663 :
その1:
ほぼ、ゲームのシナリオを忠実になぞるタイプのいわゆる再構成もの。
悪役としてゲームに登場するヌワンギが、実は単純な、
絶対的な悪役ではないのではないかとする内容。
もっとも興ざめな点として、そもそもゲーム中においてヌワンギが
絶対的な悪役として書かれているわけではない、ということ。
いろいろな欠点もあるけれども(そして致命的な行動も犯したけれど)、
むしろ決して憎みきれない人物として描かれている。
ひるがえってこのSSは、まさしくその通りに書いているだけ。
ゲーム本編でヌワンギが絶対的悪役として描かれていて、
そこに「いや決してそうではないのだ」という観点でSSを書いたなら、
そりゃあ素晴らしいだろうけど。基本的に、ゲーム本編で伝えられているヌワンギ観を、
そのまま書いているだけなのだから、まったく独自の魅力を出せていない。
ただ、試みも存在している。ゲーム本編の内容をそのままゲームの登場人物を
中心に書くのではなく、後世に編纂された史書と同時代人の証言を資料として、
後世の著述家が歴史上の事件を再構成するという形式。この点は評価してもよい。
志の高い挑戦だと思う。
664 :
その2:2006/07/08(土) 01:54:52 ID:CxuQayBf0
が、同時にこの形式は難易度が高い。なぜなら
「過去の事件を史料によって追及しようとする著述家」という人物像には、
当然、高い知性が期待されるからだ。そしてそれは、SSを書く作者に、
それが期待されるということと同義である。
ではこの作品の作者はどうか。微に入り細を穿つ検討は避けるが(ていうか面倒)、
結論として、高い知性のもとに書かれた作品とは思えない(例としてあげるなら、
ヌワンギのことをあまりに「凡夫」「凡夫」と繰り返すこと。人物を描くのに必要なのは、
その行動を――つまり「事実」を――書き重ねることであって、
レッテル張りをすることではない。「凡夫」「凡夫」と繰り返す「筆者」、
そしてSS作者のほうが、よっぽど能無しの「凡夫」に、評者には思えた。
無論、ヌワンギについての様々な事実も作中に書かれているんだけど、
それ全部ゲーム本編に描かれていることだという。
SS作者としての腕の見せ所のすべてを、作者自らスルーしてる気がしたよ)。
結論。ゲーム本編の上に積み上げているものは、ほとんどない。
積み上げようと試みられた部分もあるが、残念ながら成立していない。
で、その上で、読む価値があるかどうかとなると、否定的な結論を出さざるをえない。
最後に。唯一、感銘をうけた部分。
>そうか、お前は、あんな俺が好きだったのか。
これ確か、ゲーム本編にはなかったと思うのだけど。
この一文だけで、まあまったくの時間の無駄だったとは思わなかった。
そこで終わってれば。余談がホントに余談にしかなっていないところが、なんともまた。
この形式で書こうとするなら、作者さんは、ラノベばっか読まず、小説ばかりでもなく、
もっとドキュメンタリーやルポルタージュなどのノンフィクションを読まねばならないと思う。
未プレイだけど読んでみた。
>>664の言うようにヌワンギというキャラに対してレッテルを貼ってる節が見えるんだよね。
ヘイトとかそんな訳でなくて、力量の問題なんだろうけど
こういう形式になれば難易度は高くなるから仕方ないのかもしれない。
ツマラナイ訳ではないが、色々と評価が難しい作品だった。
読んだ。
試みは新鮮だと思う。
読んでいて退屈ではなかったし、どっちかというと面白いと思う。
でも、不満というか、納得出来ない部分は多いかな。
このSSはヌワンギの生涯を後に誰かが執筆したという形式なんだけど、
やっぱり、その形式だとその場に居た人間がだれも居ないわけだから、
当時のヌワンギについて深く語ろうとすると、どうしても不自然に見えるなあ。
このスタイルで書くなら、あくまで後の歴史でヌワンギがどんな風に見られている
かを中心に書いたほうが、自然だと思うけど。
それでも、ヌワンギの孤独を描くという目的はある程度成功していると思う。
個人的にはヌワンギのその後について言及している最後の部分は良かったと思う。
エルルゥには同情して貰えていたけど、歴史の中ではこんな扱いなんだなあと、無常観を感じさせてくれた。
やっぱり、あくまで歴史物としてのスタイルを貫いて欲しかったなあ。
ksk
踏む
671 :
670:2006/07/08(土) 14:16:51 ID:cDjmxSNl0
よく分からないネタが多い。
作者と一部人間にしか理解が通じないネタをやるのは既にマイナスだと思う。
人によっては失笑しか漏れないであろう「(国崎)往人さん(君)」なんて台詞もあった。
加えて全体的にだらだらだ。
現行の20話は設定の説明と言っても過言じゃない。
最初から状況用意して勢いで突っ走った方が面白かったんじゃないだろうか?
全員を学校に集めたいんだろうが、コメディにもなってない経緯など読んでいてもだるいだけだ。
まあ、何より傑作なのはいつまで苦痛が続くのか分からないようにブラウザ右のスクロールを黒一色に塗りつぶしてることだったな。
読むのも嫌になるWeb長文の演出法として勉強になる。
批難ばかりではかわいそうなので最後に一言だけ。
ゲミーにはマジで笑った。
落ちてきてたので上げといた。
後ろめたいスレでもないし、指定の時に上げるようにしたらどうだろうか?
上げてれば専用ブラウザない人も見れるしね。
>>671 乙
「AIR」自体が、学園物とはちょっと違う世界観だからね。
やるならAIR学園だか何とかいう名前をつけて、パラレルワールドにすれば良かったとは思う。
個人的には、こういうノリならタグで大文字打った方が良いと思った。
文章力の低さを隠す技法だとは思うけど、ギャグでの使用なら許されると思うし(連発はアレだが)
文字フォントが小さいせいで読みづらく、またノリきれないので退屈。
あと1話1話は短くて、6話ずつ掲載してるけど失敗だね。
一見すると20話もあるように見えるけど、実際は4話しかない。
話数が多すぎると読む意欲をなくしかねない。
あの場合は律儀に1話ずつリンクしないで「1話~6話」「7話~12話」みたいに
目次から一括りしとけば良いんじゃないかとも思う。
まあゲミーは面白かった。
>>672 概ね賛成。
ただ「指定の人はage推奨」という感じにしといた方が良いかも。
もし指定する人がage忘れれば他の人がageるとかすればいいんだし、
目に付きやすくなったり定期的にageる風習が出来れば、少しはスレの流れも早くなるだろう。
レビュー乙。個人的にはAIRのSSで一番、葉鍵系では5本の指に入る好きなSSなので、そういう見方もあるのかと参考になった。
…うーむ、SSに何を求めるかで評価も違ってくるのかな。サイト構成は確かに見づらい。
後ろめたいスレではないけど、ヘンなのが流入してきたら今のいい雰囲気が崩れるってことでsage進行なのでは?
どっちにしてもそれほど影響は出ないと思うけど、その辺りは指定者、レビュー者の裁量ってことでどうだろうか。
677 :
676:2006/07/08(土) 16:46:20 ID:JK+sQmBb0
スマソ。
>>675を見る前に「age推奨」とか書いちまったOTL。
「age推奨」か「sage推奨」かは、次スレまでに決めといても良いだろうね。
確かに荒れる事は避けたい。
ksk
↓指定よろしく。
踏み
681 :
680:2006/07/08(土) 17:28:37 ID:nBrHA3pI0
内容的にはほのぼのに分類されるんだと思う。
とりあえず俺にはそれ以外に形容する言葉が出てこないから、それで頼む。
さて、何処までネタバレしていいものかと悩みながらレビューというか感想というかそう言うものを書くと
タイトル通りのパン焼き大会。
終盤で文章が右寄せになったり左寄せになったりというのは細かいエピソードの挿入という意味ではいいのかも知れないが読みにくくなっているような気がしないでもない。
その辺は読んだ人にもよるのだろうが俺的にはちょっと微妙。
そのパン焼きパーティに至るまでに出てくる学校の描写はありきたりという気もしないでもない。
それよりもありきたりな北川君の一人暮らし設定とかその辺に何かもう一つ欲しかったような気が。
何で彼がパンを焼くのが得意なのかという理由については……まぁ、そう言うのもありかなぁと思わないでもないと言う程度。
どうしてみんな北川君は一人暮らしで家族と仲が悪いという設定にしたがるんだろうかとむしろ疑問に思ったわけだが……そんな設定なかったと思うんだが。
全体的にはほのぼのとした日常の一コマなんだろうが、全体的にちょっと展開がだるい。
最後の全員集合も特に必要なかったのではないだろうかという気もする。
雰囲気だけは嫌いじゃないんだが。
文章力は俺的には可もなく不可もなく、普通に読めると思う。
>>681 乙
展開がちょっとだるいってのは禿同
メリハリもっと付けて欲しいとは思った
しかしこのスレ土日になると伸びる一気に伸びてる気がするw
スレがここまで伸びてくれて嬉しい1です。
ttp://up.spawn.jp/file/up27791.zip 元ネタのスレに倣って今こんなの作ってみております。
とりあえず現行の最後までは私が責任持ってやるとして、その後100レスくらい目処に拡張して下さる人はいらっしゃるでしょうか?
その時のスレ住人で拡張していければベストだと思います。
比較的扱いやすいソースとデザインにしてみました。
P.S.
見返してみると150の人がハッスルし過ぎで笑えました。
>>682 多分KANONキャラでは家族の仲が悪いキャラがいないのと、
ビジュアルファンブックで、
麻宮姫里・空(key公式ホームページの子)の兄キャラとして書かれていたのが北川だった。
という設定から、苗字が違う兄妹→両親離婚→仲が悪い
と捉えられやすいのかも
毛がまさに北川妹だな
連投ksk
↓指定どうぞ
691 :
690:2006/07/09(日) 01:48:47 ID:OFggo17g0
被った、ごめん。
レビューする人、あらためて踏んでください。
↓
まあわざとじゃないんだし、とりあえず俺が
>>690のを踏んでおく。
>>689は有名だし、だれかがレビューできるだろうと思う。
693 :
692:2006/07/09(日) 02:38:50 ID:1kzJaHlc0
>>690 KanonSS 奇跡も涙もない
確かに、ちょっと印象に残るSSではあるなと思った。
題名をみれば分かると思うけど、楽しいSSではない。
自分は不快には感じなかったけど、多分激しく嫌う人はいるであろう。
香里が主役なんだけど、その香里の内面描写は極力抑えて、淡々とした表現に努めている。
そのおかげで安易な悲劇物とはちょっと違うなと感じた。
でも、その分だけこのSSの存在意義が薄くなってる気もする。
やたらひらがなが多いのには何の意味が?
>>693 乙。俺も読んでみた。
雰囲気はいいんだけど、イマイチ何をやりたいのかがわからん。
ぶっちゃけ「オチてない」ように見えた。
淡々としている雰囲気はいいんだが、その分オチがないように見える。
>>689 踏み。
今読んでるけどとても胸がすく。
全部読んだらまた後で。
>>696 がんがれ期待してる。
レビューはいつでもいいよ。待ってる。
↓指定よろしく
700 :
696:2006/07/09(日) 20:13:24 ID:9s/S3KcD0
あー面白かった。
れびゅー。
日中から夢を見ている人って幸せだねぇ。
因みに、「お前の妹は~」の件を俺は「ジェノサイドスイッチ」と言ってたり。
ああ、悪・即・斬って見ていて気持ちいい。
胸がすく。
日本語って美しいなぁ、と思う。
しかし正直こんなこと全然知らなかった。
日本教師の殆どが親日朝左翼とかね。
ちょっと情けない。
自虐教育とは良く言ったものだ。
特に、最終編後半なんか傑作だ。
醜悪すぎて反吐が出る。
これが正しいか調べたわけではないが、何と無く正しいと思う。
まぁ何と無くじゃ韓国人と変わらないが。
や、結局個人次第だとは思うけどね。
当然だが韓国人全てが悪いわけじゃないと思う。
俺は日本語「を」ちゃんと話せる韓国人知ってるし。
唯、こういう傾向があるのも確かなんだろう。
このままじゃ韓国人に偏見を持ってしまいそうだ。
良くないとは思っているんだけど。
いけないな~。
700踏み無しで御願いします。
踏み
>>699 西尾維新が好きな人にはたまらんのだろうけど(そこのBBS参照)
ぶっちゃけKanonとしてなにが面白いのかがわからない
シナリオ的にあゆ、真琴、舞は祐一自身の記憶と密接な関係があるのだが、冒頭で祐一が死んでいるので無意味な展開となっている
主人公がまったくの赤の他人であるにも関らず登場するあゆとか真琴に違和感。そもそも名雪が赤の他人を祐一として認識するのも変
この状態で奇跡を起こせるのはせいぜい栞ぐらいだが、それも原作とは異なる始末
典型的な登場人物の名称がKanonというだけのSS
西尾維新が好きなら、西尾維新の二次を書けばいいものをw
>>700 別に喧嘩を売るつもりではないので怒らないで聞いて欲しい。
韓国人とどう付き合うかなんてテメエが実際に見て決めろと思うし、自己に有利な過激な論調をなんとなくかっこいいと思う日本人の性質が情けない。
もっと大国として超然とした態度は取れないものか。
先進国にありながら意志薄弱な日本人の姿を見るにつけて情けなくなる。
韓国が民度の低さでワーストなら日本はブービー、ほんの僅かに優れてるだけだ。
確かに韓国は常に大国に脅かされ、世界に誇れる英雄などいないコンプレックスに満ちた国だ。
それでもその国に生まれた事を誇りたいを熱烈に思える彼らは、この国を誇りに思えない日本人よりも素晴らしいと思う。
貶しを貶しで返して喜んでるようでは、いずれこの国も危ないかもな。
後の方へ。
イデオロギーへの突っ込み入れ出すとキリがないので、この後レスが続くようならどこか相応しいスレへ誘導頼む。
704 :
700:2006/07/09(日) 21:19:51 ID:9s/S3KcD0
>>703 返す言葉も在りませぬ。
この後気にしないで続けて下さい。
まぁ、イデオロギーの問題は難しいからね。
でも、中国を擁護するにしろ批判するにしろ、人に言われた意見を全て受け入れるのではなく、
色々な意見を聞いた上で、自分の意見を持つことが大事だとは思う。
ところで、ここって自薦あり?
