蘇るSSスレ

このエントリーをはてなブックマークに追加
5日目 21時00分

「っ・・・んっ、んんぅ・・・あ、はぁ・・・あっ・・・!」
腕の中で、恵が身悶える。
俺はブラウスの中をまさぐっていた右手を、そのまま下方に落とす。
「・・・ぁっんっ?」
クチュッ
下履きに指を潜り込ませると、恵のそこはもうだいぶん潤んでいた。
襞を掻き分け、膣内に進入させた指を小刻みに動かすと、
恵の腰が、俺の脚の間で揺れる。
怒張に押しつけられた柔らかい尻が、股間に擦りつけられる。
俺は両足で恵の体を挟みつけると、その背中にのしかかるようにして、腕を深く差し入れる。

「あ、ふあ、あ、あぁ・・・んっ!ち、ちょっと…」
恵の言葉に、俺は彼女の内部をまさぐる手を止めた。
恵は、俺の腕の中でくるりと体の向きを変えると、正面から俺に口づけ、
そしてすぐに頭を潜り込ませるように下げる。
「・・・恵?」
「これ以上弄られると、余裕なくなっちゃうから」
二人が完全に密着しているため、俺には恵の頭の下が見えない。
唐突に、ぬるっ、と湿った柔らかい感触が怒張を包み、俺の背筋に電流が走った。
「んっ、はんっ、んむっ」
腕の下で、蠢く恵の頭、両手を俺の腰に回して抱きつく。
アリジゴクに銜えられた蟻のような格好で、俺のモノは恵の口腔に捕らえられている。
先端に喉の感触があるほど深く吸い込まれた状態から、
唇だけで亀頭をくわえ込まれるとろまで一気に口を引き抜かれる
過程で舌が根本から雁首までをずるっと舐めあげ、ちろりと鈴口を刺激する。
「くっ、恵っ、もう…」
「ちゅ・・・む・・・んんっ・・・」
限界に近づいたことを知ってか知らずか、恵は頭を勢いよく前後させ、口全体で竿をしごく。
俺は思わず恵の頭を押さえつけ、腰を浮かせて喉の奥に突き立てる
次の瞬間、俺の体から出た白濁であろう液体は、恵の咥内へとなだれ込んだ。
「ん・・・んくっ・・・」
白い喉がこくこくと動き、恵は俺の精液を飲み下す。
「う・・・恵・・・っ?」
恵は俺のモノを口から解放していない。
そのまま唇を表面に押しあて、頭を回転させながら口淫を続ける。
口腔に唾液を溜めて、洗濯機の水流のように俺のモノを洗う。
唇の間から零れた涎が、肉棒の表面を伝って俺の股間を流れた。
「はぁ・・・んぐ・・・はぐ・・・ふふっ」
(今、笑ったな。)
恵の表情は見えないが、荒い息遣いの影で俺はそう感じた。
これは放っておくと延々と嬲られそうだ。俺は恵の体に手を伸ばした。
2日目 22時30分

小さな浴室に、シャワーの音が響く。それと、荒い息遣い。
二人して散々抱き合った後ではあったが、そこは若さというべきか、
お互いの体を洗っているうちになんとなくそんな気分になって、
なんというか、まあ、そういう事になっていた。

「うっ・・・!あ・・・っ!うぁ、ふああぁぁ・・・そひょは」
浴槽によりかかった姿勢の恵に脚を開かせ、覗き込みながら秘所を弄ぶ。
今日に関しては、はいささか主導権を握られたような感覚もあり、俺は少し意地悪になった。
「ぁ…!はぅっ!・・・や、ひゃう・・・らめ…ひょほらめぇ…」
興奮が極度に達すると舌足らずになるのは、恵の癖だ。
しかし普段は冷静な彼女がこうも混乱した様子を見せると、嗜虐心が頭をもたげる。
体が冷えないように上半身に湯を流していたシャワーを肩に引っかけ、
俺は恵の手を取って、彼女自身の乳房に添えさせる。
恵の手ごと包むようにして、上から何度か乳房を愛撫すると、
彼女は自分で胸を揉みしだき、尖った先端を指で刺激した。
そうしておいて、俺は再び恵の下半身に集中する。
「はぁ・・・ぁぁ・・・っっ!・・・ふぁふぅっ!」
「うぁぁ・・・らめ、もう、あふぁぁ・・・おはひふ・・・はぅあああ・・・ふあぁあっ?」
唐突に、恵の脚が一瞬縮こまり、口を開いていた花弁が微妙にひくつく。
「あ・・・ほへん・・・ひょっほ・・ふあっ・・・あぅぉ・・・はんは・・・ひょうふへっ?」
恵がちょっと焦った声を上げて俺を制止するが、俺は愛撫を止めない。
「あひっ、らめ・・・へひゃふ・・・へひゃふほ・・・」
せめて脚を閉じようとする恵、だが体と腕で両足を押さえられていては、それすらもままならない。
恵が何を言いたいのかは理解しているが、
俺は構わず肉壁を広げ、膣口をまさぐり、上部の小さな突起を指で振動させ、
そして止めとばかりに、恵が今最も触られたくないであろう部分に息を吹きかけた。
「ふあぁぁぁあっっぁんんっ!」
押さえつけているにも関わらず、腰が一瞬跳ねると、次の瞬間、恵の体から力が抜ける。
それに合わせて、恵の脚の間からは、黄色い液体が公園の水飲み口のように湧き出た。
・・・むしろ小便小僧、いやそれだとそのまんまか。
3日目 0時14分

ホテルを出て、二人で寒空の下を歩いた。
駅前まで来ると、赤いランプが点滅しているのが見えた。
駅近くのビルの前に、パトカーが連なっている。
「なにかあったんですか?」
遠巻きにしている野次馬に聞いてみると、暴力団関係者が人質とって立て籠もったらしい、との事。
「物騒ね。」
「全くだ。・・・あれ、恵の終電大丈夫か?」
「あと5分。普通に歩いて間に合うわ」

パンッ 

駅に入ろうとした矢先、背後から乾いた音が聞こえた。
「発砲!?」
思わず振り向いた。

パンッ パンッ
続けて二発ほど、その後は、サイレンの音、野次馬のざわめき。
以前に一度だけ聞いた事がある銃声に、俺は驚くほど敏感だった。思わずその場に立ちつくす。

「あ、恵、電車の時間」
自分を失っていたのは、さほど長い時間ではない筈だ。
だが、我に返って声をかけたとき、そこに恵はいなかった。
ピリリリリリリィー
警笛の音に慌ててホームを見ると、いつのまにか、最終電車が動き出していた。
当然、恵は乗っていたろうが、俺にはその姿は見つけられなかった。