>>486 鈴ちゃん、後ろでこまりんが泡吹いて倒れてますヨっ
>>503 筋肉いぇいいぇー…。真人、リトルバスターズにいて良かったよ
それよりも後ろのみおちんが気になるっ
*
>>353で投下したネタの続きです。
作者はギャグのつもりですが、ネタがネタなので不快になる可能性有り
謙吾、葉留佳、美魚ファンの方は注意。
美魚「なんだか無難に纏まってしまって、少しあっけないですね」
理樹「そんな…これ以上どんな目に遭わされるんだろうか…」
恭介「まぁいいだろ、とりあえず追加エピソーので家族ゲームをしてみよう」
父:謙吾、母:葉留佳、娘:美魚、母の姉:佳奈多
誕生日後、平日夜の飲み屋にて。
理樹「へぇ、じゃあ大成功だったんだね」
謙吾「ああ、お前のアドバイスがなかったらあきらめたところだったが、なんとかなったよ。感謝してるぞ。ほら、ご一献」
理樹「これはこれは、ありがとう。でも謙吾、ちょっと飲みのペース早くない?」
謙吾「いや、幸せだと酒が美味くてなぁ。ついもう一杯、といきたくなってしまってな」
理樹「謙吾。幸せなのはいいけど、せっかく早めに仕事あがったんだし、 ほどほどで帰ったほうがいいよ?
今回はたまたま一発逆転がうまくいったけど、こういうことの基本は日ごろの積み重ねなんだから」
謙吾「うむ、そこは剣道と同じだな。でもいいじゃないか、今夜はフィーバーだ!」
帰宅。
酔いどれ謙吾「たっだいまぁ〜っ!」
美魚「おかえりなさい。…ずいぶん酔っ払っていますね」
酔いどれ謙吾「おぉ…娘におかえりなさいと言ってもらえるって幸せだなぁ〜」
美魚「お父さん、少し飲みすぎです。今日はお客さんもいらしてますから、
あまり弾け過ぎた行動は…」
酔いどれ謙吾「よーし!次は母さんにただいまを言わなきゃな」
美魚「あ…行ってしまいました」
台所。
酔いどれ謙吾「いやっほぅ〜!帰ったぞ!」
佳奈多「あ、お帰りなさい。ご無沙汰…んっ!?」
酔いどれ謙吾「ただいまのちゅ〜だ!ん、どうしたんだ?今日はお下げじゃないのか。ま、その姿も綺麗だぞ!」
ガシャンッ(皿が床に落ちる音)
葉留佳「な、何やってんの…?」
佳奈多「は、葉留佳…」
酔いどれ謙吾「なっ、葉留佳が二人…!?」
美魚「お父さん、佳奈多叔母さんですよ。今日遊びにいらしたんです」
酔い覚め謙吾「何だとぉぉぉぉっ!」
葉留佳「うわぁぁぁぁん!、謙吾くんの、バカぁぁぁぁっ!」
崖っぷち謙吾「葉留佳ぁぁぁぁっ!」
翌日夜の飲み屋にて。
傷だらけ謙吾「その後、一晩中謝りたおして何とか許してもらったさ…」
理樹「そんなことがあったんだ…」
傷だらけ謙吾「理樹、俺は夫に向いてないんだろうか…」
理樹「そんなことはないと思うけど…」
傷だらけ謙吾「いや、むしろ家庭というもの自体が俺には縁遠いものなんじゃないか…」
理樹「いや、そこまで思いつめなくても…」
傷だらけ謙吾「うぅっ…」
謙吾「…なぁ、理樹。だからどうして俺の配役は背中に哀愁が漂うんだ…?」
理樹「さ、最後は許してもらったみたいだからいいんじゃない、かな…?」
恭介「全て等しく家族さ」
謙吾よ…最近このシリーズのおかげで謙吾×葉留佳にはまってきたぜ!
>>508 私立の進学校って10段階評価なの?
いや、俺の母校公立の進学校(一応)で5段階評価だったのよ
まあそれ基準に考えるのもおかしな話なんだけどさ
>>516 俺は私立の進学校(一応)だったが、5段階だったぞ。
まあ、学校によりけりなんじゃね?
個人的には5でも10でもそれほど変わらん気がするが……
美魚が体育出ないのは日傘持って体育出来ないからだろ
>>514 ついに、念願の謙吾はるちんを見れた
この組み合わせやっぱりいいなっ
謙吾にはこういう父親になってほしい
葉留佳×ささみなんて書こうとしていた俺は、きっと疲れてたんだ。そうに違いない……。
そこで終わっては本当にただの疲れた人だぜ!
>>490 なんで「男キャラ」「女性陣」なんだ。
男女差別する人間のクズは消えろ
>>508 何処の頭古い人間だお前は?
10段階評価の高校なんて何処にあるんだよ、阿呆
>>524 男女差別を叫ぶ前に日本語の勉強やり直せ。
「“男キャラ一人”に対して“各女キャラ”とのカップリングが成立するか」
なんだから男性陣じゃおかしいだろ。
>>525 自分の狭い常識が世界の全てだと思わないように。
俺の母校は10段階評価でしたよ。
>>526 >>524が言いたいのは「男キャラ」ではなくて「男性キャラ」と書けということでは?
筋肉筋肉〜!
変なとこ噛みついてくる奴そろそろスルーでよくね?
やたら女キャラ叩く奴もやたら男女差別男女差別言い過ぎて逆に差別してる奴も
>>526 524 :名無しさんだよもん:2007/10/28(日) 13:31:19 ID:iiACp3SeO
>>490 なんで「男キャラ」「女性陣」なんだ。
男女差別する人間のクズは消えろ
525 :名無しさんだよもん:2007/10/28(日) 13:35:32 ID:iiACp3SeO
>>508 何処の頭古い人間だお前は?
10段階評価の高校なんて何処にあるんだよ、阿呆
変なとこに噛み付いてるあたり多分荒らしだろ。スルーしようぜ
>>529 やたら女キャラ叩く人は意図がある気がするよ
言葉は確かに悪いけどね。それだけリトバスが好きなのさ
>>531 リトバスが好きだから
空気とか考えて色々我慢しながら見てる俺がとんでもなく馬鹿みたいじゃないか
書き抜けたが
楽しいことや良い作品も多いからスレ見てるし見ていたい
連投すまん
>>532 おっと、ここは妄想スレだ、我慢なんかせずに妄想を爆発させるといい
それとも、自分ひとりの発言で空気が悪くなるのが怖い? それなら確かにそうだね・・・
他の人の妄想を見てみたい、という理由で我慢するのもまた1つの方法だからそれもいい
ちなみに私は、こうやって考えにレスを出すことぐらいしかできないわけだ
おまけに空気も中々よめない、困ったものさ
>>530 そこまで俺を悪に見せたいのか…
何も突っ込まなくて真人排斥派とか出るのが怖いんだよ、言い方が荒らし口調だとしてもな
日本語でおk
>>535 一言だけ。
……真人関係NEEEEEEEEEEE!!!!!!!!!!!!!!!!
つーか高校の評価って3年1,2学期が10段階で3学期が5段階だと思ってた
>>538 てか単純に今絶対評価だから10段階評価は無いはずなんだが
残ってるところが皆無、とも言えないでしょ
不毛でつまらん話はこれでおしまい
よし、こんな時は筋肉センセーションだ!
よっしゃあっ!筋肉、筋肉〜♪筋肉、筋肉〜♪
筋肉いぇいいぇーい! 筋肉いぇいいぇーい!
544 :
名無しさんだよもん:2007/10/28(日) 19:00:41 ID:YavLk56DO
脳みそ筋肉なのですー
練習中にしてるお茶会で何を話してるか妄想してみた
「クーちゃん、最近どんなお料理を作ってるの?」
「最近ですか。今は和食が中心ですね」
「得意料理とかはあるのですか?」
「そうですね・・・、昆布の煮物は得意です」
「ふぇ、なんか難しそう・・・」
「おいしいですよ、今度持ってきますね」
「うん、楽しみにしてるよ〜」
お茶でも一杯
「小毬さんはお菓子をよく作っているようですが、お料理はしないのですか?」
「うーん、やってないかなぁ」
「小毬さんは上手そうなイメージがありますよね」
「そんなことないよ、みおちゃんはお弁当を作ってくるよね?」
「はい、私の場合は学食の人ごみが苦手なのでそうしています」
「あれはとても一人では行けないです…」
「いつも理樹君たちは行ってるみたいだけど、すごいよね」
「あの人たちの席はいつも空いているらしいですから」
「でも最近は10人分の席が勝手に空くらしいです」
「それって・・・」
ゴンっ
「はらほろひれ〜」
バタン
「うわっ、小毬さんだいじょうぶ!?」
「痛いけどだいじょうぶ〜」
幸い、怪我はなかったので仕切りなおし
「皆さんはどういうお弁当を作ってるのでしょうか?
わたしは、サンドイッチやおにぎりが多いのですが」
「私はホットケーキとサラダかな」
「和食全般色々です」
「三枝さんは学食が多いみたいです」
「鈴さんもいつも学食ですよね」
「ゆいちゃんは何が好きなのかなぁ」
「来ヶ谷さんには謎が多すぎです」
「リキから聞いた話によると、コーヒーに付け合わせとして、キムチを出されたらしいです・・・」
「食べ合わせが全くわからないよ〜」
「同感ですね」
お茶でも一杯、ついでにどら焼きでもどうぞ
「このどら焼きおいしいねぇ〜」
「そうですかっ、うれしいです。これは私のおすすめなんですよ〜」
「程よい甘さで、お茶のお供に最適ですね」
「クーちゃんは和菓子が好きだよねぇ」
「はい、なんていうのでしょうか、味に深みがあります」
「洋菓子はどんどん新しいのが目立っていますが、和菓子は少ないですね」
「そうだねぇ、けど昔と同じ味が食べられるってのはいいと思うよ」
「能美さんは自分で作ったりもするのですか?」
「和菓子はちょっと難しいです。小毬さんは作れますか?」
「うーん、おしることかだと作れそう」
「寒い日に食べたいです〜」
「とてもあたたまるでしょうね」
お茶を一杯、おしるこ食べたい
「おしるこにはお餅を入れますよね?」
「白玉でもいいと思います。・・・それじゃぜんざいですね」
「お餅をついてみたいです、小毬さんや西園さんは、やったことありますか」
「ないねぇ」「ないです」
「そもそも私たちでは杵が持てないと思います」
「恭介さんにお願いすればだいじょーぶかな」
「杵をすごい勢いで振る井ノ原さんが目に浮かびました」
「そしてすごい勢いでお餅を返す宮沢さん・・・アリです?」
「しばらくしてから、真人君と謙吾君が杵の取り合いをして」
「それをとめる直枝さん」
「その間に、私たちが一緒に杵をもって、ずどーん」
「ずどーんですかっ」
「うん、ずどーん」
「臼が割れてしまいますかっ」
「割れないと思います」
お茶を一杯、餅つきしたことある?
「直枝さんは一人で杵を振れるのでしょうか?」
「リキは結構力ありますよ」
「そうだよねぇ、しっかりしてるよね」
「・・・ナシです」
「え?」
「そんな事はわたしが許しません」
「うぇえええん、みおちゃんが怖いぃーーー」
「よし、いったん休憩にしよう。能美、小毬。
次は守備に入ってくれ」
「はーい」
「ようしっ、わかりましたっ」
548 :
名無しさんだよもん:2007/10/28(日) 20:37:15 ID:YavLk56DO
>>547 和みますなぁ…ずずっ、ほわ〜
おしるこか、また今度食べてみるかw
*作者はギャグのつもりですが、ネタがネタな上、一際暴走が激しいので
不快になられる可能性があります。好みに応じて読み飛ばしてください。
真人「なぁ、俺ももっと出番くれよぉ」
来ヶ谷「恭介氏、私も出番が少ないのが気になるのだがね」
恭介「まったく真人に来ヶ谷まで出番が増やせってか、仕方ねぇな。
よし、折角だから家族設定もピーキーにして家族ゲームをしてみよう」
母:小毬、長女:来ヶ谷、次女:佳奈多、五女:クド、五女の彼氏:真人
(出番ないけど設定上、三女:葉留佳、三女の夫:謙吾、四女:鈴、四女の夫:理樹)
朝食。
小毬「みんな、おはよう〜」
来ヶ谷「おはようございます、母上」
佳奈多「おはようございます、母さん」
クド「お母様、おはようございます」
来ヶ谷「ふっ、やはり朝はもずくに限るな…」
佳奈多「あら、姉さん。朝は納豆も悪くないですよ?クドリャフカ、醤油とってちょうだい」
クド「はい、唯湖お姉様、佳奈多お姉様、お弁当なのです」
来ヶ谷「うむ、毎朝すまないな。では行ってくる」
佳奈多「ありがとう。留守は頼んだわよ」
クド「はい、二人ともお気をつけてください」
小毬「クーちゃんのおかげで毎日はかどるよ〜」
休日の昼下がりの談義。
来ヶ谷「さぁ、クドリャフカ君、おねーさんの膝の上へおいで」
クド「え、ですが…」
佳奈多「何を言っているのですか、姉さん。クドリャフカはもうそんな年じゃなくなって
久しいじゃないですか」
来ヶ谷「ん?佳奈多君はやきもちを焼いているのかね?ほーら、ふにふにだ!
ほほう、しばらく確かめないうちに少しは胸が大きくなっているじゃないか」
クド「わふーっ、お姉様、おふざけはっ」
来ヶ谷「はっはっはっ、ではお返しだ。ほら、おねーさんのおっぱいの感触はどうだ?
佳奈多君ではこうはいかんよ」
佳奈多「なっ、姉さんは何をっ!そりゃ確かに私は姉さんほどじゃないけれど、
クドリャフカに比べればありますよ!」
クド「お姉様、それは遠まわしに私がぺったんこだとおっしゃっているのですか…」
夜、居間にて。
クド「お母様、お姉様。ちょっとお話があります…」
小毬「クーちゃんどうしたの?あらたまって」
クド「…実は、お母様とお姉様達に会っていただきたい方がいるのです」
小毬「ふぇ?ひょっとして彼氏さん、かな?」
クド「は、はい!是非会っていただきたいと思いまして…」
来ヶ谷・佳奈多「な、何だとっ!?」「な、何ですって!?」
彼氏、来たる。
クド「え、ええと…ご紹介いたします。私がお付き合いさせていただいている、井ノ原真人さんなのです」
真人「は、初めまして。井ノ原真人と申します…」
来ヶ谷「貴様になど名乗る名はない」
佳奈多「右に同じよ。クドリャフカにつく毒虫に名乗る名はないわ」
小毬「もう、二人ともそんなにつんけんしなくてもいいじゃない〜。
私はクーちゃんのお母さんの小毬と申します。この二人はクーちゃんのお姉さんで
ゆいちゃんとかなちゃん。よろしくね」
来ヶ谷「母上。この年で、しかも人前で愛称にちゃん付けはよしていただきたい…」
小毬「えぇ〜、だって昔からこう呼んでるもん」
佳奈多「…まぁいいわ。で、用件は何?単刀直入にお願いね。貴方の相手をしている時間なんて
私達にもクドリャフカにもないの」
真人「…ク、クドリャフカを…」
来ヶ谷「何だ、はっきり言え。それでは聞こえん」
真人「クドリャフカさんをオレの嫁にください!」
佳奈多「…ふふっ、聞きました?姉さん。土下座するところまで私達の予想通りですよ…?」
来ヶ谷「ああ、こうまで予想通りだと逆に心地がいい…」
来ヶ谷・佳奈多「今すぐここから消えろ!この害虫が!」
クド「唯湖お姉様!佳奈多お姉様!何てことを!」
来ヶ谷「クドリャフカ君はだまっていたまえ」
佳奈多「月並みだけどね…こんな何処の馬の骨とも知れない男にクドリャフカはやれないわ」
真人「義姉さん!オレは骨じゃねぇっす!筋肉っす!」
佳奈多「じゃあこんな何処の馬の筋肉とも知れない男に…って何で釣られてるのよ!」
母の部屋にて。
小毬「どうして二人ともそんなに反対するかなぁ…?」
佳奈多「…母さんには敵いませんね。正直な所はクドリャフカまでこの家を出ることがショックでした…」
来ヶ谷「最初に鈴君が理樹君のお嫁にもらわれたときは祝福していたが、
かわいらしい子猫のような鈴君を文字通り猫かわいがりしてた私にとって
とてもとても寂しいことだった…」
佳奈多「私は葉留佳がもらわれていったときかな…双子だったせいで姉妹でも一番仲がよかったし。
辛かったなぁ、あのときは。宮沢君の話ばかりする葉留佳が遠くなってくようで、
顔では笑っていても、本当は泣いてた…」
小毬「二人とも妹思いのお姉さんだね」
佳奈多「そんな私達ですから。クドリャフカまでいなくなってしまったら、と思うと耐えられませんでした。
井ノ原さんが悪い人ではないということはわかっています。でも、でも耐えられなくて…」
来ヶ谷「まったく愚かな姉たちだ…」
小毬「愚かじゃないよ、妹思いのいいお姉さんだよ〜。おいで〜、二人ともよしよししてあげる」
次のご対面。
来ヶ谷「真人少年、この程度の教養がないようでは困る。そんなことではクドリャフカ君を
嫁にはやれんぞ」
佳奈多「ああ、それから普段の素行も夜遊びなんて持っての他だから。
仕事をあげたら一刻も早くクドリャフカの元へ帰るのよ。寂しがらせたら
許さないから」
真人「あ、姉御たち、少しは手心ってものを…」
来ヶ谷・佳奈多「言い訳するな」
真人「理樹、出番ってのは多けりゃいいってもんじゃねぇんだな…」
来ヶ谷「というか、私と佳奈多君の扱いは何なんだ」
佳奈多「これじゃまるでシスコンじゃない…」
理樹「恭介、それ以前にシナリオがなんか暴走してない…?」
恭介「全て等しく家族さ」
555 :
名無しさんだよもん:2007/10/28(日) 22:44:06 ID:YavLk56DO
感想が貰えるとは、嬉しいね。ありがとうっ
>>554 この暴走がたまらないです。姉御とかなたんをこうも組み合わせるとは
真面目な真人がおもしろすぎる。筋肉は、偉大だなぁ。
>>557 またあんたか!いちいちハイクオリティが過ぎる…
どうでもいいけれど、真人のときよりずっと不良っぽい…
>>557 はるちんかわ……!?
後ろのかなたんがかわいいなぁ
いつも明るい陽気なはるちんはどこに行ってしまったの!
質が高いっ。これだけリアリティに描いてもはるちんってわかるよ
>>557 リアル絵師降臨ktkr!!
ってかいろんな意味でリアル絵師がイラストになれているような気がしないでもない。
いいぞ、もっと描け!www
>>557 さすが俺たちにできないことをやってのける
そ こ に 痺 れ る 憧 れ る
>>554 前と設定がつながっていたのが良いね、小姑組も早く相手を見つけるんだ!!
>>557 前の真人がアウトローなら、はるちんは完全にぐれてるねえ…いずれにしろ
GMですヨ!
>>577 キレて本家の糞連中ぶちのめしてこうなったわけか
>>564 それじゃどっかの不良オヤジと一緒じゃん
>>554 筋肉ww
それと前回とお話が繋がっててなおGMだ
>>557 うおっ、かなりビックリしたぜ
リアル絵師さんの絵は本当に凄いな…GMさっ!
568 :
553:2007/10/29(月) 08:11:40 ID:wMLHJINy0
>>566 ああっ、こんな一発ネタに絵をつけてもらえるなんて!
くちゃくちゃうれしいと同時に、絵のうまさに驚愕…
これはGJと言いざるをえない…!
やべぇ…この真人にはおぎおぎしちまったぜ…!
GJと言わざるをえない
>>566 こっちのも良いな
なんか何処かで見たことあるな…と思ったらメイドクドを描いた人のだったのか。
おっと、もちろんGMだ!
>>566 クドは元々かわいいけど、真人までこんなになってしまうとは
もうくちゃくちゃだ、くちゃくちゃ2人ともかわいい
もうくちゃくちゃだな。
みんなくちゃくちゃだ。
>>566 真クドかぁいいよw
俺わるちん描いた馬鹿だけど、
どんな構図でも自然に見せられるデフォルメ描ける人が羨ましいorz
久々に真人×佳奈多でSS書きたいけどシチュが思い浮かばない
お前ら、何かいいネタを提供してください
576 :
名無しさんだよもん:2007/10/29(月) 19:02:07 ID:eyIYlpLr0
>>575 前々スレの佳奈多が真人に花もらった話のつづきは?
>>576 残念ながらその話の作者じゃないんだ
勝手に書くと怒られるんだぜ
そうだな…『葉留佳に化けて真人に近づいてみた佳奈多だが…しかし』みたいな展開はどうだろう?
>>575 シチュだけなら考えられるお!(`・ω・′)
・筋トレの一環で廊下を走る真人の前に立ちはだかった佳奈多。
廊下を走るぐらいなら校庭を走りなさい→外は雨じゃねえか→
→だったら今日は部屋で出来る筋トレをしなさいよ→だめだ。今日は足を鍛える日なんだ!→
→…つまり下半身を鍛えたいのね。私が手伝ってあげる→しっぽりむふふ
だめだアホなのしか思いつかねぇwwww
>>578 相手の筋肉だけで判別している可能性がある
>>580 こんな感じと申したか。
真人「おめぇ…三枝じゃねぇな…?」
佳名多「…なっ、なんでわかるのよ!直枝君だってわからなかったのにっ!」
真人「まずは肩や腕の筋肉だ。三枝の得意武器はベーゴマ、ビーだま、どっちも投げて使う武器だ。
投げる動きに関係した筋肉の動きがあいつはいいんだよ。
それからふともも、あいつは持久力がねぇが、いつも二木から逃げるために瞬発力を司る
赤い筋肉繊維が発達している。おめぇにはその特徴がねぇ。
目は口ほどに物を言う、だが筋肉は目よりもよく語るんだぜ?カラコンなんかしたって筋肉はごまかせねぇんだよ!」
理樹(普通の健康な男子が女の子を見るときはもっと違うところを見るもんじゃないだろうか…)
ちょ、真人スゲェェェェ!!
583 :
581:2007/10/29(月) 20:02:11 ID:wMLHJINy0
あ、よく考えたら瞬発力司ってるの白い筋肉繊維だったよorz
赤かろうが白かろうがたいした問題じゃない
>>581 恭介「真人、赤い方の筋肉の名前を知っているか?
