ベナウィがおなごだったら(;´Д`)ハァハァとか思っているうちに
ここに迷い込んだんだが、ここは男オボロ×おなごベナSSとか
落としても大丈夫なのかな?エロ有はNG?
普段はエロパロ板住人で葉鍵板には初めて来たから
今ひとつここのルールが分からない_| ̄|○教えてチャンでスマソ。
>>19 隔離板のそのまた隔離板のさらに隔離されたスレにようこそいらっしゃいました。
>落としても大丈夫なのかな?
落としてもOKですよ。エロ有でも無問題。むしろ推奨。
がんがんやっちゃってください。
ベナウィだけ反転って考えたら凄い気苦労が絶えない人だって改めて思ったよ‥‥
普段はクールな顔をしてるが、優秀だが仕事しない上司(手の早い早漏)と空気吸っただけで孕まされそうな男臭い現場の行ったり来たりで凄いストレス溜まってそう‥‥
きっとあれだ、酔いどれベナウィに延々と愚痴と本音を聴かされるイベントがあるに違いない。
女ベナウィうっかり侍…もとい投下にワクワクしつつ、それまでの繋ぎとして、
PS2版発売を祝い、うたわれ反転ナ・トゥンク編を投下します。
大体のキャラは反転していますが、
カトゥマウ(デリホウライお付きのおっさん)だけは、男のままです。
拙作ではありますが、見守って頂ければ幸いです。
では次のレスよりスタートします。
「いくぞーっ、四(よ)つ札で、革命だ!」
元気よく札を叩きつける音がする。
「カミュ、そう来ると思っていましたよ。
さ、ユズハくん、さっき出さないでおいたこれを…」
「あ、ハイ…」
「あぁっ、兄様、ユズハに変なこと吹き込まないでよっ!」
「変なこと、でなくて戦術というのですよ、カミュ。ホラ、ユズハくん」
「ごめん、カミュくん…えぇと、四つ札返し?」
「うぁぁっ、今度こそ皇になれると思ったのにー!うぅ…みんな強すぎるよお」
「ま、まぁ…カミュくん、次があるから」
「カミュ、次、頑張る」
「エルルゥ兄さんはさっきからずーっと侍大将(オムツィケル)だし、
アルルゥは皇じゃないかあ…ううぅ」
「子供達は元気でよいものですね」
ウォプタルに繋いでいる手綱を握っていたトウカが、振り向いて白い歯を見せた。
「元気すぎるというのも、困り者だわ…。
さっきは、アルルゥが危うく車から落ちそうになったし」
「ま、まぁ…男の子たるもの、そのくらいの元気がなくては」
ハハ、とトウカは乾いた笑いをもらした。
(逆に大人しすぎて怖いのもいるけど…)
真昼の酒をちびちびとやりながら、どこか遠くを見ている男に目を遣った。
(カルラ…)
「さて…聖上、この辺りで国境です。何が起こるか判りませんから、気をつけて下さい」
「えぇ…」
「…あ…」
ふいにユズハの耳がひくりと動いた。
「どうしたの、ユズハ?」
「人の…人の声が、します…足音も…たくさん…」
たん、と軽く音がし、車が軽く揺れてハクオロは振り返った。
カルラがいたはずの場所に、空の酒瓶だけが転がっている。
「カルラ―――!…トウカ、エルルゥたちをお願い!」
腰に挿していた鉄扇を抜きながら、ハクオロの豊かな体が馬車の外へと躍る。
「せ、聖上!!」
トウカの声を背に、ハクオロは辺りを見渡してから駆け出した。
(少し前に雨が降ったのね…助かったわ)
転々と残るカルラの早駆けの足跡を追いながら、ハクオロは思った。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ…!!」
少年が、少女の手を率いて森を逃げ惑っている。
「ヒャハハハハ!そらそら、どうした!足元がふらついてるぜえぇ!!」
「久々の獲物だ、楽しませろよぉ!!」
「あっ…!」
手を弾かれていた少女の方が、木の根に足を取られた。
拍子に少年の手から少女の手がするりと抜け落ち、少女の小さな体が転がる。
まだ幼い、丸い頬が泥に汚れた。
「キゥナ!!」
「お兄ちゃん…!」
「何だぁ、もう終わりかよ」
「じゃあ、仕方ねえよなあ?」
木々の間から、下卑た笑いを貧相のない顔に貼り付けた男たちが姿を現す。十五人はいるだろうか。
男たちが、得物を抜きながらゆっくりと歩み寄ってきたのを見て、
慌てて少年は落ちていた棒切れを拾い、少女をかばうように前に立ちふさがる。
「おぅおぅ、いっちょ前にその棒っ切れで俺達とやろうってのか。勇ましいねぇ」
男たちは嬲るように二人との距離を縮めていく。
その時、カチャリ、と鎖のなる音とともに、一人の男が現れた。
「カルラ…!…ッ!?」
数瞬遅れてそこへ辿り着いたハクオロは、息を飲んだ。
カルラから陽炎のように静かに立ち昇る殺気を感じたからである。
もっとも、それを向けられている当の本人達はそれに気付きもしないようだが。
「あ?何だ、テメェら?」
「…君たちは、兄妹なのか?」
頭であるらしい男の言葉など聴こえていないかのように、
カルラは少年と少女に振り向いて問うた。
少年の方が、突然のカルラとハクオロの登場に困惑しながらも頷く。
「…そうか。実力の見合わぬ相手に歯向かうのは軽率だが…妹を守ろうとしたその勇気は立派だ」
「オイ、テメェ!聞いてんのか!!」
「行くんだ」
「え…!?」
「どうした?行け」
「あ…」
少年は妹を助け起こして、慌てて森の中へ走り去っていった。
「ッ…!コラ、テメェ!!人の『狩り』の邪魔しやがって!!」
「『狩り』…?今のが、『狩り』と…?」
「そうだ!弱ぇ獲物をジワジワ追い詰めて、ヤる!最高の『狩り』じゃねえか!!」
「ほう…お前たちの言葉では、そうすることを『狩り』というのか。
俺は、力の拮抗した獲物との、狩るか狩られるかの命のやり取りを、『狩り』と思っていたのでな。
てっきりお前たちがあの二人の『狩り』をしていると聞いて…」
その先をカルラは敢えて言わず、侮蔑に満ちた嘲笑を鼻で零した。
「なっ…テ、テメェ!!あのガキどもと、俺たちが同等だとほざくのか!!」
「そう聞こえたか?」
カルラは目を細めた。
「テんメェ…」
「…それにしても、その血糊…。お前たち、今まで何人殺してきた?」
「そんなんテメェにゃ関係ねぇだろうがぁあ!!」
いよいよ、一人の男がカルラに剣を振り上げて跳びかかった。
カルラが腰から提げた剣を抜き、横に薙ぐ。
彼に跳びかかった男の身体は腰から真っ二つに断たれてドサリと落ちる。
その間、およそ一呼吸。
何が起こったのか判らず、他の男たちはみな唖然として、
単なる「もの」と化した、男の上半身と下半身を見つめている。
しかし、やがて我に返ると、慌ててカルラを取り囲んで間合いを詰め始めた。
今の惨劇を目の当たりにしても、数にたのめば相手をねじ伏せることが出来ると、
未だ信じているのだろう。
(愚か、ね…)
ハクオロは眉をひそめた。
「主様。目をつぶり、少し下がっていて下さい。服が汚れます」
(どういう意味…、…ッ!?)
次の瞬間、カルラの身体から殺気が爆ぜた。先程の殺気が陽炎なら、これは、
(―――炎…!!)
「うおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!」
カルラが雄叫びをあげる。聴く者の背筋を凍らせる、獣の咆哮であった。
その、彼にしか扱えぬ巨剣をカルラが振り上げる。
男たちも心の奥底にようやく沸き出でた恐怖を押し込めながら得物を振るうが、時既に遅い。
ある者は、ぐしゃりと潰され、熟れ過ぎて地に落ちた果実のようになり、
ある者は、頭から身体を縦に二つに叩き割られ、
ある者は、首を胴体からブチブチと引きちぎられた。
それでも、彼らはまだ幾分かは幸せであった。
命からがらといった体で逃げ出すその背中に、
容赦なく投げつけられた石つぶては、彼らの身体に幾つもの穴を開ける。
おかげで彼らは、死という安寧が自らをおとなうまで、
痛みと苦しみに耐え続けなければならなかったのだ。
やがて、血の雨と肉の雪と、臓物のみぞれと骨のあられとが収まって、
そこには、身体のあちこちから返り血を滴らせるカルラと、頭格の男だけが残った。
血だまりに小便を垂れ流して、男は歯をガチガチと言わせている。
「た…助け…助けて…」
「…もう一度聞こうか。今まで、何人殺した?」
「こ、殺しちゃ、いやせん…」
「じゃあ、お前らのその血糊は何なんだ?」
「こ…これは…へへ、動物を狩ってて…」
「本当か?」
「ほ、ほ、本当でさぁ…!」
「そうか…それは悪いことをした。お前の部下を『こんな』にしてしまった」
カルラはちょい、とモロロ大の肉をつま先で突付いた。
「すまなかったな」
「へ…へぇ…。い、いえ……」
カルラは男に背を向けて立ち去ろうとしたが、不意に立ち止まり、ちらりと男を一瞥する。
「…もし、さっきお前が言ったことが本当なら、この森から生きて出られるだろう」
先刻から集まり始めていた気配には気付いていたが、
カルラの言に、改めてハクオロは辺りを視線のみで見回した。
(囲まれているわね…かなりの数だわ…)
「ひ、ひぃぃっ…!!ぎゃあああぁぁぁぁ………」
ハクオロとカルラの背後で人が現れる気配がして、肉に刃物が沈む音、そして血がほとばしる音がした。
やがてまた一つ、そこに肉塊が転がる。
そしてその者たちは、今度はハクオロたちを包囲するように立ちはだかった。
(彼らが、例の叛軍のようね…)
人垣が割れ、そこに一人の少女が現れた。
「少女」と「女」の端境期にいる、美しい少女だった。
纏う衣服はそれなりに露出度が高い。
しかし、それは「魅せる」為ではなくて、単に戦場での動きやすさを考えたものなのだろう、
とは察しがつく。少女らしいまろみを帯びてはいたが、
滑らかな肌の下には、しなやかな筋肉が備わっていたからだ。
(後ろにいるのは…)
少女の後ろに、先刻の兄妹がこちらを伺うように立っていた。
不意に目が合うと、二人して少し震えながらペコリと頭を下げる。
(怖がっているのは…仕方がないわね。…こんな血まみれでは…)
「これをやったのはアンタたち?これだけの人数を…たった二人でとはね」
少女は心底感嘆しているように洩らした。凛とした声音であった。
(正確にはたった一人で…だけどね)
「アンタたち…何者?」
少女の射るような目線から、ふっとカルラが顔をそらす。
(カルラ…?)
「どうした、答えなさい」
(そういえば…この娘、ギリヤギナ族…?では、まさか…)
「…私たちはただの旅の者です。そういうあなたは、どなたなのかしら?」
「ただの…旅の者?フン…まぁいいわ。本来なら答える必要などないけれど、
アンタたちは同胞を救ってくれた。名乗らなければならないね。
…あたしの名は、デリホウライ。叛軍『カルラゥアツゥレイ』を率いる者」
(カルラ、ゥアツゥレイ…やはりね…。カルラに似た面影の娘。
同じギリヤギナ族でしょうけど、それだけではないわ。
カルラのこれまでの行動。そして、カルラゥアツゥレイ…。そういうことなのね)
「次はこっちの質問に答えなさい。旅の者と言ったけど、何故こんな所にいるの?
この國がどういうことになっているか、知らないわけではないでしょうに」
デリホウライの面差しに、疑念の色が滲む。
「アンタたち、何が目的?」
(目的?目的…―――そうね、)
「私たちは戦を生業としていまして…この國で戦いが起こっていると聞いて、
あなた方に腕を買ってもらおうと思ったのですわ。
…どうです?この腕を買って頂けませんこと?」
ハクオロは未だ血のにおいも生々しい周囲を示して微笑んだ。
「傭兵(アンクァム)ってことね…。腕は確かみたいだけど、あたしたちには必要ないよ」
「あら、そうですか?失礼ですけど、あなた方は、一人でも多くの兵が必要のはずですよ?」
その時、人の輪を掻い潜ってハクオロに走り寄る小さな人影があった。
「おかーさん」
アルルゥである。ハクオロの腰の辺りにじゃれ付いて、
頭を摺り寄せて気持ちよさそうな顔をした。
「アルルゥ!トウカさんのとこにいろって言われたろ!!…っ…!?」
アルルゥを追いかけて紛れ込んだエルルゥが、惨状と緊張に息を飲んだ。
「フン…子供を引き連れて、こんななまっちょろい奴を兵士として使ってるようじゃ、
少しばかり腕が立っても結局邪魔になるだけよ」
「あら、何でしたら、この子たちの腕をお見せしてもよろしいのですよ?」
「何ですって?」
「アルルゥ、やっていいわ」
「んー…? …うん!」
「あ、あの、ハクオロさん…?」
困惑してハクオロの顔を見やるエルルゥに、敢えてハクオロは無視を決め込む。
「ムックル」
アルルゥが小さく呼ぶと、人の輪の一角がざわつき始める。
さっとその箇所から輪がほどけて、ムックルが喉を鳴らしてアルルゥに歩み寄った。
「な…」
アルルゥが己の何倍もの大きさのムックルの鼻を背伸びして撫でている様を映して、
デリホウライの勝気そうな大きな目は驚嘆に見開かれた。
「そして、彼は兵士ではなく一流の薬師。治療薬から猛毒まで、
およそ薬といわれるものは、何でも扱いますわ」
「え…え?」
エルルゥは状況を飲み込めずデリホウライとハクオロの顔をきょろきょろと覗いている。
「他にも、エヴェンクルガの武人や、オンカミヤリューの術士なども用意しています。
どれも一騎当千の猛者ばかり。…いかがです?これでも、私たちが邪魔になるとおっしゃいまして?」
「…フン、成る程ね。確かに少しは役に立つかもしれないわね」
言いながら、尊大な仕草でデリホウライは胸を少しばかり反らせた。
「けど、余計なお世話よ。これはあたしたちの戦い。よそ者の出る幕じゃないわ。
いずれ、ここも戦場になる…そうなる前に、ここから離れな。アンタたち、行くよ!!」
デリホウライの後を、彼女よりも頭一つは大きい男たちが続いていく。
最後に、あの兄妹がもう一度腰から折れるように深く頭を下げると、
そこにはハクオロたちだけが取り残された。
「…だ、そうだけど。どうするの、カルラゥアツゥレイ?
あなたの妹さんは、礼も言わずに余計なお世話と言って、行ってしまったわよ」
「い、妹?カルラさんの?」
驚くエルルゥを横目に、カルラは微かにため息を洩らす。
「…否定しないのね。まぁ、いいわ。私にとってカルラはカルラですもの、
無粋な詮索をするつもりもないし…。でも、これからどうす…―――ん?」
突然、茂みを分けて初老の男が現れると、カルラの前にひざまずいた。
「久しいな。カトゥマウ」
カトゥマウと呼ばれた男は、あちこちに浅く皺の刻まれた顔を涙に濡らし、ますます頭を深く下げた。
「やはり…やはりカルラゥアツゥレイ様でしたか…ご立派になられて…!」
「約束を果たしてくれたのだな。あの子を守るだけでなく、
戦場で生き延びられるだけの力を身につけさせてくれた。
あの子は女の身でありながら、類い稀な武の素質を持っていたが、
それを磨いてくれる者がいなくては、ああはなれなかったろう。
…苦労をかけて、本当に、済まなかった。感謝している」
カルラは片膝をついて、カトゥマウの肩に手を置いた。
「も、勿体無き…勿体無きお言葉…ありがとうございます…!」
カトゥマウはさっと顔を上げると、カルラの顔をしっかと見つめた。
「さ、デリホウライ様にもこのことを!カルラゥアツゥレイ様さえいらっしゃれば、
官軍など恐するに―――」
カトゥマウのその言葉に、静かにカルラは頭(かぶり)を横に振る。
「な、何故にございますか!?今こそカルラゥアツゥレイ様のお力が必要なのです!
…もう、ご存知かとは思いますが、このままでは我らの敗北は必至!
兵を動揺させまいと、気丈に振舞われていますが、
この状況に、デリホウライ様も焦っておられるのです。
ですが、我らが不甲斐ないばかりに…」
「カトゥマウ…済まないが、カルラゥアツゥレイという男は、もうこの世(ツァタリィル)には、存在しない」
「な…?カルラゥアツゥレイ様!」
「ここにいるのは、ただ一人の女に、髪の一本も血の一滴も、己の持つ全てを捧げた、カルラという男だ」
「そんな…」
カトゥマウががっくりとこうべを垂れる。
そこへ、簡単な鎧に身を覆った、歩兵衆(クリリャライ)らしき、若い男が走りこんで来た。
「カトゥマウ様!た、大変です!デリホウライ様が進撃なさると、皆を―――」
「行かれたのか!?何故お止めしなかった!?」
「お、デリホウライ様を止めるなんて、俺達には無理ですよ!」
「とにかく、デリホウライ様をお止めしなければ…!どちらへ行かれたのだ!?」
「確か…沢づたいに下って、もう一度市街へ降りられると…」
「むぅ…となると―――カ、カルラゥアツゥレイ様、どこへ!?」
「主様が散歩をしたいとおっしゃるのでな。護衛をせねばなるまい。
あ…しかし困ったな。こんな血の臭いをさせて、主様のお供をするのはあまりに無礼。
どこかで洗い流さねばな…」
(全く…素直じゃないのね…)
血の臭いを漂わせながら飄々と歩いていくカルラの背中を、ハクオロは追う。
カトゥマウは、それを呆然とした表情で眺めていた。
とりあえず本日は以上で。長々と失礼しました。
今回は男カルラばかりが目立っております故萌え分が少なくて恐縮ですが、
女デリホウライや女(?)スオンカスも目立たせていきたいと思います
34 :
33:2006/11/04(土) 10:00:23 ID:m0pDsFHU0
あ、訂正を最後にさせて下さい。
3の6行目、「手を弾かれていた少女の方が」は「手を引かれていた少女の方が、」
同じく3の13行目、「下卑た笑いを貧相のない顔に」は「下卑た笑いを品性のない顔に」
となります。今度こそ失礼しました。
>>19 どうせならオボロも反転して百合展開希望。
>>22-34 乙です。女スオンカスを楽しみに待ってます。
>>19 ちょうど女ベナウィがマイブームの時だったんだ。wktkで待ってる
>>22-34 乙。
反転カルラ萌えるw
反転テオロさんはやっぱし皆から「おかん」と呼ばれてるんだろうなぁ。
おまいらメギドのことも思い出してあげて下さい
母ちゃんかもよ
性別のみ反転の原作追従じゃなくてオリジナルが読みたい。
ッて言うのも懐かしいな。 久しぶりのSSGJ
待てよ。辺境の女は年を重ねるごとに強くなるのだから
この場合、反転ハクオロさんが辺境超人と化すのか?
19です。温かいお言葉ありがとうございます。
よーしパパ頑張ってエロ書いちゃうぞ〜。
……とは言え自分が書いてもエロくならないんですがorz
とりあえず導入部として書いてみました。まだエロなし。
アニメ未見・DVD版を1回通してやっただけなので人称とかの間違いはご容赦を。
そういえばオボロとベナウィって従兄弟という設定があると聞いたんだが
その辺もよく分からないので考慮していません。
44 :
19:2006/11/04(土) 23:32:14 ID:0WvRxzIi0
キィン、カキィン――
月の光が優しく降り注ぐ中、似つかわしくない剣戟の音が響く。
「セイッ……ヤッ!」
訓練用の木偶人形に、オボロは一撃、また一撃と攻撃を繰り返していた。
――何とかして、あいつを、……負かしてやる。
「……っ……ハァ、……ハァッ……。」
木偶人形の身に剣を埋めたまま荒い呼吸を繰り返すオボロの背後から、感情の篭らない声が掛けられる。
「……そんな単調な攻撃では、一般の兵卒にすら避けられますよ。」
反射的に振り返ると、淡い光を放つ月を背に、白銀の鎧を纏った端正な顔立ちの男が立っていた。
「うるせぇ。人の鍛錬の邪魔すんなよ――ベナウィ。」
吐き捨てるように呟いたオボロは、乱暴に木偶から引き抜いた刃の切っ先をベナウィの喉元へと向ける。
「邪魔なのは、自分自身の雑念でしょう?他人の所為にしないでください。」
「クッ……!」
怯えるでもなく淡々と答えるベナウィに痛いところを突かれたオボロは、切っ先を下ろして黙り込む。
「……お相手しましょうか?闇雲に木偶人形に切り付けるよりは、人間を相手にした方が修練になるでしょう。」
貴方が力任せに破壊した木偶人形の補充だってただでは済まないんですからね、
と続けるあたりが憎らしいと思いつつも、オボロはベナウィの申し出を素直に受ける事にした。
45 :
19:2006/11/04(土) 23:38:48 ID:0WvRxzIi0
「ほら、脇ががら空きですよ!」
「うるせぇ!!」
少しでも隙を見せると、容赦なくベナウィの攻撃が叩き込まれる。
「畜生!本気で殺す気か?!」
手加減無しの一撃を喰らい、吹き飛ばされたオボロが毒づいた。
「当たり前です。手を抜いても貴方の為になりませんから。」
「……上等だ!!」
衝撃で口の中を切った所為で血の味がする唾を吐き捨てる。
「どうしました?もう終わりですか?」
「まだまだぁ!」
得物を下ろしたままのベナウィに対し、オボロの方は素早く体勢を整えた。
「甘い!簡単に挑発に乗ってどうするんです!隙か罠かくらい見極めなさい!」
飛び掛ってきたオボロの渾身の一撃を、しかし既に動きを読んでいたベナウィは難なく遣り過ごす。
返す刀でカァン、と一際甲高い音を立て、オボロの刀を弾き飛ばした。
「クッ!!」
綺麗な弧を描いてオボロの剣が地面に突き刺さるのとほぼ同時に、オボロの胸にベナウィの得物の柄が
押し当てられる。
「これで、手詰まりですね。戦場なら一突きで常世へと送られます。
……何なら、今ここで送って差し上げましょうか?」
「……クソッ!!」
忌々しげに毒づいて、降参とばかりに両手をひらひらさせるとオボロはその場に座り込んだ。
46 :
19:2006/11/04(土) 23:39:58 ID:0WvRxzIi0
――悔しいが、やっぱりコイツにゃ敵わねぇ。
頬杖をついて罰の悪そうな顔をしているオボロの様子に、得物を納めたベナウィが微かに笑う。
「最後の一撃は、なかなかでした。もう少し精進が必要ですが。」
「えっ?」
――この男が俺の事を褒めるのは、随分珍しいんじゃねぇか?
「……付き合わせちまって、悪かったな。」
いつもなら憎まれ口の一つも吐き捨てるところだが、何となく、今夜は素直に感謝の言葉を口にした。
「いいえ……私も、少々思うところがあったまでですから。……どうぞ。」
言いながらベナウィはオボロの隣に腰を下ろし、水の入った竹筒を取り出すとオボロに手渡す。
「おお、ありがてぇ。」
栓を抜き、口を付けてごくごくと喉を鳴らして水を飲むオボロを見つめるベナウィの顔には、
どこか愁いを帯びた表情が浮かんでいた。
「ほい、返すぜ。……どうした?」
水筒を返そうとしたオボロだったが、ベナウィは心此処にあらずといった風情で眉根を寄せ、
ぼんやりと頬杖をついて月を眺めている。
「おい……何かあったのか?」
「……いいえ、何も。……そう、何もないんです。」
怪訝な顔をするオボロに、ベナウィは目を伏せてゆっくりとかぶりを振った。
その拍子に癖のない黒髪がさらりと揺れる様に、何故かどくん、と胸騒ぎを感じてオボロは動揺する。
47 :
19:2006/11/04(土) 23:41:26 ID:0WvRxzIi0
――おい、何を考えてるんだ俺!?こいつに……ときめくだなんて。
努めて平静を装おうとするオボロをよそに、ベナウィは小さく溜息を吐いた。
「そうですね。……では、貴方の稽古に付き合ったのですから、代わりに私のつまらない話にでも
付き合っていただきましょうか。」
「……おう。それくらいならお安いご用だ。」
――こいつが身上話を自分からするなんて、明日は雨でも降るんじゃないか?
軽い気持ちで耳を傾けたオボロだったが、ベナウィの言葉はオボロの予想の斜め上を行くものであった。
「私は今まで、聖上には公私共にお仕えするのが当然と思っておりましたし、それを喜びとしてきました。
しかし……聖上は、ハクオロ皇は……『公』としての私は評価して下さいますが、
『私』としての私を必要として下さらないのです。」
「……はあ。」
オボロは今ひとつベナウィの言わんとしている事が分からず、生返事をしてしまう。
説明が足りなかったと気付いたベナウィが、訥々と言葉を選んで胸の内を語った。
「インカラ皇の時もそうでしたが、当初は頻回であった閨への誘いが、
終いには全く声が掛からなくなるのです。
ハクオロ皇に至っては、お仕えしてより今まで、只の一度もお誘いを受けた事がありません。」
48 :
19:2006/11/04(土) 23:43:28 ID:0WvRxzIi0
――何か、今……妙な事言わなかったか?……閨?
「ちょっと待て、おい……。」
「聖上のお傍にはエルルゥ様もいらっしゃる。皇の人柄に惹かれ、魅力的な女性が周りに集まってくる。
それは分かっているのです。しかし……せめて、私とて一度くらいはお世話して差し上げたいと思うのは、
我侭なのでしょうか……。」
「……待て、話が見えない。……お前、インカラの閨事の相手までしたって事か?!」
ベナウィの肩を掴み、くらくらする頭を押さえてオボロが問う。
「身も心も聖上にお仕えする身としては当然でしょう?……尤も、閨でまで國の在り方を説いたり
政への干渉をしたものですから、煙たがられてしまったようです。」
「……あいつ、両刀だったのか……?」
――しかも、応じたのかよこいつは……。
ますます眩暈が酷くなってくるのを感じたオボロが呆れたように呟いた言葉に、
今度はベナウィが訝しげな表情を向けた。
「両刀?……いいえ、無類の女好きですよ。」
「じゃあ、何で男のお前が閨に呼ばれるんだよ!?」
思わず立ち上がって声を荒げたオボロに、ベナウィは二、三度目を瞬かせ――そして。
「……私が男だと、いつ言いましたか?」
――はぁあああ!?!?!
「だってお前、女だなんてひとっことも言ってねぇだろうが!!」
「……貴方はいちいち『私は男です』なんて名乗りをあげるんですか?」
「あ、……じゃあ、お前……本当に、……女、なのか……?」
むっとした表情で返すベナウィの言葉に呆然とするオボロの眼前で、鎧の留め金を外す。
「……豊満な肉体と腕力を兼ね備えるギリヤギナの女性と違って、私は決して肉付きがいい方ではありませんが……。」
外套を外し、胸当てを取り、そして、衣の帯を緩めた。
そこには――きつく巻かれた晒しに押し潰された、胸の膨らみがあった。
49 :
19:2006/11/04(土) 23:49:48 ID:0WvRxzIi0
ここまで書いた。続きはまだない。
久々にうっかり侍したら改行だの文字数だので弾かれまくり_| ̄|○
改行失敗してるし読みづらくてスマソ。
>>44-48 GJ!
やっぱり反転ベナはいいなぁ。
またうっかり侍してください。
>>44-48 乙
途中まで読んで反転してないかと思った
反転しても本質は変わらないんだな
続き気になるんでよろしく
>>44-48 何か凄い萌えた
こういう反転も有りだな
続きうっかり侍するのまってます
54 :
19:2006/11/05(日) 14:00:01 ID:1xpGS6Rq0
ガクブルしていましたが好意的な感想を頂けてほっとしています。
前スレの反転ベナのふにふに(;´Д`)ハァハァ
>>53氏のうっかり侍した反転ベナ(;´Д`)ハァハァ
アニメもPS2版も未見だからベナの声聞いていないのは勝ち組なのかもしれない。
とりあえずエロ一歩手前まで書けたのでうっかり侍してみる。
本番はハクオロさんを見習って5クリックで終わる……かもしれないorz
55 :
19:2006/11/05(日) 14:02:04 ID:1xpGS6Rq0
「……。」
「これで、分かっていただけましたか?……それとも、全部脱がないと駄目ですか?」
唖然として二の句が告げないままぶんぶんと首を振るオボロに嘆息すると、ベナウィは襟を正し、帯を結び直す。
そうして再びきっちりと鎧を着込み、外套を羽織ってしまえば身体の線など分かりはしない。
その卓越した剣技と政を補佐する仕事ぶりを見れば、男と思い込むのも当然だろう。
恐らくハクオロもそう思っているからこそ、ベナウィに忌憚なく接しているのだ。
……だが、たった今その本質を目の当たりにしてしまったオボロには、最早ベナウィは女としてしか映らない。
――よく見りゃ、こいつ……相当いい女じゃねぇか?
「……何か、言いたい事でもあるんですか?」
まじまじと顔を見つめるオボロの視線に、ベナウィが不快げに眉根を寄せた。
「そうだな……うん、言われて見れば確かに、今まで気付かなかったのが不思議だな。
……兄者も四六時中傍にいるのに気付いてないんだし、本当の事を知ったら驚くぞ。」
オボロがうんうんと頷きながら思ったままの事を口にすると、ベナウィは微かに目を見開く。
「まさか、聖上も……!?それで全くお呼びが掛からなかったのか……?」
愕然とするベナウィの肩を、オボロが宥めるようにぽん、と叩いた。
「いや、気付かないって普通。……つか多分トゥスクルの人間は誰も知らないと思うぞ。」
「……インカラ皇にはお目通りしたその夜には閨に呼ばれましたが、……そうですか、みな、私を……男だと、……。」
――インカラは一発で見抜いたって訳か。さすが無類の女好き、そういう点では鼻が利くんだな。
今までずっと男と思われ続けていたという事実は、ベナウィにとってはどうやら相当に衝撃的だったらしい。
微かに顔が青いのは、月明かりのせいだけではないだろう。
56 :
19:2006/11/05(日) 14:03:50 ID:1xpGS6Rq0
「そうだ、クロウは……私の直属の部下達は、貴方達が勘違いしている事に何も言わなかったんですか?」
「……そういえば、クロウの奴に以前あんたの事を『いけすかねぇ男だ』とか言ったらニヤニヤしていた事があったような……
そうだ、『そのうちあんたもきっと大将の魅力に気付きますぜ』とか笑ってたな。」
今思い返せば、きっと面白がっていたのだろう。
「そうですか……クロウ……それは明日、徹底的に問い詰める事にしましょう。」
低い声で微かに呟いた剣呑な台詞が、オボロの耳に届く。
――クロウ、お前の命日が決まったぞ。成仏しろよ。
オボロは好敵手の無残に散る姿を脳裏に描き、冥福を祈りながら手を合わせた。
「しかし……私は、そんなに……女としての魅力がないのでしょうか。」
力なく俯いたベナウィの口からぽつりと吐き出された言葉を、オボロが聞きとがめる。
「おい……そういう問題じゃねぇだろ?単に気付いてなかっただけで……。」
「気付かれないという事は、そもそも私にそういう素養がないということです。
今まではさして気に留める事ではありませんでしたし、インカラ皇のお呼びは寧ろ迷惑だったので有難いと思っていました。
しかし、こうして……折角本心より喜んで仕えられる素晴らしい聖上に巡り会えたのに、公私共にお世話出来ないというのは、……。」
オボロの話を遮ってまくし立てるベナウィのいつになく感情的な様子に、オボロな何故かかちん、ときた。
「ウダウダ言うヒマがあるんだったら、女を磨いて兄者が驚くくらいのいい女になって見返してやればいいだろうが!」
苛立ちを隠さず言い放ったオボロに、ベナウィが目をぱちくりと瞬かせ――そして、噛み締めるように口にする。
「それは、……そうですね。女を磨く、……ですか。ふむ……。」
何やら考え込んだベナウィに、オボロは不穏な空気を感じ取った。
――何か、嫌な予感がするぞ。
そして、概して嫌な予感というものは当たるものである。
57 :
19:2006/11/05(日) 14:04:42 ID:1xpGS6Rq0
「そうだ、さっきの稽古のお返しに、もう少し貴方に付き合っていただく事にしましょう。」
ぽん、と手を叩いたベナウィが微かな笑みを浮かべてオボロを見る目には、獲物を捉えた獣の光が宿っている。
「……はぁっ!?」
ちょっと待て、何考えてやがる、離せ、と暴れるオボロの制止を意に介す事なく、
ベナウィはオボロの襟首を掴んでずりずりと自室へと引き摺っていった。
* * *
「……で?何故こうなる?」
寝る以外の用途には殆ど使われていないらしい、侍大将という地位らしからぬ簡素な部屋に連れ込まれたオボロが物珍しげにきょろきょろと中を見回していると、
鎧を外し、薄衣を羽織っただけの姿になったベナウィにあっさりと寝台に押し倒された。
「だから、貴方には女を磨くお手伝いをお願いしようと思いまして。……それとも、女と寝るのは初めてなのですか?」
オボロに馬乗りになったベナウィに見下ろされる格好になり、どうにも分が悪いオボロが反論する。
「初めてじゃねぇ!!つかそもそも何でお前が上になる!!」
「……インカラ皇には、大抵そう命じられましたが。女が動く方が楽で良い、と。」
何故オボロが怒っているのか分からない様子で言うベナウィに、オボロは心の中で盛大な溜息を吐いた。
――あのアフロ、とことん自分本位な奴だったんだな。
「とにかく……まずは退け。」
「……はい。」
促されるまま、ベナウィはとりあえずオボロから離れる。
「ただヤるだけで風情もへったくれもないんじゃ、興醒めだぞ?」
「そういう……ものですか。」
オボロの指摘に困惑した表情を浮かべるベナウィが、日頃の怜悧な印象とは違い、何だか酷く――可愛い、かもしれない。
ちょっ・・・・続きは?(´д`;)
>>55-57 乙です。
ベナウィ嬢ほんと可愛いな。超萌えた
続きまってます
GJ
…珍しくオボロが主導権を握れる展開なのか?
いや、オボロのことだ。期待を裏切らないに違いない!?
CLANNAD After Storyをひとつ書いてみたんだけど
19が終わってから投下したほうがいいのかな。
19ほどいい物じゃないけどさ。
>>61 19さんと平行でもいいと思うよ。
同時に複数のネタが読めて嬉しいし。
がんがんやっちゃってください。
てか19氏が落ちまで既に作ってるならいいけど、
そうでないなら「終わるまで待つ」のはいつになるか分からんぞ?
「サクヤ、余はどうしたらいい…」
クンネカムンの少年皇、アムルリネウルカ・クーヤは悩んでいた。
「やっぱり…諦めましょう…」
「言うな!余の正室は、サクヤでないと…嫌だ!」
「そんな、ダメですよ…クーヤ様…」
そう。クーヤはいつも身の回りの世話をしているサクヤに想いを寄せていたのだ。
「サクヤ、何故だ。ならば、どうしてあんなに余に優しくした…余を、騙していたのか?」
「騙してません…でも、おばあちゃんが許してくれるわけ…」
「ゲンジマルなどどうでもいい!」
「あ…」
クーヤはサクヤを抱き締め、口吻をした。
「誰に何と言われようと…そなたは…余の物だ…」
「クーヤ様…」
「聖上、何をなさっているのです!」
「ゲンジマル!」
「た…大老…」
「ゲンジマル、頼む!サクヤを余の室に…!」
「なりませぬ」
「何故だゲンジマル!余はこんなにもサクヤを愛しているというのに!」
「…聖上も、サクヤも男だからであります」
アッー!
