はあたしがいないと……理樹は………。
違う。
天井を睨んでいた眼から一筋の雫が零れ落ちる。
「―――きっとあたしは、理樹がいないとダメなんだ。」
>>675 続きが読みたいと思ってたところだったからびっくりしたw GJ!
いやー、クドが可愛いすぎてニヤニヤしてしまった。
そして暗闇の中ケータイの光に照らされる俺のニヤけ顔を想像して震えた
*作者はギャグのつもりですが、ネタがネタなので不快な気分になられる可能性があります。
その場合は好みに応じて読み飛ばしてください。
理樹「トータルすると一番お父さんなのは謙吾、かな?」
恭介「大統領はよき父親でもあるのかもしれないな、それで家族ゲームをしてみよう」
父:謙吾、母:葉留佳、娘:美魚
ある夜のこと。
謙吾「久しぶりに3人揃って団欒、というのはいいものだ…おや、美魚は何を考え事しているんだ?」
美魚「いえ、少々恋愛について考えてみているだけです」
謙吾「何っ!恋愛だと!?お前にまだ早い、お父さんは許さないからな」
葉留佳「謙吾君、年頃の女の子が恋愛のこと考えるのはふつーじゃん?んでんで、どんな悩みなの?お母さんが相談に乗っちゃうヨ?」
美魚「そうですね…男の人はどういう風にして人を好きになるのでしょう?」
葉留佳「んー…、流石にそれは私も女だからちょっとわからないかな…謙吾君、何かみおちんに教授してあげなさい」
謙吾「お、俺がか!?そ、それはだな…一言で言うのは難しい…」
葉留佳「じゃあさ、例えば私を好きになったときどんな感じだったの?」
謙吾「葉留佳!お前、子供の前でそんな恥ずかしいことを聞くな!」
美魚「お父さんは愛を恥ずかしいものだとおっしゃるのですね」
謙吾「い、いや、そんなことはないぞ!ただ、時と場合というか状況というかだな…」
葉留佳「…時と場合と状況って何さ?」
謙吾「は、葉留佳、いや、それは…時と場合と状況だ…」
美魚「答えになってませんね」
葉留佳「ねぇ、謙吾君。どうして私と結婚したのカナ?」
謙吾「葉留佳、どうしたんだ?そんな真面目な顔をして…」
葉留佳「ねぇ、答えてよ。私のどこを好きになったのカナ?」
謙吾「どこ、と言われてもだな…そ、そうだな…全体的、だろうか…?」
美魚「苦しみ紛れですね」
葉留佳「じゃあ、例えばで好きになったところを教えてよ?」
謙吾「た、例えば、いや…そんな一箇所が問題じゃなくてだな…」
葉留佳「もう一度聞くよ?どうして私と結婚したのカナ?」
謙吾「それは、それは…」
美魚「惰性ですね、きっと」
葉留佳「…謙吾君の、謙吾君のバカぁぁぁっ!うわぁぁぁぁん!!」
謙吾「ま、待ってくれ、葉留佳ぁぁぁぁっ!」
美魚「泥沼ですね」
翌日、仕事帰りの飲み屋にて。
謙吾「夕べ以来、まったく口を聞いてくれなくてなぁ…」
理樹「そうなんだ…」
謙吾「今朝はいってらっしゃいの言葉も見送りもなく、当然のことだが弁当もなく、これと500円が置いてあった…」
理樹「これは…『えさ代』!?」
謙吾「理樹、俺はどうすればよかったんだ…?」
理樹「んー、普通に言えばよかったんじゃないかな?好きになったところをさ。
まさかとは思うけど、ほんとに惰性、なんてことはないんでしょ?」
謙吾「勿論だ!あいつへの愛は深いという自信ががある!」
理樹「ちょ、ちょっと声が大きいって!周りに聞こえちゃってるよ…でも安心したよ、
僕らのロマンティック大統領は変わりないみたいでさ」
謙吾「しかし、口に出して言うというのは恥ずかしいな…」
理樹「僕も偉そうなこと言えた立場じゃないけど、女の人ってのはそういうものらしいよ。って、電話だ」
電話先鈴『おい、理樹!遅くなるときは電話しろって言っただろ!
帰って来るまで晩御飯を我慢してるんだぞ!あたしはもうお腹ぺこぺこだ!』
理樹「ごめん!ちょっと謙吾が相談があるからって付き合ってたんだ、もうすぐ帰るから!」
謙吾「すまん、理樹。お前も大変なのに突き合せてしまったな。だがおかげで覚悟が決まったよ」
理樹「気にしなくてもいいよ。お互い夫として大変だけど頑張っていこう?」
謙吾「ああ…」
帰宅。
謙吾「ただいま」
美魚「おかえりなさい。お父さん、お母さんが…」
謙吾「美魚、言わなくてもわかる。お父さんは恥ずかしかった、大の男が声を大にして愛を語なんて恥ずかしいと思っていた。
だが、いつもそれではいけなかったと気づいた。お父さんは行くぞ!愛を甦らせるために!」
美魚「あ、行ってしまいました…」
居間。
謙吾「葉留佳!」
葉留佳「あ、おかえりー」
謙吾「好きだぁぁぁぁっ!」
葉留佳「へ?」
謙吾「俺はお前のことを愛してるぞ!それからどこを好きになったかと聞いたな!
それはお前のお弁当が大好きだからだ!具体的に言えばのりたまおにぎりがツボだった!
だから今朝、お前のお弁当がなくて俺は死にそうだった!
お前の作る飯なら朝も昼も夜ずっと食べても俺は飽きない!
だからもう一度、俺のご飯を作ってくれぇぇぇ!」
葉留佳「大声あげてなくてもご飯、できてるよ?」
謙吾「い、いや…その、怒ってないのか?」
葉留佳「怒ってるわけないじゃん。謙吾君が私を愛してくれてるなんてわかりきってることだし。
あんなこと聞いても恥ずかしがって答えないだろうなぁとは思ったけど、
おもしろかったから突っ走ってみました、やはは」
謙吾「葉留佳、俺は本気でだな…」
葉留佳「いやー、ごめんごめん。流石にお弁当はやりすぎたカナと思ったから、
おわびに謙吾君の好きなのりたま買ってきましたヨ?」
美魚「お父さん、とりあえずご飯が冷めてしまうのでいただきましょう」
謙吾「俺は、俺はだな…うぅ…、いただきます」
食後。
謙吾「ところで、美魚はどうして男の心理なんか知りたがったんだ?まさか、その…
片思いでもしてるのか…?」
美魚「いえ、冬の陣も近いことですし、原稿を早めに、と」
謙吾「冬の陣、原稿?よくわからんが美魚は創作なんかやっていたのか」
美魚「そうですね…ジャンルは一応恋愛もの、でしょうか」
謙吾「そう、か…そうだったのか…いやー、はっはっはっはっ、そうか、恋愛ものを
書くのなら必要だろうな。お父さんは心配してしまったぞ、いや、よかったよかった…」
美魚「行ってしまいました…結局、男の人がどのようにして好きになるのかわかりませんでしたね、
男の人を」
理樹「謙吾って温かい家庭を築けそうだけど、微妙に本人の望むところとズレそうだよね」
謙吾「そうか…」
恭介「全て等しく家族さ」
>>690 >電話先鈴『おい、理樹!遅くなるときは電話しろって言っただろ!
>帰って来るまで晩御飯を我慢してるんだぞ!あたしはもうお腹ぺこぺこだ!』
理樹の担当→労働、掃除、洗濯、炊事、買い物、育児
鈴の担当→猫の世話
_,. _,_
,ir!l'〃r;',r,=-;:三ヽ、
,r=-ヾli!li'r,三,r;:=;::三ミミ
r''r三rヾヾ'' -rr'r-''、彡-、ミ::、
,ヾr;' ミミ:::::!
/r':i' ‐- -‐ ヾ、:::ミ
;!;:'r',:,;--- 、, i l ! !.,, -'ニミ、 ミ;:ミi
!r;l ;:i'r';_ニ_"': .Y:'',.ニ_、ヾ、 ミ;ri
li l!l ミ=;' `-'`;' : ::::.'``‐' ヾ-' ヾ' l
ll rl! ' ´ - '´ ::::::. ''"` i:: !
.!ヾlir ;' _....:::::)、 ! /
. ヽ_,ィ! ,,'jr';:`;:´ヾヽ:、 lー'
rr'li;,;r'";:';;;.';:''-ヾ:::i;::ヾヽ ,/ji!
. (ヾ=;:ィ:':;::'';;:'"';'';::";:';:':";:::;:'彡'
 ̄,.rイ'、:;'';";::;;;':.',:.'.;;;;;r'7:::::::::::.、_
,..-:':::lヾ "':;',:';';:,;:-'" /::::::::::::::::::::::ヽ、
.-:::':::::::::::::::::ヽ` ‐、r '´ -::::::::::!:::::::::::::::::::::::::::::::::::.、
チャー・フイター [Char Fuitter]
(1847〜1912 オランダ)
>>693 正直リフレインエンドからそのまま行くと鈴はそのようになる可能性が高い。
成長したとは言え、まだ鈴は理樹並には成長してないだろうしさ。
>>692 美魚「いえ、冬の陣も近いことですし、原稿を早めに、と」
謙吾「冬の陣、原稿?よくわからんが美魚は創作なんかやっていたのか」
美魚「そうですね…ジャンルは一応恋愛もの、でしょうか」
謙吾「そう、か…そうだったのか…いやー、はっはっはっはっ、そうか、恋愛ものを
書くのなら必要だろうな。お父さんは心配してしまったぞ、いや、よかったよかった…」
美魚「行ってしまいました…結局、男の人がどのようにして好きになるのかわかりませんでしたね、
男の人を」
悪いが、このオチは読めてたぜw
>>696 いやまあ、みおちんだし
そういやみおちんが絵というかマンガを描くのって想像できんな
やっぱ文章かね?
>>692 謙吾…やはりのりたまか、のりたまなのかっ!?