チキンって言うんだぜ!」
>>581 さりげにカラコンしてることがわかってる真人くんすごいですネ
っていつもどこ見てるんだぁああこの筋肉ダルマっ
あとは、『成績不良の生徒は見逃せない、ということで個別指導をすることにした佳奈多!だがそこにはクドと美鳥が!?』
とか『体育祭の借り物競争、真人が引いた紙にはなんと親しい女子、選ばれるのは誰か?』
とか『第二回ノゥリョウ大会!ゴーストバスターズ真人のパートナーとは?』とか色々考えてみた(∵)
お前らのネタの多さに感動した
完全にとまではいかないかもしれないがいくつか拾ってみるわ
しかし
>>581に面白さで勝てそうな気がしない件
>>581 真人すげえええええええええええ
そしてまったく違和感がないのもだw
違和感?シラネ。今を走りたくなったから数分後に投稿します。Apt
591 :
1/11:2007/10/29(月) 22:40:14 ID:4cvEyhtl0
たいやき
待ち合わせの校門に足を運んだところでメールを確認すると鈴からの着信が一件。先に行っててく
れたということなので、少し気を弛めることが出来た。もともとからして今日はふたりだよりの買い
物だから……余計にそう思っていた。葉留佳さんの好きそうなものは見極め難いというのもあったし。
停留所からバスに乗り込んで、電車なら一駅くらいの距離なのかなぁと思いながら吊革に揺られた。
住宅地を駆けていく車窓を眺め、視界に小さな公園が映ったころ呼び鈴が鳴って、僕も降車だと知ら
されてその先で降りた。
――と、少し前。
デジタル時計は緑色の文字で10時を示していた。
「……ん…」
うっかりするとお昼過ぎまで寝てしまいそうになることがあって、土曜が祝日だったりすると特に
そうで、週休二日制の学校だったらぐっすりだったかも知れないなーなんてことを結構思う。
「…ぅ……寝すぎ…」
目覚ましも止まったまま。タイマーも平日のまま。 気だるくもなくいつもの朝。
ぼんやりとはしていたながらもかたわらに置いていた携帯に自然と手が伸びた。
<行っちゃいますよ?>
『朝です。支度中でしょうか? 連絡がないようなら先に向かいます。』
そのままカレンダー機能のメモへと操作をすると、
●AM10:00― 鈴、西園さんとお出かけ。と表示される。日付は今日だ。
(あ……)
<ごめん!>
『ごめん、今起きたとこ! 待たせちゃうから行っててもいいよ!』
ひとまずメールを送り返して時間を確認する。何度確認しようと10時は10時。
「やっちゃったか……」
てゆーかホント真人人気だよな
理樹主人公なのに(´・ω・`)
593 :
2/11:2007/10/29(月) 22:44:34 ID:4cvEyhtl0
洗面台の前でため息にも近い言葉を漏らす。次善を尽くすべきだと、気合を入れるべく頬をたたく。
黒のブルゾンを羽織って机の上の貯金箱を持ち上げるとずしっとした重さで迎えられ、そこから日ご
ろ集めてきた硬貨を大事に仕舞いこむ。と真人が、
「どうしたんだよ、なんか慌ててんな……。さてはジョギングか?」と訊いてきた。
なので急いでいた僕は「えと……好きだよ」とだけ返事をして部屋を後にした。
自転車が欲しくなった。またがって、街までいつだって行けるから。
通りの穏やかな賑わいがすっと染みて、秋の日和を肌で感じていると、ふたりと落ち合おうと思い
至る前にちょっとした寄り道に誘われて、前方にあったのはこの界隈でも老舗のたいやき屋さんで、
円を基調とした模様のタイルを越えて近寄った。
「あぁ……これからになっちゃうけど待ってもらえるかい?」と丁寧な応対を受けて、「待ちます、
……ここ、使わせてもらいます」とその場で待たせてもらうことにした。
軒下に設置され椅子に腰掛け、持ち帰りもそうだけどお汁粉やあんみつなんかも食べられる店内で
の業務も並行している店だから――今度小毬さんと来たら面白いな――なんて想像を膨らませて……
…うぐっ、祐一くん……今なんて言った?…
――あんまり食べると太るぞって言ったんだ。ほら、真琴に分けてやれば丁度よくなるだろ。…
…ダメです、この子だってそういうところがあるんですから。…
――あぅー! どういうところよぉー!…
真後ろの、営業中の室内の喧騒に耳を傾けていたら、たいやきはもう焼きあがっていた。
……同窓生の散策といったところ? たいやき屋を離れて、待つ性分じゃない鈴のことだしと、ど
ごか親しみのある彼らへの追憶を切り上げて歩いていると、幹線道路沿いの商店街の中心近くの飾り
窓の中、いや、古書も扱う2階が住まいとなっている由緒ありそうな本屋さんへとついた。
待ち時間を上手く使っているのが西園さんらしくて、手には文庫判の読み物が収まっていた。
「おはよ、待った?」手土産があるせいかあまり気遣わずに声を掛けた。
「……あ、直枝さん。やっぱりここだって分かりました?」
594 :
3/11:2007/10/29(月) 22:48:56 ID:4cvEyhtl0
「なんとなく、たいやき買ってきたから食べようよ……っとー鈴は?」
近くにはいないみたいだったから訊いた。すると西園さんは表情を変えて、
「鈴さんは……怒ってます」とややうつむきざまに僕を窘めた。
「うーん、怒らせちゃったか」
「はい、ちゃってます」
たいやきはまだ温かかったから早めに食べたいなーと思ったので、
「じゃたいやき。ひとっ走り探してくるよ」
渡すだけ渡して出ていこうとしていた。そしたら、
「え、……一人で食べてもおいしくありません」
西園さんは手渡されたたいやきをちょこんと手で添えて、不安げに顔を曇らせていた。緩やかだけ
れどずいぶん僕を真っ直ぐと見るから、あれ、と振り返った。
(う……、なんか僕は……慌ててるのか?)
鈴が怒るとそうそう許してはもらえないからか、内心はバタバタしていたみたいだった。鼓動に表
れない高鳴りというか、ひっそりと心臓をわしづかみされているというか……一種の習性? ショウ
ヘイ?
「……直枝さん?」
蛍光灯の明かりの下、切り出した言葉とぼけっとしてしまった僕を心配する気持ちとが入り混じり
となったものへと、西園さんの面差しは変化していた。覗き込む視線の奥には戸惑いのようなものが
感じられて、それを見た僕が居た堪れない気持ちになったのはきっと…
「ショウヘイのせいなんだ」
「はい?」
「ごめん。ちょっとハイ&ドライ」
「直枝さん??」
端的にいうと動揺です。逸らしぐせつかないようにしないとな……とか軽く悩んだ。
「はやいとこ探して……もうお昼になっちゃいそうだけどさ、三人で食べよ。おごれるほどお金持っ
てたりはしないけどさっ」なんてはなはだしく切り替えたら、それが面白かったんだろうか?
「私がおごるのは嫌ですよ」
冷笑を浮かべてくれて、オラワクワクした!
595 :
4/11:2007/10/29(月) 22:56:01 ID:4cvEyhtl0
「うん……。でも僕は小銭のアイデンティティーを信じてるから……」
そのまましばらくは不可逆なマインドで話しをしていた。
※ ※ ※
駅前の道と今僕が辿ってきた道が交差する鎖で繋がれた縁石に囲われた広場を中心とした区域を歩
いていると、人の波に接していた。この辺りには地価が高かろうが僕や恭介たちがいくらコーヒーを
おかわりをしても気前良くごちそうしてくれる喫茶店があって、恭介はどういう縁か分からないけど
店員さんとは面識がある……というよりだいぶ懇意にしていて、お店のシャツを着て提供する側にな
っている姿を見かけることもたまにあった。《来ヶ谷さんとふたりで訪れた、小毬さんと特大のパフ
ェを食べた……という明確な、その割りに立ち入れない記憶もあった。》
まぁ、なんかいろいろとお世話になっているその喫茶店の何軒か隣には、酒屋から業務転換したコ
ンビニのような唯一モンペチを扱っているお店があったから、鈴はきっとそこにいるだろうと目途を
つけていた。
「見てくるんでちょっといて」
と、店頭から一望できる大きな窓を見ると、案の定鈴がいた。鈴は店員さんと何か言葉を交わして
いたのだけど、それはともすれば店員さんが一方的に怒鳴っているようにも見えたからどきっとして
すぐ踏み入った。
「お邪魔しまーっす」
わざわざ訪問を告げるようにと普段なら出さない溌剌とした声を上げると、
「あら、いらっしゃい」と当の店員さんに迎えられた。……二の句を継ごうとしたところで、
「理樹っ、おまえはいいときに来るやつだ!」気付いた鈴がエキサイトしながら詰め寄ってきた。
何でだか……。陳列されたお酒や青果、香辛料の並びの前で、それと同じように僕も並んでしまっ
たような気がした。
ねじれた印象が風化する前に控えめに訊いた。
「……あの、鈴がこちらで何かしたんでしょうか」
レジを挟んで対峙している店員さんは気に掛けているふうに、
「何か? ううん、してないけどね。……うちでこれね、扱わなくなるかもって教えてあげてたのよ」
sien
597 :
5/11:2007/10/29(月) 23:04:43 ID:4cvEyhtl0
arigatou
------------------------------------------------------------------------------------
そういって、台の左脇に積んである『あなたのニャンズのお気に入り、食いつきが違います!』と
書かれたカードを下げた猫缶を手に取ると、僕に渡した。
「鈴? これ……」
「モンペチだ」
「あ、これモンペチなんだ。でもいつものと違うようだけど……?」
「なにぃ…。いつものはあらほぐし手作りふうの子ねこ用とあらほぐし手作りふうの成猫用のだ、そ
れは老猫用のあらほぐし手作りふうだぞ」
「それ……あらほぐし手作り風って言いたいだけなんじゃ……」
「なにぃ…っ! あたしは角切り煮込みだってテリーヌ仕立てだって口にしたいんだ……!」
なんだか脇道に逸れているようなのでもう一度店員さんに訊いていた。
「済みません……、どういうことなんでしょうか?」申し訳なさそうに訊くと店員さんは、
「この猫缶ね、ちょっと特別なのよ」と話し始めた。
「どこかの裁判でね、まだ年も幼い男の子が両手の指を全て斬りおとされて、その手を壁に、釘で打
ちつけられて、はりつけにされたんですって」
「……ちょ、何の話です?」
店員さんは神妙さを漂わせ、声を抑えていった。
「その子が死んだのは……それから四時間もあとのことだっていうんだけどね、その男の子の前でみ
ゃーみゃーと鳴く黒猫が食べていたものが……モンペチなのよ」
ブラックジョークにしても微妙な由来を聞かされて、そういうものがあまり好きじゃない僕は少し
気落ちした。
「やめましょうよ……、そういう話は」
それ以上何もいわずにいると、浮かび上がった沈黙の中で声が聞こえた。
「…ぅ……その子が…かわいそぅだ……」
鈴は肩をふるわせて、モンペチで騒いでいたついさっきなんてなかったように沈んでいた。それに
僕こそ、老猫用のモンペチと溶け合わない黒猫の挿話が不気味過ぎて、言いたいことがまとまらなく
なってしまっていた。
どことなく暗くなってしまった僕らをなんでもないような様子で見守っていた店員さんが、次第に
何かをいいたそうにまごつきだす様子が表れると、
598 :
6/11:2007/10/29(月) 23:11:10 ID:4cvEyhtl0
「……あたしは先に外に出てる」
鈴はそれだけを呟いて、悲しみを隠そうともせずに出ていってしまった。
「ちょっとっ、って……いっちゃったわね……」
取り乱したのは店員さんばかりではなかったけど、気分がよくなかったのか、緊張を破るようにそ
れをいった。
「猫子さんのお兄さんはこんなのを面白いって言ってたんだけどねぇ……」
だから……、と続いていたが、それほど耳には入っていかなかった。僕はお詫び代わりのようなモ
ンペチを一缶渡されて、いいや、鈴への贈り物にしよう、と仕方なく持っていくだけだった。
澄んだ空気の中、広場の石段に腰掛け、朝のたいやきは食べずに近くの格式ばらない店で買ったハ
ム入りのパニーニを食べていた。すぐに冷めてしまいそうだったけど鈴の分も買った。
「鈴さん……見つかりませんね」
表で待っていてくれる姿を想像してたけど、僕らはふたりきりになっていた。街路樹を見上げると
胸を凛と張ったツグミが一羽いて、頭上を飛び越えてどこか遠くの、ずっと遠くへと飛び去っていく
影が見えた。
陽は葉の隙を射してきらきらとしていた、にも関わらず重ね着しないとならないくらいに冷えてい
たので、あまり着込んでいない僕は手の中の食べ物で暖を取ってこれからを考慮していた。
「お昼過ぎになるけど、どうしよっか」――葉留佳さんへの贈り物はまだ買ってなかった。
時計を見ながらぼんやりと答えると、三人で選びたいという気持ちも露わに鈴を探してからにしよ
うと西園さんはいった。同じ思いだったけど、「ふたりで選んだって同じだよ、……気持ちなんてさ、
贈るときに鈴と一緒に渡せば済むから」と考えずにいった。そうやって説得して、お店を巡って、一
枚のCDと綺麗な石が付いたアクセサリを購入した。
「CD思いっきし僕の趣味だけど……」遠慮がちに僕がいった後、
「いいですよ、変だと思ったらきっと直枝さんに戻ってくるんですから」
と一見するとけわしい感じで返してくれて、
「うわっ、それヒドイなぁっ! まぁ……話しのネタになってもらえれば僕としても嬉しいけどさ」
ささやかに苦笑した。
599 :
7/11:2007/10/29(月) 23:18:03 ID:4cvEyhtl0
ケーキは小毬さん、来ヶ谷さん、それとクドがばっちし作ってくれる、恭介はもう場所押さえてる
っていってたなぁとか、できる限り色んなことを考えて歩いた。謙吾には剣道頑張ってもらいたいか
らなるべく無理はさせないで……代わりに真人と僕が最高に祝ってやって、でもって謙吾を巻き込ん
じゃえばこれ以上面白いことはないな、って。――そうやって、僕にとっても特別な日になる気にさ
せていた。
「でもいいでしょ? 石はずっと残るよね」
葉留佳さんがよろこんでくれる明日があって、無分別も、片隅に追いやった矛盾も嫌にならなくて、
この瞬間の証がほんのちょっとの輝く想いであればと――
「鈴さんと一緒にですよ」
贈り物を抱えた西園さんからはバスターズに参加する前の佇まいは感じなかったのだけれど、彼女
を見た僕の内にはその時に感じた愁いを甦らせていた。擦れ違うように。そして鈴を放って選んだこ
との後悔を少しだけ始めていったから、それが顔に出ちゃったらイヤだなと思った。僕は曖昧だから、
そば近くにいるこの娘が鈴のことで僕より深刻になって、意図したくない嫉妬なんかが生まれること
だってあるから。
時を反芻していると、人の行き交いが時間を知らせてくれた。
「……広場のほうに戻ってみよっか? それほど大きくはないけどさ、人通りを避けようと思ったら
案外あそこに行くかも知れないよ?」正直にいってカンで進むばかりだけど、会える気がした。
「かも知れませんね、鈴さん携帯電話も確認してくれていないみたいですし……ひとまず行ってみる
のが早いでしょうね」
なだらかな斜面が意外と多いこの街角での行方の分からない鈴探し……《まるで隠れんぼだ》。坂
の向こうの雲が茫漠とした青空に流されていくさなか、排気ガスを浴びて育った樹々の一隅に立ち入
って先ほどの広場に顔を向けると、煙草の吸いかたが独特な(人差し指と親指で挟んで爪を口元に向
けた格好)、見てくれは三十代前半の、いい年のくせに社会人といった雰囲気を大して感じさせない
気難しそうな男がいた。
薄い眉を持った、骨太そうなわりに痩せぎすな……悪くいえば陰険、良くいっても隔てがましい顔。
僕らが座っていた石段にいたからだろうか、なんとなく向き合ってしまっていた。
「――何だテメェ」と吹っかけられた。
支援、今までにない作風だ…
601 :
8/11:2007/10/29(月) 23:25:52 ID:4cvEyhtl0
それに対してなぜか、
「いや……、いい……天気ですね」
用事なんてない……なら無視をしていれば良かったんだけど、躊躇いがちながらもまさに話そうと
いう姿勢を取ってしまっていた。《でも、彼が誰かは知っていたし。別に。》
僕が何をしだすのかと気が気でない西園さんを背中にして、
「殺すぞ」
といわれた。
まったく、僕はどうかしてる……。
――ポロポロ皮が剥げ落ちる、いつの頃か生えてきたという……
「………」
高く伸びた楠の木のことを、「もしも家が火事になるようなことがあればこの木が多少は抑えてく
れる」といっていたと、後見人の人から聞かされたことがある。
支えとなるブロック塀を呑んでまで力強く根付いた、いつ崩れ落ちてもおかしくない危い木が切ら
れずにいたのは、齢二十五年ともなれば区の指定が付くなんていう話があったからだとも聞いた。
「何突っ立ってやがる、気味のワリィガキだ」――自分は奔放に伸ばして、勝手にだなんて最低だ。
そのヤクザな声で、
「死ぬときは血を見たいですね」
血の混じった墨を被ったように翳る。
こんな様は、
体温調整が出来ない変温動
物のそれと同
じだった。《輪郭の裏側には後戻りのできない海ばかりの世界が潜
んでいた。》
誰がどう見てるかなんて今、
《…雪の音に耳を澄
ませたくなった僕は、色んなことを一度忘れた。》気にしてないんだから。
……殺れよ……
頬がこけ、一際大きくけむりを吸った男は「……ふー」と燻らせた。
602 :
9/11:2007/10/29(月) 23:35:29 ID:4cvEyhtl0
感謝。
-------------------------------------------------------------------------------------
「女の前でそういうこと言ってんじゃねぇよ……ダセェな」
おかしな世界では事象と現実とが混ざり合うことが普通だったから、男と、僕と、
西園さんがいるのだということが半ば判らなくなった。
《そんなことはいくらでもあることなのに》
押し切って続けようとすると逆に、不気味な静けさで語りかけられた。
……お前のような不安は誰だって、それが終わっちまわなければ、覚えていようとするほど……
ぼそりと、そんな言葉が聞こえた気がした。
でもそれを認める前に、
「狙うなら身なりのいい婆さんを狙えよ、年金で細々と生きてるようなやつとは違う強欲なやつをな」
「………」
信じられない勘違いを聞かされた……。なんか相談もちかけてると思われてんだ……っ!?
「ごめん、なんかわけ分かんない……行こっ」
男をまるっきり無視して、訊きたかったことがあったような気もしたけど忘れることにした。
(またいくらでも会えそうだしな)
西園さんを連れて、彼のいる場所から離れた。
ぐぎゅぅ〜
「? 直枝さん、なにかおっしゃいましたか?」
「ぐぎゅぅ〜」
お腹の音をごまかしてぐぅ〜とうなるヘンな子を装わざるを得なかった……!
ていうか、広庭に敷き詰められた玉砂利がダンゴのような形なので思わず。というか、西園さんに
下らないごまかしは効かなかったので、「どこかで落ち着いてたいやきでも食べよう」といって、ば
ち当たらないよなーなんて思いながらお堂の近くに腰掛けていた。
高台にあるお寺に回ると折り返しになるから、そこにもいないようなら一度帰ることにしましょう
と提案したのは西園さんだった。それにはすっかり「あっそっか、この街はもともと門前町だったっ
け」と納得させられたので、ついでにここで休憩を取っていた。
支援がてら
>>592 本編の主人公だけに、じゃないか。
理樹×ヒロインは一通り本編でやっちゃってるから。
604 :
10/11:2007/10/29(月) 23:51:34 ID:4cvEyhtl0
ここに住むひとの誰もがお参りに行ったことがあると聞く、空に近い、特別な寺院――
鈴のことでも、明日のことでも、何だっていいし、話しながら食べようと思っていたんだけど……
西園さんは小さく齧ったままじっとしてしまっていたので、たいやきふやけちゃったしなぁ……と、
あまり関係のないことを気にしだした。
テンションを高めてみようが味が変わるなんてことはあり得なかったんだけど――たいやきの鎮魂
歌やぁー!――(からまわったっていいや、でも、)独りよがりは繰り返せなくなっていった。
「……おかしいです、直枝さん」餡を掬う仕草のこと?
――笑わないんだ。「ヘン?」
「そうじゃありません…」
どうでもいいことを彼女の言葉でひとつずつ確かめて、つい脆さにも繋げてしまいそうにもなるけ
ど、疑いのないものにだけ迫りたくなった。
「…照る海を見よ……です」――孤独だって抱えて生きたい。僕はそんな馬鹿だ。
「いいよ……そんな歌……。聞きたくない……」《居てくれないと嫌だ、けど、駄目にもする。》
「理樹君、哀しい顔してるんだよ?」『かなしい……?』「…分からないの?」『……わっ』
急に僕は、ふっと抱きしめられていた。
確かさなんてなかったから、抱きしめられたという感覚は……湧かなかった。
「……歌の続きだって理樹君……知らないよね」
《みお》を抱きしめているんだ。僕を抱きしめて。正体の無い気持ちを“そうやって”結びつけた。
カラダを、消えてしまってもいいくらいに抱かせるままにして置けるなら、報いはあったのに、
「えっと……」思うよりも僕は、人だった。
困ったふうにしていると、唇がそっと、………どれほどかわずか、 の。輻輳した静寂。の中で、命
の光のようなぬくもり、《新しく彼女と戀を》恋? 懐かしい感触を与えてくれた。
「……っ」
掴んでいたはずのたいやきが小指から転げ落ちて、僕は唇を離した。
「ご、ごめん……」
いってすぐ、どうして謝ったんだろうと思った。
「わざとじゃ……あれ、いや、西園さんからだよね……、っていうかそんなのはいいや、いきなりご
めん……! そんなつもりじゃ……あはは、夕焼けきれいだねー!」
605 :
11/11:2007/10/29(月) 23:54:05 ID:4cvEyhtl0
なのに止まらなくて、ふらふらさせていた。西園さんは西園さんで僕に見かねたというでもなくむ
しろ、
「……だいたい直枝さんは鈍感です」勘違いしてしまいそうなことをいう。
そこで僕はいい繕ってしまえと、鈴にどうしても会いたくなったから、
「そろそろかえろっか…っ!」
ろれつが回らない調子でいった。
ドグラ・マグラのようなMOON.の「声の主」戦のような感じがする
お〜い、誰かh(ry
うーむ、元ネタがなんだかわからんが、
何か不思議な気持ちにさせられる文章だ。
で文体で忘れられそうになるけど、これが始めての 理樹×美魚 か?
ま、ともかくGJでございます!
