「……どうやら、一階には誰もいないようだな」
「漫画では、よく恐ろしいモンスターの群れが待ち構えていたりするんですけど……」
何の変哲もない一階のロビー。そこは、恐ろしいまでに静まり返っていた。
人の気配はなく、ただ不気味に二階への階段が続いているのみだ。
ちらっとだけ、階段の上で浩平とみずかが物陰に消えるのが見えた。
あの二人が上がっているところから考えると、どうやら素通り出来そうだが……。
「ぼ、僕の経験だと……こういうのってあまり良い傾向じゃないんだな」
「……俺も同感だ。向こうが宣戦布告をしているというのに、この無用心さは気になる」
戦闘経験がある横蔵院は流石に良い勘をしている。
雄蔵も無言の警戒を敷き、用心を強めた。
まず戦力外にしか見えない先の二人は放っておき、俺たちを先に罠に貶める。
そんな作戦を敵が使ってこないとは限らない。
俺も全身に気を張り、360度あらゆる方向からの奇襲に備えた。
室内で日光は遮られ、仙命樹は夜間と同じとまではいかなくとも、
戦闘に支障はない程度には働いてくれるだろう。問題はないはずだ。
「進むぞ」
俺は短くそれだけ言うと、階段を駆け上がった。
敵の急襲を警戒しつつ、俺は二階の広間に出て、懐から常時携帯している短刀を取り出し構えた。
やはり二階も静まり返っており、敵が襲ってくる気配はない。
「……どういうことだ?」
口で疑問を口にしつつも、俺は警戒を弱めることはなかった。
既にここは敵地だ。わずかな油断は死につながる。
「確か、昔読んだ漫画によると……」
舞が何かを思い出すように口を開いた。
「ダンジョンで急激に敵の出現率が下がったのは、強力な相手が守りについた証」
不吉だが、俺もそれにほぼ同意見だ。
やがて、俺たちの疑問に答えるかのごとく……
A 前方から……あれは女幹部のアスナか!?
B 床が急に抜ける……くっ、罠だ!
C ……間違えて本拠地の隣のビルに入っていただけだった
C
向こうから人影が現れた。
俺たちが警戒を強めるのも束の間、見覚えのあるその人物に思わず拍子抜けしてしまう。
「……浩平? どうした、冷静になって俺たちと共に戦うつもりになったのか?」
「い、いや、その……」
バツの悪そうに、頭をぼりぼりとかく浩平。
ややあって、みずかが顔を赤らめつつ、
「……場所、間違えちゃったんだよ。隣のビルが本物」
とだけ言ってのけた。
こうして、第一次突入作戦は俺たちの大恥で終わったのだった。
「どうだ、これで少しは落ち着いたか?」
「あ、ああ……悪いな、蝉丸さん」
「分かれば良い。武器も持たぬお前だけで今闇雲に進んでも捕まるだけだ」
俺たちは今度こそ、正真正銘敵の本拠地であるビル(今度はみずかに何度も確認を取った)の前で、
第二次突入作戦の最終確認を行っていた。
敵は我々を明らかに誘っている。となると、やはり何らかの罠を張っていると考えるのは妥当だろう。
となると、考え無しに突入するのは無謀だ。
やはり最低限の作戦は練っておくべきだろう。
さて……どのような手を使うべきか。
A 兵力の分はこちらにある。正面から固まって突入し、一気に人質を救出する
B 俺や雄蔵が相手の注意を引いている隙に、長谷部と舞が裏口から忍び込む
C ……待てよ、先ほどのビルから飛び移り、敵の不意を討ってはどうか?
D 「遅い! 遅すぎる!!」と、痺れを切らした敵からの急襲が!(タカアキ一味から人物指定)
A〜Cを選んだ場合、浩平とみずかはどうしますか?
1 やむを得ない、連れて行く
2 二人は縄で縛ってでも置いていく
B-1
連れて行くというか、むしろ尖兵で犠牲にしてしまえ
そして運悪く捕まって二人とも肉奴隷にw
「俺達が正面から注意を引く、舞と彩に裏口から忍び込んでほしい」
「……了解」
「……解りました」
ここで俺達は陽動作戦を採ることにした。
目的はタカアキを倒すことではない、みさき達を助けることだ。
俺や雄蔵・蔕麿が暴れて目立ち、その隙に舞達にみさき達を助けてもらおう。
「ね、念のためにこれを持っていくといいんだな」
蔕麿が彩に一丁の銃を渡す。
「サプレッサー装備のUSPなんだな」
「……緑色の線が入った弾を使う無声拳銃はありませんか?」
そんな鳳梨軍隊な。
「わ、悪いけど持ってないんだな」
「……そうですか」
少し残念そうに彩は蔕麿からUSPを受け取った。
「俺達が突入してしばらくは騒ぎになるだろう、頃合いを見計らって潜入し、
みさき達を助け出してくれ。頼むぞ、二人とも」
「……はちみつくまさん」
「……はい」
早速、二人に裏口へ回ってもらう。
「蝉丸さん! 俺も連れて行ってください!」
「……解った」
正直、浩平は置いて行ったほうが良いと思った。
だが、放っておいても勝手に行動しかねない。
それなら、まだ一緒にいたほうがフォローがしやすいだろう。
「一応君にもこれを渡しておくんだな」
言いながら浩平に彩とは別の銃を渡す。
「これは?」
「トカレフって言うんだな、黒星って言ったほうがわかりやすいんだな」
「はぁ……」
これで準備が整った。
「よし、突入するぞ!」
「「「「おう!!!!」」」」
囮として目立つために、俺達はヤクザの出入りのごとく、正面から突入する。
A 入ると、大量のリザードマン達やガイコツ兵士達が出迎えてきた。
B 「待ちくたびれました」そこには、一人の女がいた(アスナ、皐月、春夏から指定)
C 「残念、時間切れです。この娘達は更なるエロゲー声優特訓の為に頂きます(はぁと)」との手紙だけがあった。
C
「……誰もいない?」
各々得物を構え(雄蔵は素手だが)、勢いよく突入した俺達。
「ど、どういうことなんだな?」
だが、予想に反して敵の反撃もなければ、罠が起動した様子もない。
「また間違えたのではないだろうな?」
「そんなはずは無い」
「そんなはずは無いだよもん」
俺とみずかの声が重なる。
先ほどの失敗を踏まえ、何度もみずかに確認した。
みさき達が連れ込まれたのはこのビルのはずなのだが……
「とにかく、上の階へ上がろう」
俺達は警戒を続けながら、二階、三階も見て回る。
だが、どの階にも部屋にも、みさき達は見つからなかった。
「……蝉丸さん」
「……これはどういう事?」
しばらくして、みさき達救出の本命だった舞達も裏口からやって来る。
「舞、彩。俺達も状況が掴めない」
ほとほと困り果てる俺達。
「せ、蝉丸さん、これを見てほしいんだな」
その時、蔕麿が声を上げる。
手には、一通の封筒と手紙が握られていた。
「蝉丸さん達へ
いい機会なので貴方達と少し遊びたかったのですが、俺達も今はこちらでは活動時間に制限があります。
そろそろ門限になってしまいますので、今回はひとまず帰らせてもらいます。
『嵐を呼ぶ武闘派魔法少女ストーム☆さつき 〜散りゆく処女への子守歌〜』完成記念パーティーで会いましょう。
ああ、安心してください。エロゲー声優の皆様には完成版を作り上げるためにた〜っぷり特訓してもらいますw
完成記念パーティーでは、ゲームの中の演技だけでなく、本人達自身も素晴らしい雌奴隷ぶりを見せられるでしょう。
それまでどうか楽しみに待っていてください。
魔導騎士タカアキ」
「くそっ! 先輩ぃ! 先輩……」
手紙を読み、浩平が泣きながら壁を殴りつける。
痛恨のタイムロス。俺達はみさき達を助けられなかった……
俺は、俺達はこれからどうすればいいんだ?
