第二回 葉鍵板最萌 エキシビジョン Round88.01!!

このエントリーをはてなブックマークに追加
119季節遅れ仁科さん支援 1/6
せっかくだから、知人に書いてもらったSSを投下してみるぜっ。
7KBほどの消耗だ。すまぬ。


「夏といえば、やっぱり肝試しだよっ」
 そんなすーちゃんの言葉ではじまった夏休み。
 私、仁科りえはなーぜか、夜の墓場の入り口に来ていた。
「わたし、肝試しは初めてなので楽しみです」
「えっ? 古河さん今まで肝試ししたことなかったんですか?」
「はい。なので先程からずっと胸がドキドキしているんです」
「大丈夫だ、渚。俺様がついてるぞ」
「わたしもついてますよ〜」
「っていうか! 肝試しに両親連れてくる人がどこにいるんですか!」
「まあまあいいじゃない、原田っち。人数多い方が楽しいって」
 人数が多いのはいいんだけど…
「ねぇ、すーちゃん」
「何かなっ、りえちゃんっ」
「なんでそんなにテンション高いの?」
「なんでってそれはも〜ち〜ろ〜ん〜〜〜」
 幽霊の真似をするすーちゃん。表情がこわいんですけど。
「これからはじまる肝試しが楽しみで楽しみでタノシミデたのしみで…」
 あうっ。暗い表情のまま笑ってる。すーちゃん、こわいよ〜。