>>607 元ネタは……照れるから画しとくよ。読了お疲れ様。605
あ、元ネタっていうかいくつかの引用だけど。変わんないか。
独特の文章でいまいちのりきれなかったです。
詩的というか不思議な感じですね。
肝心なこと言ってなかったけどモンペチの話しも続きがあるから。書いてないから
恭介に影の部分だけ付けちゃったんでその意味では超失敗。
作風かと思ったら作者のコメントもどこか壊れてる感じで超怖いんですが。
薬でよっぱらったウダルみたいな文だなw
流れぶった切ってちょっと質問。
恭介×美魚っぽいものが脳内に浮かんだんだが需要ある?
どんとこい
>>614 あれだよ、ごーですよ
書いてっちゃいなよ、ゆー
おーけー、やってみるよ。
とりあえず事前注意は恭介×美魚『気味』程度ってことと卒業後ということかな。
「今日の飯どうすっかな・・・」
仕事を終えてアパートに帰る途中、寄ったコンビニ。
そこで恭介は惣菜を見ながら一人ごちる。
一人暮らしをするとどうも独り言が多くなるな、とそんなことを考えながら、適当に手にとって、レジへ。
と、レジ前に積まれていた雑誌に目が行った。
『新連載・超学園革命スクレボ』
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
固まった。しばらくして、一言。
「まじかよ」
当然雑誌は購入。家に帰って読むのを楽しみにしながらも、
(しっかし、スクレボも内容だいぶうろ覚えになっちまったからな・・・)
しかも、全巻そろえて貸し出し中だ。
久しぶりに読み直すには連絡を取って返してもらわなければならない。
携帯を手にとって、メール履歴表示。同じ人宛には一番手っ取り早い。
選んだあて先は、「西園美魚」
スクレボを貸した先である。
『すまんが緊急でスクレボを読み直したくなったから、近いうちに取りに行きたいんだが』
そんな内容のメールを打ち込み、さくっと送信。
明日の昼くらいには返信が来るだろうと、あとは気長に待つことにした。
「・・・遅い」
翌日。仕事の合間を縫って携帯のメールを何度かチェックしたが、全く音沙汰がない。
いや、メール自体は来ているのだが。
『バカ兄貴、意味のわからんメールよこすな(∵)』
『はるちん今度ゴールデンのバラエティーの司会やるんでみんな見てねー(^―^)』
『写真送りました、ぜひ見てくださいですっ』
などなど。
それぞれに返信を送りながら、それでも美魚からの返信がないことに首をひねる。
こういうことはきっちりしている美魚だから、遅れても一日以内なのだが。
と、着信が入った。表示は、理樹。
「もしもし、よう、どうした?」
『あ、恭介、今大丈夫?』
「大丈夫だ。どうかしたのか?」
『うん。恭介、西園さんのアパートの近くに今住んでるよね?』
「ああ」
『小毬さんが、西園さんと二日前から連絡が取れない、って泣きそうになってるんだ。何か知らない?』
ちなみに、理樹、鈴、小毬は今現在、同じ大学に通っている。
「そっちもか。実は俺も昨日送ったメールが帰ってきてない」
『そうなの?』
「こうなると心配になってきたな・・・。帰りに様子を見に行ってみるか」
『うん、何かあったら教えて。僕もすぐ行くから。・・・あ、ほら、大丈夫だって、恭介が様子見に行ってくれるらしいから・・・。』
『でもでも、ひょっとしたら美魚ちゃんに何か・・・』
『ちょっと携帯壊れてるとかそんなだよ、きっと・・・。あ、ごめん、恭介、電話の途中に」
「いや、いいさ。しっかり小毬なだめておいてやれ」
『ごめんね、それじゃ』
通話が切れる。それを確認してから携帯をポケットへ。
「しかし、本気で心配になってきたな・・・」
頭をかきながら、とりあえず早退の言い訳を考えることにした。
何度か訪れた美魚のアパートの階段を登る。
リトルバスターズの仲間たちの中で、お互いに交通費も無く会える距離にいるせいで、今でも他の仲間と比べるとよく会っているわけだ。
とはいえ、ちょっとしたお勧めの本を紹介したり、彼女の書いた小説を試しに読まされたり、といった感じだが。
今現在の美魚は寮生活のころに試しに投稿した作品が編集の目に留まり、ミステリ小説を書かせてもらっているはずだ。
ちなみに、兼業で学生。被服の勉強をしていたはずだ。何を作るつもりなのかは知らないが。
とりあえず彼女の部屋のインターフォンを鳴らしてみる。
「西園ー?」
全く反応がない。部屋の明かりもないし。
「・・・西園?」
留守なのか、と思いつつ、失礼と走りつつもドアノブをまわしてみた。
開く。
「・・・・・・おいおい」
何か洒落にならないものを感じつつ、恭介は部屋の中を覗いてみた。
「・・・西園? 俺だ、恭介だが・・・。いないのか?」
声をかけてみる。やはり反応がない。
意を決して、踏み込んだ。
(・・・まさか、倒れてたりしないよな・・・? 事件に巻き込まれて、とか・・・)
彼女に何度か読まされたミステリ小説を思い出しながら、奥の部屋を覗く。
美魚が、倒れていた。
「・・・っ!?」
慌てて駆け寄る。
「西園! おい、西園!?」
肩をゆする。耳元で叫ぶように呼ぶ。
「西園!! しっかりしろ! おい!!」
と、彼女の瞼がわずかに震えた。ややあって、目が開く。
「・・・あ、恭介さん・・・?」
「ああ、恭介さんだ。気がついたか?」
ほっと一息ついて、改めて彼女に問いかける。
「一体どうしたんだ、何かあったのか?」
「・・・が・・・かん・・・」
ぼそぼそと言われて、聞き取れない。仕方なく、耳を口元に近づける。
「・・・締め切りが・・・近くて・・・」
「は?」
よく判らない単語に、恭介はきょとんとしてしまう。
「・・・ネタが出なくて・・・、悩み続けて・・・、三日間・・・、何も・・・」
そこまで言われて、恭介は漫画や小説の後書きでよく見る、作家の泣き言めいたギャグトークを思い出した。
締め切りに追われて逃げ出す、つかまる、殴られる、えとせとらえとせとら。
まぁ、ようするに。
「・・・食べてないのか」
こくん、と、力なくうなずく美魚を見て、恭介は果てしなく深いため息をついてしまった。
「・・・心底焦ったぜ」
「すいません、お見苦しいところをお見せしました・・・」
サンドイッチ3セットと紅茶。小食の彼女にしてはかなり多い量を収めるのを見届けて、恭介はまたため息をついた。
「んで、原稿は上がったのか?」
「恭介さん、デリカシーに欠けます」
「デリカシー関係ないだろ」
まだらしい。
だが、美魚は晴れ晴れとした顔で、
「ですが死線を彷徨ったおかげか、アイディアは浮かびました」
「・・・洒落になってないからな、それ」
「後は書くだけです」
「ならいいが・・・」
言いながら、彼女が白紙の原稿に向かい合っていたはずの机に目をやる。
・・・なぜか、びっしりと文字が書き込まれた原稿があった。
「って、何だ? 書いてるじゃないか」
「何がですか? ・・・・・・!?」
美魚の表情が激しく引きつった。回収しようと腰を浮かせる。
が、食料を補給したとはいえ、一度倒れた体がすばやく動くはずもなく。
そのびっしりと文字を書き込まれた原稿は恭介の手の内に。
「何々・・・?」
援護射撃
――京介、好きだよ。
――俺もだ。里樹。
そんな原稿冒頭の会話文。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ゆっくりと、恭介は美魚を振り向いた。
同じくゆっくりと、美魚は視線を逸らした。
「西園?」
「なんでしょう?」
「あのな、これどう見ても俺と理樹モデルだろ?」
「気のせいです」
「ほう」
「ええ、気のせいです。決して寮生時代の願望を形にしてみたとかそんなことはありません」
「肖像権、って知ってるか?」
「ですから気のせいです。ネタが出ない現実逃避で書いただけの妄文ですからそんなことはありません。デジャヴです」
再び沈黙。
やがて、恭介は原稿にもう一度視線を落とし、一言。
「焼く」
「だめですっ」
なにやら神がかり的にすばやく動いた美魚に、原稿を回収された。
物凄く大事そうに抱えられてしまい、恭介はまたため息ひとつ。汗一筋。
「一応、断っておくが。俺はノーマルだからな」
「女の子と部屋で何度も二人っきりになったのに、一度も手を出したことが無い人が言っても説得力というものがありません」
「手、出してほしいのか?」
「悲鳴上げますよ?」
「どっちだ」
何かよく判らない流れになってきたので、とりあえず咳払い。
「しかし、それじゃこれからまた徹夜で原稿か?」
「そうなりますね」
「・・・ただでさえ三日も食ってない状態だってのに」
ため息。
「何か作ってやる」
「・・・恭介さんが、ですか?」
「これでも一人暮らしだ。旨くは無いかもしれんが多少は作れる」
「・・・意外です」
「おまえが空腹でぶっ倒れてることに比べりゃ相当マシだ」
学生時代にだって一度だって考えたことなどない。
真人なら三日三晩我を忘れて筋トレに励んで倒れたことがあったが。
「そうそう、小毬と理樹が心配してたぞ。メールみたか?」
「・・・いえ」
「見ろよ・・・。ってか、携帯どこやった?」
「編集の電話が怖いので今冷蔵庫の中に封印を」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・締め切り、むしろもう破ってるのか?」
「破ってはいないのですが、進行状況を聞かれるのが怖いです」
「おいおい・・・」
頭を抱えてしまう。と、そこでふと気づいた。
「・・・食う暇も無いくらい悩んでたってことは、当然風呂も入ってないってことか」
言った瞬間、クッションをぶつけられた。
「最高にデリカシーに欠けますっ」
赤面して言ってくる。
「いや、すまん・・・。とりあえず風呂入って来い。その間に何か作っとくから」
が、美魚は全く動かない。
「・・・どうした?」
「脱衣所に仕切り、ありませんが?」
つまり、着替えが丸見え。
咳払いでごまかす。
「・・・悪かった。外で時間潰してくる。30分でいいか?」
「それくらいで良いです」
『じゃあ、何もなかったんだ』
「何もなかった、とは違うだろうが・・・、まぁ、大したことはなかったな」
24時間営業のスーパーで買い物をしつつ、理樹に連絡。
『でも意外だね。西園さんがそんな風になっちゃうなんて』
「まったくだ。心配で放っておけなくなった」
『あはは・・・』
笑う理樹。その向こうで小毬と鈴らしい声が聞こえてくる。
『みおちゃん大丈夫だったんだ〜。ほんとによかったよ〜』
『まったく、みおは今度あったら説教だ』
どうやら、また理樹の部屋に遊びに来ているらしい。
鈴と小毬は二人一緒に暮らしているが、食事は大勢のほうがいいとかで理樹もよく巻き込まれているとか。
「相変わらずそっちは賑やかだな」
『ははは・・・』
「そろそろどっちかに絞ったらどうだ?」
『余計なお世話だよ・・・』
「ははっ」
笑いながら、キャベツをカゴに放り込む。
「まぁ、西園のことは任せておけ。さすがに音信不通はもう無いようにさせるから」
『うん、お願い』
『理樹、いつまでも電話してるな! 小毬ちゃんの料理冷めるだろっ』
『ちょ、ちょっと待って・・・。なんかご飯みたい』
『ごめんなさい、恭介さん〜。ありがとうございます』
「ああ、気にするな。小毬もな。あと、鈴にもう少し兄を敬うように言ってくれ」
『敬うか、あほっ』
「・・・聞こえてたのか」
苦笑いしながら、タマネギを。
ちなみに、メニューは男の料理の定番、野菜炒め。軽く味噌を加えるのが恭介流。
『それじゃ、西園さんによろしく。おやすみ、恭介』
「ああ、おやすみ」
電話を切る。
「・・・しっかし」
苦笑いしながら、カゴの中身を見下ろした。
「ここまでするあたり、俺って結構保護欲みたいなのでもあるのかね」
とりあえず、今はそれが大半だろうが。
「まぁ、とりあえずは飯でも作ってやるか」
ちなみに。
美魚のアパートに戻った時に風呂上りの着替え中に遭遇してしまい、久しぶりにサイバーヨーヨーの一撃を貰ったのは。
まぁ、どうでもいい余談かもしれない。
中途半端つーか不完全燃焼というかそんな感じで終わってしまった。すまぬ・・・。
>>624 支援感謝っ
イヤッホーウ!実に良い、まさしくGMだ!
>>605 貴方はいつかの筋肉ガーデンの人なのか?
理樹君の不安定さが見てて危なっかしいっ
色んな意味ではらはらしました。ブラックジョークとか特に
>>628 この二人意外に似合ってたりするかもしれない
鈴ちゃんこまりんが一緒に住んでるっていう設定がかなり気に入りましたよ
実に…アリです
>>629 恭介との組み合わせではマックスが多かったけど美魚とは珍しいな!
意外とあってると思ったりして。
GM。
今、自分は頭がほんとうにおかしくなったんじゃないかと思うような夢を見てしまった…
何故か自分がこまりん視点でリトバス世界で暮らしてて、
ある日鈴に会いに行こうとドーナツ持って寮の部屋に行ってもいなかったから、
理樹君の部屋に行ったら、二人がしっぽりむふふな真っ最中でそれ見て卒倒。
どうやら重度の妄想中毒患者になってしまったみたいだ…
>>633 それを書くといい、妄想という毒をここに振り撒くんだ
635 :
名無しさんだよもん:2007/10/30(火) 20:05:47 ID:2D2mO7ghO
オレなんて始めたころ(まだ一週目の共通√のころ)
何故か恭介と姉御がギシアンする夢を見たぜ
皆よく恭介×子毬をいうが俺としては
恭介×姉御の方がしっくりくる
姐御と恭介は俺の中では結びつかないんだよなあ…恭介も「マジこええよ…」って言ってるしw
俺は恭介×姉御はアリだと思ってるな
話が思いつかないからかけないけど
ものすごくマニアックな例えだが恭介と姉御は
めぞん一刻の黒木と部長のようにムードのかけらもないプロポーズしそうな気がする
恭介「おっちゃん、キムチラーメン二つ」
唯湖「クリスマスだと言うのにラーメン屋とは。いささか恭介氏らしく無い趣向だな」
恭介「いいんだよ。美味いもんには勝てないのさ。ほれ、食えよ」
ずるずるずるずる
唯湖「うむ。おやじ、もう一杯」
恭介「だろ? お前なら分かると思ったぜ。おっちゃん、俺にも」
ずるずるずるずる
唯湖「むぅ、適齢期の乙女としてはやや不本意だが、素敵なイヴをありがとうと言わざるを得んな」
恭介「こちらこそ。その一言で良いクリスマスになったぜ」
ずるずるずるずる
唯湖「うむ、そこはかとなく良いムードになったところで恭介氏」
恭介「なんだ?」
唯湖「そろそろどうだ」
恭介「ああ、いいぜ」
640 :
名無しさんだよもん:2007/10/30(火) 23:44:58 ID:KMpLBUn6O
二部構成のSS作って前編はできたのだが、後編もできてから一緒に投下したほうがいいか、先に前編だけ投下しようか迷ってる。意見を聞かせてくれ。
ちなみに内容はみんなで温泉だ
>>638を受けて思いつきで投下してみた。知らない人には最後の二行が分からんだろうなw
>>640 先に前編だけ投下しちゃいなよ、ゆー
>>640 別に前編だけでも構わないのでは。
他の温泉編書いてる人も、前後編どころか既に三回に分けて投稿してるけど読み手の反応からして特に問題はなさそうだし。
続きが気になってオギオギしてる時間も楽しいもんだ
>>639 こらっ、あまりにも自然に想像できて
明確に想像したらはみがき粉吹き出したっ
なんかONEの七瀬シナリオっぽいw
647 :
名無しさんだよもん:2007/10/31(水) 00:39:43 ID:Vrwjl3VZ0
意見サンクス
投下することにします。
一応設定では修学旅行で海に行った後、近くの温泉旅館に行って…
ってな感じで
648 :
湯けむりの向こうはウッハウハ1:2007/10/31(水) 00:42:10 ID:Vrwjl3VZ0
「どうだ、たまにはこんなのんびりしたのもいいだろ」
「ふーっ、たしかにいい湯だな」
「真人!湯船で泳いじゃだめだよ」
「いいじゃねえか。他に誰もいねえんだしよ」
僕たちは今、海で遊んだ後、近くの温泉旅館に来ている。
とても立派な岩風呂だ。抜けるような青い空。近くの木々からは鳥のさえずりが聞こえる。
…隣で真人がバシャバシャとバタ足をするせいで、風情がかなりダウンするが、
海で疲れた体がほぐれるようで、とても心地いい。
「しかし、本当に俺たち以外客がいないな」
言われてみればそうだった。ここに着いてから僕たち以外の客らしき姿は見ていない。
「ああ、ちゃんと他の予約が無い日を選んだんだ。そこは入院中にリサーチしといた」
「いや…だからもうちょっと安静にしていようよ…」
でも、だからこそ恭介だなと、クスリと笑う。
あんなひどい事故があって、それでも皆また集まって、
恭介はこうして修学旅行という素晴らしい思い出を僕たちにくれて、
改めて思う、リトルバスターズ最高!―と
「わぁー!綺麗なお風呂ー」
「ふむ、確かになかなか立派な風呂だな」
「わふーっ!わたし温泉大好きですー」
「おっ、どうやら女性陣も来たようだぜ」
649 :
湯けむりの向こうはウッハウハ2:2007/10/31(水) 00:43:15 ID:Vrwjl3VZ0
「姉御!すげぇっすヨ!おっぱい湯船に浮いてるっすヨ!」
「ふふふ…なんなら触ってみるか?」
「おお…プニプニだぁ……」
「あ、あたしもいいか?」
「おや、鈴君も私のおっぱいに興味があるのか?」
「な、なあくるがや…どうやったらそんなに大きくなるんだ?」
「ふむ、私は遺伝的要素もあるのだろうが…そうだな、誰かに揉んでもらうと
大きくなるらしいぞ。そう例えば理樹君とかに…」
「な、なんで理樹がそこで出てくるんだ!」
「その様子だとまだのようだな。ならばおねーさんが揉んであげよう」
「や、やめろくるがや…むねを、揉むなぁ……」
「ふふ…鈴君は敏感だな。肌もすべすべだ」
「ふにゃうっ!だ、だからやめろって言ってるだろぉ…あぅっ…」
「わふぅ…なんだかすごいことになってます…」
「鈴さん、とても色っぽいです…来ヶ谷×鈴……アリです」
「こらーっ!ゆいちゃん、めーっだよ!」
「わかった…やめるからその呼び方をやめてくれ…」
「それはダメ。ゆいちゃんは〜ゆいちゃんなのです」
「そうか、ならば小毬君の胸を揉むとしよう」
「ふぇっ!?ゆ、ゆいちゃん…あぅっ!」
「見事なボリュームだ。それに感度も良好だ」
「だ、だからやめてぇ…ふっ、あぁ……」
「よいではないか、よいではないか」
「あ〜れ〜、だ、誰か助けてぇ…ひゃうっ!」
650 :
湯けむりの向こうはウッハウハ3:2007/10/31(水) 00:44:59 ID:Vrwjl3VZ0
「…どうした、理樹?前かがみになって」
「恭介だって…」
「は、鼻血が出そうだ…」
壁越しに聞こえる艶かしい声。この壁の向こうはどのようなことになっているのか。
想像したらそれだけでのぼせてしまいそうだ。そりゃ僕だって男だし…
だ、だって鈴や小毬さんのあんな声を聞いたら…ねぇ?
「よし、じゃあそろそろ行くか」
「どこへ行くの?もうちょっと入っていようよ」
あんな声を聞き、頭がのぼせ上がってしまいそうだが、なんせ入ったばっかり、
体は十分に暖まっていない。
だけど恭介はサラリと当然の様に、
「決まっているだろ?覗きだよ」
「の、覗きっ!?」
「大声だすな!あいつらに気付かれたらどうすんだ」
慌てて恭介は僕の後ろに回り僕の口を押さえる。
あの…恭介、僕の腰の辺り…タオル越しに何か硬いものが当たるんだけど…
「そんな…やめようよ…」
「理樹、お前だって見たいだろ」
理性と欲望の間で天秤が揺れる。
そ、そりゃあ見たいけどいけないことだし…
「真人も行くの?」
「当たり前だろ!理樹、まさかお前は俺のこと『筋肉以外は興味ありません。
ましてや女の胸についた二つの脂肪の塊なんぞ問題外です』とか思ってんじゃねえだろうな!?」
ごめん、ちょっと思ってた。
「謙吾行くんだろ?」
651 :
湯けむりの向こうはウッハウハ4:2007/10/31(水) 00:45:44 ID:Vrwjl3VZ0
くだらん、俺は行かんぞ」
謙吾は立ち上がり、湯船から出る。
「でも、体は正直なようだぜ?」
見れば謙吾の腰に巻いたタオルは立派なテントを張っていた!
「ぅっ………」
「謙吾、今からお前の称号はムッツリ大統領だ」
[謙吾はムッツリ大統領の称号を手に入れた!]