何はともあれGJ。
亀だけど
>>666 かなたんはかなり辛辣な貶し言葉か、でなければ風紀上の注意事項をそのまま称号にしそうな気がする。
例えば…
to恭介 『騒ぎを起こすのを止めなさい』
to鈴 『校内で猫を飼わないこと』
to理樹 『ちゃんと周りの手綱を取りなさい』
to謙吾 『制服を着なさい』
to小毬 『制服の上着を着なさい』
to真人 『制服を着なさい あとその暑苦しい筋肉をどうにかしなさい』
to美魚 『校内での危険物(サイバー兵器)の使用を禁止します』
to来ヶ谷『風紀委員会に入ってください』
to葉留佳『少しは姉の苦労も考えなさい』
toクド 『醤油とって』
…あれ?
そういやクドなにも悪くないなww
___ _, -rュ‐- ,.._ __
マ::7'´'┘ └' `マ7
V 彡 ミ _ヽ
-/-‐ ー=ー' ―-ヘ
// \::彡
. / / :.:.:::彡
. ,'ミ ー- :.:.::::彡
/ :.:.:.::::::ヽ
fミ :.:.:.::::::::',
{ :.:.:::::::彡、
lミ :.:.:::::::::;;ヽ
| :.:.:::::::::=彡
| :.:.:.::::::::::::::}
', :.:.::::::::::::_,′
. ヽ .. :.:.::::::::=彡∧
\ . .:.:.:::::::::(こ7Tーiヘノ
ヽ、:::::.:.::.:... . .. :.:.:.:.::::::.:::::::::`フ┴┴'
`ー ‐∨∨───一 '´
ヽ( >ω<)ノ わふーっ
| /
UU
注意するべきところは
帽子とマントなんだろうけど
制服+だしな
スレとはあまり関係無いんだけど、ちょっと聞いてよ、
今さっき僕のパソコンが使えなかったから真人のパソコンでヤフーを開いたんだ、
で、ちょっとニュー速でも開こうかな、と思い検索欄をクリックしたんだ、
下に検索履歴が出て来て
筋トレ ストレッチ エクササイズ 肉体改造
クランチ スクワット ベンチプレス ダンベル バーベル トレーニングマシーン プロテイン
腕の筋肉 脚の筋肉 腹の筋肉 背中の筋肉 脳味噌の筋肉 上腕二頭筋 胸鎖乳突筋 肛門括約筋
そしてトドメに
筋 肉 革 命
僕はもう限界だと思った。
聞いた。
もういいか?
>>699 芝生は立ち入り禁止よ(佳奈多→クド)
ついでに、
ぺったんこですー(クド→佐々美)
クド公に言われたくねぇww
佳奈多「称号といってもすぐには思いつかないし・・・。課題でも称号代わりにしようかしら」
葉留佳は「今月遅刻しません」の称号を得た。
葉留佳「って、これわ無理ですよ」
佳奈多「いきなり自信満々に言わないの!」
なんとなくほのぼの小ネタ
葉留佳「お姉ちゃーーーーーんっ!!」
佳奈多「こらっ!廊下は走らないの!!」
葉留佳「ええ〜?いいじゃんいいじゃん。」
佳奈多「少しは丸くなるかと思ったら・・・・。」
葉留佳「やはは〜・・・・。早くお姉ちゃんに合いたかったんだもん。」
佳奈多「まっ、またそんなの理由にならないんだからっ・・・・。」
葉留佳「えへへ・・・。」
佳奈多「もう、葉留佳は・・・。」
〜おわり〜
>>708 謙吾は「制服を(ry
>>709 なごむな
トップギア謙吾に対抗して、トップギア佳奈多なるものを妄想してみる。
寝ている小毬の顔にラクガキをする佳奈多。
クドを回して遊ぶ佳奈多。
姉御に胸を大きくする方法を尋ねる佳奈多。
休み時間に新聞紙ブレードでチャンバラをする佳奈多。
お下げディフェンスができない佳奈多。
大喜びで(自分が鬼なのに)缶を蹴る佳奈多。
リトバスジャンパーを徹夜で仕上げる佳奈多。
「お姉ちゃんも本当は遊びたかったんですよネ?」
>>710 動きが想像できないあたり、俺の想像力はかなり衰えてる
リトバスアフターマダー?
四時間目が終わった直後。
「こそこそ…」
なぜか忍び足で教室を出て行こうとしているクドがいた。
「どうしたの、クド?」
声を掛けるとクドはわたわたと手を振った。
「わふっ!? り、リキ、静かにしてくださいっ! 見つかってしまいますー…」
「見つかるって、誰に?」
…ばたばたばた。
廊下を走る騒がしい足音が聞こえた。
そして、ばんっ、と教室の戸が開く。
「くーどーりゃふかーっ!!」
ものすごく嬉しそうな声を上げて飛び込んできた人影がクドに抱きついた。
「わふーっ! 捕まってしまいましたーっ!!」
「さ、昼休みよ。昨日の続きをしましょう。はい、あなたの分」
満面の笑顔で二木さんは丸めた新聞紙をクドに手渡す。
「あの…できれば他の遊びがいいです…」
「レッツラファイト〜」
「話を聞いてくださいーっ!」
クドの言葉を無視して自分の新聞紙を振り回し始める。
「ほら、隙だらけよ、かたじけのうござるっ!」
ばしっ。
「わふーっ! 無念なりーなのですっ!」
「なんだ、おまえら楽しそうじゃないか。俺も混ぜてくれよっ! ぃやっほーーーっ!」
そう叫んで謙吾が加わる。
「あははははかたじけのうござるかたじけのうござるかたじけのうござるっ!!」
「はっはっは。マーーンッ! マーーンッ!」
ばしばしばしばしばしっ。
「わふーっ! やめてください>ω< やめてください>ω<」
もーくちゃくちゃだった。
「お、お姉ちゃん…」
後から教室に入ってきた葉留佳さんが引いていた。
うわ、その佳奈多なら3倍好きだ。
佳奈多がトップギアだと葉留佳がクド以上に苦労人になるな。
と言うか葉留佳って天然じゃないから、実はリトバスの面子には振り回される性質?
「うーん・・・」
いつもの屋上で、小毬は可愛らしいうなり声を上げた。
「・・・どうしたの? 悩み事?」
今日一日、何かしら考え込んでいる彼女を見て、さすがに気になって声をかける。
「うんー・・・、悩み事、とは違うんだけど。考え事ではあるかなぁ」
「僕でよければ相談に乗るけど」
理樹の言葉に、小毬はばつが悪そうに笑った。
「あまりたいした話じゃないんだけど〜」
「それでも一人よりは二人だよ」
「・・・そうだね、一人よりは二人。うん、よぅしっ」
いつもの魔法の言葉。ちょっとだけ理樹は笑ってしまった。
「あのね、絵本を読んだんだ〜」
「絵本?」
「うん。その絵本がね、なんだか不思議なお話なの」
「どんなの?」
「うんー」
小毬はどう話せばいいのか、ちょっと考え込んで。
「えっとね。お魚さんのお話」
「魚?」
「うん。そのお魚さんは、町の川に住んでてね。普通に暮らしてたの」
「うん」
「でも、あるときね、そのお魚さんの前に、茶色い欠片が落ちてきたんだ〜」
「茶色い欠片?」
「そう。お魚さんは、それを食べちゃうの」
実は毒だった、とかいう話なのでは、と身構えてしまう理樹。
「そしたらね、その欠片はすっごい美味しかった」
「え? 美味しかったの?」
「うん。美味しかった」
小毬はちょっとだけ悲しそうに笑う。
「美味しくなかったならよかったんだけどね」
「どういうこと?」
「そのお魚さんはね、もう一度茶色い欠片を食べたいって思って、いろいろ泳ぎ回るんだ」
「・・・あ」
「何年も、何年も泳ぎ続けて、探し続けるの」
ちょっと遠くを見つめるような目で話し続ける。
「でも、見つけられずにそのお魚さんは・・・」
その言葉を、静かに、言う。
「・・・・・・死んじゃった」
「・・・・・・」
言葉が出ない。報われない話。
「でも、お話はこれで終わりじゃないんだ」
「え?」
「死んじゃったお魚さんは、気がつくと人間の子供になってた。チョコレートが大好きな男の子」
「生まれ変わった、ってこと?」
「うーん、どうなんだろう」
「でも、それならよかった、のかも」
「それがね、そうも言えなかったんだよ」
「え、どういうこと?」
小毬はちょっと目を瞑って、
「『僕はチョコレートの欠片を川に落としたことを知らなかった。その茶色い欠片を、一匹の魚が食べたことも知らなかった』」
「・・・・・・それ、って」
「これで、絵本はおしまい」
「・・・」
理樹は黙り込んでしまう。
しばらく考えて、口にできた一言は、
「・・・ほんとに、不思議な話だね」
「うん〜、ほんとに不思議なお話だよ。知らないうちにやったことで、知らない人の運命を大きく変えちゃうこともある、ってことなのかなぁ?」
「うーん・・・。僕はなんというか、胡蝶の夢を思い出した」
「あ、蝶が自分になった夢を見てるのか、っていうのだね」
「うん。魚が少年になった夢を見てるのか、少年が魚になった夢を見てたのか・・・、ってところかな」
それから理樹は微笑んで、
「でも、僕と小毬さんでもだいぶ思うことって違うんだね」
「そうだね〜。きっと子供が読んだらもっといろいろ違うんだろうね〜」
「そうなのかな」
「絵本や童話ってそういうものなんだよ、たぶん。読んで何を感じるのかは人それぞれ」
言いつつ、お姉さんぶって人差し指をピンと立てて、一言。
「その違いはちょっと悲しいかもだけど、その違う考え方も認めてあげられたら、それはとってもぷらいすれす、なのです」
「あははっ」
ちょっとおかしくなって笑ってしまう理樹。
「もう、何で理樹くん笑うかなぁ」
「いや、ごめんごめん」
「きっと、世界中の人が小さな違いを認め合えれたら、世界はすっごく優しくなると思うんだ〜」
「一気にグローバルになったね」
「えへへ〜」
絵本の話で世界平和を語る。書いた本人はどう思うことやら。
「さて、お魚さんを魅了しちゃったチョコレートですが、理樹くんもいかがでしょうっ」
「うん、いただきます」
小毬の差し出したチョコレートをかじり、うなずく。
「うん、美味しい」
「うん、美味しいよ〜」
「もしこの世からチョコレートが無くなったら、小毬さん追いかけちゃう?」
「うーん、追いかけちゃうかも〜」
「あははっ、やっぱり」
「もう、理樹くん笑うのなし〜。いぢわるだよぉ」
結局のところ、平和な二人だった。
*資料「チョコレートをたべたさかな」
小毬ならどう感じるのか考えて書いてみた。無謀だった。今は反省している。
>>720 実在するの? 読んだことないけどなんか哲学的なような、メルヘンのような、実際読んでみないとわからなそうだなぁ。
小毬らしさ満点の出来でしたよ。GJ。
ちょ、懐かしいw
「ぼくはしんだ」なんて一文があったな、確か。
>>722 それだけみるとめっちゃシュールな一文だなw
しかしなんというか、不思議な話だ
>>712 はるちんに扮するかなたんがいるんだから
かなたんに扮して色々やらかしちゃうはるちんがいたっていいと思うぜ!
