踏もう
311 :
310:2006/05/22(月) 18:14:57 ID:k7Hodp4U0
オリキャラSS。
というと聞こえが悪そうだが、第三者の視点を用意するために使っていると思えばさほど気になるものではない。
オリキャラの二人が原作キャラの欠点をついて、改心を促すべく奔走する。
少々キャラの精神年齢に劣化がかかってるのは否めないが、改悪や改変と言うほどでもなかった。
改心を促す方法もやや独善臭い程度で理にかなってる度合いも大きい。
笑ゥせぇるすまんみたいに変な奴が版権世界に乗り込んで去っていくって考えてくれればいいと思う。
ただ、お気に入りのヒロインが説教されてる姿見て楽しい人もいないだろうし、その意味では反発を買いそうなSSではある。
だがこのSSは原作キャラの人間関係をぶち壊す類のものではなく、むしろ人間関係をより固めることを目的に書かれているので少し深呼吸して見てやって欲しい。
とは言うものの、オリキャラが世界に馴染めてない異邦人さが抜けていない故に、作者によるオリキャラ自慢の臭いが抜けてないのが鼻につく。
馴染ませるための努力が求められる描写や説明も薄い。
やり方が露骨というか下手なんだよね。
このSSと同時期のコンペで112位(141作中)なのも頷ける。
結論を言うと駄目なSSと言うより下手なSS。
内容は一言で「悪い」と切り捨てられる物ではなかった。
正直な感想を言うと
原作から劣化したキャラが
原作並みの扱いになったからって成長とか改心とか言われてもな
キャラ同士の関係にいらない波風立てて
俺が解決してやったんだぜ、とでも言いたげなのがちょっと
確かに全体としてみれば
>>311の言う通り悪いSSではない
ただ、登場する版権キャラに対する愛情がかけらも感じられないのが痛い
>登場する版権キャラに対する愛情がかけらも感じられないのが痛い
さんざん色んなスレで言われてる事だなw
話の中で言ってる事が別段悪いというわけではないが、正論も扱い方を間違えると
ただの独善になるという良い見本だな
>>312 版権キャラに対する愛情はあるよ
ただ、愛情というよりは支配欲の方が近いがな
あんまりU-1スレ工作員の釣りに乗るなキミタチ。
309の期待通りに踊ってどうする。
どっちかというとあっちの住人が出張してきたんだと思う。
↓指定どぞ
ふみー
>>319 普通にU-1スレのつもりだったんだけど、
変に含みを持たせた表現になってるな。失礼。
というか首長ヲチスレってまだあったんだw
>>311 『続…』のレビューはやらないんですか?
324 :
320:2006/05/23(火) 00:30:44 ID:d8aNP2bO0
祐一と北川の馬鹿漫才を香里目線から見るという話はよくあるが、
会話のみならずその独特な文体とテンポの良さが、それぞれ別個の面白さとなっている。
キャラについては、少しはしゃぎ過ぎのような気もするが、
まぁ、二次創作のギャグでは許容の範囲内だと思う。
総合的に見て、名作とはいかないまでも十分に良作といえる作品。
少々、設定をネタばれするなら。
この作者は、短編ごとに設定をぶつ切りにするのではなく、
基本的に同じ設定の中で、パラレルワールド的にいくつものSSを書いている為、
少々混乱する部分もあるかもしれない。
以下はその具体的な内容。
物によってはネタばれが激しいので注意。
・ 舞台は名雪END後(故にあゆ・栞は死亡、真琴は消失、舞は退学後、行方不明)
・ 北川と一弥は幼い頃、親友だった
・ 栞・北川は美術部
実は結構ダークな設定が多かったりする。
ただ、キャラをぞんざいに扱っているのではなく、
それぞれが心に傷を負いながら、それでも生きていくというのが、
作者の描きたい世界なのだと思う。
>>324 レビュー乙です。
>>323 To Heart知らないから無理。
指定はKanonだけだったから踏みました。
326 :
323 :2006/05/23(火) 23:30:13 ID:8e6RYuv/0
それなら、自分が『続きせきみるもの』レビューやっていいですか?
やりたい人は他にいませんか?
ゲリラレビューを禁止されてるわけでもないし、
わざわざ断りをいれる必要もないだろ。
というわけで次の指定ドゾー
もし
>>326ならレビューついでに指定してやってくれw
んじゃふみ
オールエンド後の水瀬家の面々の悩みを
ジャムを小道具にして乗り越えていく・・・って感じのSS。
下手ってワケじゃないが、
余韻を出したいのか独特な言い回しで少し読みにくい。
あと、最後のオチはどうかなと。
秋子さんの人間的弱さを描こうとしたのは良いと思うが、
ああいうネタでってのは正直微妙だと思う。
普通に秋子さん以外だけを描いて
ジャム云々は心の持ちようってありきたりなネタでも良かったんじゃないかなと思った。
332 :
323 :2006/05/24(水) 23:06:27 ID:ZxOhy0A90
ゲリラで『続・きせきみるもの』のレビューをします。
『続』と言っても、Kanon編より前の話。
ご存知の通り、To Heart編。
第一話で、いきなり主人公の一人、伏見がケンカを吹っかけてきた綾香を一発でKOする。
第三話で、もう一人の主人公、鳥羽がケンカを吹っかけてきた坂下を一発でKOする。
脈絡もなく明かされる、元・軍の教官だという過去。
そして、伏見&鳥羽と綾香、坂下、葵が試合をすることになる。が、三人とも一撃も当てられない。
まるで赤ん坊同然、アリ同然にあしらわれ続ける。これを新鮮だと思うか、最低だと思うか。
作者の言いたいことはわかる。格闘技というのはそんなに甘いものじゃないんだ、と。
小手先の励ましや特訓じゃ意味がない、というのもわかる。
だからと言って、あれでは支持されにくいだろう。
鳥羽に綾香がボコボコにされるところ、あれは完全に失敗。あれがなければ、少しは良くなったかも。
最後、三人は改心するのだが、終わりさえ良ければそれでいいと言うのだろうか。
異常にマルチや理緒に優しいのも妙に鼻につく。
ところで、後書きにあった、AIR編はどうしたの?
>>331 お疲れさん。
ざっと読んでみたけど、のんびりしてる感じがいいな。
でも最後の方はよく分からなかった。
よく分からないというか、何がどうなってるのか読解出来ない。
他は読みやすいのに何でかな?
>>332 ゲリレビュお疲れさん。
>>329 以前にもこんぺかなにかで見た記憶があるが、最後のは見てないと思った
真琴、あゆのあたりはほのぼのとしてて読みやすかったんだが、後半にいくにしたがってなんだか話が変な方向になるのが難点
むしろ『大人になる』という点を強調したいのであれば、秋子さんと名雪をある種の理想として書いたほうがいいと思った。
このての話の定番ともいえる記号によるキャラの書き分けがされていないみたいなので好感が持てたが
後半部分の作者による俺語りめいた部分がマイナスに見えた。
作品の雰囲気そのものは悪くないんだが、いまいち話に乗り切れなかった感がある。
>>332 乙。ちょっとスレ違いになってしまいそうなのだが一箇所だけ。
>作者の言いたいことはわかる。格闘技というのはそんなに甘いものじゃないんだ、と。
正直作者はこれを取り違えているような気がする。
俺のお気に入り空手小説から少し抜粋しますね↓
「どっちが強いか比べっこするのは、子供の遊びと一緒だろう。
自ら牙を剥きたがるのは、畜生だ。空手は人の道だ。畜生の道ではない」
↓以後、何事もなかったかのように続けてください。
すなわち空手胴着は、エロ本で言えばメイド服に当たると
338 :
名無しさんだよもん:2006/05/25(木) 01:15:32 ID:xZPV52Yo0
340 :
339:2006/05/25(木) 03:31:59 ID:MXpLWlSl0
悪い。原作名とか入れ忘れた。
AIRのSSです。短編なので、すぐ読み終わるかと。
↓レビューお願いします。
最初三行で挫折しかけたが読了。
まぁ言うまでもなく神無月君の作品。
Air美凪の短編、本編中(多分美凪ルート)での出来事。
狙ってやってるのかは解らんが、
美凪の一人称で書かれていて、その一人称が
美凪自身を観察してる第三者視点っぽいのは原作の美凪が持つ儚さが表れていていい感じ
(人称不安定で読みにくいって感じる人もいるかも)
でも、最初の読むだけで解るが、致命的に語彙力・描写力が無い。
三行目なんかはAVGとかみたいに音と背景あるならアリだが、
そこは擬音じゃなくて自分の言葉で書くべきだろうと思う。
その他の地の文も、行動だけを少し修飾してただ並べてる感じがする。
それと一行一行の行間空けてくれてるのは読みやすくて嬉しいが
そう言う書き方で・・・を使うと物凄く違和感感じる。
あと、もう少し原作のみちるの問題絡めたりして掘り下げて、
起承転結の転をハッキリ付けるべきかなと思う。
正直淡々と進んで盛り上がりに欠ける。
ただ、書きたかったことはなんとなく解るしある種二次創作らしい二次創作だと思った。
>>342 乙
>最初三行で挫折しかけた
禿同
一瞬EVAかとオモタw
>>336 バキの理屈だと完全否定されるか馬鹿にされそうな気がする
>>344 勇次郎が「畜生にも劣るわあ」と、パンチ一発w
>>342 スタンダードなSSだと思った。
文章が安定してないのは後書かどこかの「昔のSS」で納得できたし、むしろそこはかとなく漂ってる初々しさがいい。
ただ作者を知ってると、どうしてこんな素直な子が我儘放題の現在になっているのか理解に苦しむ。
ここで作者批難はお門違いなのは分かってるが、339みたいなSS書いてる時は褒めてもらえなかったからなのだろうか?
それはそうと、このスレが止まっててもU-1スレも止まってたら安心する俺がいるw
>>332 最終回で『近くて遠い国』に彼女が拉致されている、という台詞が出てくるが、
なぜ助けに行かないんだろう?
女子高生とか好きだから!
>349
ふんできた。
次に感想を書くけどあくまで個人的に感じるままに書くよ。
351 :
350:2006/05/26(金) 06:57:51 ID:NyzC1GHw0
系統としてはギャグ……なんだろう。
香里に激ラブだけど妙に変なテンションの北川。
そんな北川を好きなのかどうかいまいち自分でもわかってなくて、北川が変なことをする度に殴り倒す香里。
その様子を巻き込まれたりしつつも見守っている祐一。
よくあると言えばよくあるタイプのSS。
香里好きの北川嫌いな人にはどうしようもなく見てられないタイプのものだろう。
後、栞のキャラが違い過ぎって気もする。
いや、これは俺の個人的な見方も入っているから余計にそう思うだけかも知れないけど。
見ていてあまりにも露骨な栞の行動にちょっと嫌気がさしたが、それでも我慢できないほどでもない。
決して面白くない訳じゃない。所々笑ったし。
しかし全体的に見ると北川のキャラがおかしすぎ、とか栞や久瀬も変とか色々と気にかかる面もある。
それでも主要ヒロイン5人が記号化されていないところや(この辺、ちょっと名雪だけは微妙に思わないでもないが)香里の心情に関しては評価していいかも。
レビューになってないな、これじゃ。ただの感想だわw
誰か、きっちりとしたレビューを頼む。
>>351 長いSS読了お疲れ。
素人のレビューなんだから、中立の立場で見ようって気持ちさえあれば上等。
皆も杓子定規なのは求めてないよ、きっと。
>>351 過剰な叩きや私怨粘着の無い中立ならおkだと思う
壊れギャグのお手本だね。
こういう話だと、祐一も馬鹿→一緒につっこまれる
祐一はまとも→北川を冷めた目で見てるのどっちかのパターンが多いのだが
>>356 読んでみたけれど、確かに後半は駆け足になっていると感じた。
そこが惜しいかな。
関係ないけど、『もしも、桜が咲くならば』
一部で話題の『もしも明日が晴れならば』(略称・もしらば)が元ネタかと思った。
ちなみに『もしらば』のタイトルの由来は、欽どこに出ていた『わらべ』というグループのヒット曲です。
それでは、次の方、指定をどうぞ。
上のほうは香里が祐一に迫るときは、栞の死とかで自分の不幸を売り物にするしかないって感じだったな
作中のあとがきでは名雪と栞の扱いが悪いとあったが、むしろ香里の扱いが一番悪く思えた
下のほうは安易なALLエンドモノ
その割には香里以外のキャラの描写が雑
これならわざわざキャラの頭数を増やさずに、主要なメンバーだけに絞り込んだほうが良いように感じた
香里が祐一に行為を持っていく過程のSSという紹介ではあったが
どちらも祐一が香里を好きになって告白するというパターンである
結局、祐一は香里のどういうところが良くて好きになるのかの描写がかけらも無いのが痛い
作者の香里好きはわかるんだけどね
まあ、祐一×香里モノの定番といえる、名雪と栞の劣化が無い分良作と言えるだろう
いずれにしても、両作品とも名雪と栞は香里と祐一の幸せを願う気持ちはあるが
香里と祐一は自分が幸せになる事しか考えていない自己中心さが際立って見えてしまった
踏んでないな
横からごめん。俺も見てみた。ネタバレ注意。
栞死後の苦悩や苦しみから逃げられず、心の闇に陥った香里、
そして、栞の死後、その死を無駄にしない為に、何かやり遂げようとする祐一、
そして、それぞれに好意を抱く名雪や・北川。
それぞれの対比があいまって面白い。
香里が弱くて自己中心的というよりは、
栞バッドの話だから、栞と最後まで向かい合う事が出来なかったせいだろう。
全体的にまとまってていい。北川が良い友人役だったのも好印象。
以上、上の感想。
「青天の霹靂」主催の香里誕生日企画「かおりんの集い」のSS。
本家自体かなりのサブキャラ属性の為か、かなり偏った内容(栞と香里のヒロイン役割が逆だと考えれば分かりやすい)
とりあえず、全員が好意&集まるはハーレムじゃないのか?
祐一が他の女とデートするのを見て嫉妬したり、妹のことを想って愛情を抑えたりする、
まんまベタな少女漫画のような展開。まぁ、それはいい。
しかし、北川は完全に三枚目役で、最後はむしろヤラレキャラ。好意すら気付かれぬまま、無残に散る。
他キャラは申し訳程度、出す意味あったの? …あぁ。祐一をモテさせたかったのね、納得。
しかし、最も許せないのは、栞との恋人生活はただの同情だったと言うオチ。
本当は香里が好きなんだけど、ハッキリ断るのも可哀想だし、
そんな理由で名雪や栞と付き合ってたと言うクズっぷり。
そして、祐一は誰に責められる訳でなく、香里とラブラブの毎日。
ついでに栞と名雪は、祐一を吹っ切るとかいいながら、未練タラタラストーカー。
……上と下のギャップが激しすぎます。
せめて、後の方に質の高い方を持ってきてください。
お願いします。
久しぶりにSS掘ってみたんだが、
やっぱ東鳩、蔵、かのん(と言うかファンタジー)ぐらいしか目新しいもの無いな。
と言うか最近は蜜柑屋や曲芸とかのSSが増えてきてるような感じがした。
>>359 上の方。個人的には好みの話だった。
祐一×香里の話ってよりも、栞バッドエンド後の話って感じだったが
北川、名雪、栞といったサブキャラもちゃんとフォローされてていいな。
祐一が彼らをないがしろにしてないのが好印象だった。祐一と親友になってる北川が良い。
ksk
366 :
364:2006/05/30(火) 19:04:40 ID:AIAq22GR0
>>359 「あたしとアタシと貴方の想い」も読んでみたのでゲリラレビュー。
感想。
香里萌えがやりたければ、出すキャラを絞ってくれと言いたい。
名雪や栞はともかく、あゆは出さなくてもいい希ガス。というか良くも悪くも踏み台か。
まあ名雪や栞へのフォローは、一応されてるのだけは好感触。北川の扱いは酷いが、ヘイトとは言えないぐらいか。
ともかくALLエンドという存在そのものが「安易」なんだが、ALLエンドにする必要はなかった希ガス。
>>362の「…あぁ。祐一をモテさせたかったのね、納得。」には激しく同意。
367 :
364:2006/05/30(火) 19:12:47 ID:AIAq22GR0
という事でksk。
↓指定よろしくお願いします。
んじゃ踏み
>>370じゃないがゲリラレビュー。
薬師シリーズ
「相沢祐一」という名前がついてるだけの別人なファンタジーSSではある。
だが世界観がちゃんと構築されていて、RPGを脚本にしただけのようなエセファンタジーではない。
重厚なノリというか、非常に楽しめた。ノリ的にはダークなのもあったが、説得力を感じた。
唯一の不満点は「KANONの二次創作である」という事。
本当にKANONの二次創作である必要性を感じない。一時創作でやればちゃんとしたファンタジーになっただろう。
ただ、キャライメージとかそういうのはKANONを微妙になぞっているのだが…… うーむ。
連投だが
決してつまらない訳じゃない。むしろ高く評価している。
でも、二次創作ではない。
そこが難点であるのだが、逆にKANONの二次創作と銘打たなければ見てくれないのかもしれない。
何となく、二次創作と言いながらも内容は一時創作と対して変わらんSSが蔓延してる理由が垣間見えた希ガス。
「かなり面白いけどKANONの二次創作である必要性が無いSS」という事で。
確かに面白いんだけど、自分の書きたい話の都合に合わせてゲームからキャラ名だけ持ってきました、ってパターン
作者本人のコメントではまったく異なる設定の上で作成されたものとあるが
逆にこのレベルであるならオリジナルにするべきではないかと
まあ、二次創作というジャンルに拘泥するとこうなるという見本
基本的に祐一が偉そうで、他人に説教たれてまわるという点は、典型的な嫌SSのノリなんだけどね
>>374 >基本的に祐一が偉そうで、他人に説教たれてまわるという点は、典型的な嫌SSのノリなんだけどね
なのに嫌悪感を感じないのは、説得力の有無じゃないかと思う。
祐一が説教垂れてはいるが、 作 者 の 意 思 が 説教垂れてる訳じゃないから。
ちゃんと世界観に沿った上での説教だし、説教された方も洗脳されたように、すぐ心を動かす訳じゃないからな。
ただ、しつこいが「オリジナルでやった方がいい」んだよ。
上手かろうがつまらなろうが、原作とは別の世界観にしちまった時点で二次創作にする意義は無いって事か。
376 :
370:2006/05/31(水) 20:02:59 ID:j4K6vDnP0
スマン。
ちょっとPCの調子おかしくなってカキコ出来なかった。
で、レビュー。
薬師シリーズ
誰かの言葉を借りるとするならば、作者が言ってる童話風ってのは
言い得て妙というより言い得て絶妙と言った感じ。
ファンタジーモノだがそこらにあるようなモノではなくて、
厚みのある舞台設定を軸にした、世界観に説得力のある、ある種本当のファンタジーモノだろ思う。
薬師というモノとそれが関る世界との混ざり具合、キャラの生かし方どれをとってもかなり高い。
各キャラの心の動き。人との係わり合いで動く感情を一人称で描ききっている。
特に3話目などは話の持っていき方などもかなり面白かった。
ただ、やっぱりKanonじゃないんだよな。
もし、原作の祐一ならここはこう動く、香里ならこう悩むといったところが
やっぱりオリジナル要素入りすぎて名前だけ同一人物の別人になっている。
個人的には、このレベルで世界観編み込むのであれば、
そっちにも気を使って、本当の意味での、
原作と違ったファンタジーな世界観で動くKanonキャラ達のSSって感じにして欲しかった。
>>372-376 乙
>本当の意味での、
>原作と違ったファンタジーな世界観で動くKanonキャラ達のSSって感じにして欲しかった。
禿同
ただそんな出来のものは未だ見たこと無いが
↓
していどぞー
踏んだ
381 :
381:2006/06/01(木) 00:47:42 ID:Hd+r+66c0
まず最初に、少しネタバレを含んででも、言っておかなければならないことがある。
基本的にこのSSはタマ姉を寝取られるエロSSなので、一部の人には猛烈な精神ダメージを与えるかもしれない。
純粋な寝取られではないためか、寝取られ感はあまり感じなかったが。
さて、内容だがエロに関する描写は細かく、ねちっこい感じ。
正直細かすぎる点があるかもしれないと感じたが今回の(特に前編の)
エロシチュエーションを生かすためには適したスタイルかも。
ただ、タマ姉のセリフはほとんど無い。喋るのは男ばかり。
自分は気にならなかったが、エロとしてそれでいいのかどうかは読み手によるかもしれない。
後編のラスト、タマ姉から貴明への手紙が、批評対象としては最も難しい部分だった。
個人的にみれば、綺麗に終わらせた形。
あんな無茶したわりに綺麗に終わらせたものだと関心してしまう。
だが寝取られやエロの為にはあの長さは必要ないのでは?
全体として安心して抜ける一本だと感じたが、大人しく男に開発されるタマ姉がタマ姉らしいと感じるかどうかは疑問。
あとエロ以外の描写も同じように細かいのはちょっと邪魔くさく感じる。
……なるべくネタバレを避けて書いてみたけど、全然突っ込んだことが書けないと苦しいな。
382 :
380:2006/06/01(木) 00:53:25 ID:Hd+r+66c0
↑は380だったな。スマン。
連投もスマン。
>>384 乙彼。
あえて不可があるとすれば、先の展開が読めすぎるところか。
同じ勘違いにしても、深刻さがある13番目や30番目の方が好印象だったな。
オリジナルだからレビューまではできないが。
しかし、美汐はどう考えても人選ミスだろ、10番の作者。
387 :
386:2006/06/02(金) 21:54:57 ID:UHtzMm8L0
>>384 お疲れ。
しかしSSのリンクが間違ってますぜ。
俺も読んでみたけど、385の言うようにSS上手い人ならここで天野は使わないだろうな。
384の「美坂チーム」で統一するなら栞が順当だろう。
祐一×香里で栞を出すと複雑になるからって「逃げ」を感じてしまった。
388 :
384:2006/06/02(金) 21:57:24 ID:fqxRCj7H0
踏み
つーか今読み終わったので一服した後で↓でレビュー
ネタバレあり
なかなかネタといいオチといい面白かった。
2本で一つの作品と捕らえるのが良いのかな。
ラジオ水瀬さん家の二次創作。
だから、この美汐はもちろん妄想で暴走なみっしー。
この着眼点がまず面白かった。
祐一一人称の文章もラジオみたいにノリやテンポがよく読み易い。
起承転結の結もありがちだが、
それまでの話の持って行き方や転での起伏の付け方で流れよく良かった。
ただ、2話目のラスト付近での美汐以外のヒロインの行動などは
どこかラジオっぽくなくちょっとマイナス。
あと、テンポ考えるとしょうがないのかも知れないが、
もう少し、地の文の描写が欲しかった。
その内ラジオ神尾さん家が始まる、
そんなふうに考えていた時期が俺にもありました(AAry
>>391 乙。確かにネタは面白そうだなw
、--‐冖'⌒ ̄ ̄`ー-、
/⌒` 三ミヽー-ヘ,_
__,{ ;;,, ミミ i ´Z,
ゝ ''〃//,,, ,,..`ミミ、_ノリ}j; f彡
_) 〃///, ,;彡'rffッ、ィ彡'ノ从iノ彡
>';;,, ノ丿川j !川|; :.`7ラ公 '>了
_く彡川f゙ノ'ノノ ノ_ノノノイシノ| }.: '〈八ミ、、;.)
ヽ.:.:.:.:.:.;=、彡/‐-ニ''_ー<、{_,ノ -一ヾ`~;.;.;)
く .:.:.:.:.:!ハ.Yイ ぇ'无テ,`ヽ}}}ィt于 `|ィ"~
):.:.:.:.:|.Y }: :! `二´/' ; |丶ニ ノノ 逆に考えるんだ
) :.: ト、リ: :!ヾ:、 丶 ; | ゙ イ:}
{ .:.: l {: : } ` ,.__(__,} /ノ 「再アニメ化を機に、水瀬さん家が復活する」と
ヽ ! `'゙! ,.,,.`三'゙、,_ /´
,/´{ ミ l /゙,:-…-〜、 ) | 考えるんだ
,r{ \ ミ \ `' '≡≡' " ノ
__ノ ヽ \ ヽ\ 彡 ,イ_
\ \ ヽ 丶. ノ!|ヽ`ヽ、
\ \ヽ `¨¨¨¨´/ |l ト、 `'ー-、__
\ `'ー-、 // /:.:.} `'ー、_
`、\ /⌒ヽ /!:.:.|
ラジオか…
確かに復活して欲しいな。
久瀬とかも好きだったわ。
ここ、18禁はNGですか?
>>394 21禁板でそんなことあると思うか?