「うああぁぁ………」
「へっ、素直にならないからこうなるんだよ」
「謙吾、見たいんだろ。素直になれよ」
謙吾はがっくりとうなだれる。
「ああっ!見たいさ!でも、でもっ!人として踏み外しちゃいけないだろう!?」
だんっだんっ!と床に拳を何度も打ち付ける。そこまで悔しいんだ……
恭介はそんな謙吾に近づき、肩にそっと手を置き、諭すように語り始める。
「謙吾…ある高名な登山家は『どうして山に登るのか』という問いにこう答えたそうだ」
「『そこに山があるからだ』…と」
「だから俺は覗く。そこに女風呂があるからだ」
「ムチャクチャだよっ!」
何か前にもこんなことがあったような…そんな思いを感じながらもツッこむ。だけど謙語は
「そうか…そういうことだったのか」
堅固はまるで目からゴボウ…じゃなかった。目から鱗が落ちたかのように、
一点の曇りも無い瞳で恭介を見上げ、その手を握っていた。
「謙吾っ!?」
「よくわからねぇが覗いてもいいってことだな」
「真人までっ!?」
「で、理樹はどうするんだ?」
「……………」
支援
653 :
湯けむりの向こうはウッハウハ5:2007/10/31(水) 00:52:05 ID:Vrwjl3VZ0
「やっぱりこうなるのか…」
僕たちは腰にタオルを巻いただけで、風呂の裏手の林の中を進んでいる
「とか言いつつ、ついて来るところが理樹だよな」
自分でも流されやすい性格だとは思う。
だけど今回は覗きたいという欲望が無意識に働いたのかもしれない。
「早くこの世の天国を見に行こうぜっ、理樹♪」
謙吾はさっきから怖いぐらいにノリノリだ。僕の中の謙吾のイメージがドンドン崩れていく…
「で、どこまで行くんだ?恭介」
「まあ、ついて来いって」
その言葉に従い、しばらく歩くと、大きな壁が見えてきた。
「高いな…どうするんだ?」
「そうか、これを俺の筋肉でぶっ壊せばいいんだな」
「馬鹿野郎、そんな物音たてりゃ気付かれちまうだろうが」
「じゃあどうするんだよ!?」
「決まってるだろう…飛び越えるのさ!」
「ムリだよっ!どうやって!?」
「まあ聞けって。いいか、以前に鈴を教室の窓に投げ込んだミッションと要領は同じだ。」
「まずは真人、謙吾の二人で理樹を打ち上げる。そして理樹は壁を越えたら、すぐ横に扉が
あるだろう?そいつは女風呂側からなら鍵は開く。そして、開いたそこから俺たちも侵入だ」
「そんな…僕にはできないよ…」
654 :
湯けむりの向こうはウッハウハ6:2007/10/31(水) 00:55:32 ID:Vrwjl3VZ0
「理樹…誓っただろう。これからはエロく生きると」
そうだ…朧げながら覚えている。いつかの世界で確かに誓った想い…
これからはエロく生きると…
「誓ってないよ!強くだよ!」
「細かいこと気にするなよ。たかが二文字だろ」
「いや、意味が全然違うから!」
「仕方ねえなぁ…じゃあ理樹。右手を握って、上に上げたら『おっ』って言ってみてくれないか?」
「う、うん……おっ」
「そしたら斜めに振り下ろし『ぱい』だ。これを続けてみてくれ」
「恭介……これ、どこかで見たことがあるんだけど…?」
「まぁ、ぶっちゃけパクリだ。とりあえずやってみろよ」
「わかったよ……おっぱい…おっぱい」
一体、これに何の意味があるのだろう?そう思いながらも言われた通りに続ける。
「おっぱい!おっぱい!!」
「おお、理樹がノッてきたぜ!」
なんだろう…繰り返すほどに体が熱くなってくるような…
「どうだ理樹、やる気になってきただろ?」
「うん…やるよ!必ずこの壁を乗り越えて、女風呂を覗いてみせるよ!」
「理樹、よく言った。俺たちもやるぞ!」
「「「「おっぱい!!おっぱい!!」」」」
これまでにないくらい気持ちが昂ぶる。今なら何でもやれそうな気がする。
今、僕たちの気持ちは一つになった。
恭介「さあ、”湯けむりの向こうはウッハウハ大作戦”ミッションスタートだ!」
[MISSION START!]
655 :
湯けむりの向こうはウッハウハ7:2007/10/31(水) 00:57:12 ID:Vrwjl3VZ0
「いくぜ、理樹!」
「さあ来い!」
壁の前で真人と謙吾が僕を跳ばすべく、腕を組む。
僕はそこに乗り、タイミングを合わせ、蹴り上げた。
宙を舞う。高い。だけどわずかに…届かない。
必死に手を伸ばす。右手の指先がわずかに壁に引っかかる。
右手に力を込める。痛い。右手が引きちぎれるようだ。
このまま落ちてしまおうか。きっと下にいるみんなが受け止めてくれるだろう。
だけど、あきらめない。渾身の力を込める。今こそ野球で鍛えた腕力を生かすときだ。
「おお!あそこから登りきったぜ」
「強くなったな、理樹…」
壁の向こう側に着地する。足が痺れたが歯を食いしばり耐える。
扉を開けなきゃ…
「良くやったな、理樹」
扉を開け、皆が口々に褒めてくれる。でも、まだ終わっていない。
「行こう。みんなが上がる前に覗かなきゃ」
「その通りだ。行くぞ」
皆がうなずく。そして僕たちは希望の楽園へ向け、歩みを進める。
「もう近い。ここからはほふく前進で行くぞ」
その指示に従い、素早く体勢を変える。
ずりずりと体が汚れるのも気にせずに進む。
期待と共に膨らんだ股間がこすれて痛い。
だけどこの先に待つ光景を思えばどうということは無い。
(みんな、女風呂の明かりが見えてきたぞ)
恭介の小さな声が聞こえ、その目線の先を見る。
ついに来た。女風呂だ。ここで僕の興奮はさらに昂ぶる。
(よし、この下だ)
僕たちはたどり着いた。すぐ下からは皆の声が聞こえる。
この下に広がるは桃源郷。僕たちはそれを見る資格を得た。
そして僕たちは顔を出した。
656 :
湯けむりの向こうはウッハウハ8:2007/10/31(水) 00:58:24 ID:Vrwjl3VZ0
バシャアァァッ!
(うおっ!?な、なんだ?)
(つ、つめた!こ…これ、水?)
(みんな、慌てるな!声をあげるなよ)
(きっと偶然だ!ここで気付かれたら水の泡だぞ!)
しかし僕たちの思いは一つの声で切り裂かれた。
「コラーッ!はるちんの裸を覗こうとした不届き者、出て来ーーい!!」
(げっ!三枝のやつ気付いてやがるのか!?)
「ねぇ、りんちゃん…ホントにいるのかな?」
「いる。アイツらエロいからな」
「でばがめですぅ。ここにでばがめがいるのですー!」
「ふむ、冷水では出て来ないか。ならば熱湯にしてみよう。美魚君、お湯の温度を最高にしてくれ」
「かしこまりました」
ジョボジョボとお湯が注がれる音が聞こえる。
確実に気付かれている。な、なんで……?
さたに身の危険が迫っている。
ヤバイと本能が告げている。来ヶ谷さんなら本当にやりかねない。
ど、どうしよう……
657 :
湯けむりの向こうはウッハウハ作った人:2007/10/31(水) 01:00:54 ID:Vrwjl3VZ0
以上です。支援サンクス
一応この後は逃げるか止めるかで2つの展開が脳内に出来ているが、
いつ投下できるかはわからない
>>657 乙
おっぱいおっぱいやってる理樹はあまり想像したくないなwww
寸止め……鬼畜だぁあああぁぁあ!!!!
しかしこいつらマジむくわれねぇwww
何はともあれGJ! しかし真人に女湯への興味があったとは……びっくりだぜ!
そして「これからはエロく生きる」フイタwwwやべぇ、ツボにはまったwww
続きを期待してエロく生きていくぜ!
>>657 gmだ。選択枝は
・逃げる
・飛び出て止める
・耐える
だな
同じくエロく生きるに吹いたw リトバスの中でも指折りの名シーンに何しやがるww
作品からにじみ出るハイテンションさがいい!次回もおぎおぎしながら待ってます
>>657 エロに興味のなさそうな真人までもが己の欲望に走っていく(?)のは
見てて新鮮だ!
こういう野郎どもはあんまり見たくないのになんでだろう・・・。
読んでて面白かったwww
ついでに寸止めって・・どんだけお前はもったいぶらせるんだ!
663 :
名無しさんだよもん:2007/10/31(水) 02:35:02 ID:EGhS7KiE0
バンブーブレード見たら急に謙吾のSSが書きたくなりました。
このスレの投稿初心者だけど大丈夫でしょうか?
>>663 どれも等しく作品さ
なんでこんな時間に起きたんだ、俺…
>>663 リトバスへの愛さえあれば、初心だろうが玄人だろうが関係ないさ。
思う存分投下しちゃいなよ、ゆー。
>>657 この4人はこんなことしないと思ってたけど…
おもしろいね、ってか楽しすぎるよ。おぎおぎ、おぎおぎ
>>663 よし、書いちゃったら投下しちゃうといい
667 :
名無しさんだよもん:2007/10/31(水) 14:42:31 ID:VmfyWfEj0
おお・・・いつの間にかレスが・・・
ありがとうございます。
16時くらいになったら投下しようと思います。
ちなみに主人公謙吾のまじめな話です
>>662 野郎と書くのは男女差別だって言ってるだろカス
>>667 >>3や
>>4を読んでおくといいです、
またいったんメモ帳などに全部書いてしまいそこからコピペすると便利です
知ってたら余計なお世話スマソ、だが初心者って言ってたのとsageてないのでいちおう
670 :
大切な証(1/13):2007/10/31(水) 16:15:54 ID:VmfyWfEj0
今日の授業も終わり、理樹は一人で暇を持て余していた。
恭介も来ないし・・・どうするかな・・・
などと考えているとジャンパーを着た幼馴染の姿が視界に入った。
「あ、謙吾」
理樹が謙吾をよぼうとすると、謙吾は手でそれを遮った。
・・・どうやら電話をしているらしい。
「・・・はい。わかりました。それでは明日。・・・失礼します」
そういって謙吾は電話を切る。
「すまなかったな」
「謙吾が携帯を使うなんて珍しいね」
「まあな。機械は苦手だ・・・」
「誰からだったの?」
「ああ・・・実家からだ。どうやら父が帰っているらしい」
謙吾の父親は色々なところを回って剣道を教えているらしい。
実家にいることは珍しいという話だ。
「急に呼び出しをくらってな。急だが明日帰ることになった」
「・・・それは急だね・・・」
「今更何を話すんだかな・・・」
671 :
大切な証(2/13):2007/10/31(水) 16:17:48 ID:VmfyWfEj0
・・・何故か謙吾が暗い顔をする。
その姿に理樹は声をかけようと思ったが・・・
「話は聞いたぜ!! 謙吾!!」
「ちょっ!!どこからでてくるのさ!? 」
いきなり木の上から降りてきた恭介の乱入で声を掛け損なった。
「やはりお前か。盗み聞きとは趣味が悪いぞ」
「お、気づいてたか・・・さすがだな」
「で?どうしたの恭介?」
「俺たちも行く」
「「は?」」
「俺たちも謙吾の家に行くってことだ。ちなみにもうみんなに連絡したから」
「ちょっ・・・何勝手に・・・」
理樹は恭介を咎めようとしたが、恭介はどこ吹く風だ。
何故か薄く笑って謙吾を見ている。・・・優しい目だ。
「・・・どうだ?謙吾」
「・・・仕方ない。こうなったらどうせついてくるんだろう?」
謙吾も笑ってそれに答える。
さっきまでの暗い表情はもう消えていた。
「さすが、わかってるな!!」
理樹があきれた表情をする中、恭介と謙吾はしばらく笑いあっていた。
672 :
大切な証(3/13):2007/10/31(水) 16:20:30 ID:VmfyWfEj0
翌日。
リトルバスターズの面々は謙吾の家を訪れていた。
「おー!!大きいデスヨ!!」
「謙吾君お金持だったんだね〜」
「別にそういうわけじゃない。ただ実家が剣術道場というだけだ」
「ふむ、何というか見たままの人生を送っているのだな。君は」
謙吾の母に招かれて、10人は座敷に通される。
和風でとても大きな部屋だ。
「・・・これはなかなか趣がありますね」
「わふー!!獅子おどしがあるのですっ!!」
「よっしゃ!!謙吾の親父が来るまで筋肉さんこむらがえったやろうぜ!!」
「いやいやいや、やらないから」
「全く・・お前ら少しは大人しくしろよ」
「あたしは静かだぞっ!!」
「その声がすでにうるさいから」
そうやっていつものように騒いでいると・・・
急に襖が開き、胴着姿の男が入ってきた。
・・・誰もが謙吾の父親だと確信していた。
673 :
大切な証(4/13):2007/10/31(水) 16:23:26 ID:VmfyWfEj0
騒がしかった室内が急に静かになる。
「御無沙汰をしております。・・・父上」
「・・・父上!?」
「・・・馬鹿。静かにしろ・・・お邪魔しています」
全員が正座をして謙吾の父に挨拶をする。
すると謙吾の父親は静かに笑みを浮かべた。
「・・・お客人。よくぞいらっしゃった。どうか楽にしてもらいたい」
「え?マジ。いやー・・・正座とかほとんどやったことないから辛かったぜ!!」
「んー!!やっぱり人間のびのびが一番デスヨ!!」
「こらこらこら・・・」
いきなり態度を崩したメンバーに恭介が苦言を呈する。
「はっはっは。お気になされるな・・・ん?君はいつぞやの道場破りか?」
「はい。・・・その節はご迷惑をおかけしました」
恭介が深く礼をする。
「ふえええええ!!道場破り〜?」
「恭介氏・・・いったい何をやっているんだ、君は・・・?」
「まあ、もう過ぎたことだ。お互い水にながそうではないか」
「そう言ってもらえると助かります」
そういって2人は笑いあう。
・・・なんだ。静かで優しそうな人だな。もっと怖い人を想像していたけど。
と理樹は内心ホッとしていた。
sien
675 :
大切な証(5/13):2007/10/31(水) 16:25:19 ID:VmfyWfEj0
「さてと・・・」
「?」
謙吾の父親が佇まいをなおす。
そして謙吾の方に向き直った。
「謙吾」
・・・空気が凍った。
それは静かだったがとても通る声だった。
その一言だけでリトルバスターズの面々は静まり返る。
「・・・なんですか?」
「なんだ?その格好は」
謙吾のジャンパーを指して言う。
「・・・ジャンパーですが?」
「そんなことを聞いているのではない」
「ここは道場でもありません。自分が何を着ようと自由です」
「脱げ」
「お断りします」
言葉こそ静かだったが、二人の間には張り詰めた空気がただよっていた。
他のメンバー達はそのやりとりを息をのんで見守っていた。
676 :
大切な証(6/13):2007/10/31(水) 16:26:13 ID:VmfyWfEj0
「これは自分の何よりも大切なモノの証です」
「・・・剣道よりもか?」
「無論です」
二人は視線を逸らさない。
「剣道をやめるつもりか?」
「・・・そうは言っていません。ただそれよりも大切なモノがわかったんです」
「・・・半端者が」
そういうと謙吾の父は立ち上がる。
そして謙吾を見下ろした・・・
「来い。お前の甘さ、お前自身に思い知らしてくれる」
「はい」
そういって謙吾も立ち上がる。
「謙吾・・・大丈夫?」
「なに、ただ仕合をするだけだ。別に取って食われるわけじゃない」
「それでも・・・」
「大丈夫だ」
謙吾は力強い目で・・・はっきりと言った。
「俺は勝つ」
677 :
大切な証(8/13):2007/10/31(水) 16:32:13 ID:VmfyWfEj0
道場にはすでに防具をつけた父がいた。
準備万端のようだ。
「・・・さすがに道場ではそのジャンパーは脱げよ?」
「ああ・・・わかってる」
恭介の問いに謙吾はそう答えた。
防具をつけた謙吾は道場の中央で父と向かい合う。
「ルールは高校のものにするか?」
「いえ・・・昔同様でいきましょう」
「・・・よかろう。制限時間なし。一本先取だ」
礼をする2人。
道場内は静まり返っていた。
クドや真人、葉留佳までもが一言も発しなかった。
いや・・・その異様な空気の前に発せなかったのだ。
「いざ」
「参る」
2人の仕合が始まった。
678 :
大切な証(9/13):2007/10/31(水) 16:33:20 ID:VmfyWfEj0
仕合は始まったが・・・
2人は全く動こうとしなかった。
フェイントをかけたりもせず・・・ただどっしりと構えていた。
「っ・・・これは・・・」
来ヶ谷の額を汗が伝う。
二人は動いてこそいなかったが・・・すでに闘っていた。
物凄いプレッシャーが道場内を包む。
「す、凄い・・・」
「・・・」
理樹はその空気に圧倒されていた。
いつも余裕を崩さない恭介までもが笑みを消していた。
真人のような力ではなく
来ヶ谷のような速さでもなく
恭介のような巧さでもない。
そこにあったのは純粋で圧倒的な「強さ」だった。
正真正銘最強の男達の本気がそこにあった。
「ちっ・・・」
それがわかってしまった真人は小さく舌打ちをする。
それが皮切りとなった。
679 :
大切な証(9/13):2007/10/31(水) 16:37:04 ID:VmfyWfEj0
「ふんっ!!」
「せいっ!!」
一斉に2人が動く!!
二人の間を恐ろしいスピードで竹刀が飛び交う。
「はあああああああああああ!!」
「うおおおおおおおおおおお!!」
だが・・・あたらない。
一撃たりともあたらない。
驚異的な集中力と的確な状況判断により軌道を読み、防ぎ、かわす。
それをリトルバスターズの面々は無言で見守り続けた。
・・・どれくらい時間が経っただろう。
「ふん。腕は鍛え続けているようだな」
「・・・当然です」
距離をとった二人は語りあう。
二人とも既に体力の限界だった。
・・・次の一撃で決まる。
誰もがそう確信していた。
支援
681 :
大切な証(9/13):2007/10/31(水) 16:38:52 ID:VmfyWfEj0
「終わりだ」
「こっちの台詞です」
二人は構えをとる・・・
・・・これで・・・終わりだ。
最後は一瞬だった。
父よりも一瞬早く謙吾は面を打ち抜いた。
体力の限界でもあった父はその場に倒れこむ。
「私の・・・負けだ」
「・・・」
「・・・行け」
父は謙吾に向けて言葉を投げかける。
それを聞いた謙吾はさびしげな表情をした後・・・父に背中をむけようとした。
682 :
大切な証(11/13):2007/10/31(水) 16:39:57 ID:VmfyWfEj0
「・・・おい、謙吾の親父・・・さん?」
その声で謙吾は振り返る。
そこには倒れた父に話しかける鈴がいた。
「なんだね?お嬢さん」
「えーとな・・・謙吾は強いな・・・ですね」
「・・・そうだな」
「あの事故の時・・・謙吾は体をはってあたしを守ってくれた」
「・・・なに?」
「それはきっと・・・謙吾じゃなかったらできなかったと思う」
「・・・」
「謙吾は馬鹿だが・・・本当に凄い奴だ・・・だからそんな謙吾を育てたお前、いや、あなたも・・・すごい人だと思う・・・です」
「鈴・・・」
たどたどしい敬語。
それでも・・・その言葉はとても強いものだった。
ふと・・・謙吾の肩を叩く手があった。
「恭介・・・」
「伝えたいことって言うのはな、言葉にしないとわからないんだぜ?」
恭介はいつもの笑顔で謙吾に語った。
・・・すべてを見通しているかのように。
「ほら、行けよ」
「・・・ああ」
謙吾は父に向き直る。
支援
684 :
名無しさんだよもん:2007/10/31(水) 16:44:01 ID:L+xuvO5b0
支援
685 :
名無しさんだよもん:2007/10/31(水) 16:48:16 ID:mjJbUhmQO
携帯支援
686 :
大切な証(12/13):2007/10/31(水) 16:48:52 ID:VmfyWfEj0
「父上」
「・・・あの娘を庇ったというのは本当か?」
「・・・え?あ、はい・・・」
「何故病院で言わなかった?」
「・・・言うほどのことではないからです」
「なに?」
「俺にとってはそれは当然のことだったからです。俺は・・・リトルバスターズという何よりも大切なモノを見つけたんです」
「・・・」
「だから・・・それだけは何が何でも守ります。そのためにも・・・俺はまだまだ強くなりたい」
「・・・そうか」
「だから、父上」
「いい加減父上というのも飽きてきたな」
「・・・は?」
「もっと親しみを込めてはくれないか?私たちは家族なのだろう?・・・謙吾」
「・・・はい」
「お前は本当に不器用で馬鹿だな・・・私とそっくりだ」
「・・・はい・・・」
「だが・・・自慢の息子だ」
それは・・・謙吾を認めたということだ。
それに対して、謙吾は深々と礼をして言った。
「ありがとう・・・父さん」
笑いあう二人。
思えばこうやって笑いあったのは何時ぶりだったか・・・
願う
688 :
名無しさんだよもん:2007/10/31(水) 16:49:26 ID:mjJbUhmQO
携帯支援2
689 :
大切な証(13/13):2007/10/31(水) 16:49:39 ID:VmfyWfEj0
「謙吾君。よかったね〜」
「わふー!!感動したのですっ!!」
「・・・ついてきたかいがありました」
「はるちんの主役の座を奪うとは!!さすが謙吾・ザ・剣豪!!」
「うむ。実にいいものを見せてもらった」
「さすが俺のライバルだな。まっ、最後に笑うのは俺だけどな!!」
「謙吾・・・よかったな」
「ほら、謙吾」
理樹がジャンパーを謙吾の肩にかける。
何よりも大切なモノの証を。
「なあ、こういう時は何といえばいいんだ?・・・「ありがとう」か?」
「リトルバスターズ最高!!・・・だろ?」
恭介が謙吾の問いかけに答える。
ああ・・・なるほどな。
謙吾は笑顔で言う。
「ああ・・・リトルバスターズは・・・最高だ!!」
FIN
690 :
大切な証(13/13):2007/10/31(水) 16:50:25 ID:VmfyWfEj0
謙吾の一言で盛り上がるリトルバスターズのメンバー。
そこで恭介が高らかに宣言する。
「よしお前らっ!!今日は朝まで謙吾祭りだ!!」
「いやっほーーーーう!!謙吾最高ーーーーー!!」
「わっしょい、わっしょい!!だよ〜」
「うむ、謙吾いぇいいぇい〜!!謙吾いぇいいぇい〜!!」
「血湧き肉踊るお祭りですっ」
「はぁ〜、謙吾様、静まりくださいデスヨ!!」
「今日は宮沢さんのために、自分がんばったっす!!恐縮っす!!・・・摺り足始めっ」
「もうくちゃくちゃだなっ!!」
「謙吾、あれやろうぜ!!」
「ああ!!いくぞっ」
「「筋肉革命だああああああああああ!!」」
「ほらあなた・・・謙吾があんなに楽しそうに・・・」
「早くも前言撤回したくなってきたんだが・・・」
691 :
名無しさんだよもん:2007/10/31(水) 16:51:58 ID:mjJbUhmQO
携帯支援3
692 :
感謝です!!:2007/10/31(水) 16:54:10 ID:VmfyWfEj0
以上です
支援してくれた人、読んでくれた人ありがとおおおおおおおお!!
それとアドバイスしてくれた人達・・・マジ感謝です!!
しかも7のところ8になってるし、9が3つあるしで・・・くちゃくちゃですね・・・
謙吾の父親の設定は推測です・・・イメージ違ったらスイマセン・・・
そして最後のはおまけでした。スイマセン・・・
>>690 笑顔がとまらない
やっぱこうじゃなくっちゃな! くちゃくちゃgmだ!
>>692 鈴ちゃん良いな、もうくちゃくちゃ最高だよ…こういう姿を見たかった
謙吾は仲間を大切にする最高な奴だなっ、リトルバスターズ最高!いゃっほぅうううううーーー
とりあえずはるちんは師匠に弟子入りしてくるといい
>>692 謙吾っち最高ーー!!いやっほーーう!!