>>704 乙
>>689は劇物なんで最初の反応はみんなそんなもんだよ。
これからどうなっていくかのほうが重要。
願わくばこれをきっかけに政治・経済に関心を持つようになり、
自分の考えを確立させていってほしい。
>>701 wktk
707 :
名無しさんだよもん:2006/07/09(日) 21:39:42 ID:b4LPKyO00
ksk
708 :
703:2006/07/09(日) 22:17:09 ID:YYR5pwrg0
>>704 ごめんよ。反応がいい人過ぎて自分が悪い事した気分になってきたorz
やっぱこのスレ大好きだわ。
>>705 今までも自薦っぽいのは幾つかあるし、面白いの読めるならここの住人なら気にしないよ。
細かい事気にせず自信作投げてみてはどう?
とりあえず
>>699は読了だがこんなに進んでるとは
>>709は以降の方に
ユキグニサイクル~北の大地の戯言遣い~
ぶっちゃけた話、序章しか終わってないこの段階でどう評価すればいいのかワカラン。
少なくともまだ紹介するべき段階のSSじゃないと思う。
せめてもう少しイベント消化してから紹介するべきでは?
とりあえず言える事はKanonと戯言のクロスじゃなくて、戯言とKanonのクロスだと思う。
戯言が主となった感じ。
だから戯言知らなかったら全く楽しめないと思う。
とりあえず文章に関してはかなり上手い部類。
Kanonじゃなくて戯言原作の雰囲気をかなり出していると思う。
そして戯言の設定も上手く操っている、伏線の張り方も上手い。
ただ、このレベルになってくると、少しの矛盾がやっぱ目立つ(零崎関連とか)
あとやっぱかのん側の絡ませ方は微妙。
祐一が死んでいーちゃんがそれを演じるって言うのはかなりうまいやり方だと思うし、
美汐とか北川のキャラのの立て方も面白いが
やっぱ秋子さんをああいう設定にするのはどうかと思う。
人類最強の請負人と鏡合わせするんじゃなくて、対比して秋子さんの欠点とか浮き出す風にするべきでは?
美坂姉妹に関してはノーコメント。
この姉妹っいうか美坂家の設定が生かされるかどうかは今判断できる事じゃないし。
ただ、どうにかKanonの本編に刷りあわそうとする姿勢は、原作が本当に好きだと感じるし
名前だけ同じキャラのファンタジーよりも好感を持った。
でも、KanonSSでは無い。戯言SSだと思う。
ただ、クロスというものに関しては一考させられるSSでもある。
結論としては良作になるか凡作になるかツマランものになるかはこの先次第。
>>709 「今と出会うために時計は時を刻む」
味のあるSSだった。文章力も高く読みやすい。
展開も予想しにくいので、意外性もあって面白かった。
ネタバレがやや入るけど、ある意味では逆行モノと言えるSS。
でも安易ではなくて、逆行して今がどうなるかへの葛藤みたいな過程が重要なんだろう。
それに「前に逆行した事があるが、結局変えられなかった」というのが面白い。
良いSSを見させてもらった。
連投だがゲリラレビュー。
ユキグニサイクル~北の大地の戯言遣い~
ttp://www009.upp.so-net.ne.jp/ma-tanuki/kujosroom.htm 戯言を知らないクチだが、まあ「KANONSS」というか「戯言SS」だとは思った。
密度が高い反面、まだ序章なんでストーリーは進んでいない。
もう少し進まないと評価は難しいだろう。
>>710の言うようにクロスオーバーという物について一考させられるSSだと感じた。
現時点では良くも悪くも「KANONを踏み台にしてる」ように思えるが、それもジャンルの特色的に仕方ないのだろう。
戯言SSとしては矛盾はあるだろうけども面白いんじゃないかとは思う。
一番良かったのは文章力。
かなり高いレベルに位置している。
文章力が高かったおかげで戯言を知らなくても読むことが出来た。
そのSS完結してからここで指定してみようかなと思ってたSSだwww
完結したらしたで、Kanonとはなんの関係も無い話になってたりしてw
それにしてもそこのサイト、未完の超大作しか置いてないな
完結したらまた指定しても問題ない筈。
そういや以前指定されてパスされた神無月君のガンダムも完結したんだよな。
ガンダムってジャンルとクロスの多さで指定してもまたパスされるかもしれないが。
717 :
696:2006/07/11(火) 04:38:15 ID:9xCFmiDZ0
>>705-706 何と言うか、フォロー有難う。
れびゅーって難しい。
>>708 いえ。ここ来るの初めてだったんだけど俺も何となく好きになれそ。
一つちょっと。
読み返して凄く勘違いされそうなので補足。
韓国を悪だと思っているのではなく自分の間違いを認めず恫喝と罵倒で誤魔化すのが悪だろう、と。
で、責任が自分に在ると考えないのが問題だと。
自分以外にも責任は在るだろうけど自分に全く無いと常に考えているのとか。
この辺、言い回しが難しい。
何となく伝われば良いけど。
>>696 その作品を読んでカタルシスを感じた気持ちはわからなくもないが
あーたの書き込みはSSのレビューというよりも、そのSSに賛成か反対かを表明しているだけじゃないかい?
過去にSS討論スレで、「作者を香里に置換しただけ」という感想があったが、言い得て妙だと思った
事実、指定されたSSに対してはイデオロギー絡みの感想しかなく、元ネタのKanonについての書き込みが皆無だから
感想に対する感想のひとつな
踏んでみる
721 :
720:2006/07/11(火) 09:05:29 ID:NJ8ffDGk0
読了。
あゆシナリオでの美坂姉妹の話。
ネタバレになるがあゆの人形探しに付き合った香里が、見つかるはずのなかった人形を見つけた祐一達を見て
もう一度栞の病気が治る奇跡を願ってみよう、という所から始まる話。
文章力は高い。
だが中身としてはどうなのだろうか。
「あゆシナリオの人形探しを経て、香里が栞が治る奇跡をもう一度信じてみる」というのは良かったが
結局の所、やってる事は原作の栞シナリオと大差無いと思った。
作者自身が身内の闘病生活を経験しておられるみたいで、香里と自分自身を自己同一化している
といったら言い方が悪くなるんだろうが、自己同一化している節がある。良くも悪くも。
722 :
720:2006/07/11(火) 09:12:02 ID:NJ8ffDGk0
レビュー続き。
あとがきに
> だから、たとえお話の中でも、香里があんな扱いを受けるのが我慢できなかった。
> 栞シナリオで、主人公に「あの子なんのために生まれてきたの?」と訊くのも嫌だった。この子はこんな子じゃないはずだと思った。
> そんな答えは自分で見つけることが出来る子だと思った。
> 根拠はなんだろう?根拠なんかないのかもしれない。
> ただ、そうあってほしかっただけかもしれない。
> きっかけさえ掴めば、正しいことを見つけられる、そう思いたかった。
とあるが、これもどうなのだろうか。
原作の栞シナリオでも最終的に香里は栞の病気から逃げないようになったと俺は思ってた。
実際「だって、栞は… あたしの妹なんだから…」と言ってる訳だし……うーむ。
俺とこの作者とは栞シナリオの解釈が違うのだろう。
そういう「読み手と作り手の解釈の違い」もSSでは難しい所だよね。
> たぶん自分自身を救いたかったのだと今は思う。
> 香里に思いを託したかったのだと思う。
結局、こういう事なんだろうね。
SSなんてそんなもんなのかもしれないけどさ。
結果的に文章力に救われてる。
テーマ的には「栞シナリオを解釈して納得行かなかったから再構成してやった(訳だが結局栞シナリオとほぼ同じ展開だった)」
だと思うし……。ツマラナイ訳ではないが微妙ではある。しつこいようだが文章力は高いよ。だから惜しい
あとこれは個人的な感想なんだが、明朝体の文字はモニターだと読みづらい。
だが明朝体も雰囲気を出すためなんだろうし、一長一短だな。
個人的にはネットのSSに明朝体使うのは避けた方が良いと思ってるクチ。
>>718 本人も分かってるし、誰しもが完璧なレビューを出来るわけでもない。
その辺で止めてやめてやってくれ。
>>720 レビュー乙。
>>720 おつかれ。
フォントもだけど、文字と背景の色が似ていて読んでて目が疲れた。
内容以外の部分でかなり損してると思う。
726 :
720:2006/07/12(水) 16:21:12 ID:zhw168TF0
レビュー続き。
「あゆシナリオの美坂姉妹」という事なら、やはりもっと他のキャラを絡めて欲しかったと思う。
栞の病気を治したのもあゆの力なんだろうし、互いに面識もあるしね。
「昔、栞はあゆと出会っていた」というのも、もう少し上手く使って欲しかったと思うし
あゆシナリオに行ったという事は、祐一もあゆが一番好きって事だろうし。
北川や名雪もそれなりに扱いは良かったと思うが、もう少し何とか使えなかったのだろうか。
727 :
720:2006/07/12(水) 16:28:18 ID:zhw168TF0
総合的に「文章力は高いけど惜しいSS」だと感じた。
やはり作者にしてみれば自覚はないんだろうけど、やってる事は原作と同じであるのが「惜しい」と思う。
後はフォントや背景なども惜しいけど、まあこれは置いておく。
基本的に原作と同じ事やっても超える事は出来ないんだよね。
そもそも「ウェブページのSS」と「ゲーム」では媒体が違う。
原作とは違う事をやる必要があるって点で、二次創作という行為について考えさせられる内容だった。
文章力は高いんだけどね。
sage
↓指定よろしく
踏む
731 :
730:2006/07/12(水) 20:48:09 ID:8WVW8/Zb0
>AIR - Across the Sea & Sky.
おそらくはAIR原作の「AIR」においてまるで生かされていない「Summer」を盛り込んでハッピーエンドにしようとしたものなのだろう。
しかし、文章が悪い意味で詩的過ぎる。
誰が喋ってるのか、どういう状況なのかがまるで分からない。
作者の中では筋書き出来てるのだろうが、ぶっ飛ばしすぎだ。
原作プレイしててもついていけなかった。
(いきなり美凪と佳乃が友達っぽく唐突に登場してる時点で理解の範疇超えてると言えば超えている)
何で観鈴が救われるのかも謎だ。
神奈の代わりに海に行くのが鍵だったとすれば原作だって海には行っている。
愛と友情のパワーで何だかよく分からないけど助かった・・・・・・としかならない気がする。
そんなご都合主義が別に悪いとは言わないが、前述の通りぶっ飛ばしすぎてどこにそんな愛と友情があったのかと首を捻る。
原作同様収拾しきれていない印象を受けた。
余談だが、まえがきとあとがきは大言壮語だと思う。
完読後に生暖かい笑みを浮かべて読んでしまった。
書き込もうとした瞬間2ちゃんが落ちて焦ったよ。
一旦再起動まで試した730ですた。
ID変わってるのはそういう事情ということで。
>>730 乙
読んでいて俺はなんか書いてる自分に酔ってる雰囲気を感じた
このSSが特別そうだってわけじゃないけど、
SSに挿絵があると、なんか違和感がある
>>730 乙。
俺も読んでみたけど同じ感想を抱いた。
多分、作者にしてみれば原作のAIR編で佳乃や美凪の事がほとんど忘れられてるのがアレだったんだろうね。
何というか良くも悪くも
>>719のSSとコンセプトは似てると思う。
>>719のSSは「栞シナリオが気に食わなかったんで、あゆシナリオの時で再構成してみますた」だけど
>>729のSSは「AIRシナリオが気に食わなかったんで、佳乃や美凪や神無を出してみますた」だから
言い方は悪いけども、原作シナリオが気に入らないって点からスタートしてるのがどうも。
それでいて、やってる事は原作と変わってない気もするし、人間関係もぶっ飛びすぎている。
ただ
>>719との違いは読みづらさ。
>>719はウェブ構成が問題だったが、文章自体はかなり高かった。
だが
>>729は何を言ってるのかついていけない。読みづらいな。
元々は同人誌だって事を踏まえれば、コピー本で読んだときだと印象が違うのかもしれん。
でも、色々と微妙だとは思った。
>>730 乙。
>文章が悪い意味で詩的過ぎる。
俺は逆にこの文章気に入ったな。上手いとは思わないが好みではあった。
美凪と佳乃が唐突に出てきたあたりでぶっ飛びすぎだと思ったのは同じだがw
結論するとぶっとびAIR
739 :
名無しさんだよもん:2006/07/12(水) 23:37:29 ID:T4Y/HdV80
741 :
740:2006/07/12(水) 23:56:36 ID:9jHStmrU0
>>739 はっきりいうと、これはなにをもってKanonの二次創作と称するのか理解に苦しむ
文章力そのものはそれほど悪くないにしても、一体なにがやりたいのか?