流れをぶった切ってアホなネタを申し訳ない…
66 :
19:2006/11/06(月) 07:06:13 ID:wzRv72x50
>>61 こちらの事は気にせず投下してください。
書けているところまででひとまず落としている格好なので
>>63氏の仰るとおり行き詰ったら終わらせられるのがいつになるか
分からないのが現状ですので。
……早速エロで行き詰ってるし_| ̄|○
>>64 GJ!
オチ何となくわかってたのにワロタ
68 :
61:2006/11/06(月) 18:39:50 ID:ODf62FIA0
では、投下するかな。
その前に、文字数制限とかあれば教えてほしい。
文が変なところで切れる予感。
>>68 一行の制限文字数?
それとも1レスの制限行数?
一行内の文字数なら特に制限はないので、読みやすい分量で区切って頂ければ。
1レスだったら、大体25〜30行が最大の目安でしょうか。
書き込み全体の容量限界もあったと思うけど、
リンク張るわけでもなし、よっぽどぎっしり詰め込まなきゃ平気じゃないかな。
71 :
61:2006/11/07(火) 00:07:27 ID:FtH0XRfm0
了解〜
ではいきま〜す。
初めて書いたSSなんで読みにくかったら指摘してください。
初めてのssがTSな私ってOTL
72 :
61:2006/11/07(火) 00:08:30 ID:FtH0XRfm0
卒業後、受験はおろか就職活動すらしていなかった私は
見事にプーになった。
でも、おばさんと早人さんはおめでとうといってくれた。
「進路相談、逃げ続けてきたから」
「ま、きにするなって。人間生きようとすれば、いくらだって方法あるんだから」
「これから、どうするんです」
早人さんの問いに私は答えることができなかった。
「呆れた奴だなぁ、何も考えてないのか」
「朋美さんも、大変だったんですよ」
おばさんに呆れられ、早人さんに庇われるが、ただの私の怠慢だ。
「やりたいこともないの?」
「えぇ・・・何も思い浮かばない」
「とりあえず、どうやって暮らしていくか考えないといけませんね」
「私は、女だし顔と体にも少しは自し」
ぱんっ
私は何が起こったのかわからなかった。
しかし、すぐに痛みでほほをたたかれたと自覚した。
「体を売るなんていうんじゃないよ。そんなことしたら、私はあんたともうかかわりをもたないよ」
「そうです、朋美さん。体を売るなんて絶対にしないでください、渚が聞いてたら泣きます」
私をたたいたのはおばさんだった。早人さんにも怒られる、早人さんは少し涙目だ。
「体を売るなんてそう簡単にしちゃいけないんだよ。最後までがんばって、
何も助けがなくって、それしか方法がないときまで。体を売るなんてしちゃだめなんだ。
それもな女が体を売るのは自分の子供のためだけだ」
「いいですか朋美さん。どんなことがあっても私たちは朋美さんの味方です。
ですから、どんなことがあっても体を売るなんて考えないでください。
どうしようもなくなったらまず僕たちのところに来てください。
朋美さん一人だとだめかもしれないけど、僕も秋江さんも渚もいます四人だと絶対なにか方法があるはずです」
おばさんは私の胸倉を掴むようにして、早人さんは涙目で訴えるようにして私に言ってきた。
私は知らず知らずのうちに涙を流していた。うれしかった。
私にこれだけ気持ちぶつけてくれたのが。私をしかってくれたのが。
私はおばさんの胸を借りてなきじゃくった。
73 :
61:2006/11/07(火) 00:09:03 ID:FtH0XRfm0
「なぁ、おまえうちで働いたらどうだ。そうすれば早人が楽になるから塾のほうにも力を入れられる」
「それはいいですね。そうすれば秋江さんも渚にお弁当作れるじゃないですか。
ずっとしたいって行ってたじゃないですか」
わたしはそれを聞いて。おばさんが少しかわいいとおもってしまった。
「秋江さん、かわいいとこあるんですよ。朋美さんもそのうち分かりますよ」
早人さんは私の考えていることを見透かすように言った。
「うがぁ〜、恥ずかしいから早人やめて〜」
おばさんは転がっていた。
こうして私の古河パンでの住み込みのバイトが始まった。
74 :
61:2006/11/07(火) 00:10:51 ID:FtH0XRfm0
とりあえずここまでです。
投下してから気づいたけどタイトル無いや。
どうしよ。
>>72-73 GJ。
読みにくいかとかそういうことはひとまず置いておいて、
初SSおめでと〜。今夜は赤飯ですね。
>初めてのssがTSな私ってOTL
自分もそうだからドンマイですよw
990 名前: 風と木の名無しさん [sage] 投稿日: 2006/11/05(日) 15:54:11 ID:nllyPSkzO
986さんのサイトに期待しつつ埋め
大将かわいいよ大将
クロベナポスター見てたら、ベナの手先が女の人の描かれ方してると気付いた
協撃連撃のときは普通なのに
…甘露GJ
991 名前: 風と木の名無しさん [sage] 投稿日: 2006/11/05(日) 16:05:00 ID:FV4k30+H0
スティポの方は若干爪が長い?
協撃の方は短く切ってあるように見える
どちらにせよつめ切りをするベナウィは萌えなのである
992 名前: 風と木の名無しさん [sage] 投稿日: 2006/11/05(日) 18:10:46 ID:pGKmWWti0
ベナウィって帯の位置も女性と同じだよね…
993 名前: 風と木の名無しさん [sage] 投稿日: 2006/11/05(日) 19:44:52 ID:VY/kMrEB0
ちょっベナウィwwwwww
お代官様ごっこして欲しいのか
新着レス 2006/11/06(月) 19:56
994 名前: 風と木の名無しさん [sage] 投稿日: 2006/11/05(日) 20:11:46 ID:/Q0lpYz40
ベナウィって実はかなり女顔だしな
数字板の姐さん達の観察眼に完敗と思った霜月の夜。
77 :
19:2006/11/08(水) 00:35:16 ID:t9nP7kyC0
1日1回うっかり侍出来ればいいなぁと思いつつ。
何だか無意味に導入部が長くなる_| ̄|○
うぜぇよゴルァな人には申し訳ありませんが華麗にスルーでお願いします。
行き当たりばったりなので未だ方向性が見えませんorz
78 :
19:2006/11/08(水) 00:36:59 ID:t9nP7kyC0
――落ち着け、落ち着くんだ俺!!こいつはあのいけ好かないベナウィだぞ!?
「……オボロ?」
「うわぁ!!」
懸命に動揺を抑えようとしていたオボロだったが、気が付けば目の前にベナウィの顔があり、
素っ頓狂な声を上げて飛び退いた。
「どうしましたか?」
「いや、……何でもないぞ。」
コホンとわざとらしく咳払いをして、オボロはベナウィの帯に手を掛ける……が。
「自分で脱げますから、お気遣いなく。」
言うが早いがベナウィはさっさと自ずから帯を解いて薄衣を脱いでしまった。
『ギリヤギナの女性とは違う』と言っていたが、無駄な肉のないすらりとしたベナウィの身体付きは、
肉感的で情欲を煽るカルラのそれとはまた異なった魅力がある。
「何をしているんですか?貴方も早く脱いでください。着たままでは汚れてしまいますよ。」
呆気に取られているオボロを一瞥すると、ベナウィが冷ややかに言い放つ。
「……。」
男の性とは哀しいもので、思わず見とれてしまった自分の不甲斐なさが恨めしい。
あまつさえ脱衣を急かされるに至り、オボロは軽い頭痛を覚えた。
――違う、何かが根本的に違う。
これでは武術の稽古に臨むのと何ら変わらない気がする。
仮にもこれから閨事に及ぼうとする女の所作ではない、というのは自信を持って断言出来る……が、
そう結論付けたところで事態は全く変わらなかった。
「……どうしたんですか?具合でも悪くなりましたか?」
頭を抱えて固まったまま動かないオボロに、ベナウィが怪訝な顔を向ける。
「ヤる前に一つ聞いておく。……お前、閨事を何だと思ってる?」
「政に差し障らないよう、適度に聖上の欲求不満を発散させる為の手段だと。
ですから聖上に近しくお仕えする立場である以上、他者に任せきりにするのではなく、
私もこの身を供するのは当然でしょう?聖上の健康管理を万全に執り行うのも、
臣下たる者の務めだと思っていますが、何か問題がありますか?」
ベナウィは至極真顔で、事もなげに言い切った。
79 :
19:2006/11/08(水) 00:39:27 ID:t9nP7kyC0
――駄目だ、やっぱり間違ってるぞこいつは!!
「閨事ってのはそんなんじゃねぇだろう!!」
苛立ちに任せてオボロはベナウィの手首を掴むと、寝台へと組み敷く。
「聖上を大切に思うからこその行為です。それの何が悪いというのですか?」
「根本的に違うだろうが!!そんな理由でお前は兄者の夜伽をするつもりだったのかよ!!」
――ああもう、何かこんな奴に負けを認めてたと思うと馬鹿馬鹿しいぞ!!
手首を捕らえたオボロの手に力が篭められ、ベナウィは微かに眉を顰めた。
「健康管理だ、欲の捌け口だぁ?そんな理由でお前が身体差し出して、それで兄者が喜ぶと思うのか?」
吐き捨てるようなオボロの言葉に、刹那言葉に詰まる。
「それは……公務の一環だと割り切って頂くのも、仕方ない事かと思います。」
「お前さっき『公私共にお仕えしたい』って言ってたくせに、それじゃ矛盾してねぇか?」
「……詭弁ですね。これ以上の論議は無意味です。時間も勿体無いので始めますよ。」
強引に話を切り上げると、ベナウィは素早く体勢を変えてオボロに押さえつけられていた手首の拘束を
逃れ、逆にオボロを寝台へとねじ伏せた。
「詭弁はどっちだ!!……っておい、コラ!!これじゃ強姦と変わらんだろうが!!
お前兄者もこうやって襲う気か?!」
「……時と場合によってはやむなしかと。」
言いながらベナウィはオボロの下穿きに手を掛けると、さっさと脱がせてしまう。
「ちょっ、……止めろっ!!」
露になったオボロの下肢にベナウィは顔を寄せ――そして。
「っ!!」
壊れ物を扱うかのようにそっと肉棒に手を添えると、躊躇うことなく、それに舌を這わせ始めた。
>>78-79 やはりオボロは総受けなのかーーっ!?
何はともあれナイスうっかり侍。
…なんかちょっと弥生さん思い出した。
不器用なベナウィが、そしてやっぱり総受けなオボロが可愛いよ…w
そうそう、今日『弥生』って書いて『よしのり』って読む人と出会ったんだ。
>>76 帯の位置なら聖上だって負けてないぞ
おかげでアニメOPの城を眺める後姿がスカートはいてるハクオロかーさんに見える
あとベナはゲームのほうが断然女顔だな
実はあの世界では一般的な帯の位置なんじゃまいか
SS書いてみたんだが、書き込みにする時に何か注意したら良いことってあるか?
使えない文字とか。容量とか文と会話のバランスとか。掲示板では軽めの方が良いとか聞くけど。
空気読むことじゃない?
>>86 む、態々それ言われるって事は空気読めてなかったか。
半年POMってくるよ。
88 :
19:2006/11/08(水) 23:40:48 ID:t9nP7kyC0
そんな中空気を読まずにSSうっかり侍。これでいちおう一段落かもしれない。
本番が書けないです聖上……orz
それはさておきとりあえず機種依存文字はやめとけ
>>85 容量は一回の投稿で多すぎる時にはエラーになるから適当に分割汁。
改行は上でも答えている方がいるが適宜お好みで。
ちなみに自分はよく「改行が多すぎます!!」でエラーになるorz
文と会話のバランスなんてそれぞれの作風だと思うので気にしない。
……というところだろうか。
89 :
19:2006/11/08(水) 23:42:43 ID:t9nP7kyC0
「待て、おい……てめぇっ!!」
慌てて制止しようとしたオボロだったが、ベナウィの生温かな舌の感触にぞくりと背筋を震わせる。
オボロの様子をちらりと上目遣いで確認しながら、ベナウィは反応を見せる処を重点的に攻め立て、
情欲を煽り立てていった。
「どうしました?さっきまでの勢いは……?」
「うるせぇ!!不意打ちで驚いてるだけだ!!」
硬さを持ち始めた肉棒に指を絡めて扱くベナウィに問い掛けられ、オボロは精一杯平静を装い応じるが、
ベナウィは全てを見通しているかのように目を細める。
「そうですか。……ならばそのやせ我慢が何時まで続くか、試してみるとしましょう。」
「てめぇ……っ、……くぅっ!!」
先走りの体液と唾液に濡れたベナウィの唇で亀頭を軽く食まれ、その刺激に思わず呻き声が漏れた。
――やべぇ、こいつ……花街の女並の手練じゃねぇか!?
「こういう……奉仕、というのですか?……一応、一通りは仕込まれましたから。」
オボロの顔に浮かんでいた疑念を読み取ったのか、ベナウィが自嘲の笑みを浮かべて呟いた。
「どこをどうすれば男が悦ぶか、大体分かっているつもりですが……如何です?」
勃ち上がった肉棒をベナウィがその口に含む。柔らかな口腔の感触に包み込まれ、
えもいわれぬ快感がオボロの内に湧き上がってくるのが分かった。
「く、っ……。」
口を窄め、軽く締め付けられると同時に、舌にも舐られる。わざと音を立て、聴覚にも訴えられるに至り、
オボロの肉体は自分でも情けないくらいあっさりと陥落する。
「!!……ダメだ、……離せ、っ……!!」
限界を感じたオボロがベナウィを何とか引き離そうとするが、時既に遅し。
「っ……!!」
ベナウィの口から解放されるのとほぼ同時に、精を吐き出した。
90 :
19:2006/11/08(水) 23:44:20 ID:t9nP7kyC0
白濁した体液が、ベナウィの秀麗な顔を淫らに彩っていく。
「……口の中に出して頂いて構わなかったのですが。」
脱力して大きく息を吐くオボロを一瞥して不快そうに眉を顰めると、
ベナウィは顔に掛かった体液を指で拭い、口元に運んで舐め取っていった。
その仕草が酷く妖艶に映り――ぞくり、と肌が粟立つのを感じる。
「一國の侍大将が、まるで妓女だな。」
再び湧き上がってくる情欲を隠しつつ虚勢を張り揶揄するオボロであったが、しかしベナウィは動じない。
「ええ……貴方が愛する妹君の為に、危険を顧みず賊に身を窶していたのと同じように……
私は國という子を護る為に、インカラ皇に身体を売っていたようなものですから。」
「で?今度は兄者に身体を売るって訳か。」
「……否定はしません。元々この命は聖上に救われたもの、如何扱われようと構いません。」
静かに目を伏せ顔を背けるベナウィが、今にも泣き出しそうに見えたのは、気のせいではないだろう。
「兄者は奴とは違う。兄者なら……お前が身体なんて売らなくても、トゥスクルという生まれたての國を一緒に護ってくれる。……違うか?」
諭すようなその言葉にベナウィははっと目を見開き――そして、哀しげに呟く。
「そうですね……貴方の、言うとおりです。」
私は……いつもお傍に仕えながら、聖上の何を見ていたというのでしょうね。
呆れたように呟いて笑ったベナウィの瞳から、一筋の涙が零れ落ちる。
その様が、今度こそ……本当に、可愛いと思った。
91 :
19:2006/11/08(水) 23:52:00 ID:t9nP7kyC0
>>85 もうひとつ大切な事があった。
……スレストッパーになっても泣かない。
たとえ自分の書いたものに反応がゼロでも……って
ちょっと泣きたくなるけどな。_| ̄|○
>>88 thx、完全に誤字脱字チェックし終わったら投稿してみる。
そして、GJ!
>>89-90 ナイスうっかり侍!
いい物書いてれば絶対に反応はありますから。大丈夫ですって。
>>92 お待ちしていまーす。
あー、新しい方がどんどん来てるのを見たら何か書きたくなってきた。
久しぶりに遼×ふゆの続きとか書こうかなぁ。
なんというSSラッシュ‥‥
前スレで過疎って落ちないように電波流しまくってよかったなぁ‥‥
〜 〜
とりあえず投稿してみる。
周りとキャラが原作と(反転うんぬんとは別に)かなり齟齬があるから注意。
気に入らなければスルーしてくれれば嬉しい。
――今、向坂雄二は非常に困っている。いや、もうすぐ困った事になると言った方が正しいか。
彼は一つ溜息を吐き、ちらりとある席を覗き見る。視線の先には彼の悩みの元である彼女が居るのだ。
最強、あるいは最悪の天然。微妙に空気読まずの唐変木で朴念仁。妙にお節介で女嫌いの少女――河野貴子が。
机にへばり付きながら雄二は再び溜息を吐いた。
向坂雄二と河野貴子は幼い頃からの友達……所謂幼馴染である。男女の区別が精々差別の道具ぐらいにしかなら
なかった頃からずっとずっと遊んできた腐れ縁なのだ。
幼い頃の彼女は決して人見知りなどはせず、誰にでも笑顔を向ける女の子であった、のだが、そこに向坂環が
加わる様になってから少しだけ貴子は変わった。なんというか、一時期は環が二人に分裂したのかと思う程であった。
うん、これは決して少しではない。
女帝の後ろの聳える執事と言うべきか、右腕と言うべきか、なんと言うか中ボスっぽい雰囲気を漂わせていた時期が
あったのだ。
しかし、所詮は中ボス。向坂組――と言うよりは環組――のドンである環にはお気に入りのおもちゃでしかなく、
中ボスに添えられるほどに気に入られていた貴子の弄られっぷりは雄二や他の子供の比ではなかった。
そして環がこの町から去る頃には、すっかり女嫌いで何処か引込思案な貴子が完成していたのである。
だから彼女は友達が少ない。女が苦手なのだから当たり前である。だから当然雄二の後ろを付いて回るのが貴子
の学校内での基本なのだ。
しかし、こうなると困るのが雄二だ。幾ら貴子が初恋の子とは言えども、それは子供の頃の話であって、今は少し
気になる親友でしかないのだ。いや、確かに彼女は恋愛対象としては容姿も、雄二個人としては性格も申し分ない
のだが、長く一緒に居た所為であろうか、何かこの曖昧な状態が非常に好ましい状態であるのだ。
彼はこれを壊すつもりはまったくなく、適当に女の子を見繕う日々である――のだが、ようやくここで持ち上
がるのが貴子の問題である。
雄二と貴子はどちらかに特定の用事がない限り、休み時間はほぼ一緒に過ごしている。体が触れ合うスキンシップ
も多少ながらある。
勿論、雄二は――そして恐らく貴子も――そんなケは一切なく、馴染み同士の遊びに過ぎないのだが、ここまで人前
でやってしまっては噂がたたない訳がない。火は無くとも、燻りと煙の激しさなら天下一品のお二人の様子は、一年の
頃から瞬く間に学校中に広がる事になった。
器量良しの二人の評価お似合いだとかなんとか。今では学校の隅々、痒い所に手が届くと言わんばかりにそれは広がり、
当然雄二のアプローチも冗談としか取られずあっさり空振りするのが現状でなのだ。
しかも、そんな軟派な娯楽を奪われた状態であるのに、もうすぐ彼の姉……つまりは向坂環が帰郷するらしいのだ。
これは雄二にとってはかなり痛い。家の中のゲームや本、下手をすれば家の外での娯楽まで制限されかねないからだ。
しかし、これらの悩みは解決が望めない。
姉が帰郷するのはどう考えても止められないし、貴子にズバッと言葉をぶつけるなんて雄二には出来ない。
彼は三度溜息を吐き、ちらりと時計を見る。あと少しでチャイムが鳴る。もうすぐ昼休みだ。
(――貴子とパンでも買いにいくか)
等と、悩みの種でありながらも、やっぱり貴子が大切な雄二であった。
……そして、昼休み。購買からパンと飲み物を購入後、教室戻ってきた雄二と貴子は談笑を交えながら食事をしていた。
こういう時だけは、別に周りなんてほっとけばいいか――などと思えるから不思議である。
彼女との時間は、何だかんだで代えがたいもなのだ。
雄二は新製品の飲み物の蓋を開け、一口。そして顔を顰めた。
「あれ、どうしたの?」
「……これ、すげぇ不味い。もういらねぇ」
そう言い、貴子と同じ物にすればよかったと小さく呟く。それは彼女の耳に届いた様で……。
「はい、私あんまり喉渇いてないから」
「はい?」
飲みかけのカフェオレをズイ、と差し出してきたのだ。
――ピシリ、と教室内の空気が固まった気がした。それは雄二だけの錯覚だったのか? 違う、教室中の生徒が、
何気なく弁当を食べながらも、ちらちらと此方を伺っている。
それは、まぁ、問題だがいい。大事の前の小事と言うか、前門のカフェオレ、後門の視線と言うか。
勿論カフェオレの方が断然きつい。
受け取るか否か? と言うより自称フェミニストの彼が親友以上と呼べる貴子の好意を不自然さ無く断れるのか?
答えは簡単、否。決死の覚悟で雄二は貴子のカフェオレを受け取った。
受け取る際に何気なく触れた指先が、いつもとは違う物に感じれてしまい、反射的に缶を取り零しかけたがなんとか死守。
雄二はついさっき、周りの事等どうでもよくなる――と思っていたが、宣言撤回。今この場で貴子の飲みかけの
カフェオレを飲むだなんて、拷問にも等しい。
しかし、今の雄二はそれをしなければならない。
よし! と彼が覚悟を決め、まずは軽く一口呷ろうかと言う時に、貴子白い手が雄二が残したジュースを手に取った。
「これ、要らないんでしょ? だったら頂戴ね」
と、雄二の返答を返す間もなく、貴子はそれをクピリと飲んだ。
教室の節々から、おぉ〜! やったやった! 等と、ド天然を囃し立てる言葉が聞こえるが、
それに気付かないのが彼女である。
周りの言葉が自分に向けられているだなんて、欠片も思っていないのだろう。
苦笑いしながら、本当に不味いね、等と喋っているが、雄二は既にそれに生返事を返すのが一杯であり、
貴子の様に、唐変木に生きれたら……! 等と、割と本気で頭の中で考えている。
分かっている、それはただの現実逃避でしかない。しかし、もう何か奇声を上げながら廊下を転げまわりたい気分なのだ。
つまる所一杯一杯。
缶を持つ手がプルプルと震えている。幾ら止めようとしてもそれはまったく収まらない。
周りを見渡せば教室中の視線がチラチラ所か、思いっきり此方に集まっていた。
しかも周りが全員ニタニタと笑っているのだ。
(こいつ等貴子が天然だって事絶対気付いてやがる……!)
クラスメイト達の視線は唯一つだけの言葉を訴えかけてきている。
――イッキ、イッキ、と。
死ね、死ねとクラスメイトは視線で確実に語り続けている。目は口程に何とやら。
それを恨みがましく睨みつけようとして、貴子の表情が怪訝なソレに成っているのに気付き時計を見ると、
缶を受け取ってからかなり時間が経過していた。
もはや引く事など叶わない、こんな間をおいて今更要らない等と言えば、雄二が思っていた事は、察しの悪い貴子にだって
幾らなんでも伝わってしまう。しかも、彼女から受け取った缶を飲みたくない、と言う部分だけがである。
不退転の意思で、やったるでー、やったるでー! と自身を鼓舞し、カフェオレを一気に呷った。
それを見たクラスメイト達が一気に色めき立つ。やったぜ父ちゃん、明日はホームランだ!
そんな周りを平然と無視し、表情を戻した貴子と、矢吹丈の如く真っ白になった雄二が対照的だ。
彼の胃にはそろそろ穴の一つでも開くかもしれない。
――不純異性交遊の噂を聞きつけた教師達は、早速信頼できる生徒からの事情聴取を始めた。
これはある副委員長から入手した証言である
「え? え? 河野さんと向坂くんを見た感じですか? うーんと、そうですねぇ……。
ズバリ、いちゃいちゃカップルって感じですね」
――この証言を受けた我々は、本格的な調査を開始する事になった。予算の分配を上に頼んでおいてほしい。
以上。
終
わっふるわっふるわっふるわっふるわっふるわっふるわっふるわっふるわっふるわっふる
わっふるわっふるわっふるわっふるわっふるわっふるわっふるわっふるわっふるわっふる
ぐああああああああああああああ(ゴロゴロゴロゴロ
キャラも増えてきたんで、新しいキャラ紹介(主人公限定だが)でもやってみるぜ。
長瀬祐子(雫)
電波使いの少女。反転前は陰気だが、反転後は気弱なところこそ変わらないものの、普通の少女っぽくなっているSSが多い。
電波が関わっているせいか、グチョグチョでハードなエロシーンに突入してしまうこと多し。
反転月島さん(注・百合)の魔の手をかわし、瑠璃くんとラブラブになれる日は来るのだろうか?
柏木はじめ(痕)
最強の鬼。基本的には反転前と変わらず、大柄でグータラな大学生。
体格の良さに比例してかバストのサイズが異常に大きく、またラフな服装のため、従兄弟たちを魅了してやまない。
その豊満な胸で誘惑してみたり、反転柳川とレズプレイを演じたりと、エロいことに事欠かない女性。
藤田浩子(To Heart)
普通の女子校生。反転することによって面倒見の良さを受け継ぎつつ、更にアクティブになっている。
多数の男子(美形揃い)から好意を受けるが、貴子と違って性格がサバサバしているので、同性受けも良い。
緊縛やお小水プレイなど、反転前に行った行為を自ら体現することになるが……
ティリス(Filsnown)
勇者様。反転するとストーリーがウホッの世界になるため、出番は皆無。
藤井ふゆ(WHITE ALBUM)
ろりっ娘大学生。ヘタレ主人公が反転すればあら不思議、薄幸の美少女に早変わり。
そのちっこい体と薄い胸と幸の無さで萌えを呼び込み、バイト先などでファンが多い。
恋人がいるが、浮気したりされたり襲われたりとここでも不幸を発揮する、悲運の少女。
千堂かずき(こみっくパ〜ティ〜)
オタク同人作家。反転前となんら変わることなく、同人活動に勤しんでいる。
悪友と三人でつるんでいるのも一緒。ただし反転大志が百合の場合、一機に修羅場が発生する。
女性ではあるが腐女子向けの作品を描いているわけではないらしい。エロ分は少なめ。
城戸芳美(ナイトライター)
清純派エクソシスト。相棒がアレなため、えらい苦労をしている。人気無さ気……?
宮田さつき(まじかる☆アンティーク)
五月雨堂店主。反転前と同じく優しい性格で、そしてツッコミ体質、更に地味。
本編ではコスプレしているのはスフィーであるが、ここでは自分がコスプレする羽目に。
その慎ましやかな性格と体でどこまで行けるのか。妄想話は多いがSSは意外と少ない。
坂神蝉枝(誰彼)
五十年の時を越えて復活した強化兵。反転前とさして変化は無いが、当時の女性事情からか多少角は丸め。
現代の情報に疎いため、萌えな服装や口調を教えられて使っては反転月代をもんもんとさせている。
彼女の血を浴びたものは容赦なく発情するため、濡れ場発生率は高い。
ハクオロ(うたわれるもの)
聖上にして聖母。反転前に比べると母性分がかなりパワーアップしている。
仮面に隠されているがかなりの美女、そして人知を超えた特大サイズのバストの持ち主。
その魅力で次々と部下を増やし、(本人が図らずとも)ハーレムを形成している。世継ぎ問題は大丈夫なんだろうか……?
那須牟祢(Routes)
世界一のエージェント。反転前よりも活発になっている。
剣術家だったりガン=カタ使いだったりと「燃え」要素が強いためか、エロは少なめ。
ただしその少ないエロの詳細が、反転ゆかりとの催淫剤を使ったハードエッチだったりするのだが……
木田朱鷺乃(天使のいない12月)
ダウナー系不良少女。反転しても鬱なのは同じ。
反転葉鍵界二大女王の一角で、反転透子をいぢめては悦に浸っている。
かと思えば純情だったり反転しのぶにいいようにされたり、果ては実の弟と関係を持ったりとエロいことに事欠かない。
アロウン(Tears to Tiara)
黒衣の女魔王。口調の変化のせいか、反転前より妖艶なイメージが付き纏う。
反転リアンノンよりも無反転アルサルとの話が多いが、如何せんSSの絶対数が少ない。
河野貴子(To Heart2)
男が苦手な女子校生。反転前よりも大分性格がおとなしくなってしまっている。
いわゆる巨乳であり、男が苦手なことを主張しているのに周囲に美形の男が集まることから、同性の評価は低い。
レイプされ率が異様に高く、純愛でも受けに回ることが多い、反転界のエロ要員。
香月恭香(鎖−クサリ−)
勇気ある雑学大将。元のストーリーが特殊なせいか、未だにSSが一つも存在しない。
諸角イサミ(仮名)(フルアニ)
そもそも存在すら出てこない。
天沢郁巳(Moon.)
不可視の能力者。反転前のエロさは薄くなり、やや熱血系となっている。
元のストーリーのせいか、また性別のためかSSは少数。反転キャラのゲームが出たら主人公候補?
折原ひろみ(ONE〜輝く季節へ〜)
えいえんを望む少女。根本的な部分で反転前と同じ。
悪戯好きで、自分の女の体を使ってまで反転瑞佳をからかうのに全力を尽くす、いい意味でのヨゴレ。
日常の楽しさを念頭に置いているためか、エロい目に合うことはほとんど無い。
相沢ゆう(Kanon)
雪の街への帰還者。反転前よりやや母性(父性?)が失われ、代わりにお茶目さと純情さが増加している。
巷のU−1SSの影響や投下された多すぎるSSのせいで、登場するだけで批判が上がるうぐぅ、もとい不遇な存在。
現在、叔父との爛れた関係を継続中。見所はむしろ彼女よりもハブにされた反転名雪か?
国崎往穂(AIR)
旅の人形遣い。SSによってより人嫌いになっているか無垢あるかの二通りに分けられる。
「幼少時より女の身一つで旅をしている」設定を、レイプされたりしている苦労人と取るかエッチなことを知らない天然と取るか。
どちらにせよ、見た目が背の高いクールビューティ系とは決まっている様子。
岡崎朋美(Clannad)
全てを諦めた不良少女。反転前よりテンションの低さが数倍アップしている。
反転葉鍵界二大女王の一角で、基本的には誰に対しても高圧的な態度を見せる。
無反転春原とは理想的なSMカップルで、彼に対してはそれなりに素直なところを見せたりする。
彼(仮名)(Planetarian)
未プレイなんで詳細不明。SSも無い。名前あるん?
ふぅ、こんなところかな。
反論はビシビシ受け付けるぜ。
とりあえず、藤田浩子(To Heart)は『俺様日記』を見てから書き直せwww
乙
やー、増えたなぁ。プレイしてないのも少しあるのはやっぱ問題か?
隊長!!
ArcadiaというサイトのKey・TacticsSS投稿掲示板で
『個人的史上最大の作戦』という、クラナド反転SSを発見しました。
おっと、リアライズを忘れてたぜ。
松浦亮子(REALIZE)
日本一のエゴ使い。反転前より圧倒的に純真さが増大している。
エッチ関連をまったく知らない無垢な存在で、そのことで恋人の反転蛍を照れさせたりガッカリさせたりしている。
正確には葉鍵の範疇に入るか微妙なラインなので、SS数は総じて少ない。
生きた証が欲しいとか言ってハクオロさんを孕ませるユズハ(♂)ってのは、
なかなか壮絶なものがあるな・・・うむむ。
しかしハクオロさんなら「それぞれの父親が違う双子」とかも容易に産んでくれるに違いない。
みんな!!
反 転 ク ラ ナ ド S S 書 こ う ぜ ! !
どうぞどうぞどうぞどうぞ
プロジウムドゾー
( ´∀`)つy=( ゚д゚)
>>115
クラナドっぽいゲームのSS投下。
なんかキャラ違うって言うか厨臭がぷんぷんするのはカンベンな。
そういえば鷹文の反転後の名前って何か案は出ているのか?
とりあえず、全知全能の神であるインフォシーク様の辞典に、
“鷹揚”は“ようよう”とも読むとあったので、文鷹(ふみよ)でいっか! にとりあえずしたんだが女っぽくなくてな……。
118 :
反転鷹文1:2006/11/10(金) 15:20:57 ID:JvI+VVU60
――ぐにゃり、と包丁が歪んだ気がした。
あくまで比喩。包丁に力が入りすぎただけで、事実としてそんな非現実的事はありえる筈がなく、
まして意図して曲げようとした訳でもなく、ただの料理中だ。
そう、これはあくまで比喩だ。これ以上それ続けるならお前らの体で包丁曲げてやろうかと言う、
可愛い嫉妬心が生んだ女の子らしい唯の比喩なのだ。
後ろでキャッキャキャッキャやってる私の彼氏と妹に一発制裁してやろうかと――ああ、近づきすぎだ。
何を押し付けている、それは私のだ。ああ……何を――。
「何を考えてるんだ。文鷹――!」
二人はじゃれ付く様に抱き合った体制にまま、目を丸くして此方を向いた。
そして途端に青ざめる。私を見てではない、私の手にしている包丁に二人の視線は向けられている。まぁ、そんな事はどうでもいい。
とりあえず、あのマイシスターに少し、未来の兄妹のあり方を解らせなければならない。
私は朋也と文鷹に一歩、一歩と徐に近づいて行くが、二人は“抱き合った態勢”のままずるずると下がって行く。
不意にベキ、と言う音が鳴った。包丁の柄が砕けたようだ。それを見てか二人は震え上がり、更にキツク抱き締め合う。
うん、何だ。お前たちは私に喧嘩を売っているのか。買うぞ買うぞ、今なら千九百八十円の品を、一万円で買い取れそうだ。
遂に二人は土俵一杯、壁に背中をつけた。それに気付いてないのか、最早交代など望めないと言うのに、
足だけは忙しなく後ろに下がろうとしている。往生際が悪い。私は包丁を振り上げ――投げた。
包丁は二人の間を引き裂く様に顔と顔の間にストンと刺さる。
だが、二人はそれでも離れず、ガタガタを私を見て震え上がっていた。
ほう、そこまで来ると逆に賞賛出来る部分があるな。
私は二人に恐怖心を与えないように、ゆっくりゆっくり近づいてく。一歩近づくたびに二人の体が跳ね上がるのは
きっと気の所為に違いない。
そして二人の前にしゃがみ込み、包丁を引き抜いた。
「……とりあえず、朋也から離れろ。文鷹」
二人は今更気付いたと言わんばかりに弾かれるように離れる。それを見た私は、料理を再開するべくキッチンへと戻った。
後ろを見ると、小康状態に戻った二人が、手を取り合って喜び合っていた。えっと、何か喋っているな――命の灯火に乾杯?
119 :
反転鷹文2:2006/11/10(金) 15:22:17 ID:JvI+VVU60
「姉ちゃん、あれはないよ……」
沢庵を摘みつつ文鷹が言った。
「ああ、本気やられるかと思った」
「む、何を言ってるんだ。私が朋也をどうこうするなんてあるわけないだろう」
何を馬鹿な事を――何故俯いて沈黙するんだ二人とも。それじゃあ、私がいつか朋也をざっくり
やりかねないみたいじゃないか。
暫しの沈黙の後、再び朋也が会話を始めて、また元の食卓に戻った。
……朋也と文鷹の仲は良すぎる。元々良かったのだが、最近は幾らなんでも過剰だと思うのだ。
先程のじゃれ合いもそうだし、今文鷹が綺麗な笑みでおかずを掴んで、朋也がそれを照れつつも
口を開いてあーん……あーん?
