そろそろ自分のスペースに戻ったほうがいいだろう。
いつまでも由宇や鷹文に任せきりというのも悪い。
こみパを楽しむのはこれぐらいにして、後は自分のゲームの販売に努めるべきであろう。
俺は用を足してから、自分のスペースに戻った。
余談だが、用を足すのにも並ばねばならなかった。……恐ろしい場所だ、ここは。
「どうだ、売れ行きは?」
「ああ蝉丸さん、戻ったんですか?」
スペースに戻ってから、俺はまず鷹文に売れ行きを尋ねる。
在庫がある程度減っていることから、売れ行きは悪くはなさそうだが。
「悪くはないですね。初参加にしてはまあ上々といったところじゃないでしょうか?」
「なるほど。なら良かった」
最初に厳しい評価を受けたからどうなることかとも思ったが、
鷹文の口から良好であると聞いて、ひとまずほっとする。
だが俺を窘めるように、今度は由宇が厳しい顔を作る。
「でも、勝負はこれからや。こういうのはプレイ後の評判が重要なんや。
評判がよければ、再版も出来るし、次回作にも固定客が着いてくれる。
悪ければ……ま、こないなことは言うべきやないわな」
「確かにな。出来に自信はあるが、他人の評価までは俺にはどうしようもない」
「それと、知名度も上げないといけないですよね。
より多くの人にプレイしてもらうには、まずは僕らのサークルのことを知ってもらわないと。
まあその辺は任せてください。僕が『作者乙』と言われないように上手く煽りますから」
なにやら最後に不穏な言葉を聞いた気がするが、それは気にしないでおこう。
由宇と鷹文の言葉には中々頷かされる部分がある。
今日俺のゲームを買ってくれた客の評判、それがかなり大切な要素になるわけだ。
特に俺が選んだジャンルは万人受けするような内容ではないからな。
ことさらファンの獲得というものが大きな意味を持ってくるはずだ。
それに次回作、か……。
そうだな、俺はこれで終わりというわけではない。
次回には今回の課題を克服した、より完璧なゲームを作る必要があるだろう。
二人とも、次回作でもよろしく頼むぞ。
「それと、もう一つ聞きたいことがあるのだが」
「なんや?」
「そこの売り子は……いや、いい。聞くまでもなかったな」
俺は今度は客にゲームを手渡してる浩平たちに目を向けた。
浩平はタカアキのコスプレのまま、
舞はストーム☆さつき……ではなく、今度はツインテールの髪をした七瀬のコスプレで売り子を務めている。
そして俺が用を足している間に着替えたのか、長谷部がひかり役のコスプレまでしてくれていた。
「今度こそオレたちは正真正銘心を入れ替えて、蝉丸さんの手伝いをすることにしたんだよ」
「……悪事を考えたのは浩平さんなのに、さも私達も共犯のように言わないでください」
まあ何にせよ、手伝ってくれるというのは有難い。
コスプレイヤーが売り子をしているだけで、目を引くものがあるからな。
おそらくは浩平が舞に『俺を手伝うため』と言った手前、手伝わざるを得なくなったというところだろうが。
「売り子手伝ってくれるんはありがたいんやけど、頭数足りてへんやんけ」
「ぬかりはないぜ。実はオレの知り合いであるだよもん幼女にロリ担当の芽衣のコスプレをさせ、
会場内を回らせてるところだ。宣伝はしっかりしないといけないからな」
恐ろしく用意周到な男だな。
まさかロリ担当のコスプレイヤーに本物の幼女を持ってくるとは。
俺のゲームは些か幼い子供の性教育には向いてない気がするが、そこは気にしてはいけないのだろう。
「妙に協力的だな。また何か企んでいるのか?」
「い、いやっ、ここで予めゲームを大量に買っておいて、人気が出た後に転売して一儲けしようとか、
まさかそんな阿漕な真似をしようとかしているなんてことはないぞ!!」
正直な奴だな。まあ、おそらく冗談なんだろうが。
まあ俺がいる限り、そのような横暴は絶対に許さんが。
舞と長谷部は浩平に声もかけない。
浩平が実際に行うつもりはないと分かってるのか、それともとっくに諦めているのか。
「ところで長谷部。お前のサークルの方は大丈夫なのか?」
「……ええ、いいんですよ。いなくてもきっといつも通りですから。
それに、一応売り子はある線から知り合った友達に頼んでありますし」
どうやら悪いことを聞いたようだった。
それ以上は話題にしないことにしよう。せめてもの思いやりだ。
A ……どうやら完売したようだ。めでたいことだ
B 気づくと、由宇がスペースの前に現れた気の強そうな女と一触即発の雰囲気になっていた
C そういえば、アスナ役のコスプレイヤーはいないのか? と浩平にツッコんでみる
D まだ完売にはなってないが、そろそろ引き上げる時間帯だな……
B
「ふふん、なによこのチグハグなゲームは」
「何やて! もういっぺん言ってみぃ!」
気が付くと、由宇がスペースの前に現れた女と一触即発の雰囲気になっている。
相手の女は緑色でショートカットの髪をした、気の強そうな感じだ。
「む、由宇、この女は?」
「ああ、『Cat Or Fish』やってる大庭詠美っちゅうてウチとは腐れ縁の仲やねん」
なるほど、由宇の知り合いの同業者というわけか。
しかしどうにも仲が良いようには見えん。犬猿の仲といったところだろうか。
「なんかヒロインと周りの人間が、上手く噛み合ってないように見えるのわよ。
パンダらしくないじゃん、こんなふせーごーなゲーム、よく売れる気になったわね」
「うっさい、こっちにも事情があってん。いっつも手抜きのイラスト本ばっかり出しよるクセに!」
「なによなによ! パンダのクセにちょ〜ナマイキ! パンダは神戸の山奥に帰りなさいよ!」
会場の仲で堂々と口げんかをし始めた。
このままでは周りのサークルに迷惑が掛かるだろう。
やれやれ、由宇にもこの詠美とやらにも困ったものだ。
さて、どうするか――
A 一応ケンカを止めに入る。
B ケンカするほど仲が良いという言葉もある。放っておく。
C 騒ぎを聞きつけたスタッフがやって来た。
B
ケンカするほど仲が良いという言葉もある。
あの二人はおそらくああやってじゃれあっているのだろう。
俺は放っておくことにした。
いがみ合う二人を他所にポツポツと来た客にゲームを販売しながら時間はすぎていく。
売れ行きはバカ売れというほどでもなくさっぱりというわけでもなく。
初参加にしては上出来な方なのだろう。
これが今後に繋がるかどうかはプレイ後の評判を待たねばなるまい。
バランス面で少し危惧される点も見受けられるが後の祭りだ。
今は自分達の努力の結晶を信じるしかない。
と、そうこうしているうちに……
A ゲームにクレームをつける者が現れた。
B 会場内に突然、緊急放送が流された。
C 客の中に見知った顔を見つけた。
C。誰だろ
そろそろ即売会も終了時刻まであと一時間ほどとなった。
ゲームの売れ行きは完売とまではいかなそうだが
とりあえず元は回収できるかどうかトントンのラインか。
もっとも由宇にロハにしてもらった宿泊代等の出費を考えると
実際はかなりの赤字なのかもしれないが。
そんなときにである。
「ん?あれは……」
俺は客の中に見知った顔を見つける。
それは……
A 御老公
B 下川社長
C 超先生
D 強化兵(光岡、御堂、岩切)から選択
C
何いいイイイイ!?
そろそろ片付けの準備に入ろうとする、その時だった。
「あ、あれは……」
がたりと、思わず席を立つ。
まばらになり始めた客達の中に、見知った顔を見つけた。
いや、見知ったなどではない、俺がこの道を志した切っ掛け。
エロゲー製作へと導いてくれた、まさに神。
∧_∧
< `ш´> 俺に任せろ
_φ___⊂)_
/旦/三/ /|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
| 誰彼百円 |/
エラの張った狐のような顔をした、俺達の造物主。
そう、超先生がそこにいた。
着ぐるみのコスプレか何かかと思われているのか、周りはさして気に止めていない。
(し、しかし、どうして超先生がこみパ会場におられるのだ?)
超先生は不慮の事故で命を落とし、島神に奉られた。
そこで、参拝に来た俺の前に降臨し、天啓を授けてくれた。
それからもLeaf本社を訪ねた後や、夢の中で見た気がするが――
ならば、あそこに見えるのは何者なんだ?
馴れない同人ゲーム製作で突かれた俺が見た、単なる錯覚だろうか?
超先生は、そのまますっと人混みに紛れていく。
俺は、俺は ど う す れ ば い い ん だ
A よく分らないが、追いかけてみる
B いや、あれはきっと目の錯覚だ、追いかけない
A
超先生らしき人影は、俺達のサークルに寄ろうとはせず、そのまま立ち去っていきそうだった。
(どうしてだ? 俺達のゲームは見るにも値しないのか?)
疑念が浮かぶ、修正作業の時も少しだけ降臨したと思ったのに。
「済まない由宇、少し外す」
「ど、どないしたんや蝉丸はん?」
由宇の質問に答える時間はなかった。
席を立ち、人混みを掻き分け、超先生を追う。
この広い会場で、一度見失えば次に見つけるのは至難だ。
それに、もう即売会自体終わりに近づいている。
「ま、待ってくれ」
背を向け、去っていこうとする超先生。
まるで俺を誘うかのような仕草だった。
行き交うヲタク達に肩をぶつけながら、その後を追う。
人気の少ない創作サークルのスペースで、ようやく俺は超先生に追いついた。
「あ、貴方は超先生なのですか?」
肩に手を掛け、こちらに振り向かせる。
こちらに顔を見せた人物、それは――
A 超先生本人だった
B なんと、魔導騎士タカアキだった
C 立川雄蔵だった
B
その人物はくるりと振り向き顔を見せる。
∧_∧
< `ш´>
_φ___⊂)_
/旦/三/ /|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
| 誰彼百円 |/
おおやはり貴方は……
「っ!?」
刹那、俺は目を驚かせる。変化していくのだ目の前の人物の姿が。
そう、こいつは……
「魔導騎士タカアキ!」
なんということだ。超先生と思われた人物は魔導騎士タカアキに姿を変えた。
俺の作ったゲームの主人公。そして郁美の話によると実在のダークネスリーフの幹部。
「まずはお疲れ様。アクシデントはあったけど無事ゲームは作れたようだね」
「これはいったいどういうことだ!」
「まあ、薄々感づいていると思うけど君にゲームを作らせるように仕向けたのは俺だよ。
正確には我らが総統。ブラックシモカワ様だけど」
ガガーン 衝撃が俺の頭を走りぬける。
『あなたをそこまで進ませた人が、タカアキ、アスナの支配下か、もしくはその人自身に
彼らがなりかわっているということは考えられないでしょうか』
どうやら郁美の推測が正しかったようだ。俺が受けた神の啓示。
それは全て彼らダークネスリーフの差し金だった。
そして俺の造物主たる超先生。その正体が魔導騎士タカアキだとするならば俺は、俺は…………?
「自分の正体が気になるかい?」
不敵な顔でタカアキは言う。俺は固唾を呑む。
「さて、何から話そうかな。君の聞きたいことを教えてあげるよ」
尋ねられる。頭を駆け巡るいくつもの謎。
その中で俺が選ぶのは……
A おれ自身の出生の秘密
B 何故俺にゲームを作らせたのか?
C 今、俺の前に表れた目的は
C
A坂上蝉丸はダークネスリーフに作られた改造人間である、とか
「どうして俺の前に姿を現した?」
聞きたいことは他にも山ほどあった。
だが、まずはこれから訊いてみることにした。
「君にお礼を言いにね」
「お礼だと?」
「君が書いてくれたあのシナリオ。あれを完成させてくれたことで
俺たちはまたこの世界に戻ってくることが出来たのさ」
「何だと?」
「あの立川雄蔵の予想外の奮闘のために俺達は魔界に撤退を余儀なくされた。
その後、郁美の使った記憶消去の魔法。あれのせいで魔界とこっちの通路が閉ざされたんだよ。
一度、完全に撤退した後だと魔界からこっちへ出るにはこちら側の人間の思念を媒介にする必要があるからね」
「思念?」
「こちらの世界にとっては幻想の魔界とこちらを繋ぐにはこちらの人間が魔界に関係するイメージを
思い浮かべてくれないと駄目なんだ。つまりは俺たちダークネスリーフに関する記憶とかをね。
あの時は無我夢中で撤退したものだから通路の固定化をし忘れちゃってね」
つまりはこの世界の人間がダークネスリーフに関する記憶を忘れている限りにおいては
彼らは魔界の外には出られなかったらしい。だとすると……
「俺がゲームを作ったせいで通路が開かれたというのか?」
「ご明察。とはいえ君とその仲間内での認知だから規模もたかが知れているけどね。
でも、それ以上の働きを君はしてくれた」
「何だ。それは」
「郁美さ。君は完成したあのゲームを郁美に見せた。そのことによって過去のものとなっていた
彼女の記憶が鮮明化された。あの事件の当事者の彼女のね。ここは予想外だったけど」
「それがいったい……まさか!?」
「そう、郁美はあのゲームを見たことで嫌がおうに過去を意識せざるをえなくなった。
その認識は記憶消去の魔法の効力を弱めさせ人々の無意識下の忘れていた記憶を蘇らせつつある
おかげで予想よりも早くにこちらに出てくることが出来た」
なんということだ。全ては奴らの手のひらだったというのか。
俺が仲間達と心血を注いで作り上げたゲーム。それが全て……
「君には本当に感謝しているだからお礼を言いにきたんだ。他に聞きたいことはあるかい?」
再度の尋ねかけに俺は……
A 俺は一体何者なのだ?
