>>380 からのつづき
次は、ミステリ研究会の設立についてです。これは4月26日の教師の台詞です。
「つまり、入部届が。
ボヤ騒ぎの件で職員会議が開かれた時に調べたけど、書類上は、
ミステリ同好会のメンバーは、設立者の笹森花梨だけで、それ以降は
誰も同好会の一員となってないよ」
この会話より、ミステリ研究会が、先輩から引き継いだ長命の同好会ではなく、
新設の同好会である事がわかります。更に貴明は、会員第1号です。
同好会と認められるのに必要な最低人数は、正会員2名、準会員1名、となっており、
去年からやっていたのでは、正会員が花梨一人だけなので、存続できません。よって、
ミステリ研究会は3〜4月頃に設立されたものと推測できます。
しかし、貴明の身辺調査開始は、遅くとも2月下旬以前です。つまり、花梨は
ミステリ研究会設立以前から、貴明に目を付けていたわけです。
また、貴明の入会届けが花梨から提出されていない事も、教師から明かされています。
貴明が入会した事にならなければ、会員は花梨一人のため、同好会を存続させる事が
できません。また、貴明と活動している間、新会員勧誘活動を行った形跡もありません。
これらの事から、元々花梨には、ミステリ研を存続させる意志が無かった、と考える
しかありません。
また、最後にミステリ研は、クラブに昇格しますが、人数合わせに雄二等の名前を
借りた程度で、正規に活動する部員を増やす訳でもなく、活動はあいかわらず、二人
だけです。
これらの事から判る事。それは、ミステリ研は通常の課外活動を行う事を目的に設立
されたのではなく、貴明を捕獲する事を目的に設立された同好会だ、という事です。
>>381 からのつづき
ミステリ研に誘う1ヶ月半以上前から、貴明の身辺調査を盗聴を伴って行っていた事。
そして貴明捕獲を目的にミステリ研を設立した事から、どう見ても花梨はストーカーです。
最初に貴明とぶつかった署名詐欺の時も、最初から貴明が目的だった事は、間違い
ありません。
纏めると・・・
(1)花梨は貴明に目を付け、彼を恋人にしようと考え、
(2)貴明の身辺調査を、盗聴も併用して行い、
(3)貴明を捕まえる為に、ミステリ研究会を設立。貴明を騙して入会させ、
(4)貴明の方から押し倒す等のアクションを起こさせる罠を張り、罠に嵌った
貴明を、逃げられないよう脅迫。
(5)愛佳に、貴明が花梨を強姦したように思わせる事で、貴明に他の女が近寄ら
ないようにし向けた。
そう、花梨信者の言う通り、花梨は最初から貴明が好きでした。しかし、貴明への
アプローチは、あまりにも歪んでいるとしか言えません。
こんなおぞましい女に捕まってしまった貴明が、余りにも不憫です。