それにちゃんとスレを見ようぜ
そろそろ流すか
7
8
↓ということで次の指定どうぞ
流した者だけど踏んでみる
400じゃないが読んだのでレビュー
クソワラタwww
確かに二つとも一発ネタ。
けど此処まで破壊力あるのは久しぶりに見た。
上の方は手間掛けすぎw
ソース見て二度爆笑www
下の方は一瞬アレ?ってぽかーんとしてやっと意味に気付いて爆笑。
腹筋捩れそうになったw
難点言うなら上の方はもっと詳しい解説が欲しくて、
下の方は後書きを別ページにして欲しかった。
402 :
400:2006/06/05(月) 23:29:10 ID:kf8hKu3o0
見てみたが、正直、薄い失笑しか浮かばなかった。
上のほうのSSは『パタリロ!』を知ってると笑える
確か四巻くらいでパタリロが中国人と話すときに、作者である魔夜峰央氏が使ったネタ
下のほうはノーコメントw
確かに下のはコメントしようもないしレビューもしようがないな。
俺も
>>401と同じで初めは「へ?」と言う感じだったが意味がわかって笑った口だ。
上のは……何と言うか読めん。
雰囲気だけで笑える気もしないでもないが。
>>404 漫画だとわらえるが、SSだとイマイチだな、ルビを効かせるとかなんか演出に凝って欲しかった。
>>407 真琴の話が蛇足といえば蛇足だったかもしれないと思った。
香里もそうだけどやはり「サブヒロイン」である以上、メインヒロインとの兼ね合いが難しいのかも試練ね。
美汐にしろ香里にしろ、祐一よりも真琴なり栞なりとの繋がりの方が大きいと思うし。
でも、構成や文章力は確かに上手いね。その辺は良作だと評価出来る。
↓指定よろしく
下の二つは、本文がどこにあるのかわからなかった。
文字が小さすぎ。
スタイルを変えたらおもしろかったかも。
410 :
409:2006/06/06(火) 17:08:13 ID:n8qXap8W0
411 :
409:2006/06/06(火) 17:11:50 ID:n8qXap8W0
>>409 >>399の指定した『彼女は〜〜(タイトル長いw)』のコメントね。
↓じゃあ、感想よろしく
上のほうは名雪ほのぼのといってもいい感じのSSで
タイトルが最後に絡んでくるので、作者的にはここが一番書きたかったんだろうと思われる
しかし、そこに至るまでの過程がやや冗長すぎる感じがする
まず、祐一の馬子にも衣装という発言に怒る名雪
付き合い始めてから日の浅いカップルならありがちな台詞回しだと思うが
二人の関係は祐一がまだ舞台となる街に住んでいたころ
要するに十何年も前からはじまっているわけだ(いとこだし)
当然名雪は祐一の性格なんてお見通しというわけで、こういうときに祐一の意地悪は照れ隠しだってわかると思うんだよな
北川と香里も出てくるが、出てくるだけで存在理由がわからない
むしろ描写を二人に絞り込んだほうがいいように思える
全体として悪いSSではないと思うが、良いSSというわけでもない
ある意味無難な出来といえるだろう
下のほうはネタバレするがいきなり辻斬りをする舞という、出だしのインパクトがすごい
名雪は斬られるわ、祐一は剣持って戦うわで、中篇らしい内容の濃さがある
その上で舞シナリオを一刀両断にしているのがすごい
ただ、ラストがやや抽象的に感じるのが残念
名雪斬られ損かと思ってしまうくらいw
まあ、こんなところで
>>412 レビュー乙。
短編『りんご飴』
駄目だ。甘ったるい通り越してウザい。
他人の惚気を延々と聞かされるってこんな感じなんだろうなあ。
しかし、昨日は深夜帯発言なしか。
ちょっと寂しいな。
>>412 乙です。
>中編『硝子の剣』
ある意味、舞シナリオの再構成と言えるのかもしれん。
祐一-舞-佐祐理さんの日常パートが終盤までほとんど無く
「いきなり襲ってきた赤の他人」状態から始まるのが新鮮だった。
ただ佐祐理さんの存在感が十分あったのと、後半の祐一VS舞のくだりは良かった。
再構成物はほとんど解決しないから、日常パートを削ったのも正解なのかもしれん。
まあ、名雪は斬られ損だというのは同意。
あそこはむしろ祐一が斬られれば良かった気がする。舞が魔物と戦うハメになったのは祐一のせいでもあるし。
>>414 誤・再構成物はほとんど解決しないから
正・再構成物はほとんど完結しないから
でも再構成物って長くなりがちだからね。ゲームの内容を書き直す訳だし。
生半可な覚悟では完結出来ない。丸写しではつまらない。
そう考えれば、再構成物としては正しいタイプのSSなのかもしれん。
再構成モノといえば上のほう
>>202があったな
あれは原作シナリオ丸写しにしたようなもんだったが
あとがき見てみると、作者的にはアニメ化を前提としたシナリオ再構成のつもりらしい
SSとしてみると冗長すぎるが、そういう観点からすると無難にまとめたってところだろう
それにしても、レビューの内容とあとがきの内容がかぶってたのには笑った
ALLエンドという前提そのものが間違ってるのかもしれぬな。
どっちにしろ作者の贔屓キャラは決まってるんだろうし
それなら誰か一人に絞って書いた方が、分量も少なくなるしテーマもわかりやすくなるだろう。
ksk
↓指定よろしくです
版権的にやばそうだなあとは思ってたが、一応そろそろパス宣言しておくか。
次の人再指定よろしく。
今回もパスの悪寒がするので踏み。
今までの食いつき傾向見てると、ここで読み手の需要があるのはKANONくらいな気がするけど、気のせいだろうか。
423 :
名無しさんだよもん:2006/06/09(金) 20:56:00 ID:2ES5YKyy0
ONESS「花束と共に」
ONE独特の「えいえんの世界」の存在も上手く絡めてて、5年後の物語でもONEの名前を借りただけのドラマという感じはしない。
瑞佳の死をきっかけに、新しい絆の構築へと向かう三人の行動や感情がよく描かれていた。
何より想定外の成長遂げてる繭が笑える。
こういう七瀬と繭のコンビもありだな。かなり好き。
ただ前半は説明的で非常にたるい。
書き方次第で読者を引き付けられると思うし、引き込みには失敗してる作品だと思う。
総合的には、ある程度見せ場のあるSSと言ったところ。
それとメモ帳にコピペして読んだが、前半は何ゆえ全文センタリングなのだろうか。
>>422 Kanonだったら原作知らなくても、キャラ名だけ知ってればなんとかなる
基本的に祐一が最強で、ヒロインは記号化された白痴の集団だからね
他のゲームに比べたら、まだとっつきやすいんだろう
>>422 お疲れ。
Firfoxだと普通に左寄せだったから気付かなかったけど、
全文センタリングとはかなり斬新な試みだなw
内容は悪くないだけに惜しい
Firfox→Firefox
・・・orz
>>426 初心でかわええ奴だな
なにもそこまで落ち込まんでもw
ksk
↓指定よろしくです
んじゃ踏み
>>422 大概の作品やってるが痕とかONEとかは内容忘れてるから
ん〜何と言うか凄い微妙なSS。
あゆエンド付近からの分岐。
ネタバレしちゃうと、祐一の本質が鬼畜(殆ど自覚無し)で
あゆが木から落ちたとき何も出来なかったんじゃなくて、
あゆが死んでいくのを見て興奮して何もしなかったのであゆが復讐するってお話。
まぁそういう感じの話(あゆが何も出来なかった祐一を恨む)ってのはぶっちゃけアリだと思うが
この書き方はどうかなと思った。
どっちかというと再構成モノでするネタじゃないかなと。
あと最後のオチもどうせなら徹底的に祐一鬼畜エンドにするかあゆにだけ救いありにする方が
纏まっていい感じになるような希ガス。
同人ゲーム作ってるからしょうがないのかもしれんがSSというよりテキストって感じの書き方。
・・・などが特に読みにくく感じた。
あと絵補正が無いのだからエロももっと書き込んでくれないと実用性無い様な……(シチュ自体は良い感じなんだが)
>>492 乙
俺がこれ初めて読んだのKanonやったばっかの頃だったから、それなりにショックだった
今見ると黒人にファックされる秋子さんとか逆にちょっと笑ってしまった
実用性って表現を使う432に萌えた。
hosyu
>>429の奴を見た。
うーむ。
確かに全体的に見ると「あゆが何も出来なかった祐一を恨む話」とはなるが、その辺はどうでも良いっぽい。
やっぱり徹底的な鬼畜モノかな。
俺としては
>>432の言うように「あゆだけが幸せになる」ってなったら、それは嫌SSの範疇に入れてたと思う。
例え祐一の本性が鬼畜だとしてもそれを呼び起こすキッカケはあゆだったろうし。
祐一以外の人間に特に酷い事された訳ではない以上、あの結末は因果応報かと。
そういや真琴と美汐が居ないな。この辺も「ALLエンド後前提」なる概念がなかった頃らしい。
原作ではあゆ編で真琴はすぐに消えるし、美汐は影も形もないってのが大きいか。
仮に現在やったら、普通にターゲットにされそうだなとか思った。
佐祐理さんにハアハアしたのは内緒だ。
連投だが、あゆの結末に関しては因果応報だと思う。鬼畜らしいしな。
でも、もう一つの終わり方は無理やり綺麗にまとめてるような気がする。
あそこまでやったのだから、鬼畜のままで締めた方が良かったかもというのは
>>432に同意だな。
まあ、良くも悪くも抜き目的のSSかな。
鬼畜が苦手な人にはオススメ出来ん。
ksk
↓指定よろしく
踏んでみよう。
名雪END後のストーリー鬱風味。
タイトルのすぐ後の2行でネタを割るのはわざとやってるのかな。
面白いとは思う。だけどKANONじゃなくて貴明とこのみでもいいんじゃないかとも思うけど。
仮面な親子や水中花の下りは好きだ。終盤がなんだか肩透かしに終わった気がする。
読んでみた。
ダーク風味だけども、展開は面白いね。
読んでる最中は「秋子さんひどでなし」とか思ってたが、客観的に見れば若さゆえの過ちだし
つーか一番ひとでなしなのは祐一か。名雪END後だし。
なんつーか、この人の書く名雪モノって名雪が幸せになる事が無いんだよな
それでいて本人は名雪好きを公言してる
まったくと一定ほど説得力が無い
エロも書くけど話がワンパターンだから面白みが無いし
なによりキャラに対する愛情がかけらも感じられない
ただ単に、キャラが自分の役割を淡々とこなしていってるだけにも感じる
ダークっていっても話に引き込むストーリーってわけでもないので、盛り上がりもなにも無く終わってしまった感がある
この人が書いた中では結構ふるい部類に入る話なのだが、今現在の作風と比べても進歩も成長も見られない
一時期のパワーがなくなっている分、むしろ落ちているともいえるだろう
しかもサイトのほうじゃ、昔の同人に収録したやつアップするしかしてないしw
ちなみにこれもそのパターン
漏れは同人で読んだw
誰かと思ったら久慈か
439はこうなるの分かってて指定したんじゃないかと思った。
KanonSSの指定と反応の多さを考えれば、U-1スレ住人は比較的多そうだとは思っていた。
>>443 そりゃもう、ネタないでしょkanonじゃw。
いまだにkanonで、名作SSがでてくるほうがありえないよ。
この人に限らず、昔の作家さんは、kanonじゃネタ切れだろうから、
書かないんじゃないの?
新人SS書きは、U−1作家以外には、めぼしいのいないし。
ネタがもうないというのと、最初からネタがワンパターンであることは、違うんじゃないだろうか
↓ 指定ドゾー
踏んだ
451 :
450:2006/06/13(火) 10:58:14 ID:DSMbVjW80
端的に言ってしまえば、面白くなかった。
読んでいて、退屈だった時間が長かった。
とにかく、楽しみどころというか、萌えにしろ、ダークにしろ、泣きにしろ刺激が足りのではと思う。
唯一の見せ場として感じられたのは、ラスト付近の『女の戦い』の場面。
この部分だけ見ればなかなかいい。というかこの部分だけでいいと思う。
他の部分にはなにも感じなかった。
黒い愛佳とタマ姉のガチンコ勝負は、興味深そうなネタではあるので、その辺りが生かせたら良かったのかも。
どうせダーク物を書くなら思い切ってやらないと本当に退屈だと思う。
何で俺は450の汗と涙の結晶であるレビューを見て笑ってしまったのだろうか?
全ては「タマ姉のチンコ勝負」などと読んでしまった俺のおかしい脳のせいだ。
450よ、どうしようもない俺を許してくれ。
それとレビュー乙。
しかしこのスレはカノン以外だと食い付き悪いな
カノンは他以上に知名度が高いからね。正直な話、俺はカノンとエアしか知らん。
>>424の言ってるのも正しいんだろうが、原作の知名度って点ではカノンは最高クラスだと思う。
それも含めてU−1が台頭する理由なんだろうが。
まあ、このスレに限って言えばそうなのかな……
世間ではTo heart2とクラナドぐらいしか葉鍵の新作は見かけないけど、このスレでは人気ないのかな?
一度このスレの住人がどんなSS読みたがっているのか確認したいものだね。
うたわれは数が少ないからなぁ。
アニメ化で増えてくれるとうれしい。
あとはRoutes物とかも少ない。
>>455 このスレには古参が多いのかもしれん。
東鳩2や蔵等は結構新しい作品だから、世間で新作が作られてるが
どうも食指が動かないというか。まあ少なくとも俺はそうだったりするって話。
ksk
↓指定よろしく
踏み
あー…、とりあえず、読んだ。
とにかく、突っ込み所がありすぎる。その辺は後で語るとして、
特に意味もなくヒロイン達といちゃついてる場面が多すぎて、話が冗長になってる。
オリキャラが数人出ているが余りにもキャラが薄い、
カノンキャラも、原作とはかけ離れており、更に前半と後半ではまったく別人。
特に酷いのが北川で、日常部分における彼はゴミのように扱われる。
他のキャラも酷く歪んでおり、とてもカノンとは思えない。
以下、栞の弁当を食べてしまった北川への栞のセリフ
「なにすんのじゃないでしょう! いったいこの虫けら何を考えて生きているのでしょうか?
いくら飢えているからって虫けらが人様のモノに手を出して良いと思っているのでしょうか?
本来なら同じ空間に存在するのもおこがましいのに、あなたは皆様の広大無辺な慈悲によって生かされているのですよ!?
まったく! 分をわきまえなさい! この虫けら! 素数! 脳みそスポンジ!」
しかし、シリアスパートでは祐一の友人としてしっかり協力しており、
格好いい役回りで、とても同一人物に思えない。
要するに、日常パートとシリアスパートの書き分けが全然できていないのだ。
肝心の謎解き部分も弱い、シナリオ上難しくするのは出来なかったのだろうが、
余りにも、ポンポンと出てくる新事実はミステリーとしての展開を完全に投げている。
最後で祐一が「クオド・エラト・デモンストランダム(Q・E・D)証明終了」と、
某漫画の真似をするシーンは、悪いが爆笑した。
一言で言うなら、ミステリーの皮をかぶったUー1作品。
これに尽きる。
どうでもいいけど、素数って貶し言葉なのか?
結局、祐一のすばらしさを演出するためには他のキャラを白痴にするしかないという好例だな
自分の魅力をアピールするために、他の人間の悪口を吹聴するのと一緒
結果として作者自身の人間性の低さを露呈してしまっているんだ
まあ、こんなSSでも発表当時は大絶賛されたんだ
今読み返してみるとキャラの扱いの低さが目立ってしまうが
ギャグを書くといっても、その人の持つ欠点を描写するしか能が無いのが痛いな
北川をサンドバックにすることでしか笑いが取れないってのもね
その一方で香里を祐一にベタぼれにする事で、他よりましな扱いにしてるのがちょっとな
所詮香里好きの書くSSなんてこんなもんなのか、と今更ながらにおもったり
ツッコミあれこれ、ネタバレ注意、
1 死亡報道が早すぎる(完全に誤報じゃん)
2 トリックが余りに陳腐かつ、現実では絶対に不可能(こんなん、今時百円小説でもやらねえよ)
3 犯人が余りにバレバレ、かつ鬼畜過ぎる(「STAND BY ME」みたい)
4 祐一が犯した罪は問われないの?(家宅不法侵入、口封じのレイプ)
5 ヒロインが祐一に従順過ぎ、どんな決意も一言で翻してしまう(感情移入できねえ)
6 最後に犯人事故死(火曜サスペンスか?)
7 祐一も死に掛ける(火サスだ)
8 警察に祐一が疑われ、秋子さん警察にマジギレ(えー)
9 あゆ、真琴の影が薄い(全員物の宿命かね)
10美汐、佐祐理の影が濃い(話の展開上、舞にスポットを当てるべきだと思うのだが)
11北川の扱いが酷すぎ(「行き過ぎたジョークは人を不快にするだけだ」とある作家の一言から引用)
12警察が祐一に捜査状況教えすぎ(一度は重要参考人扱いしてたのに)
13祐一がサポートされすぎで緊張感皆無(ボコボコにされた→実は全く効いていなかった。何者かに襲われた→北川がかばった)
細かな部分ではまだまだあるが、とりあえずこんな感じ。
>>462 素数は1と自分でしか割ることのできない孤独な数字…
貶し言葉ではないと思うなぁ
単にジョジョオタなだけかも。
にしても、ここをU-1SSを公然と叩くための場所にはしないで欲しいものだが。
7、9とかはわざわざ突っ込むほどのことじゃないだろうと思うし。
SSは読んでないけど。
いや、461と464のレビューはよく出来てると思うよ。
すっぱりざくざく斬ってて分かりやすいとこが特に好きだ。
惜しむらくは「U-1」という定義の定かでない表現で締めくくったこと。
たとえ一定の定義があるとしても最後を品のないスラングで飾ったのは良くない。
だが最後にちょっと失言ありってくらいだし466は過剰反応じゃないかな。
どっちかと言うと、内容がU-1スレそのままの463みたいな嘲笑こそ止めて欲しい。
でもU-1スレで暴れてるあの人だろうから言っても聞かないだろうな。ハァ。
まあまあ、まったり行こうじゃないか
…ところで、*8のレスによく書いてあるkskってどういう意味?
↓指定よろしく
じゃあ趣向を変えてONEものでいってみよう
『みさきその後』
tp://www.geocities.co.jp/Playtown-Queen/3715/one_h.htm
471 :
470:2006/06/14(水) 23:58:51 ID:ivE0f93F0
すまん、更新気が付かなかった。
472レビュー頼む。
ちょっと待て。
事故でも踏んだらレビューしないと駄目だろ。
>>472 >【おやくそく】
>・基本的にレビュアーは*0を踏んでもレビューしなくても良いが望むならしても良い。
>レビューしない場合は次に書き込んだものがレビュー。
全体的に制限ゆるいんだしそこだけ厳しくしてもしょうがないと思うよ。
というわけでレビューよろしく。
念のため。
俺はONE未プレイなのでレビューは不可能です。
んじゃ踏み
みさきのその後
エンド後の話かなと思ったが浩平が消えた後の話。
他のキャラやオリキャラ、犬等の小道具の使い方などは上手くて前半は良い感じ。
ただ、中盤(浩平帰還後)はそれまでに比べるとかなりだれてるような気がする。
典型的なプロット打たずに書いたSSが陥るgdgd感。
でも後半の持って行き方は盛り上がりもありかなり良かった。
あと、書き方が読みにくいのと、浩平の帰還のシーンの書き方はかなりマイナス。
森の中の子供たち
う〜ん名前負けしてる感が。
二次創作でこういう描写だらだら続けるのならオリキャラ使うメリットが無いと思うんだが。
その描写も〜た。〜る。と単純描写ばかりで動きがなくカクカクの動画みたい。
銭湯描写もスピード感が無い。
あと、致命的に一行の書き込みが多くて読みにくい。
一般小説(本の縦書き形式)ならこういう方が良いが、webじゃ読みにくい。
>>476 レビュー乙。
二つともやってのける精神力に感心した。
ONEもうたわれも読める人だというのにもっと感動した。
こういう人もまだいるんだなあ。
>>476 レビュー乙です。
↓指定お願いします。
>>479 釣り臭いので却下。U-1スレの流れを持ち込まないで頂きたい。
309の流れを知った上でわざわざ貼る理由が分からん。
↓何事もなかったように再指定どうぞ。
>>479 釣りくさいと上で言われているがあえて踏んでみるテスト。
暇だったのと案外短かったので両方読んでみた。
あー、とりあえず18禁なんだが微妙に趣味の別れるところだろうな、と。
とりあえずそっち系統の趣味のある人なら萌えられるんじゃないかと思う。
「名雪〜」の方は名雪一人称だが「夜の〜」の方はあかりと浩之の視点が混ざって少々読みにくい。もう少し上手いやり方はなかったのか、と思わないでもない。
18禁だから、と言う点であえてこの評価を対象に入れてみる。
使えるか使えないか。
やっぱりそれ系が好きな人なら使えるんじゃないかと。そうでない人には無理だろう。
まー、総合的に言えば「聖水スレ」の住人なら大丈夫だろうってところかな。
しかし、何げに”それ”率が高い……というか、もしかしたら”それ”ばっかり?
これは作者の趣味……なのかなぁ?
再指定するならどうぞ〜↓
>>479 さすがにU-1じゃなかったが、どうも退屈な感じは否めない。
どちらも、ただ漫然とストーリーが流れていって、行為に入って、いたして、終わって二人は結ばれました、
めでたしめでたし…だけ。
Kanon、 To Heartだけでなく、痕、ときメモ、果てはDQまであった。
いっそのことU-1でなく、こっち方面ばかり書いてみるというのはどうだろうか?
>>481 作者の趣味は”それ”ばっかりです。
詳細は酋長スレで(誘導しません)
>>479 何故か見れなかった。今のサイトでは置いてなかったのかな。
まあU−1ってのは、作品よりも作者の方が問d(ry
>・以前レビューされたSSの再指定もアリだが、ある程度間隔を空けて。
> この時*0は「ダウト」と宣言することで別のSSを再指定できる。
とあるね。だから
>>480は再指定の権利があった。
ただこの場合、
>>480が自分で再指定のSSを指定しなかったのが問題だったんだろう。
まあ再指定の前例が、このスレではなかった訳だが。
それはおなじSSの再指定が前提なんじゃないのか?
ksk
↓指定よろ
>>487 テンプレには別のSSを再指定云々があった。
>>480が「釣り臭いので却下」と言ったら、出来れば
>>480が別のSSを再指定して欲しかったなって思った。
そうすれば
>>481が踏んで、何か変な空気にならなくても済んだのかもしれんって事。
いやこのスレでは前例がなかったから
>>480も分からなかったんだろうし、この場合は仕方なかったんだろうけど。
↓何事もなく指定よろしく
踏もう
492 :
491:2006/06/16(金) 17:38:04 ID:G+Nbvkzq0
うん、ところどころ笑えて面白かったよ。
文章はいわゆるSS形式だけど、肩肘張った硬質な文体よりも、
むしろこっちのほうが(SSらしい、ほのぼのとした作品においては)気軽に読めていいかもしれない。
ただランサーの扱いが、ちょっと……。少なくとも笑えなかった。それが残念。
単に僕がランサーのファンなだけかもしれないけど。
fateの二次創作では、ランサーっていつもこんな役回りなんだよね……(泣)
493 :
481:2006/06/16(金) 17:46:52 ID:f9IkFKCK0
むむ、何か変な空気にしてしまったみたいで申し訳ない。
釣り臭いとか言われていたけど、俺的にはそんなことは結構どうでもいい話なんだわ。
中身を見てレビュー出来そうな奴ならするし、出来そうにもない、やったことないゲームのならパスするし。
U−1ものなら問答無用で叩くという真似もしない。
あくまで読んでみて、がスタンスだし。
このSSの作者だから他のSSもダメだってことはないんじゃないかと思う。
ダメな奴もあればいい奴だって中にはあるだろうし。
そう思うんだけど、やっぱりダメかねぇ?