A 何か手がかりがないか、ビルを丹念に調べてみる
B ひとまず、皆の元へ帰る
C その頃、捕らえられ攫われたみさき達は……
A
何か。何か手がかりはないのか。
俺達は手がかりを求めビル内を丹念に調べ上げる。
手紙の通りならばみさき達は魔界へと連れ込まれたのだろうか。
そうなると俺たちに打つ手はなくなる。
だが、諦めるな。何かあるはずだ。みさき達を救う方法が。
「み、みんな。ちょっと来てほしいんだな」
そんな中、蔕麿が何かを見つけて声を上げる。
この男、外人部隊に在籍していただけあって流石に目聡い。
俺達は一縷の望みを託して蔕麿の元へ駆けつける。
すると
「こ、これは……」
そこにあったのは空間の歪みのようなものであった。
蠢きながら周辺の光を屈折させ乱反射させている。
おそらく、これが今回やつらがこちらに出てくるのに使った通路なのだろうか。
「先輩達はこの向こうだな。よしっ!」
いきりたって突っ込もうとする浩平だが後ろからがっしりと雄蔵が引き止める。
「離してくれ!先輩が、先輩が俺の助けを待っているんだ!」
「落ち着け浩平。闇雲に突っ込んでも何もならないことをさっき思い知ったばかりだろう」
はやる浩平を俺は諭す。だが、俺とて内心は浩平と同じ気持ちであった。
しかし罠とも知れぬものに無用心に突撃をかますものではない。
「これ、やっぱりこっちと魔界を繋ぐ通路みたいだよ」
「わかるのか?」
「うん。でもすごく不安定ですぐにも閉じちゃいそうだよもん」
そう、みずかは解説する。どうやら彼女、見た目どおりのただの幼女というわけではなさそうだ。
しかしどうするか。突入した後で通路が閉ざされればこちらに戻ることがかなわなくなる。
そうなっては元も子もない。そんな風に俺が迷っていると。
「わたしの力ならこの通路を一時的に固定することもできるよ」
みずかが言う。そんな力があるとはつくづく不思議なお子様だ。
そうなると帰り道の心配はなくなるわけか。
となると心配は敵の本拠に赴くことになるのでどんな罠が仕掛けられているとも分からないのだが。
「俺はいく!先輩を必ず助け出す!」
「・・・・・・同感だ」
「行くしかないんだな」
「覚悟はできています……一応…ボソッ」
「はちみつくまさん」
ここにいる面々の意思は強く固まっている。ならば行くしかないだろう。みさき達の救出に。
魔界への突入を前にして俺の下す判断は…・・・
A みずか以外のメンバー全員で突入する。
B 伏兵がいるかもしれないのでみずかの護衛を一人残す(雄蔵か蔕麿のどちらかを指定)
C 浩平はやっぱり足手まといにしかなりそうにないから帰らせる。その後、みずか以外全員で突入。
D 浩平は(以下ry)その後、みずかの護衛を一人残して(雄蔵or蔕麿)突入。
A
「よし、それなら残りの全員で突入することにしよう。みずか、後のことは頼んだぞ」
「うん、任せるんだよもん」
帰り道の確保をみずかに任せ俺達はいざ魔界へと臨む。
囚われたみさき達を救うために。そしてダークネスリーフの野望を打ち砕くために。
「いくぞ」
掛け声と共に全員で乗り込む。歪んだ空間に突き進むと俺たちの身体は光に包まれる。
光に包まれた俺たちの身体はゆっくりとこの世界から消失していった。
場面は変わって魔界。
「やれやれ、どうやら追っかけてきちゃったみたいだね」
「どうしよっか?あの立川雄蔵もいるみたいだけど」
「まあ、対策は既にうってあるよ。っていうかそうでなかったら、またのこのことあっちへ顔を出してないしね」
「そうよねえ。クスクス」
幹部二人は余裕ありげに談笑をしている。
「ところで収録状況はどんな感じだい?」
「まだまだレッスンが始まったばかりよ。まあ彼女達もいい感じに順応してくれるんじゃない?なんか昔を思い出すわねえ」
「そうだね。フフフ」
十数年前、皐月たちを調教したときの記憶が蘇る。あれは非常に楽しかった。
あのときと同じ快楽を今もまた。
「とはいえ、一通りの収録が終わるまではあまり邪魔されたくないか。収録現場にあの娘達を回すことにするよ」
「ああ、あの娘達ね。ひょっとするとこれって運命の再会って奴?」
「ハハハ、あの娘達が産まれる前のことだからそれはちょっと違うけどね。でもそうだね……」
タカアキはかすかに頬を緩めてこう呟く。
「生き別れの姉妹が顔を合わせるというのも感動的かな?」
「ほんと酷いパパさんよねえ。フフ」
幹部二人は談笑しながら軽く指示を部下に伝えた。
「ん…うぅ……」
眩い光が途切れて俺は辺りを見回す。一帯を包み込むどんよりとした空気。
間違いない。魔界に到着したのだろう。
「みんな無事か?」
とりあえず全員の無事を確認する。
すると……
A 全員、同じ場所に転送されたようだった。
B みんな、バラバラの場所に転送されたようだった。
C 一人だけはぐれた者がいた。(人物指定)
B
C 浩平
「何っ!これはどういうことだ?」
辺りを見回すとそこには俺しかいなかった。
舞も、浩平も、彩も、雄蔵や蔕麿の姿もない。
『蝉丸さん。蝉丸さん」
「その声はみずかか?」
『そうだよ。今、念話でこっちから蝉丸さんの頭に直接声を送っているんだよもん』
むう、そんなこともできるのか。とことん便利な幼女だ。
それはさておき、俺はみずかに状況を尋ねることにした。
「着いたら他のみんなの姿がないんだ。どういうことだか分かるか?」
『どうも、みんなバラバラのところに転送されちゃったようなんだよもん』
そういうことか。しかし…これは不味いな。雄蔵などは俺の心配など余計なお世話だろう。
蔕麿も修羅場を潜り抜けた猛者だ。自分で何とかするかもしれない。
だが戦闘能力のない浩平や彩が俺たち戦闘要員から引き離されているのは心配だ。
特に浩平などは早まって何をするかわかったものではない。
心配といえば舞もそうである。自分の出生の秘密を知ったばかりの彼女。
叔父の雄蔵が側について入れくれれば押さえ役になったのだろうが、これではそうともいかない。
「他のみんなの居場所は確認できるか?」
『うん。今確認するね』
とりあえずバラバラのままでは具合が悪い。みさきを救出するにしてもまず合流を優先するべきだろう。
