リトバス専用妄想スレ 4周目

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596名無しさんだよもん
一レスSS
題「もしもドルジが話せたら」

「やぁ、りん」
「なんだ、ドルジか。どうした?」
「もんぺちはあるかい?」
「さっきもう食べただろ」
「ぬお〜ん」
かなしそうな表情で鈴を見つめる。
「しかたないやつだな、これをやろう」
取り出したのは、海鮮かにかま。
「ありがとう、りん」
「おまえはダイエットしたらどうだ」
「このほうがかわいいというひとがいるから、やらない」
「ほんと、しかたないやつだな」
597名無しさんだよもん:2007/10/15(月) 02:08:55 ID:qasxp7fc0
>>590
俺も鼻血拭きそうww
598名無しさんだよもん:2007/10/15(月) 03:29:38 ID:q9aliRqb0
「鼻血吹いた」なら使ってもいい!
599名無しさんだよもん:2007/10/15(月) 03:41:24 ID:fh1v1SaKO
鼻血は噴いてないが、充血した!
そこ変わってくれ理樹ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!
600名無しさんだよもん:2007/10/15(月) 04:28:39 ID:07p7ydGDO
>>596
なんだ、この和み空間は!?
601名無しさんだよもん:2007/10/15(月) 04:34:21 ID:b2tbNGOx0
真人とベルセルクのガッツが同じ声なのを今日知ったよ…蝕をパロったねたでも
書こうかなー。
602名無しさんだよもん:2007/10/15(月) 06:02:11 ID:sPzmK2BzO
>>601
wftkしながら待ってるぜ…!!
603名無しさんだよもん:2007/10/15(月) 06:52:18 ID:9VSRshs4O
>>596
これはなんという和みぬお〜
こっちまでぬお〜って言いそうだ
604名無しさんだよもん:2007/10/15(月) 07:38:25 ID:UvAKBBVBO
>>585
……恭介たちが頑張って働いてるのにそれも知らないで恭介とも絶対に嫌だとかよく言えるな、屑鈴め。
これだから女は……
605名無しさんだよもん:2007/10/15(月) 08:04:57 ID:K8BVOail0
>>585
女性陣はともかく理樹にも貧乏くじをひかせないなんて
恭介は理樹のことを対等に見てないんだね。
せっかく虚構世界を経て成長したのに。
606名無しさんだよもん:2007/10/15(月) 08:06:55 ID:jp1G5JMF0
理樹を生贄にして男3人で楽しんでいるようにも見えるw
607名無しさんだよもん:2007/10/15(月) 09:23:05 ID:AFPk14x50
>>606
奇遇だな、俺もよく似た感想だ。ジェラシィを感じるが、実際あったら俺なら悶絶して倒れる
608名無しさんだよもん:2007/10/15(月) 11:08:21 ID:7pFtY2s00
空気は読まない
ネタ改変だから読む人選ぶので、読みたくない人は読み飛ばしてくれ。おっけ〜?
元ネタは「エースコンバット・ゼロ ザ・ベルカン・ウォー」のトレイラー


「あいつのことか。ああ、知っている。話せば長い。そう 古い話だ。
 知ってるか? リーダーは3つに分けられる。
 強引に物事を進める奴
 規律に生きる奴
 皆から慕われる奴
この3つだ。あいつは―」

彼は『あらゆる日常をミッションにするリーダー』と呼ばれた学生。『彼』の幼馴染だった男。

《よう理樹。最悪な光景だ。ここから見ればどのミッションも大して変わらん》

私は『彼』を追っている。

「あれはよく晴れ渡った夏の日だった」
609名無しさんだよもん:2007/10/15(月) 11:10:50 ID:7pFtY2s00
PROJECT LITBUS
"New Missions, New Steps"

《『修学旅行』で大規模な事故!》
《転落か? どのバスだ!》

PROJECT LITBUS PRESENTS
 LITTLE BUSTERS! ZERO

《理樹へ。撤退は許可できない》
《だろうね。安打上乗せだ》

A RECORD OF THE UNREAL WORLD

《こちら神北さんちの小毬。可能な限り協力するよぉ〜》
《消えるなら俺の見えないところで頼む》
《らじゃーですよ!》

虚構世界には謎が多い。
誰もが味方となり、誰もが敵となる。
そして誰が生者で、誰がNPCか。
一体『強さ』とは何か。

《風紀委員接近。即時撤退し、ミッションを継続しろ》
《UBラインでお出迎えだ》

ACCIDENT SPACE "THE UNREAL WORLD"
 事故現場−通称『虚構世界』

A GRAND STAGE FOR LAST BUSTERS
  バスターズに与えられた舞台
610名無しさんだよもん:2007/10/15(月) 11:11:21 ID:7pFtY2s00
《させ子狩りだ(∵)》

A GIRL THAT LIVES IN FAIRY TALE

THE EXOTIC MASCOT

《ストレルカだ! 油断すんな》

A SLY CADRE

《3点差がなんだ、私がやってやる!》

THE FOOL

THE BRINGER OF MISSION

A MAN WHO LIVED FOR BAMBOOSWORD

《ミッションの提案にルールは無い。ただひたすら楽しむだけ》

THE CAREFREE NOISY GIRL

《このバトルはどちらか負けるまで終わらない》

A WOMAN UNDER THE UMBRELLA

A STRENGE MASKER
611名無しさんだよもん:2007/10/15(月) 11:11:52 ID:7pFtY2s00
THEY CALLED US "THE LITTLE BUSTERS"!
人呼んで、「リトルバスターズ」だ!

《受け入れろ、理樹。これが現実だ》

CHANGING ENCOUNTERS - 変化する出会い

TWISTING FATE - 変わる運命

《茶番だ――――っ!》

AN TERMINATING WORLD - 終わっていく世界

《振り向くな、理樹!》
《とっとと行けぇぇぇぇっ!》


LITTLE BUSTERS! ZERO
THE UNREAL WORLD


THERE IS ONLY ONE ULTIMATE RULE IN WORLD−
世界のルールは唯一つ

《あたしの手を、引いてくれ》

SURVIVE
”生き残れ”
612名無しさんだよもん:2007/10/15(月) 11:44:33 ID:L3o3lulSO
>>611
やべぇ、読んでて鳥肌立ったぜ…ネタは知らんがかっこよすぎでGJだ!
613名無しさんだよもん:2007/10/15(月) 11:46:05 ID:L3o3lulSO
すまん、あげちまった…
614名無しさんだよもん:2007/10/15(月) 11:53:42 ID:4JywoKw70
いやぁ、ここはいいネタやSSが多くて、嬉しいにょろ
ところで、保管庫とスモークチーズはあるかい?
615名無しさんだよもん:2007/10/15(月) 14:05:45 ID:oo/r/DFk0
ゲームやったことないけど
<<>>←これから察するにエスコンあたりじゃないかな
616名無しさんだよもん:2007/10/15(月) 14:31:53 ID:hRq7UUmH0
>>615
>>608で元ネタ説明してあるし
>>612の「ネタは知らんが」ってのはエスコン知らねってことじゃね
617名無しさんだよもん:2007/10/15(月) 14:33:44 ID:oo/r/DFk0
顔から筋肉出るほど恥ずかしいわ
618名無しさんだよもん:2007/10/15(月) 14:38:55 ID:7pFtY2s00
619筋肉さんなのです:2007/10/15(月) 16:41:24 ID:/mBfGWc50
真人クドものをまたまた投下します。苦手な人はお気をつけを
あと、無駄に長くなりそう……
620ハーロウィンステーキ1:2007/10/15(月) 16:42:32 ID:/mBfGWc50
涼やかな音色が、心地良い夜風と共に室内に入ってくる。あちらこちらから奏でられる虫の演奏は人々の心に涼風を届
ける。しつこい残暑も日本列島を去り、既に秋も深まっている。明日になれば11月、今年も残すところ後僅かである。
そんな日の夜、夕食が終わった後クドは恭介に呼ばれて、彼の部屋にまで来ていた。