>>492 レビュー乙です。
>>481 一部の連中に確かに過剰反応しすぎてる面もあったね。
まあ君の言い分は間違ってないと思うよ。
作者の精神年齢と作品の出来は確かに比例するんだろうが、作者が電波でも良作を書くのは居るだろう。
ツマラン上に成長しようとしないからU−1スレとかでも紹介されるんだろうしね。
このスレだって
>>20氏の「誓い−交わした約束−」レビューがなければ、ここまで伸びてなかっただろうし
公平な視点って方が大切だと思う。それで面白いかつまらないかは人それぞれだろうし。
作者で判断するのはここではあってはならない。
だけど粘着の祭り目的には乗せられて欲しくない。
難しいよね。
俺は479と483は同一人物じゃないかと思ってる。
496 :
495:2006/06/16(金) 20:40:24 ID:hPXQmlRK0
連投失礼。
481の姿勢はレビュアーとして立派だし、これからも活躍して欲しいです。
水注す様なこと言ってごめん。
497 :
483:2006/06/16(金) 20:43:42 ID:omBoLVjy0
>495
479ではありません。ただの酋長スレの住人です。
色んな最低系スレで酋長のカミングアウトヲチされてるのと被ってるからな、紹介が。
怪しい事この上ない気もする。
まぁこれ以上続けてもしゃーないし空気変えて指定ドゾー↓
んじゃ踏み
かのんSSでも、やっぱりまいがすき
祐一が舞から電話を受けた時、駆けつける
すなわち、舞がまいとして成長するifネタを使った再構成モノ。
正直レベル高く、面白かった。
文章は少し癖がある。
祐一一人称で地の文で突っ込みとか入る様な書き方(ラノベでいうハルヒやさよならトロイメライみたいな感じ?)だが
お世辞にも緻密に書き込んでるとは言えないが、テンポは凄くレベル高い。
芸という域の漫才みたくボケとツッコミのスピードがある。
()を使っての状況説明など、普通使うとマイナスにしかならない様な事も上手く使ってる。
ギャグもなかなか笑える、特に世界の本塁打王とかは笑った。
そして、なによりまいを初めとしたキャラの作り方が秀逸。
痒いところに手が届くといった感じ。
Kanon本編のイベントを使いつつアレンジしながら悉くツボを抑えてる辺りも凄いと思った。
ただ、難点も幾つか
上で挙げた癖の強い一人称や()の使った書き方も人によってはマイナスだと思うが、
キャラの改変の仕方はどうかと思う。
確かにキャラの作り方は上手いんだが、その改変の幅をKanonとしてはどうかと。(主題である舞はもちろん除くが)
佐祐理さんは味出してギリで許せるが一弥や久瀬といった半オリキャラはどうだろうかと。
個人的にはまいとして成長した事を主題とするなら他のキャラは改変せず、
まいと祐一が協力して、例えば一弥を亡くした闇を抱えたままの佐祐理さんを助けたり、
また、他のルートを通るといった方向にした方がよかったのではと思う。
あと中盤以降は正直勢いだけでストーリーが進んでいない(進んでいてもダラダラ)ような気がする。
この先どう纏めるかも気になるし完結後又レビューしたいとも思った。
IFものとしては高いレベルだとは思うが、どうにも読んでて冗長感がぬぐえないし
イベント消化もどこと無くご都合主義に感じてしまった
ただ、一弥が生きてるんなら佐祐理はあの学校に来るはずが無いので
舞と親友になる理由に乏しいと思う
また、舞は特に問題児というわけでもないので、生徒会との絡みも無駄に見える
なんつーかKanonのヒロインとかサブキャラは、なんらかの形で心に闇を抱えている
原作のほうだと祐一は名雪のアシストを受けて解決していくんだが、この話にはそれが無い
結果的に散発的に面白い部分があって、後はダラダラと間をつないでいるって感じが強かった
まあ、この先どうなるかが楽しみではあるな
完結してないから、こんなレビューしか出来ん
>目指せ脱食わず嫌い。
流れとは関係ないが、不意にこの一語が空しく目に飛び込んできた。
流れを読まないが「原作未プレイだけどレビューしてみる」ってのはどうなのかな。
やっぱり控えた方が良いのかな
控えている人がほとんどっぽいね。
未プレイの人にはどう映るのかってのは興味深いけど
イレギュラーな部類になるから踏まずにレビューだけするのが無難だと思う。
>>500 乙
更新楽しみにしてるんだけど作者やる気無さそうなんだよな。
なんとか完結までこぎつけてほしい・・・
507 :
481:2006/06/17(土) 05:50:08 ID:izqXDnTi0
>>494>>496 おまいらの優しさに涙が出てきたよ、俺。
これからも出来る限り公平な立場でレビューしていくわ。
>>505 基本的に二次創作ってものは人物関係の解説すっ飛ばしても読む奴にはわかる、と言う前提で成り立つような気がすると俺は思ってる。
つまりはわざわざ読みに来ているんだから原作やっているだろってことで。
まぁ、人物の相関図とかは前情報とかアンソロとかでもわかるのはわかるんだが、細かい口調とかそう言う特徴めいたものは原作やってないとわからんだろう。
そう言う観点に立ってみると、キャラAとキャラBの関係は何?とかちょっと読んだだけじゃわからんこともあるだろう。
だから俺はやったことのないゲームは基本的にパスしてる。
まぁ、そうなるとレビュー出来るものが物凄く限られてくるんだけどな〜orz
>>501>>502 レビュー乙!
508 :
505:2006/06/17(土) 09:14:10 ID:MvlH5N8W0
>>506-507 確かに口調とか細かいシーンなんかにこだわってるかどうかは
原作をやらないとわからないね。ここは細かいようで結構重要だ。
↓指定よろしくです
踏み
>>507 レビューをするという前提で構えているから、そう考えてしまうんだろうな
>>509 国崎母が「翼を持った女の子」に出会う、AIRビフォアストーリー。
似たようなジャンルを上げるなら、美汐と妖狐の出会いと別れを書いた話、てところか。
既に起こってしまった、もう決まっている悲劇って意味ではSUMMER編に通じるものがある。
観鈴と似てるけれど、どこか違う雰囲気のヒロイン。
そしてその少女に恋する少年って要素がいいアクセントになってる。
文章もAIRっぽくは無いんだけど、物悲しい雰囲気が漂ってて良。
書いてる人のAIRに対する想いが伝わってくる、いい話だった。
余談
国崎母の名前が某心に風が吹いてる人…じゃなくて、某妹さんを連想した上に作品つながりで青い人を連想してしまった俺月厨。
>国崎母の名前が某心に風が吹いてる人…じゃなくて、某妹さんを連想した上に作品つながりで青い人を連想してしまった俺月厨。
俺も即あの人連想した。
514 :
507:2006/06/18(日) 05:20:55 ID:dFXvnj8O0
>>511 ここで指定されたものを読む時に限るけどね。
普段どこぞのSSリンクとかで見つけたものとかはそこまで考えずに読んでるよ。
正直言って一度止まると書き込む事が無いwww
多分俺以外にもROMしてそう思ってるやつがいると思う。
という訳でレビュー
でんぱのさくら
う〜ん凄く微妙なSS
書き方は無茶苦茶平易。
序盤のええええーとかの部分や地の文は、ホント一人称で起こった事並べてるような感じ。
ただ、その平易さが後半、特に最後の方で独特の透明な雰囲気を出してる。
ぶっちゃけこれを狙ってやってるのか、
ただ簡単に書いたものがたまたまそういう感じになったのか激しく疑問。
一度止まってしまうと指定されたSSをレビューしたり、
レビューに突っ込みいれるのも今更な感じになってしまうしな。
>>515 シリアスメインの人がギャグやろうとしたのに
気付いたらシリアスになってしまったような話の展開だと思った。
後半の独特な雰囲気が作者本来の持ち味な気がする。
夢落ち部分がどこからはじまってるのかわかりにくくて少し混乱した。
>>515 >>516や
>>517の言うように、後半の雰囲気は良いと思った。
狙ってかどうかは知らんがその辺は評価しても良いと思う。
↓指定よろしく。
踏み
521じゃないがレビュー
東鳩SS「あかりの憂鬱」
あかりが妊娠したので結婚。
で、生まれた子供がその他のヒロイン達というSS。
とりあえず本編
あかりと恋人になるルート通って、子供にヒロインの名前付けるとかおかしいとかの突っ込みは
流石にネタの大本壊す事になるのでしないが、
後書きで言い訳するぐらいなら各ヒロイン区別できるようになってからこういうネタを扱うべきでは?と思う。
あと、地の文でSSの設定上〜とかってどう考えてもテンポ悪くなるタブーだし激しく萎える。
話の展開の仕方も唐突杉。
特にWとXは。
番外編
上の本編を受けた上で4fは置いといて
4cと4g、4hはダメだろ。
なんていうかダラダラ文章流してるだけ。
逆に4jとか4iなんかは一本とおすものがあって良い感じに纏まってる。
全体的にホームドラマ的な雰囲気は出せているし、
そういうのに「家族」と言った暖かいネタを扱ってるが
これは東鳩のSSと呼べるのだろうか?
>>521 期待してる。
>>522 レビュー乙。
「本編キャラの第二世代なオリキャラ」というのは難しい題材だよな。
まあ「子供が他のヒロイン(に近いキャラ)」というのは、キャラ造形の説明を省けるメリットがあると思う。
ただ書き分けに関しては、俺も不満だな。
KANON辺りの「オールエンド」とやらもそうだけど、キャラが多くなると必然的に難易度が上がる。
それは死にキャラがどうしても出やすくなるし、書き分けも難しくなる。
だからこそ、普通のギャルゲーは一人ずつしか攻略出来ない。
それは構造的な問題だからな。仕方ない。
連投だが、番外編はほとんどが「三次創作」だからな。
好きな奴にとっては好きなんだろう。一種の「祭り」っていうか、そんな感じ。
ただ、オリジナル設定が前面に出てくる中「これは○○(原作品)の二次創作なのか?」という疑問が出て当然だろう。
「東鳩のSS」ではない。それを割り切ってどう思うかだろうね。
定期的に止まるな。
なのでちょっとROMってる人に提案してみる。
*9だけでなくて指定キリバンをもう一つ増やしてみるのはどうだろうか。
レビューといっても大体1、2レスで終わる。
もう一つ、指定キリバンを増やせば流れもスムーズになるのではないか。
勝手な提案なので、アレならスルーしてください。
俺は525の提案に賛成だが…
他の人はどう思うかな?
>>525 そのままそれを適用するのは問題あり。
踏めない(踏みたくない)指定が来ると止まるので、指定番号の次に誰も書き込まなくなるリスクが増える。
それに五回に一回くらいは雑談で消費しちゃうしね。
やはり10レススペースがある方が安心できる。
だけど間に指定を挟むのは賛成。
ここは、敢えて正規指定するほどでもないSSの紹介でもしてはどうだろうか?
具体的には過去のこんぺSSとか。
そういうのを「これってどう?」くらいに出して、強制力のない準指定にする。
既に感想もたくさん出てるものだし、スルーしても他のSSほどには差し障りないはずだ。
ついでに言うと
>>407みたいなのもある。
ここのところSS読んでないし、時間あったら後で続きやってみるかな。
Kanon以外は反応悪いってなると、そら住人減って止まりもするわな。
つか、正規指定するほどでもないSSとかいうのはよくわからんなぁ。
今まで紹介されたものが、全部素晴らしい物でしたよ、ってわけじゃねーし。
まぁそんな雑談しつつ指定どうぞ。
最初からKanon以外反応悪かったから住人減るって言い方はどうかな?
踏み
まぁ事実だとは思う
読了。レビュー。
あゆエンド後の名雪の話。
誰かを選ぶと、選ばれない者が居るという事。
特にゲーム開始後に出会うのでなく、
過去に繋がりがあって思いを抱えてるようなヒロインが居るゲームでは。
大学進学を機にあゆと一緒にあの街から離れた祐一が
結婚するというので会いに行き、名雪が自分の思いを乗り越えていくというお話。
普通〜た。の連続って単調になるし下手くそに見えるんだが、
名雪の心情を表した情景描写が挟まれる事と、上手いところで倒置法を使うので
心に隠れる鬱屈した雰囲気が醸し出される書き方になってる。
ただ、星とかの例えの部分は前半にもう少し伏線張ったりした方がよかったと思う。
祐一が昔抱えた思いを雪に例えてそこからつなげることも含めて。
あと、最後の祐一との会話はもう少し、「間」という物を取って
(それこそ原作のあゆの「最後のお願いです」や名雪との駅前でのシーンみたいに)
あゆへの思いへ繋げた方がいいと思った。
面白いかどうかはともかく全体的にレベルの高いSSらしいSSだった。
確かに全体的な文章力のレベルは高いと思う。
ただ、アニメ版見た後だと話が冗長すぎて読むのが辛い。
原作プレイした後だと、名雪が天使の人形の修復をしているあたりで、自分の祐一への想いをあゆに託してんじゃないかと思うと
なんとなくこの話の名雪が祐一に対していつまでもドロドロとして、鬱屈した気分を抱いているみたいに見えてしまう。
ラストの部分がまんまアニメ版のノリだったので、いまいち感がぬぐえなかったのが痛い。
実際、真琴エンド後でこれと似たような名雪ものを読んだ事があるので、名雪の心情面について特に目新しいという印象はなかった。
かなり前のSSを並べて目新しいかどうかってのもよく分からん話と思うが・・・・
>>533 レビュー乙
>>533 レビュー乙。
良くも悪くも「面白い」というより「上手い」という印象を持った。文章力のレベルは高い。
SSらしいSSって言えばそうだね。シナリオ補完の意味合いが強いし。
ただ名雪の未練云々は前から色々あるからね。アニメ版でもやってたし。
まあ良くも悪くも「上手い」とは思った。
ksk
↓指定よろしく
539 :
名無しさんだよもん:2006/06/23(金) 06:25:08 ID:cUFbkz1H0
それはSSじゃなく、素直にDNMLで見たほうがいいと思う。
540に同意だが、PCのAIR持ってなかったらSSで見るしかない。
名作であることは保証するので、未読の人はこの機会に是非。
↓踏みどうぞ
>>539 DMMLじゃなくてSSで読んでみた。
ネタバレ注意。
往人が孕ませた観鈴の遺児なオリキャラ・観雪だが、ちゃんとキャラ立ちしていたと思う。往人や晴子との関係も含めて。
正直な話、最後が「俺達の戦いはこれからだ!」なノリだと思った。
ネタバレしてしまうと「俺達の空の少女を救う旅はこれからだ!」で終わってるし。
プロット通りなんだろうが、終わり方がジャンプの打ち切りに見える。
別れたと思ったはずの晴子もついてきて、最後旅に出る訳だから。
見終るまで、序盤に登場した「しの(さいか?)」が空の少女だと思ってたからかな。
だから観雪が友人でもあるしのを助けて終わりなのかな、と思ってたのは内緒だ。
良くも悪くもギャルゲーのシナリオだと思う。
背景やBGM、効果音などがあるDNMLで見たら印象が変わるかもしれん。
逆にSSとしては、そういった物の恩恵を得られないから地の文章で勝負しなければいけないし。
まあ良い意味で家族関係は表現されてたと思う。
SSでもまあまあ良かった。
連投だが、家族関係は巧かったな。
観鈴を孕ませて、結果的に逃げてった往人。
そんな往人を晴子が恨むのも当然だと思うし、その辺は巧かったと思う。
つーか、ぶっちゃけクラナド。
そのSSの方がクラナド発売より先なはずだけど。
Folklore知ってればクラナドやる必要はないって意見をクラナド発売直後に聞いたことがあるな。
クラナドやってないから本当かどうかは知らない。
545 :
539:2006/06/23(金) 17:06:51 ID:cUFbkz1H0
>542-543
レビューありがとうざいます。
自分が読んだAirのSSでは、最も印象的なものだったので挙げてみました。
以下ネタばれ↓
これを読んだときには、まだ蔵等のことを知らなかったので、
「ヒロインの忘れ形見と、父親である主人公の邂逅」という筋そのものが非常に新鮮に感じた。
ある意味、蔵の先駆けと言ってもよい作品だと思う。
(作者のHPの日記によれば、後に発売された蔵の汐の存在を知って、作者自身もかなり複雑な心境だったらしい…)
あと、聖の患者の名前が「前田(まえだ)」と「鈴本(すずもと)」になっていたのにもニヤリとしてしまったんだよね。
こういったさりげない小ネタの使い方も、なかなかうまいな、と感じさせられた。
>>539 今更だが俺も読んだよ。
もっと優れていると感じたのは、安定感。
この手の感動ものにしては押し付けがましいとあまり感じなかったし、読みやすかった。
ヒロインも。オリジナルなのに違和感無かったと思うよ。
それでいて、部分部分でしんみりとさせられた。
一番の欠点は542が指摘したのと同じ投げっぱなし感。
これからどうやって目的を果たすのかとか、まるで当てが無いように思うのだが。
あと、人形が二つあることとか、そらと往人の2重性とかはどうなったんだろ? と思った。
ひょっとして続きでもあるの?
あと今更だけど、ネットのSSとビジュアルノベルゲームでは全然別物なんだよね。
ゲームだと背景やBGMが使えるが、ネットのSSでは殆ど効果をなさない。
「AIR」が名作たりえるのは、「鳥の詩」や「青空」が効果的に作用したのが大きかっただろうしね。
まあ、これはDNML使って、ゲームで読むべきなんだろうから特に問題はないと思うけども。
ksk
↓指定よろしく
踏むよ
久瀬SS……かな? 前二つは完璧久瀬SSだけど、後二つはそうともいえないというか、最後は久瀬の話じゃないんで。
『平行線』は原作の補完的な意味合いの強い作品。
『昨日の敵は今日も敵』は平行線のその後というか、久瀬と舞達の和解がメイン。
『誰が為に票は舞う』は久瀬の後釜である新生徒会長を選出する話。
『夜と誓いと祝福と』が前までの作品と違って舞の五年後を描いた話。
ちょっとこの話だけ何だか他三つとかなりズレてる作品だから、これだけは連作じゃなく別のSSとして見た方がいいかな。
この話の久瀬は中々良い奴。
原作での久瀬の行動を説明してるんだが、その解釈が中々面白い。
『久瀬は実は悪い人間ではなかった』という解釈は至る所でされてるが、
久瀬の目から舞がどう映って、客観的にどう行動したかをキッチリ説明してるのが好印象。
平行線の久瀬と祐一の間の距離は個人的に好きだな。
友人とは口が裂けても言えないが、敵と言うのも適当ではない……。
これ読むと、原作でももうちょっと久瀬の立ち位置を説明して欲しかったなと思う。
それからこの作者、キャラクターの描写が中々上手い。
原作での口癖(例『うぐぅ』『あう〜』『えう〜』)を一切言わせず、
身体的な特徴(例『羽リュックを背負っている』『青い髪の三つ編み』『年増貧乳偽善者』)も地の分で説明せず、
キャラの動作とか性格付けだけでうまくキャラを表現してる。
名前が出てくる前から、少しの会話だけで『ああ、コイツはアイツだな』って思えるぐらいに上手い。
これはしっかりキャラを見てないと出来ないことだなあと感心したな。
話の構成も概ね良いとおもう。
最初の二つは久瀬と祐一達の和解を描いた作品で、
三つ目はそれを踏まえたうえでの選挙戦を主題にした作品と、ストーリーの組み立てがしっかりしてる。
ただ、やはり最後の話だけはあまり連作にする意味はないと感じるかな。
独立したSSとしてなら評価できるけど、連作として読むとどうしても浮いてる。
内容はいいだけに、その点だけは本当に惜しい。別にして良いと思うんだけどなあ……。
選挙戦についてだけど、かなり読ませる。
こっちが期待した展開をそのまま書いてくれてる感があって、続きがかなり気になる作品。
描写の一つ一つが丁寧で、すんなり読むことが出来、そして面白いんだけど、
悲しいけどこれ、未完なのよね。一年以上更新してないみたいだし……。
久しぶりに面白いSSを見たと言う感じ。
まだまだ、出てくるもんだねぇ。
うん。普通に読んでて面白かった。
久瀬という脇役キャラの肉付けが良いな。
祐一を貶める訳でもなくて、久瀬のキャラ付けがしっかりなされてる。
そういうのって難しいからね。読んでて面白かったし。
ksk
ksk
↓指定よろしく
んじゃ踏み
うはー、長かったが読了
変則的な舞エンド後のミステリモノと言った所。
とりあえず全体を通して最初の注意書き要らない。
全体的に頑張ってるがやっぱり矛盾点もある。(しゃーない点だが)
あと、かのん全人物登城させようとしてかなりオリ要素、改変があるがそこはかなり個人差が分かれると思う。
第一部
注意書きみたいなのと登場人物の突っ込みで萎えそうになった。
あと、全体的に薄い。ミステリ部分もまぁありきたり。(前半だけで予想付く奴も居るだろ)
ただ、会話文のテンポは中々良かった(これが中盤の成長に続いていくのかな?)
第二部
とりあえず見取り図作ってくれるのはかなりプラスだが、ページ消えてるよw
問題編三話まではかなり好感。
スピード感、緊張感共になかなかあって良かったが、それ以降が問題。
同一人物が書いたのか?と思うほどレベルがダウンしてるような気がする。
解答編の分け方も微妙。伏線の収束と言う点を差し引いて考えてももう少し纏めれるのでは?
あと、登場人物、動機面も含めて心情の描写が……
ミステリ部分は、謎そのものは普通なんだが組み込みすぎて理解がかなりムズイと思う。
第三部
第二部の方が後に書かれたのかな?
でもその割りにはこっちの方がレベル高い。
序盤の事件から発展していき、緊張感、凄惨さが出てくる点はかなり評価↑
登場人物の折り重なりも結構いい感じ。
ただ、問題編が少し冗長。展開急になるのは書き方しっかりしていておkだが(まぁ短いかもしれんが)。
あと、解答編のアクション部スピード感があまりない点もちょっと。
それと地の文が今までと比べてかなり良くなったんだが、改行が微妙でちょっと読みにくい。
第四部
かなり独自設定が入っててそれが嫌いなら多分苦痛。
ただ、かなり作品としては高レベル。
伏線の張り方や回収の仕方、登場人物の動きの見せ方などもかなり良い感じ。
ミステリ部分もシンプルだが面白かった。
第五部
第4部最後などの今まで張った未回収の伏線などを生かし……未完結かよorz
推測するに殺人事件を生かしながら、舞ルート後の「あゆ」と言う存在と
祐一にとっての7年前の事を描こうと思ってるみたいなんだが……
4部が面白く、かなり良い引きで5部に入っただけに激しく脱力。
13話までは前の章の勢いそのままに良い感じなんだが、それ以降の3話はダメダメ。
プロットそのまま載せましたみたいな感じ。
完結してからまたレビューしたい、と。
気になったのは全編通してオリキャラの心情面がかなり稚拙かなと思った。
ドロドロした感情や、どうにもならない感情の葛藤などをもう少し前面に押し出して欲しかった。
ただ、着実に上手くなっていくのは読んでいてかなり面白かった。
乙。
最近完結してない作品多いな。
最終更新は2002年か
完結は絶望的だなあ・・・・
レビューの人乙です
乙です
連投ksk
連投ksk
ksk
↓指定よろしく
踏み
読了。
まぁU-1スレでも他ジャンルでも有名な逆行SSありふれた優しさ。
全ヒロインを助けたい。そういう思いから生まれたジャンル。
全ヒロインのバッドエンドを経たルートを通って逆行するお話。
ただ、普通こういう時の逆行モノってのはそのルートの経験を生かして
原作の始まる所まで逆行ってのが普通なんだが、これは、
ある種かなりの力をバッドエンド後に貰って、全てが始まった時まで逆行ってのが少し異質。
文章に関してはかなり優秀だと思う。
やってることはニコポ、ナデポレベルなんだが、それを行動だけの描写じゃないのは素直に評価。
逆行のネタに関しては舞、あゆ、名雪に関してはかなり高得点。
佐祐理に関しては綺麗に纏まってはいるんだが一弥の存在をKanonとしてどう捉えるかな、と。
真琴、美汐に関しては、やっぱ奇跡頼りと同レベル。ただ、美汐説得は青臭いがほろっと来るものはある。
美坂姉妹に関してはな〜。もう典型的な駄目なタイプのご都合主義。
まぁ真琴とこの姉妹助けるために女神の力って感じにしたんだろうが、やっぱ安易杉。
もう少しどうにかできないかなとパラレルワールドやタイムパラドックス云々じゃないが、
祐一が助けるんじゃなくて、祐一が行った行動の副次的な効果として助けるとかもう少し工夫をするべきかな。
あと、このお話16話で終わらせるべきだとも思う。
全員救ってめでたしめでたしで良いと思うんだが何故続けるのか……?
そっちの方が綺麗に纏まって良い作品になると思うんだが。
ALL物にしてはいい方だとは思う。
ただ、やっぱり、ヒロイン達が主人公に救われ、姉妹・友人差し置いても、
好意を露にすると言う展開がなぁ。
心の悩みとか、手助けはできても、最終的に救えるのは自分だけでしょう、
あと、本人がサブヒロイン好きのせいかもしれないが、
やや、ヒロインが精神的に未熟になってる。
こういうのも、引き立て役にしてるみたいでイヤだな。
>>569 読んだ。
どうにも物語に馴染めなかった。
これは俺の個人的な好みだとは思うんだが……
このSSは、全てのキャラの心理状態や、そこに至る経緯まで、親切丁寧に説明してしまうんだ。
そこまでされると、俺は作者に押し付けられたようにしか感じない。
祐一が全ヒロインを助ける展開も少々ご都合的すぎると思った。
ただ、作者の真摯な愛情は見えるせいか、不快ではなかったけど。
逆行&ALLエンド物としては良作だと思う。
余計な事も書いてるのは否めないが、作者の文章力は非常に高い。
「ご都合主義」という面も、それだけでは問題はない。祐一の万能っぷりの方が問題だと思う。
テーマとして一本「ALLハッピーエンドしたい」というのがちゃんと伝わってくるのは、俺的には好き。
不満点は、祐一が万能すぎる事かな。
確かにバッドエンド後(逆行前)の祐一は、大切なヒロインの不幸を経て、苦しんでいただろうが
ある意味では「ありふれた不幸」とも言える。そこで過剰に持ち上げすぎのような気がしてならない。
能力も万能で、笑顔で魅了するスマイルを標準装備してたり違和感が大きい。
「圧倒的な力を持った責任」みたいなのも一部で見受けられるが、殆ど重視されてない。
所々に「7年後、ハーレムが形成されて苦労しますよー」という事をうかがわせて萎える。
一応「助け終わったら祐一は死ぬ」という制限があったのだから、最後の最後でそれを破るとは言っても
途中で匂わせるのはどうかと思う。
17話以降は…… 最初からそういう展開にする事を決めてたんだろうが蛇足だな。
設定だけを継いだ短編の連作にすれば良かった希ガス。
逆行救済ハッピーエンドという「目標」を達成して、テーマが「最強祐一ハーレム」に摩り替わった
(元々、そのつもりだったのかもしれんが)
大体の「目標」を達成してしまえば、連載ペースも落ちてくのは自然かもしれない。
連投レビュースマソ
↓指定よろしく
踏もうか。
582 :
581:2006/06/28(水) 15:38:40 ID:1ujHgHAx0
583 :
580:2006/06/28(水) 16:04:54 ID:BKiCd4Nf0
読んだ。
長編こんぺ作品ということだけど、内容は長編というより、短編。
起承転結の承あたりで、作品が終わってる。
山場がないから、内容が面白くない。文章も微妙。
短編だと、こういうノリは、ところどころ笑えるかもしれなくて、いいかもしれなけど、
長編で何度も続くと飽きてくる。
おかしいと思う内容も、ずっと続けば、それが当たり前になって、
どれがおかしくて面白いところなのか、分からなくなるって感じ?