ぼくはしんだ。チョコレート(笑)
美魚「絵本ですか。丁度いいです。私一押しの童話があるんですが……」
小毬「え、なになに。どんなの〜?」
美魚「これなら神北さんでも読めるかもしれません……ここではなんですので、ちょっとこちらへ」
小毬「んー?」
ぐり×ぐら
『ぐり ぐり ちがでてるよ ぐり』
ぐりのひたいから まっかなちが ながれでていました ひはとうにしずんで
あたりでもえるほのおだけが のねずみたちをてらしています
さっきまで かれらのいのちを おびやかしていたてきは すでにほのおに のみこまれていました
『こんなもの きずのうちにはいらないよ そんなことより きみがぶじでよかった』
『ぐりぃ あぁ ぐりぃぃ』
ぐりとぐらは かたくだきあいました そして なにかがふっきれたように おたがいをもとめあいます
『ぐら すきだよ だいすきだ ぐら』
すでに いっしまとわぬすがたになっていた ふたりは こころのおもむくままに からだをかさねます
みているのは おつきさまだけ このあれはてたせかいで ただ おたがいのそんざいを ひつようとしていました
のねずみのぐりとぐら ふたりは あなほりあそびにむちゅうです
ぐりはぐらのあなをほることにしました ぐらもさんせいです ぐりがぐりぐりせめるものだからぐらはぐらぐら
小毬「う、うあ〜ん! なんかちがう〜!」
理樹「……西園さん、今小毬さんが泣きながら空き教室から出てきたけど、なにがあったの?」
美魚「やはり、神北さんには刺激が強すぎましたか……ぽ」
ネタが分からない人はほめ子でぐぐってくれ
ふたば(二次元裏)のネタをここにもってこられても…
「理樹、その手のアザなんだ?ぶつけたのか」
「あ、ほんとだ、でもぶつけてはいないしなんか模様みたいな…
んー拭いても落ちないや、まぁ痛みはないしすぐ消えるでしょ」
「そか、じゃあもう寝ようぜ明日も朝から筋トレしないといけないしな」
「うん」
「…キ…リキ」
「んぅ…クド?」
「リキ、キスしましょう」
「うん…ってえええ!?」
「い、嫌ですか?」
「そ、そうじゃなくて突然だったから、それにキスって…僕と?」
「はい、リキとキスがしたいです、わたしはリキが大好きですから」
「そうだったんだ…」(こんな都合のいいこと…きっと夢なんだろうなぁ)
「リキは、わたしのとこ好きですか?」
「うん、勿論だよ、僕もクドのこと好きだ」(夢だし…断っちゃうのもクドに悪いよね)
「リキー!」がばっ!
「ク、クドっ!ん、んん…」
「ぷはっ…リキ、もっと…もっとです」
「ちょ、クド…」
チュンチュン
「よう、起きたか理樹、すげー幸せそうな顔だったけどいい夢でも見れたのか?」
「…」
「理樹?」
「うああああああぁぁ!」
「な、なんだ!?どうしたんだよ理樹!」
(ゆ、夢の中とはいえ僕はクドとなんてことをー!)
「おはようクドリャフカ…あら?なんかいいことでもあった?」
「はい…最高の夢が見れましたー」
(夢の中でならリキと恋人さんでもいいですよね?)
>>729 俺もそんな妄想をしたことがあるよ
「虚構世界での思いが強すぎて、
現実世界でも、たまに理樹とクドの視界が共有される時がある
(理樹/クドが見ているものが、クド/理樹にも見える)」
っていう設定で、
理樹がクドの裸を見て「うわぁぁぁーっ!」とか
クドが理樹の裸を見て「わふぅぅぅーっ!」とか。
規制で串刺さないと書き込めんぬ
姉御の日本刀で串刺しとな?
股間にイチモツ!?
とか想像してしまったではないか!
どうしてくれる!
そりゃ…筋トレをすれば良いんじゃないか?
スイーツ!
収穫したんで分かんないけど恥をさらしておく。以下4/4〜.
青フィルム
青いセロハンを貼ったライトが薄暗く二人を照らしている。
一人は顔を青ざめさせ、もう一人も、顔を青くさせていた。
そりゃそうだ、照明青いんだもの。
「どうしてそんな簡単にいなくなっちまうんだよ! 頑張れよ!! 惨めさを晒せよっ!!」
「頑張ってるじゃないですか……どうしてそんなこと言えるんですか? 恭介せんぱいは私のこと考えてくれた
ことある? ある訳ないよ。絶対……」
言い尽くしてくれれば済むのかも知れない、そんな期待もまた孕んで言下は続かなくなった。
「お前しか居ないんだ。このお化けやしきに足りないのはお前なんだ!!」
「酷いよッ!! ……これでも楽しみにしてたんだよ? なのになんで私……豊臣秀次……」
「頼む! 一緒に……やろうぜ!」
同時に、新しいゲーム買ってきたんだぜ!って聞こえるなと、遠巻きに見詰めていた武士役の謙吾がぽつりと漏
らしたのだが、それは――合図とは違うが、きっかけとなった。
光点の奥に座を構えた何人かの生徒たちが特に活気づき、散会、調達、集合を一体と成した軽やかな手さばきで
ウェポンと意気をそろえた。それはいわゆる棗、あるいは三枝シフトと呼ばれる。
「一触即発ぅー、これは棗じゃねぇかな?」
「ふっ、僕は三枝が何かやらかすんじゃないのかと思っているぜ」
いっぽうの生徒が声を上げればいっぽうの生徒が声を返す。ワイワイとやる人垣の中で、葉留佳の矛先が向かう
のはどこか? 謙吾だった。
「そうだよ謙吾くん、謙吾くんやってよ! 私よりよっぽど似合うんだからさー!」
「なぜ俺が……、それに、似合うから演じるなどという話ではないだろう」
「でもはるちゃん困ってるよー」
「三枝に何かしてやるような義理などない、冷たいようだがそのつもりでいてくれ」
壁に背を預けた謙吾はそれきりで、何か考え事をし始めたようだった。来ヶ谷は、謙吾の機嫌が悪いのは自分の
せいなのだということを忘れたかのように「うぁ、なんだよーいいじゃんかー」と拗ねた葉留佳を見て、あきれ
たのか、ついおとといの出来事を滔々と、改めて聞かせた。
「……あまりお姉さんを感心させてくれるな。なんだ……投げたり叩きつけたりした訳じゃなくとも割れてしま
ったのは確かだろう? 謝るのはほとぼりが冷めないうちが一番だと思うが……」
ささっと来ヶ谷の足下に教鞭が用意されたが、それには見向きもしなかった。ただ、君は本当に謝ったのかと言
外に告げただけで。
「えー……。だって割ろうとした訳じゃ……」
「言い分けなんていらないぞ、私は聞きたくない。それが何であろうとどちらでもよいことだからな」
それで丸く収まる話だろうと、――同行する和尚役なので法衣をきているのだが――法衣を翻し、書き割りの立
て付けが傾いているなと、トンカチでこつこつとやり始めた。
「姉御ーはるちん悪くないー。うん、そうだな、って言ってよー」
欲求に正直な時の葉留佳はついつい口に出す。これを自制心が無いという、なんて恭介あたりがさりげなく言っ
てくれればいいのだが、構わないと目を瞑っていた。するとなって野放し=野生の葉留佳はぴと、と来ヶ谷の衣
装にしがみ付いて、袈裟の中に手をしのびいれてこちょこちょ……
「うぁあぁっ、なんだ!」
続いて、君はイタズラばかりか!ときっちりお叱りを受け、真人に脇を抱えられて教室の外へと連れ去られるの
であった。
《…いいもん、はるちんこれからはわるガキ小学生さんじょー! ってやるから。こまりんのスカートめくりだ
ってしちゃうもん》
ずるずる、ずるずる…と引きずられていく、引きずられたままの恰好なのに口だけは動かす葉留佳は、事情を知
っている真人にはそんな風に映った。
「……ったくよ、謙吾だって今みたいなお前に謝って欲しいとは思わないと思うぜ」
湯のみは大切なもので、真人には、それを知っているのは恭介を除いては自分だけだという思いがあった。
だからか、すっかり預けられたままにされているその体を抱えて言った。
「ちょっとお灸を据えてやるからな……」
「え? な、なに」
よいしょと、子ダヌキか何かを抱えるように軽々と、いわゆるお姫様だっこに持ち替える。
そして葉留佳の腿の裏側と背中を逃げられないようにしっかと締め、昇降口の無い西階段へと進路を変えていた。
真人は従者のいでたちをしていたせいもあってか、どこか迫力があり、じっさい腕は隆々としていたし、
「ちょ……今誰かに見られちゃったよーっ! お、降ろして下さいませませ…」
放課後だからこそか、顔見知りの視線が多くてちょっとした羞恥プレーの様相。それ自体が罰ゲームといえば罰
ゲームだけれど真人はそうは思っていない。葉留佳が不安がるのも無理のないことだった。
「えっほ、えっほ、えっほ……」
「うわーー! はるちんおいしくないってばーーー!!」
そんなこんな丸焼きにされる獲物よろしくのテイで、そうして、運ばれていったそうな……。
目の前の余興に不服とはいえ取り組むことにした謙吾は、勧められた役を断る代わりに意見を述べた。それをや
るのは構わないが適役というものがあるだろうと。
「……その役にふさわしいのは三枝しかいないと思うがな」
なんせその役は……
「だろ? しかし今のお前に葉留佳扮するかの秀次公を止められるかな? 俺は斬られても後ろに並びなおして
何度も斬られに行く不屈の町人サノジ役をやる訳だが……ばっさばっさと斬られていく町人たち……つまり俺
……そして俺の奮闘むなしく連れられる娘っこ……。活劇シーン、本当に楽しみにしてるぜっ!!」
という根性に相対する悪。
そもそもからして謙吾は卑劣な役を好かない。お化けやしき自体どうかと思っていたところなので止めてもいい
くらいなものなのだが、
「……ふっ、ならば斬ってくれよう」
幼馴染には付き合ってやらないとなといった調子にはなった。
「俺のクワはよく耕せるぜ……、錆になりたいのか?」
理樹は帰ってこないし真人も葉留佳もどこかへ行ったままなので平和といえば平和。正確には、クラスメートた
ちもどこかへと散っていったので、平和というか閑散か。
そんな時でも謙吾と恭介は二人でも結構話しが続く。その時はいつ以来かの談笑といえる話をしていた。
二人の端でぶっぽうと鳴くテープレコーダーを操作していた美魚が、おどろおどろしいハウスを作るつもりなら
足りないのものがあるのではありませんかと訊ねたくなったのは、そこに割り入った形でのことだ。
「お化けやしきに何故武士役が必要なのかまったく分からないので教えて頂きたいです……」
埋まりようのない溝はあったがそれはファンタジーだった。
「美魚……、あえてこの言葉を使わせてもらおう。お前は男に関してはKYだ、自覚するといい」
「……いいです、知りません。でも恭介さんはそのままでいて下さい」
「K…Y……きけん…予知? なんだか恐ろしいよ……」
「西表島近海の珊瑚に刻まれていたイニシャルのKYであればさる新聞記者を思い出すのだけれどな。おっと?