確かに表題のものみの丘に関する考察といえば二次なのだが
内容がまるっきりオリジナルなので評価に苦しむ
蹂躙されし不浄の地、ものみの丘
簡単に言えば、「Kanonの街に奇跡に溢れるようになった理由」について描いた物語。
真琴シナリオ本編での、ものみの丘のCGに雪が積もっていない理由についても触れている。
終盤まではKanonが一切関係ない「ものみの丘の狐のちょっと悲しいありきたりなおはなし」でしかない。
文章力は可もなく不可もなく、といった程度なので物語に引き込まれることもなく、読んでて退屈だったと言うのが本音。
ただしその分、最終話でKanonと繋がりのある部分の描写が引き立っている、かもしれない。
発想というか、奇跡についての理由のでっち上げ方は良いと思うだけに勿体ない。
まず最初に最終話を読んでこのSSとKanonとの繋がりを把握してから、それから1話から読み進めていけばまだ読みやすいんじゃないかと思ったり。
>>735 ちろっとだけ見たけど限界だった。
「ギャルゲーキャラでガンダムをやる」というのは、
結局の所「ギャップによるギャグ」にしかなりえないんだよね。
短編の一発ネタでギャグやるのならわかるが、長編でしかもシリアスというのはどうなのだろうか。
本末転倒じゃないかとは思う。
>>209 ダブルゼータのというので読んでみたが、内容が種そのまんまw
馬鹿の一つ覚えみたいに出てくる○○ガンダムとか、ニュータイプ以外の扱いが悪いのも×
肝心の戦闘シーンもなんかスパロボっぽいし
ガンダム知らない世代にはそこそこ楽しめるだろうけど
その世代の人には喧嘩売ってるとしか思えない
まあ、今のガンダム見てると、これが時代の流れか、というのを実感してしまうが…
これ書いてる作者も『ガンダムは、ゲームでしか知りません』と豪語してるしな
蹂躙されし不浄の地、ものみの丘
極端な話、ヒロインが「モノミ」という名前でなくても問題はない。
「ものみの丘」という地名が無くても問題はないんだよね。
KANONSSとする内容が「モノミ」「ものみの丘」という点だけで、固有名詞を入れ替えるだけで
完全な一次創作が完成するよ。
一次創作として見ればまずまず面白かった。
敵の屋敷に四人で乗り込む所とか面白かったし。
ただ、どうせならKANONキャラと絡めればよかったと思うよ。
特に真琴とか「あの子」とかとの関係性を押し出しても良かった気がする。
>>740 読んでみた。
北川×香里のカップリング物で、悪く言えば腐女子的。
改行多すぎるのが読みづらい。擬音もアレだ。
まあ絵柄は萌えるし、雰囲気も結構良いかも知れない。
良くも悪くも萌えSS。
ウェブ上の場合「レイアウト」も重要だってことかな。
改行、文字フォント、背景。
これらをどうするか考える必要もあるが、下手に小手先テク使うと逆に読みづらくなる。
このスレ見てたらウェブSSという表現形式について色々と考える機会が出来たと思う。
↓指定よろしく。
踏み
Tender Heart
ある種CS版準拠で、エロに持っていこうというお話。
書き方も上手いし、話の持って行き方も上手く、何よりキャラの描写が上手い。
原作が本当に好きなんだな~と感じた。
ただ、少し冗長になっている部分もある。
もう少し削れる部分があるし、そういう部分を削ったら、甘いながらもキリっとしたSSになると思う。
新世紀カノンゲリオン
無茶苦茶レビューが書きにくいSSだな。
ぶっちゃけKanonSSでも(AirSSでも)EVASSでもない。
名前だけというか名前すら改変入れて、EVA「風味」にしたSS。
ただ、筆力はある。
話の根幹はEVAを基にしてるとは言え、しっかりしてるし、
「この広い世界に、私以外には誰もいない。たった一人、傍にいてほしい人はこの世界の中に入ってくることはない。」
と言った場面に合って、且つ微妙なニュアンスを表す文章などセンスがあると思う。
あと、上手い部分で反転コピペ等も使ってる。
だから極端な話、此処まで改変するなら一次にするなり、
せめてキャラをKanonらしくして(即ち改変を出来るだけ抑えて)CCOVにするべきでは?と思った。(個人的には後者が嬉しいが)
あと、一部一人称、三人称、()での心の動きと混じって解りにくい部部もあった。
作者のエヴァ解釈に、Kanonキャラが無理やりつきあわされてるって感じ
話の都合に合わせたキャラ改変がひどいので、エヴァSSとしても、KanonSSとしても楽しめない
ストーリーラインがエヴァの展開そのままで、シナリオ丸パクしてるだけだから一見文章力があるように見えるが
そのせいで作者独自のストーリー展開部分が浮いて見える
ぶっちゃけ、絵が無い分エヴァの悪いところしか見えてこなかったSS
この主人公、シンジ君でも祐一君でもなく、スレシン系。
エヴァの主人公改変系本編再構成に慣れてれば面白く読めるかもしれない。
系統的にはエヴァSSの方の流れだと思う。
>>752 二つもレビュー乙
CCOVって意見は面白いな。
なんか此処偶に書き込み滅茶苦茶止まる時があるなw
レビュー乙
版権内容その他もろもろの事情で微妙なSSが来るとテンションダウンする傾向があるようだ。
そうかと思ったら
>>659みたいにレビューで変わったことがあったりすると盛り上がることもある。
あそこは止まると思ったんだがなあ。
まあアレだ。SSの書き手にセンスが必要なのは当然として、
レビューに値する作品を指定するにもそれなりのセンスが問われるってことだ。
↓指定どうそ。
東鳩は未プレイなので、
>>759を踏んでみる。
「舞の十年日記 -since1999- 」
舞EDのアフターストーリー。
「舞の日記」という形式で本当に十年間の話が紡がれている。
形式はすごく斬新だと思う。
佐祐理との三角関係とか、祐一との喧嘩や仲直りの過程とかちゃんと書かれている。
ストーリー展開に意外性があるのは良い点。
だが「日記形式」というやり方のせいで淡々としているのも事実。
その辺は好き嫌い分かれそう。
舞の性格がちょっと違う気もするが、性格に変化が出てきたという事で許せるかな。
>>761 乙
自分も踏んでみたが、日記形式でこれだけ盛り上がりと締め描いてるのは凄いと思うが。
やっぱ一つのエピを深くじゃなく淡々となっていると思う。特に2008以降は
という訳で
>>760を踏んでみる
読了
原作以上にロボットというものに焦点を当てたSSだと思う。
書き方も基本的な文章作法、禁則事項を守っていて上手いと思うが、
小説というより、何処かゲームのテキストといった感じを受ける。
何でだろう?
ただ、ちゃんと各キャラの心情の正負を合わせた揺れ動きはちゃんと描かれていて
しんみりとした雰囲気は醸し出されてる。
ただ、字が少し小さく読みにくい。予告編みたいな感じで書けばいいと思うんだが。
そして、何より問題なのが一番良い所で連載止まってる所だよorz
>>760 マルチENDの空白期間を書いたもの(ただ、エンディングは違ったものになるかもしれない)。
ストーリーは浩之とオリキャラのロボット技術者白坂の二軸で進んで行く。
昔流行った文学的な高尚SFを書きたいらしくすんごいオナニー臭がする。
長瀬源五郎が情熱を失っていて白坂が人に近い、人を超えたロボット作りを一人暗闘する所とか特に。
浩之とあかりとオリキャラ男のパートもかなりそれっぽい。
ただ、これは好みの問題だからこういうのが好きな人も結構いるだろう。
あと、この作者本人もモラトリアムしてるらしく大人が全然書けていない。
俺の好みには合わなかったけど作品としてはそれなりだと思う。
レビュー乙。
舞の日記の方は俺も読んだ。
このSSには淡々とした日記形式だからこそ生きる部分ってのが感じられた。
たとえば 佐祐理さんとの三角関係とか。舞の成長とか。
この形式でおおまかな部分だけかいつまんだから読めるんじゃないかな、と思う。
どろどろした部分もごまかせるしね。
終わりの方になって、祐一も佐祐理もあんまり出てこなくなると退屈になってくるな。
でも全体的にはなかなかよかったよ。
>>764 確かにオリキャラに最強臭みたいなものが……
出来はいいと思うのに、そういう点が気になって素直に話に入り難いなー。
>>766 なるほど。確かにそういう見方も出来るね。
三角関係とか喧嘩とか、余り深く突っ込んでやられてもアレだしな。
作者的にはおおまかな部分だけ掻い摘んだからこそ、10年も舞の成長を書けたんだろうし。
舞シナリオのアフターストーリーと見れば、かなり出来が良いと思う。
↓指定よろしく
栞シナリオのハッピーエンド方向で、しかしあゆの奇跡が完全ではなく、
祐一と栞は結ばれているものの、栞は死に、幽霊としてしか存在できなくなる。
設定改変ものとか、IFものとかいうことになるんだろうか。
願いの力で幽霊になった(にしかなれなかった)というのは、まあひとつの発想か。
そこは評価できる。
構成は強い脱力感をさそう。
なんかもう、デキの悪い高校生のデキの悪い演劇を見せられてる感じ。
「今日は調子がいいから、触る事も出来ますよ」で脱力がピークに。
どういう幽霊だよ、設定どうなってんだよ、ただのご都合主義じゃねえかよ。
いや、ご都合主義そのものは悪くない。
しかしそれは、トランプの山にたった一枚しかない切り札であるべきだ。
形はどうあれ奇跡によって願いが叶った、という時点で、
すでにご都合主義という万能の切り札を使ってるわけで。
そこにさらに二枚も三枚も切り札使ってたら、そりゃただのインチキ、イカサマだろう。
まあKanonという作品の、よりによって二次創作で、ご都合主義について云々するのも意地悪な話か。
Kanonらしいと言えば、実にKanonらしい。主に悪い方向に。
そして特筆すべきは、三人称と一人称、そして一人称でも祐一と名雪の視点、の混在。
すげえ自由自在。エピローグ読み終わったころには、実はこれはこれで成立してるんじゃねえか、
と思わせるほどの無常観と投げ遣り感を与えてくれた。
タイトルを見ればテーマに一定の方向性があるのは理解できる。
しかしその内容はいまいち不明確。死者を相手に「お元気で」と言うあたり、
実は、祐一と栞の歪みを一身に引き受けている名雪から栞への、
そして作者からKanonという作品への、すげえ皮肉なんだろうか。ちがうんだろうな。
結論。KanonのKanonたる所以を、悪い方向に再生産した作品。
着想にオリジナリティはあるが、残念ながら生かせていない。
でも、悪い意味であってもきちんとKanonしているので、
内容をさしおいてSS読者からは受け入れられやすい作品だろう。
いや、ハッピーエンドでないことを考えれば、やっぱり受け入れられないかな。
人称について追記。
混在が見られるといっても、無原則ではない。
一応、三行の改行がおかれて、そのあとにのみ人称は切り替わっている。
これを俺は、作品の統一性を損なう、切り替えが頻繁で分かりづらい、という点から斥けるが、
一定のルールは存在しているので、肯定する人もいるだろう。
バカみたいなので言いたくないが、好みの問題だ。バカでごめん。
ほかに評価のしかたを知らない。
基本的な発想にすごく発展しそうなポテンシャルを感じる。
書きようでいくらでも話が膨らむと思う。
ただ、キャラの執着度が薄く感じる。どこか第三者のような。
こんな妙な状況を作ってしまうほどの執着みたいのが感じられず、
そういう意味で台本や書き割りのようなものの存在を感じた。
他人事っぽくみえるよなーと。
足りない部分もかなりあるだろうが、自分だったらどう書くかなと考えながら
読めば楽しめるんじゃないかな。
読んでみた。
作者にとっては処女作みたいだからね。
人称はまあ読みづらいという訳じゃない。
着眼点は良かったな。栞が幽霊として現れて、それで色々あった話し。
ただ
>>772の言うように、執着度が薄いというか何をやりたいのかよくわからない。
最後は名雪とくっつくが、それも展開からすると急なように見えるんだよね。
もう少し掘り下げてくれれば良かったかな。
悪い話ではないと思う
ただ、この話における名雪は、祐一の事が好きで好きでたまらない、という印象を受ける
ところが、原作シナリオ(名雪)だと、祐一のほうから「お前が好きだ」といわれたのに、名雪は「今頃そんなこといわれてもわかんないよ」と逃げてしまう
どうもそこんとこに違和感があるように思える
いずれにしても、書き出しの部分と結びの部分の展開が唐突過ぎてついていけない部分がある
もう少し祐一の名雪に対する気持ちとか、栞に対する気持ちにどう決着をつけたのかとかを掘り下げたほうがいいと思う
まあ、この作者はもうKanonに対する情熱は醒めたみたいだから、改訂版とかも期待できないけどねw
スレの流れが止まりそうなんで話題を振ってみる。
背景と文字色はどんなのが読みやすいのか。
背景が白で文字色が黒ってのは、オーソドックスだが目に優しくないという話を聞いたんで。
読みづらいSS(壁紙使ったり、背景がドギツイ赤だったり)ってのは、みんなはどう思う?