「ちょ、ちょっとお前ら……!」
顔を赤くし俯いて口を動かしていた朋也と文鷹が此方を向いた。
二人は怪訝そうな表情で此方を見ている。ええい! ならば私もだ。
箸で適当なおかずを引っつかむと私は朋也の口におかずを寄せる。それを朋也は平然と口の中に入れ咀嚼する。
しまった! いつもいつもやってるから流石に反応が薄い。
なら……私はおかずを口の中に入れ朋也の頬を掴んだ。横の文鷹の表情がまさかと言わんばかりに歪むが、
ふふ、幾らお前でもコレは真似出来まい。私をからかおうとした罪思い知れ――!
120 :
反転鷹文3:2006/11/10(金) 15:23:26 ID:JvI+VVU60
その日の夜、自分の家に戻った文鷹は布団に包まり、まどろみの中に居た。
思い出されるのは今日の事で、姉と彼氏のあの場面で。
正直に言ってしまえばショックであったと言える。
まぁ、つまる所横恋慕で、今日の事も普段から熱い二人に嫉妬しての文鷹なりの軽いお茶目であった。
でも、もうそれも終わり。これ以上やると、流石に姉に内心を感づかれかねない。
何かと不運であった姉が掴んだようやくの幸せだ。それを壊すだなんてとんでもないし、
一旦微温湯に浸かってしまった文鷹が、またあのギスギスした関係に耐える事は出来なさそうだ。
(でも……お兄ちゃんが居てくれればなんとか)
ならない、成る事が有ってはならないと、首を振り考えを振り払う。
こんな考え、きっと眠気で胡乱になった頭の所為だ。さっさと寝入ってしまおう、と考えるのをやめようとするが、
目覚めている限り、決して頭は考えるのをやめる事はない。
考える。――これは胡乱な頭が作り出した幻想で、昼間もきっと白昼夢を見ているに違いないのだ、と。
考える。――わかってる、なんたる欺瞞。わかってない、これは唯の妄想だ、と
相反する思い、それは文鷹の心を確かにさくりさくりと殺していく。
……それが遂に壊れてしまうのは、ツインテールの勝気な少女が青年の部屋に転がり込んでからのお話。
完
121 :
名無しさんだよもん:2006/11/10(金) 18:52:10 ID:tgWnMhY20
すごい上手いです
面白かった〜
今週のヤンジャンに反転ものの読み切りがあったな
名前鷹文のままでいいのか
考えた方が良くね
脳内じゃ鷹乃ですた
文鷹になってるじゃん
それでも男じゃね
鷹が付くと女っぽくないんだよな。
かといって文の方残してもなんだかな感があるし、
つけるとしたら平仮名とか使った搦め手になるか。
以前にも話題になったスピードスケートの岡崎朋美選手がまた活躍したようッス
思いきって文(ふみ)でいいんじゃね
>>104-107 貴子の説明文を読んで最初に思い付いた言葉が「清純派AV女優」だった。
我ながら明らかに間違ってますね。吊ってくる。
鷹さんで
>>130 何言ってるんだ
貴子はこの人と決めたら一途な子ですよ?
ルートによってはバトラーロボに処女を奪われたり3Pもするけど
基本的に清純な子ですよ?
150年位前の女性ならトラとかカメとかタカとかの名前も有りだったんだがなぁ
反転ロボ3兄弟の名前は、上から順にエドワード、マイケル、ジャックだと
勝手に思っている俺ガイル
ホントはF1レーサーとかけたいんだが、妙案がなくてな・・・。
>>134 ジャン、ジャンカルロ、ジェンソンでどうよ。
ただの語呂合わせ的ネーミングだが_| ̄|○
タカさん
137 :
134:2006/11/11(土) 18:18:57 ID:9v1bri4O0
>>135 ちょwwwwwwwwwwおまwwwwwwwwwwwwwww
って、それはちょいと響きが悪いなあ。
確かに元は「○○ファ」で末尾が一緒だけどw
ちなみに、なんでF1レーサーなのかというと、
ミルファとシルファの反転名を考えてて最初に浮かんだのが
ミハイル=シューマッハとジャック=ビルヌーブだったから(汗)
で、どうせなら英名で統一しようと、ミハイルを「マイケル」にした訳で…。
で、今はイルファに対応する名前が見当たらなくて困ってる状態。
「エドワード」はかなり適当だったり(汗)
それでさらに兄弟で末尾or先頭を合わせるってなるとどうしたものかw
引き続き悩んでみるわ。
別にそのままで良いんじゃね、ロボだしパーツ換装をすることで自由自在みたいな感じで
>>138 そう言う人の方が多そうだけど、俺的にはどうも3姉妹の名前で
そのまま反転3兄弟をイメージできないんだよなあ…w
反転鷹文は「文」(あや)でいいような気も。
カルラ(♂)×ハクオロ(♀)
カルラとウィツアルネミテアの契約を結んだハクオロ。
だがそれはカルラの巧妙な罠だった。
(いつもの力さえ出せれば・・・こんな男に・・・!)
「よかったじゃないですか。紅皇バチの蜜のせいにできて」
「んんんんんんっ!」
逆レイプの反対はただのレイプ、と言うお話。ごめんなさいごめんなさい。
以下、思いついた小ネタを適当に羅列してみる。
・長岡保のタモさん情報。お友達紹介してくれる? いや、性的な意味じゃなくてね?
・「おッ母さん」と呼ばれてはいるが家事が苦手で、外で斧振り回してばっかいるテオロさん。
・ビューティー筋肉百合姉妹・ドリィ&グラァ。
・外見・性格ともにほぼ変化無し。空手バカ一代・坂下好雄。
・「葵・・・」 ちゅぱっ ちゅぱっ
・気の弱いポナホイにセクハラ三昧・カンホルダリ。これ何てS○S団?
・エヴェンクルガの務め? 某、男子ですが。
・アイスマンレディー。永井豪先生リスペクト。
・63号だから・・・ムツゾウ? あ、気に入ったの?
・「名前はトンブルチです。可愛がってください」
・母系遺伝でカムチャタールが大変なことに!
>>・外見・性格ともにほぼ変化無し。空手バカ一代・坂下好雄。
これれには同意せざるおえない
タモさん情報って・・・電話以外にも黒魔術とかでテレフォンショッキングするのか?w
しかしそれだけだと志保しか反転させる意味が無くなるな。
こう・・・反転ならではの活かし方があれば・・・。
うぬか
葵をたぶらかしはうぬか
みんな!!
反 転 ク ラ ナ ド S S 書 こ う ぜ ! !
みんな
反 転 う た わ れ S M か こ う ぜ ! !
縛り上げられて拉致されるハクオロかーさん、
とっつかまって複数の男たちになぶられプレイされる熱血少女オボロ、
主に逆らって投獄される忠義の女騎士ベナウィ。
>147
3番目もらった。
=====================================
ベナウィがインカラ皇の不興を買い、投獄されて数日後――
「ベナウィさんよぉ、数々の武勲を立てた侍大将ともあろう方が、いいザマじゃねえか。」
わざわざ夜中にやってきたヌワンギが、にやにやと下卑た笑いを浮かべて牢越しにベナウィへと話しかける。
「……このような夜更けに、何かご用ですか?」
しかしベナウィの方は気にする様子もなく、座したまま淡々と応じた。
「フン……相変わらず取り澄ましやがって……気にいらねぇ。」
ヌワンギは忌々しげに呟いて、ベナウィに向かってぺっ、と唾を吐き掛ける。
「……。」
避けるでもなく顔に掛かった唾を表情も変えずに拭うその態度が、ヌワンギを更に苛立たせた。
「けっ!……おい、テメェちょっとココ開けろ!」
「え、……ですが……。」
牢番に命じるヌワンギだったが、牢番はおろおろとヌワンギとベナウィの顔を見比べる。
「早く寄越せってんだろ!!侍大将様の命令が聞けねぇのか?!」
言いながら牢番から強引に鍵を奪うと、ベナウィの牢へと足を踏み入れた。
「……侍大将ともあろうお方が、一介の咎人に何のご用でしょう。」
扉が開いたというのに逃げる素振りすら見せず、相変わらずベナウィは座したまま落ち着いた声で尋ねる。
「その態度が気にいらねぇってんだよ!!」
ベナウィを足蹴にして怒鳴ったヌワンギだが、しかしそれでベナウィの態度が変わる筈もない。
「何とか言ってみろよ!!えぇ?!」
「……何故、叛乱に加わっていない集落の人々を手に掛けたのですか?」
冷静沈着な声音と裏腹に、ベナウィの瞳には怒りの炎が見え隠れしている。
「はぁ?!」
突然問われた言葉の意味が咄嗟に理解出来ないヌワンギに、ベナウィが再度問い掛けた。
「何の罪もない、この國の礎となる民を、何故殺したかと聞いています。」
感情を抑えている分、その声に含まれる凄みに刹那たじろいた――が、すぐに激昂して応じる。
「そんなの関係ねぇよ!!偉大な皇たる伯父貴に逆らう奴なんざ皆殺しで当然だろ!!
いっつもいっつもお綺麗事ばっかり並べやがって、それがどれだけ周りを不快にさせてるか分かってんのか?!あぁ!?」
「……。」
黙して睨み付けるベナウィの視線に臆しそうになるヌワンギだったが、気を取り直して言い放った。
「そうだ、今日はそんなテメェにちょっとばかし礼をしてやりたいって奴らを連れてきてやったぜ。
……おい、テメェらこっち来いよ。」
ヌワンギが地上へと繋がる階段の方へと声を掛けると、屈強な男が五、六人、乱暴な足音を立てて降りてくる。
「何だ?お前達は?」
「うるせぇ!!つべこべ言わずに通しやがれ!!」
「ぐわっ!!」
怪訝な顔で問う牢番を、しかし男は力にものを言わせて殴り飛ばした。壁に叩きつけられ気を失った牢番を尻目に、男達は次々とベナウィの牢へ入ってくる。
そうしてベナウィを取り囲んだその顔ぶれには、見覚えがあった。
「貴方達は……軍紀に反し、追放された筈では……。」
遠征先での略奪、降伏した集落の女子供への陵辱――ベナウィが特に嫌悪する行為を平然と行い、侍大将の権限により放逐した筈の男達であった。
「テメェがいらん正義感振りかざしたせいで、哀れにも職にあぶれた奴らを、俺様が拾ってやったのさ。」
眉を顰めるベナウィに、ヌワンギが勝ち誇ったように言う。
「んでよぉ……テメェにどうしても借りを返したいってんで、こうしてわざわざ出向いてやったって訳だ。」
「それが……目的ですか。」
嫌悪感を露に応じるベナウィの両脇に男が二人、羽交い絞めにして引っ立てた。
「おうよ。テメェのそのお綺麗な面が苦痛に歪む様が見たくてたまらないって奴らなんでなぁ。
……まぁテメェもずっとこんな所にいて暇だろうから、たっぷり相手してやってくれや?」
「……囚われているとはいえ、私はこの國の侍大将、皇の所有物です。それを勝手に傷付ける真似をして良いと思っているのですか?」
「俺様は伯父貴の次に皇になる男だ!!その俺様がいいっつってんだよ!!」
激怒したヌワンギが、ベナウィの胸倉を掴み――そして、そこで違和感に気付く。
「あぁん?……テメェ、……まさか……?」
ベナウィの衣の襟に手を掛けると、強引に寛げた。
怪我をしている訳でもないベナウィが上半身に巻いていたのは、包帯ではなく――晒し、だった。
=====================================
これ以上はむりぽ_| ̄|○
反転ヒロインの中で戦闘能力を比較すると
純粋なステゴロだと覚醒はじめで鉄板か
得物ありだと蝉枝か牟祢が入るかな
組織の力も加味するとハクオロさんかアロウン様が来るな
しかし電波に目覚めた長瀬ちゃんも無視できない存在だ
覚醒ありなら大怪獣ハクオロさんだろ‥‥常識的に考えて‥‥
あと、アロウンも本当は凄く強いんじゃなかった?何年も死んでたから人間並になったけどそれでも簡単に素手で人を殴り殺してるからな‥‥
どうでもいいが、
ストーリー後のナスティ無職の牟祢が暇つぶしと保養を兼て鬼伝承を調査しに行くダディフェイスなクロスオーバー展開を思いついた
逆に一番弱いのは誰なんだろうか
最弱は、ふゆか、貴子か。
物理的な弱さもそうだけど、精神的な弱さでもツートップだなw
唐突にふゆと貴子を同じ空間に置いてみたくなった。
あわよくば飼育してみたくなった。監禁というかもしれないが。
>>151 覚醒ハクオロさんはイメージ的に大魔王っぽいせいか、ティリアならレベル上げとけば倒せそうな気がw
非戦闘員を除くと蝉枝と牟祢が最下位候補かな
あと電波が人外相手に通用するのかわからないし、通用したとしても使う前に瞬殺されそうから長瀬も入るか
>>155 ふゆが貴子の胸をじっとりと羨ましそうに眺めてるイメージがw
「しかも年下だし……っ」とかずずーんと沈んでる気がする。
そうか、ふゆが最弱かw
>>158 な…
なんなんですか、あなた…っ
ど…どこみてるんですかぁ……っ
AA(略
ふゆと貴子とダブルKO
どうでもいいけど、貴子ってみくるっぽいイメージもあるな‥‥
>>159 その表記は
AA(アスキーアート)と見るべきなのか
AA(ふゆのサイズ)と見るべきなのか。
AAでしかも略されるふゆのバストサイズに乾杯。
>>159 俺はスクイズの言葉っぽいと思ってた。
内気・男が苦手・巨乳・幸薄系とね。
……貴子がみくるだとするとタマ兄がセクハラ魔の団長ポジションなのか!?
反転Filsはティリアは女の子のままですよ?
貴子(貴明)は相手によって態度を変えるから、内気とは言えないような気がする。
ゲーム中でもミス研会長や由真といる時は強気かつ突っ込み役だし。
いいんちょや双子相手には弱気だったり翻弄されたりするから
強気相手には強気、それ以外には受身な対応をするって感じだろうか
>>163 そういう変わり身のできる所がますます同性からの人気をなくすんだろうなあ
確かに狙ってるようにしか見えないからな
相手によって性格を変えるなんて
貴子は流されやすいんじゃないかね。
意識的に対応を変えてる訳でもないみたいだし。ノリツッコミ体質か?
シナリオライターが下手糞なだけじゃね
シナリオライターが多いだけじゃね?
というか、不思議なんだが、何故に貴子は同性から人気ない、なんて設定になってるんだ?
元のゲームじゃ男性キャラが雄二だけで他は空気だった所為?
性格っつうか態度を変えてても、根っこは受け身、ってのは変わんないんだよなあ>貴子
>>169 名鑑ver.2作った人がああいう風に解釈して勝手に入れただけなのかもな。
>>169 >>170 いい男を何人もはべらせてるくせに男が嫌いってのはさすがに同性には嫌われるだろ‥‥
とか、そんな雑談から生まれた設定じゃなかったけ?
興味あるんなら過去ログ読んでみれば?
誰だ鬼畜陵辱スレで朋美と陽子のネタフリした奴は・・・見事にスルーされてるじゃないかwww
>>171 いや、それはおかしい(AA略
基本的には貴子は浮気するのは双子とイルファさん位だし、はべらしてるってのは言い過ぎじゃね?
あるなら、むしろ巻き込まれ方ハーレムだろうけど。
はべらしてるというよりは囲われてるってイメージが近いぞ。
その辺は趣味とか悪意の有無とかによる認識の違いなんじゃ
書く人毎に反転キャラの性格とか名前とか設定が微妙に違ってたっていいし無理にあわせる必要はなさげ
>>173 僕に突っ込まないで><
過去ログ読んでください><
>>175 あ、すまん、突っ込んだつもりはなかったんだ、許してくれ。
>>174 それもそうだね、なんか妙なトコで反応しちまってすまないっす。
久しぶりに書くべきかなぁ。でも冬コミの原稿が……。
囲まれハーレム・・・・・・グレートじゃないか、実にグレードじゃないか!!
美形のナリをした有象無象の猛禽類が舌なめずりして河野貴子を包囲し、
戦の始まるその時を今か今かと待っている・・・。
何と嗜虐心をそそる光景か!!!
・・・つまり貴子いじめは楽しそうって事だ。今更だが。
囲われ、というと愛人的イメージがあって背徳的だなw
タマ兄のお屋敷の離れにぽつんと着物姿で座ってるイメージが湧くw
たまには朱鷺乃とか朋美もいじめようぜ!
誰にいじめさせるかが問題だ
もちろん春原
それだったら陽子に岡崎をいじめさせたい。
>>182 想像ツカネー!逆ならいくらでも浮かぶんだが、性的じゃない意味で。
184 :
名無しさんだよもん:2006/11/15(水) 18:34:08 ID:vS4PITsb0
酒飲ませて酔い潰したところに、手足に手錠つけて逆レイプする陽子とか?
手錠の入手先は秋生(秋江)さんから。
>>183 何ゆえ性的な意味で思いつかないのかと小一時間
ホモ也ひっくり返したらハードレズ岡崎の誕生ではないか
逆レイポもいいのう
あと勝美押し倒すとか
陽子がラグビー部にまわされる展開なら思いついた
ラグビー部は基本的に善人だから、サッカー部のほうが向いてるんじゃないかと。
てか深夜徘徊しているときにその辺の不良に襲われたとかでいいのでは?
こっちは陽子より朋美向けかな?
目つぶしとか金的とか平気でやりそうだ<朋美
女を襲う様な不良相手なら一切手加減しなさそうだなぁ。
素人の浩子に数発攻撃当てられたからって、ムキになって本気で攻撃しちゃう
来栖川綾人はかなり酷い男かもしれん。
しかしその後は良い男の膝枕が待っている。
浩子「・・・固い膝枕ね。精進が足りんぞ」
綾人「意味がわからん。文句があるならどけよ」
浩子「しかし反逆」
うつ伏せ→頬ずり&深呼吸
綾人「おまっ、何やってんだコラ!」
浩子「うーん、極楽。・・・でもないな。私は何をやってるんだろう」
綾人「俺に聞くな。ほれ、さっさとのけ。こんな所人に見られたら――」
葵「何をしてるんですか・・・?」
好雄「・・・貴様」
綾人「・・・・・・アウチ」
浩子「あれ。葵くん。坂下くんも」
葵「そんな、藤田先輩・・・いえ、僕が口出しするような事じゃないんですが、その」
好雄「こ、こんな昼間っから、屋外で、く、く、口で・・・!?
綾人貴様ーッ!!」
浩子「なにやら大変なことに」
綾人「誰のせいだ!?」
さらに、浩子の身体には暴行の跡が見られ、好雄さんますますヒートアップ。
こんな電波が降ってきた。
うむ。膝枕は諸刃の剣だ。
関係ないが、こいつら名前がラーゼフォン。
今気付いたが。
浩子がひろみに見えるwww
>>190 |┃
|┃三 ,ィ, (fー--─‐- 、、
|┃. ,イ/〃 ヾ= 、
|┃ N { \
|┃ ト.l ヽ l
ガラッ.|┃ 、ゝ丶 ,..ィ从 |
|┃ \`.、_ _,. _彡'ノリ__,.ゝ、 | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|┃三 `ゞf‐>n;ハ二r^ァnj< y=レヽ < 話は聞かせてもらったぞ!
|┃. |fjl、 ` ̄リj^ヾ)  ̄´ ノ レ リ | 葉鍵板が滅亡する!
|┃三 ヾl.`ー- べl,- ` ー-‐' ,ン \____________
|┃ l r─‐-、 /:|
|┃三 ト、 `二¨´ ,.イ |
|┃ _亅::ヽ、 ./ i :ト、
|┃ -‐''「 F′:: `:ー '´ ,.' フ >ー、
|┃ ト、ヾ;、..__ , '_,./ /l
,.ィ , - 、._ 、
. ,イ/ l/  ̄ ̄`ヽ!__
ト/ |' { `ヽ. ,ヘ
N│ ヽ. ` ヽ /ヽ / ∨
N.ヽ.ヽ、 , } l\/ `′
. ヽヽ.\ ,.ィイハ | _|
ヾニー __ _ -=_彡ソノ u_\ヽ、 | \ みんな分かると思うが
.  ゙̄r=<‐モミ、ニr;==ェ;ュ<_ゞ-=7´ヽ > 反転東鳩=ラーゼフォン
. l  ̄リーh ` ー‐‐' l‐''´冫)'./ ∠__ という方程式が
゙iー- イ'__ ヽ、..___ノ トr‐' / 成り立んだ
l `___,.、 u ./│ /_
. ヽ. }z‐r--| / ト, | ,、
>、`ー-- ' ./ / |ヽ l/ ヽ ,ヘ
_,./| ヽ`ー--‐ _´.. ‐''´ ./ \、 \/ ヽ/
-‐ '''"  ̄ / :| ,ゝ=< / | `'''‐- 、.._
/ !./l;';';';';';';\ ./ │ _
_,> '´|l. ミ:ゝ、;';';_/,´\ ./|._ , --、 | i´!⌒!l r:,=i
. | |:.l. /';';';';';|= ヽ/:.| .|l⌒l lニ._ | ゙ー=':| |. L._」
l. |:.:.l./';';';';';';'! /:.:.| i´|.ー‐' | / | |. ! l
. l. |:.:.:.!';';';';';';';'| /:.:.:.:!.|"'|. l' │-==:|. ! ==l ,. -‐;
l |:.:.:.:l;';';';';';';';| /:.:.:.:.:| i=!ー=;: l | l. | | / //
l |:.:.:.:.:l;';';';';';';'|/:.:.:.:.:.:.!│ l l、 :| | } _|,.{:: 7
l |:.:.:.:.:.:l;';';';';'/:.:.:.:.:.:.:.:| |__,.ヽ、__,. ヽ._」 ー=:::レ' ::::::|; 7
. l |:.:.:.:.:.:.l;';';'/:.:.:.:.:.:.:.:.:.|. \:::::\::::: ヽ ::::::!′ :::| .:/
. l |:.:.:.:.:.:.:∨:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.! /ヽ::: `::: :::: ....::..../
ナ ゝ ナ ゝ / 十_" ー;=‐ |! |!
cト cト /^、_ノ | 、.__ つ (.__  ̄ ̄ ̄ ̄ ・ ・
,. -─- 、._ ,. -─v─- 、 _
,. ‐'´ `‐、 , ‐'´ `‐、, ‐''´~ `´ ̄`‐、
/ ヽ、_/)ノ < ヽ‐'´ `‐、
/ / ̄~`'''‐- 、.._ ノ ≦ ≦ ヽ
i. /  ̄l 7 1 イ/l/|ヘ ヽヘ ≦ , ,ヘ 、 i
,!ヘ. / ‐- 、._ u |/ / ̄l |/ ! ! | ヾ ヾ ヽ_、l イ/l/|/ヽlヘト、 |
. |〃、!ミ: -─ゝ、 __ .l / ...レ二ヽ、 、__∠´_ |/ | ! | | ヾ ヾヘト、 !
!_ヒ; L(.:)_ `ー'"〈:)_,` /.|\ riヽ_(:)_i '_(:)_/ ! ‐;-、 、__,._-─‐ヽ. ,.-i、
/`゙i u ´ ヽ !..|(・) !{ ,! ` ( } ' (:)〉 ´(:.)~ヽ |//ニ !
_/:::::::! ,,..ゝ!...|⊂⌒.゙! ヽ ' i゙! 7  ̄ | トy'/
_,,. -‐ヘ::::::::::::::ヽ、 r'´~`''‐、 /....| |||||||||!、 ‐=ニ⊃ / ! `ヽ" u i-‐i
! \::::::::::::::ヽ `ー─ ' / ......\ ヘ_ ..ヽ ‐- / ヽ ` ̄二) /ヽト、
i、 \:::::::::::::::..、 ~" / .........\__..ヽ.__,./ //ヽ、 ー / ゝ
.! \ `‐、. `ー:--'´ ./ .//イ;;::::: //〃 \ __,. ‐' ./ / \
ヽ \ \ / ..⊂ ( ./ /i:::::. //  ̄ i:::: / /
,. ─- 、,,.___
,イ〃 `ヽ,__
. N. {' \
. N. { ヽ
. N.ヽ` 〉
N.ヽ` ,.ィイ从 /
. ヾミ.___-‐=彡'ノノノ__,ゞミ=-_rく ラーゼフォンはエヴァのパクリ
lrf´ゞ“モ=ヾーf =モチ<}rv^i ! そしてそのエヴァの劇中で
ヾト、` ̄,り「弋!  ̄´ノ ソ セカンドインパクトが起こったのは
!  ̄ ii{_,.  ̄ /r'´
,ゝ、 iー-ー、 , ' |\ 2000年
-‐''7´ ドヽ. `ニニ´ ./;; | ヾ''ー-
/ ト、 ` ー-- ´ ,;' ,イ :|
. / :ト、` ー-、 r--‐_'´/ |
/ _,..、-‐\  ̄! レ' 厂 /へ、 :|
T´ ヽ\l.0| V / / / \ |
___
,イ〃 `ヽ,__
. N. {' \
. N. { ヽ
. N.ヽ` 〉
N.ヽ` ,.ィイ从 /
. ヾミ.___-‐=彡'ノノノ__,ゞミ=-_rく そして1999年・・・・・・・
lrf´ゞ“モ=ヾーf =モチ<}rv^i ! その2000年と一年違いの年に何かが
ヾト、` ̄,り「弋!  ̄´ノ ソ 起こると予言した人物が居た
!  ̄ ii{_,.  ̄ /r'´ そう、お前らも知ってのとおり
,ゝ、 iー-ー、 , ' |\
-‐''7´ ドヽ. `ニニ´ ./;; | ヾ''ー- ノストラダムスだ!!
/ ト、 ` ー-- ´ ,;' ,イ :|
. / :ト、` ー-、 r--‐_'´/ |
/ _,..、-‐\  ̄! レ' 厂 /へ、 :|
T´ ヽ\l.0| V / / / \ |
な、なんだって―――!!
(AA略)
,. ─- 、,,. ,.ィ , - 、._ 、
. ,イ/ l/  ̄ ̄`ヽ!__
ト/ |' { `ヽ. ,ヘ
N│ ヽ. ` ヽ /ヽ / ∨
N.ヽ.ヽ、 , } l\/ `′
. ヽヽ.\ ,.ィイハ | _|
ヾニー __ _ -=_彡ソノ u_\ヽ、 | \ つまり!!
.  ゙̄r=<‐モミ、ニr;==ェ;ュ<_ゞ-=7´ヽ > 反転東鳩はノストラダムス
. l  ̄リーh ` ー‐‐' l‐''´冫)'./ ∠__ が定めた第3の予言
゙iー- イ'__ ヽ、..___ノ トr‐' / だったんだよ
l `___,.、 u ./│ /_
. ヽ. }z‐r--| / ト, | ,、
>、`ー-- ' ./ / |ヽ l/ ヽ ,ヘ
_,./| ヽ`ー--‐ _´.. ‐''´ ./ \、 \/ ヽ/
-‐ '''"  ̄ / :| ,ゝ=< / | `'''‐- 、.._
/ !./l;';';';';';';\ ./ │ _
_,> '´|l. ミ:ゝ、;';';_/,´\ ./|._ , --、 | i´!⌒!l r:,=i
. | |:.l. /';';';';';|= ヽ/:.| .|l⌒l lニ._ | ゙ー=':| |. L._」
l. |:.:.l./';';';';';';'! /:.:.| i´|.ー‐' | / | |. ! l
. l. |:.:.:.!';';';';';';';'| /:.:.:.:!.|"'|. l' │-==:|. ! ==l ,. -‐;
l |:.:.:.:l;';';';';';';';| /:.:.:.:.:| i=!ー=;: l | l. | | / //
l |:.:.:.:.:l;';';';';';';'|/:.:.:.:.:.:.!│ l l、 :| | } _|,.{:: 7
l |:.:.:.:.:.:l;';';';';'/:.:.:.:.:.:.:.:| |__,.ヽ、__,. ヽ._」 ー=:::レ' ::::::|; 7
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三三三三三三 // / / / //丿ノヽ /ヽ\ ヽゝ
三三三三三三//ヽ/ / l\ /ソ,ー-\ ',/ ノノヽ_ソノノ/ソゝ
三三三三三三 Xヽ/ /', lヽ ゙ ` __0,' / /\_/リソr >.r;ヘ=;'~ヽ
三三三三三三ー - 、\ ヽl ι u ', ',ノ9 ) ヽH ┴'r \/ そ・・・
三三三三 ヾ ヽ_f:j_ソ~ / / ', ヾr ι/ `ー‐' - ゝ そうだったのかーーー!!
三三三三 〃 ', / ' , -Y / u (~
三三三 / ヽ / ー ゝ _k /ニユ / 勉強になったよキバヤシ
三三三 / ι ゚ \ /⌒ヽ_( ̄ ', ヽ_/ /
三≡ / - ,ゝ ヽ\/ \_ /ヽ
三三 / /`ヽ ( ̄  ̄'、\ヽ / kl \
三三 j / ヽ \r ' ,-' ヽヽ /ノノ ヽ
三 j k \r' >、 ( ヽ\ // |
三 i \ヽ/ \ / \_/ \\// |
l  ̄ヽ \ ヽ- '
/
ヽ、.三 ミニ、_ ___ _,. ‐'´//-─=====-、ヾ /ヽ
,.‐'´ __ ヽ /.i | __\. |、ゝ‐;----// ヾ.、
[ |、! '´lノ: |}二. {`´ ヽ! lノ:!ヽヽ |. |.r-'‐┬‐l l⌒ | } 要するに岡崎朋美
゛l |`} ..: |:::| リ ̄ヽd、 |:::| /|ヽ |l !ニ! !⌒ // が一番萌えるという事だ
. i.! l .:::::. ┴'‐ ソ;;:.. ヽ、._⊥:L.|ノ _,ノ' ゞ)ノ./
` ー==--‐'´(__,. ..、  ̄ ̄ ̄ i/‐'/
i .:::ト、  ̄ ´ l、_/::|
! | ̄ ̄| |: |
ヽ ヽ、__/ !:: ト、
結局結論はそうなるのかw
:::::::::::::::lヽ::::ヽ、:::::`ヽ::::::::::::::::::::::ヽ ,ゝ
、::::::::::|:::| ゝ-、 ヽ、::::::',::::::::::::::|:::::::| __ゝ、__ト、 < | ,イ ロ丁 ナ ヽ
. \|:::|:::| u`ヽ、\ヾ、:::ト、::::::::::|:::::::トy- 、 `フ::::::::::::::::::`::`ヽ、 ヽ | _| d、
> |:::ト、! L_fjヽ_> ヾ辷z::::::|:::::::l/:::,:、「`X::::::::::,、,、,、;ハト、,、::レ'i } | ┼‐‐``
`> V ´' ' ' ´ { fjハ:::::::ト、::::!::∧_レ'ヽ::',::トゞ ヽ、 u i:::く / | / こ
. `^´{ ij , - 、 __ 〉゙'' ト、:::!:::V::/ u }|:ト {_rぅ‐' rく|:::/ \
. / /\ \_ /::::V:::/:/fjー',. -/||:| ij 〉 レ′ / |  ̄)
u ヽ { ̄`ヽ` ー//l::l::l::::::|/-、 〉fj}::||:ハ /`''ー‐ァ/ /
\ ヽ ヽ、___i/,.イl从レレレl//ヽ._ヽ ノ::リ' ヽ{ // ヽ、 l '⌒) ─ァ‐
. \ ,ゝーr一く l`ヽ、 ヽ、{`ヽ、//|::/\ `ーァ‐'く / | i´ (_
ヽ、  ̄7 ! ヽ\ \ ` ー‐くヽ l/ヽ `ー一′,∠_ \ o o
少しでも長く勇輝の側に居たいと願うふゆをうまいことだまくらかして
芸能界デビューさせちゃう英二さん
そしたらあれよあれよという間にトップアイドルの座に上り詰め今度は勇輝が気安く会えなくなってしまい
勇輝(´・ω・`)ショボーン
そんなアイドルマスター英二さん
ふゆの萌え具合なら大いにありうるなw
SSのネタにもなりそうだけど、どんな路線があるかな?
>>205 理玖とたまたま一緒にいた所を週刊誌にとられて人間関係がこじれていく路線とかじゃね?
お互いにどんどん忙しくなって勇樹に会う機会も更に減って
どうにもやりきれない淋しさに沈み込んだふゆの心に
昔と変わらないスタンスでそばに居続けてくれた遼の優しさが
春を告げる雪解け水のように静かに染み渡っていって
ある日勇樹よりも遼の方に自分の気持ちが揺らいでいる事に気付いて
勇樹を信じ続けられなかった自分の心の弱さを
遼のそばに居ることで隠そうとする路線ですよねっ!?
てか朋美のカップリングでメジャーなのってなんだろう。
一番の王道は陽平(陽子)。対抗で京、智司。
あとは大穴で渚(原作でメインなのに……)。
こんな感じ?
まぁ反転して違和感無いのって朋陽杏智の4人くらいだと思うけどさ(たぶん)。
でも
不良×不良、似非優等生×不良、生徒会長×不良の組合せって考えてみれば少女マンガの王道ばかりですよね。
あとは教師×不良があれば完璧だったのに……あの学校まともな教師いないし……
ご高齢のほわちゃくらいだよね、まともなの。
逆に考えるんだ
酸いも甘いも味わいつくしたナイスミドルと考えるんだ
>>207 流石にこれはまずいってことで一考を案じる英二さん
そこで考えついたのがYUKI・RIN・FUYUによるトップアイドルユニット『WHITE ALBUM』
当然の如く出すCD出すCDミリオンヒット連発で印税が凄まじいことになり英二さんウッハウハ
211 :
名無しさんだよもん:2006/11/17(金) 01:22:00 ID:Vw2djE7O0
智司といえばまだ不良時代の時に朋美と会うのも面白そう。
鷹文が大怪我して、智代が不良止めたのって何時だったっけ?
正確な設定あった?
編入までの流れと鷹文が大会直前だったことを考えると夏ごろか
214 :
邂逅の夜/1:2006/11/17(金) 18:56:36 ID:kEoqY69D0
まだ肌寒さの残る、春の夜。
自分と同じ空気を持った男と出会った。
「……寒い」
春原の部屋から自分の家への帰路。
既に時間は丑三つ時をむかえており、月明かりと最近設置されたと思われる街頭の光のみを頼りに歩みを進める。
結局今日も春原の部屋に入り浸ってしまった。
なぜ行くのをやめてしまわないのだろうか。
自問してみるも答えは明白。
単に居心地がいいからだ。あの馬鹿といることが。
夜の冷気が既に冷え切った体を責め立てる。
春原から借りた安物のコート(無許可)を抱くように握り締め、さっさとシャワーでも浴びて暖まろうと、走り出そうとした時。
「ねぇ、こんな時間にどうしたの彼女? 暇なら俺らと遊ばねぇ?」
「お、上玉じゃん! こいつ」
「君、あのガリ勉高の生徒だろ? センコーに告げ口されたくないよねえ」
なんとも頭の悪そうな声が耳に届いた。
ちっ、ついてない。こんな時間では人気など皆無。助けは期待できない。
おまけに相手は3人。
着崩した制服を見る限り、工業高校の生徒だろう。
下品な顔と下心しか感じない視線が堪らなく不快だ。
215 :
邂逅の夜/2:2006/11/17(金) 18:57:15 ID:kEoqY69D0
「勝手にチクりなさいよ。あんたらと遊んでるほど暇じゃないの(暇だが)」
出来る限り冷たい声で言い放ち、立ち去ろうとする。が。
「気強いじゃん。そういうの嫌いじゃないぜ」
プレイボーイでも気取っているかのような台詞を吐き、私の腕を強引に引く不良A(仮)。
見知らぬ男に腕をつかまれて喜ぶ趣味は私は持ち合わせていない。
――――よって。
めきょ、っという耳障りな擬音と共に崩れ落ちる不良A。やはり男には金的が一番だ。
「このあま!」
あまとはなんだ。本物の海女さんに失礼だろう、とやけに冷静になっている滑稽な思考をよそに、飛んできた拳をかわす。そんな大振りを掛け声と共にうってきたら当たるわけがないだろうに。
そしてもう一度蹴りを繰りだす。
一人目のような無様は踏むまいとあわてて股間をガードしているがそれは読んでいる。
狙いは鳩尾。これまた綺麗にヒットし、苦しそうに膝をついた。
で、もう一人は……
216 :
邂逅の夜/3:2006/11/17(金) 18:58:11 ID:kEoqY69D0
「げ……」
仲間をやられて切れてしまったのか、ナイフなんぞを手にしている。
女相手に馬鹿かこいつ!