「能美、今日が何の日か知ってるか?」
恭介の部屋に設置されている卓袱台の前にちょこんと座る。目の前には梅昆布茶が載っており、温かな湯気と香りが発
せられている。恭介はクドの向かいに立ち、カレンダーを片手に持ち今日の日付を指示棒で指していた。
恭介のルームメイトはいなかった。が、何故か代わりに来ヶ谷が椅子に足を組んで座っていたのだった。
「10月31日ですよね……」
人差し指を口元に付け、空を仰ぐように考える。数秒の脳内検索、その結果弾き出されて答えは、
「ガス記念日なのです。明治5年に横浜で始めてガス灯が灯った日なのです」
無い胸反らして自信満々に答える。
「いや、違う」
だが、それは恭介の求めていた答えではなかった。そもそも、そんなマニアニックな記念日など一般人は知らない。こ
こで聞いたのはもっと一般的な行事である。
答えが外れた事に落胆しながらも、他に何があるか考える。
「あ、大正時代の天皇誕生日ですね。実際には8月31日ですが、夏だと不都合だから変更されたのです」
「違う。俺が聞いたのは元々外国の行事が発祥のものだ」
またも駄目だしを食らい、再び考え込む。両腕を組み目を閉じブツブツと呟きながら考える。
そして、出た答えは、
「宗教改革記念日でしょうか。ウィッテンベルク大学講師であったマルティン・ルターが95ヶ条の論題を……」
「いや、それも違う」
621ハーロウィンステーキ2:2007/10/15(月) 16:43:14 ID:/mBfGWc50
右手を額にやり、やれやれと溜息を吐く。普通ならこんな答えは出ないだろう。クドの博識ぶりは解ったが、今は全く
関係のない話だ。そもそも最近はコンビニでもフェアをやっているのだから分かっても良さそうなものなのに。
「ふむ、だがさすがのクドリャフカ君でもこれを見れば理解できるだろう」
押し黙ってしまった恭介に変わり、来ヶ谷が喋る。
傍らに置いてあった紙袋から何かを取り出す。それは、黒い布の塊だった。その中の一つは、つばの広い円錐状の黒い
とんがり帽である。後の物はしっかりと畳まれておりそれが何かは判別できない。
「わふ〜、何なのですかそれは?なんだかとても蠱惑的です」
興味津々のクドを見て満足げに、くくくっと笑う。折りたたまれたそれを広げると、背中に蝙蝠の羽がついたマントと
黒いワンピースそれに細長い袋状の物が二組、一つは靴下でもう一つは手袋であろうか。ワンピースのスカート部分は
際どい短さで裾がギザギザに成っている、袖は無く肩を露出させる作りであり、肩から脇腹辺りまで大きく口を開けて
いる。
「これは魔女の衣装だ。まぁ、吸血鬼でも構わないがな」
黒い魔女の衣装、10月、行事、ここまでヒントが出て漸くクドは理解する事が出来た、その答えが何かと。
「わかりました!!はろうぃんです!!」
諸聖人の日の前日に行われる伝統行事、ケルト人の収穫感謝祭が元だというお化け仮想パーティー、ハロウィンである。
622ハーロウィンステーキ3:2007/10/15(月) 16:44:28 ID:/mBfGWc50
「うむ、恭介氏。入っていいぞ」
クドが魔女の衣装に着替えるまで部屋の外で恭介は待っていた。その間、部屋の中からは「ふふふ、かわいいおへそだ」
「ほう、これは中々」「つるつるだな……すごく、いい」等と言う来ヶ谷の不遜な言葉が洩れ聞こえていた。その度に
クドは悲鳴を上げていた。なんと言うか、ご愁傷様でした、って感じである。
それは兎も角、着替えが終わったようなので部屋に入る。
部屋の中央には、来ヶ谷に肩を摑まれ、少々顔を赤くしている魔女姿のクドがいた。黒いとんがり帽、そこから柔らか
い亜麻色の髪が流れる。肘まで隠す手袋、そこから肩までは白磁の様な肌が覗く。ただ、マントの所為で肩は隠されて
しまっている。短いスカートとオーバーニーの間の絶対領域は全ての者の視線を捕らえて放さない魅力を持っている。
「……すごく、いい……」
その姿に恭介は魂を獲られてしまった。それだけを呟くと、微動だにしなくなってクドを凝視し続けた。半開きの口で
固まった彼の顔は、本当に間抜けである、アホみたいな顔だ。
「そうだろ。まさに黒衣の天使だ。ああ、いい」
二人して頬を染めてクドを見やる。その全身を嘗め回すような視線に、クドは居心地の悪さを覚える。恥ずかしさもあ
りこの場からの早期の脱出を試みる。
623ハーロウィンステーキ4:2007/10/15(月) 16:45:02 ID:/mBfGWc50
「え、えっと。そろそろ、お菓子を貰いに行っていいでしょうか……」
非常に控えめな提案であったが、クドから声が掛けられて漸く放心状態から開放される。同時に、来ヶ谷も視線を送る
事を止める。やっと変な視線に晒されなくなり、クドは安堵した。
「そうだったな。ミッションスタートだ!!!」
「……ちょっと待て」
恭介の掛け声と共に部屋を飛び出そうとしたが、呼び止められてしまったのでつんのめてしまった。何とか倒れるのだ
けは阻止できたが、片足着いて変な踊りをしてしまった。それが恥ずかしく顔を染めて、恭介たちに振り返った。
「はい、なんでしょうか?」
「まず、私達にも聞いてくれ」
真剣な表情で顔を近づけた来ヶ谷に少々驚きつつも、首を縦に振る。
「分かりました。とりっくおあとりーと!!」
流暢ではなく、どこか舌足らずな決まり文句。それが逆にクドのかわいさを引き立てている。
その破壊力は凄まじい。ダイヤモンドですら粉々にしてしまうだろう。
「うぉぉぉぉぉぉおおおおぉぉぉぉ!!!!!!!!」
「いたずらしてくれ!むしろおねーさんがいたずらする!!!!!」
床を転げ回る恭介と、息荒くクドに迫る来ヶ谷の姿からもその攻撃力が計り知ることが出来る。
秋の虫達が奏でる大演奏会。その声を聞きながら、クドのハロウィンパーティーが始まった。
624ハーロウィンステーキ5:2007/10/15(月) 16:51:33 ID:/mBfGWc50
ドアが立ち並ぶ廊下。恭介の部屋からスタートしたハロウィンミッション、その最初のターゲットは同じ男子寮内に住
むクラスメートにした。記憶をたよりにその者達の部屋に急ぐ。
一階にある二人部屋、そこが目的地であった。一呼吸置いてドアノブに手を掛け回すとと少しドアが開いた、どうやら
鍵は掛けてないようだ。一旦閉めて、今度は勢いよく開けた。
「リキ〜井ノ原さぁ〜ん!とりっくおあとりーとなのです!!」
威勢よく室内に入る。中には部屋の主である理樹とその彼女である鈴が卓袱台を挟んで座っていた。突然の闖入者に少
々驚いたようにこちらを見ている。
「クド、どうしたの?行き成り入ってきて。それにその格好は?」
「今日はハロウィンなので、とっりくおあとりーと、なのです。ところで……」
そう言うと部屋の中をキョロキョロと見渡す。首を左右に振って何かを探しているが、それは影も形もなかった。
「井ノ原さんはどうしたのでしょうか?」
探してたのはこの部屋のもう一人の主である井ノ原真人だ。狭い室内に、大きな体の真人の隠れる場所などない。つま
り、ここで見えないと言う事はこの部屋にはいない、と言う事だ。
「ああ、あいつならあたしと入れ違いに出て行ったぞ」
「たぶん、日課の筋トレをしてると思うけど……呼んでこようか?」
「あ、いいです。また後で探しますから」
625ハーロウィンステーキ6:2007/10/15(月) 16:52:09 ID:/mBfGWc50
少し落胆したが、居ないなら仕方ないし何も急ぎの用ではない。とりあえず気を取り直し、お菓子を貰う為の決まり文
句再び言う。
「では、リキ、鈴さん、とりっくおあとりーとなのです」
「う〜ん、あったかなお菓子」
上着やズボンのポッケトを弄りお菓子を探す理樹と鈴。が、引っ繰り返しても何も出てこないので、今度は机やカバン
の中を探す。
「鈴、あった?」
「……もんぺちがあった」
「いやいやいや、それはないでしょ!!」
危うく転びそうになった。お菓子を要求しているのに何故猫缶なのか。というかそれは人間が食べてはいけない、人と
してしてはいけない。どちらかといえばクドは猫缶じゃなくてドックフードの方がよくないか、ストレルカとヴェルカ
の為にも。などと疑問ともつっこみとも言えるものが次々に湧き上がってくる。
「……、だめか?クド」
クドに承諾を求める。普通なら確実に駄目、と言えるだろう、だが、
「ええ、いいですよ。では明日はそのモンペチを一緒にネコさんにあげましょう」
クドは快く快諾した。
「うん、そうだな!」
鈴も快く返事をした。そんなほのぼのした光景を理樹は暖かい目で見守る。
と、そこで理樹はカバンの中に入っているものを見つけた。後で食べようと購買で買った小袋のチョコレートである。
ここでの成果はチョコレート一個、モンペチ一缶の計二つだ。その成果を手に理樹達の部屋を発ち次のターゲットの元
へと赴くのだった。
626ハーロウィンステーキ7:2007/10/15(月) 16:52:54 ID:/mBfGWc50
男子寮の廊下を進むクド。その前方に見知った男子生徒の後姿を発見した。背の高い袴姿の男子、この学校内でそんな
格好しているのは一人しか居ない。
「宮沢さ〜ん!とりっくおあとりーとなのです!!」
「うぉ!……と、何だ能美か。どうしたんだ?」
突然呼び止められて驚いた宮沢謙吾であるが、なんとか平静を装い訪ねる。
「今日はハロウィンなのです。ですから、とりっくおあとりーと!!」
そう聞き得心する。と、同時に謙吾は何事かを思い出す。
「ちょっと待ってろ」
そう言うと、廊下の奥へと消えてしまった。一人残されたクドは、手持ち無沙汰になってしまったがそれでも律儀に謙
吾の事を待った。その間にも何人かの生徒に声を掛けられ、そしてお菓子を貰っていた。
およそ30分経っただろうか、待ってる間に貰ったお菓子がコンビニ袋一杯になった頃謙吾は戻ってきた。
「わふ〜、なんなのですかそれは!」
戻ってきた謙吾、その腕には、一抱えもある大きな橙色の何かを持っていた。
「ハロウィンにはこれが必須だろ。ジャック・オー・ランタンだ」
627ハーロウィンステーキ8:2007/10/15(月) 16:53:29 ID:/mBfGWc50
顔の形に刳り貫かれた巨大カボチャである。ハロウィンでは定番中の定番の飾り物である。
それにしても、ここまで立派なものはそうそうお目にかかれるものではない。
「どうしたんですか?」
当然の質問である。謙吾の持って来たジャック・オー・ランタンは本物のカボチャを使っていて日持ちするようには見
えない。と、なるとここ最近制作したと思われる。だとしたら、何故謙吾が持っていたのか。ハロウィンをするように
はとても見えないので正しく謎だ。
「此間、実家からカボチャが送られてきてどうしようと思っていたところにお前が来た。それでコレにする事を思いつ
 いて、今作ってきたんだ」
何とも豪快な話だった。この短時間で作れるなんてどんな技術の持ち主だと思う。ただ、実家は剣道場で自身も幼き頃
から鍛錬を積んでいる事を考えれば刃物の扱いは容易い事だろうから、この程度はどうってこと無いのかもしれない。
それに彼には短時間で何かとんでもない物を作ってしまった前例もあることだし。
「…あの、こんな立派なもの本当に頂いてもよろしいのでしょうか」
その出来があまりにも良かったので受け取るクドは気後れしてしまった。だが、謙吾は大声で高く笑い
「気にするな。こっちも困っていたからな、ちょうど良かった。それにいたずらされても困るからな。じゃあな、能美」
そう言うと爽やかに去っていた。残されたのは一抱えもあるカボチャと、袋一杯のお菓子を持ったクドだった。
628ハーロウィンステーキ9:2007/10/15(月) 16:54:29 ID:/mBfGWc50
持って行くのは邪魔になると思い、恭介の部屋の前にカボチャを置いたクドは今度は女子寮へと来ていた。
その玄関を潜るとすぐに見知った顔に出会う。
「小毬さ〜ん!それに笹瀬川さん!とりっくおあとりーとなのです!!」
「ふぇ?どーしたの、クーちゃん?」
「あなたはたしか……能美さん、でしたっけ?」
玄関先で談笑していたのは小毬と笹瀬川佐々美の二人組であった。理由は分からないが、この二人は仲が良い。さらに
鈴も加えて三人でいる所を最近はよく見かけるようになっている。だが、やはり鈴と佐々美は喧嘩ばかりしていて、そ
れを小毬が止めるのが女子寮の日常と化していた。ただ、その喧嘩は仲が悪いからしてるのではなく、男子寮に転じて
言えば真人と謙吾の喧嘩みたいなものであった。要するに、仲良く喧嘩している訳だ。
それは兎も角、小毬と佐々美にお菓子をねだる。小毬は自他共に認めるお菓子好きなのでかなりの収穫が見込めそうだ。
「……そういえば、今日はハロウィンでしたわね」
クドの魔女姿を見遣った後、そう洩らす。
「そっか〜。じゃあ、クーちゃんにはこれをプレゼント〜」
佐々美の言葉に頷いた後、そう言う。そして何処からともなく、紙袋を取り出した。膝くらいまでの高さがある紙袋、
その中には、キャンディー、ベルギーワッフル、クッキー、バウムクーヘン、パウンドケーキ、ドーナツ、チョコレー
ト、エクレア、シュークリーム等等とはち切れんばかりにお菓子が詰められていた。
629ハーロウィンステーキ10:2007/10/15(月) 17:06:34 ID:/mBfGWc50
「ええっ!こんなに頂いていいんですか!!」
クドが驚く位の量が収められていた。だが、その前に何処から取り出したのかに驚いたほうがいい気がする。
「遠慮しないでいいよ〜また買えばいいんだから。誰かにあげて笑顔になったら、私も笑顔、だから大丈夫」
そう言われてしまっては受け取らない訳にはいかない。満面の笑みで渡す小毬に負けじと、クドも向日葵の様な笑顔を
咲かせ紙袋を受け取った。
「相変わらずですわね。……さて、お菓子なんてあったかしら……」
表面的な言葉では冷たいように見えるが、その口調には何処か暖かさがあった。それは佐々美の小毬に対する気持ちで
あった。何処までも甘く優しい彼女が好きなのだと言う。
クドと小毬の微笑ましい遣り取りを見ながら上着のポケットを探る。すると、固い何かに当たった。
ポケットから取り出し確認する。それは手の平サイズの直方体の物体であった。
「……ガムでもよろしかったかしら」
板ガムであった。しかも、眠気覚ましにと買った為だろうかブラックのガムである。
「ええ、お菓子であればなんでもいいですよ」
そんな微妙なものでも、クドは喜んで受け取ったのだ。
少々、二人と談笑した後クドはパンパンに膨らんだ紙袋を持って寮内を進んだ。
630ハーロウィンステーキ11:2007/10/15(月) 17:07:19 ID:/mBfGWc50
廊下を進むクド、その耳に騒がしい声が聞こえる。見ると、掲示板の前で制服姿の葉留佳がパジャマ姿の佳奈多に叱ら
れている所だった。この光景も最早寮の日常となっており、通りかかる生徒がその姿を見てクスクスと微笑ましそうに
笑っている。数ヶ月前に誰がこの光景を予想しえただろう、会うたびにドス黒い憎悪をぶつけ合っていた二人が和解す
る日が来る事を。
「葉留佳さ〜ん!佳奈多さ〜ん!!とりっくおあとりーとなのです!!」
「……クドリャフカ?あなたはまた何をやっているの……」
「おぉ!クド公、助けてくだされぇ〜」
佳奈多から逃れたい葉留佳はクドに泣きついた。とは言え、どう考えてもクドでは役不足であるが、溺れる者は藁をも
掴む心境の葉留佳にとっては救済の天使に見えたであろう。たとえ、黒い服を着ていても。
葉留佳に泣きつかれて、戸惑うも取り合えず何があったか聞く。
「佳奈多さん、今日は一体どうしたんですか?」
「どうもこうもないわよ」
やれやれと、溜息を吐きつつ答える。
「行き成り、お風呂に乱入しようとするから」
「異議あり!!被告は嘘を吐いているのですヨ!!」
どこかの法廷バトルゲームの様に叫ぶ。その人差し指を佳奈多に突きつけて。
「はるちんが乱入しようとしたら被告は既に風呂から出ていたのです。そして、体重計に乗っていたので『ふふふ、お
 姉ちゃんの乙女の秘密覗いちゃおう』と考え、覗いただけなのだぁ!!」
「……葉留佳さん……それは葉留佳さんが悪いです……」
体重、それは乙女の秘密、決して他に洩らしてはいけない花園なのだ。
それを、覗き見ようとした葉留佳は死すら生ぬるい。永遠に死を繰り返さなければいけないほど重いのだ。
同じ女としてクドにも佳奈多の気持ちが分かる。だから、葉留佳を非難の目で見るのだった。
既に、2対1、圧倒的に劣勢である。
631ハーロウィンステーキ12:2007/10/15(月) 17:08:04 ID:/mBfGWc50
「うう、クド公もそっちにまわりますか……はるちんぴんち!!」
いつかどこかで聞いたようなセリフを吐く。
「わかった、葉留佳。女性に体重の話は禁句だって事」
「うぅ、わかったよお姉ちゃん。……ごめんなさい」
葉留佳の謝罪を聞き、険しい顔を解く。優しく妹を見る佳奈多、普段その顔をしていればもっと人気が出るのに、そう
クドはいつも思っていた。
「わかればいいのよ。……で、クドリャフカはどうしたの?」
「そういえば、何かようなの?変な格好してサ」
二人並んでクドに視線を向ける。その視線を受けてクドは再び例のセリフを口にする。
「今日ははろうぃんなのです。なので、とっりくおあとりーと!!」
その言葉を聞き、そう言えばそうだ、と二人は納得した。
「じゃあ、これあげますよ。味噌カツ飴ぇ〜」
某猫型ロボットの声真似をして飴を取り出す。どう考えてもゲテモノな飴玉をクドに渡す。受け取るクドも苦笑混じり
になってしまう。パッケージに描かれた味噌カツと金鯱、そして透明な部分から見える茶色い中身が不安を誘う。
「え、えっと、あ、ありがとうございます」
「いや、いいっていいって。処分に困っていたところなのですヨ」
そんなものを渡されても困るのはこちらであった。と言うかそんなものを人に渡すものではない。
「あのね、クドリャフカも困っているでしょ。まったく」
「別にいいじゃんか。もしかしたら、『これでらうまだがや!』ってなるかもしれないじゃない!!」
何故、そこで名古屋弁になるかは誰も分からない。
葉留佳の意味のわからない反論に溜息を吐きつつ、クドに何かを渡す。それは円柱状の缶であった。
632ハーロウィンステーキ13:2007/10/15(月) 17:08:44 ID:/mBfGWc50
「今お菓子は持っていないの。代わりにさっき買った缶コーヒーでいいかしら」
「ええ、いいですよ」
「あれ?お姉ちゃん、ブラック苦手じゃなかった?」
手渡したコーヒーがブラックである事に目聡く気が付く葉留佳、だが気が付かなかった方が幸運であっただろう。
「……眠気覚ましが欲しかったのよ」
雲行きが怪しくなる。ここで止めればよかったのに、葉留佳は更に喋ってしまった。
「あれ、今日は早く寝れるって言ってなかったけ?う〜ん、謎ですな」
佳奈多はそれ以上喋るなと言う無言の圧力を掛ける。だが、葉留佳はそれに気付かぬまま、頭に電球を閃かせた。
「分かりましたヨ!お姉ちゃんは体重がf……イタ、イダダダダァァァア!!!!!」
佳奈多のアイアンクローが決まった!葉留佳は痛くて喋る事が出来ない!!
「じゃあね、クドリャフカ」
「あ、はぁ」
にっこりと笑顔を顔に貼り付けてクドに別れの挨拶をする。
「今日はたぶん帰るの遅くなると思うから」
そう言うと佳奈多は葉留佳をぶら下げたまま廊下の奥へと消えていった。哀れ葉留佳、君の事は一生忘れないよ。
なるべくなら一生口の中に入れたくない飴と缶コーヒーを手に入れ、次のターゲットの元へ歩みを進める。
633ハーロウィンステーキ14:2007/10/15(月) 17:09:35 ID:/mBfGWc50
廊下を擦れ違う女子達からお菓子を入手しつつ、クドは女子寮の一室へと向かった。
その女生徒の部屋のドアを勢い良く開け闖入する。
「西園さ〜ん!とりっくおあとりーとなのです!!」
「エロイムエッサイムエロイムエッサイム、我は求め訴えた也、いでよクドリャフカ!!」
「わふー、何故か召喚されてしまいました!!」
何処か懐かしいフレーズでクドを出迎えた美魚。声まで変わっていて、まるでナオミなみのギャップだ。
「契約の言葉は『時よ止まれ、お前は美しい』でよかったでしょうか」
とある有名文学の一フレーズを口にする。だがクドは理解出来なかったようで呆然としていた。
「えっと、意味はよく分かりませんが、そうじゃないのです」
「……冗談です。それはさておき、ハロウィンですね?」
美魚は冗談だと言ったが、先程の目は結構本気であった気がする。最近の美魚こういった、本気と勘違いさせてしまう
ような冗談をよく言うようになった。それが良いか悪いかはここでは論じない。ただ以前より美魚は、今、を楽しむよ
うになった、その点だけなら良い、と言えるであろう。
「はい、そうなのです。とっりくおあとりーと!!」
「おかしはありませんが、やおいならあります」
「?やおい、ってなんですか?」
何やら不穏な事を言い始めた。お菓子からどうやったらやおいが出てくるのだろうか。地震の時のおかしと掛けている
のか。そうだとしても、全く掛かっていない訳だが。
少し興味を持ったクドを見て、美魚は部屋に積まれている本の山から一冊引き抜いて持って来る。薄く、大きい本を。
634名無しさんだよもん:2007/10/15(月) 17:19:45 ID:b2tbNGOx0
支援
635ハーロウィンステーキ15:2007/10/15(月) 17:21:26 ID:/mBfGWc50
「本のジャンルの一種です。最初は、やまなし、おちなし、いみなし、と言った意味で使用されてたみたいです」
「それは本として成立するのでしょうか?」
「いえ、今違う意味で使用されてます。BLとも呼ばれてますね。では、どうぞ、進呈です」
そう言ってクドに本を手渡す。色々と疑問が尽きないが、渡されてしまったので頂戴する事にする。
すると、美魚は顔を寄せて眉をひそめて言う。
「ただし、能美さんは中を見ないでください」
「え、ど、どうしてですか?」
「この本には呂布の呪いが掛けられています」
「りょふ、ってなんでしょうか?」
「コックローチです」
「こ、こここここ、こっくろーちれすか!!!!」
嫌な汗が背中に流れる。足が震えるのが解る、喉が渇き張り付く、それは恐怖であった。人の奥底に潜む恐怖だ。
コックローチこと黒い悪魔ゴキブリはその恐怖を引き出す、何故か分からないけど。
兎も角、その言葉を聴き、クドは小さく震えた。
「この呪いを解くことが出来るのは恭介さんだけですので、彼にしっかりと見せてください」
その美魚の言葉に、激しく頭を上下に振り同意する。余程、呂布の呪いが恐ろしいのだ。それは人間として当然であろ
う。アイツを好きな者などそうはいない。素手で叩けることすら理解出来ない、それほど恐ろしいのだ。
美魚の言葉に頷き、慌てて退出するクド。その姿を見て美魚が『計画通り』と言ったかどうかは定かではない。
兎も角、やおい本を手に入れたクドは、泡を食ってスタート地点、恭介の部屋へと戻っていった。
636ハーロウィンステーキ16:2007/10/15(月) 17:22:10 ID:/mBfGWc50
男子寮に戻る途中、二つの寮の中間地点に設けられているベンチ、そこに何かがあることにクドは気が付く。寮の光と
電灯の光、その淡い光に照らされているのは、彼女の良く知る人物であった。
「……井ノ原さん?」
井ノ原真人がベンチで寝ていた。狭いベンチで器用に寝転がり、それは今にも落ちそうな奇妙な格好であった。
「井ノ原さーん!起きてください!!」
クドは呼びかけたが、真人はいびきを掻いて寝たままであった。さらに、肩を揺すってみても、うっとおしそうに寝返
りをするだけで起きようとしない。
「こんな所で寝てますと、風邪を引きますよ」
「むにゃむにゃ、かつはもうたべられないぜ、むにゃむにゃ」
幸せそうに寝言を言う。それに毒気を抜かれてしまい、起こすのは無粋ではないかと思ってしまう。
しょうがない、と思いつつ、クドはその羽織っているマントを取る。そしてそれを真人の体に被せた。マントは薄いが
無いよりはましであろう。
「もう、仕方ないですね、井ノ原さんは」
慈しみの目を真人に向ける。大柄な体だが、どこか子供っぽいところ持つそんな彼の事を何時しかクドは気になるよう
になっていた。かつて好きだった人、その人に恋人が出来た時に負った傷。その傷が癒える頃には、真人に対する想い
はより一層深まっていった。優しく、純粋で、人を一人の人間として見てくれる彼に。
眠る真人を見続けていたクドはある事を思いついた。それはとても恥ずかしい事だが、止めようとは全く考えなかった。
頬を赤く染めて、周囲を見渡す。誰もいない、その事を確認すると、ゆっくりと真人の耳元まで顔を近づけた。
637ハーロウィンステーキ17:2007/10/15(月) 17:22:43 ID:/mBfGWc50
「とりっくおあとりーと、マサト」
小さく、囁くように訊いた。当然の事ながら真人は起きず返答はない。すやすやと寝息を立てて眠っている。クドはし
っかりと寝ている事を確認してさらに囁く。
「では、とりっくなのです」
そう言うと、ゆっくりとその唇を真人の頬に近づける。
遠くで虫の音が聞こえる、遠くで喧騒が聞こえる。それが、この場に二人しかいない事を際立たせた。
二人を光が包む、あわく、優しく。
今ここには二人しかいない。世界から隔絶されている、そんな気がした。
頬に触れるか触れないか位の、キス、であった。
ほんの一瞬だが、それは千金に値する。クドにとってはその位の価値があった。
ゆっくりと唇を離す。と、同時に恥ずかしさが襲ってきたのか、トマトみたいに顔を真っ赤にさせた。
「え、ええっと。ま、また明日なのです、い…マ、マサト」
そう言うと足早にその場を立ち去ったのであった。
小さな少女のこの想いが報われる日が来るのであろうか。それは誰にも解らない。
638ハーロウィンステーキおまけ:2007/10/15(月) 17:23:14 ID:/mBfGWc50
「恭介さん、来ヶ谷さん、ただいまなのです」
「お、帰ってきたか。成果はどうだった」
「……おや、マントがないが…どうしたのだ?」
「え、えっとですね……風に飛ばされてしまったのです」
「……そうか、それなら別にいいが」
「おお、大量じゃないか!これで当分のお菓子には困らないぞ……と、なんだこれは?本か」
「あ、そうでした。恭介さん、呪いを解く為にそれを読んでください!」
「呪い?よく分からんが、とにかく読めばいいんだな」
「はい!」
「どれどれ…………ウギャァァァァッァァあアアアア!!!!!!」
「恭介さん!大丈夫ですか?そんなに強烈な呪いなのですか」
「あぁ、そうだ。だが解呪には成功した……これ西園のだよな」
「はい、そうです」
「後で伝えてくれ、俺にそんな趣味はない、と……ウボァー!!」
「恭介さーん!!しっかりしてください!!」
「……なんの茶番だ……」
639筋肉さんなのです:2007/10/15(月) 17:25:31 ID:/mBfGWc50
以上です。ほんと、無駄に長くて申し訳ない。

そういえば、ここの保管庫ってないな。必要なのかな?
640名無しさんだよもん:2007/10/15(月) 17:46:21 ID:vzCc4ABEO
いやっほぉーい!GJです!
保管庫あれば便利そうだけど…できてもwikiじゃない?管理大変そうだし
641名無しさんだよもん:2007/10/15(月) 17:50:34 ID:47gBf6mX0
素人の作った文章なんて見る気にもならねーよw

と3分前までは思ってました

642名無しさんだよもん:2007/10/15(月) 18:12:46 ID:sPzmK2BzO
>>639
GJ!リトバスみんなの個性が出てて楽しかったぜ!
真人は相変わらずフラグ折るんだなwww
643名無しさんだよもん:2007/10/15(月) 18:30:55 ID:VZvgOzWD0
>>630
物書きとして致命的な欠陥を一つ指摘してもよろしかろうか?
このレス番に出てくる“役不足”。これは正しくは「その人に対して役目が軽すぎること」をさす。
つまりこの作中での用法は正しくない。
陥りがちなミステイクではあるがな、日本人である以上知っておくべきであるし、物書きともなればなおさらだ。

……と、それはともかくGM!
やべぇな、こんなトリックなら喜んで受けたいな、おにいさんハァハァだぞ。
そしてオチもwww恭介哀れwwwってかウボァーって、皇帝ですかwww
是非この可憐な妖精の恋が実ることを祈ってしまわずにはいられんな。
644筋肉さんなのです:2007/10/15(月) 18:40:42 ID:/mBfGWc50
>>643
ご指摘ありがとうございます。と、言いますか他にもおかしなところがありそうです。
国語の成績は芳しくないので……
確信犯とか、ら抜き言葉も同じものですよね。結構勘違いしてる単語が多いので……
645名無しさんだよもん:2007/10/15(月) 19:11:46 ID:+HExGHG60
>>639
これはいいなっ、黒衣の天使というか、子悪魔だろこれっ
クドと真人のところが、これはまた、ぐはっ
そして体重気にしてるかなたんが可愛くて悶絶しそうだよ

さて・・・2日遅れのはるちん誕生日SSを仕上げよう・・・
646名無しさんだよもん:2007/10/15(月) 19:23:02 ID:ceffGFkG0
正しくは「力不足」かな?
まぁ本来の意味とは違う意味で日常的に使われてる言葉なんてたくさんあるし
そんな厳密に考えることもないと思うが
647名無しさんだよもん:2007/10/15(月) 19:29:55 ID:dPyaRZo50
「役者不足」でもいいみたいだね。
文体と登場するキャラ次第である程度は許容していいんじゃないかね。
できるだけ正しい方がそりゃいいだろうけど。

ところで今気づいたんだけど、
謙吾とCLANNADの有紀寧って名字同じなんだな。
複数作品で名字がかぶるってKeyにしちゃ珍しくないか?
648名無しさんだよもん:2007/10/15(月) 19:36:19 ID:VZvgOzWD0
>>646>>647
スルーしてもよかったんだが、使い方を間違えたまま一生の恥、なんてのもあれだと思ったんでさ。
物書きである以上、できる限り言葉は正しく使うべきだし、間違えるのは仕方ないけど、誰かが指摘しないと気づかないものじゃない?

