河野君が女の子と付き合いだしてから一週間がたちました。
河野君は「前と何も変わらないよ」って言うけど、やっぱりちょっと避けられてる…。
前みたいに苦手を克服する訓練とかできなくなっちゃったし…。
しょうがないってわかってるけど、やっぱり寂しいよ。
書庫の仕事が終わって帰ろうとすると、校門に河野君がいました。
「河野君…」
って、前みたいに声をかけようとしたのに・・・できませんでした。
河野君の隣にいるのは、女の子。河野君の彼女。
わたしは見送ります。楽しそうに歩いてる二人を。
「・・・はぁ」
帰り、なんとなくぶらぶらしてたらもうあたりは暗くなっちゃってました。
そろそろ病院にお見舞いしないといけません。郁乃が心待ちにしていると思います。
突然、ポンと肩を叩かれました。男の人の手です。
河野君?
「ねぇ、君。よかったら俺らと遊ばない?」
おっきな男の人が5人くらい。河野君じゃありませんでした。
私はもうなんかどうでもよくなっていたので、彼らに誘われるままについていってしまいました。
どっかの建物に連れて行かれました。男の人の一人が店員さんとお話しています。
その後私と男の人たちでお部屋に入りました。おっきなベッドがあります。
そこに私を座らせると男の人たちが私の両隣、後ろ、前に囲んで座りました。
何か男の人たちだけで話していました。
話が終わると、前に座っていた男の人がいきなり、私の足を開きました。
嫌なのに、嫌なはずなのに・・・私はもうどうでもよくなっていました。
それから、5人の男の人たちに代わる代わる犯されました。
私が初めてだったので、とても喜んでいたみたいです。
お口に出されました。セーエキも飲まされました。・・・膣内にも出されました。
いっぺんに何本もおちんちんを挿れられました。初体験って、もっとロマンティックだと思ってました。
でもどうでもよかったのです。もう、私には。
終わってラブホテル(終わってから気づきました)から出て家に帰ろうとすると、
河野君が怒ったような顔で私に詰め寄ってきました。
「小牧、どうしたんだよ!?みんな心配したんだぞ!」でも私は「・・・ウザイ。近寄らないで」
河野君を跳ね除けるとお部屋に籠もって、泣きました。