私もイニシャルはKYか、こちらでは……」
「うーみゅ……怖いのも痛いのもイヤだ。でもばっさばっさしたい ……」
ポリフォニーな少カオスがおぎゃーしつつあり、やはり遅々として進まない。始まるけど決めがたい、決まるけ
ど始めがたい小休止。間接配光で照らされた教室は、絞られているとはいえその光量以下の明るさだった。
やっぱ二人が帰って来たらに、待つことにするかなんていうようにして、ここにいる間は待った。
それからは一時間……二時間……
理樹とクドが来ればまたこれも変わると、「理樹ー、クドー」と待ちながら、待ちながら過ごしているうちに、
何故だろう、佐々美がやって来たのであった。
ことづてを携えた佐々美は言った。二人はもう少しだけ時間を遅らせると、もう少ししたら必ず来ると。
何で佐々美が引き受けたのかは分からないが、きっと謙吾に会いたかったのだろう。それでは失礼いたしますわ
と言いながらも、その後も、二言三言と交わして残っているのだから 。
ともかくも、理樹とクドが帰ってきたのかは定かではなかったが、この時はどこかへと行っていた。
741 :
740:2007/12/09(日) 00:29:26 ID:MQnrT6OE0
大分謙吾に肩入れしてみたけどどうでしたでしょうか。また機会が会ればまた。
ごめん、展開が唐突過ぎてよくわからん
>>742 それはあるよなー、もう少し長くして湯のみのくだりを書こうか迷ったんだけど
蛇足だと思ったから切ったんだよね…。
秀次を生かせばホラーになったし田中とか出してもよかったけど違うものになりそう
だったからやめた。そんなところです。
>>743 「誰が」とかは意図的に省略してるとはいえあまり考えてないのは確か。
もうちょっとその辺どうにかしたいです。
それじゃあ寝ます。おやっす。
京極堂に出てくる久保の小説みたいだな。
うーん寝れない……
秀次や田中だって一つの性質なんだけどね……好もうが好むまいが俺は持ってるけどな
……
妙な電波を受信したので小ネタ投下してみる。
マスク・ザ・斎藤とのバトルに勝利した理樹。
そして理樹は恭介から斎藤のマスクを受け継いだ。
理樹「って、ええ? これ前見えないの!?」
恭介「心眼で捉えよ」
と、そこに割り込んでくる少女の影。
少女「ふざけたことを言わないで下さいっ!」
恭介「お前は…古式みゆき、だったか」
そう、少女の名は古式みゆき。
右目の失明により、弓道の道を断念せざるを得なかった、薄幸の美少女。
その古式が叫ぶ。
古式「心眼だなんて、そんな軽々しく言わないで下さいっ! そんなものがあれば、私だって…っ!」
恭介「いやしかしだな… そうだ、理樹、古式にマスクを貸してやらないか?」
理樹「う、うん、いいけどさ…」
古式「…どういうつもりですか?」
恭介「まあいいから、ものは試しだ。マスク付けて弓を引いてみろって」
古式「…分かりました。乗せられてみることにします」
ビュッ!
バスッ!!
古式の放った矢は、寸分のズレも無く的の中心を射抜いた。
古式「見えます棗先輩! 私にも的が見える!」
いつになく興奮した声を上げる古式。
理樹「良かったと思うけど…なんていうか、すごいシュールな光景だよね…」
斎藤のマスクをかぶり、袴姿で弓を射る古式の姿は、理樹の言うとおり凄まじくシュールだった。
古式「はりゃほれうまうー!」
理樹「ああ、しかもうまうー叫びだしてるし…」
恭介「どれも等しく斎藤さ」
謙吾「茶番だあぁぁぁーーーーーーーーーっ!! 恭介ぇぇぇーーー!!」
「理樹くん、休憩時間もうちょっとで終るし軽くキャッチボールしない?」
「うん、いいよ美鳥」
「そういえば、美鳥は西園さんと違って運動するの積極的だよね」
「まあねー、あんまり運動できなかった反動っていうのもあるんだけど」
「あぁ、そっか」
「それとは別に体動かすのが好きなんだよね、汗かくと気持ちいいよー」
「うんうん、西園さんは嫌いなんだっけかな?体動かすのは」
「んーん、動かすのは嫌いじゃないみたい、美魚はたんなるめんどくさがりなだけだよー」
「なるほどね…確かにそうかも」
「納得してしまうんですね直枝さんは」
「うわぁ!…に、西園さんいきなり背後から出てこないでよ…」
「人がいないと思って好き勝手に妄想をしないで下さい」
「妄想って…」
「でもそうでしょ、運動神経は結構いいじゃない美魚」
「え、そうなんだ?」
「意外ですか?」
「う、うーん…活発に動くところが想像できないというか」
「…わかりました、直枝さんミットを貸してください」
「え?あ、はい」
「美鳥、遠慮はいりません全力で」
「オッケー」
「全力って…大丈夫なの?」
「このまま運動オンチのイメージを持たれるのも嫌ですから、しっかり見ていてください」
「はー…はー…はー…」
「西園さん、もうそのへんで…」
「ま、はー…まだ…はー、いけます」
「これも美魚が運動しない理由の一つなんだよね、持久力ないからすぐ息が切れる」
「み、みどり…はー…わたしは…はふぅ」
「わー!」
「運動不足もほどほどに、太るよみ・お・♪」
750 :
名無しさんだよもん:2007/12/10(月) 11:45:12 ID:HxiFjlyzO BE:554277964-2BP(7177)
>>747 もちろんそれは的と書いて“てき”と読むんだよな
そして片腕が折れた謙吾とラストシューティングを
(もちろん謙吾の武器は銀玉鉄砲)
・・・茶b(ry
惨事グロ画像注意
>>747 壊れた古式ってのもなかなかいいなwww
(回∀゚)
…ひどい…
┏━━┓
┃古式┃
┗━━┛
┏━━━━━━━━━━┓
┃ あずさ弓 ┃
┃ 影ぬい ┃
┃ニア心眼でたらめ矢 ┃
┃ イド・ブレイク ┃
┃ ビーストチェイサー ┃
┃ 瞬速の矢 ┃
┃ サイドワインダー ┃
┃ ショットウェイヴ ┃
┗━━━━━━━━━━┛
>>756 GJだぞ。
(チラシの裏)
クドは帽子とマントとイヌセットがついてこそ真価を発揮するような・・・
と思ったりする今日この頃。
・・・だが画才が俺にはないorz
(チラシの裏終わり)
>>756 マクドの絵は久しぶりに見るな…GJ!
というかその画力を俺に(ry
>>756 クド公が着てるのがドロワーズだったらそのままベッドinだよね。
最近エロ分が足りない、誰かエロをくれ。一際凶暴なやつをだっ。
実に三ヶ月ぶりに来たが、真クドが未だに人気があってくちゃくちゃ安心した
真クドもいいけど理樹×姉御も!もっとウブな姉御を!
俺は恭まりだなぁ・・・・。
もう2人の絡みを見るだけで恭まりに見えて仕方がない・・・。
>>764 gmなんだぜ
ただ一つ苦言を呈するとすれば、頭に帽子の陰がついてないから変に浮いてるふうに見える
>>764 素晴らしい!!
<またチラシの裏>
…のだがお姫様抱っこの場合は
マントもしっかり抱えとかないとずってしまうのです。
つまり足の方を掴んでいる手もマントつかんでなきゃ不味いわけで・・・
特にマントの中のスカートが短いのだから
マントごとじゃなきゃ中丸見えになるんだよね、これが。
お姫様抱っこはエロゲやらなんやらで普通に使われるが
現実はウェディングドレスとかスカートが長い時専用だったりする。
・・・だから画才がない俺がいろいろいうこと自体がおこがましいわけなのだがorz
ちと首吊りスレ逝って来る。
<チラシの裏終わり>
>>766 パンモロパンチラに気付かない二人が大好きです
猛烈に恭介鈴のエロ電波を受信したんだが、危険スギルか?
とても危険な匂いがする。
けど妄想だからやっちゃってもいい……と思う。
恭鈴・・・やべぇオギオギしてきた!