しかしこうもあんまり突っ込まないでも……と言う意見が多いと自分が悪者な気がしてくるから怖い(汗
649名無しさんだよもん:2007/10/15(月) 19:47:37 ID:dPyaRZo50
>>648
そちらをとがめるつもりはなかったんだ。
気に障ったならすまない。
というかなんで「役不足」ってこんなことになっちゃったのかね?
650名無しさんだよもん:2007/10/15(月) 19:48:45 ID:ceffGFkG0
>ことばというものは、時代がたつにつれ変化していくものです。
>最初は一部の人の「誤用」であっても、大勢の人が使うようになると「俗用」となり、
>ついには市民権を得て「常識」になるということは特に珍しいことではありません。

ら抜き言葉なんかも最近は容認されてるしなぁ
でも間違いを指摘することはいいことだと思う。
何より書き手の為だし、スレ本来の目的を忘れなければ全然アリだと思うぜ!
651名無しさんだよもん:2007/10/15(月) 19:49:50 ID:rZbbo86K0
>>639,>>640
保管庫は以前、本スレの投稿小説だったかの人が考えてたみたいだが、
エロ有りテキストを保管するとなると有料サーバーを借りる必要があるらしく、
色々悩んでいるようだったね。

>>647
宮沢さん自体は決して珍しい苗字ではないけれど、実は血縁者、なんてな。

>>648
いや、こうしたらより良くなる、というのはまっとうな批評だからいいと思うよ。
角が立たないように気は遣ってるように見えるし。
当の644もそれを丁重に受け止める器量持ちだし。
652名無しさんだよもん:2007/10/15(月) 19:57:22 ID:F1ihUMr90
>>650
確信犯なんかも故意犯と同じ意味で使っていいんじゃあないかって意見もあるしね。
ただ役不足の誤用に関してはテレビでも取り上げられていて、正しい意味を知っている
人も増えているからね。
俺もそういう間違いを指摘するのは全然アリだと思う。
653名無しさんだよもん:2007/10/15(月) 20:14:36 ID:4IZ/qpEV0
台詞内とか一人称の地の文とかでは敢えて間違えるのもあり。
鈴や真人だと逆に間違えてる方がそのキャラらしく見えるぞ。
654名無しさんだよもん:2007/10/15(月) 20:36:15 ID:ynQJviq70
美魚、姉御、佳奈多、謙吾、クドあたりはちゃんと本来の意味を知ってそうだね。
655 ◆3HZkTdIfMA :2007/10/15(月) 20:38:18 ID:kocwaSD80
「不遜」もその文脈ではちとおかしくない?
驕りたかぶるっちゅー意味だからさ。
でもGJだぜ。言葉は使いながら覚えていくものだしな。
656名無しさんだよもん:2007/10/15(月) 21:04:51 ID:dPyaRZo50
よし、ワビ代わりといっちゃなんだが投下していこう。

謙吾「さあ、楽しい楽しい夕食の時間だな!」
真人「なんだ?やけにテンション高ぇじゃねえか謙吾」
謙吾「おうとも。なにしろようやく手に入ったのだからな」
理樹「そういえば午後からどこか行ってたけど……」
謙吾「ああ、ついに俺は手に入れた……リトルバスターズジャンパーと並ぶこの至宝……」

謙吾「この……『のりたま』を手に入れたのだぁぁぁぁぁぁっ!!!!」

鈴「ばかだろ。ぜったいばかだろ」
理樹「謙吾には謙吾なりの思い入れがあるんだよ、鈴……」
謙吾「いっただっきまーーーーーす!!!」
理樹「恥ずかしいなぁ……」
恭介「今回ばかりは、他人のふりをしたくなってきたぜ……」

謙吾「うまい!!うますぎる!!よし、おかわりだ!!」
真人「おい謙吾、オレにもちょっとよこせよ」
謙吾「嫌だ」
真人「へ?」
謙吾「たとえ相手が理樹や鈴でもこれだけは少しもくれてやるわけにはいかん!」
真人「どんだけのりたまに執着すんだよオメーはよ……」
謙吾「のりたまひゃっほーーーーい!!!さらにおかわりだっ!!」

〜で、翌日の朝。
理樹「おはよう、恭介」
恭介「ああ、おはよう……謙吾はどうした?」
真人「食いすぎで腹こわしたんだとよ……」
恭介「まあ、10杯以上も食えば当然だな……」
鈴「やっぱりあほだ」

謙吾のあのイベントでのりたま食いたくなって購入したのは俺だけか?
657名無しさんだよもん:2007/10/15(月) 21:30:16 ID:+HExGHG60
気にするな、ちゃんとここにのりたまを買ったやつがいる
のりたまおいしいよ、のりたま
658名無しさんだよもん:2007/10/15(月) 21:40:21 ID:uRiZz1e0O
>>656
ノシ
659投下予告:2007/10/15(月) 21:41:34 ID:jmW9girp0
10分後位になったら投下します。

・真人全方位モテ仕様です
・美鳥主人公です
・クラナドをやってない人は置き去りになる可能性大です

以上の事が嫌いな方は読み飛ばし推奨です。
660投下予告:2007/10/15(月) 21:51:08 ID:jmW9girp0

 ガチャッ
  ……ドタドタドタドタ……

「ミオえも〜〜〜〜〜ん」
西園美魚が自室で一人本の整理をしていた時、
まるで漫画のような涙を流す美鳥がドアを蹴破るかのような勢いで飛び込んできた。
「騒々しいですね」
「うわああぁぁぁん、何とかしてよぉ〜〜〜」
その剣幕に圧された故か、はたまた別の理由からか、美魚は作業を中断し聞く体制に入る。
「とりあえず言ってみてください。どうしたんですか?」
「ぐすっ…あのね…佳奈多がね…真人君とのフラグを立てまくってるの…」
「そうですか。では…」
そう言って美魚は文庫本の山に手を伸ばし…
「そうですかじゃないよ〜。このままだと可愛い妹の初恋が破局を迎えちゃうんだよ。なんとかしてよお姉ちゃん」
「都合の良い時だけお姉ちゃん扱いしないでください」
「何言ってるの!?都合の悪い時だからお姉ちゃん扱いを…って本の整理に戻らないでよぉ」
「はぁ…」
深くため息をつく。
大事な作業を邪魔されたせいか、それともどうでも良い話を延々と聞かされているせいか、だんだんと美魚の機嫌が悪くなっている。
「だいたいどうして私を頼るのですか?」
「他に頼れる人…居る?」
661名無しさんだよもん:2007/10/15(月) 21:52:16 ID:rZbbo86K0
>>656にインスパイアされた。

さらにその晩の夜のこと。
謙吾「ふっ、だが俺は倒れんよ。見ろ、新しいのりたまだ!」
恭介「謙吾は相変わらずのりたまか」
鈴「ばかはお腹をこわしたくらいじゃなおらないみたいだ」
理樹「謙吾もよくやるよね」
恭介「何とでも言え!俺は誰にも止められない!」
真人「…へっへっへっ」
謙吾「どうした真人、何がおかしい。のりたま欲しさに気でもふれたか」
真人「いつまでもおめーの天下だと思ってるばかさ加減を笑ってるんだよ」
謙吾「…何?」
真人「これを見てもまだそんな台詞がいえるかよ?」
「謙吾む、それは黄色ののりたまに対し、赤い粉末…まさか!」

真人「そうだ、これこそが俺のふりかけ『すきやき』だぁぁぁぁっ!」

謙吾「…ふっ、お前もやっと俺のところまで上って来たってことか…」
真人「へっ、ためしてみるか?ひとふりで三杯はいけるぜ?」
謙吾「よかろう、どちらが真のふりかけ王か決めようじゃないか!」
真人・謙吾「うおおおおぉぉぉっ!」「おらぁぁぁぁぁっ!」

鈴「ばかが増えた。理樹、おかわり」
理樹「まぁ結果は見えてるしね。はい、鈴」
恭介「とりあえず先に保健室に連絡入れとくか、理樹、俺もおかわり」
翌朝は予想通りのなったわけで。

鈴「ふりかけばっかりだとおかずを食べなくなってバランスが悪いってクドが言ってた」
662体育倉庫の乱:2007/10/15(月) 21:52:31 ID:jmW9girp0
   ・
   ・
   ・
井ノ原真人:論外
二木佳奈多:同上
三枝葉留佳:姉の味方をする可能性大…却下
能美クドリャフカ:井ノ原真人を狙っている可能性大…却下
棗恭介:話が必要以上に大きくなる可能性大…却下
宮沢謙吾:流石は俺達のロマンティック大統領だ…合格
直枝理樹:必殺の口説き文句や井ノ原真人の好みを把握している…合格
棗鈴:必殺のハイキックが筋肉を穿つ、名づけて『穿肉キック』…却下
来ヶ谷唯子:普段の言動に反して、恋愛面には疎い…却下
神北小毬:親身になって相談に乗ってくれそう…合格
   ・
   ・
   ・
663体育倉庫の乱:2007/10/15(月) 21:53:46 ID:jmW9girp0
「直枝さん宮沢さん、それに神北さんなら相談に乗ってくれるのではないでしょうか」
「ショック!!お姉ちゃん…もしかして、美鳥の味方になってくれないの?」
「だから都合の良い時だけお姉ちゃん扱いしないでください」
「そんな…美鳥…泣いちゃう」
「それと一人称も変えないでください。萌えませんから」
「あれ…なんだろ…演技してないのに眼から涙が…」
「では今までのは演技だったのですね」
「そんな事言わずに助けてよ美魚〜」
「はぁ…」
…深〜いため息が出ていた。
「私も恋愛関係に詳しい訳ではありませんので」
「え〜、本棚にある恋愛小説の数、1冊や2冊じゃないじゃん」
「フィクションはフィクション、現実は現実です」
「非現実の塊みたいな私目の前にして言い切ったよこの人…」
「それはそれ、これはこれです」
「はぁ〜…」
今度は美鳥が深〜いため息をついていた。
一方の美魚は美鳥が黙ったのを見て、再び本の整理に戻る。
「そもそも…美鳥の性格なら、誰かの意見なんか頼らずにどんどん行動しそうなものですが」
「だって…怖いじゃん…」
「………………」
「………………」
部屋が静寂に包まれる。
強いて言うなら、美魚が部屋に散らばった本を種分けする音のみが鳴っていた。
「もういいよ…ふんだ、本当に小毬ちゃんに相談するよ。美魚なんて大嫌い」
突然立ち上がり、来た時と同じようにドタドタと立ち去る。
ふぅ…とため息が出ていた。
そういえば…と、美魚は何かを思い出す。
「確か昔…良く効くという噂のおまじないの本が…」
ガサガサと未種別の本の山を漁る…
SF、冒険活劇、推理物、捕物帳、ライトノベル、同人誌…未種別の山を八割近く崩した所で、目的の品が見つかった。
664体育倉庫の乱:2007/10/15(月) 21:55:42 ID:jmW9girp0
「神北さん」
「うん?美魚ちゃん。どうしたの」
「美鳥を見ませんでしたか?」
「美鳥ちゃん?う〜ん、今日は見てないよ」
「そうですか…」
「探すの手伝う?」
「いえ、結構です。ありがとうございました」

「直枝さん、美鳥を知りませんか?」
「いや、僕は…真人は見てない?」
「俺も知らねえな」
「そうですか、ありがとうございました」
665体育倉庫の乱:2007/10/15(月) 21:57:04 ID:jmW9girp0
「三枝さん、美鳥を知りませんか?」
「今日は見てないけど…何かあったの?」
「いえ、特には…」
「あっ、お姉ちゃん。みとりん知らない」
「みとりん…ああ、西園美鳥の事ね。悪いけど私は知らないわよ」
「そうですか…」
「次々と消える美少女達!そして流れる不吉な噂!そして被害者の一人がミイラ化した状態で見つかったぁーっ!」
「ちょっと葉留佳、いきなり変な事言わないで」
「果たして犯人は鬼か?妖怪か?はたまた三枝葉留佳か?」
「その本、何かしら?」
「おまじないの本です。美鳥に見せようかと思いまして」
「へぇ…」
「ノォー、私無視ですかぁーっ!?」
「ちょっと面白そうね…」
「元気が出るおまじない、仲直りのおまじない、自分が好きな人がわかるおまじない…中には訳のわからないおまじないもありますが」
「ふ〜ん…っと、いけない、人探しの途中だったわね。引き止めて悪かったわ」
「いえ、では私はこれで…」
「…お姉ちゃん」
「何?」
「お目当ては恋のおまじないですか?」

 スパカンッ!
666体育倉庫の乱:2007/10/15(月) 21:58:25 ID:jmW9girp0
「ふむ、美鳥君なら君専用読書スペースで物思いにふけっていたぞ」
「そうですか、ありがとうございました」
「ああしていると君にそっくりだったな、彼女は」
「そう…ですね…」

「美鳥」
「美魚…何の用?」
「たまにはお姉さんらしい事でもしてみたくなりました」
「何それ…おまじない?」
「私は試した事はありませんが、恋のおまじないも記載されています」
「なんか凄く怪しげなんだけど」
「気味が悪い程に良く効くという噂です」
「ちょっと…試してみようかな…」
「中身、見てみますか?」
「どれどれ…体育倉庫に2人っきりになるおまじない?なんか面白そう…」
667体育倉庫の乱:2007/10/15(月) 22:00:04 ID:jmW9girp0
…そして次の日。
リトルバスターズの面々は野球の練習を終え、練習道具の後片付けをしていた。
そんな中…
「真人くーん」
「おっと、この筋肉を呼んだかい?」
「ライン引き運ぶの手伝ってくれないかな?」
「OK、その位ならお安い御用だ」
こんなやり取りを最後に、井ノ原真人と西園美鳥が忽然と姿を消したのであった。
リトルバスターズに衝撃が走った。
特に大きな衝撃を受けたのは他でもない、二木佳奈多であった。

