[[LK229-IOOAYg59-KE]]
ここにきて、笹森さんも自分の致命的ミスに気づいたようだ。
「千年後の未来――」
次にここに現れるのは未来人ってこと?
「ここは――何処だロう――」
「せ、先輩」
「見たことのなイ――所――ダ」
「――」
「あァ――それにしても――コのそよ風と日の光―― なんと心地よい――。
風と日差しが――こんなに心地よいトは――」
「なんだか妙に詩人入っちゃってるけど、大丈夫なの?」
「そんなの俺に聞かないでくれよ」
俺はちらっと先輩を見た。先輩と目が合ってしまう。
「え? あ、あの――」
「この娘・・・ハ・・・・この娘は確カ・・・」
先輩は俺のところにつかつかとやってくる。
「せ、先輩?」
なんかやばげな予感――。
「そう確か――」
<<先輩>>は俺をしっかと抱きしめた。
ttp://paseana.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/image/img-box/img20060529023739.jpg 「うわーっ!?」
「それ、キャラ違う!」