諒「…やっぱりそうなの 私のこと、ずっとそう思っていたんでしょう
自分より劣るかわいそうな女だと 」
杏「それは…」
諒「優しい言葉をかけたことも朋也君とくっつけようとしたのも
私を哀れんでいただけ 上から見下ろして満足していたんでしょう」
杏「違う…」
諒「自分が上だと…自分は朋也君に愛されていると そう思って私を笑っていただけなんでしょう」
杏「それは違うわ… 違う… 私は…」
諒「うるさい! …嫌な女。少しばかり恵まれてうまれただけなのに
たまたまメインヒロインなだけなのに…
私の存在なんて、あなたにとっては自分の価値を高めるだけだった 」
杏「違うわ! 私はせめて、勝平と幸せに暮らせるようにと思って…」
諒「それが私を馬鹿にしているといっているのよ! 私をメインヒロインと認めてくれてなかった!」
杏「…だってあなたは! 」