B どうやって魔界にいるお前達が俺にゲームを作らせることが出来たのだ?
C 貴様らはこれからいったい何を企んでいる?
A
「俺はいったい何者なんだ?」
俺の正体は造物主超先生によって生み出されたゲーム『誰彼』の主人公。
だが、その超先生の正体はダークネスリーフの魔導騎士タカアキ。
だとすれば俺はいったい?
「君はかつてダークネスリーフに在籍していた超先生によって産み出された人造人間さ。
超先生が計画途中で昇天なされたためそのままお蔵入りになっていたんだけどね。
俺たちが撤退した後も眠ったままの君がこの世界に残された。つまりはそういうこと」
「ゲームの中の人物……ではないのか?」
「あはは。そんなことが本当にあると思っているのかい。
いや、ごめんごめん。本当になっちゃったんだよね。君にとっては。
君にそんなことを言ったのは誰だったか覚えているかい?」
俺の正体は架空の人物。そう俺に告げたのは確か……
「っ!?……下川社長……ブラックシモカワ……まさか!?」
「そう。下川社長こと我らが総統ブラックシモカワ様さ。魔界とのこちらの通路は
閉ざされているけど総統閣下は特別でね。あの方は両方の世界を自在に行き来できる。
最も通路の閉じた状態じゃ魔力は使えないんだけど」
「ならば俺が受けたお告げは……」
「君は元々こちら側の人間だからね。だから君には直接思念を送ることが出来たのさ。
君の生みの親の姿を借りてね。そうそう君のゲーム作りに色々と便宜を図ったのも総統だよ。
総統のこちらでのもう一つの顔の」
衝撃の事実は続く。俺のゲーム作りの便宜を図ってくれた人物。それは…まさか!?
「御老公!?」
「そういうことさ。大阪で君にあったのは事前に打ち合わせた影武者の社員だけどね」
なんということだ。これまで俺の覆製体だと思っていた御老公。
その正体がリーフの社長でダークネスリーフの総統ことブラックシモカワだったとは。
……どうりでエロゲーを大量に所蔵しているはずだ。
しかし、下川社長の正体がブラックシモカワならばわざわざ俺に作らせずに自分で作ればよかったのでは?
そんな疑問を思い浮かべていると……
「ゲーム自体が完成するまでは立川兄妹に感づかれたくなかったからね。
アクアプラスぐらいの有名企業になると隠れて製作ってのも中々うまくいかなくてね。
そこで君に白羽の矢が立ったわけさ」
俺は彼らが隠れてゲームを作るための駒だったというわけか。
俺の人生。過去の記憶。そして仲間達とゲーム作りに明け暮れた日々。
全てがまがい物。全てが彼らダークネスリーフの手のひら。うなだれる。打ちひしがれる。
ガクリと俺が膝を落としていると……
「そんなことよりそろそろ始まるよ。今日のメインイベントが」
俺を見下ろしながら言うタカアキ。ふいに見やるとそこには会場内に設置されたスクリーン。
そこに映し出されるもの。それは……
A 修正前の『嵐を呼ぶ武闘派魔法少女ストーム☆さつき 〜散りゆく処女への子守歌〜』の映像
B アクアプラス代表取締役。にしてダークネスリーフ総統ブラックシモカワの演説
A
『皐月さん……どうして……あんな男に気持ちよさそうになってたんですか……』
「な、何やっ!?」
『あぐぅっ』『いやあああぁぁ!!』
『だ……駄目です……私は正義の魔法少女なんですから……』
『やだぁ……助けてぇ……助けてぇぇぇーーー!!!』
「あ、アレは……」
『あたしは、めでぃかる☆いくみんは、アスナさん、タカアキさんの雌奴隷です。
どうぞ、あたしを目茶苦茶に嬲ってください』
『アスナさん、キス、キスぅ』
「…………母さん!?」
それは即売会終了間際の不意打ちだった。会場中のスクリーンに流された映像。
それは紛れもなく『嵐を呼ぶ武闘派魔法少女ストーム☆さつき 〜散りゆく処女への子守歌〜』の
修正前のオリジナルの映像だった。
「何のつもりだ。これは」
俺は激昂しタカアキに詰め寄る。俺達が心血を注いで作り上げたゲーム。
例えそれがこいつらの手のひらだったとしても、企みに利用されるのは我慢がならない。
「言っただろう。魔界との通路を完全に繋げるためにはこちらの世界の人間の認識が必要だって。
これは総仕上げさ。これまでの全てのね」
そうこうしているうちにも映像は会場をながれる。どよめく群集。
年配の客の中には何かを思い起こす様子が見て取れる。そうして映像はクライマックスを写す。
『ぜ……全世界の皆様……あたし達は……かつて、正義の魔法少女だった者です』
『ですが……私達は戦いに敗れて捕まり、今はタカアキ様やアスナ様の……雌奴隷となっています』
『どうか……これ以上無意味な抵抗をせず、ダークネスリーフに服従してください』
『私達は……タカアキ様に犯していただき……幸運にも仔を身籠もることができました』
『これからは……生まれた仔に子守歌を歌いながら犯される……至福の生活が待っています』
『世界の皆さま方……私達と一緒に、ダークネスリーフに支配される世の中を受け入れましょう』
俺が渾身の思いで書いたグランドハッピーエンド。それが会場を駆け巡る。
どよめきの声が上がる。中には興奮しすぎてその場で自慰に及ぶものもそして画面は切り替わる。
「っ???」
違和感を感じる。本来あのエンディングで画面に現れるのはタカアキだった。
しかし表れたのはタカアキではない。もう一人のダークネスリーフ。
「いかがだったでしょうか。本日、サークル辛味亭のスペースで発売される予定だった
『嵐を呼ぶ武闘派魔法少女ストーム☆さつき 〜散りゆく処女への子守歌〜』のデモムービーは?」
画面に現れたのは魔道神官アスナだった。
ゲームのままの姿のアスナがまるでイベントの司会役のように振舞っている。
「当作品は本来、辛味亭のスペースにおいて販売される予定でしたが諸々の事情により
修正、改名を余儀なくされ皆様方には劣化版しか行き渡らなかったことを心よりお詫びします」
ぺこりと頭を下げる。下げた頭に隠れた顔は明らかに笑っている。
「一層のクオリティアップをもって完成版を次回の即売会までには皆様にお届けする所存です。
それまでは本日、発売の劣化版で我慢してくださいね」
自分でも腸が煮えくり返るのが分かる。劣化版。確かにそうかもしれない。
だが、それを作るまでに注いだ仲間達の汗と涙。踏みにじられた。
悔しさと憎しみで立ち震える。
そんな俺を他所に画面は切り替わる。
A「それでは出演声優の紹介にうつらせていただきます」なんとそこには捕らえられたみさき達の姿があった。
B「それではこの作品のモデルとなった方々からのコメントです」画面に本物の皐月と春夏の姿も現れた。
A
「ええ、完成版におきましては一層のクオリティアップをお約束します。
今回、急ごしらえで不十分だったCGも修正追加し…音響も……」
俺の葛藤などそ知らぬアスナはしれっと続ける。
「何より重要なのは声優。今回はやむを得ず新人の起用となりましたが
なにぶん経験不足なためかところどころ演技が稚拙になった点をお詫びします」
その言葉に俺は嫌な予感を感じる。頼む。俺の思い過ごしであってくれ。
「当方では何よりもRR(リアルリアリティ)を追求しております。
リアルな体験に勝るものはありません。ゆえに製作側は常にリアルな実践を突き詰めております。
無論、出演する声優の方々においても」
すると、そのままプツリと画面は切り替わる。なんだか薄暗い画面。
不鮮明な映像は少しずつ像を結び、そこに映し出されたのは……
「嫌ぁぁぁあ!やだよぉぉ!!もう許してよぉぉ!嫌ぁぁああ!!」
最初に響いたのは少女の悲鳴だった。そして濡れた肉塊がこすれ合う音。
ぬちゅり。ぬちゅり。少女の膣内と腸内で暴れまわる肉根。
前後から交互に刺し貫かれ少女は身悶える。
俺は知っている。この娘を。それは……
『はぁい♪彼女がヒロイン、湯浅皐月役の川名みさきちゃんです。
現在役作りのために奮闘中です。頑張ってますねえ』
ゲームの中に出てきたリザードマン。その極太の男根にひたすら貫かれるみさきをアスナは紹介する。
手を上に吊るされて、前後から挟まれる肉のサンドイッチ。
それはみさきの膣内の肉壁のみならず心もそぎ落としていく。
「あっ……ぐぅ……あぐぅ……酷いよ……やっと浩平君が帰ってきてくれたのに……うっ…っぐ…浩平君……」
光を映さぬその瞳からは涙が止め処なく溢れ出している。
行方不明だった恋人の帰還から間もない陵辱。なんとも惨い。
『おやあ、みさきちゃんには彼氏がいるようですね?今度は彼氏の目の前でしてあげるのもいいですね。
ゲームの中のストーム☆さつきのように。うふふふふ』
残酷なことをさらりと言う。おそらく今、この会場のどこかで折原浩平がこの惨劇を眺めているのだろう。
心中を察するに余りある。恋人の公開陵辱劇。それはおそらくゲームのそして現実の那須宗一のように。
「んぶぐぅぅぅ!むぶっ……んぅぅぅぅ!!」
体位を変えながらリザードマンたちはみさきを輪姦する。口にもねじ込まれるペニス。
後ろからは肉槍が執拗にアナルを責める。無理やりに取らされる騎乗位。強引に動かされる状態。
その都度、形のよいみさきの乳肉がふるえ、みさきは喘ぎ。むせび泣く。
順番待ちしきれぬ者は自分の手でナニを扱き、次々と白濁の汁をみさきの肌に浴びせかける。
「あっあ……んぶっ…ぶはっ…ぐはっ…やぁぁ……嫌ぁぁぁあ!!もう嫌ぁぁぁああ!!」
精液まみれになりながらみさきは泣き叫ぶ。そして画面は次の場面へと切り替わる。
「許して……上月さん……許して……」
次に映し出されたのは雪見だった。ボロボロ涙をこぼし下を向いて泣き崩れる。
彼女の俯いた顔の先。そこにあるのは小さな人影。
「…………………………………………………………………………」
澪だった。声をだせない彼女には悲鳴をあげることもかなわない。
だがその引きつりきった顔と頬を伝う涙が苦しみを如実に告げていた。
双頭バイブにまだ未熟な秘部を貫かれる激痛の。
「早くその娘を犯しなさいよ。そうしなきゃあんたの友達ああしていつまでも肉便器よ」
「みさき……っぐ……みさき……」
画面の中にはもう一人いたが角度の都合か姿ははっきり見えない。だが、どこか覚えのある気がした。
そのもう一人は雪見に澪を犯すように急かす。輪姦され続けるみさきの姿をちらつかせて。
「ごめんね……ごめん……っぐ…うっ……はぐっ!」
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!」
そして雪見は腰を動かす。挿入されたバイブは狭い澪に膣肉を裂いていく。
苦悶に歪む澪の顔。同時に犯す雪見の表情も苦痛でひきつる。
バイブに膣内を抉られているのは雪見もまた同じであった。
二人を繋ぐバイブ。その根元から赤い染みがたれていく。二人の肉膜が破れた証。
「ぐあぁぁっ!あっぐ……ぐぅ……ひっく…うっ……ぐぅぅぅ」
「〜〜〜〜!!!っ!!〜〜!!!!〜〜!!!!」
繋がれて互いを犯しあう二人の少女。あまりもの悲惨な光景にアスナの解説が入る。
『え〜っとこちらは私こと魔導神官アスナ役の深山雪見ちゃんとエキストラちゅぱ音担当の上月澪ちゃんです。
雪見ちゃんも役作りのため攻め役としての経験を積んでもらっています。手始めに後輩の澪ちゃんをね。
こう見えても彼女、極悪人の素質があるからじきにモノになるとおもいますよ。』
親友を盾に後輩を犯させる。なんとも卑劣で外道な仕打ち。それを解説しながら顔色一つ変えないアスナ。
やはり正真正銘の悪女である。
『さてさて、到着の遅れていた立川郁美役の澤倉美咲さんと柚原春夏役の古河渚ちゃんですけど……
あ、ようやく捕まえたようですね。それではお二人様、ご連行♪』