これはまさにGJ…いや、くちゃくちゃGJだ!
>>692 何が初心だ、いい話じゃないか…
次回作楽しみにしてるぜGJ!
>>566の絵をmixiの画像用にパクらせて頂こう
>>692 こういうのいいな。くちゃくちゃいいな。謙吾かっこいいや。
みんな心が広い人間になれてよかったね。
変な電波を受信したので垂れ流してみる。
お題:「リトバス女子メンバーのはいているぱんつ」
鈴 :猫のプリントの入った子供っぽいぱんつ
クド :犬の(ry
姉御 :面積の異様に狭いエロティックなぱんつ。色は当然の如く黒
はるちん:ニーソと同じくしましまのしまぱん
みおっち:NYP(なんだかよくわからないぱんつ)
コマリマックス :以下から一つ選べ。
@ベーシックなドーナツ→無地のぱんつ
Aチョコストライプのドーナツ→しまぱん
Bふわふわストロベリードーナツ→苺柄のぱんつ
Cどーなついらないや。→ぱんついらないや。
>>700 GM!その考えはなかったw
実際にそういう選択肢があればよかったなーwww
702 :
名無しさんだよもん:2007/11/01(木) 19:56:10 ID:8+Tpit6+O
東方思い出したわ。
お茶会でお茶を濁しておきますね
ある日の練習中のお茶会
「最近、鈴さんの変化球の数が増えてきました」
「スライニャーとかニャーブとかニャックルとかだね」
「ニャックルを見てると目が回ってきます…」
「ぶるぶる〜って震えるから、すごいよね」
「右へ左へ揺れるボール」
「目が回ります」
「それを理樹君は打てるのかっ」
「とぅ・びー・こんてぃにゅー・です」
ずずっ、ほわー
「恭介さんの守備すごいよねぇ」
「ボールを見ると犬のように飛びついていきます」
「恭介さんは犬だったのですか、わんわん」
「俺は犬じゃない」
「何故そんなに必死なのですか?」
「俺が必死にやれば、みんな必死になってくれるだろう?」
「その本心は?」
「みんなと野球ができるのが嬉しいぜ、いやっほぅううううーーー」
「…子供ですね」
「はっ、どうせガキさ。理樹、次はこっちだ」
「楽しそうですねぇ、恭介さん」
「みんなと一緒にいられるのが、嬉しいんだと思うよ」
お茶がおいしいです〜
「リキはボールを打つのがうまくなってきましたね」
「ていっ」
「マーン」
「おらおらあーーっ」
「あそこでトライアングルができてるねぇ」
「全部バットで返しているのだから、すごいのです」
「右翼に行った恭介さんがかわいそうですね」
「なんでこんなに理不尽なんだよ…ちくしょう」
「まぁまぁ、そんなこと言ったら私も暇なんですヨ。
姉御とかあっちで超暇そうにしてますからネ」
「あ」
コンっ
「ほわあっ」
「ひゃぁっ!?」
「危ないですよ?」
「ごめん、だいじょうぶー?」
色々ひっくり返ったけど仕切りなおし
「はるちゃんは動きがいいよね。ダイビングキャッチとか」
「来ヶ谷さんはやる気の差が激しい気がします」
「それに比べて私は、とって投げるぐらいしかできません…」
「私も…」
「あの…そんなに落ち込まないでください。人それぞれですよ?」
「ボールに当たるのも私とクーちゃんだけだし」
「転ぶのも私と小毬さんだけです」
「わたしは守備にすら入ってませんが…」
「西園さんは日傘で跳ね返してますよねますよねーよねーょょょ……」
「前から思ってたけど、私ってとろいのかなぁ」
「私には危機感がないのでしょうか」
「「はぁ…」」
「……」
ずずっ、はぁ〜
「お二人の投げるボールはゆっくりですよね」
「はい…そうです…」
「それが特徴だと思います」
「どういうこと?みおちゃん」
「来ヶ谷さん、宮沢さんが直枝さんに投げるボールは早いです
直枝さんもたまに空振りをしてしまいます」
「それに比べると、私たちのボールは」
「リキにとって打ちやすいボールということですねっ」
「ようしっ、クーちゃん。今度からはもっとゆっくり投げてあげよー」
「そうですねっ、小毬さん」
「あまりゆっくり投げすぎるのもどうかと」
「まぁ、元気が出てよかったじゃないか」
「ゆいちゃんもゆっくり投げてあげてね〜」
「いや、だからゆいちゃんと呼ぶなと…」
今日はいいお天気ですね〜
「よし、休憩にしよう。みんな日に日にうまくなっていくな」
「クーちゃん、次キャッチボールをしよー」
「はい、小毬さん。もっとゆっくり投げてあげられるようになるのですっ」
次の練習
「クーちゃん、投げるよー」
「はい、小毬さん」
「とぉおおーりゃあぁぁーー」
ひょろろろー、ぱすっ
「はーい、いきますよーおぉぉぉーー」
ひょろろろー、ぱすっ
「うりゃぁーーあぁぁーっ」
ぱすっ
「とぉーりゃぁぁーー」
「筋肉ぅーがうなるぅーー、唸りーをあげるぅぅぅー」
「筋肉ぅーがとーりまーす、道をー開けてーくださぁーい」
「はーるちーんまあぁーくすぅーぱぅぁあーー」
「らーいじーんぐにゃぁああーっとぼーーる」
「おおっ、ふにゃふにゃな猫の魂が宿ってるな。よし、ライジングふにゃっとボールと名づけよう」
「チェンジアップと見分けがつかないんだけど…」
「ライジングニャットボールのフォームから超低速のボールを投げるんだ」
「それスローボーr…」
「ライジングふにゃっとボールだ。な、理樹」
こうして一日が過ぎていく…
オシマイですヨっ
708 :
名無しさんだよもん:2007/11/02(金) 00:22:24 ID:Iz/DkqMG0
>>707 ほのぼのしてていいな GJ!
製作中のSSに詰まったんでふと思いついた小ネタを
文化祭シーズンってことで
「で、理樹のクラスは何をやるんだ?」
「メイド&執事喫茶だよ。衣装も手作りなんだ」
「そいつはすごいな。必ず行くぜ」
「うん、待ってるよ」
――文化祭当日――
てかこまりんにはコントロールがあるじゃないか!
710 :
名無しさんだよもん:2007/11/02(金) 00:23:08 ID:Iz/DkqMG0
「あ、恭介さんいらっしゃ〜い」
「お、恭介来たのか」
「わふぅ、いらっしゃいなのですー」
「へえ、小毬はゴスロリ風で鈴は猫耳メイドか。クドはしっぽが可愛いな。
みんなよく似合ってるじゃないか」
「えへへ、ありがとー。あ、謙吾君たちもすっごくカッコいいんだよ」
「いらっしゃいませ、恭介」
「謙吾、似合うじゃないか!真人は…おい、執事なんだからシャツのボタンは留めろよ」
「仕方ねえだろ!俺の筋肉が『締め付けられるのはイヤだ』って言ってるんだよ」
「恭介氏、どうだ我がクラスの出し物は?」
「来ヶ谷、お前はメイドの衣装じゃないのか?」
「はっはっは、私はそんなキャラじゃないだろう?それとも恭介氏は私に
『御主人様』と呼ばれたいのか?」
「それも悪くないけどな。ところで理樹はどうしたんだ?」
「ああ、理樹君なら今着替えて……」
「なんで僕だけ衣装がメイドなんだよぉーー!」
「ああ可愛い…最高に似合ってるぞ、理樹君!私が徹夜で作った甲斐があった…」
「やっぱりあんたの仕業かぁーー!」
「何を怒ってるんだ、理樹?似合ってるじゃないか」
「鈴ちゃんの言う通りだよー。すっごく可愛いよー」
「そんなこと言われても嬉しくないよぉーー!」
「直枝さん、すごく可愛いです…それに欲情した恭介さんは直枝さんを………ぽ」
「西園さん、何を想像して…って撮らないでよぉーー!」
こんなんできた
>>711 だって理樹だぜ?
ああいうのはおいしいキャラというんだ
>>710 やっぱ、文化祭となりゃこれがなきゃ嘘ってもんだな!
GM!
俺も小ネタ投下していこうかな。
明らかに悪ノリが生み出した産物の上に
誰でも思いつくようなネタなのでそのへんよろしく。
真人「最近、赤い槍が使いたくてしょうがねえんだけどよ」
理樹「声が変わらないと治らないねそれは……」
謙吾「俺も最近、『投影、開始』とか『体は剣で出来ている』とか言いたくなるんだが」
理樹「言われてみれば似てるかな……」
鈴「あたしは最近、なんだか宝石が欲しくなる」
理樹「お願いだから鈴はそのままでいてよ……」
恭介「理樹……今まで隠していたが俺は、
セインガルドの客員剣士で仮面かぶったストーカーで
湘北のバスケ部レギュラーで人造人間で
ガンマ団総帥の息子でバビロン真拳の使い手で
ボクシング部所属のペルソナ使いでスタンド持ちの吸血鬼で
ブラックロッジの大導師で蒼の派閥の召喚士で
ファイアーボールのアートマ印を宿していて
はぐれ人形遣い純情派で元ロックシンガーの電気工だったんだ(ここまでノンブレス)」
理樹「多すぎてわけわかんないよ恭介!!」
真人「あと、Piaキャロット二号店でバイトしたくなっちまったんだが」
理樹「いや……いくらなんでもゴツすぎるんじゃないかな」
色々と言いながら結構偏ってるけど勘弁。
わかり易いと思うんだけど、一応元ネタの解説していく。
ネタの順番にやっていこうと思う。
真人1→Fate・ランサー(中の人が同じ)
謙吾→同上・アーチャー(髪型と色、シニカル思考やハジケ方なんかも似てる?)
鈴→同上・遠坂凛(名前繋がり)
恭介→全て中の人がグリーンリバー、出てきた順に、
TOD・リオン/TOD2・ジューダス/スラムダンク・流川楓/
ドラゴンボール・人造人間16号/パプワ君・シンタロー/
ボーボボ・ソフトン/ペルソナ3・真田明彦/ジョジョ・ディオ/
デモンベイン・マスターテリオン/サモンナイト2・ネスティ/
アバタールチューナー・ヒート/Air・国崎往人/CLANNAD・芳野祐介/
真人2→Piaキャロット2の主人公、前田耕治。
初めて真人の公式絵を見た時、『似てる』と直感的に思った。
髪型とか赤いバンダナとか、あと色のバランスも似てるのかな。
>>714 ガンダムは?ガンダムは何処に行っちゃたの?
>>717 いやスマン、ガンダム出てることも
グリリバがスパロボ大好きなことも知ってるんだが、
いかんせん俺自身がガンダム系統まったく見ないし、
知らないもんでカットしちまった。
考えてみれば真人の中の人ってそれほどネタになるキャラやってないんだよな
真人が最大のネタキャラと言っていい
これから彼はあらゆる場所で「筋肉の人」と呼ばれ続けるのだ…
バサラは十分すぎるくらいネタキャラだと思うが
クドに三つ編みさせて
後頭部に巻きつけて
青い甲冑を着せて
剣を持たせて
「えくすかりばぁーっ!」
という電波が飛んできた記録が
俺の脳内に残っている
722 :
名無しさんだよもん:2007/11/02(金) 02:59:03 ID:NphyATA+O
緑川って重度のネトゲ廃人だったな
間違いなく人気で多忙な声優なのに
いつそんな暇があるのやら
ラグナロクオンラインで声優やってたけど誰かが
「あいつただのプレイヤーじゃん」
とか言ってたような
>>721 「クドに三つ編み」だけでおなかいっぱいな俺はどうすればいいんだ?
つーかお下げっていいよね
度々スマン、一個ネタ入れ忘れてた。
クド「いくのです、ばーさーかー!!」(真人に騎乗)
真人「■■■■■―――――!!!」
理樹「……なんでだろう、違和感がない」
>>721 「えくすかりばぁーっ!」と振りかぶったはいいが、
剣の重さに負けてそのままひっくり返るクドを思い描いた俺はもっとどすうればいいんda?
726 :
名無しさんだよもん:2007/11/02(金) 04:50:31 ID:NphyATA+O
セイバーコスクドwwwww
やべぇwwwww
イリヤだとさらにやべぇwwwww
スパロボ声優ネタと言えば、真人=アクセルってのもあるな。
搭乗機体も筋肉ヒゲ男(ソウルゲイン)だし。
オレが知ってるのは真人=ベルセルクのガッツだな。
とするとグリフィス恭介、キャスカ鈴、ピピン謙吾、ジュドー理樹、って感じかな。
西園美魚宅。その部屋は今現在、二つの音だけが支配していた。
ペンを走らせる「カリカリ」という音と。
炒飯を作る「ジャー」という音。
と、突然ペンを走らせる音が止まった。
「恭介さん」
「何だ?」
ペンを握っていた主、美魚は原稿に向かったまま、続きを口にする。
「某誌にて新しく連載が始まる『隣の宇宙人、斉藤君』、彼が引っ越してきたところから始まるその第一話のインパクトあるタイトルは?」
訳が判らない事を言い出した。
「第一話、僕引っ越します」
あっさりと恭介も乗ってきた。
「いきなり引っ越す『僕』とは誰なのでしょうか。主人公なら第一話にして終わる気満々ですね。ミステリです」
「次、西園」
「第一話、はじめまして、山田です」
「引っ越してきたのは斉藤じゃなかったのか? 山田って誰のことだ? 意味不明だがアリだ」
「次、恭介さん」
「第一話、奇遇だね、僕も宇宙人」
「元から既に宇宙人が住んでいたということですか。斉藤君形無しです。
というか、タイトル斉藤君に限定する必要がありません。すでにタイトルでミステリです」
「次、西園」
「第一話、斉藤家、火事で一家離散」
「引っ越してきていきなりとんでもない災難だな。というか、それじゃ斉藤どこに行くんだ?
引っ越してきた意味無いじゃないかという突込みが聞こえてきそうだ。アリだな」
「次、恭介さん」
「第一話、実は女の子、かもしれない」
「『君』ではなく『さん』かもしれない、と。かもしれないというのがミステリでいいです。
男か女かわからない斉藤君、何やら耽美な匂いがします。大いにアリです。ほぅ・・・」
「とりあえず戻って来い。次、西園」
「第一話、山田×斉藤」
「山田って誰なんだ。『×』って何だ。方向性がズレすぎだろう。連載雑誌間違えてる。
そんな感じで多方面の突込みが今にも聞こえてきそうだな。さすがにナシだ」
「ナシですか・・・、残念です。次、恭介さん」
「第一話、サイボーグ斉藤」
「宇宙人ではなかったのでしょうか。それともサイボーグ兼宇宙人?
深読みしようとすればいくらでもできてしまう。ミステリですね。とりあえずタイトルはもうはじめからそうした方がとは思います」
「次、西園。ん、もうちょいだな」
「いい匂いがしてきましたね・・・。第一話、宇宙炒飯対決」
「どんな料理なのかよくわからんな。というか、実は料理バトルものだったりするのか?
何よりも、お前結構腹減ってるだろ。まぁ、アリだが」
「実はそのとおりです。次、恭介さん」
「第一話、締め切りはもうすぐ」
「締め切りはまだ時間ありますけど筆が詰まったんです。嫌なことを思い出させないでください。デリカシー欠けすぎです。絶対にナシです」
「はははっ。と、ほら、飯できたぞ」
「ありがとうございます」
相変わらず妙に色気の無い二人である。
・・・とまあ、よく判らない小ネタでした。
恭介×美魚だと妙にだら〜っとした雰囲気になるなぁ。
>>709 「私には…私だけには…何もなかったんですねーーー」
「待て、私は大好きだぁああああーーー」
>>710 姉御の執事姿とは、ちゅるり
>>721 それやばいだろっ、Fateやってないけど脳裏に浮かぶっ
>>731 まさか二人で第一話シリーズをやるなんて…
状況をよく見ろ、きょーすけは飯を作りながら、みおは原稿を書きながらだ
なんか自然に想像できるなぁ、実にいいです
>>724 定期的にこのネタでるな。見た目も結構似てるしなあ。
>>719 マイナーだがナイトスクリームというオカマコウモリもやってるぞ
俺的に真人の中の人=ナックルズだなあ…
>>722 自分がゲームやりたいから、日数のかかるギャラが低いアニメ仕事断って、
数時間〜数日間拘束されるだけでギャラが高いゲームの仕事増やしてるらしい
>>722 >>更に、ラジオ番組『ラグナロクオンライン THE RADIO』にゲストとして出演している。
>>彼が出演した回の翌々週にゲストとして出演した久川綾(タキウス役)は、
>>アニメ本編で声優としてキャスティングされている自分を差し置いて緑川が先にゲストに来ていた事を
>>「あいつただのプレイヤーじゃん」と怒っていたという。
これだな
中の人ネタうぜえ
>>738 確かにこれはクドセイバーだな…
よし、GMを送ろう。
>>738 うろ覚えでこんなの描けるのか、すごいな…
745 :
名無しさんだよもん:2007/11/03(土) 00:15:35 ID:YQ/opq+iO
でもセイバーが一番会うのは
二枝だとオモタ
本スレのIDチェック見てたら電波飛んできた
鈴「なぁ、理樹知ってたか?あたしたちはイニシャルが同じなんだ…」
理樹「そっか、…その、何だか運命的だね」
鈴「…おまえ、さりげなく恥ずかしいことを言うな…あたしも運命的だと思ったぞ」
恭介「なぁ、クド知ってたか?俺たちはイニシャルが同じなんだぜ」
クド「そうなのですかぁ。なんだか持ち物に書く時に間違えそうなのです。今度からはフルネームで書かねば…」
恭介「いや、そうじゃなくてだな、ほら、運命とかそういうのを感じないか!?って待ってくれぇぇぇっ!」
(21)めw
「で、できたのです…」
「お疲れさまクドリャフカ、ついに完成したのね」
「は、はいっ…一応は」
「一応?」
「ええと〜…これです」
「…」
「い、いかがでしょうか?」
「私の記憶では直枝理樹は首が3本、腕が5本、胴体が二つに分かれていなかったはずだけど…」
「わたしに裁縫の才能はないのですね…」
「ごめんなさいクドリャフカ…これではなんのフォローもできないわ」
それでもプレゼントしてみた
「おはようございますリキ…あっ!それは…」
「おはようクド、この”マフラー”すごくあったかいよ大事に使うね」
「は、はい」
「いいのです…リキが喜んでくれているのならいいのです…」
「クドリャフカ、その…元気出しなさい、ね」
「オレの心はナイーブなんだぜ、覚えておいてくれ」
「ん?そうだ、三人一緒なら問題ないんじゃない?」
「ふえぇ!?」
「そう言われれば…」
「僕も真人と離れるなんて考えられないよ、でもクドも一人は寂しいみたいだしさ」
「こ、こりゃあ名案じゃねぇか、最高だぜ理樹!」
「うん!クドもそれでいい?」
「あ、はい…いいんでしょうか?」
「よっしゃー!寮生活がさらに楽しくなるぜ!」
「問題は…ベッドだよねぇ」
「わふー」
「じゃあ僕が床で寝るよ」
「そ、そんな!わたしが床にします、居候の身なのですから」
「クー公、一緒の部屋になった時点でそんなのは関係ねぇんだよ、俺が寝る」
「ダメだよ、真人は二段ベットの上が憧れだって言ってたじゃないか」
「う、それ言われるとなぁ…いや、ここはやっぱり俺が」
「あ、あの〜一緒に寝るというのは…どうでしょうか?」
「おお」
「いい考えじゃないかクド、じゃあ試しに寝てみようか」
「えええええ、い、いきなりですか!」
「だって寝心地悪くて寝付けなかったらだめだし」
「はわわわ、で、では・・・」
「じゃあ真人やってみよっか」
「おう」
「…あれ?」
「ちょっと…狭いかなぁ?」
「かもな…くそっ俺の筋肉はパワーだけそのままで縮んでくれねぇのか」
「…」
「ごめんクド良い案だったけどだめだったよ」
「あ、あのですね」
「なに?」
「わ、わたしとい、一緒と…いうのはーだめ、なんでしょうか?」
「クドと…僕が?」
「はい!」
「ああ、それなら入るかもな」
「んークドはそれで大丈夫?」
「わ、わたしはリキさえよければ!」
「グガーグガー」
「すーすー」
「ドキドキして寝れないのです…」
異常に仲の良い二人、鈍感ってレベルじゃない理樹
クドにちょっとだけ不憫になってもらいました、ファンの人ごめん(自分もだけど
甘いの書きてぇなぁもう
いい筋肉だっ!!!
ちょおまwwwwwwwwwwww
何てものをwwwwwwwwwwww
ちょ、おま…夜中に起きてこんなの見たら眠れねぇじゃねぇか!!
>>753 いやっほぉぉぅう
お腹のところが(>ω<)になっててワロタ
傷つけてゴメン。応援してくれた人を裏切ってゴメン。
昔のkeyの作品……大分記憶飛んでた。
後付すれば、今の俺は愛が足りないってことですね。旅に出る。
あと説得力皆無だけど実年齢25の物書きぺーぺーです、一応の参考にしてください。
ついで、恭介、クド、姉御、佳奈多、葉留佳、投稿サイトの書き手らが特に好きでした。
読み手は……正直いってそれほど好きじゃない。どちらかっていうと嫌い。ああ、嫌いだ。
そして、俺がしでかしたことはデカチュウや田中だけど、支援してくれた人やなんかは
決してそうじゃない。そういった人たちまで罵るのは絶対間違ってると思うから。都合良
くなった時に出て行ったりしないんで(匿名でも)、それだけはしないで下さい。
最後、関係ないし俺がいうのはどうかと思うんだけどじゅんのサイトに誹謗コメントし
続けてるやつらは何なんだ? 無くなることを願う。
SSにして書くと曖昧になっちゃうからコメントにしてみました。ではさらば。
apt(→pat methenyのpatのアナグラム。うーろんがましいっ!)
1-756GJ!
>>753 絵自体もさることながら、塗りが実にうまいな…GJだ!
>>753 これはGMと言わざるを得ないな…凄いぜ
>>751 クドリャフカ、不憫な子だ。クド大丈夫じゃないじゃん
>>753 …こいつだr(ry
どこか違うと思ったら髪の色か。うまいねぇ
>>753 すげー上手いな。GMだ。
ところで、
「アホ毛がない」→「黒化」できない」→「黒セイバーといえばゴスロリ衣装」
→「ゴスロリ衣装といえば小毬」→「じゃあ黒セイバー役は小毬か」
となった俺は異端だろうか?
多分疲れてたんだと思うが・・・。
>>753 くっ、Fateとkeyどっちのフォルダに保存すればいいんだ!