みずかに頼んで探知してもらう。
『あっ、蝉丸さんの近くに反応が一つあるよ。えっとこれは……』
(みずかが反応を見つけた仲間を指定して下さい)
舞
みずかに探知してもらった場所へ行くと、言われたとおり舞がいた。
「……他のみんなは?」
「こちらに来るときに皆バラバラになってしまった。だが、みずかが今探知してくれている」
戦力が分散された時は、“ど う す れ ば い い ん だ”とまた思ってしまった。
だが、みずかが皆を探知できるというなら、少なくとも合流は容易い。
「みずか、他の皆も探知してできればこちらへ誘導してほしい」
『うん、わかった。やってみるよ』
姿無きみずかの念話が聞える。
とにかく、突入前に全員早く揃わねば。
A みずかの誘導により、どうにか全員揃った
B ほぼ揃ったが、一人だけみずかが探知できない者がいた(蝉丸の仲間から人物指定)
C 「大変! そこの近くで一人魔物に襲われてるだよもん!」(蝉丸の仲間から人物指定)
B 浩平
「いやあ、着いたときにはどうなることかと思ったんだな」
「無事に合流できてなによりです」
みずかの探知と念話による誘導によって蔕麿、彩と続いて合流することが出来た。
「あ、叔父さん」
見やると雄蔵も威風堂々とこちらに向かって歩いてきている。後は浩平だけか。
「みずか、浩平の居場所はつかめたか?」
『今やってるんだけど、う〜ん、ごめんね。浩平の反応だけまだわからないんだよもん』
さしもの探知能力も万能とはいかないか。しかし、当初の救出メンバーはこれで揃った。
救出作戦自体には多分、支障がないと思われる。
「みずかは浩平の探知を続けてくれ。俺達は先にみさき達の救出に向かう」
『わかったんだよもん。浩平を見つけたらすぐに連絡するからね』
浩平のことは気にかかるが、みずかに任せる以外に俺たちに手はない。
それよりもみさき達の一刻も早い救出の方が優先された。
おそらくゲームの中の、そして現実の皐月達が受けたような辛い陵辱。
それをみさき達が受けているかと思うと胸がつまる。
すまない。今すぐに助けに行く。待っていてくれ。それと浩平。頼むから早まるなよ。
A 俺達は収録現場と思しき施設に行き着いた。
B そのころ浩平は
C そのころみさき達は
C
「あ………っあ……ぅ……」
既に呻き声さえも弱弱しくなっていた。ひたすら抉られ続けた肉蓑。
赤く爛れたみさきの尻肉を生暖かい液汁が垂れる。
「痛いよぉ……お尻…壊れちゃったよぉ……浩平……君……」
虚ろな瞳からただ流れる涙と顔中に撒かれた精液とでみさきの顔は汚れていた。
顔だけではない。みさきの全身のいたるところ。髪も肌も、白濁で汚されていない箇所などない。
「い……やぁ……もう……許し……て……」
「お願い……です……許して……くだ……さい……」
心身を陵辱し尽されボロボロになっているのはみさきだけではない。
澤倉美咲と古河渚。みさき同様に捕らえられたこの二人も今は無惨に嬲られた身体を晒している。
蹂躙された膣口から溢れ出るスペルマは裂かれた膣肉から流れる血液と混じりピンク色に染まる。
ブー! ブー! ブー!
突如、ブザー音がなる。休憩時間の終了の合図。このブザー音の後に待ち構えるのは……
「嫌ぁぁぁあああ!!もうやだよぉぉぉぉおお!!」
みさきは絶叫する。美咲と渚も同様の悲鳴を上げる。
すると、インターバルを終えたトカゲ兵。彼らがまたしてもぞろぞろと部屋の中に入ってくる。
再び、みさき達の身体に殺到する肉棒の群れ。それらはその獣性を解放する。
ねじこまれる。痛い。腰を振られる。苦しい。ずんぱんずんぱんと秘肉を突かれる音が響く。
「あぐぅ…ひっ…ふぐぁぁ!やだぁぁ!熱いぃぃぃい!」
ドクドクと子宮に液汁は注がれる。その熱が胎内を駆け回る。
「ひぎぃぃい!だめぇぇ……そこはだめなのぉぉ……」
菊門に食い込む肉杭。裂かれていく。尻肉が肛門から真っ二つに。抉られる痛みが脳を焼く。
「んぐぶ……ごぼぉ…ごぶっ……はぁ…はぁ…キャァァア!あぐっ・・・…ぅ…ごめんなさい……ごめんなさいっ!」
胃に直接流し込まれる精液。飲みきれずに零せば床に頭をこすり付けられ舐めとることを要求される。
過酷な調教は確実に三人の心を削り取っていく。
「そろそろ次の段階に移ってもいいんじゃないの?」
「そうだねえ。お父様達にも収録を急ぐように言われてるし」
惨めに輪姦される三人を見ながら彼女達とそれほど歳の変わらぬ少女二人が話し合う。
「それにしても、雌奴隷のしつけなんてトカゲに任せとけばいいのにお父様ったら……本当、貧乏くじよ」
「そう言わないの。お姉ちゃん。あの人達を助けに向こうからも人が来てるっていうし」
ぼやく娘をその妹とおぼしき娘がいさめる。
この二人の正体は……
姉の方
A 七瀬留美
B 須磨寺雪緒
C 河南子
D 藤林杏
E その他思いつくキャラを指定
妹の方
a 春原芽衣
b 木田恵美梨
c 柚原このみ(2号)
d 藤林椋
e その他思いつくキャラを指定
Bb
「それで恵美梨ちゃん。貴女の担当の娘達はどうなの?」
「こっちも順調ですよ。雪緒お姉さま」
長く伸ばしたツインテールの少女が黒髪の小柄な娘に問う。
問われた娘は笑顔で返す。
「それがねえ。あのピンク色の髪した背高いくせにペチャパイの女ったらさあ……
『これ以上、あんたの大事なお友達を肉便器にされたくなかったら言うとおりにしろ』
って脅してやったら泣いて後輩の娘を自分から犯してるんだもん。
馬鹿だよね。そんなことしたって無駄に決まってるのに」
「そう……」
恵美梨は嬉々として語るが雪緒の方はどこかどうでもよさげだった。
「それじゃあこっちも適当に進めるから恵美梨ちゃんの方も奪い返されないように気をつけてね」
「はぁい。まかせてくださぁい。雪緒お姉さま」
甘えるような猫なで声で恵美梨は雪緒に返事をする。
そして彼女たちはそれぞれの持ち場につく。
捕えた娘達の調教の監督。それと蝉丸たちによるみさき達の奪還の阻止。
彼女達の父の指示に従って。
A 囚われた演劇部の調教の様子を見る。(雪緒サイドか恵美梨サイドを選択)
B 蝉丸たちの救出作戦を見る。
C 浩平は何をやっているんだ?
