2週目で自殺イベントが起きる理由が、1週目の謙吾不参加であることは、まず妥当としていいよな?
これから察するに、自殺イベントを生んだのが恭介というのもほぼ確定できると思う。
鈴エンド茶番においての古式出現が恭介の仕業であったこととも、これは矛盾しない。
んで、上で誰かが言ってたけど、1周目で何故謙吾が野球不参加だったかということに主眼が置かれるわけだ。
虚構なんだから素直になれば良いのに何故不参加だったのか?
恭介はこう考えた。
フラグが足りてないんだな、と。
そしてそのフラグを起こすイベント──古式自殺騒動を用意したわけだ。
一旦ここで、現実世界(初めの世界)において謙吾は野球に参加していたのか、否か? について考える。
まず、現実世界において野球をしていたか、どうか。
若干理由としては薄弱かもしれないが、リフレインにおいて恭介が集めるメンバーにコマリ、姉御らの名前を挙げていることから、
実際に現実世界でも野球はしていたと考えることができるのではないか。
その上で、恭介が謙吾を参加させる為のイベントとして古式自殺騒動を思いついた理由として、現実にこれが起きたことだからと考えられるのではないか。
現実では参加したのに、1周目で参加しなかった謙吾の行動の差異から、このイベントが謙吾参加の必要フラグを割り出したわけだ。
よって、自殺騒動自体は現実に起きたと想定することにする。
166 :
165:2007/08/12(日) 10:27:32 ID:hWfrMSjw0
次に、謙吾は何故1周目不参加であったか。
世界を維持する側の人間である謙吾が、現実と齟齬のある行動を取るのは明らかにおかしい。
しかし一方で、謙吾自身の行動はリフレインでのやり取りから、自分らしさに基づいて行うことを旨としていることが分かる。
つまり、きっかけがなかったから参加しなかっただけという可能性がある。
では、何故きっかけがなかったのか?
パラドクス的ではあるが、恭介が1周目では古式自殺騒動と言うイベントを廃した為である。
ここで本題と言うか、何故恭介が古式自殺騒動を1周目で排除したかという問題に至ることができる。
167 :
165:2007/08/12(日) 10:36:32 ID:hWfrMSjw0
結末として、二週目同様謙吾が救った。
教師たちが救った。
救われなかった。
という三つのおおまかな可能性をあげることができる。
現実で謙吾が野球に参加したと言う前提に立って考えることにする。
謙吾が救えば、当然二週目同様に謙吾は野球に参加する。
教師が救えばどうだろうか。
これは、謙吾の「事なきを得ている」という台詞と合致するように思われる。
しかし、これでは謙吾が馬鹿謙吾に覚醒する理由としては弱い。
何故なら、謙吾は結局何もしていないことになるわけだから。
無論、古式が説得された理由として謙吾が道々諭した結果(他にも趣味を見つけろとかなんとか)、
と考えれば謙吾参加がありえないわけではない。
最後に救われなかった場合。
謙吾は、助けなかったことに後悔するだろう。
そして、彼女が一途に目指した求道(誤字にあらず)の精神を遂げる為に、彼自身もまた剣道に打ち込むのではないか。
よって、あくまでもこの一場面だけを切り取って考えた場合に限り、しかも俺の個人的な見解では、
古式たんは生きてると思い込むことも可能なのである。
おわり。
間が抜けて謎理論になってしまったorz
何故恭介が古式自殺騒動を1周目で排除したか。
まず思いつくのは、容量の問題である。
恭介たちが構築した世界は、彼らだけで作り出したが故に限界がある。
商店街、電車の風景など、明らかに世界に齟齬が生じている表記が各所にある。
また、みおっちの記憶は上塗りされて細部がボケる、という言葉からも、世界構築において彼らは端緒を省かざるを得なかったのではないか。
そして、恭介ははじめ(1周目)の時点では古式自殺騒動を細部と考えた。
何故なら恭介は、謙吾が剣道が嫌いなことを知っていたからだ。
だから、放っておいても謙吾は仲間になると恭介は考えて、イベントを削ったのではないか。
しかし1週目ではそうはならなかった。恭介の想像以上に謙吾が頑固だった為だ。
故に、しかたなく容量を削ってまであえて古式イベントを増やしたのが2週目以降、と言う風に考えることが出来る。
最後に、古式イベントの本来の結末はどうであったか。
>>167に続く。