あと二回読んだけど、内容がよく分からない。
キャラも作品も電波入ってる。北川も久瀬も佐祐理さんも、こんな奴だっけ?
キャラをある程度壊したり変えるのは、創作として否定しないが、ちょっと違和感がする。
あと何度も読みたいと思わせるような、ストーリーテラーがないから、すぐ投げ出す人がいるかも。
この内容なら100キロもいらないんじゃ? 文章を刈り込んで、もっと構成を分かりやすくして欲しい。
かなり厳しいこと書いてるけど、この辺で。
良スレ発見。
誓い−交わした約束−やありふれた優しさとかまでちゃんとしたレビューしてるのか。
どれも最近こんぺですら見かけないような良いレビュー棚。
空気読むために暫くROMるか。
この人も、二次創作するよりもオリジナル向きなんだけどな
版権キャラをオリ設定で書くより、そのほうが適性があると思うけどな
まあ、この作品はぶっちゃけた話短篇を無理やり長編にしましたって感じだ
書く話のつながりはほとんど皆無だし、全体に一本通った骨格がないので読みにくい
結構、書き暦は長い人だと思うが、短篇がメインで長編は書いた事が無いんじゃないかと思う
>>583 乙
短編の内容を引き伸ばした作品って事だよな。
長編こんぺ作品用に無理やり作り上げた印象がある。
>>586の言ってるように、オリジナル向きの人なんだろうな。
短編なら面白いと思うがダレる。
ksk
↓指定よろしく
久しぶりに踏んでみますか
読了。
まぁ題名どおり多妻ネタのSS。
よくあるはぁれむオールモノだが、
多分それを自覚した上で狙ってやってるタイプ(有名所で言えば型月の水夢とかと同類?)
解ってこういうことをネタとしてやるのが許せるか、ネタでも無理かで結構好き嫌い分かれると思う。
描写は最低限度しかないが、それが軽いテンポとノリを出している。
ネタとあいまって長編というより短編連作みたいなものかな?
30話前後までは各ヒロインに対して焦点を当てていて、一本芯の通ったものがあり結構面白かった。
それ以降から70話前後は軽いネタを使った一コマで複数のキャラの絡まりを書いているが、ちょっと臭いラブコメ。(まぁ好きな人にはたまらんと思うが)
それ以降は正直思いついたネタの垂れ流しで勢いのみと言った印象。
全体的にもう少し方向性をどっちかに決めて書くべきかなとオモタ。
書き手のその時の雰囲気やテンションがそのまま如実に表れたSS。
>>591 マジでお疲れ様です。
流石にこの量を踏むのは勇気がいるなあ。
でも、量は多いけど内容は多くないし厚くもない。
>>591 乙。
100話近い超長編ってのも人を選ぶ内容だよね。みんな言ってるように勇気がいる。
ただ、ギャグやラブコメにするのは正解だろうね。
シリアスでやれば、方向性がどっちつかずになって、まず破綻するだろうし。
ちょっと試しに軽く読んでみたけど、リンクが次の話に張られてないんで読みにくかった。
検索で来た人も居るだろうし、リンク張るのは手間かかるけど重要なんだなって思う。
内容は軽く読めるし、流し読みするならそれなりに面白いと思うよ。
↓指定よろしく。
踏んだぞ
601 :
600:2006/06/30(金) 21:37:17 ID:Ws5p0ZLX0
では、レビュー。
まず、このSSにはサブヒロインとも呼べるオリジナルキャラの存在、郁乃の病気に関する独自設定など、受け入れなければならないオリジナル性がいくつもある。
その点をどう感じるかで、読む人の評価は全く変わってしまうだろう。
また、雄二が主人公で郁乃がヒロインの恋愛物語、という点でも、一般受けするとは言い難い。
とはいえ、東鳩2の同人世界では郁乃との恋愛話をやる時には、いつも”姉とドロドロになりそうでイヤ”とか言い出す奴は出てくるので、貴明を主人公にしない方が安全なのかもしれない。
序盤は少々読み辛かった。
文体は作者独特の物なのか少し気取った言い回しも気に障った。
六章あたり、郁乃と雄二が本格的に恋愛を初めてからはかなり面白く感じてきた。
そのまま退屈することなく最後まで読み終えることが出来た。
これは飽きっぽい俺にしては珍しいことだ。
602 :
600:2006/06/30(金) 21:41:07 ID:Ws5p0ZLX0
(続き)
このSSの長所と欠点について考えてみる。
長所と感じたのは説明の丁寧さ。
俺がオリジナル設定を受け入れられたのも、この点に助けられたものだと思う。
サブヒロインについても、タマ姉との共通点を示すことで、イメージを助けている。
そして、全体的に文章の技術はかなり高いと感じる。
問題は、クライマックスで俺が引いてしまったこと。
「ただ心だけが」というタイトルに掛かってくる、あの部分が重要な部分だと思うんだが。
この部分で失笑してしまった。
二人の心が重なるかのような表現をしたかったのだと思うんだが、なんか変だよ。正直。
郁乃の病気に対する不幸話も、やりすぎに感じてまた引いた。
全体の感想として、難しい点をいくつも抱えながら、よく健闘したSSだったという印象。
考えてみれば、サブキャラ同士の真剣な恋愛物でここまでレベルの高いSSを、俺は思い出すことが出来ない。
それだけに、肝心な所で外してしまったのは残念。
レビュー終わり。
乙
レビュー乙
乙です。
文章はうまいなぁと思うんだけど、この人の作品はいまいち好きになれないな
踏もうと思った時に知らない版権が来たりする。
ままならないものだw
ksk
↓指定よろしく
踏
澪エンド後、手術をして声を取り戻そうとするSS。
ただ、その手術の分が悪く、浩平は悩む事になる。
正直言って、上手いとは思えないがかなり良いSSだと思う。
言い回しなど高レベルではないが、
簡潔な文章で浩平の葛藤、澪の不安を感じる浩平を表している。
起承転結の付け方も、浩平とみさき先輩の言い合い等で急場を作ってかなり良い感じ。
ただ、もう少し手術受ける直前のシーンと最後の成功のシーンは深く描いてほしかったと思う。
あと、SSの主題と纏まり方から考えてβサイドは蛇足かなと思う(こっち路線も嫌いじゃないがハッピーで上手くかけてるから)
読んだ。
浩平が手術の実行を受け入れるまでのくだりは良かった。
いくつかの言葉が心に触れる内容だった。
でも、その後は内容が薄い。
βサイドは……勘弁してほしい。
俺も読んだ。
文章力は正直低いが、台詞回しが良いのであんまり気にならない。
要所要所でもっと細かく書いてもらえると嬉しいと思う場所はあるのが難点ではあるが。
βサイドは判断が難しいな。
「浩平はえいえんの世界から帰ってきたけど、澪は死んだのでまたえいえんの世界へ逝きました」
ってんじゃ後味が余りにも悪すぎる。
ハッピーエンドかどうとかというよりも、パラレルワールドとしても蛇足だと思った。
その点は
>>612と
>>614に同意。
>>615 ※ネタバレ注意
俺は
「手術はある意味成功して声は出るようになったが、脳に重大な障害を引き起こしてしまった。
しかし澪は現在幸せであり、浩平も澪が幸せなら幸せでお互いハッピー」
だと解釈した。同じく俺もβは蛇足かな思った。
>>616 いや、βサイドには続きがある。
右下に「まだ読むまたは、救いが欲しい」ってのがあるから、そこから行ってみ。
続きが書かれてる。ちっとも救いになってないから更に蛇足感あるけど。
ksk
↓指定よろしく
初踏み
どーでもいいけどkskって何の略?
625 :
624:2006/07/03(月) 19:01:59 ID:bZh6zX8Z0
読み終わった。
う〜ん。
文章が少々くどいのとフォントの関係か変なところで改行が入るので少し読みにくい印象を受けた。
かのんで真琴エンド後の祐一×美汐。
このパターンに美汐の「あの子」ネタが絡むのは常套だけどそこに、あゆの問題を更に加えてるのは少々珍しい。
文章のレベルは高いと思う。
「ゆらゆらと揺らめいた幾つもの心は、悲しげに震え、混じり合い、そして溶けていった。」と言った一文や
祐一が押し通すシーン、第4章での真逆の心の対比などは秀逸だった。
オリキャラの伏線の張り方も中々。
ただ、もう少しあの子のネタを掘り下げて欲しかったのと、
美汐の負の感情と正の感情で揺り動くシーンを滑らかにして欲しかった。
あと、最後のシーンははっちゃけすぎかなと。
まぁ全体的に読み応えあるし、
祐一、美汐、名雪といった各キャラの内面―特に綺麗な部分だけじゃなく汚い部分も含めて―が良く表れてるSSだと思う。
>>611 ネタバレになるけど、
βサイドは全てえいえんの世界の幻じゃなかったっけ。
ただ、何故みさおが、わざわざそんな幻を見せたのかが意味不明だが、
浩平がどんな澪でも愛せるか、の試練を与えようとしたか、
辛い幻を見せてアッチ側に引き込もうとしたのか。だとは思うのだが。
>>626 乙彼。読みやすいレビューだったよ。
その作者のSSは野うさぎの方が好きだな。
踏み
631 :
630:2006/07/03(月) 23:53:45 ID:jDobFkaO0
初読の感想をつらつらと書いていってみる。
なんか、英語の直訳文みたいだな。文章がぶつ切りになってる。
視点がよく分からない。最初は老人だったのに、女(?)になってる。
多分、からかわれている。と女(現時点で年齢不明)は思ったが、俺はボケたか祐一爺さん、と思った。
祐一爺さんと女の子が仲良くなっていい感じに。80超えても女の子を攻略とは、やるな。
後半はkanonしてる。ちょっといい感じ。
前半ではどうなるかと思ったが、なかなかよかった。少女と祐一爺さんとのほんのり温かいエピソードという感じで、暗喩が効果的で、後半の雰囲気はいいと思う。
祐一爺さんが街を離れる理由は書かれていないが、書かないほうがいいだろうと思った。
歳をとっても隠者というより、好々爺という感じの軽いキャラで、祐一爺さんが、ちょっと子供っぽいかなと思ったが、示唆するような表現もあって、受け入れられた。
死ぬほど感動! というような作品ではないが、ドきついシーンもないから気軽に読めて、さっきも書いたけどほんのりあたたかい気持ちになれる、いい作品だと思うよ。
>>631 乙。
そのSSは老人口調が狙いすぎって趣旨の指摘が二人から出てるのが印象に残ってるね。
あおき氏の感想も同じ趣旨なんだろうか?
止まりそうなので話題投下してみる
今まで結構な数のSSが挙がったけど、その中でお気に入りとかある?
俺は
>>182とか結構好きなんだけど。
>>369はKANONSSとは言いがたかったけど重厚なファンタジーとして面白かったからな。
その辺が非常に印象に残ったSSだった。
印象に残ったレビューはやはり「誓い−交わした約束−」の人だな。
前評価にとらわれないレビューは感心出来たし、勢いもついた。
↓指定よろしく
踏み
正直、厳しく言うがツマラン。
祐一×名雪、北川×香里の温泉旅行モノ。
まず地の文が致命的にダメ。
○○が××したに準ずる単純描写ばかり。
例えば走って息があがる事を比喩使って表現するとか、
キスシーンをただああいう風に単純に終らせんるんじゃなく、
前後の描写を深くして艶かしさ出すとか、
名雪の寝顔とかを見て、それに心が温かくなる祐一の心情を入れるとかした方がいい。
あと、顔文字使うのは激しく萎える。
そういったものを使わずにどういう風に描写するのが肝だと思うんだが。
起承転結に関しても、祐名と解ってる以上「転」がなくてだらだらした感じを受ける。
これだったらもっと甘甘にしたり、ありきたりだけど何か事件に巻き込まれるとかにした方がいい。
全体的に上手くないSSだと思った。
ただ、短編とかを見るにキャラを生かそうとする姿勢は垣間見えるので、
こんぺ等があった全盛期に、いろんな人に読まれて揉まれたら化けたかもしれんなとは思う。
読んでみた。
「////」のような顔文字だけでなくて
作者がSSに出てきたりなど、全体的にタブーとされる描写があるのが気になった。
テーマは「祐名萌え・北香萌え」をやりたいってのがわかるんだが、それもイマイチ伝わらない。
カノンじゃなくて他のSSでもいいから、もっとハイレベルな人のSS読んだりちゃんとした小説を読むなどして
勉強すれば面白くなる余地はあると思った。
連投だがスレの流れが止まりかねないので、ちょっと思うことがある。
「ほのぼの」の上手い書き方って何だろう。何気に疑問に思った。
スレ住人が思う「面白いぼのぼの」の条件って何だろうか。
そもそもSSではジャンル分けで「シリアス」「ダーク」とか分類される事が多いが
それはそれで問題はないのだろうか。
>>644の質問とはちょっとズレるけど
文章力がなくても、おもしろいSSってあるよな。
ほのぼのとかは雰囲気作りがうまければ、文章力はあまり気にならない
逆に文章力のないダークやシリアスはやっぱり読んでて薄っぺらい
>>644 ジャンル分けは警報機みたいなものじゃないかな。
とくにダークと知らずに読んだ人が精神的被害に会わないように。
読者感情を考えたら必須じゃないかな?
ほのぼのは難しいね……
ただ、下手なほのぼのSSはほぼ例外無く退屈で、読むのが苦痛。
自分は適度にギャグやら入れてくれた方が好きだけど、
それが嫌いな人もいるだろうね。
結局肌に合うか合わないかだと思うが……
それではつまんない結論だね。
理屈よりも、自分が「面白いほのぼのSS」だと思ってるSSを、
各人が挙げてみるのも面白いかもしれないね。
悪質なのはダラダラ書いてしまったジャンル不定のものをとりあえず「ほのぼの」と言っているSSだと思う。
だからほのぼのにはつまらないのが多くなる。
ksk
↓指定よろしく
同意。毒にも薬にもならないSSを「ほのぼの」って言わないで欲しい。
とりあえず後もう少しで読み終わる
踏み
読了。長っ
作者がこういう後書き書いてるし、
紹介者もこういう風に紹介してるから出来るだけネタバレしない方向でレビュー。(バレバレだけどw)
CLANNADの○のアフターモノといったところ。
ちょっとした性格の変化についていけるかがまず関門かなと。
文章に関していうなら、上のほのぼのの議論じゃないけど、
そういった雰囲気を作れる作者かなと思う。
ゆったーりした「日常」といったものを軽快に綴っていると思う。
ただ、一話一話が短いのでネタに飽きてくる可能性もある。
あと中盤以降からCLANNADSSとして読めるかどうかという事も。
ただ、CLANNADをちゃんと自分なりに解釈して、
その上で発展させてる事が個人的には伝わったので自分はそのまま読めた。
だからこそ、この作者は自分の長所、短所が解ってないかなと思う。
自分なりに解釈した世界観を発展させた上で、
原作と一線を画した雰囲気を出す文章を書くのだから、
短い短編を一杯書くのじゃなくて、もっと長いこんぺの中編程度かそれ以上長編を書けば
もっと自分の特長を引き出せると思うんだが。
まぁ作者がCLANNAD好きってのが伝わるSSだった。
>>652 乙
ほのぼのSSの話題が出てたからそれっぽいのを選んでみたんだが…
やっぱ作者独自の世界が構築されてきた中盤以降から少しCLANNDっぽさが薄れてきてるか
>>652 乙。
作者の独自世界というのも一長一短だよね。
リスペクトは無いと問題だろうが、リスペクトがあっても作者が解釈した独自設定になって
原作とは少々離れた世界観になるケースも多い。
それに自分の解釈と世間一般の解釈が違っていたらどう思われるかってのも気になる。
独自解釈はどの辺まで許されるんだろうか。ちょっと住人の解釈を聞いてみたい。
>>652 乙
長所短所云々良いレビューだとオモ
>>654 リスペクトのないモノは論外だとして、
ぶっちゃけツマラン意見だが書き手の力量しだいかなと思う。
ONEのみさおやAirの解釈、Kanonの各ヒロインシナリオ等は
色んな解釈あるし、ぶっとんだモノでない限り受け入れられると思う。
ただ、アフターモノや、美汐の「あの子」ネタ、茜の司ネタ等は
オリキャラの要素も入れる部分があると思うので、どう料理するかなと。
あと、本編始まる前の過去の主人公モノや、
ファンタジーじゃないクロス(中でも作品同士の解釈を擦り合せた物)、
オリキャラシナリオや逆行モノなんかは最低SSになりやすいと思う。
ただ、そういったものでも書き手の力量で独自の世界観を作ってるものは読めるモノがある。
ksk
定期的に止まるねw
ネタに困るスレだけに
未プレイだが踏んでみよう。
661 :
660:2006/07/07(金) 22:32:18 ID:+imQwVr90
ヌワンギという人物に対する作者なりの解釈を歴史小説風にしてみたSSのようだ。
文章の雰囲気がまんま歴史小説。
司馬遼太郎を思い出した。
しかし、正直なところそれに感心するくらいしか見所はない。
おそらくこれは原作のイベントそのままなのだろう。
その経過報告をずっと読んでる感じだった。
SSじゃなくて解釈コラムでもいいんじゃないだろうか?
逆説的にSSというよりも解釈コラムであるという評価も当たりそうだ。
試みは面白いが、内容は?なSSということで結論にしとく。
俺も読んでみたが、未プレイのわりには的を射てる感想だな。
というより、他に批評しようが無いとも言えるが……。
これはSSでないが、同時にコラムでもない、どっちつかずの作品だと思う。
もう少し作り方を変えれば、面白くなる可能性は秘めている。
作者の今後の作風に期待したいところ。
663 :
その1:2006/07/08(土) 01:53:49 ID:CxuQayBf0
ほぼ、ゲームのシナリオを忠実になぞるタイプのいわゆる再構成もの。
悪役としてゲームに登場するヌワンギが、実は単純な、
絶対的な悪役ではないのではないかとする内容。
もっとも興ざめな点として、そもそもゲーム中においてヌワンギが
絶対的な悪役として書かれているわけではない、ということ。
いろいろな欠点もあるけれども(そして致命的な行動も犯したけれど)、
むしろ決して憎みきれない人物として描かれている。
ひるがえってこのSSは、まさしくその通りに書いているだけ。
ゲーム本編でヌワンギが絶対的悪役として描かれていて、
そこに「いや決してそうではないのだ」という観点でSSを書いたなら、
そりゃあ素晴らしいだろうけど。基本的に、ゲーム本編で伝えられているヌワンギ観を、
そのまま書いているだけなのだから、まったく独自の魅力を出せていない。
ただ、試みも存在している。ゲーム本編の内容をそのままゲームの登場人物を
中心に書くのではなく、後世に編纂された史書と同時代人の証言を資料として、
後世の著述家が歴史上の事件を再構成するという形式。この点は評価してもよい。
志の高い挑戦だと思う。
664 :
その2:2006/07/08(土) 01:54:52 ID:CxuQayBf0
が、同時にこの形式は難易度が高い。なぜなら
「過去の事件を史料によって追及しようとする著述家」という人物像には、
当然、高い知性が期待されるからだ。そしてそれは、SSを書く作者に、
それが期待されるということと同義である。
ではこの作品の作者はどうか。微に入り細を穿つ検討は避けるが(ていうか面倒)、
結論として、高い知性のもとに書かれた作品とは思えない(例としてあげるなら、
ヌワンギのことをあまりに「凡夫」「凡夫」と繰り返すこと。人物を描くのに必要なのは、
その行動を――つまり「事実」を――書き重ねることであって、
レッテル張りをすることではない。「凡夫」「凡夫」と繰り返す「筆者」、
そしてSS作者のほうが、よっぽど能無しの「凡夫」に、評者には思えた。
無論、ヌワンギについての様々な事実も作中に書かれているんだけど、
それ全部ゲーム本編に描かれていることだという。
SS作者としての腕の見せ所のすべてを、作者自らスルーしてる気がしたよ)。
結論。ゲーム本編の上に積み上げているものは、ほとんどない。
積み上げようと試みられた部分もあるが、残念ながら成立していない。
で、その上で、読む価値があるかどうかとなると、否定的な結論を出さざるをえない。
最後に。唯一、感銘をうけた部分。
>そうか、お前は、あんな俺が好きだったのか。
これ確か、ゲーム本編にはなかったと思うのだけど。
この一文だけで、まあまったくの時間の無駄だったとは思わなかった。
そこで終わってれば。余談がホントに余談にしかなっていないところが、なんともまた。
この形式で書こうとするなら、作者さんは、ラノベばっか読まず、小説ばかりでもなく、
もっとドキュメンタリーやルポルタージュなどのノンフィクションを読まねばならないと思う。
未プレイだけど読んでみた。
>>664の言うようにヌワンギというキャラに対してレッテルを貼ってる節が見えるんだよね。
ヘイトとかそんな訳でなくて、力量の問題なんだろうけど
こういう形式になれば難易度は高くなるから仕方ないのかもしれない。
ツマラナイ訳ではないが、色々と評価が難しい作品だった。
読んだ。
試みは新鮮だと思う。
読んでいて退屈ではなかったし、どっちかというと面白いと思う。
でも、不満というか、納得出来ない部分は多いかな。
このSSはヌワンギの生涯を後に誰かが執筆したという形式なんだけど、
やっぱり、その形式だとその場に居た人間がだれも居ないわけだから、
当時のヌワンギについて深く語ろうとすると、どうしても不自然に見えるなあ。
このスタイルで書くなら、あくまで後の歴史でヌワンギがどんな風に見られている
かを中心に書いたほうが、自然だと思うけど。
それでも、ヌワンギの孤独を描くという目的はある程度成功していると思う。
個人的にはヌワンギのその後について言及している最後の部分は良かったと思う。
エルルゥには同情して貰えていたけど、歴史の中ではこんな扱いなんだなあと、無常観を感じさせてくれた。
やっぱり、あくまで歴史物としてのスタイルを貫いて欲しかったなあ。
ksk
踏む
671 :
670:2006/07/08(土) 14:16:51 ID:cDjmxSNl0
よく分からないネタが多い。
作者と一部人間にしか理解が通じないネタをやるのは既にマイナスだと思う。
人によっては失笑しか漏れないであろう「(国崎)往人さん(君)」なんて台詞もあった。
加えて全体的にだらだらだ。
現行の20話は設定の説明と言っても過言じゃない。
最初から状況用意して勢いで突っ走った方が面白かったんじゃないだろうか?
全員を学校に集めたいんだろうが、コメディにもなってない経緯など読んでいてもだるいだけだ。
まあ、何より傑作なのはいつまで苦痛が続くのか分からないようにブラウザ右のスクロールを黒一色に塗りつぶしてることだったな。
読むのも嫌になるWeb長文の演出法として勉強になる。
批難ばかりではかわいそうなので最後に一言だけ。
ゲミーにはマジで笑った。
落ちてきてたので上げといた。
後ろめたいスレでもないし、指定の時に上げるようにしたらどうだろうか?
上げてれば専用ブラウザない人も見れるしね。
>>671 乙
「AIR」自体が、学園物とはちょっと違う世界観だからね。
やるならAIR学園だか何とかいう名前をつけて、パラレルワールドにすれば良かったとは思う。
個人的には、こういうノリならタグで大文字打った方が良いと思った。
文章力の低さを隠す技法だとは思うけど、ギャグでの使用なら許されると思うし(連発はアレだが)
文字フォントが小さいせいで読みづらく、またノリきれないので退屈。
あと1話1話は短くて、6話ずつ掲載してるけど失敗だね。
一見すると20話もあるように見えるけど、実際は4話しかない。
話数が多すぎると読む意欲をなくしかねない。
あの場合は律儀に1話ずつリンクしないで「1話〜6話」「7話〜12話」みたいに
目次から一括りしとけば良いんじゃないかとも思う。
まあゲミーは面白かった。
>>672 概ね賛成。
ただ「指定の人はage推奨」という感じにしといた方が良いかも。
もし指定する人がage忘れれば他の人がageるとかすればいいんだし、
目に付きやすくなったり定期的にageる風習が出来れば、少しはスレの流れも早くなるだろう。
レビュー乙。個人的にはAIRのSSで一番、葉鍵系では5本の指に入る好きなSSなので、そういう見方もあるのかと参考になった。
…うーむ、SSに何を求めるかで評価も違ってくるのかな。サイト構成は確かに見づらい。
後ろめたいスレではないけど、ヘンなのが流入してきたら今のいい雰囲気が崩れるってことでsage進行なのでは?