「何ですって!?私の…」
「私の?」
「…コホンッ、井ノ原真人の姿が見えないのね」
「そうそう、練習の後のミーティングに全然姿を現さないんですよ」
「携帯電話は?」
「電波が届かないか電源が入っていません…だって」
「そう…」
「みとりんも居ないし、唯ねぇはどこかで逢引でもしてるんじゃないかって言ってるんだけどね」
「葉留佳っ!どうしてそれを先に言わないのよ!」
「へっ!?何を?」
「行くわよ。もう一刻の猶予も無いわ、絶対に断固として何としてもどんな汚い手を使ってでも探し出すのよっ!!!」
「え!?ちょっと…」
「抜け駆け…もとい、不純異性交遊なんて絶対に許さないんだからぁーーーっ!!」
668体育倉庫の乱:2007/10/15(月) 22:01:30 ID:jmW9girp0
一方その頃、井ノ原真人と西園美鳥は…
「ぐぬぬぬぬぬぬ…」
「真人君、開きそう?」
「…駄目だな。俺の力でも開かないってどんだけ頑丈なんだよこのドアは」
「誰かが間違って鍵でもかけちゃったのかな?」
「ドロップキックでもしてみるか…」
「いやそれは拙いでしょ」
「しかし、これからどうする?」
「しょうがないから、誰かが助けてくれるのを待とっか」
「そうだな、その内恭介あたりが気づくだろ」
体育倉庫はグラウンドの隅っこに配置されている。
広さは6畳程度、とは言え文字通り倉庫なので物が多い。
自然と2人は密着するかのような距離で座り込んでいた。
遠くから運動部の掛け声らしきものが聞こえる。
リトルバスターズのものでは…ない。
「叫んだら誰かが気づくかもな」
「やめようよ。疲れるし、うるさいし」
「ああ…」
明かりは天井近くの窓からの光のみ。
真人が手を伸ばせばかろうじて届くが、残念ながら人が通れる大きさではない。
「私ならなんとか通れるかも…」
「やってみるか?」
「でもあの高さから落ちたら痛そう…」
「そうだな…」
カラスの鳴き声が聞こえてくる。
普段なら夕食を囲いながら談笑している時間帯だった。
そろそろ運動部が引き上げ始める時間だというのに、奇妙な事に誰一人として体育倉庫に近づく事はなかった。
669体育倉庫の乱:2007/10/15(月) 22:02:46 ID:jmW9girp0
真人は座ったまま動かない。
美鳥はやたらと深呼吸をしてみたり、手のひらに『人』の字を書いていたり…
2人の会話が完全に途絶えてから20分近くが過ぎていた。
「ねぇ、こうやって待ってるのも暇だからさ、何かやらない?」
「そうだな…じゃあ、スクワットでもするか」
「女の子と2人っきりで筋トレ?真人君って本当にデリカシーの欠片も無いよね」
「悪かったな、どうせ俺は筋肉の事で頭がいっぱいですよ」
「うん…だからさ、ほら…せっかく女の子と2人っきりなんだしさ…」
しゅるり…と、制服が床に落ちる。
「その…お…お医者さんごっこ…とか」
素肌、そしてブラシャー…そこまで認識した所で真人は慌てて美鳥に背を向ける。
視界は体育倉庫の壁、そしてライン引き…右手に体温を感じた。
「心臓…触ってみて…」
導かれるままに右手が美鳥の素肌に触れる。
「バクバクいってるよね?真人君が居るからだよ」
真人は返事をする気力を失っていた。
…と言うよりも、真人には現状を理解するのさえ困難になっていた。
「…あ、真人君の脈も速くなってる。私の事女の子だって見てくれたのかな?」
「お、おお…」
かろうじて母音のみの返事が通る。
しかし今現在の真人の思考は既に日本語を外れていた。
彼にとってこの状況はいまだかつて経験の無い…それどころか想像すらした事の無い状況であった。
元々女性の少ない対人関係まっしぐらな人生だった上に、筋肉筋肉しているせいか煩悩や性知識が常人よりも健全に育っている真人である。
怪奇蜘蛛男と戦えと言われた方が遥かに冷静に対処していただろう。
『だっ…誰か…誰でも良いから助けてくれ…』
そんな彼の想いが天に通じたのだろうか。
「そこまでよ西園美鳥っ!!」
倉庫の扉が勢い良く開いた…
670体育倉庫の乱:2007/10/15(月) 22:04:04 ID:jmW9girp0



 …はいてない…


671体育倉庫の乱(終):2007/10/15(月) 22:05:18 ID:jmW9girp0
ついに風紀委員長を退陣させられた二木佳奈多。
やる事が無くなって盆栽をいじり始めた彼女に未来はあるのか?
責任を感じ思い悩む真人、そしてさらなる追撃を目論む美鳥。
その時…クドリャフカは…

次回『不信任案』にご期待ください。

(この予告は一部及び全部が嘘の可能性があります)
672名無しさんだよもん:2007/10/15(月) 22:17:05 ID:9VSRshs4O
こいつは、懐かしいものが出てきたなw
それと『…はいてない…』が気になるが、次回を待つことにするか

おっと…GJだ!
673名無しさんだよもん:2007/10/15(月) 22:23:24 ID:vzCc4ABEO
はいてない…穿いてない?
下着の事か−−−−−っ!


こいつぁGJだな!
674名無しさんだよもん:2007/10/15(月) 22:30:55 ID:ZuwH1FK10
GJ!

惜しかったなぁ美鳥脱いだら解呪されちゃうんだよな確か
しかし真人は思いっきり目をつぶってそうだ
675名無しさんだよもん:2007/10/15(月) 22:46:42 ID:rZbbo86K0
>>671
今なら言える…
初弾のあとに割り込んですいませんでしたぁぁっ!
676名無しさんだよもん:2007/10/15(月) 23:04:34 ID:+HExGHG60
>>671
歯磨き粉噴出しそうになっただろがっ。どうしてくれる。当然GMだ
>>675
理樹君が突っ込みをしないとこうなるんだね・・・
677名無しさんだよもん:2007/10/16(火) 00:06:25 ID:DlvNrFp70
三日遅れの拙いはるちん誕生日SSの完成だっ
空気?そんなのこのはるちんなんとかイオンエアークリーナーでなんとかなる

ツンツンしてる佳奈多が好きな人は読まないほうがよいです
はるちんが超アホな子になっているのでお気をつけください
真ED後、はるちんとかなたんは仲直り、部屋は同じ設定です。かなたんをお姉ちゃんと呼びます
毎年、誕生日が近づくと、お山の家ではいつもの暴言が増す。
その話題が出るだけで私はその場にいることはできなくなる。
だから、誕生日というものがいいものなわけがない、そう思ってた

学園に来て初めてわかった。誕生日とは、嬉しい日らしい。
そんなわけない。生まれてきたことを喜ばれることなんてなかった。
むしろ忌むべき日だ。かつてはそうだった。

今の私には、リトルバスターズがいる。お姉ちゃんがいる。お父さん、お母さんもいる。
この人たちは私の世界を変えてくれた、ここで居場所を見つけた。
私がここにいることができるのは、みんなのおかげ。
みんな私に、居ていいんだよ、と言ってくれた。
だから私は・・・みんなに感謝したい。

明日は私の誕生日だ。同時にお姉ちゃんの誕生日でもある。
誕生日は嬉しい日、私がみんなにプレゼントをあげると嬉しい日になるだろうか。
何がいいかな、正直、お金はあまりない。
・・・気持ちが大事なのかな、きっとそうだ。
私の得意なマフィンがいい。いっぱい作れるし。
それがいい、台所に降りよう。材料は十分にあるはず。

台所に行くとお母さんがいた。
「お母さん、オーブン使わせて」
「ええ、いいわよ」
私はお母さんに断ると、さっそく行動を開始した。
10月13日(土)
「葉留佳、起きなさい。何時だと思ってるの」
「あ・・・お姉ちゃん・・・おはよふぁあああ」
「挨拶かあくびか、どちらかにしなさい」
そうだ、実家だったんだ。眠い。

朝ごはんを食べてから学校に向かう。もちろん、お姉ちゃんと一緒に。
そして手には、マフィンの入った箱を入れた袋。
「葉留佳、歩きながら携帯をいじるのは止めなさい」
「えーちょっとぐらいいいじゃん」
私はリトルバスターズのみんなにメールを送っていた。
題名:おはよう諸君
件名:今日ははるちん☆スペシャルがあるので絶対練習に来るのですヨっ(≧▽≦)ノ
   来なかった人にはもれなく三枝クオリティをプレゼント〜
こんなものでいいか。
「ほら、危ないわよ」
「わかってるって」
送信完了。

学校に着いた。時間は・・・お、ぎりぎりセーフだ。
「風紀委員がこんなんじゃ、他の生徒に示しがつかないわ」
「ま、その妹が遅刻常習犯でしたからネ」
「本人が何を言ってるのかしら」

授業終了、今日は土曜日だから午前中で終わりだ。
さて、学食に行こう。
いつものように学食は混んでいる。
しかし、あの5人の席はいつでも空いているらしい。七不思議?
「やはーガイズ」
「よう三枝、お前も学食か」
「そうそう、みんなは何食べるの?」
「鈴、ミッションだ。三枝と俺たちの学食を持って来い」
「わかった」
わかっちゃうんだ。
「なんて言うと思うかボケェ」
「やっぱり無理だったか、このノリならいけると思ったんだが」
「いや、無理やりすぎだから」
結局みんなで券売機に並んだ。

「そういや今日何をやるんだ、三枝」
と謙吾くん、完全に疑ってるね。今までが今までだからしょうがないケド。
「それは来てからのお楽しみということで」
「何かやることがあるなら手伝うよ」
「大丈夫、大丈夫、理樹くんは優しいなぁ」
「必要なものがあったら言ってくれ。できる限り準備しよう」
「ありがとう、恭介くん」
「俺の筋肉も分けてやろう」
「それは遠慮しときますよ、やはは」
そもそも筋肉をどうやって分けるのかが疑問ですネ。
「はるか」
「何?鈴ちゃん」
「楽しみにしている」
「まかしといてくださいヨっ」
お昼ご飯を食べ終わると。
「よし、理樹腹ごなしに遊ぼうぜ」
「なんだとぅ。理樹と遊ぶのはこの俺だ」
「いや、理樹はあたしと遊ぶんだ」
大人気だね、理樹くん。
「よし、理樹取りゲームだ。先に捕まえた人は昼休み中理樹を好きにできる。
 逃げ切ったら理樹の勝ち」
みんなの目が理樹くんに集中する。
「ミッションスタートだ」
「って恭介ぇええええ、僕が勝った場合はどうするんだよぉおおお」
「「「待てっ、理樹」」」
理樹くんは器用に逃げていった。
「はっはっは、今日も騒がしいな」
「よう来ヶ谷。お前は追いかけないのか」
「最初に捕まえた人は理樹くんを好きにできるらしいですヨっ」
と言ったときには姉御はすでにいなくなっていた。早すぎ。
「さて、俺たちもそろそろ行くか」
「そうですネ」
食べたばっかりで動く気力はないのですが。

結果、小毬ちゃんの勝利!
「え?わ、私?」
「この私が負けるとは・・・」
「いや姉御、理樹くんがこまりんに逃げただけですって」
正直、こまりんが一番害がないですからネ。
しばらくしてから、みんなでグラウンドに。
クド公はお姉ちゃんと家庭科部室で何か作ってるらしい。
丁度いいので、終わったら私とお姉ちゃんの部屋からジュースを持ってきてくれるように頼んでおいた。
練習が始まる前に、恭介くんが部室付近から機械を持ってきた。
「今日はこれを使ってみようと思う」
「それは、ピッチングマシン!」
「バッティングが苦手な、小毬と三枝を鍛える。西園、手伝ってくれ」
「わかりました」
みおちんがピッチングマシンに球を入れる係。打つのは私。
みんなバラバラに守備につく。
「練習開始だ」
「ぶっ飛ばしちゃいますよ」
「ちょっと待ったぁあああああああ」
私の目の前を剛速球がしゅごごごぉおおおおおおっと通り過ぎていった。
「みおちん私を殺す気かっ、しかもそれは私の役目っ」
「お約束はやらないといけませんから」
とまぁこんな感じで練習した。

しばらくして、
「葉留佳さん、お待たせしましたー」
クド公が2本のジュースを持ってやってきた。
「クド公、ありがとね」
「はい、どうぞ」
でも2本もあったっけ?
「お、これから始まるのか」
「なんだろうね、楽しみー」
みんなで部室に向かった。
「今日はみんなにプレゼントがあるのですヨっ」
私は、箱を4つ取り出して蓋を開けた。
すると、辺りにバターの香ばしい匂いが広がる。
「ほう、これはいい匂いだな」
「うわー、美味しそうだねぇー」
「4種類も作ったのですか」
ちなみに作ったのは、プレーン、レーズン、チョコチップ、抹茶のマフィン。
これならみんな見た目でわかるから、わかりやすいはずだ
「おい、早く食おうぜ。ってか食わせろ」
「全員分のジュースが注ぎ終わるまで待ってください」
私はみおちんに手伝ってもらい、コップに黒い炭酸のジュースを注いだ。
あれ?これ炭酸入ってるのかな。泡が少ない。
「よし、じゃぁ乾杯〜」
「「「「「「乾杯〜」」」」」
私はコップに口を近づける。
そこで気づいた、これは飲み物じゃない。
「ぶはっ」
「げほっ」
「ふぇええー」
「しょっぱいです・・・」
あー真人くん、謙吾くん、小毬ちゃん、クド公に当たっちゃった。
「「三枝ぁああああーーー」」
「あの、えーっと、ゴメンネっ」
「はるちゃん、これ醤油・・・」
「わふーっ、すいません。間違えたの私です」
そう、これはお姉ちゃんの醤油だった。
身内なので名前を書くことはしていなかったのでクド公が間違えて持ってきてしまったのだ。
なんでこんな似たもの容器に醤油を入れるの、お姉ちゃん。
「ゴメン、クド公。もっと早く気づいてれば」
「いえ、私も佳奈多さんに確認するべきでした」
みんなに楽しんでもらおうとしたのに、これじゃ・・・
「ほら、葉留佳さんもクドもそんな落ちこまないで。楽しくやろうよ」
「三枝、お前が落ち込んだら俺たちはどうすればいいんだ」
理樹くん・・・恭介くん・・・
そうだ、これは私からみんなへの感謝の気持ちなんだ。ちゃんとやらないと
私は気を改めて、音頭を取り直す
「よーし、乾杯ではぐだぐだになっちゃったけどみんな食べちゃえー」
「「いよっしゃーー」」
謙吾くんと真人くんが真っ先に食べ始めた。みんながそれに続く
「ふむ、これは美味い、程よい甘さでしっとりしている。これは味の・・・」
「筋肉革命だぁあああーーーー」
「「筋肉関係ないだろっ(でしょ)」」
「おお、鈴と理樹が同時に突っ込みを」
「おいしいよー」
「美味しいです。上達してますよ、葉留佳さん」
「かなり美味いぞ、葉留佳君」
みんな本当に美味しそうに食べてくれた。
よかった。美味しいって言ってもらえた。プレゼントを受け取ってくれた。
しばらくして、コンコンというドアをノックする音が聞こえた。
「こんな所に僕たち以外の人が来るなんて、誰だろう?」
理樹くんがドアを開けにいく。
「直枝理樹。クドリャフカはいる?」
お姉ちゃんが現れた!
「佳奈多さん、すいません〜醤油ですね」
「ええ、まさか間違えて持っていくなんてね。
 ところでこれは、お誕生会でもしてるのかしら?」
「今日はだれかの誕生日なのか?」
「心当たりは葉留佳しかいないのだけど」
私とお姉ちゃん以外の動きが止まる。
そしてみんなの目が私の方を向き、
「「「「はぁああああーーーー????」」」」
ガイズの絶叫が響く。特に大きな二人の声が大きい。
「や、そういうことですヨ」
「これには私もびっくりだ」
「はるちゃん、言ってくれればよかったのに」
「本当に三枝さんのやることは全く想像がつきません」
「ということは佳奈多さんの誕生日でもあるわけですね」
えっと、これはまた空気読めてない子ってことですかネ。
「なんか、ゴメン?」
「はるか、誕生日がどういう日なのかしってるか?」
「え?私がみんなを祝う日?」
みんな苦笑い。ちょっと待ってよ。私はどうすればいいのーー!?
「さて、何故か俺たちが祝われてしまったわけだが・・・えっとだな」
「恭介もだいぶ混乱してるね」
「三枝と二木を祝おうと思う。まだ時間はある。大急ぎで準備するぞ」
「そうだな、俺たちが祝われても仕方ねぇ」
「場所は真人と理樹の部屋がいいか」
「ああ、流石に学食を貸しきるのは無理だ」
「みんなはここを片付けておいて、お願い」
「三枝、マフィン、とてもうまかったぞ」
ガイズが大急ぎで飛び出していった。
「さりげに私の名前も入っているわね」
あの、わけがわからないんだけどマジで。
「三枝さん、誕生日というのは、一般的に回りの人がその人を祝う日なんです」
「みんなでごちそう食べたりお菓子食べたりするんだよ〜」
「あたしの周りではあいつらが馬鹿騒ぎするけどな、特に恭介が」
「ってことは全部私の勘違いってコトデスカー」
じゃ私のやってたことはなんだったのさ。
「まぁ、そういうことだ」
「ドンマイです、葉留佳さん」
「しかし、間違ってはいません。その人がみんなに感謝する日でもあります。
 それはなかなか思えることではありません」
「そうだね、その気持ちが大切なんだよー」
もう私は何も言えなくなっていた。
「放心している葉留佳君とは、珍しいにもほどがある」
「では、来ヶ谷さん。あとはお願いします」
「君も強制参加だ」
「やっぱりそうなるのね」
「わふーっ、葉留佳さんと佳奈多さんのお誕生会ですー」

と、こんな感じで話が進んでいき。私とお姉ちゃんのお誕生会というものが開かれた。
嬉しかった、本当に嬉しかった。こんなの初めてだった。楽しかった誕生日なんて、今までなかった。
私は、今日と言う日を絶対に忘れない。リトルバスターズという仲間を持ったことを誇りに思う。
687おまけです:2007/10/16(火) 00:27:29 ID:DlvNrFp70
私は携帯で実家に連絡をとった。
「もしもし、母さん」
『あら、どうしたの佳奈多』
「今日は家に帰れないかも」
『どうして?あなたと葉留佳の誕生日じゃない』
「とてもお節介な人たちがいて、私たちのお誕生会を開いてくれるらしくてね」
『そう、そういうことなら仕方ないわね』
「全く、あの子はいい仲間をもったわ」
「かーなーたーさーん、そろそろいきましょうー」
クドリャフカが私を呼ぶ。
「じゃ、切るわ」
『ええ、楽しんでいらっしゃい』
私は電話を切り、クドリャフカのところに向かった。
「さて、行きましょうか」
「はい、いきましょー」
もう葉留佳は大丈夫。あの子は強く生きていける。
リトルバスターズという集団に感謝すべきね。
私には十分すぎるプレゼントだわ。
688名無しさんだよもん:2007/10/16(火) 01:25:02 ID:A5Ae4U4H0
>>687
こころがあったまった
ぐっどまっする
689名無しさんだよもん:2007/10/16(火) 01:35:46 ID:USIp1fUk0
>>687
GM!
なんと言うか、こう…
葉留佳の経験不足による物の知らなさは激しく萌える。
690名無しさんだよもん:2007/10/16(火) 02:17:57 ID:eyT41niZ0
葉留佳は下ネタが激しくダメっぽそう
691丸ゴシック体の人:2007/10/16(火) 04:20:42 ID:lyzkWuEM0
シリアスなクドを書いてみたかったんです。
そしたら、こうなりました。さすがにこれはDNML化できない…。