最近は型月系でやたら見かける形式だけど、黒地に白は本気で眼が痛くなるので止めて欲しい
そういうのに限って話自体は面白かったりするから困る
明朝体と字の大きさ固定とpreはうれしくないよーな。
>preはうれしくない
kwsk
背景が薄い色、文字が濃い色で一定の明度差があれば
よほどけばい色合いじゃなければ問題はないと思う。
個人的に一番つらいのが改行になんらかの問題や不満があるケース。
最終手段のメモ帳コピペで対処不能な場合がまれにある。
↓最近指定って倍率高めだよね。全然チャンスが巡ってこない
第三話まで読んでみた。
なので踏んでみる。
最後まで読んでみた。
正直微妙なSSだと思った。
とりあえず「ALLエンド後、ほとんどが祐一に好意を抱いているという設定からのSS」
とか書いてるのはマイナスだろう。中身は祐一×天野のアフターストーリーみたいな物だし、他キャラはオマケ。
つーかむしろ他キャラが出てくるとテンポが落ちる。容量は多いけど退屈。
基本的に毎回同じような事をやってるだけ。オチも毎回同じ。
ぼのぼのなのだろうが、正直退屈としか思えなかった。
「椎名真琴」は、祐一が昔憧れてた娘で狐の悪戯娘じゃないのかどうなのかわからなかった。
その二人の子供(オリキャラ)と、祐一・天野のぼのぼのがメインなんだろうが…… うーむ。
というか天野が祐一の事を「お兄ちゃん」と呼ぶ辺りで違和感がある。
これはもうオリジナル小説で良かったのではなかろうか。
「あの子」が唐突に出てきたり話に統一感も無い。
良い点を挙げるなら、文章力はまあ悪くないよ。
もう「KANONのSSじゃないんだ」と割り切って、同姓同名の思春期な男女が同棲生活を送るオリジナル小説と
見ればそこそこ楽しめるかもしれない。
ぼのぼのなのか……
>778
<PRE>~</PRE>のつもり
780はall後に転校生ヒロインとか実妹とか義妹とか母とかがやってくるのが当たり前だった時代に
それらよりは若干原作的、若干心理描写が繊細、若干無茶が少ないというコンセプトで(たぶん)作られた
ものだろうから時代が違ってしまうと、だから何になってしまうのは仕方ないというか・・・
いまからみるとかなり厳しい部分があるね。
レビュー乙
俺は昔そのSS読んだことがあるが、回を重ねる度退屈になって投げた覚えがある。
文章が並な上、一話辺りが妙に長いから余計性質悪いと言うか。数話で完結してくれればまた印象は変わったかも。
そういう意味で
>>784に同意出来る部分がある。
おつかれです。苦行になったみたいで申し訳ない。
思い出した頃に更新してるので暇潰しにはちょうどいいんだけど、
最初から一気に読めと言われたら普通投げ出すよな・・・
終わりどころを見失ってどんどんぐだぐだになっている感はある。
>>784 HTMLわからん人にはそれじゃわからんよ。
>>784 タグなのは知ってる、ちゃんと尋ねればよかったな…スマソ
PREタグ使うと嫌がられるとは知らんかったから、何故なのか訊きたかった。
>>787 改行の場所が強制されちゃって、
文字サイズを変えたときに横スクロールバーが出たり、
画面サイズを変え難かったりするです。
書いた人の環境に近い環境に(PCをやブラウザを)変更しないと読み難いことがあるです。
長くないというのは、それだけで正義だ。
国崎と栞(と香里)の話。クロス読まないので、
この組み合わせだけで新鮮味を感じるんだが、よく読む人にはちがうのかな。
ストーリー的な盛り上げどころはあるんだけど、残念ながら演出上の問題で、
盛り上がるべきところで盛り上がらない。
演出に気をつけるだけで、化けると思うんだが。現状では退屈がまさっている。
それに星の光が遠くから長年かけて地球に到達するという話題にも、特別に新味があるわけではない。
演出に気をつけた上で、ここにひとヒネリ加えることができれば、みちがえるのではないか。
やたらカラ改行をしていて、その読みにくさが退屈に拍車をかける。
まあ改行してないと読みにくいという層もあるだろうし、そのあたりは作者の選択で、
読者がどうこう言うべき問題でもないか。ただの慣れ不慣れの問題だな。
総合的には、正直、へた。
が、内容も文章もプレーンで嫌味がないので、悪い感情を抱くことはなかった。
「上手な下手、下手な上手、どちらがよろし」だな。
香里の出てくるクダリは正直、蛇足とも思うが、まあ愛嬌と思うことにしよう。
生きる意味とか、そのへんはスルーで。
議論として成立しているとは評価できないが、作品のフレーバーにはなってる。
でも青臭いフレーバーなので、嫌う人もいるだろう。
良いレビュー乙。
基本的には可もなし不可もなしというところ
ただ、ネタになってる星の光が云々というくだりは
その昔『星のローカス』という漫画で小山田いくという漫画家が描いていたし
それを長谷川祐一が星を見る少女の話で、すでに滅んでしまった自分の星の
幸せだったあのころの風景を見続けているというほうがインパクトがあった
プロと素人を比べるな、という意見もあるだろうが
ようは、そのネタを自分なりにどう料理するかという点だ
これにはプロも素人も関係ない
結果としてこのSSは、ただそれだけのことが書きたいだけに、無駄に行数を稼いでいるようにも感じる
もう少し構成とかを考えて、読む人に自分の考えを伝えられるようにしたほうがいいと思う
SSを評価するのは書いた本人ではなく、なにも知らない赤の他人だ言うのを意識すれば
もう少し内容を整理できると思う
雰囲気がいいだけに、内容がぐだぐだなのが惜しかった
また、キャラの書き分けが基本的に好物と口癖だけなのもいまいち
全体を通じて背骨となるストーリーと、視点となるキャラさえそろってれば、少しはよくなったと思う
そのせいか単に思いついたのをそのまま書いたという感じがした
レビュー乙。
連休のせいか伸びが凄いなこの土日。
>長くないというのは、それだけで正義だ
この一文が気に食わないがレビュー乙
長編を忌避するような発言は止めようぜ
水瀬家につれていかれる話ばかり読んでいたので新鮮な組み合わせだった。
kanonとのクロスになると、何故か(airの三人娘に輪を掛けて)初対面の人形遣いへの警戒心が薄いのも面白い。
国崎のキャラにやや違和感があるかな??
もっと斜め上の遣り取りになりそうだと思った。
>>790 良いレビュー乙。
「下手だが、不快にはならない」ってのには同意。それだけで読んでいける。
>>792 >その昔『星のローカス』という漫画で小山田いくという漫画家が描いていたし
>それを長谷川祐一が星を見る少女の話で、すでに滅んでしまった自分の星の
>幸せだったあのころの風景を見続けているというほうがインパクトがあった
「プロとアマの違い」っつーより「小説(SS)と漫画の違い」の方が大きくないか?
表現技法としては全くの別物だしな。小説なら文法で表現せにゃならん。
それ以外に関しては同意。
無駄に行数稼いでいるというのは、やはり同じ事を感じた。
まあ惜しいといえば惜しいSSだった。
>>795 あの国崎は美凪シナリオ後だから、性格も変化してるんじゃないかと思ったんだがどうだろう。
まあ水瀬家に連れてかれないで、そこだけで完結してるのは良い点だな。
↓指定よろしく。
踏んでみる
801 :
800:2006/07/17(月) 13:51:15 ID:9JuGKBIs0
→1/2の近似値←
真琴END後、真琴が妊娠してさあ大変、なSS。多分ギャグ寄り。
完全に祐一の一人称で進むのだが、全体に散りばめられた一人ボケノリ突っ込みのような、
そういうもののせいで締まりがない。
下手なエロゲーのDQN主人公のようだ。
小ネタをごちゃごちゃぶち込んでる為、テンポもかなり悪い、と言いたい。
原作の祐一って、こんなにはっちゃけてたか?
オープニングで妊娠発覚後、前半は水瀬家で家族会議が開かれるが、結婚するなら金銭的な問題はどうするとい
う疑問の解決法が「株」。説得力を持たせる気はないのだろう。
ここはきっちり締めるべきだろ、って思ったシーンでも変にボケるから白けてしまった。
話の起伏が小さく、盛り上がりに欠ける。
後半、真琴が深刻に悩むシーンが入ってシリアス「っぽく」なるのに、
祐一のつまらん小ネタばさみがあって、ここもダルかった。展開に引き込まれるというより、いきなり何だ?
という思いのほうが強い。
ダルイというか、描写があまりうまくない。~~のように、の部分が特に。一人称だからしょうがないか?
ただ後半の、真琴が祐一と話すシーンでは、祐一の言葉を信じて支えにしようとする真琴の純粋さ、
健気さが伝わってくる。そこは良かった。
悪い事ばっかり書いてしまった。目立つ欠点が多くて、ついそればかり気にしてしまう。
下手なレビューですまん。
ところで、タイトルには何の意味があるのだろうか。
名前一文字ずつのあたりか、ベターハーフ+αかな?<タイトル(よくわからん)
99%のコメディにシリアスひとつまみとゆー作者得意のスタイル。
コメディなら通常勢いだけでごまかす部分が、多少細かく描写されてるのが特徴のひとつだろうか。
ほんの一言以外は絶対にまじめなこと(というか本心)を言わない作者風祐一が受け入れられるかどうかで
面白いかどうかが決まる気がする。
作風に特徴ありすぎるので、合うか合わないかを見る為にも、古い作から読んだ方がいいと思うな。
コメディだし、内容に付いてはあんまり深く考えても仕方ないかも。
考えたら、あほかって感想しか出しようがないしね。
祐一って言うよりは桜井舞人だな。
祐一と真琴の出産話で、典型的なALLエンドSS
このての話にありがちな、キャラの書き分けがまったくと言っていいほどできていないので
誰がしゃべっているのかさっぱりわからない
もう少し話に応じた役回りとか考えたほうがいい
それが無いので、単にキャラが全員出てくるだけのごちゃごちゃした内容になっている
作風はノリと勢いだけなので、好きな人にはたまらないかもしれないが、ついていけない人には理解できない
結果としてギャグとコメディの区別がなされていないし、途中のシリアスも意味が無い
登場キャラも99%の作者補正がされているので、原作の面影がまったく感じられない
そのために、単に有名どころのゲームから、登場人物の名前だけ持ってきただけに見える
ALLエンドってのもアレだよな。
問題なのはやっぱり書き分けとか、テーマだよな。
キャラが増えれば、誰が何を言ってるのかよくわからなくなるし
やりたい事も分散されて、何をやりたいのかよくわからなくなる。
ksk
連投ksk
↓指定よろしく
名無しで約二年近くも更新放置か。
将来性が極めて薄いのでパスさせてくれ。
未完SSの指定はせめて今後の注目作に留めて欲しい。
以下に809簡易レビュー。
中トロに笑った。
素直な二次創作で、往人がONEに来ているIFを自然に描けていると思う。
その意味では他所様の畑でハーレム作るクロスよりマシ。
しかし序盤で更新放置。何が最終目的なのかもAIRとの関連も分からないままだ。
よって褒めるべき点は何もない。
↓再指定どうぞ。
確かに他作品で主人公を蹴落としてハーレム作るクロスよりはマシだし、読めるが
逆に読める点で「主人公だけが他作品に乱入する」という不自然さを感じる。
雰囲気は出ているが、別に往人じゃなくても浩平でいいじゃんという疑問が浮かんでしまう。
他に
>>810が言うように更新放置という点やAIRとの関連がわからないのもマイナスだね。
雰囲気は良いし、文章力もまずまずな点は褒めるべきだと思う。
だが長編でやらなくて、短編の連作形式でやればまだマシだったかもしれない。
祐一が全員を助けるIFもの。それなのに恋愛要素が0。その点はかえってすがすがしかった。
内容は童話チックなファンタジー。ナユキだけ違和感がある。
一から十まで説明しようとしているのと、…の使いすぎが気になるが読みにくくはない。
悪い意味でなく、子ども向けのKANONのエンディングのようで結構好きだ。
レビュー乙
レビュー乙
個人的な意見だけど、
指定に関してあまり規制を設けてほしくないな。
受け皿の広さもこのスレが気に入っている要因なんで。
>>809 人形劇を見えないみさきで受けたり、目的に届かない旅をみさきに重ねたり、
往と雪を被せたりするところがうまくて、みさきかーーそれはやられた!
