ToHeart2 SS専用スレ 11

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642妄想追加シーン1/8
愛佳スレに書いたネタから勢いで。非18禁微エロ。

「う,うぅ〜,届け,と,どけ〜っ!」
「ぐわ,ごめん愛佳,腕が限界」
「あ,ごめんなさいごめんなさいおろしておろして」
俺は愛佳を降ろすと痺れた腕をさする。
放課後,というかもう夕方の書庫で,俺達の希少本探しは行き詰まっていた。
理由は簡単。一番上の書棚に手が届かない。

お互いかなり気恥ずかしい思いをした「高い高い」でも,
「う〜ん,一番上は届かないか。」
「もうあと,ほんのちょぉっとなんだけど・・・」
643妄想追加シーン2/8:2006/01/18(水) 06:28:09 ID:B953H88A0

「それこそ肩車なら届くかも知れないけどな」
「わわっ,それは,あのっ」
「いや冗談。明日倉庫から脚立でも持ってこよう。」
流した俺に,
「う〜,でも気になるぅ〜・・・あ,そっか,ちょっと待っててね」
なにを思いついたのか,愛佳はパタパタと給湯室に引っ込んだ。
「あれ?あそっかジャージは昨日・・・あ,でも今日は3時間目が・・・」
独り言をつぶやきながら,なにやらがさごそ。

手持ちぶさたに棚の本を眺めていると,また,パタパタと足音が戻ってくる。
「お待たせっ,貴明くん」
「なにをやって・・・ぶほっ!?」
「だ,だいじょうぶ?ど,どうしたの?」
「どうしたのって,その格好は・・・」

そう,愛佳は,何故か体操着に着替えていた。
しかも,あろうことか,あっていいことか,下だけ。しかも,ジャージじゃなくてブルマ。
下だけブルマで,上制服。上制服で,下だけブルマ。

「だってぇ〜スカートで肩車なんてできないよ〜」
え,それじゃあ,なにか,
ま,なか,おま,えは,その,カッコ,で,おれ,に,かたぐるま,す,ると?

どうすればいいんだ。

644妄想追加シーン3/8:2006/01/18(水) 06:28:47 ID:B953H88A0
ともかく,愛佳がその気なのにこちらが気後れしてもいられない。
俺は本棚の前に屈み込んで,背中を愛佳に向けた。
「ん,んしょ,んーっと,とりゃ」
なんだか妙な掛け声をあげて,愛佳が俺の肩に乗ろうとする。
愛佳の生の右足が俺の右肩を越えて,顔のすぐ隣に収まる。続いて左足が・・・
「ん〜,わきゃぁ」

どてっ。
ごめん愛佳。こてん,と表現するには音が重すぎた。

しかし肩車に乗ることもできんとは,並はずれた運動音痴だ。
くるりと振り返ると,愛佳はまだ尻餅をついていた。
開いた膝もそのままで,生肌色の両足と,それに挟まれた紺色の布地。
思わず視線が特定の部位に集中しそうになるのをこらえて,俺は愛佳に手を貸した。
再度,肩車に挑戦。
「わ,と,とと,とおっ,ふぴゅうっ!?」
今度は後ろに倒れないようにと勢いをつけすぎたものか,
俺の後頭部に柔らかい感触がぶつかると,次の瞬間視界が塞がれた。
温かい風圧が通り過ぎた後,愛佳は俺の前につんのめっていた。
「きゅう〜」
たぶん目は渦巻きになっているんだろうが,俺には見えない。俺から見えるのは,
両足が俺の目の前にあって,頭は勢いで本棚に突っ込みかけ,床に手をついて,カエル倒立ってのかこれは,
例えるなら身体が硬い人が思いっきり膝を曲げて前屈をしているような姿勢で,かなり突き出された愛佳のお尻。
それと制服の裾がまくれあがって覗く,愛佳のすべすべの背中のかなり奥,微妙に肩胛骨の膨らみ近くまで。
645妄想追加シーン4/8:2006/01/18(水) 06:29:51 ID:B953H88A0
「ふぇえん・・・」

涙声になりながら愛佳が上半身を起こす。
顔のすぐ近くにお尻が寄ってきて,俺は慌てて一歩下がった。
愛佳は,また後ろに回るのかと思いきや,ちょっと腰を曲げた姿勢で,そのまま俺を振り返る。
「貴明くん・・・あの・・・後ろから・・・」
紅潮した顔で妙な省略の仕方をするな。
でも言いたいことはわかった。つまり・・・あれ?つまり・・・なんだ?

