第二回 葉鍵板最萌トーナメント 決勝戦 Round92!!
第二部
「さて、残るはあと一つやな」
晴子達3人が向かったのは歓声沸き立つ競技場だった。
「おいおい、こんな所で何をしようってんだ?」
往人は訝しげに晴子に尋ねた。
「第二回葉鍵板最萌トーナメント決勝戦.....?
ってあ、あたしが出てる????????」
観鈴は入り口に掲げられた大看板を見て絶句した。
「そや、今日は決勝トーナメントが此処で開かれるんや
観鈴、お前の最後の「為すべき事」はこの試合終了後にある」
晴子は看板を見ていた視線を観鈴に向けるとそう告げた。
「??????」訳がわからぬまま観鈴は上空へ飛んだ。
晴子と往人が後に続き、3人は競技場の中へと入って行った。
競技場では白熱した試合が始まっていた。
観客席には熱狂した者達がそれぞれの想いを叫び
支援者たちは様々な形の支援を行っていた。
観鈴「スッゴイ熱気だね」
往人「まぁ良くもこんだけ集まったモンだな」
晴子「そりゃぁ決勝戦ともなればこんだけ人入っても不思議やないやろ」
3人は中央にある闘技場に立つ二人の少女を見た
観鈴「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ? 何であそこにあたしが居るの?」
「そりゃ選手だから当然だろうよ」往人は事も無く答える。
観鈴「そうじゃなくて! あたしは此処に居るのよ?
なのに何であたしがあそこにもう一人居て
しかもバトルしてるのよ?」
晴子「そりゃぁどっぺry..........」(オイ)
観鈴、往人「....................(--;)」
「まぁ単なる次元違いの為とだけ言っておこう」
晴子(作者?w)はそうゴマカシた。