希望があれば、このSSを短編ドラマに見立てた、メイキング風楽屋ネタも作ります。
『ドラバラ鈴井の巣』の、ドラside、バラside、みたいに。

というわけで、参ります↓

           「 傷心旅行 」
692傷心旅行  1/17:2007/10/16(火) 04:21:35 ID:lyzkWuEM0
 夜の帳に沈んだ港町。高層ビルは暖かな色の光を窓じゅうに灯し、街を穏やかに彩っていた。
 そんな落ち着いた光に引き寄せられて、恋人同士が、友達仲間が、家族が、街をあっちからこっちへと泳ぎまわっていた。

 その町の外れ、湾岸の公園には、ゆったりとしたリズムで動きつづける、大きな観覧車があった。
 1周20分の空の旅。
 恋人たちがその港町をふたりだけのものにするために、作られた装置。

 そこに、場違いなふたりがいた。

 親子ほどに背の離れたふたり。
 顔立ちはどちらも幼さを残していたが、どちらも憂いと決意を入り混ぜた、複雑な表情を浮かべていた。
 今日一日、ふたりはそんな表情で街を歩き、カフェで休憩し、夜景の映えるレストランでささやかな食事を摂り、
 そして、こうして観覧車に乗っていた。

   どうしてどうして僕達は 出逢ってしまったのだろう…
   どうしてどうして私達 離れてしまったのだろう…
 小柄な少女の唇が、歌うともつぶやくともなく、そんな言葉を漏らした。
「……宮沢さん」
「ん?」
「……忘れられ、そうですか?」
「完全に忘れることは、できないと思う。ただ、重荷にならないようには、なったと思う」
「……………」
「能美こそ、どうなんだ。俺はおまえに誘われてここにいるんだぞ」
「……、…このゴンドラが地上に戻ったら、それで全て終わりにします」
「…そうか。」
693傷心旅行  2/17:2007/10/16(火) 04:22:08 ID:lyzkWuEM0
「……………」
「……………」
「………話すことも、なくなってしまいましたね」
「…。…そうだな。でも、ありがとう。誘ってくれて」
「……いえ。それを言うのは、私の方です」
「誘ってくれたのは、お前のほうだろう」
「…私は弱い人間ですから。……ひとりだけじゃ、多分、忘れられなかったと思います」
「誰だってそうだ。だから仲間がいるんだろう」
「……そうですね。」
「明日からまた、皆で元通りだ」
「………そうできると、いいですね」
「………そうか。」

 ふたりは高校生。
 どちらも、恋に敗れていた。
 それを恋心と気づく間もなく、失ってからその大きさに気づいた者。
 一目惚れが片思いに終わり、今でも友人として、彼らのそばにい続ける者。

 そんなふたりが、互いの傷を舐め合うように、空に一番近いところへと登っていこうとしていた。
694傷心旅行  3/17:2007/10/16(火) 04:22:40 ID:lyzkWuEM0
 時間は数日前の放課後にさかのぼる。
 学校の近くの河原で、いつもの胴着に身を包んだ宮沢謙吾が、空を見上げていた。
 秋晴れの空だった。群雲が浮かび、飛行機雲が空を高く横切っていく。
「…古式」
 かすかにその単語をつぶやく。自殺した同級生の名前だ。
 失って気づいた恋心。手を伸ばしても、二度と帰らないもの。
 それをつなぎとめるための鍵、それが彼女の名前をつぶやくことだった。
 言葉に表し続ければ、忘れなければ、人は死なない。彼の記憶の中では。
 それは意識してどうにか分かるくらい、かすかなものだった。

 川の堤防の上に伸びる遊歩道を、制服姿の少女がぴょこたん、ぴょこたんと歩いていた。
 能美クドリャフカ。宮沢謙吾とは遊び仲間だが、とりたてて強い結びつきがあるわけではなかった。
 体の前に大きな袋を提げ、心もとなげに歩いていく。その小さな体をせいいっぱい使って。
「…リキ」
 ときおりその唇は、ひとりの少年の名前を漏らす。その度に顔が、かすかに歪む。
 学校に転入してきた春。彼女の見た目と中身のギャップを、唯一受け入れてくれた人だった。
 でもその人には、幼なじみの少女がいた。そして夏休みを過ぎ、ふたりは交際を始めた。
 遊び仲間の集団同士、みんなはそのふたりを祝福した。
 もちろん、クドリャフカも。複雑な胸中のままで。
695傷心旅行  4/17:2007/10/16(火) 04:23:10 ID:lyzkWuEM0
「能美」
 土手から謙吾が声をかける。
「あ、宮沢さん。どうしましたか?」
「なんでもない。散歩の途中だ」
 半分だけ嘘をついた。散歩の途中、というよりはここへ来るのが目的だったから。
 心を虚にしたい時に、決まってくるのがこの河原だった。そして何とはなしに空を見上げては、届かない彼方へ思いを馳せる。
 そうすると、少しだけ明日への活力がみなぎってくる。
「荷物、重そうだな」
「だいじょうぶですよ、これくらい」
 ぶら下げたビニール袋には、昆布やらかつおぶしやら、保存の利く調味料類がたくさん詰まっていた。その姿が一家の主婦のようにも思えて、その視線を上に移した。
 あどけない表情のクドリャフカが、そこにいた。その差に、思わず口元がほころんだ。
「なんですか?」
「あ、…いや、なんでもない。」
「宮沢さん、よくここに来るんですか?」
 土手の草原に寝転んだ謙吾の横に、クドリャフカが腰を降ろす。
 それがまるで、自分の感情の内側に上がり込まれたように思えて、腹が立ち、次に悲しく思い、そして、同調心を覚えた。
 そして、思わず口にしてしまっていた。
「…能美」
「はい」
 俺は一体、何を聞こうとしているんだ。何のために。何を期待して。
 謙吾は自問自答しつつも、聞かずにはいられなかった。
「能美は…友人を失ったことはあるか?」
696名無しさんだよもん:2007/10/16(火) 04:51:10 ID:NZp+1MDY0
支援
697傷心旅行  5/17:2007/10/16(火) 04:55:19 ID:lyzkWuEM0
「え…」
 その質問で、穏やかなクドリャフカの表情が、不安におののいた。
 そしてクドリャフカも、自分のハートのデリケートな部分を触られたように思えて、悲しみがこみ上げ、反発を覚え、そして同調心を感じた。 
 だからその質問に、クドリャフカは答えた。
「……あります」
「む…」
「つい最近です」
 謙吾には初耳だった。これだけ毎日、遊び仲間の中でクドリャフカと同じ空間に居たにもかかわらず、そんな話題は一度として聞かなかった。
「…両親と、祖父が。事故で。」
 クドリャフカの顔がみるみる曇っていく。涙を流し、泣き叫び、心を傷め、長い時間をかけてやっと鎮めたはずの感情という獣が、ふたたび暴れ始めていた。
「………」
 謙吾はあまりの事態に、何も言えず硬直していた。そんな謙吾をよそに、クドリャフカの独白は続く。
「…それと、失恋もしました」
 クドリャフカの表情が歪んでいく。これ以上放っておいたら、クドリャフカが泣き出してしまう、と思い、謙吾はあわてて言葉を投げかけた。
「俺もだよ、能美」
「えっ……」
 ほんの少しだけ驚いた表情を見せたクドリャフカが、謙吾の方を見る。謙吾は川の水面から目を切らず、続けた。
「気になっていた、人がいた。それは好き、という感情の前段階だったんだと思う。能美も聞いたことがあると思う。学校で、飛び降り自殺があったことを…」
「……古式、みゆきさんですか」
 弓道の旧家に生まれ、将来を嘱望されていた逸材だった。しかし病で的を見る左目を悪くし、弓の道を絶たれた。そして、絶望に駆られた彼女は学校の屋上に立ち──────
「ああ、そうだ」
 こみあげてくるものを圧し潰す様に、謙吾は呻いた。
「まだ、ふっきれてないんですね…」
「どうだろうな」
 元から存在するかどうかもわからない感情を、振り切るも何も無い。そう思って謙吾は言葉を濁した。
698傷心旅行  6/17:2007/10/16(火) 04:56:30 ID:lyzkWuEM0
「…情けなくないですか」
 クドリャフカの口から、突然辛辣な言葉が飛んだ。
 まるで自分自身を見ているみたいだったから。叶わない望みに心を囚われ、弱々しく揺蕩っているだけの自分。その自身の姿を、クドリャフカは謙吾に見出していた。
「情けないと言うのなら……それはお互い様だろう」
 謙吾も剥き出しの言葉に触発され、心の奥から言葉を綯わせる。それはクドリャフカへの怒りではなく、怒りを産み出した感情を鎮めようとして探した言葉だった。
「理樹にはもう、鈴がいるんだぞ」
 クドリャフカにもわかっていた。責めるべきは宮沢さんではなく、弱い私自身の心なのだと。
「そうですね……といいますか、やはり皆さん分かっていましたですか」
 クドリャフカが理樹──直枝理樹──を好きだということは、誰かが本人に確認するまでもなく、全員がわかっていた。そのしぐさ、態度、呼び方。わからないほうがおかしい。
 目の前を鳥が、隊伍を組んで飛んでいく。それに触発されるように、クドリャフカは口を開いた。
「…宮沢さん。お願いがあります」
 クドリャフカはずっと待っていた。
「今度の日曜日、一緒に出かけていただけませんか?」
 この場所から、飛び立てる瞬間を。
「何処へだ?…能美」
 出会いが別れの始まりなら、別れもまた、出会いの始まりであると信じながら。
「…傷心旅行、です」
 きっと同じ心の傷を持つ謙吾なら、自分ひとりで歩き出す手助けをしてもらえる、とクドリャフカは思った。
699傷心旅行  7/17:2007/10/16(火) 04:57:14 ID:lyzkWuEM0
 次の日曜日。学校近くの駅で、ふたりは待ち合わせた。
 行き先以外、何も決めてなかった。
 謙吾はいつもの胴着ではなく、私服だった。クドリャフカはゆったりとしたワンピースに、いつもと違う、大き目の帽子をかぶっていた。
「…宮沢さん」
「なんだ」
「今日は、ふたりで街を歩きますけど……私達は恋人同士ではありませんから」
 大丈夫だとは思いますけど、念のため、とクドリャフカは釘を刺した。
「ああ」
「大切なものを失った人間がふたり、たまたま一緒にいるだけですから」
「わかってる。傷心旅行だからな」
 電車を乗り継いで、港町の繁華街へと向かう。
 瀟洒な商店街を、ふたりであてもなく歩いて回った。
 お互いに何が好きなのか、どんなことをして、見てきたのか。こうやって歩くようになるまで、何も知らなかった。
 謙吾は目に見えたこと、通りすがりの人々のこと、日々の暮らしのこと、他愛もないテレビから垂れ流される情報、あまり多弁ではない謙吾だが、それでも空白を埋めようと、努めて言葉を探し、選び、口に出した。
 それでもクドリャフカは、ほとんど応えることはなかった。まるで歩くことそのものが、目的であるかのように。
 一時間近く歩き通しで、足に疲労を覚えた頃、先を歩いていたクドリャフカがよろめいた。
「歩きすぎだ、能美。近くのコーヒーショップで休もう」
 だいじょうぶです、と固い表情で一度は言ったものの、体を壊しに来たわけじゃないだろう、という謙吾の説得に折れる形になった。
700名無しさんだよもん:2007/10/16(火) 04:57:38 ID:NZp+1MDY0
 
701傷心旅行  8/17:2007/10/16(火) 04:57:58 ID:lyzkWuEM0
「すまん、能美」
「はい?」
 キャラメルマキアートの紙コップを両手で持ちながら、クドリャフカが謙吾を見上げた。
「俺ばかり早く歩きすぎていたな」
「大丈夫です」
「いや、俺と能美では一歩の幅が違うからな」
 謙吾はエスプレッソに口をつける。苦味で頭が冴えてくる。
「気にしないでください」
「気をつけて歩くよ」
「そんなこと、ないですから」
 とはいえ、クドリャフカの背は謙吾の胸にも届かない。謙吾の背が高すぎるというのもあるが、クドリャフカも小さすぎる。
「これじゃあ親子に見られるかもしれないな、ははっ」
 クドリャフカが眉をひそめた。見たことのない、大人びた表情だった。
「…子供扱い、しないでください」
 さすがに不思議に思った。いつもなら、わふー、と言って照れるだけで終わる話なのに。この反応はなかった。
 この違和感を解決しないまま一緒に歩き回ったって、能美の傷は癒えない。だから謙吾は、敢えて訊いた。
「見た目のことを言っただけだ。それにしてもどうしたんだ能美。いつものおまえと全然違うじゃないか」
「それはそうです。これはふたりの傷心旅行なのですから。この旅行が終わったら、ふたりは新たな世界へと旅立てるのです」
 謙吾は理解した。だから必要以上に身構えていたのか。
702傷心旅行  9/17:2007/10/16(火) 04:58:51 ID:lyzkWuEM0
「能美、それじゃ駄目だと思うぞ」
「え?」
「俺は能美に誘われてから、少し考えた。俺は今日、能美と何をするためにここに来て、そのためにはどうすればいいのか、ってな」
 謙吾は自問自答しながら、言葉を選んで喋りだした。
「結局は、新しい刺激を入れて、それを楽しむ。そして心の傷を、その楽しい事で覆い隠す。それが一番大事だと思う」
 こんなクサクサした雰囲気で能美と歩いても、楽しくない。そしてそれは有意義ではない。だから楽しもう。謙吾はそう言いたかった。
「……普通の方なら、それでいいかもしれません。でも、私は」
 クドリャフカは、その謙吾の提案を否定した。
「とっても弱い人間なのです。だから、捨てるときは思い切らなければいけないのです」
「ふむ」
 謙吾は、おや、と思った。
「思い切り捨てられるのに、自分を弱いと言うのか。強いから、思い切って捨てられるんじゃないのか?」
 矛盾していた。でも、それが女というものなのかもしれない、と半分考えていた。
「あはは……矛盾してます、よね」
 クドリャフカは力なく笑った。今日初めて見せる、笑顔だった。
「だから、宮沢さんに付き合っていただいた、というのもあります」
「そうか」
 堅さもとれたようだ。謙吾は安心した。
703名無しさんだよもん:2007/10/16(火) 05:00:33 ID:NZp+1MDY0
 
704名無しさんだよもん:2007/10/16(火) 05:03:22 ID:NZp+1MDY0
 
705名無しさんだよもん:2007/10/16(火) 05:14:38 ID:bDuEWctqO
しえーん
706名無しさんだよもん:2007/10/16(火) 05:17:22 ID:bDuEWctqO
ごめんsage忘れorz
707傷心旅行  10/17:2007/10/16(火) 05:19:28 ID:lyzkWuEM0
 それからはクドリャフカも、少しづつ謙吾の言葉に反応するようになった。
 とくに大きな反応を見せたのが、犬の里親を募集している市民団体の姿を見かけたときだった。引き寄せられるように犬の前に座り込んだと思うと、体を撫でたり、話しかけたりして小一時間過ごしていた。
「能美は、犬派なのか?」
 名残惜しそうにしながら、ふたりは犬のそばを離れた。すでに日も傾きつつある。
「犬派、といいますと?」
「犬と猫、どちらが好きなのか、ということだ」
「私は犬派、というよりは、私自身が犬みたいなところがあるのかもしれません」
「ん?」
 クドリャフカの言わんとするところを、謙吾は具体的に掴みきれない様子だった。
「小さい頃から、私は犬が友達でしたから。今は風紀委員と一緒にいるストレルカとヴェルカ。あのふたりも元々は私の飼い犬なのです」
「だから能美が来るのと同時に、姿を見せるようになったのか」
「そうですね」
「うちの実家でも、秋田犬を飼ってたぞ」
「日本犬ですか。柴犬、土佐犬…」
 そこからしばらく、犬談義で話が続いた。

 日も傾き、空の色からクドリャフカの瞳のような青が見られなくなった頃、謙吾はクドリャフカに提案した。
「今日一日、歩いた記念だ。観覧車に乗ろうか」
「いいですけど、先に食事にしませんか? さすがにお腹がすきました…」
 学生の身分で、あまり金もなかったが、海際の商業施設で店を探し、ふたりでピザとスパゲティの夕食を摂った。
 クドリャフカの小さな体では、量よりも盛り付けの形を重視したパスタですら、多すぎた。
 商業施設を出、港の公園を観覧車まで歩く。観覧車の側面に表示された大きな時計は、6時をまわっていた。
708傷心旅行  11/17:2007/10/16(火) 05:20:47 ID:lyzkWuEM0
 地表の白に溶けたオレンジから、天空の青まで。そして地上には人間の力を誇示するかのように建造物が屹立する。それでも空はどこまでも遠く、人間を嘲るでも蔑むでもなく、ただ見下ろしていた。
「ふぃふてぃーのーてぃかるまいる…」
 クドリャフカの唇が、ある言葉を紡いだ。
「50海里?」
 謙吾の知識がその言葉をひとりでに訳し、口にしていた。

 50ノーティカルマイルの空。

 それは、クドリャフカの母が宇宙に飛び立つ寸前に送ってくれた、絵葉書の題名だった。
 50ノーティカルマイル、つまり約9万メートル上空から見た空。
 青と紫が混じった、美しい空の絵に、たどたどしい日本語で書かれた日本語の伝言を、クドリャフカはどうしても忘れることが出来なかった。