・・・つまり愛佳,お前は,俺に,自分のその突き出したお尻と,軽く開いた太股の間に,
俺の頭を突っ込んで下から持ち上げろと,そう言いたいんだな?

や,やってやろうじゃないか。
俺は覚悟を決めると,愛佳のすぐ後ろにしゃがみこんで,見上げたブルマと生足の間に顔を近づける。
う,なんか,生暖かい。しかし,ちょっとこの幅に顔を突っ込むのは気後れが。
「愛佳,も,もうちょっと,その,足開ける?」
うわ,なんっつー台詞だ俺。
「う,うん」
しかも素直に従う愛佳。眼前で開く両脚,その間で紺布に寄った皺が伸びるところまではっきりと。
これ以上見ていたら鼻血が出そうなので,俺は目を瞑って,愛佳の股間に頭を差し入れた。
「うひゃあ,くすぐったいよ貴明くん!?わわ,勢い良すぎるぅ,もっとゆっくりぃ〜」
苦情は無視して立ち上がる。愛佳は俺の頭にかじりつきながら落ちるのを防ぐ。
側頭部に抱きつく愛佳の腕の感触と,なんだか頭頂部に極端に柔らかい感触があったが,分析する余裕はなかった。
646妄想追加シーン5/8:2006/01/18(水) 06:34:05 ID:B953H88A0
「も,もうちょっと前に,わわ,バックバック,あ,もうちょい右。」
全然落ち着かない愛佳の指示に合わせて立ち位置を微調整する俺。

俺が動く度に,愛佳は落ちないように足をぴったりと閉じて俺の頭にしがみつく。
その都度,両頬には表面はすべすべで,触り応えはぷにぷにの愛佳の太股が押しつけられ,
うなじにはざらついた布越しの愛佳の体温が伝わってくる。
・・・頭上にいる愛佳から,俺の下半身が見えない(と,思う)ことが有り難い。

「あっ,そこそこ。じゃあ,端から・・・」
やっと本題に入る俺達。愛佳の言葉に上を見上げかけると,後頭部にあたる愛佳の下腹部の感触。
「ひゃうっ,わっ,貴明君頭あげないで,落ちる〜」
俺の頭に押されて後方に倒れそうになる愛佳の言葉に,慌てて首を前に倒す。
「ふぁ,あ,あ,あぶなっ!」
と,またもや愛佳の慌てた台詞が終わる前に,ごん。と目の前が一瞬暗くなった。
理由は簡単。愛佳が俺の後頭部に本を落としたから。

「っつ〜〜〜」
「あわわわわわわわごめんなさいごめんなさいごめんさいごめ・・・」
「・・・いいけど,次は落とさないでね。」
そんなに厚手の本ではなかったが不幸中の幸い。
「うん,でも,足下が不安定だと手元が・・・わわっ!」
どさっと今度はさっきよりかなり重い音。頭のすぐ脇を通過した物体は,百科事典かと見紛うハードカバー

こ,これは頭上注意してないと命に関わるな。
といって,このまま上を向くのは愛佳を落っことす危険がある。
647妄想追加シーン6/8:2006/01/18(水) 06:35:35 ID:B953H88A0
前後がダメなら,横か?
思いつきで,俺は右を向く,と,目の前が肌色で埋め尽くされる。
当然だった。顔の横は右も左も愛佳の太股なんだから。
「うひゃう?」
足の間で頭が回った感触に,愛佳が身をよじる。
一瞬,目前の肌色と少し距離があき,次の瞬間,それが顔面にぴっとりと押しつけられた。
右の耳には布越しに愛佳の・・・その・・・股間がびっちりと。
「む,むぐ」
「うきゃぅっ?貴明くんくすぐったいよっ?」
「あ,いや,上見てないと危ないと思って」
「ふやっ,口動かしちゃダメぇ,息吹きかけないでぇ〜」
喋ると愛佳のふとももの中で口を動かすことになる。
あれ?こ,これって,愛佳の内股に,キスしてるのと同じ!?