B
坂神蝉丸だ。
俺達はみさき達を助けるため、魔界に突入した。
浩平とだけはぐれてしまったが、みさき達の事を考えると彼を探す時間はない。
まぁ目的地は一緒だ、じきに会えるだろう。
そう考えながら、皆で収録現場と思しき施設へ向かっているのだが――
「ここが魔界か」
「な、なんだか寂しいところなんだな」
「……砂ばかりですね」
見渡す限り砂漠が続き、遠くに城のような建物が一つ見えるだけだった。
恐らくそこが収録現場だろうと、俺達は足を運んでいる。
所々に、枯れ木のような植物が生えていた。
「どうやら、石英のようなものでできているぞ」
枝を一本折り、子細に観察した雄蔵が言う。
魔界が実在するなんて考えたこともなく、どんな風景かを想像したこともない。
だが、何と言えばいいか――
「ここなんてウェコ○ンド?」
どこかに地下通路があったり、無限追跡ごっこをしている化け物はいないだろうか。
「わ、罠らしい罠は見あたらないんだな」
「……付近には誰もいないみたいです」
蔕麿と彩に入り口近くを調べてもらう。
しばらく歩いた俺達は、どうにか建物まで来ることができた。
「どうする? もう一度二手に分かれるか?」
「いや、今は全員一緒のほうがいいだろう」
地上のビル突入とは違う。俺達はこの建物の構造が全く解らない。
二手に分かれて戦力を分散させるのは不利だ。
「皆、突入するぞ!」
俺達は、今一度敵の本拠地に突入した。
A 中に入りしばらく進むと、ザコ敵達が沸いてきた
B 中に入りしばらく進むと、タカアキ達一味の一人が現れた(タカアキ一味から指定)
C その頃、浩平は?
D その頃、みさき達や雪見達は?(みさき達か雪見達か指定)
Dみさき達
「う……あ……」
「許して……もう許して……」
部屋はむせかえるほどの精臭で満たされていた。
生臭く薄暗いその部屋の床に、みさき達が倒れている。
苛烈な陵辱、そのほんの僅かなインターバル。
リザードマン達が立ち去った後には、少女達の弱々しい呻き声だけが響く。
「浩平……君……」
みさきは呟く、恋人の名前を。
(どうして……どうして私達がこんな目に……)
いわれのない暴力、そして絶え間なく続けられる輪姦。
(あの娘……雪緒って子は“ゲーム収録のための調教”って言ってたっけ……
もう嫌だよ……雌奴隷なんて演じたくないよ……堕とされたくないよ……)
呼吸をするたびに、胸や身体に浴びせられた精液が垂れ落ちる。
股間からは、前の穴からも後ろの穴からも白濁液が溢れ返る。
(浩平君に……沢山の人に見られちゃったんだよね……私達が襲われる様子。
こんなの……酷すぎるよ……もう、私生きていけないよ……)
流し尽くしたと思った涙が、再び瞳から零れだす。
悪夢そのものの陵辱調教。みさき達の心は急速に壊れつつあった。
A 「こんにちは、気分はどう?」その時、雪緒が部屋に入ってきた。
B 「せ、先輩?」その時、天井の換気口から浩平の声がした。
C 「……き、君はみさき君なのかな?」その時、天井の換気口から蔕麿の声がした。
せめて救いを
B
俺だ。浩平だ。魔界に到着早々、蝉丸さん達とはぐれた俺なわけだが
俺一人でも先輩達を救出すべく、現在怪しい建物に潜入の真っ最中だ。
とりあえず天井裏をゴキブリのように這いずって徘徊している。
待っていてくれよ。先輩。俺が今、助けに行くからな。
そんな風に這いずりながら移動していると俺は換気口らしきものにいきあたる。
丁度いい。下の様子をちょっくら覗いてみるか。
「なっ!」
瞬間、俺の全身の血液が頭に逆流した。ふつふつと煮えたぎってくるのが自分でも分かる。
ふいに覗いた節に俺が見たもの。それは・・・・・・
「先輩っ!」
俺はたまらず叫んでいた。全身を精液まみれにされて倒れ付すみさき先輩に向かって。
畜生!!何でなんだよ!どうして先輩達がこんな目にあわなくちゃいけないんだよ!
許さなねえ!先輩をこんな目に合わせた奴らを俺は絶対に許さなねえ!!
ガシャン! ガラガラ!
「……つぅ……っ!先輩!みさき先輩!」
換気口の枠を思いっきりぶち破って俺は下に落ちる。しこたま身体をぶつけたんで痛いが
こんな痛みが何だ!先輩達の味わった苦しみに比べれば。
「……その声……浩平……君……?」
「そうだ、先輩。俺だ。助けに来たんだ」
「浩平……君………ぁ…あぁ……嫌ぁぁぁああ!!あぁぁあああ!!」
「みさき先輩!」
すると、どうしたことか。みさき先輩は俺に気づいた途端に悲鳴をあげる。
「やぁぁ……あぁぁ……ぅあ……うぁぁ……」
「みさき先輩。もう大丈夫だ。俺が先輩を二度とこんな目にはあわせないから…だから……」
「駄目ぇぇぇっ!」
安心させようと近づく俺をみさき先輩は拒絶する。そんな…先輩…俺じゃ役不足なのか?