蹴りの直後でバランスを崩している体を無理やり、転がるようにしてナイフの一閃をかわした。
これは流石にシャレにならない。
「死ね、てめえ!」
理性のない怒号を発して再び振るわれる凶器。
キレやすい若者代表として申し分のない模範的行動といえる。
「基地外は刃物なんか持ってんじゃないっての!」
急いで体勢を持ち直そうと立ち上がるが、既に相手は目の前。
身を翻し、紙一重で当たらずに済んだが、またバランスを崩して再び地面と抱擁することになる。ああ、(春原の)コートがぼろぼろだ。
「おらあ!」
今度こそ仕留めようと、私を組み伏せ、振り下ろされる銀閃。
あ、だめだ。私死んじゃう。
男の狂気じみた顔。私の息の根を止めようと迫るナイフ。
……月明かりに映える銀髪。理想的な型の回し蹴り。何本かの歯と別れを告げ吹っ飛ぶ不良C。
その全てがスローモーションのように感じられた。
なんだろうこの展開は。
217 :
邂逅の夜/4:2006/11/17(金) 18:59:45 ID:kEoqY69D0
「……えっと?」
突如現れた今夜4人目の男は私の救世主だったらしい。どこの少女マンガだ。
私の視線に気づいたらしいこの男は、いかにもつまらなそうな、全てを諦めたかのような顔をして私の目を見つめている。
どこかで見覚えがある、と思ったその顔はすぐに思い立った。
……ああ、その顔は知っている。
嫌になるほど知っている顔だ。
なんてことはない。
鏡に映る私の顔に雰囲気があまりにも似ているからだ。
不良時代の智司と朋美の出会いを書いてみた。こんな感じかな?
/ ̄ ̄ ̄フ\ _ ノ^)
// ̄フ / \ .//\ ./ /
// ∠/ ___\___ __// \ / (___
// ̄ ̄ ̄フ /_ .//_ //_ / \./ (_(__)
// ̄フ / ̄//////////// | (_(__)
/∠_/./ ./∠///∠///∠// ∧ ∧ /) (_(__)
∠___,,,__/ .∠__/∠__/∠__/ (´ー` ( ( (_(___)
\ \ \/ ̄ ̄ ̄フ\ \ \_ \ _ /⌒ `´ 人___ソ
\ \ \フ / ̄\ \ .//\ //\ / 人 l 彡ノ \
\ _ \//___\/∠_ // < Y ヽ ヽ (. \
//\///_ //_ /// 人├'" ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
// //.////////∠/ ヽ-i ヽ__ ヽ
/∠_//./∠///∠// .\\ `リノ ヽ |\ ヽ
∠____/.∠__/∠__/∠フ\.\\ c;_,;....ノ ヾノヽ__ノ
GJ! 待ってましたよこの展開!!
誰もいない……投下するなら今のうち。
>>148-149の続き。まったくエロくならなかった。
寧ろベナ嬢がS気味になったのはきっと気のせい。
「おい、ちょっと刀貸せや。」
隣の男の持っていた刀を手にすると、ベナウィの晒しを切り開くと、その締め付けから解放された柔らかな膨らみがまろび出る。
「くっ……ははははははっ!!テメェ……女だったのかよ!!すっかり騙されてたぜ!!」
ヌワンギの哄笑が牢に響き渡り、周りの男がひゅう、と囃し立てるように口笛を吹いた。
「女と分かれば話は別だ。たっぷり可愛がってやろうじゃねぇか!!」
ベナウィを見つめる男共の眼差しから憎悪の色が薄れ、代わりに好色な欲望をぎらつかせている。
舌なめずりをせんばかりのその様子に、ベナウィが小さく溜息を吐いた。
「もう一度言います。私は皇の所有物です。貴方達はそれでも私に手を出すおつもりですか?」
これが最後の警告だ――言外に告げるベナウィだったが、ヌワンギは意に介さない。
「ふん、どうせ伯父貴はわざわざこんな薄汚ぇとこに来やしねぇよ!!後始末さえしときゃどうせ分かりゃしねぇって!!テメェらやっちまえ!!」
文字通り飢えた獣と化した男達が、ベナウィの身体に我先に手を伸ばそうとする。
「そうですか……分かって頂けず残念です。」
呟いてベナウィが目を伏せた。観念したのかと男達が油断した――その時。
「うぉっ!?」
ベナウィの身体が沈んだ、と思った刹那、両脇を捕らえていた男二人がくるりと一回転して床へと叩きつけられた。
「!?……テメェ、何しやがった?!」
「……私は皇の所有物。他者に易々と穢される訳にはまいりません。」
慌てた風もなく口にすると、したたかに背中を打って苦悶している男の一人が腰に携えていた刀を奪い取る。
「このまま引き下がれば不問と致します。しかし続けるというのであれば……腕の一本くらいは覚悟しておいてください。」
ゆっくりと抜刀し、静かに宣するベナウィの気迫が、体格で圧倒的に勝る屈強な猛者達をたじろかせた。
「くっ!!……何してやがる、テメェらこんな女一人に気圧されてんじゃねぇよ!!さっさとやっちまえってんだろ!!」
必死に鼓舞するヌワンギの言葉に、我に返った男達は一斉にベナウィへと襲い掛かる。
――しかし、事態は直ぐに収束した。
「な、……!!」
唖然とするヌワンギと、刀に付いた血糊を振り払うベナウィ――その二人以外、その場に立っている者はいなかった。
ある者は腕を切り落とされて苦痛の呻き声を上げ、またある者は昏倒している。
「これだけの人数を、たった一人で……テメェ、化け物かよ!?」
信じられぬといった表情で叫ぶヌワンギに、ベナウィが呆れたように口を開いた。
「私はこの國の侍大将です。しかも彼らは私が女と知って侮り、油断した。……ならばこの程度の包囲を崩すのは造作もない事です。」
優雅ともいえる仕草でゆっくりと刀を上げ、その切っ先をヌワンギの喉笛に突き付ける。
「あ……、……。」
「私が女だと知った者は過去に何人かいました。しかし誰も口外しなかった。……理由は簡単です。
数を頼りに襲ったものの、たかが女一人に全て返り討ちにされた、……なんて、みっともなくてとても人に話せたものではなかったのでしょう。」
ベナウィは目を細め、微かに口の端を吊り上げて笑った。
「さて……貴方は如何しますか?これでも私をたかが女と蔑み愚弄するというのであれば、その考えを身を以て正して頂かなければなりませんが。」
返り血に染まったその姿が、酷く艶やかで――心底、恐ろしかった。
ダメだ、……コイツ、俺が敵う相手じゃねぇ……!!
震える足でずるずると後ずさり、そうしてくるりと背を向けるとヌワンギは逃げ出す。
牢から抜ける狭い階段をよろめきつつ駆け上ると、その上に大きな人影があった。
「邪魔だ!!そこ退けよ!!」
苛立たしげにがなり立てるヌワンギであった――が。
「あぁん?侍大将サマじゃねぇですか?……こんな時間にお一人で、下で何してたんですかい?」
何とも間の悪い事に、先刻まで気を失っていた牢番が、騒ぎに目を覚まし機転を利かせて呼びに行ったクロウが血相を変えてやって来たところであった。
「うるせぇ!!テメェには関係ねぇよ!!……俺は、俺は何もやってねぇ!!何もしてねぇよ!!どけ!!」
クロウの巨体を突き飛ばし、ヌワンギは一目散に駆けていく。
その背中を見送って小さく溜息を吐くと、クロウは牢へと続く階段を下りていった。
「ありゃりゃ……なんだ、もう終わっちまってましたか。一足遅かったようですな、大将。」
念のため刀を抜いて牢に近付いたクロウだったが、周りを見渡し頭を掻くと、襟を正したベナウィが微笑みかけて労った。
「ご苦労様です、クロウ。」
「んじゃま、折角来たんで後始末でもしますか。……しかし頭の悪い奴らですな。侍大将なんて地位、色仕掛けでどうこう出来るもんじゃねぇ、って位ちょっと考えれば分かりそうなもんですがねぇ。」
「そんな想像力があれば、軍を追われたりしなかった筈です。」
「違いねぇ。……ま、これに懲りて、ちったぁ考え改めてくれりゃあいいんですが。」
苦笑するクロウに、ベナウィは曖昧に笑う。
「ところで……ここは先刻の血の臭いが残ってしまっていますので、差し支えなければ私を別の牢に移して頂きたいのですが。」
当然のように言うベナウィの言葉に、クロウが目を丸くした。
「正気ですかい大将?!こんな目に遭って、まだ牢にいる必要がどこにあるってんですか?」
「私はまだ、皇にお許しを頂いてません。もっとも……このままでは、いつか止むを得ずここを出る事態になりそうですが。」
――ヌワンギの周りにどれだけの人材が集まったかは分からないが、侍大将たる男の軍を構成するのがあのような輩では、民の心が國から離れ、内側から崩壊していくのは時間の問題であろう。
「大将……こう言っちゃなんですが、この國は、この國の皇は」
「それ以上口にしてはなりません、クロウ。」
言い募ろうとしたクロウの唇に、ベナウィが指を添えて遮りゆっくりと首を振る。
「……分かりやした。大将がそう言うなら、俺は俺の判断で動きやす。」
クロウは納得いかない様子だったが、やがて観念してやれやれ、と大仰に肩を竦めた。
「頼みますよ。」
愁いを帯びたベナウィの瞳が、真っ直ぐにクロウを見つめる。
――もしもの時は、貴方が、……。
「へい。」
その意図する思いを察し、神妙な顔をして頷いた。
――ケナシコウルペという國が滅ぶ、ほんの少し前の話である。
いい女だ…
一応、ベナウィって皇族の血縁なんだよな。
おお、いつぞやの・・・
綺麗だな
ようやくうた散りで分身が出てきたんだが、
やっぱ反転ウィツは 性 的 な願い事も叶えてくれるのか?
「ギャルのパンt」もとい「おっぱいおくれーっ!」
と叫ぶ未反転エルルゥが思い浮かんだw
「ギャルのパンt」もとい「巨根おくれーっ!」
と叫ぶ反転エルルゥが思い浮かんだw
でもアルルゥの小さなモノがお好きな聖上
アルルゥも食っちゃったのか!w
「ポークビッツが口の中でウインナーになるところが堪んないのよねぇ」
反転ウィツとあるからには女神様に何かしてもらうんだろ。
空蝉の乳枕とか分身の裸エプロンとか。
ああっウィツさまっ
とか
ふたりはネミテア
とか
つ【ツインゴッデス】
何故かハクオロさんには、小さな男の子が色んな意味で好きそうなイメージがある
237 :
秘月:2006/11/21(火) 12:55:16 ID:eeTop6XR0
2chに慣れてなくて、名乗らないとムズムズするのでこれからはネームありでいくことにします。
それとも名乗っちゃいけないんでしょうか?
邂逅の夜の続きをやら、他の朋美ネタやら書き進めていて毎度思うんですが、直幸の収入ってどこからきているんでしょうか?
働いている様子はなさそうですし、もらったことないんであまり詳しく知らないんですが、失業保険とかでしょうか?
でもあんまり長期はもらえないんですよね、たしか。
なんかもう朋美主役のボーイズゲームのノリで書き進めてます。
攻略対象:陽平(メイン)、京、智司(選択肢によって不良ルート、原作ルート分岐あり)
勿論百合ルートもあるよ(はぁと)
あと性別反転もの探していると、どうしてもBL作品に遭遇してしまうわけですが、芳野×岡崎とか秋生×岡崎とかあってびっくりしました。
不倫もロマンなのか……
>>237 慣れろとしか言いようがないんだが
駄目じゃないがコテハンはあまり歓迎されないし
言葉使い浮いてるしこっちが返ってムズムズする
俺は別に名乗っても名乗らなくてもいいと思うけど、
確かにコテ付いてると否が応にも目立っちゃうからね。
ま、肩の力抜いていきましょーや。
次のうっかり侍、待ってますよ。
うたわれるものの世界では母系遺伝だから、ハクオロお母さんが子供を生んだら
ウィツがそのまま生まれてくるんじゃないか?
それだと神が十人以上生まれてくるなw
トゥスクルも安泰だな
きっと兄弟喧嘩は想像を絶するものと思われる。
244 :
秘月:2006/11/21(火) 22:02:05 ID:eeTop6XR0
了解。
言葉遣いはある程度くずして、名乗るのはSSを投下する時だけにするよ。
てなわけで邂逅の夜の続き↓投下しまっす!
さて、今の状況を説明しよう。
深夜のコンビニ前で。
手には、まだ暖かさを主張するように湯気を発する肉まんに冷えた手のひらを暖めてくれるミルクティー。
そして気まずい空気。
誰がこんな状況を作り出したかといえば……まぁ……私なんだけどさ。
「さ、坂上っ! おい、ずらかんぞ!!」
「ひい! なんでこいつが!」
先ほど私がぶちのめした不良が銀髪の彼(坂上というらしい)を視認したかと思うと、どこかのヘタレサピエンスを彷彿とさせる悲鳴を上げてスタコラサッサと逃げ出した。
当分は歯医者通いになる不良Cの人も抱えてったあたり、意外と仲間想いなのかも知れない。
で、なまはげやブラックサンタもかくやというほど恐れられている坂上少年は、
「……チッ」
逃走した彼らを不快気に見つめ、舌打ちをもらした。
……なんか私を助けるために乱入してきたんじゃないっぽいんだけど。
とはいっても命の恩人であることに変わりはない。
立ち上がって、服の汚れをはたく。
ところどころボロボロで着られたもんじゃなくなってるけど、まぁ春原のだから構うまい。
「あーその、さ。お蔭で助かった。ありがと」
近づいて、礼を言う。
女子の平均よりは高い背の私でも見上げなければならないほど身長が高いので、その冷たい目で見下ろさせるとどこか怖い。
「別に助けたわけじゃない……女がこんな時間にうろついているんだから、自業自得だ。次はないぞ」
やっぱり助けに入ったんじゃないらしい。
高い背、冷たい目に加えて、感情を感じさせない低音ボイス。
そんなところも自分と似ているかもしれない。
「それでもこっちは助かったんだから、礼ぐらいさせなさい。損はさせないからさ」
「……礼ってなんだ?」
だからだろうか。
「ちょっとそこのコンビニまで付き合いなさい」
同属として嫌悪感を感じさせるこいつを放って置けなかったのは。
「……………………………………………………は?」
素っ頓狂な声を発する彼。
呆れを含んだその声と表情は、この夜始めて感じられた感情だった。
テキトーに買った中華まんと飲み物片手に店を出れば、いかにも不服そうな坂上少年。
恩はやはり返すべきだろう、と渋る彼を無理やりに連れてきたのだが、その経緯は面倒なので会話のみ抜粋する。
礼なんて別にいらんいいから来なさいなんか奢ってあげるからそうね寒いから暖かい食べ物でもどう?どうではなくいいから来なさいおいこら襟をつかむな分かった!分かったから離せ自分で歩くなら早く来なさいとろいわね何様だお前は!朋美様よ!なにぃ!
「はい、中華まん。飲み物も入ってるから」
「……ああ」
何故か疲れたような顔をして、袋を受け取る。
仮にも女の子に奢ってもらって、そんな不機嫌になることないだろうに。
ガサガサと袋をあさって、肉まんをとりだす。いい加減、お腹がすいて仕方ない。
「ほら。あなたも食べなさいよ。えっと坂上くん?」
「ああ。それと、できれば名前で読んでくれないか? あまり苗字で呼ばれるのは好きじゃないんだ」
そういってピザまんをパクつく。
「別にいいけど、名前なんていうの?」
「智司だ」
「坂上智司ね。分かった。で、智司は苗字嫌いなの?」
「大嫌いだね。あんなやつらと同じ苗字だと思うと吐き気がする」
「…………」
よく分からないが、家族との折り合いが良くないのだろう。
その辺は酷く共感できる部分である。
「悪い、今のは聞き流してくれ」
今のは失言だと気づいたのか、バツの悪そうにそっぽをむいてしまった。
思わず言ってしまった台詞だったんだと思う。家族の問題など、軽々と他人に言うべきものではないから。
「興味もないから聞かないわよ。私だって家族のことなんて根掘り葉掘り聴かれたくなんかないし」
「すまん」
なんとなく気まずい空気。
何の会話もなく、ただもぐもぐと口を動かしているだけの時間が流れる。
モグモグモグモグパクパクモグブッ!
ブッ?
「けほっこほ!な、なんだこれは」
ピザまんを食べ終え、パックのジュースを口に含んだとたん、吐き出したらしい。
そういえば何買ったっけか。
ラベルを覗き込むと『50000%濃縮! どろり濃厚謎ジャム味』と怪しげな文字が躍っていた。
うわぁ……
「おい! なんだこれは!」
「ごめん、よく見ないで買ったから」
「自分の買ったものぐらい把握しろ!」
「だって『大特価! 一個20円!』とか書いてあったからさ」
「あきらかにおかしいだろう、その値段は!」
「ちょうど金欠だったし、渡りに船だなぁって」
「そのくせ自分はミルクティーか! お前は俺に何をすると言った!」
「だからお礼」
「そのお礼というはお礼参りと同義語か!」
「失礼ね、あなた。だいたいメジャーなコンビニに人が飲めないようなものが売ってる訳ないじゃない」
「だったらお前が飲んでみろ!」
「嫌よ、そんな人間が摂取できそうにない飲み物なんか」
「ぶん殴るぞ、お前!」
「女の子殴るなんて最低ね、あなた」
「どっちがだ、この悪魔!」
「こう見えて普段は天使だ女神だってもてはやされる様な性格してるんだけど」
「う・そ・を・つ・け!」
そんなこんなで数十分言い争ってしまった。
私は平然と、智司はフルマラソンを完走した選手のように息切れを起こしている。
私怨?
「……はぁ……はぁ、喉がカラカラだ」
「ジュースでも飲めば?」
「誰が飲むか!」
あ、また叫ばせちゃった。
さすがに辛そうなんで、飲みかけのミルクティーのペットボトルを差し出す。
一瞬迷うようなそぶりを見せたが、ひったくるように手に取り、いっきに飲み干した。
「ふぅ。……まったく、今日は厄日か」
「本当に失礼な男ね」
予想外のハプニングだったけど、お蔭で気まずい雰囲気は綺麗さっぱり消し飛んでくれたので、良しとしよう。
「でさ。話は変わるけど、あなたっていっつもこんなことしてるの?」
「こんなことってなんのことだ?」
「だからさ。他人のケンカに乱入するようなこと」
「お前に教える義務はないだろう」
「別に答えたくないならいいけどさ。私を助けるためにしたんじゃないんでしょ? ならあいつらに恨みがあったのか単に暴れたかったのかの二通り。で、あいつらが逃げた時に追いかけたりしなかったから多分後者かなって思ってさ」
「……なかなか鋭いな」
「当たりか。……楽しい?」
「なんだ。説教でもする気か?」
「まさか。私にそんなことする資格はないわよ」
私の真意を測りかねているのか、鋭い視線をおくってくる。
今日の自分はどうかしているのだろう。
我ながらおせっかいだとは思う。
ただ――自分の醜さを見せ付けられているようで気に食わないだけだというのに。
なんて自分本位な人間なんだと、自分に吐き気がする。
「ま、いいや。もう遅いし、帰るわ」
「ああ」
「……ね。あなたトモダチっている?」
「なんだいきなり」
「いいから答えなさい」
「……友といえるような人間はいない」
「なら一つだけアドバイス。一人でいいから作ってみなさい、トモダチ。慣れないうちは薄ら寒く感じるだろうけど、結構いいもんよ。つまらない人生が少しくらいはましになる」
「余計なお世話だ。トモダチなんてものがほしいなんて思ったことはない」
「そ。ならいいわ。強制するつもりはないから」
でもこれは実体験。
時々鬱陶しくもあるけど、やはり人間にはトモダチは必要なんだと思う。
少なくとも私はそれで救われた部分もある。
……あの金髪馬鹿に絶対そんなことは言ってやらないけど。
「また縁があったら会いましょう。私は岡崎朋美。好きに呼んで構わないわ」
返事を待たずに歩き出す。
「……ああ。また、な。――朋美」
振り向かずに手を振って、家路の道を進む。
次に彼と会った時は、もう少しまともな顔をしているようにと願いながら。
ハクオロおかーさんって受けばっかりだね。
ここらで一つ「お母さんと一緒」な感じで初心なエルルゥくんあたりに
優しく性教育を…w
>>231で息子のアルルゥの息子を食っちゃってるが、それも受けなのかなやっぱり。
契約を持ちかけるのはウィツアルネミテアだが
それはまず最初に人の望みがあってこそのもの
つまりハクオロさんは遥か昔から完全受体質だったんだよ!!
スマン、誤爆だ
>>253 膝枕で寝ているアルルゥの頭を撫でている手つきが段々下の方へ妖しく動(ry
それじゃただの痴女じゃねぇかw
ぐにぐにぐに、褐色と白色の物体が力任せにかき回される。
その暴力にはどうしようもなく抗いようがなくて、ただ只管にその行いに耐え、遂には淘汰されるのを待つだけの運命だ。
既にマーブルへと変貌し、個々を失いつつある。そして彼等は完全に統合され、一つの存在として、それぞれの存在を失うのだ。
なんたる外道! 存在を奪い、そして挙句の果てには新しい物として生み出すなどとは!
その斯くも惨たらしい非情な行いの下手人は岡崎朋美。似非金髪少年に恋する、ある意味魔女な女の子である。
彼女のいる部屋は明りが消えている。何故かと言えば、父親が寝ている台所と薄壁一枚隔てた位置にあるからである。
彼女は父親が嫌いである。だから寝ている父親を刺激せぬ為に、出来うる限り不要な物音や光りを厭うたのだ。
照らす光りは僅かな蝋燭の灯火と、ガスコンロの火だけだ。
その二つの光りは彼女の妖しい顔を照らし出し、何処か神秘的で……ぶっちゃけ黒ミサの様な雰囲気を醸し出していた。
魔女の帽子の一つでも乗せてやれば、そのボウル抱えて必死にチョコをかき回している姿は、
傍から見れば蜥蜴の尻尾やら蝦蟇の油やらを入れてかき回している最中で、正しく黒魔術の準備に見えるに違いない。
そんな魔女っ子の表情は浮いたり沈んだりで、非情に落ち着きがない。
それもその筈、明日はバレンタインなのである。ならばくだんの黒ミサチョコの行き先は愛しき人の所に行き着くのは明白だ。
つまり明日は彼女にとっては運命の日なのである!
チャンスは伸るか反るかの一度きり。一度振られても何度でもなんて、ある人物に対してはプライドの高い彼女にとって不可能である。
不意に背中に悪寒が奔る。何かの予兆か、いや大丈夫、と幾度も深呼吸を繰り返すけれども、そんなもので心労が解決すれば、
世の中皆がいつもニコニコ現金払いである。
錯乱した心を無視するように彼女は深呼吸を止め、浮かない表情のままに戸棚から心臓をモチーフにした数個の鋼鉄とバットを取り出した。
チョコとクリームは完全に混ざりきっており、既に頃合である。そろそろ型に流し込んで冷やさなければならない。
バットの上に心臓を適当に置くと、零さないようにゆっくりと中身を流し込んでいく。手が震えるのは失敗を恐れての事ではない。
作業は問題なく進行し、遂に最後の心臓に中身を流し込むと、バットを冷蔵庫の中に入れる。
後は少し冷やした後ココアの一つでも塗してやれば立派な生チョコの完成だ。
とりあえず今出来る全ての事を終え、彼女はほっと一息吐き、粗雑に片付けを済ませ自室に戻っていった。
その表情は決して順風な物ではなかったけれど、高校生になってからの彼女の表情では一番少女らしいものだった。
時刻は既に朝の十時。普通の学生ならば既に三時間前には登校しているだろうし、遅刻上等の朋美と言えども、
流石に九時頃には学校に向かう――のだが、彼女は今も自室に居た。
手には綺麗にラッピングされた箱を持っている。それは勿論早朝から作り始めていていたチョコである。
彼女は物憂げな表情で箱を見つめ、溜息を吐いた。
詰まる所、へたれているのだ。
煮え切らない覚悟にひとつ舌打ちをしてみるが、それは彼女の気持ちを更に焦らせるだけでしかない。
今は箱を指先で弄ぶのが彼女の精一杯である。
そして遂にはそれすら投げ出し、チョコを鞄に仕舞いベットに寝転がる。
制服のままに布団に包まり、そしてもう今日は学校に行く事は止める事に決めた。
父親が帰ってくる前に家を出て、適当に時間を潰した後に春原の部屋に行けばいい。
そう考えながら、ふと彼女は苦笑し、一言漏らした。
「……これじゃあ、春原をヘタレなんて言えないわね」
ギュッと握った制服の裾がくしゃくしゃに歪む。
これじゃあアイロンかけなきゃ駄目かな、などと思いつつ、ドアをノックしようとするが、どうにも手が動いてくれない。
ここまでなら……まだ戻れるのだ。いつもの関係を続ける事が出来る。出来るけれど……その猶予は後一月もない。
朋美も春原も既に三回生である。既に旅立ちの時は目前であり、コレと言ったイベントも最早これぐらいしか残されていなかった。
しかも、最近春原は部屋に帰ってくる事が少なくなっている。なんでも高校を卒業したら田舎で働くから、その働き口を探しているそうだ。
もし働き口が見つかって彼が田舎で働くことになれば、縁はほぼ切れてしまうと言っていい。
働き始めれば二人とも動きが取りにくくなるし、余程危急な場合ぐらいしか会う事は出来ないだろう。
だから、彼女の気持ちの上でも、そして機会と言う面でもこれがラストチャンスなのかもしれない。
いいのか? このまま気持ちを伝えずに燻らせたまま終わっても……。
よくない! ならば決まってる。勇気を出して、その希望と絶望が詰まった運命そのものを叩くのだ――!
不意にドアが叩かれた。この部屋に尋ねてくるのなんて岡崎ぐらいなものだ。
開いてる、と言う暇もなく岡崎は部屋に入ってきた。だったら何時も通りに勝手に入ってこいというのだ。
何処か潜む様に静々と、やや季節外れの感じがあるコタツの中に入り、鞄の中を漁り出した。何時もなら最低限の一言ぐらいは言うのに、
今日は視線をすら向けてこない。何か怒らせるような事でもしてしまったのだろうか?
と、目当ての物を探し出したのだろうか。鞄から何かを取り出すが、その何かを僕に隠す様に背中に回し、
視線を此方に向けて――酷く悲しそうな表情になった。きょろきょろと辺りを見回すけど、別におかしな物は見当たらない。
視線を戻すと、岡崎は唇をふるふると震わしていて……。何と言うか、酷くいつもと違って愛らしい印象を受ける。
いつもの岡崎を見てなければ襲ってしまいそうだ。殺されるからやらないけれど。
「すの、はら。そのチョコ――」
「ああ、このチョコね。いつもいつも毎年送ってくるんだ。滅多に合う事も無いってのに、まったく律儀――」
そこで言葉を止めた。岡崎の瞳から止め処無く溢れて来る涙に気付いたから。その涙は岡崎の綺麗な顔を装飾する、天然の化粧。
いつもとまったく違う、本当に弱弱しい岡崎が確かに演出されていた。
小さく、小さくすすり泣くように声を漏らし始めた岡崎は、既に涙を隠す気力すら無い様に見える。
涙は恐らく僕の所為だと思う。でも理由はわからない。いつも気丈な岡崎が隠そうともせずに涙しているのだから、余程の理由に違いないのだけど……。
幾ら考えても思い浮かばず、困惑する。思い出せない、思い出せないけどきっと僕が悪くて、そして慰めたいと思う気持ちは本当だと思うから岡崎に手を伸ばした。
「さわらないで。今何かやられたら、私きっとまいっちゃう」
もう十分まいってるんじゃないか――と言う言葉を、声になる既の所で飲み込んだ。
柔らかな拒絶だった。何時ものきつい冗談の言葉とは違う。滅多に本音をぶつけて来ない岡崎の、本気で本当の拒絶。
伸ばしかけた手は居所を探すように岡崎の前で止まっている。引っ込めても伸ばしきっても間違っている様で……。
「……ごめん。これは私の勝手。私の八つ当たり。だから先に謝っておく。ごめん」
そう言うと、岡崎は背中に隠していた物を――痛ッ!
顔面に何かが当たった。杏の様な威力は無いけれど、何故かそれは何より痛く感じた。
「馬鹿、馬鹿、馬鹿! なんで! ばかぁ……」
そう僕に言葉をぶつけた後、岡崎は立ち上がると、鞄を引っ掴んで部屋から出て行ってしまった。
最後の辺りは既に嘆声に飲まれてしまって上手く聞き取れなかった。その本当の叫びを余さず受け取れなかった自分が憎い。
芽衣の奴から送られてきたチョコを一つ含むと、ベットに寝転び、岡崎がぶつけてきた箱の包装を取り外し始めた。
「なんだっていうんだよ……。本当に」
(省略されました・・全てを読むには妄想で補完してください)
>262-265
朋美×春原キタ━!!!!
GJ!!!!
ゴロゴロしそうなほど萌えた!
よーし妄想で補完しちゃうぞー
1.すれ違いが繰り返され、本音で叫びあった挙句に愛を確かめ合うラブコメルート
2.飛び出した先でやばげな奴らに絡まれ、自暴自棄になって付いてゆく凌辱ルート
どっちかが女ならこの二人は…散々言われてきたことだ。
そんなことより朋美様萌えー。
プライド高い朋美様と空気読めない陽平の組み合わせは大好物だ。
いいなぁ……朋美×陽平の理想だ。
でも私のSSが前座になるからやめてくれw
え?前座にもならない?
そんなこという人(略)
俺の脳内では
智司→朋美←春原(未反転)
↓
渚(反転)
なんだがどうよ
原作引きずり過ぎか?
あと朋美と未反転春原って京アニカノの香里と北川の関係がいいと思うんだ
つーか春原も反転しろ!!!
>>270 my脳内では基本、朋美総受けなんだ。
でも最近芳野←朋美の片想いも萌えるようになった。
京アニ版の香里×北川のような関係もいいけど、春原は朋美に対してあそこまであからさまに恋心全開で迫りはしないと思うんだ。
つれないご主人様に一生懸命甘えようとする子犬のようなイメージかな、私は。
273 :
女王陛下と魔王様のとある日常1:2006/11/23(木) 17:37:12 ID:SZsjoQKJ0
※今更ティアティアです、アルサルのみ反転です。
「こっ・・・・これを受け取ってくれ!」
―――何故、こんなことになってしまったのか。
神聖帝国との戦いを経て、半ばアロウンに巻き込まれる形で竜王(ペン・
ドラゴン)の称号を襲名し、復活したアルビオンの女王となってはや数ヶ月。
女王としての執務にもようやく慣れ始め、暇な時を見計らいアロウンとの
手合わせに精を出しながら、とりあえず平和な日々を送っていた、そんな時だった。
−−−最近はめっきり疎遠になっていた、ゲール族の仲間に呼び出されたのは。
「―――お互い、こうやって話すのは久しぶりだな」
物心ついた時から部族の少年達の中に自然に溶け込んで、剣の腕を共に
競い合っていたアルサルにとって、その中でも当時目の前の『彼』は最大の好敵手とも
いえる存在だった。神聖帝国との戦いが激化し始めた頃から、自然と話す機会は
少なくなっていったものの、今のアルサルにとっても大事な親友であることに
変わりはない。
「・・・・本当に来てくれるとは思ってなかったよ。今やアルビオンの女王陛下が、
一介の戦士如きの誘いに応じてくれるかは自信がなかったんだ」
どこか寂しげな笑みを湛えて呟く『彼』に、アルサルは肩をすくめて、
「―――何をバカな。俺は女王になろうがどこにいようが、未来永劫
ゲール族の戦士だ。一族の絆を忘れたりなどしない」
アルサルとしては、純粋に嬉しかったのだ。アロウンと共に行動し始めるよりも
前から『彼』とは疎遠だったのが、こうやってまた昔のように話せたことが。
だからこそ――― 一般的に男が女を二人きりになれる場所へ誘うような
『呼び出し』が、どういった意図によるものかなど、まるで考えられなかった。
274 :
女王陛下と魔王様のとある日常2:2006/11/23(木) 17:39:55 ID:SZsjoQKJ0
それで?一体今日はどうしたんだ?」
「えっ!い、いや。その・・・・」
彼は何故だか頬を赤らめて、所在なげに視線を宙に彷徨わせる。
訝るアルサルが問いただすより前に、ようやく『彼』は声を絞り出した。
「お前―――魔王様とはどうなんだ?」
「・・・・・は?」
魔王様―――考えるまでもなく、そう称される人物は一人しかいない。
「・・・・アロウンのこと、だよな?どう、って言われても・・・・一体
何が聞きたいって言うんだ?」
「―――だっ・・・・だからっ!」
一度そこで言の端を切り、しばらくの間迷うように己の爪先を見下ろしていた『彼』は、
やがて意を決したように言葉を発した。
「―――お前、魔王様の室に入っている訳じゃないのかっ!?」
ごすっ!