    『クーニャへ』  『いつか いっしょに みにいこうね』

 家族しか呼ぶことのないクドリャフカの愛称。クーニャ。その言葉がクドリャフカに襲いかかる。
709傷心旅行  12/17:2007/10/16(火) 05:23:00 ID:lyzkWuEM0
 クドリャフカの中で、何かが壊れようとしていた。感情があふれだす。衝動がわきあがる。それを必死に押さえようとする。顔をしかめて。他の事をして。
「宮沢さん」
 その感情を、そのまま口にして。
「私、まだ宮沢さんにお話していない事がありました」
 クドリャフカは訥々と語りだした。両親と祖父が、宇宙の仕事に携わっていたこと。
 太平洋のある島国で打ち上げようとしたロケットが爆発事故を起こし、それが島住民の反発を招いたこと。反発は暴動に発展し、そのさなか、両親と祖父は──────
「何も知りませんでした」
 事件が起きて、いろいろな大人が私のもとを訪れた。
 ロケットの設計には、クドリャフカの父親が携わっていたこと。ロケットの外壁に使われた素材には、使用には問題が多数あったこと。
 小さな島国に似つかわしくないロケット事業に注力しすぎた挙句、国家財政が破綻したこと。口々に事実を告げていった。
 それよりもクドリャフカはその膨大な新しい事実に、幻惑されていた。暴動が置き始めた直後、両親のもとへ行くことも出来たが、クドリャフカは拒んだ。行かない、と手紙に書いてしまっていた。
 自分が両親を、悲しみの中で遠い世界に行かせてしまった。その揺ぎ無い事実が、何よりもクドリャフカを強く打ちのめしていた。自分のせいで、両親も、祖父も、みんないなくなってしまった。できることなら、自分が代わりになりたかった。
 でも、なれなかった。修学旅行中、乗っていたバスが事故に遭ったが、それでも無事に戻ってきてしまった。両親と祖父の代わりに、誰か他の人を支えにしようと思った。でも。
「そして私には、何も残されていませんでした」
「俺たちでは、支えになれないのか? 能美、おまえもリトルバスターズの一員なんだぞ」
 謙吾が遊び仲間のグループ名を口にした。それを支えにしようとも思った。それでも。
710名無しさんだよもん:2007/10/16(火) 05:26:49 ID:NZp+1MDY0
 
711傷心旅行  13/17:2007/10/16(火) 05:29:29 ID:lyzkWuEM0
「私がやるしかないんです」
 結局、そこに行き着いた。
「他の誰でもなく、私自身が」
 宇宙飛行士だった母。日本人とロシア人の混血で生まれた母は、誰よりもソ連共産党に忠誠を誓っていた。混血の負い目を、拭い去るように。
「私自身が努力して、母の無念を晴らせるようにならないと、いけないんです」
 そして私もまた、世界で初めて宇宙空間に出た生命体──ライカ犬のクドリャフカ──の名前を持つ、母の娘だった。
「だから」
 この日のために用意したものがある。肩から提げた小さなポーチに入っているものを取り出した。
 数メートル先に対峙する謙吾の体が、ぴくりと動いた。
「私はいつまでも、過去を振り返って嘆き悲しんではいけないのです」
 謙吾は目を凝らした。クドリャフカの持つ物が、一体何なのか。
 クドリャフカが身をよじり、長く伸びる髪を左胸の前に集める。
「私はリキを忘れます」
 クドリャフカは──ナイフの鞘を抜いた。
「そして、母が果たせなかった宇宙への夢を」
 謙吾はクドリャフカの言葉を最後まで聞かず、地を蹴った。
「私が、果たします」


 が、間に合わなかった。
「能美!」
712傷心旅行  14/17:2007/10/16(火) 05:30:30 ID:lyzkWuEM0
「謙吾少年」
 来ヶ谷唯湖が謙吾の前襟を掴み、迫った。
「それを謙吾少年は、ただ指を咥えて見ていただけだったのか」
 月曜日の昼、唯湖は謙吾にクドリャフカ君に何があったのか、と詰め寄っていた。普段から余裕の表情を崩さなかった唯湖が、謙吾を睨みつけていた。
「そんなわけはない。すぐ止めさせようとした」
「それでも一緒だ。結果、止められなかったじゃないか」
 謙吾は唯湖の荒れ様を、全て受け止めようと思っていた。
 唯湖の唯一の弱点は、可愛い物に弱いということ。それが失われた時の衝撃は、測り知れないだろう。そして女は感情の生き物。その衝撃を、そのまま誰かに──適役は、間違いなく俺だろう──ぶつけて来る筈だ。と、謙吾は思っていた。
「この役立たずがぁ!」
 唯湖は謙吾を突き飛ばした。
 謙吾の巨体が中庭のアスファルトに転がる。
「クドリャフカ君の最近の落ち込みようを見れば、分かった筈だろう! こうなる事位、予想できただろう!」
 唯湖が俺の上に馬乗りになってくる。謙吾は両腕で唯湖が振り下ろす拳を左右へと受け流す。
「キミがそばにいておきながら……どうしてこんなことになるんだぁ!」
 唯湖の声は震えていた。嗚咽さえ混じっていた。
713名無しさんだよもん:2007/10/16(火) 05:32:37 ID:bDuEWctqO
支援
714名無しさんだよもん:2007/10/16(火) 05:34:22 ID:NZp+1MDY0
 
715名無しさんだよもん:2007/10/16(火) 05:37:48 ID:bDuEWctqO
wktk
716名無しさんだよもん:2007/10/16(火) 05:42:32 ID:bDuEWctqO
もいっちょ
717名無しさんだよもん:2007/10/16(火) 05:45:25 ID:NZp+1MDY0
 
718傷心旅行  15/17:2007/10/16(火) 05:46:39 ID:lyzkWuEM0
 そろそろだろう。謙吾は単調になった唯湖の振り下ろす拳をいなして、唯湖の頬に一発平手を見舞った。
 唯湖が尻餅をつく。謙吾は余勢を駆って体を起こし、唯湖の肩を乱暴に掴む。
「いい加減にしろ来ヶ谷! 能美がそこまでの決意で、過去を断ち切ろうとしたんだ。それをお前が嬰子(ややこ)の様に駄々をこねていたら、能美はいつまでたっても、前に進めないだろうが!」
 唯湖は幼子のようにしゃくりあげ始めた。腕を振り回し、謙吾を引き離そうとする。
 普段の唯湖からは絶対に想像できない、変わりようだった。それでも謙吾は落ち着いて、唯湖をあやしていた。
「だって、かわいそうじゃないかぁ………」
「せっかく、長くて綺麗な髪だったのにぃ………」
「どうしてそれが、失われなければいけないんだぁ………」
 いつもの「姉御」と慕われていた堂々とした姿は、今やどこにもなかった。
「おい謙吾、何してるんだよ」
「って来ヶ谷さんどうしたのさっ!?」
「うわっ! くるがやおまえ何泣いてるんだ!?」
「ゆいちゃん!」「姉御ぉー!」「来ヶ谷さん…」
「謙吾、来ヶ谷、お前ら一体何やってるんだ」
 ドヤドヤと、リトルバスターズ──クドリャフカや謙吾、唯湖の遊び仲間──のメンバーが集まってくる。
 そして、違う方向からクドリャフカもやってくる。
「来ヶ谷さん」
 クドリャフカは、凛として唯湖を見下ろしていた。
719傷心旅行  16/17:2007/10/16(火) 05:47:58 ID:lyzkWuEM0
 髪がすっかり短くなってしまったクドリャフカは、観覧車から窓の外を見ていた。
 歌の一節を、口ずさんでいるようにも見えた。
 こんな感じの港町にぴったりの、あのアーティストの曲。

   どうしてどうして僕達は 出逢ってしまったのだろう…
   どうしてどうして私達 離れてしまったのだろう…
   どうしてどうしてできるだけ やさしくしなかったのだろう…

 謙吾は、思わずクドリャフカの肩に手をかけようとしていた。
 クドリャフカは、謙吾の頬に平手を食らわせようとしたが、謙吾が身を退いて、空振った。
「らぶあふぃあでいいなら、ほかのひとにしてください」
「今なら3日だけ泣いて、忘れられる……のか?」
 謙吾はクドリャフカの目を見て、言った。
 クドリャフカは一瞬、ご存知でしたかっ、という目をして、すぐにそれを隠した。代わりに、儚げに笑ってみせた。
「そうですね…そうできたら…いいですね…」
 謙吾はクドリャフカの向かいに座りなおした。クドリャフカの髪は、長さが左右段違いになっていた。ナイフで乱暴に切ってしまったままの、痛々しい姿だった。
「後で美容院に行って、綺麗に切りそろえてもらわないとな」
「そうします」
720傷心旅行  17/17:2007/10/16(火) 05:48:46 ID:lyzkWuEM0
「来ヶ谷さん。心配しないでください」
 クドリャフカは、アスファルトにへたりこんだ唯湖に向かって、告げた。
「私なら、大丈夫ですから」
 クドリャフカは曖昧に言った。それは意味を伝えるための言葉ではなく、相手を安心させるためだけの、言葉だった。
「みなさん……今まで、ありがとうございました」
 クドリャフカは、リトルバスターズ全員に深々と一礼すると、背を向けて、元来た方へと歩き始めた。
 ………母が辿り着けなかった、宇宙へと向かって。

 秋晴れの空はどこまでも高く、筋雲は天球を覆いつくそうとしていた。
721名無しさんだよもん:2007/10/16(火) 05:57:44 ID:NZp+1MDY0
>>720
乙!いいもの読ませてもらったよ
ナイフのくだりはドキっとした…その後の姉御の怒りようといい、
まさか!?と思ったw
まぁ、髪の毛でよかった…というのも変なんだが。
そういえばリトバスには断髪ネタ無かったなぁ

ラストは頭の中で曲が流れてきてつД`)・゚・。・゚゚・
722名無しさんだよもん:2007/10/16(火) 06:00:23 ID:+W8wBmq3O
結構雰囲気出てていいな
でも唯ちゃんがとても朋也の嫁で杏仁豆腐ふいた
723名無しさんだよもん:2007/10/16(火) 06:01:49 ID:NZp+1MDY0
残り容量45KBくらいか
今度は気をつけなきゃな
724名無しさんだよもん:2007/10/16(火) 08:30:19 ID:JjIYGzcj0
なんか個人的に、リトルバスターズの新しい可能性を見た。ただの仲良し集団に留まらず、
少し踏み込むとこういう意外な組み合わせが色々出来そうで妄想のしがいがあるな。
725687:2007/10/16(火) 09:43:58 ID:rzvOgWP70
>>720
姉御のリトルバスターズへの想いがすごく・・・感じられました
これきっとクドだからじゃないよね。姉御も女の子だからね

理樹君のことを諦めきれないクドリャフカ。もう古式さんと会えない謙吾。
想いを断ち切り、それぞれの道へ。辛いけど進む。
リトルバスターズはクドに何を与えてやれたのだろう。色々考えさせられました。
726名無しさんだよもん:2007/10/16(火) 12:01:36 ID:mKSeO9990
残り容量30切ったら新スレあげる?
727名無しさんだよもん:2007/10/16(火) 12:23:58 ID:tKmYUtJY0
>>720
こういうのもいい。
違う視点から掘り下げていくのもありだな。
たまらん切ない。特に姉御から観覧車クドのくだりが。
>>726
うん。
728名無しさんだよもん:2007/10/16(火) 12:26:15 ID:0taWiSmTO
>>726
IDすごくね?
729名無しさんだよもん:2007/10/16(火) 15:33:23 ID:vbHe+TqP0
機械のからだ貰いに宇宙に飛び出しそうなIDだな
730名無しさんだよもん:2007/10/16(火) 19:49:21 ID:QLW88dDTO
機械の体?
やっぱ筋肉だよな!!
731名無しさんだよもん:2007/10/16(火) 21:45:43 ID:/VrUIRIg0
えー、変な電波を受信したんで投下。
ヤマもなければオチもない、果ては意味すら不明の超短編ネタ。

真人「おいクー公、『胃にょ中』って十回言ってみな」
クド「はい!胃にょ中、胃にょ中、胃にょ中、胃にょ中……」
真人「で、俺は?」
クド「井にょ原さんですっ!」
真人「よっしゃ、ひっかかったなクー公!オレは『井ノ原』だぜ!」
クド「わふー!?なにやらちょっと可愛らしい井にょ原さんが出来てしまいましたっ!」

恭介「平和だな……」
謙吾「ああ……」
理樹「あれに引っかかるのはクドだけだって突っ込もうよ二人とも……」

おしまい。
732名無しさんだよもん:2007/10/16(火) 21:52:30 ID:5rpPiSazO
あまりにも平和すぎて和んでしまった(∵)
733名無しさんだよもん:2007/10/16(火) 22:05:49 ID:TeYROy9U0
鈴「そうだ。名前を噛んだりするわけないだろ」
佐々美「……」
734名無しさんだよもん:2007/10/16(火) 23:05:01 ID:ac1s8K7p0
定番過ぎるパロネタを投下。しかも完全パロディは無理だった、これ以上は思いつかないので投下…

全選手入場!!

筋肉は生きていた!! 更なる筋トレを積み筋肉人間が甦った!!!
マ神!! 井ノ原真人だァ――――!!!

現実世界ではすでに他界している!?
弓道部古式みゆきだァ――――!!!

駆け落ちししだい口座を凍結してやる!!
気の迷いだから帰ってきなさい 直枝理樹の後見人だァッ!!!

真の寮生活を知らしめたい!! 寮長 あーちゃん先輩だァ!!!

告白対策は完璧だ!! 一年生の頃から好きでした 杉並睦実!!!!

西園さんの落とした本は私の机の中にある!!
落し物を拾った人が来たッ 伊藤さん!!!

バーリ・トゥード(なんでもあり)ならこいつが怖い!!
生物部のマッドサイエンティスト バイオ田中だ!!!

完璧に故人からヒロインの兄が登場だ!! 神北拓也!!!
735名無しさんだよもん:2007/10/16(火) 23:05:32 ID:ac1s8K7p0
葉留佳と佳奈多に希望を与えたいから前科持ちになったのだ!!
不器用な親心を見せてやる!!三枝晶!!!

めい土の土産にベルトとはよく言ったもの!!
達人の奥義が今 実戦でバクハツする!! 神北家長老 神北小次郎先生だ―――!!!

困りまくりグランプリ王者こそが地上最強の代名詞だ!!
まさかこの女がきてくれるとはッッ 神北小毬!!!

闘いたいからここまできたッ キャリア一切不明!!!!
仮面のピット(ケンカ)ファイター マスクザ斉藤だ!!!

規律の本場は今や剣道部にある!! オレを驚かせる奴はいないのか!!
剣道部顧問 遠藤だ!!!

デカァァァァァいッ(猫にしては)説明不要!! 70cm!!! 100kg!!!
ドルジだ!!!

科学は実戦で使えてナンボのモン!!! 超実戦科学!!
科学部部隊からマッド鈴木の登場だ!!!

美魚の名は私のもの 邪魔するやつは思いきり誘い思いきり揺さぶるだけ!!
西園美魚のシャドウ 西園美鳥

目から出た光線で頭を燃やされるためにきた!!
もーっ!!と怒るクラスメイト 仲村さん!!!

三枝クオリティに更なる磨きをかけ ”バラ色の脳細胞”三枝葉留佳が帰ってきたァ!!!
736名無しさんだよもん:2007/10/16(火) 23:06:06 ID:ac1s8K7p0
今の自分に影はないッッ!! ボーダーラインぎりぎり 西園美魚!!!

剣道四千年の剣技が今ベールを脱ぐ!! 剣道部から 宮沢謙吾だ!!!

猫たちの前でならあたしはいつでも全盛期だ!!
燃えるねこじゃらし 棗鈴!!!

風紀委員の仕事はどーしたッ 闘士の炎 未だ消えずッ!!
治すも壊すも思いのまま!! 二木佳奈多だ!!!

特に理由はないッ 主将が強いのは当たりまえ!!
ソフトボール部にはないしょだ!!! 笹瀬川!
佐々美がきてくれた―――!!!

お色気だったらこの人を外せない!! 超A級姉御 来ヶ谷唯湖だ!!!

2-Aの出席番号が1番の片思いだ!! 生で拝んでオドロキやがれッ
メールアドレスはなんとかゲット!! 相川くん!!!

ロリキャラはこの少女が完成させた!!
リトルバスターズのマスコット!! 能美クドリャフカだ!!!

普通の少年が帰ってきたッ
どこへ行っていたンだッ チャンピオンッッ
俺達は君を待っていたッッッ直枝理樹の登場だ――――――――ッ
737名無しさんだよもん:2007/10/16(火) 23:07:03 ID:ac1s8K7p0
加えて負傷者発生に備え超豪華なリザーバーを4名御用意致しました!
笹瀬川佐々美の取り巻きA(仮名)!!
笹瀬川佐々美の取り巻きB(仮名)!!
笹瀬川佐々美の取り巻きC(仮名)!!

……ッッ  どーやらもう一名は到着が遅れている様ですが、到着次第ッ皆様にご紹介致しますッッ
738名無しさんだよもん:2007/10/16(火) 23:08:03 ID:jS2obC0v0
>>734
〆は理樹より真人の方が良かったと思う
739名無しさんだよもん:2007/10/16(火) 23:10:39 ID:ac1s8K7p0
>>738
ううっ、やはり微妙か…最後は恭介とか真人とか鈴とか理樹とか色々思いつくんだけど、
モブに近いレベルの選手の枠を埋めるモブキャラが思いつかなかった…orz
740 ◆Key/ccB81o :2007/10/16(火) 23:14:21 ID:3G9QhDF40
>>734
>現実世界ではすでに他界している!?
>弓道部古式みゆきだァ――――!!!

ワロタ
ボーダーラインも。
741名無しさんだよもん:2007/10/16(火) 23:17:54 ID:uJUHCbuS0
仲村さんとかよく覚えてたな作者w 
742名無しさんだよもん:2007/10/17(水) 00:24:21 ID:+WChYqkfO
でもバスだけは勘弁な!
743名無しさんだよもん:2007/10/17(水) 00:25:41 ID:9sxUkxbKO
学食のおばちゃんがいないのがさみしいw
744名無しさんだよもん:2007/10/17(水) 01:40:32 ID:z0cRWhgu0
姉御と理樹の修学旅行後の話を作ってみたんだが、
けっこうな長編なんで次スレ待ったほうがいいかな?
745名無しさんだよもん:2007/10/17(水) 01:43:49 ID:5Glf6PcO0
>>731
なごんだ
だが試したらいにょはりゃとかすごい噛み方をしてしまったorz
>>734
思い出せないほどのサブキャラまでやってる時点ですげぇw
746井にょ原の中の人:2007/10/17(水) 02:07:55 ID:IfrH7SO10
>>744
スレ跨ぎになっちゃうと読みにくいし、
個人的には次スレ希望だな。

>>745
いや、実はあれ自分で試しても全然噛まなかったんだよね俺……。
一応『いのはら』と『いにょなか』で母音は同じにしてあるんだけど。
他に試してみて噛んだ人いる?