「駄目だよ…浩平君……わたし…もう…駄目なんだよ…汚されちゃったよ……いっぱい…いろんなところを……
見られちゃったよ…わたしが犯されてるとこ…沢山の人に…浩平君に…もう浩平君に…会わせる顔なんてないよ…う…ぅぅ…うぐ…」
「先輩……」
先輩の心は既にズタボロだった。当たり前だ!あんな酷い目に会わされたら誰だって……
畜生!畜生!畜生!畜生!!!
ガタリ
そんなときだった。後ろで扉の開く音がする。クソ!気づかれたか。
「誰だよっ!」
俺は振り向いてそいつに怒鳴り散らす。
「それ、私の方の台詞」
見るとそれは俺たちと同じぐらいの歳の女の子だった。どこか物憂げな雰囲気の。
「お前か!お前なのかっ!先輩達をこんな目に遭わせたのはっ!」
だが、相手が女だろうと俺には関係なかった。よくもみさき先輩を。俺の心はドス黒い殺意で染まっていた。
「まあ、一応ここの責任者だけど、それが何?」
「うああああああああああああああああ!!」
その言葉を引き金に俺はその女に向かっていく。許せねえ。ぶっ殺してやる。そんな気持ちで心はいっぱいだった。
浩平の捨て身の特攻の成否やいかに。
A 見事にクリーンヒット
B 蹴散らされた。現実は非情である。
Aだ!
その女は俺の拳をかわしもせずにまともに喰らい倒れる。
だが少しよろめきながらもまたすぐに立ち上がりやがる。
「これで……満足?」
腫らした頬にすました表情を浮かべて女は言う。
「なわけあるかぁぁぁぁっ!このぉぉぉ!!」
続けて第二発を俺は見舞う。ガシッ!今度は寸でのところで止められた。
この女の後ろに控えていたトカゲどもによって。
「離せっ!離せよっ!畜生!!」
トカゲに羽交い絞めされながら俺はもがく。そんな俺を見つめながら女は尋ねてくる。
「貴方。あの娘の恋人?」
「手前らの知ったことか!くそっ!先輩を!よくも先輩をっ!」
「止めてぇ!浩平君には何もしないでぇぇっ!!」
先輩の悲鳴が響く。すまない。先輩。畜生。何だって俺はこんなに……無力……
「そう、やっぱり恋人なのね」
ため息交じりに女は言う。そして何か少し思案してから女はこう言った。
A 「今回だけは見逃してあげる。つまみ出しなさい」
B 「丁度、好都合ね。貴方にも撮影に協力してもらうわ」
BだとあんまりすぎるんでA
「今回だけは見逃してあげる。つまみ出しなさい」
雪緒はリザードマンに浩平を外に放り出すよう命じた。
「畜生ッ! 放せ! 放しやがれぇぇぇぇぇ!」
浩平はリザードマンの腕を振りほどこうともがくが敵わず、
そのまま城外に放り出されていった。
「先輩……オレがいながら……う、うあぁぁぁぁぁあああああ!!!」
堅く閉ざされた城門の前に残された浩平は己の無力さを痛感し、
一人慟哭の叫びをあげていた。
「なぜあの男を見逃したのですか? 姉様ともあろうヒトがなぜにそんな柄にもないことを」
暗い城の廊下にて恵美梨は雪緒の下した判断について問いた。
「さあ、なぜかしら?」
雪緒少し投げやりな表情で恵美梨に対して答えた。
その表情から彼女の真意は読み取れない。
恵美梨は思う、たまに姉様の考えていることがわからない。
今回の捕らえた娘の調教だってそうだ。お父様直々の命令なのに姉様はあまり乗り気が無さそうであった。
今逃がした男もそう、あの男を撮影に使えば絶好のキャスティングだったのに……
「恵美梨ちゃん、持ち場に戻るわよ」
「はあい姉様」
それぞれの持ち場に戻る二人。
「ちょっとそこのリザードマン?」
雪緒と別れ、雪見達のいる部屋に向かった恵美梨は巡回のリザードマンに声を掛けた。
「キィ!」
恵美梨の声に反応し敬礼するリザードマン。
「巡回ご苦労さま。ねえ、ちょっと頼まれてくれるかな?」
「キーッ!」
恵美梨様のご命令なら喜んで、と言ってるらしい。
「雪緒お姉様に対して内偵をお願いしたいの」
「キ?」
「責任はアタシが追うから、ね?」
「キィ……」
「ありがと。お姉様について不穏なことがあったらアタシに連絡。お父様には内緒でね」
「キィッ!」
恵美梨の命令を受けたリザードマンは去って行った。
「……姉様に限ってそんなことはないよね?」
『浩平の反応が出たんだよもん! 場所は……城の中!?』
「何?」
『門から複数の人影! 外に出てくる!』
「まずい隠れろっ!」
俺達は近くの茂みに身を潜める。するとほどなく城門から数匹のリザードマンが出てきた。
「蝉丸さん……あれ……」
リザードマンに引きずられ門の外に放り出された人影――それは浩平だった。
A そのまま蝉丸視点へ
B 恵美梨に疑いの目を向けられた雪緒の様子を見る
C 残った由宇達の様子を見てみる
A
あまり視点を動かすのもアレだしA
城の入り口から少し離れた枯れ木、そこに浩平は無造作に投げ捨てられる。
リザードマンが城に戻ったのを確認し、俺達は放り出された浩平に駆け寄った。
「浩平! 無事か?!」
「ううっ……クソッ! 先輩……先輩ぃ……」
外傷は無いようだが、浩平は倒れたまま呻き声を上げ、涙を流しだす。
「何も……何も出来なかった……先輩……俺は……助けられなかった……畜生……」
恐らく、城の中でみさき達と会うことはできたのだろう。
だが、一人城から追い出されたと言うことは――
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!
その時、突然地響きのような轟音がした。
「……せ、蝉丸さん! あれ!」
舞に言われ城を見上げる、すると。
「何だと!」
「城が……」
「も、潜ってるんだな」
俺達の目の前で、城が砂の中に潜りだした。
「……これって」
「フィ、フィ○ロ城みたいなんだな」
そんなF○6な。
慌てて城に駆け寄ろうとするが、最早どうしようもない。
俺達は呆然と、砂漠に消える城を眺めるだけだった。
「「「「「…………」」」」」
一同に無力感が漂う。
誰も救えなかった。今も手酷い陵辱を受けているかも知れないのに。
「うあああああーーーー!!! 畜生ぉぉぉーーーーっ!!!」
浩平の叫び声が虚空に吸い込まれ、零れる涙が砂漠に染み込む。
「……戻ろう」
「でも……それでは……」
「……みさき達は?」
彩と舞の問いに、俺は首を横に振るしかなかった。
「今は戻るしかないだろう」
城が消えてしまった以上、俺達にはどうしようもない。
「こ、これからどうするんだな?」
蔕麿に聞かれ俺は即答した。
「パーティーまでに新作ゲームを作る」
俺達にみさき達を助ける機会が一つだけ残っている。
タカアキ達に招かれた完成記念パーティー。
そこで少なくともタカアキ達は顔を出すはずだ。
もしかしたらスタッフ紹介などと銘打って、みさき達を連れてくるかも知れん。
罠を張る可能性が高いが、そこしかチャンスはない。
「みずか、今からそちらに戻る」
『……わかっただよもん』
落ち込んだ調子の念話が頭に伝えられる。
俺達はみずかに誘導してもらい、地上へ戻った。
A もうそろそろいい加減一度区切って、外伝か何かで続きを書く
B いやいや、このまま書き続ける
このままだと収拾つかなくなりそうだし、いいのかな?