ガチャリと扉を開けてリザードマンに連れられた二人が入ってくる。渚は先ほど会った時のコスプレ姿のままだ。
「なっ!川名さん……嫌ぁっ!嫌ぁぁぁぁぁああっ!!」
「そんな……どうして…こんなことキャァァァァァ!!」
二人の悲鳴が響く。順番待ちのトカゲ共は早くも彼女達に食いつき、羽交い絞めにし組み伏せて……
『美咲さんにはこの後、雪見ちゃんとのサウナで濃厚マットプレイ。渚ちゃんには17連発耐久コースが待っていますが
まずは下ごしらえ。十分な地ならしからはじめましょうね』』
「「嫌ぁぁぁぁあああああああ!!!!!」」
二人同時の悲鳴が響いた。俺は目を伏せた。見るに耐えない。
共にゲームを作り上げた演劇部の少女達。その彼女達が無残に犯され汚され穢れていく。
悲鳴が耳をつく。みさきの。雪見の。渚や美咲、そして澪の声無き悲鳴も。
握り締めた拳からは血がにじむ。食いしばった歯からも。
「何故だ!何故彼女達をあんな目に!」
「RRの追求さ。いいゲームを作るためにね。それ以外に理由があるとでも」
不適に返すタカアキ。怒りに震えた俺は…俺は……
A タカアキに猛然と挑みかかった
B 俺が飛び出す前に現場に現れる影があった(これまでの登場人物から指定)
C ただ男泣きに膝を屈しむせび泣いた
B 雄造
間違えた、立川雄蔵ね
B雄蔵
「くっ!」
この場でタカアキを殴りつけてやりたかった。
だが、その前にしなければいけない事がある。
まず、今すぐあの放送を止めさせなければならない。
タカアキによれば、人々が魔界やダークネスリーフの存在を思い出していくと、
それだけ連中がこの世界に再び現れるのが早まるという。
何より、みさき達が辱められる姿をこれ以上晒すなど許されない。
タカアキに背を向け、巨大スクリーンに向かおうとした。
その時――
「むうぅぅん!!!」
咆吼と共に、雄蔵の鉄拳が巨大スクリーンを打ち貫く。
怒りの正拳突き、画面中に走る無数のヒビ。
液晶パネルの奥の機械も破壊したのだろう、映像も音声も途切れ、砂嵐だけが流れ出した。
「あーあ、もったいない。でももう遅いよ。みんな見ちゃったからね」
「くっ、き、貴様っ!」
確かにタカアキの言うとおりだ。
会場にいた人間は見てしまった、過去の真実を、みさき達への苛烈な陵辱を。
全ての人間の口を塞ぐなど無理だ、中にはビデオを回している者もいる。
現代は情報化社会、特にヲタクのネットワークはすさまじいものがある。
伝達に次ぐ伝達。すぐに人々は思い出すだろう、過去の魔界からの進行を。
「それじゃ俺は去らせてもらうよ。もっと昔の雌奴隷とか見たかったけど、今日は時間切れだ」
言いながら、タカアキの姿が薄れてゆく。
「ま、待てっ!」
「じゃあね、蝉丸さん。また近いうちに会えるかも」
飛びかかった瞬間、タカアキの姿が完全に消える。
恐らく、何らかの魔法で移動したのだろう。
「…………」
タカアキの消えた場所で、俺は打ちひしがれた。
掌で踊って魔界からの再侵攻を手伝い、みさき達に地獄を味合わせてしまっている。
俺は、俺はどうすればいんだ……
A とにかく、舞達のいるJammingBookStoreへ行く
B その時、雄蔵と郁美がこっちへ来た
C なにはともあれ、サークルの片付けをせねば
A
「畜生! 畜生畜生畜生!!! 何で、何で先輩があんな目に遭わされてんだよ!!!」
「母さん……あの男が母さんを辱めてた……できた子供は……私なの?」
カタログを頼りに、俺は彩達の合同サークル「JammingBookStore」に向かう。
到着したとき、スペースは二人の男女の怒りと悲しみに満ちていた。
大切な恋人を公開陵辱された折原浩平。
雌奴隷にされた母の過去と、己の出生を知ってしまった立川舞。
「浩平さん……舞さん……」
床に拳を叩きつけながら、血涙を流し叫ぶ浩平。
あまりにも忌まわしい己の出生、そして父の正体に茫然自失の舞。
彩も二人に掛ける言葉が見つからず、どうしていいかと困っている。
「浩平! 舞!」
「蝉丸さん! 俺、俺は何も出来なかった。先輩が、モニターの向こうで滅茶苦茶にされてるのに、何も、何も……」
「……あのゲームは、本当にあった話なの? 母さんと似ていたのは偶然じゃなかったの?」
「…………」
俺自身も、二人にどう答えていいか分らなかった。
踊らされ、夢中になってシナリオを書き、連中の手伝いをしてしまった。
「……済まない」
「済まないって何だよ! 先輩があんな目に遭わされたのはアンタのせいなのか?!」
「私はあの男の娘……あんな卑劣な男の血が……私にも流れてる……」
怒りの矛先をどこに向けていいか分らない浩平。
うわごとのように、虚ろな目でブツブツと呟き続ける舞。
俺は、俺達はこれからどうすればいいんだ?!
A 「舞……」その時、スペースに郁美が現れた
B 『親愛なる蝉丸さんへ』その時、俺はポケットにタカアキからの手紙があることに気付いた
C 「……せっ!」逆上した舞が、俺に剣を振るってきた!
B
C舞大活躍で
どうすればいんだ……
何度繰り返したのか分からないフレーズが俺の頭を駆け巡る。
激しい怒りと何も出来なかった自分への無念に震え慟哭する浩平。
忌まわしい出生の秘密を知り打ちひしがれる舞。
俺はそんな二人にかけてやる言葉がない。
二人に深い哀しみを与えてしまった元凶は俺自身なのだから。
「くそぉっ!」
ただ怒声をはり上げる。すると、そのはずみである。
俺のポケットから紙切れがポトリと一枚零れ落ちる。
「何だこれは?」
思わず拾い上げる。するとそこには『親愛なる蝉丸さんへ』と書かれていた。
差出人の顔が不意に思い浮かぶ。魔導騎士タカアキ。奴以外に考えられない。
いつのまにこんなものを仕込んだのかは分からない。
だが、俺はそれを素早く広げて文面を確認する。
その内容は………
A 『嵐を呼ぶ武闘派魔法少女ストーム☆さつき 〜散りゆく処女への子守歌〜』発売記念パーティーへの招待状
B 俺にダークネスリーフお抱えのシナリオライターにならないかという勧誘状
C 捕らえられたみさき達を解放してほしくば大人しく軍門に下れという脅迫状
D 俺宛へと見せかけて実は娘の舞に宛てた手紙
A
「こ、これは…!?」
その手紙から俺の目に飛び込んだのは、「『嵐を呼ぶ武闘派魔法少女ストーム☆さつき』
発売記念パーティーのお知らせ」という文字だった…。
____________________________________
『嵐を呼ぶ武闘派魔法少女ストーム☆さつき 〜散りゆく処女への子守歌〜』
発売記念パーティーのお知らせ
坂神 蝉丸 様
もうすぐ秋の初秋が近付く中、いかがお過ごしでしょうか。
さて本日は、サークル辛味亭より発売された『嵐を呼ぶ武闘派魔法少女スト
ーム☆さつき 〜散りゆく処女への子守歌〜』の発売を記念し、完成披露試写
会を兼ねた記念パーティを開く旨をお伝えいたします。
つきましては、日頃の感謝に意味も込めまして、 坂神 様に是非お楽しみ
頂きたく、今回ご招待という形を取る事に致しました。
ご家族、ご友人と一緒でのご参加を、ダークネスリーフ一同、心よりお待ちしております。
秘密結社ダークネスリーフ パーティー幹事代表
河 野 貴 明
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「勝手に作品を我が物顔で発表したと思ったら…今度は発売記念パーティーか、いい気なものだ」
俺は怒りを通り越して、この招待状の送り主の勝手な振る舞いにただただ呆れるばかりだった…。
他の皆も文面を見るなり、同じように呆然としている。
「…な…何がしたいんやこのドアホ連中は!!」
広まる呆然を最初に振り払ったのは、由宇の威勢のいい怒声だった。
彼女はゲーム制作に終始関わっており、俺も何度も世話になった…。
未熟な俺が迷惑をかけたことも幾度となくあった。特に最後の修羅場を乗り切れたのは
由宇の力によるところが大きかったと俺は思っている。
そんな最大の功労者と言っても過言でもない彼女が、いの一番にこれだけ怒るのも無理はない…。
「同志達よ…」
その場で立ち尽くす俺達に、いつの間にかその場にいた九品仏大志が話しかけてきた。
「今回の件、ダークネスリーフなどという輩による悪行に尽きる事は目に見えて明らかだ。
奴らは神聖なるこみパ会場を汚した。それだけでなく、いちサークルである辛味亭の作品を
さも自分の物のように発表する行為、これはある意味盗作行為に他ならない…
ダークネスリーフのこれら一連の行為は、我々同人に関わる全ての人々に対する
宣戦布告であるといえよう!今ここにいる皆のもの、我輩の言葉は間違っているか!?」
「そーよそーよ!パンダのゲームなんかはともかく、あの騒ぎでうちのコピー本、
もう少しで完売ってとこを邪魔したんだから〜!」
「こみパでHな見世物をするような悪は許せないですの!」「…………賛成です」
「まったくけしからん行為でござる」なんだな」
「…みんな……ウチらのこと…」
いつに無く感情のこもった大志の言葉に、周りの人々が賛同の声を上げる…
その誰もが皆、まるで俺達の今感じている感情を、それをそのまま自分達が感じている感情のように
受け止めてくれている…そんな気がした。
そうか…この行き場のない感情は、俺や由宇達だけの物では無かったのか…
いや、正確には各人の共通した思いが、今ここで一つになったというべきか。
「同志蝉丸よ…詳しい事情は分からぬが、恐らく奴らはお主の作ったゲームを利用して
世界を征服するなどという馬鹿げた事を目論んでいるのだろう…無論我輩も同人で
世界制服を狙う一人ではあるが、そんな大バカ者は我輩と同志和樹だけで充分だ」
「俺もかよ…」和樹が小声で突っ込みを入れる。
「だが奴らはただのバカでは無いと見受けられる。むしろこれまでの行為、
そして今後の動向も、全て緻密な計略があってのことなのであろう。
…非常に厄介な相手だ。この招待状も十中八九罠に間違いないだろう。
同志蝉丸、分かっていると思うがこれはお主達だけの問題ではない。
こみパ準備会も今回の件に黙ってはいないはずだ。
我輩は直ちにこの事態に対し行動を開始する。同志が止めても無駄だ、
どんな危険が待ち構えているか分からぬが、例え一人になろうとも、
我輩はこの悪しき連中を止め、鉄槌を下す!…そう決めたのだ。
同志よ…奴らに対し何か情報があったら教えてくれないか?」
彼の質問に、俺は答えることができなかった。
今日会ったばかりだが、彼は確かに頼れる男だ。今や仲間であると言ってもいい。
さっきの瞬間、肌でそう感じた。だが…
今彼に、そして彼らに全てを話すということは、人々の忌まわしき記憶を呼び覚まし、
ダークネスリーフの侵攻路の確保をより一層確実にする事を意味する。
彼一人にだけ話すのならいいかもしれない。だが彼は仲間に対して平気で隠し事を
するようなしたたかな人間にはとても見えない。
「すまない…今は全てを話すことはできない」
「そうか…いや、同志を責めるつもりはない。今はいえない事情があるのだろう。
何か困った事があったら我輩に連絡するといい、我輩にできることなら何でも協力しよう。」
「本当に…すまない、感謝する」
全く…最高に頼れる男だ、九品仏大志。
彼だけではない、これまでエロゲー制作を通して知り合った由宇や英二に鷹文(ついでに高槻)、
そして今ここにいる同人を愛する人達の存在は、今間違いなく俺たちに力を与えている。
立場や思惑が違えど彼らは皆正しき心を持っている…
その心が俺たちの活力になっているのが分かる。あんな悪の組織に負けるものか!