―――気づけば、渾身の力を込めてかつての親友を殴り飛ばしていた。
室。しつ。シツ。つまり―――
「―――何考えてるんだっ!?俺とアイツはあくまでも戦友で、断じて
そんな関係じゃないっ!!」
「スッ―――スマンッ!聞き方が悪かったっ!俺が言いたかったのは、その
―――魔王様とは恋人同士なのか、ということで・・・・」
275 :
女王陛下と魔王様のとある日常3:2006/11/23(木) 17:41:39 ID:SZsjoQKJ0
―――それこそ絶対ありえない。何せアイツは自分の最愛の妹を始めとして、数々の
女性を弄んで(実際アロウンが自分から彼女らを誘ったことは一度もないのだが、
少なくともアルサルの目にはこう映っている)いるような、戦友ではあるものの
一人の男として見るならばいっそ斬り殺してやりたいと思うこともある奴である。
「い、いや・・・・本当にすまない。ただ、その・・・・あれだけ周囲の
女性と関係を持っているのなら、誰よりもあの方と近い場所で共に戦った
お前も、その・・・・ご寵愛を受けていてもおかしくはないかと思って」
「・・・それこそ勘違いもいいとこだ。アイツは多分、俺を女として
見たことなんて一度もないと思うぞ?」
疲れたようにため息混じりに答えるアルサル。それは心からの本音だった。
妹であるリアンノンとは違い、ロクに手入れもしていないパサついている
癖のある長い髪、肌はそれこそ天日で干されたように日焼けしているし、
体つきはそこそこ引き締まってはいるものの、女性らしい丸みや膨らみが致命的に
欠けている。
―――因みに、そういった自分の身体的特徴を自覚出来るようになったのが、
正しくアロウンと合流してからだということには、彼女自身気がついてはいない。
「じ、じゃあ―――今のところ、お前は恋人がいる訳じゃないんだな?」
・・・・そんなの作ってる暇があるんなら、まずアイツを剣で負かす為に修行でも−−−
そう答えかけたアルサルの手が、『彼』の両手に包み込まれる。
「・・・?おい、いきなりどう―――」
―――そして、冒頭へ戻る。
276 :
女王陛下と魔王様のとある日常4:2006/11/23(木) 17:48:03 ID:SZsjoQKJ0
―――王宮のとある中庭。
「ほう、収穫祭?」
「はい、ここ何年かは色々あって催す暇がなかったんですけど・・・」
普段の騒々しい日常からの脱却と言わんばかりに、優雅に紅茶を啜る
アロウンは、隣あってベンチに腰かけるリアンノンと長閑に談話していた。
「でも今年は姉さまが女王になって、島全体が安定してきましたし。
新たな門出を祝う意味も兼ねて一族を挙げて盛大に催したいので、アロウン様にも
是非参加してほしいんです」
「・・・・何も俺がわざわざ参加せずとも、存分に羽目を外して
盛り上げてくれそうな連中が大勢いそうだがな、この城には」
「あ、あははは・・・・」
苦笑いして相槌を打ってから、リアンノンは何やら物言いたげに
チラチラと視線を投げかけつつ、意味もなく紅茶の中をティースプーンで
掻き回してから、
「そ、それでですねアロウン様。そのお祭りの最後にはちょっとした
イベントがあって―――」
その時―――高い城壁のその上に立つ人影に気づく。
「あっ・・・・姉さまっ」
物憂げな顔で城壁の上に立っているその少女こそ、リアンノンの姉にして
現アルビオン女王・アルサルであった。
277 :
女王陛下と魔王様のとある日常5:2006/11/23(木) 18:52:50 ID:SZsjoQKJ0
彼女は軽やかに城壁から降り立った後、歩み寄ってくるリアンノンに
微笑みかける。
「悪い、ちょっと出かけてたんだ」
「―――どうせまた、オガムの指導が嫌で脱走してたんじゃないのか?」
女王としてはまだまだ若輩といっていい彼女に対し、近頃オガムが帝王学じみた
勉学を教授し始めたのは王宮では有名な話だが、しかしその教育方針は
普段の穏やかさとは反比例するほどのスパルタで、積み重なる
書類の山の中で煩悶する彼女の姿はまだ記憶に新しい。
図星を指されてアルサルの顔がたちまち真っ赤に―――なるかと思いきや。
「・・・・・・」
何故だろう、否定も肯定もせず、彼女はただぼんやりと宙を見つめている。
「―――?おい、聞いているのか?」
「・・・・えっ?あ、ああすまない、何だ?」
本気で聞いてなかったらしい。もう少し突ついてみようかと思ったが―――
やめた。・・・・何となく、今のアルサルの顔を見ているとそんな気分には
なれなかった。
「あ、あの姉さま。今年の収穫祭のことなんですけど―――」
「えっ、あ・・・・収穫祭か?勿論出るつもりだ。今年はゲール族にとっても
一種の節目とも云えるからな」
「ええ。それで―――今年はアロウン様にも参加してもらおうかと
思ってるんです」
278 :
女王陛下と魔王様のとある日常6:2006/11/23(木) 20:05:19 ID:SZsjoQKJ0
「・・・・えっ?」
思いもかけないことを言われたように、間の抜けた呟きを漏らすアルサル。
「・・・・何だ?俺が参加しては不味いことでもあるのか?」
「―――いや、そんなことはない。・・・というか、今の族長はお前なんだから、
参加するのは当たり前だろう?」
―――何故だろうか。言葉の後半はアロウンに、というよりも、自分自身に
言い聞かせているようだった。
「・・・お前、一体どうしたんだ。さっきから様子が―――ん?」
その時、アロウンは彼女の足元に落ちているあるものに気づく。
「―――おい、どうしたんだこれは?」
そう言ってアロウンが拾い上げたのは、白い花が一本一本編みこまれている
花の王冠だった。途端、アルサルは顔を引き攣らせて素早くそれを引っ手繰り、
「とっ・・・とりあえず詳しいことはまた後でっ、じゃあなっ!」
と、酷く慌てた様子でその場を後にする。
取り残されたアロウンは、訳もわからず顔中に疑問符を浮かべるが―――
「・・・・ん?リアンノン、どうした?」
何故だろう、隣に立つ彼の正妻は、何やら唖然とした表情で、走り去る自分の姉の
後ろ姿を見送っている。
「―――今のって・・・いえ、でもまさか・・・」
俯きながらブツブツと何事か呟いている彼女の様子からして、どうやら自分が
状況から取り残されつつあることに気づいたアロウンは、堪りかねたように
問いかける。
「―――おい、何なんだアルサルもお前も。あの花飾りがどうかしたのか?」
アロウンのその一言によって、ハッとばかりにようやく現実へと立ち返ったらしい
リアンノンは、しばらく俯きながら逡巡した後、ポツリポツリと説明し始める。
「―――今の花は、エリン島ではどこにでも生えているありふれた物なのです
けど・・・・私達ゲール族にとっては、取り分けこの収穫祭の時期には特別な意味を
持つ花なんです」
279 :
女王陛下と魔王様のとある日常7:2006/11/23(木) 20:25:24 ID:SZsjoQKJ0
―――花とアルサル―――まあこれほど似合わない取り合わせもなさそうだが、
それにしたって一体リアンノンは何をそんなに驚いているというのだろう。
「収穫祭の際、祭りの最後を締め括る『奉納の踊り』というものがあって・・・
その踊りにおいて、部族の女性はあの花冠を被り、着飾って舞を踊るのが習わしなんです」
「・・・・ほーお、いっちょ前に色気づいてきたじゃないかアイツも」
意外といえば意外だった。まさかあのアルサルが、そんな女の子していることにも
参加しようとは。
―――しかし、ここで話が終われば苦労はしなかった。
「いえ、その・・・・女性が自分で花冠を作る場合は、大抵はあの花の青い色の方を
使うというのが暗黙の了解となっているんです。けど、さっきの姉さまが持っていた
あの花は―――」
―――白、だった。
「それで、その・・・・白い色の方の花冠は、男性が共に踊りたい女性に対して
手ずから編んで贈るもので、多くは―――」
そこで―――リアンノンは一旦言の葉を切り、やがて意を決したようにポツリと
呟いた。
「―――求愛の意味合いで使われるんです」
―――その瞬間、木の枝から鳥達が一斉に飛び立ち、光り輝く蒼穹の中で
白い羽が舞った。
(―――色々『部族の習わし』を捏造してしまいました。
正直この後の続きを書けるかは自信がありませんが、書けたら書けるかも
知れないので、少しでも楽しみにして下さる方がいたら
もうちょっと頑張れるやも知れません・・・)
>>279 (*´д`)イイヨイイヨ楽しみに続き待ってる
TtTは何となく801っぽいから片方だけ反転すると本当にいいね
>>279 TtTネタktkr!
すげぇGJ! TtTはどうにもアーサー王系の話の所為で
ドロドロしたきつい話しか浮かばないので個人的に鬼門だったから
他の人の作品見れるのが通常の三倍嬉しい。
とりあえずこのスレの住人は、春原と絡む朋美が大好きなんだということは分かった。
普段の行いが災いして思いきった行動に出れない朋美
下僕根性が染み付いてるのと鈍感なせいで気づかない春原
進展が遅すぎてイライラするから俺はあんまり好きじゃない
春原は鈍感ではないだろうよ
渚シナリオや杏シナリオ見る限り
鈍感ではないだろうが、朋美相手に限り
あいつに限って…的な考えなのではないかと。
嫌な言い方をしたら眼中にないというか、全然考えてなかったというか。
自分は朋美も好きだが陽子のSSに期待
このスレの住人は女性率が高そうな気がする
性別反転ってジャンル自体、女性向けみたいだしそうじゃないの?
え、俺男なんだけど……つか何人いるんだこのスレ
点呼でも取ってみるか?(ついでに性別カミングアウトも)
(´・ω・)ノ
オナゴ、因みに腐
2
野郎
ノ 、ちなみに男。人少ないしこういうのも少しはいいかもなw
4オトッコー
点呼は切が無いから止しなよ。
ノ、雌。
そもそもキリがないほど人がいるのだろうか。
切が無いが切ないに見えた。
ノシ 6だか7だか? MTF願望アリ。
確かに切ないなw ノシ 7だか8だか。漢
9、オス。
駄目オタ 男ノ、
スレの2割が女でFA
葉鍵板全体で女比率少ないそうだからやっぱし高いんかね
出遅れてしまったみたいだが、俺も男だぜ!
……と、空気を読まずに女性比率を下げてみるテスト。
ノシ 11
男の子には意地があるんだよ
♂9:♀2
女の子好きな心はお姉の体は男orz
>>303 結局どっちって言いたいんだw
♂10.5:♀2.5(暫定措置)
そういえば296はMTF願望があるだけで性別不明だな
SS書けたら投下してもいいですか?
スレの空気読めてないかもしれませんけど…
今更だがノシ
女顔だが男だ
女性化願望を持つ男性ってのも意外と多いから、言うほど他より女性率が高い気もしないなあ。
まあ自分が書いたのはヒロインが男性化する話でしたが。
♂ノシ
>>306 投下がないときの雑談はぶった切って構わないよ。もめてるときは止めたほうが無難。
ノシ電波男です。
漢
〆切
━━━━━━━━━━━━━
♂14:♀2
結論…お前らも反転すりゃいい
ちょwwwwその結論はwwww
待てwww
まて、考えてみろ。
エロゲを反転したらこんな男女比率になるだろう?
つまり…俺たちはもう反転してたんだよ!(AAry
そうか!今から性転換してくる!
好巳は絶倫なおかつベッドヤクザ!
突然すまん。
この主張は……今回限りにしようと思います。
絶倫なのは同意しとく。
怪我した女の子の服をひっぺがして息子の部屋に放り出していってしまう自衛官な父親がいるのはこのスレですか。
いよいよ運命の夜がやってきた好巳と貴子。
お互い初心だけど、神聖なイメージを持ってきた貴子を汚すのに好巳が
戸惑っている内に「と、年上なんだから…!」と見栄を張った貴子が
おずおず責める。好巳が喜ぶにつれ段々「苦手だった男を支配する」事に
興奮した貴子がおねだりされるままにエスカレート!そのまま好巳が
複数回満足させられて、大好きなタカちゃんのおっぱいでおねんね。
「へ、ちょっとまってよ、好巳。私まだ何もしてもらっていないって!
ねえってばねえ!起きてよぅ!」
無理やり考えてみたらこうなった…でも偶には攻めまくりの貴子が居ても
良いと思うのですヨ。
>>320 貴子って倍率高いし好巳がそんなだとすぐに寝取られそうな……
PC版のこのみの積極的さからいって反転したらアナルまで確実に責めるだろう
好巳は独占欲が強くて、貴子を束縛しそうなイメージがある。
何しろ何年も想っていた初恋の人と結ばれたんだからな。
だから、書庫で貴子が学と親しく会話しているのを発見しようもんなら玄関先で
「タカちゃんタカちゃんタカちゃんタカちゃんタカちゃんタカちゃんタカちゃんタカちゃんタカちゃんタカちゃんタカちゃんタカちゃんタカちゃんタカちゃんタカちゃんタカちゃん
タカちゃんタカちゃんタカちゃんタカちゃんタカちゃんタカちゃんタカちゃんタカちゃ(ry
その流れでいくと、タマ兄が○されるのか・・・
むしろ学に見えるようなとこで貴子とセックスして見せ付けるんじゃね
>>323 その行動は女の子がやるとヤンデレと言えなくもないが、
男がやるとただの粘着質ストーカーになりかねんなw
なんか好巳が透くんと被って見えたよ。
俺は最近朋美とときのんが被ってみえる
朱鷺乃はネガティブになった大きな理由がないってどっかの感想サイトでみたような?
だからそこまでキャラが被ることはないんじゃないかと。
朋美は既に脳内で浅川悠ヴォイスが流れている。
そこまで考えて、中の人繋がりでFateのライダーコスして慎二コスした陽平をいじめている場面を妄想した。
↑の追記
天いなは未プレイなんで、某感想サイトの知識のみ。
しったかぶりだったらごめん。
あと陽平の中の人は慎二とは違います。
単純にヘタレ繋がりで合うかなっと思った。
天いなの個人設定は基本的にやりっぱだからその通りだよ。
故に反転SSが冴える訳だが。
>>中の人
Ever17の小町つぐみに朋美がよく似ていることに気づいた
>>332 貴様、Ever17を知っていると申すか。
ふっ……兵(つわもの)め(ぇ
そうか朋美はツンデレか
要するにこういう事だろ
朋美→不良だけど困っている人を見ると放っておけないタイプ
朱鷺乃→不良だけど困っている人を見ても放っておくタイプ
逆の気がするが
>>337 元ヒロインの数がとんでもない事になるから大変そうだねぇ。
えっと、言い出しっぺの法則って知ってる?
>>332 「私を一人にしないで!」
小町つぐみの台詞の一つですが、すっげぇ朋美も言いそうな感じ。
このヴォイスは脳内自動再生だな。
原作ディーは普通だけど、
鬼ごっこのDが反転したら死ぬほど萌えると思った。
デリ子たんが反転したらデリ夫?
デリ太
>>340 プライド高くて能力最強だけど運動神経ゼロで
ちょっとしたことで不機嫌になったかと思えばすごく喜んだりする
ツンデレ巨根好きヒロイン?
…やばい、萌えそう。
ほわるばの弥生さんは反転しない方が面白くなりそう
弥生さんはガチレズだからなぁ。
勇樹のためならいくらでもリミッター外して…
弥生さんが勇樹のまわりの女の子をみんな食べちゃう話を思いついた
修羅場スキーな俺は弥生さんも反転してほしい
カーセックス中出ししまくってふゆ妊娠キボン
じゃあ弥生さんは反転するとガチホモになるのか
やめてええええ
と言いたいところだが、そういえば確かに
弥生さん(性別問わず)がふゆを食べちゃう話はあるけど
弥生さん(反転)が勇樹を食べちゃう話はまだ見てないなぁ。
弥生さんは勇樹にだけはプラトニックな恋愛しそうだけどなぁ。
いや、弥生さんはふゆの目の前で
「ゲームオーバーです藤井さん」と勇輝に熱い口付けを……
そしてガックリと膝をつき目のハイライトが無くなるふゆ
>>350 うわぁ、かなり鬱になれるなそれ。
…とおもいつつムラムラするのは何でだぜ?
それは貴方の中の801属性が芽吹いたからでしょう。
ガチレズと言えば、痕の日吉かおりを反転させた場合
梓(男)をガチホモに慕っていたらエロ鬼モード化した裕子さんに食われちゃうのか。
しかも裕子さんの方も本来はプラトニック百合な人。
うーん、実に倒錯な光景。
つまり、ガチホモのドリグラも反転したらガチレズになるわけだ
雅史や雄二もきっと
THの世界で雅史だけが反転したら凄い修羅場になりそうだ。
最萌確定だな
へこんでる時にラストであんなこと言われたら大抵の男は落ちる
イメージ
浩之←雅史(反転)
貴明(反転)→雄二or雄二→貴明(反転)
浩之(反転)←雅史
貴明←雄二(反転)
浩之(反転)←雅史(反転)
貴明(反転)→雄二(反転)
以上より浩之←雅史←雄二(男だと知らない)←貴明(反転)が成り立タワバァ
359 :
弟思い?:2006/11/30(木) 22:11:44 ID:OCgn3anf0
「くーすやすや」
「あーあ幸せそうに寝ちゃって」
「確かに。けどよくこんなに眠れるよね、感心するよ」
「まあ雪兎だもん」
「それもそうか」
「おや、相沢さん、北川さん、いったい何の話?」
「ああ薫、大した話じゃないって、ただ雪兎がよく寝るって話」
「ふーん、けど相沢さん、最近随分優しい視線で雪兎を見てるよね」
「そうかな?あんまり自覚はないけど。でもまあ、こいつの面倒見るのも慣れたというか、
諦めたというか」
「なに相沢、一生お世話してあげるってこと?」
「うーん、別にそこまで真剣なものでもないけど、なんかこのままだとそうなっちゃうん
じゃないの、別にこいつ嫌いじゃないからしょうがないかなってとこ」
「駄目だよ相沢さん、そんないい加減な気持ちで一生のことを決めちゃあ駄目だ。本当濡
好きなのならともかく、その程度の軽い気持ちでこの寝坊助太郎に一生を台無しにされて
もいいのか」
「えっと、なに真剣になってるのよ」
「相沢さんは世話好きタイプだけど、でももぅ少しはしっかりしてる子、そう例えば紫苑とかのほうが向いてるよ」
360 :
弟思い?:2006/11/30(木) 22:13:54 ID:OCgn3anf0
「そう言うものかな?」
「そうだよ、それに俺は君のことが本当に心配なんだ」
「そうなの?」
「そうだ。君は世話好きするから、こんな向上心がなくてだらしないやつに必要以上に関
わり合っていては駄目だ」
「なんか親友に対して酷い言いような気がするけど」
「親友だからこそだ、相沢さんにお世話されているとこいつそれに甘えてしまって、こい
つ自身が駄目になる」
「そう、なの、かな?」
「そうだって、君には一件頼りなさそうも見えても芯はしっかりしている紫苑こそがあっ
ているんだ」
「え、えーと、そう言われればそんな気もしてきたような」
「思い直すんだ相沢さん、君の運命の人は紫苑だ」
「うん、わかった。わたし目が覚めた。そうだね、わたしは紫苑をお世話するぞ」
「いやー、わかって貰えて良かった良かった」
「うん、じゃあわたし紫苑のお世話に行くね」
「うんがんばってくれ……」
「ふっ、行ったようだな。可愛い雪兎は女なんかに渡さないよ」
「ああ、美坂君ってダーク、しかもホモ。でも、そんなところもス・テ・キ」
「くーすやすや」
まあ愛の形は人それぞれと言うところか
そっちかよ!w
説明的過ぎる台詞はどうかと思ったが、最後の落ちはGJだったw
まとめサイト落ちてる?
infoseekメンテでもやってんじゃないのかな
ゆう←雪兎←薫←純か。つまり、一周して純←ゆう?…な訳ないか。
366 :
消去法:2006/12/01(金) 20:45:19 ID:UcU3cIkO0
あの激動の冬、わたしの身の回りでいろんな出来事があったけど、今は穏やかな春、わ
たしは退院間近の歩と仲良く病院の中庭のベンチでたい焼きを頬張っていた。
「ねえゆうちゃん、ゆうちゃんはどうしてボクを撰んでくれたの」
突然歩がつぶらな瞳を向けてきたんだけど……
「別に理由なんてないって、わたしには最初から歩しかいなかったの」
「えへへ、照れちゃうよ」
言えない、この純真無垢な少年に本当のことなんか言えない。
ここから回想シーン
『ケース1:紫苑の場合』
あの時、紫苑と薫の関係が気になって薫を呼びだしたんだけど……
「ねえ紫苑って薫の弟じゃないの」
「俺には弟なんていないね」
「ちょっとそれどういう意味」
「言葉通りだ」
薫がしれっとそう答えるからつい声を荒げてしまう。
「薫!」
「そう、紫苑は弟なんかじゃない。マイラバー、マイスイトハニー」
はあ、今なんて言ってたこいつ?
「あああの青白い肌、がりがりのスマートな肢体、全てがラブリーだ、キュートだ」
どうも薫のは明らかに引いているわたしの態度の変化にも気が付かず、自分の世界に入
ってしまったようだ。
「もし、もーし」
「あの、アイスをこよなく愛する執着心、カレー食べられない子供っぽさも最高」
駄目だ、目が完全に逝っちゃってるよ。これ以上この人達に関わっちゃあ駄目だね。
「あ、えーと、紫苑のことはわたしがとやかく言うようなことじゃなかったみたい。もう
余計なお世話したりしないから。さ、さよなら」
まだ蕩々と紫苑への愛を語り続ける薫を残して、わたしはその場から足早に立ち去った。
その後紫苑は兄の深い愛(兄の愛か?)で奇跡的に回復したらしいけど、わたしは当然な
がら美坂兄弟と距離を置くようになったから細かい経緯はよく知らない。
367 :
消去法:2006/12/01(金) 20:47:19 ID:UcU3cIkO0
『ケース2:舞人の場合』
佐祐さんに始めてあったときなんだけど……
「あははー、このお嬢さんは誰ですか?」
「はーい全校公認の舞人の恋人でーす」
なーんて冗談を飛ばした途端、周辺の空気がいきなり氷点下50度くらいに下がった。
「あははー、今なにか言いましたかー。なめたことぬかしてると、うちの黒眼鏡隊の肉便
器にして、最終的には手足をぶった切って香港へ売り飛ばしますよー」
うぐぅ、にこやかに笑いながらそんな恐ろしいことを言わないで下さい。
「あぅー!冗談です、冗談、わたし二度と舞人に近づいたりしません」
「あははー、お兄さん、物わかりの良いお嬢さんは好きですよー」
「は、はい、天地神明とナゾジャムに誓って決して誓いは破りません」
それでその場は解放して貰ったけど、寿命が3年は縮まったって。
ええ、もちろんその後舞人の半径20メートル以内に近づいたことはないわね。
風の噂によるとその後舞人が一度退学になったけど、なんでも生徒会長が行方不明にな
った直後に復学したとか……ガクガクブルブル、わたし何も知らない、知らないのよー!
『ケース3:誠の場合』
誠に友達を作ってあげようと、誠に関心があるらしい天野に声をかけたんだけど……
「ねえあの子の友達になってくれない」
「あの子と友達になれ、そんな酷なことはないでしょう」
わあ拒絶は有る程度予想してたけど、あまりにもストレートな拒絶。
でもまあもう少し押してみないとね。
「うんまあ、君にも事情はあるよね、でもそこをなんとか」
「友達でなんてすむわけないじゃないですか。あの子はわたしの永遠の伴侶です」
はー、またですか。こいつも人の話を聞かないモーホーの人?
「あのー、もしもし」
「ああ今度こそ放しませんよ」
「あっ御免、誠のことは君に任せる。うん、じゃあわたしはこれで」
その後は一目散に逃げ去った。なお、誠は今でも天野家で肉まんとマンガを好きなだけ
与えられて幸せに暮らしているらしい。えっと、これで良かったんだよね……多分。
368 :
消去法:2006/12/01(金) 20:50:59 ID:UcU3cIkO0
『ケース4:雪兎の場合』
あれは秋人さんが交通事故で生命の危機にあったとき、部屋に閉じこもってしまって食事すらしようとしない雪兎を励まそうとしたんだけど……
「僕はずっとこの家にいたんだよ。何年もお父さんと二人きりだった」
「雪兎……」
「僕はお母さんの顔を知らないから……ずっと、お父さんと二人きりだった。でも、さみ
しくなかったよ、お父さんがいろんなことを教えてくれたて、僕もお父さんのために色々
勉強したよ、頑張ったんだよ」
ああなんかなんて言っていいのかわからない。
「フェラチオとか、お尻でバナナを切ったり、生卵を産んでみたり」
あのー、なんか話がやばいんですけど……
「御免、わたしが立ち入るようなことじゃなかったね。うん、御免、本当に御免」
居たたまれない気分で雪兎の部屋を出て、自室に閉じこもった。
「わたし、もう笑えない、笑えっこないって」
もういやだ、わたしの周りはホモばっかりかい。
その後秋人さんは奇跡的に回復し、雪兎にも明るさが戻ったけど、わたしはもうこの家
では屈託無く笑え無くなっちゃった。アハハ、アハハハハ……ハーア。
とまあこんなわけで消去法で歩しか残るらなかったんだけど、こんなこと純真な歩には
とてもじゃないけど言えないよね。
それに歩って可愛いから、変態男に目を付けられないか心配でたまらなかったりする。でもこれも歩には言えないしね。あーあ恋する乙女に悩みは尽きないわ。
「悩める相沢も可愛い。あのおちびちゃんともどもあたしのものにしたーい」
ベンチの側の木の陰から北川潤が熱い視線を送っていたことに、悩めるゆうは幸か不幸
か全く気が付いていなかった。
北川だけ反転してないのかよw
「あたしのものにしたーい」とか一人称にあたしって言ってるくらいだし、北川反転してるんじゃね?
んで反転北川はズーレー、つまり北川含め周りは同性愛者だらけしかも歩も狙われてるってオチじゃないのか?
反転スレ素人の俺は、「原作にあったシーンの性別反転版を妄想する」という
基本テクニックだけでもドキドキが止まらないと言うのに、
このスレと来たらもう。
以下、思いついたことを少し。
葵くんの練習の見学を始めた藤田浩子。
最初はさほど興味もなく、「面白そうならマネージャーとかやってみるのもいいか」などと
軽く考えていたわけだが、葵君のひたむきな情熱、飛び散る汗、ハイキックの迫力に、
己の内に眠る真っ赤な血潮が滾るのを感じる浩子であった。何か変な文だが気にするな。
結局、マネージャーではなく普通の部員として参加することに。
また、小柄ながら引き締まった肉体を惜しげもなくさらけ出すその姿に、
思わず「ウホッ」と溜息を漏らすこともしばしば。
(葵くんの身長は浩子より低い。男なので着替える場所には特にこだわらない)
>>368 あんたが書くものにしては最後の雪兎は意外だったなー。秋人親父テラ鬼畜!
でもカップリングが意外なのであって、それを何度も繰り返すと面白くなくなるので
あんま同じネタ連発しないで一つ一つ練ったほうがいいと思うよ。
>>371 ブルマの代わりにスパッツかな。
…てか浩子がブルマか。さすがに制服ブルマはしないだろけど。
Yシャツ一枚で
TH2の世界で貴明と雄二だけが反転して貴明がやっぱり女好きな雄二含めたヒロインズに迫られる
というゆんゆんな電波を昼間っから受信してしまいました。
この壊れたアンテナ、どうすればいいでせうか?(´・ω・`)
>>366 紫苑って名前が出てきた時点で、糞作品決定
>>374 自称男嫌いが一人歩きして周囲にガチレズだと思われてしまってる女貴明(本当はノーマル)w
まあ自分でまいた種だ、諦めろw
>>374 図書委員長が主人公の凌辱ゲーになります
るーしーまりあみそら様がみてる
図書委員長も反転するに決まってるじゃん!
反転図書委員長を陵辱したい。
反転図書委員長に陵辱と調教の限りを付くし見も心も屈服させ書庫を守る反転愛佳
・・・なんだが低価格のエロゲーでありそうな話だ
俺の中ではもう反転図書委員長が愛佳とタカ坊に嫉妬してタカ棒が
「私のものになるならCDのことは無かった事にしても良い」という交渉持ちかけて
タカ坊のタカ棒にワッフルワッフル
CD棚の予算でこっそりカエル池作っちゃう簓
>>371 最初は仲間が増えたと喜ぶ葵くんだが、
体操着姿の浩子先輩にドギマギしてしまい、
『先輩は純粋な思いで入部してくれたのに、僕は何てことを考えてるんだ』
と自己嫌悪に陥りながらも自家発電をしちゃって、次の日浩子と目を合わせられないのですね。
マウントを取られる回数が心持ち増えている葵くん
葵くんに耳カバーを付けさせてマルチプレイを強要する浩子
>>386 マルチとやった方が早くね?
ああ、メモリーに残ってヤバイか。
きれいな水を出す反転マルチ……
浩子先輩に足をマッサージをしてもらう葵くん。
ふと彼の目に飛びこんできたのは体操着の襟から見えるブラチラ。
覚醒しようとする息子に対して念仏を唱えて抵抗を試みる。
一方浩子は葵くんの引き締まった足にハァハァしてた。
そして最後は浩子を懸けて綾人と一騎討ちするわけですね
浩子「やめて! 私のために争わないで!・・・ってアホか!?」
好雄「で、俺の立場は?」
むしろ、
浩子「戦え、綾人、葵。 あたしの手の中で戦いなさい。
勝った者はあたしが全身全霊をかけて愛してあげるよ。 うふふっ、あはははははは!!」
好雄「ノリノリだなおい。つうかそれだと最後捨てられるぞ」
詳しいな好雄……
そういえば葵くんまーりゃんと同学年だったよな?
タマ姉じゃね
あれ?てことはまーりゃん先輩は藤田とタメか?あれ??
東鳩2は1の二年後なわけだが
TH2勢はタマ姉とささらよりまー先輩のが一つ上
↑ 芹香
浩之 雅史 綾香 あかり 志保 レミィ 委員長 理緒
まーりゃん 葵 琴音
環 ささら
貴明 雄二 いいんちょ 由真 草壁さん るー子 花梨
↓ このみ 瑠璃 珊瑚
> まーりゃん 葵 琴音
> 環 ささら
未反転での話になるが、ここの2学年は、並ばれるとどっちが年上だか判らんなw(環はいなかったが)
いや、葵と琴音も3年になる頃には成長してたのか? 3年になってもロリなマナと似た状態の気がする。
…成長したとしても環ささらと比べて勝てるとは思えんし。
俺の脳内では葵(反転前)は3年の時点で身長170cmになっておる。
反転後なら180オーバー。
ちょっぴり遅めの成長期。
小さい子がいつまでも小さいままだと思ったら大間違いですよ、という事で。
ダメカナ?
まぁ普通女子は高校入るころには成長止まってるからな
>>402 そこまでいったら綾人ぐらい余裕でぶちのめせそうだな
成長してるのが自分だけだと思うのは愚かな事だ
綾人乙
408 :
竜系イチロー:2006/12/06(水) 23:27:56 ID:9JiU/qJS0
反転カルラ
カルラゥアツゥレイ風流仕候
「カ・・・カ・・・カルラゥアツゥレイさま」
「やれ!チキナロ!景気よくやれ!!」ニヤッ
「・・・・・・・・・・・・」ぐいぐい「へい!!」にかっ「さあさあ、銭まくど、銭まくど!」
おお〜〜!!ザワ・・ザワ・・
「銭まくさかい、風流せい!」キラキラ「仕事忘れて風流せい!」ガシッ「かぶき者、カルラゥアツゥレイ様のかぶきおさめや!」グクッ「剣奴(ナクァン)カルラと名を変えて、この都とはおさらばじゃーーーーーーっ!」バァッ
わぁ〜〜〜っ!!
二度とないこの日を風流せんかい、そーーーーれ!」キャーーーッ
「音だ!音を出せ!!」ザバァッ
お・・・おう、音だ!
ピィヒャララ「いよーし」「ん!うん」ピ〜ャララ〜・・ポンポンドンドン「そーれそれ」ガバッ「踊れ!」ザァッ「唄えーーー!!」
「兄上といると、毎日が風流みたい」反転デリ
「変なお人ですね」カトゥマウ
「でも大好き!」
「私だってそうですよ」
「わ わし、踊ってくるよ」カンホルダリ
ワーーダダダ〜ッ
「はっそれ!は それ!それ!」
ラルマニオム滅亡前日のことであった
そうか、花の慶次か。一瞬分からなかった。
確かにカルラが反転したら原哲夫的な漢になるんだろうなぁ。
何故そこでカンホルダリがでるのかw
百歩譲ってカンホルダリが出るのはいいとしてなぜ反転してないのか
>>401 まーりゃんはTH2勢の中だけでも年上には見えなかったが。
何言ってるんだ。まーりゃんは14歳じゃないか
俺の中でまーは、普段は貴子にいろいろちょっかいかけている耳年増だが、
いざ事に及ぶと途端にモジモジウブな純情ボーイに変身。
そんな姿に萌え狂った貴子にもっとセックスして美味しく頂かれてしまうのさ。
エロイな
416 :
竜系イチロー:2006/12/07(木) 22:28:44 ID:7JPfsy9C0
花のカルラ -雲のかなたに-
クンネカムンのハウエンクアの軍勢一万五千!本日早朝オンカミヤムカイを急襲!!もはや落城寸前にございます!!
「ムント殿、お待たせし申した!」ガッ
「おおっ!カルラゥアツゥレイ殿!!」
「おい!おまえら!術士はつれてこなかったのか!!」
あ〜〜?
ズルッ「術士をつれてこなかったのがおまえらの敗因だったな!」ゴソッポロン
ああ!!
「そりゃあ!おれの『水の術法』をくらえーーい!!」ドバ〜〜ッ
うわあ!!ああ!!うひぇ
「ヌワンギよ、おまえもやれ!」
「えっ よ・・・よお〜し、くらわしてやるわ!!」で・・・でない、でないよ〜
ガバッ「うひぇ」
「お・・・おまえ・・・」
オ・・・賢大僧正(オルヤンクル)〜〜!オ・・・賢大僧正!おやめくだされ!!
「褒美の仮面一枚・・・ハクオロ様はまたくれるかなぁ」
「ふ・・・」
ゴソゴソ ボロン
「ウルトリィも傾くか!!わーっははっ!よーーし、おみまいしてやれい!!」
「おーーーっ!オンカミヤムカイ賢大僧正ウルトリィの『水の術法』くらいやがれーーっ!!」ドバァッ
「わ〜っははは・・」
ひ〜〜っ!!
「なァにィ小便と!!」
ぶっちゃけちゃったよハウエンクア。
ぶっちゃけびみょう
SRPG板で反転うたわれの話題が…
>>414 まー「ご、ごめんたかりゃん。じつはボクどうしていいかわからないんだ…」
貴子「…じゃ、じゃあ私が教えてあげますね」
次の日
貴子「おはよう、みんな♪」
好武「タカちゃん、なんか今日はいつもと違う…」
貴子「そうかしら?そんなつもりは無いけど…」
珠樹「なんというか、こう…自信に満ち溢れているみたいな?」
悠里「そうね、まるで…あ!久寿川先輩とまー先輩よ!」
貴子「おはよう、悟先輩にまー先輩」
悟「おはようございます、貴子さん」
まー「お、おはようございますっ、ママッ!」
そ の と き せ か い が と ま っ た
確か結構前のスレに「催眠術で幼児退行したささら(男)が貴子をママと
呼んでおっぱいにしゃぶりつき、貴子がイッてしまう」とかそんなネタが
あったと思うのでまーにやらせてみた。ウケケケ
催眠術といえば暴走した簓を貴子はどうやって止めたんだろうか
手コキでイカせたにきまってる
お姉さま貴子。新型ですな
>>421 タマ兄「どうでもいいから早く久寿川を止めてくれ!」
貴子とにかく簓を止めるべく駆け寄る
↓
が、肝心な所で盛大につまづいてすっころび簓と共に将棋倒し
その拍子に貴子の股が簓の顔面に……
↓
顔面騎乗ktkr
↓
貴子スメルのお陰で簓再起動成功
青春はレモンの香り
それなんて赤松?
そして鼻血を吹いて危篤状態になるささら男。
恥ずかしさに耐えられず引きこもりになる貴子。
怒りをぶつける対象が無くて暴れるタマ兄。
どうしていいか分からずオロオロするだけのこのむ。
タマ兄に八つ当たりされない様逃げる悠里。
どさくさに紛れて部室を取り上げられずに済んだ黄色。
まー「ちょwwww おまwwww 何やってww ハゲワロスwwww」
馬鹿松は萎える
以上の行動を全て計算づくでやってのける貴子
まさに鬼畜
責め貴子、ママ貴子、お姉さま貴子、確信犯貴子…どんどん新しい貴子が
生まれていく!よかったね貴子、陵辱請負人のレッテルが剥がれそうだよ。
貴子「こ、こんな形のキャラチェンジはいやーっ!(ふふふ…)」
どの貴子も最終的に精液まみれでハイライトの描かれていない瞳で呆然と虚空を見上げるEND
貴子がるーくに陵辱される様子がなんか想像できない。
いったいどういう展開になるのだろうか。
反転菜々子をるーの力で操り(ry
しかし新たな趣味に目覚めむしろ喜ばせてしまいしまったと思うるー
ふと、最近見ない反転ヒロインたちのことが頭をよぎった。
ひろみやさつきは今頃どこでどうしているのか。
さつき「なんであたしこんなにご飯焚いてるんだろ」
イサミ「タンヤオ」
さつき: コスプレエッチ三昧の日々。Lv2スフィー相手にひぃひぃ啼かされる現状に、これ以上の成長を恐れて魔法使わせまくり。結果現状維持が続く本末転倒っぷり
ひろみ: ………えっと、誰だっけ?