A
(何か話し合いが必要かも知れんけど)
外伝で続けろってのは実質表じゃ打ち切れって言ってるようなもんだと思う。
一度区切って、次々回以降の作品選択の時の選択肢に、
Z.○○○○○(←この話のタイトル)の続きから始める。
ってのはどうかな?
勿論そうすると全く続きが書かれない可能性もあるけどw
そうなれば扱いは打ち切りだな。
つうか区切るにしても半端なんすけど。一応暫定エピローグでも書くのか?
『ふ、ふえぇぇ。でもあたし、どんくさいしバカだから分らないよ……』
『飲まれへん。ウチ、ミルクと砂糖が無いと、コーヒーは飲まれへんねん』
『本当に私でいいんですか? 私、もうすぐグエンディーナに帰らないといけないのですよ』
『これ、私の思いでのオルゴールなんです』
『めがねめがね』
俺はキーボードを叩き、一心不乱にシナリオを書き綴る。
由宇や舞、彩達も無言でペンを走らせ、原画を描いていた。
「次の流行は……メガネだ!」との九品仏のアドバイスを元に、俺達の新作ゲーム
『めがねす』は“ヒロイン全員が眼鏡っ娘”をコンセプトに製作されつつあった。
視力の悪いヒロイン達が掛ける丈夫なフレーム。瞳を隠す研磨されたレンズの輝き。
最近は“知的”だけでなく、“ドジッ娘”という属性も眼鏡で表現されるという。
「……眼鏡ですか、この板で」
ポツリと、彩が呟いた。
――まぁこの板で眼鏡キャラとは、本当に冷遇されてばかりで、
俺の知り合いの娘も眼鏡と少々広い額と特徴的なセリフがネタにされてばかりで――
いや、それは置いておいて。
「……蝉丸さん、二枚上がったよ」
浩平が少々乱暴に完成した原画をこちらへ寄越す。
「少しは休んだらどうだ?」
「そんな時間があったら、原画を描きますよ。今だって先輩は……先輩は……」
鬼気迫る表情。すぐに次のイベントCGに取り掛かる。
目は黒々とクマができ、手はペンダコが潰れて血が滲んでいた。
それでも、浩平は手を止めない。
何が何でもみさきを助けたい、その想いが浩平を突き動かしていた。
タカアキ達の、ダークネスリーフの野望を打ち砕く為に。
タカアキ達のパーティーまで、残された時間は多くはなかった。
だが、今回のゲーム作りで知り合った人々がこぞって協力してくれている。
英二は密かに、彼の人脈を通して本格的演技派声優を手配してくれた。
システムも、鷹文や縦王子がより完成度の高いプログラムを組んでくれている。
予想だにしなかった速度で、新作ゲームは完成しつつあった。
「……こっちも一枚描けた」
舞がキスシーンの原画を渡してくれる。
今度のパーティーは、舞にとっても重要なものになるだろう。
母親を辱め、無理矢理身籠らせた父親。そして異母姉妹との邂逅。
浩平が会ったツインテールの少女がどうやらその一人らしい。
「……よし、次はエロシーン二回目だな」
浩平や舞達の想念に押され、俺もキーボードを叩く速度が上がる。
何としても、前作以上のゲームを作らなければならない。
「俺の――俺達のゲーム作りは始まったばかりなんだ」
魔界の侵略などに怯えず、エロゲー作りに邁進できる日々。
その日が来るまで、俺達の戦いは終わらない。
A そして、ゲームが完成しパーティーの日がやって来た
B ご愛読有り難う御座いました、続きは外伝に転載されます
そして時は流れた。ダークネスリーフの再臨から十数年。
あの後、完成したオリジナル新作ゲームをひっさげパーティー会場に乗り込んだ俺たちだったが
奴らの野望を打ち砕くには至らなかった。全てが遅すぎた。
迫りくる魔界の総軍勢にこの世界のあらゆる国家は打ち負かされ世界はかつての悪夢に包まれた。
かつて世界を救った立川雄蔵はその鬼神のごとき武でもって再度奴らを追い詰めた。
地上部隊の7割を壊滅させ、総統ブラックシモカワをも魔界へ逃走させた雄蔵だったが奮戦もそこまでだった。
彼に止めをさした人物。それは誰あろう。彼の最愛の妹・立川郁美であった。
身体に刻み込まれた雌奴隷の記憶を蘇らせた彼女を魔導神官アスナが巧みに篭絡していたのであった。
最後の頼みの綱を失い人類は総崩れとなった。
魔導騎士タカアキによって締めくくられたダークネスリーフの勝利宣言の日。
そこには変わり果てたみさき達、演劇部の娘の姿もあった。
丁度、あの『嵐を呼ぶ武闘派魔法少女ストーム☆さつき 〜散りゆく処女への子守歌〜』グランドハッピーエンドのごとく
奴らによって孕まされた裸身を晒した彼女達は虚ろにこう言った。
「私達は……タカアキ様に犯していただき……幸運にも仔を身籠もることができました」
「これからは……生まれた仔に子守歌を歌いながら犯される……至福の生活が待っています」
「世界の皆さま方……私達と一緒に、ダークネスリーフに支配される世の中を受け入れましょう」
かくして、世界は終末を迎えた。ダークネスリーフの統治による暗黒の時代。
街は焼き払われ、女は性奴隷として、男は労役奴隷として狩られる。そんなこの世の地獄が展開された。
抵抗者は次々と粛清され、今やレジスタンス組織も残すところは数少ない。
戦いの中で俺の仲間達も次々と斃れていった。
あの当時を知るもので今も、ダークネスリーフとの戦いを続けるものはもはや俺一人。
B
A。外伝行きは正直イヤ
A
A
次回選択
A ナイトライター(with 雀鬼's)
B Planetarian 〜ちいさなほしのゆめ〜
C 誰彼
D MOON.