それと格ゲーネタとかカラオケネタって正直やっていいのかな?
書き溜めてはあるんだけど、どうにも投下していいかどうか迷ってる。
747筋肉さんなのです:2007/10/17(水) 02:11:21 ID:j7szxP1D0
そろそろ次スレの季節か……
とりあえずJOJOネタで埋めますか

「恭介!一体何回同じ時を繰り返してきたんだ」
「おまえは今まで食ったパンの枚数を覚えているのか?」
「そんな……恭介にとってはその程度の事なの……」
「惜しい、カツなら覚えているだがな」
「「ええっーーーー!!!!」」

「俺は人間をやめるぞー!理樹ぃ!!」
「人間を超越するッ!UMAAUuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuu!!!」

「理樹………もう鈴とはキスをしたのかい?まだだよなァ」
「初めての相手は鈴ではないッ!この恭介だッ!」
「さすが恭介!俺たちに出来ない事を平然とやってのけるッ」
「そこにシビれる!あこがれるゥ!」
748名無しさんだよもん:2007/10/17(水) 02:13:17 ID:sUmUGjAQ0
そもそもいにょなかが いにょにゃか になる(´・ω・`)
749名無しさんだよもん:2007/10/17(水) 04:04:35 ID:C54dlRg30
さて、戯れに好きなカプでもぶちまけてみるか

本命:理樹×鈴、恭介×小毬、真人×クド、謙吾×古式

対抗:恭介×来ヶ谷、真人×佳奈多or美鳥、謙吾×笹瀬川

これもいいんじゃね?:真人×来ヶ谷or鈴、謙吾×葉留佳

どうも美魚はやおい発言のせいで恋愛している姿が想像できない…



750筋肉さんなのです:2007/10/17(水) 04:42:36 ID:j7szxP1D0
最近真人×クドが少なくて悲しい
たまには人が書いたのを読みたいよ
751名無しさんだよもん:2007/10/17(水) 07:10:05 ID:2tBFgRGC0
>>747
>「人間を超越するッ!UMAAUuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuu!!!」
で思わずフイタwww
うめぇw上手すぎるよwww
752名無しさんだよもん:2007/10/17(水) 07:13:38 ID:Hd4E/taS0
二日前にもあったのに少ないとかどんだけー
753名無しさんだよもん:2007/10/17(水) 07:26:07 ID:0aI485rY0
>>752
作者本人なんだろ。
754名無しさんだよもん:2007/10/17(水) 07:42:39 ID:zaZFzJzS0
確かに、真人は良いキャラだと思うが、
カップリングに真人がらみが多いと、正直、引いてしまう。


…って、これ、前のスレでも出てなかった?
なぜ、真人が人気なのか不思議でしょうがない。
このあたりを聞かせてくれるとありがたいんだが…
755名無しさんだよもん:2007/10/17(水) 07:44:11 ID:WPFnsXhpO
昨日サークルのみんなで紙飛行機を飛ばしてた
これ、ネタにできるかな
756名無しさんだよもん:2007/10/17(水) 08:02:21 ID:2tBFgRGC0
>>754
人柄の良さ
動かしやすい
照れや外聞を気にせず動く
鈍感
ある意味理樹よりギャルゲ・エロゲ主人公向き

筋肉←これ重要
757名無しさんだよもん:2007/10/17(水) 09:01:42 ID:WPFnsXhpO
それに「バカ」も加えとこう
758名無しさんだよもん:2007/10/17(水) 09:17:21 ID:Pt+LEibl0
そうか、わからないのなら教えてやろう・・・
そりゃあ、筋肉と、天然と、言いがかりと、筋肉と、筋肉だよっ

>>755
十分アリだ。書いてっちゃいなよ、ゆーっ
759名無しさんだよもん:2007/10/17(水) 09:23:22 ID:8ZuUxyMb0
>>755
もちろん名前はメーヴェだよな

>>758
こいつ3回ry
760名無しさんだよもん:2007/10/17(水) 09:39:08 ID:Pt+LEibl0
>>759
一番大事だったから念を入れて2回言ったんだよ
それなりに意味があるんだぜ
761名無しさんだよもん:2007/10/17(水) 10:23:11 ID:+WChYqkfO
>>760
こいつ一回数え落としてるぞ!
762名無しさんだよもん:2007/10/17(水) 11:01:15 ID:xb2olYWHO
>>761
いや…あの『筋肉』という文字の中に一つだけ『すじにく』が混じってると思われる
763名無しさんだよもん:2007/10/17(水) 11:05:22 ID:zTiptPJ40
理樹×みおちんと理樹×はるちんが同率一位な俺だっているんだぜ
少数派っぽくて悔しいからこそこそ書いてたりするんだがなかなか出来上がらないんだぜ
764名無しさんだよもん:2007/10/17(水) 11:14:27 ID:gQqYRoz50
>>763
そこで3Pですよ
1本でみおちんもはるちんも書けてお得。
まあがんがれ

それにしてもカラオケ続編こないな。
続き楽しみにしてるんだけどな
765名無しさんだよもん:2007/10/17(水) 11:31:45 ID:/vMKJSUw0
>>761
筋(すじ)肉はいいな!
醤油とみりんと日本酒と、ちょっとの砂糖で2時間煮込めばトロトロだもんなっ!

多分これを投下して、470kb超えるでしょう。
世界の民族性ジョークの中から「電球ジョーク」です。


Q.笹瀬川佐々美に電球を交換させるには何人必要か?
A.0人。何もしなくても取り巻きが替えてくれる。

Q.棗鈴に電球を交換させるには何人必要か?
A.1人。理樹にやりかたを聞きに行き、脚立を用意してもらってついでに理樹につけてもらう。

Q.能美クドリャフカに電球を交換させるには何人必要か?
A.6人。ひとりでは背が届かないので、3人のクドが輪になって肩を組む。その上に2人のクドが乗り、向かい合って互いの肩を持つ。
    そのさらに上に電球を持ったもうひとりのクドが登り、やっと一番上までたどりついて、では交換するです、と言ったところ
    理樹がいきなり入ってきて、ぱんつを見られると思ってわたわたしてタワーが崩れる。
    で、それを見て呆れた理樹が脚立を用意して電球を取り替える。

Q.神北小毬に電球を交換させるには何人必要か?
A.10人。ひとりが「まずは腹ごしらえだ〜」といってお菓子を広げ、
     残り9人がリトルバスターズの残りメンバー全員を誘いにいく。で、お茶会を始める。
     なんだかんだ言って電球が暗いことに誰かが気づき、大騒ぎしながら気づくと理樹君が電球を替えてくれている。
        理樹「ってここまでの3人、結局僕が替えてるってことだよねっ!?」

Q.井ノ原真人に電球を交換させるには何人必要か?
A.6001人。一人が脚立に上って電球を持ち、残りの6000人で家をぐるぐる回す。
766名無しさんだよもん:2007/10/17(水) 12:32:53 ID:hmJSEVU90
>>765
真人6000人も要らなくね?
つーわけで新説↓
A.110人
電球を交換する方法がわからないからリトバスメンバーを呼んできて、
とりあえず騒いだあとに恭介の一言で、理樹が電球を持ち、100人の真人と謙語一人が「筋肉筋肉〜」と叫びながら家をまわす
767名無しさんだよもん:2007/10/17(水) 14:14:57 ID:KdQRkAFA0
>>765
ネタわろたww
クドとマックス想像して萌えた。

768名無しさんだよもん:2007/10/17(水) 14:47:20 ID:28XXu9mp0
>>765
真人は無理だろ。

電球を交換すると聞いて
電球→電気→デンキ→キンデ→キンニ→キンニク→筋肉
よっしゃあ!筋肉筋肉〜!と言って真人がどれだけ居ても絶対に電球を取り替えると言う発想に至らない。
769名無しさんだよもん:2007/10/17(水) 14:55:43 ID:jbwNhHnw0
>>765
いやいや、いくら脳みそ筋肉でも6000人もいれば人並みになるかもだろ。
「三人寄れば文殊の知恵」というし。
真人だってそこまでバカじゃない、と思う。たぶん。

「船頭多くして船、山に登る」とも言うが。
いや正直自分も何か、筋肉発電だあああああああ!!とか言いそうな気がしてきた。スマン真人。
770名無しさんだよもん:2007/10/17(水) 15:01:36 ID:Cr7xLEpsO
リトバス面子で部室辺りでダベってるシーン的なのがいいなあ

まあカップリングとかより皆居る方がいいわ
771名無しさんだよもん:2007/10/17(水) 16:22:39 ID:Pt+LEibl0
>>761
念を入れて3回言ったことにして・・・えっと・・・
ごめんなさいでしたーー!!

>>765
はるちんがいないのかーはるちんが。便乗していいかな

Q.三枝葉留佳に電球を交換させるには何人必要か?
A.3人。必死にジャンプして取ろうとするのだが、届かない。
「何ぃ、このはるちんに対抗するとは生意気な電球めー。貴様なんてこうしてやるー」
と、腹立たしくなり、近くにあった箒で電球を割ってしまう。
が、現場を二木佳奈多に見られ、追いかけられる。
それをおとりにした次の三枝葉留佳は、割れた電球を掃除する。
すると「おーっと、掃除中につまづいたーそしてロッカーに突っ込んだー(ry」
部室が倒壊して天井が落ちてくる。
そして最後の三枝葉留佳が丁度いい高さに落ちてきた天井の電球を取り替える。
「ふぅー、はるちんすっきり」
772名無しさんだよもん:2007/10/17(水) 18:18:43 ID:C54dlRg30
うーむ、前スレのミラーがどこかにないものか…保存するの忘れちまったぜ!
773名無しさんだよもん:2007/10/17(水) 18:41:14 ID:S9/3DAEjO
774名無しさんだよもん:2007/10/17(水) 20:05:15 ID:m12nFCHY0
恭介×小毬がガチというのは分かる気がする…
今小毬シナリオに突入して10分だが、
このパフェイベント、恭介×小毬フラグにしか思えなくて焦っているところだ。
775名無しさんだよもん:2007/10/17(水) 21:02:58 ID:/vMKJSUw0
さて、そろそろ容量一杯になるかもなので、テンプレ案を作ってみた。突っ込みあったら宜しくです。


タイトル : リトバス専用妄想スレ 5周目

  このスレは「リトルバスターズ!」専用の二次創作SS(ショートストーリー)投稿・小ネタ投下・妄想披露スレです。

「妄想スレ、って名前がついているくらいだから、基本的に何書いてもいいんでやすね? 姉御」
「うむ。葉鍵板は18禁だからエロネタも大丈夫。おねーさん的にもオールウェルカムだぞ。」
「わふーっ!(赤面) でもそういうのが苦手な人もいるですから、投稿前に一言断っていただけると助かりますです…」
「妄想して、それをネタにSSを書いて、萌え文を書いて、また妄想して……妄想スパイラルでお茶の間はぼーん! だ。」
「リトルバスターズは男性4人、女性6人のグループ。ですからいろいろな組み合わせがあります。恭介x理樹……(妄想中)…ぽ」
「エンディングの時点で存在しない筈のキャラ、古式みゆき、神北拓也、西園美鳥が出てくる時もあるわ。つまり、そういうこと」
「ちょっと苦手なネタが出ても『見なかったことにしよう』『見られなかったことにしよう』の精神でいきましょうっ」
「950レス、ないしは470kbオーバーで次スレ立ての相談ですわ。スレにいらっしゃる皆様、よろしくお願いしますわね」

  「ま、どれも等しく妄想さ。そして俺達みんなでリトルバスターズ! というわけで5スレ目もよろしく。
   過去スレ、関係スレなどは>>2-3を参考にしてくれ。理樹、後は頼む」「うん、わかったよ恭介」
776名無しさんだよもん:2007/10/17(水) 21:03:51 ID:/vMKJSUw0
「過去スレッドの一覧を置いておくね」
  初代スレ : リトバス専用エロ妄想スレ
   http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/leaf/1186992700/
  2代目スレ : 【エロも】リトバス専用妄想スレ【歓迎】
   http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/leaf/1188314788/
  3代目スレ : リトバス専用エロ妄想スレ2週目
   http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/leaf/1189282572/
  4代目スレ : リトバス専用妄想スレ 4周目
   http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/leaf/1191613236/

「いろんな人が見られるように、chboxのミラーも置いておくね」「律儀だよな、おまえ…」
  1 : http://p2.chbox.jp/read.php?host=pie.bbspink.com&bbs=leaf&key=1186992700&ls=1-100
  2 : http://p2.chbox.jp/read.php?host=pie.bbspink.com&bbs=leaf&key=1188314788&ls=1-100
  3 : http://p2.chbox.jp/read.php?host=pie.bbspink.com&bbs=leaf&key=1189282572&ls=1-100
  4 : http://p2.chbox.jp/read.php?host=pie.bbspink.com&bbs=leaf&key=1191613236&ls=1-100
777名無しさんだよもん:2007/10/17(水) 21:04:39 ID:/vMKJSUw0
「SSを書く時の参考になるページを置いておくから、筋トレの時に使ってくれ」「ならないよっ」
  リトルバスターズ!投稿小説
   ttp://matome.clannad-tv.com/little-busters/ss/
  リトルバスターズ!SS情報サイト
   ttp://link.dreamcafe.info/littlebusters!/
  リトルバスターズ!呼称相関図、リトルバスターズ!呼称辞書@IME辞書
   ttp://hsf.s59.xrea.com/ime_dic.shtml

「あと、葉鍵板の設定だが、以下の通りになっている。
    BBS_LINE_NUMBER=16
    BBS_MESSAGE_COUNT=2048
   1レスの最大改行数は32、最大バイト数は2048。
    timecount=12
    timeclose=5
   最新12回の書き込みのIPを記録し、
   その中の5個が同一IPからの書き込みだったら、連続投稿注意画面へ 移動だ。」
「つまり、長編SSの投稿をする時には、
  SS全体を33行以内、改行・スペースを含めて全角文字換算で1024文字までのブロックに分けて、
  それぞれをゆっくりと時間をかけて投稿するか、人の多い時間帯を狙って一気に投稿すればいい、ってことだね。
「それから、名前欄にタイトルと、今投稿しているブロックが全体の何番目なのかを書けば、読む人にも親切だ」
「投稿しているのが17ブロック中3番目なら、たとえば名前欄が『真人 x 謙吾  3/17』ってなるわけだね」
「なんじゃそのタイトルはぁーーーーーーーーー!!!」「茶番だぁーーーーーー!! 理樹ぃーーーーーー!!!」
778名無しさんだよもん:2007/10/17(水) 21:28:35 ID:zlBhyw640
ナイスです。
乙でした。
779名無しさんだよもん:2007/10/17(水) 22:34:11 ID:Pt+LEibl0
これが既に妄想だな
乙だぜ
780名無しさんだよもん:2007/10/17(水) 23:08:39 ID:2tBFgRGC0
>>775うめぇwww
テンプレが既に作品とは、恐るべし……!
781名無しさんだよもん:2007/10/17(水) 23:31:51 ID:C54dlRg30
>>773
サンキューです!

782名無しさんだよもん:2007/10/17(水) 23:47:31 ID:VM1vPIFs0
読みにくかったからあっさり目で立てた
反省はしていない

http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/leaf/1192632294/
783名無しさんだよもん:2007/10/17(水) 23:51:12 ID:Pt+LEibl0
>>782
スレ立て乙ですヨっ
784名無しさんだよもん:2007/10/18(木) 07:10:07 ID:adkxVX5lO
いよっしゃあ―――――っ!
埋めようぜ!