「…同志蝉丸、今ひとつお主に問いたい。お主は今何を望んでいる?
その為に今何をすべきか?…その答えはお主の心に1つしかなかろう。
何も迷うな、それを実行すれば言いだけの事だ。ではさらばだ!」
その言葉と共に、大志は去っていった…
今俺のすべき事…俺の望む事……俺は…!
A 一刻も早くダークネスリーフに乗り込み、悪事を止める!
B 待て、決断には早すぎる、パーティーまでまだ時間はある。
C 今から新たに完全オリジナル作品を作り上げ、それを手にパーティー会場に殴り込む!
だがそれよりも、先程まで陵辱されていたみさき達を助けに行かなくては。
C
「俺の、俺のするべき事。それは……」
「それは?」
「それは、今から新たに完全オリジナルの作品を作り上げ、それを手にパーティー会場に乗り込むことだ!」
「「「「な、何だってー(AA略!!!」」」」
皆はまるでM○Rの超理論を聞かされた隊員のような顔をする。
それ程俺のアイデアは飛び抜けていたのだろうか?
「いや、これには意味がある。連中は『嵐を呼ぶ武闘派魔法少女ストーム☆さつき 〜散りゆく処女への子守歌〜』
のお披露目をして、人々の記憶を完全に蘇らせようとしている。
だが、そのパーティーに俺達がより面白い完全オリジナル作品を持っていき、公開すればどうなると思う?」
「ど、どうって。どうなるの?」
「連中のゲームの印象は吹き飛び、人々も過去の記憶を取り戻さなくなるはず。
そうなれば、魔界と地上は繋がることができない。連中の地上侵略を阻めるということだ」
「な、なるほど。一理あるかも知れん」
そうだ、同人で受けた仕打ちは同人で返さねばなるまい。
「……ですけど、超展開ですね」
「言うな」
彩の指摘を素っ気なくかわす。
魔界からの地上侵略を、エロゲー製作で阻むという展開。
確かに彩の言うとおり、これ以上ない超理論による超展開だ。
だがその昔“アイドルの歌が超巨大規模の宇宙戦争を終結へ向かわせたロボットアニメ”があったと聞く。
念のため言っておくが、種でも運命でもないぞ。
「……おぼえてい〜ます〜か〜 ……めとめがあ〜ったとき〜を〜」
「歌うな」
彩、せめて少しぐらい字を伏せろ。
「蝉丸さん! それじゃ先輩達はどうするんだよ!」
「む……それは」
必死の剣幕な浩平に迫られる。
確かにゲーム製作に先駆けてか平行して、みさき達を助けねばなるまいが――
A このままこの話を続ける。新作ゲームを作りながらみさき達を助ける。
B さすがに長いしキリも悪くない。ここら辺で一旦話を終わらせ、続きは外伝かなにかで続ける。
A
先に助けたほうがイイとは思うが
あれ?てっきりまだ会場内に普通にいると思ってたけど
「だがその前に囚われたみさき達を救出する! エロゲー作りはその後だ!
由宇……エロゲー作りまた力を貸して欲しい」
俺は由宇に深く頭を下げる。
今回は時間がない前よりも大きな修羅場になるのは確実だろう。
「水臭いなあウチと蝉丸はんの仲や、地獄の底まで付き合ったるでえ!
CG班は十分すぎるほどいるしな。な、詠美」
「な、なんであたしが……っ」
「あたしが何や〜?」
「ふんっ、べ、別にパンダのためじゃないからね!
あたしは蝉丸の才能にせんこーとーしするだけなんだから!」
「そういうことや、音楽とプログラムは……まあ何とかなるやろ、蝉丸はんはシナリオに専念や」
「すまない……みんな」
そうだ、俺はひとりじゃない。
エロゲー作りを通じて手に入れた絆を信じて完全新作を完成させるんだ!
と、その前に――
「みさき達のことだが――」
人質の奪還のための戦闘員が必要である。
無論、俺は救出班だ。
「ドンパチするのはウチらは専門外やからな……」
「……俺が行こう」
俺達の前に現れた大男――立川雄蔵。
「雄蔵……」
「勘違いするな、お前のためではない郁美のためだ」
これで俺を含め二人、あと二〜三人は欲しいところだが……
「ぼ、僕も、多少は戦闘の心得があるんだな」
は――?
誰もそう思ったであろう、戦闘とは無縁に見える男の声。
つーかどう見てテンプレ通りのオタク。
オタク横――
「こ、こうみえても昔はフランス外人部隊のエースだったんだな」
まさかあの外人部隊に日本人でありながら所属している者がいたとは……
ううむ、人は見かけによらない。
「せ、蝉丸さんだって、カタギの人間に見えないんだな、ど、同類の臭いがするんだな。
どこの軍だったか教えて欲しいんだな」
「俺か……大日本帝国陸軍特殊歩兵部隊の所属だった。もう六十年も前の話だ」
「な、なんと大先輩だったんだな! 横蔵院蔕麿、これより貴官の指揮下に入るんだな!」
これで三人。
「あの……蝉丸……さん」
「どうした彩」
「私、存在感無いですから……誰にも気づかれずにみさきさん達の所に侵入できます」
「存在感が無いなんて悲しいこと言うな」
「……今はステルス彩とネタにできますから」
「蝉丸さん! オレも先輩救出に参加させてくれ!」
「私も……参加させて欲しい」
「すばる、多少は武道の心得があるんですの」
彩、浩平、舞、すばるが名乗りを上げてくれた。
さて、あまり人数を増やしてはかえって動き辛い。
あと二人ぐらいがちょうどいい具合だろう。
救出班は俺、雄蔵、蔕麿、それから……
※(彩、浩平、舞、すばる)から二人まで選んで下さい
彩舞
「舞、一緒に来てくれ」
「……私は魔導騎士を狩る者だから」
俺がまず指名したのは舞だった。
どうやら、我流だが彼女は剣の心得があるらしい。
ただ、父親であるタカアキと会って、冷静でいられるかが心配だ。
とりあえずその点は叔父の雄蔵がいるから大丈夫だとは思うが。
「後は。彩、お前に来てほしい」
「……私が、ですか」
次に指名したのは彩だ。
俺や雄蔵、蔕麿に舞と戦闘要員は揃っている。
それなら偵察ができる人間を入れておいたほうがいい。
もっとも、彼女自身の腕っ節は期待できない。
俺や蔕麿あたりができるだけサポートしよう。
「蝉丸さん! どうして俺を指名してくれないんですか!」
仲間の決定。それに漏れた浩平が抗議してきた。
「俺、俺は先輩を助けたいんです! 何としても助けたいんですよ!」
「浩平、お前の気持ちは解る。だがな、今のお前は冷静さが足りない」
「そんな……」
浩平のみさきを想う気持ち、俺もそれを汲み取ってやりたい。
だが、卑劣な連中はそういう浩平の想いを平気で利用しかねん。
これは舞についても心配だが、彼女には雄蔵がいる。
しかし浩平にはいざというときに歯止めをかける人間がいない。
「浩平、お前には由宇達と一緒にゲーム作りをしてほしい。
連中の野望を挫くために、完全オリジナルゲームを作るのも大切だ」
「…………」
黙って俯いてしまう浩平。
浩平のためにも、俺達は何としてもみさき達を助けなければならない。そう改めて思った。
A 「とにかく、連中がどこにみさき達を捕らえているか調べねば」俺は提案した。
B 「舞……お兄ちゃん……」とそこへ、郁美がやってきた。
C 「部長! 頼む! 俺に先輩を助けさせてくれ!」浩平が彩に頼み込みだした。
C
「部長! 頼む! 俺に先輩を助けさせてくれ!」
浩平が彩に頼み込みだした。
「わ、私にそんなことを言われても……」
困った表情で俺を見る彩。諦めきれない浩平の気持ちはわかるが、連れて行くわけにはいかない。
もう一度説得しようとしたその時、
「浩平!」
郁美、いや、芽衣のコスプレをした、幼女がこちらへ走ってきた。
あの子が先ほど言っていた、会場内で宣伝をしてくれていた浩平の知り合いだろうか?
「みずか……」
浩平が苦しそうに声を返す。みずかと呼ばれたその子ははぁはぁと息をつき、
汗をたらしながら浩平に叫んだ。
「さっき、さっきユズハのコスプレをした女の子が連れ去られて、近くのビルに入っていったんだよ!」
「なんだと!?」
俺と浩平が同時に声を出す。
「後をつけていったら、その子ともう一人女の人がそこへ連れ込まれたのを見たの!」
それはきっと渚、そして美咲だ。
時間的にそこまで遠くへ移動できるわけはない。おそらくまだそのビルにいるか、
そのビルから繋がっているところにみさき達と、あのリザードマンどもがいる!
「みずか、案内できるか!」
「う、うん、こっち!」
「いくぞ!」
みずかと言う女の子を抱き上げると、指し示す方向に浩平は走り始めようとする。
「待て! 浩平!」
「待てねぇよ、蝉丸さん!」
A 浩平みずかの先導のまま、俺や雄蔵ら戦闘部隊はそのビルへと向かった。
B 浩平を止め、みずかにビルの位置を聞いてから、戦闘部隊のみでビルへ向かう。
A
「仕方ない、俺達も行こう!」
目的のビルが近い以上、今から浩平を止めるのは難しい。
それにこのままでは、浩平が一人でビルに突入しかねん。
俺達は浩平とみずかが先導するまま、ビルへと向かった。
即売会会場をでて、すぐ隣の小さな三階建てビル。
その中に、みずかと浩平が入っていく。
「待てっ、浩平! 一人では危険だ!」
俺の制止の声も、浩平達を止めることはできなかった。
「わ、罠かもしれないんだな、き、危険なんだな!」
蔕麿も注意するが、聞く耳持たずだ。
無理もない、恋人のみさきが皆の前で輪姦された。
冷静でいられるはずもないだろう。
「やむを得ん、俺達も中に入ろう」
ビルの中へ走っていく浩平とみずか。
危険だが、二人を追って俺達も正面から突入することにした。
比較的小さなビル、その一階ロビー。
そこで俺達を待ち受けていたのは――
A 十数匹はいるリザードマン達。
B 「ようこそ皆様方」一人の女性が立っていた(アスナ・皐月・春夏から指定)
C 何もない、浩平達が二階へ上がるのが見えた。
C
「……どうやら、一階には誰もいないようだな」
「漫画では、よく恐ろしいモンスターの群れが待ち構えていたりするんですけど……」
何の変哲もない一階のロビー。そこは、恐ろしいまでに静まり返っていた。
人の気配はなく、ただ不気味に二階への階段が続いているのみだ。
ちらっとだけ、階段の上で浩平とみずかが物陰に消えるのが見えた。
あの二人が上がっているところから考えると、どうやら素通り出来そうだが……。
「ぼ、僕の経験だと……こういうのってあまり良い傾向じゃないんだな」
「……俺も同感だ。向こうが宣戦布告をしているというのに、この無用心さは気になる」
戦闘経験がある横蔵院は流石に良い勘をしている。
雄蔵も無言の警戒を敷き、用心を強めた。
まず戦力外にしか見えない先の二人は放っておき、俺たちを先に罠に貶める。
そんな作戦を敵が使ってこないとは限らない。
俺も全身に気を張り、360度あらゆる方向からの奇襲に備えた。
室内で日光は遮られ、仙命樹は夜間と同じとまではいかなくとも、
戦闘に支障はない程度には働いてくれるだろう。問題はないはずだ。
「進むぞ」
俺は短くそれだけ言うと、階段を駆け上がった。
敵の急襲を警戒しつつ、俺は二階の広間に出て、懐から常時携帯している短刀を取り出し構えた。
やはり二階も静まり返っており、敵が襲ってくる気配はない。
「……どういうことだ?」
口で疑問を口にしつつも、俺は警戒を弱めることはなかった。
既にここは敵地だ。わずかな油断は死につながる。
「確か、昔読んだ漫画によると……」
舞が何かを思い出すように口を開いた。
「ダンジョンで急激に敵の出現率が下がったのは、強力な相手が守りについた証」
不吉だが、俺もそれにほぼ同意見だ。
やがて、俺たちの疑問に答えるかのごとく……
A 前方から……あれは女幹部のアスナか!?
B 床が急に抜ける……くっ、罠だ!