どっちにしてもそれほど影響は出ないと思うけど、その辺りは指定者、レビュー者の裁量ってことでどうだろうか。
677 :
676:2006/07/08(土) 16:46:20 ID:JK+sQmBb0
スマソ。
>>675を見る前に「age推奨」とか書いちまったOTL。
「age推奨」か「sage推奨」かは、次スレまでに決めといても良いだろうね。
確かに荒れる事は避けたい。
ksk
↓指定よろしく。
踏み
681 :
680:2006/07/08(土) 17:28:37 ID:nBrHA3pI0
内容的にはほのぼのに分類されるんだと思う。
とりあえず俺にはそれ以外に形容する言葉が出てこないから、それで頼む。
さて、何処までネタバレしていいものかと悩みながらレビューというか感想というかそう言うものを書くと
タイトル通りのパン焼き大会。
終盤で文章が右寄せになったり左寄せになったりというのは細かいエピソードの挿入という意味ではいいのかも知れないが読みにくくなっているような気がしないでもない。
その辺は読んだ人にもよるのだろうが俺的にはちょっと微妙。
そのパン焼きパーティに至るまでに出てくる学校の描写はありきたりという気もしないでもない。
それよりもありきたりな北川君の一人暮らし設定とかその辺に何かもう一つ欲しかったような気が。
何で彼がパンを焼くのが得意なのかという理由については……まぁ、そう言うのもありかなぁと思わないでもないと言う程度。
どうしてみんな北川君は一人暮らしで家族と仲が悪いという設定にしたがるんだろうかとむしろ疑問に思ったわけだが……そんな設定なかったと思うんだが。
全体的にはほのぼのとした日常の一コマなんだろうが、全体的にちょっと展開がだるい。
最後の全員集合も特に必要なかったのではないだろうかという気もする。
雰囲気だけは嫌いじゃないんだが。
文章力は俺的には可もなく不可もなく、普通に読めると思う。
>>681 乙
展開がちょっとだるいってのは禿同
メリハリもっと付けて欲しいとは思った
しかしこのスレ土日になると伸びる一気に伸びてる気がするw
スレがここまで伸びてくれて嬉しい1です。
ttp://up.spawn.jp/file/up27791.zip 元ネタのスレに倣って今こんなの作ってみております。
とりあえず現行の最後までは私が責任持ってやるとして、その後100レスくらい目処に拡張して下さる人はいらっしゃるでしょうか?
その時のスレ住人で拡張していければベストだと思います。
比較的扱いやすいソースとデザインにしてみました。
P.S.
見返してみると150の人がハッスルし過ぎで笑えました。
>>682 多分KANONキャラでは家族の仲が悪いキャラがいないのと、
ビジュアルファンブックで、
麻宮姫里・空(key公式ホームページの子)の兄キャラとして書かれていたのが北川だった。
という設定から、苗字が違う兄妹→両親離婚→仲が悪い
と捉えられやすいのかも
毛がまさに北川妹だな
連投ksk
↓指定どうぞ
691 :
690:2006/07/09(日) 01:48:47 ID:OFggo17g0
被った、ごめん。
レビューする人、あらためて踏んでください。
↓
まあわざとじゃないんだし、とりあえず俺が
>>690のを踏んでおく。
>>689は有名だし、だれかがレビューできるだろうと思う。
693 :
692:2006/07/09(日) 02:38:50 ID:1kzJaHlc0
>>690 KanonSS 奇跡も涙もない
確かに、ちょっと印象に残るSSではあるなと思った。
題名をみれば分かると思うけど、楽しいSSではない。
自分は不快には感じなかったけど、多分激しく嫌う人はいるであろう。
香里が主役なんだけど、その香里の内面描写は極力抑えて、淡々とした表現に努めている。
そのおかげで安易な悲劇物とはちょっと違うなと感じた。
でも、その分だけこのSSの存在意義が薄くなってる気もする。
やたらひらがなが多いのには何の意味が?
>>693 乙。俺も読んでみた。
雰囲気はいいんだけど、イマイチ何をやりたいのかがわからん。
ぶっちゃけ「オチてない」ように見えた。
淡々としている雰囲気はいいんだが、その分オチがないように見える。
>>689 踏み。
今読んでるけどとても胸がすく。
全部読んだらまた後で。
>>696 がんがれ期待してる。
レビューはいつでもいいよ。待ってる。
↓指定よろしく
700 :
696:2006/07/09(日) 20:13:24 ID:9s/S3KcD0
あー面白かった。
れびゅー。
日中から夢を見ている人って幸せだねぇ。
因みに、「お前の妹は〜」の件を俺は「ジェノサイドスイッチ」と言ってたり。
ああ、悪・即・斬って見ていて気持ちいい。
胸がすく。
日本語って美しいなぁ、と思う。
しかし正直こんなこと全然知らなかった。
日本教師の殆どが親日朝左翼とかね。
ちょっと情けない。
自虐教育とは良く言ったものだ。
特に、最終編後半なんか傑作だ。
醜悪すぎて反吐が出る。
これが正しいか調べたわけではないが、何と無く正しいと思う。
まぁ何と無くじゃ韓国人と変わらないが。
や、結局個人次第だとは思うけどね。
当然だが韓国人全てが悪いわけじゃないと思う。
俺は日本語「を」ちゃんと話せる韓国人知ってるし。
唯、こういう傾向があるのも確かなんだろう。
このままじゃ韓国人に偏見を持ってしまいそうだ。
良くないとは思っているんだけど。
いけないな〜。
700踏み無しで御願いします。
踏み
>>699 西尾維新が好きな人にはたまらんのだろうけど(そこのBBS参照)
ぶっちゃけKanonとしてなにが面白いのかがわからない
シナリオ的にあゆ、真琴、舞は祐一自身の記憶と密接な関係があるのだが、冒頭で祐一が死んでいるので無意味な展開となっている
主人公がまったくの赤の他人であるにも関らず登場するあゆとか真琴に違和感。そもそも名雪が赤の他人を祐一として認識するのも変
この状態で奇跡を起こせるのはせいぜい栞ぐらいだが、それも原作とは異なる始末
典型的な登場人物の名称がKanonというだけのSS
西尾維新が好きなら、西尾維新の二次を書けばいいものをw
>>700 別に喧嘩を売るつもりではないので怒らないで聞いて欲しい。
韓国人とどう付き合うかなんてテメエが実際に見て決めろと思うし、自己に有利な過激な論調をなんとなくかっこいいと思う日本人の性質が情けない。
もっと大国として超然とした態度は取れないものか。
先進国にありながら意志薄弱な日本人の姿を見るにつけて情けなくなる。
韓国が民度の低さでワーストなら日本はブービー、ほんの僅かに優れてるだけだ。
確かに韓国は常に大国に脅かされ、世界に誇れる英雄などいないコンプレックスに満ちた国だ。
それでもその国に生まれた事を誇りたいを熱烈に思える彼らは、この国を誇りに思えない日本人よりも素晴らしいと思う。
貶しを貶しで返して喜んでるようでは、いずれこの国も危ないかもな。
後の方へ。
イデオロギーへの突っ込み入れ出すとキリがないので、この後レスが続くようならどこか相応しいスレへ誘導頼む。
704 :
700:2006/07/09(日) 21:19:51 ID:9s/S3KcD0
>>703 返す言葉も在りませぬ。
この後気にしないで続けて下さい。
まぁ、イデオロギーの問題は難しいからね。
でも、中国を擁護するにしろ批判するにしろ、人に言われた意見を全て受け入れるのではなく、
色々な意見を聞いた上で、自分の意見を持つことが大事だとは思う。
ところで、ここって自薦あり?
>>704 乙
>>689は劇物なんで最初の反応はみんなそんなもんだよ。
これからどうなっていくかのほうが重要。
願わくばこれをきっかけに政治・経済に関心を持つようになり、
自分の考えを確立させていってほしい。
>>701 wktk
707 :
名無しさんだよもん:2006/07/09(日) 21:39:42 ID:b4LPKyO00
ksk
708 :
703:2006/07/09(日) 22:17:09 ID:YYR5pwrg0
>>704 ごめんよ。反応がいい人過ぎて自分が悪い事した気分になってきたorz
やっぱこのスレ大好きだわ。
>>705 今までも自薦っぽいのは幾つかあるし、面白いの読めるならここの住人なら気にしないよ。
細かい事気にせず自信作投げてみてはどう?
とりあえず
>>699は読了だがこんなに進んでるとは
>>709は以降の方に
ユキグニサイクル〜北の大地の戯言遣い〜
ぶっちゃけた話、序章しか終わってないこの段階でどう評価すればいいのかワカラン。
少なくともまだ紹介するべき段階のSSじゃないと思う。
せめてもう少しイベント消化してから紹介するべきでは?
とりあえず言える事はKanonと戯言のクロスじゃなくて、戯言とKanonのクロスだと思う。
戯言が主となった感じ。
だから戯言知らなかったら全く楽しめないと思う。
とりあえず文章に関してはかなり上手い部類。
Kanonじゃなくて戯言原作の雰囲気をかなり出していると思う。
そして戯言の設定も上手く操っている、伏線の張り方も上手い。
ただ、このレベルになってくると、少しの矛盾がやっぱ目立つ(零崎関連とか)
あとやっぱかのん側の絡ませ方は微妙。
祐一が死んでいーちゃんがそれを演じるって言うのはかなりうまいやり方だと思うし、
美汐とか北川のキャラのの立て方も面白いが
やっぱ秋子さんをああいう設定にするのはどうかと思う。
人類最強の請負人と鏡合わせするんじゃなくて、対比して秋子さんの欠点とか浮き出す風にするべきでは?
美坂姉妹に関してはノーコメント。
この姉妹っいうか美坂家の設定が生かされるかどうかは今判断できる事じゃないし。
ただ、どうにかKanonの本編に刷りあわそうとする姿勢は、原作が本当に好きだと感じるし
名前だけ同じキャラのファンタジーよりも好感を持った。
でも、KanonSSでは無い。戯言SSだと思う。
ただ、クロスというものに関しては一考させられるSSでもある。
結論としては良作になるか凡作になるかツマランものになるかはこの先次第。
>>709 「今と出会うために時計は時を刻む」
味のあるSSだった。文章力も高く読みやすい。
展開も予想しにくいので、意外性もあって面白かった。
ネタバレがやや入るけど、ある意味では逆行モノと言えるSS。
でも安易ではなくて、逆行して今がどうなるかへの葛藤みたいな過程が重要なんだろう。
それに「前に逆行した事があるが、結局変えられなかった」というのが面白い。
良いSSを見させてもらった。
連投だがゲリラレビュー。
ユキグニサイクル〜北の大地の戯言遣い〜
ttp://www009.upp.so-net.ne.jp/ma-tanuki/kujosroom.htm 戯言を知らないクチだが、まあ「KANONSS」というか「戯言SS」だとは思った。
密度が高い反面、まだ序章なんでストーリーは進んでいない。
もう少し進まないと評価は難しいだろう。
>>710の言うようにクロスオーバーという物について一考させられるSSだと感じた。
現時点では良くも悪くも「KANONを踏み台にしてる」ように思えるが、それもジャンルの特色的に仕方ないのだろう。
戯言SSとしては矛盾はあるだろうけども面白いんじゃないかとは思う。
一番良かったのは文章力。
かなり高いレベルに位置している。
文章力が高かったおかげで戯言を知らなくても読むことが出来た。
そのSS完結してからここで指定してみようかなと思ってたSSだwww
完結したらしたで、Kanonとはなんの関係も無い話になってたりしてw
それにしてもそこのサイト、未完の超大作しか置いてないな
完結したらまた指定しても問題ない筈。
そういや以前指定されてパスされた神無月君のガンダムも完結したんだよな。
ガンダムってジャンルとクロスの多さで指定してもまたパスされるかもしれないが。
717 :
696:2006/07/11(火) 04:38:15 ID:9xCFmiDZ0
>>705-706 何と言うか、フォロー有難う。
れびゅーって難しい。
>>708 いえ。ここ来るの初めてだったんだけど俺も何となく好きになれそ。
一つちょっと。
読み返して凄く勘違いされそうなので補足。
韓国を悪だと思っているのではなく自分の間違いを認めず恫喝と罵倒で誤魔化すのが悪だろう、と。
で、責任が自分に在ると考えないのが問題だと。
自分以外にも責任は在るだろうけど自分に全く無いと常に考えているのとか。
この辺、言い回しが難しい。
何となく伝われば良いけど。
>>696 その作品を読んでカタルシスを感じた気持ちはわからなくもないが
あーたの書き込みはSSのレビューというよりも、そのSSに賛成か反対かを表明しているだけじゃないかい?
過去にSS討論スレで、「作者を香里に置換しただけ」という感想があったが、言い得て妙だと思った
事実、指定されたSSに対してはイデオロギー絡みの感想しかなく、元ネタのKanonについての書き込みが皆無だから
感想に対する感想のひとつな
踏んでみる
721 :
720:2006/07/11(火) 09:05:29 ID:NJ8ffDGk0
読了。
あゆシナリオでの美坂姉妹の話。
ネタバレになるがあゆの人形探しに付き合った香里が、見つかるはずのなかった人形を見つけた祐一達を見て
もう一度栞の病気が治る奇跡を願ってみよう、という所から始まる話。
文章力は高い。
だが中身としてはどうなのだろうか。
「あゆシナリオの人形探しを経て、香里が栞が治る奇跡をもう一度信じてみる」というのは良かったが
結局の所、やってる事は原作の栞シナリオと大差無いと思った。
作者自身が身内の闘病生活を経験しておられるみたいで、香里と自分自身を自己同一化している
といったら言い方が悪くなるんだろうが、自己同一化している節がある。良くも悪くも。
722 :
720:2006/07/11(火) 09:12:02 ID:NJ8ffDGk0
レビュー続き。
あとがきに
> だから、たとえお話の中でも、香里があんな扱いを受けるのが我慢できなかった。
> 栞シナリオで、主人公に「あの子なんのために生まれてきたの?」と訊くのも嫌だった。この子はこんな子じゃないはずだと思った。
> そんな答えは自分で見つけることが出来る子だと思った。
> 根拠はなんだろう?根拠なんかないのかもしれない。
> ただ、そうあってほしかっただけかもしれない。
> きっかけさえ掴めば、正しいことを見つけられる、そう思いたかった。
とあるが、これもどうなのだろうか。
原作の栞シナリオでも最終的に香里は栞の病気から逃げないようになったと俺は思ってた。
実際「だって、栞は… あたしの妹なんだから…」と言ってる訳だし……うーむ。
俺とこの作者とは栞シナリオの解釈が違うのだろう。
そういう「読み手と作り手の解釈の違い」もSSでは難しい所だよね。
> たぶん自分自身を救いたかったのだと今は思う。
> 香里に思いを託したかったのだと思う。
結局、こういう事なんだろうね。
SSなんてそんなもんなのかもしれないけどさ。
結果的に文章力に救われてる。
テーマ的には「栞シナリオを解釈して納得行かなかったから再構成してやった(訳だが結局栞シナリオとほぼ同じ展開だった)」
だと思うし……。ツマラナイ訳ではないが微妙ではある。しつこいようだが文章力は高いよ。だから惜しい
あとこれは個人的な感想なんだが、明朝体の文字はモニターだと読みづらい。
だが明朝体も雰囲気を出すためなんだろうし、一長一短だな。
個人的にはネットのSSに明朝体使うのは避けた方が良いと思ってるクチ。
>>718 本人も分かってるし、誰しもが完璧なレビューを出来るわけでもない。
その辺で止めてやめてやってくれ。
>>720 レビュー乙。
>>720 おつかれ。
フォントもだけど、文字と背景の色が似ていて読んでて目が疲れた。
内容以外の部分でかなり損してると思う。
726 :
720:2006/07/12(水) 16:21:12 ID:zhw168TF0
レビュー続き。
「あゆシナリオの美坂姉妹」という事なら、やはりもっと他のキャラを絡めて欲しかったと思う。
栞の病気を治したのもあゆの力なんだろうし、互いに面識もあるしね。
「昔、栞はあゆと出会っていた」というのも、もう少し上手く使って欲しかったと思うし
あゆシナリオに行ったという事は、祐一もあゆが一番好きって事だろうし。
北川や名雪もそれなりに扱いは良かったと思うが、もう少し何とか使えなかったのだろうか。
727 :
720:2006/07/12(水) 16:28:18 ID:zhw168TF0
総合的に「文章力は高いけど惜しいSS」だと感じた。
やはり作者にしてみれば自覚はないんだろうけど、やってる事は原作と同じであるのが「惜しい」と思う。
後はフォントや背景なども惜しいけど、まあこれは置いておく。
基本的に原作と同じ事やっても超える事は出来ないんだよね。
そもそも「ウェブページのSS」と「ゲーム」では媒体が違う。
原作とは違う事をやる必要があるって点で、二次創作という行為について考えさせられる内容だった。
文章力は高いんだけどね。
sage
↓指定よろしく
踏む
731 :
730:2006/07/12(水) 20:48:09 ID:8WVW8/Zb0
>AIR - Across the Sea & Sky.
おそらくはAIR原作の「AIR」においてまるで生かされていない「Summer」を盛り込んでハッピーエンドにしようとしたものなのだろう。
しかし、文章が悪い意味で詩的過ぎる。
誰が喋ってるのか、どういう状況なのかがまるで分からない。
作者の中では筋書き出来てるのだろうが、ぶっ飛ばしすぎだ。
原作プレイしててもついていけなかった。
(いきなり美凪と佳乃が友達っぽく唐突に登場してる時点で理解の範疇超えてると言えば超えている)
何で観鈴が救われるのかも謎だ。
神奈の代わりに海に行くのが鍵だったとすれば原作だって海には行っている。
愛と友情のパワーで何だかよく分からないけど助かった・・・・・・としかならない気がする。
そんなご都合主義が別に悪いとは言わないが、前述の通りぶっ飛ばしすぎてどこにそんな愛と友情があったのかと首を捻る。
原作同様収拾しきれていない印象を受けた。
余談だが、まえがきとあとがきは大言壮語だと思う。
完読後に生暖かい笑みを浮かべて読んでしまった。
書き込もうとした瞬間2ちゃんが落ちて焦ったよ。
一旦再起動まで試した730ですた。
ID変わってるのはそういう事情ということで。
>>730 乙
読んでいて俺はなんか書いてる自分に酔ってる雰囲気を感じた
このSSが特別そうだってわけじゃないけど、
SSに挿絵があると、なんか違和感がある
>>730 乙。
俺も読んでみたけど同じ感想を抱いた。
多分、作者にしてみれば原作のAIR編で佳乃や美凪の事がほとんど忘れられてるのがアレだったんだろうね。
何というか良くも悪くも
>>719のSSとコンセプトは似てると思う。
>>719のSSは「栞シナリオが気に食わなかったんで、あゆシナリオの時で再構成してみますた」だけど
>>729のSSは「AIRシナリオが気に食わなかったんで、佳乃や美凪や神無を出してみますた」だから
言い方は悪いけども、原作シナリオが気に入らないって点からスタートしてるのがどうも。
それでいて、やってる事は原作と変わってない気もするし、人間関係もぶっ飛びすぎている。
ただ
>>719との違いは読みづらさ。
>>719はウェブ構成が問題だったが、文章自体はかなり高かった。
だが
>>729は何を言ってるのかついていけない。読みづらいな。
元々は同人誌だって事を踏まえれば、コピー本で読んだときだと印象が違うのかもしれん。
でも、色々と微妙だとは思った。
>>730 乙。
>文章が悪い意味で詩的過ぎる。
俺は逆にこの文章気に入ったな。上手いとは思わないが好みではあった。
美凪と佳乃が唐突に出てきたあたりでぶっ飛びすぎだと思ったのは同じだがw
結論するとぶっとびAIR
739 :
名無しさんだよもん:2006/07/12(水) 23:37:29 ID:T4Y/HdV80
741 :
740:2006/07/12(水) 23:56:36 ID:9jHStmrU0
>>739 はっきりいうと、これはなにをもってKanonの二次創作と称するのか理解に苦しむ
文章力そのものはそれほど悪くないにしても、一体なにがやりたいのか?
確かに表題のものみの丘に関する考察といえば二次なのだが
内容がまるっきりオリジナルなので評価に苦しむ
蹂躙されし不浄の地、ものみの丘
簡単に言えば、「Kanonの街に奇跡に溢れるようになった理由」について描いた物語。
真琴シナリオ本編での、ものみの丘のCGに雪が積もっていない理由についても触れている。
終盤まではKanonが一切関係ない「ものみの丘の狐のちょっと悲しいありきたりなおはなし」でしかない。
文章力は可もなく不可もなく、といった程度なので物語に引き込まれることもなく、読んでて退屈だったと言うのが本音。
ただしその分、最終話でKanonと繋がりのある部分の描写が引き立っている、かもしれない。
発想というか、奇跡についての理由のでっち上げ方は良いと思うだけに勿体ない。
まず最初に最終話を読んでこのSSとKanonとの繋がりを把握してから、それから1話から読み進めていけばまだ読みやすいんじゃないかと思ったり。
>>735 ちろっとだけ見たけど限界だった。
「ギャルゲーキャラでガンダムをやる」というのは、
結局の所「ギャップによるギャグ」にしかなりえないんだよね。
短編の一発ネタでギャグやるのならわかるが、長編でしかもシリアスというのはどうなのだろうか。
本末転倒じゃないかとは思う。
>>209 ダブルゼータのというので読んでみたが、内容が種そのまんまw
馬鹿の一つ覚えみたいに出てくる○○ガンダムとか、ニュータイプ以外の扱いが悪いのも×
肝心の戦闘シーンもなんかスパロボっぽいし
ガンダム知らない世代にはそこそこ楽しめるだろうけど
その世代の人には喧嘩売ってるとしか思えない
まあ、今のガンダム見てると、これが時代の流れか、というのを実感してしまうが…
これ書いてる作者も『ガンダムは、ゲームでしか知りません』と豪語してるしな
蹂躙されし不浄の地、ものみの丘
極端な話、ヒロインが「モノミ」という名前でなくても問題はない。
「ものみの丘」という地名が無くても問題はないんだよね。
KANONSSとする内容が「モノミ」「ものみの丘」という点だけで、固有名詞を入れ替えるだけで
完全な一次創作が完成するよ。
一次創作として見ればまずまず面白かった。
敵の屋敷に四人で乗り込む所とか面白かったし。
ただ、どうせならKANONキャラと絡めればよかったと思うよ。
特に真琴とか「あの子」とかとの関係性を押し出しても良かった気がする。
>>740 読んでみた。
北川×香里のカップリング物で、悪く言えば腐女子的。
改行多すぎるのが読みづらい。擬音もアレだ。
まあ絵柄は萌えるし、雰囲気も結構良いかも知れない。
良くも悪くも萌えSS。
ウェブ上の場合「レイアウト」も重要だってことかな。
改行、文字フォント、背景。
これらをどうするか考える必要もあるが、下手に小手先テク使うと逆に読みづらくなる。
このスレ見てたらウェブSSという表現形式について色々と考える機会が出来たと思う。
↓指定よろしく。
踏み
Tender Heart
ある種CS版準拠で、エロに持っていこうというお話。
書き方も上手いし、話の持って行き方も上手く、何よりキャラの描写が上手い。
原作が本当に好きなんだな〜と感じた。
ただ、少し冗長になっている部分もある。
もう少し削れる部分があるし、そういう部分を削ったら、甘いながらもキリっとしたSSになると思う。
新世紀カノンゲリオン
無茶苦茶レビューが書きにくいSSだな。
ぶっちゃけKanonSSでも(AirSSでも)EVASSでもない。
名前だけというか名前すら改変入れて、EVA「風味」にしたSS。
ただ、筆力はある。
話の根幹はEVAを基にしてるとは言え、しっかりしてるし、
「この広い世界に、私以外には誰もいない。たった一人、傍にいてほしい人はこの世界の中に入ってくることはない。」
と言った場面に合って、且つ微妙なニュアンスを表す文章などセンスがあると思う。
あと、上手い部分で反転コピペ等も使ってる。
だから極端な話、此処まで改変するなら一次にするなり、
せめてキャラをKanonらしくして(即ち改変を出来るだけ抑えて)CCOVにするべきでは?と思った。(個人的には後者が嬉しいが)
あと、一部一人称、三人称、()での心の動きと混じって解りにくい部部もあった。
作者のエヴァ解釈に、Kanonキャラが無理やりつきあわされてるって感じ
話の都合に合わせたキャラ改変がひどいので、エヴァSSとしても、KanonSSとしても楽しめない
ストーリーラインがエヴァの展開そのままで、シナリオ丸パクしてるだけだから一見文章力があるように見えるが
そのせいで作者独自のストーリー展開部分が浮いて見える
ぶっちゃけ、絵が無い分エヴァの悪いところしか見えてこなかったSS
この主人公、シンジ君でも祐一君でもなく、スレシン系。
エヴァの主人公改変系本編再構成に慣れてれば面白く読めるかもしれない。
系統的にはエヴァSSの方の流れだと思う。
>>752 二つもレビュー乙
CCOVって意見は面白いな。
なんか此処偶に書き込み滅茶苦茶止まる時があるなw
レビュー乙
版権内容その他もろもろの事情で微妙なSSが来るとテンションダウンする傾向があるようだ。
そうかと思ったら
>>659みたいにレビューで変わったことがあったりすると盛り上がることもある。
あそこは止まると思ったんだがなあ。
まあアレだ。SSの書き手にセンスが必要なのは当然として、
レビューに値する作品を指定するにもそれなりのセンスが問われるってことだ。
↓指定どうそ。
東鳩は未プレイなので、
>>759を踏んでみる。
「舞の十年日記 -since1999- 」
舞EDのアフターストーリー。
「舞の日記」という形式で本当に十年間の話が紡がれている。
形式はすごく斬新だと思う。
佐祐理との三角関係とか、祐一との喧嘩や仲直りの過程とかちゃんと書かれている。
ストーリー展開に意外性があるのは良い点。
だが「日記形式」というやり方のせいで淡々としているのも事実。
その辺は好き嫌い分かれそう。
舞の性格がちょっと違う気もするが、性格に変化が出てきたという事で許せるかな。
>>761 乙
自分も踏んでみたが、日記形式でこれだけ盛り上がりと締め描いてるのは凄いと思うが。
やっぱ一つのエピを深くじゃなく淡々となっていると思う。特に2008以降は
という訳で
>>760を踏んでみる
読了
原作以上にロボットというものに焦点を当てたSSだと思う。
書き方も基本的な文章作法、禁則事項を守っていて上手いと思うが、
小説というより、何処かゲームのテキストといった感じを受ける。
何でだろう?
