たまきん天野美汐とか 弐拾壱乃巻

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1名無しさんだよもん:2005/08/05(金) 22:55:51 ID:SB0GRByK0
天野「空から、お菓子が降ってきたりすれば、素敵だと思いませんか?」
祐一「思わないね。道に落ちたお菓子は汚いし、交通機関が麻痺してしまうだろ」
天野「相沢さんは、現実的すぎます」
祐一「いや、そうでもないよ」
天野「そうですか?」
天野「…そうですよね」
天野が、空を仰いだ。
俺たちは、同じ夢の中にいて、そこから帰ってきた人間だった。
天野「じゃあ、相沢さんなら、何をお願いしますか?」

言うなり少女はおばさんくさい両脚を軽く左右に開き、おばさんくさい左掌を相手に見せるように前に、
おばさんくさい右拳をおばさんくさい脇腹につける様に

くるん、と体をひねって、俺の顔を覗き込んでいた。

おばさんくさい構えである。
口では困っているように言うが、天野の口はおばさんくさい笑みを見せている。


天野美汐―。
たまらぬ女であった。

前スレ
いずれは天野美汐とか 弐拾乃巻
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過去スレは>>2-5くらい