C ……間違えて本拠地の隣のビルに入っていただけだった
C
向こうから人影が現れた。
俺たちが警戒を強めるのも束の間、見覚えのあるその人物に思わず拍子抜けしてしまう。
「……浩平? どうした、冷静になって俺たちと共に戦うつもりになったのか?」
「い、いや、その……」
バツの悪そうに、頭をぼりぼりとかく浩平。
ややあって、みずかが顔を赤らめつつ、
「……場所、間違えちゃったんだよ。隣のビルが本物」
とだけ言ってのけた。
こうして、第一次突入作戦は俺たちの大恥で終わったのだった。
「どうだ、これで少しは落ち着いたか?」
「あ、ああ……悪いな、蝉丸さん」
「分かれば良い。武器も持たぬお前だけで今闇雲に進んでも捕まるだけだ」
俺たちは今度こそ、正真正銘敵の本拠地であるビル(今度はみずかに何度も確認を取った)の前で、
第二次突入作戦の最終確認を行っていた。
敵は我々を明らかに誘っている。となると、やはり何らかの罠を張っていると考えるのは妥当だろう。
となると、考え無しに突入するのは無謀だ。
やはり最低限の作戦は練っておくべきだろう。
さて……どのような手を使うべきか。
A 兵力の分はこちらにある。正面から固まって突入し、一気に人質を救出する
B 俺や雄蔵が相手の注意を引いている隙に、長谷部と舞が裏口から忍び込む
C ……待てよ、先ほどのビルから飛び移り、敵の不意を討ってはどうか?
D 「遅い! 遅すぎる!!」と、痺れを切らした敵からの急襲が!(タカアキ一味から人物指定)
A〜Cを選んだ場合、浩平とみずかはどうしますか?
1 やむを得ない、連れて行く
2 二人は縄で縛ってでも置いていく
B-1
連れて行くというか、むしろ尖兵で犠牲にしてしまえ
そして運悪く捕まって二人とも肉奴隷にw
「俺達が正面から注意を引く、舞と彩に裏口から忍び込んでほしい」
「……了解」
「……解りました」
ここで俺達は陽動作戦を採ることにした。
目的はタカアキを倒すことではない、みさき達を助けることだ。
俺や雄蔵・蔕麿が暴れて目立ち、その隙に舞達にみさき達を助けてもらおう。
「ね、念のためにこれを持っていくといいんだな」
蔕麿が彩に一丁の銃を渡す。
「サプレッサー装備のUSPなんだな」
「……緑色の線が入った弾を使う無声拳銃はありませんか?」
そんな鳳梨軍隊な。
「わ、悪いけど持ってないんだな」
「……そうですか」
少し残念そうに彩は蔕麿からUSPを受け取った。
「俺達が突入してしばらくは騒ぎになるだろう、頃合いを見計らって潜入し、
みさき達を助け出してくれ。頼むぞ、二人とも」
「……はちみつくまさん」
「……はい」
早速、二人に裏口へ回ってもらう。
「蝉丸さん! 俺も連れて行ってください!」
「……解った」
正直、浩平は置いて行ったほうが良いと思った。
だが、放っておいても勝手に行動しかねない。
それなら、まだ一緒にいたほうがフォローがしやすいだろう。
「一応君にもこれを渡しておくんだな」
言いながら浩平に彩とは別の銃を渡す。
「これは?」
「トカレフって言うんだな、黒星って言ったほうがわかりやすいんだな」
「はぁ……」
これで準備が整った。
「よし、突入するぞ!」
「「「「おう!!!!」」」」
囮として目立つために、俺達はヤクザの出入りのごとく、正面から突入する。
A 入ると、大量のリザードマン達やガイコツ兵士達が出迎えてきた。
B 「待ちくたびれました」そこには、一人の女がいた(アスナ、皐月、春夏から指定)
C 「残念、時間切れです。この娘達は更なるエロゲー声優特訓の為に頂きます(はぁと)」との手紙だけがあった。
C
「……誰もいない?」
各々得物を構え(雄蔵は素手だが)、勢いよく突入した俺達。
「ど、どういうことなんだな?」
だが、予想に反して敵の反撃もなければ、罠が起動した様子もない。
「また間違えたのではないだろうな?」
「そんなはずは無い」
「そんなはずは無いだよもん」
俺とみずかの声が重なる。
先ほどの失敗を踏まえ、何度もみずかに確認した。
みさき達が連れ込まれたのはこのビルのはずなのだが……
「とにかく、上の階へ上がろう」
俺達は警戒を続けながら、二階、三階も見て回る。
だが、どの階にも部屋にも、みさき達は見つからなかった。
「……蝉丸さん」
「……これはどういう事?」
しばらくして、みさき達救出の本命だった舞達も裏口からやって来る。
「舞、彩。俺達も状況が掴めない」
ほとほと困り果てる俺達。
「せ、蝉丸さん、これを見てほしいんだな」
その時、蔕麿が声を上げる。
手には、一通の封筒と手紙が握られていた。
「蝉丸さん達へ
いい機会なので貴方達と少し遊びたかったのですが、俺達も今はこちらでは活動時間に制限があります。
そろそろ門限になってしまいますので、今回はひとまず帰らせてもらいます。
『嵐を呼ぶ武闘派魔法少女ストーム☆さつき 〜散りゆく処女への子守歌〜』完成記念パーティーで会いましょう。
ああ、安心してください。エロゲー声優の皆様には完成版を作り上げるためにた〜っぷり特訓してもらいますw
完成記念パーティーでは、ゲームの中の演技だけでなく、本人達自身も素晴らしい雌奴隷ぶりを見せられるでしょう。
それまでどうか楽しみに待っていてください。
魔導騎士タカアキ」
「くそっ! 先輩ぃ! 先輩……」
手紙を読み、浩平が泣きながら壁を殴りつける。
痛恨のタイムロス。俺達はみさき達を助けられなかった……
俺は、俺達はこれからどうすればいいんだ?
A 何か手がかりがないか、ビルを丹念に調べてみる
B ひとまず、皆の元へ帰る
C その頃、捕らえられ攫われたみさき達は……
A
何か。何か手がかりはないのか。
俺達は手がかりを求めビル内を丹念に調べ上げる。
手紙の通りならばみさき達は魔界へと連れ込まれたのだろうか。
そうなると俺たちに打つ手はなくなる。
だが、諦めるな。何かあるはずだ。みさき達を救う方法が。
「み、みんな。ちょっと来てほしいんだな」
そんな中、蔕麿が何かを見つけて声を上げる。
この男、外人部隊に在籍していただけあって流石に目聡い。
俺達は一縷の望みを託して蔕麿の元へ駆けつける。
すると
「こ、これは……」
そこにあったのは空間の歪みのようなものであった。
蠢きながら周辺の光を屈折させ乱反射させている。
おそらく、これが今回やつらがこちらに出てくるのに使った通路なのだろうか。
「先輩達はこの向こうだな。よしっ!」
いきりたって突っ込もうとする浩平だが後ろからがっしりと雄蔵が引き止める。
「離してくれ!先輩が、先輩が俺の助けを待っているんだ!」
「落ち着け浩平。闇雲に突っ込んでも何もならないことをさっき思い知ったばかりだろう」
はやる浩平を俺は諭す。だが、俺とて内心は浩平と同じ気持ちであった。
しかし罠とも知れぬものに無用心に突撃をかますものではない。
「これ、やっぱりこっちと魔界を繋ぐ通路みたいだよ」
「わかるのか?」
「うん。でもすごく不安定ですぐにも閉じちゃいそうだよもん」
そう、みずかは解説する。どうやら彼女、見た目どおりのただの幼女というわけではなさそうだ。
しかしどうするか。突入した後で通路が閉ざされればこちらに戻ることがかなわなくなる。
そうなっては元も子もない。そんな風に俺が迷っていると。
「わたしの力ならこの通路を一時的に固定することもできるよ」
みずかが言う。そんな力があるとはつくづく不思議なお子様だ。
そうなると帰り道の心配はなくなるわけか。
となると心配は敵の本拠に赴くことになるのでどんな罠が仕掛けられているとも分からないのだが。
「俺はいく!先輩を必ず助け出す!」
「・・・・・・同感だ」
「行くしかないんだな」
「覚悟はできています……一応…ボソッ」
「はちみつくまさん」
ここにいる面々の意思は強く固まっている。ならば行くしかないだろう。みさき達の救出に。
魔界への突入を前にして俺の下す判断は…・・・
A みずか以外のメンバー全員で突入する。
B 伏兵がいるかもしれないのでみずかの護衛を一人残す(雄蔵か蔕麿のどちらかを指定)
C 浩平はやっぱり足手まといにしかなりそうにないから帰らせる。その後、みずか以外全員で突入。
D 浩平は(以下ry)その後、みずかの護衛を一人残して(雄蔵or蔕麿)突入。
A
「よし、それなら残りの全員で突入することにしよう。みずか、後のことは頼んだぞ」
「うん、任せるんだよもん」
帰り道の確保をみずかに任せ俺達はいざ魔界へと臨む。
囚われたみさき達を救うために。そしてダークネスリーフの野望を打ち砕くために。
「いくぞ」
掛け声と共に全員で乗り込む。歪んだ空間に突き進むと俺たちの身体は光に包まれる。
光に包まれた俺たちの身体はゆっくりとこの世界から消失していった。
場面は変わって魔界。
「やれやれ、どうやら追っかけてきちゃったみたいだね」
「どうしよっか?あの立川雄蔵もいるみたいだけど」
「まあ、対策は既にうってあるよ。っていうかそうでなかったら、またのこのことあっちへ顔を出してないしね」
「そうよねえ。クスクス」
幹部二人は余裕ありげに談笑をしている。
「ところで収録状況はどんな感じだい?」
「まだまだレッスンが始まったばかりよ。まあ彼女達もいい感じに順応してくれるんじゃない?なんか昔を思い出すわねえ」
「そうだね。フフフ」
十数年前、皐月たちを調教したときの記憶が蘇る。あれは非常に楽しかった。
あのときと同じ快楽を今もまた。
「とはいえ、一通りの収録が終わるまではあまり邪魔されたくないか。収録現場にあの娘達を回すことにするよ」
「ああ、あの娘達ね。ひょっとするとこれって運命の再会って奴?」
「ハハハ、あの娘達が産まれる前のことだからそれはちょっと違うけどね。でもそうだね……」
タカアキはかすかに頬を緩めてこう呟く。
「生き別れの姉妹が顔を合わせるというのも感動的かな?」
「ほんと酷いパパさんよねえ。フフ」
幹部二人は談笑しながら軽く指示を部下に伝えた。
「ん…うぅ……」
眩い光が途切れて俺は辺りを見回す。一帯を包み込むどんよりとした空気。
間違いない。魔界に到着したのだろう。
「みんな無事か?」
とりあえず全員の無事を確認する。
すると……
A 全員、同じ場所に転送されたようだった。
B みんな、バラバラの場所に転送されたようだった。
C 一人だけはぐれた者がいた。(人物指定)
B
C 浩平
「何っ!これはどういうことだ?」
辺りを見回すとそこには俺しかいなかった。
舞も、浩平も、彩も、雄蔵や蔕麿の姿もない。
『蝉丸さん。蝉丸さん」
「その声はみずかか?」
『そうだよ。今、念話でこっちから蝉丸さんの頭に直接声を送っているんだよもん』
むう、そんなこともできるのか。とことん便利な幼女だ。
それはさておき、俺はみずかに状況を尋ねることにした。
「着いたら他のみんなの姿がないんだ。どういうことだか分かるか?」
『どうも、みんなバラバラのところに転送されちゃったようなんだよもん』
そういうことか。しかし…これは不味いな。雄蔵などは俺の心配など余計なお世話だろう。
蔕麿も修羅場を潜り抜けた猛者だ。自分で何とかするかもしれない。
だが戦闘能力のない浩平や彩が俺たち戦闘要員から引き離されているのは心配だ。
特に浩平などは早まって何をするかわかったものではない。
心配といえば舞もそうである。自分の出生の秘密を知ったばかりの彼女。
叔父の雄蔵が側について入れくれれば押さえ役になったのだろうが、これではそうともいかない。
「他のみんなの居場所は確認できるか?」
『うん。今確認するね』
とりあえずバラバラのままでは具合が悪い。みさきを救出するにしてもまず合流を優先するべきだろう。
みずかに頼んで探知してもらう。
『あっ、蝉丸さんの近くに反応が一つあるよ。えっとこれは……』
(みずかが反応を見つけた仲間を指定して下さい)
舞
みずかに探知してもらった場所へ行くと、言われたとおり舞がいた。
「……他のみんなは?」
「こちらに来るときに皆バラバラになってしまった。だが、みずかが今探知してくれている」
戦力が分散された時は、“ど う す れ ば い い ん だ”とまた思ってしまった。
だが、みずかが皆を探知できるというなら、少なくとも合流は容易い。
「みずか、他の皆も探知してできればこちらへ誘導してほしい」
『うん、わかった。やってみるよ』
姿無きみずかの念話が聞える。
とにかく、突入前に全員早く揃わねば。
A みずかの誘導により、どうにか全員揃った
B ほぼ揃ったが、一人だけみずかが探知できない者がいた(蝉丸の仲間から人物指定)
C 「大変! そこの近くで一人魔物に襲われてるだよもん!」(蝉丸の仲間から人物指定)
B 浩平
「いやあ、着いたときにはどうなることかと思ったんだな」
「無事に合流できてなによりです」
みずかの探知と念話による誘導によって蔕麿、彩と続いて合流することが出来た。
「あ、叔父さん」
見やると雄蔵も威風堂々とこちらに向かって歩いてきている。後は浩平だけか。
「みずか、浩平の居場所はつかめたか?」
『今やってるんだけど、う〜ん、ごめんね。浩平の反応だけまだわからないんだよもん』
さしもの探知能力も万能とはいかないか。しかし、当初の救出メンバーはこれで揃った。
救出作戦自体には多分、支障がないと思われる。
「みずかは浩平の探知を続けてくれ。俺達は先にみさき達の救出に向かう」
『わかったんだよもん。浩平を見つけたらすぐに連絡するからね』
浩平のことは気にかかるが、みずかに任せる以外に俺たちに手はない。
それよりもみさき達の一刻も早い救出の方が優先された。
おそらくゲームの中の、そして現実の皐月達が受けたような辛い陵辱。
それをみさき達が受けているかと思うと胸がつまる。
すまない。今すぐに助けに行く。待っていてくれ。それと浩平。頼むから早まるなよ。
A 俺達は収録現場と思しき施設に行き着いた。
B そのころ浩平は
C そのころみさき達は
C
「あ………っあ……ぅ……」
既に呻き声さえも弱弱しくなっていた。ひたすら抉られ続けた肉蓑。
赤く爛れたみさきの尻肉を生暖かい液汁が垂れる。
「痛いよぉ……お尻…壊れちゃったよぉ……浩平……君……」
虚ろな瞳からただ流れる涙と顔中に撒かれた精液とでみさきの顔は汚れていた。
顔だけではない。みさきの全身のいたるところ。髪も肌も、白濁で汚されていない箇所などない。
「い……やぁ……もう……許し……て……」
「お願い……です……許して……くだ……さい……」
心身を陵辱し尽されボロボロになっているのはみさきだけではない。
澤倉美咲と古河渚。みさき同様に捕らえられたこの二人も今は無惨に嬲られた身体を晒している。
蹂躙された膣口から溢れ出るスペルマは裂かれた膣肉から流れる血液と混じりピンク色に染まる。
ブー! ブー! ブー!