>>765 ふっ、決まっているじゃないか。
……両 方 だ ! !
型鍵フォルダを作るんだ
月の話題は他所でやってくれ('A`)
>>768 まぁまぁ、そうかたいこと言うなって。
自由なのがこのスレのいいところだぜ?
それに型月ネタが出たんだ、仕方ないだろう。
そうそう。月知らないヤツは許容。月好きなヤツは自重。
思いやりで幸せスパイラルさ。
気になったがリトバスメインのクロスオーバーはやっぱりなしだろうか
クロスオーバーは分からなくて楽しめない人が急増する可能性大だから
小ネタ程度ならともかく、SSにするなら別スレ立てるのがいいと思うよ。
>>772 そのために別スレは……。
別に「妄想スレ」なんだからいいと思うけどねぇ。
判らん妄想はスルーすりゃいいんだし、見たい人だっているだろうし。
>>773 元ネタわからないけど、このコマリMAX怖えぇえええ、けど好きだ
ただこまりんにしてはバストがt(ry
>>773 ってセイバーオルタktkr!!
マジ仕事速いなwww
GMなんだぜ!!
>>773 「おにいちゃん、どうしてそんな女と一緒にいるの? わたしと遊ぼうよ」
とか言って来そうだなw
>>775 ごめんなさいorz
俺は必要以上にでかい胸は・・・次元問わず貧乳がs(ry
隔離スレとはいえ、型月ネタと鍵のコラボが許される時代になったか…
平和になったのか、世代が代わったのか、過疎ったのか…全部かw
>>774 文句言ってる人はわからんネタでスレが埋め尽くされるのが怖いんだと思うぜ?
するなとは言わんが、近辺のレスが他作品ネタで埋まりすぎてるときは多少自重するのも優しさというもの。
782 :
名無しさんだよもん:2007/11/03(土) 20:00:11 ID:YQ/opq+iO
セイバーオルタってなんだ?
黒セイバー?
ホロウまでしかしてないから最近のは
ゼロ以外知らん
>>780 うわ、ごめんリロードしてなかった。
優しさが足らなくて本当反省してる。
785 :
名無しさんだよもん:2007/11/03(土) 20:02:04 ID:YQ/opq+iO
>>781 ま た お ま え か
いい仕事しすぎたぜ…
おまいの同人出たら速攻で買ってやる
>>781 このクド可愛すぐるw
二次元キャラの描き方マジ教えt(ry
788 :
名無しさんだよもん:2007/11/03(土) 20:09:00 ID:YQ/opq+iO
>>789 マッスルスパークの練習でもしてるのかw
月厨うぜえ
その上に許容しろとか居直ってるし
月厨共自重しろ。
まてよ。これも一つの妄想には違いあるまい
さすがにまぁ確かにお前の言いたい月厨自重も分からなくもないさ
とは言えそんな口の悪さはいけねぇなぁ
いなおりはいいとは言えないけど
えらそうに言っても始まるまい
いいかげんにおとなになろうぜ
>>794 筋肉、筋肉〜
そういやそろそろというかもう焼き芋の季節だな
リトルバスターの面々は校内清掃のミッションと称して枯葉やら紙くずなんか集めて焼き芋してそうだな
監視していた佳奈多やストレルカとヴェルカそして匂いに釣られてきた佐々美や猫たちを巻き込んだりもしてそうだ
よし、流れを読まずに投下だ。
真人「そういやあ、クド公は発売前に『吸血鬼じゃないか』なんて言われてたよなぁ」
クド「そうでしたか?」
謙吾「もっとも、蓋を開けてみれば吸血鬼どころの話じゃなかったがな」
真人「だな。クド公、もっと筋肉つけなきゃダメだぜ」
クド「わふー!さりげなく弱キャラ扱いされてしまいましたっ」
恭介&唯湖(吸血鬼か……)
〜恭介の吸血鬼のイメージ〜
クド『最高にハイってやつなのですっ!』(←頭グリグリ)
〜唯湖の吸血鬼のイメージ〜
クド『ぶち殺しますよ、人間(ヒューマン)!!』(←血ィダラダラ)
恭介「怖ぇーーーよ!!」
唯湖「……これはこれで、アリだな」
理樹「何を考えたのさ二人とも……」
〜おまけ・葉留佳の吸血鬼のイメージ〜
クド「げっとまいれいじ!げっとまいれいじ!でもんくれいどる!」
葉留佳「……弱キャラですネ」
クド「ひどいですっ!」
>>797 よし、その妄想を書くか描く作業に移るといい
そして、丸焼けになったささささんと猫達を想像したのは私だけでいい
月ネタの是非は置いておくとして
他人に許容を強要するとひたすら荒れるだけってのは前スレで懲りなかったのか?
つーか自治どころかむしろ自己中な奴にしか見えないぞ
まったく流れ読まなくて申し訳ないんだけど、SS(多分15レスくらい)投下してもいいよね?
答えは聞いてない!
気に入らないのはよく解るけど
もっとつまらん口論で荒れるよりはほんのちょっとはマシだからスルーしようぜ
聞かれてないのに答える!
お願いします!!
804 :
名無しさんだよもん:2007/11/03(土) 21:26:12 ID:YQ/opq+iO
むしろ流れたを変えてくれるなら
大歓迎
で、おっきできるssだよな?
注意:作者はギャグのつもりですが、人によっては不快感等を持たれる可能性がありますので
好みに応じて読み飛ばし等をお願い致します。
「はい、りんちゃん。これどぞー」
そう言って小毬は鈴に紙片を2枚差し出した。
「こまりちゃん、なんだこれは?」
鈴はそれを受け取って、それを見る。
不思議な形をした何かの写真が映ったチケットだった。
「プラネタリウムのチケットだよ〜。イエナさんっていうおっきなプラネタリウムでね、
昔から働いてるんだけど、すごく綺麗なんだよ〜」
「よくわからないがすごいんだな。でも何で2枚あるんだ?」
小毬は少し赤らんだ顔でにっこり笑って言った。
「ふっふっふ〜、理樹君と行ってきたらどうかな〜なんて思ったのですよ〜」
それを聞いた鈴は小毬より真っ赤な表情になる。
「こまりちゃん、何を言ってるんだ…」
「皆で遊ぶのもいいけど、たまには二人でロマンティックな一時も、いいよ?
このチケットで別世界に行ってきたらいいよ〜」
「そ、そうか…そうだな。ありがとう、こまりちゃん」
そう言うと鈴はチケットをそっとポケットにしまった。
小一時間後。鈴は男子寮は理樹と真人の部屋の前にいた。
鈴はドアを叩こうとして考える。
どういう風に誘ったらいいんだ?、思い返せば今までのデートは基本的に理樹からだった。
自分が何かしたい、とか、どこか行きたいと思ったら理樹が何かしら提案してくれていた。
理樹との付き合いの中で自分から誘いをかけること自体は珍しくはないのだけれど、
それは何気なく無意識にやっていたことであり、ましてそれがデートだとなれば、
どうアプローチしたらいいかわからなかった。
「うーん、何だかきんちょーするな…」
軽く息を整えて、ドアをノックする。
何も返事はなかった。
「おーい、理樹、いないのか?」
もう一度ノック。
やはり返事はなかった。
「理樹、勝手に入るぞー?」
そっとドアノブに手をかける。鍵はかかっていない。
そのまま室内に入る。
昼下がりの室内は電気はついていなかったが、日が差し込んでいて明るかった。
「なんだ、理樹の奴いないのか…」
ちょっと待ってみるか、いや探しにいこうか、と考えを巡らせながら
鈴は理樹のベッドにごろっと転がった。
そのままごろりと寝返りを打ってみる。
ふとベッドの上に何かあることに気がついた。
鈴は起き上がり、それを手に取ってみる。
「なんだ、これは…黒い…ぱんつ、か?」
鈴の手にあるのは男性用のいわゆるビキニタイプの黒いパンツだった。
理樹のか?、などと思考をめぐらせ始めようとした所で
突然、音ともに部屋のドアが開く。
鈴は反射的に手にしていたものをポケットに突っ込んだ。
部屋に入ってきたのは真人だった。
「ん、誰か居るなと思ったら鈴かよ…どしたんだ?」
真人がどこかがっかりしたような表情をしたので、鈴は言い返す。
「あたしで悪かったな。理樹にちょっと用がある」
「ああ、理樹なら食堂にいんぞ」
「そうか、ありがとな。じゃ」
鈴は部屋を後にした。
食堂に向かう途中で、その理樹とはちあわす。
「あ、鈴!大変なんだ!ヒョードルとテヅカがケンカを始めちゃったよ!」
「何だって!今行くぞ!」
慌てる理樹を尻目に鈴は中庭へ向けて駆け出した。
部屋に戻った鈴はのそのそとベッドに向かうと転がり込んだ。
ヒョードルとテヅカの間の火花は他の猫たちにも飛び火し、
中庭はさながら猫の合戦場の様相を呈していた。
理樹と共にその仲裁にあたること約一時間。二人とも疲労と生傷を伴い解散した。
鈴は疲れた頭をゆっくりと回転させる。
あたしは理樹に何か用事があった。
ポケットの中にあるはずの何かと関係があった、そこまで考えてポケットに手を入れる。
紙の感触と、もうひとつ。布の感触。いつも使っているハンカチとは違う。
引き出してみる。それは。
「うあ…持ってきてしまった…」
理樹の部屋で見つけた黒いパンツであった。
そこまでゆっくりであった鈴の頭は急速にその回転数を増す。
どうしよう、まずい、戻さないと、見つかったら変態扱いだ、とさまざまな思いが
脳裏を交錯する。
「困った…」
鈴は一人の部屋でがっくりとうなだれた。
突然ドアをノックする音がした。
「りんちゃーん、いるー?」
小毬の声だった。鈴はとりあえずパンツをポケットにしまった。
「おー、いるぞ。はいってくれ」
いつものように楽しげな表情の小毬が部屋に入ってくる。
が、鈴の顔を見ると様子がおかしいことに感づいた。
「りんちゃん、どうしたの?なんか困ったこともあったのかな?」
一瞬、とまどう鈴だったが思い切って切り出す。
「こまりちゃん、実はな…」
sienda,over
「…そ、それは困ったねぇ…」
一通りのいきさつを話した小毬は言葉どおりの困り顔をした。
鈴の部屋で黒いパンツを間に置いて、鈴と小毬は向かい合って考え込む。
「とりあえず…返しにいけばいいんじゃないかな…こっそりと」
「そ、そうだな…」
鈴と小毬は理樹と真人の部屋へと向かった。
部屋に近づく廊下に人だかりができていた。
野次馬たちの中に葉留佳が混ざっていた。
葉留佳は鈴たちの姿を見つけると駆け寄ってくる。
「鈴ちゃん、小毬ちゃん、大変だよ!理樹君たちの部屋が下着泥棒の被害にあっちゃったんだよ!」
それを聞いた鈴と小毬の驚愕は葉留佳のそれとは別の意味だったのだが、
葉留佳はそれには気づくはずはなかった。
鈴が人ごみの先を背伸びして見るとその先頭はテープで封鎖されており、
佳奈多以下風紀委員が騒ぎを鎮めようと躍起になっていた。
が、正確には鎮めようとしているのは野次馬というよりはテープの内側…恭介たちだった。
理樹たちの部屋の前には大きな立看板が立てられていた。
「男子寮下着窃盗事件特別捜査本部」
と大きく筆で書かれた看板の前で恭介が演説する。
「男子寮の皆!我々リトルバスターズはこの事件の解決に全力を注いでいる!
情報提供をお願いしたい!どんな些細な情報でも構わない!学園の平穏を乱す事件の
解決に是非協力して欲しい!」
「あのバカ兄貴…」
鈴は頭が痛くなってくるのを感じた。
「あんな騒ぎになってしまったら、こっそり返すのは無理だな…」
「うーん…なんだか恭介さんたち、変にテンション高かったしねぇ…」
部屋に戻った鈴と小毬は再びパンツを前に考え込んでいた。
恭介たちは理樹たちの部屋を「現場検証」のため封鎖宣言を表明。
何か調べているのかそれとも犯人探しの推理しているのか、謎だったが、
鈴たちといえど部屋に入れてはもらえなかった。
「思い切って、他の皆の力を借りてみたらどうかな…?」
「そうだな、理樹にでも相談してみ…ってそれは無理だ…」
いつもなら面倒なことになれば、とりあえず理樹を巻き込んでみる感じであったが、
今回ばかりは無理である、というより一番知られたくない相手と言えた。
「リトルバスターズの女の子がいいんじゃないかなぁ…」
「むー…クドは話せばわかってくれそうだが、くるがやにはバカにされそうだ」
「でも他の人よりは恥ずかしくないと思うし、何より私たちだけじゃ無理だよ」
「うーむ、仕方がない、か…」
悩んだ末、鈴はメールで来ヶ谷たちに連絡を入れる。
しばらく後、部屋にはリトルバスターズの女子メンバーが勢ぞろいした。
小毬がここまでの経緯を説明する。
「いやいや…珍しく鈴君からメールが届いたかと思えば…なんともおもしろいことに
なっているじゃないか」
来ヶ谷はもう笑いをこらえるのに精一杯と言わんばかりの表情だ。
「いやいや姉御、鈴ちゃん的にはシリアスプロブレムってやつですヨ」
少し赤面の葉留佳は苦笑した。
「そうなのです。鈴さんの気持ちはレディならば当然の反応というものなのです」
クドはまるで自分のことのように悩んだ顔をしている。
小毬は真面目な顔で場を取り仕切る。
「とりあえず皆の力をあわせて、鈴ちゃんが恥ずかしくないようにこの…ぱんつを
返してくる方法を考えようよ」
「しかし、問題は具体的にどのような手段があるか、ということです」
美魚は目を伏せながら率直な感想を述べた。
「正面から返してくればいいだろう、彼氏のぱんつくらいどうということはあるまい」
「それができれば鈴さんはわざわざ私達に協力を求める必要はないのです」
「でも理樹君たちがいないときに忍び込むのは無理だよ。
だって部屋の鍵は部屋を使ってる人が持ってるもん」
「それにこの大騒ぎですから。風紀委員会が騒ぎを鎮めたとしても、恭介さんたちは
犯人探しをやめないでしょう」
議論は早く詰まり始める。
しばらく考え込んでいた来ヶ谷がおもむろに輪になって考えるメンバー達の中央に
置かれたパンツを見ながらおもむろに口を開く。
「待て、こういうときは原点に帰ろう。まずはそのぱんつの解析からだ」
「そうですね、まずはそこからです」
美魚が同調した。
「そもそもこれ誰のぱんつなの?」
葉留佳の問いに鈴が答える。
「理樹の部屋にあって、真人のにしては小さいから理樹の、だと思う」
「これが男性の下着なのですか…、なんだか、その…大胆なデザインなのです…」
クドが赤ら顔でコメントする。
「言われてみればそうだな、ブラックという色選択、ビキニという形選択、
おとなしいイメージである理樹君の先入観を軽く打破するものだ」
「私が推測するにこれはあえて自分のキャラクターと反対のイメージを採用すること
によってインパクトを狙っているか、そうでなければ直枝さんの内面には最初から
このような少々過激な要素がある、と言ったところでしょうか」
「私としてはその二つについて言及するとすれば、後者、か。鈴君の話を聞く限りでは
そのイメージや普段の言動行動と裏腹にいざというときの行動力は案外あるそうだ」
「ああ、忘れていました。今のうちにこの貴重な現物資料を…」
来ヶ谷と美魚は淡々と議論をしはじめた。
「もうっ、ゆいちゃん、みおちゃん、真面目に考えてあげなきゃだめだよ。
りんちゃんはピンチなんだから」
小毬が盛り上がり始めた二人の議論を止める。
「む、すまん。私としたことが少々脱線したな」
来ヶ谷は目を伏せて少し考える素振りを見せたあと、提案した。
「そうだな。陽動した後、がら空きの部屋に進入、ぱんつを返却したのち、
速やかに退却、という作戦はどうだ?」
「よーどー?なんだそれは」
鈴の問いに美魚が解説する。
「あえて注意を引く行動をとることです。その方法なら部屋の住人しか鍵を持っていない
問題も解決できるかもしれませんね。慌てて飛び出していくならば鍵をかけ忘れたまま
部屋を離れる可能性はあるでしょう」
「さっすが、姉御!あったまいい!」
「さすがゆいちゃんだね〜」
「ふっ、大した案ではないよ…というかコマリマックス、ゆいちゃんはやはり恥ずかしいんだが」
「では早速準備なのです!」
こうしてリトルバスターズ女性メンバーのミッションへの準備が始まった。
『皆〜、準備はいい〜?オーバー」』
『こまりちゃん、こっちはおーけーだ、おーばー』
『準備おーけー、なのです、おーばー』
『こちらはいつでも構わんよ、オーバー』
『同じく、オーバー』
『早く始めよっ?オーバー』
『じゃあ〜、恭介さん風に、ミッションスタート!』
各々にトランシーバーを身に着けて連絡を取る。
集まっていると見つかってしまうだろう、ということで、
それぞれが考えた陽動プランに適した場所に散っていた。
鈴は理樹たちの部屋にいつでも進入でき、かつ身を隠せる物陰から様子を見てみる。
恭介に、真人、謙吾と三人体制で部屋の入り口に立って何か話している。
『誰から行こうか〜?オーバー』
『はいはーい!私が最初に行ってくるよ!注意を引けばいいんでしょ?
