(カランカラン)
健太郎「おーい結花、誕生日…」
結花「だから違う言ってるでしょーーーー」(バキィ)
健太郎「ててて、せっかく祝いの言葉を言ってやったのに、あの凶暴女が…」
すふぃ「というか、毎回毎回懲りないねぇ、けんたろ。そんなにあの柏木(仮名)
一族にでっち上げたいんだ、結花を」
健太郎「何を言うか、ようぃ、今日という今日は真実を明かしてやる。実は結花と
あの柏木梓(仮名)は双子の姉妹だったんだ」
すふぃ「わーそうだったんだ(棒読)、でそれがなんで生き別れになったの」
健太郎「それはな…
痕のキャラに産まれた双子は不吉とされていた。
先に生まれた方が偽善、
後で生まれた方が善。
痕での「善」は忌むべき者、
『その者は痕に破滅をもたらす存在となる
集英書房刊「時眼奇塔内等(ときめきとぅないと)第6巻P173」より
健太郎「だからその子は痕の柏木一族の能力を封じられ、まじアンの世界に追放されただ
今まで隠していたが、結花は梓(仮名)の双子の妹なんだ。わかったか、スフィ…」(バキィィィィ)
結花「またあんたは何を言ってるんじゃーー!!!」
健太郎「いてえな、俺はおまえのことを思ってだな」
結花「本当に頭来た、健太郎今日こそ覚悟出来てるんでしょうね」
健太郎「ふん、おまえのワンパターンの蹴りが怖くて、毎回毎回こんな珍説言ってられるかぁ」
結花「健太郎…これなんだ?」(ガシャ)
健太郎「…む、無銘妖刀って、結花さん何を?」
結花「健太郎、あたしあなたを愛してるわ」
健太郎「こんな時に何をおっしゃいますか、って」
結花「おとなしく斬られろー、悪・即・斬ー」
☆5 無銘妖刀
¥0
まじアンの者、無銘妖刀により死に至る。
ただしそれはその者がもっとも愛する者の手によってのみ
成し遂げられるものなり
集英書房刊「時眼奇塔内等(ときめきとぅないと)第7巻P174」より
すふぃ「これで死んだら、結花は本当にけんたろを愛してるってことになるね」
リアン「姉さん、そんな悠長なことを言ってる場合じゃ…」
健太郎「大嘘だー、そんなモンで斬られたら、誰だって死ぬわー」
結花「迷わず死んでまえーーーー」(ザクゥ)
健太郎死亡エンド?