やっちゃってくださいよ、ゆー
>>770 確かにそれは危険だな… だがアリだ。
けど、念のためにはじめに注意書き入れておくべきだと思う。
さすがにまだ見たことないものな、恭介×鈴は。(近親姦なんだから当たり前だが)
しかしだからこそ見てみたい。
でも苦手な人もいるだろうから
>>773のアドバイスどおり、投下前に注意書きあったほういいかもね。
冬コミはさぞかし妄想のオンパレードになるんだろうな…
今からおぎおぎだ。
…行けないけどorz
>>775 いけないもの同士、筋トレでもして酔うぜ
本当いけないのが悔しいぜ、やはりクド本が多いのだろうか
筋肉が健闘しそうw
エロ方面では姉御が一番多い気がするな
理樹「無理っ…無理だからっ! もうできないよ…っ!」
高宮「そんなことないでしょ。ほら、ここをこうしたら…(ぐりぐり)」
理樹「ひぐぅっ!」
高宮「あははっ、また立ったー!」
勝沢「まぬけー」
杉並「直枝君、好きっ! 直枝君、好きなのっ!」
理樹「も、もう、やめてよ、杉並さんっ! うあぁ…」
高宮「ちょっとぉ、むつー、たまにはあたしらにかわんなさいよー」
勝沢「でもさ、むつって本当に直枝のこと好きだったんだね。もう二桁いってない? やった回数」
高宮「そうねぇ…。ところでさ、いまコレを直枝の中入れたらどうなっちゃうと思う?」
勝沢「うわ…! あんた、よくそんなこと思いつくわねー。でもおもしろそうだからやっちゃえばぁ?」
高宮「もうやってるよ♪(ずぶぶぶぶ)」
理樹「んあぁぁぁっ! 許してぇーーっ!!」
勝沢「きゃははははは! 直枝の喘ぎ声って女の子みたーい」
杉並「ああっ、中で大きくなってるっ…! 直枝君、すごいっ! 直枝君っ、私またイっちゃ――」
来ヶ谷「はぁはぁ…まったく理樹君め…素直に私に助けを求めないからこうなるんだ…ハァハァ…」
恭介「…これはないわ」
リセット。
いやっふぉぉぉぉうう!と叫んですぐに最高!!〜狂気の岡崎朋也〜
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1680998 ┏┓ ┏┓ ┏┓ ┏┓
┏━━━┛┃┏┓ ┏━┛┗━┓ ┏┓ ┏┓ ┏┓┏━━┛┗┓┏┓┃┃
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>>769 いいねぇ。真人の表情が(違
>>770 いや、そういうのこそ妄想スレでやるべきでしょ。
というわけで楽しみにしてるよ。
>>780 姉御ふいたw
CGも判断材料に入れると、いたる絵の朋也と芳野が…
智アフのフミオ絵の朋也は文句無しに格好いいと思うが。
あと、鳩2の貴明で、カワタ絵の大人っぽいCGと甘露絵の子供っぽいCG(愛佳エンド)どっちを取るかという問題も生まれる。
それから、こんな凄いヒロインに好かれてるんだからイケメンに違いないというのもちょっとアレな気がする。
浩之ちゃんなんて、幼なじみに、財閥のお嬢様に、果てはメイドロボまで落としてるんだから。
種どころか生物と無生物の境界すら越えたイケメンw
ところで、芳野が売れたのは歌が良かったのであって、別に顔の良さを証明するものじゃないだろう…って突っ込もうとしたら、
>>68の光坂があったか。
確かにあのイケメン描写はラノベっぽかったw
単なる誤爆だよっ、ごめんなさいでしたあぁぁぁーーっ!
男の子の場合。
理樹測定。
保健委員「直枝君は前回に比べて身長2cmアップだね、おめでとう」
真人「おー、理樹、胸囲も増してんじゃねーか!俺との筋トレの成果だな!」
真人測定。
保健委員「井ノ原君は前回とほぼ変わりなし。残念」
真人「何だってぇぇぇっ!」
謙吾「はっはっは、理樹のことを気にかけすぎて自分の鍛錬がおざなりなんじゃないか?」
謙吾測定。
保健委員「宮沢君も前回との据え置きだね。残念」
謙吾「くっ…」
真人「大きくなっていく理樹と変わらない俺と謙吾…そのうち理樹は俺達は俺達より大きく
なっちまうんだろうな…」
謙吾「ああ…そして大きくなった理樹は俺達を見下ろすようになり、そのうち見もしてくれなく
なってしまうんだろうな…」
理樹「いやいやいや、二人とも落ち込みすぎだから…」
女の子の場合。
美魚「端的に言って、結果はかなり明暗が分かれたようですね」
葉留佳「ていうか何?鈴ちゃんの謎のバストの急速な成長は!?やっぱ彼氏効果!?
理樹君パワー!?愛で胸が膨らむの!?」
鈴「ふ…はるかを抜くのも時間の問題だな」
葉留佳「うぅ…姉御は相変わらずぼーん!だし、こまりんもまだ成長してるみたいだし…」
小毬「は、恥ずかしいからあんまり言わないでよ〜」
来ヶ谷「何を恥ずかしがっているのかね、女性のシンボルたるおっぱいが大きいことは
いいことじゃないか」
葉留佳「胸がなければ女の子にあらずと言わんばかりデスネ…
みおちん、何か言ってやってくださいヨ…」
美魚「私は最初から分相応であればいいと思っていますから。それより三枝さんはウエストの
増加に注目したほうがよろしいのではないかと」
葉留佳「だって秋は食欲の秋だったんだもん!栗ご飯がおいしかったんだもん!うわーん!」
鈴「泣きながら走り去っていってしまったな。ところでクドもいないがどうしたんだ?」
小毬「クーちゃんなら…測定が終わったらさっさとどこかへ行っちゃったような…」
食堂
佳奈多「クドリャフカ、飲みすぎよ。何があったのよ?」
クド「うえーい、80台にはわかるもんなのかですかー!もう一本牛乳おかわりなのです!」
>>769 規制で言うのが遅れたけどGJだ…
こんな短時間で進化していくのはすごい
>>786 GM。
その後牛乳の飲みすぎで腹壊して苦しむクドが容易に想像できておぎおぎする。
面接官「特技は虚構世界とありますが?」
学生 「はい。虚構世界です。」
面接官「虚構世界とは何のことですか?」
学生 「奇跡です。」
面接官「え、奇跡?」
学生 「はい。奇跡です。みんなの思いで別の世界を作り出します。」
面接官「・・・で、その虚構世界は当社において働くうえで何のメリットがあるとお考えですか?」
学生 「はい。バス事故が起きても守れます。」
面接官「いや、当社ではバス事故など起きません。それに別の世界なんて妄想ですよね。」
学生 「でも、過酷にも勝てますよ。」
面接官「いや、勝つとかそういう問題じゃなくてですね・・・」
学生 「永遠に繰り返す一学期の中で理樹を鍛えるですよ。」
面接官「ふざけないでください。それに理樹って誰ですか。だいたい・・・」
学生 「直枝理樹です。リトルバスターズの仲間です。リトルバスターズというのは・・・」
面接官「聞いてません。帰って下さい。」
学生 「あれあれ?怒らせていいんですか?作りますよ。虚構世界。」
面接官「いいですよ。作って下さい。虚構世界とやらを。それで満足したら帰って下さい。」
学生 「運がよかったな。今日は波紋が足りないみたいだ。」
面接官「帰れよ。」
学生 「なんで、こんな理不尽なんだよ!! ちくしょう!!」
波紋と聞いてジョジョしか思い浮かばず、「あれ? なんでここでいきなり波紋?」と散々悩んだ俺は…
>>791 確かに、「Yes,yes,yes」だった
彼は 『筋肉』と
呼ばれた生徒
He was a school boy they called "The Muscle".
私が追う 『ある人物』の
元ルームメイト
He was a roommate of the "man" I seek.