と思えたんだけど、二日目以降はやや失速気味のような。
往人を主人公とする話と、往人を観察者とする話の二本の線がうまく重ならなかった印象。
airのテーマとの重ねあわせがoneのキャラ全部でやれたら最高だったんだろうが。
>>815 とは言うが、未完で更新の望み薄だと読む側としては時間を費やしたのが空しくなるんだ。
作者がどこ行ってるかも分からないのは止めて欲しいってのが本音。
ついでに言うと未完はレビューしにくいからスレが止まる原因になりやすい。
>>812 祐一が奇跡起こして全員救おう
という意気込みはわかるんだが、キャラが雑然としすぎていて
結果としてごちゃごちゃと読みにくい文章になっている
このSSが書かれた年代から察するに、ALLエンドSSの一つのあり方を提示したものと考えられるが
キャラ一人一人への愛情が足りていないせいか、たんなる奇跡の大安売りでしかなかったように思える
踏んでみる。
821 :
820:2006/07/18(火) 23:56:40 ID:JRSJe5Qv0
「冬菜編」の十六話まで読んでみた。
現時点までの感想としてはオリキャラ物。
「冬菜」というのは祐一の母親だし、その他は名雪の父親など。
それどころか一部KANONキャラにオリ設定を加えられていたりする。
美汐はともかく秋子のオリ設定は驚愕した。若く見えるのも頷けるし、「それもアリかな」と思う。
序盤は退屈だが、15話、16話のどんでん返しはかなり良かった。
斬新でそれが良い方向に向かってるSSだと思ったよ。
欠点としてはオリキャラ+オリ設定化キャラがメインで、しかも数が多い事。
名前を把握するのに少々苦労する。
後はオリ設定も人の好き嫌いが分かれそう。
他は文字が小さい事と、ほぼ毎回あるあとがきがウザい事だけ。
作者の姉貴と妹が、ねらーだとか言ってるが興味ない。
まあその辺は無視すればいいな。
更新されなくなってから久しいが、更新されてる最中は夢中になってた
あの当時としては結構斬新な要素が入っていたし、美汐にハマりかけてた時期だったのを思い出す
ただ、今読み返して見ると、かなり原作から逸脱した内容
名雪の出生の秘密とか、美汐のオバサンくさい秘密とかは秀逸であったと思うが
結局、作者の能力を超えてしまったと思われる
なんとか一生懸命伏線を回収しようと努力しているのだが
回を重ねるごとに泥縄的に設定が増えていくので、おそらくもう作者にもわけがわからなくなっているのだろう
更新しなくなってから一年以上経過しているし、今後も更新される見込みのない未完の超大作というところか
823 :
820:2006/07/19(水) 01:18:40 ID:ky3RiQvZ0
>>821の続き。
「美汐編」読んだ。
結構ダークが入っているな。
「冬菜編」のラストが感動的だったから意外だった。
でも未完とは言っても海汐関連以外の伏線は大方回収されてると思う。
最後は祐一と天野が出会った所だし、それなりに丁度良い所で終わってるのではないかと。
でも
>>822の言う通りかもしれん。作者にも訳わからなくなってるのだろう。
キリが良い所で終わっていれば良かったのに、続けてグダグダになってしまったという感じ。
このSSで言うなら「冬菜編」で終わっておけば丁度良かったのではないかと思う。
まあその場合は美汐の謎が残されるという問題点も孕んでいるが……。
とりあえず「冬菜編」と「美汐編」では話のノリが違うと思う。
個人的には「美汐編」はダークがあんまし好きじゃないんでキツかった。
総合的には面白いSSだと思うよ。設定は非常に斬新だしな。
原作から逸脱していると言えばそうだが、逆に秋子さんが真琴についてよく知っている理由付けになる気がしないでもない。
レビュー乙
洋ナシか。
好きなSS告白スレがあった時は結構人気あったなコレ。
タイトルの「洋梨」というのも、真相は闇の中だな。
もしかすると「洋梨=用無し」という意味なのかもしれんが、それも作者にしかわからんだろう。
結局の所、未完作品で完結の見込みが無い作品でも
大体は伏線が回収されていて、結構キリが良い所で終わってる気がしないでもない作品と
伏線どころか何をやりたいかよくわからん状態で、突然更新が停止してる作品では
やはり読み応えとかそういうのが違うと思う。
正直な話、再指定権ってのはどうなんだろう。
このスレでは、良作も駄作も公平な視点で見る所が良いと思ってる。
正直な話、嫌なら踏まなければ良い。皆が嫌なら踏まれないで24時間勝手に立っていく。
せめて再指定する際は、次の人に丸投げしないで自分で再指定SSを上げれば良いんじゃないかな。
連投スマソ
↓指定よろしく
伏線、つまりストーリーがどう落ちるかが重要な話とそれ以外とはまた別だしね。
なんて言い始めると、得意なジャンル不得意なジャンルの話とどこが違う
って話にもなっちゃいそーだが。
踏み
>>827 指定したい作品があるなら指定すればいいし、
なかったら次の人に回せばいい。
あんま細かい規定作んなくてもよくない?
>>832 まあ細かい規定作る必要はないってのはそうなんだけどね。
結局の所は「目指せ脱食わず嫌い」ってのがメインだし、ゲリラレビューも出来るしね。
>>827 連投で9踏むの禁止ってのに近いから遠慮されるんだと思う。
自分が指定したいためにパスが濫用されたら興醒めだし、パスする人は理由を明記して再指定してはどうかという手段の提案をしているに過ぎないと考えた方がよさげ。
理由に納得いかない再指定要求は無視していいだろう。
ところで、そろそろ誰かまとめの投下してくれないか?
>>831じゃないけどゲリラレビュー。
「北國夜話」
名雪シナリオ後のアフターストーリーという位置づけだろうか。
注意書きにもあるように名雪以外のヒロインのバッドエンドといった所。
ある意味では原作に沿ってると言えない事もない。
原作では、基本的に一人救われたら他のヒロインは救われないからな。
だが話数が少ないせいか、正直何をやりたいのかよくわからなかった。特に4話と5話。
あゆ、真琴、舞があぼんしたのはわかるんだが、本当によくわからんままあぼんしている。
本当に「あぼん」って感じ。「死んでしまった」というより「あぼん」
祐一とくっついた名雪との関係も早足で語られてしまって、特に重要ではないように見える。
というか名雪の扱いが、どうでも良いような程度な気がする。
唯一良いと思えたのが、2、3話の美坂姉妹の話。
亡霊となった栞が、香里に会いに来るというシチュエーションは普通に良かったよ。
佐祐理が舞の亡霊を見る点も良かった。
結論としては「短くて読みやすいけど詰め込みすぎ」だと思う。
2、3話も大体は栞に焦点を当てていたので普通に読めた。
だが4、5話では、やたら多くのキャラに焦点が当たっていて「あぼん」している
だけの話にしか見えなかった。
836 :
835:2006/07/20(木) 10:23:00 ID:sgFJW7D60
ぶっちゃけ美坂姉妹の話だけでやれば良かったと思う。
美坂姉妹の話は良かったよ。
確かに、典型的なキャラの詰め込みすぎでなにがやりたいのかがよくわからんSSになってる
美坂姉妹ネタは秀逸であるといえるが、他がぞんざいなのが痛い
名雪エンド後なのに、名雪の存在理由が無いし
前書きと最初のお盆で内容は『ああ』とわかってしまうだけに、中身が薄いようにも感じられる
831踏み逃げかなとおもったら避難所の方に書いてたのね。
こっちで一言誘導でも入れて欲しかった。
まぁなんであれゲリラレビューの人たちも含め乙。
839 :
名無しさんだよもん:2006/07/20(木) 21:52:04 ID:CFnM4J5u0
……レビューしづらい。
ハーレムエンド後もの。台本形式。北川虐待。オリキャラ。
プロット無しに書き綴ったらしく話が無軌道。あらすじを短くまとめるのは無理。
最終ヒロインは舞。
ギャグの部分は何と言うか、よくある奴。
ヒロインがボケて祐一が突っ込むのと北川虐待。
SS初めて読むなら笑えるかな。
シリアス部分は悪くないのかもしれない。
いや、全く良くも無いけど。
とにかくkanonSSを連載したいという理由から書き始めたらしく完全な習作。全体的に拙い。
一応完結させたという点は誉められるSS。
戯言
戸籍とはその人間の家族も含めた人生の履歴。
身元不明の記憶喪失者にこれを偽造してやるというのは犯罪とかそういう事以前の問題。
普通に住民登録しとけ。
>名雪エンド後なのに、名雪の存在理由が無いし
名雪エンドにしたのは話の都合がいいからじゃないの?
名雪エンド以外だと話がややこしくなる。
ALLエンドって書き分けが出来なくなるのが問題なんだよね。
そのせいで何がやりたいのかわからなくなってしまう。
「全員救済」を一からやるのならまだ意味はあるんだろうけど「ALLエンド後です」ってなると
よくわからなくなってしまう。
無駄な会話
ttp://www.actv.ne.jp/~gae/ss/muda.html 台本形式。
ギャグなんだが、イマイチだった。
メリケンサック香里だからかな。テンプレ設定で萎えたのかもしれない。
何となくこの作者さんは、二次創作の枠を超えないように意識しているように見える。
もっと自由であっても良いと思うんだけどね。
二次創作の枠を超えないっていう事は、悪く言えばパクリだし。
余談。
「アイアイサー」の
「アイアイ」は「はい」という意味で「サー」は上官に対する尊敬語。
ググって見つかった。SS書く際には検索エンジンで軽くでもいいから調べて欲しかった。
逆にシャアザクについての情報はやたら詳しい。ま、どうでもいいことだけど。
↓指定よろしく。
踏み
851 :
850:2006/07/21(金) 23:44:55 ID:WF58ELkK0
天送歌レビュー
悲しい話……なんだろうか。まあ、一般的にはそうなのだろう。とりあえず自分はハンカチ不要だった
ヒロイン全滅ENDな話。香里と栞、真琴と美汐、舞と佐祐理、とそれぞれの対応サブヒロインとの今際の際の会話はそれなりに雰囲気出てたとは思うのだが、その後サブヒロインが「私も一緒に――」って感じで後追いするのにぶっ飛んだ。
何故か現れた北川まで付き添うし。香里が好きだからってそこで止めもせず心中かお前。
「俺も付き合うとするかなっ」じゃないだろ。
で、あゆと秋子さんとの会話で、
「誰か一人なら助けてあげることが出来たけど選ばなかった人達はどうなっちゃうのかなって思ったら、何もできなくなった」
「もしかしたらって、お願いみんなに少しずつ分けてあげたけどそれじゃ駄目だった」
と届かなかった奇跡の舞台裏が明かされる。
その後翼の生えた秋子さんに連れられて、ヒロイン達がみな同じ事を願っていたのだとなんとなく理解したあゆは、最後に残った奇跡の欠片を使って、彼女たちと同じ願いをかける。みんなが一緒のことを願えば、それは絶対に叶う一つの大きな願いになるはず――
なのだが。
852 :
850:2006/07/21(金) 23:49:10 ID:WF58ELkK0
真相があっさり描かれる上にわかり辛くて微妙な祐一と名雪パート後。
独りになってしまった祐一が、「みんな自分たちだけ一緒に逝っちゃって自分勝手だ」と泣いてる所へ「なら、祐一も一緒に行こう?」と声がして顔を上げるとそこには……まあお約束。
「嫌って言ってもつれて行くからねっ」とかは悪霊の類の台詞にしか思えないのだが、穏やかな雰囲気のまま、
ボクの願い。それは…みんな、たとえ何処へ行くとしても一緒がいいです
…………えぇー
読み終えてまず、それでいいのかよと思った。
喜劇というか奇跡へのブラックジョークじゃないのか。
後書きで「思い切って書いた痛い話」「見方によってはハッピーエンドの一つの形」とある以上、作者は真面目に書いたのだろう。
愛する人が死んだ時にそのまま抗わず一緒に心中するようなかたちの物語を「純愛」だと感動するタイプの人なら普通に感動できるのかもしれない。自分には無理だった。
なんか読み返すと凄い馬鹿にしたような言い方になっちゃってる気がするんだけど、特にそんなつもりはないんだ。
最初のヒロインサブヒロインのやりとりは普通にいい雰囲気だと思ったし、文章も変ではないと思う。ただラストに至る心情と結論の部分が自分の感性に全く合わなかった。
読んでて一番最初に思ったこと。リーダーの多用ウザイ。
読み終わって真っ先に考えたこと。えーと、ギャグ?
共感できねえー。共感できない理由は、たぶん祐一じゃない。あゆのほう。
天涯孤独になって、みんなのいるところに行きたいと思うのは、別におかしなことじゃないと思うんだよ。
でも、だからってあっち側に行かなくても良いものを、わざわざあっち側に連れて行くってどうなの?
しかもやむにやまれぬ動機とかじゃなくて(たとえば祐一に一切の生活能力がなくて現世で生きていけないとか)、明らかにあゆのエゴのためだよ?
「ひとりで死ぬのは寂しいから道連れが欲しかった」っていう理由で殺人がおこなわれたら、一般的な人がそれに対して抱く感想はひとつだろう。
リーダーがウザイとは思ったけど、文章に問題があるとは思わなかった。
それだけに、小説を小説たらしめる要素として、文章力はたいした問題ではないと再確認させられた。
それとも、俺がなにかこの作品について、大きな読み違いをしているのだろうか。
俺にとってはまったく泣けるような作品ではなかっただけに、いま、その強迫的な怖れを拭えないでいる。
ほぼ同意なんだな
ある意味奇跡が起こる影で、悲劇が起こるというのを忠実に再現するとこうなるのだろう
まあ、なんであゆが他のヒロインの事まで知ってるのか疑問だし
祐一も他の連中の事を知った上で名雪と選んだようにも見えるし
シナリオ上ではふさぎ込み、ずっと引きこもっていた名雪が表に出て車にはねられるというところも不自然だし
全体としては悪い話じゃないと思うが、普段ほのぼのとか書いてる人間が
ダーク書くとこうなりますという見本みたい
ハッピーにするならハッピー
アンハッピーにするならアンハッピーと、テーマを絞り込んでいないため
結果として無駄に中途半端になったように思える
あんま評判良くないなw
個人的にはあの終盤の流れは結構良いほうだと思う。
親しい人の死→絶望→克服のお約束の流れの途中に
あゆの悪魔のささやきに従い祐一が挫折、もしくは逃避を取った形で、
個人的にはこれ以上ないほど最悪の結末だと思う。
作者の意図とは違うんだろうけど読んでて相当鬱になれた。
細部に突っ込みどころはあるものの、ダークとしては悪くないSSだと思うよ。
しかし、真琴の戸籍の問題ってそもそも言及が無いか秋子さんが偽造するかのどっちかばっかりだな。
まともに何とかするSSって無いのか?
公的な問題にすると水瀬家で引き取れないだろうってデメリットがあるからかも?