と,とにかく,当初の目的を達成すべくそのまま視線を上げていく。
しつこいようだがゼロ距離に愛佳のふともも,視界の右端に紺色のブルマ,
ブルマの上には再び肌色,やや前傾のため,制服の裾が前に垂れて隙間から地肌が覗いているのだ。
背中と同じくすべすべで,より柔らかそうなおなか,小さなおへそがきっちり見えて,もうすこし上も見えている。
さすがにブラまでは覗ける位置ではなく制服の裾,それにかぶさるように愛佳の上半身,
下から見上げる胸の膨らみ,ふわりと乗ったピンク色のタイ,
襟は見えずに,本棚をのぞきこむ愛佳の首すじ,真剣なふりして頬が赤い愛佳の顔,
ようやくちらっと見えた本棚と,それに添えられた小さな手。俺の視界の9割が愛佳。
648妄想追加シーン7/8:2006/01/18(水) 06:37:29 ID:B953H88A0
思わず立ちくらみを覚えるのを押さえて,俺は愛佳の作業を見守った。
「も,もういいよ・・・動いて」
なんっつー台詞だ。と思いつつ,俺はゆっくりと本棚の端から移動する。
「わ,わわわわわっ!」
「うわっ!騒ぐな暴れるなしがみつくな!」
愛佳は,前ふたつの言葉だけ忠実に守った。俺の頭にしがみついた状態で動きを止める。
視線は前に戻していたので,頬に太股,うなじにブルマー,そして頭頂部には柔らかい愛佳の,これはたぶん胸の感触。
愛佳の身体の感覚と熱気包まれた俺は,くらくらしながら,ふらふらと横歩きで次の棚に到着。

「じゃ,探すよ・・・また頭上注意でね」
また上を見るために横を向きかけて,どうでもいいことが気になる。
「・・・愛佳,右と左,どっちがいい?」
「う,うぅ〜・・・どっちも・・・」
頼むからそこで,いや,って言葉を省略しないでくれ。

「お,おわり〜」
長いような短いような作業が終わり,俺は愛佳を乗せたまま本棚の前にしゃがむ。
「・・・」
「・・・」
当然,後ろに降りるものだと思ったのだが,愛佳は動かない。
「・・・降りないの?」
「・・・降りられないぃ〜」
どう考えても普通に降りられると思うのだが,
愛佳の運動能力によれば,ここから後ろに降りることは不可能らしい。
649妄想追加シーン8/8:2006/01/18(水) 06:44:26 ID:B953H88A0
それはいいのだが,今の状態もかなりきわどい。
降りるときに肩に深く腰掛けたため,愛佳の体重が前に乗って,というか全体重が俺の首にかかっている。
言い方を変えると,愛佳は全体重を乗せて俺の首に股間を押しつけている。
厚くもない布地2枚を隔てて二人の体温が接しているその部分は,二人分の熱気と湿気で蒸れきっていた。

ともかく,仕方ないので乗せた時と同様に,そのまま身体を前に倒して愛佳の足を床に着ける。
「あ,ちょ,ちょっとそのまま」
なぜ頭を抜こうとしたところで止めるのか。しかも,首にはまだ体重がかかっている。
「ずっと肩車してたから,足が・・・」
痺れたってか。だからって股間に頭突っ込んでいるのもおかしい。俺は頭を後ろに引き抜いた。
「あひゃぅううっ?」
合図もなしに頭を引き抜いたので,愛佳は脚を閉じたままだったが,
太股の間を髪が通過してくすぐったかったのか,またも妙な声をあげる愛佳。

俺は立ち上がりかけて動きを止めた。
足が痺れたのか本棚に手をついて身体を支えている愛佳は,中腰の体勢,
しかもさっきの声に合わせて,御丁寧なことに頭を抜いた後に脚を広げている。
俺はその愛佳の直後にしゃがみこんで,綺麗な三角形になった愛佳の下半身と,
トライアングルの間から見える上半身を下から覗き込む格好になっていた。
重力に引かれてまたも開いた制服の裾から,今度こそ下着が見えている。
「あ,あのう・・・た,貴明くん?貴明くんが避けてくれないと,あたし動けないよぉ・・・」
そんな姿勢で,こんな事をいうかこの生き物は。



END