第二回 葉鍵板最萌トーナメント 準々決勝 Round82!!

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635AirSS 1/2
「ハイハイどーもーみすずちんでーす」
「ゆきとさんでーす」
『二人合わせて、ソラカラスでーす』
「いやーそれにしてもね、最近はもうすっかり涼しくなりましたねみすずちん」
「夏は終わっちゃったのかなあ」
「もう9月ですしね」
「夏、終わっちゃったのかなあ……」
「……」
「……」
「ま、まあまあまあまあ、これから残暑ですからね! 夏は続きますよ。
にしてもどうですか最近は。夏休みも終わって学校通いの毎日ですか」
「学校通いのまいにち。
雨にも負けず風にも負けず登校してるの。みすずちんえらい。にはは、ぶいっ」
「普通ですけどね」
「雨の日は帰りに傘がなくなってるの。
風の日はどこからともなくゴミが飛んでくるの」
「……」
「……」
「学」
「学校の話はやめて」
「……」
「……」
636名無しさんだよもん:2006/09/19(火) 01:10:16 ID:2erQtrt+0
[[LK219-dLdPDzsF-MZ]]
<<観鈴ちん>>
637AirSS 2/2:2006/09/19(火) 01:10:43 ID:lP5mjgJ00

「まったく観鈴、やる気あるのか?
漫才でクラスメイトをドッカンドッカン湧かせて
人気者になる計画は早くも頓挫寸前だぞ……」
「わたし漫才なんてできない……」
「なんで実情ばかり喋るんだ。ブルーになって死にそうだ。
嘘でいいんだよ。というかボケろ」
「でも誰も笑ってくれないと思う」
「お前の ぶいっ をいかせ。一発ギャグにして流行らす。
校内に笑いのモンスーンを巻き起こすぞ」
「意味がわからないよ」
「モンスーーー…………ン、ぶいっ! こ、これはいける!」
「わたしやりたくない……」
「世界を狙える」
「狙えないと思う」
「じゃあ俺がいただこう。モンスー………………………ンぶいっ!!」
「にはは。でもゆきとさん楽しそう」
「そうか? まぁ客を笑わせないと意味ないけどな」
「ゆきとさんが笑ってくれればいいよ」
「そうか」
「流行るといいね」
「1シーズンで廃れるんじゃないか? 季節風なだけにな」
「……」
「……」