↓指定どうぞ。
860 :
859:2006/07/22(土) 16:23:44 ID:ytydCK640
火中の栗っぽいけど踏み。
美汐と美汐の愛車(スクーター)を中心とした連作。
うーん、これは難しい。
明らかにストーリー主導のものでもないし、本編系でもない。
同一世界観のキャラコメというか、まずキャラ、次に世界の順番で重要だと思う。
そのキャラも本編ではなくて、アナザーワールド。
本編よりソフトな世界観の本編のアフターって感じだろうか。
バッドエンド直前の夢だったって落ちがつくんじゃないかって思うくらい平和な世界だ。
バイク便ネタが個人的にちょっとつぼ。
あと、本編での悪いところを保持したままの祐一もちょい好み。
女の子をいじめるところとか。
美汐がメインなのに、真琴よりあゆが目立ってるのが特徴といえば特徴。
オールエンドでしかもヒロイン同士の会話が多いのに、何故か(美汐のキャラのせい?)
孤独感みたいなものが通低音になっていて、キャラ同士の心理的距離がかなり大きい。
夢っぽく見えるのはそのせいかもしれない。
(おかげで人懐っこいキャラは出番・描写的に割を食ってるところもある)
スクーターネタは思ったほど重要じゃなかったかなあ。
それをきっかけに起きるキャラ同士の会話の方が主という感じ。
キャラ観と世界観が感覚的に腑に落ちるかどうかで決まってしまう話なので、
好きな人も嫌いな人も好きな人が許せない人も嫌いな人が許せない人もいそう。
ゲリラレビュー。全部読んでみた。
美汐のスクーター日記
個人的にはあまり合わなかった。
良くも悪くも「KANONである必要性が無い」と思う。
スクーターネタもマニアックすぎて付いていけなかった。
でも世界観はまあまあ良いかもしれない。
ALLエンドのキャラ同士の絡みという点では良いと思う。
そういう意味では世界観と雰囲気は良いと思うよ。
後は(泣)(汗)とかが語尾についていたりするお約束がアレかな。
>「「「「そう(です)(なんだよっ)(だお~)!!!」」」」
とかで萎えた。
バイク好きの人なら『ああ』とわかってくれそうな話なのだが
それ以外に人にはなにがなんだかさっぱり、という感じ
単にバイクネタなら、Kanonの二次創作でやる必要も薄いように感じる
ALLキャラもの宿命か、メインの美汐、サブの香里あたりの描写はまともなのだが
メインヒロインの書き分けが、基本的に好物と口癖だけ
また、これはサイトの性格のせいか、名雪と北川の扱いが異様に悪い
現在までに更新を続けているのは評価に値するが、結局肝心のキャラの書き分けがお粗末なので、二次にする意味を感じない
キャラ同士の会話といっても、扱いが定番なので予想しやすく、オチも読みやすい
それだけに、妙なグダグダ感がある
ただし、一話あたりの容量が小さいので、軽く読めるところが利点
ALLキャラものは、結局作者の好き嫌いがダイレクトに反映されるため、好みでキャラの扱いが決まってしまう側面がある
それだけに、作中に置ける役回りをしっかりと決めて書かないと、描写に偏りが出てしまう
扱いを悪くするくらいなら、はじめから書かなければいいものを
もっとも、ギャグ要員として必要というのなら仕方がないが
まともなサブキャラと、頭の弱いヒロインという書き分けはやめたほうがいいと思う
ある意味、読み飽きたパターンだし
865 :
名無しさんだよもん:2006/07/23(日) 10:42:54 ID:oR3dPu820
涼元「骨董とかサッカーとか海外旅行とかスキューバダイビングとか、
ゲームとは全く違うジャンルに精通していると、確実に有利になります。
どうやって有利にするかはヒミツ…というか、「自分はバイクが好きだから
作中にバイクをたくさん出そう」とか、そんなダイレクトな意味ではないです。
この辺りの『取り入れ方』が感覚的にわからないと、もの書き職への適性
自体が薄いかも…です。」
うんちくを披露するだけのと、体験した感覚を描写に応用することの違いかね?
例えば俺は学校の授業の、土のグラウンドのハーフコートでしかサッカーやったことないから、
広い芝のオールコートでやる大会でのサッカーがどんなもんかはわからん。
試合の緊張感とかフィールドの広さの感じとか地面の動きやすさとか、そういう爽快感があるんだろうなとしか想像するしかない
(泣)(汗)をつけるのは最悪だと誰かが言っていたが、その通りだと思う。
やっぱり嫌味ったらしい感じになるからだろうか。
あと、明らかに話の進行に詰まったのか、台詞や地の文でベラベラと専門知識の解説、
つまりうんちくの披露でお茶を濁して逃げちゃうのも良くない。
そんなの、読者は飛ばして読んでしまうのがオチだ。
小説ではないが、一時期のこち亀、B級推理漫画でよくあった手。
上手くはないし、タイプも古いね。その他欠点も多い。
その後、
だけどとなるかだからとなるかは読み人次第。
一話だけ読んでみれば大体合う合わないは判断できるだろう。
↓指定どうぞ。
誰も踏まないから踏んでみる
実は智代シナリオ今からなので数時間お待ち下さい…ダメ?
>>870 噴いた。
原作知らないでSS書いてる奴も多いというのに、なんて素直な奴なんだ。
ガンバレと心から応援したい。
↓みんなで萌えキャラ870を励まそう。
>>869 タイトルだけ読んでレビュー。
なんで3回言うねん。
873 :
870:2006/07/23(日) 22:08:24 ID:sYgriOxg0
智代可愛いよ智代
智代シナリオ終わらせてから気づいたんですが 智代アフターって別ゲームじゃないですか
注文したので数日待ってください…嘘ですごめんなさい ↓の方お願いします いえ、注文はしました
短かったんでなんとか読み終えたが
まあ、中身がグダグダなゲームを原作に
グダグダなSSを書いたって印象が強い
典型的なヤマなし、オチなし、意味なしなんで、どう批評したらよいものやらw
結局のところ、だからなに? という印象のほうが強い
元ネタのゲームにも似た様な印象を受けたんだが
どうせアフターだし、SSなんだから、渚とか杏とか絡めて見たらもう少し面白かったかもしれない
智代シナリオのアフターストーリーである智代アフターには智代アフターアフターと
一般的に呼ばれる智代アフターのメインストーリーに関するアフターストーリーがあり、
その智代アフターアフターのさらにアフターストーリーとしてこのSSを書いた人が
いちづけたから智代アフターアフターアフターという名前になったのであろう。
>>870 のアタフターぶりが可愛いが、当たり前だが猛烈なネタバレなので
読まないほうがいいんじゃないかと思う。
内容に関しては、智代アフターが失敗作とよくいわれる理由であるアフターアフター自体が
鷹文と河南子が作ったゲームであったとするもの。
それが元になっているからちょっと無理矢理なところがある。
河南子がかわいい。ギャグ満載の日常会話を再現しようとして頑張っている。
>>874-875 乙
欲を言えば智代アフターアンチじゃない人にレビューして欲しかったけど、ここでそれを求める方が酷かな
アレに対して
すばらしいっ!
近年まれに見る傑作ゲームだっ!
とか言える人がいれば、だろうけどw
特にアンチと言うわけではないが、アレプレイしてSS書きたいって言う衝動が起きなかったのは確かだ
鷹文とか可南子とか確かにキャラ的な魅力はあるんだが
どうにもそういう気分になれなかった
確かにそこまで全面的マンセェは見たことがないw
>特にアンチと言うわけではないが、アレプレイしてSS書きたいって言う衝動が起きなかったのは確かだ
>鷹文とか可南子とか確かにキャラ的な魅力はあるんだが
>どうにもそういう気分になれなかった
これは確かに分かる。難しいところだねぇ…。
ともあれレビュー乙でした。
でははりきって指定どうぞ↓
879 :
名無しさんだよもん:2006/07/23(日) 23:50:34 ID:f3Gnkg4p0
ふみ
882 :
880:2006/07/23(日) 23:58:24 ID:vW6/LYHb0
やっちまった。
頑張ってみるから半日か1日くらい待って欲しい。
>>879と
>>880のSS読んだのでゲリラレビュー。
「手当ての心得」
祐一×天野。
個人的には天野の印象は薄い(真琴シナリオでしか出てこない)
なんだけどKANONSS業界では結構人気らしいね。天野。
まあ描写が少ないサブヒロイン萌えってのは、どこにでもあるって事か。
中身は真琴シナリオ後で真琴が帰ってこなかった事が前提らしい。
それで天野が祐一を好きになってく過程が書かれてる。
中身に特筆すべき事はないが、文章力は総合的に高めだと思う。
下手な小細工に頼ってない点で、その姿勢は良いと思う。
新人さんという事らしいので頑張って欲しいな。
あえて問題点を挙げるなら、真琴(と「あの子」)に対して全く触れられてない事か。
カプ物を書くなら不具合も出てくるのだろうが、少しだけでもいいから触れて欲しかった。
頑張ってマンセーとアンチに飲まれずに、成長を続ければ良いSS作家になれると思う。
がんがってほしい。
- NO FACE KANON -
ALLエンド後のダーク。ネタバレしてしまうが
「あゆの奇跡でみんな命は助かったが、その代償で心が壊れてしまった」
という話。
キャラがクセありすぎ。
みんなエゴイストになっている。レズ描写もあり。
ただ文章力は非常に高い。
淡々と進んでいるが雰囲気が非常に出ている。
良くも悪くも劇場版エヴァなノリ。そのため好き嫌いが分かれるかもしれない。
月紅くバルコニーで
久瀬と佐祐理の話。
この作者さんは文章力と心理的な駆け引きが上手いと思う。
ただ紅茶を飲むだけの話なのに、これだけ描写がされてるのは凄いと思う。
上記の長編よりも好みだったな。
この作者さんの佐祐理さんは、キレモノで好みだ。
乙。ほぼ同意。
手当て~は、個人的には文章が突っ走ってる感がするんだが
新人さんとのことだし、これからに期待したいと思う。
月紅く~は文章力高くて想像するのが楽しめる好い作品だな。
なので、NOFACE~はその分痛さが際立ちちょいキツイ。レベル高めなだけに。
886 :
880:2006/07/24(月) 12:09:44 ID:2UQ+TlNZ0
レビュー
「手当ての心得」
いい雰囲気のSSだった。個人的に祐一と美汐がキャラとしてもカップリングとしても好きなので、
まずこれを紹介してくれた
>>879ともちろん作者に感謝。
原作どおりのキャラ描写、というわけではないが、良い意味で良いとこ取りな性格と
それを生かした雰囲気が安心感を与えてくれる。登場人物が伸び伸びと動けているというか。
文章力も高いし語彙も豊富。ただそのせいでむしろ気になってしまったのが、状況描写がちょっと多いということ。
それもまったく破綻してはいないないし、過剰と呼べるものでもない、
むしろこの部分も安心感と呼べるんだろうけど、若干冗長なところがあるかな。
心情描写に力を入れると物語がもっと深くなるかもしれない・・というのは少し浅慮が過ぎるか。
>>883とはちょっと違う意見になるけど、このSSでは真琴達の描写は必要ないかなと思った。
それこそ原作とは離れてしまうが、これは祐一と美汐という人物を楽しむ作品なんだと解釈したよ。
だからあっさりしてるシチュエーションもむしろ好意的に感じる。
まともな文章に王道の展開、それが飽きではなく落ち着いて読める、というところに繋がるという点でも良いSSだと思った。
新人さんなのだとしたら末恐ろしい。
レビュー乙
↓指定よろしく
生け贄を待ってる人がいそうですが踏みます。
あらすじ:
序章
子供の頃の雪うさぎイベント名雪視点。
第一章:『少女』
名雪エンドアフター。自分以外のヒロイン(あゆ)がバッドエンドであることについて悩む名雪。
第二章:『約束』
やましい記憶も辛い記憶も忘れたい。ちびあゆの記憶(ほとんど悪霊)に責められる名雪。
第三章:『奇跡』
自省のあげく壊れかけ。学校で香里に会う。栞は死んだがそれは名雪とは関係ない問題だ(だからあゆのことも同じだという含み:あゆと同じように香里の役にも立てないという含み)。
名雪はちびあゆの事故を知っていた。
第四章:『過去』
ちびあゆの事故の後、雪うさぎイベントまでの名雪の心情。
第五章:『現在』