ただ、ちゃんと各キャラの心情の正負を合わせた揺れ動きはちゃんと描かれていて
しんみりとした雰囲気は醸し出されてる。
ただ、字が少し小さく読みにくい。予告編みたいな感じで書けばいいと思うんだが。
そして、何より問題なのが一番良い所で連載止まってる所だよorz
>>760 マルチENDの空白期間を書いたもの(ただ、エンディングは違ったものになるかもしれない)。
ストーリーは浩之とオリキャラのロボット技術者白坂の二軸で進んで行く。
昔流行った文学的な高尚SFを書きたいらしくすんごいオナニー臭がする。
長瀬源五郎が情熱を失っていて白坂が人に近い、人を超えたロボット作りを一人暗闘する所とか特に。
浩之とあかりとオリキャラ男のパートもかなりそれっぽい。
ただ、これは好みの問題だからこういうのが好きな人も結構いるだろう。
あと、この作者本人もモラトリアムしてるらしく大人が全然書けていない。
俺の好みには合わなかったけど作品としてはそれなりだと思う。
レビュー乙。
舞の日記の方は俺も読んだ。
このSSには淡々とした日記形式だからこそ生きる部分ってのが感じられた。
たとえば 佐祐理さんとの三角関係とか。舞の成長とか。
この形式でおおまかな部分だけかいつまんだから読めるんじゃないかな、と思う。
どろどろした部分もごまかせるしね。
終わりの方になって、祐一も佐祐理もあんまり出てこなくなると退屈になってくるな。
でも全体的にはなかなかよかったよ。
>>764 確かにオリキャラに最強臭みたいなものが……
出来はいいと思うのに、そういう点が気になって素直に話に入り難いなー。
>>766 なるほど。確かにそういう見方も出来るね。
三角関係とか喧嘩とか、余り深く突っ込んでやられてもアレだしな。
作者的にはおおまかな部分だけ掻い摘んだからこそ、10年も舞の成長を書けたんだろうし。
舞シナリオのアフターストーリーと見れば、かなり出来が良いと思う。
↓指定よろしく
栞シナリオのハッピーエンド方向で、しかしあゆの奇跡が完全ではなく、
祐一と栞は結ばれているものの、栞は死に、幽霊としてしか存在できなくなる。
設定改変ものとか、IFものとかいうことになるんだろうか。
願いの力で幽霊になった(にしかなれなかった)というのは、まあひとつの発想か。
そこは評価できる。
構成は強い脱力感をさそう。
なんかもう、デキの悪い高校生のデキの悪い演劇を見せられてる感じ。
「今日は調子がいいから、触る事も出来ますよ」で脱力がピークに。
どういう幽霊だよ、設定どうなってんだよ、ただのご都合主義じゃねえかよ。
いや、ご都合主義そのものは悪くない。
しかしそれは、トランプの山にたった一枚しかない切り札であるべきだ。
形はどうあれ奇跡によって願いが叶った、という時点で、
すでにご都合主義という万能の切り札を使ってるわけで。
そこにさらに二枚も三枚も切り札使ってたら、そりゃただのインチキ、イカサマだろう。
まあKanonという作品の、よりによって二次創作で、ご都合主義について云々するのも意地悪な話か。
Kanonらしいと言えば、実にKanonらしい。主に悪い方向に。
そして特筆すべきは、三人称と一人称、そして一人称でも祐一と名雪の視点、の混在。
すげえ自由自在。エピローグ読み終わったころには、実はこれはこれで成立してるんじゃねえか、
と思わせるほどの無常観と投げ遣り感を与えてくれた。
タイトルを見ればテーマに一定の方向性があるのは理解できる。
しかしその内容はいまいち不明確。死者を相手に「お元気で」と言うあたり、
実は、祐一と栞の歪みを一身に引き受けている名雪から栞への、
そして作者からKanonという作品への、すげえ皮肉なんだろうか。ちがうんだろうな。
結論。KanonのKanonたる所以を、悪い方向に再生産した作品。
着想にオリジナリティはあるが、残念ながら生かせていない。
でも、悪い意味であってもきちんとKanonしているので、
内容をさしおいてSS読者からは受け入れられやすい作品だろう。
いや、ハッピーエンドでないことを考えれば、やっぱり受け入れられないかな。
人称について追記。
混在が見られるといっても、無原則ではない。
一応、三行の改行がおかれて、そのあとにのみ人称は切り替わっている。
これを俺は、作品の統一性を損なう、切り替えが頻繁で分かりづらい、という点から斥けるが、
一定のルールは存在しているので、肯定する人もいるだろう。
バカみたいなので言いたくないが、好みの問題だ。バカでごめん。
ほかに評価のしかたを知らない。
基本的な発想にすごく発展しそうなポテンシャルを感じる。
書きようでいくらでも話が膨らむと思う。
ただ、キャラの執着度が薄く感じる。どこか第三者のような。
こんな妙な状況を作ってしまうほどの執着みたいのが感じられず、
そういう意味で台本や書き割りのようなものの存在を感じた。
他人事っぽくみえるよなーと。
足りない部分もかなりあるだろうが、自分だったらどう書くかなと考えながら
読めば楽しめるんじゃないかな。
読んでみた。
作者にとっては処女作みたいだからね。
人称はまあ読みづらいという訳じゃない。
着眼点は良かったな。栞が幽霊として現れて、それで色々あった話し。
ただ
>>772の言うように、執着度が薄いというか何をやりたいのかよくわからない。
最後は名雪とくっつくが、それも展開からすると急なように見えるんだよね。
もう少し掘り下げてくれれば良かったかな。
悪い話ではないと思う
ただ、この話における名雪は、祐一の事が好きで好きでたまらない、という印象を受ける
ところが、原作シナリオ(名雪)だと、祐一のほうから「お前が好きだ」といわれたのに、名雪は「今頃そんなこといわれてもわかんないよ」と逃げてしまう
どうもそこんとこに違和感があるように思える
いずれにしても、書き出しの部分と結びの部分の展開が唐突過ぎてついていけない部分がある
もう少し祐一の名雪に対する気持ちとか、栞に対する気持ちにどう決着をつけたのかとかを掘り下げたほうがいいと思う
まあ、この作者はもうKanonに対する情熱は醒めたみたいだから、改訂版とかも期待できないけどねw
スレの流れが止まりそうなんで話題を振ってみる。
背景と文字色はどんなのが読みやすいのか。
背景が白で文字色が黒ってのは、オーソドックスだが目に優しくないという話を聞いたんで。
読みづらいSS(壁紙使ったり、背景がドギツイ赤だったり)ってのは、みんなはどう思う?
最近は型月系でやたら見かける形式だけど、黒地に白は本気で眼が痛くなるので止めて欲しい
そういうのに限って話自体は面白かったりするから困る
明朝体と字の大きさ固定とpreはうれしくないよーな。
>preはうれしくない
kwsk
背景が薄い色、文字が濃い色で一定の明度差があれば
よほどけばい色合いじゃなければ問題はないと思う。
個人的に一番つらいのが改行になんらかの問題や不満があるケース。
最終手段のメモ帳コピペで対処不能な場合がまれにある。
↓最近指定って倍率高めだよね。全然チャンスが巡ってこない
第三話まで読んでみた。
なので踏んでみる。
最後まで読んでみた。
正直微妙なSSだと思った。
とりあえず「ALLエンド後、ほとんどが祐一に好意を抱いているという設定からのSS」
とか書いてるのはマイナスだろう。中身は祐一×天野のアフターストーリーみたいな物だし、他キャラはオマケ。
つーかむしろ他キャラが出てくるとテンポが落ちる。容量は多いけど退屈。
基本的に毎回同じような事をやってるだけ。オチも毎回同じ。
ぼのぼのなのだろうが、正直退屈としか思えなかった。
「椎名真琴」は、祐一が昔憧れてた娘で狐の悪戯娘じゃないのかどうなのかわからなかった。
その二人の子供(オリキャラ)と、祐一・天野のぼのぼのがメインなんだろうが…… うーむ。
というか天野が祐一の事を「お兄ちゃん」と呼ぶ辺りで違和感がある。
これはもうオリジナル小説で良かったのではなかろうか。
「あの子」が唐突に出てきたり話に統一感も無い。
良い点を挙げるなら、文章力はまあ悪くないよ。
もう「KANONのSSじゃないんだ」と割り切って、同姓同名の思春期な男女が同棲生活を送るオリジナル小説と
見ればそこそこ楽しめるかもしれない。
ぼのぼのなのか……
>778
<PRE>〜</PRE>のつもり
780はall後に転校生ヒロインとか実妹とか義妹とか母とかがやってくるのが当たり前だった時代に
それらよりは若干原作的、若干心理描写が繊細、若干無茶が少ないというコンセプトで(たぶん)作られた
ものだろうから時代が違ってしまうと、だから何になってしまうのは仕方ないというか・・・
いまからみるとかなり厳しい部分があるね。
レビュー乙
俺は昔そのSS読んだことがあるが、回を重ねる度退屈になって投げた覚えがある。
文章が並な上、一話辺りが妙に長いから余計性質悪いと言うか。数話で完結してくれればまた印象は変わったかも。
そういう意味で
>>784に同意出来る部分がある。
おつかれです。苦行になったみたいで申し訳ない。
思い出した頃に更新してるので暇潰しにはちょうどいいんだけど、
最初から一気に読めと言われたら普通投げ出すよな・・・
終わりどころを見失ってどんどんぐだぐだになっている感はある。
>>784 HTMLわからん人にはそれじゃわからんよ。
>>784 タグなのは知ってる、ちゃんと尋ねればよかったな…スマソ
PREタグ使うと嫌がられるとは知らんかったから、何故なのか訊きたかった。
>>787 改行の場所が強制されちゃって、
文字サイズを変えたときに横スクロールバーが出たり、
画面サイズを変え難かったりするです。
書いた人の環境に近い環境に(PCをやブラウザを)変更しないと読み難いことがあるです。
長くないというのは、それだけで正義だ。
国崎と栞(と香里)の話。クロス読まないので、
この組み合わせだけで新鮮味を感じるんだが、よく読む人にはちがうのかな。
ストーリー的な盛り上げどころはあるんだけど、残念ながら演出上の問題で、
盛り上がるべきところで盛り上がらない。
演出に気をつけるだけで、化けると思うんだが。現状では退屈がまさっている。
それに星の光が遠くから長年かけて地球に到達するという話題にも、特別に新味があるわけではない。
演出に気をつけた上で、ここにひとヒネリ加えることができれば、みちがえるのではないか。
やたらカラ改行をしていて、その読みにくさが退屈に拍車をかける。
まあ改行してないと読みにくいという層もあるだろうし、そのあたりは作者の選択で、
読者がどうこう言うべき問題でもないか。ただの慣れ不慣れの問題だな。
総合的には、正直、へた。
が、内容も文章もプレーンで嫌味がないので、悪い感情を抱くことはなかった。
「上手な下手、下手な上手、どちらがよろし」だな。
香里の出てくるクダリは正直、蛇足とも思うが、まあ愛嬌と思うことにしよう。
生きる意味とか、そのへんはスルーで。
議論として成立しているとは評価できないが、作品のフレーバーにはなってる。
でも青臭いフレーバーなので、嫌う人もいるだろう。
良いレビュー乙。
基本的には可もなし不可もなしというところ
ただ、ネタになってる星の光が云々というくだりは
その昔『星のローカス』という漫画で小山田いくという漫画家が描いていたし
それを長谷川祐一が星を見る少女の話で、すでに滅んでしまった自分の星の
幸せだったあのころの風景を見続けているというほうがインパクトがあった
プロと素人を比べるな、という意見もあるだろうが
ようは、そのネタを自分なりにどう料理するかという点だ
これにはプロも素人も関係ない
結果としてこのSSは、ただそれだけのことが書きたいだけに、無駄に行数を稼いでいるようにも感じる
もう少し構成とかを考えて、読む人に自分の考えを伝えられるようにしたほうがいいと思う
SSを評価するのは書いた本人ではなく、なにも知らない赤の他人だ言うのを意識すれば
もう少し内容を整理できると思う
雰囲気がいいだけに、内容がぐだぐだなのが惜しかった
また、キャラの書き分けが基本的に好物と口癖だけなのもいまいち
全体を通じて背骨となるストーリーと、視点となるキャラさえそろってれば、少しはよくなったと思う
そのせいか単に思いついたのをそのまま書いたという感じがした
レビュー乙。
連休のせいか伸びが凄いなこの土日。
>長くないというのは、それだけで正義だ
この一文が気に食わないがレビュー乙
長編を忌避するような発言は止めようぜ
水瀬家につれていかれる話ばかり読んでいたので新鮮な組み合わせだった。
kanonとのクロスになると、何故か(airの三人娘に輪を掛けて)初対面の人形遣いへの警戒心が薄いのも面白い。
国崎のキャラにやや違和感があるかな??
もっと斜め上の遣り取りになりそうだと思った。
>>790 良いレビュー乙。
「下手だが、不快にはならない」ってのには同意。それだけで読んでいける。
>>792 >その昔『星のローカス』という漫画で小山田いくという漫画家が描いていたし
>それを長谷川祐一が星を見る少女の話で、すでに滅んでしまった自分の星の
>幸せだったあのころの風景を見続けているというほうがインパクトがあった
「プロとアマの違い」っつーより「小説(SS)と漫画の違い」の方が大きくないか?
表現技法としては全くの別物だしな。小説なら文法で表現せにゃならん。
それ以外に関しては同意。
無駄に行数稼いでいるというのは、やはり同じ事を感じた。
まあ惜しいといえば惜しいSSだった。
>>795 あの国崎は美凪シナリオ後だから、性格も変化してるんじゃないかと思ったんだがどうだろう。
まあ水瀬家に連れてかれないで、そこだけで完結してるのは良い点だな。
↓指定よろしく。
踏んでみる
801 :
800:2006/07/17(月) 13:51:15 ID:9JuGKBIs0
→1/2の近似値←
真琴END後、真琴が妊娠してさあ大変、なSS。多分ギャグ寄り。
完全に祐一の一人称で進むのだが、全体に散りばめられた一人ボケノリ突っ込みのような、
そういうもののせいで締まりがない。
下手なエロゲーのDQN主人公のようだ。
小ネタをごちゃごちゃぶち込んでる為、テンポもかなり悪い、と言いたい。
原作の祐一って、こんなにはっちゃけてたか?
オープニングで妊娠発覚後、前半は水瀬家で家族会議が開かれるが、結婚するなら金銭的な問題はどうするとい
う疑問の解決法が「株」。説得力を持たせる気はないのだろう。
ここはきっちり締めるべきだろ、って思ったシーンでも変にボケるから白けてしまった。
話の起伏が小さく、盛り上がりに欠ける。
後半、真琴が深刻に悩むシーンが入ってシリアス「っぽく」なるのに、
祐一のつまらん小ネタばさみがあって、ここもダルかった。展開に引き込まれるというより、いきなり何だ?
という思いのほうが強い。
ダルイというか、描写があまりうまくない。〜〜のように、の部分が特に。一人称だからしょうがないか?
ただ後半の、真琴が祐一と話すシーンでは、祐一の言葉を信じて支えにしようとする真琴の純粋さ、
健気さが伝わってくる。そこは良かった。
悪い事ばっかり書いてしまった。目立つ欠点が多くて、ついそればかり気にしてしまう。
下手なレビューですまん。
ところで、タイトルには何の意味があるのだろうか。
名前一文字ずつのあたりか、ベターハーフ+αかな?<タイトル(よくわからん)
99%のコメディにシリアスひとつまみとゆー作者得意のスタイル。
コメディなら通常勢いだけでごまかす部分が、多少細かく描写されてるのが特徴のひとつだろうか。
ほんの一言以外は絶対にまじめなこと(というか本心)を言わない作者風祐一が受け入れられるかどうかで
面白いかどうかが決まる気がする。
作風に特徴ありすぎるので、合うか合わないかを見る為にも、古い作から読んだ方がいいと思うな。
コメディだし、内容に付いてはあんまり深く考えても仕方ないかも。
考えたら、あほかって感想しか出しようがないしね。
祐一って言うよりは桜井舞人だな。
祐一と真琴の出産話で、典型的なALLエンドSS
このての話にありがちな、キャラの書き分けがまったくと言っていいほどできていないので
誰がしゃべっているのかさっぱりわからない
もう少し話に応じた役回りとか考えたほうがいい
それが無いので、単にキャラが全員出てくるだけのごちゃごちゃした内容になっている
作風はノリと勢いだけなので、好きな人にはたまらないかもしれないが、ついていけない人には理解できない
結果としてギャグとコメディの区別がなされていないし、途中のシリアスも意味が無い
登場キャラも99%の作者補正がされているので、原作の面影がまったく感じられない
そのために、単に有名どころのゲームから、登場人物の名前だけ持ってきただけに見える
ALLエンドってのもアレだよな。
問題なのはやっぱり書き分けとか、テーマだよな。
キャラが増えれば、誰が何を言ってるのかよくわからなくなるし
やりたい事も分散されて、何をやりたいのかよくわからなくなる。
ksk
連投ksk
↓指定よろしく
名無しで約二年近くも更新放置か。
将来性が極めて薄いのでパスさせてくれ。
未完SSの指定はせめて今後の注目作に留めて欲しい。
以下に809簡易レビュー。
中トロに笑った。
素直な二次創作で、往人がONEに来ているIFを自然に描けていると思う。
その意味では他所様の畑でハーレム作るクロスよりマシ。
しかし序盤で更新放置。何が最終目的なのかもAIRとの関連も分からないままだ。
よって褒めるべき点は何もない。
↓再指定どうぞ。
確かに他作品で主人公を蹴落としてハーレム作るクロスよりはマシだし、読めるが
逆に読める点で「主人公だけが他作品に乱入する」という不自然さを感じる。
雰囲気は出ているが、別に往人じゃなくても浩平でいいじゃんという疑問が浮かんでしまう。
他に
>>810が言うように更新放置という点やAIRとの関連がわからないのもマイナスだね。
雰囲気は良いし、文章力もまずまずな点は褒めるべきだと思う。
だが長編でやらなくて、短編の連作形式でやればまだマシだったかもしれない。
祐一が全員を助けるIFもの。それなのに恋愛要素が0。その点はかえってすがすがしかった。
内容は童話チックなファンタジー。ナユキだけ違和感がある。
一から十まで説明しようとしているのと、…の使いすぎが気になるが読みにくくはない。
悪い意味でなく、子ども向けのKANONのエンディングのようで結構好きだ。
レビュー乙
レビュー乙
個人的な意見だけど、
指定に関してあまり規制を設けてほしくないな。
受け皿の広さもこのスレが気に入っている要因なんで。
>>809 人形劇を見えないみさきで受けたり、目的に届かない旅をみさきに重ねたり、
往と雪を被せたりするところがうまくて、みさきかーーそれはやられた!
と思えたんだけど、二日目以降はやや失速気味のような。
往人を主人公とする話と、往人を観察者とする話の二本の線がうまく重ならなかった印象。
airのテーマとの重ねあわせがoneのキャラ全部でやれたら最高だったんだろうが。
>>815 とは言うが、未完で更新の望み薄だと読む側としては時間を費やしたのが空しくなるんだ。
作者がどこ行ってるかも分からないのは止めて欲しいってのが本音。
ついでに言うと未完はレビューしにくいからスレが止まる原因になりやすい。
>>812 祐一が奇跡起こして全員救おう
という意気込みはわかるんだが、キャラが雑然としすぎていて
結果としてごちゃごちゃと読みにくい文章になっている
このSSが書かれた年代から察するに、ALLエンドSSの一つのあり方を提示したものと考えられるが
キャラ一人一人への愛情が足りていないせいか、たんなる奇跡の大安売りでしかなかったように思える
踏んでみる。
821 :
820:2006/07/18(火) 23:56:40 ID:JRSJe5Qv0
「冬菜編」の十六話まで読んでみた。
現時点までの感想としてはオリキャラ物。
「冬菜」というのは祐一の母親だし、その他は名雪の父親など。
それどころか一部KANONキャラにオリ設定を加えられていたりする。
美汐はともかく秋子のオリ設定は驚愕した。若く見えるのも頷けるし、「それもアリかな」と思う。
序盤は退屈だが、15話、16話のどんでん返しはかなり良かった。
斬新でそれが良い方向に向かってるSSだと思ったよ。
欠点としてはオリキャラ+オリ設定化キャラがメインで、しかも数が多い事。
名前を把握するのに少々苦労する。
後はオリ設定も人の好き嫌いが分かれそう。
他は文字が小さい事と、ほぼ毎回あるあとがきがウザい事だけ。
作者の姉貴と妹が、ねらーだとか言ってるが興味ない。
まあその辺は無視すればいいな。
更新されなくなってから久しいが、更新されてる最中は夢中になってた
あの当時としては結構斬新な要素が入っていたし、美汐にハマりかけてた時期だったのを思い出す
ただ、今読み返して見ると、かなり原作から逸脱した内容
名雪の出生の秘密とか、美汐のオバサンくさい秘密とかは秀逸であったと思うが
結局、作者の能力を超えてしまったと思われる
なんとか一生懸命伏線を回収しようと努力しているのだが
回を重ねるごとに泥縄的に設定が増えていくので、おそらくもう作者にもわけがわからなくなっているのだろう
更新しなくなってから一年以上経過しているし、今後も更新される見込みのない未完の超大作というところか
823 :
820:2006/07/19(水) 01:18:40 ID:ky3RiQvZ0
>>821の続き。
「美汐編」読んだ。
結構ダークが入っているな。
「冬菜編」のラストが感動的だったから意外だった。
でも未完とは言っても海汐関連以外の伏線は大方回収されてると思う。
最後は祐一と天野が出会った所だし、それなりに丁度良い所で終わってるのではないかと。
でも
>>822の言う通りかもしれん。作者にも訳わからなくなってるのだろう。
キリが良い所で終わっていれば良かったのに、続けてグダグダになってしまったという感じ。
このSSで言うなら「冬菜編」で終わっておけば丁度良かったのではないかと思う。
まあその場合は美汐の謎が残されるという問題点も孕んでいるが……。
とりあえず「冬菜編」と「美汐編」では話のノリが違うと思う。
個人的には「美汐編」はダークがあんまし好きじゃないんでキツかった。
総合的には面白いSSだと思うよ。設定は非常に斬新だしな。
原作から逸脱していると言えばそうだが、逆に秋子さんが真琴についてよく知っている理由付けになる気がしないでもない。
レビュー乙
洋ナシか。
好きなSS告白スレがあった時は結構人気あったなコレ。
タイトルの「洋梨」というのも、真相は闇の中だな。
もしかすると「洋梨=用無し」という意味なのかもしれんが、それも作者にしかわからんだろう。
結局の所、未完作品で完結の見込みが無い作品でも
大体は伏線が回収されていて、結構キリが良い所で終わってる気がしないでもない作品と
伏線どころか何をやりたいかよくわからん状態で、突然更新が停止してる作品では
やはり読み応えとかそういうのが違うと思う。
正直な話、再指定権ってのはどうなんだろう。
このスレでは、良作も駄作も公平な視点で見る所が良いと思ってる。
正直な話、嫌なら踏まなければ良い。皆が嫌なら踏まれないで24時間勝手に立っていく。
せめて再指定する際は、次の人に丸投げしないで自分で再指定SSを上げれば良いんじゃないかな。
連投スマソ
↓指定よろしく
伏線、つまりストーリーがどう落ちるかが重要な話とそれ以外とはまた別だしね。
なんて言い始めると、得意なジャンル不得意なジャンルの話とどこが違う
って話にもなっちゃいそーだが。
踏み
>>827 指定したい作品があるなら指定すればいいし、
なかったら次の人に回せばいい。
あんま細かい規定作んなくてもよくない?