「あいつの事か
ああ。知ってるぜ。
話せば長い。
そう、筋肉筋肉。
知ってるか? 筋肉は3つに分けられる。
体を動かすための筋肉
魅せるための筋肉
俺の分身
この3つだ。
あいつは――」
以下、
>>793
つ
ttp://image.www.rakuten.co.jp/web-omocya/img10192891686.jpeg /' ! ━━┓┃┃
-‐'―ニ二二二二ニ>ヽ、 ┃ ━━━━━━━━
ァ /,,ィ=-;;,,, , ,,_ ト-、 ) ┃ ┃┃┃
' Y ー==j 〈,,二,゙ ! ) 。 ┛
ゝ. {、 - ,. ヾ "^ } } ゚ 。
) ,. ‘-,,' ≦ 三
ゞ, ∧ヾ ゝ'゚ ≦ 三 ゚。 ゚
'=-/ ヽ゚ 。≧ 三 ==-
/ |ヽ \-ァ, ≧=- 。
! \ イレ,、 >三 。゚ ・ ゚
| >≦`Vヾ ヾ ≧
〉 ,く 。゚ /。・イハ 、、 `ミ 。 ゚ 。 ・
リトバスエロゲ化フイタwww
796 :
名無しさんだよもん:2007/12/20(木) 15:37:05 ID:6w1T2hAM0
エロゲ化決定だってのに過疎杉w
あげ
797 :
名無しさんだよもん:2007/12/20(木) 17:22:48 ID:6hkNgUAp0
mjk
>>795 Hシーンはこんな感じだろか
小毬 屋上
鈴 ハッピーエンド後の教室
葉留佳 自宅の部屋
クド 家庭科部室
来ヶ谷 放送部室
美魚 砂浜
佳奈多 自宅の部屋(葉留佳と入れ替わり)
佐々美 部室
ああ、曲芸ウイルスが・・・葉だけではなく鍵にも感染してたか・・・
何で18禁にするんだろうな。
どうせ出すならファンディスク出してほしい。
ただ18禁化するなら、個別やリフレインの追加エピソードや、古式や謙吾とか、いろいろシナリオ追加希望。
つかR18はどっちでもいいからディスクレスでプレイできるようにしてほしい
ディスクレスでプレイ出来るだろ つか俺やってるぞ
decrypterで吸ったときなんかエラー出たけどとりあえずDAEMONで
マウントしてちゃんとラストまでプレイ可能だったが
806 :
1/3:2007/12/20(木) 22:51:55 ID:tIKdPtTd0
真人と謙吾に押さえ込まれる理樹
理樹「いやだよ!やめてよ!」
恭介「…その二人に何を言っても無駄だ、今は俺の操り人形でしかない」
理樹「そんな!」
恭介「しかしお前が女だったとはな…ルームメイトの真人にも裸を見せないわけだ…脱がせろ」
理樹「やめて!きゃっ!」
恭介「裸が恥ずかしいか?…お前は性同一性障害なんだ…いまからお前が女である事を実感させてやる」
理樹「な!なにを!」
恭介が理樹の下半身に手を伸ばす
理樹「や!やめ…て…、恐いよ…」
恭介「…自分でやった事すらないんじゃないか?」
理樹「何を…」
恭介「まぁいい、慣らしていくさ…ほら、濡れてきた」
理樹「え?…」
次第に理樹の息が荒くなっていく
恭介「やっぱり気持ちいいんじゃないか…さて、そろそろ次の段階にうつるか」
恭介かズボンを脱ぐ
恭介「いいか、理樹、これが男だ」
理樹「大きい…こんなのが付いているんだ…」
恭介「勃っているのを見るのも初めてか…よく観察しろ、これがお前の中に入るんだ
…その前に、しゃぶってみろ」
理樹「え?」
口を開けた瞬間勃起がねじりこまれる
理樹「んー!!んんーー!!」
恭介「歯はたてるなよ…そうだ、そうやって舌をつかって弄れ」
理樹「…ん…んん…ん…」
恭介「だいぶ慣れてきたみたいだな…そろそろ出すぞ」
理樹「ん?んんん?」(え?何を)
理樹の頭をつかみ腰を振る恭介
恭介「出る!」
…理樹の口の中に広がる半固体の物質
理樹「んーーーーー!!!!!げほごほ…何これ…」
807 :
2/3:2007/12/20(木) 22:52:49 ID:tIKdPtTd0
恭介「それが精子だ、お前は出せないだろ?」
理樹「…これが…精子…」
恭介「それじゃ、本番行くぞ」
理樹「え?そんな…」
理樹の下半身に手をかける
恭介「こんなに濡れてるじゃないか…」
理樹「やだよ…みないで…」
軽く弄る
理樹「あっ!」
恭介「敏感だな…それじゃ、入れるからしっかり見とけよ」
理樹「いや!やだよ!いやだ!!」
激しく抵抗をする理樹
恭介「二人とも、理樹を押さえろ」
理樹「離せ!この…え?あ…いや!いやーーーー!!!!」
恭介のモノが理樹の中に入っていく
恭介「壁にあたったぞ?初めてだからな…一気に入れるぞ」
理樹「や!あーーーーーーーーーーー!!!!!!」
処女膜を貫く
理樹「…あ…ぁ…」
恭介「理樹、全部入ったぞ…」
理樹「ぃ…や…」
恭介「動くぞ?」
理樹「え?…っ!や…めて…痛いよ…あ…ぁ…」
恭介「時期に慣れるさ」
動きを止めない恭介
理樹「くっ…ぅ…あ…あ…あ…」
恭介「ほら、良くなってきただろ?…そろそろ出すからな」
理樹「…!まさか中に!」
恭介「ああ」
理樹「や!いや!抜け!…くっ!離せ!!」
恭介の動きはやくなる
恭介「出すぞ!理樹」
理樹「や!らめえええええええええええ!!!!!!!……ぁ…ぁ…」
恭介「…わかったか?理樹、これが男で、お前は女だ」
理樹「あ…いや……」
恭介「と、いうのはどうだ?」
美魚「生えてる同士でないとだめです。」
恭介「根本から否定か…手厳しいな
>>808 は、反転自重…
18禁化と聞いて、女装理樹のエロ(ただし相手はヒロインの誰か)あるかなと一瞬でも思った俺は色々毒されている。
>>795 ;';:;:;:;;:;'′ ,,,,,,,,,, ,,,,, _,,,,, ,,.._ ゙;::;:::;;;::;;::;:;
. ,;'::;::;;:;; ""´ ゙゙゙゙゙゙゙゙" `` ;;:;:;::;:;;::;::;
;::;:;::;:;;' ,,-;:::::::、、 ,;:;:;:;-、、 ;;::;:;:;:;:;:;:;;
;::;:;:;;' ;;;;;-''''"" 、 ゙゙'''ヾ、;;;;、 .ヾ;;:;:;:;:;:;;
;;:;:;' ____、::ヾ / _____ ゙゙ .゙i;:;::;:;'
i'^`;::; . ___,,,ノ'"(゚:::)゙,ゞ;:::; :::::,,r'"(゚:::)゙,ゞ、____,, i::;;''⌒i
. | ;:::; _,ノ´丶 ̄二´-'';:;' :i:::::” ̄二-‐''^ー-、` .!;;/ i
| ;;;/´ ゚ , 、 `゙゙` ゙i;:; |
. | .゙i′. ノ . 、 . |;; ,!
. ,! .|. ,,i'′ .`i、 .|' ;
. i | ./.゙ヽ =、 ,ノ-,_ノ ヽ、 .! ,!
. ゙ー|. / ..:::::::::::: ̄:::::::::::::::::.. ゙:、 |し'
. | :::;',r''"ニ二二二ニヾ、::. ゙ ,! わふーーーーーーーー!!!
゙:、 ::く::::::/ ヾ、:::;);: ノ
゙:、 ::: ゙、:;' ;:/;::: /
゙:、 、゙:、 ;/; ;' /
゙:、゙:、 、゙ヽ、______,,,ノ / / ,ノ
゙:、゙:、 ヽ、,, ,,ノ / / /
゙:、 ゙:、. ゙゙゙゙゙"" / /
`ヽ、 ,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.,., //
. ゙ヾ、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノ'′
ええい、ソースを出すんだ!
つ[醤油]
本スレが18禁版発売の未確認情報でこの話題に触れられないんだがこんな統計が
>戯れに3日目の『リトルバスターズ!』のカット数を数えてみた。
>「(範囲:Z46〜イ60)
>クド: 66
>鈴: 43
>小毬: 26
>姉御: 15
>美魚: 9
>佐々美: 5
>葉留佳: 4
>真人: 4
>理樹: 4
>恭介: 3
>謙吾: 1
我らがロマンティック大統領とはるちんの妄想力が不足しています!
18禁版出るのかw
つまり公式にウブな姉御と攻めの理樹君が見られるとそういうことでいいのかな?
817 :
名無しさんだよもん:2007/12/21(金) 00:43:18 ID:mGwkxD/d0
818 :
名無しさんだよもん:2007/12/21(金) 01:20:51 ID:FBj4JIi10
次スレの季節かな。
スレタイは、
リトルバスターズ専用妄想スレ 7周目
を希望。
「リトルバスターズ」で検索に引っ掛かる方が良いと思うので。
その代わり、文字数が多くなるから【】【】は入らなくなるかも。
820 :
名無しさんだよもん:2007/12/21(金) 02:34:32 ID:GvnKE8VI0
クラナドは人生。リトバスは筋肉。
「皆さんようこそお集まりくださいました。これより、18禁対応用に緊急対策会議
『美凪の尻〜いたる最高のエロス〜』を開催します。
その時になってケダモノになる直枝さんに慌てないようにあらかじめ対策を考える会です。
司会はわたし、西園美魚。まずはアドバイザーとして神北小毬さんです」
「アドバイザーって言ってもなにをしていいのかよくわからないけど、
みんながんばっていこー」
「続いて、棗鈴さんと能美クドリャフカさんです。お二人とも多少の経験を積まれています。
そして三枝葉留佳さん、最後に素人の来ヶ谷唯湖さんですね」
「ちょっと待て、西園女史」
「なんですか、来ヶ谷さん」
「私が素人というのはなんだ。こういってはくちはばったいが、エロスという
点では皆に負けないつもりでいるのだが」
「そうですね。それではまず今回の最初の区分けを説明します。すでに原作でどの程度の
経験をしているかで判断しました。
まず、わたしと神北さんは最後まで。
鈴さんと能美さんはB程度まで。
三枝さんはキスまで。そして来ヶ谷さんはなんにもなし、です」
「ええー! ちょ、ちょっと待ってよ美魚ちん!
なにその二人の最後までって! 全年齢版なのに!」
「描写的にはないですが、わたしと神北さんはバッドエンドであきらかに
やっちゃってます。厳密にいうとわたし、としていいのか微妙ですが」
「なにっ、こまりちゃん、やっちゃってるのかっ!」
「小毬さん、やっちゃってるのですかっ!」
「え、ええ〜……と、その」
「二人きりで何日もベッドにこもっていたという内容からして、
あきらかです。わたしのほうはもっと描写が直接的でした。
きっと18禁化したら、
『おにいちゃんの体に汚いところなんてないよぅ』とか、
『理樹くん、おっぱいが気持ちいいんだね。こっちはどうかな?』
とかの内容になるでしょう」
「わ、わたしそんなこと言ってないぃ〜〜」
「そして鈴さんはお風呂に入りましたよね」
「は、はいったけど……あたしは、理樹に裸なんて見せてないぞ!」
「あの時はそうでしたね。ではそこよりも、恋人エンドの雰囲気がエロでした。
きっと、『……なでなでだけ?』の後に、
『僕はそんな鈴の言葉に誘われて、唇をあわせながら指先を
下着の中に滑らせる。夕暮れに染まる教室に、僕ら以外の気配はない。
後ろから回り込んだ指先は生えていないために何者にも邪魔されることなく、
谷間に埋めていくことができる。ゆっくりと撫で回すとちりんと鈴が僕の前で鳴った』
とかいう感じでエロがはじまると思います」
「教室でそんなことするかっ! みおはへんたいだっ!」
「わ、わふー、エロいです……あの、私はどんな感じでしょうか」
「能美さんは髪フェチの直枝さんにあのまま部室でやられます」
「直接的ですっ! もっと婉曲的にいってくださいっ!」
「以上4人は、パンチラをしたりお尻をむけて笑顔をみせたり
脱いだり髪をいじられたりとCGもエロが混じっていました。
18禁化もそれほど大変ではありません」
「で、私と姉御は?」
「三枝さんは描写はないですが、夕暮れの部屋でやっちゃうという王道が考えられますね。
『葉留佳さんの×××はかすかにマーマレードの味がした』とか」
「美魚ちん、それ本当に私っ!? 取り違えてないよねっ!」
「一番難しいのは、キスすらもない来ヶ谷さんです。しかも積極的に見えて
実は奥手の恥ずかしがりや。先が見えません」
「は、恥ずかしがりやとかいわんでくれ……」
「わー、ゆいちゃん赤くなった。かわいいよ〜」
「うん、くるがやはかわいいな」
「来ヶ谷さん、すごくかわいいのです」
「姉御、真っ赤だー」
「ううう……」
「エンディング後に結ばれるか、何も残らなくても今に刻み付けて欲しいということで
放送室で『この世界だから、中で出してくれてかまわない』とか」
「そ、そんなこと言えるわけないだろうっ!」
(そしてそんなことよりも、棗×直枝は実現するんでしょうか……)
それは美魚ルートで薄い本を読むイベントが追加されるのさ!