E Routes
F 天使のいない12月
G 雫
H CLANNAD
I こみっくパーティー
J Kanon
K うたわれるもの
L To Heart
M White Album
N ToHeart2
O 鎖
P Filsnown
Q まじかる☆アンティーク
R AIR
S テネレッツァ
T Tears to Tiara
U ONE
V 痕
W フルアニ
J
A 相沢祐一
B 水瀬名雪
C 月宮あゆ
D 川澄舞
E 沢渡真琴
F 美坂栞
G 美坂香里
H 倉田佐祐理
I 天野美汐
J 水瀬秋子
K 北川潤
L 久瀬
612 :
sage:2006/11/12(日) 04:29:47 ID:mgNkj/OiO
B
613 :
名無しさんだよもん:2006/11/12(日) 04:39:00 ID:DSI/oOGd0
255 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 2006/11/12(日) 03:10:25
だからエロゲ作りで終わっておけば……
256 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 2006/11/12(日) 03:53:08
いざ打ち切られたら騒ぎ出すのはいつものこと
そして「俺は○○をしたかったんだ!」
遅いんだよ、いつも。
257 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 2006/11/12(日) 04:00:12
そうは言われても唐突に打ち切り選択肢切り出されたらどうしようもねえべ。
停滞してたならまだしもさあ。
614 :
名無しさんだよもん:2006/11/12(日) 04:39:28 ID:awqTh3if0
258 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 2006/11/12(日) 04:17:23
停滞はしていなかったかもしれんが約一名かそこらだけが続ける気満々だったような。
周りはそろそろ終わってほしいって空気がしていたのに。
259 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 2006/11/12(日) 04:18:04
黒葉関連で話が大転換した時、ベストの選択肢は
「このまま突っ走ろう」ではなく「素早く話を収束させよう」
だったんだろうな
260 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 2006/11/12(日) 04:24:21
緻密に描かれた前半と違って
ダークリーフは参入が唐突なうえ
いちいち都合良くとってつけたような展開だったしな。
面子もてこ入れ気味に放り込まれたメンバーだし。
で続ける気まんまんで終わりも見えなかったのが……
615 :
名無しさんだよもん:2006/11/12(日) 04:40:01 ID:ULu8jjm/0
261 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 2006/11/12(日) 04:34:42
かといって投げやりエンドじゃまた打ち切り連鎖だろうねえ。
262 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 2006/11/12(日) 04:34:59
浩平が捨て身の特攻をして雪緒を奇跡的に倒せて、みさき達を助け出して
「次は恵美梨だ」ってぐらいにスムーズなら何とかなったかも知れんが、
特攻が成功してもあっさり捕らえられて城から叩き出されたからなぁ……
続きを書きたかった人は、ちょっと空気を読み違えてしまった気がする
263 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 2006/11/12(日) 04:38:05
城から叩き出された浩平がセミーと合流して救出作戦開始って流れにするつもりだったのだが
フィガロられた。
616 :
名無しさんだよもん:2006/11/12(日) 04:48:56 ID:ULu8jjm/0
264 名前:名無しさんだよもん 投稿日: 2006/11/12(日) 04:40:16
オルタると同じく動詞化しそうだ
>フィガる
265 名前:名無しさんだよもん 投稿日: 2006/11/12(日) 04:45:19
まあ恒例行事ですね
おはようございます。水瀬名雪です。
今日は、みんなにちょっと聞いてほしいことがあるんだよ。
それはね……
A 実は、私はお母さんの実の娘じゃないんだよ
B 今日から一人暮らしすることになったんだ
C 陸上の大会が近づいてるんだ
D 実はね……私、本当は男の子なんだよ
B
D
620 :
名無しさんだよもん:2006/11/12(日) 04:52:30 ID:ULu8jjm/0
266 名前:名無しさんだよもん 投稿日: 2006/11/12(日) 04:50:07
飽きるまでここに書き込んでやろw
621 :
名無しさんだよもん:2006/11/12(日) 04:55:48 ID:z1Bk3sKw0
267 名前:名無しさんだよもん 投稿日: 2006/11/12(日) 04:53:39
例しに名雪の一人称微妙に注意と書き込んどいてみよう
268 名前:名無しさんだよもん 投稿日: 2006/11/12(日) 04:54:56
どうした?
ほらコピペしろよwww
622 :
名無しさんだよもん:2006/11/12(日) 04:57:09 ID:z1Bk3sKw0
269 名前:名無しさんだよもん 投稿日: 2006/11/12(日) 04:56:32
ほらどうした?
飽きるまで書き込めよwww
270 名前:名無しさんだよもん 投稿日: 2006/11/12(日) 04:56:49
はい次
623 :
名無しさんだよもん:2006/11/12(日) 04:57:43 ID:z1Bk3sKw0
271 名前:名無しさんだよもん 投稿日: 2006/11/12(日) 04:57:20
ほいきた
272 名前:名無しさんだよもん 投稿日: 2006/11/12(日) 04:57:30
はい
624 :
名無しさんだよもん:2006/11/12(日) 04:59:00 ID:z1Bk3sKw0
273 名前:名無しさんだよもん 投稿日: 2006/11/12(日) 04:57:50
よっしゃ
274 名前:名無しさんだよもん 投稿日: 2006/11/12(日) 04:58:17
age
625 :
名無しさんだよもん:2006/11/12(日) 04:59:38 ID:z1Bk3sKw0
275 名前:名無しさんだよもん 投稿日: 2006/11/12(日) 04:59:07
sage
276 名前:名無しさんだよもん 投稿日: 2006/11/12(日) 04:59:09
まだまだ
626 :
名無しさんだよもん:2006/11/12(日) 05:00:48 ID:mzSC9iQB0
277 名前:名無しさんだよもん 投稿日: 2006/11/12(日) 04:59:38
よいしょ
278 名前:名無しさんだよもん 投稿日: 2006/11/12(日) 04:59:53
それそれ
279 名前:名無しさんだよもん 投稿日: 2006/11/12(日) 05:00:04
こらしょ
627 :
名無しさんだよもん:2006/11/12(日) 05:01:43 ID:mzSC9iQB0
280 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 2006/11/12(日) 05:00:23
613 名前:名無しさんだよもん[] 投稿日:2006/11/12(日) 04:39:00 ID:DSI/oOGd0
255 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 2006/11/12(日) 03:10:25
だからエロゲ作りで終わっておけば……
256 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 2006/11/12(日) 03:53:08
いざ打ち切られたら騒ぎ出すのはいつものこと
そして「俺は○○をしたかったんだ!」
遅いんだよ、いつも。
257 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 2006/11/12(日) 04:00:12