そういうの私得意だからね、オーバー』
葉留佳が威勢良く立候補する。
『まぁ、最初は反応を見るために捨て駒、というのも悪くないな。オーバー』
『うまく行ったら行ったで突入できますから、私達は損はしません。オーバー』
『姉御、みおちん。ひどい言い草ですネ…オーバー』
トランシーバーから葉留佳が駆ける足音が聞こえてくる。
足音が砂を踏む音を伴っているのでどうやら外らしい。
『レッツゴー!フィーバーターイム!』
葉留佳の掛け声の後に、盛大に何かが連続して弾ける音が響いた。
『Hey!あたしを捕まえられるなら捕まえてみな!HAHAHAHA!』
クロスオーバーだろうがなんだろうが気に入らなければ来なければいいだけ
まるでフィクションの中で語られるフィクションの中に登場する悪役のような
奇妙な悪役口調で葉留佳が大声を挙げる。
部屋の前の恭介たちは外の様子が少し気になっているようだ。
飛び出せ、飛び出せ、と鈴は念じる。
が、トランシーバーから葉留佳に似た、しかし葉留佳ではない怒鳴り声が聞こえた。
『葉留佳!校内で爆竹鳴らすなんて何やってるのよ!』
『お、お姉ちゃん!?い、いやこれはですネ…』
『葉留佳、話は風紀委員会室で聞くわ』
『ああんっ、待って、ね、ちょっとだけって痛い痛い痛い耳引っ張らないでぇぇぇっ!」
『何このトランシーバー。また何か悪くだくみね、まぁいいわ。後で追及することにするから』
プチッという音と共に沈黙が流れる。
『こうもあっさりと捨て駒になってしまうとはな…オーバー』
来ヶ谷はやれやれと言わんばかりの口調で言った。
『辛うじて拾えた情報はまだ風紀委員会の警戒が厳しく、うかつに騒げば
三枝さんの二の舞になってしまう可能性が高い、と言ったところでしょうか。オーバー』
美魚が淡々と持論を述べる。
『となれば正面から気を引くしかあるまい。用事がある、とでも言って強引に引っぱって行けば
鈴君がぱんつを戻してくるくらいの時間は稼げるだろう。オーバー』
来ヶ谷の提案に皆同意した。
次いで来ヶ谷は分担を発表する。
『よし、ではまずクドリャフカ君、真人少年を引付けてくれ。オーバー』
『は、はいなのです。頑張って引付けるのです!おーばー』
クドの返事からしばらくして、鈴の位置からはクドが真人に話しかける姿が見えた。
『い、井ノ原さん、お時間はありますか?』
『ん、今ちょっと取り込んでんだよな…』
『真人、俺たちが部屋を見てるから行って来いよ』
『そっか。悪ぃちょっとだけ行ってくる』
クドと真人が部屋の前を離れる姿とトランシーバーから小声が入った。
『井ノ原さんをおびき寄せることに成功したのです!おーばー』
『でかした、クドリャフカ君。次、小毬君と美魚君、恭介氏を頼む。オーバー』
来ヶ谷が次の指示を出す。
『うん、頑張ってみるよ〜、でも恭介さん、どうやったら引っかかるかな?オーバー』
『その辺りは私がうまくやるので小毬さんは話だけ合わせて下さい、オーバー』
部屋の前にやってくる美魚と小毬の姿を鈴はみとめた。
『恭介さん、ちょっと折り入って頼みたいことがあります。
その…ちょっとモデルになって欲しいのですが、お願いできますか?』
『う、うん、恭介さん、ちょっとお願いしてもいい〜?』
『あー、困ったな。ちょっと今この場を離れられないんだが…』
『恭介。行って来い。俺が残っていれば問題あるまい』
『悪りぃな謙吾。ちょっと頼む』
恭介を伴って部屋の前を離れる三人。
『こちら恭介さんの陽動に成功しました。オーバー』
美魚の淡々とした報告が入った。
『さすがだ。残る謙吾少年は私が引き受けよう。ただ彼は性格上少々強引に引っ張ってゆく
ことになるだろうから、あまり時間は稼げない。鈴君は速やかに侵入ならびに脱出を
図ってくれ。オーバー』
来ヶ谷が部屋の前にやってくる。
『謙吾少年、少し私に付き合え』
『どうしたんだ、来ヶ谷。だが生憎俺は今ここを離れられなくてな。すまん』
『女性が恥を忍んで頼んでいるのに、そういうことを言うのかね、君は』
saranisienn
支援
『そんな聞こえの悪い言い方をするな。俺だって行ってやりたいのはやまやまだ』
『もういい。明日、謙吾少年に恥を忍んでおねだりしたのに冷たくあしらわれた、
といいふらしてやろう…』
『わかった…少しだけだぞ?用が終わったらすぐに戻るからな』
来ヶ谷にしぶしぶついてゆく謙吾の姿が見えると同時に鈴は駆け出す。
素早く理樹たちの部屋の中へと入った。
しかし、部屋に入った直後に鈴の目に入ったものは、理樹の姿だった。
「あれ、鈴じゃない。どうしたの?慌てて」
理樹はきょとんとした表情で鈴を見た。
「あ、あー、いや。ちょっと用事があっただけだ」
鈴はとりあえず返事をする。
「ふーん。で用事って何?」
「ひ、秘密だ…」
「いや、用事があるって言ってきて、僕にもそう言って、秘密も何もないでしょ」
理樹はいつものように笑って突っ込む。
鈴もとりあえず合わせて笑ってみる。
「で、どうしたの?」
「そ、それはだな…」
予想外の事態に完全に鈴の思考はパニック状態に陥っていた。
必死に言い訳を探す。何か理樹に用事はなかったか、と記憶を探る。
そして、ひとつの思い当たる節に気づき、すかさずポケットに手を突っ込む。
「理樹!これで一緒に行かないかっ?べっ別世界へだ!」
言って、ポケットの中のものを突き出す。
それは、パンツだった。
対する理樹の反応は驚愕そのものだった。
その視線は鈴の手にある物体…黒いパンツに釘付けだった。
二人の間に流れる空気が一瞬にして混沌とする。
「いや…鈴、それ…パンツじゃない。っていうか別世界…?」
理樹は常の鋭さを失った突っ込みをする。
一方、鈴は完全に思考が停滞していたが、理樹の言葉で我に帰る。
「いやっ、理樹、これはな、違うんだっ!」
混乱し疑われたわけでもないのに弁解をする鈴のトランシーバーに通信が入る。
『まずい、謙吾少年が戻ると言って聞かん。一刻も早く脱出を』
『恭介さんがモデルになるならモデル衣装に着替えるって部屋に行っちゃったよ〜』
『井ノ原さんももう戻り始めてます。鈴さん、早くっ!』
事態は急を要していたが、それらの連絡も鈴の耳には入らなかった。
「鈴、まさか…鈴が下着泥棒の犯人、なの…?」
呼吸を整え、理樹は鈴に切り出した。
その不安そうな瞳が信じたいけれど目の前の事実に心が揺らいでいるんだと
訴えているような気がして鈴は目をそらした。
部屋に複数の話声と足音が近づいてくる。ドアが開く。
が入ってきた部屋の番人であった恭介たち、おとりになっていた来ヶ谷達も
目の前のシリアスなシーンを見て、ぴたりと会話と動きを止めた。
「これは…ひょっとして修羅場ってやつか…?」
恭介の少し緊張した一言だけが場に響いた。
だが周囲の外野陣の入室もその言葉も、対峙する二人には届いていなかった。
「ねぇ、鈴。何か答えてよ…」
鈴を見ていた理樹だったが、目をそらす。
鈴は混乱する思考を必死に静止させながら言葉を紡いだ。
「違うんだ理樹…こ、これはな。間違ったんだ。間違って持ってきてしまって、
返そうと思ったんだが、なんか大騒ぎになってしまって、返せなかったんだ…
嘘じゃないんだ…」
その言葉はいつもの鈴とは別人のような弱々しい言葉だった。
場を沈黙が支配した。
外野が固唾を呑んで見守る中、理樹がゆっくりと鈴に歩み寄ると、パンツを持つその手を取った。
「鈴、僕は信じてるよ。だからそんな顔しないで、ね?」
理樹はそっと鈴を抱き寄せる。
「とっても不安だったんだ、とっても怖かったんだ、理樹に嫌われたらどうしようって…」
鈴は理樹の胸に顔を埋めながら、少し涙声で思いを訴えた。
「嫌いにならないよ。もし鈴が、その、ド変態でも僕は嫌いにならないよ?」
「…それはうれしいが、その例えはバカにしてるのか…」
理樹の腕の中の鈴は少しむくれた顔で理樹を見上げる。
「ごめん。それと事故だったのに疑ってごめん」
「いいんだ。もういいんだ。おたがいさま、というやつだ…」
しばらく抱き合っていた理樹と鈴だったが、周囲の視線に気づくと慌てて離れる。
それを見た外野陣が一斉に各々ため息やら呆れた声を挙げた。
「よくわかんねーうちに済んじまったみてーだが、とりあえず一件落着、ってか?」
恭介がやれやれと左右に手を伸ばすリアクションをする。
「まったく、お熱いことだ。見ている方が恥ずかしい」
謙吾が同調する。
「でも一時はどうなるかと思ったのです…」
「ほんとだよ〜」
クドと小毬は安堵した。
「でも、男性物の下着を手に愛を確かめ合うカップルという光景は非常にシュールですね」
美魚が淡々とした感想を述べる。
「と、とりあえず鈴、それ引き取ろうか…」
赤面の理樹が鈴の手にあるパンツに目をやりながら言った。
「お、おー、というか早く引き取ってくれ。いくら彼女だからと言って、
意味もなく彼氏のぱんつを持っているのは恥ずかしいぞ…」
理樹は鈴からパンツを受け取ると言った。
「いや、鈴。これ僕のパンツじゃなくて、恭介のだよ?あっちの洗濯機が壊れたから
僕らの方の洗濯機使うって言うから僕達の一緒に洗ったときに、多分僕が取り込み
忘れたんだと思う」
「じゃ、じゃあそのぱんつはバカ兄貴のだったのか!?」
「うん」
あんなに恥ずかしがって、あんな作戦までして返そうとした意味はなんだだったんだ、と
強い脱力感に襲われる鈴の脇にいつの間にか恭介がいた。
恭介が鈴に真面目な表情で語る。
「鈴、兄ちゃんのぱんつが欲しいなら直接言え。何枚でもやるぞ?」
「誰がいるか、ぼけぇぇぇっっっ!」
鈴の咆哮が室内に響いた。
END
よくあるネタながら変な話書いてごめんなさい。
最近、投下されるSSや小ネタを見てると視点が結構捻った作品が多くて参考になるなぁとか
思いながら書いてました。
今回は三人称で話を書く練習も兼ねてます。おかしいところは気づく範囲で直しましたが
おかしいところがあったら笑ってやってくださいませ。
>>822 GJだ!
ところで、このリアル画調シリーズネタツボなんだけど…
>>822 リアル神絵師キター!!
やべぇ、シリアスヴァンパイアだ。流石の俺の筋肉も恐怖に縮み上がるぜ……。
>>826 GM!
ってかオチフイタwww恭介のビキニパンツwwwうぇwww
>>822 キターーーー(゜∀゜)−−−−!
クドが最高にかっこいいって言える日が来るとは思わなかったぜ・・・。
GJ。
>>826 女性メンバーがミッションするところは新鮮だったぜ。
最後はばかっぷるぶりに笑わせていただいた。
GJ!
>>822 最初のこまりん見たとき思ってたけど、やはり貴方だったか
いいなぁ、このクド公。真人と二人並べてみると…
>>826 これ真人のぱんつかな、と思ってたら恭介ぇえええ
さりげに理樹君が黒い、うわこいつ黒っ
ミッション系統が書けるのはすごいな、ぐっとぱんつ
>>822 GJ!!
これは最高にハイなクドだな
>>826 GJ!!
女性陣ミッションがリトルバスターズらしくていいな
そして理樹と鈴にニヤニヤがとまらない
>>805 いやいやそこはチケット持ってくるの葉留佳だろう。イエナさん的に考えて
>>832,
>>833 妄想の経緯を説明すると、
最初、葉留佳がゆめみの格好してプラネタリウムで客寄せのバイトやってるって妄想が始まり。
んでそこにやってきた小毬さん…という話を書いてたんですヨ。
が、こまりんの行動思考というのは案外書いてて難しく、ふと視界に入ったパンツから
そっちの妄想が走って何故か仕上がったのはパンツ話だった、と。
冒頭のやつはその名残だったり…
>>834 凄い軌道修正だなw
けどそれでここまで面白いSSが書けるなんて、凄いです。
次の作品も期待してます。
>>834 つーことはなんだ、おまえさんのパンツは黒ビキニだというのか
>>836 いやいや、うちのバカ兄貴のですヨ。
スポーツやってて体は締まってるのはいいのだけれど、
風呂上りにぱんつ一丁で歩き回るな、と。
なんで真人のぱんつじゃなくて恭介だったの?と思われた方いらっしゃったら
コレが原因です。はい。
現在いろんなところのマクド絵を収集中なのだが…566さんの消えてるううぅぅ!!
839 :
名無しさんだよもん:2007/11/04(日) 13:04:45 ID:LA6t3a8SO
おっと、あげちまった
マクドはまだ結構あるから良いじゃないかぁ!
真人佳奈多なんかほとんどないぜ、まして真人美鳥なんか…。
そしてオレは代わりに妄想をぶちまける!明日あたりに…。
マクドはともかく真人佳奈多や真人美鳥は期待するだけ無駄だからなw
Kanonで言うなら北川名雪、CLANNADで言うなら春原椋みたいなもんだ
真人佳奈多なんて本編で特に接点の無いサブキャラ同士だから
Kanonで言うなら北川美汐とかそんなレベルなんじゃないか?
つまり
>>841の常人を越えた妄想力に期待。
Keyブーム真っ盛りのKanonについちゃ、妄想の開拓がかなり進んでる印象があるねぇ。
クロスオーバー、モブキャラからオリキャラ、鬼畜もの、大体あるような気がする。
>>844 かまいたちの夜2のパロディを思い出して寒気がした
>>841 楽しみにしてる。
最近は真クドが人気だよな。
個人的には恭まり(?)が少なくて残念だけど
凶相
離鬼
魔郷
堅固
燐
狐球
苦怒
三尾
遺娘
刃流華
暴走族の方ですか?
841に期待
>>847恭毬話は俺が書いてたりするがひどく難産なのでこのスレのうちに投下できるかは不明です・・・
恭介×小毬をキョマリと呼ぶ俺は間違っているのだろうか・・・
>>844 なぜかさだまさし「木根川橋」を思い出した
僕らはこっそり ノオトの片隅に
あの娘の名前に 自分の名字を
被せて書いては 慌てて塗りつぶし
辺りを見回し 赤くなったもんです
棗理樹
直枝鈴
いずれにしてもあんま変わらんな
>>851 恭介×小毬=キョマリ
理樹×鈴=リキリン
真人×クド=マクド
真人×美魚=魚肉
真人×美鳥=鳥肉
理樹×小毬=リキマリ
葉留佳×佳奈多=はるかな
恭介×理樹=キョリキ
理樹×クド=リキド
「やたらと言葉を略すな!」とストレルカに怒られそうだ
理樹×クド=リキッド
たった一文字入れるだけでだいぶイメージ変わるな
理樹「いけないか?世界を敵に回しても?」
謙吾「茶番だ!!!スネエエエエエク!!」
恭介「性欲をもてあます」
さぁ、妄想をはじめようか
ある日の練習中のお茶会
「今日は軽めに小さいおむすびを作ってみました」
「わー、かわいいー」
「食べてみてもいいですか?」
「どうぞ、そのために作ってきたのですから」
「「いただきまーす」」
わふわふ
「んーっ、すっぱいですっ」
「これは昆布だね、おいし〜」
「能美さんのは梅干ですね。私のはツナマヨでした」
「わふーー。梅干ってこんなにすっぱかったのですね」
「売られているものはそうでもないですが、自家製のものは様々です」
「お、うまそうだな。俺にもひとつくれよ」
「これはロシアンおむすびと言って、この中に1つ
食べると筋肉が失われてしまうものが混ざってます。それでも構いませんか?」
「うぉおおおーー、俺はどうしたらいいんだぁああ」
「美味しそうですネ。1つ貰いますヨっ」
「私も1ついただこう」
「どうぞ」
「お前ら、筋肉なくなるのが怖くねぇのかよっ」
「「別に」」
「イジメかぁ、てめぇら筋肉いじめて楽しいかぁああ」
「そもそもおまえの筋肉が減るわけないだろぼけーっ」
「こんなふうにすぐ騙されるのが真人らしいよね」
「同感だ。それと1つだけ筋肉が増えるのも混ざってるらしいぞ」
「そうなのか!?なら全部食っちまえばプラスマイナス0じゃねぇか」
「みんなの分がなくなるだろっ」
「西園、俺にも1つ」
「どうぞ、恭介さん」
「いつの間にか大所帯になったねぇ」
「西園さんのおむすびは引き手数多なのですねっ」
おむすびを美味しく食べたところで
「能美さんは和食をよく食べてますよね」
「朝は和食と決めているのですっ」
「和食は低脂肪のイメージがあります」
「そうだねぇ。でもちょっとしょっぱいかな」
「わたしも低カロリーのものを好むのですが」
「小毬さんはお菓子をいっぱい食べてますよねー」
「そこで能美さん。何故わたしたちの胸は小さいのでしょう」
「はっ、まさか。お菓子が足りなかったのでしょうか」
「そうです。小毬さんは意外に胸が大きいです」
「それはお菓子のせいだったのですかっ」
「ふぇえええ〜、はるちゃんとかゆいちゃんもいるよ」
「きっと二人ともわたしたちの見えないところで」
「食べてるのでしょうかっ、なら私たちもいっぱい食べなければなりませんねっ」
ゴンっ
「うめにゃー・ばりーと」
パタン
「おっと、すまないクドリャフカ君。手元がくるったようだ」
「わ、わふー…とらぶるてりぶるあくしでんとです…」
幸い、たいしたことはなかったので仕切りなおし
「ところで何の話をしていたのでした?」
「思い出さないほうがいいかもしれません」
「あはは…そうだねぇ」
「わふーっ?」
(このままじゃ私たちが)
(ゆいちゃんに…)
お茶を口に含みながら
「ジッ、こちら相当な筋肉、ただちに現場に向かいます」
「筋肉が通りまーす。道を開けてください」
「ぶっ」
「ほわぁっ、どうしたの、みおちゃん」
「後ろに何かいるのですk…」
「ふふっ、うふふ」
「みおちゃんがこわれたー」
「小毬さん、小毬さん」
「どうしたの?クーちゃん」
「日本には野球のボールを顔につけながら走る習慣があるのですか?」
「え?どういうこと」
「さっき宮沢さんと井ノ原さんが…ほら、来ました」
「ふえぇ…」
「ご協力ありがとうございまーす」
「や、野球ってこんなこともするのかぁ」
「いやいやいや」
「とりあえずこのみおちんをどうにかしましょうかネ」
「うふっ、ふふふふふふふ…」
こうして一日が過ぎていく…
ボールを顔にくっつけながら走っていたら、それはもう衝撃的な光景だとおもうんだ
胸の話をもっと拡げたかったなぁ
>>858〜
>>860 お茶会キターー(゜∀゜)−−ッ!!
いつもなごむんだよな。あの3人コンビは。
最後のみおちんのこわれっぷりにくすりとさせられたww
GJ!
謙吾×古式=謙吾式
いや待てよ・・・
古式×謙吾=コシケン
こちらの方が正しい気も・・・
漫才コンビの名前みたいだねw
りきこま
りきりん リタリンぽい
りきはる 人名?
りきっど 液体
りきがや
りきうぉ
りっきょう 大学?
りきまさ やっぱ人名?
りっけん 君主制度?
りきささ
りきかな
りきこじ
りきあき
りきがやがいいな
>>864 何でもかんでもくっつけりゃいいってもんじゃないだろw
りきこじとかりきあきとかねーよwww
>>847 恭まり(?)書いてみた。ちなみに俺はロリマリと呼んでいる。
推敲の後投下する。多分今日中に。
しかしサブ男×ヒロインの場合は寝取られ注意とか書いといた方がいいのだろうか?
りきあき?
あきなんてキャラいたか? もっかい復習してこよう…。
いや、寝取られまではいかないと思うが。単純に○○×○○と書いておけば
大丈夫かと。
>>864 りき「がやさん、がやさん。ここはどこだい?」
がや「ここは私の部屋だよ」
りき「どうしてぼくはじょしのせいふくをきているの?」
がや「それは君が可愛いからさ」
りき「がやさんのほうがかわいいよ」
がや「いや…君には敵わないな…///」
こうですかっ、ひらがなで書くと理樹君が幼くなってしまった
>>866 小毬(21)っ、小毬(21)っ
>>866 寝どられの定義について考えてみよう。
例えば理樹とわふーが恋人関係なときに
真人がわふーを筋肉で手篭めにした。
・・・これは十分寝どられだな。いまいち想像はできんが。
で、理樹が鈴あたりといちゃいちゃしている現状で
マサトとクー公が恋仲から発展してベッドインとかなれば
これは寝どられではないはずだ。
・・・これもベットインするまでには、ぶ厚い辞書級のテキストが要求される気がするが。
>>869 サンクス!
まあ世の中にはりきささのSSもあるくらいだしな。みな等しく妄想ですヨ☆
>>871 「ねどられ」ってのは初めて聞いた気がするな。
ヘタの考え休むに似たり、ということわざの意味がよく分かったのでもう投下する。
恭介×小毬。エロさ皆無は勘弁すれ。
投下前sien
小毬は走っていた。
居ても立ってもいられなかったのである。
素材から製法まで徹底的に拘った、あの限定パフェ。
頑固一徹な職人気質のみが成せるあの至高の味を生み出すのは、もちろん頑固一徹な職人である。
受け付けてもいない予約を皿洗いと引き換えに認めさせるのに、どれほどの労力を要したことか。
それを思うと、小毬は廊下を走らずにはいられなかった。
礼の品の用意も無い。
礼の言葉など言い尽くせるはずもない。
それでも、小毬の足と気持ちは、どうしても止まってくれなかったのである。
「恭介さんっ!!!」
「ん? どうした小毬」
思いと鼓動で胸が張り裂ける前に、小毬は恭介の教室に駆け込むことができた。
思えば、このランニングフォームを教えてくれたのも恭介である。
それを思うと、もう走るのを止めているはずなのに、鼓動がますます早く強く胸を破りそうになっていく。
「って、どうしたんだそんなに慌てて。急ぎの用事か?」
広げられた昼食の香りと生徒達の視線の中、恭介は読んでいた漫画とつまんでいたパンを放り出して、荒い息をつく小毬の元へ駆け寄った。
「あっ… あのっ……!」
元より、何か考えがあって駆け出した訳では無い。
「……あ〜のぉ〜〜ぅぅ……」
用事か、と聞かれたところで、何を応えることもできなかった。
「落ち着いたか?」
「はいぃ…… すみませんでしたぁ…」
ただならぬ様子で何か言いかけたきり、口ごもった小毬と、その肩を抱いて人目の無い場所へ移動させ、ヤクルトを飲ませた恭介。
通る人も無い屋上への階段に、二人は並んで腰掛けていた。
「で、何の用なんだ?」
「はい……えぇと、ですね……?」
そこで、また小毬はフリーズする。
何の用だと言われても、何の用だと言うのやら。
「……うぅん〜〜〜〜?」
階下の喧騒ばかりが遠く響く。もたもた、と、わたわた、を繰り返す小毬の頭に、恭介は笑顔を浮かべたままでそっと手を置く。
「…そうだな。とりあえず、お前が走り出す前に何をしてたのか、教えてくれるか?」
ぽふぽふ、と頭を叩かれながら穏やかに問いかけられる。
それでようやく、小毬は恭介にまともな答えを返すことができた。
「理樹くんと、お話してました」
「そうか。何を話してたんだ?」
「その… 恭介さんが… 限定パフェを予約するために…」
「ああ、そのことか」
小毬が落ち着いたのを見計らって、恭介は最初の質問を繰り返す。
「それで、俺に何の用なんだ?」
問題はそれなのである。
結局小毬はまた言葉に詰まった。
とにかく何か応えようと、小毬が顔を上げる。
見下ろす恭介と視線があった。
口ごもってばかりの小毬を、ずっと見つめ続けていた瞳。
その目は、あまりにも優しすぎた。
「あ……」
ぶわっ、と、
見上げる小毬の瞳から気持ちが溢れた。
「あ、あのっ… ごめんなさいぃ… わたし、お礼がしたくて…… でもっ……」
溢れ出した気持ちを、なんとか形にしようとして、
「ここまでのことしてもらって… お返しになるようなこと… わたし、何もできなくて… わたし……」
溢れた言葉は、しかしすぐにこみ上げる思いに巻き込まれ、あっという間に押し流されてしまう。
どうすることもできないまま、小毬はただ泣きじゃくるしかなかった。
「小毬」
恭介に名前を呼ばれ、びく、と肩をすくめる。
が、恭介の手が小毬の頭を撫で続けると、そのこわばりはゆっくりとほぐれていった。
「いいんだよ」
泣き止んだ小毬の耳元へ、恭介がそっと囁く。
「どこまでやるかなんて問題じゃないさ。気持ちがこもっていれば、それはとってもプライスレス…だろう?」
心が、
あたたかいもので、満ちていく。
「は…い」
屈んだ恭介の耳元へ、小毬が小さな声で応える。
「ほんとうに… ありがとう… ございました… 恭介さん」
「どういたしまして」
恭介が笑って応える。
それで十分だ、と言わんばかりに。
でも、小毬は足りなかった。
全然、足りなかった。
もっと、伝えたい。
もっと長い時間をかけて、もっと近くから、もっとたくさん。
今、自分がどれだけ幸せか、伝えたい。
うむ
「あの…」
「ん?」
「あの、恭介さんっ! これ……なんですけ……ど……ぉ」
小毬が精一杯の気持ちを込めて、差し出した、小さなドライバー。
「へぇ?」
恭介は、
「こいつで、どんないいモノが開くんだ?」
好奇心に溢れた少年の瞳で、それを受け取った。
幸せのスパイラルは、まだ途切れることなく続いていく。
終了。支援感謝。読んでくれた人、スルーしてくれた人、ありがとう。
姉御のような記憶力の人は気づくかもしれないが、オレは前スレの774さ。
いちおー、蛇足な続きも構想している。反応次第ではまた投下する予定。
>>883 これは良い小毬×恭介、GMです
あとちょい亀レスだが
>>873 同一の言語圏の人物が同一の言語帯系内にある単語を使ってさえ、ある二者のうち片方でもその単語に対する認識が欠けていれば、それは言語として成り立たず
逆に、和製英語や地域訛りを例に、たとえ単語が本来の意味から外れて使われていたり言葉にぶれがあったとしても、その単語にたいして共通の認識さえなされていればそれは共通言語とよべるのではないだろうか
つまりなにが言いたいかというと871なりに意味があって言ったんだ、深く追求しないであげようよ
読後感がいいなGMGM
このキョマリを見てたら途端に理樹と恭介がただ殴り合うというシーンが唐突に(ry
>>883 なんかこまりんらしくないこまりんでこまりまっくす?
