レイナナ ネタバレスレ

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24名無しさんだよもん
装飾し過ぎて意味不明な燃え


ラストバーチューズの妄念、凶々しき負の激情が波状の濁流となって、レイナックスを襲来する。
「ぁ――――ぐ」
瞬く間に紅蓮の狂気に飲み込まれたレイナックスは、徐々に正義の理念と思考を侵蝕され蹂躙されていった。
「終わりだ、レイナナ」
活動を停止したレイナックスを刺し穿つべく、レイドが悪しき刃の先端に暗黒の炎を収束させてゆく。
そしてまもなくエネルギーが凝縮し、純粋な力塊と化した凶刃を。
レイドが間髪入れず、レイナックスの眉間へ投げ放った。

ぎゅおおおん!
時を司る覇王が放った粛正の矢が空気を切り裂き、獣神の如き咆哮を上げ突き進む。
その絶望的なまでに死の匂いを伴った最速最凶、必中の魔弾を。

じゅっ!
それをも上回る最強最固、無限意志の絶対障壁が蒸発霧散させた。
25名無しさんだよもん:2006/12/31(日) 03:52:39 ID:9zXHIUkC0
「な………に?」
瞬間、世界が止まった。
否、変わった。
突如吹き荒れる暴風。
飽和した強大なエネルギーによって歪む周囲一帯の空間。
満ち溢れるまばゆい意志の光。
そして、その気高く聖なる光の奔流の中心に、威風を纏った伝説のワルキューレが現界した。

「ぢゃぢゃーん。河南子参上っ!とぉっ!」
「………は?」
そこにいる誰もが、メデューサに睨まれたかのように固まった。
「"私、レイナナ!オマエ、奴隷ナナ!" ウシシ。レイナナのキャッチコピーはこれでよしっと」
「てなわけでぇ、バカ鷹文!覚悟しろー」
どこかレイナックスの人格が変わったようだ。
「えぇぇぇぇぇ!なにそれー?」
レイドはおののいた。
「ほら、バカなことは止めて、さっさと地上に降りよ? でないとホレ、下見てみ?」
意図は理解できないが、しぶしぶ地上を見てみると……
鬼千鶴のオーラを纏った智代が、指をバキバキ鳴らしながら仁王立ちしていた!
「ひ、ひぃぃぃぃっ、ねぇちゃん…!」