マジでひろみの存在を忘れてた。
ひろみは机を天井まで積み上げる時、男長森に肩車させてるんだろうな。
長森も長森でひろみの首筋に当たるふとももやらアレやらの感触で満更でもなかったり。
逆肩車だろうな
面白そうだという理由でノーパン肩車を決行
長森おっきおっき
そして放課後陵辱
女生徒達に陵辱される長森(男)
ひろみは涼宮ハルヒみたいなキャラになるんだろうか
……あそこまでDQNでもないか
>>442 微妙にカテゴリが違うような気もするが、ある意味では彼女以上に傍迷惑な少女になりそうだ。
「とにかく従え」じゃなくて口先で誘導するタイプだからな
「主犯」じゃなくて「計画立案までやっといてあくまで共犯」
考えてみるとシナリオによってはハルヒ以上にアレな奴になるよな<ひろみ
そんなこと言ったら葉はともかく鍵のキャラはほとんど(ry
U-1読みすぎ
簓シナリオで雄二を反転させなければヘタレな簓との対比もあいまって雄二がかっこよく見える!…
ような気がする
それ無理
三宅雄二だもの
それはかっこいいだろう。
地味に貴子が逆ハーレムを築いている事を見逃してはならない
雄二は短ランだったので悠里のピンクセーラーもヘソが出そうなぐらい短いんじゃないんだろうか
常時パンツが見えるミニスカではなかろうか
ひざ上50cmとか
両方採用して誰か描いてほしい。
456 :
マッサージ:2006/12/17(日) 19:40:37 ID:p54yLpEU0
明日は相沢さんと誠の3人で天気が良ければものみの丘にでも行こうかと言う話になっ
ています。夕食もお風呂もすませて、さて打ち合わせのためにと電話を掛けたのですが。
「もしもし、天野と申しますが水瀬さんお宅でしょうか?」
「あぅー」
「その声は誠ですね。丁度良かった、明日の件ですけど」
「あぅー」
「おや、声に元気がないですね。どうしたんですか?」
「あぅー全身痛い。御免、電話出るのも辛いから、さよなら」
「あっ、誠、もし、もーし」
ガチャン・ツーツー、切られてしまいました。
いえそれより大変です、もしやまた誠の身体に異変が?
すぐにでも駆けつけたいところですが、もう我が家の門限を過ぎてしまっています。
気は揉めますが明日まで待つしかありません。誠、大丈夫ですよね。
そして翌日、朝食もそこそこに、とるものもとりあえずといった感じで水瀬家に向かい
ます。なにやらどんよりと曇った空が嫌な予感を増幅させる中、急ぎ足で歩いてようやく
と言う感じで水瀬家に着きました、
そしてとりあえず心を落ち着かせようと深呼吸した後にベルを鳴らし、しばらくすると
パタパタと足音がして玄関が開きました。
「あぅー、おはよう、こんなに早くなにかの用?」
開口一番誠の脳天気な声、一気に力が抜けましたが、本当に大丈夫なんでしょうね。
「誠!体平気なんですか?」
「あぅー、なんこと?」
この調子ならどうやら元気なようで一安心ですがすが、それにしても質問の意味をわか
っていないらしいのが誠らしいと言いましょうか。
457 :
マッサージ:2006/12/17(日) 19:42:10 ID:p54yLpEU0
「昨日電話したとき具合が悪そうだったから心配したんですよ」
「あっ、あれ。あれただの筋肉痛だったんだって。ゆうがマッサージしてくれたら今日は
すっかり治ったよ」
「そうですか、それなら良いんですが。それにしても相沢さんにそんな特技があったとは
意外ですね」
「うん、歩がまだ疲れやすいからなんとかしてあげようと思って覚えたんだって」
すると歩さんは良く相沢さんにマッサージされているんですね。なんて羨ましい、じゃ
あなくて、それって大丈夫なんでしょうか?
「素人がそんなことして良いんでしょうか」
「良く知らないけど、ゆうは秋人さんに教わったから平気じゃないの。秋人さんはリハビ
リとかマッサージとかの資格持ってるんだって」
「ああなるほど」
確かにそれなら大丈夫でしょう。法的にはどうか知りませんが、秋人さんがついている
なら実際上は問題は生じないですよね。
「あと、雪兎もしょっちゅうマッサージしてもらってるよ。なんかイチゴサンデーの奢り
がたまりすぎて小遣が足らないから体で返すんだって。ゆうも雪兎をからかわなければい
いのに、馬鹿だよね」
確かに相沢さんにそう言う自爆的な所があります。まあそれはそれとして、少々聞き捨
てならない台詞がありましたよ。
「誠、体で返すって表現は少々問題がありますよ。これは相沢さんにも注意しないといけ
ませんね」
「あぅー、なんか堅い」
どうも誠は意味がわってないみたいですね、相沢さんにはもっと誠の教育に留意してい
ただかないといけませんね、まったく。
「そう言えば相沢さんはどうされたんですか?」
「えっとね、ゆうは歩の散歩の付き添い、多分もうすぐ帰ってくるからマンガ見ながら待
ってようよ。今誰もいなくて退屈してたんだ。あっ雪兎は居るけど寝てるから」
「そうですか、ではそうさせてもらいましょうか」
458 :
マッサージ:2006/12/17(日) 19:43:53 ID:p54yLpEU0
と言うわけでわたしはしばらく相沢さんを待つことになったのですが、しかしですよ、
誠の他に歩さんや水瀬先輩まで相沢さんにマッサージされているわけですよね。しかもマ
ンガを見ながらの誠の話だと、秋人さんも仕事の疲れを癒すためによくマッサージされて
いるそうです。
つまりされていないのは知り合いの仲でわたしだけ、そんな酷なこことはないでしょう。
ええ単なる知り合いや従兄弟がして貰っているのに、運命の人たるわたしがされていな
いんですよ、これは理不尽なことですよね。
ここはわたしも是非相沢さんにマッサージしていただきましょう。ええ絶対に。
なぜか森本レオの声真似などさせられながら待つことしばし、ようやく相沢さんが帰っ
来られました。
それで今は4人でお土産の肉まんとたい焼きをお茶請けに、相沢さんの入れてくださっ
たお茶を飲んでいるわけです。
相沢さんは料理は下手なそうですが、なぜかお茶の入れ方は今時の若い方には珍しくな
かなかの腕前です。
だいたい相沢さんはなにかというとわたしのことを小父さん臭いとおっしゃいますが、
あれでなかなか趣味が渋いですし、世話焼なところがおばさん臭い、いえむしろ、おかん、
ですね。
おっといけません、脱線です。そんなことより今日はマッサージです。わたしも是非と
も相沢さんにマッサージをしていただかなくては。
459 :
マッサージ:2006/12/17(日) 19:47:02 ID:p54yLpEU0
では作戦開始。とっとだるそうな様子を見せてみましょう。
「あっうーん」
「あれー天野どうかした、どっか具合悪い?」
「あぅー、大丈夫」
「天野さん大丈夫」
やりました、上手くかかりましたよ。誠や歩さんまで心配そうな表情なのは少々心苦し
いですが、これも目的達成のためには仕方がありません。後で肉まんとたい焼きを奢って
あげますから勘弁してくださいね。
「いえそんな大したことはないんですが、わたしも誠と同じで筋肉痛のようですね」
実際は筋肉痛と言うほどではないので多少心苦しいんですが、まあ多少違和感があると
いうか幾分調子が悪いので完全に嘘ってわけでもありません。
「あっそう、良かったらわたしがマッサージしてあげるよ。秋人さん仕込だから結構上手
いんだよ」
「そうそう、ゆうにして貰おうよ」
「そうだよ、ボクもそう思うよ。ゆうちゃんとっても上手だよ」
なんだかここまで思い通りになると申し訳ないくらいですね。なにか3人とも単純とい
うか、わかりやすいというか、お人好しというか。
「そうですね、それではお願いしましょうか」
「うんわかったよ。じゃあ仕度してくるからちょっと待ってね」
仕度?はて、なにをされるんでしょうか。
460 :
マッサージ:2006/12/17(日) 19:50:08 ID:p54yLpEU0
しばらくすると
「お待たせ」
「いえ別にお気になさらずに、ってなんなんですかその恰好は?」
相沢さんの服装が、た、体操服にブルマーじゃないですか。
「なにって、この恰好が動きやすくて良いんだけど。なに天野はミニスカでパンツが見え
た方が良かった?」
「そ、そんなわけはありません。第一年頃の女の子がパンツを見せるなんてはしたないで
すよ」
「そうかなあ、パンツは隠すために履いてるんだから、中身が見えるのはともかく、パン
ツ自体が見えても問題ないと思うんだけどな」
真顔でこんなことを言うんですよこの人は、どうも普通の人と感性が違うみたいですね。
常識を外れた人のお相手は正直言って疲れます。
いえ、わたしとて運命の人である相沢さんの乱れた姿を見るのはやぶさかではありませ
ん。でも二人っきりならともかく、今は誠や歩さんが居るじゃないですか、この二人に相
沢さんの肢体を見せるなんてもったいない、もとい、子供の教育に良くありません。
ああでも、相沢さんの乱れた姿、見てみたいです。きっと素敵でしょうね。
「相沢さん、見えてますよ」
「もう天野、恥ずかしいから言わないで……でも、天野にない見られても、ぽっ」
なーんて、なーんて、ああ嬉し恥ずかし、たまりません、えへへへ。
「うぐぅ、天野さんなんかにへらにへら笑ってて怖いよう」
「天野は時々ああなるんだ。しばらく放っておこう」
「何度見てもあれだけは慣れないんだけど」
おっといけません、少々トリップしてる間になにか言われていたようですが、まあ気に
せずに行きましょう。
「では相沢さんお願いします」
「OK」
でまあマッサージされている感想ですが、確かに上手なんでしょうね、あまり経験がな
いので比較しようがないのですが、なかなか気持ちがよいです。これも相沢さんのわたし
への愛情がなせる技ですね。将来もこうしてわたしをいやしてくれるんですよね。
461 :
マッサージ:2006/12/17(日) 20:08:31 ID:p54yLpEU0
「なんかお母さんがお父さんにしてあげてるみたいだよ」
「歩、天野のお父さんはともかく、わたしが小母さんだって言いたいの?」
「うぐぅ、誤解だよう」
また歩さんが相沢さんとじゃれてますね。本当に親子のようです。
しかし、天野はともかくって、わたしが小父さん臭いのは確定事項なんですか?
それはそれとして、相沢さんと夫婦のスキンシップ、理想です。
「あなた、こんな感じでいいですか?」
なーんて相沢さんが甘い声で訪ねてきて。
「あーあそこそこ、ああいい按配です、極楽です」
「お疲れでしょうからゆっくりくつろいでくださいね」
妻が仕事で疲れた夫にマッサージすーる、まさに妻の鏡、麗しき夫婦愛です。
ああ本当に最高です、たまりません、えへ、えへへへ。
それでそのうちにその気になってしまいまして
「ねえお母さん良いでしょう?」
「あっ、あなた、昼間からいけません」
「休日なんですから良いじゃないですか」
「お父さん、恥ずかしい」
なーんて相沢さんは顔を赤らめたりするんですが、拒んだりはしなくて、やがて二人は
めくるめく快感の海へと旅だって……なーんて、えへへへ。
「天野、さっきからなんかおっさん臭いし、笑顔が気持ち悪いよ」
「あぅー不気味」
「ゆうちゃん、ボクなんだか怖いよう」
「歩、気にしたら負けよ」
462 :
マッサージ:2006/12/17(日) 20:11:49 ID:p54yLpEU0
あまりの気持ちよさに眠気さえさしてきましたよ。相沢さん達の話し声が子守歌みたい
に聞こえますね。
おっといけません、わたしとしたことがまたまた白昼夢を……。水瀬先輩じゃないんで
すからもっとしっかりとしないと。
そして相沢さんの指の妙技を堪能していたのですが。
「ねえ天野」
おや、相沢さんなにか言いたそうな口調ですね。
「なんでしょうか?」
白昼夢からは覚めたもののまだ半分夢見心地の状態で問い返しました。
「これ誠と同じ日が原因でしょう」
「ええそうですが」
そういうことにして置いた方が自然だとは思いますが、はて相沢さんはなにをおっしゃ
りたいんでしょうか?
「あのねえ、誠は昨日で天野は今日でしょう、筋肉痛が遅れてくるのも年取った証拠なん
だって」
がーん!まさかそう来ましたか。今のは一遍で目が覚めましたよ。で思わず、
「ぎゃふん!」
「そのリアクションも古いと思う」
いけません、つい叔父さん臭い反応をしてしまいました。
「がちょーん!」
あっ、ついまた。
「あーあ、だめだこりゃ」
「相沢さんそれも古いです」
ふー、これでどうにか一矢を返しましたね。
「あぅー、二人で訳の分らないこと言ってるー」
「ボクもわからないよう」
っていうか、二人そろって自滅ですか?
「「だっふんだー!」」
ああとうとうハモってしまいました。
463 :
マッサージ:2006/12/17(日) 20:15:00 ID:p54yLpEU0
「なんか恥をさらしたような気がする。よし!こうなったらお昼御飯で汚名挽回、は間違
だった、必殺料理で名誉返上だ」
確かに前に汚名挽回は間違いだと指摘したことはありますが、しかし……
「相沢さん、それいろんな意味で間違ってます」
「うぐぅ、ゆうちゃんの必殺はしゃれにならないよう」
「あれはむしろ殺人料理だって」
そのころ自室の雪兎は、うなされていた。
「くー、必殺料理はいやだおー、くー」
久々にカノンの反転SSを見ると心が癒される
久々にカノンの反転SSを見ると心がささくれ立つ
>>465、スレを揶揄するような発言は、品位に欠けるとは思わぬか?
覚えておけ
>>465。我がスレに下品な男は不要だ。今後二度とそのような口を聞くことがあれば……
このイチモツをねじこむぞ!!!
>>468 もう少しマシなネタは考え付かなかったん?
>>465みたいなのに過剰反応するなんて良い感じに過疎ってきてますね
ハクオロさんは口寂しい年頃の女性だから酔ったら甘えん坊になるに違いない
472 :
名無しさんだよもん:2006/12/18(月) 19:48:56 ID:jzjJVLNH0
>>456 久々のSS投下GJ!
内容も面白かったし、時期的にもぴったりだぜ!
いかん。
>>467総統閣下は相当カッカしておられるぞ
>>473 お前足下に気を付けた方が良いぞ。
床に穴が空きそうだ。
いつもの人ですね? トリップつけて欲しいんですが…。
毎度思うのですが、無理に口癖を入れないようにしたほうがいいです。
要所に挟むだけにしたほうが特徴も活きます。
本編でもそこまで連続であうあううぐうぐ言ってたわけじゃないはずですが。
それとも、ギャグ色を濃くしたいなどの理由で本編の雰囲気を残したくないのでしたら
余計な口出しでした。申し訳ありません。
つーか前から思ってたんだけどカノンの人
ひょっとして自演してる?
>>472とか……
アレの芸風じゃないとおもふが
つかある種どうでもいいことだ
浩之の反転よりも雅史の反転に心ときめかしてる
エーベルージュみたいなメインヒロインのゲームはもうでないだろうなぁ
子供の頃は中性で成長期に男になるか女になるか自分で選べる素敵な種族がメインヒロインで
ラジオドラマでは主人公の中の人が男八段緒方恵美だったあれですね
銀河にほえろナツカシス
ロリ〜アダルトどころか、ショタや兄貴までカバーできる超可変型ヒロイン・スフィーとか
兄貴のほうきで串刺しにされるけんたろ
兄貴側のコスはどんなもんだろうか。
整頓>ガクラン
接待>ホスト
掃除>執事
ショタだったらまた違うのかも?
男スフィーのLvは鬼畜の度合いを示しています
Lv4:ほんわか純情。エロゲの教科書に載りそうなくらい正統派なH。
Lv3:ちょっと冒険。後ろからしてみたりさつきを上に乗せたり。
Lv2:けっこう大胆。道具を使ってみたり後ろ手に縛ってみたり。
Lv1:とっても外道。伊頭家の皆さんも裸足で逃げる。鬼畜少年。
ふと、スフィーがさつきを売り物の箪笥に縛り付ける絵が浮かんできた。
アンティークプレイって萌えますか?
そこまでされたらさつきはグエンディーナに無理やりついていきそうな
勢いだな。責任取って、どころじゃすまんw
バッドエンドで記憶を消されても
スフィーに調教し尽くされた身体はその時のことを覚えていて
夜な夜な謎の疼きに抗うことが出来ないさつき。
さつきが調教され堕ちていく過程が
バイオハザードよろしく日記に生々しく綴られています
かゆ・・・うま・・・
ヒロインみんなアンヘル種族で、選ばれなかったヒロインは全員は男になり、
主人公とヒロイン争奪戦を展開するとか。
つまり男だらけ……イヤな絵面だな。
志保とか名雪とかみさきとか親友がいるキャラはそっちに方向転換とかあり得るな。
たとえば
「おまえがあの舞なのか」
コクリ
「あの電話の時祐一がきてくれれば男のままだった」
「そうか、それは悪いことをしたな」
「問題ない、おかげで佐祐理に逆玉、相当に嫌いじゃない」
「そうか、舞が幸せなら俺もうれしいよ」
久瀬以外ハッピーエンド
>>487 女の記憶を消して犯り逃げする鬼畜を想像してしまいましたよ……。
浩平は意図せずそうなるよな
しかも中学生だか小学生だかの幼女相手になw
>>490 あれ、来てくれれば「女」のまま、の間違いじゃ?
つまりひろみは中学生だか小学生だかの少年の記憶を消して
犯り逃げする鬼畜美少女だということですね!(何かを勘違いしています)
そのまま勘違いしててくれ
ふと考え付いた
柚原貴子
向坂貴子
小牧貴子
長瀬貴子
姫百合貴子
笹森貴子
たかこ・きれいなそら
久寿川貴子
草壁貴子
語呂が良いので1時間以内にレスが無ければ貴子は簓の嫁
は?
「「は」とか「はぁ」とか書き込むのっておかしくないか?
頭の中で文をまとめ、エディタに打ってるうちに推敲し、送信前に考え直す
どもりなどのような意味のない言葉はこれらの過程のどこかで淘汰されるものなのだが」
「図書委員長さん静かにしてもらえますか?」
春原朋美
そこは岡崎陽平だろ
ここはいいように弄ばれる麻生朱鷺乃でひとつ
さつきの場合はスフィーの名前のどの辺りがくっついてどの辺りが変化するのか。
スフィーとリアンで「アトワリア・クリエール」は同じだからそこは固定かな?
>>479 ヒロインじゃなくて主人公の場合、
どのヒロインともエンディングにならないと女の子になっちゃって、
脇役の男どもに追いかけられる。
むしろヒロインは全員百合で、反転後にヒロインに追いかけられる。
唐突だけど反転してもデートの時お弁当を作ってきそうなヒロイン
佐祐理、言うまでもなく。
あかり&瑞佳、作ってきそうな気もする。
七瀬、男なのに乙女を目指してる場合は作ってくるだろうな。
茜、作れるけど作らないと思う。
名雪、料理はできるけどお弁当を作るって発想は出ないと思う。
マルチ、作らなければならないだろうかと悩みそう。どっちにしても作れないけど。
舞&みさき、論外。
真琴&あゆ&繭、同上
この中で冬の祭典に反転本を出す兵はおらんかえ?
ていうか、かずきは冬に向けて原稿を描いているのかえ?
511 :
上の作者:2006/12/25(月) 21:17:02 ID:5NopUqlw0
あ、ども、愚者です……みなさん、メリークリスマス……
特に予定も無い当方は上の題名のようなことをしてみました……
流れをぶった切ってしまって申し訳ありません……
あ、すみません、流れを読まなくちゃいけないところだったんですよね……吊ってきます……
>>511 まあ、こんな絵でも描けるだけマシだよ、うん。
>>510 GJ!!
SSはたまにあがるもののここ最近全く絵が無かったから嬉しい限りですよ!
恐ろしいほどクリスマスネタがなかったなぁ。
時間が取れたら書こう…と思いつつ時間を取れない。
>>510 GJ。そしてお疲れ様。
髪ロングのハクオロおかーさんもいいな(´∀`*)
ひとつ言わせてもらうとハクオロおかーさんの巨乳がわかりづらかった
クリスマス前に朋春考えてたらめっさへこめた
ハクオロおかーさんが姫ちっくになっていたのが素敵だった。
あれで昼は智将、夜は従順だっていうんだからまったくもう。
>昼は智将、夜は従順
(´д`;)ハァハァ
夜も痴娼
>>524 誰がうまいことを言えと(r
さつきのおさげは想像外だったなぁ。
ふゆ可愛いよふゆ
こんなにアイドルみたいに可愛いのに不憫な娘だ…
ひろみのいたずらっ子な目に萌えた
ヤンデレ化すると一番怖い反転ヒロインは誰なんだろう
ヤンデレそうな人物
長瀬祐子
藤井ふゆ
木田朱鷺乃
河野貴子
岡崎朋美
あたりだが怖いのは
長瀬祐子(発狂電波。ヤンデレる可能性も高い…というか既に)
反転月島(同上。)
柏木はじめ(まさに鬼女。相手は反転千鶴さんか)
坂神蝉枝(軍人。まあヤンデレる可能性が低そうだが)
ハクオロ(邪神。切れてても周りには気づかせなさそうだが、対象と二人きりになったら…)
折原ひろみ(永遠入りかけで『そこにいても気づけない』、入ったら不滅+記憶ぐらいはいじりそう。こっちもヤンデレそうにない)
もし愛佳が反転していなかったらお互い異性が苦手だからきっと貴子と親友になっているだろう
そして苦手克服の訓練と称して手をつないだりキスしたりお菓子を口移ししたりetc
そうこうしているうちに書庫が撤去される運びになり自分達の無力さを痛感し寄り添うように泣き崩れる
その後書庫でお互いを慰めあっているうちに色んな感情が爆発してもっとセ(ry
あれ?
そんで郁乃にライバル視されて、姉を奪い合うんだな。カラダで。
草壁さんも同性なら親友だな。かつてスールの契りを交わしたくらいだし。
よっちやちゃるとも同性ならもっと親しくなっていそうだ。
>>532 で、いつのまにか貴子と愛佳のオモチャにされてるんですね
郁乃「あんたで何人目だと思う?」
貴子「…ふふっ、一人目だよ。もうすぐ二人目ができるけどね♪」
郁乃「なっ!?あんたなに言って…こ、こっち来るな!んむっ(ry
エロイな。貴子
>もうすぐ二人目ができるけどね♪
で、お腹の大きくなった貴子を連想した俺
その時愛佳はドアの隙間からこっそり覗いてハァハァしてましたとさ
あえて郁乃も反転
……なんか病弱ツンデレシスコン美少年が出来上がりましたよ?
即座に騎乗位というフレーズが浮かんだ自分はまともか異常か
看護婦プレイとか導尿プレイとかオムツ取替え辱めとか浮かんだ俺よりは……
ゲンジ丸で獣姦が思い浮かんだ俺よりは・・・
此処は変態が集うスレですね。
俺を含めて。
やっぱどんなシチュエーションでもお漏らしは外せないよな?
な!?
年の瀬に何考えてんだろうな俺ら……
>>541 郁紀くんの病室にあった尿瓶にしーしーさせられる貴子の絵が浮かんできました。
おっと、皆様新年明けましておめでとうございます。
やっぱり貴子のイメージは「受け」っぽいな。
それでこそ貴子って気がしないでもないが。
とりあえずあけおめ。
そして仕事逝ってくるノシ
姉に向けられない想いを貴子にぶつけてしまう郁紀。
そして流されるままにそれを受け入れてしまう貴子。
それを目撃してしまった愛佳。
仕事行ってきますorz
愛佳「お仕置きね……郁紀」
俺は寝る
小牧兄弟にニ穴攻めされる貴子
むしろ姉も貴子も妊娠させてしまう郁紀
>>551 なんだそりゃw
郁紀本当は健康なんじゃないか?w
いやいや、人は死期が近づくと子孫を残そうと本能が働いて精力が増すというだろう。
つまり郁紀はその後死ぬんだ。
>>545 新年になっても、こんなことを考えてるけどねw
皆様あけおめー。
>>553 どんなエンディングになるんだw
お前ら新年早々どんだけブッ飛んだ会話しとんじゃwww
>>556 これがホントの秘め初め
失礼しました〜
でも郁紀は自分では殆ど動けないだろうからする時は騎乗位
それで死んだら、それは腹上死といっていいのだろうか……
貴子「吸いとっちゃった」
なにその初音バッド。
そういやADの郁乃ルートは愛佳END後の話らしいな
ということは……
あれ、そうなの?
愛佳ルートとは違う始まりになる、ってんじゃなかったっけ。
>>562 それだとラブラブ状態の貴子、愛佳が郁紀を巻き込む展開になるわけか。
貴子と愛佳に搾りとられる郁紀……うらやましす
下手すりゃスクールデイズ
なにその鬱ルート
反転よっち、ちゃるルートでも似たような事が起こりかねないな。
反転このタマルートは貴子の子供の父親がどっちかで勝負するんでしょうか?
タマ兄「どっちが貴子を孕ませられるか勝負だ」
好巳「ガッテン」
男菜々子ルートは真実の愛を貫くシナリオです
俺の設定では郁紀くんは女性に興味ありありなお年頃なのです。
ということでADではらぶらぶになった貴子と愛佳が
郁紀くんを取り合って一騒動を巻き起こすストーリーに。
3Pエンドあり、飼育エンドあり、ポリバケツ(螺旋回廊)エンドありの
ハートフルチャーミングな展開があなたを待っています。
573 :
年末年始:2007/01/03(水) 23:43:59 ID:XmSXCXuM0
※ご注意
この作品は全てノンフィクションであり、作中のゆうの体型を除くと、実在の人物及び
原作の登場人物とは一切関係ありません。
今日は12月30日、さっさと大掃除も済ませちゃったからあとは新年までのんびり過
ごせると思ってたんだけど、後輩の天野からの突然の電話で慌ただしい年末年始を過ごす
ことになっちゃった。
天野の家って神社で毎年地元の短大に巫女さんのバイトを募集してたんだけど、今年の
巫女さん達が忘年会やって全員ノロウイルスにやられちゃったんだって。
でまあ、今からじゃあ集められないから誰か宛がないかって電話だったんだけど。まあ
頼まれたらいやとは言えないよね。
わたしは当然として、北川もすぐにOKしてくれた。やっぱり持つべきものは友達だね。
けど、わたしあんまり友達いないんだよね、残念ながら。
うーん、どうしよう。
待てよ、そう言えば水瀬家の初詣は天野神社だったわね。
うん、それならあいつが居る、でわ早速電話。
「もしもし、わたし相沢、ねえ天野神社で巫女さんのバイトしない」
「えー、面倒くさい」
まあこの程度のネガティブな反応は想定の範囲内。
「そうか、あそこ雪兎が初詣に行くんだけどなー、いつもの制服と違う清楚な巫女さん姿
を見たら雪兎も惚れ直しちゃったりしてー。ああでもいやなら仕方がないわねー」
「ちょい待ち、誰がやらないって言った。やっぱり困っている人見捨てるなんていけない
わね。やるわ、是非ともやらせて」
かかった、まあちょいろもんよ。斉藤ってなぜか雪兎にべた惚れだもんね。
「うん、じゃあ早速で悪いけど、説明とか色々あるから一時間後に天野神社に集合ね」
「わかったわ、すぐ行く」
よしよし、これで3名確保。
574 :
年末年始:2007/01/03(水) 23:44:51 ID:XmSXCXuM0
さて、最低でも4人は確保、つまりあと一人は必要って話だったわね。
けど、もうあてが……。あっ、一人心当たりがあったけど、あの人に頼むのはいやだな
あ。でも、背に腹は替えられないし……。
えーい、しょうがない女も度胸だ。当たって砕けけろ、言うだけ言ってみよう。
でまあ、久瀬会長に電話して神社で巫女さんやらないかって聞いてみたんだけど。
「どうして私が相沢さんのお願いを聞かなければならないんでしょうか」
予想どおりだけどにべもなく断わられちゃった。
「でも、そこをなんとか、後輩が困ってるのよ」
「私、忙しいんです。他に用がないなら切りますよ」
「わっ、待って!」
「切ります」
「わー、天野御免」
「お待ちなさい、今なんて言いました?」
「えっ、天野御免って言ったんだけど」
「もしかして、その神社って天野神社ですか?」
「そうだけど」
「それなら仕方がありません、お手伝いします」
「あ、ありがとう。けど、なんで急に?」
「あーら、後輩の危機を救うのは生徒会長として当然のことです」
ってわけで、久瀬会長快く承知してくれたけど、なんで急に態度が変ったんだろう?
そして天野に連絡して現地集合。
「あっ天野、巫女さんは4人しか集められなかったけど、雑用係に歩と誠も連れてきたよ」
「ヤッホー来たよー」
「ボク一生懸命お手伝いするよ」
「ああ相沢さんご無理言ってすいません。誠、歩さんよろしくお願いしますね」
神主さんの恰好の天野、なんか似合いすぎ。宮司さんの貫禄があるよ。
575 :
年末年始:2007/01/03(水) 23:46:52 ID:XmSXCXuM0
しばらくしたら巫女役全員集合、天野から説明があった。
「さて皆さん、装束の付け方はわかりますか?」
「もちろんです、日本女性としては当然の嗜みですから」
さすが久瀬会長、お嬢様。
「あたしは全然わかんない」
「あたしも」
北川と斉藤は経験ないみたい。まあ普通そうだよね。
「相沢さんはどうですか」
わたしも巫女はやったことないけど。
「がさつな相沢さんに無理な話でしょうね」
久瀬会長一言多いよ。
「えっとね、巫女はやったことないけどちょっとだけ弓道かじったから、多分大丈夫だと
思う」
「そうですか、まあ母が指導しますので初心者でも大丈夫ですよ」
「そっか、それなら安心ね」
「えへ、あたし一度着てみたかったんだ。日本文化って面白いよね」
北川は北欧計クゥオーターだから結構こういうの好きなんだよね。だから二つ返事で承
知してくれたみたい。
それでお着替えタイム、途中北川に触られまくったりしたけど、北川っていつもこうな
んだ、ちょっとふざけすぎ。まあとにもかくにも全員無事に着替え終わって集合、すると
そこへなぜか意外な人物が出現。
「あははー、金髪巫女さんに巨乳巫女さん、眼鏡巫女さんに小学生巫女さんですかー、こ
れは壮観ですね。あでやかです」
「いやですわ倉田さん、あでやかだなんて恥ずかしい、ぽっ」
「子供巫女さん、相当に嫌いじゃない」
なんで祐佐さんと舞人がここにいるわけ?
それより、いくらわたしが身長143センチ、体重29キロでも、16歳の乙女をつかま
えて小学生巫女って酷い。ちなみに金髪と眼鏡は言うまでもないけど巨乳ってのは斉藤の
こと、あの子身長は155だけどバストが90以上、わーんわたしに分けて欲しいよう。
576 :
年末年始:2007/01/03(水) 23:48:49 ID:XmSXCXuM0
「すねるゆう、とっても嫌いじゃない」
「いいから、抱っこして持ち上げるな、ほおをすりすりするな、頭を撫でるな」
「ぷにぷにの子供、最高に嫌いじゃない」
「あははー、舞人は可愛いくて柔らかくて抱き心地がいいものが好きですからね」
「わたしは縫いぐるみじゃなーい!」
10分ぐらい舞人のおもちゃにされたけど、やっと解放されたよ、やれやれ。
そうそう祐佐さん達が居るのは、祐佐のお父さんの倉田議員が天野神社の氏子総代でそ
れで祐佐さんが舞人をさそってお手伝いに来たんだって。なーんだ久瀬会長が承知したの
はそのせいか。乙女心だね。
その後は仕事の説明を受けたり、いろいろ準備を手伝ったりしてその日は終了したんだ
けど、終わった途端に北川が開口一番。。
「あーんなんか着くずれちゃった」
「あたしもー」
「北川さんも斉藤さんも胸が大きいと大変ですね」
久瀬会長ちょっと羨ましそうだ。
「ゆうちゃんはあれだけ舞人さんにすりすりされて、その後もちょこまか動いてたのに全
然崩れてないね」
「まあ相沢さんは胸があるとかないとかそんなレベルじゃないですから」
「どうせ、わたしはペッタンコですよ」
言い返せないのが悔しい、久瀬会長も別に大きくはないけど普通にあるもんな。
「目指せ身長150センチ、体重35キロ、そしてAAカップ。巫女さんやればきっと御
利益が」
「ゆう、まだ諦めてなかったんだ」
「身長はともかく体重が増えて喜ぶ女子高生ってゆうちゃんくらいだと思うよ」
「ちっちゃいままのゆう極端に嫌いじゃない」
「誠、五月蠅い!舞人高い高いするな。北川お尻に頬ずりするな」
「なんで僕だけ」
577 :
年末年始:2007/01/03(水) 23:50:17 ID:XmSXCXuM0
翌日も早朝からバタバタと忙しく働いたけど、一応準備が出来たところでちょっと休憩。
年越し蕎麦を食べることになった。
「天野、お母さんはまだ忙しいんでしょう。じゃあソバはわたしが準備するね」
「そうですか、ではお手数ですがよろしくお願いします」
えへへ、自慢のソバを食べさせるぞ。
「はい、お待たせ」
「「「いただきまーす」」」
いつの間にか手伝いに来ていた美坂兄弟も含めて全員笑顔で声を揃えていただきます。
でも次の瞬間全員一斉に
「「「ぶー!なんじゃこりゃあ!」」」
「あ、相沢さんこれは?」
「これはいったい何なんですか?」
「あぅー!まずいよー」
「うぐぅ、これ食べ物じゃないよ」
「こんな酷なソバはないでしょう」
「こんなもの人類の敵です」
「うーん、わたしの得意料理、お湯を捨てないカップヤキソバなんだけど、なんだか不評
みたいね」
「「「不評どころじゃねえ!うんなもん喰えるかー!」」」
以後わたしはお料理禁止の刑にされた、なんで?
そのころ自室で安らかにお昼寝中の雪兎。
「くー、ゆうの年越しソバは願い下げだおー。いかなくて良かったおー。くー」
追伸、天野と並んでたらお参りに来た人に何度も親子に間違われた。でもわたしと天野、
どっちのショックが大きいんだろう?