突如、ブザー音がなる。休憩時間の終了の合図。このブザー音の後に待ち構えるのは……
「嫌ぁぁぁあああ!!もうやだよぉぉぉぉおお!!」
みさきは絶叫する。美咲と渚も同様の悲鳴を上げる。
すると、インターバルを終えたトカゲ兵。彼らがまたしてもぞろぞろと部屋の中に入ってくる。
再び、みさき達の身体に殺到する肉棒の群れ。それらはその獣性を解放する。
ねじこまれる。痛い。腰を振られる。苦しい。ずんぱんずんぱんと秘肉を突かれる音が響く。
「あぐぅ…ひっ…ふぐぁぁ!やだぁぁ!熱いぃぃぃい!」
ドクドクと子宮に液汁は注がれる。その熱が胎内を駆け回る。
「ひぎぃぃい!だめぇぇ……そこはだめなのぉぉ……」
菊門に食い込む肉杭。裂かれていく。尻肉が肛門から真っ二つに。抉られる痛みが脳を焼く。
「んぐぶ……ごぼぉ…ごぶっ……はぁ…はぁ…キャァァア!あぐっ・・・…ぅ…ごめんなさい……ごめんなさいっ!」
胃に直接流し込まれる精液。飲みきれずに零せば床に頭をこすり付けられ舐めとることを要求される。
過酷な調教は確実に三人の心を削り取っていく。
「そろそろ次の段階に移ってもいいんじゃないの?」
「そうだねえ。お父様達にも収録を急ぐように言われてるし」
惨めに輪姦される三人を見ながら彼女達とそれほど歳の変わらぬ少女二人が話し合う。
「それにしても、雌奴隷のしつけなんてトカゲに任せとけばいいのにお父様ったら……本当、貧乏くじよ」
「そう言わないの。お姉ちゃん。あの人達を助けに向こうからも人が来てるっていうし」
ぼやく娘をその妹とおぼしき娘がいさめる。
この二人の正体は……
姉の方
A 七瀬留美
B 須磨寺雪緒
C 河南子
D 藤林杏
E その他思いつくキャラを指定
妹の方
a 春原芽衣
b 木田恵美梨
c 柚原このみ(2号)
d 藤林椋
e その他思いつくキャラを指定
Bb
「それで恵美梨ちゃん。貴女の担当の娘達はどうなの?」
「こっちも順調ですよ。雪緒お姉さま」
長く伸ばしたツインテールの少女が黒髪の小柄な娘に問う。
問われた娘は笑顔で返す。
「それがねえ。あのピンク色の髪した背高いくせにペチャパイの女ったらさあ……
『これ以上、あんたの大事なお友達を肉便器にされたくなかったら言うとおりにしろ』
って脅してやったら泣いて後輩の娘を自分から犯してるんだもん。
馬鹿だよね。そんなことしたって無駄に決まってるのに」
「そう……」
恵美梨は嬉々として語るが雪緒の方はどこかどうでもよさげだった。
「それじゃあこっちも適当に進めるから恵美梨ちゃんの方も奪い返されないように気をつけてね」
「はぁい。まかせてくださぁい。雪緒お姉さま」
甘えるような猫なで声で恵美梨は雪緒に返事をする。
そして彼女たちはそれぞれの持ち場につく。
捕えた娘達の調教の監督。それと蝉丸たちによるみさき達の奪還の阻止。
彼女達の父の指示に従って。
A 囚われた演劇部の調教の様子を見る。(雪緒サイドか恵美梨サイドを選択)
B 蝉丸たちの救出作戦を見る。
C 浩平は何をやっているんだ?
B
坂神蝉丸だ。
俺達はみさき達を助けるため、魔界に突入した。
浩平とだけはぐれてしまったが、みさき達の事を考えると彼を探す時間はない。
まぁ目的地は一緒だ、じきに会えるだろう。
そう考えながら、皆で収録現場と思しき施設へ向かっているのだが――
「ここが魔界か」
「な、なんだか寂しいところなんだな」
「……砂ばかりですね」
見渡す限り砂漠が続き、遠くに城のような建物が一つ見えるだけだった。
恐らくそこが収録現場だろうと、俺達は足を運んでいる。
所々に、枯れ木のような植物が生えていた。
「どうやら、石英のようなものでできているぞ」
枝を一本折り、子細に観察した雄蔵が言う。
魔界が実在するなんて考えたこともなく、どんな風景かを想像したこともない。
だが、何と言えばいいか――
「ここなんてウェコ○ンド?」
どこかに地下通路があったり、無限追跡ごっこをしている化け物はいないだろうか。
「わ、罠らしい罠は見あたらないんだな」
「……付近には誰もいないみたいです」
蔕麿と彩に入り口近くを調べてもらう。
しばらく歩いた俺達は、どうにか建物まで来ることができた。
「どうする? もう一度二手に分かれるか?」
「いや、今は全員一緒のほうがいいだろう」
地上のビル突入とは違う。俺達はこの建物の構造が全く解らない。
二手に分かれて戦力を分散させるのは不利だ。
「皆、突入するぞ!」
俺達は、今一度敵の本拠地に突入した。
A 中に入りしばらく進むと、ザコ敵達が沸いてきた
B 中に入りしばらく進むと、タカアキ達一味の一人が現れた(タカアキ一味から指定)
C その頃、浩平は?
D その頃、みさき達や雪見達は?(みさき達か雪見達か指定)
Dみさき達
「う……あ……」
「許して……もう許して……」
部屋はむせかえるほどの精臭で満たされていた。
生臭く薄暗いその部屋の床に、みさき達が倒れている。
苛烈な陵辱、そのほんの僅かなインターバル。
リザードマン達が立ち去った後には、少女達の弱々しい呻き声だけが響く。
「浩平……君……」
みさきは呟く、恋人の名前を。
(どうして……どうして私達がこんな目に……)
いわれのない暴力、そして絶え間なく続けられる輪姦。
(あの娘……雪緒って子は“ゲーム収録のための調教”って言ってたっけ……
もう嫌だよ……雌奴隷なんて演じたくないよ……堕とされたくないよ……)
呼吸をするたびに、胸や身体に浴びせられた精液が垂れ落ちる。
股間からは、前の穴からも後ろの穴からも白濁液が溢れ返る。
(浩平君に……沢山の人に見られちゃったんだよね……私達が襲われる様子。
こんなの……酷すぎるよ……もう、私生きていけないよ……)
流し尽くしたと思った涙が、再び瞳から零れだす。
悪夢そのものの陵辱調教。みさき達の心は急速に壊れつつあった。
A 「こんにちは、気分はどう?」その時、雪緒が部屋に入ってきた。
B 「せ、先輩?」その時、天井の換気口から浩平の声がした。
C 「……き、君はみさき君なのかな?」その時、天井の換気口から蔕麿の声がした。
せめて救いを
B
俺だ。浩平だ。魔界に到着早々、蝉丸さん達とはぐれた俺なわけだが
俺一人でも先輩達を救出すべく、現在怪しい建物に潜入の真っ最中だ。
とりあえず天井裏をゴキブリのように這いずって徘徊している。
待っていてくれよ。先輩。俺が今、助けに行くからな。
そんな風に這いずりながら移動していると俺は換気口らしきものにいきあたる。
丁度いい。下の様子をちょっくら覗いてみるか。
「なっ!」
瞬間、俺の全身の血液が頭に逆流した。ふつふつと煮えたぎってくるのが自分でも分かる。
ふいに覗いた節に俺が見たもの。それは・・・・・・
「先輩っ!」
俺はたまらず叫んでいた。全身を精液まみれにされて倒れ付すみさき先輩に向かって。
畜生!!何でなんだよ!どうして先輩達がこんな目にあわなくちゃいけないんだよ!
許さなねえ!先輩をこんな目に合わせた奴らを俺は絶対に許さなねえ!!
ガシャン! ガラガラ!
「……つぅ……っ!先輩!みさき先輩!」
換気口の枠を思いっきりぶち破って俺は下に落ちる。しこたま身体をぶつけたんで痛いが
こんな痛みが何だ!先輩達の味わった苦しみに比べれば。
「……その声……浩平……君……?」
「そうだ、先輩。俺だ。助けに来たんだ」
「浩平……君………ぁ…あぁ……嫌ぁぁぁああ!!あぁぁあああ!!」
「みさき先輩!」
すると、どうしたことか。みさき先輩は俺に気づいた途端に悲鳴をあげる。
「やぁぁ……あぁぁ……ぅあ……うぁぁ……」
「みさき先輩。もう大丈夫だ。俺が先輩を二度とこんな目にはあわせないから…だから……」
「駄目ぇぇぇっ!」
安心させようと近づく俺をみさき先輩は拒絶する。そんな…先輩…俺じゃ役不足なのか?
「駄目だよ…浩平君……わたし…もう…駄目なんだよ…汚されちゃったよ……いっぱい…いろんなところを……
見られちゃったよ…わたしが犯されてるとこ…沢山の人に…浩平君に…もう浩平君に…会わせる顔なんてないよ…う…ぅぅ…うぐ…」
「先輩……」
先輩の心は既にズタボロだった。当たり前だ!あんな酷い目に会わされたら誰だって……
畜生!畜生!畜生!畜生!!!
ガタリ
そんなときだった。後ろで扉の開く音がする。クソ!気づかれたか。
「誰だよっ!」
俺は振り向いてそいつに怒鳴り散らす。
「それ、私の方の台詞」
見るとそれは俺たちと同じぐらいの歳の女の子だった。どこか物憂げな雰囲気の。
「お前か!お前なのかっ!先輩達をこんな目に遭わせたのはっ!」
だが、相手が女だろうと俺には関係なかった。よくもみさき先輩を。俺の心はドス黒い殺意で染まっていた。
「まあ、一応ここの責任者だけど、それが何?」
「うああああああああああああああああ!!」
その言葉を引き金に俺はその女に向かっていく。許せねえ。ぶっ殺してやる。そんな気持ちで心はいっぱいだった。
浩平の捨て身の特攻の成否やいかに。
A 見事にクリーンヒット
B 蹴散らされた。現実は非情である。
Aだ!