>>832 まあ細かい規定作る必要はないってのはそうなんだけどね。
結局の所は「目指せ脱食わず嫌い」ってのがメインだし、ゲリラレビューも出来るしね。
>>827 連投で9踏むの禁止ってのに近いから遠慮されるんだと思う。
自分が指定したいためにパスが濫用されたら興醒めだし、パスする人は理由を明記して再指定してはどうかという手段の提案をしているに過ぎないと考えた方がよさげ。
理由に納得いかない再指定要求は無視していいだろう。
ところで、そろそろ誰かまとめの投下してくれないか?
>>831じゃないけどゲリラレビュー。
「北國夜話」
名雪シナリオ後のアフターストーリーという位置づけだろうか。
注意書きにもあるように名雪以外のヒロインのバッドエンドといった所。
ある意味では原作に沿ってると言えない事もない。
原作では、基本的に一人救われたら他のヒロインは救われないからな。
だが話数が少ないせいか、正直何をやりたいのかよくわからなかった。特に4話と5話。
あゆ、真琴、舞があぼんしたのはわかるんだが、本当によくわからんままあぼんしている。
本当に「あぼん」って感じ。「死んでしまった」というより「あぼん」
祐一とくっついた名雪との関係も早足で語られてしまって、特に重要ではないように見える。
というか名雪の扱いが、どうでも良いような程度な気がする。
唯一良いと思えたのが、2、3話の美坂姉妹の話。
亡霊となった栞が、香里に会いに来るというシチュエーションは普通に良かったよ。
佐祐理が舞の亡霊を見る点も良かった。
結論としては「短くて読みやすいけど詰め込みすぎ」だと思う。
2、3話も大体は栞に焦点を当てていたので普通に読めた。
だが4、5話では、やたら多くのキャラに焦点が当たっていて「あぼん」している
だけの話にしか見えなかった。
836 :
835:2006/07/20(木) 10:23:00 ID:sgFJW7D60
ぶっちゃけ美坂姉妹の話だけでやれば良かったと思う。
美坂姉妹の話は良かったよ。
確かに、典型的なキャラの詰め込みすぎでなにがやりたいのかがよくわからんSSになってる
美坂姉妹ネタは秀逸であるといえるが、他がぞんざいなのが痛い
名雪エンド後なのに、名雪の存在理由が無いし
前書きと最初のお盆で内容は『ああ』とわかってしまうだけに、中身が薄いようにも感じられる
831踏み逃げかなとおもったら避難所の方に書いてたのね。
こっちで一言誘導でも入れて欲しかった。
まぁなんであれゲリラレビューの人たちも含め乙。
839 :
名無しさんだよもん:2006/07/20(木) 21:52:04 ID:CFnM4J5u0
……レビューしづらい。
ハーレムエンド後もの。台本形式。北川虐待。オリキャラ。
プロット無しに書き綴ったらしく話が無軌道。あらすじを短くまとめるのは無理。
最終ヒロインは舞。
ギャグの部分は何と言うか、よくある奴。
ヒロインがボケて祐一が突っ込むのと北川虐待。
SS初めて読むなら笑えるかな。
シリアス部分は悪くないのかもしれない。
いや、全く良くも無いけど。
とにかくkanonSSを連載したいという理由から書き始めたらしく完全な習作。全体的に拙い。
一応完結させたという点は誉められるSS。
戯言
戸籍とはその人間の家族も含めた人生の履歴。
身元不明の記憶喪失者にこれを偽造してやるというのは犯罪とかそういう事以前の問題。
普通に住民登録しとけ。
>名雪エンド後なのに、名雪の存在理由が無いし
名雪エンドにしたのは話の都合がいいからじゃないの?
名雪エンド以外だと話がややこしくなる。
ALLエンドって書き分けが出来なくなるのが問題なんだよね。
そのせいで何がやりたいのかわからなくなってしまう。
「全員救済」を一からやるのならまだ意味はあるんだろうけど「ALLエンド後です」ってなると
よくわからなくなってしまう。
無駄な会話
ttp://www.actv.ne.jp/~gae/ss/muda.html 台本形式。
ギャグなんだが、イマイチだった。
メリケンサック香里だからかな。テンプレ設定で萎えたのかもしれない。
何となくこの作者さんは、二次創作の枠を超えないように意識しているように見える。
もっと自由であっても良いと思うんだけどね。
二次創作の枠を超えないっていう事は、悪く言えばパクリだし。
余談。
「アイアイサー」の
「アイアイ」は「はい」という意味で「サー」は上官に対する尊敬語。
ググって見つかった。SS書く際には検索エンジンで軽くでもいいから調べて欲しかった。
逆にシャアザクについての情報はやたら詳しい。ま、どうでもいいことだけど。
↓指定よろしく。
踏み
851 :
850:2006/07/21(金) 23:44:55 ID:WF58ELkK0
天送歌レビュー
悲しい話……なんだろうか。まあ、一般的にはそうなのだろう。とりあえず自分はハンカチ不要だった
ヒロイン全滅ENDな話。香里と栞、真琴と美汐、舞と佐祐理、とそれぞれの対応サブヒロインとの今際の際の会話はそれなりに雰囲気出てたとは思うのだが、その後サブヒロインが「私も一緒に――」って感じで後追いするのにぶっ飛んだ。
何故か現れた北川まで付き添うし。香里が好きだからってそこで止めもせず心中かお前。
「俺も付き合うとするかなっ」じゃないだろ。
で、あゆと秋子さんとの会話で、
「誰か一人なら助けてあげることが出来たけど選ばなかった人達はどうなっちゃうのかなって思ったら、何もできなくなった」
「もしかしたらって、お願いみんなに少しずつ分けてあげたけどそれじゃ駄目だった」
と届かなかった奇跡の舞台裏が明かされる。
その後翼の生えた秋子さんに連れられて、ヒロイン達がみな同じ事を願っていたのだとなんとなく理解したあゆは、最後に残った奇跡の欠片を使って、彼女たちと同じ願いをかける。みんなが一緒のことを願えば、それは絶対に叶う一つの大きな願いになるはず――
なのだが。
852 :
850:2006/07/21(金) 23:49:10 ID:WF58ELkK0
真相があっさり描かれる上にわかり辛くて微妙な祐一と名雪パート後。
独りになってしまった祐一が、「みんな自分たちだけ一緒に逝っちゃって自分勝手だ」と泣いてる所へ「なら、祐一も一緒に行こう?」と声がして顔を上げるとそこには……まあお約束。
「嫌って言ってもつれて行くからねっ」とかは悪霊の類の台詞にしか思えないのだが、穏やかな雰囲気のまま、
ボクの願い。それは…みんな、たとえ何処へ行くとしても一緒がいいです
…………えぇー
読み終えてまず、それでいいのかよと思った。
喜劇というか奇跡へのブラックジョークじゃないのか。
後書きで「思い切って書いた痛い話」「見方によってはハッピーエンドの一つの形」とある以上、作者は真面目に書いたのだろう。
愛する人が死んだ時にそのまま抗わず一緒に心中するようなかたちの物語を「純愛」だと感動するタイプの人なら普通に感動できるのかもしれない。自分には無理だった。
なんか読み返すと凄い馬鹿にしたような言い方になっちゃってる気がするんだけど、特にそんなつもりはないんだ。
最初のヒロインサブヒロインのやりとりは普通にいい雰囲気だと思ったし、文章も変ではないと思う。ただラストに至る心情と結論の部分が自分の感性に全く合わなかった。
読んでて一番最初に思ったこと。リーダーの多用ウザイ。
読み終わって真っ先に考えたこと。えーと、ギャグ?
共感できねえー。共感できない理由は、たぶん祐一じゃない。あゆのほう。
天涯孤独になって、みんなのいるところに行きたいと思うのは、別におかしなことじゃないと思うんだよ。
でも、だからってあっち側に行かなくても良いものを、わざわざあっち側に連れて行くってどうなの?
しかもやむにやまれぬ動機とかじゃなくて(たとえば祐一に一切の生活能力がなくて現世で生きていけないとか)、明らかにあゆのエゴのためだよ?
「ひとりで死ぬのは寂しいから道連れが欲しかった」っていう理由で殺人がおこなわれたら、一般的な人がそれに対して抱く感想はひとつだろう。
リーダーがウザイとは思ったけど、文章に問題があるとは思わなかった。
それだけに、小説を小説たらしめる要素として、文章力はたいした問題ではないと再確認させられた。
それとも、俺がなにかこの作品について、大きな読み違いをしているのだろうか。
俺にとってはまったく泣けるような作品ではなかっただけに、いま、その強迫的な怖れを拭えないでいる。
ほぼ同意なんだな
ある意味奇跡が起こる影で、悲劇が起こるというのを忠実に再現するとこうなるのだろう
まあ、なんであゆが他のヒロインの事まで知ってるのか疑問だし
祐一も他の連中の事を知った上で名雪と選んだようにも見えるし
シナリオ上ではふさぎ込み、ずっと引きこもっていた名雪が表に出て車にはねられるというところも不自然だし
全体としては悪い話じゃないと思うが、普段ほのぼのとか書いてる人間が
ダーク書くとこうなりますという見本みたい
ハッピーにするならハッピー
アンハッピーにするならアンハッピーと、テーマを絞り込んでいないため
結果として無駄に中途半端になったように思える
あんま評判良くないなw
個人的にはあの終盤の流れは結構良いほうだと思う。
親しい人の死→絶望→克服のお約束の流れの途中に
あゆの悪魔のささやきに従い祐一が挫折、もしくは逃避を取った形で、
個人的にはこれ以上ないほど最悪の結末だと思う。
作者の意図とは違うんだろうけど読んでて相当鬱になれた。
細部に突っ込みどころはあるものの、ダークとしては悪くないSSだと思うよ。
しかし、真琴の戸籍の問題ってそもそも言及が無いか秋子さんが偽造するかのどっちかばっかりだな。
まともに何とかするSSって無いのか?
公的な問題にすると水瀬家で引き取れないだろうってデメリットがあるからかも?
↓指定どうぞ。
860 :
859:2006/07/22(土) 16:23:44 ID:ytydCK640
火中の栗っぽいけど踏み。
美汐と美汐の愛車(スクーター)を中心とした連作。
うーん、これは難しい。
明らかにストーリー主導のものでもないし、本編系でもない。
同一世界観のキャラコメというか、まずキャラ、次に世界の順番で重要だと思う。
そのキャラも本編ではなくて、アナザーワールド。
本編よりソフトな世界観の本編のアフターって感じだろうか。
バッドエンド直前の夢だったって落ちがつくんじゃないかって思うくらい平和な世界だ。
バイク便ネタが個人的にちょっとつぼ。
あと、本編での悪いところを保持したままの祐一もちょい好み。
女の子をいじめるところとか。
美汐がメインなのに、真琴よりあゆが目立ってるのが特徴といえば特徴。
オールエンドでしかもヒロイン同士の会話が多いのに、何故か(美汐のキャラのせい?)
孤独感みたいなものが通低音になっていて、キャラ同士の心理的距離がかなり大きい。
夢っぽく見えるのはそのせいかもしれない。
(おかげで人懐っこいキャラは出番・描写的に割を食ってるところもある)
スクーターネタは思ったほど重要じゃなかったかなあ。
それをきっかけに起きるキャラ同士の会話の方が主という感じ。
キャラ観と世界観が感覚的に腑に落ちるかどうかで決まってしまう話なので、
好きな人も嫌いな人も好きな人が許せない人も嫌いな人が許せない人もいそう。
ゲリラレビュー。全部読んでみた。
美汐のスクーター日記
個人的にはあまり合わなかった。
良くも悪くも「KANONである必要性が無い」と思う。
スクーターネタもマニアックすぎて付いていけなかった。
でも世界観はまあまあ良いかもしれない。
ALLエンドのキャラ同士の絡みという点では良いと思う。
そういう意味では世界観と雰囲気は良いと思うよ。
後は(泣)(汗)とかが語尾についていたりするお約束がアレかな。
>「「「「そう(です)(なんだよっ)(だお〜)!!!」」」」
とかで萎えた。
バイク好きの人なら『ああ』とわかってくれそうな話なのだが
それ以外に人にはなにがなんだかさっぱり、という感じ
単にバイクネタなら、Kanonの二次創作でやる必要も薄いように感じる
ALLキャラもの宿命か、メインの美汐、サブの香里あたりの描写はまともなのだが
メインヒロインの書き分けが、基本的に好物と口癖だけ
また、これはサイトの性格のせいか、名雪と北川の扱いが異様に悪い
現在までに更新を続けているのは評価に値するが、結局肝心のキャラの書き分けがお粗末なので、二次にする意味を感じない
キャラ同士の会話といっても、扱いが定番なので予想しやすく、オチも読みやすい
それだけに、妙なグダグダ感がある
ただし、一話あたりの容量が小さいので、軽く読めるところが利点
ALLキャラものは、結局作者の好き嫌いがダイレクトに反映されるため、好みでキャラの扱いが決まってしまう側面がある
それだけに、作中に置ける役回りをしっかりと決めて書かないと、描写に偏りが出てしまう
扱いを悪くするくらいなら、はじめから書かなければいいものを
もっとも、ギャグ要員として必要というのなら仕方がないが
まともなサブキャラと、頭の弱いヒロインという書き分けはやめたほうがいいと思う
ある意味、読み飽きたパターンだし
865 :
名無しさんだよもん:2006/07/23(日) 10:42:54 ID:oR3dPu820
涼元「骨董とかサッカーとか海外旅行とかスキューバダイビングとか、
ゲームとは全く違うジャンルに精通していると、確実に有利になります。
どうやって有利にするかはヒミツ…というか、「自分はバイクが好きだから
作中にバイクをたくさん出そう」とか、そんなダイレクトな意味ではないです。
この辺りの『取り入れ方』が感覚的にわからないと、もの書き職への適性
自体が薄いかも…です。」
うんちくを披露するだけのと、体験した感覚を描写に応用することの違いかね?
例えば俺は学校の授業の、土のグラウンドのハーフコートでしかサッカーやったことないから、
広い芝のオールコートでやる大会でのサッカーがどんなもんかはわからん。
試合の緊張感とかフィールドの広さの感じとか地面の動きやすさとか、そういう爽快感があるんだろうなとしか想像するしかない
(泣)(汗)をつけるのは最悪だと誰かが言っていたが、その通りだと思う。
やっぱり嫌味ったらしい感じになるからだろうか。
あと、明らかに話の進行に詰まったのか、台詞や地の文でベラベラと専門知識の解説、
つまりうんちくの披露でお茶を濁して逃げちゃうのも良くない。
そんなの、読者は飛ばして読んでしまうのがオチだ。
小説ではないが、一時期のこち亀、B級推理漫画でよくあった手。
上手くはないし、タイプも古いね。その他欠点も多い。
その後、
だけどとなるかだからとなるかは読み人次第。
一話だけ読んでみれば大体合う合わないは判断できるだろう。
↓指定どうぞ。
誰も踏まないから踏んでみる
実は智代シナリオ今からなので数時間お待ち下さい…ダメ?
>>870 噴いた。
原作知らないでSS書いてる奴も多いというのに、なんて素直な奴なんだ。
ガンバレと心から応援したい。
↓みんなで萌えキャラ870を励まそう。
>>869 タイトルだけ読んでレビュー。
なんで3回言うねん。
873 :
870:2006/07/23(日) 22:08:24 ID:sYgriOxg0
智代可愛いよ智代
智代シナリオ終わらせてから気づいたんですが 智代アフターって別ゲームじゃないですか
注文したので数日待ってください…嘘ですごめんなさい ↓の方お願いします いえ、注文はしました
短かったんでなんとか読み終えたが
まあ、中身がグダグダなゲームを原作に
グダグダなSSを書いたって印象が強い
典型的なヤマなし、オチなし、意味なしなんで、どう批評したらよいものやらw
結局のところ、だからなに? という印象のほうが強い
元ネタのゲームにも似た様な印象を受けたんだが
どうせアフターだし、SSなんだから、渚とか杏とか絡めて見たらもう少し面白かったかもしれない
智代シナリオのアフターストーリーである智代アフターには智代アフターアフターと
一般的に呼ばれる智代アフターのメインストーリーに関するアフターストーリーがあり、
その智代アフターアフターのさらにアフターストーリーとしてこのSSを書いた人が
いちづけたから智代アフターアフターアフターという名前になったのであろう。
>>870 のアタフターぶりが可愛いが、当たり前だが猛烈なネタバレなので
読まないほうがいいんじゃないかと思う。
内容に関しては、智代アフターが失敗作とよくいわれる理由であるアフターアフター自体が
鷹文と河南子が作ったゲームであったとするもの。
それが元になっているからちょっと無理矢理なところがある。
河南子がかわいい。ギャグ満載の日常会話を再現しようとして頑張っている。
>>874-875 乙
欲を言えば智代アフターアンチじゃない人にレビューして欲しかったけど、ここでそれを求める方が酷かな
アレに対して
すばらしいっ!
近年まれに見る傑作ゲームだっ!
とか言える人がいれば、だろうけどw
特にアンチと言うわけではないが、アレプレイしてSS書きたいって言う衝動が起きなかったのは確かだ
鷹文とか可南子とか確かにキャラ的な魅力はあるんだが
どうにもそういう気分になれなかった
確かにそこまで全面的マンセェは見たことがないw
>特にアンチと言うわけではないが、アレプレイしてSS書きたいって言う衝動が起きなかったのは確かだ
>鷹文とか可南子とか確かにキャラ的な魅力はあるんだが
>どうにもそういう気分になれなかった
これは確かに分かる。難しいところだねぇ…。
ともあれレビュー乙でした。
でははりきって指定どうぞ↓
879 :
名無しさんだよもん:2006/07/23(日) 23:50:34 ID:f3Gnkg4p0
ふみ
882 :
880:2006/07/23(日) 23:58:24 ID:vW6/LYHb0
やっちまった。
頑張ってみるから半日か1日くらい待って欲しい。
>>879と
>>880のSS読んだのでゲリラレビュー。
「手当ての心得」
祐一×天野。
個人的には天野の印象は薄い(真琴シナリオでしか出てこない)
なんだけどKANONSS業界では結構人気らしいね。天野。
まあ描写が少ないサブヒロイン萌えってのは、どこにでもあるって事か。
中身は真琴シナリオ後で真琴が帰ってこなかった事が前提らしい。
それで天野が祐一を好きになってく過程が書かれてる。
中身に特筆すべき事はないが、文章力は総合的に高めだと思う。
下手な小細工に頼ってない点で、その姿勢は良いと思う。
新人さんという事らしいので頑張って欲しいな。
あえて問題点を挙げるなら、真琴(と「あの子」)に対して全く触れられてない事か。
カプ物を書くなら不具合も出てくるのだろうが、少しだけでもいいから触れて欲しかった。
頑張ってマンセーとアンチに飲まれずに、成長を続ければ良いSS作家になれると思う。
がんがってほしい。
- NO FACE KANON -
ALLエンド後のダーク。ネタバレしてしまうが
「あゆの奇跡でみんな命は助かったが、その代償で心が壊れてしまった」
という話。
キャラがクセありすぎ。
みんなエゴイストになっている。レズ描写もあり。
ただ文章力は非常に高い。
淡々と進んでいるが雰囲気が非常に出ている。
良くも悪くも劇場版エヴァなノリ。そのため好き嫌いが分かれるかもしれない。
月紅くバルコニーで
久瀬と佐祐理の話。
この作者さんは文章力と心理的な駆け引きが上手いと思う。
ただ紅茶を飲むだけの話なのに、これだけ描写がされてるのは凄いと思う。
上記の長編よりも好みだったな。
この作者さんの佐祐理さんは、キレモノで好みだ。
乙。ほぼ同意。
手当て〜は、個人的には文章が突っ走ってる感がするんだが
新人さんとのことだし、これからに期待したいと思う。
月紅く〜は文章力高くて想像するのが楽しめる好い作品だな。
なので、NOFACE〜はその分痛さが際立ちちょいキツイ。レベル高めなだけに。
886 :
880:2006/07/24(月) 12:09:44 ID:2UQ+TlNZ0
レビュー
「手当ての心得」
いい雰囲気のSSだった。個人的に祐一と美汐がキャラとしてもカップリングとしても好きなので、
まずこれを紹介してくれた
>>879ともちろん作者に感謝。
原作どおりのキャラ描写、というわけではないが、良い意味で良いとこ取りな性格と
それを生かした雰囲気が安心感を与えてくれる。登場人物が伸び伸びと動けているというか。
文章力も高いし語彙も豊富。ただそのせいでむしろ気になってしまったのが、状況描写がちょっと多いということ。
それもまったく破綻してはいないないし、過剰と呼べるものでもない、
むしろこの部分も安心感と呼べるんだろうけど、若干冗長なところがあるかな。
心情描写に力を入れると物語がもっと深くなるかもしれない・・というのは少し浅慮が過ぎるか。
>>883とはちょっと違う意見になるけど、このSSでは真琴達の描写は必要ないかなと思った。
それこそ原作とは離れてしまうが、これは祐一と美汐という人物を楽しむ作品なんだと解釈したよ。
だからあっさりしてるシチュエーションもむしろ好意的に感じる。
まともな文章に王道の展開、それが飽きではなく落ち着いて読める、というところに繋がるという点でも良いSSだと思った。
新人さんなのだとしたら末恐ろしい。
レビュー乙
↓指定よろしく
生け贄を待ってる人がいそうですが踏みます。
あらすじ:
序章
子供の頃の雪うさぎイベント名雪視点。
第一章:『少女』
名雪エンドアフター。自分以外のヒロイン(あゆ)がバッドエンドであることについて悩む名雪。
第二章:『約束』
やましい記憶も辛い記憶も忘れたい。ちびあゆの記憶(ほとんど悪霊)に責められる名雪。
第三章:『奇跡』
自省のあげく壊れかけ。学校で香里に会う。栞は死んだがそれは名雪とは関係ない問題だ(だからあゆのことも同じだという含み:あゆと同じように香里の役にも立てないという含み)。
名雪はちびあゆの事故を知っていた。
第四章:『過去』
ちびあゆの事故の後、雪うさぎイベントまでの名雪の心情。
第五章:『現在』
祐一にちびあゆを思い出させ、離れることにより贖罪を果たそうとする名雪。祐一はあゆの病院へ。あゆ、死。
第六章:『罪人』
全員ぐだぐだと悩み続ける。名雪を責め続ける怨霊あゆ(まるでファンの怒りのよう)を、羽あゆが止める。
第七章:『邂逅』
羽あゆの導きで祐一が名雪のもとへ。あゆの赦しによりハッピーエンド。
終章
あゆの遺骨を彼女の母の墓へ。
感想:
・名雪の一人称は難しい。
・あとがきに共感する人向け。先にあとがきを読もう。
ある意味原作に対するパターンな反応のひとつなのだが、
同系の中では、作者にブレーキがついててやりすぎていないところに好感。
>>889 読んでみましたのでゲリラレビュー
ストーリーの流れは
>>890氏の通りとして
技術的には下の上〜中の下
3点リーダを使い過ぎていると感じる部分多数
読み難い漢字の表現を平仮名で書き過ぎているように感じる
勿論全てではないが上とも関連して、読んでいて違和感を感じる表現が多く見られる
雰囲気重視に短い文を多用するのは構わないが必ず付けられている句点が目に付く
行動はともかくキャラクターの台詞は原作に近い
言葉遣い以外の面での剥離は大きいがテーマがこれでは致し方ないとも
粗は多いが極端に不快に感じる程ではない 違う主題ならもう少し読めるかと思われる
中身の方は名雪ヘイト
名雪好きな自分としては語りたいとも思えない内容なので省略
あとがきを先に読んだ方がいい、と
>>890氏と同じ事を言っておきます
確かに名雪ヘイトだが、内容的には悪くないと思う。
貶めるためにキャラを改悪してる訳ではないからかな。
>>890の言うようにブレーキかかってるし、書いてるうちに名雪が好きになっていったともある。
原作から「あゆシナリオと対比させるべきだった」という声もあったし
まあ悪い内容じゃなかったよ。香里はちょっとショックだったが。
あとさりげなく問題だと思うのは文字フォント。
ブラウザの環境のせいか、変な所で文章が区切れてる。
明朝の代わりに大文字になってるのは好感触だが、逆にマウスを動かすのがカッタルイ。
良くも悪くも、名雪シナリオに不満のある人向け
というところだろうか
名雪シナリオ中の表面的な部分だけを見て、あゆシナリオの表面的な部分だけ見るとこうなるのだろうか
ある意味、読む人を選ぶSSだと言える
そのせいか、絶賛する人とそうでない人との差は大きいと思う
もっとも、シナリオ解釈については個人の主観は異なるため、こういうのもありか
と思える人でないと辛いと思う
それこそ、なんのとりえもないような地味な女の子をいじめるような人でないと向かないかもしれない
特別な何かが起きるから奇跡なのか
それとも、奇跡は普段は誰も気がつかないだけで、何気ない日常の中にあるものなのか
この違いが理解できれば、もう少しシナリオの解釈も違うだろうね
全体としてみれば悪いSSではないと思うが
個人的な主観が前述の通りなので、あまり楽しめなかった
まあ人を選ぶSSだって事だよね。良くも悪くも。
名雪シナリオの秋子さん事故が、唐突というのもあったのかもね。
香里の八つ当たりを見てても、事故の解釈が短絡的に思えた。
「こういうのもありか」と思ってたんで特に気にはしなかったが……。
名雪に香里の直面してた状況を突きつけるのに、
香里自身の独白を使ったのがな…
作中のちびあゆとかぶる所があるし。
香里はもっと淡々としてて、それ故に痛々しいというのが