祐一にちびあゆを思い出させ、離れることにより贖罪を果たそうとする名雪。祐一はあゆの病院へ。あゆ、死。
第六章:『罪人』
全員ぐだぐだと悩み続ける。名雪を責め続ける怨霊あゆ(まるでファンの怒りのよう)を、羽あゆが止める。
第七章:『邂逅』
羽あゆの導きで祐一が名雪のもとへ。あゆの赦しによりハッピーエンド。
終章
あゆの遺骨を彼女の母の墓へ。
感想:
・名雪の一人称は難しい。
・あとがきに共感する人向け。先にあとがきを読もう。
ある意味原作に対するパターンな反応のひとつなのだが、
同系の中では、作者にブレーキがついててやりすぎていないところに好感。
>>889 読んでみましたのでゲリラレビュー
ストーリーの流れは
>>890氏の通りとして
技術的には下の上~中の下
3点リーダを使い過ぎていると感じる部分多数
読み難い漢字の表現を平仮名で書き過ぎているように感じる
勿論全てではないが上とも関連して、読んでいて違和感を感じる表現が多く見られる
雰囲気重視に短い文を多用するのは構わないが必ず付けられている句点が目に付く
行動はともかくキャラクターの台詞は原作に近い
言葉遣い以外の面での剥離は大きいがテーマがこれでは致し方ないとも
粗は多いが極端に不快に感じる程ではない 違う主題ならもう少し読めるかと思われる
中身の方は名雪ヘイト
名雪好きな自分としては語りたいとも思えない内容なので省略
あとがきを先に読んだ方がいい、と
>>890氏と同じ事を言っておきます
確かに名雪ヘイトだが、内容的には悪くないと思う。
貶めるためにキャラを改悪してる訳ではないからかな。
>>890の言うようにブレーキかかってるし、書いてるうちに名雪が好きになっていったともある。
原作から「あゆシナリオと対比させるべきだった」という声もあったし
まあ悪い内容じゃなかったよ。香里はちょっとショックだったが。
あとさりげなく問題だと思うのは文字フォント。
ブラウザの環境のせいか、変な所で文章が区切れてる。
明朝の代わりに大文字になってるのは好感触だが、逆にマウスを動かすのがカッタルイ。
良くも悪くも、名雪シナリオに不満のある人向け
というところだろうか
名雪シナリオ中の表面的な部分だけを見て、あゆシナリオの表面的な部分だけ見るとこうなるのだろうか
ある意味、読む人を選ぶSSだと言える
そのせいか、絶賛する人とそうでない人との差は大きいと思う
もっとも、シナリオ解釈については個人の主観は異なるため、こういうのもありか
と思える人でないと辛いと思う
それこそ、なんのとりえもないような地味な女の子をいじめるような人でないと向かないかもしれない
特別な何かが起きるから奇跡なのか
それとも、奇跡は普段は誰も気がつかないだけで、何気ない日常の中にあるものなのか
この違いが理解できれば、もう少しシナリオの解釈も違うだろうね
全体としてみれば悪いSSではないと思うが
個人的な主観が前述の通りなので、あまり楽しめなかった
まあ人を選ぶSSだって事だよね。良くも悪くも。
名雪シナリオの秋子さん事故が、唐突というのもあったのかもね。
香里の八つ当たりを見てても、事故の解釈が短絡的に思えた。
「こういうのもありか」と思ってたんで特に気にはしなかったが……。
名雪に香里の直面してた状況を突きつけるのに、
香里自身の独白を使ったのがな…
作中のちびあゆとかぶる所があるし。
香里はもっと淡々としてて、それ故に痛々しいというのが
私見。
ちびあゆは一人称が「わたし」だったりする辺り、名雪の生み出した幻像
のようなもんじゃないかって思った。自責の念というか。
対して香里は本当に淡々としていたからな。
結局の所、秋子さんの事故に不満があったのかね。
あとがきでも事故の事については一切触れていないし。
まあ名雪シナリオでしか起こらないし唐突って言えば唐突なんだけどな。
↓指定よろしく
しばらく誰も踏まないので踏み踏み
しかし見事にKANONばっかだな。
まぁ、好きは好きなんだが……
りーふ図書館が潰れていなければKanon以外の作品のSSレビューしてもらいたいものがいろいろあったのに…orz
ところでアーカイブのSSを指定するのはアリなのかな。
消えてしまったものでも他人の評価を聞いてみたい作品がいくつかある。
アーカイブでさらに未完結の長編となるとさすがに虚しさを感じないでもないが。
>>903 アドエスさえ張れば問題ないと思う。
ただ未完は厳しいと思うけどね。まあ未完の指定禁止というルールはないけど。
905 :
900:2006/07/25(火) 00:58:15 ID:DqfabwO+0
よくある秋子さんの夫もの。
小学生の祐一の呼び方や、祐一が一人で来ていたという話、名雪が子供の頃からよく寝ていたか等疑問はある。
ストーリーも特に目立った所なく平凡。納得は出来るがそれ以上のものではない。
しかし上手い。難しい表現も特別な言葉もない。それでも温かさが見える。悲しみが届く。希望が伝わる。
感動の出会いも、劇的な駆け落ちも、名前を呼ぶことすらない。だからこそKANONとして読む側が入る事ができる。
物語としてはただ平凡なお話。平凡な、きっと何処にでもある悲劇を鮮やかに描いたからこそ胸を突かれる。
きっとあなたも実家の親に電話をしたくなる。お墓の方に頭を下げたくなる。いい話でした。
乙。
読んでみたけど「ストーリーはありがちで平凡だが、雰囲気が上手い」
という感想を抱いた。
ストーリーに凝らなくても雰囲気次第で面白いSSはあるという良い見本だと思った。
旦那さんが地味だ。
地味な旦那はじめてみた。
知ってたけどずっと避けてた話。
まさに食わず嫌いでした。
まあ、あれだ
今は無きリンクスのSSこんぺで
堂々の一位を取っただけの事はある
この人は結構雰囲気作りの上手い作品を書くだけに、心に残る良作と言えるだろう
もっとも、もうカノンから離れて久しいし、今後もカノンで書く事が無いのが残念だ
WIKIを見たらKANONが発売されたのって七年以上も前の話なんだよな。
1999年6月4日に発売って書いてあった。
再アニメ化もされるとは言え、作家が離れていくのも仕方ない事なのかもしれん。
↓指定よろしく
>>910 「冬の卒業式」レビュー
割りとありがちなネタと展開のあゆアフター。
ありがちといっても、ちゃんと作者が考えたストーリーであることはわかるぐらいには作りこまれてし、作者の情熱も感じる。
作者がまず最初に思いつき、そして一番表現したかったのは中盤以降の「卒業式」のシーンであることはタイトルからして明らか。
きっと作者の中では、描かれているより遥かに細かいところまでイメージできてるのだろう。
そのせいもあってやる気の無い序盤の陳腐さが目に付く。まずツカミで外している。
SSとしての体をなすために他の作品を参考にして導入部を構成したのかもしれないが、それこそありがちで面白くない。
書きたいシーン以外(これは序盤だけでなく後半でも散見される)はやっつけ仕事な印象。
最後もイマイチしまりが無い。出来にムラがあるように感じる。
全体としても、文章としてのレベルは残念ながら高くない。
あゆの主観による地の文が数行、会話が数行、の繰り返しで、メリハリも安定感も無く、感情移入も難しい。
恐らく「あゆ&祐一」や「KANONのif」を書きたかったのではなくて、「自分が思いついた素晴らしい(と思える)場面(だけ)」を書きたかったのだろう。
物語や状況としては悪くないが、良作と呼ぶにはまだ力不足だと思う。
書きたいことを書くのが一番だし、それが出来てる部分には魅力的なところもある。
でもそれじゃやっぱり作品としては高評価は得にくいだろうな。
あと「会わさせてくれました」は勘弁。
この卒業式はいわゆる羽あゆ(子供時代)からの卒業であって、本来
羽あゆクライマックス→「卒業式」→帽子あゆの帰還→
というタイムテーブルになるはずのものが、エンディングの関係で
春まで祐一とあゆは会っていないように描かれてしまったため、
ちょうどいい場所に卒業式を入れることが出来ず、次善の策として
一年後の冬に行っている。つまり、
羽あゆクライマックス→ →帽子あゆの帰還→
(一年後経過) →「卒業式」→
うまく誤魔化してあるが、再現フィルムのようなやらせ臭さ
がつきまとってしまったように思う。
一度、こう感じてしまうと、帰還直後にやらずに一年も待った
あざとさも気になるし、冒頭のあゆとのやり取りだって
無邪気さをたてにして非難をかわす手段に見えてしまう。
残念ながら
>>911氏の指摘通り、卒業式のシーンが書きたくて
あとは無理矢理にまとめたという印象は拭えない。
ただ、好感度の高いイベント選択、キャラ選択であり、
わざとらしささえ感じなければ素直に読めるいい話だと思う。
レビュアーの方々乙です。
第一期スレのまとめサイト。よかったら次スレテンプレにどうぞ。
今回は最後までやるけど、次スレまでは保証できません。
引き継いでくれる人いたらマジで助かります。
http://9review.nobody.jp/ しかし約三ヶ月で次スレとはこのスレも大きくなったものですね。
しみじみしてるかつては1だった人でした。
たまってきたねーおもしろい
1氏ご苦労様です&レビューの方乙です&ksk
ksk
↓指定よろしく
誰も踏んでないのか……
彼女のシナリオ未クリアだからスルーしようと思ったんだけど、誰も踏んでないのなら。
ネタバレ無しには多分無理なんでネタバレがイヤな人はスルーよろ
浩平が消えて以降、あの卒業式までの繭の話。
そして繭と繭の親友、みあとの出会いのお話。
あくまで俺個人の意見を言うならかなりいい話。ちょっとほろっと来た。
これはあくまで個人的意見だから、他の人の意見は分かれるかも知れない。
浩平がいなくなってから、元の学校に復学した繭がいかに頑張っていたか。
実際にあり得そうなイジメの描写……ちょっとやりすぎ感もあるにはあるが。
いじめられても挫けない繭。そんな彼女に対してクラスメイトがとった方法が完全無視。
クラス総出でここまでやるものかと思ったが……あ、ちょっと語弊があるか。クラスのほとんど、と訂正しておこう。
本当に挫けそうになっていた彼女を助けたのがみあ。
みあの意見が素敵すぎ。
少し繭が子供過ぎる気がしないでもなく(本当言えばもっと差別的表現になりそうなのでこの辺で勘弁)、みあのキャラも少し変と言えば変かも知れない。
でもそんなことは多分気にならないはず。
タイトルに関して。
「理」と言うよりも「公式」、もしくは「檻」でもいいかもしれないと思った。
「理」という言葉自体が序盤にしか使われておらず中盤は「檻」の方が多い。
でも最後に出てきた「理」で全てOKかも知れない。
個人的にとてもいい話でした。
こう言うSSを書く人、書ける人がいると思うと何か嬉しいです。
乙です
乙
基本的には
>>921に禿同
あと、ちょっと最後が急なのと、改行使いすぎかなと。
結構ちゃんと地の文書けてるんだから、改行で誤魔化さなくてもおkだと思う。
そういえばそろそろ900突入してるが、テンプレ議論始める?
あ、あとブログ(?)系のサイトの割に滅茶苦茶すっきりして読みやすいのはかなり好感。
ってかこういう形式のサイトで読みやすいのは初めてかも
>>921 レビュー乙。
そのSSは初出のこんぺ当時に見たことがある。
上手いのは上手いのだが首を傾げる節もあった。
というのも、繭で書くってところから既にネタなんだよな。
事実そのこんぺでも繭をメインにしたのはそのSSだけだった。
確かに文章も上手いし論理もしっかりしてる。
しかし、オリジナリティとなるとどうだろう?
どうも児童問題のドラマ辺りから引っぱってきただけのような気がして素直に褒められなかった。
あのつまらないヒロインにここまで真面目なの書けるなんてすげーとは思っても、好きなONESSかと問われたら「いまいち」としか言えない。
物書きとして見ると感心、しかし純粋な読者としてみるとどこにでもありそうな話。
そんな微妙さがあるSSだと思う。
しかしまとめサイト、Kanonだらけというのがよく分かるな
踏み。
うーん。凄い普通のSS。
雪見先輩主体でみさき先輩が失明した時のネタ。
あえていうならこの年齢で書くってのは中々目新しいかもしれんが
それを生かしてるわけでもなく、むしろ雪見先輩の冷静さに違和感?