きっと、現実世界でコレがあれば、このふたりは楽しいことに
理樹君がかわいそうになったけどそれはそれでいっかとか思ってしまった
>>887 寧ろ
小毬「(ぼー…)」
理樹「……恭介(ぼそ)」
小毬「うぇええぇえ!?」
理樹「くすくす、恭介って格好いいよね」
小毬「え、あぁあぁ、うん」
理樹「(にこにこ)」
って具合に応援する女友達的ポジションをゲットしそうだ
>>888 なんかいいね、それ
おぎおぎしてきたっ
>>888にされたインスパイアで
恭介「来ヶ谷、俺の盗聴器で何遊んでるんだ?」
来ヶ谷「何、ミッションのときに使い慣れてなかったら拙いだろうと思ってね。少々遊ばせてもらってる」
恭介「どうせお前のことだから誰かに仕掛けて…ってとこだな。相変わらず悪趣味だな」
来ヶ谷「試しに小毬君に仕掛けてみたんだがね。なかなか聞いていて楽しかったがこれくらいとしよう。
恭介氏、勝手に使って悪かったな。それじゃ、また。」
恭介(そういや、衝動買いしちまったけど、実際には一回も使ったことなかったな…)
恭介(しかし、真人や理樹ならともかく小毬だと少し気まじぃな…)
恭介(少しくらいテストしてもいいだろ、仕掛けたのは来ヶ谷だしな…)
スイッチオン
理樹『それでそれで、恭介のどこが好きになったの?』
小毬『え、いや、え、そんなこと言われてもっ…』
来ヶ谷『いやいや、私から見ても恭介氏は好男子だと思うがね。
あの締まった腹筋など見ていて何か思うところがあるだろう?』
小毬『わ、私、そんなとこ見てないよっ!』
理樹『小毬さんのことだから、恭介の皆に縁の下の力持ち的に頑張ってるところ、
とかじゃないかな?』
小毬『そ、そういうとこは素敵かな…あっ、でも違うからねっ、
好きとかそういう意味じゃなくて…』
来ヶ谷『そうか良かった、では私が恭介氏にアプローチをかけても問題はない、ということだな』
小毬『ええっ、ゆいちゃんも恭介さんのこと好きだったの!?』
理樹『来ヶ谷さん”も”?』
小毬『ほわぁっ、違うっ違うのっ〜』
来ヶ谷『はっはっはっ、こうもあっさり引っかかると微笑ましい。これはもう
ラブラブハンターズ女子版をやる必要があるな。何、小毬君のその悩ましい
肢体を持ってすれば男子的には落ちない方が難しいだろう』
小毬『うわぁ〜ん、とっても恥ずかしい〜』
謙吾「恭介、ちょっと相談なんだが…ってどうしたんだ?
そんな考える人の像みたいに苦悩して?」
恭介「いや、俺にだって悩むことくらいあるさ…マジで明日どんな顔をして
会ったらいいかわかんねーぞ…」
ニヤニヤした
GM
>>890-891 キター!
鈴に盗聴しかけて、理樹が聞いて、っての書いた人だよなぁ?
やばい、上手すぎる! 盗聴ネタに定評がありすぎるwww
GMだぜ、うはははは。
>>891 おもしろすぎる。その続きすら書けそうなぐらい素敵だ
タイトルは「恭介の明日は小毬マックス」
…ごめん
面白かったぜw
でも、
>>886を見て理樹と恭介がただ殴り合う、そんなシーンを見たくなってしまった
小毬の立ち位置はともかく、理樹も小毬を好きなままだったら結構複雑なんだろうな
恭介の方が相応しいと思う理樹、可愛い弟分の恋路を踏み躙りたくない恭介
ドロドロだな(∵)
「ふー疲れたぜー」
「おや、真人少年昼休みまでトレーニングかな」
「げっ来ヶ谷…」
「むっ、常々思っていたのだがその態度はいい加減失礼ではないのか」
「んなこと言ってもよぉ」
「まだアレが尾を引いてるのか情けない」
「うるせえ俺はナイーブなんだ、あんなの食らって…うぁあああ!思い出しちまったー!」
「思った以上に重症のようだな…」
「だぁあああ!足!足こえぇえええ!」
「足?あぁ、あの技がフィニッシュだったな…しかたない」
「うぅ…何する気だよ」
「ちょうどいい、そのまま目を閉じてこっちの指示通り動いてくれ」
「…かなり怖いぞ」
「悪いようにはしない、ちょっと右に移動、そこに長椅子があるから腰をかけて」
「っと、ここか?」
「うむ、そのまま椅子に寝転んで」
「おう…ってなんだこりゃ?」
「柔らかいだろう?おねーさんの膝枕だ」
「なんで膝枕なんだよ?」
「わたしの足が怖いのだろう?ならばこうしていいところもアピールすれば±0だ」
「んな簡単にいくかって、つーか恥ずかしいからやめるぜ…のおぉ!?」
「ふふふ動けまい、これには筋肉は関係ない大人しく堪能するといい」
「ちょ!待て!こんな状態のまま誰か入ってきたらどうすんだよ!」
「大丈夫だ、昼休みに部室に来る物好きはそう居ない」
「くそっ…マジでうごけねぇ」
「わたしが膝枕をしたのは理樹君に続き君で二人目だ、かなりレアだ、喜べ」
「理樹にもしたことあったのか?」
「ああ、終始照れていて非常に可愛かった
ある意味いまの真人少年も可愛いがな」
「やめろよ,可愛いなんて似合わねぇよ」
「そうでもないと思うぞ」
「ふんっ」
「あー昼はとんだ目にあったなぁ…よーっす」
「やっほー真人くん」
「ん…」
「小毬と美鳥だけか、そのうち集るか」
「…」
「なんだよ美鳥?」
「別にー」
「明らかに不機嫌だよな、俺なんかしたか?」
「別にー」
「なんだってんだよ」
「やぁ諸君」
「はぁいゆいちゃ〜ん」
「おう」
「ふふ、しっかり改善されてるではないか、あとゆいちゃんはやめてくれ」
「とりあえずはな」
「ふんっ!」
「いっでぇー!なにすんだよ!」
「別にー」
「別にで足を踏んづける奴がいるか!」
「見られていたか…まぁ頑張れ真人少年
可愛いではなくかっこよくなるには、乙女心がわからないとなれないぞ」
あとがき
色々不自然なところが多いかも…姉御のいじりキャラ、セリフが難しい
良かったので勝手に便乗オマケのおまけ
練習後
「ふー! いい汗かいたぜ! 理樹、シャワー浴びに行こうぜ」
「うん」
「直枝理樹、そこの脳筋少し借りるわよ」
「はいはーい、理樹くんはこっちこっち!」
「ちょ、ちょっと二人ともなんなのさ?」
「そうだぜ、俺たちの邪魔すんなよ」
「直枝さんは巻き添えになりたくなければ黙って従ったほうがいいと思いますよ…それと美しくありません」
「美魚さんまで、ってか巻き添えって何!?」
「さあさあ井ノ原さんはこっちなのです」
「なんだよクー公までよ」
そして…@井ノ原真人行方不明
A井ノ原真人再起不能
B井ノ原真人酒池肉林
ここまでで力尽きたぜ。
さらに微妙に続けてみた。
「で、真人、なんの用だったの?」
「いやな、太ももの筋肉を直に触らせられたんだけどよ」
「は?」
「まだまだ筋肉足りてねぇな、って言ったらしこたま殴られたぜ」
「・・・ああそう」
正直スマン。
真人モテモテワロスwww
やばいよー、真人モテすぎるよー!
しっかしここまで愛される主人公の親友ってのも滅多にないよなぁ。
あれか、筋肉なのか? やっぱ筋肉なのか! GMだぜぇえぇえええ!!!
まぁ、単体でもエロゲの主人公を張れる連中が、4人も集まってるからな…
ある意味オールスターってわけだ。
というわけで現在473kb。容量オーバー寸前名物(?)
世界の民族性ジョークから『会議に来る順番』リトルバスターズアレンジ版です。
というわけで、投下。
リトルバスターズ全員で電車に乗って、山の温泉旅館に出かけることになった。
集合場所は商店街そばの駅で、午前10時に集まる約束をしていた。
さて、どんな順番で、みんなが集まってくるのでしょうか…。
9:03 宮沢謙吾、到着。
「さすがに早すぎたか……」
「まぁいい。恭介のことだ。どんな仕掛けをしているか分からん」
「何があってもいいように、待っておこう。」
9:18 直枝理樹、到着。
「おはよう、謙吾」
「おう。ずいぶん早いじゃないか」
「みんなちゃんと集まるか心配でさ…早く来ちゃったよ」
「真人は?」
「もうちょっと寝てから、後で来るって」
9:32 西園美魚、到着。
「おはようございます」
「あ、おはよう西園さん」
「西園、ずいぶん早いな」
「おふたりも、まだ30分くらいありますよ」
「直前になって買出しなどがあったら大変ですから、早めに来てみました」
「休日までマネージャーやらなくてもいいだろ…」
「いえ、休日だからこそマネージャーが必要なのです」
「リトルバスターズは、何があってもおかしくないグループですから…」
9:47 能美クドリャフカ、到着。
「ぐっどもーにーんえぶりばーでぃー」
「おはよう、クド」
「おはようございます」
「ずいぶん大きな荷物だな、能美」
「もうちょっと早く来る予定でしたが…」
「あれもこれもと荷物を詰めてたら、こんな時間になってしまったのです」
「何がそんなに入ってるの? クド」
「マントが12枚と、帽子が3つと、手袋と、耳当てと、マフラーと…」
「能美さん、雪山に行くんじゃないんですから」
「さむいのにがてなのです…」
9:54 棗恭介、到着。
「うぃす」
「おはよう、恭介」
「おはようございます」
「ん? まだ半分しか集まってないじゃないか」
「まぁ、電車は11時に出るから、時間通りでなくても大丈夫だがな」
「こうなることを見越して、早めに計画を立てておいてよかったぜ…」
10:00 来ヶ谷唯湖、出現。
「うわっ!」
「おはよう、諸君」
「いつからそこにいたの…? 突然だからびっくりしたよ」
「朝から開口一番それは失礼だろう、理樹君。10時集合だから10時に集まった、それだけだ」
「いや、俺ですら気がつかなかったぞ……来ヶ谷、気配を消すのが巧いな」
「謙吾少年、ご明察だ。実はテレポーテーションでここまで来た」
「出来そうで、うかつにツッコめないから怖いよ…」
10:12 神北小毬、到着。
「うあぁーん、みんなごめぇーん」
「あ、ころんだ」
「小毬さんだいじょうぶなのですか!?」
「うーん…痛いけどだいじょーぶ…」
「神北さん、集合は10時ですよ」
「うん…10時に間に合うように、学校を出たんだけど…」
「突然トランクが開いちゃって、荷物が散乱して…それを片付けようとしてたら車がたくさん止まっちゃって…」
「小毬さん、災難だったね…」
「災難というか、神北が持つ天賦の才能が、如何なく発揮されたというか…」
「そんな才能いらないー(泣)」
10:20 棗鈴、到着。
「おい鈴、何やってたんだ」
「ヒトラーとファーブルが、オードリーにちょっかい出してたんだ。そしたらコバーンがテヅカでアインシュタインになって」
「骨の髄までジャッキーで、あとでヒョードルあホクサイ ゲイツゲイツするのもユウサクで、ここらで一発アリストテレス」
「…というわけなんだ」
「さっぱりわけがわかりません」
「どういうことなのですか…?」
「鈴、途中から小林旭の『自動車ショー歌』になってるよ…」
「理樹、わかってくれたかっ」
「わかる自分が悲しいよ……これで恭介から『昭和の歌謡王』とか称号をつけられそうだ」
「いや、そこは『老人ホームに是非一台』でいこう」
「勘弁してよ…」
10:28 井ノ原真人、到着。
「真人! すぐ来るって言ったじゃないか!」
「ていうか理樹! お前が早く起きすぎたから、二度寝しちまっただろうが!」
「何回も携帯で呼んだよね!?」
「あんな蚊の鳴くような音じゃ起きれねぇよ! もっと力一杯鳴らしてくれないと」
「僕が真人の着信音量を遠隔でいじれたら、マナーモードの意味がなくなるでしょ!?」
「あたしの方が先に着いたぞ、駄目だな、真人」
「お前がデカい面するなっ」
「これで全員か?」
「男子は全員いる……女子がひとり足りないね」
「はるかがまだだな」
「三枝さんですか、まったくもう」
「遅刻は何回目ですかダメですよもう」
「ああ、あいつなら懲罰食らって校門前の清掃やってるよ」
「なにもこんな時にまで…」
「だから、葉留佳の代わりに私が行くわ」
「ええっ!?」
「いやいやいや…」
「佳奈多さん、それは…」
「二木、お前は呼んでない」
「却下だ、却下!」
「お前が一緒だと、息が詰まりそうだ…」
「ふたき、帰れ」
「ずいぶんな歓迎ね…」
「こうなったら、葉留佳に化けてここに来ればよかったわ…」
「みんなぁ……おいてかないでぇー!!」
>>901 おおっと、こいつぁGJと言わざるを得ないな!
次スレはどうする?もう470KB越えたし話し合わないか
話し合うったって、スレタイの前後だろ?
ちゃっちゃと決めて雑談しようぜ
案
【妄想が】リトバス専用妄想スレ 6周目【暴走だ!】
908 :
名無しさんだよもん:2007/11/07(水) 15:38:02 ID:68su/JP3O
>>907 少しいじって
【妄想】リトバス専用妄想スレ6周目【旋風】
はどうたい?
【むひょっス】リトバス専用妄想スレ 6周目【ハァハァ】
とかどうよ?
>>904 GJだが佳奈多が仲間外れはかわいそうだぜ
ここはかなちんシスコンモードを発動だ!
「風紀委員として問題が起きないかチェックする必要があるわね」
こうですか分かりません(>ω<)
>>910のおかげで
「うわー、皆ごめん、突然おねーちゃんが一緒に行くとか言い出して」
「何言ってるの。 一応私はあなたの監視役なんだからあなた一人放り出したら本家から何言われるかわからないし、
だいたいあなたみたいな世間知らずのトラブルメーカーを放置するのも姉としておかしいし、
トラブルメーカーと言えばここにいる全員がそうだから風紀委員として問題がおきないかをね」
「ようするに、二木さんも一緒に行きたいわけだね」
「はるちゃん、お姉さんに愛されてるね〜」
「やはは、そーみたいデスネ」
「変な誤解をしないでくれない? 別にそんなつもりじゃないんですからね」
こんな感じの妄想が走り抜けてしまった。
おっ・・・もう480か・・・。
>>912 素直じゃねえな・・・。かなちんかわいいよかなちん。
「ふぅ……」
車の免許取ったばかりで随分運転したもんだ。
夜は深まり、助手席の理樹は息を立てて寝るどころか、俺以外のメンバーは遊びつかれたのか全員眠っていた。
やれやれ、寮に着くまでこりゃ一人の苦労かな。
修学旅行に俺達で行くとは言ったが、こんなにも車の運転がつらいとは思わなかった。
俺も少しはめをはずして遊びすぎたな、少し眠気がまぶたを下ろそうとたまにやってくる。
「恭介さん」
声がした。ちょうど後ろ辺りで。
「これ」
一つガムが俺の肩辺りにやってくる。
「小毬」
寝ている真人・謙吾・鈴の上を上半身だけを浮かせて手を伸ばしているのだろう。
「どうぞ」
一瞬ミラーを見た。
小毬が微笑んでいるのが見える。
ああ……。
「ありがとな」
俺はいつものようにそう答えた。
理樹VS恭介で若干どっちも小毬がすきなんだぜみたいな構想で書いてたんだがいまいち進みが悪くなったので
とりあえずこういうものを書いてみた。
>>904 謙吾と理樹君がらしいよねぇ
はるちん、永遠に不憫な子だよ
>>913 かなちんとかなたん、どっちがいい?
>>914 やっぱりこまりんはこういうポジションがいいっ
SSが出来たけど長すぎてこのままじゃ容量オーバーしちまうぜ…
どうすればいいんだ
>>916 素直に次スレで投下汁、楽しみにしてるぜ!
919 :
国崎:2007/11/07(水) 21:48:56 ID:Gbs+muaw0
お前等 準備はいいか?
エ
ビ
バ
デ
ィ
セ
イ
!!!
┏┓ ┏┓ ┏┓ ┏┓
┏━━━┛┃┏┓ ┏━┛┗━┓ ┏┓ ┏┓ ┏┓┏━━┛┗┓┏┓┃┃
┗━┓┏━╋┛┗━┳┳┳╋━┓┏━╋━┛┗┳━┛┗┳━┛┗╋━┓ ┏┻┛┗┫┃
┃┃ ┗┓┏┓┃┃┃┣┓┃┃┏╋┓ ┏┻┓ ┏┻┓ ┏┛ ┃┃┃┏━┓┃┃
┃┃ ┃┃┗╋┻┛┃┃┃┃┃┣┛┃┃┏┛┃┃┏┛┃┃┏━┛┃┣╋━┛┣┫
┗┛ ┗┛ ┗━━┻┛┗┛┗┻━┻┛┗━┻┛┗━┻┛┗━━┻┛┗━━┻┛
┏━━━━━━━━┓ ┏┓ ┏━━━━━━┓ ┏┓ ┏┳┓
┃┏━━━━━━┓┃┏┓┏━┛┗━┓ ┃ ━━━━ ┃ ┏━━┛┗━━┓┃┃┃
┃┃┏━━━━┓┃┃┃┃┗┓┏┓┏┛ ┃ ━━━━ ┃ ┗┳━━━━┳┛┃┃┃
┃┃┗━┓┏━┛┃┣┫┣┳┛┃┃┗┓┏┻━━━━━━┻┓ ┃┏━━┓┃ ┃┃┃
┃┃┏━┛┗━┓┃┃┃┃┣━┻┻━┻╋┳━━┳━━━┳┛ ┃┗━━┛┃ ┃┃┃
┃┃┗━┓┏┳┫┃┃┃┃┣┳━━┓┏┛┃ ━ ┣┳ ┏┛┏━┻━━━━┻━┫┃┃
┃┃┏━┛┗┛┃┃┃ ┃┃┏┓┃┃ ┃ ━ ┃┣ ┗┓┃┏┳━━━━┳┓┃┃┃
┃┃┗━━━━┛┃┣━━┛┃┗┛┃┃┏┛ ━ ┣┛┏┓┃┃┃┃┏━━┓┃┃┣╋┫
┃┗━━━━━━┛┃ ┗━┳┛┃┗━━┓┣━┛┃┗┫┃┃┗━━┛┃┃┃┃┃
┗━━━━━━━━┛ ┗━┛ ┗┛ ┗━┻┛┗━━━━┛┗┻┻┛
まだ埋めるの早いからね
次スレの名前どうしようか
>>909に一票、理由?IDがうらやましい
すまん、立てようと思ったが規制食らってて立てられなかった…誰か頼む
やってみる
>>914 これは見事に恭介と小毬の関係性をあらわしてるな、短い文章なのにグッときた
>>924 乙
つーかこの形式のスレタイだと字数制限が厳しいな
●持ってると緩和されるんだっけ?
埋め立て支援ー
それじゃ、俺も埋め支援をしますヨ!
いやっほーぅ
, - 、
_r.ヽr ‐ヽ __
ノ、\厂'/ヽ , ニヽ'´ ` 、
{、_ソ / ヽ / y ノ ノ \
ゝ' .ム .-― // // /  ̄ /―\
ヽ //∧// フヽ`二彡./ ∠ -―ヽ. ヽ
ヽ /// / // / / ./l l ヽ ヽ ',{只マー〈
マ// ∠./// :/ .. イl | | | ', }.ィ ', :',
∨////// / ,.ィ´‐|-l.、| l | N |ヽ/l | | ',. ', れっつ埋め〜
∨//// /{_ /{ |l | :l,⊥lメ. リ ヘ ⊥!_| :| ',
∨// ////:{ | | !/んハ イトハ.〉 | ',、
∨_/////:| || |、 :|'弋zり 弋zり .ハ | ',\
∨//////j /|N `小. ´ , '-v `/ノ| :| ',、 \
マ/////レ//{! |-ヘ V ノ . イ N | ',\ \
∨///////l | .> , .二. <{-l j ノl! l l ヽく
∧//////|\_! .ハ ヽ //! レ | | |
/ ∨////j / // ヽr 不./ | | l!、 .| |
/ ∨// }/ // /V.ト∧ | | | ヾ. l
; ∨//! { l / ̄ロ ̄\ j ./| | ∨
| ∨ | | | / / l! `:く l / ∧
| Y.ハl >、 /{ l!| / レ //',
| ヽ、 / .厂 | l !ー く \ // ハ
| }{ _/ l! l | l j二 / ハ
932 :
名無しさんだよもん:2007/11/08(木) 00:46:39 ID:0R0GKUZnO
埋め旋風だ!
埋戻しがてら妄想を垂れ流す
「I could give him a hug if I were beside him.」
「あい・くど・ぎぶ・ひむ・あ・はぐ・いふ・あい・わー・びさいど・ひむ…。わふー、何で『くど』とか『わー』になるのかわからないのです…」
「これが仮定の文なんだっていうのは、クーちゃんも分かるよね」
「はい」
「『if』のあとの事は現実に起こってないから、現在形は使えません。同じように、『give him a hug』も現実には起こってないし起こらないから、これも現在形には出来ないのです。もし現在形だと、『if』の前はどんな文になるかな?」
「ええと…、あい・…きゃん・ぎぶ・ひむ・あ・はぐ…?」
「そうそう。訳してみて?」
「えっと…、『私は、彼に、ハグを与える事が出来ます』……あ、『私は彼を抱きしめる事が出来ます』ですっ!」
「クーちゃん、よく出来ました! じゃあ、もとの文を訳してみよう」
「はいっ! ええと、『私は彼を抱きしめる事が出来た』…『もし私が彼の…傍にいたら』? 『もし私が彼の傍にいたら、私は彼を抱きしめる事が出来たのに』…。こうでしょうか……?」
「すごいよ、クーちゃん! It's perfectだよ!」
「わふぅー! できたのですっ! じゃ、じゃあ、ひとつめのこれを、『リキ』に変えたら…」
「ふえ?」
I could give Riki a hug if I were beside him.
「///」
「///」
続かない
, - 、
_r.ヽr ‐ヽ __
ノ、\厂'/ヽ , ニヽ'´ ` 、
{、_ソ / ヽ / y ノ ノ \
ゝ' .ム .-― // // /  ̄ /―\
ヽ //∧// フヽ`二彡./ ∠ -―ヽ. ヽ
ヽ /// / // / / ./l l ヽ ヽ ',{只マー〈
マ// ∠./// :/ .. イl | | | ', }.ィ ', :',
∨////// / ,.ィ´‐|-l.、| l | N |ヽ/l | | ',. ', れっつ埋め〜
∨//// /{_ /{ |l | :l,⊥lメ. リ ヘ ⊥!_| :| ',
∨// ////:{ | | !/んハ イトハ.〉 | ',、
∨_/////:| || |、 :|'弋zり 弋zり .ハ | ',\
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/_,t ソ.i | ! ! i !ノ´ ミミヽj!S) ヾ、 ⊂二f/^~~^'=-`'<´
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