そうは言われても唐突に打ち切り選択肢切り出されたらどうしようもねえべ。
停滞してたならまだしもさあ。
628 :
名無しさんだよもん:2006/11/12(日) 05:02:23 ID:Knnrcozo0
281 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 2006/11/12(日) 05:00:51
614 名前:名無しさんだよもん[] 投稿日:2006/11/12(日) 04:39:28 ID:awqTh3if0
258 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 2006/11/12(日) 04:17:23
停滞はしていなかったかもしれんが約一名かそこらだけが続ける気満々だったような。
周りはそろそろ終わってほしいって空気がしていたのに。
259 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 2006/11/12(日) 04:18:04
黒葉関連で話が大転換した時、ベストの選択肢は
「このまま突っ走ろう」ではなく「素早く話を収束させよう」
だったんだろうな
260 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 2006/11/12(日) 04:24:21
緻密に描かれた前半と違って
ダークリーフは参入が唐突なうえ
いちいち都合良くとってつけたような展開だったしな。
面子もてこ入れ気味に放り込まれたメンバーだし。
で続ける気まんまんで終わりも見えなかったのが……
629 :
名無しさんだよもん:2006/11/12(日) 05:03:13 ID:IIEdWVR80
282 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 2006/11/12(日) 05:01:11
615 名前:名無しさんだよもん[] 投稿日:2006/11/12(日) 04:40:01 ID:ULu8jjm/0
261 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 2006/11/12(日) 04:34:42
かといって投げやりエンドじゃまた打ち切り連鎖だろうねえ。
262 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 2006/11/12(日) 04:34:59
浩平が捨て身の特攻をして雪緒を奇跡的に倒せて、みさき達を助け出して
「次は恵美梨だ」ってぐらいにスムーズなら何とかなったかも知れんが、
特攻が成功してもあっさり捕らえられて城から叩き出されたからなぁ……
続きを書きたかった人は、ちょっと空気を読み違えてしまった気がする
263 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 2006/11/12(日) 04:38:05
城から叩き出された浩平がセミーと合流して救出作戦開始って流れにするつもりだったのだが
フィガロられた。
630 :
名無しさんだよもん:2006/11/12(日) 05:05:24 ID:IIEdWVR80
283 名前:名無しさんだよもん 投稿日: 2006/11/12(日) 05:04:33
飽きた。
また遊ぼうぜ
284 名前:名無しさんだよもん 投稿日: 2006/11/12(日) 05:04:24
あと一分以内にレスがつかなけらば俺の勝利宣言。
285 名前:名無しさんだよもん 投稿日: 2006/11/12(日) 05:05:07
ああ、またな。俺ももう寝る。
高校も卒業して、大学生になったから、
今日から一人暮らしをすることになったんだ。
今まで住み慣れた家を離れての一人暮らしはちょっと怖いけれど、
なんとか頑張ってみるよ。ちなみに下宿は……
A ごく普通の場所。人生平凡が一番だよね
B かなり家賃が高いところ。お、お母さん大丈夫なのかな?
C いわくつきレベルに安いところ。な、何でこんなところ選んじゃったんだろ……
D 運悪く隣に同じ大学のとてつもなく性質の悪い人が住んでたりするんだよ……
632 :
名無しさんだよもん:2006/11/12(日) 05:07:56 ID:K3pSarjv0
D
そう、あれは一ヶ月前のことだった。
わたしは新入生として、この下宿に入って、そして”あの人”に出会った。
最初は”あの人”も普通の人に見えた。
右も左もわからない私に、いろいろと教えてくれたし、
インターネットの接続も家具のセットも手伝ってくれて、とても優しい人だと思った。
だけど、それは大きな間違いだったんだ。
この一ヶ月で”あの人”の本性を、分かってしまったんだよ。
その”あの人”というのは……
A ぐ〜たらでわたしに何度も多大な迷惑をかける柏木耕一
B 恐ろしいまでの根暗なミステリーオタク七瀬彰
C 電波な行為が大迷惑月島拓也
D ことあるごとに訳の分からない骨董品を売ろうと目論む宮田健太郎
E 物理学の権威とは名ばかりのマッドサイエンティスト一ノ瀬ことみ
たまにはAと言ってみる
635 :
名無しさんだよもん:2006/11/12(日) 08:23:17 ID:3MYYBaqL0
934 名前:名前を選択してください:2006/11/12(日) 05:21:15 ID:Dsb2opVs0
>>926とか本スレに貼られた避難所の
>>262の書き込みとか読むと、
雪緒って一部の書き手に贔屓にされているせいか……なんか疫病神の気がする
さすがは死臭の漂うアンデッドヒロインと言うべきか
935 名前:名前を選択してください:2006/11/12(日) 05:34:52 ID:TGCZFJyI0
二度も殺されたり性根を曲げられたりするのを贔屓と呼ぶのかは知らんが、
キャラを疫病神扱いするのは非常に迷惑だ。
「やだ。止めてぇ」
「ふふふ、口では嫌だ嫌だと言っても君の本心はどうかな?」
この人はぐーたらな大学生の柏木耕一さん。
ものぐさな怠け者だけど優しいご近所のお兄さんだと思ってた。
それなのにほんの一ヶ月で助平親父な本性を私の前にあらわしたんだよ。
男の人ってみんなこうなのかな。
「さあ、一緒にきもちよくなろう」
「やだ、やだあ」
嫌がる私を耕一さんはすごい力で押さえつけるんだよ。
わ、まるで鬼さんみたい。
獣の本性を現した耕一さんに迫られて私は
A うぇ〜ん。レイプされちゃったよ。
B だおっ!おちんちん蹴って逃げてきちゃったよ。
A
しくしくしくしく。私は耕一さんにレイプされちゃったよ。
赤ちゃんの素もお腹の中にたっぷりだされちゃったんだよ。
うう、悲しいよう。しくしく。
A このまま続行
B ご愛読有り難う御座いました、続きは外伝に転載されます
B
というわけで落ち着くまで次スレ立てるの禁止
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次スレ立てるの禁止
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落ち着くまでスレ立×
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空気読まずにスレ立てしてぐだぐだにしないように
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ぐだぐだ解決するまでスレ立て禁止ね
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_,-'"゛,,―''゙二,、、、゙'! .i_ あああああああああああああああああああああああああ
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…せっかくハカロワのおかげでやばそうなのが向こうに行ったのに
次スレ立ては控えましょう
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落ち着くまで次のスレ立て禁止
…バトルが悪いと言っている訳じゃない、ただ(以下検閲
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(中略)しばらくは皆頭を冷やした方がいいかと…おいらも含めてな
次スレ立てはしばらく控えましょう
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