文章に関しても可もなく不可もなくって感じ。
なんと言うか全体的に何かが欠けてる様な気がする。
もっとみさき先輩の絶望を暗く描くとか、雪見先輩の何が出来るのかの葛藤を入れるとかして欲しい。
全てが普通と言った感じのSS。
>>931 レビュー乙
このネタは久弥のおねめもがあるから難しいよな
どうしても比べてしまう
SSがまだ無邪気だった時代のなごりって感じの話だよね。
ケレン味とかを期待するのは筋違いだとは思うが・・・
いまから見ちゃうと薄味かもしれないなあ。
このネタを書いたってことだけで意味があるのかも<時代
ネットのSSも進化してきたって事だよな。良い方向にも悪い方向にも。
とりあえずレビュー乙。
ksk
保守
保守りんぐ レビュー乙
ksk
ksk
それ前に流し読みした事がある。
一度腰を入れて読んでみる。
という事でふみ。
事情で遅れた。すまない。
「may you」
AIRシナリオのアフターストーリー。
往人(そら)と神無が空を旅する話。
全体的に文章力は非常に高い。神無の口調も再現されている。
雰囲気も良いし、かなり上手な作品だと思う。
ただ冷静に考えてみるとストーリー的な面が少々唐突だったように見えた。
ネタバレになるが「何故、そら(往人)が観鈴を思い出せば救われるのか」という疑問がある。
そもそも原作のAIRシナリオでは、確かにそらは往人の頃の記憶を無くしていたが
観鈴には懐いていたし、彼女の事も忘れてはいないだろう。
再度生まれ変わって、また記憶が無くなったのか。
ついでに「そら」と名前呼ばれた後の人格が、何故かスケベ野郎。
つまり人格だけは往人に戻ったという事なのかな。ちょっと違和感あるけど。
でも人格は往人なのに観鈴の事を忘れてるという矛盾もある。
とは言え、文章力と雰囲気は非常に良かった。
良いSS見させてもらいました。
>>941レビュー乙
私も
>>940をゲリラレビュー
内容は、エンド後(?)そらが神奈に辿り着いて何かごちゃごちゃしてまた観鈴とやりなおすんですよ、のよくある話。
Airは解釈が色々あるとは思いますが……この話は、浅い。 全体が浅い。
話の展開を見ても必要な描写が不足している部分が多いので、あえて書かなかったのか単純に書けていないのか区別がつかない。
矛盾もあれこれと。ラストも何故そうなったのかは不明。
とにかくあの後ハッピーエンドだったんですよって言いたい。ただそれだけに感じられる。
技術そのものは決して悪くない。しっかりと雰囲気も出している。が、練られていない為に安っぽく映る。
Airエンド後の話としては頑張っていると思うが、もっと作りこんで欲しい 残念な作品。
ksk
ksk
まぁほらkskもいいけどレビュろうみんな
何人が同じのレビュってもいいんだしさ 漏れは
>>943でレビュったぞ
一言で言うとksk
ブラウザのスクロールが長いと読む気しなくなるな。
それにレビューが難しいSSってのもある。
要約するとksk
↓指定よろしく
Kanonばかりというのは結果論であって愚痴ではないのだと思う。
つまりKanon以外が読みたいということではないのだろう。
と考察しつつ24時間過ぎたようなので再指定どうぞ。
↓
埋もれた夢に、あなたはいない
長森エンドでの浩平が消える瞬間を目撃した佐織の話で、
佐織→長森の友情と感情移入と反感と自己嫌悪、その背後にある過去の話。
どこの文芸部員だよ的な演出過剰な一人称なので作ったっぽさ演技臭さがある。
形容がくどくて文章が読み難い。構成もいまひとつ。
文章の相性の問題で、個人的には普段は読まないタイプ。
以前読んだときぴんとこなかったので読み直せてよかった。
着想に加点。大加点。
消える瞬間を目撃したことと、あともうひとつの点により、長森以外に唯一
浩平と言う存在の不在を認識している主人公。
このため浩平の不在を耐えているヒロインの一年を「他人」の視点で見ることが出来る。
同種のものはいくつかあるが、普通、見るのは茜であることが大部分だろうし、
その場合、自分恩恵兼からある程度感づくどまりで、またヒロインに対する心理的
距離も遠いので似て非なる話になる。
主人公決していい人じゃないし、自分でそれを認識しているし、悩んで決断する。
そこがこの話の一番の魅力だと思う。最高に最低でとても良。
と、ここまでで十分魅力を感じてるので、落ちのネタばれ部分はやや蛇足かと思った。
自分が住井をけしかけたのと同様なことを過去誰かにやられてて、
その結果についてどう思うか云々って展開があれば内容も深まって
よかったろうとは思うが。
住井は別人。
ノベライズ版オンリーをもとに書いてるんじゃないかという根拠のない疑惑が10%。
自分恩恵兼→自分の経験
何打ったのか自分でも分からんかった
↓どうするかは他の方の判断に任せます。
ネタバレを含むレビューについては、
「レビューなんだから内容に触れるのは仕方が無いが、積極的にネタバレを勧めるものでもない。
結局、ネタバレを含むときは冒頭に「ネタバレあり」等と書くことで読み手に注意を促す、って程度の対応が無難。」
というのが全体的な了解と考えていいのかな。
>>954 そんなとこだろう。
ルールにはないが、出来れば「ネタバレあり」と入れとくと良いよ程度。
kskがなんの略だったのか教えてくだちい
俺も散々聞いてきたけど誰も教えてくれなかった
んが、最近やっと分かった
加速の略っぽい
普通に「保守」でも良いかもね。
↓指定よろしく。
次スレに備えて急いで進めようか と言うわけで踏み
皆埋めといておくれ
961 :
960:2006/07/30(日) 22:38:09 ID:+cGugzWF0
"Because of Love."(CLANNAD)
Side R
Side K / First Half
Side K / Second Half
クラナド、藤林椋を選んだ場合のアフターストーリー。Rは椋、Kは杏の話。
R(藤林椋)
割と無難な内容。クラナドが18禁でHシーンが数回あったとしたら、3回目がこれでもおかしくない…そんな感じ。
描写は部分部分に違和感もあるが決して悪くない。むしろ良い。椋のキャラもきっちり掴んで書いている。
椋アフターのSSとしてH抜きに見ても良い出来。
K(藤林杏)
杏が陽平と付き合った設定であれこれとやらされている。
挙句に野外(?)でさせられて最後は輪姦…と、Rとは別の意味でよくある内容。
描写はエロSSとしては平均的で特筆する点はない。
わざわざ杏を不幸にした理由はわからないがエロSSなんてそんなものという事で。
後はお弁当は具を冷ましてから詰めるものなんですよと。
エロ的に実用には耐えないと思うが Rは椋好きなら勧められる。KはRを読んだなら一応読んでおいても。
もっとHシーンに力を入れたレビューをするべきだったなら申し訳ない。
963 :
埋め企画:2006/07/30(日) 23:14:33 ID:BNHqjO/h0
>>963の続き
34 クアンドレント
ttp://www.h7.dion.ne.jp/~moenomi/lie34.htm 栞アフター後。
舞も含めた三角関係の話(?)
舞が天然な事に救われた感じがあるな。その辺は楽しかった気がしないでもない。
何かハーレムっぽい香りがするので、そういうのが苦手な人は注意かも。
文章はそれなりに地の文出てるが、改行してくれと思ったりもする。
誰が何を言ってるのかもちょっとわかりづらい。
改行してくれれば結構上手いと思うんだけどね。
>>964 タイトル前がちょっと分量/雰囲気的に重くてバランス崩してる。
本文に入ってみたらあれ?というギャップを意図してるのかもしれないが。
その場合はもっと重い方がいい現状では中途半端。
単純なエンディング補完じゃないところはよかった。
続き
35 悪夢、タコ殴り、名誉と尊厳と信用と失ったであろう恋愛フラグ、ブロー三発と右ストレートにデートの約束、あと多分エロ本
ttp://www.h7.dion.ne.jp/~moenomi/lie35.htm まず最初に一言言わせてくれ。
タイトル長っ!
この時点でギャグだとわかるので、掴みは良いと思う。
内容。
最初、拘束台に縛られてる祐一が良い。ノリが良い。
だがそれは中身には特に関係なかったりする。最初だけ。
ノリは良い。
ノリは良いんだが典型的なALLエンド。ついでにオリキャラでファンタジィ。
ドタバタギャグなんだがキャラが多すぎて何が何だかよくわからない。久瀬も出てくるし。
パ○・スペシャルとか、色々と節操が無い。文章力も厳しい。
そういうドタバタALLモノが好きな人にはたまらないSSなんだろうけど、好き嫌いはありそうだな。
あと改行多すぎ。
ある意味KANONSSの真髄を見せてもらった気がする。面白いかどうかはさておき。
>>963 こういう美汐よく見るね。どこが発祥なんだろう?
ラジみし系のが何かと合体して出来たのかな?
>>966 タイトルが好き。タイトル負けしてるか?
青春どたばたかっこ悪いけどかっこいいぜ系だとタイトル見てかってに思った(笑)。
同サイトの2003年に行われた「クリスマスコンペ」もやろうと思ったが挫折。
「KANONじゃねーよ」という感想しか思いつかなかった。
そう考えると大分落ち着いてきたのかもしれないな。
後「うたわれ」SSで
17 わかたれたもの
ttp://www.h7.dion.ne.jp/~moenomi/lie17.htm も残ってるけど未プレイ&アニメ未見なのでパス。
一応読んでみたけど、どちらかといえばキャラの過去話なのかな。
戦闘シーンはイマイチだったけど、うたわれを知っていれば楽しめるのかもしれない。
よくわからんけど。
踏もう皆
>>969 出番の少ないキャラを掘り下げた作品が多い…と言えば聞こえはいいが
内容が可もなく不可もなくのレベルでそれぞれも短いため、どこまで書きたかったのか、書けているのかが不明瞭。
最終的に取り立てて言う事はなし。決して駄作ではないですが凡作。うたわれ大好きっ子でもあえて勧めはしません。
乙
むー、SSってこんな感じだったなあ。
最近は可と長さとネタの要求が厳しくなったなあと
ばくぜんと思った(上の人、ほんと他意はないんで勘弁)。
実際、読み手としてわざわざ読むなら要求するし。
レビュー乙
>>969 何かタグのせいか画面が移り変わるのが遅い。
普通のサイトでも読みづらいのに、SSだと更にダルい。
その点はマイナスだろう。
metaタグのpage-enterとpage-exitかー。
ssとこういう効果って相性悪いねえ。
974 :
埋め:2006/07/31(月) 22:06:05 ID:y9WvtkEq0
次スレまで出来るだけとっとと埋めた方が良いので、新たな穴埋め企画でもやってみる。
第二回KanonSSこんぺ&第一回CLANNADSSこんぺ
ttp://ss.tank.jp/sscontents/compe/ KANON短編
34位 心のかけら、幸せの太陽
ttp://ss.tank.jp/sscontents/compe/kanonsscompe/result/cmpss003300.html まず最初の感想は「改行使いすぎ」というものだった。
水増しされた、って印象が強い。
一人称と三人称も混ざってて厳しい。
いっその事、佐祐理だけに焦点当てた方が良くないか?
内容は佐祐理が馬鹿という事になってる。
良くも悪くも口調の上っ面だけを取り繕ったように思えた。
とにかく頭にお花畑が咲いている。
ただ一弥の事も含めた祐一×佐祐理ってのは斬新だと思った。
一弥の描写が不足してるのがマイナスだけど、掘り下げれば結構良いSSになったんじゃなかろうか。
舞も軽く流されたし、全体的に掘り下げが薄いと思う。惜しい。
いっその事、過去の話にすれば良かったんじゃないかと思う。
佐祐理の言動が幼いのも説得力あるし、一弥についても絡めやすい。
「祐一×佐祐理の成就」を描きたかったのか「佐祐理の一弥への罪悪感」を描きたかったのかよくわからんSSだった。
どちらかに絞れば良かったと思うよ。
文章力は(改行が多い事除けば)悪いもんじゃないし。
975 :
埋め:2006/07/31(月) 22:13:52 ID:y9WvtkEq0
976 :
埋め:2006/07/31(月) 22:23:00 ID:y9WvtkEq0
977 :
埋め:2006/07/31(月) 22:31:46 ID:y9WvtkEq0
KANON短編
31位 あわただしい最初の一ヶ月
ttp://ss.tank.jp/sscontents/compe/kanonsscompe/result/cmpss001700.html オールエンド物。
日記形式で過程だけを連ねるってのは、物語を省略するには良い手法だと思う。
ただ余りに省略されすぎて良く分からん状況に陥ってる気がする。
そもそも、このSSの祐一は一体どんな思いで動いてたのだろうか。
「伏線」「エンディング」などゲーム的な用語が、作中に多々出てくる事から、
作者=祐一、って事なんだろうな。とふと思った。
最後は文章量が増えるが、オチが無い。
いっその事ダークっぽく「誰も救われませんでした」って方が良かったんじゃないか。
つーか見ててそういうオチを幻視した。
実際はどんなオチになったかはわからないのだけど。
↓指定よろしく
979 :
名無しさんだよもん:2006/07/31(月) 23:47:51 ID:c9+PqZvT0
ちゃっちゃと消化していこう。
という事で踏み。
一気に読んだ。
祐一の妹のオリキャラもの。
全体的に口癖に頼りすぎている印象がある。
キャラを多く出しすぎて良くわからん事になってる。
余分なキャラが多くてオリキャラの影が薄くなる。
(特に理由もなく)北川とくっつくのは違和感あるが、北川とくっつくのは面白いかも。
オリキャラは、この手のエロゲーキャラが好きなら良いかもしれん。
ダッチワイフ的というか、まあ結構萌えた。
つかオリジナルでやれば良いと思った。惜しい。
まあ作者の今後の成長に期待。
推敲して、ラノベや二次創作SSばっかじゃなくてマトモな小説をちゃんと読んで
作家としての高みを目指して欲しいな。
>>977を継いで次スレまでの埋めレビュー。
第二回KanonSSこんぺ&第一回CLANNADSSこんぺ
ttp://ss.tank.jp/sscontents/compe/ 30位 君の名は……
ttp://ss.tank.jp/sscontents/compe/kanonsscompe/result/cmpss003000.html ギャグとあるが中身は祐一×香里モノ。
良くも悪くも香里信者らしい話。
ネタをバラすと「しおり」という病弱の少女は、香里の妹じゃない同姓同音の別人だった。というオチ。
つまり「栞と香里は姉妹じゃありませんよ」という事。
香里の妄想とかその辺は面白かったが、どうも上記の設定がネックだ。
原作無視というより栞の存在抹消が目的のように見える。
ギャグの一言で済ませて良いのだろうか。
やはり香里にとって栞の存在は重要だと思う俺ガイル。
まあ祐一×香里の信者なら楽しめるんじゃないか?
栞を脳内抹消するために使うのなら良いと思う。
あえて良い点を挙げるなら、抹消されてるのは栞だけであって
名雪や北川の扱いは悪いもんじゃなかった点か。
最後の
>「でも、よかったね、北川君。香里が祐一の意中の人じゃなくって。ほんとにそうだったらどうしようって思ってたんでしょ?」
>「はあ!? い、いきなり何言い出すんだよ、水瀬!? オレは別に、そ、そんなことは全然……」
のくだりとか。
28位 交差感情
ttp://ss.tank.jp/sscontents/compe/kanonsscompe/result/cmpss000400.html 佐祐理の話。
ネタバレになるが、一弥への罪悪感で自殺しようとする佐祐理が、舞に出会って惹かれる話。
多分、舞との絡みが「交差感情」なのだと思う。
しかし肝心の舞との出会いが急ぎすぎてる印象が強い。
舞は無口だが、劇中では佐祐理に対して全く言葉をかけてない。
佐祐理が一方的に舞に世話を焼いてるだけのような気がする。
まあ実際のところ、ゲーム中でも佐祐理は一方的に舞に世話を焼いてるんだろうし、
実際佐祐理にとって舞と祐一は一弥の代償みたいな面もあったんだろうけど。
短編という事で容量の問題もあったのだろうが、
ちょっと「交差感情」というか「一方的感情」にも見えた。
まあ佐祐理の過去SSとして見るなら良い出来だと思う。
舞と佐祐理の馴れ初めって、結構少ない題材のような気もするし。