その女は俺の拳をかわしもせずにまともに喰らい倒れる。
だが少しよろめきながらもまたすぐに立ち上がりやがる。
「これで……満足?」
腫らした頬にすました表情を浮かべて女は言う。
「なわけあるかぁぁぁぁっ!このぉぉぉ!!」
続けて第二発を俺は見舞う。ガシッ!今度は寸でのところで止められた。
この女の後ろに控えていたトカゲどもによって。
「離せっ!離せよっ!畜生!!」
トカゲに羽交い絞めされながら俺はもがく。そんな俺を見つめながら女は尋ねてくる。
「貴方。あの娘の恋人?」
「手前らの知ったことか!くそっ!先輩を!よくも先輩をっ!」
「止めてぇ!浩平君には何もしないでぇぇっ!!」
先輩の悲鳴が響く。すまない。先輩。畜生。何だって俺はこんなに……無力……
「そう、やっぱり恋人なのね」
ため息交じりに女は言う。そして何か少し思案してから女はこう言った。
A 「今回だけは見逃してあげる。つまみ出しなさい」
B 「丁度、好都合ね。貴方にも撮影に協力してもらうわ」
BだとあんまりすぎるんでA
「今回だけは見逃してあげる。つまみ出しなさい」
雪緒はリザードマンに浩平を外に放り出すよう命じた。
「畜生ッ! 放せ! 放しやがれぇぇぇぇぇ!」
浩平はリザードマンの腕を振りほどこうともがくが敵わず、
そのまま城外に放り出されていった。
「先輩……オレがいながら……う、うあぁぁぁぁぁあああああ!!!」
堅く閉ざされた城門の前に残された浩平は己の無力さを痛感し、
一人慟哭の叫びをあげていた。
「なぜあの男を見逃したのですか? 姉様ともあろうヒトがなぜにそんな柄にもないことを」
暗い城の廊下にて恵美梨は雪緒の下した判断について問いた。
「さあ、なぜかしら?」
雪緒少し投げやりな表情で恵美梨に対して答えた。
その表情から彼女の真意は読み取れない。
恵美梨は思う、たまに姉様の考えていることがわからない。
今回の捕らえた娘の調教だってそうだ。お父様直々の命令なのに姉様はあまり乗り気が無さそうであった。
今逃がした男もそう、あの男を撮影に使えば絶好のキャスティングだったのに……
「恵美梨ちゃん、持ち場に戻るわよ」
「はあい姉様」
それぞれの持ち場に戻る二人。
「ちょっとそこのリザードマン?」
雪緒と別れ、雪見達のいる部屋に向かった恵美梨は巡回のリザードマンに声を掛けた。
「キィ!」
恵美梨の声に反応し敬礼するリザードマン。
「巡回ご苦労さま。ねえ、ちょっと頼まれてくれるかな?」
「キーッ!」
恵美梨様のご命令なら喜んで、と言ってるらしい。
「雪緒お姉様に対して内偵をお願いしたいの」
「キ?」
「責任はアタシが追うから、ね?」
「キィ……」
「ありがと。お姉様について不穏なことがあったらアタシに連絡。お父様には内緒でね」
「キィッ!」
恵美梨の命令を受けたリザードマンは去って行った。
「……姉様に限ってそんなことはないよね?」
『浩平の反応が出たんだよもん! 場所は……城の中!?』
「何?」
『門から複数の人影! 外に出てくる!』
「まずい隠れろっ!」
俺達は近くの茂みに身を潜める。するとほどなく城門から数匹のリザードマンが出てきた。
「蝉丸さん……あれ……」
リザードマンに引きずられ門の外に放り出された人影――それは浩平だった。
A そのまま蝉丸視点へ
B 恵美梨に疑いの目を向けられた雪緒の様子を見る
C 残った由宇達の様子を見てみる
A
あまり視点を動かすのもアレだしA
城の入り口から少し離れた枯れ木、そこに浩平は無造作に投げ捨てられる。
リザードマンが城に戻ったのを確認し、俺達は放り出された浩平に駆け寄った。
「浩平! 無事か?!」
「ううっ……クソッ! 先輩……先輩ぃ……」
外傷は無いようだが、浩平は倒れたまま呻き声を上げ、涙を流しだす。
「何も……何も出来なかった……先輩……俺は……助けられなかった……畜生……」
恐らく、城の中でみさき達と会うことはできたのだろう。
だが、一人城から追い出されたと言うことは――
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!
その時、突然地響きのような轟音がした。
「……せ、蝉丸さん! あれ!」
舞に言われ城を見上げる、すると。
「何だと!」
「城が……」
「も、潜ってるんだな」
俺達の目の前で、城が砂の中に潜りだした。
「……これって」
「フィ、フィ○ロ城みたいなんだな」
そんなF○6な。
慌てて城に駆け寄ろうとするが、最早どうしようもない。
俺達は呆然と、砂漠に消える城を眺めるだけだった。
「「「「「…………」」」」」
一同に無力感が漂う。
誰も救えなかった。今も手酷い陵辱を受けているかも知れないのに。
「うあああああーーーー!!! 畜生ぉぉぉーーーーっ!!!」
浩平の叫び声が虚空に吸い込まれ、零れる涙が砂漠に染み込む。
「……戻ろう」
「でも……それでは……」
「……みさき達は?」
彩と舞の問いに、俺は首を横に振るしかなかった。
「今は戻るしかないだろう」
城が消えてしまった以上、俺達にはどうしようもない。
「こ、これからどうするんだな?」
蔕麿に聞かれ俺は即答した。
「パーティーまでに新作ゲームを作る」
俺達にみさき達を助ける機会が一つだけ残っている。
タカアキ達に招かれた完成記念パーティー。
そこで少なくともタカアキ達は顔を出すはずだ。
もしかしたらスタッフ紹介などと銘打って、みさき達を連れてくるかも知れん。
罠を張る可能性が高いが、そこしかチャンスはない。
「みずか、今からそちらに戻る」
『……わかっただよもん』
落ち込んだ調子の念話が頭に伝えられる。
俺達はみずかに誘導してもらい、地上へ戻った。
A もうそろそろいい加減一度区切って、外伝か何かで続きを書く
B いやいや、このまま書き続ける
このままだと収拾つかなくなりそうだし、いいのかな?
A
(何か話し合いが必要かも知れんけど)
外伝で続けろってのは実質表じゃ打ち切れって言ってるようなもんだと思う。
一度区切って、次々回以降の作品選択の時の選択肢に、
Z.○○○○○(←この話のタイトル)の続きから始める。
ってのはどうかな?
勿論そうすると全く続きが書かれない可能性もあるけどw
そうなれば扱いは打ち切りだな。
つうか区切るにしても半端なんすけど。一応暫定エピローグでも書くのか?
『ふ、ふえぇぇ。でもあたし、どんくさいしバカだから分らないよ……』
『飲まれへん。ウチ、ミルクと砂糖が無いと、コーヒーは飲まれへんねん』
『本当に私でいいんですか? 私、もうすぐグエンディーナに帰らないといけないのですよ』
『これ、私の思いでのオルゴールなんです』
『めがねめがね』
俺はキーボードを叩き、一心不乱にシナリオを書き綴る。
由宇や舞、彩達も無言でペンを走らせ、原画を描いていた。
「次の流行は……メガネだ!」との九品仏のアドバイスを元に、俺達の新作ゲーム
『めがねす』は“ヒロイン全員が眼鏡っ娘”をコンセプトに製作されつつあった。
視力の悪いヒロイン達が掛ける丈夫なフレーム。瞳を隠す研磨されたレンズの輝き。
最近は“知的”だけでなく、“ドジッ娘”という属性も眼鏡で表現されるという。
「……眼鏡ですか、この板で」
ポツリと、彩が呟いた。
――まぁこの板で眼鏡キャラとは、本当に冷遇されてばかりで、
俺の知り合いの娘も眼鏡と少々広い額と特徴的なセリフがネタにされてばかりで――
いや、それは置いておいて。
「……蝉丸さん、二枚上がったよ」
浩平が少々乱暴に完成した原画をこちらへ寄越す。
「少しは休んだらどうだ?」
「そんな時間があったら、原画を描きますよ。今だって先輩は……先輩は……」
鬼気迫る表情。すぐに次のイベントCGに取り掛かる。
目は黒々とクマができ、手はペンダコが潰れて血が滲んでいた。
それでも、浩平は手を止めない。
何が何でもみさきを助けたい、その想いが浩平を突き動かしていた。
タカアキ達の、ダークネスリーフの野望を打ち砕く為に。
タカアキ達のパーティーまで、残された時間は多くはなかった。
だが、今回のゲーム作りで知り合った人々がこぞって協力してくれている。
英二は密かに、彼の人脈を通して本格的演技派声優を手配してくれた。
システムも、鷹文や縦王子がより完成度の高いプログラムを組んでくれている。
予想だにしなかった速度で、新作ゲームは完成しつつあった。
「……こっちも一枚描けた」
舞がキスシーンの原画を渡してくれる。
今度のパーティーは、舞にとっても重要なものになるだろう。
母親を辱め、無理矢理身籠らせた父親。そして異母姉妹との邂逅。
浩平が会ったツインテールの少女がどうやらその一人らしい。
「……よし、次はエロシーン二回目だな」
浩平や舞達の想念に押され、俺もキーボードを叩く速度が上がる。
何としても、前作以上のゲームを作らなければならない。
「俺の――俺達のゲーム作りは始まったばかりなんだ」
魔界の侵略などに怯えず、エロゲー作りに邁進できる日々。
その日が来るまで、俺達の戦いは終わらない。
A そして、ゲームが完成しパーティーの日がやって来た
B ご愛読有り難う御座いました、続きは外伝に転載されます
そして時は流れた。ダークネスリーフの再臨から十数年。
あの後、完成したオリジナル新作ゲームをひっさげパーティー会場に乗り込んだ俺たちだったが
奴らの野望を打ち砕くには至らなかった。全てが遅すぎた。
迫りくる魔界の総軍勢にこの世界のあらゆる国家は打ち負かされ世界はかつての悪夢に包まれた。
かつて世界を救った立川雄蔵はその鬼神のごとき武でもって再度奴らを追い詰めた。
地上部隊の7割を壊滅させ、総統ブラックシモカワをも魔界へ逃走させた雄蔵だったが奮戦もそこまでだった。
彼に止めをさした人物。それは誰あろう。彼の最愛の妹・立川郁美であった。
身体に刻み込まれた雌奴隷の記憶を蘇らせた彼女を魔導神官アスナが巧みに篭絡していたのであった。
最後の頼みの綱を失い人類は総崩れとなった。
魔導騎士タカアキによって締めくくられたダークネスリーフの勝利宣言の日。
そこには変わり果てたみさき達、演劇部の娘の姿もあった。
丁度、あの『嵐を呼ぶ武闘派魔法少女ストーム☆さつき 〜散りゆく処女への子守歌〜』グランドハッピーエンドのごとく
奴らによって孕まされた裸身を晒した彼女達は虚ろにこう言った。
「私達は……タカアキ様に犯していただき……幸運にも仔を身籠もることができました」
「これからは……生まれた仔に子守歌を歌いながら犯される……至福の生活が待っています」
「世界の皆さま方……私達と一緒に、ダークネスリーフに支配される世の中を受け入れましょう」
かくして、世界は終末を迎えた。ダークネスリーフの統治による暗黒の時代。
街は焼き払われ、女は性奴隷として、男は労役奴隷として狩られる。そんなこの世の地獄が展開された。
抵抗者は次々と粛清され、今やレジスタンス組織も残すところは数少ない。
戦いの中で俺の仲間達も次々と斃れていった。
あの当時を知るもので今も、ダークネスリーフとの戦いを続けるものはもはや俺一人。
B
A。外伝行きは正直イヤ
A
A
次回選択
A ナイトライター(with 雀鬼's)
B Planetarian 〜ちいさなほしのゆめ〜
C 誰彼
D MOON.