>>824 みおちんの勝負パンツならぬ勝負本がでてくるのか?
そいつはおぎおぎだ
>あのまま部室でやられます
ひでぇww
カプ妄想時に一枚絵の追加も欲しいな
【祝18禁化】リトバス専用妄想スレ 7周目【祝18禁化】
>>798 > 美魚 砂浜
/ / / __ ......--――‐--......、 \
/ / / //:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\ \
,' / ,' /::_ -― ´  ̄ ̄ ̄ ̄ `¨ ー--ゝ ハ
| | l /´ | | | ハ
| | | ,' / | l | | | | | | │|
| l | | / / | | l | l | | | │|
| | | L斗‐/―-/ / ムL L L_l | | │|
| l | 匕「 / /l / / | | | |`ヽ. | │|
N .r -| | | / / | ,イ / | / / / | | | │|
', | r | | | /| / | / | / |/ |/|/ | | | | | |
', | | | |ィ斗テホ「 | / |/ ,ィぅテ刀| | | | | |
',\.| | |弋ヒ::::イノ j/ ヒ:::::イソ| | | | |ノ
N | | | 、、 、、| | /| ./| /
l l l | ' /| :/|/ l/ |/
|∧ l | \ ー‐ イ |/ /
/::| ∧ | > _ ィ´ / /
/::::::::\ ∨ ト、 ` T 〉::::::::| / /
/:::::::::::::::::::\\ | \ |/ |::::::::| / ∧
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\ \__/ |::::::::| / /::::l
初めてなのに屋外ですか… 直枝さんはケダモノです…
>>795 本スレじゃ言いにくいのでここで言う
クド@テヴアのシーンがどうなるか心配で夜も眠れないんだぜ
クドがからだじゅうのあなというあなをおかされて
はらぼてになって帰ってくるとか、そんなのはありえないよな?
鍵伝統のあっても無くてもどうでもいいような空気エロだよな?
信じてるぜ…
【18禁】リトルバスターズ専用妄想スレ 7周目【18禁】
この板はもとより18禁ではあるが
【18禁】リトルバスターズ専用妄想スレ 7周目【化?】
【SS】リトルバスターズ専用妄想スレ 7周目【CG】
【ドリャ】リトルバスターズ専用妄想スレ 7周目【ドリャ】
【21】リトルバスターズ専用妄想スレ 7周目【21】
【はぁはぁ】リトルバスターズ専用妄想スレ 7周目【ハァハァ】
【いつだって鍵の】リトルバスターズ専用妄想スレ 7周目【今後が心配だよー】
ファン放置プレイのKey様が一転して
Keyらじ、鈴キャラソン、(鍵だけじゃないけどVA社の移転、月刊ヴィジュアルスタイル)…
>>830 クドスレで何度も話題になった(であろう)が、人柱を汚したりはしないだろうから大丈夫……だと思う。
そろそろ容量が480行くから、どなたか次スレよろ
俺? 立てられないんです>ω<
規制にもしょっちゅう引っ掛かるし、●買っちゃおうかしら…
>>835 煽る気はないけど、それこそ妄想設定な気がする
つまりこのスレ向きだな
や、このスレ埋まるのにあと1週間はかかると思うんだが
じゃあ、埋め草に18禁gのエロシーン予想SSでも書こうと思う
…が、残念ながらリビドーが足りないようだ
18禁かー。個人的にはどっちでもいいけど
ここが賑わうなら嬉しいかな。
完結間近の作品の作者とかこのスレ見てるのかな?
温泉の人とか、恭美魚の人とか。他にも一杯いるけど。
>>839 温泉の人のは俺も続きが読みたい。
個人的には長いのは苦手で(別に書く人を否定する気は全くないが)、
書くのも読むのも小ネタばっかだったけど、あの人のは「萌え」って感じで良かった。
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l N: : |: : | ゝ:::::ソ ヒ:_::ソ |: :ヘ| l: :「ト、: : ::',
ヘ: :ト、トゝ 二 ー‐ ‖: :.lノ: :| | |: : : :.l
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シコシコして逝く瞬間にティッシュを取ろうと
思ったのですが1枚もありません。
チンコの皮を思いっきり引っ張り皮の中に精子を
貯めトイレにダッシュしたのですが段差でつまづき
精子を廊下にブチ撒けた瞬間に理樹に見つかりました。
慌ててプロテインを溢したと言い訳したのですが
どう見ても精子です。
本当にありがとうございました
真人は筋トレによって性欲も発散させてんじゃね?
リトバススレに向かう途中から 妙な気がしてたんだ
何てこずってんだ たかが楽天の画像相手に ってな
まあ 混乱も今だけ もう終わってんだろうと思った
リトバススレ住人ってのは みんな筋肉筋肉
でもあれを見て 冗談かと思ったぜ
ギコナビの故障を疑ったくらいだ
スレの速度が14秒/レス以上 夏頃に戻ってやがる
Janeも同じ反応だ
ああ こりゃあ現実だってな
スレには たまに ああいうのが投下される
特異体ってやつだ
俺は目を凝らして 状況を確認した
スレの空気 話の流れ ― 肯定派 否定派 様子見派
いけると踏んだ
だが予想を超えてた
こっちの目に狂いはなかったんだがな
>>844 真人はベッドの下にエロ本隠してて葉留佳に見つかりそうになって慌てる場面があったはず。
だけど、男連中ってみんなリビドーゼロみたいに描かれてるよね。恭介(21)とかネタはあっても。
あれって、かなり違和感があるんだが…と言おうとして、少年漫画じゃよくあることかと自己解決した。
NTRとかやられてもぐんにょりするだけだしー。
>>846 そんなシーンあったか!? Σ(∵)
言われてみればあったような気がしなくも無いが・・・探してみるか
>>848葉留佳ルートより
【葉留佳】「うわー、ここが理樹くんの部屋なんだー」
【葉留佳】「わー、男の子の部屋だねぇ」
【真人】「違うぞ、三枝。オレたちの部屋、だ」
【葉留佳】「ねー、これ、これなーにーっ」
【真人】「どこに手を突っ込んでるんだおまえはっ!」
【葉留佳】「カーペットの下になんかあるよーっ」
【真人】「だーっ! 余計なもん見つけるなっつーのっ!」
【真人】「おまえの目的は時計だろ、時計っ!」
【葉留佳】「あ、そうだった、そうだった」
【真人】「…ほっ」
【葉留佳】「ねぇ、それ、それなーにーっ?」
【真人】「おまえはなんでいきなり布団めくってるんだよーっ!」
【真人】「理樹ーーっ! なんとかしろぉーっ!」
【理樹】「は、葉留佳さん、ほら、時計選んで、時計っ」
【理樹】「って、何やってるのっ! それ僕の枕っ!」
【葉留佳】「うわー、うわー」
【理樹】「ま、枕はいいから! って鼻押しつけて何やってんのっ!」
【葉留佳】「わー、男の子の匂いがするー」
【葉留佳】「枕、気持ちよさそうだなー。貸して?」
【理樹】「貸しませんっ!」
【葉留佳】「えー」
【理樹】「指咥えて羨ましそうにしてもダメっ!」
【葉留佳】「時計なんてどれでもいいから、理樹くんの枕が欲しい」
【真人】「なぁ、理樹。全力で追い出していいか…」
【理樹】「お、押さえて、真人押さえてっ」
こんなに長々と引用しなくても良かったんだが…下の方でおぎおぎしたので、つい
真人「おい、来ヶ谷。俺と理樹の部屋で何やってんだよ?」
来ヶ谷「おや、すまない、少しお邪魔させてもらっているよ。これはだ、盗聴器というやつだ」
真人「盗聴器っつーと、スパイ映画とかで使ってるアレか?」
来ヶ谷「そうだな。恭介氏がミッション用にとどこかから仕入れて来たらしいから、
理樹君でテストさせてもらっているのさ」
真人「なんかよくわかんねーけど、悪趣味だな」
来ヶ谷「まぁ、これくらいにするとするよ。っと、すまない。後で取りに来るから少し置かせてくれ
それじゃ、後ほど」
真人(…来ヶ谷のやることはわかんねーな…)
真人(…そういや、こないだ無線機の使い方がわからなくて謙吾にバカにされたな…)
真人(…今のうちに慣れておいて、謙吾の奴をバカにしてやるとするか…)
スイッチオン
理樹『くっ!鈴!もう我慢できなっ!…はぁ…はぁ…』
鈴『むぅ、理樹。ちょっと今のは早かったぞ…』
理樹『そ、そんなこと言われても…体力が…』
鈴『今日はあたしの気が済むまでするって言った。まだ7回だけだ』
理樹『で、でももう腰の方が…がくがくだよ…』
鈴『最低20回は頑張ってもらうからな、今夜はそれまで帰さない』
理樹『えぇっ!ちょ、ちょっとプロテイン補給タイム!たんぱく質が!』
鈴『ふっふっふ、今度はあたしが上だ…』
恭介「真人、どうしたんだ?机に向かってノートなんか出して、知恵熱が出るぞ?」
真人「恭介、どうやら理樹はもっと鍛えなきゃいけねぇみたいだ。けどどんなハードな筋トレだか
知らねーが20回も達成できないとモチベーションに関わるからちょうどいいメニューを
考えてやってんだよ。おっと、それからプロテインも二人分買ってこなきゃな…」
>>849 それてっきり恭介が持ってきて置いてったロリとか巫女とかメイド服とかの雑誌かと思ってたw
来ヶ谷「クドリャフカ君、何をそんなに飲んだくれているのかね?」
クド「来ヶ谷さん…実は身体測定の結果が芳しくなかったのです…」
来ヶ谷「ふむ…およそ想像はつくよ。私としてはむしろ成長してくれなくてよかった、と
言いたいところだが、クドリャフカ君本人としては望ましくない結果としか
言い様があるまい」
クド「来ヶ谷さんのような方はうらやましいのです。ひょっとして皆さん何か成長を促す