私見。
ちびあゆは一人称が「わたし」だったりする辺り、名雪の生み出した幻像
のようなもんじゃないかって思った。自責の念というか。
対して香里は本当に淡々としていたからな。
結局の所、秋子さんの事故に不満があったのかね。
あとがきでも事故の事については一切触れていないし。
まあ名雪シナリオでしか起こらないし唐突って言えば唐突なんだけどな。
↓指定よろしく
しばらく誰も踏まないので踏み踏み
しかし見事にKANONばっかだな。
まぁ、好きは好きなんだが……
りーふ図書館が潰れていなければKanon以外の作品のSSレビューしてもらいたいものがいろいろあったのに…orz
ところでアーカイブのSSを指定するのはアリなのかな。
消えてしまったものでも他人の評価を聞いてみたい作品がいくつかある。
アーカイブでさらに未完結の長編となるとさすがに虚しさを感じないでもないが。
>>903 アドエスさえ張れば問題ないと思う。
ただ未完は厳しいと思うけどね。まあ未完の指定禁止というルールはないけど。
905 :
900:2006/07/25(火) 00:58:15 ID:DqfabwO+0
よくある秋子さんの夫もの。
小学生の祐一の呼び方や、祐一が一人で来ていたという話、名雪が子供の頃からよく寝ていたか等疑問はある。
ストーリーも特に目立った所なく平凡。納得は出来るがそれ以上のものではない。
しかし上手い。難しい表現も特別な言葉もない。それでも温かさが見える。悲しみが届く。希望が伝わる。
感動の出会いも、劇的な駆け落ちも、名前を呼ぶことすらない。だからこそKANONとして読む側が入る事ができる。
物語としてはただ平凡なお話。平凡な、きっと何処にでもある悲劇を鮮やかに描いたからこそ胸を突かれる。
きっとあなたも実家の親に電話をしたくなる。お墓の方に頭を下げたくなる。いい話でした。
乙。
読んでみたけど「ストーリーはありがちで平凡だが、雰囲気が上手い」
という感想を抱いた。
ストーリーに凝らなくても雰囲気次第で面白いSSはあるという良い見本だと思った。
旦那さんが地味だ。
地味な旦那はじめてみた。
知ってたけどずっと避けてた話。
まさに食わず嫌いでした。
まあ、あれだ
今は無きリンクスのSSこんぺで
堂々の一位を取っただけの事はある
この人は結構雰囲気作りの上手い作品を書くだけに、心に残る良作と言えるだろう
もっとも、もうカノンから離れて久しいし、今後もカノンで書く事が無いのが残念だ
WIKIを見たらKANONが発売されたのって七年以上も前の話なんだよな。
1999年6月4日に発売って書いてあった。
再アニメ化もされるとは言え、作家が離れていくのも仕方ない事なのかもしれん。
↓指定よろしく
>>910 「冬の卒業式」レビュー
割りとありがちなネタと展開のあゆアフター。
ありがちといっても、ちゃんと作者が考えたストーリーであることはわかるぐらいには作りこまれてし、作者の情熱も感じる。
作者がまず最初に思いつき、そして一番表現したかったのは中盤以降の「卒業式」のシーンであることはタイトルからして明らか。
きっと作者の中では、描かれているより遥かに細かいところまでイメージできてるのだろう。
そのせいもあってやる気の無い序盤の陳腐さが目に付く。まずツカミで外している。
SSとしての体をなすために他の作品を参考にして導入部を構成したのかもしれないが、それこそありがちで面白くない。
書きたいシーン以外(これは序盤だけでなく後半でも散見される)はやっつけ仕事な印象。
最後もイマイチしまりが無い。出来にムラがあるように感じる。
全体としても、文章としてのレベルは残念ながら高くない。
あゆの主観による地の文が数行、会話が数行、の繰り返しで、メリハリも安定感も無く、感情移入も難しい。
恐らく「あゆ&祐一」や「KANONのif」を書きたかったのではなくて、「自分が思いついた素晴らしい(と思える)場面(だけ)」を書きたかったのだろう。
物語や状況としては悪くないが、良作と呼ぶにはまだ力不足だと思う。
書きたいことを書くのが一番だし、それが出来てる部分には魅力的なところもある。
でもそれじゃやっぱり作品としては高評価は得にくいだろうな。
あと「会わさせてくれました」は勘弁。
この卒業式はいわゆる羽あゆ(子供時代)からの卒業であって、本来
羽あゆクライマックス→「卒業式」→帽子あゆの帰還→
というタイムテーブルになるはずのものが、エンディングの関係で
春まで祐一とあゆは会っていないように描かれてしまったため、
ちょうどいい場所に卒業式を入れることが出来ず、次善の策として
一年後の冬に行っている。つまり、
羽あゆクライマックス→ →帽子あゆの帰還→
(一年後経過) →「卒業式」→
うまく誤魔化してあるが、再現フィルムのようなやらせ臭さ
がつきまとってしまったように思う。
一度、こう感じてしまうと、帰還直後にやらずに一年も待った
あざとさも気になるし、冒頭のあゆとのやり取りだって
無邪気さをたてにして非難をかわす手段に見えてしまう。
残念ながら
>>911氏の指摘通り、卒業式のシーンが書きたくて
あとは無理矢理にまとめたという印象は拭えない。
ただ、好感度の高いイベント選択、キャラ選択であり、
わざとらしささえ感じなければ素直に読めるいい話だと思う。
レビュアーの方々乙です。
第一期スレのまとめサイト。よかったら次スレテンプレにどうぞ。
今回は最後までやるけど、次スレまでは保証できません。
引き継いでくれる人いたらマジで助かります。
http://9review.nobody.jp/ しかし約三ヶ月で次スレとはこのスレも大きくなったものですね。
しみじみしてるかつては1だった人でした。
たまってきたねーおもしろい
1氏ご苦労様です&レビューの方乙です&ksk
ksk
↓指定よろしく
誰も踏んでないのか……
彼女のシナリオ未クリアだからスルーしようと思ったんだけど、誰も踏んでないのなら。
ネタバレ無しには多分無理なんでネタバレがイヤな人はスルーよろ
浩平が消えて以降、あの卒業式までの繭の話。
そして繭と繭の親友、みあとの出会いのお話。
あくまで俺個人の意見を言うならかなりいい話。ちょっとほろっと来た。
これはあくまで個人的意見だから、他の人の意見は分かれるかも知れない。
浩平がいなくなってから、元の学校に復学した繭がいかに頑張っていたか。
実際にあり得そうなイジメの描写……ちょっとやりすぎ感もあるにはあるが。
いじめられても挫けない繭。そんな彼女に対してクラスメイトがとった方法が完全無視。
クラス総出でここまでやるものかと思ったが……あ、ちょっと語弊があるか。クラスのほとんど、と訂正しておこう。
本当に挫けそうになっていた彼女を助けたのがみあ。
みあの意見が素敵すぎ。
少し繭が子供過ぎる気がしないでもなく(本当言えばもっと差別的表現になりそうなのでこの辺で勘弁)、みあのキャラも少し変と言えば変かも知れない。
でもそんなことは多分気にならないはず。
タイトルに関して。
「理」と言うよりも「公式」、もしくは「檻」でもいいかもしれないと思った。
「理」という言葉自体が序盤にしか使われておらず中盤は「檻」の方が多い。
でも最後に出てきた「理」で全てOKかも知れない。
個人的にとてもいい話でした。
こう言うSSを書く人、書ける人がいると思うと何か嬉しいです。
乙です
乙
基本的には
>>921に禿同
あと、ちょっと最後が急なのと、改行使いすぎかなと。
結構ちゃんと地の文書けてるんだから、改行で誤魔化さなくてもおkだと思う。
そういえばそろそろ900突入してるが、テンプレ議論始める?
あ、あとブログ(?)系のサイトの割に滅茶苦茶すっきりして読みやすいのはかなり好感。
ってかこういう形式のサイトで読みやすいのは初めてかも
>>921 レビュー乙。
そのSSは初出のこんぺ当時に見たことがある。
上手いのは上手いのだが首を傾げる節もあった。
というのも、繭で書くってところから既にネタなんだよな。
事実そのこんぺでも繭をメインにしたのはそのSSだけだった。
確かに文章も上手いし論理もしっかりしてる。
しかし、オリジナリティとなるとどうだろう?
どうも児童問題のドラマ辺りから引っぱってきただけのような気がして素直に褒められなかった。
あのつまらないヒロインにここまで真面目なの書けるなんてすげーとは思っても、好きなONESSかと問われたら「いまいち」としか言えない。
物書きとして見ると感心、しかし純粋な読者としてみるとどこにでもありそうな話。
そんな微妙さがあるSSだと思う。
しかしまとめサイト、Kanonだらけというのがよく分かるな
踏み。
うーん。凄い普通のSS。
雪見先輩主体でみさき先輩が失明した時のネタ。
あえていうならこの年齢で書くってのは中々目新しいかもしれんが
それを生かしてるわけでもなく、むしろ雪見先輩の冷静さに違和感?
文章に関しても可もなく不可もなくって感じ。
なんと言うか全体的に何かが欠けてる様な気がする。
もっとみさき先輩の絶望を暗く描くとか、雪見先輩の何が出来るのかの葛藤を入れるとかして欲しい。
全てが普通と言った感じのSS。
>>931 レビュー乙
このネタは久弥のおねめもがあるから難しいよな
どうしても比べてしまう
SSがまだ無邪気だった時代のなごりって感じの話だよね。
ケレン味とかを期待するのは筋違いだとは思うが・・・
いまから見ちゃうと薄味かもしれないなあ。
このネタを書いたってことだけで意味があるのかも<時代
ネットのSSも進化してきたって事だよな。良い方向にも悪い方向にも。
とりあえずレビュー乙。
ksk
保守
保守りんぐ レビュー乙
ksk
ksk
それ前に流し読みした事がある。
一度腰を入れて読んでみる。
という事でふみ。
事情で遅れた。すまない。
「may you」
AIRシナリオのアフターストーリー。
往人(そら)と神無が空を旅する話。
全体的に文章力は非常に高い。神無の口調も再現されている。
雰囲気も良いし、かなり上手な作品だと思う。
ただ冷静に考えてみるとストーリー的な面が少々唐突だったように見えた。
ネタバレになるが「何故、そら(往人)が観鈴を思い出せば救われるのか」という疑問がある。
そもそも原作のAIRシナリオでは、確かにそらは往人の頃の記憶を無くしていたが
観鈴には懐いていたし、彼女の事も忘れてはいないだろう。
再度生まれ変わって、また記憶が無くなったのか。
ついでに「そら」と名前呼ばれた後の人格が、何故かスケベ野郎。
つまり人格だけは往人に戻ったという事なのかな。ちょっと違和感あるけど。
でも人格は往人なのに観鈴の事を忘れてるという矛盾もある。
とは言え、文章力と雰囲気は非常に良かった。
良いSS見させてもらいました。
>>941レビュー乙
私も
>>940をゲリラレビュー
内容は、エンド後(?)そらが神奈に辿り着いて何かごちゃごちゃしてまた観鈴とやりなおすんですよ、のよくある話。
Airは解釈が色々あるとは思いますが……この話は、浅い。 全体が浅い。
話の展開を見ても必要な描写が不足している部分が多いので、あえて書かなかったのか単純に書けていないのか区別がつかない。
矛盾もあれこれと。ラストも何故そうなったのかは不明。
とにかくあの後ハッピーエンドだったんですよって言いたい。ただそれだけに感じられる。
技術そのものは決して悪くない。しっかりと雰囲気も出している。が、練られていない為に安っぽく映る。
Airエンド後の話としては頑張っていると思うが、もっと作りこんで欲しい 残念な作品。
ksk
ksk
まぁほらkskもいいけどレビュろうみんな
何人が同じのレビュってもいいんだしさ 漏れは
>>943でレビュったぞ
一言で言うとksk
ブラウザのスクロールが長いと読む気しなくなるな。
それにレビューが難しいSSってのもある。
要約するとksk
↓指定よろしく
Kanonばかりというのは結果論であって愚痴ではないのだと思う。
つまりKanon以外が読みたいということではないのだろう。
と考察しつつ24時間過ぎたようなので再指定どうぞ。
↓
埋もれた夢に、あなたはいない
長森エンドでの浩平が消える瞬間を目撃した佐織の話で、
佐織→長森の友情と感情移入と反感と自己嫌悪、その背後にある過去の話。
どこの文芸部員だよ的な演出過剰な一人称なので作ったっぽさ演技臭さがある。
形容がくどくて文章が読み難い。構成もいまひとつ。
文章の相性の問題で、個人的には普段は読まないタイプ。
以前読んだときぴんとこなかったので読み直せてよかった。
着想に加点。大加点。
消える瞬間を目撃したことと、あともうひとつの点により、長森以外に唯一
浩平と言う存在の不在を認識している主人公。
このため浩平の不在を耐えているヒロインの一年を「他人」の視点で見ることが出来る。
同種のものはいくつかあるが、普通、見るのは茜であることが大部分だろうし、
その場合、自分恩恵兼からある程度感づくどまりで、またヒロインに対する心理的
距離も遠いので似て非なる話になる。
主人公決していい人じゃないし、自分でそれを認識しているし、悩んで決断する。
そこがこの話の一番の魅力だと思う。最高に最低でとても良。
と、ここまでで十分魅力を感じてるので、落ちのネタばれ部分はやや蛇足かと思った。
自分が住井をけしかけたのと同様なことを過去誰かにやられてて、
その結果についてどう思うか云々って展開があれば内容も深まって
よかったろうとは思うが。
住井は別人。
ノベライズ版オンリーをもとに書いてるんじゃないかという根拠のない疑惑が10%。
自分恩恵兼→自分の経験
何打ったのか自分でも分からんかった
↓どうするかは他の方の判断に任せます。
ネタバレを含むレビューについては、
「レビューなんだから内容に触れるのは仕方が無いが、積極的にネタバレを勧めるものでもない。
結局、ネタバレを含むときは冒頭に「ネタバレあり」等と書くことで読み手に注意を促す、って程度の対応が無難。」
というのが全体的な了解と考えていいのかな。
>>954 そんなとこだろう。
ルールにはないが、出来れば「ネタバレあり」と入れとくと良いよ程度。
kskがなんの略だったのか教えてくだちい
俺も散々聞いてきたけど誰も教えてくれなかった
んが、最近やっと分かった
加速の略っぽい
普通に「保守」でも良いかもね。
↓指定よろしく。
次スレに備えて急いで進めようか と言うわけで踏み
皆埋めといておくれ
961 :
960:2006/07/30(日) 22:38:09 ID:+cGugzWF0
"Because of Love."(CLANNAD)
Side R
Side K / First Half
Side K / Second Half
クラナド、藤林椋を選んだ場合のアフターストーリー。Rは椋、Kは杏の話。
R(藤林椋)
割と無難な内容。クラナドが18禁でHシーンが数回あったとしたら、3回目がこれでもおかしくない…そんな感じ。
描写は部分部分に違和感もあるが決して悪くない。むしろ良い。椋のキャラもきっちり掴んで書いている。
椋アフターのSSとしてH抜きに見ても良い出来。
K(藤林杏)
杏が陽平と付き合った設定であれこれとやらされている。
挙句に野外(?)でさせられて最後は輪姦…と、Rとは別の意味でよくある内容。
描写はエロSSとしては平均的で特筆する点はない。
わざわざ杏を不幸にした理由はわからないがエロSSなんてそんなものという事で。
後はお弁当は具を冷ましてから詰めるものなんですよと。
エロ的に実用には耐えないと思うが Rは椋好きなら勧められる。KはRを読んだなら一応読んでおいても。
もっとHシーンに力を入れたレビューをするべきだったなら申し訳ない。
963 :
埋め企画:2006/07/30(日) 23:14:33 ID:BNHqjO/h0
>>963の続き
34 クアンドレント
ttp://www.h7.dion.ne.jp/~moenomi/lie34.htm 栞アフター後。
舞も含めた三角関係の話(?)
舞が天然な事に救われた感じがあるな。その辺は楽しかった気がしないでもない。
何かハーレムっぽい香りがするので、そういうのが苦手な人は注意かも。
文章はそれなりに地の文出てるが、改行してくれと思ったりもする。
誰が何を言ってるのかもちょっとわかりづらい。
改行してくれれば結構上手いと思うんだけどね。
>>964 タイトル前がちょっと分量/雰囲気的に重くてバランス崩してる。
本文に入ってみたらあれ?というギャップを意図してるのかもしれないが。
その場合はもっと重い方がいい現状では中途半端。
単純なエンディング補完じゃないところはよかった。
続き
35 悪夢、タコ殴り、名誉と尊厳と信用と失ったであろう恋愛フラグ、ブロー三発と右ストレートにデートの約束、あと多分エロ本
ttp://www.h7.dion.ne.jp/~moenomi/lie35.htm まず最初に一言言わせてくれ。
タイトル長っ!
この時点でギャグだとわかるので、掴みは良いと思う。
内容。
最初、拘束台に縛られてる祐一が良い。ノリが良い。
だがそれは中身には特に関係なかったりする。最初だけ。
ノリは良い。
ノリは良いんだが典型的なALLエンド。ついでにオリキャラでファンタジィ。
ドタバタギャグなんだがキャラが多すぎて何が何だかよくわからない。久瀬も出てくるし。
パ○・スペシャルとか、色々と節操が無い。文章力も厳しい。
そういうドタバタALLモノが好きな人にはたまらないSSなんだろうけど、好き嫌いはありそうだな。
あと改行多すぎ。
ある意味KANONSSの真髄を見せてもらった気がする。面白いかどうかはさておき。
>>963 こういう美汐よく見るね。どこが発祥なんだろう?
ラジみし系のが何かと合体して出来たのかな?
>>966 タイトルが好き。タイトル負けしてるか?
青春どたばたかっこ悪いけどかっこいいぜ系だとタイトル見てかってに思った(笑)。
同サイトの2003年に行われた「クリスマスコンペ」もやろうと思ったが挫折。
「KANONじゃねーよ」という感想しか思いつかなかった。
そう考えると大分落ち着いてきたのかもしれないな。
後「うたわれ」SSで
17 わかたれたもの
ttp://www.h7.dion.ne.jp/~moenomi/lie17.htm も残ってるけど未プレイ&アニメ未見なのでパス。
一応読んでみたけど、どちらかといえばキャラの過去話なのかな。
戦闘シーンはイマイチだったけど、うたわれを知っていれば楽しめるのかもしれない。
よくわからんけど。
踏もう皆
>>969 出番の少ないキャラを掘り下げた作品が多い…と言えば聞こえはいいが
内容が可もなく不可もなくのレベルでそれぞれも短いため、どこまで書きたかったのか、書けているのかが不明瞭。
最終的に取り立てて言う事はなし。決して駄作ではないですが凡作。うたわれ大好きっ子でもあえて勧めはしません。
乙
むー、SSってこんな感じだったなあ。
最近は可と長さとネタの要求が厳しくなったなあと
ばくぜんと思った(上の人、ほんと他意はないんで勘弁)。
実際、読み手としてわざわざ読むなら要求するし。
レビュー乙
>>969 何かタグのせいか画面が移り変わるのが遅い。
普通のサイトでも読みづらいのに、SSだと更にダルい。
その点はマイナスだろう。
metaタグのpage-enterとpage-exitかー。
ssとこういう効果って相性悪いねえ。
974 :
埋め:2006/07/31(月) 22:06:05 ID:y9WvtkEq0
次スレまで出来るだけとっとと埋めた方が良いので、新たな穴埋め企画でもやってみる。
第二回KanonSSこんぺ&第一回CLANNADSSこんぺ
ttp://ss.tank.jp/sscontents/compe/ KANON短編
34位 心のかけら、幸せの太陽
ttp://ss.tank.jp/sscontents/compe/kanonsscompe/result/cmpss003300.html まず最初の感想は「改行使いすぎ」というものだった。
水増しされた、って印象が強い。
一人称と三人称も混ざってて厳しい。
いっその事、佐祐理だけに焦点当てた方が良くないか?
内容は佐祐理が馬鹿という事になってる。
良くも悪くも口調の上っ面だけを取り繕ったように思えた。
とにかく頭にお花畑が咲いている。
ただ一弥の事も含めた祐一×佐祐理ってのは斬新だと思った。
一弥の描写が不足してるのがマイナスだけど、掘り下げれば結構良いSSになったんじゃなかろうか。
舞も軽く流されたし、全体的に掘り下げが薄いと思う。惜しい。
いっその事、過去の話にすれば良かったんじゃないかと思う。
佐祐理の言動が幼いのも説得力あるし、一弥についても絡めやすい。
「祐一×佐祐理の成就」を描きたかったのか「佐祐理の一弥への罪悪感」を描きたかったのかよくわからんSSだった。
どちらかに絞れば良かったと思うよ。
文章力は(改行が多い事除けば)悪いもんじゃないし。
975 :
埋め:2006/07/31(月) 22:13:52 ID:y9WvtkEq0
976 :
埋め:2006/07/31(月) 22:23:00 ID:y9WvtkEq0
977 :
埋め:2006/07/31(月) 22:31:46 ID:y9WvtkEq0
KANON短編
31位 あわただしい最初の一ヶ月
ttp://ss.tank.jp/sscontents/compe/kanonsscompe/result/cmpss001700.html オールエンド物。
日記形式で過程だけを連ねるってのは、物語を省略するには良い手法だと思う。
ただ余りに省略されすぎて良く分からん状況に陥ってる気がする。
そもそも、このSSの祐一は一体どんな思いで動いてたのだろうか。
「伏線」「エンディング」などゲーム的な用語が、作中に多々出てくる事から、
作者=祐一、って事なんだろうな。とふと思った。
最後は文章量が増えるが、オチが無い。
いっその事ダークっぽく「誰も救われませんでした」って方が良かったんじゃないか。
つーか見ててそういうオチを幻視した。
実際はどんなオチになったかはわからないのだけど。
↓指定よろしく
979 :
名無しさんだよもん:2006/07/31(月) 23:47:51 ID:c9+PqZvT0
ちゃっちゃと消化していこう。
という事で踏み。
一気に読んだ。
祐一の妹のオリキャラもの。
全体的に口癖に頼りすぎている印象がある。
キャラを多く出しすぎて良くわからん事になってる。
余分なキャラが多くてオリキャラの影が薄くなる。
(特に理由もなく)北川とくっつくのは違和感あるが、北川とくっつくのは面白いかも。
オリキャラは、この手のエロゲーキャラが好きなら良いかもしれん。
ダッチワイフ的というか、まあ結構萌えた。
つかオリジナルでやれば良いと思った。惜しい。
まあ作者の今後の成長に期待。
推敲して、ラノベや二次創作SSばっかじゃなくてマトモな小説をちゃんと読んで
作家としての高みを目指して欲しいな。
>>977を継いで次スレまでの埋めレビュー。
第二回KanonSSこんぺ&第一回CLANNADSSこんぺ
ttp://ss.tank.jp/sscontents/compe/ 30位 君の名は……
ttp://ss.tank.jp/sscontents/compe/kanonsscompe/result/cmpss003000.html ギャグとあるが中身は祐一×香里モノ。
良くも悪くも香里信者らしい話。
ネタをバラすと「しおり」という病弱の少女は、香里の妹じゃない同姓同音の別人だった。というオチ。
つまり「栞と香里は姉妹じゃありませんよ」という事。
香里の妄想とかその辺は面白かったが、どうも上記の設定がネックだ。
原作無視というより栞の存在抹消が目的のように見える。
ギャグの一言で済ませて良いのだろうか。
やはり香里にとって栞の存在は重要だと思う俺ガイル。
まあ祐一×香里の信者なら楽しめるんじゃないか?
栞を脳内抹消するために使うのなら良いと思う。
あえて良い点を挙げるなら、抹消されてるのは栞だけであって
名雪や北川の扱いは悪いもんじゃなかった点か。
最後の
>「でも、よかったね、北川君。香里が祐一の意中の人じゃなくって。ほんとにそうだったらどうしようって思ってたんでしょ?」
>「はあ!? い、いきなり何言い出すんだよ、水瀬!? オレは別に、そ、そんなことは全然……」
のくだりとか。
28位 交差感情
ttp://ss.tank.jp/sscontents/compe/kanonsscompe/result/cmpss000400.html 佐祐理の話。
ネタバレになるが、一弥への罪悪感で自殺しようとする佐祐理が、舞に出会って惹かれる話。
多分、舞との絡みが「交差感情」なのだと思う。
しかし肝心の舞との出会いが急ぎすぎてる印象が強い。
舞は無口だが、劇中では佐祐理に対して全く言葉をかけてない。
佐祐理が一方的に舞に世話を焼いてるだけのような気がする。
まあ実際のところ、ゲーム中でも佐祐理は一方的に舞に世話を焼いてるんだろうし、
実際佐祐理にとって舞と祐一は一弥の代償みたいな面もあったんだろうけど。
短編という事で容量の問題もあったのだろうが、
ちょっと「交差感情」というか「一方的感情」にも見えた。
まあ佐祐理の過去SSとして見るなら良い出来だと思う。
舞と佐祐理の馴れ初めって、結構少ない題材のような気もするし。