578 :
年末年始:2007/01/03(水) 23:56:28 ID:XmSXCXuM0
折良く、もとい運悪くお願いしていた巫女さん達が病気で駄目になってしまったので、
急遽相沢さんにお願いすることになりしました。
と言うのは半分口実で、相沢さんには将来うちにお嫁に来ていただくんですから、今か
ら神社のことに慣れていただかないといけませんからね。
ああ、これも、運命、なんですね。
そんなわけで、本当は二人っきりがよいのですが、まあ胸の大きい斉藤さんやスタイル
抜群の北川さんが相沢さんの小ささをより一層引き立てるのもまた良いものです。
最近の日本の若い女性はなんと言いましょうか、体格が良くて、あれはもう人間という
より牛ですね。霊長類でなくて偶蹄類ですね。
やはり女性の胸は内面同様控えめなのが良いものです。まあ相沢さんは控えめどころで
はありませんが。ここはわたしが一から育ててあげるのも楽しいものですね。
ごほん、おっといけません、今のは物腰が上品なわたしらしくなかったですね。
しかし巫女姿の相沢さん、想像以上に素敵ですね。ああ、あのちんまりとした肢体に映
える清楚な赤い袴がたまりません。このまま床の間に飾っておきたいです。
「天野、目つきが危ない」
それにしても、なんですか倉田さんのご友人だという人、わたしの相沢さんにやけに馴
れ馴れしいすね。あんなことをして良いのはわたしと誠、百歩譲って歩さんだけです。
それから、相沢さんの友人だと言う北川さん、彼女もなにか怪しいです。あれはきっと
怪しの恋と言うやつですよ。相沢さんは全然警戒してないみたいですし要注意ですね。
さてそのごも独楽鼠の如く働く相沢さんを見ながら楽しく仕事を進め、なんと相沢さん
のお蕎麦を頂けることになりました、感激です。
では戴きます。
……絶句……えっと、結婚後はわたしが料理をした方が良いみたいですね。
それと……世間の方々は目が腐ってます。どうして将来の似合いの夫婦のわたし達が親
子に見えるんですか?わたし憤慨しています。
ロリィなゆうを想像してたぎった
>「うーん、わたしの得意料理、お湯を捨てないカップヤキソバなんだけど、なんだか不評
みたいね」
それは得意料理って言わねぇよww
でもぶきっちょでかぁいいなぁ
ノンフィクションってことは…作者の実体験? フィクションの間違い?
kanonイラネ( ゚д゚)、ペッ
今日のかわいそうな子ID:7KY6Bee00
俺も反転kanonはあまり来るものがないんだよな。
何でだろ?
通常女性キャラは属性(甘えん坊、メイドとか)で分けられているけど
男性キャラ独自の属性みたいな物もあるんだろうか
偽悪、渋味、燃え、威風堂々、覚悟。どれもエロゲ主人公には無縁なもの
逆にあるのは優柔不断、諦めないとかいっときながら単なる頑固、節操なし、流され体質、現状理解能力欠如、空気読めない
kanon反転させると後者に該当するのが多くなるからかね?
>偽悪、渋味、燃え、威風堂々、覚悟。どれもエロゲ主人公には無縁なもの
ハクオロ聖上は?
>逆にあるのは優柔不断、諦めないとかいっときながら単なる頑固、節操なし、流され体質、現状理解能力欠如、空気読めない
浩之は? いや、節操はないけど。
流れを思いっきり切断して投下させて頂きます。
このssはタイトル通り一応ヤンデレというテーマで制作致しました。駄目な方はスルーしてください。
なお、作者たる私はClannadをやったことが御座いません。書き込みも初めてです。
その上、こういったものを書くのも初めてので、文章や登場人物の性格や言動がおかしな所も多々あるかと存じますが、どうかご容赦ください。
私の名は岡崎朋美。突然だが、私は春原陽平が大好きである。愛している。
しかし、私はいわゆるツンデレであるらしく、どうしても愛しい彼の前や彼に関する話では照れてしまって素直になれない。
困ったものである。だがこの親友以上恋人未満という関係も悪くない。そんな風に思っていた。
しかし。そんな関係を揺るがすような事が起きてしまった。
――――春原に彼女ができたのである。
「・・・・でさ、『先輩の事、前から好きだったんです』って言われちゃったんだよ!!!」
「・・・・・そう、それはよかったわね」
相手は1年。なかなか可愛い子、らしい。
嬉しそうに私にそれを報告する春原。私は内心酷く動揺しながらも何とか平静を装い、祝ってあげた。
そしてその日は家に帰り、風呂にも入らず考えを巡らせた。・・・・春原を取り戻すために。
春原を誘惑しようとまず考えたが・・・・・そうすると春原に淫売だと勘違いされかねないため、却下。
素直に告白すれば―――――いや、いつもの私の春原に対する態度から判断して・・・・冗談だと断じられる可能性が非常に高い。却下。
ならば、いっそのことその女を殺してやろうか――――
そんな風にも思ったが、そうすると・・・・・春原は悲しむ。春原が悲しいと私も悲しい。それに春原に怨まれてしまう。よって却下。
他に方法はないかと寝ずに散々考えたが・・・・結局、何も思い浮かばなかった。
故に・・・・諦めるしかなかった。
次の日、学校を休んだ。一日中泣いていた。春原を諦めるために。一日泣いて、少しは気が晴れたらしく、諦めるのも仕方ない、と思えてきた。
何より、春原の幸せを考えるならば、彼が幸せならば・・・・それで良い。そうして私は日常に戻った。
数日後の休日に、春原は件の彼女とデートに出かけた。
見送る時、心が傷つき、軋む音が聞こえた気がした。
空はどんよりと曇っていた。・・・・・まるで私の心のように。
午後になって雨が降り出した。彼は大丈夫だろうか。
夜になっても帰ってこない。これは・・・・そういう事なのだろうか?うまくいったという事なのだろうか。
私の心が軋む。仕方が無い。さっさと告白しなかった私が悪いのだから。
とはいえ、つらいものはつらいのだ。思わず泣きだしそうになる。その時、ドアが開く音が聞こえてきた。
春原が帰ってきた。彼はびしょ濡れだった。傘は持っていった筈なのに。
「す、春原、どうしたのよそんなに濡れて!傘はどうしたの!」
「おかざき・・・・僕・・・・・」
顔色が悪い。事情は兎も角早く着替えを「・・・・・たよ」・・・えっ?何?なんて言ったの?
「・・・・ふられちゃったよ」
・・・・・!?春原が・・・・ふられた?という事は・・・・春原は今・・・・・フリー?
やったぁ、と心で喜びの声を上げてから自己嫌悪に陥った。。・・・・・・酷い女だ。好きな人がふられて嬉しいなんて・・・・最低ね。
色々と考えていると・・・・・・どうも春原の様子がおかしい事に気がついた。
「僕ね・・・・・からかわれてたんだよ。」
端的ではあるが春原の話をまとめると、デートに出かけてすぐに、2人女の子が合流してきたらしい。おかしな話だ。それはデートと呼べるのか?
まあ人数はどうでも良い。合流してから、散々色々なものを奢らされたそうだ。
で、春原のお金が底をついた時に、その女は本性を見せたらしい。
「使えないわね」だの「貧乏人」だの「面白くない男」だの、他にも色々と・・・・・・・
聞いているだけで殴り飛ばして骨を全てへし折ってやりたくなるくらいの事を言われたあげく、遊びであった事を暴露されたらしい。
しかもそれだけに飽き足らず、隠れて見ていたらしいその女の本物の彼氏とやらにボコボコにされたそうだ。傘まで奪われて。
つまり、その女は最初から春原を玩具にするつもりで、愚弄する積もりで春原に告白したという事だ。
「間抜けだよね、僕。遊びだった事に気づかないで、本気になって・・・・・」
その女が悪いにも関わらず、春原は自分を責める。相当に落ち込んでいるらしい。
次の瞬間、私は春原を抱きしめていた。濡れてしまうが、そんな事は気にならなかった。
「お・・・おかざき・・・・?」
「・・・・春原、私は・・・・春原の事・・・・・好きよ。」
「!!あ、ありがとう、おかざきぃ・・・・・グスッ・・・・」
傷ついている彼の弱みに付け込んでいるようで嫌な気持ちになった。
しかし、それ以上に傷ついている春原を放って置けなかった。
春原を抱きしめながら、私の中で春原を傷つけたクソ虫共に対する憎悪が膨れ上がって溢れかけているのを感じた。
結局この日私と春原はそういう関係にはならなかった。でも、それは春原が優しいからだ。
それを勘違いしている馬鹿は、春原をヘタレだの根性無しだのと罵る。
でも気にしないで春原。誰も貴方の事を解っていなくても、私だけは貴方の事を解っているからね♪
数日後。
私は屋上に出ていつも通り本を読んでいた。
屋上には私以外に先客がいた。3人の女子だった。
話の内容としては他愛も無いものだった。
3年の男を騙して、連れまわして散々金を使わせてやったと言う話だった。
下らない。馬鹿馬鹿しい。
こいつらが誰を騙そうとも、誰が騙されようとも、私には関係ない。そう思いながら聞き流していた。途中までは。
話を聞いていると、どうもその内容がつい最近聞いた事がある話に似ていたからだ。
・・・・・・そう、私の大切な春原を愚弄したクソ虫共の話に似ていた。
そして私は、そこで聞き捨てならない台詞を聞いてしまった。
「アイツ春原陽平って言ったっけ?あいつ馬鹿だよねwwwwマジうけるんですけどwww」
――――すのはら?
「そうそう。最後マジ泣きしてやんのwwwあたしみたいな美少女がアンタみたいなヘタレ
本気で相手にするわけねーじゃん!みたいなぁ?」
――――何だと?この女はなんと言った?
「財布としても使えないしねwww」
――――じゃあやっぱりこいつが・・・・・こいつらが・・・・春原をだました・・・・・!
誰が騙されようとも関係ないとは言った。しかしそれは当然ながら愛しい春原を除いて、の話である。
「「「キャハハハハハハハハハッ!」」」
――――赦せないっ!!ゆるせないユルセナイ赦せないゆるせないユルセナイ!!!
私の心の中から昏い何かが湧き上がってくる。抑え切れない殺意が溢れ出す。
――――殺セ。
・・・・殺してやる・・・・殺してやる・・・・殺してやる・・・・
――――殺シテシマエ。
・・・・殺してやる・・・・殺してやる・・・・殺してやるっ!!!!
私は心の声に従い、クソ虫共に殴りかかっていった。
殺してヤル殺してやるころしてやるコロシテヤルころしてやるころしてやるコロシテヤルコロシテヤル
ころしてやるころしてやるころしてやるコロシテヤルコロシテヤルコロシテヤルコロシテヤル・・・・・・・・
気がつくと、私の目の前には春原を騙し侮辱したメス豚が3つ血塗れになって転がっていた。自然と笑みが零れる。
うん、やはり私はできる女だ。ここまで春原を愛せる女は私しか居ない。・・・・ん?
「た・・・たすけ・・・・・」
3匹とも辛うじて息があるようだ。・・・・・チッ。まあいい。
死んでいないし、4匹目のカス野郎が足りないがきっと愛しい春原は優しいから泣いて喜んでくれるに違いない。そして私の愛に気づいて・・・・キャ♪
うん、さっそく春原に見てもらわなくちゃ。4匹目もちゃんとすぐにぶちのめすから待っててね、春原♪
3匹の豚共を1回ずつ蹴り飛ばしてから、この成果を春原に見てもらうために呼びに行く。
道すがら考える。
きっとこれからも、春原を馬鹿にしたり、騙したりする奴は出てくるだろう。春原は優しく、純粋だから。
「くくくくくく・・・・・・」
でもね、安心して、春原。
「くふふ・・・ふふふふふふ」
愛しい貴方の敵は――――――
「うふふふふふ・・・・ふふふふ」
1匹残らず――――――
「ふふふふふふ・・・・・はは・・・・ははは・・・・」
この私が殺してあげる。私が貴方を守ってあげる。
「あは・・・・あはははははは・・・」
だから安心してね、すのはら。
「あははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははっ!!
きゃはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははっ!!」
なにがあっても、わたしだけはすのはらのみかただから。
だいすきよ、すのはら。だいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすき
だいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすき
だいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすき
だいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすき
だいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすき
だいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすき
だいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすき
だいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすき
だいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすき
だいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすき
だいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすき
だいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすき
だいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすき
だいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすき
だいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすき
だいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすき
だいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすき
だいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすき
だいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすき
だいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすき
だいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすき
だいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすきだいすあっすのはら、私と一緒に
来てくれる?如何しても見て欲しいモノがあるの・・・・・・
「えっ?良いけど・・・・何?・・・・も、もしかしてプレゼントっ!?」
それは秘密。でもきっと貴方は喜んでくれるはずよ。
「マジですか?いやー楽しみだなぁ♪」
そう。貴方は間違いなく喜んでくれる。春原の笑顔が今から楽しみだわ。うふふふふふ・・・・・・・・
あははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははっ!!!
以上です。岡崎朋美の性格が違いすぎるかもしれませんが、ご容赦下さい。
お目汚し失礼致しました。
コレが世に言うヤンデレという物か・・・・・ま、萌えたからいいんだけどね
この後春原はどう反応したんだろう。
考えると怖くなってきた。
まずは第一声。
「ひぃぃっ」
まーすのバットだとこんぐらい電波になってもおかしくないかも試練
智代ファイターの2Pキャラになってる朋美を想像した。
突然だが何故ゆうは超ロリと言う事になっているのだろう?前は
ごくごく(エロゲー基準では)普通の体格じゃなかったっけ?
ゆうが超ロリっていうのは
>>573が考えた突発的な設定じゃないの?
>>596 ヤンデレと言うより暴走キャラだな
しかもサイコ
607 :
1月6日:2007/01/06(土) 21:23:15 ID:lbUSnGEa0
今日は7年ぶりに従姉妹のゆうがやってくるんだよ。
7年前のゆうはちょっと小柄だけどきりりとした顔立ちの可愛い子だったよ。
僕と同い年だからきっと今はかなりの美人になってるよ、楽しみだよ。
って勇んで約束の一時の5分前に駅前まで来たんだけど……変だなどこにも居ないよ。
それから10分くらい捜したんだけど、約束のベンチにもどこにも居ないよ。
うーん、これはきっと列車を一本乗り遅れたに違いないんだよ。
時刻表を見たら次の特急が着くのは2時間後だよ。
じゃあしょうがないや、もうちょっとどこかで時間をつぶして、その後ゆっくりイチゴ
サンデーを食べる時間があるよ。
よし百花屋へレッ・ゴー!
とまあこんな風に水瀬雪兎が考えたのは無理もないことだった。
そう、従姉妹である相沢ゆうが列車に乗り遅れたという前提さえ正しければ。
しかし相沢ゆうはちゃんと定刻に到着しており、あまつさえきちんと待ち合わせのベン
チにいたのである。
なぜ雪兎はそのことに気が付かなかったのだろう?
ゆうはちゃんと雪兎の視界内に入っていたのだが、雪兎は全然気が付かなかった。
つまり、見えているのに見えていないと言うか認識できていなかったわけで。
雪兎は自分と同年輩=10代後半の少女を捜していた。
だからそれ以外の存在は見えていなかった。結局はそう言うことだ。
608 :
1月6日:2007/01/06(土) 21:24:17 ID:lbUSnGEa0
3時前、再び雪兎視点
ふーイチゴサンデー美味しかったよ。そろそろ駅前に行こうかな。
えーと駅前に着いたけどまだゆうはいないよ。一体どうしちゃったんだろう?
あれー、今気が付いたけど、約束のベンチに座ってる女の子、頭に雪が積ってるよ。
あんな10歳くらいの小さい子をあんなになるまで放っておくなんて極悪だよ。
そう言えばあの子さっきも座ってたよ。ってことは二時間?はっ、もしかして……。
わー、大変だよ、よく見たら7年前のゆうとよく似た子だよ。
もしかして、あの小学生がゆうなのかな?ううん、絶対にゆうだよ。
多分、ううん絶対に怒ってるよ。わー、どうしよう。
うーん、でも小学生だと思ったとかって言えないよ。余計怒られるよ。
普通に遅刻したことにするしかないよ。うん、そのせんで行くんだよ。よし、行くぞ!
「雪積ってるよ」
つまりこれがちびっ子ゆうちゃんとの再会に雪兎が遅刻した理由の真相だった。
少しばかり常人よりぼけっとしていると言われる雪兎だが、さすがに馬鹿ではないので
正直に理由を話したらゆうが更に怒るだろうということは推測できていた。
そして無理してボケを演じないでも普通の会話でボケてしまう雪兎の態度に、ゆうは雪
兎の遅刻を単なるうっかりと認識したのである。
結果としてこの件でゆうは雪兎を時間にルーズなやつだと認識してしまったが、まあそ
れは雪兎の自業自得と言うしかないだろう。
続きを!!!!
>>608 が逆になると…
ふーイチゴサンデー美味しかったよ。そろそろ駅前に行こうかな。
えーと駅前に着いたけどまだゆうはいないよ。一体どうしちゃったんだろう?
あれー、今気が付いたけど、約束のベンチに座ってる女の人、頭に雪が積ってるよ。あ、払い落とした。
あんな綺麗な女性があんなになるまで座っていてくれるなんて誰だか知らないけど幸運な奴だよ。
そう言えばあの人さっきも座ってたよ。ってことは二時間?はっ、もしかして……。
う、うそ、あれがゆう!?確かに面影はあるけど…あまりにも色っぽすぎるよ!
もしかして、あの美女がゆうなのかな?ううん、絶対にゆうだよ。今僕が決めた。人生バンザイ。キター
って喜んでばっかりいられないよ。表情には出さない様努力しているみたいだけど
多分、ううん絶対に怒ってるよ。わー、どうしよう。
そうだ!あんまり綺麗だから声をかけるのを躊躇っちゃったって事にしよう。
褒めれば許してくれるよね。うん、そのせんで行くんだよ。よし、行くぞ!
「雪積ってるよ、綺麗なお姉さん」
つまりこれが傾国の美女ゆうとの再会に雪兎が遅刻した理由の真相だった。
ぼけた性格ながら必死にフォローと好感度アップを狙った雪兎だが、流石と言うべきか
ゆうは嘘を見抜きながらも騙されたフリをしてあげた。
無理してボケを演じないでも普通の会話でボケてしまう雪兎の性格に、ゆうは
雪兎の遅刻を怒る気も無くしてしまったのである。
結果としてこの件でゆうは雪兎をお子様だと認識してしまったが、
まあそ れは雪兎の自業自得と言うしかないだろう。
改変スマソ。要は俺は秋子さんばりにむちむち美女なゆうが見てみたかったダケなんだ
雪兎ショタバージョンも頼む
612 :
610:2007/01/08(月) 06:03:32 ID:YEdycPET0
>>611 ようし、やってみようじゃないか。更なるパクリを許してくれ、608&609
今日は7年ぶりに従兄弟の雪兎と会える。
7年前の雪兎はちょっと天然だけど愛らしい顔立ちの少年だったわ。
私と同い年だからきっと今は結構美男子になっているんじゃないかしら、楽しみだわ。
そんな事を考えつつ約束の一時ピッタリに到着し駅から出たんだけど……変ね、どこにも居ない。
それから約束のベンチで待ち始めたけれど、何時まで経っても現れないわ。
どうしたのかしら。まさか私が列車を一本乗り遅れたとか勘違いしていない?
時刻表を見たら次の特急が着くのは2時間後。つまり後2時間は現れないって事?
いやいや、それこそ私が勝手に決め付ける事になる。きっと何かあって遅れているだけなのよ。
寒いけど、喫茶店に入ったりしたらすれ違いになりかねないわね。
我慢我慢。
とまあこんな風に相沢ゆうは辛抱強く待ち続けた。
そう、彼女はすぐに否定した「列車に乗り遅れたと思われている」という前提は正しかったのである。
しかし水瀬雪兎は一旦定刻に到着しており、あまつさえきちんと待ち合わせの
ベンチを探していた。
なぜゆうは雪兎に気が付かなかったのだろう?
なぜ雪兎はゆうに気が付かなかったのだろう?
どちらもちゃんともう片方の視界内に入っていたのだが、お互いに全然気が付かなかった。
つまり、見えているのに見えていないと言うか認識できていなかったわけで。
ゆうは自分と同年輩=10代後半の少年を探していた。
雪兎は自分が想像していた10代後半の少女を探していた。
だからそれ以外の存在は見えていなかった。結局はそう言うことだ。
613 :
610:2007/01/08(月) 06:34:29 ID:YEdycPET0
3時前、再びゆう視点
雪。雪が降っていた…なんて謎のナレーションが聞こえてくるわ。そろそろ幻聴が聞こえる様になったのかしら。
駅前で待ち続けた私。それでも雪兎は来ない。私…歓迎されていないのかしら…
ふと気が付くと、ベンチに座っている私を男の子が見ている。雪が積っている頭を見られている様なので、払い落としておく。
多分私はあの子にも変に見えるのね。雪が積もる程長くこのベンチに座り続けているんだから。とほほ。
そう言えばあの子さっきも居なかったかしら。ちょうど私が到着した頃に…?はっ、もしかして…
う、うそ、あれが雪兎!?よく見たら7年前の雪兎とよく似ている。
そんな馬鹿な、あの子はどう見ても小学生よ。17歳の男子高生な訳が無い。
あ、ジロジロ見ていたら何か変な表情になった。多分、ううん絶対に変に思われている。ど、どうしよう。
小学生だと思ったら実は同い年の従兄弟でした、なんて笑えない。これじゃ漫画よ。
お願い、雪兎。遅刻は許してあげるから、あの子じゃない貴方を見せて。うっ、あの子が近づいてくる!
「雪積ってるよ、綺麗なお姉さん」
つまりこれが傾国の美女ゆうと北国のショ太郎雪兎の再会が遅れた理由の真相だった。
外見小学生の癖に人一倍の性欲と7年モノの想いを成就させようとした雪兎だが、従兄弟が
7年前と殆ど変わっていない事を知ったゆうはそんな事に気付く余裕は無かった。
下手すると自分の息子にすら見られてしまう雪兎の外見に、ゆうは遅刻の件も
怒る所か忘れ去ってしまった。
結果としてこの件で雪兎はゆうを外見通り優しく美しい心の持ち主だと認識してしまったが、
まあそれはすぐに間違いだと分かるので問題ないだろう。
>>611 こんなんでどうよ。ショタ雪兎とグラマー秋子さん系ゆうって今まで無かったと
思う。この先どう進むかはさっぱりわからんが。
またkanonか
いいかげんウザいんだよボケが!
落ち着け
俺もうざいとは思ってたが言わないのが大人だ
言うにしても少し言い方を考えたほうがいい
お前らスレタイ嫁
――アルサルは限界だった。
今日は正月、去年までなら出来る限りの贅を尽くし、宴会の一つでもする所だが、今は状況が違ってしまっていた。
その違った状況とは何か? それは今、城の上から国民に向けて手を振ったり演説をしたりしている事に他ならない。
ちなみに、もう一人の王である――魔王ではあるが――アロウンはゲール族の人たちとどんちゃん騒ぎの真っ最中である。
何故分かるのか? その楽しげな声はこの部屋にまでかなり大きく響いているからだ。くそフリークス、絶対に生かしてはおかん。
しかし、そう思ってもアロウンに近づく事すら出来ない現状なのだ。心の中は、笑う膝より震えるぞハートで、燃え尽きる程ヒートであった。
今ならたった一人でも反逆を起こせそうだ。勿論武器は草刈り鎌である。
……こんな風にアルサルはもう既に色々と限界なのである。
新年の演説を終え、ぐったりした様子でアルサルは椅子に腰を落ち着けた。が、目の前には書類が山積している。
まだ新しい国であるアルビオンには仕事が山ほどあるのだが、その量に比べて役人の数が異常に少なく、
重要な物は全てアルサルに御鉢が回って来ているのだ。その量は暴力的なまでに膨大である。
ため息を吐きたいのは山々だが、後ろに控えている近衛兵達に弱気な態度など見せる事は出来ない。
アルサルは女王である。それをプロパガンダとして利用しない理由はなかった。――が、それはアルサルが虚勢を保てるという
上に成り立っている。だから、必死に自分を叱咤し、立派な女王を演じようとしているのだ。
ここ最近は年末年始の忙しさから、それが崩れつつと言うよりは既に崩れていた。何しろ睡眠すら碌に取れてはいない。
それでも、女王としての態勢を整えなければならないのだから大変である。
身嗜みはよくよく整えなければならないし、お風呂も一日一度で済んだ事はない。自分の世話をしてくれている女官達に
申し訳なさで一杯だった。
だが申し訳ないとは思えども、やってもらうと言う事に慣れていないアルサルにとってはそれすらストレスである。
なんとかアロウンに自分の身の回りの事位は、と頼み込んでみたのだが――
「別に構わんが……その女官達は路頭に迷う事になる」
――さもありなん。ただ彼女達はアルサルの世話をする為だけに雇われているのだ。
制約から解き放たれて中途半端に人情に厚くなったアルサルには、彼女等を切り捨てるなんて真似は到底出来ず、
その日は悶々としたまま不貞寝――しようとして書類の処理が終わらず寝れなかった。
幾度にも及ぶ徹夜の甲斐なく、エッフェル塔の如くそそり立つ書類に、ぐったりしたままに手を伸ばそうとするが、
どうにも動いてくれない。やらないと、やらないと……と思いつつも、どうにも体が拒絶してしまうのだ。
「アルサル様、大分お疲れのようですね」
「お、お……オガム!」
いつの間にか現れていたオガムにアルサルは少し驚きながらも、天の助けだと言わんばかりの表情で名を呼んだ。
アルサルはグッと体を机の上から乗り出し、オガムの手を握る。その行動を怪訝な表情でオガムは返したが、
覇気のないアルサルを見てか素面に戻すと、とりあえずアルサルから手を離そうとする。
そんな事は知らんとばかりにアルサルはオガムを無理矢理に引き寄せ、顔を近づけた。それに近衛兵二人が驚き、
何かひそひそと話しているが、気付いていない気付けない。
「オガム……頼む。もう無理だ! 千代の富士なんだ、千代の富士!」
「……それは体力と気力がなくなったので引退したいと?」
「そこまでは言ってない。ただ、少しだけでいいから休みをくれ。……最近幻覚が見えるんだ。
真っ赤な鼻の長い干し首が目玉やら唇やらを飛ばして、無念、とか言いながら巨大な石造と戦ってるのが!」
オガムからの反応はない。ただ、可哀相な目でアルサルを見ているのが何よりの反応であると言える。
アルサルは既に半泣きである。その可憐な泣き顔にオガムは心打たれ、熱いラブロマンスが始まる――訳がなく、
オガムは無理を言う孫を困った表情で見つめるような……まぁ、一言で言えば生暖かい表情で見るだけだ。
だが近衛兵二人は、そんな尋常ではない様子の女王陛下と皺深き重鎮を見て、更に口数が増えている。
――え、そもそも立つのか?
――いや、とりあえず布団しけば、な!
と、中々に俗物的な会話であった。
しかし二人はそれに気付かないのはお約束。
女王様とお爺ちゃんが密通との噂がアルビオンに広まるのは近いかもしれない。
終わり
空気を読まずになんとなくヤンデレはじめさん投下。
「初音くーん、一緒に帰ろ?」
「あ、○○(オリキャラのため名前を秘す)ちゃん。
いいよ、うちの前まで同じ道だよね」
「そうだよ。じゃ、行こっか」
「うん」
皆さんこんにちは。お久しぶりな柏木初音です。
あの夜の洞窟でのできごと以来、僕ははじめお姉ちゃんと…
えっと…その、恋人……っていうか、好きな人、というか…
とにかくそんな風になったりしちゃったりしちゃったりしちゃってます。
今日は学校も午前で終わりの日なので、家に帰ってお昼ごはんです。
朝家を出てくるとき、今日はチャーハンを作るってお姉ちゃんが言っていました。
腕によりをかけて作ってあげるよ、と言いながらにこにこ笑っていました。
僕にごはんを作ってくれるときのお姉ちゃんの顔はとっても真剣で、
もともと格好いい顔の人なので、本当に、とっても綺麗なんです。
あ、ちょうど家の前に着きました。
「じゃ、ここまでだね○○(オリキャラのため名前を以下略)ちゃん、また月曜にね」
「また来週ねー」
○○(オリキャラのため以下略)ちゃんを門の前で見送ると、
僕はすっかりお姉ちゃんのごはんが待ち遠しくなっていて、
ダッシュで玄関先へと駆け込みました。
「ただいまーっ」
ででーん ででーん
「ああっ!いきなりBGMが『UKIUKI気分』から『見えざる敵』にっ!」
「お帰り初音、何か言うことないのかな?」
はじめお姉ちゃんが包丁を持って微笑んでいます。怖いです。
「な、何かって…?」
みしみしっ
あ、お姉ちゃんがちょっとエルクゥ化しました。床が軋んでます。
心なしか室温も下がったような気がします。
「えっと…○○(オリキャラ以下略)ちゃんと一緒だったのは
途中まで帰る道が一緒だったからで」
「へえぇ…○○(オリ以下略)ちゃんって名前で呼ぶんだ…ふぅん…」
室温がさらに下がっていきます。
今日はチャーハンを食べられそうにありません。
誰かお姉ちゃんを止めてください。ちょっと泣きそうです。
622 :
元380:2007/01/09(火) 00:41:03 ID:29SU/bF80
…ということでヤンデレはじめさんを書いてみたわけなんですが…
ヤンデレとは難しいものなのですね、うーむ。
前書いたふゆものの続きを書こうかなとも思ったんですが
なにぶん少し前の話なのでスレの空気にそぐわないかな、と思って自粛しました。
それでは回線吊って首切ってきます。
>>622 今ひとつ理解できてないならヤンデレにこだわるのやめろ
>>623 別にいいんじゃない?
そこまで目くじら立てることでもないでしょ。
というか、最近スレの空気がとげとげしくないか?
もっとのんびり行こうぜ。
やめろとか言う位ならむしろ自分が「これぞヤンデレだ!」と言う作品を書くが吉
いや、むしろ>623が>622に対してヤンデレ化しているんだよ。
>>618-619 なんか息抜きと称して逃げたハクオロの仕事押し付けられたべナウィみたいな状況だなw
キャラ的にもそんな感じだし。
つうかちょっとは手伝ってやれよオガム。
>>620-621 四兄弟とのハーレム状態でヤンデレ…
はじめ「誰か一人だけを選ぶなんてできない!
だからみんな殺しちゃった。こうすればみんな私の中で平等に愛せるから。でしょ?」
裕子「はいはい後は署の方で聞かせてもらいます」
ただのメンヘラだなこりゃ。
>>605 >ふざけないで!
>透は私のペット
>なんだから!
wwww
>>627 その後深夜の留置所で
「お前のせいで初音がっ!死ねっ!死んで初音に詫びろっ!」
とか言いながら裕子さんがはじめにエロい拷問する絵が浮かんできた。
壁に手を付かせてホースの水ぶちまけるとか。
C級深夜映画の見すぎかな、俺。
ちょっと見たいかも知れん
確かに裕子さんとはじめさんのガチレズは見たいな。
書き込もうとして某板に誤爆ってあせったw
632 :
名無しさんだよもん:2007/01/10(水) 12:54:52 ID:UBVecmNw0
>>1 の通りに朋美さまの話をしようではないか。
最近では陽平の実家に挨拶に行く、がちがちに緊張した朋美を妄想した。
つか陽平の両親はあんなヘタレがあんな別嬪さんつれてって、どんな反応するんだろう。
緊張しまくった挙句無理やりおしとやかに振る舞い、外見通りのお嬢様だと
勘違いされてずっと芝居し続けないといけなくなる朋美のピンチもレッツ妄想。
陽平とふたりきりで地を出しているところを陽平の両親に目撃され
我が子ながらどうしようもない男だがどうか見捨てないでやってくれと土下座される朋美
>>632 ちょっと書いてみた。
「――ああ、こいつは向こうで知り合った僕の彼女で……岡崎朋美って言うんだ」
――三人の動きが止まった。両親はともかく、芽衣は岡崎の事を知っている筈だ。何故驚いてるのだろうか?
カチコチに固まってしまった両親と芽衣には怪訝な表情を向ける事しか出来ない。
そういえば、とチラリと岡崎の方に振り向く。固まる原因なんて、異分子である岡崎以外には有りえない。あいつに何か――。
見ると岡崎まで固まってしまっていた。でもあの三人とは違い、俯くように顔を背けている。しかも何故か顔が耳まで真っ赤だ。何でだろう。
と、不意に父さんが硬直から解けたようで顔をぶんぶんと振った。そして此方を嘗め回す様に睨み付ける。
フンと鼻を鳴らした後、台所へ――何かを探している普段台所に立たない人だから見つけられないのか……あ、あれは塩か。
その塩が入っている袋にざくりと手を突っ込み、しこたま握り締めた。
ギラリとした眼光が僕を射抜く。息子が連れて帰ってきた彼女。まさか、それで岡崎を……!
「そんな別嬪さん何処から攫って来たんだ陽平――! お前とはもう親と子ではない、とっとと警察行きやがれ!」
痛い、痛い痛い! って僕に投げるのかよ!
>>633 逆に、直子ママン(反転直幸)の前で偶然男らしいところ見せてしまったために
「こんな娘ですけどよろしくお願いしますね」と涙ながらに朋美を託されてしまう春原というのも。
なかなか良いカップルじゃないか
陽子も好きなんだが
あと全く触れられないヒロインズカワイソス
蔵は岡崎と春原の片方反転でお腹一杯ですよ
たしかに、組み合わせが良すぎて他が想像し難いな
陽子の可愛さはガチ
せめて芽衣を絡めてみてもいいと思うんだ。妹でも弟でも。
春原が好きじゃない俺は大概の反転蔵はスルーだな…
朋也×陽平
朋美×陽平
朋也×陽子
朋美×陽子
上記4つ、なんでもイケる私は勝ち組
アッー!
ああ朋也×陽平だけはおkだな
何故か
確かに朋美様には陽平が一番いいな、と思う。春原もやる時はやれる子だしな。
朋美様の相手に陽平が選ばれるのは相性抜群ってのもあるけど、
蔵に限らず鍵のヒロイン達の反転はあまり魅力を感じないからじゃないかな。
個人的に風太郎は萌えキャラだけど朋美様の彼氏には…うーむ。って感じだし。
反転渚や反転智代もいいと思うんだがな
あと陽平との絡みならやっぱ理不尽な朋美もみたい
よく考えたらクーツンデレというよくわからないものになるんでは>朋
芳野祐介を反転させた場合、『NANA』みたいな事になるのか?
反転前よりドロドロな過去になりそう。
NANAはよく知らんけど、ドロドロとかいうなら祐介←朋美とか秋生←朋美とか。
いっそ馬鹿二人のみ反転させて朋美総受けなゆりゆりなお話とか良さげ。
いや、これはドロドロじゃないな……
いや、もう一度考えてみるんだ
何らかの液体でドロドロになることは十分ありうるんじゃないか
∧_∧
( ;´∀`) 朝から何てこと言いやがる
人 Y /
( ヽ し
(_)_)
反転観鈴とのどろり濃厚プレイ
>>644 4番目が好きなオレは・・・・・・色んな意味で終わってると思うw
別に問題ないと思う俺はもっと終わってるのだろうか。
ほのレズでもガチレズでもいいジャマイカ
なんだ、俺みたいの結構いるのなw
まあ、その場合、女子反転なしで朋美×陽子に藤林姉妹加えた四角関係のドロドロな百合展開を妄想すんのは俺ぐらいだろうけどw
春原で女の味を覚えた朋美が食い散らかすエロゲ想像した漏れに比べればなんてことはない
この流れで薔薇好き百合嫌いな俺の登場です
このスレにいる時点で性倒錯が好きなんだよな
仲良くやろうぜ
反転椋って亮の方がなんかいいな。京とも双子っぽいし。
そんな自分は杉坂×仁科派。どっちか反転でも薔薇でもいい。
ええいマニアックなww
薔薇なら朋也×陽平だな。
あれ?スレ違い?
一体何人反転させてきたと思っているのかね?
妄想と暴走を呼吸すかのように行う勇者の集団にかね?
マニアック? 何を今更! 22スレと668レスほど言うのが遅いぞ!!
初代スレの2で言うべきだったね <マニアック
タマ兄の顔は雄二でおk?