E Routes
F 天使のいない12月
G 雫
H CLANNAD
I こみっくパーティー
J Kanon
K うたわれるもの
L To Heart
M White Album
N ToHeart2
O 鎖
P Filsnown
Q まじかる☆アンティーク
R AIR
S テネレッツァ
T Tears to Tiara
U ONE
V 痕
W フルアニ
J
A 相沢祐一
B 水瀬名雪
C 月宮あゆ
D 川澄舞
E 沢渡真琴
F 美坂栞
G 美坂香里
H 倉田佐祐理
I 天野美汐
J 水瀬秋子
K 北川潤
L 久瀬
612 :
sage:2006/11/12(日) 04:29:47 ID:mgNkj/OiO
B
613 :
名無しさんだよもん:2006/11/12(日) 04:39:00 ID:DSI/oOGd0
255 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 2006/11/12(日) 03:10:25
だからエロゲ作りで終わっておけば……
256 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 2006/11/12(日) 03:53:08
いざ打ち切られたら騒ぎ出すのはいつものこと
そして「俺は○○をしたかったんだ!」
遅いんだよ、いつも。
257 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 2006/11/12(日) 04:00:12
そうは言われても唐突に打ち切り選択肢切り出されたらどうしようもねえべ。
停滞してたならまだしもさあ。
614 :
名無しさんだよもん:2006/11/12(日) 04:39:28 ID:awqTh3if0
258 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 2006/11/12(日) 04:17:23
停滞はしていなかったかもしれんが約一名かそこらだけが続ける気満々だったような。
周りはそろそろ終わってほしいって空気がしていたのに。
259 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 2006/11/12(日) 04:18:04
黒葉関連で話が大転換した時、ベストの選択肢は
「このまま突っ走ろう」ではなく「素早く話を収束させよう」
だったんだろうな
260 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 2006/11/12(日) 04:24:21
緻密に描かれた前半と違って
ダークリーフは参入が唐突なうえ
いちいち都合良くとってつけたような展開だったしな。
面子もてこ入れ気味に放り込まれたメンバーだし。
で続ける気まんまんで終わりも見えなかったのが……
615 :
名無しさんだよもん:2006/11/12(日) 04:40:01 ID:ULu8jjm/0
261 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 2006/11/12(日) 04:34:42
かといって投げやりエンドじゃまた打ち切り連鎖だろうねえ。
262 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 2006/11/12(日) 04:34:59
浩平が捨て身の特攻をして雪緒を奇跡的に倒せて、みさき達を助け出して
「次は恵美梨だ」ってぐらいにスムーズなら何とかなったかも知れんが、
特攻が成功してもあっさり捕らえられて城から叩き出されたからなぁ……
続きを書きたかった人は、ちょっと空気を読み違えてしまった気がする
263 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 2006/11/12(日) 04:38:05
城から叩き出された浩平がセミーと合流して救出作戦開始って流れにするつもりだったのだが
フィガロられた。
616 :
名無しさんだよもん:2006/11/12(日) 04:48:56 ID:ULu8jjm/0
264 名前:名無しさんだよもん 投稿日: 2006/11/12(日) 04:40:16
オルタると同じく動詞化しそうだ
>フィガる
265 名前:名無しさんだよもん 投稿日: 2006/11/12(日) 04:45:19
まあ恒例行事ですね
おはようございます。水瀬名雪です。
今日は、みんなにちょっと聞いてほしいことがあるんだよ。
それはね……
A 実は、私はお母さんの実の娘じゃないんだよ
B 今日から一人暮らしすることになったんだ
C 陸上の大会が近づいてるんだ
D 実はね……私、本当は男の子なんだよ
B
D
620 :
名無しさんだよもん:2006/11/12(日) 04:52:30 ID:ULu8jjm/0
266 名前:名無しさんだよもん 投稿日: 2006/11/12(日) 04:50:07
飽きるまでここに書き込んでやろw
621 :
名無しさんだよもん:2006/11/12(日) 04:55:48 ID:z1Bk3sKw0
267 名前:名無しさんだよもん 投稿日: 2006/11/12(日) 04:53:39
例しに名雪の一人称微妙に注意と書き込んどいてみよう
268 名前:名無しさんだよもん 投稿日: 2006/11/12(日) 04:54:56
どうした?
ほらコピペしろよwww
622 :
名無しさんだよもん:2006/11/12(日) 04:57:09 ID:z1Bk3sKw0
269 名前:名無しさんだよもん 投稿日: 2006/11/12(日) 04:56:32
ほらどうした?
飽きるまで書き込めよwww
270 名前:名無しさんだよもん 投稿日: 2006/11/12(日) 04:56:49
はい次
623 :
名無しさんだよもん:2006/11/12(日) 04:57:43 ID:z1Bk3sKw0
271 名前:名無しさんだよもん 投稿日: 2006/11/12(日) 04:57:20
ほいきた
272 名前:名無しさんだよもん 投稿日: 2006/11/12(日) 04:57:30
はい
624 :
名無しさんだよもん:2006/11/12(日) 04:59:00 ID:z1Bk3sKw0
273 名前:名無しさんだよもん 投稿日: 2006/11/12(日) 04:57:50
よっしゃ
274 名前:名無しさんだよもん 投稿日: 2006/11/12(日) 04:58:17
age
625 :
名無しさんだよもん:2006/11/12(日) 04:59:38 ID:z1Bk3sKw0
275 名前:名無しさんだよもん 投稿日: 2006/11/12(日) 04:59:07
sage
276 名前:名無しさんだよもん 投稿日: 2006/11/12(日) 04:59:09
まだまだ
626 :
名無しさんだよもん:2006/11/12(日) 05:00:48 ID:mzSC9iQB0
277 名前:名無しさんだよもん 投稿日: 2006/11/12(日) 04:59:38
よいしょ
278 名前:名無しさんだよもん 投稿日: 2006/11/12(日) 04:59:53
それそれ
279 名前:名無しさんだよもん 投稿日: 2006/11/12(日) 05:00:04
こらしょ
627 :
名無しさんだよもん:2006/11/12(日) 05:01:43 ID:mzSC9iQB0
280 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 2006/11/12(日) 05:00:23
613 名前:名無しさんだよもん[] 投稿日:2006/11/12(日) 04:39:00 ID:DSI/oOGd0
255 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 2006/11/12(日) 03:10:25
だからエロゲ作りで終わっておけば……
256 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 2006/11/12(日) 03:53:08
いざ打ち切られたら騒ぎ出すのはいつものこと
そして「俺は○○をしたかったんだ!」
遅いんだよ、いつも。
257 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 2006/11/12(日) 04:00:12
そうは言われても唐突に打ち切り選択肢切り出されたらどうしようもねえべ。
停滞してたならまだしもさあ。
628 :
名無しさんだよもん:2006/11/12(日) 05:02:23 ID:Knnrcozo0
281 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 2006/11/12(日) 05:00:51
614 名前:名無しさんだよもん[] 投稿日:2006/11/12(日) 04:39:28 ID:awqTh3if0
258 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 2006/11/12(日) 04:17:23
停滞はしていなかったかもしれんが約一名かそこらだけが続ける気満々だったような。
周りはそろそろ終わってほしいって空気がしていたのに。
259 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 2006/11/12(日) 04:18:04
黒葉関連で話が大転換した時、ベストの選択肢は
「このまま突っ走ろう」ではなく「素早く話を収束させよう」
だったんだろうな
260 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 2006/11/12(日) 04:24:21
緻密に描かれた前半と違って
ダークリーフは参入が唐突なうえ
いちいち都合良くとってつけたような展開だったしな。
面子もてこ入れ気味に放り込まれたメンバーだし。
で続ける気まんまんで終わりも見えなかったのが……
629 :
名無しさんだよもん:2006/11/12(日) 05:03:13 ID:IIEdWVR80
282 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 2006/11/12(日) 05:01:11
615 名前:名無しさんだよもん[] 投稿日:2006/11/12(日) 04:40:01 ID:ULu8jjm/0
261 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 2006/11/12(日) 04:34:42
かといって投げやりエンドじゃまた打ち切り連鎖だろうねえ。
262 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 2006/11/12(日) 04:34:59
浩平が捨て身の特攻をして雪緒を奇跡的に倒せて、みさき達を助け出して
「次は恵美梨だ」ってぐらいにスムーズなら何とかなったかも知れんが、
特攻が成功してもあっさり捕らえられて城から叩き出されたからなぁ……
続きを書きたかった人は、ちょっと空気を読み違えてしまった気がする
263 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 2006/11/12(日) 04:38:05
城から叩き出された浩平がセミーと合流して救出作戦開始って流れにするつもりだったのだが
フィガロられた。
630 :
名無しさんだよもん:2006/11/12(日) 05:05:24 ID:IIEdWVR80
283 名前:名無しさんだよもん 投稿日: 2006/11/12(日) 05:04:33
飽きた。
また遊ぼうぜ
284 名前:名無しさんだよもん 投稿日: 2006/11/12(日) 05:04:24
あと一分以内にレスがつかなけらば俺の勝利宣言。
285 名前:名無しさんだよもん 投稿日: 2006/11/12(日) 05:05:07
ああ、またな。俺ももう寝る。
高校も卒業して、大学生になったから、
今日から一人暮らしをすることになったんだ。
今まで住み慣れた家を離れての一人暮らしはちょっと怖いけれど、
なんとか頑張ってみるよ。ちなみに下宿は……
A ごく普通の場所。人生平凡が一番だよね
B かなり家賃が高いところ。お、お母さん大丈夫なのかな?
C いわくつきレベルに安いところ。な、何でこんなところ選んじゃったんだろ……
D 運悪く隣に同じ大学のとてつもなく性質の悪い人が住んでたりするんだよ……
632 :
名無しさんだよもん:2006/11/12(日) 05:07:56 ID:K3pSarjv0
D
そう、あれは一ヶ月前のことだった。
わたしは新入生として、この下宿に入って、そして”あの人”に出会った。
最初は”あの人”も普通の人に見えた。
右も左もわからない私に、いろいろと教えてくれたし、
インターネットの接続も家具のセットも手伝ってくれて、とても優しい人だと思った。
だけど、それは大きな間違いだったんだ。
この一ヶ月で”あの人”の本性を、分かってしまったんだよ。
その”あの人”というのは……
A ぐ〜たらでわたしに何度も多大な迷惑をかける柏木耕一
B 恐ろしいまでの根暗なミステリーオタク七瀬彰
C 電波な行為が大迷惑月島拓也
D ことあるごとに訳の分からない骨董品を売ろうと目論む宮田健太郎
E 物理学の権威とは名ばかりのマッドサイエンティスト一ノ瀬ことみ
たまにはAと言ってみる
635 :
名無しさんだよもん:2006/11/12(日) 08:23:17 ID:3MYYBaqL0
934 名前:名前を選択してください:2006/11/12(日) 05:21:15 ID:Dsb2opVs0
>>926とか本スレに貼られた避難所の
>>262の書き込みとか読むと、
雪緒って一部の書き手に贔屓にされているせいか……なんか疫病神の気がする
さすがは死臭の漂うアンデッドヒロインと言うべきか
935 名前:名前を選択してください:2006/11/12(日) 05:34:52 ID:TGCZFJyI0
二度も殺されたり性根を曲げられたりするのを贔屓と呼ぶのかは知らんが、
キャラを疫病神扱いするのは非常に迷惑だ。
「やだ。止めてぇ」
「ふふふ、口では嫌だ嫌だと言っても君の本心はどうかな?」
この人はぐーたらな大学生の柏木耕一さん。
ものぐさな怠け者だけど優しいご近所のお兄さんだと思ってた。
それなのにほんの一ヶ月で助平親父な本性を私の前にあらわしたんだよ。
男の人ってみんなこうなのかな。
「さあ、一緒にきもちよくなろう」
「やだ、やだあ」
嫌がる私を耕一さんはすごい力で押さえつけるんだよ。
わ、まるで鬼さんみたい。
獣の本性を現した耕一さんに迫られて私は
A うぇ〜ん。レイプされちゃったよ。
B だおっ!おちんちん蹴って逃げてきちゃったよ。
A
しくしくしくしく。私は耕一さんにレイプされちゃったよ。
赤ちゃんの素もお腹の中にたっぷりだされちゃったんだよ。
うう、悲しいよう。しくしく。
A このまま続行
B ご愛読有り難う御座いました、続きは外伝に転載されます
B
というわけで落ち着くまで次スレ立てるの禁止
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次スレ立てるの禁止
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落ち着くまでスレ立×
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空気読まずにスレ立てしてぐだぐだにしないように
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ぐだぐだ解決するまでスレ立て禁止ね
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…せっかくハカロワのおかげでやばそうなのが向こうに行ったのに
次スレ立ては控えましょう
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落ち着くまで次のスレ立て禁止
…バトルが悪いと言っている訳じゃない、ただ(以下検閲
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_,-'"゛,,―''゙二,、、、゙'! .i_ あああああああああああああああああああああああああ
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| |( ´Д`)// <うるせぇ、キャベツぶつけんぞ尾おおおおおおおおおおおおおおおおお
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| |( ´Д`)// <うるせぇ、キャベツぶつけんぞ尾おおおおおおおおおおおおおおおおお
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| |( ´Д`)// <うるせぇ、キャベツぶつけんぞ尾おおおおおおおおおおおおおおおおお
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| |( ´Д`)// <うるせぇ、キャベツぶつけんぞ尾おおおおおおおおおおおおおおおおお
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zzz
(中略)しばらくは皆頭を冷やした方がいいかと…おいらも含めてな
次スレ立てはしばらく控えましょう
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_,-'"゛,,―''゙二,、、、゙'! .i_ あああああああああああああああああああああああああ
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