筋肉筋肉ー!
785名無しさんだよもん:2007/10/18(木) 12:29:23 ID:4Px8oJrB0
ume
786名無しさんだよもん:2007/10/18(木) 12:51:56 ID:A4Hu5BZa0
       >    |                \
.     /,.      l    l\   |\    \   /_ /_ ___|___
    ///  ,   厶 _ |_\__L.-\|\「 ̄` / | /  |  | /\ |
      l  /| /,ニ、ヽ|ヽ| ,ニ、ヽf⌒l | ヽ.     | ̄|_l___  |   | |
      |/|/ |/|   j       `クノ ∧  l    | ̄| /  | | /\ |
           |  ヽ  ,、     rヘ/  \|   ノ ̄| /  | |      | \
             \ lニ二ソ  /  ト、
            /\     /    `ソヽ‐- _            /_ /_ ___|___
        _,. ‐∧/ l ̄ ̄   / /   〉  `丶、       / | /  |  | /\ |
    _,. -‐'   〈 〉  |     /r '"  /        \.      | ̄|_l___  |   | |
 , -'        ∨__ |     ' | /         \   | ̄| /  | | /\ |
/              /      /⌒\   l´`r―‐- 、   \ ノ ̄| /  | |      |
|- 、          o/`ー―/    \ ヽ.  し'―- 、  )     l
|   \         /`ー―/    \. Y´ / 〉‐-、   )  ̄ ̄}           /
|    \    /  __/     \ ソ   { ,ゝ-、   /    /            /
|     \ o/ / ヽ/      r‐ ノ  _/ト、┐   /    / /⌒ヽ_ノ   /
|        ヽ/ /   \    ノ ̄  /ヽ/ { 7   /    /
|         ∨   o/` <ヽ   /  \   /_)   /         ()
|          /   o/    /  /    /`ー '´/   /
787名無しさんだよもん:2007/10/18(木) 13:08:29 ID:73B2SSxl0
                - ―― - 、_
           ,..:.:´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`:..、
           /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\
         /.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.、.:.ヽ
          /:/:.:./.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l.:.:.:.:.:.:.:i:.:.:.';:.:.ハ
          /ィ.:.:./:.:.:./.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.j.:.:.:.:.i:.:.l.:.:..:.!:.:.:.!
          /.:./.:.: /.:.:/.:,イ:./.:.:.: /:l:.:.:.:/_,」.:.:.:.;.:.:.:.!
.       ,'.:./.;.:./ ̄/メ、lイ.:.:.:./i斗イル'/.:/.:/.:.:.:,'
       l.:/lイ:/!.: 弋 tッミ !:.:./レ1ノrヒツ,7/:./´`V
       レ' レ'1.:.:;イ/ ̄ !:/     ̄/イ:./7 ノ        次スレもお前らの妄想を存分に楽しませてもらうぜ!
           l:./!:l      ,     /イ- ィ'
            レ' l∧        _,   /!:.:/
                 \   ̄   /イ:./
              r'ニi> . __ . イ  /ィ::ヽ
                ノ:ヘ〈!_     _ ノフ:::::ハ
             /|l:::::rゝ, >r−'r<、::::::::::::〉、_
        ,...:::´::::::|l:::/ノ ! j | !  ノ::::::!l::::::::://:::::`::ー- 、_
    _  -‐:::´:::::::::::::::::!レ'/| lイ⌒ヽ j |::::::|l:::::://:::::::::::::::::::::::::` ー- 、
  ´ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::レ':::| ! 〉-〈 レ!.|::::::!L.//::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
788名無しさんだよもん:2007/10/18(木) 15:24:59 ID:Z22JptXs0
うめ
789名無しさんだよもん:2007/10/18(木) 16:05:02 ID:Ze8XSMpb0
あと20KBか…地味にしんどいなw
790名無しさんだよもん:2007/10/18(木) 17:54:33 ID:4Px8oJrB0
        , - 、
       _r.ヽr ‐ヽ                 __
        ノ、\厂'/ヽ          ,  ニヽ'´      ` 、
        {、_ソ /   ヽ       / y ノ ノ           \
       ゝ'     .ム   .-― //  // /  ̄ /―\
        ヽ    //∧// フヽ`二彡./   ∠ -―ヽ.     ヽ
         ヽ /// / // /   /    ./l l ヽ ヽ ',{只マー〈
             マ// ∠./// :/      .. イl | | |   ', }.ィ  ',  :',
           ∨//////  /   ,.ィ´‐|-l.、| l | N |ヽ/l | |   ',.  ',     梅!なのですっ
               ∨////  /{_ /{ |l  | :l,⊥lメ. リ ヘ ⊥!_|   :|  ',
            ∨//  ////:{  | |   !/んハ    イトハ.〉  |   ',、
               ∨_/////:| || |、 :|'弋zり    弋zり .ハ  |    ',\
                  ∨//////j /|N `小. ´   , '-v   `/ノ| :|    ',、 \
               マ/////レ//{!   |-ヘ    V ノ  . イ  N |    ',\ \
                  ∨///////l   |   .> , .二. <{-l   j ノl!  l  l  ヽく
                 ∧//////|\_!  .ハ ヽ   //!  レ |  |   |
                / ∨////j / //  ヽr 不./  |   | l!、 .|   |
                   /   ∨// }/ //    /V.ト∧  |   | | ヾ.  l
               ;     ∨//! { l  / ̄ロ ̄\ j ./| |   ∨
               |      ∨ | | | /   / l!   `:く l /    ∧
               |       Y.ハl >、  /{ l!|   / レ  //',
               |         ヽ、 /  .厂 | l !ー く \  //  ハ
               |           }{ _/  l! l |    l j二 /    ハ
791名無しさんだよもん:2007/10/18(木) 18:03:43 ID:tPLdQ2YJ0
    う   う
     め   め
      (   (
       ヽ   ヽ、
        )    )
        (    (
       ___ _, -rュ‐- ,.._ __
       マ::7'´'┘   └' `マ7
       V 彡     ミ _ヽ
      -/-‐  ー=ー'    ―-ヘ
      //          \::彡
.     /  /          :.:.:::彡
.      ,'ミ      ー-     :.:.::::彡
    /              :.:.:.::::::ヽ
    fミ                :.:.:.::::::::',
    {                :.:.:::::::彡、
    lミ                :.:.:::::::::;;ヽ
    |                 :.:.:::::::::=彡
    |                 :.:.:.::::::::::::::}
    ',                 :.:.::::::::::::_,′
.    ヽ               .. :.:.::::::::=彡∧
      \           . .:.:.:::::::::(こ7Tーiヘノ
       ヽ、:::::.:.::.:... . .. :.:.:.:.::::::.:::::::::`フ┴┴'
         `ー ‐∨∨───一 '´
792名無しさんだよもん:2007/10/18(木) 18:08:11 ID:Qx3Trx1Y0
         /::::/l::::l __     __
   , - ァー‐-仝ェハ_::l/:::/:\- .._{\::\
 //     ヽ   //:::::::/   `ヾ、:::}
 /  , - ニ二 /ノヽゝ-─ ¬ニ     ヾ
   / ィr─-/_ -- ─ _ =        \
 //_ ヽ_:::>-ァ─ _,.二_   ,         ヾー:.、
  ///  /:::7// ´/ノ ` //ノ /    \ \:>
   ////::::厶ーァ,ィァ≠ミxノ///」_l /    ヽ ヘ
.  / { l/::::// /./ {.{..:::jiハ- イ//ノノX ,'  、  ', l
    l/::::/{// / 込:ク  /イf笳ミ/ノ /,' } l l  ト、|
.    /::::/イハ/ ハ :.:.:.:.     /..:::/ソ // /, } l  }
 ‐-/:::::ハ/ノム'´l  、  r 、 ' ー'' / _ノノ/ , }rく
.  /::::/`-「  V  \  ー'  _ イ-< / / / 八:::\
 /::::/  ヘ.   \  { 7  ̄ノノハ/_/ / //   \::\   うめ〜
 ::::/ l  ∧   `>-<\    {ノ/´/ノ/ /´       \
 ::/   l   ∧ /´ ̄「^}`ヽ、 l/   _ノ..ノ
793名無しさんだよもん:2007/10/18(木) 19:22:15 ID:4Px8oJrB0
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          /: /: ./: . {:.: :.:\ヽ:.: :.:/       }lqヽ   .イ l!:.: ',
       /: /: ./: . : l:.: :.: :.: ヽヽ:.:{ __  /| l | \/ l='、:.ハ
        /: /: ./: . : . l:.: :.: :.: :.:ヽニZ / /¨ :! l:|  l ∧ゝV¨ヽ
     /: /: ./: . : . :∧:.: :.: :.: :.:_{ l  | │  :| p!   | ! |_j:.:}  ',
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794名無しさんだよもん:2007/10/18(木) 19:50:35 ID:O9KkErFm0
   , .-=- ,、
 ヽr'._ rノ.' _
 //`Y. ,.´ = ヽ
 i | 丿.f flハノ )) 〉 <科学部、部隊!
 ヽ>,/! !, !''- .-ノi
  `ー - (う屯iつ
       く/_|〉
.       し'ノ 


, .-=- ,、
 r'._ rノ.' _ヽ                                  ヽ)ヽ_il从,.ノし//l 
 //`Y. ,.´ = ヽ    \ヽ'`´''`'"':/,,,;;;,-、;;;;;;;;;,-、;;;;;;;;;;,-、;;;;;;;;;;,-、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;..::;,''::;;,,..,
 i | 丿.f flハノ )) 〉-,,__,,;'     ̄// ̄ ̄// ̄ ̄// ̄ ̄// ̄ ̄ ̄ ̄    ''´:;
 ヽ>,/! !, !''゚ -゚ノi l];;l=l;;l⊂ニ;;    _//__//__//__//____     ,,:;
  `ー - (う屯iつ ‐‐‐' ̄~/"'::;、,,;:''`ヽ'`‐:::::::::::`‐::::::::::::`-::::::::::`-:::::::::::::::::''''' ';;;;:::,;::;;''´
       く/_|〉                                " /ヾ Yヾ
.       し'ノ                                  (_/^ヾ_)
 
795名無しさんだよもん:2007/10/18(木) 20:05:20 ID:9RWKvpFM0
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796名無しさんだよもん:2007/10/18(木) 21:32:45 ID:26HCZie/0
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                ,.. 、.                 /.l. ,rァ
              /r.、_,ヽ'テ`---. 、       r.、/. '" '-''フ
            ,. '" '", ‐゙"       `'ー-.、.   l. ヽ  ニつ
           /  .,. ヤ ,  ,       ヽ  、ヽ.ヽ  }   /
            ゝ 〈 i.  i.  | i.  l i. l',. ヽ ゙i. ヾヽ /  ./"
           / ゝ/l.  |  ,li'+ メ l | / ';ヾ',  l、 l ソ   /
          ./ / `カ"l  |  ´| レ'  レ  .l' .i | ',.|./  /
         / i . 〃 ', ,|  ,lr─:、  r '''ヽl.',.l  リ  ./
        ./  i 〃   `{|  |''''' r---  ゙゙゙i ',-く   /
        ./  i / !.   | l  |.   ',.  ノ ._, イ  ',. ヾv '        わふー
       /  .i. ' .L_  | li  iヾー-二rヘi  |  ', l
       /  !   |゙T´,ハ|.i   ', ミ.T'iノ .||. |.  ', !
      .!  ,:i.  / .l.l ,ベ.i.l  i ',. l. †',.  ||. | ,i i
      .i  /.!  ./ i i/   l.| |l i. |  i. ||i- |. リ |
      l / i.  〃././   .l||. l i|/l、. ,゙i、!.l:) |. !!l l
     .| /=l.  〃/ .ゝ.   ゙|./ミ|::kヾ'シ/:V" !,' li
     .|.l. | //〃,(     l'/:::::::::ヽ/:::/  ./
      l.l. |. l./l//. ヽ、_\_,..〉:::::::::::::::::::t
      l.l. | !l. l/    .F=r'::::::::::::::::::::::::::',
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    | |ヾ:、    r,.'´_   ヽ、_.    
797名無しさんだよもん:2007/10/18(木) 22:11:40 ID:JIcvbpRo0
あと9KBか…AA張り付けりゃすぐいきそうメーーーーン!!
798名無しさんだよもん:2007/10/18(木) 22:21:57 ID:9RWKvpFM0
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799名無しさんだよもん:2007/10/18(木) 22:53:21 ID:Ze8XSMpb0
わふー!
800名無しさんだよもん:2007/10/19(金) 00:21:34 ID:h/DU7MOjO
age
801名無しさんだよもん:2007/10/19(金) 01:56:21 ID:X64deQEd0
             `' - 、~ ` - ヾヽ.|i                          
          -==二二ニ>-  `゙ V- 、__                       
         _,..r:'´_,..             `k 、_                     
        ,.f=-ノ´                 `t        .__,,,,,,.__         
         ,.r '´  //          !、 ヽ    `t      f´/o__`.ヽ      ラブ&ピース!
     ,y'__,,....=7 /    /  /  ノ ノ:`iト、  `i=--.j、     ゝ!   ~^ ゜l     
         /i / f   i  !  ./!ノ_,.ニ!=ヾ  !、 =-、_  r=---ゝ、_  ノ     
        / ! ! !   |  ! / ./ノ ゞ=斗' ':, i,>、 トヾ`  'k-- _,/  `'<,==-、   
      /_,t ソ.i  | !  !  i  !ノ´     ミミヽj!S) ヾ、  ⊂二f/^~~^'=-`'<´  
      ''"  //! ノ! ',  i  ! t'´::      ミ 'i!''/ .!トヽヽ  "'/f'''"二二、` :|    
        /' ! / |  .j  i  ! i ` _,,... ,r`'  ミ.ノ''| !, ! `   /| | `! 、 ,  `  !   
          !/ !| ! !  !, !:::  ヾ--'´.   /  t!_     ゝ!I l  Y    !    
          !  ! ! !| | ! !:::    '''"  ./ 彡, ) `- 、   '''`t~γ   .!    
     ,.. - -っ''~~~^ヽ!!  ! '!!ゝ、    ,..::'     /    ''ヽ、  t`t    !    
     /  r'~I _    'j      '-=-、     / ./    / /v'-===jxヽ   !'i、  
    ノ二''' -r'´ y´.i  ノ     .,/^  ',    / /   / /       t   ノ/ !  
   f_,,,,,,._ `t ! j...,, !''"     /    )   / /   / !       |\  ./  \
  / ____ヽ ゝ-!'  :/ ,__,....=-/     !   /,.../      !      !  ! ヽ/    \
 / /  ),/   f /    /    !'~~'''''"~ /      !      !  !! y      \
802名無しさんだよもん:2007/10/19(金) 02:04:18 ID:g9nkcEZU0
                  __  __
.      _          __/x )'´   ノ `\
     /わヽ_    /::::_(__/   ,仁ヘ___ \
     {うノ/ \  ん/:/    _, イ! 丁 ヽW`く
      `く    /\ /::::::l , ィT斗从l l | ‐l‐トヽハ        わふーっ!
          \xヘ::::::::レ,、/了| | | Wリ  リ∨Y |∧_
          \}}:::::::::::\| | l小 >  < ハ ! ∧_`‐〜ァ
           \ :::::::::: j∧ヾ|ゝ''  ワ ィj/| l| l|∧`‐〜’
             \ :::::::::: ヘ│ /゙T ´|.ハ Y l|∧
               |'\:::::::::/'{ ∧ /不「 | l |\ l|∧
               | | \:::|! l |/'={}=\レリ│ ', l|∧
803名無しさんだよもん:2007/10/19(金) 03:30:54 ID:OG6m0sw60
>>795
そんなのあったのかよww
804名無しさんだよもん:2007/10/19(金) 03:31:51 ID:z1Z+kL7D0
     \            |      | /   /   /  /    /    l   :|     |    ヽ   l  |
、...     \          |      |.//  /   /  /    ./    _,.l   |  l  l`ト、! l  }ヽ  :!  |
. \       \          |      |l/! /   /  /    / __l!-H´! .|   !  ハ  | .| |サ-ト、!_ト、 :|  !
   \.      \         |      | .l l   /  /    -イ´l ハ l | !ハ ハ l | !  l !_ ヽ!ノ`十 !
    \.      \     .|      :!.! ! i l  | |   :! ! リ.r∀≠Zュ .l :| l | ! .l   rf==zx、. ヽ!  !
      \      \ __ -|      l /| /! .l  :| !   | !/,イ:::::::::::::::!  V ! | ∨    !::::::::::::ドz、:|  !
.       \      `          ヽリ .| ハ :| !   l |/ :!:::i::::::::i::!    V      |::i:::::::::i:::! `|: ,'
         \               ', l ! ! | !ヽ.. Y  ! ト、_イ!          .!ト、_,イ!  !/
          /\_             ヽ.リ ∧,ノV从!ヽ、! ⊂⊃=='-   _' _   -'===⊂⊃/
―‐ -   _/             , -   ヘ / /!    l  l !     / __ ヽ       ./  /
                  / ‐ '´  ,      \  |  ヽ :!ヘ '-'     ,'´    ` l     ○ / ./  イ
                 /      /      `ー、  ヽ | ヘ      l      !     , イ ./   |
 ̄   ―-r __       /        /         `ー    ̄ ̄`ヽ  ヽ、   ノ    //  /  /、 !
        !         /       ,'                    }、    ̄ ̄   , -○/  /!  |   ヽ
       l,       /        '         ___  -―‐ '´ ヾー _  _  イ / / i / |:  ト ト、
埋め埋め
805名無しさんだよもん:2007/10/19(金) 03:36:34 ID:z1Z+kL7D0
            _ - ―‐- 、
         r‐ ´ト、  ヽ   ' ,
         ヽ! /コュ      l
           |  ) l!`!/ ̄ ̄` ‐-ァ
           | く,. /       、>
           .!l iト、.!     /} ノトノ
           i! l!./  ./  } ‐' _ノ',
            .l l //  !|ニ!  l、
             V从乂人ノ /ヽ  lヽ
             l      /   ',  l ' ,
             |     ヾ   l  :!: ヘ
             |, '     `-r、 ! :l:  ',
            /      ソ lニ>、l  !  l
            ./       /-‐、 | :!   !
           /        ! _ -':::! !  :|!
        ./          |    ! } :|! l
        /           |    ヾシ/レ'
       (''T ‐r ァ-‐ ‐-、   :!    !レ'
         ソ  i !     フー、!    l
      /   !i     /ーr´    :l
     /    l     / / |    !
     /     l     / / .!    l
806名無しさんだよもん:2007/10/19(金) 03:38:19 ID:z1Z+kL7D0

                       .._.
                       l|||||l
     ll                  '||||||l
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807名無しさんだよもん:2007/10/19(金) 06:17:33 ID:Ki6Usk1V0
>ヮ<
808名無しさんだよもん:2007/10/19(金) 06:23:35 ID:Ki6Usk1V0
わふーっ!>ω<
809名無しさんだよもん:2007/10/19(金) 06:26:06 ID:X64deQEd0
筋肉、筋肉!
810名無しさんだよもん:2007/10/19(金) 06:28:08 ID:X64deQEd0
久しぶりに初代スレから読み返してるんだがやっぱ面白いな…皆すごすぎだぜ
811名無しさんだよもん:2007/10/19(金) 06:30:13 ID:X64deQEd0
あと1LBがなかなか埋まらないのな
812名無しさんだよもん:2007/10/19(金) 06:49:12 ID:X64deQEd0
いい筋肉でまた会おう
813名無しさんだよもん:2007/10/19(金) 07:08:55 ID:QOK741PC0
うっめうっめうっめ!
814名無しさんだよもん
____           ____         /   /
\   `ヽ      ,..イ´,:イ: : : : : : : `:>- 、__/     /
  \    \―‐z'´:.:/: : : : : : : : : : : : : : : :\ \   /
   ヽ\_  |   |/: : : : : : : : : : : |: : : : : : : : ::\_|_/ 
    >┴‐ヘ  / : : : : : : : : : : : l: |: : : : : : : : : : ハ: : :\
   /: :/: : ::∧_/: : : : /: : : ::/: |: |V| : : |: :|: :|: : : : │ヽ : :ヽ
   |: :|: : ::/ /: : : : :/___:/: : |: |'"|:.:|: |: :|: :|: : : : ::|: :l: : : :|
   |: :|: ::/ /|: : : : /: : : ::/`ヽ:|::| |::」斗┼┼: : : : |: :|: : : :|\
  /|: : ::/ /: |: : : /__: : :/: :/::/:/ |:/|:::|: :|: :|: : : : ::|: :|: : : :\::\
//|: :/ /|: : |: : ::|: ::「卞うx //  / _|斗子ミl_: : : : :|: :ゝ、 : : /〉: :`ヽ、__        次スレでのわたくしのラブロマンスにご期待遊ばせ!
/  |/ /: :|: : |: : ::|/ゞヒ::::ツ`  / ´ト:::ソリノ:|: : : : /: : : : : ::/ |/ ̄\: :\
  / / : : |: :∧: :/: ::|      ,    ̄ /::|: : : /|\: : : :_| / __ \: :\
/ /: : : : /: :|: :∨: : :l\    r‐┐     /|/:|: : / :|    ̄/  /   \|: : : :ヽ
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