保管庫にある壁紙のせいで、
貴明×雄子が刷り込まれてます。
♂カルラの顔もデリホウライでいいよな
で、♀デリは胸ぺたーんカルラでいいよな
悠里の外見はタマ姉というより
ロリタマの頭身を伸ばしたものだと予測
流行りは
主人公×親友か
友則とかな
大抵のゲームで親友はいい奴だと思うんだが
天いなは例外かな
蔵がお互い依存しまくりでべったりしすぎなんだと思う。
>>682 岡崎も春原も単純ないいやつではないな、一応不良だし。
だからこそ個性があって、反転した際のシチュエーションだけでなくキャラクターとして萌えられるのではないかと。
私だけかもしれないけど、恋愛ゲーで良くある無個性な男キャラ(特に主人公)は好きになれない。どうしても。
>>683 最近彼女(真帆)とうまくいっていない悪友の功にふとした勢いで処女捧げてしまう朱鷺乃
彼女的には「ああそんな事もあったわね」程度にしか思ってないが、功の方ではそう簡単に割り切れず
おまけに真帆が薄々感づいて泥沼に・・・
真帆に難詰されて本気で困惑する朱鷺乃とか
ときのん×恵
近親〜♪
>>684 確かに岡崎以外のキャラに対する春原の態度は冷たいというか酷いな
陽平自体が極端な依存型ヒロインを男にした感じの性格だからね
実は陽子たんは朋美様以上にヤンデレるタイプかもしれん
>>684 でも個性がありすぎても困る。板違いだから名前は伏せるけど伊○とか○海とか
>>687 前スレにそういうSSあったよな
朱鷺乃と恵美梨の喧嘩は反転前より陰湿そう
女同士だし。
でも逆に派手に取っ組み合いしててもそれはそれで萌える
いや、恵美梨が陰湿とは程遠いキャラだからな、反転前と変わらないんじゃね?
姉妹で雪雄を巡ってとかなら読んでみたいな
天いなは主人公だけ反転させるのが個人的趣味では一番楽しい希ガス。
女だけの三角四角五角関係が…
ま た 百 合 か
まぁいいけどな別に
しかし最近はどこ行って百合や薔薇の話題が出てくるから困る
女同士でやられると男としてかなり複雑だ
逆はそれ以前の問題だ
恵は朱鷺乃のことを『お姉ぇ』と呼ぶんだろうか。恵美梨の時と違ってなんかシスコンぽく聞こえるなw
真にそのことを指摘されて真っ赤になって否定して泥沼にはまる恵を幻視した。
朱鷺乃は弟をレイプしそうだ
だがそれがいい
むしろ俺がレイプされたい……じゃなくて、恵が我慢できなくなって襲い掛かる可能性の方が高いかと
要するに恵は毎日姉に暴言吐きつつもオカズにしてるのか
まあ、郁紀と同じようなもんだな。
>>695 恵「クソバカお姉ぇ、とっとと死んじまえ!!!」
↓
恵「うっ……最低だ…俺って……」
往緒(?)が長谷部みたいになっちまう悪寒
だらしなくしどけなく風呂上がりの裸体を晒す朱鷺乃んに対して
赤面しながら「このバカお姉っ」と罵りつつ
部屋に戻るとテント張ってる自分を見下ろして「最低だ俺って」となる訳ですな。
ときのんわざとやってるな
恵「せ、セックスする、お姉ぇともっとセックスするっ!!」
こうですか? わかりませn
で、ホモの気もあるという
最低だ
憧れていた品行方正才色兼備な先輩(男)が、なぜかダメ人間な姉(でも実は好き)とくっついてしまった。
どうする、恵!?
憧れていた品行方正才色兼備な先輩(男)が、なぜかダメ人間な姉(でも実は好き)とくっついてしまった
│
├ 1.姉を犯す
│
│ [まちがい]
│ 確実な方法ではありますが、実の姉弟なのが難点です。
│ それよりも別の手段を探してみませんか?
│ ちょっとしたくそみそでなんとかなるかも?
│ ↑
│ ココがポイント!
│
└ 2.先輩を掘る
[せいかい]
アッー!
雪緒を反転せずに恵を主人公にすればみんなしあわせ
恵と透子はどうやって知り合うのだろう。ちょっと気になる。
朱鷺乃に懐いて家について来た所で知り合うとか?
原作とは全然違う展開になるのは間違いない
ときのんルートは、途中でときのんが明日馬さんにマワされる鬱シナリオです。
しかしここで恵の熱い一面を垣間見ることが出来ます。
ただし、選択肢を間違えると透の肉便器BADENDになるので注意が必要です。
ときのんが恵を襲う→姉弟愛END
ときのんが恵に襲われる→下克上END
だろ
>>712 朱鷺乃「私が維納夜曲でバイトするから」
ニア じゃあ俺が家事担当で
須磨寺先輩がいるのにそんなことさせるか、反対だ
運命の分かれ道……
>>714 それは二週目で初めて出てくる選択肢だろう?
アレだ、明日馬さんを真っ黒くするからダメなんだ
反転前に近づけて、エロくて家庭内問題のせいで昔はヤンチャしててちょっと腹黒いんだけど本当は寂しがり屋なお兄さんにするんだ
これなら、最初は体だけの関係と割り切っていたのに、いつの間にか朱鷺乃依存症になっていた明日馬さんとか
そんな二人を見ていてウザかったはずの姉に対する自分の気持ちに気づいて、嫉妬している自分を必死に否定する恵…みたいになってイイんじゃないかなと
そしてその分透を果てしなく黒くすればいいんだよ
だから黒くすんなよw
そんなにくーくー寝ないで、あいつはいつでも居眠り
朝寝をするのも止めてよ、あいつが誰より一番
寝坊、寝坊、寝坊、くーくー、寝坊、寝坊、寝坊、くーくー
寝坊、寝坊、寝坊、くーくー、寝坊、寝坊、寝坊、くーくー
星達が眠った朝もー、夢見てるあいつはいつも
起こしてもあいつは知らんぷりで、今頃は惰眠に夢中
あーあ従兄弟の人ってー、いつーでもー眠ってばかり居るのねー
あーああちこちで眠り込みー、わたしをー悩ませるわー
そんなにくーくー寝ないで、あいつはいつでも居眠り
朝寝をするのも止めてよ、あいつが誰より一番
一番、惰眠
「相沢さん、今のはなんなんですか?」
「えっ、掃除の鼻歌で雪兎のテーマソング。この間誠に付き合って昔のアニメ見てたら思
いついたんだ」
「なんというか、雪兎に関してはあまりに的確でコメントのしようがないね」
「おやおや困った子ですね」
「あははっ、あと誠のもあるんですよ」
そんなにおどおどしないで、あの子はいつでも人見ね
悪戯するも止めてよ、あの子が誰より一番
子供、子供、子供、あぅー、子供、子供、子供、あぅー
子供、子供、子供、あぅー、子供、子供、子供、あぅー
星達がきらめく夜更け、そろそろね復讐劇が
注意してもあの子は知らんぷりで、今頃は準備に夢中
あーあ男の子ってー、いつーまでたーっても子供ね
あーああれこれの悪戯でー、わたしを悩ませるわー
そんなにおどおどしないで、あの子はいつでも人見ね
悪戯するも止めてよ、あの子が誰より一番
一番、子供
「これはまた、こんな的確なことはないでしょう」
「ねっ、結構はまってるよね。ついでに歩ヴァージョン」
「誠は子供じゃなーい!」
そんなにそわそわしないで、あの子はいつでもきょろきょろ
食逃げするは止めてよ、あの子が誰より一番
逃げろ、逃げろ、逃げろ、うぐぅ、逃げろ、逃げろ、逃げろ、うぐぅ
逃げろ、逃げろ、逃げろ、うぐぅ、逃げろ、逃げろ、逃げろ、うぐぅ
足早に駆け去る子供、夢見るのアンコの全て
注意してもあの子は知らんぷりで、今頃は甘さに夢中
あーあ小学生ってー、いくつもたい焼き盗っているのね
あーああちこちで食逃げで、わたしを悩ませるわー
そんなにそわそわしないで、あの子はいつでもきょろきょろ
食逃げするは止めてよ、あの子が誰より一番
一番、泥棒
「あははー、これはちょっと可哀想じゃないですか」
「そうだよ、小学生じゃないもん」
「あのねえ、明らかに突っ込み所が違うって」
「よし、俺も一つ作ったぞ」
そんなにパクパクしないで、あの子はいつでもペロリン
真冬に食べるの止めてよ、アイスが何より一番
バニラ、バニラ、バニラ、アイス、バニラ、バニラ、バニラ、アイス
バニラ、バニラ、バニラ、アイス、バニラ、バニラ、バニラ、アイス
星達がきらめく夜更け、夢見るのアイスの全て
アイスであーの子はご満悦で、今頃もバニラに夢中
あーあ、四次元ストール、いくつもアイス持っているのね
あーあ、食べ過ぎて腹下し、わたしを悩ませるわー
そんなにパクパクしないで、あの子はいつでもペロリン
真冬に食べるの止めてよ、アイスが何より一番
一番、好きよ
「薫、上手い」
「そんなこと言う人嫌いです」
反転かんけぇねぇ
朱鷺乃の着ている維納夜曲制服がかなり好評だったので、触発されて自分も着てみた反転おやっさん
しかし、あまりの不評の嵐にいじけて休業してしまうのであった
その後、バックヤードで必死におかみさんを慰める雪雄と明日馬さんの姿があったそうな……
>その後、バックヤードで必死におかみさんを慰める雪雄と明日馬さんの姿があったそうな……
雪雄と明日馬に2本刺しにされてよがり泣くおかみさんの姿しか浮かんできません。ほんとうにありがとうございました。
反転前のおやっさんは「こんな親父がケーキ作りを」というギャップ感があったが。
反転後だと、どうなるんだろう?
ぼんきゅぼんの美女になるのか、それとも恰幅の良い食堂のおばちゃんみたいなキャラになるんだろうか?
後者の方が味があって良いなぁ、とか思った。
間をとって恰幅の良い美女で
恵「やーいヤリマーン」
ドゴッ
元美女で現在恰幅の良いおばちゃんって感じかと
『恵』だとやっぱりまた会いに行く方の恵を思い浮かべてしまうんだが
朱鷺乃の維納夜曲制服は
明日菜タイプ?雪緒タイプ?
悠里と玲於奈は滅茶苦茶仲悪そうな気がする
>>698 べとべとした手でハンバーグ作って朱鷺乃に食べさせる恵。
何も知らずにもそもそ食べる朱鷺乃を観て歪んだ愛情を表現する恵。
そんな姿が目に浮かんでしまいました。うん、病んでるな。
時代はツンデレHENTAI弟か
むしろお姉をオカズに夜な夜なシコシコする恵を目撃する朱鷺乃。
目撃されてテンパル恵。あわてて自分のオカズは「雪雄先輩!」だといってしまう。
自分の弟のオカズ対象(と思っている)雪雄と同じ職場でなんか微妙な朱鷺乃。
その言い訳はしないほうがましな気がする
>>736 恵「…お姉ぇ…お姉ぇっ!!!」
朱鷺乃「(…またか)」
恵「あ、あっ!お、おねえちゃんっっっ!!!」
朱鷺乃「……!!!!!」
>>733 自分で自分のモノが付いたハンバーグを食べるのか……。
>>739 せめて朱鷺乃に食わせるだけにしておこうぜw
さすがに恵もそこまで変態ではないだろう。
せいぜいバカお姉ぇが憧れの先輩に近付いたことに我慢できなくなって
鬱屈した性欲が爆発して寝込みを襲うくらいの変態度だろう、きっと。
どっちの寝込みを襲うかまではわからないが。
朱鷺乃の寝込みを襲う恵。
双方共に初体験ゆえに主導権は恵が握る。
そのうち何度も体を重ね合うようになるが、朱鷺乃、雪雄フラグ発動。
雪雄相手には主導権を握る朱鷺乃。
そのうち、雪雄との関係が恵にばれて、3人プレイに突入。
恵にはハンバーグだけでなく是非とも男の料理チャーハンに挑戦してもらいたい
そして例のAAの如く盛大に失敗してショボーンしているところに
ときのんに後始末を手伝ってもらいふとした姉のやさしさにドキッとしてもらいたい
家事を恵が受け持ってるなら、下着の洗濯も任せてそうだな、朱鷺乃ん……。
赤面しつつ怒り顔で洗濯機の脇に放られた姉の下着を睨みつつ、
洗濯機で洗う訳にもいかずに手洗いする羽目になる几帳面な恵くん。
嬉しいんだか哀しいんだか悩むトコが既に泥沼って感じだな。
朱鷺乃通常使用→恵自己発電使用→洗濯
って流れだな
∧,,∧
(;`・ω・) 。・゚・⌒) チャーハン作るよ!!
/ o━ヽニニフ))
しー-J
アッ! 。・゚・
∧,,∧ て 。・゚・。・゚・
(; ´゚ω゚)て //
/ o━ヽニニフ
しー-J 彡
∧,,∧ ショボーン
( ´・ω・)
c(,_U_U ・゚・。・ ゚・。・゚・ 。・゚・
━ヽニニフ
よしバレてない
クルッ ∧,,∧
ミ(・ω・´ )つ サッサ
c( U・ ゚U。彡・ 。・゚・
━ヽニニフ
∧,,∧ 。・。゚・。 ゚・。゚・ できたよ〜
( ´・ω・)つ\・゚・ 。・゚・・/
∧,,∧
(;`・ω・) 。・゚・⌒) チャーハン作るよ!!
/ o━ヽニニフ))
しー-J
∧,,∧ ハァハァ
(*`゚ω゚) ドピュッ 隠し味入れるよ
/ ヽっ・∵。
しー-J ━ヽニニフ))
∧,,∧ 。・。゚・。 ゚・。゚・ できたよ〜
( ´・ω・)つ\・゚・ 。・゚・・/
朱鷺乃は恵を何と呼ぶのだろう。
「おまえ」なのか「アンタ」なのか。「あンた」だと池上遼一だ。
おまいらが恵をそんなキャラにするから
原作をプレイする時エミ公で変な妄想しちゃうジャマイカ
アホアホお兄のクソバカ!根スケベ死んじゃえ
↓
ん・・っあ・・・お兄ぃ・・・指止まんないよぉ・・・・
↓
その手でハンバーグ
か?
まさか恵の話題でここまでフィーバーするとは思わなかった
弟キャラもあなどれんな
>>751 むしろ突っ込んだにんじんを(ry
と激しくスレ違い
つーかそこにたどり着くんだな
明日馬さんだけ反転していなかったら雪緒は既に明日馬さんの餌食になってるんだろうな。
そしてそこから始まるNTR鬱シナリオ
×明日馬さんだけ反転していなかったら
○明日菜さんだけ反転していたら
だった
このスレに毒されすぎだなw
エロゲ系スレで貴子と出ると厳島じゃなく河野を思い浮かべる俺も毒されすぎ
友達にするならひろみ
恋人にするならふゆ
嫁さんにするなら浩子
この訴えはなんとなく続けていくつもりです。
パトロンにするならハクオロさんとか
お笑いコンビを結成するなら陽子とか
バカヤローハクオロさんはお母さんだろ
ときのんはセフレ
貴子は妹
朋美は下心込みの友人で
裕子が上司
かずきが同僚
朱鷺乃が彼女
貴子が妹だろ普通
蝉枝はお姉さんだな
牟祢が出ないのは関わり合いになりたく無いからか
牟祢=ふじこ
祐子が家族にいたらどんな感じになるのだろうか
ひろみ=悪友
アロウン様はどうなるねん
俺はかずきを彼女にしたい。普通に良い女だし、
ディープなオタクトークもガンガン出来るから(笑)
郁巳は…
学→相談相手
遊馬→悪友
好巳→エロ本とかエロ画像(無修正)見せまくって赤面させたい
碌なダチがいなかったもので
ひさびさに電波バレンタイン電波
ハーレムもちの悩み
ハクオロ「毎年チョコレート沢山用意しなくちゃいけないから大変です」
ふゆ「ですよねー」
浩子「‥‥お前は沢山用意しちゃダメだろ」
嫌味
貴子「私なんて全然モテ無いし、チョコあげる人なんていないよー」
ツンデレ疑惑
恵「お、お、おおお姉がバレンタインチョコを買ってきてるぅうーーー!?」
朱鷺乃(‥‥ああ、チョコが安かったのってバレンタインだからか)
末期
かずき「もうサンクリは裸体の上にチョコで描いたらいいと思うの」
ミッションコンプリート
エリー『アーアー、下着までぼろぼろダネー。さすがのナスティガールも今回のはムチャしすぎジャナイノ?』
牟祢「――無理してでも今日中に終わらせないと14日迄に日本に帰れないでしょ?
チョコを渡す、ミッションもこなす。両方やらなくちゃあいけないのがA級エージェントのつらいところね」
地獄姉妹
アロウン(姉)「‥‥いいよなお前らは‥‥バレンタインなんて王道のイベントがあって‥‥」
鎖の人(妹)「‥‥私なんて普段の会話で触れられる事すらないわ、姉貴‥‥」
>>774 > 貴子「私なんて全然モテ無いし、チョコあげる人なんていないよー」
悠里「(#^ω^)ビキビキ」
>>774 ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ・∀・)< お姉ぇあげる奴いないのにチョコてwwwwww
( 建前 ) \_______________
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( _)_)
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( 本音 ) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( 。A。)< い、一個ぐらい……
∨ ̄∨ \_______________
どうでもいいけど朱鷺乃って3rdでダッドリー使ってそうだよね
何? タマ兄の七尺フンドシ人形だと?
780 :
名無しさんだよもん:2007/01/31(水) 15:25:37 ID:kycjedOX0
だったら俺は貴子のふんd(ry
貴子のビキニフィギュアがあれば10万出してもいい。
782 :
名無しさんだよもん:2007/01/31(水) 17:24:28 ID:HgoKKn5t0
ナンパしてハメ撮りするような反転キャラは誰だろうか……。
明日馬だな
家で恵にハメ撮りされ
学校のトイレでしーちゃんにハメ撮りされ
放課後の教室で透にハメ撮りされ
ついでに部室で真にハメ撮りされ
バイト先でも明日馬さんにハメ撮られる
そんなハメ撮りマスターときのん
>>785 それじゃハメ撮られマスターときのんになっちゃうだろw
……そういえば天使なんか以下略では事後の姿をしーちゃんに撮影されてたね。
ときのんハメ撮り王レース
恵 0票
忍 0票
透 0票
真 0票
明日馬 0票
雪緒 1票 ←俺の票
さあ張った張った
真がドベなのは鉄板
真は愛とセクロスの関係についてくどいぐらいうるさいくせに
部室でパンツ一丁になって朱鷺乃に迫ったりする漢
でも最後は功美に〆られてめでたしめでたし
>>789 そんな真にやらせてあげるときのんマジ女神
>>789 逆に、
愛とセクロスの関係についてくどいぐらいうるさいくせに
部室で下着姿になった朱鷺乃の前にたちまち性欲をもてあます真。
真に押し倒される中、「なんだかんだ言って所詮こんなものよね」と醒めた心の朱鷺乃。
マジニヒル。
>789
パピvヨンv ちっくな光景を想像して紅茶吹いた
抱かれているうちに自分も感じてきてしまうことも
「どうせこんなもんなんだから仕方ないわよね」と
割り切ってしまうときのんクオリティ。
最近のスレ見てるとキャラかぶってそうな朱鷺乃と朋美のキャラ分けできてきてるね。
朱鷺乃の可愛さは異常
時紀はむかつくが朱鷺乃は身もだえするほど萌えるおそるべしTSクオリティ
反転オソロシス
是非ツンデレ属性も継承してほしいな
透 犬チック、でも腹の中は真っ黒け
しーちゃん 失禁
真 愛とは何ぞやSEXとは何ぞや
雪雄 屋上ダイバー、掘られっ子
明日馬さん 腹黒だったりレイパーだったり
恵 HENTAI
結論: 朱鷺乃は男運無し
>>799 透は腹黒派と純粋にヘタレ派に別れるとおも
俺は後者
>失禁
男だと悲惨だな…
>結論: 朱鷺乃は男運無し
そこも萌え要素のひとつですよ?
ふゆとは対極だな
ふゆは男運があったせいで不幸になるタイプではないだろうか。
対極はむしろ浩子あたりかと。
浩子が悲惨な目に遭うのが想像できないな。
付き合う男性が多種多様すぎてベッドの上で悲惨なことになりそうではあるが。
むしろ逆に考えるんだ。
はじめはろくでもない男たちだった。
しかし、朱鷺乃ンとのセックルやらで段々と成長。
次第に朱鷺乃に頼れる男と認識させるほどに進化すると!
どれだけ頼れる男でも、朱鷺乃んは頼ったりしないよな。
ちょっと背中預けて寄りかかるかもしれないけど、それだけ、というか。
ストイックで素敵だ
だからこそ手に入れたいというか
ところがどっこい恵に限ってはツンツンしていた分
一度デレ面におちるともうお姉ぇなしでは生きられない体になります
甘えるってレベルじゃねぇぞ、みたいな領域に逝けるとこまで逝っちゃいます
以前のSS作品にもあったけど、朱鷺乃ってレイプ耐性高そうだよな。
逆に、浩子なんかは知ってる相手に押し倒されるならともかく
見ず知らずの野郎にレイプされたりしたら結構簡単にダメになりそうな予感。
朱鷺乃がセイカクハンテンタケ食べたら、想像したら股間がおっきしてきた
朱鷺乃はSSの量にくらべて絵がすくないからちとカナシス
まとめサイトのイラスト以外ないのかなぁ・・・
ヤリマソぽいけど実は透の時まで処女だったりするときのん萌え
>>810 俺も激しく希望
あと反転一樹一枚ももなくね?
最近住み着いたくちだが
まとめのイラストあさってたらみさき樹理がCLANNADの反転イラ描いててびびった
まだこのスレのぞいてんのかな
>>809 ダダ甘デレデレになって、
制服の端を掴んで離してくれなかったり、他の女の子と離してたら不安げに視線を落としたり、放課後下駄箱にもたれかかって日が暮れるまで待ってくれたりするんですか?
全然わかりません><
>>809 つまり身持ちが堅くなる、と。
眼鏡に三つ編みな朱鷺乃。
弟に対してダダ甘になるに決まってんだろ
そして恵大爆発
雪雄なんて眼中になくなるほどのシスコン振りを発揮するだろう
セイカクハンテンダケを食べても、趣味嗜好までは変わらないはず。
四姉妹は相変わらず耕一が好きだったみたいだし。
しかしスレを振り返ってみると天いなの話でこれだけ伸びるとは……
天いなってそんなに人気あったっけ?
天いなに人気があるのではない。
朱鷺乃に人気があるのだ。
ここの黒透を見るにつけ
原作の時紀隷属ENDアフターが無いのが本当に悔やまれる
そういえばときのんSSの続きまだー?
雫の祐子でなんかSS書けないかなといろいろ考えてみたのだが、
どうしても精神崩壊や陵辱オチになるのはなぜだろうか。
主人公もヒロインも良くも悪くもとんがったキャラだからなw
ときのんが鳩制服着たら滅茶苦茶違和感ありそうな気がする
で、恵に「プッwwwどこのイメクラだよwwwwwww」
バキッ
ふと思ったんだが、巧を反転させると
「真さえその気になったら処女捧げる覚悟と意欲満々なチョイ悪女子高生」という
ビッチなのか純情なのかよくわからんキャラになるなw
そういう奴よくいるよな
処女捨てたいけど恋愛対象じゃなきゃやだってかんじのやつ
winnyで入手した「【マジです】女子高生輪姦生動画.wmv」を再生してキンタマウィルスに感染する恵。
ウィルスじゃなかったけど動画の内容が明日馬達にやられてる姉で、5回くらい抜いた後酷い自己嫌悪に陥る恵
さらにそのオナニーの現場を姉に見られていた恵
>>829 翌日帰るとHDをフォーマットされ、隠していたエロ本やDVDも焼却されて絶望する恵
私がいるんだからこんなのいらないでしょ?
なんて姉からいわれるわけ無いとは分かっているのに、
妄想という現実逃避で精神の均衡を図ろうと燃えかすの前で頑張る恵
そこで「私がいるんだからこんなのいらないでしょ?」と恵に言うときのん。
しかし眼にハイライトがない。
最近このスレのおかげで、ときのん×恵の妄想がとまらない。
溢れ出るのに文章に出来ない!!
バカバカッ! 俺のバカッ!
>>833 溢れ出るままに書き出してしまえばいいさ。
You書いちゃいなよ。
>>824 むしろあれを違和感なく着る方が難しいのでは…?
蝉枝さんとか往穂さんに着させたらどうなることやら。
>>834 そーいう制服適正年齢過ぎてる人と同列なのか、ときのんはw
いやさ全員18歳以上ですけどね?
ちなみに俺も妄想がAI並みに止まらない状態だが、原作未プレーなので具体的な形にならない。
それなら答えは簡単だ、天いなをやればいい
もちろん脳内で反転フィルターかけてなw
>>835 恵美梨はこのスレの恵と同じイメージで見ると肩透かしを喰らうぞ
どっちかってとアンソロのがキャラ掴みやすい
シスコン設定は最近このスレで生まれたもんだが
恵美梨はツンデレ妹じゃないの?
時紀もツンデレ主人公だし、ツンデレ兄妹だな
840 :
愚者:2007/02/06(火) 17:26:26 ID:On6uHSYc0
>>840 いただきました
髪なっが!草壁さんよりもながいとは
ざぱーん。
ある夏の昼下がりのこと。
少々滑稽な水音が、坂神家の庭先に轟いた。
「…………」
何が起きたのかが理解できず、月弥は目と口で3つの○を作っている。
「…………」
一方蝉枝は、全身を水浸しにして立ち尽くしていた。
灰色のシャツは水にやられて体にぺっとりと張り付き、
サラシで押さえ込んだ彼女本来のスタイルが露になりかけている。
月弥はなんともいえない感情を感じていた。
「おお、すまんすまん」
二階から老婆のおどけた声が掛かる。
「花に水をやっていたら手が滑っての。いやあ剣呑剣呑」
蝉枝の複製身であった。その手にはバケツが握られている。
どうみても確信犯であった。
「一体何のつもりだ」
「じゃから悪気は無かったと言うとろうが」
着るものも取りあえず複製身の部屋に駆け込んだ蝉枝だったが、
怒りに来たというつもりはなく、むしろ、
「服が無いではないか」
着替えがないことを心配しているあたり、
彼女も戦闘から解放されて現代の生活に馴染んできているようだ。
「ああ、それだったらいいのがあるよ。ちょいと待つがよい」
困る蝉枝を制して、複製身は箪笥をがさごそと漁り出した。
「ほれ、ちょうどお前さんの寸法に合うのを探したよ」
「一寸待て、これは?」
「現代の服装さね、今時はこういう服を着て街中を歩くのが普通なんじゃよ」
「むう…」
「今日のところはこれでも着ておいとくれ」
今一つ合点が行かない蝉枝だったが、サラシ一つで過ごす訳にも行かないので
渋々複製身から「今風の服」を受け取った。
老婆のしなびた顔が一瞬にやけた事に彼女は気が付かなかった。
「ただいまーっ!」
暫くの後、月弥が診療所から帰ってきた。
居間から蝉枝が出迎えの挨拶を掛ける。
「お帰り、月弥」
「ただいま蝉枝、あのさ、診療所で高史さんが…」
居間のドアを開けた、まさにその瞬間、
月弥本日2度目のなんともいえない感情であった。
「どうした?私の顔に何か点いているか?」
「……なに、それ?」
「ああ、服か。あの後複製身の部屋に行ったら貸してくれてな。
偶然だろうが、まるで計った様に寸法が合うので驚いたが」
偶然なんかであるものか。
「…おばあちゃん、それ、なんて言ってたの?」
「今時はこういう服を着て街中を歩くのが普通だ、と。
それにしても奇妙な感じがするな、月弥」
月弥は上の空で蝉枝の呼びかけには応じられない。
「女子が制服でもない水兵服で街中を歩くとは…
現代では水練が民間に広く浸透してでもいるのか?」
蝉枝は訝しがりながら真っ赤なセーラー服のリボンを弄る。
「あの、蝉枝、サラシ巻いてないの?」
「現代ではこの服を着るときサラシは巻かないのが普通なのだろう?」
何を言っているのだお前は、という蝉枝の視線。
恐らくおばあちゃんに何か吹き込まれたんだ、と納得する月弥。
確かにセーラー服の下にサラシを巻く女子高生は今時いない。
「それにしてもこのスカートとか言う腰履き、短すぎて太腿が丸見えだ。
暴漢に襲ってくれと言っているようなものではないか」
スカートの裾を不満げにひらめかせる蝉枝。
すらりと伸びた引き締まった太腿が薄紅色のスカートから扇情的に伸びている。
何か白いものが見えたような気がしなくも無い。
唾を飲み込む音が月弥の耳元で大きく響く。
月弥のなんともいえない感情は、もう精神的疾患になりかかっていた。
その夜、月弥の部屋で何があったかは定かではない。
翌朝物干し竿に掲げられた、セーラー服だけがすべてを知っている。
846 :
元380:2007/02/07(水) 00:33:11 ID:m+p2wyD10
>>842-845 …というわけで
>>834な感じの東鳩セーラー服蝉枝さんを書いてみたわけなんですが…
うん、変態さんですね。月弥くんも自分も。
>>840 ナイスときのんですっ。
>>833 >>835 書きたければもう書く資格十分ですよ。がんばりましょ。
それでは久しぶりに回線吊って首切ってきます。
847 :
愚者:2007/02/07(水) 01:15:21 ID:cANVKFCw0
848 :
元380:2007/02/07(水) 01:33:56 ID:m+p2wyD10
東鳩の制服は誰が着ても風俗にしか見えないと思うんだが
好巳に着せてやればよい
なんか制服適正年齢過ぎてる組の方が上手い事言えばコスプレしそうなんだが。
よし、じゃあゲンジマ(ry
反転セバスちゃん
>>850 好巳「(姿見の前で)へへっ、ターカくんっ」
貴子「(ドサッ)こ、こっ、こここ好…巳……」
好巳「あっ!あ…あ…あああこれはその…」
みたいな
反転セバスチャンはセバスチャンなのか?
>>851 東鳩制服着用で若返った気分になって妙に嬉しそうなハクオロ様と、すげぇ微妙な空気になる宮中。
制服で客引きをする往穂。(人形劇の)
セーラー服の魔王・アロウン
好きなの選べ
>>849 実は天いなの制服も腰にでっかいリボンついてて結構・・・
>>859 あれは腰のリボン以外は至極真っ当な色とデザインだから
風俗臭いとか以前にもっと根本的な部分でその取り合わせはおかしいだろうと。
東鳩の場合はピンクのナース服みたいな感じで
シンプルなデザインとケバい色の相乗効果で強烈な風俗臭を醸し出してるのかもしれないと思った
天いなのあのリボンは着用義務なんだろうか……。
>>846 何の恥じらいもなく着ているあたりまた破壊力高けぇな蝉枝さんw
まさに知らぬが華
ちょっと言いくるめればKANON制服も普通に着てくれそうだ
理想郷の個人的史上最大の作戦が更新されてるな。
対岩切用だと言われて素直にスク水を着る蝉枝さん
逆に考えるんだ
水戦試挑体用戦闘服と言われて(ry
口でクソたれる前と後に”サー”と言え、解ったか蛆虫ども!!!
みたいな事が蝉枝さんにもあったんだろうか
さあ?
>>868 誰がうまい事を言えとw
>>867みたいな事はあったんじゃないかなと思う。
俺の脳内ではその時期に処女を喪失している。
そういう鍛錬なのかしごきなのかはとにかく。
アイマス動画を見ていたら英二さんやら理玖やらにパイタッチされまくるふゆを妄想した
カルラ「女である喜びを失っただけでは足りませんか?」
スオンカス「まさか」
カルラ「それとも、私にまた壊されたいとでも?」
スオンカス「ふっ、感謝しているくらいだ。子を宿さぬ躰であれば、快楽だけを追求できるのだからな」
ハクオロ「まさか…あの女性…子供を…」
デリ「ガクガク((((゜д゜;))))ブルブル」
エルルゥ「カルラさんは外道です!外道王です!」
鬼畜王カルラ・・・・・
やべぇ、なんか関係ないけどものすごくランスっぽいハクオロが見てみたい
ハクオロ「ガハハハ。グッドだ!」
でも早漏
逆に考えるんだ
エルルゥ君が早漏なんだ
そして考えるんだ
アルルゥ君は絶論超人なんだ
ぜつろん?
>>876 早漏以前に、ハクオロさんの熟れ未亡人ボディが相手じゃ童貞君は一たまりもなかろうてw
あとは回復力勝負だな
大丈夫。
子供産んでるから緩々。
緩々系ヒロインか・・・・・ごめん俺には無理
仮面の身体能力強化を舐めてはいけない
締まり過ぎてちんこが潰れて千切れます
なんのかんので相思相愛らぶらぶモードになるエルルゥ君とハクオロさん。
だけどエルルゥ君がすぐに達してしまう敏感体質なので
ちょっとだけ欲求不満になる同じく敏感体質のハクオロさん。
→夜泣きする体を鎮めるためにカルラやトウカのもとへ
エルルゥ君のアレがあまりにも小さくて緩く感じるだけです。
でも「奥に当たるぅ」って言ってあげる優しいハクオロさん。
エルルゥ君は若干ショタ入ってるなwww
カミュに「おば様」と呼ばれてショックで寝込むハクオロさん
「おじ様」と「おば様」の違いは性別だけなはずなのに何だか凄い落差を感じる
え、『お姉さま』と優しさと少しの哀れみを込めて呼ぶんじゃないのか?
「ええ、私はもうおばさんですよ」と笑って受け流したり、逆に「こんなおばさんといても楽しくないでしょ?」と
軽く拗ねてみせて男心をくすぐったりする境地にはまだまだ遠いかハクオロさん
エルルゥ……
アルルゥ……
ハクオロさん……
出産経験有り……
この四つのキーワードから導き出される答えは一つ!それは!!!
授乳ぷれい
搾乳プレイじゃないの?
それもまたよし
受けと攻めだな。
ハクオロさんは、やっぱり総受けかねぇ。
それって普通同性間行為に使う表現だけど
基本的に攻めが男で受けが女だろ
SMでもなけりゃ反転することはまずない
>>894 君は世間というものを知った方が良い。
それはあくまで基本だよ。SMじゃなくても反転する事はよくあるさ
朋美様と陽平なら大抵朋美様が攻めで陽平が受けですな。
受けのはずがいつの間にか攻めてる貴子
風邪で動けないのをいいことにタマ兄をベッドに拘束して
昔の恨みとばかりにネギリベンジを果たす貴子
だけどその最中に攻守逆転され攻められる貴子
年端も行かない女の子の尻にネギぶっ挿したタマ兄は伊頭兄弟並みのエロ鬼畜
だが貴子には
もっとセックスするがある
朋美が足りなぁぁぁい
>>899 しばらくして悠里が兄の部屋をのぞくと、幼馴染と実の兄が葱で繋がってる
と、ここでネタばらし。
>>891 大怪我を負って倒れていた謎の仮面の女性を手当てするエルルゥ君
エルルゥ「うわ、この人の胸大きいなぁ・・・って変なこと考えるな僕」
しかし彼女の体に包帯を巻くたびに、締め付けられた胸から母乳が噴き出て包帯を濡らしてしまう
エルルゥ「参ったなあ・・・」
一体どうしたものかと思案に暮れるエルルゥ君の頭に禍日神(ヌグィソムカミ)の囁きが。
エルルゥ「そうだ!おっぱいが出て困るんなら、まずおっぱいを出し尽くしてしまえばいいんだ!」
これも治療のためと自己正当化しつつ、眠りつづける彼女から搾乳開始
エルルゥ「決していやらしい目的でこんな事するわけじゃないんだ、うん」
ほどなく、無事包帯巻き完了
エルルゥ「さて、まだ余ってるこれどうしよう?」
翌朝
エルルゥ「アルルゥ、お乳貰ったんだけど飲むか?」
アルルゥ「ん」
母乳聖上に萌える漏れは変態ですか
いいえそれは普通です
>>875 エコーズの裏庭(あるのか?)に
穴掘ってるえぐえぐ泣いてるふゆの姿が目に浮かびました
でもπタッチ上等
ミキポジションにゆうを置いたのは俺だけでいい