何かをされているのでしょうか…」
来ヶ谷「ふむ…実は、クドリャフカ君の知らないところで皆何かしらやっている可能性、か。
よし、ここに盗聴器、というものがある。これでその辺りの真実を見極めてみないかね?」
クド「と、盗聴器ですか!?それは良識に反するのです!いんもらるなのです!」
来ヶ谷「ふふふ…ならばずっとその幼い体でいてくれてもいいよ、私はその方がよいからね…
なんて冗談はさておいて、後で取りに来るからしばらく置かせてくれないかな。
何、良識派のクドリャフカ君なら悪用なんてしないだろうしね、それでは」
クド(…盗聴器なんて人の秘密を暴くなんていけないことなのです…)
クド(…なのにどうしてこんなに私の心は落ち着かないのでしょう…)
クド(…神様、心が弱い私をお許しください…)
スイッチオン
謙吾『理樹は背も伸びてたし、かなりトレーニングの効果があったようじゃないか』
理樹『う、うん…少しは大きくなれた、かな…?』
恭介『いいことじゃないか。頼もしい限りだぜ』
真人『いや…まだ理樹は強くなる必要がある。夕べ聞かせてもらったぜ。
理樹、鈴と夜に秘密の特訓をしてるみてーだな』
理樹『えええぇぇぇっ!…いや、うん、そう、なんだ、実は…』
真人『でもな、筋トレのビギナーは20回繰り返せないくらいだとモチベーションが下がって
続かねぇぞ?。そこで俺がちょうどいいメニューを考えてきてやったぜ』
理樹『う、うん…ありがとう』
恭介『…へぇ、全身まんべんなく鍛えられるように結構考えてあるぜ、これ』
謙吾『真人も筋肉のことだけは頭が回るようだな』
真人『謙吾は一言余計なんだよ。それより早速これ、やってみねーか?』
恭介『野球チームと言えば秘密の特訓はお約束だな…やってみるか』
謙吾『各メニューの前に目標を唱える、か。目標達成のお約束だな』
真人『よっしゃ始めるぜ、目指せ!胸囲アップ!腕立て伏せ!』
理樹『腹筋を鍛えて締まったウェストを目指す!トランクカール!』
謙吾『下半身を鍛えて、尻の凸凹強調!スクワット!』
恭介『いいぜいいぜ、我らリトルバスターズは美しい肉体を手に入れるんだ!』
佳奈多「ただいま…ってクドリャフカ、なんで腕立て伏せなんかしてるのよ?」
クド「はっ!つ、つい釣られてしまいました!ただ、ただ美しい肉体が欲しかっただけなのです…」
来ヶ谷(…いやいや、盗聴を聞かせるなどと我ながら悪趣味だと思いつつも、つい楽しんでしまったな)
来ヶ谷(…まだターゲットにしてなく、かつ面白そうな反応をしてくれそうな人物もいることだし、
次回に向けて仕込みを考えておかねば…)
来ヶ谷(…今回はクドリャフカ君と二木君の部屋に仕掛けてみたが、誰をターゲットにすると
効果的か聞いてみるか…)
スイッチオン
クド『わ、わふ〜っ!二木さん、私はもうだめなのです…』
佳奈多『何言ってるのよ、この程度で終わってるようじゃダメよ?』
クド『と言いますけれども、もう体中がくたくたなのです…』
佳奈多『変なところに力が入ってるから必要以上に消耗するのよ、ほら、こことか』
クド『はうっ!そ、そんなところ触らないでください!』
佳奈多『まぁ、もっとも根本的に基礎から鍛える必要がありそうね…』
クド『そ、そんなに見ないでください…』
佳奈多「でもなんだかんだで下半身の肉付きは悪くないわよね…とすると、
上半身とのバランスがやっぱり問題かしら」
クド『二木さん、そんなに私の体を変えたいのですか…』
佳奈多『何言ってるのよ、クドリャフカが部屋で1人でしてたんじゃない。
1人でするのは寂しそうだから手伝ってあげようと思っただけよ?』
クド『そ、それはそうなのですが…人前でするのはその…恥ずかしくて…』
佳奈多『ダメよ、こういうのは人に見てもらっておいたほうが効果がでるわ。
私は何事も徹底的にやる主義なの。頑張って肉体を改善していくわよ!』
クド『わ、わふ〜!』
鈴「くるがやー、数学の宿題がよくわからんから教えてくれ。…って、くるがやが顔を血の池に
沈めているぞ、大変だ!」
来ヶ谷「う、うむ…見事にオチがついたというものだ…がくっ」
GJ!
どいつもこいつもwwエwwロwww
>>847 ACE COMBAT ZERO
エロ・・!エロ過ぎる!
亀だが
>>821 姉御かわいすぎる。
>>855の
>頑張って肉体を改善していくわよ!
を
>頑張って肉体を改造していくわよ!
にするとなんかエr(ry
>>858 いや、そこはむしろこうだろう。
リトルバスターズと対立する悪の秘密組織、「風紀委員」
その首領、二木佳奈多の手によって犬怪人に改造されてしまったクド!
昨日まで仲間だったはずのクドがリトルバスターズメンバーに次々と襲い掛かる…
「そんな、クド… どうして君がこんなことを…」
どうする、理樹!
どうする、リトルバスターズ!
次週、第XX話、「わふー怪人クドリャフカ」乞うご期待!!
>>851 今までの盗聴ネタの中で一番笑った。
真人はすごいよ…
どんなメニューなのかかなり気になってるんだが
>>855 このシリーズ好きだよ。
最後のクド佳奈多に一番おぎおぎしてしまった…
>>858 俺漏れも。というか、作者ねらってるだろw
>>859 じゃあ、鈴は脳改造前に脱出した猫怪人か…
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|:.|:.|: : |: 斗七「:.|: |:.ト、: :.ト、: :ト、:`: : :',: ハ: : : : :',
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|/l:.|: : l: : |/ トrイ:ト | |イトrイ| 〉ト、::|_: :|〒): : :', 埋めてもいいのか?
l N: : |: : | ゝ:::::ソ ヒ:_::ソ |: :ヘ| l: :「ト、: : ::',
ヘ: :ト、トゝ 二 ー‐ ‖: :.lノ: :| | |: : : :.l
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| | | | ト、 | /,ゝ / ト、 ,、 ,ハ `i、__7、_::::::く 、\ | l l | | l | l | l |
| |:::\! '" // /ヽ、!:::ヽ|:::ヽ./::::', i ヽ__7‐-' : ミ
| || ,!-'ァ' /:::::レ'/`'ー''"´ `"'' ::、:::| i .| Y> . 三
! く_rン i /::;:::'´ ___ ⊂⊃、 ,ハ ! i ,!Ξ か っ も
! : /;' ハ/::;' _,,..-''" __`ヽ. Y レ'i ハ / |三 ァ て う
:  ̄レ| / ⊂⊃ i、_r'" ̄ :::ヽ-', [二`ヽ!_r'"__> ./ |Ξ | 約 (∵)
ノへヘ/i ';:::::::::::::::::::::::::::::i 7 `ヽ__>ニ二]/ !三 | 束 ス
: /ヘ,_i-‐', ';::::::::::::::::::::::::::::| 〈´二_`ヾ/__,.ンヽ. ,' 三 | し レ
〈ヽ/二ミヽ. ヽ、:;_________;ノ く ̄二ヽ..,,_>-‐ ノ、 / Ξ | た は
/_> 7 ̄`ヽ!>.、.,_ _,,..イ´ ̄`"'ー'、--‐'''" ノ/ 三 | じ 立
,くヽ,ィ´二二7ヘ_彡ヘ `"7´____,./ >二二ヽノ、二ニ='ン Ξ ッ ゃ て
ゴ )' )____,,..ン _,r-─イ/⌒ヽ/ /ヽ___,.へ. )_,./ 三 ! ! な な
ヽr'" )ン´/´rヘ ! / /」 )'ン´ ̄`ヽ`( ゴ Ξ い い
ゴ /´ ̄`ヽ、ヽヘ_ノ`ヽrン´ ̄`7 ,ァ''´  ̄`ヽ. Yヽ. 三 で
i -‐‐-、ノ`iYi::::::::ンヘ-:::::::::〈 i´〉-‐-‐ i ', ヽ. 三 す
〈 -─-〈. ノ レ'/| |`ヽ、___」!、!-─- 〉ン'ヽ、.,__> 彡
「´i ─--ン'ヽ く__,! L__;ゝ !--‐‐ ,! i // | l l | | l | l | l
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ヽ/: .:イ/: :/‐;.7_:.7:.v: . //: ./:./: j: |: .:.|:∧:.:|
/: . :イ: :/ 〈:ん 不ミ: /:/:.7:.7:.メ:/: .:/:.|: |: |
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/: /: . /:.:./. ー ' ヒzソ/: . 〃:,/ j:/
/: /: . イ: ./:.`ヽ、' ' ; ,,∠:_..∠:_/
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/: /: ./: . レ: . : . r.} > ,-.:≦:/: ./: ./: ||:| 醤油とって
/: /: ./: . : . ; <{ ヽ __ }ー≠<:/: /.|:|
/: /: ./: . :./:.: :.: ∧ }-}ォ‐ <:.: :< j:l
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/: /: ./::./\ヽ:.: :.: :.: :./ ! l! ヽk:.:',
/: /: ./: . {:.: :.:\ヽ:.: :.:/ }lqヽ .イ l!:.: ',
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